JPH0976000A - 汚泥の脱水方法 - Google Patents
汚泥の脱水方法Info
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Abstract
減、固形物処理量の増大、脱水ケーキ含水率の低減を図
る。 【解決手段】 汚泥に無機凝集剤を添加した後両性ポリ
マーを添加して重力脱水する。重力脱水汚泥に無機凝集
剤を添加した後、遠心脱水機にて機内に両性ポリマーを
注入して遠心脱水する。 【効果】 汚泥に無機凝集剤を添加した後、両性ポリマ
ーを添加して得られた凝集汚泥を重力脱水するため、こ
の工程ではさほど強いフロック強度は必要とされず、薬
注量は少ない。その後、重力脱水により予め濃縮された
汚泥に無機凝集剤を添加するため、十分な荷電中和が行
われる。次に、この汚泥を遠心脱水機に供給して、機内
に両性ポリマーを注入すると非常に強度の強いフロック
が形成され、汚泥は濃縮されているので水量負荷が低
く、遠心脱水機の汚泥処理量が増大し、得られるケーキ
の含水率も十分に低減することができる。
Description
り、特に、無機凝集剤と有機高分子凝集剤(以下「ポリ
マー」と称す。)とを用いて汚泥を凝集、脱水処理する
ことにより、高い処理効率にて低含水率の脱水ケーキを
得る方法に関する。
どの処理工程で発生する有機性汚泥の処理方法として
は、 汚泥にカチオンポリマーを添加した後、ベルトプレ
ス又は遠心脱水機で脱水する方法 汚泥にカチオンポリマーを添加して重力脱水し、脱
水汚泥に更にカチオン強度が高いカチオンポリマーと無
機凝集剤を添加してベルトプレス等で脱水する方法(特
公平1−17760号公報) 汚泥に無機凝集剤を添加した後両性ポリマーを添加
して造粒凝集又は造粒濃縮した後、脱水機で脱水する方
法(特開平4−59100号公報) 汚泥に無機凝集剤を添加して遠心脱水機に供給し、
両性ポリマーを機内注入して脱水する方法 などがある。
としては、汚泥を脱水機に供給し、カチオンポリマーを
機内に注入して脱水する方法が最も一般的である。
方法のうち、カチオンポリマーを用いる脱水方法では、
脱水効率が悪く、処理量(処理可能な汚泥量)及び得ら
れる脱水ケーキ含水率において良好な結果が得られな
い。
方法でも処理効率は十分とは言えず、しかも、2種類の
カチオンポリマーを用いるため、ポリマーの溶解、注入
のためのラインが複雑になるという欠点がある。
集剤と両性ポリマーとを併用する方法は、比較的脱水効
率に優れた方法ではあるが、造粒汚泥を遠心脱水機で脱
水する場合、遠心脱水機内の給泥部及び脱水部で汚泥フ
ロックが破壊され、十分な脱水を行えないという不具合
がある。また、両性ポリマーの必要添加量が多いという
欠点もある。
水機に供給し、両性ポリマーを機内注入して脱水する方
法では、余剰汚泥等の低濃度で脱水性の悪い汚泥を対象
とした場合、固形物処理量が少なく(液量が律速となる
ため)、その上、十分に含水率の低い脱水ケーキを得る
ことができない。
水機で脱水する一般的な脱水法でも、汚泥濃度が低い場
合には、液量が律速となって固形物処理量が少ない上
に、フロック強度が弱いためにケーキ含水率の低減が不
十分となるという欠点がある。
剤使用量の低減、固形物処理量の増大、脱水ケーキ含水
率の低減が可能で、低濃度で脱水性の悪い汚泥であって
も効率的な処理を行うことができる汚泥の脱水方法を提
供することを目的とする。
は、汚泥に無機凝集剤を添加した後、両性有機高分子凝
集剤を添加し、得られた凝集汚泥を重力脱水し、次い
で、重力脱水汚泥に無機凝集剤を添加した後、遠心脱水
機内に両性有機高分子凝集剤を注入しながら該遠心脱水
機で遠心脱水することを特徴とする。
加した後、両性ポリマーを添加して得られた凝集汚泥を
重力脱水するため、さほど強いフロック強度は必要とさ
れず、このため、凝集汚泥を遠心脱水する場合に比べて
薬注量を大幅に(一般には2/3程度に)低減できる。
力脱水汚泥に無機凝集剤を添加した後、遠心脱水機に供
給して、機内に両性ポリマーを注入して遠心脱水処理す
るため、機内で形成されるフロック強度が強く、水量負
荷が低減されることにより、汚泥処理量が増大し、得ら
れるケーキの含水率も十分に低減することができる。
細に説明する。
である。
において、まず被処理汚泥(原泥)に無機凝集剤を添加
して撹拌することにより、汚泥の荷電を中和して汚泥を
調質すると共に、溶解性リンの固定化を行う。
槽2に送給し、両性ポリマーを添加して撹拌することに
より、造粒凝集させる。
3で重力脱水する。
いて、再度無機凝集剤を添加して強撹拌し、より一層高
度に汚泥の荷電中和を行う。
心脱水機6に供給し、両性ポリマーを機内に注入して脱
水処理する。
既に十分に濃縮されており、フロックの強度が強いた
め、固形物処理量が多く、ケーキ含水率を十分に低下さ
せることができる。
無機凝集剤としては、塩化第二鉄、硫酸アルミニウム、
塩化アルミニウム、ポリ塩化アルミニウム(PAC)、
ポリ硫酸鉄などを挙げることができる。
用する化合物の種類にもよるが、汚泥のSSに対して5
〜15重量%とするのが好ましい。
構成単位(カチオン基)量(以下「カチオン量」と称
す。)を示すpH3でコロイド滴定したコロイド当量値
(a値)が1.0〜3.7meq/g、アニオン性構成
単位(アニオン基)量(以下、「アニオン量」と称
す。)とカチオン性構成単位量の差を示すpH7でコロ
イド滴定したコロイド当量値(b値)が−1.7〜0.
7meq/gであり、かつアニオン量/カチオン量の比
を示す(a−b)/aの値が0.8〜1.8の範囲にあ
るものが好ましい。
アニオン性のモノマー成分及びカチオン性のモノマー成
分の共重合体、アニオン性のモノマー成分、カチオン性
のモノマー成分及びノニオン性のモノマー成分の共重合
体、或いはアニオン性のモノマー成分とノニオン性のモ
ノマー成分の共重合体のマンニッヒ変性物又はホフマン
分解物などを挙げることができる。
は、例えばアクリル酸(AA)、アクリル酸ナトリウム
(NaA)、メタクリル酸、メタクリル酸ナトリウムな
どを挙げることができる。カチオン性のモノマー成分と
しては、例えばジメチルアミノエチルアクリレート、ジ
メチルアミノエチル(メタ)アクリレート(DAM)、
ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、及びそ
れらの四級化物などを挙げることができる。四級化物と
しては、具体的にはジメチルアミノエチルアクリレート
四級化物(DAA)などを挙げることができる。また、
ジメチルアミノプロピルアクリルアミドの塩酸塩(DA
PAAm)を用いても良い。ノニオン性のモノマー成分
としては、例えばアクリルアミド(AAm)、メタアク
リルアミド、N,N’−ジメチル(メタ)アクリルアミ
ドなどを挙げることができる。また、これらの化合物の
共重合体として、具体的にはDAA/AA/AAm共重
合体、DAM/AA/AAm共重合体、DAPAAm/
AA/AAm共重合体、DAA/AA共重合体、又はN
aA/AAm共重合体のマンニッヒ変性物などを挙げる
ことができる。
量は、汚泥のSSに対して0.4〜1.2重量%とする
のが好ましい。
ーン(ウェッジワイヤスクリーン)、濾布走行型(ベル
トプレス)、ロータリースクリーン型などを採用するこ
とができる。
〜10%に脱水されるが、後工程の第3反応槽4を好適
濃度とすると共に、給泥ポンプ5による安定供給を行う
ために、給泥ポンプ5の吐出量を所定値としたときに、
第3反応槽4の液位が一定となるように、必要に応じて
分離水の一部を重力脱水機3の分離水槽3Aから第3反
応槽4に溢流させる。このように、分離水を溢流させる
ことにより、第3反応槽4における重力脱水汚泥の濃度
は3〜5%に調整するのが好ましい。
としては、前述の第1反応槽1に添加する無機凝集剤と
同様のものを用いることができ、その添加量は、汚泥の
SSに対して3〜7重量%とするのが好ましい。
の汚泥濃度が上記好適範囲となるように適宜調整する。
具体的には、原泥濃度0.8%で原泥供給量が20m3
/hrのときに、第3反応槽4内の汚泥濃度4%とする
ためには、給泥ポンプ5の吐出量は4m3 /hr程度と
される。
マーとしては、好ましくは、前述の第2反応槽2に添加
される両性ポリマーと同一のものが使用され、その添加
量は、汚泥のSSに対して0.2〜0.6重量%程度と
するのが好ましい。
ば、脱水性の悪い汚泥の処理においても、カチオンポリ
マーのみを用いる従来法に比べて、汚泥処理量は2倍に
増大し、また、得られるケーキ含水率は4%以上低減で
きる。また、無機凝集剤を添加した後、両性ポリマーを
添加して重力脱水し、更に無機凝集剤を添加した後両性
ポリマーを添加し、これをベルトプレス脱水又は遠心脱
水する方法に比べても汚泥処理量を6割以上増加させる
と共に、得られるケーキ含水率を1〜2%程度低減でき
る。
水、廃水の処理に伴って発生する余剰汚泥、混合汚泥、
消化汚泥などの脱水処理に有効である。
より具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない
限り、以下の実施例に限定されるものではない。
は、原泥として下水オキシデーションディッチ法余剰汚
泥(濃度0.6%)の処理を行った。また、無機凝集
剤、両性ポリマー、カチオンポリマーとしては、下記の
ものを用いた。
2.6meq/g、pH7におけるコロイド当量(b)
値が0meq/gで(a−b)/aの値が1のDAA/
AA/AAm共重合体を用いた。
リフィックスCP604」 また、重力脱水機としてのベルトプレス型脱水機及び遠
心脱水機としては、下記のものを用いた。
「ハイドプレスPA1250」:有効濾布幅1.0m 遠心脱水機:巴工業社製「PM−35000」:公称能
力10m3 /hr(60kg/hr) 実施例1 図1に示す本発明の方法により、下記条件で、原泥の脱
水処理を行った。
0重量% 第2反応槽への両性ポリマー添加量:汚泥SSに対して
0.8重量% 第3反応槽への無機凝集剤添加量:汚泥SSに対して5
重量% 遠心脱水機6への両性ポリマー注入量:汚泥SSに対し
て0.4重量% 第3反応槽の汚泥濃度:4% 給泥ポンプ5の吐出量:3m3 /hr このときの凝集剤添加量、汚泥処理量及び得られた脱水
ケーキの含水率は表1に示す通りであった。
応槽及び第3反応槽に添加した無機凝集剤の合計添加
量、及び第2反応槽及び遠心脱水機に添加した両性ポリ
マーの合計添加量である。
量%添加した後ベルトプレス型脱水機で処理した。この
ときの凝集剤添加量、汚泥処理量及び得られた脱水ケー
キの含水率は表1に示す通りであった。
%添加した後、遠心脱水機で処理した。このときの凝集
剤添加量、汚泥処理量及び得られた脱水ケーキの含水率
は表1に示す通りであった。
ると共に、遠心脱水機に代えてベルトプレス型脱水機を
設け、第3反応槽の流出汚泥に、第4反応槽において両
性ポリマーを汚泥SSに対して0.4重量%添加した
後、ベルトプレス型脱水機で脱水処理したこと以外は同
様に処理した。このときの凝集剤添加量、汚泥処理量及
び得られた脱水ケーキの含水率は表1に示す通りであっ
た。
泥SSに対して15重量%添加した後、直接遠心脱水機
にて、両性ポリマーを汚泥SSに対して1.2重量%機
内注入して脱水処理したこと以外は同様に処理した。こ
のときの凝集剤添加量、汚泥処理量及び得られた脱水ケ
ーキの含水率は表1に示す通りであった。
で脱水処理したこと以外は同様に処理した。このときの
凝集剤添加量、汚泥処理量及び得られた脱水ケーキの含
水率は表1に示す通りであった。
汚泥SSに対して0.8重量%としたこと以外は同様に
処理した。このときの凝集剤添加量、汚泥処理量及び得
られた脱水ケーキの含水率は表1に示す通りであった。
凝集剤使用量にて、汚泥を効率的に処理して、含水率の
低い脱水ケーキを得ることができることが明らかであ
る。
方法によれば、濃度が低く、脱水性の悪い汚泥であって
も、比較的少ない凝集剤使用量で、高い汚泥固形分処理
量にて効率的な処理を行って、含水率の低い脱水ケーキ
を得ることができる。
系統図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 汚泥に無機凝集剤を添加した後、両性有
機高分子凝集剤を添加し、得られた凝集汚泥を重力脱水
し、次いで、重力脱水汚泥に無機凝集剤を添加した後、
遠心脱水機内に両性有機高分子凝集剤を注入しながら該
遠心脱水機で遠心脱水することを特徴とする汚泥の脱水
方法。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP23007995A JP3591077B2 (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 汚泥の脱水方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23007995A JP3591077B2 (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 汚泥の脱水方法 |
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|---|---|
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| JP3591077B2 JP3591077B2 (ja) | 2004-11-17 |
Family
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|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|---|
| JP2008183507A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Daiyanitorikkusu Kk | 汚泥の濃縮方法 |
| CN102372411A (zh) * | 2010-08-24 | 2012-03-14 | 水翼株式会社 | 有机污泥的脱水方法及脱水装置 |
| JP2020185504A (ja) * | 2019-05-10 | 2020-11-19 | 株式会社北▲りょう▼ | 汚泥処理方法および装置 |
| CN113797873A (zh) * | 2021-09-14 | 2021-12-17 | 北京尚水清源水处理技术有限公司 | 污泥脱水复合调理剂生产装置 |
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-
1995
- 1995-09-07 JP JP23007995A patent/JP3591077B2/ja not_active Expired - Fee Related
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