JPH0976044A - 鋳物砂の再生方法およびその装置 - Google Patents
鋳物砂の再生方法およびその装置Info
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Abstract
相関関係に着目することにより、より安定した品質の再
生砂を得るとともに、再生砂の強度を所定以上の値に維
持しつつ粘結剤の使用量を抑制して、生型造型コストを
低減する。 【解決手段】 真空ミキサー1内に回収砂を投入し、水
および粘結剤を添加して混練することにより回収砂を再
生する鋳物砂の再生方法において、再生砂の砂強度の目
標値を予め設定し、この目標値に対し、少なくとも真空
混練前の真空ミキサー1内の鋳物砂の温度に基づいて、
演算コントローラ30が真空ミキサー1内の真空度を調
整する。
Description
て回収鋳物砂を再生する鋳物砂の再生方法およびその装
置に関する。
生型造型ラインでは、鋳物砂を混練して型の造型を行な
い、この型を用いて鋳込みが行なわれた後、使用済みの
型をばらして鋳物砂を回収し、この回収された鋳物砂
(以下、単に「回収砂」と呼ぶ)を用いて、あるいは必
要に応じて新砂を加えて再度混練を行ない、次サイクル
の造型が行なわれる。鋳物砂はこのような一連の循環サ
イクルを通じて、何度も再生して使用される。
みを終えた型をばらして得られた回収砂は、回収時点で
はかなりの高温に保たれており、これをそのまま混練す
ると、得られた再生砂の温度は過度に高いものとなる。
水分を添加して所定温度(一般に40℃程度以下)に冷
却するとともに、回収砂の性状を安定化させている(実
開平3−9245号)。
いられる混練槽として、槽内を所定の真空度(74HP
a程度)に維持した状態で混練を行ない得る真空混練槽
が一部で導入されて使用に供されつつある。
℃を超える高温(例えば40〜70℃程度)の回収砂を
混練槽内で急速に40℃以下の設定温度にまで冷却する
ことが可能になる。
る場合、通常、高温の回収砂を(必要に応じて新砂を加
えて)混練槽内に投入し、これに砂粒の粘結剤としての
ベントナイトおよび所定量の水を添加して槽内で混練が
行なわれるが、真空混練槽を用いた場合には、槽内を減
圧して水の沸騰点を低下させることにより、添加した水
の一部(以下にのべる冷却水)を蒸発させ、このとき槽
内周囲の砂から気化潜熱を奪うことによって槽内の砂を
一気に設定温度まで冷却することができる。
への水の添加量は、基本的に、混練後の鋳物砂の含水量
を所定値に保つための混練用(保湿水)と、混練時に高
温の回収砂を冷却するための冷却用(冷却水)との総和
として決定される。このうち、混練時に槽内で蒸発する
のは、冷却水に相当する分である。
を行なう場合、混練槽内への水の添加量は、混練後の砂
(再生砂)の品質を確保し、目標の砂強度、すなわち、
再生砂で造型した生型の抗圧力が得られるように制御さ
れる。一般に砂の素性が一定であれば砂の含水量と抗圧
力との間には一定の相関関係があることが知られてお
り、従来では、回収砂の含水量を測定した上で、この相
関関係に基づいて、混練後の再生砂の含水量が一定にな
るように添加水量を制御するようにしている。
まれる水分は、砂粒表面に単に付着した付着水と、ベン
トナイトの結晶層に浸透した吸着水とに分けることがで
きる。このうち、ベントナイト結晶層に浸透した吸着水
は蒸発しにくく、鋳物砂の保水性を向上させる。また、
この吸着水は、ベントナイトを活性化して砂強度、すな
わち、生型の抗圧力の立上がりを早くし、かつ、生型の
強度そのものを高める作用をするものと考えられる。
て、混練後の再生砂の含水量と生型の抗圧力との関係を
調べた結果を示すグラフであり、直線Aが回収砂の温度
65℃の場合を、また直線Bが回収砂の温度25℃の場
合をそれぞれ表している。なお、この直線Aと、直線B
とでは、ベントナイトの添加量や混練時の真空度等、他
の試験条件は全て同一に設定されている。図7のグラフ
から明らかなように、真空混練した場合には、再生砂の
含水量が同じでも、回収砂の温度が高くなる程生型の抗
圧力が高くなっている。これは、回収砂の温度が高くな
る程添加すべき冷却水量が多くなるので、真空混練槽で
の水蒸気発生量が増加し、ベントナイト結晶層に浸透す
る吸着水量が多くなり、ベントナイトの活性化が進むた
めであると考えられる。
多い程、再生砂の強度が増大すると言うことができ、こ
のことに着目すれば、再生砂の強度が所定以上の値に保
たれる限り、粘結剤としてのベントナイトの配合率を減
少させることも可能なはずである。そして、真空混練中
の水蒸気発生量は、真空混練槽内の真空度を高める程増
大すること明らかである。
と再生砂の強度との相関関係に着目することにより、よ
り安定した品質の再生砂を得るとともに、再生砂の強度
を所定以上の値に維持しつつ粘結剤の使用量を抑制し
て、生型造型コストの低減を図ることを目的とする。
発明は、真空混練槽内に回収砂を投入し、水および粘結
剤を添加して混練することにより上記回収砂を再生する
鋳物砂の再生方法において、再生砂の砂強度の目標値を
予め設定し、該目標値に対し、少なくとも真空混練前の
槽内の鋳物砂の温度に基づいて、槽内の真空度を調整す
ることを特徴とするものである。
上記「真空混練前の槽内の鋳物砂」は「回収砂」を指す
ことになる(以下同様)。
求項1に係わる発明において、少なくとも真空混練前の
槽内の鋳物砂の温度に基づいて、水の添加量を調整する
ことを特徴とするものである。
請求項1または2に係わる発明において、少なくとも真
空混練前の槽内の鋳物砂の温度に基づいて、粘結剤の添
加量を調整することを特徴とするものである。
請求項3に係わる発明において、上記粘結剤の添加量
が、上記槽内の真空度が高い程、減量されることを特徴
とするものである。
再生装置であって、真空混練槽と、該真空混練槽に対
し、回収砂、水および粘結剤をそれぞれ供給する各供給
手段と、真空混練前の槽内の鋳物砂の温度を検出する温
度検出手段とを備えるとともに、真空混練中の水蒸気発
生量と再生砂の強度との関係データ、槽内の真空度をパ
ラメータとする回収砂の温度と冷却水添加量との関係デ
ータおよび槽内の真空度をパラメータとする回収砂の温
度と真空混練中の水蒸気発生量との関係データに基づい
て、槽内の真空度を制御する制御手段とを備えてなるこ
とを特徴とするものである。
求項5に係わる発明において、上記制御手段が、槽内の
真空度をパラメータとする回収砂の温度と冷却水添加量
との関係データに基づいて、冷却水添加量を制御するこ
とを特徴とするものである。
請求項5または6に係わる発明において、上記制御手段
が、再生砂の砂強度の目標値に対する真空混練中の水蒸
気発生量と粘結剤の添加量との関係データに基づいて、
上記粘結剤の添加量を制御することを特徴とするもので
ある。
生量が多い程、粘結剤(ベントナイト)が活性化して再
生砂の強度、すなわち真空混練後造型される生型の抗圧
力が増大することが判明しており、また真空混練中の水
蒸気発生量は、真空混練槽内の真空度を高める程増大す
ること明らかである。
れば、再生砂の砂強度の目標値を設定し、この目標値に
対し、少なくとも真空混練前の真空混練槽内の鋳物砂の
温度に基づいて、槽内の真空度を調整するようにしてい
るので、槽内の真空度を一定(例えば74HPa)にし
ていた従来に比べて、真空混練槽内の真空度をより高め
て(気圧をより低くして)水の蒸発量を増大させること
ができる。
粘結剤の必要添加量を減量してもよいことになるから、
再生砂の強度を所定以上の値に維持しつつ粘結剤の使用
量を抑制して、生型造型コストの低減を図ることができ
る。
明によれば、真空混練前の真空混練槽内の鋳物砂の温度
に基づいて、さらに水の添加量を調整するようにしてい
るので、再生砂の含水量と砂強度との関係に基づいて添
加水量を決定していた従来に比べて、再生砂の品質をよ
り安定したものとすることができる。この結果、生型の
抗圧力をより均一に維持することができ、鋳造時の欠陥
の減少および鋳造品の寸法精度の向上に寄与することが
できる。
発明によれば、真空混練前の槽内の鋳物砂の温度に基づ
いて、粘結剤の添加量を調整するようにしているので、
真空混練中の槽内の真空度との関連で粘結剤の添加量を
減量する場合の制御が容易になる。
実施の形態について説明する。
の一実施の形態を概略的に示す説明図である。この鋳物
砂の再生装置は、真空ミキサー1と、この真空ミキサー
1に所定量の回収砂および添加剤としての粘結剤(例え
ばベントナイト)、さらに必要に応じて新砂を投入する
ための計量ホッパー2と、真空ミキサー1に所定量の水
を供給する水供給装置10とを備えている。
込み終了後に使用済みの型をばらして鋳物砂を回収する
回収ステーション、添加剤としてのベントナイト(粘結
剤)を供給するベントナイト供給装置および新砂を供給
するための新砂供給ステーションに、例えばコンベア装
置やフィーダー装置等の搬送手段を介して接続されてい
る。
給すべき水の量を計る水計量器11と、供給すべき水を
コンデンサ13側から供給ラインLsを通じて真空ミキ
サー1側に圧送する供給ポンプ12と、リターンライン
Lrを通じてコンデンサ13内に戻された水を、クーリ
ングタワー16に接続された熱交換器15を通過させた
上でコンデンサ13内に還流させる循環ポンプ14とを
備えており、ほぼ一定温度に保たれた水を真空ミキサー
1内に供給することができる。
の注水制御弁18,19が設けられている。一次注水制
御弁18は、混練後の鋳物砂(再生砂)の含水量を所定
値に保つための混練用の保温水を一次注水として真空ミ
キサー1内に注水するためのもので、一方、二次注水制
御弁19は、混練時に高温の回収砂を冷却するための冷
却水を二次注水として真空ミキサー1内に注水するため
のものであり、真空ミキサー1内への注水量は、これら
一次および二次の注水制御弁18,19によって制御さ
れる。
2が介設された真空ダクト21が接続され、この真空ダ
クト21は、コンデンサ13を介して真空ポンプ23に
接続されている。また、コンデンサ13と真空ポンプ2
3との間の配管には圧力スイッチ24が介設され、さら
に、真空ポンプ23と並列に圧力調整弁25が接続され
ている。この圧力調整弁25は、図2に示すように、再
生装置の作動を制御する演算コントローラ30に電気的
に接続され、演算コントローラ30真空遮断弁22を開
いた状態で真空ポンプ23を駆動することにより、真空
ミキサー1内が真空ダクト21を介して真空引きされる
とともに、上記演算コントローラ30により、真空ミキ
サー1内の真空度が圧力調整弁25を介して調整される
ように構成されている。
キサー1内に大気を導入する大気解放弁26が接続さ
れ、この大気解放弁26を開くことにより、真空ミキサ
ー1内の真空状態をほぼ瞬時に解除することができるよ
うになっている。
キサー1内に投入された砂(主として回収砂)の温度と
含水量と検出するFKセンサ5が挿入されており、この
FKセンサ5は、図2に示すように、上記演算コントロ
ーラ30に電気的に接続され、この演算コントローラ3
0に対し検出信号を出力するようになっている。
コンピュータを主要部として構成され、上記圧力調整弁
25およびFKセンサ5の他に、水計量器11内のロー
ドセル11aおよび注水制御弁18,19が信号授受可
能に接続されており、上記ロードセル11aの検出信号
が演算コントローラ30に入力されるとともに、一次お
よび二次の注水制御弁18,19には、演算コントロー
ラ30から制御信号が出力されるようになっている。
イッチ24からの真空度検出信号が入力され、演算コン
トローラ30は、この真空度検出信号に基づいて圧力調
整弁25の開閉度を制御して、真空ミキサー1内の真空
度を調整するようになっている。すなわち、圧力調整弁
25を完全に閉じると、外気が遮断されて真空度が高ま
り(気圧は低下する)、圧力調整弁25を開いて行く
と、外気が導入されて真空度が低下して(気圧は高ま
る)行くようになっている。。
が備えているベントナイト計量器31から、計量ホッパ
ー2に供給される粘結剤としてのベントナイトの切出し
量を表す信号が演算コントローラ30に入力され、演算
コントローラ30からは、ベントナイト供給装置が備え
ているベントナイト切出し用のスクリューコンベアの駆
動モータ32に対する制御信号が出力されるようになっ
ている。
トローラ30には、上記以外にも、例えば、計量ホッパ
ー2のロードセルからの検出信号、水供給装置10の供
給ラインLsの水温の検出信号等、種々の信号が入力さ
れ、また、例えば、真空遮断弁22や大気解放弁26等
のバルブ類、あるいは供給ポンプ12や真空ポンプ23
等のポンプ類に対して、種々の制御信号がそれぞれ出力
されるようになっている。
の作動について、図3のタイムチャートを参照しながら
説明する。
号に基づいて、図示しない鋳物砂回収ステーション側か
ら所定量の高温の回収砂が計量ホッパー2に搬送・投入
される。また、必要に応じて、図示しない新砂が新砂供
給ステーションから搬送・投入される。そして、これら
が真空ミキサー1内で大気圧下で予備混練される。
が真空ミキサー1内の砂(主として回収砂)の温度と含
水量を測定して、その検出信号を演算コントローラ30
に入力する。
度の目標値と、図4、図5および図6に示す特性マップ
が予め入力されている。
混練中の水蒸気量に対する再生砂の強度の関係を表し、
再生砂の強度は、真空混練中の水蒸気量に比例して増大
する。直線Bは、再生砂の強度の目標値を表す。また、
直線Cは、真空混練中の水蒸気量に対し砂強度を目標値
に保つ場合のベントナイト添加量を表し、ベントナイト
添加量は真空混練中の水蒸気量に反比例して減量させて
よいことを示している。
に対する冷却水添加量の関係を表し、また、図6の特性
マップは、回収砂の温度に対する真空混練中の水蒸気量
を表している。図5および図6における直線Aは、混練
後の砂の温度を40℃に設定して、水の沸騰点が40℃
となる真空度(74HPa)の場合であり、直線Bは、
混練後の砂の温度を30℃に設定して、水の沸騰点が3
0℃となる真空度(34HPa)の場合である。図5お
よび図6の特性マップは、真空度を高めると、回収砂の
温度が同じでも冷却水添加量および水蒸気量が増大する
ことを示しており、混練後の砂の温度を例えば20℃に
設定した場合は、さらに冷却水添加量および水蒸気量が
増大することになる。
上げる程、また、回収砂の温度が高い程、ベントナイト
の添加量を減量することができる。
た再生砂の砂強度の目標値およびFKセンサ5で検出さ
れた真空混練前の鋳物砂の温度に応じた上記図4〜図6
の特性値を用いて、真空ミキサー1内の真空度の設定お
よびベントナイトの添加量の設定が行なわれる。
定された再生砂の砂強度の目標値および再生砂の温度
(再生砂の温度が低い程、抜型抵抗が低下して、鋳型成
形時の不良が少なくなる)に対して、FKセンサ5で検
出された真空混練前の真空ミキサー1内の鋳物砂の温度
に基づいて再生砂の含水量を設定し、この設定された目
標含水量とFKセンサ5で検出された真空混練前の鋳物
砂の含水量とに基づいて、添加すべき水分量を演算し、
さらに、この水分量を混練用の一次水と冷却用の二次水
とに振り分ける演算が行なわれる。
定められ、一次注水制御弁18に制御信号が出力されて
弁18が開かれ、真空ミキサー1内に所定量の一次水が
投入されるとともに、演算コントローラ30からの信号
で、ベントナイト切出し用のスクリューコンベアの駆動
モータ32が駆動されて、ベントナイトがベントナイト
計量器31に送られ、ベントナイト切出し量が測定され
る。ベントナイト切出し量が前記設定値に達すると、演
算コントローラ30からの制御信号に基づいて、上記駆
動モータ32が停止されるとともに、ベントナイト計量
器31内のベントナイトが空気圧送により計量ホッパー
2を経て真空ミキサー1内に投入される。
びベントナイトの投入が終了すると、真空ミキサー1内
に通じる各経路に設けられたゲートバルブ等が閉じられ
た上で、真空遮断弁22が開かれ、かつ圧力制御弁25
が閉じられるとともに真空ポンプ23が駆動され、これ
により、真空ミキサー1内が真空引きされる。圧力スイ
ッチ24からの真空ミキサー1内の真空度を表す信号は
演算コントローラ30に入力され、真空ミキサー1内の
真空度が前記決定値(74HPa以下)に達すると、演
算コントローラ30からの制御信号に基づいて、真空ポ
ンプ23を作動させた状態で圧力制御弁25の開度が調
整され、真空ミキサー1内の真空度が前記設定値に保た
れるともに、真空混練が開始される。なお、真空度74
HPaにおける水の沸騰点は40℃となり、34HPa
における水の沸騰点は30℃となる。
は、真空混練工程の前半)に、冷却用の二次水の投入が
行なわれる。すなわち、演算コントローラ30からの制
御信号に基づいて、二次注水制御弁19が所定時間だけ
開かれ、真空ミキサー1内に所定量の二次水が投入され
る。前述したように、この二次水が蒸発することによ
り、真空ミキサー1内の砂が設定温度にまで急速に冷却
される。
弁22が閉じられるとともに大気解放弁26が開かれ
て、真空ミキサー1内が大気圧状態となる。そして、真
空遮断弁22が開かれる前に閉じられた各ゲートバルブ
が開かれ、大気圧下で所定時間だけ混練が行なわれる。
この大気圧混練が終了すると、真空ミキサー1の排出口
1aから、予め設定された量の水分を含む、したがっ
て、予め設定された砂強度を有する再生砂が排出され、
再び鋳型の造型に供される。
態では180秒)の再生処理が行なわれるようになって
いる。
ば、再生砂の砂強度の目標値および図4〜図6の特性マ
ップを予め演算コントローラ30に入力しておき、演算
コントローラ30が、FKセンサ5で検出した真空混練
前の真空ミキサー1内の鋳物砂の温度に基づいて、再生
砂の砂強度が目標値となるように、水供給装置10によ
る真空ミキサー1内への二次水の供給量、真空ミキサー
1内の真空度およびベントナイトの切出し量を制御して
いるので、真空ミキサー1内の真空度を一定にした状態
で、再生砂の含水量と砂強度との関係に基づいて添加水
量を決定していた従来に比べて、真空混練槽内の真空度
をより高めて(気圧をより低くして)水の蒸発量を増大
させることができる。
粘結剤の必要添加量を減量してもよいことになるから、
再生砂の強度を所定以上の値に維持しつつ粘結剤の使用
量を抑制して、生型造型コストの低減を図ることができ
る。また、再生砂の品質をより安定したものとすること
ができるため、生型の抗圧力をより均一に維持すること
ができ、鋳造時の欠陥の減少および鋳造品の寸法精度の
向上に寄与することができる。
演算コントローラ30が圧力制御弁25の開度を制御す
ることによって、真空ミキサー1内の真空度を調整して
いるが、圧力制御弁25に代えて、真空ポンプ23にイ
ンバータを取り付け、このインバータの周波数を演算コ
ントローラ30が制御することによって、真空ポンプ2
3自体の出力を制御し、これにより真空ミキサー1内の
真空度を調整するようにしてもよい。
全体構成を概略的に示す説明図
の供給制御系ならびに真空ミキサー内の真空度の制御系
とを示す説明図
イムチャート
よびベントナイト添加量の関係を表す特性マップ
収砂の温度と冷却水添加量との関係を表す特性マップ
収砂の温度に対する真空混練中の水蒸気量を表す特性マ
ップ
グラフ
Claims (7)
- 【請求項1】 真空混練槽内に回収砂を投入し、水およ
び粘結剤を添加して混練することにより上記回収砂を再
生する鋳物砂の再生方法において、 再生砂の砂強度の目標値を予め設定し、該目標値に対
し、少なくとも真空混練前の槽内の鋳物砂の温度に基づ
いて、槽内の真空度を調整することを特徴とする鋳物砂
の再生方法。 - 【請求項2】 少なくとも真空混練前の槽内の鋳物砂の
温度に基づいて、水の添加量を調整することを特徴とす
る請求項1記載の鋳物砂の再生方法。 - 【請求項3】 少なくとも真空混練前の槽内の鋳物砂の
温度に基づいて、粘結剤の添加量を調整することを特徴
とする請求項1または2記載の鋳物砂の再生方法。 - 【請求項4】 上記粘結剤の添加量は、上記槽内の真空
度が高い程、減量されることを特徴とする請求項3記載
の鋳物砂の再生方法。 - 【請求項5】 真空混練槽と、該真空混練槽に対し、回
収砂、水および粘結剤をそれぞれ供給する各供給手段
と、真空混練前の槽内の鋳物砂の温度を検出する温度検
出手段とを備えるとともに、真空混練中の水蒸気発生量
と再生砂の強度との関係データ、槽内の真空度をパラメ
ータとする回収砂の温度と冷却水添加量との関係データ
および槽内の真空度をパラメータとする回収砂の温度と
真空混練中の水蒸気発生量との関係データに基づいて、
槽内の真空度を制御する制御手段とを備えてなることを
特徴とする鋳物砂の再生装置。 - 【請求項6】 上記制御手段は、槽内の真空度をパラメ
ータとする回収砂の温度と冷却水添加量との関係データ
に基づいて、冷却水添加量を制御することを特徴とする
請求項5記載の鋳物砂の再生装置。 - 【請求項7】 上記制御手段は、再生砂の砂強度の目標
値に対する真空混練中の水蒸気発生量と粘結剤の添加量
との関係データに基づいて、上記粘結剤の添加量を制御
することを特徴とする請求項5または6記載の鋳物砂の
再生装置。
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|---|---|---|---|
| JP23514795A JP3705627B2 (ja) | 1995-09-13 | 1995-09-13 | 鋳物砂の再生方法およびその装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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