JPH0975401A - 湾曲位置調節手段を備えたベッドにおけるボトム構造 - Google Patents

湾曲位置調節手段を備えたベッドにおけるボトム構造

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JPH0975401A
JPH0975401A JP7240314A JP24031495A JPH0975401A JP H0975401 A JPH0975401 A JP H0975401A JP 7240314 A JP7240314 A JP 7240314A JP 24031495 A JP24031495 A JP 24031495A JP H0975401 A JPH0975401 A JP H0975401A
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健一 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 湾曲ボトムに設けた、湾曲中心位置を調節す
る手段により、使用者の体格如何に係わらず、使用者の
身体に適合できるようにする。 【解決手段】 膝ボトム13aと脚ボトム13bとを、
第1連結部材14と第2連結部材15を介して回動可能
に連結し、第1、第2連結部材14、15に併設するよ
うに湾曲ボトム16を載置する。前記第1、第2連結部
材14、15間に、ボトム13平坦時において、湾曲ボ
トム16に当接して湾曲ボトム16を支持する、断面弓
型形状の補助部材17を配設する。この補助部材17の
一端部を第1連結部材14に列設した調節穴18a〜1
8cに選択的に回動自在に取り付ける一方、他端部を第
2連結部材15に形成した長穴19に遊動可能に連結す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、適切な曲率で湾曲可能
に構成した湾曲ボトムを有するベッドにおいて、湾曲ボ
トムの湾曲中心位置を調節する手段を設け、使用者の体
格によって位置的に異なる身体の屈伸部に前記湾曲ボト
ムの湾曲中心位置を合わせるようにした、湾曲位置調節
手段を備えたベッドにおけるボトム構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、ボトム起伏機構を備えたベッド
が、病院向け、在宅向けを問わず広く出回っている。前
記ボトム起伏機構は、複数に分割したボトムを、単に順
次回動自在に軸止めして、これらボトムを駆動手段によ
って背上げや、脚上げを行い、それぞれ所望の傾斜角度
に調節する構成のものである。その際、背上げにつれ、
背に対応するボトムと腰に対応するボトムとの連結箇所
近傍のボトム上側空間が狭くなり、使用者の身体が圧迫
を受けることがある。一方、脚上げによって、膝に対応
するボトムと、脚に対応するボトムとの連結箇所が持ち
上がり、この連結箇所が使用者の膝裏関節と合わない
と、非常に使いにくい、快適性の乏しいものとなる。そ
こで、本出願人は、連結箇所、例えば、腿の部分を支え
る膝ボトム1と、脛の部分を支える脚ボトム2との連結
箇所に、細分割した短冊状ボトムを順次連結した湾曲ボ
トム3を配置し、かかる湾曲ボトム3をローラ4等を介
して起伏腕5によって支持する構成とし、湾曲ボトム3
を適度な曲率で湾曲させることで、この湾曲ボトム3の
湾曲箇所と使用者の身体の屈伸箇所に多少のずれがあっ
ても、使用者を違和感なく支えることができるようにし
たベッドを既に提案している(図5参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】確かにかかる構成の湾
曲ボトム3によれば、標準的な身長からある程度の身長
差に対しては、身体の屈伸箇所(膝裏関節)に多少のず
れがあっても、違和感なく、支えることができる。しか
し、使用者の身長が標準的な身長と極端に違うと(例え
ば老人)、膝裏関節と前記湾曲ボトム3における湾曲箇
所とが大幅に異なり、せっかくの湾曲ボトム3の機能が
生かされないおそれがある。本発明はこのような背景か
ら、提案されたもので、適切な曲率で湾曲可能に構成し
た湾曲ボトムを有するベッドにおいて、湾曲ボトムの湾
曲中心位置を調節する手段を設け、使用者の体格によっ
て位置的に異なる身体の屈伸部に前記湾曲ボトムの湾曲
中心位置を合わせるようにした、湾曲位置調節手段を備
えたベッドにおけるボトム構造を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、ボトム起伏機構を備えたベッドにお
いて、複数に分割したボトムのうち、隣合うボトムの片
面側において第1の連結部材と第2の連結部材をボトム
から突出するように設けて、これら第1連結部材と第2
連結部材を介して前記双方のボトムを回動可能に連結
し、これらボトムの第1、第2連結部材の突出箇所に湾
曲ボトムを配置し、前記第1、第2連結部材における連
結箇所をそれぞれ湾曲ボトムから離隔する方向に湾曲す
る形状とすると共に、前記第1、第2連結部材間に、ボ
トム平坦時において、湾曲ボトムに当接して湾曲ボトム
を支持する補助部材を架け渡すように配設し、この補助
部材を前記第1、第2連結部材間に、ボトム長手方向に
沿って、異なった位置に固定すると共に、第1、第2連
結部材のいずれかに遊動可能に連結し、ボトムの変位時
に前記補助部材を前記湾曲ボトムの異なった位置で当接
させることで、湾曲ボトムの湾曲中心位置を変えるよう
にしたことを特徴とする。
【0005】
【作用】ボトム平坦時には、補助部材が湾曲ボトムに当
接しているので、湾曲ボトムから離隔した第1、第2連
結部材の連結箇所近傍と、前記湾曲ボトムとの間に生ず
る空間を補完することができる。そして、ボトムを最大
変位状態まで変位させていくと、湾曲ボトムから離隔し
た第1、第2連結部材の連結箇所近傍が、補助部材の位
置までもたらされ、前記湾曲ボトムを支持することがで
きる。ボトム平坦時において、前記補助部材を第1、第
2連結部材間に、ボトム長手方向に沿って異なった位置
に固定すると、補助部材は、前記湾曲ボトムの異なった
位置に当接するので、ボトムを変位させていくと、その
当接した位置を湾曲中心として湾曲ボトムが湾曲する。
【0006】
【実施例】次に、本発明にかかる湾曲位置調節手段を備
えたベッドにおけるボトム構造について、一実施例を挙
げ、添付の図面を参照しながら以下説明する。図1に、
ボトム起伏機構を備えたベッド10において、基部フレ
ーム11上のフレーム12に、ボトム13のうち、大腿
部を支える膝ボトム13a、および脛を支える脚ボトム
13bの取付け構成を示す。
【0007】前記大腿部を支える膝ボトム13aと、脛
を支える脚ボトム13bとを、それぞれ膝ボトム13a
および脚ボトム13bの裏面側に併設した第1の連結部
材14と第2の連結部材15を介して回動可能に連結す
る構成としている。かかる第1、第2連結部材14、1
5は、前記膝ボトム13aおよび脚ボトム13b間が所
定間隔あくように、それぞれ膝ボトム13aおよび脚ボ
トム13bから突設している。また、この膝ボトム13
aにおける第1連結部材14に、脚上げ機構を構成する
起動部に連結した、作動腕14aが突設されている。
【0008】そして、前記膝ボトム13aと脚ボトム1
3bとの間には、第1、第2連結部材14、15に併設
するように湾曲ボトム16が載置され、前記第1、第2
連結部材14、15における連結箇所をそれぞれ湾曲ボ
トム16から離隔する方向に湾曲する形状とすると共
に、前記第1、第2連結部材14、15間に、ボトム1
3平坦時において、湾曲ボトム16に当接して湾曲ボト
ム16を支持する、湾曲中心位置調節手段を構成する断
面弓型形状の補助部材17を架け渡すように配設してい
る。この補助部材17において、一端部を第1連結部材
14にボトム長手方向に所定間隔ごとに列設した調節穴
18a、18b、18cに選択的に回動自在に取り付け
る一方、他端部を第2連結部材15に形成した長穴19
に遊動可能に連結している。
【0009】かかる第1、第2連結部材14、15にお
いて、湾曲ボトム16と対向する面を、円筒外周状に形
成して、ボトム13最大変位時に、湾曲ボトム16と、
前記第1、第2連結部材14、15の円筒外周状の面お
よび補助部材17とが、最大の接触面積にて接触する構
成としている。
【0010】ここで、前記湾曲ボトム16の構造につい
て説明すると、湾曲ボトム16は、図示は省略するが、
例えば複数の短冊状部材と、これら短冊状部材間を蛇腹
状に屈曲する連結部材によって連結構成すると共に連結
部材の変形を規制する規制手段(図示省略)を有し、湾
曲ボトム16が所定の曲率で湾曲するように構成したも
のである。なお、この他に湾曲ボトム16は、他の構成
でも良い。
【0011】以上のように構成される湾曲位置調節手段
を備えたベッドにおけるボトム構造について、その機能
および作用を説明する。ボトム13平坦時に補助部材1
7が湾曲ボトム16に当接しているので、湾曲ボトム1
6から離隔した第1、第2連結部材14、15の連結箇
所近傍と、前記湾曲ボトムとの間に生ずる空間を補完す
ることができる。次に、使用者の体格に応じて湾曲ボト
ム16の湾曲中心位置を調節する。すなわち、補助部材
17の一端部を第1連結部材14に列設した調節穴18
a、18b、18cに選択的に回動自在に取り付ける一
方、他端部を第2連結部材15に形成した長穴19に遊
動可能に取り付ける。
【0012】使用者の体格、すなわち身長が高いとき
は、湾曲ボトム16の湾曲中心位置が脚ボトム13b側
に寄るように補助部材17の一端部を第1連結部材14
における調節穴18cに取り付ける(図2参照)。ま
た、使用者の身長が標準的なときは、湾曲ボトム16の
湾曲中心位置が湾曲ボトム16の中央位置にくるように
補助部材17の一端部を第1連結部材14における調節
穴18bに取り付ける(図3参照)。そして、使用者の
身長が低いときは(老人などのときは、)、湾曲ボトム
16の湾曲中心位置が膝ボトム13a側にくるように補
助部材17の一端部を第1連結部材14における調節穴
18aに取り付ける(図4参照)。
【0013】以上のように、湾曲ボトム16の湾曲中心
位置を調節した状態で脚上げ機構の起動部により、膝ボ
トム13aと脚ボトム13bとを最大変位状態まで変位
させていくと、湾曲ボトム16から離隔した第1、第2
連結部材14、15の連結箇所近傍が、補助部材17の
位置までもたらされ、第1、第2連結部材14、15と
補助部材17とによって、一層、大きな接触面積で前記
湾曲ボトム16を支持することができる。この際、湾曲
ボトム16の湾曲中心位置は、補助部材17の固定位置
により、膝ボトム13a側、または脚ボトム13b側に
ずらすことができるので、使用者の体格、すなわち、膝
裏関節の位置に湾曲ボトム16の湾曲中心位置を追従さ
せることができ、広範囲に渡って使用者の体格に適合し
たものとすることができる。
【0014】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、湾曲ボト
ムを適切な曲率で湾曲状態とすることができ、第1、第
2連結部材間に、補助部材をボトム長手方向に沿って異
なった位置に固定することで、湾曲ボトムの湾曲中心位
置を調節することができ、使用者の体格の違いによる、
身体の屈伸箇所のずれに充分追従させることができ、身
体に対する圧迫感を解消して、高い快適性をもたらすこ
とができる。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる湾曲位置調節手段を備えたベッ
ドにおけるボトム構造の一実施例を示す、概略的な要部
側面説明図である。
【図2】図1に示す湾曲位置調節手段により、湾曲ボト
ムの湾曲中心位置を調節した状態における、概略的な要
部側面説明図である。
【図3】図1に示す湾曲位置調節手段により、湾曲ボト
ムの湾曲中心位置を調節した状態における、概略的な要
部側面説明図である。
【図4】図1に示す湾曲位置調節手段により、湾曲ボト
ムの湾曲中心位置を調節した状態における、概略的な要
部側面説明図である。
【図5】現行におけるボトム構造を有するベッドを示
す、概略的な要部側面説明図である。
【符号の説明】
10 ベッド 11 基部フレーム 12 フレーム 13 ボトム 13a 膝ボトム 13b 脚ボトム 14 第1連結部材 14a 作動腕 15 第2連結部材 16 湾曲ボトム 17 補助部材 18a、18b、18c 調節穴 19 長穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボトム起伏機構を備えたベッドにおい
    て、複数に分割したボトムのうち、隣合うボトムの片面
    側において第1の連結部材と第2の連結部材をボトムか
    ら突出するように設けて、これら第1連結部材と第2連
    結部材を介して前記双方のボトムを回動可能に連結し、
    これらボトムの第1、第2連結部材の突出箇所に湾曲ボ
    トムを配置し、前記第1、第2連結部材における連結箇
    所をそれぞれ湾曲ボトムから離隔する方向に湾曲する形
    状とすると共に、前記第1、第2連結部材間に、ボトム
    平坦時において、湾曲ボトムに当接して湾曲ボトムを支
    持する補助部材を架け渡すように配設し、この補助部材
    を前記第1、第2連結部材間に、ボトム長手方向に沿っ
    て、異なった位置に固定すると共に、第1、第2連結部
    材のいずれかに遊動可能に連結し、ボトムの変位時に前
    記補助部材を前記湾曲ボトムの異なった位置で当接させ
    ることで、湾曲ボトムの湾曲中心位置を変えるようにし
    たことを特徴とする湾曲位置調節手段を備えたベッドに
    おけるボトム構造。
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