JPH0976517A - インクジェット式記録ヘッドのクリーニング装置 - Google Patents
インクジェット式記録ヘッドのクリーニング装置Info
- Publication number
- JPH0976517A JPH0976517A JP23729995A JP23729995A JPH0976517A JP H0976517 A JPH0976517 A JP H0976517A JP 23729995 A JP23729995 A JP 23729995A JP 23729995 A JP23729995 A JP 23729995A JP H0976517 A JPH0976517 A JP H0976517A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiper blade
- recording head
- ink
- cleaning device
- opening surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワイパーブレードで拭き取ったインクの飛び
散りを防止でき、しかも、記録ヘッド側のインクの拭き
残しも発生しないクリーニング装置を提供する。 【解決手段】 インクジェット式記録装置が備える記録
ヘッド14のノズル開口面3aに付着したインクを、ゴ
ム製のワイパーブレード44を使って拭き取るクリーニ
ング装置において、ワイパーブレード44のゴム硬度
を、JIS K6301にて規定されたJIS A硬度
で40〜60度の範囲内に調整することにより、ワイパ
ーブレードの厚さや配置位置を特に厳密に微調整しなく
とも、ワイパーブレードで拭き取ったインクの飛び散り
を防止でき、しかも、記録ヘッド3側のインクの拭き残
しも発生しない。このため、記録ヘッドとワイパーブレ
ードとの相対的な位置調整を容易かつ迅速に行うことが
でき、その生産性向上に大きく寄与する。
散りを防止でき、しかも、記録ヘッド側のインクの拭き
残しも発生しないクリーニング装置を提供する。 【解決手段】 インクジェット式記録装置が備える記録
ヘッド14のノズル開口面3aに付着したインクを、ゴ
ム製のワイパーブレード44を使って拭き取るクリーニ
ング装置において、ワイパーブレード44のゴム硬度
を、JIS K6301にて規定されたJIS A硬度
で40〜60度の範囲内に調整することにより、ワイパ
ーブレードの厚さや配置位置を特に厳密に微調整しなく
とも、ワイパーブレードで拭き取ったインクの飛び散り
を防止でき、しかも、記録ヘッド3側のインクの拭き残
しも発生しない。このため、記録ヘッドとワイパーブレ
ードとの相対的な位置調整を容易かつ迅速に行うことが
でき、その生産性向上に大きく寄与する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット式
記録装置が備える記録ヘッドのノズル開口面に付着した
インクを拭き取るためのクリーニング装置に関する。
記録装置が備える記録ヘッドのノズル開口面に付着した
インクを拭き取るためのクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インクジェット式記録装置
は、記録ヘッドのノズル開口面に付着するインクを拭き
取るためにクリーニング装置を備えており、このクリー
ニング装置としては、ゴム製のワイパーブレードを使っ
て記録ヘッドのノズル開口面を拭き取るものがあった。
は、記録ヘッドのノズル開口面に付着するインクを拭き
取るためにクリーニング装置を備えており、このクリー
ニング装置としては、ゴム製のワイパーブレードを使っ
て記録ヘッドのノズル開口面を拭き取るものがあった。
【0003】ところで、図3(a)に示す通り、上述の
如きワイパーブレード44は、例えば、支持体45に固
定される取付基部44aと、取付基部44aから矩形板
状に延出された払拭部44bとからなり、払拭部44b
の延出方向をノズル3の開口面3aに対し略垂直にして
配置されている。そして、必要時には支持体45を図示
矢印H方向へ前進させることにより、払拭部44bがノ
ズル開口面3aに接触し得る位置に移動させられる。こ
れにより、記録ヘッド14がガイドロッド20に沿って
図示矢印G方向へ移動すると、図3(b)に示す通り、
払拭部44bがノズル開口面3aに接触し、払拭部44
bが湾曲しつつノズル開口面3aに付着したインク7を
拭き取るようになっている。
如きワイパーブレード44は、例えば、支持体45に固
定される取付基部44aと、取付基部44aから矩形板
状に延出された払拭部44bとからなり、払拭部44b
の延出方向をノズル3の開口面3aに対し略垂直にして
配置されている。そして、必要時には支持体45を図示
矢印H方向へ前進させることにより、払拭部44bがノ
ズル開口面3aに接触し得る位置に移動させられる。こ
れにより、記録ヘッド14がガイドロッド20に沿って
図示矢印G方向へ移動すると、図3(b)に示す通り、
払拭部44bがノズル開口面3aに接触し、払拭部44
bが湾曲しつつノズル開口面3aに付着したインク7を
拭き取るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術によれば、以下に述べるような問題があった。上記ワ
イパーブレード44は、ノズル開口面3aの拭き取りを
完了すると同時に、図3(c)に示す様に、それまで図
示点線の如く湾曲していた部分が、図示矢印B方向に動
いて元の形状に復元する。その際、この復元動作が過度
に素早いと、払拭部44bに付着しているインク7が、
図示の如く周囲に飛び散って汚れるという問題があっ
た。
術によれば、以下に述べるような問題があった。上記ワ
イパーブレード44は、ノズル開口面3aの拭き取りを
完了すると同時に、図3(c)に示す様に、それまで図
示点線の如く湾曲していた部分が、図示矢印B方向に動
いて元の形状に復元する。その際、この復元動作が過度
に素早いと、払拭部44bに付着しているインク7が、
図示の如く周囲に飛び散って汚れるという問題があっ
た。
【0005】これに対し、従来は、払拭部の厚さを薄く
したり、払拭部が過度に湾曲しないように配置位置を調
節したりして、払拭部の復元力を調整してはいた。しか
し、払拭部の厚さは、およそ0.5〜1.5mm程度と
薄いものであり、この厚さを最適に微調整することは容
易ではなく、僅かに薄くしただけでも、単に柔軟なだけ
で張りのない状態となり、ノズル開口面に対する接触圧
が弱まり、その結果、インクの拭き残しが生じる恐れが
あった。
したり、払拭部が過度に湾曲しないように配置位置を調
節したりして、払拭部の復元力を調整してはいた。しか
し、払拭部の厚さは、およそ0.5〜1.5mm程度と
薄いものであり、この厚さを最適に微調整することは容
易ではなく、僅かに薄くしただけでも、単に柔軟なだけ
で張りのない状態となり、ノズル開口面に対する接触圧
が弱まり、その結果、インクの拭き残しが生じる恐れが
あった。
【0006】また、あまり湾曲しないように配置するに
しても、払拭部の記録ヘッドに接触し得る部分はおよそ
0.5〜3mm幅程度で、やはり配置位置の微調整は容
易ではなく、僅かに配置位置を離しただけでも、払拭部
とノズル開口面との密着性が低下し、やはりインクの拭
き残しが生じる恐れがあった。
しても、払拭部の記録ヘッドに接触し得る部分はおよそ
0.5〜3mm幅程度で、やはり配置位置の微調整は容
易ではなく、僅かに配置位置を離しただけでも、払拭部
とノズル開口面との密着性が低下し、やはりインクの拭
き残しが生じる恐れがあった。
【0007】更に、この様な厚さや配置位置の微調整
は、組立時の僅かな誤差や経時変化による影響を受けや
すく、製品による払拭性能のばらつきが発生しやすいと
いう問題があった。つまり、ワイパーブレードの寸法や
配置位置だけを微調整しても、インクの飛び散りが発生
する、拭き残しが発生するという相反する問題を同時に
有効に解決することは難しく、より有効な対策が望まれ
ていた。
は、組立時の僅かな誤差や経時変化による影響を受けや
すく、製品による払拭性能のばらつきが発生しやすいと
いう問題があった。つまり、ワイパーブレードの寸法や
配置位置だけを微調整しても、インクの飛び散りが発生
する、拭き残しが発生するという相反する問題を同時に
有効に解決することは難しく、より有効な対策が望まれ
ていた。
【0008】そこで、本発明は、ワイパーブレードの寸
法や配置位置を厳密に微調整しなくても、拭き取ったイ
ンクの飛び散りを防止でき、しかも、記録ヘッド側にイ
ンクの拭き残しが発生しないインクジェット式記録ヘッ
ドのクリーニング装置を提供することを目的とする。
法や配置位置を厳密に微調整しなくても、拭き取ったイ
ンクの飛び散りを防止でき、しかも、記録ヘッド側にイ
ンクの拭き残しが発生しないインクジェット式記録ヘッ
ドのクリーニング装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明は、請求項1記載の通り、インクジェット式
記録装置が備える記録ヘッドのノズル開口面に付着した
インクを、ゴム製のワイパーブレードを使って拭き取る
インクジェット式記録ヘッドのクリーニング装置におい
て、前記ワイパーブレードは、ゴム硬度がJIS K
6301にて規定されたJIS A硬度で40〜60度
の範囲内に調整されていることを特徴とする。
め、本発明は、請求項1記載の通り、インクジェット式
記録装置が備える記録ヘッドのノズル開口面に付着した
インクを、ゴム製のワイパーブレードを使って拭き取る
インクジェット式記録ヘッドのクリーニング装置におい
て、前記ワイパーブレードは、ゴム硬度がJIS K
6301にて規定されたJIS A硬度で40〜60度
の範囲内に調整されていることを特徴とする。
【0010】また、請求項2記載のクリーニング装置
は、前記ワイパーブレードは、支持体に固定される取付
基部から矩形板状に延出された払拭部を有し、該払拭部
の取付基部側から先端までの長さが2〜10mm、厚さ
が0.5〜1.5mmとされ、前記ノズル開口面に対し
前記長さ方向を略垂直にして配置されると共に、前記ノ
ズル開口面に対し前記厚さ方向へ相対的に移動可能で、
該移動の際に先端から所定範囲内の部分が前記記録ヘッ
ドに接触し得る位置関係に配置されて、該接触に伴って
湾曲しつつ前記ノズル開口面を拭き取るものであること
を特徴とする。
は、前記ワイパーブレードは、支持体に固定される取付
基部から矩形板状に延出された払拭部を有し、該払拭部
の取付基部側から先端までの長さが2〜10mm、厚さ
が0.5〜1.5mmとされ、前記ノズル開口面に対し
前記長さ方向を略垂直にして配置されると共に、前記ノ
ズル開口面に対し前記厚さ方向へ相対的に移動可能で、
該移動の際に先端から所定範囲内の部分が前記記録ヘッ
ドに接触し得る位置関係に配置されて、該接触に伴って
湾曲しつつ前記ノズル開口面を拭き取るものであること
を特徴とする。
【0011】更に、請求項3記載のクリーニング装置
は、前記ワイパーブレードは、ワイパーブレードの先端
側から前記長さの1/2以下かつ0.5〜3mmの範囲
内の部分が前記記録ヘッドに接触し得る位置関係に配置
されていることを特徴とする。
は、前記ワイパーブレードは、ワイパーブレードの先端
側から前記長さの1/2以下かつ0.5〜3mmの範囲
内の部分が前記記録ヘッドに接触し得る位置関係に配置
されていることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】上記請求項1記載のインクジェッ
ト式記録ヘッドのクリーニング装置は、ノズル開口面に
付着したインクを、ワイパーブレードを使って拭き取る
構造であることを前提とし、このワイパーブレードのゴ
ム硬度が、JIS K 6301にて規定されたJIS
A硬度で40〜60度の範囲内に調整されている点に
特徴がある。
ト式記録ヘッドのクリーニング装置は、ノズル開口面に
付着したインクを、ワイパーブレードを使って拭き取る
構造であることを前提とし、このワイパーブレードのゴ
ム硬度が、JIS K 6301にて規定されたJIS
A硬度で40〜60度の範囲内に調整されている点に
特徴がある。
【0013】これは、本発明者が、この種のクリーニン
グ装置のワイパーブレードについて種々検討を重ねた結
果、特定の物性を有するゴムを用いると、寸法や配置位
置を厳密に調整しなくても、インクの飛び散りや拭き残
しが発生しないことを見いだして完成されたものであ
る。
グ装置のワイパーブレードについて種々検討を重ねた結
果、特定の物性を有するゴムを用いると、寸法や配置位
置を厳密に調整しなくても、インクの飛び散りや拭き残
しが発生しないことを見いだして完成されたものであ
る。
【0014】本発明のクリーニング装置のワイパーブレ
ードを作製するのに利用でき、特にゴム硬度を上記範囲
内に調整可能なゴムとしては、アクリロニトリル−ブタ
ジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)、エ
チレン−プロピレンゴム(EPDM,EPM)、ブチル
ゴム(IIR)、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム
(IR)、およびシリコーンゴム等を挙げることができ
る。
ードを作製するのに利用でき、特にゴム硬度を上記範囲
内に調整可能なゴムとしては、アクリロニトリル−ブタ
ジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)、エ
チレン−プロピレンゴム(EPDM,EPM)、ブチル
ゴム(IIR)、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム
(IR)、およびシリコーンゴム等を挙げることができ
る。
【0015】本発明のクリーニング装置では、これらの
ゴムを用いて、特にワイパーブレードのゴム硬度を、J
IS A硬度で40〜60度の範囲内に調整してある。
こうすると、ワイパーブレードは、ノズル開口面の拭き
取りの際に湾曲している部分が、拭き取りを終えた時点
で比較的ゆっくりと元の形状に復元する様になる。その
ため、ワイパーブレードに付着しているインクは、周囲
に飛び散らなくなる。また、ワイパーブレードが柔らか
過ぎることもないため、ノズル開口面に対する接触圧は
適度に維持され、ノズル開口面にインクの拭き残しが生
じることもない。したがって、ワイパーブレードの厚さ
や配置位置の調整幅が広がって、厳密な微調整は不要と
なるので、インクジェット記録装置の生産性が向上し、
また、組立誤差等による払拭性能のばらつきは発生しに
くくなる。
ゴムを用いて、特にワイパーブレードのゴム硬度を、J
IS A硬度で40〜60度の範囲内に調整してある。
こうすると、ワイパーブレードは、ノズル開口面の拭き
取りの際に湾曲している部分が、拭き取りを終えた時点
で比較的ゆっくりと元の形状に復元する様になる。その
ため、ワイパーブレードに付着しているインクは、周囲
に飛び散らなくなる。また、ワイパーブレードが柔らか
過ぎることもないため、ノズル開口面に対する接触圧は
適度に維持され、ノズル開口面にインクの拭き残しが生
じることもない。したがって、ワイパーブレードの厚さ
や配置位置の調整幅が広がって、厳密な微調整は不要と
なるので、インクジェット記録装置の生産性が向上し、
また、組立誤差等による払拭性能のばらつきは発生しに
くくなる。
【0016】なお、ワイパーブレードのゴム硬度が、J
IS A硬度で40度より小さいと、インクの拭き残し
が生じやすくなる傾向があった。これは、ワイパーブレ
ードが過度に柔らかくなり、ノズル開口面に対する接触
圧が十分に確保できないためではないかと推測される。
また、ワイパーブレードのゴム硬度が、JIS A硬度
で60度より大きいと、湾曲したワイパーブレードの形
状が復元する際に、インクが周囲に飛び散るようになっ
た。この場合でも、ワイパーブレードの厚さや配置位置
を微調整してワイパーブレードの変形量を最適化すれ
ば、インクは飛び散らなくなるとは考えられるが、調整
の幅がきわめて狭く、僅かに厚さや配置位置を変えただ
けでインクの拭き残しが生じるため、厚さや配置位置を
最適化することはきわめて困難である。
IS A硬度で40度より小さいと、インクの拭き残し
が生じやすくなる傾向があった。これは、ワイパーブレ
ードが過度に柔らかくなり、ノズル開口面に対する接触
圧が十分に確保できないためではないかと推測される。
また、ワイパーブレードのゴム硬度が、JIS A硬度
で60度より大きいと、湾曲したワイパーブレードの形
状が復元する際に、インクが周囲に飛び散るようになっ
た。この場合でも、ワイパーブレードの厚さや配置位置
を微調整してワイパーブレードの変形量を最適化すれ
ば、インクは飛び散らなくなるとは考えられるが、調整
の幅がきわめて狭く、僅かに厚さや配置位置を変えただ
けでインクの拭き残しが生じるため、厚さや配置位置を
最適化することはきわめて困難である。
【0017】ところで、ワイパーブレードの具体的な寸
法や配置方向は、実用的な範囲内で種々調整可能であっ
て、一概には特定できないが、少なくともゴム硬度が上
記の通り調整されていることで、寸法や配置方向の調整
幅は広くすることができる。この寸法や配置方向につい
て、具体例を示せば、請求項2記載の通り、支持体に固
定される取付基部から矩形板状に延出された払拭部を有
し、該払拭部の取付基部側から先端までの長さが2〜1
0mm、厚さが0.5〜1.5mmとされ、前記ノズル
開口面に対し前記長さ方向(即ち、上記2〜10mmと
される方向)を略垂直にして配置されると共に、前記ノ
ズル開口面に対し前記厚さ方向(即ち、上記0.5〜
1.5mmとされる方向)へ相対的に移動可能で、該移
動の際に先端から所定範囲内の部分が前記記録ヘッドに
接触し得る位置関係に配置されて、該接触に伴って湾曲
しつつ前記ノズル開口面を拭き取るものであるとよい。
法や配置方向は、実用的な範囲内で種々調整可能であっ
て、一概には特定できないが、少なくともゴム硬度が上
記の通り調整されていることで、寸法や配置方向の調整
幅は広くすることができる。この寸法や配置方向につい
て、具体例を示せば、請求項2記載の通り、支持体に固
定される取付基部から矩形板状に延出された払拭部を有
し、該払拭部の取付基部側から先端までの長さが2〜1
0mm、厚さが0.5〜1.5mmとされ、前記ノズル
開口面に対し前記長さ方向(即ち、上記2〜10mmと
される方向)を略垂直にして配置されると共に、前記ノ
ズル開口面に対し前記厚さ方向(即ち、上記0.5〜
1.5mmとされる方向)へ相対的に移動可能で、該移
動の際に先端から所定範囲内の部分が前記記録ヘッドに
接触し得る位置関係に配置されて、該接触に伴って湾曲
しつつ前記ノズル開口面を拭き取るものであるとよい。
【0018】上記構成において、相対的に移動可能と
は、記録ヘッド側が移動しても、ワイパーブレード側が
移動してもよいことを意味する。また、記録ヘッドとワ
イパーブレードとは、移動の際にワイパーブレードの先
端から所定範囲内の部分が記録ヘッドに接触し得る位置
関係に配置されるが、これは配置位置の関係を示してい
るのであって、拭き取り動作時に、ワイパーブレードの
先端から所定範囲内の部分が記録ヘッドに接触しつつ拭
き取りを行うものを意味する訳ではない。ちなみに、移
動の際にワイパーブレードの先端から所定範囲内の部分
が記録ヘッドに接触し得る位置関係に配置すると、多く
の場合は、拭き取り動作時にワイパーブレードが湾曲す
るため、ワイパーブレードのほぼ先端だけが記録ヘッド
に接触しつつ拭き取りを行うことになる。
は、記録ヘッド側が移動しても、ワイパーブレード側が
移動してもよいことを意味する。また、記録ヘッドとワ
イパーブレードとは、移動の際にワイパーブレードの先
端から所定範囲内の部分が記録ヘッドに接触し得る位置
関係に配置されるが、これは配置位置の関係を示してい
るのであって、拭き取り動作時に、ワイパーブレードの
先端から所定範囲内の部分が記録ヘッドに接触しつつ拭
き取りを行うものを意味する訳ではない。ちなみに、移
動の際にワイパーブレードの先端から所定範囲内の部分
が記録ヘッドに接触し得る位置関係に配置すると、多く
の場合は、拭き取り動作時にワイパーブレードが湾曲す
るため、ワイパーブレードのほぼ先端だけが記録ヘッド
に接触しつつ拭き取りを行うことになる。
【0019】以上説明した様な範囲内で寸法及び配置方
向が調整されたワイパーブレードであれば、ノズル開口
面に付着したインクを良好に拭き取ることができ、ノズ
ル開口面にインクの拭き残しが生じることはなく、イン
クの拭き取りを終えた時点で、ワイパーブレードに付着
したインクが周囲に飛び散ることもない。
向が調整されたワイパーブレードであれば、ノズル開口
面に付着したインクを良好に拭き取ることができ、ノズ
ル開口面にインクの拭き残しが生じることはなく、イン
クの拭き取りを終えた時点で、ワイパーブレードに付着
したインクが周囲に飛び散ることもない。
【0020】なお、請求項2記載の配置方法以外には、
例えば、ワイパーブレードの配置方向をノズル開口面に
対して略垂直とせず、ノズル開口面に対して傾斜させて
配置することも可能である。この場合は、払拭部の取付
基部側から先端までの長さ、払拭部の厚さが、上記好適
な数値範囲とは若干異なる可能性がある。但し、ゴム硬
度が、請求項1記載の通り調整されていれば、寸法の調
整幅は広くなっているので、払拭部の寸法は配置方向に
応じて容易に決定できる。
例えば、ワイパーブレードの配置方向をノズル開口面に
対して略垂直とせず、ノズル開口面に対して傾斜させて
配置することも可能である。この場合は、払拭部の取付
基部側から先端までの長さ、払拭部の厚さが、上記好適
な数値範囲とは若干異なる可能性がある。但し、ゴム硬
度が、請求項1記載の通り調整されていれば、寸法の調
整幅は広くなっているので、払拭部の寸法は配置方向に
応じて容易に決定できる。
【0021】また、請求項2に記載した様に、記録ヘッ
ドとワイパーブレードとを、移動の際にワイパーブレー
ドの先端から所定範囲内の部分が記録ヘッドに接触し得
る位置関係に配置する場合、上記所定範囲の寸法を具体
的にどの程度に調整するかについては、やはり、実用的
な範囲内で種々調整可能であって、一概には特定できな
いが、少なくともゴム硬度が上記の通り調整されている
ことで、上記所定範囲の寸法の調整幅は広くすることが
できる。この所定範囲の寸法について、具体例を示せ
ば、請求項3記載の通り、ワイパーブレードの先端側か
ら前記長さの1/2以下かつ0.5〜3mmの範囲内の
部分が前記記録ヘッドに接触し得る位置関係に配置され
ていると望ましい。
ドとワイパーブレードとを、移動の際にワイパーブレー
ドの先端から所定範囲内の部分が記録ヘッドに接触し得
る位置関係に配置する場合、上記所定範囲の寸法を具体
的にどの程度に調整するかについては、やはり、実用的
な範囲内で種々調整可能であって、一概には特定できな
いが、少なくともゴム硬度が上記の通り調整されている
ことで、上記所定範囲の寸法の調整幅は広くすることが
できる。この所定範囲の寸法について、具体例を示せ
ば、請求項3記載の通り、ワイパーブレードの先端側か
ら前記長さの1/2以下かつ0.5〜3mmの範囲内の
部分が前記記録ヘッドに接触し得る位置関係に配置され
ていると望ましい。
【0022】以上説明した様な範囲内で記録ヘッドとワ
イパーブレードとの配置位置の関係が調整されたワイパ
ーブレードであれば、ノズル開口面に付着したインクを
良好に拭き取ることができ、ノズル開口面にインクの拭
き残しが生じることはなく、拭き取りを終えた時点で、
ワイパーブレードに付着したインクが周囲に飛び散るこ
ともない。
イパーブレードとの配置位置の関係が調整されたワイパ
ーブレードであれば、ノズル開口面に付着したインクを
良好に拭き取ることができ、ノズル開口面にインクの拭
き残しが生じることはなく、拭き取りを終えた時点で、
ワイパーブレードに付着したインクが周囲に飛び散るこ
ともない。
【0023】なお、請求項3記載の位置関係は、ワイパ
ーブレードが、請求項2記載の様な寸法及び配置方向で
配設される場合に好適な条件であり、例えば、ワイパー
ブレードをノズル開口面に対して傾斜させて配置した様
な場合には、記録ヘッドとワイパーブレードとの配置位
置の関係も、請求項3記載の好適な数値範囲とは若干異
なる可能性がある。但し、ゴム硬度が、請求項1記載の
通り調整されていれば、記録ヘッドとワイパーブレード
との相対的な配置位置の調整幅は広くなっているので、
両者の配置位置は容易に決定できる。
ーブレードが、請求項2記載の様な寸法及び配置方向で
配設される場合に好適な条件であり、例えば、ワイパー
ブレードをノズル開口面に対して傾斜させて配置した様
な場合には、記録ヘッドとワイパーブレードとの配置位
置の関係も、請求項3記載の好適な数値範囲とは若干異
なる可能性がある。但し、ゴム硬度が、請求項1記載の
通り調整されていれば、記録ヘッドとワイパーブレード
との相対的な配置位置の調整幅は広くなっているので、
両者の配置位置は容易に決定できる。
【0024】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々なる変形が可能である。
たが、本発明はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々なる変形が可能である。
【0025】
【実施例】次に、本発明の実施の形態をより一層明確に
するため、本発明を適用したインクジェット記録装置の
一実施例について、図面に基づいて説明する。なお、以
下に説明する実施例は、本発明の実施の形態の一例に過
ぎず、本発明の実施の形態を、以下に例示する具体的な
ものに制限する訳ではない。
するため、本発明を適用したインクジェット記録装置の
一実施例について、図面に基づいて説明する。なお、以
下に説明する実施例は、本発明の実施の形態の一例に過
ぎず、本発明の実施の形態を、以下に例示する具体的な
ものに制限する訳ではない。
【0026】実施例のインクジェット式記録装置は、図
1に示す様に、フレーム12に対し図示矢印A方向に回
転可能に取り付けられた円筒状のプラテン10と、プラ
テン10に対向して設けられたインクジェット式の記録
ヘッド14とを備えている。記録ヘッド14は、キャリ
ッジ16上に載置されている。キャリッジ16は、プラ
テン10の中心線に平行に配設されたガイドロッド20
に摺動可能に支持されると共に、一対のプーリ22、2
4に巻付けられたタイミングベルト26と係合してい
る。そして、一方のプーリ22がキャリッジ駆動モータ
28によって回転させられ、タイミングベルト26が送
られることにより、キャリッジ16はプラテン10に沿
って移動する。
1に示す様に、フレーム12に対し図示矢印A方向に回
転可能に取り付けられた円筒状のプラテン10と、プラ
テン10に対向して設けられたインクジェット式の記録
ヘッド14とを備えている。記録ヘッド14は、キャリ
ッジ16上に載置されている。キャリッジ16は、プラ
テン10の中心線に平行に配設されたガイドロッド20
に摺動可能に支持されると共に、一対のプーリ22、2
4に巻付けられたタイミングベルト26と係合してい
る。そして、一方のプーリ22がキャリッジ駆動モータ
28によって回転させられ、タイミングベルト26が送
られることにより、キャリッジ16はプラテン10に沿
って移動する。
【0027】上記記録ヘッド14は、図示しない多数個
のインク流路と、それらインク流路に対応して設けられ
た多数個のノズルを備えており、インク流路には、記録
ヘッド14に着脱自在に取り付けられたインク供給装置
(インクカートリッジ)からインクが供給される。な
お、インク流路の壁は振動板(圧電素子)によって形成
され、その振動板が制御装置(図示略)の指令に基づい
て図示しない駆動回路により変形させられると、その変
形に起因する圧力変化によりインクがノズルから噴射さ
れる。上記振動板は記録データに基づいて変形させら
れ、インク流路に供給されたインクは、記録データに基
づいて決められたノズルから噴射されることになる。イ
ンクは、プラテン10と記録ヘッド14との間に供給さ
れる記録用紙32に、キャリッジ16の移動に伴って噴
射され、それにより1行分の画像が形成される。1行分
の画像形成が終了したならば、プラテン10の回転によ
り記録用紙32が1行分送られ、再び1行分の画像の形
成が行われる。この繰返しにより、記録用紙32全体の
画像形成が行われる。記録用紙32は、フレーム12の
後方の図示しない用紙供給口から図示矢印C方向に供給
され、プラテン10の回転によって図示矢印D方向に送
られ、図示しない用紙排出口から排出される。
のインク流路と、それらインク流路に対応して設けられ
た多数個のノズルを備えており、インク流路には、記録
ヘッド14に着脱自在に取り付けられたインク供給装置
(インクカートリッジ)からインクが供給される。な
お、インク流路の壁は振動板(圧電素子)によって形成
され、その振動板が制御装置(図示略)の指令に基づい
て図示しない駆動回路により変形させられると、その変
形に起因する圧力変化によりインクがノズルから噴射さ
れる。上記振動板は記録データに基づいて変形させら
れ、インク流路に供給されたインクは、記録データに基
づいて決められたノズルから噴射されることになる。イ
ンクは、プラテン10と記録ヘッド14との間に供給さ
れる記録用紙32に、キャリッジ16の移動に伴って噴
射され、それにより1行分の画像が形成される。1行分
の画像形成が終了したならば、プラテン10の回転によ
り記録用紙32が1行分送られ、再び1行分の画像の形
成が行われる。この繰返しにより、記録用紙32全体の
画像形成が行われる。記録用紙32は、フレーム12の
後方の図示しない用紙供給口から図示矢印C方向に供給
され、プラテン10の回転によって図示矢印D方向に送
られ、図示しない用紙排出口から排出される。
【0028】また、プラテン10の一端の側方には、非
記録位置へと移動した記録ヘッド14に対向する位置
に、キャップ装置34が設けられている。このキャップ
装置34は、記録ヘッド14に対向する側の面に、ゴム
製のノズルキャップ36を備えている。ノズルキャップ
36の中央部には、矩形筒状に突設されたリップ部(図
示略)が形成され、そのリップ部に囲まれた内側には、
ノズルキャップ36の内部を貫通する貫通孔(図示略)
が形成されている。
記録位置へと移動した記録ヘッド14に対向する位置
に、キャップ装置34が設けられている。このキャップ
装置34は、記録ヘッド14に対向する側の面に、ゴム
製のノズルキャップ36を備えている。ノズルキャップ
36の中央部には、矩形筒状に突設されたリップ部(図
示略)が形成され、そのリップ部に囲まれた内側には、
ノズルキャップ36の内部を貫通する貫通孔(図示略)
が形成されている。
【0029】なお、上記貫通孔は、吸引チューブ40を
介して吸引ポンプ38に接続されている。吸引ポンプ3
8には、吸引チューブ40の他に吐出チューブ48が接
続されており、その吐出チューブ48が吸着材50が収
容された廃インクタンク52に接続されている。吸引ポ
ンプ38によって、吸引されたノズル内のインクは、吐
出チューブ48を経て廃インクタンク52内の吸着材5
0に吸着される。
介して吸引ポンプ38に接続されている。吸引ポンプ3
8には、吸引チューブ40の他に吐出チューブ48が接
続されており、その吐出チューブ48が吸着材50が収
容された廃インクタンク52に接続されている。吸引ポ
ンプ38によって、吸引されたノズル内のインクは、吐
出チューブ48を経て廃インクタンク52内の吸着材5
0に吸着される。
【0030】上記キャップ装置34は、記録ヘッド14
側に向かって前進可能に配設され、常には、後方の退避
位置にあるが、記録ヘッド14が記録終了後に記録終了
位置から非記録位置に移動すると、それに連動して前進
するようになっている。この前進に伴ってノズルキャッ
プ36は記録ヘッド14のノズル開口面に密着する。こ
の時、ノズルキャップ36のリップ部が、記録ヘッド1
4の前面側にあるノズル開口面のノズル列を囲む部分に
密着することによってパッキンとなり、ノズル列は気密
に覆われる。なお、本実施例においては、記録ヘッド1
4が記録終了位置から非記録位置に移動した際に、図示
しないクラッチが接続されてキャリッジ駆動モータ28
の駆動力が伝達されることにより、キャップ装置34が
前進するようになっている。同様に、記録ヘッド14が
記録開始時に非記録位置から記録開始位置(記録終了位
置と同じ)に移動すると、それに連動してキャップ装置
34が後退する。この後退に伴ってノズルキャップ36
は記録ヘッド14から離間する。つまり、記録ヘッド1
4が非記録位置にある間は、キャップ装置34は常に前
進位置にあり、ノズルキャップ36は記録ヘッド14の
ノズル開口面に密着している。
側に向かって前進可能に配設され、常には、後方の退避
位置にあるが、記録ヘッド14が記録終了後に記録終了
位置から非記録位置に移動すると、それに連動して前進
するようになっている。この前進に伴ってノズルキャッ
プ36は記録ヘッド14のノズル開口面に密着する。こ
の時、ノズルキャップ36のリップ部が、記録ヘッド1
4の前面側にあるノズル開口面のノズル列を囲む部分に
密着することによってパッキンとなり、ノズル列は気密
に覆われる。なお、本実施例においては、記録ヘッド1
4が記録終了位置から非記録位置に移動した際に、図示
しないクラッチが接続されてキャリッジ駆動モータ28
の駆動力が伝達されることにより、キャップ装置34が
前進するようになっている。同様に、記録ヘッド14が
記録開始時に非記録位置から記録開始位置(記録終了位
置と同じ)に移動すると、それに連動してキャップ装置
34が後退する。この後退に伴ってノズルキャップ36
は記録ヘッド14から離間する。つまり、記録ヘッド1
4が非記録位置にある間は、キャップ装置34は常に前
進位置にあり、ノズルキャップ36は記録ヘッド14の
ノズル開口面に密着している。
【0031】次に、本発明の特徴的な部分であるワイパ
ーブレードを有するクリーニング機構について詳細に説
明する。ワイパーブレード44は、上記プラテン10と
キャップ装置34との間に配設された支持体45に取り
付けられ、支持体45に伴って記録ヘッド14側へ向か
って前進するようになっている。このワイパーブレード
44は、矩形の平板状を成した可撓性部材であり、図2
(a)に示す通り、支持体45に固定された取付基部4
4aと、取付基部44aから矩形板状に延出された払拭
部44bとからなり、特に、そのゴム硬度が、JIS
K 6301にて規定されたJIS A硬度で60度に
調整されている点に特徴がある。払拭部44bは、取付
基部44a側から先端までの長さLが7mm、厚さMが
1mm、幅(図示紙面に対し垂直な方向の寸法)が15
mmとされ、ノズル3の開口面3aに対し長さ方向を略
垂直にして配置されている。また、払拭部44bの先端
から長さN=1mmの部分が、記録ヘッド14の図示矢
印G方向への移動動作に伴ってノズル3に接触し得る位
置関係に配置され、この接触に伴って、図2(b)に示
す通り、ワイパーブレード44が湾曲しつつノズル3に
付着したインク7を拭き取るようになっている。
ーブレードを有するクリーニング機構について詳細に説
明する。ワイパーブレード44は、上記プラテン10と
キャップ装置34との間に配設された支持体45に取り
付けられ、支持体45に伴って記録ヘッド14側へ向か
って前進するようになっている。このワイパーブレード
44は、矩形の平板状を成した可撓性部材であり、図2
(a)に示す通り、支持体45に固定された取付基部4
4aと、取付基部44aから矩形板状に延出された払拭
部44bとからなり、特に、そのゴム硬度が、JIS
K 6301にて規定されたJIS A硬度で60度に
調整されている点に特徴がある。払拭部44bは、取付
基部44a側から先端までの長さLが7mm、厚さMが
1mm、幅(図示紙面に対し垂直な方向の寸法)が15
mmとされ、ノズル3の開口面3aに対し長さ方向を略
垂直にして配置されている。また、払拭部44bの先端
から長さN=1mmの部分が、記録ヘッド14の図示矢
印G方向への移動動作に伴ってノズル3に接触し得る位
置関係に配置され、この接触に伴って、図2(b)に示
す通り、ワイパーブレード44が湾曲しつつノズル3に
付着したインク7を拭き取るようになっている。
【0032】以上のように構成されたワイパーブレード
44は、常には、後方の退避位置にあるが、必要時には
ワイパ駆動モータ(図示略)に駆動されて、記録ヘッド
14側に向かって前進し、図2(a)に示す位置に移動
する。その後、記録ヘッド14が図示矢印G方向へ移動
するのに伴って、図2(b)に示す様に、ワイパーブレ
ード44が撓められながらノズル開口面3aに接触する
ことによって、ノズル開口面3aに付着したインク7が
拭き取られる。
44は、常には、後方の退避位置にあるが、必要時には
ワイパ駆動モータ(図示略)に駆動されて、記録ヘッド
14側に向かって前進し、図2(a)に示す位置に移動
する。その後、記録ヘッド14が図示矢印G方向へ移動
するのに伴って、図2(b)に示す様に、ワイパーブレ
ード44が撓められながらノズル開口面3aに接触する
ことによって、ノズル開口面3aに付着したインク7が
拭き取られる。
【0033】そして、ノズル開口面3aの拭き取りを完
了すると同時に、ワイパーブレード44は、図2(c)
に示す様に、それまで図示点線の如く湾曲していた部分
が、図示矢印B方向に動いて元の形状に復元する。この
時、本ワイパーブレード44は、ゴム硬度がJIS A
硬度で60度に調整されているため、その復元動作が比
較的緩慢で、払拭部44bに付着しているインク7は、
図示の如く払拭部44bに付着したままの状態となり、
図3(c)に示した様に周囲に飛び散るといったことは
ない。
了すると同時に、ワイパーブレード44は、図2(c)
に示す様に、それまで図示点線の如く湾曲していた部分
が、図示矢印B方向に動いて元の形状に復元する。この
時、本ワイパーブレード44は、ゴム硬度がJIS A
硬度で60度に調整されているため、その復元動作が比
較的緩慢で、払拭部44bに付着しているインク7は、
図示の如く払拭部44bに付着したままの状態となり、
図3(c)に示した様に周囲に飛び散るといったことは
ない。
【0034】このゴム硬度による影響を確認するため、
ワイパーブレード44のゴム硬度を種々変更してみた。
その結果、JIS A硬度で40〜60度の範囲内であ
れば、ノズル3に付着したインク7を良好に拭き取るこ
とができ、インク7の飛び散りは発生しなかった。一
方、ワイパーブレード44のゴム硬度を、JIS A硬
度で40度より小さくすると、インク7の飛び散りは発
生しないものの、ノズル3に付着したインク7を十分に
拭き取ることができず、拭き残しが生じやすくなる傾向
があった。また逆に、ワイパーブレード44のゴム硬度
を、JIS A硬度で60度より大きくすると、インク
7の飛び散りが見受けられるようになった。この場合、
単にインク7の飛び散りだけを防止するのであれば、ワ
イパーブレード44の変形が抑制される様に、ワイパー
ブレード44の厚さや配置位置を微調整すればよいが、
インク7が飛び散らなくなると同時にインク7の拭き残
しが生じやすくなる等の問題があり、これらの問題を同
時に解決することはできなかった。
ワイパーブレード44のゴム硬度を種々変更してみた。
その結果、JIS A硬度で40〜60度の範囲内であ
れば、ノズル3に付着したインク7を良好に拭き取るこ
とができ、インク7の飛び散りは発生しなかった。一
方、ワイパーブレード44のゴム硬度を、JIS A硬
度で40度より小さくすると、インク7の飛び散りは発
生しないものの、ノズル3に付着したインク7を十分に
拭き取ることができず、拭き残しが生じやすくなる傾向
があった。また逆に、ワイパーブレード44のゴム硬度
を、JIS A硬度で60度より大きくすると、インク
7の飛び散りが見受けられるようになった。この場合、
単にインク7の飛び散りだけを防止するのであれば、ワ
イパーブレード44の変形が抑制される様に、ワイパー
ブレード44の厚さや配置位置を微調整すればよいが、
インク7が飛び散らなくなると同時にインク7の拭き残
しが生じやすくなる等の問題があり、これらの問題を同
時に解決することはできなかった。
【0035】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明の具体的な構成については、上記実施例以外
にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲内の種々なる態様
を採用することができる。例えば、実施例では、記録ヘ
ッドが移動するのに伴って、ワイパーブレードがノズル
開口面を拭き取る構成となっていたが、ワイパーブレー
ド側がノズル開口面に対して移動可能な構成としてもよ
い。
が、本発明の具体的な構成については、上記実施例以外
にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲内の種々なる態様
を採用することができる。例えば、実施例では、記録ヘ
ッドが移動するのに伴って、ワイパーブレードがノズル
開口面を拭き取る構成となっていたが、ワイパーブレー
ド側がノズル開口面に対して移動可能な構成としてもよ
い。
【0036】また、実施例中では特に説明しなかった
が、ワイパーブレードの近傍にインクを吸収可能な吸収
材を配置し、ワイパーブレードに付着したインクは、そ
の吸収材に吸収させるようにすると、ワイパーブレード
にインクが付着したままにならないので更に望ましい。
なお、この様な吸収材にワイパーブレードのインクを吸
収させるには、ワイパーブレードが移動して吸収材に接
触する様に構成しても、吸収材が移動してワイパーブレ
ードに接触する様に構成してもよい。なお、ワイパーブ
レードに付着するインクの量が多くなければ、特に吸収
材を配置しなくても、ワイパーブレードを自然乾燥させ
ればよい。
が、ワイパーブレードの近傍にインクを吸収可能な吸収
材を配置し、ワイパーブレードに付着したインクは、そ
の吸収材に吸収させるようにすると、ワイパーブレード
にインクが付着したままにならないので更に望ましい。
なお、この様な吸収材にワイパーブレードのインクを吸
収させるには、ワイパーブレードが移動して吸収材に接
触する様に構成しても、吸収材が移動してワイパーブレ
ードに接触する様に構成してもよい。なお、ワイパーブ
レードに付着するインクの量が多くなければ、特に吸収
材を配置しなくても、ワイパーブレードを自然乾燥させ
ればよい。
【0037】
【発明の効果】以上の如く、本発明の請求項1〜請求項
3記載のクリーニング装置によれば、ワイパーブレード
で拭き取ったインクの飛び散りが防止され、しかも、記
録ヘッド側のインクの拭き残しも発生しない。したがっ
て、ワイパーブレードの厚さや配置位置の調整幅が広が
って、ワイパーブレードの寸法や配置位置を厳密に微調
整しなくてもよくなり、インクジェット記録装置の生産
性向上に寄与し、組立誤差等による払拭性能のばらつき
も発生しなくなる。
3記載のクリーニング装置によれば、ワイパーブレード
で拭き取ったインクの飛び散りが防止され、しかも、記
録ヘッド側のインクの拭き残しも発生しない。したがっ
て、ワイパーブレードの厚さや配置位置の調整幅が広が
って、ワイパーブレードの寸法や配置位置を厳密に微調
整しなくてもよくなり、インクジェット記録装置の生産
性向上に寄与し、組立誤差等による払拭性能のばらつき
も発生しなくなる。
【0038】特に、請求項2又は請求項3記載のクリー
ニング装置によれば、ワイパーブレードの寸法、配置方
向、配置位置が、実用的な範囲内で設定されているの
で、本発明のクリーニング装置を工業的に生産する場合
に有利である。
ニング装置によれば、ワイパーブレードの寸法、配置方
向、配置位置が、実用的な範囲内で設定されているの
で、本発明のクリーニング装置を工業的に生産する場合
に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のインクジェット式記録装置の概略構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
【図2】 実施例のクリーニング機構の動作状態を示す
平面図である。
平面図である。
【図3】 従来のクリーニング機構の動作状態を示す平
面図である。
面図である。
3・・・ノズル、3a・・・ノズル開口面、10・・・
プラテン、12・・・フレーム、14・・・記録ヘッ
ド、16・・・キャリッジ、20・・・ガイドロッド、
22,24・・・プーリ、26・・・タイミングベル
ト、28・・・キャリッジ駆動モータ、32・・・記録
用紙、34・・・キャップ装置、36・・・ノズルキャ
ップ、38・・・吸引ポンプ、40・・・吸引チュー
ブ、44・・・ワイパーブレード、44a・・・取付基
部、44b・・・払拭部、45・・・支持体、48・・
・吐出チューブ、50・・・吸着材、52・・・廃イン
クタンク。
プラテン、12・・・フレーム、14・・・記録ヘッ
ド、16・・・キャリッジ、20・・・ガイドロッド、
22,24・・・プーリ、26・・・タイミングベル
ト、28・・・キャリッジ駆動モータ、32・・・記録
用紙、34・・・キャップ装置、36・・・ノズルキャ
ップ、38・・・吸引ポンプ、40・・・吸引チュー
ブ、44・・・ワイパーブレード、44a・・・取付基
部、44b・・・払拭部、45・・・支持体、48・・
・吐出チューブ、50・・・吸着材、52・・・廃イン
クタンク。
Claims (3)
- 【請求項1】 インクジェット式記録装置が備える記録
ヘッドのノズル開口面に付着したインクを、ゴム製のワ
イパーブレードを使って拭き取るインクジェット式記録
ヘッドのクリーニング装置において、 前記ワイパーブレードは、ゴム硬度がJIS K 63
01にて規定されたJIS A硬度で40〜60度の範
囲内に調整されていることを特徴とするインクジェット
式記録ヘッドのクリーニング装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のインクジェット式記録ヘ
ッドのクリーニング装置において、 前記ワイパーブレードは、支持体に固定される取付基部
から矩形板状に延出された払拭部を有し、該払拭部の取
付基部側から先端までの長さが2〜10mm、厚さが
0.5〜1.5mmとされ、前記ノズル開口面に対し前
記長さ方向を略垂直にして配置されると共に、前記ノズ
ル開口面に対し前記厚さ方向へ相対的に移動可能で、該
移動の際に先端から所定範囲内の部分が前記記録ヘッド
に接触し得る位置関係に配置されて、該接触に伴って湾
曲しつつ前記ノズル開口面を拭き取るものであることを
特徴とするインクジェット式記録ヘッドのクリーニング
装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のインクジェット式記録ヘ
ッドのクリーニング装置において、 前記ワイパーブレードは、ワイパーブレードの先端側か
ら前記長さの1/2以下かつ0.5〜3mmの範囲内の
部分が前記記録ヘッドに接触し得る位置関係に配置され
ていることを特徴とするインクジェット式記録ヘッドの
クリーニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23729995A JPH0976517A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | インクジェット式記録ヘッドのクリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23729995A JPH0976517A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | インクジェット式記録ヘッドのクリーニング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0976517A true JPH0976517A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17013312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23729995A Pending JPH0976517A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | インクジェット式記録ヘッドのクリーニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0976517A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0936072A2 (en) | 1998-01-26 | 1999-08-18 | NEC Corporation | Wiper structure |
| US6866362B2 (en) | 2003-03-25 | 2005-03-15 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Ink Jet recording apparatus having maintenance means for cleaning an ink jet recording head |
| EP1533123A2 (en) | 2003-11-18 | 2005-05-25 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Ink jet recording head maintenance apparatus and ink jet recording apparatus |
| US7029090B2 (en) | 2003-06-19 | 2006-04-18 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Ink jet head cleaning apparatus and ink jet recording apparatus |
| US7416271B2 (en) | 2004-08-27 | 2008-08-26 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink-jet recording apparatus with wiper blade |
| US7641306B2 (en) | 2004-12-09 | 2010-01-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Wiper blade member for ink jet recording head, ink jet recording apparatus having wiper blade and ink jet recording method |
| JP2010052381A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Seiko Epson Corp | 流体噴射装置のクリーニング方法、及び流体噴射装置 |
-
1995
- 1995-09-14 JP JP23729995A patent/JPH0976517A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0936072A2 (en) | 1998-01-26 | 1999-08-18 | NEC Corporation | Wiper structure |
| US6866362B2 (en) | 2003-03-25 | 2005-03-15 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Ink Jet recording apparatus having maintenance means for cleaning an ink jet recording head |
| US7029090B2 (en) | 2003-06-19 | 2006-04-18 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Ink jet head cleaning apparatus and ink jet recording apparatus |
| EP1533123A2 (en) | 2003-11-18 | 2005-05-25 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Ink jet recording head maintenance apparatus and ink jet recording apparatus |
| US7044580B2 (en) | 2003-11-18 | 2006-05-16 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Ink jet recording head maintenance apparatus and ink jet recording apparatus |
| US7416271B2 (en) | 2004-08-27 | 2008-08-26 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink-jet recording apparatus with wiper blade |
| US7641306B2 (en) | 2004-12-09 | 2010-01-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Wiper blade member for ink jet recording head, ink jet recording apparatus having wiper blade and ink jet recording method |
| JP2010052381A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Seiko Epson Corp | 流体噴射装置のクリーニング方法、及び流体噴射装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3428893B2 (ja) | インクジェット記録装置およびインクジェット記録ヘッドの回復方法 | |
| US7213904B2 (en) | Discharge recovery device and ink-jet recording apparatus | |
| US6631974B2 (en) | Ink jet recording apparatus having wiping mechanism | |
| US6866362B2 (en) | Ink Jet recording apparatus having maintenance means for cleaning an ink jet recording head | |
| CN1636738A (zh) | 具有改进的打印头清洁装置的喷墨打印机及其操作方法 | |
| US5963229A (en) | Ink jet recording apparatus having ink absorbing member for absorbing ink from an ink wiping member | |
| JP3704820B2 (ja) | インクジェットヘッドのキャップ手段 | |
| JP4946550B2 (ja) | ワイピング装置、並びに同ワイピング装置を備えたメンテナンスユニット及び流体噴射装置 | |
| JP3327747B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP3906794B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
| JPH09226138A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| US6024435A (en) | Ink jet recorder | |
| JPH09150521A (ja) | 印字ヘッド清掃用ワイパー | |
| JP3503632B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH07171967A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH08187869A (ja) | インクジェットプリンタ | |
| JP3864484B2 (ja) | インクジェットプリンタのワイピング装置 | |
| JPH09226147A (ja) | インクジェットプリンタ | |
| JPH1029315A (ja) | インクジェットヘッドのクリーニング装置 | |
| JP2025167021A (ja) | ヘッドクリーニング装置 | |
| JP2002234172A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH08244240A (ja) | インクジェット装置 | |
| JPH1044445A (ja) | インクジェットヘッドのメンテナンス装置 | |
| JPH10244680A (ja) | インクジェット記録装置のキャップ機構 | |
| JP2002154214A (ja) | インクジェット式記録装置 |