JPH0975429A - 液体タンク内殺菌装置 - Google Patents

液体タンク内殺菌装置

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JPH0975429A
JPH0975429A JP7238236A JP23823695A JPH0975429A JP H0975429 A JPH0975429 A JP H0975429A JP 7238236 A JP7238236 A JP 7238236A JP 23823695 A JP23823695 A JP 23823695A JP H0975429 A JPH0975429 A JP H0975429A
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JP
Japan
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liquid
liquid tank
irradiation unit
ray irradiation
sterilization
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JP7238236A
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English (en)
Inventor
Masuo Taniguchi
口 増 寿 夫 谷
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AIBII HAATSU KK
Original Assignee
AIBII HAATSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で液体の殺菌効果にすぐれ、液体タンク
に対して損傷を与えることのない液体タンク内殺菌装置
を提供すること。 【構成】 液体タンク内殺菌装置を、液体タンク11内
で液体12の中に配置された殺菌線照射ユニット13
と、殺菌線照射ユニットに連結され、液体に浮いてこの
殺菌線照射ユニットを支持する浮き部材18とから構成
した。これにより、液体タンク内における液体の増減に
応じて、前記殺菌線照射ユニットが常時液体中に存在す
る状態で浮き部材とともに上下運動し、常に液体中に紫
外線を照射することができる。よって、液体内における
紫外線による殺菌効率が高められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、液体タンク内殺菌装
置、特に小型で液体の殺菌効果にすぐれ、また液体タン
クに対しては損傷を与えることのない液体タンク内殺菌
装置に関するものである。
【0001】
【従来の技術】従来、液体タンク内殺菌装置としては、
たとえば図4に示すようなものがある。図4において、
符号1は内部に水その他の液体2が充填される液体タン
ク、3は液体タンクに固定取り付けされ液体内において
殺菌線を照射する殺菌線照射ユニット、4は殺菌線照射
ユニットに電力を供給する電源であり、電源はプラグ5
によって電灯線などのAC回路に接続される。殺菌線照
射ユニット3は防水処理が施され、内部に殺菌線発生の
ための制御部材が収容されたコントロールボックス6
と、このコントロールボックス6に取り付けられ殺菌線
(波長が253.7nm(ナノメートル)の電磁波であ
る紫外線のことを指す)を発生する紫外線ランプ7とか
ら構成されている。
【0002】かかる構成を有する従来の液体タンク内殺
菌装置において、殺菌線照射ユニット3のスイッチがオ
ンされると、この殺菌線照射ユニット3に電力が供給さ
れて紫外線ランプ7が点灯し、液体2内に紫外線(図4
中UVで示す)を照射する。この紫外線により液体2内
の細菌、カビ、バクテリア、藻類は殺され、或いは発生
が抑えられ、液体タンク内は浄化される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の液体タンク内殺菌装置にあっては、殺菌線照
射ユニット3が液体タンク1に固定取り付けされ、紫外
線ランプ7が液体タンク1の天頂部分から下方へ延びた
構造となっているため、液体タンク1の大きさに応じ
て、この液体タンク1の底の近くまで達するために紫外
線ランプ7を大型のものから小型のものまで使い分けな
ければならず、不経済でありコストも高くつく。また紫
外線ランプ7は、液体タンク1内において、液体2が天
頂近くまでほぼ満杯に入れられているときも、或いは液
体面が低位にあるときも、一様に紫外線ランプ7の全体
から紫外線を照射するから、液体面が低位にあるときな
どは紫外線の殆どは液体タンク1内の空気中を照らして
いることになり無駄が生じる。その上、紫外線が空気中
を照射することにより液体タンク1の内壁が紫外線によ
り照射され、液体タンク1がプラスチックで出来ている
場合は、プラスチックが劣化せしめられ、結果として喫
水線以上の液体タンク1のプラスチックを規定以上に損
傷させてしまうという不具合があった。さらに、液体タ
ンク1内で紫外線が空気中を照らしているため、夜間等
において、小さな隙間から漏れ出る紫外線に引かれて大
量の虫が集まり、液体タンク1内で紫外線のために死滅
して多くの虫が液体中に浮遊するという問題もあった。
【0004】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
で、その第1の目的は、小型で液体の殺菌効果にすぐれ
た液体タンク内殺菌装置を提供することである。
【0005】本発明の第2の目的は、液体タンクに対し
て損傷を与えることのない液体タンク内殺菌装置を提供
することである。
【0006】本発明の第3の目的は、外部から虫などが
侵入して液体タンク内部に浮遊させることのないタンク
内殺菌装置を提供することである。
【0007】本発明の第4の目的は、液体タンクのサイ
ズの違いによらずどのような液体タンクに対しても使用
可能な汎用性にすぐれた液体タンク内殺菌装置を提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の液体タンク内殺菌装置は、基本的には、液
体タンク内で液体の中に配置された殺菌線照射ユニット
と、殺菌線照射ユニットに連結され、液体に浮いてこの
殺菌線照射ユニットを支持する浮き部材とからなり、浮
き部材をして、液体タンク内における液体の増減に応じ
て上下させ、前記殺菌線照射ユニットが常時液体中に存
在するように保持するようにしたことを要旨とする。
【0009】かかる液体タンク内殺菌装置の実施態様と
して、液体タンク内殺菌装置を、液体タンク内に垂直方
向へ延びて設置されたガイド部材と、このガイド部材に
係合し上下方向へ移動可能なスライダ部材と、スライダ
部材に固定取り付けされこのスライダ部材と一体的に上
下運動する殺菌線照射ユニットと、スライダ部材に連結
され液体面に浮いてスライダ部材および殺菌線照射ユニ
ットを液体中に保持するフロートとから構成し、スライ
ダ部材を液体タンク内の液体の増減に応じてガイド部材
に沿って上下させ、殺菌線照射ユニットを常時液体内に
保持するようにしたことを要旨とする。
【0010】
【作用】前記構成により。本発明の液体タンク内殺菌装
置は、基本的な動作として、浮き部材が液体タンク内に
おける液体の増減に応じて上下運動するから、液体中に
入った状態で前記浮き部材に支持された殺菌線照射ユニ
ットは、液面が上方にあろうが下方にあろうが常時液体
中に存在しながら浮き部材と一体的に上下運動する。こ
のため、殺菌線照射ユニットは常に液体中に紫外線を照
射することができ、液体の外、すなわち液体タンク内の
空気中に照射されることはないから、液体内における紫
外線による殺菌効率が高められる。
【0011】また前記実施態様によれば、液体タンク内
殺菌装置が、ガイド部材と、このガイド部材に沿って移
動可能なスライダ部材と、スライダ部材に固定取り付け
された殺菌線照射ユニットと、スライダ部材に連結され
液体面に浮いてスライダ部材および殺菌線照射ユニット
を液体中に保持するフロートとから構成されているか
ら、殺菌線照射ユニットは液体タンク内の液体の増減に
応じてガイド部材に沿って上下移動しつつ常時液体内に
保持される。これにより、液体タンク内の液体には均一
に紫外線を照射することができ液体を全体的に殺菌して
浄化することが可能となる。そして、紫外線は全てが液
体中に照射されるから、液体タンクの内壁を劣化させて
寿命を縮めることはない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例による液体タンク内
殺菌装置について、図を参照して説明する。図1は本発
明の一実施例に係る液体タンク内殺菌装置の構成を示す
正面図、図2は上記液体タンク内殺菌装置の構成を詳細
に説明する主要部拡大断面図である。図1において、符
号11は内部に水その他の液体12が充填される液体タ
ンク、13は液体タンクに固定取り付けされ液体内にお
いて殺菌線を照射する殺菌線照射ユニット、14は殺菌
線照射ユニット13に電力を供給する電源部材であり、
電源部材14はプラグ15によって電灯線などのAC回
路に接続される。殺菌線照射ユニット13は当該ユニッ
ト13自体の構造を簡単にするため、コントロールボッ
クス部分は電源部材14の中に組み込まれ、紫外線ラン
プ27の部分のみが液体タンク11内に設置されてい
る。紫外線ランプ27は、上記従来例の説明において述
べたように、電源部材14から電力の供給を受けて殺菌
線(波長が253.7nm(ナノメートル)の紫外線)
を発生する。
【0013】そして、この殺菌装置は、液体タンク11
内に垂直方向へ延びて複数本設置されたガイド部材16
と、ガイド部材16に係合し且つこのガイド部材16に
沿って上下方向へ移動可能なスライダ部材17と、スラ
イダ部材17に連結され液面に浮いてスライダ部材17
および殺菌線照射ユニット13を液体12の中に保持す
る浮き部材としてのフロート18と、ガイド部材16の
下方位置において液体タンク11内の液体12を攪拌す
る攪拌機構30を備えている。殺菌線照射ユニット13
は、スライダ部材17に固定取り付けされこのスライダ
部材17と一体的に上下運動することができる。
【0014】本実施例において、ガイド部材16として
は、第1のガイド部材16aと第2のガイド部材16b
との2本が液体タンク11内に設置されている。第1お
よび第2のガイド部材16a、16bのうち少なくとも
第1のガイド部材16aは、上端および下端が開口とな
った細長い管状体からなっている。第2のガイド部材1
6bは、管状体、棒状体いずれの構造をしていてもよ
い。また、第1および第2のガイド部材16a、16b
は液体タンク11の液体注入口11aの内壁に結合さ
れ、その直径方向に延びて懸架された支持梁部材26に
取り付け支持されている。
【0015】スライダ部材17は、上板19と、下板2
0と、これら上板19および下板20を連結する筒構造
の側板により構成された側面部材21とから成り、全体
として円筒等の筒体構造を有する。なお、側面部材21
としては、上記筒構造の側板に代えて複数の側棒により
構成したもの(いわゆる、鳥カゴ構造)であってもよ
い。なおスライダ部材17は、それ自体が上下移動可能
な状態で殺菌線照射ユニット13を取り付け支持するも
のであり、殺菌線照射ユニット13(とりわけその紫外
線ランプ27)から放射される紫外線を液体12中に照
射させなければならないから、側面部材21によって紫
外線ランプ27を取り囲み遮蔽してはならない。したが
って、側面部材21を筒構造の側板により構成した場合
は、この側板に円周方向または垂直方向に延びる複数の
スリットを設けるか、或いは側板に複数の孔を開けてお
き、紫外線が液体12中の全体に届くようにする必要が
ある。また側面部材21を複数の側棒により構成した場
合は、側棒は多数使う必要はなく、せいぜい3本または
4本使用して上板19および下板20を連結すればよ
い。そして、上板19および下板20には通し孔22お
よび23がそれぞれ形成され、これらの通し孔22、2
3にガイド部材16が遊嵌することによりスライダ部材
17はガイド部材16に上下運動可能に係合する。スラ
イダ部材17の中心部分において、上板19および下板
20には殺菌線照射ユニット13を取り付けるための取
付孔24および25がそれぞれ形成され、これらの取付
孔24、25には殺菌線照射ユニットが固定取り付けさ
れている。これにより、殺菌線照射ユニット13とスラ
イダ部材17とは一体的に結合されている。
【0016】フロート18はプラスチックその他の材料
から成る球状体から成り、内部にガスが注入されていて
液体に浮くようになっている。このフロート18はスラ
イダ部材17の中に複数個配置されている。複数のフロ
ート18は、スライダ部材17の中に完全に自由運動可
能で配置されていてもよいし、或いはスライダ部材17
をバランスよく支持するよう、当該スライダ部材17の
上板19に一定の間隔をおいた状態で固定取り付けされ
ていてもよい。フロート18をスライダ部材17の中に
完全に自由運動可能に配置するか、或いはスライダ部材
17の上板19に固定取り付けするかは、スライダ部材
17の構造に合わせて決定すればよく、例えばスライダ
部材17の側面部材21を3〜4本の側棒により構成し
た場合は、フロート18がスライダ部材17から離脱し
ないよう、スライダ部材17の上板19に固定取り付け
するのが好ましい。
【0017】なお、第1および第2のガイド部材16
a,16bの下端には液体タンク11内の液面が大幅に
下がったときスライダ部材17がガイド部材16から外
れないようストッパ部材28が設けられている。このス
トッパ部材28のうち第1のガイド部材16aに取り付
けられたストッパ部材28は、当該第1のガイド部材1
6aの下端の開口を塞がないように取り付けられてい
る。
【0018】この実施例において、攪拌機構30は、管
状体からなる第1のガイド部材16aの内部を貫通して
取り付けられた回転シャフト31と、回転シャフト31
の先端(図4中下端)に取り付けられ液体タンク11内
の液体12を攪拌する攪拌スクリュー32と、回転シャ
フト31を回転駆動する駆動モータ33とを備えてな
る。第1のガイド部材16aと回転シャフト31とは、
第1のガイド部材16aの上端部分、およびストッパ部
材28を取り付けた下端部分に軸受ベアリング34、3
5をそれぞれ取り付けるとともに、これらの軸受ベアリ
ング34、35を介して回転シャフト31を第1のガイ
ド部材16aに回転可能に支持することにより互いに連
結されている。
【0019】また本実施例において、回転シャフト31
は、駆動モータ33に直結されて駆動されるようになっ
ている。駆動モータ33は防水処理が施されているとと
もに、この駆動モータ33は制御部41を介して電源部
材14に接続されている。制御部41は、図3に示すよ
うに、液体タンク11内の液面のレベル変化を検出する
センサ35と、電源スイッチ14およびセンサ35に接
続され、センサ35からの検出結果に基づいて電源を遮
断する第1のタイマスイッチ36と、第1のタイマスイ
ッチ36に接続されてオン/オフ動作を行なうリミット
スイッチ37と、リミットスイッチ37の動作にしたが
ってオン/オフ動作を行なう第2のタイマスイッチ38
とから構成されている。紫外線ランプ27は第1のタイ
マスイッチ36を介して電源部材14に接続されること
により、その点灯、消灯動作が制御される。また駆動モ
ータ33は第1のタイマスイッチ36、リミットスイッ
チ37および第2のタイマスイッチ38を介して電源部
材14に接続されることにより、その駆動モータ33の
オン動作、オフ動作がコントロールされる。
【0020】この実施例において第1のタイマスイッチ
36は、センサ35から液面レベル変化信号を受け、一
定時間(例えば12時間とか24時間)液面レベルが変
化しないときは電源部材14との間の回路を遮断して電
力の供給をストップさせるように設定されている。すな
わち本発明においては、液体タンク11内の液体12は
1日に1回ほぼ全量が使用され、夜間に再び満杯の状態
にされて翌日また使用されるものであることを想定して
いる。したがって、例えば週休2日の土曜日、日曜日が
続くような場合は、液面レベルは長時間一定であるから
第1のタイマスイッチ36はセンサ35からの液面レベ
ル変化信号を受けられず、上記第1のタイマスイッチ3
6がオフ動作して電源回路を遮断する。そして再び液面
レベルが変化したときは第1のタイマスイッチ36がオ
ン動作して電源部材14との間の回路を接続して電力を
供給する。なお、第1のタイマスイッチ36の設定時間
は必要に応じて変更可能である。
【0021】リミットスイッチ37は、図2に示すよう
に、第1または第2のガイド部材16a、16bいずれ
か(本実施例では第1のガイド部材16a)の、液体タ
ンク11全体からみて比較的高い位置の外側面に取り付
けられている。そして、このリミットスイッチ37は、
低位置にあったスライダ部材17が液体の補給などにと
もなう液面の上昇により第1および第2のガイド部材1
6a、16bに沿って上昇しその上板19がリミットス
イッチ37に到達し係合することによりオン動作するよ
うになっている。第2のタイマスイッチ38は、上記リ
ミットスイッチ37がオン動作することによりオン動作
し、一定の時間間隔をおいて、所定の時間だけ駆動モー
タ33を駆動させる。駆動モータ33を駆動させる上記
一定の時間間隔、および駆動モータ33が駆動している
時間はあらかじめ第2のタイマスイッチ38に設定され
ており、これらの設定時間は必要に応じて変更可能であ
る。
【0022】かかる構成を有する本実施例の液体タンク
内殺菌装置動作について以下説明する。まず前提として
液体タンク11にはほぼ満杯の状態に(つまり規定量だ
け)液体12が充填されており、また制御部41におい
ては、第1のタイマスイッチ36はオン動作しているも
のとする。この場合は、スライダ部材17はフロート1
8の作用により液体タンク11内の高位置に保持されて
いる。そして、殺菌線照射ユニット13のスイッチがオ
ンされることにより、この殺菌線照射ユニット13に電
源部材14から電力が供給されて紫外線ランプ27が点
灯し、液体12内に紫外線を照射する。この紫外線の照
射に際して、紫外線ランプ27はスライダ部材17に取
り付けられた状態で常に液体12中にあるように保持さ
れているから、この紫外線ランプ27から放射される紫
外線は、殆ど全てが液体12中に照射され、液体12の
外(液体タンク11の空間)を照射することはほとんど
ない。そして、この紫外線により液体12内の細菌、カ
ビ、バクテリア、藻類は殺され、或いは発生が抑えら
れ、液体タンク内は浄化される。殺菌のためには、通常
殺菌線照射ユニット13は常時(昼も夜も、つまり24
時間)点灯されていて液体中に紫外線を照射する。
【0023】一方、攪拌機構30についてみると、制御
部41のリミットスイッチ37は、スライダ部材17が
高位置にあることにより当該スライダ部材17に係合
し、オン動作している。これにより第2のタイマスイッ
チ38もまた、オン動作しており、一定の時間間隔をお
いて(例えば2時間毎に)、所定の時間だけ(例えば3
0分だけ)駆動モータ33を駆動させる。駆動モータ3
3が駆動することにより回転シャフト31が回転して攪
拌スクリュー32を回転させ、液体タンク11内の液体
12を攪拌する。液体12を攪拌すると、液体12中に
浮遊している細菌、カビ、バクテリア、藻類が液体12
中を移動し、紫外線ランプ27の近くに来たものほどよ
り一層殺菌される。これは、液体12の種類によって紫
外線の透過率は異なる上、紫外線ランプ27に近い場所
ほど殺菌効果は大きいからである。
【0024】一方、液体タンク11内の液体12は、当
該液体12の使用(例えば飲料水として、冷却水とし
て、或いは洗浄水として等々の使用)により液面は下降
する。液面が下降すると、これにともなってスライダ部
材17がガイド部材16に沿って下降して低位置に達
し、紫外線ランプ27もまた下降低位置に達する。この
ようにスライダ部材17が下降した場合でもなお、紫外
線ランプ27は、上記高位置にあるときと同様に、スラ
イダ部材17に取り付けられた状態で常に液体12中に
あるように保持されているから、この紫外線ランプ27
から放射される紫外線は、殆ど全てが液体12中に照射
され、液体12の外(液体タンク11の空間)を照射す
ることはない。なお液面が下降することによりセンサ3
5は液面レベル変化信号を出力するから、第1のタイマ
スイッチ36はオン動作しており、電源部材14の回路
は接続され、紫外線ランプ27およびリミットスイッチ
37はオン状態に維持されている。
【0025】ここで、攪拌機構30についてみると、制
御部41のリミットスイッチ37は、高位置にあったス
ライダ部材17が液面の下降にともなって低位置に移動
することにより、当該スライダ部材17との係合が解除
され、オフ動作する。これにより第2のタイマスイッチ
38もまた、オフ動作して駆動モータ33には電力は供
給しない。したがって、駆動モータ33は作動せず攪拌
スクリュー32も回転しない。これは、液面が下降する
ということは液体12が流出していることを意味するか
ら、この液体12の流出にともなう液面の下降運動によ
って液体タンク11内の液体12はわずかながら運動し
攪拌作用が生じるため攪拌機構30による攪拌操作を行
なわせる必要がないからである。そして、次に液体12
の減少に対して液体12の補給を行なえば今度は液面は
上昇する。この液面の上下(つまり、液体タンク11内
の液体12の増減)にともなって、浮き部材であるフロ
ート18は上下運動をし、これに連結されているスライ
ダ部材17もまたガイド部材16に沿って上下する。こ
れにより、殺菌線照射ユニット13は、スライダ部材1
7に固定取り付けされているからこのスライダ部材17
と一体的に上下運動する。そして、殺菌線照射ユニット
13は液体12内に入った状態でスライダ部材17に固
定取り付けされているため、当該殺菌線照射ユニット1
3は常時液体内に保持されている。
【0026】以上より、殺菌線照射ユニット13は常に
液体12中に紫外線を照射することができ、液体12の
外、すなわち液体タンク11内の空気中に照射されるこ
とはないから、液体12内における紫外線による殺菌効
率が高められる。また、殺菌線照射ユニット13の液体
タンク11内での移動はガイド部材16によって案内さ
れているから、最も紫外線の照射効率のよい位置(経
路)に殺菌線照射ユニット13を置くことができ、これ
により、液体タンク11内の液体12には均一に紫外線
を照射することができ液体12を全体的に殺菌して浄化
することが可能となる。そして、紫外線は全てが液体1
2中に照射されるから、液体タンク11の内壁を劣化さ
せて寿命を縮めることはない。さらに、殺菌線照射ユニ
ット13は液体タンク11内において、液体12に浮い
ている状態であるから、紫外線ランプ27としてむやみ
に大型のランプを使用する必要はなく、小型にすること
ができる。また、液体タンク11がどのようなサイズ、
形状であってもほぼ同一のサイズの殺菌線照射ユニット
13を使用することができ、汎用性があるためにコスト
を安く抑えることも可能である。
【0027】そして、1日にほぼ1回の割合で液体タン
ク11内の液体12が増減を繰り返す限りにおいては、
センサ35は液面レベル変化信号を出力するから、第1
のタイマスイッチ36はオン状態にあり、紫外線ランプ
27およびリミットスイッチ37もまたオン状態に維持
されるから、殺菌線照射ユニット13による殺菌動作は
継続され、また液体12の攪拌動作は一定のコントロー
ルの下で実行される。他方、週末、或いは長期間休みが
続くような場合は、液体タンク11内の液体12は使わ
れず液面レベルは長時間一定であるから、第1のタイマ
スイッチ36はセンサ35からの液面レベル変化信号を
受けられず、上記第1のタイマスイッチ36がオフ動作
して電源回路を遮断する。この第1のタイマスイッチ3
6のオフ動作によって紫外線ランプ27は消灯し、また
リミットスイッチ37もオフになり駆動モータ33は駆
動されることはなくなる。そして、液体12の使用等に
より再び液面レベルが変化したときは、第1のタイマス
イッチ36がオン動作して電源部材14との間の回路を
接続して電力を供給し、紫外線ランプ27を点灯させる
とともにリミットスイッチ37をオン動作させ、駆動モ
ータ33を駆動可能にする。
【0028】なお、上記実施例では攪拌機構30は、回
転シャフト31が第1のガイド部材16aに取り付けら
れ、駆動モータ33に直結されて駆動されるようになっ
ているが、これと同じ攪拌機構を第2のガイド部材16
bに取り付けて2重の攪拌操作を行なうようにしてもよ
い。また、第2のガイド部材16bの方には回転シャフ
トと攪拌スクリューを取り付け、第1および第2のガイ
ド部材16a,16bの間に動力伝達用のプーリおよび
ベルトを設け駆動モータ33からの動力を第2のガイド
部材16b側の攪拌機構へ伝えるようにしてもよい。
【0029】また、図には示してないが、液体タンク1
1の液体流出口の近辺には活性炭等の液体浄化剤を設置
することにより、液体タンク11内の殺菌された液体1
2からさらに不純物を取り除いたり、或いは上記液体1
2にミネラル分を含ませたりすることができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基本的には、液体タンク内で液体の中に配置された殺菌
線照射ユニットと、殺菌線照射ユニットに連結され、液
体に浮いてこの殺菌線照射ユニットを支持する浮き部材
とから液体タンク内殺菌装置を構成したため、液体タン
ク内における液体の増減に応じて、前記殺菌線照射ユニ
ットが常時液体中に存在する状態で浮き部材とともに上
下運動することができ、常に液体中に紫外線を照射する
ことができる。よって、液体内における紫外線による殺
菌効率が高められる。
【0031】また、殺菌線照射ユニットの液体タンク内
での移動がガイド部材によって案内される場合は、最も
紫外線の照射効率のよい位置(経路)に殺菌線照射ユニ
ットを置くことができ、これにより、液体タンク内の液
体には均一に紫外線を照射することができ液体を全体的
に殺菌して浄化することが可能となる。そして、紫外線
は全てが液体中に照射されるから、液体タンクの内壁を
劣化させて寿命を縮めることはない。
【0032】さらに、殺菌線照射ユニットは液体タンク
内において、液体に浮いている状態であるから、紫外線
ランプとしてむやみに大型のランプを使用する必要はな
く、小型にすることができる。また、液体タンクがどの
ようなサイズ、形状であってもほぼ同一のサイズの殺菌
線照射ユニットを使用することができ、汎用性があるた
めにコストを安く抑えることも可能である。
【0033】さらに、殺菌線照射ユニットは液体タンク
内において、常に液体中に紫外線を照射して、液体の外
へ漏らすことはないから、虫等が集まって来て死滅し、
液体中に浮遊することはなく、液体をより衛生的に保つ
ことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る液体タンク内殺菌装置
の構成を示す正面図である。
【図2】上記実施例に係る液体タンク内殺菌装置の構成
を詳細に説明する主要部拡大断面図である。
【図3】駆動モータのオン、オフ動作をコントロールす
る制御部を示すブロック図である。
【図4】従来の液体タンク内殺菌装置の構成を概略的に
示す正面図である。
【符号の説明】
11 液体タンク 12 液体 13 殺菌線照射ユニット 14 電源部材 16 ガイド部材 17 スライダ部材 18 フロート(浮き部材) 27 紫外線ランプ 30 攪拌機構 32 攪拌スクリュー 41 制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体タンク内で液体の中に配置された殺
    菌線照射ユニットと、殺菌線照射ユニットに連結され、
    液体に浮いてこの殺菌線照射ユニットを支持する浮き部
    材とからなり、 浮き部材は、液体タンク内における液体の増減に応じて
    上下し、前記殺菌線照射ユニットが常時液体中に存在す
    るように保持することを特徴とする液体タンク内殺菌装
    置。
  2. 【請求項2】 液体タンク内に垂直方向へ延びて設置さ
    れたガイド部材と、このガイド部材に係合し上下方向へ
    移動可能なスライダ部材と、スライダ部材に固定取り付
    けされこのスライダ部材と一体的に上下運動する殺菌線
    照射ユニットと、スライダ部材に連結され液体面に浮い
    てスライダ部材および殺菌線照射ユニットを液体中に保
    持するフロートとを有してなり、液体タンク内の液体の
    増減に応じてガイド部材に沿って上下し殺菌線照射ユニ
    ットを常時液体内に保持することを特徴とする液体タン
    ク内殺菌装置。
  3. 【請求項3】 ガイド部材の下方には攪拌スクリューが
    配置され、液体タンク内の液体を攪拌するようにしたこ
    とを特徴とする請求項2記載の液体タンク内殺菌装置。
  4. 【請求項4】 殺菌線照射ユニットおよび攪拌スクリュ
    ーは時間制御により動作がコントロールされるようにし
    たことを特徴とする請求項2または3記載の液体タンク
    内殺菌装置。
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