JPH0976800A - 車両用シートスライド装置 - Google Patents

車両用シートスライド装置

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JPH0976800A
JPH0976800A JP23242395A JP23242395A JPH0976800A JP H0976800 A JPH0976800 A JP H0976800A JP 23242395 A JP23242395 A JP 23242395A JP 23242395 A JP23242395 A JP 23242395A JP H0976800 A JPH0976800 A JP H0976800A
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vehicle
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Eiji Sugimoto
栄治 杉本
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Delta Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カシメ等の後加工を必要とすることなく摺動
材を上下スライダ間に容易に取り付け、上下方向及び車
両幅方向のガタを同時に防止すること。 【解決手段】 アッパーチャネル6の下面とロワーチャ
ネル4の下部壁との間に複数のローラ8を配設すること
により、アッパーチャネル6をロワーチャネル4に対し
スライド自在とする一方、ロワーチャネル4の内面に嵌
合部10aを有する突起部10を形成するとともに、樹
脂製摺動材12に被嵌合部12bを形成し、摺動材12
を突起部10に対し押圧することにより嵌合部10aを
被嵌合部12bに嵌合せしめて摺動材12をロワーチャ
ネル4に取り付けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用シートを前
後方向にスライドさせるシートスライド装置に関し、さ
らに詳しくは、摺動材を介してアッパースライダをロワ
ースライダに対し摺動自在に構成した車両用シートスラ
イド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用シートスライド装置におい
ては、一般に互いに嵌合する一対のスライダチャネルの
一方を車体に固定し、他方のスライダチャネルにシート
を載置するとともに、複数のローラを介してシートが載
置されたスライダチャネルを車体に固定されたスライダ
チャネルに対しスライド移動させることによりシートの
位置を適宜調節している。
【0003】また、シートをスライド移動させた場合、
スライダチャネルの溶接歪等に起因する上下方向あるい
は車両幅方向のガタが発生することもあり、上下スライ
ダチャネルの間に鋼球等のボールを介装せしめることに
よりこのガタを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ガ
タを上下スライダチャネルの間に設けられたボールで防
止する場合、ボールを保持するリテーナが必要となるば
かりでなく、カシメ等の後加工を施すことによりリテー
ナを取り付ける必要があった。
【0005】また、上下スライダチャネルの間に例えば
樹脂製摺動材を設けることにより、上記ガタを防止する
こともできるが、摺動材の取り付けに際し、やはり上下
スライダチャネルのいずれか一方に突起を形成した後カ
シメ等の後加工を施すという作業が必要であった。
【0006】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、リテーナを廃止する
ことにより部品点数を削減するとともに、カシメ等の後
加工を必要とすることなく摺動材を容易に取り付けるこ
とができる車両用シートスライド装置を提供することを
目的としている。
【0007】本発明はさらに、単一形状の摺動材を上下
スライダチャネル間に配設することにより上下方向及び
車両幅方向のガタを同時に防止することができる車両用
シートスライド装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、車体に固
定されるロワーチャネルに対し、シートが載置されるア
ッパーチャネルを摺動自在に配設することによりシート
の車両前後方向の位置を調節できるようにした車両用シ
ートスライド装置において、上記アッパーチャネルの下
面と上記ロワーチャネルの下部壁との間に複数のローラ
を配設することにより上記アッパーチャネルを上記ロワ
ーチャネルに対しスライド自在とする一方、上記ロワー
チャネルの内面に嵌合部を有する突起部を形成するとと
もに、樹脂製摺動材に被嵌合部を形成し、上記摺動材を
上記突起部に対し押圧することにより上記嵌合部を上記
被嵌合部に嵌合せしめて上記摺動材を上記ロワーチャネ
ルに取り付け、上記アッパーチャネルの上記ロワーチャ
ネルに対する上下方向及び車両幅方向のガタを防止した
ことを特徴とする。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、上記突起
部を上記ロワーチャネルの上部壁の両隅部内面より斜め
下方に延在せしめるとともに、上記摺動材の上記アッパ
ーチャネルとの摺動面を上記摺動材の下方から側方まで
延在せしめたことを特徴とする。
【0010】さらに、請求項3に記載の発明は、上記摺
動材の両端にストッパ部を一体的に形成し、該ストッパ
部の内面を上記ロワーチャネルの両端面にそれぞれ対向
せしめることにより、上記摺動材の上記ロワーチャネル
に対する移動を阻止するようにしたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は本発明にかか
る車両用シートスライド装置2を示しており、車両長手
方向に延在するとともに車体(図示せず)にブラケット
(図示せず)を介して固定される一対のロワーチャネル
4と、各ロワーチャネル4に摺動自在に取り付けられる
アッパーチャネル6とで構成されている。シートSはア
ッパーチャネル6上に載置固定され、アッパーチャネル
6がロワーチャネル4に対し摺動することにより、シー
トSの車両前後位置を調節できるようになっている。
【0012】図2に示されるように、ロワーチャネル4
はその上部壁の中央部に形成されたスリット4aのみ開
口した略閉断面を有しており、その下部壁内面には複数
のローラ8が転動自在に収容される凹部4bが形成され
ている。また、上部壁の両隅内面には略45度斜め下方
に突設せしめられた一対の突起部10が形成されてお
り、その下端には後述する摺動材と嵌合する円筒状嵌合
部10aが形成されている。
【0013】一方、アッパーチャネル6は、垂直壁6a
と、垂直壁6aの下部に形成された基部6bと、垂直壁
6aの中間部に形成された中間突設部6cとを備えてお
り、基部6bと中間突設部6との間の垂直壁6aがロワ
ーチャネル4のスリット4aに遊挿されることによりロ
ワーチャネル4に摺動自在に保持される。また、基部6
bの両側には、摺動材との摺動面となる円弧面6dが形
成されている。
【0014】尚、ロワーチャネル4及びアッパーチャネ
ル6はいずれもアルミニウム等の金属材料を押し出し加
工して製作したものである。
【0015】図3乃至図6はロワーチャネル4とアッパ
ーチャネル6との間に介装せしめられる例えばアセター
ル等の樹脂製摺動材12を示している。摺動材12の長
手方向中央部には、ロワーチャネル4に形成された突起
部10が容易に挿入されるように突起部10の下端に形
成された嵌合部10aの直径と略同一幅のスリット12
aが形成されている。また、スリット12aの途中数箇
所には、スリット12aより狭い幅の被嵌合部12bが
形成されており、この部分12bが突起部10の嵌合部
10aと嵌合することにより、摺動材12はロワーチャ
ネル4の突起部10に保持される。
【0016】尚、摺動材12の下面には、アッパーチャ
ネル6の基部6bの両側に形成された円弧面6dと略同
一形状の円弧面12dが形成されるとともに、摺動材1
2の両端にはストッパ部12cが一体的に形成されてお
り、両ストッパ部12c間の長さはロワーチャネル4の
全長と略同じかわずかに長く設定されている。
【0017】上記構成を有する本発明にかかる車両用シ
ートスライド装置を組みつける場合、ロワーチャネル4
にまず摺動材12を挿入し、摺動材の上部スリット12
aをロワーチャネル4に形成された一方の突起部10の
円筒状嵌合部10aに対向せしめる。しかる後、摺動材
12を斜め上方に押圧すると、突起部10の円筒状嵌合
部10aの直径より幅狭の被嵌合部12bが多少拡開
し、円筒状嵌合部10aが摺動材12の中央部に達する
とともに摺動材12の上面がロワーチャネル4の上部壁
及び側壁内面と当接する。その結果、摺動材12の弾性
力により被嵌合部12bが元の位置に復帰することによ
り、摺動材12は突起部10に保持される。
【0018】また、ストッパ部12cを除く摺動材12
の長さはロワーチャネル4の全長と略同じかわずかに長
く設定されているので、摺動材12が突起部10に保持
された状態では、図2に示されるようにストッパ部12
cの内面はロワーチャネル4の両端面と対向あるいは当
接し、摺動材12がロワーチャネル4に対し前後方向に
スライド移動することはない。
【0019】同様にして、もう一つの摺動材12をロワ
ーチャネル4に挿入し、摺動材12のスリット12aを
他方の突起部12に対向せしめた後、斜め下方より押圧
することにより摺動材12は突起部10に嵌合せしめら
れる。
【0020】次に、所定数のローラ8をロワーチャネル
4の下部壁内面に形成された凹部4bに配設した後、ア
ッパーチャネル6の基部6bと中間突設部6cとの間の
垂直壁6aとロワーチャネル4の上部スリット4aとを
位置合わせし、アッパーチャネル6をロワーチャネル4
の長手方向にスライド移動させてアッパーチャネル6の
基部6bをロワーチャネル4に収容せしめると、図2に
示されるようにシートスライド装置の組付けは完了す
る。
【0021】上記構成からなる本発明にかかる車両用シ
ートスライド装置の作用を次に説明する。
【0022】アッパーチャネル6に固定されたシートS
の前後位置を調節する場合、アッパーチャネル6はロワ
ーチャネル4に対し車両前後方向にスライド移動する
が、このスライド移動はロワーチャネル4の凹部4bに
収容されたローラ8の転動により達成されるので、アッ
パーチャネル6のロワーチャネル4に対する摺動抵抗は
極めて小さい。
【0023】また、アッパーチャネル6のスライド移動
の際、アッパーチャネル6の基部6bに形成された円弧
面6dが対応する摺動材12の円弧面12dと常時当接
するとともに、摺動面が突起部10の円筒状嵌合部10
aの下方から側方まで延在しているので、アッパーチャ
ネル6のロワーチャネル4に対する上下方向及び車両幅
方向のガタが同時に防止される。
【0024】尚、上記実施の態様において、二つの摺動
材12を左右対称に配設したので、同一形状の摺動材を
併用することができる。
【0025】また、上記実施の態様において、摺動材を
ロワーチャネルに保持する構成としたが、摺動材を保持
する突起部をアッパーチャネルの基部に形成する一方、
ロワーチャネルの上部壁の両隅部内面に円弧面を形成し
ても同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0027】本発明のうち請求項1に記載の発明によれ
ば、ロワーチャネルに対し樹脂製摺動材を押圧すること
により、ロワーチャネルの内面に形成された突起部の嵌
合部を摺動材に形成された被嵌合部に嵌合せしめるよう
にしたので、カシメ等の後加工が不要となり取り付けが
容易になるとともに、リテーナ等の別体の部材が不要で
ある。
【0028】また、請求項2に記載の発明によれば、上
記突起部をロワーチャネルの上部壁の両隅部内面より斜
め下方に延在せしめるとともに、摺動材のアッパーチャ
ネルとの摺動面を摺動材の下方から側方まで延在せしめ
ただけの簡単な構成で摺動材をロワーチャネルに容易に
取り付けることができ、かつ、上下方向及び車両幅方向
のガタを同時に防止することができる。
【0029】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
摺動材の両端にストッパ部を一体的に形成したので、別
体の部材を必要とすることなく摺動材のロワーチャネル
に対する移動を阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるシートスライド装置を採用し
た車両用シート装置の斜視図である。
【図2】 本発明にかかるシートスライド装置の一部断
面側面図である。
【図3】 図2のシートスライド装置に配設される摺動
材の斜視図である。
【図4】 図3の摺動材の平面図である。
【図5】 図4の線V−Vに沿った拡大断面図である。
【図6】 図4の線VI−VIに沿った拡大断面図である。
【符号の説明】
2 車両用シートスライド装置 4 ロワーチャネル 4a スリット 4b 凹部 6 アッパーチャネル 6a 垂直壁 6b 基部 6c 中間突設部 6d 円弧面 8 ローラ 10 突起部 10a 円筒状嵌合部 12 摺動材 12a スリット 12b 被嵌合部 12c ストッパ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に固定されるロワーチャネルに対
    し、シートが載置されるアッパーチャネルを摺動自在に
    配設することによりシートの車両前後方向の位置を調節
    できるようにした車両用シートスライド装置において、 上記アッパーチャネルの下面と上記ロワーチャネルの下
    部壁との間に複数のローラを配設することにより上記ア
    ッパーチャネルを上記ロワーチャネルに対しスライド自
    在とする一方、上記ロワーチャネルの内面に嵌合部を有
    する突起部を形成するとともに、樹脂製摺動材に被嵌合
    部を形成し、上記摺動材を上記突起部に対し押圧するこ
    とにより上記嵌合部を上記被嵌合部に嵌合せしめて上記
    摺動材を上記ロワーチャネルに取り付け、上記アッパー
    チャネルの上記ロワーチャネルに対する上下方向及び車
    両幅方向のガタを防止したことを特徴とする車両用シー
    トスライド装置。
  2. 【請求項2】 上記突起部を上記ロワーチャネルの上部
    壁の両隅部内面より斜め下方に延在せしめるとともに、
    上記摺動材の上記アッパーチャネルとの摺動面を上記摺
    動材の下方から側方まで延在せしめた請求項1に記載の
    車両用シートスライド装置。
  3. 【請求項3】 上記摺動材の両端にストッパ部を一体的
    に形成し、該ストッパ部の内面を上記ロワーチャネルの
    両端面にそれぞれ対向せしめることにより、上記摺動材
    の上記ロワーチャネルに対する移動を阻止するようにし
    た請求項1に記載の車両用シートスライド装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013203161A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Ts Tech Co Ltd スライドレール機構

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