JPH0976939A - ドリップパネルの取付構造 - Google Patents
ドリップパネルの取付構造Info
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- JPH0976939A JPH0976939A JP23652595A JP23652595A JPH0976939A JP H0976939 A JPH0976939 A JP H0976939A JP 23652595 A JP23652595 A JP 23652595A JP 23652595 A JP23652595 A JP 23652595A JP H0976939 A JPH0976939 A JP H0976939A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 位置決め精度が高く、パネルの製造作業工数
の低減が図れ、位置決め治具の共用化を図ることができ
るドリップパネルの取付構造を提供する。 【解決手段】 リヤフェンダパネル17に取付けられる
一方のドリップパネル12の端部をサイドルーフレール
アウタパネル3側へ延出させると共に、該延出部14に
該延出部14を前記リヤフェンダパネル17に対して位
置決めするためのロケート孔15が設けられている。
の低減が図れ、位置決め治具の共用化を図ることができ
るドリップパネルの取付構造を提供する。 【解決手段】 リヤフェンダパネル17に取付けられる
一方のドリップパネル12の端部をサイドルーフレール
アウタパネル3側へ延出させると共に、該延出部14に
該延出部14を前記リヤフェンダパネル17に対して位
置決めするためのロケート孔15が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車の車体後部
におけるドリップパネルの取付構造に関するものであ
る。
におけるドリップパネルの取付構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のドリップパネルの取付構造として
は、例えば図6〜図9に示すようなものが知られている
(類似技術として、特開平3−136978号公報参
照)。
は、例えば図6〜図9に示すようなものが知られている
(類似技術として、特開平3−136978号公報参
照)。
【0003】1はリヤフェンダパネルで、内側にはリヤ
ピラーインナパネル2が接合されている。このリヤフェ
ンダパネル1の端部1aはサイドルーフレールアウタパ
ネル3の端部3aに外側から重合されている。サイドル
ーフレールアウタパネル3の内側にはサイドルーフレー
ルインナパネル4が接合されている。
ピラーインナパネル2が接合されている。このリヤフェ
ンダパネル1の端部1aはサイドルーフレールアウタパ
ネル3の端部3aに外側から重合されている。サイドル
ーフレールアウタパネル3の内側にはサイドルーフレー
ルインナパネル4が接合されている。
【0004】そして、前記リヤフェンダパネル1及びサ
イドルーフレールアウタパネル3の各外側面1f、3f
にはそれぞれドリップパネル5、6が互いに連続した状
態でスポット溶接されている(図中の*印がスポット溶
接点を示す)。このドリップパネル5、6は、それぞれ
外側面1f、3fに溶接される接合部5a、6aと、略
水平な底面部5b、6bとから成る断面略L形部材であ
り、両ドリップパネル5、6の端部同士は、図では若干
離れたように見えるが、実際は水を洩らさないように十
分に接近した状態で対応している。7はルーフパネル
で、リヤフェンダパネル1の上部及びサイドルーフレー
ルアウタパネル3の上部を覆い隠すように上側から取付
けられる。このルーフパネル7の端部には下向きの曲折
部7aが形成されており、該曲折部7aの下端を前記各
ドリップパネル5、6の底面部5b、6bに溶接してい
る。そして、このルーフパネル7と各ドリップパネル
5、6の底面部5b、6bとで排水路を形成し、ルーフ
パネル7の上面から流れ落ちてきた水を排水できるよう
になっている。また、このルーフパネル7により各ドリ
ップパネル5、6の各スポット点等が覆い隠される。
イドルーフレールアウタパネル3の各外側面1f、3f
にはそれぞれドリップパネル5、6が互いに連続した状
態でスポット溶接されている(図中の*印がスポット溶
接点を示す)。このドリップパネル5、6は、それぞれ
外側面1f、3fに溶接される接合部5a、6aと、略
水平な底面部5b、6bとから成る断面略L形部材であ
り、両ドリップパネル5、6の端部同士は、図では若干
離れたように見えるが、実際は水を洩らさないように十
分に接近した状態で対応している。7はルーフパネル
で、リヤフェンダパネル1の上部及びサイドルーフレー
ルアウタパネル3の上部を覆い隠すように上側から取付
けられる。このルーフパネル7の端部には下向きの曲折
部7aが形成されており、該曲折部7aの下端を前記各
ドリップパネル5、6の底面部5b、6bに溶接してい
る。そして、このルーフパネル7と各ドリップパネル
5、6の底面部5b、6bとで排水路を形成し、ルーフ
パネル7の上面から流れ落ちてきた水を排水できるよう
になっている。また、このルーフパネル7により各ドリ
ップパネル5、6の各スポット点等が覆い隠される。
【0005】ドリップパネル5、6のリヤフェンダパネ
ル1及びサイドルーフレールアウタパネル3に対する位
置決め作業は、各ドリップパネル5、6に形成したロケ
ート孔8、9を利用して、リヤフェンダパネル1とサイ
ドルーフレールアウタパネル3でそれぞれ別々に行われ
る。
ル1及びサイドルーフレールアウタパネル3に対する位
置決め作業は、各ドリップパネル5、6に形成したロケ
ート孔8、9を利用して、リヤフェンダパネル1とサイ
ドルーフレールアウタパネル3でそれぞれ別々に行われ
る。
【0006】以下、ドリップパネル5のリヤフェンダパ
ネル1に対する位置決め作業を図9に基づいて説明す
る。まず、リヤフェンダパネル1を車体の組立ラインに
予め設置された図示せぬ「位置決め治具」の上に横向き
にしてセットする。このリヤフェンダパネル1にはロケ
ート孔8に対応する大径の逃げ孔10が形成されてお
り、リヤフェンダパネル1を位置決め治具にセットする
ことにより、該治具に立設されたロケートピン11が前
記逃げ孔10を貫通して上側へ突出するようになってい
る。そして、このロケートピン11に対してドリップパ
ネル5のロケート孔8を上から通す。リヤフェンダパネ
ル1に対するロケートピン11の位置は治具を介して正
確になっているため、該ロケートピン11にロケート孔
8を通すことにより、ドリップパネル5もリヤフェンダ
パネル1に対して正確な位置となる。従って、ロケート
ピン11にロケート孔8を通した状態のまま、ドリップ
パネル5をリヤフェンダパネル1に溶接すれば、ドリッ
プパネル5をリヤフェンダパネル1の正確な位置に取付
けることができる。尚、サイドルーフレールアウタパネ
ル3側のドリップパネル6もロケート孔9を利用して同
様に位置決めされる。
ネル1に対する位置決め作業を図9に基づいて説明す
る。まず、リヤフェンダパネル1を車体の組立ラインに
予め設置された図示せぬ「位置決め治具」の上に横向き
にしてセットする。このリヤフェンダパネル1にはロケ
ート孔8に対応する大径の逃げ孔10が形成されてお
り、リヤフェンダパネル1を位置決め治具にセットする
ことにより、該治具に立設されたロケートピン11が前
記逃げ孔10を貫通して上側へ突出するようになってい
る。そして、このロケートピン11に対してドリップパ
ネル5のロケート孔8を上から通す。リヤフェンダパネ
ル1に対するロケートピン11の位置は治具を介して正
確になっているため、該ロケートピン11にロケート孔
8を通すことにより、ドリップパネル5もリヤフェンダ
パネル1に対して正確な位置となる。従って、ロケート
ピン11にロケート孔8を通した状態のまま、ドリップ
パネル5をリヤフェンダパネル1に溶接すれば、ドリッ
プパネル5をリヤフェンダパネル1の正確な位置に取付
けることができる。尚、サイドルーフレールアウタパネ
ル3側のドリップパネル6もロケート孔9を利用して同
様に位置決めされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術にあっては、サイドルーフレールアウタパ
ネル3に取付けられるドリップパネル6の方は、そのド
リップパネル6自身も、またそれを取付けるサイドルー
フレールアウタパネル3の外側面3fも平坦なため、精
度の高い位置決めを行えるが、リヤフェンダパネル1に
取付けられるドリップパネル5の方は、該ドリップパネ
ル5がリヤフェンダパネル1の湾曲変化面であるコーナ
部Kに対応して湾曲しており、そしてその湾曲した面に
ロケート孔8が設けられているため、位置決め精度の点
で不利である。
うな従来技術にあっては、サイドルーフレールアウタパ
ネル3に取付けられるドリップパネル6の方は、そのド
リップパネル6自身も、またそれを取付けるサイドルー
フレールアウタパネル3の外側面3fも平坦なため、精
度の高い位置決めを行えるが、リヤフェンダパネル1に
取付けられるドリップパネル5の方は、該ドリップパネ
ル5がリヤフェンダパネル1の湾曲変化面であるコーナ
部Kに対応して湾曲しており、そしてその湾曲した面に
ロケート孔8が設けられているため、位置決め精度の点
で不利である。
【0008】また、リヤフェンダパネル1等にロケート
ピン11との干渉を回避するための逃げ孔10を形成す
る必要があるため、リヤフェンダパネル1等を製造する
際の作業工程が増す。すなわち、逃げ孔10を形成する
面が傾斜面であり、リヤフェンダパネル1全体を成形す
る際のプレス方向P1 (図9参照)と、逃げ孔10を形
成する際のプレス方向P2 とが相違するため、いったん
リヤフェンダパネル1を成形した後に、逃げ孔10を形
成するための別の工程が必要となり、製造作業工程の増
加を招くことになる。
ピン11との干渉を回避するための逃げ孔10を形成す
る必要があるため、リヤフェンダパネル1等を製造する
際の作業工程が増す。すなわち、逃げ孔10を形成する
面が傾斜面であり、リヤフェンダパネル1全体を成形す
る際のプレス方向P1 (図9参照)と、逃げ孔10を形
成する際のプレス方向P2 とが相違するため、いったん
リヤフェンダパネル1を成形した後に、逃げ孔10を形
成するための別の工程が必要となり、製造作業工程の増
加を招くことになる。
【0009】更に、ドリップパネル5のロケート孔8が
設けられている部分の内側にリヤフェンダパネル1が存
在するため、このリヤフェンダパネル1との関係(例え
ば、スポット溶接点との位置関係)から、ロケート孔8
の位置の設定には制約があり、ロケート孔8の位置を自
由に決めることができず、車種に応じたドリップパネル
5の種類によって、ロケート孔8の位置がある程度決め
られてしまう。従って、車種によって異なる種類のドリ
ップパネル5を、一定位置のロケートピン11を有する
同一の位置決め治具を共用して位置決め作業を行おうと
しても、各種類のドリップパネル5がそれぞれの制約に
応じて定められた異なる位置のロケート孔8を有するた
め、結局、位置決め治具におけるロケートピン11の位
置を各種類のドリップパネル5ごとに変更しなければな
らず、組立ラインに備えられた位置決め治具の共用化を
図ることができない。
設けられている部分の内側にリヤフェンダパネル1が存
在するため、このリヤフェンダパネル1との関係(例え
ば、スポット溶接点との位置関係)から、ロケート孔8
の位置の設定には制約があり、ロケート孔8の位置を自
由に決めることができず、車種に応じたドリップパネル
5の種類によって、ロケート孔8の位置がある程度決め
られてしまう。従って、車種によって異なる種類のドリ
ップパネル5を、一定位置のロケートピン11を有する
同一の位置決め治具を共用して位置決め作業を行おうと
しても、各種類のドリップパネル5がそれぞれの制約に
応じて定められた異なる位置のロケート孔8を有するた
め、結局、位置決め治具におけるロケートピン11の位
置を各種類のドリップパネル5ごとに変更しなければな
らず、組立ラインに備えられた位置決め治具の共用化を
図ることができない。
【0010】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、位置決め精度が高く、パネルの
製造作業工数の低減が図れ、位置決め治具の共用化を図
ることができるドリップパネルの取付構造を提供するも
のである。
てなされたものであり、位置決め精度が高く、パネルの
製造作業工数の低減が図れ、位置決め治具の共用化を図
ることができるドリップパネルの取付構造を提供するも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
リヤフェンダパネルとサイドルーフレールアウタパネル
の端部同士を重合させて結合し、該リヤフェンダパネル
及びサイドルーフレールアウタパネルの各外側面に互い
に連続するドリップパネルをそれぞれ取付けるドリップ
パネルの取付構造において、前記リヤフェンダパネルと
サイドルーフレールアウタパネルのうち、外側に重合し
た一方のパネルに取付けられる一方のドリップパネルの
端部を他方のパネル側へ延出させると共に、該延出部に
該延出部を一方のパネルに対してロケートピンで位置決
めするためのロケート部が設けられている。ここで、
「ロケート部」とは、ロケート孔又はロケート切欠な
ど、ロケートピンと係合して、位置決めが行える部分を
意味している。
リヤフェンダパネルとサイドルーフレールアウタパネル
の端部同士を重合させて結合し、該リヤフェンダパネル
及びサイドルーフレールアウタパネルの各外側面に互い
に連続するドリップパネルをそれぞれ取付けるドリップ
パネルの取付構造において、前記リヤフェンダパネルと
サイドルーフレールアウタパネルのうち、外側に重合し
た一方のパネルに取付けられる一方のドリップパネルの
端部を他方のパネル側へ延出させると共に、該延出部に
該延出部を一方のパネルに対してロケートピンで位置決
めするためのロケート部が設けられている。ここで、
「ロケート部」とは、ロケート孔又はロケート切欠な
ど、ロケートピンと係合して、位置決めが行える部分を
意味している。
【0012】請求項1記載の発明によれば、一方のドリ
ップパネルの端部を他方のパネル側へ延出させ、その延
出部にロケート部(ロケート孔等)を形成するようにし
たため、その延出部の内側に一方のパネルが存在せず、
ロケートピンに対する逃げ孔を設ける必要がない。従っ
て、パネルに逃げ孔を形成する工程が不要となり、パネ
ルの製造作業工数の低減を図ることができる。
ップパネルの端部を他方のパネル側へ延出させ、その延
出部にロケート部(ロケート孔等)を形成するようにし
たため、その延出部の内側に一方のパネルが存在せず、
ロケートピンに対する逃げ孔を設ける必要がない。従っ
て、パネルに逃げ孔を形成する工程が不要となり、パネ
ルの製造作業工数の低減を図ることができる。
【0013】また、延出部の内側に一方のパネルが存在
しないということは、該パネルとの関係に起因したロケ
ート部の設定位置に関する制約がなくなり、延出部内に
おいてロケート部の位置を比較的自由に設定できる。従
って、種類の異なるドリップパネルでも、その延出部に
設けるロケート部の位置をその自由度の範囲内において
調整することによりそれぞれを同一位置にすれば、組立
ライン中に備えた位置決め治具のロケートピンの位置を
変更せずに済み、いったん設置したこの位置決め治具の
共用化を図ることができる。
しないということは、該パネルとの関係に起因したロケ
ート部の設定位置に関する制約がなくなり、延出部内に
おいてロケート部の位置を比較的自由に設定できる。従
って、種類の異なるドリップパネルでも、その延出部に
設けるロケート部の位置をその自由度の範囲内において
調整することによりそれぞれを同一位置にすれば、組立
ライン中に備えた位置決め治具のロケートピンの位置を
変更せずに済み、いったん設置したこの位置決め治具の
共用化を図ることができる。
【0014】請求項2記載の発明は、前記一方のパネル
がリヤフェンダパネルである。
がリヤフェンダパネルである。
【0015】請求項2記載の発明によれば、一方のパネ
ルがリヤフェンダパネルであり、該リヤフェンダパネル
側のドリップパネルに延出部を形成したため、この延出
部がコーナ部から離れた状態となり、該延出部の面形状
が湾曲変化面であるコーナ部の影響を受けない。従っ
て、この延出部にロケート部を形成することにより、精
度の高い位置決めを行うことができる。
ルがリヤフェンダパネルであり、該リヤフェンダパネル
側のドリップパネルに延出部を形成したため、この延出
部がコーナ部から離れた状態となり、該延出部の面形状
が湾曲変化面であるコーナ部の影響を受けない。従っ
て、この延出部にロケート部を形成することにより、精
度の高い位置決めを行うことができる。
【0016】請求項3記載の発明は、一方のドリップパ
ネルの延出部に相当する長さだけ、他方のドリップパネ
ルの端部を短くし、延出部を他方のパネルに直接取付け
たものである。
ネルの延出部に相当する長さだけ、他方のドリップパネ
ルの端部を短くし、延出部を他方のパネルに直接取付け
たものである。
【0017】請求項3記載の発明によれば、延出部を他
方のパネルに重合させたため、一方のドリップパネル
が、両方のパネルの結合部を跨いだ状態で取付けられる
こととなり、該結合部付近の強度が向上する。
方のパネルに重合させたため、一方のドリップパネル
が、両方のパネルの結合部を跨いだ状態で取付けられる
こととなり、該結合部付近の強度が向上する。
【0018】請求項4記載の発明は、一方のドリップパ
ネルの延出部を他方のドリップパネルの端部に外側から
重合させて取付けたものである。
ネルの延出部を他方のドリップパネルの端部に外側から
重合させて取付けたものである。
【0019】請求項4記載の発明によれば、一方のドリ
ップパネルの延出部を他方のドリップパネルの端部に重
合したため、結合部付近の強度が更に向上する。
ップパネルの延出部を他方のドリップパネルの端部に重
合したため、結合部付近の強度が更に向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。尚、従来と共通する部分に
は同一の符号を付し、重複する説明で重要でない部分は
省略する。
を図面に基づいて説明する。尚、従来と共通する部分に
は同一の符号を付し、重複する説明で重要でない部分は
省略する。
【0021】図1〜図4はこの発明の第1の実施形態を
示す図である。この実施形態では、「一方」のリヤフェ
ンダパネル17の端部17aを、「他方」のサイドルー
フレールアウタパネル3の端部3aに対して外側から重
合した構造になっている。そして、このリヤフェンダパ
ネル17の外側面17fには「一方」のドリップパネル
12が溶接され、サイドルーフレールアウタパネル3の
外側面3fには「他方」のドリップパネル13が、前記
ドリップパネル12に連続した状態で溶接されている。
各ドリップパネル12、13はそれぞれ接合部12a、
13aと底面部12b、13bとから形成されている。
示す図である。この実施形態では、「一方」のリヤフェ
ンダパネル17の端部17aを、「他方」のサイドルー
フレールアウタパネル3の端部3aに対して外側から重
合した構造になっている。そして、このリヤフェンダパ
ネル17の外側面17fには「一方」のドリップパネル
12が溶接され、サイドルーフレールアウタパネル3の
外側面3fには「他方」のドリップパネル13が、前記
ドリップパネル12に連続した状態で溶接されている。
各ドリップパネル12、13はそれぞれ接合部12a、
13aと底面部12b、13bとから形成されている。
【0022】この実施形態の特徴として、リヤフェンダ
パネル17側に溶接された一方のドリップパネル12に
は、リヤフェンダパネル17の端部17aを越えて他方
のサイドルーフレールアウタパネル3側へ延びる延出部
14が形成されている。そして、このドリップパネル1
2の接合部12aには、前記延出部14に相当する位置
と、コーナ部Kに相当する位置に「ロケート部」として
のロケート孔15がそれぞれ形成されている。他方のド
リップパネル13にもロケート孔9が設けられている。
パネル17側に溶接された一方のドリップパネル12に
は、リヤフェンダパネル17の端部17aを越えて他方
のサイドルーフレールアウタパネル3側へ延びる延出部
14が形成されている。そして、このドリップパネル1
2の接合部12aには、前記延出部14に相当する位置
と、コーナ部Kに相当する位置に「ロケート部」として
のロケート孔15がそれぞれ形成されている。他方のド
リップパネル13にもロケート孔9が設けられている。
【0023】そして、他方のドリップパネル13の方
は、その端部が前記延出部14に相当する分だけ短くな
っており、前記延出部14がサイドルーフレールアウタ
パネル3の外側面3fに対して直接溶接された状態とな
っている。このように延出部14を他方の外側面3fに
直接溶接する構造としたため、一方のドリップパネル1
2の接合部12aは、その一般部と延出部14との間
に、リヤフェンダパネル17の板厚に相当する分の段差
16が形成されている。
は、その端部が前記延出部14に相当する分だけ短くな
っており、前記延出部14がサイドルーフレールアウタ
パネル3の外側面3fに対して直接溶接された状態とな
っている。このように延出部14を他方の外側面3fに
直接溶接する構造としたため、一方のドリップパネル1
2の接合部12aは、その一般部と延出部14との間
に、リヤフェンダパネル17の板厚に相当する分の段差
16が形成されている。
【0024】前記延出部14はリヤフェンダパネル17
の端部17aを越えて延出形成されているため、この延
出部14は湾曲変化面であるコーナ部Kから離れた状態
となり、面形状が該コーナ部Kの影響を受けない。すな
わち、この延出部14はリヤフェンダパネル17側に取
付けられたドリップパネル12の一部でありながら、リ
ヤフェンダパネル17の外側面17fに沿った面形状で
なく、サイドルーフレールアウタパネル3の外側面3f
に沿った平坦な面形状をしている。従って、この平坦な
延出部14にロケート孔15を形成することにより、従
来よりも位置精度の高い位置決めが可能となる。
の端部17aを越えて延出形成されているため、この延
出部14は湾曲変化面であるコーナ部Kから離れた状態
となり、面形状が該コーナ部Kの影響を受けない。すな
わち、この延出部14はリヤフェンダパネル17側に取
付けられたドリップパネル12の一部でありながら、リ
ヤフェンダパネル17の外側面17fに沿った面形状で
なく、サイドルーフレールアウタパネル3の外側面3f
に沿った平坦な面形状をしている。従って、この平坦な
延出部14にロケート孔15を形成することにより、従
来よりも位置精度の高い位置決めが可能となる。
【0025】そして、車体の組立手順としては、図2に
示すように、まずリヤフェンダパネル17及びサイドル
ーフレールアウタパネル3に、それぞれのドリップパネ
ル12、13を取付け、そして最後に両方のパネル1
7、3を結合すると共に延出部14をサイドルーフレー
ルアウタパネル3に結合する工順となっている。
示すように、まずリヤフェンダパネル17及びサイドル
ーフレールアウタパネル3に、それぞれのドリップパネ
ル12、13を取付け、そして最後に両方のパネル1
7、3を結合すると共に延出部14をサイドルーフレー
ルアウタパネル3に結合する工順となっている。
【0026】ドリップパネル12をリヤフェンダパネル
17に位置決めして取付ける際に、延出部14の内側に
はリヤフェンダパネル17が存在しないため、該リヤフ
ェンダパネル17には、従来の「逃げ孔」のような開口
を設ける必要がない。従って、この実施形態のリヤフェ
ンダパネル17は全体をプレス成形するだけで製造で
き、従来のような「逃げ孔」を形成するためのプレス工
程が不要となり、製造作業工数の低減が図られている。
17に位置決めして取付ける際に、延出部14の内側に
はリヤフェンダパネル17が存在しないため、該リヤフ
ェンダパネル17には、従来の「逃げ孔」のような開口
を設ける必要がない。従って、この実施形態のリヤフェ
ンダパネル17は全体をプレス成形するだけで製造で
き、従来のような「逃げ孔」を形成するためのプレス工
程が不要となり、製造作業工数の低減が図られている。
【0027】従って、このドリップパネル12の延出部
14をリヤフェンダパネル17に位置決めする場合は、
図4に示す如く、リヤフェンダパネル17の端部17a
から離れた位置に立っているロケートピン11に、ロケ
ート孔15を挿通することにより行われる。従来のよう
な「逃げ孔」をロケートピン11に挿通する必要がない
ため、最初にリヤフェンダパネル17を位置決め治具に
セットする作業も容易である。
14をリヤフェンダパネル17に位置決めする場合は、
図4に示す如く、リヤフェンダパネル17の端部17a
から離れた位置に立っているロケートピン11に、ロケ
ート孔15を挿通することにより行われる。従来のよう
な「逃げ孔」をロケートピン11に挿通する必要がない
ため、最初にリヤフェンダパネル17を位置決め治具に
セットする作業も容易である。
【0028】加えて、延出部14をサイドルーフレール
アウタパネル3に溶接したため、ドリップパネル12が
リヤフェンダパネル17とサイドルーフレールアウタパ
ネル3との結合部を跨いだ状態で取付けられることとな
り、該結合部付近の結合強度が向上する。
アウタパネル3に溶接したため、ドリップパネル12が
リヤフェンダパネル17とサイドルーフレールアウタパ
ネル3との結合部を跨いだ状態で取付けられることとな
り、該結合部付近の結合強度が向上する。
【0029】そして、延出部14の内側にリヤフェンダ
パネル17が存在しないということは、該リヤフェンダ
パネル17との関係に起因したロケート孔15の設定位
置に関する制約がなくなり、延出部14内においてロケ
ート孔15の位置を比較的自由に設定できるようにな
る。そうすると、例えば、種々の車種に適用する異なっ
た種類の「ドリップパネル」でも、その延出部14に設
けるロケート孔15の位置をその自由度の範囲内で調整
することによりそれぞれ同一にすれば、組立ライン中に
備えた位置決め治具のロケートピン11の位置を変更せ
ずに済み、いったん設置した位置決め治具の共用化を図
ることができる。
パネル17が存在しないということは、該リヤフェンダ
パネル17との関係に起因したロケート孔15の設定位
置に関する制約がなくなり、延出部14内においてロケ
ート孔15の位置を比較的自由に設定できるようにな
る。そうすると、例えば、種々の車種に適用する異なっ
た種類の「ドリップパネル」でも、その延出部14に設
けるロケート孔15の位置をその自由度の範囲内で調整
することによりそれぞれ同一にすれば、組立ライン中に
備えた位置決め治具のロケートピン11の位置を変更せ
ずに済み、いったん設置した位置決め治具の共用化を図
ることができる。
【0030】図5はこの発明の第2の実施形態を示す図
である。この実施形態では、リヤフェンダパネル17側
におけるドリップパネル18の接合部18aだけを延ば
して延出部19を形成した。また、サイドルーフレール
アウタパネル3側のドリップパネル20は、サイドルー
フレールアウタパネル3の端部3a付近まで長さのある
もので、このドリップパネル20の端部に対して、外側
から前記延出部19を重合した。ドリップパネル20の
端部と延出部19とが2枚重ねとなるため、リヤフェン
ダパネル17とサイドルーフレールアウタパネル3との
結合付近の強度が更に向上する。また、ドリップパネル
18の接合部18aにおける一般部と延出部19との間
に段差を形成する必要がないため、ドリップパネル18
の製造が容易である。その他の構成及び作用効果は先の
実施形態と同様である。
である。この実施形態では、リヤフェンダパネル17側
におけるドリップパネル18の接合部18aだけを延ば
して延出部19を形成した。また、サイドルーフレール
アウタパネル3側のドリップパネル20は、サイドルー
フレールアウタパネル3の端部3a付近まで長さのある
もので、このドリップパネル20の端部に対して、外側
から前記延出部19を重合した。ドリップパネル20の
端部と延出部19とが2枚重ねとなるため、リヤフェン
ダパネル17とサイドルーフレールアウタパネル3との
結合付近の強度が更に向上する。また、ドリップパネル
18の接合部18aにおける一般部と延出部19との間
に段差を形成する必要がないため、ドリップパネル18
の製造が容易である。その他の構成及び作用効果は先の
実施形態と同様である。
【0031】尚、以上の各実施形態の説明では、リヤフ
ェンダパネル17をサイドルーフレールアウタパネル3
の外側に重合する例を示したが、その逆にしても良い。
尚、その場合は、外側に位置するサイドルーフレールア
ウタパネル3側のドリップパネル13、20に「延出
部」を形成する。
ェンダパネル17をサイドルーフレールアウタパネル3
の外側に重合する例を示したが、その逆にしても良い。
尚、その場合は、外側に位置するサイドルーフレールア
ウタパネル3側のドリップパネル13、20に「延出
部」を形成する。
【0032】また、「ロケート部」としてロケート孔1
5を例にしたが、ロケートピン11と係合して位置決め
可能であれば、ロケート切欠でも、その他の形状であっ
て良い。
5を例にしたが、ロケートピン11と係合して位置決め
可能であれば、ロケート切欠でも、その他の形状であっ
て良い。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、一方のド
リップパネルの端部を他方のパネル側へ延出させ、その
延出部にロケート部(ロケート孔等)を形成するように
したため、その延出部の内側に一方のパネルが存在せ
ず、ロケートピンに対する逃げ孔を設ける必要がない。
従って、パネルに逃げ孔を形成する工程が不要となり、
パネルの製造作業工数の低減を図ることができる。
リップパネルの端部を他方のパネル側へ延出させ、その
延出部にロケート部(ロケート孔等)を形成するように
したため、その延出部の内側に一方のパネルが存在せ
ず、ロケートピンに対する逃げ孔を設ける必要がない。
従って、パネルに逃げ孔を形成する工程が不要となり、
パネルの製造作業工数の低減を図ることができる。
【0034】また、延出部の内側に一方のパネルが存在
しないということは、該パネルとの関係に起因したロケ
ート部の設定位置に関する制約がなくなり、延出部内に
おいてロケート部の位置を比較的自由に設定できる。従
って、種類の異なるドリップパネルでも、その延出部に
設けるロケート部の位置をその自由度の範囲内において
調整することによりそれぞれを同一位置にすれば、組立
ライン中に備えた位置決め治具のロケートピンの位置を
変更せずに済み、いったん設置したこの位置決め治具の
共用化を図ることができる。
しないということは、該パネルとの関係に起因したロケ
ート部の設定位置に関する制約がなくなり、延出部内に
おいてロケート部の位置を比較的自由に設定できる。従
って、種類の異なるドリップパネルでも、その延出部に
設けるロケート部の位置をその自由度の範囲内において
調整することによりそれぞれを同一位置にすれば、組立
ライン中に備えた位置決め治具のロケートピンの位置を
変更せずに済み、いったん設置したこの位置決め治具の
共用化を図ることができる。
【0035】請求項2記載の発明によれば、一方のパネ
ルがリヤフェンダパネルであり、該リヤフェンダパネル
側のドリップパネルに延出部を形成したため、この延出
部がコーナ部から離れた状態となり、該延出部の面形状
が湾曲変化面であるコーナ部の影響を受けない。従っ
て、この延出部にロケート部を形成することにより、精
度の高い位置決めを行うことができる。
ルがリヤフェンダパネルであり、該リヤフェンダパネル
側のドリップパネルに延出部を形成したため、この延出
部がコーナ部から離れた状態となり、該延出部の面形状
が湾曲変化面であるコーナ部の影響を受けない。従っ
て、この延出部にロケート部を形成することにより、精
度の高い位置決めを行うことができる。
【0036】請求項3記載の発明によれば、延出部を他
方のパネルに重合させたため、一方のドリップパネル
が、両方のパネルの結合部を跨いだ状態で取付けられる
こととなり、該結合部付近の強度が向上する。
方のパネルに重合させたため、一方のドリップパネル
が、両方のパネルの結合部を跨いだ状態で取付けられる
こととなり、該結合部付近の強度が向上する。
【0037】請求項4記載の発明によれば、一方のドリ
ップパネルの延出部を他方のドリップパネルの端部に重
合したため、結合部付近の強度が更に向上する。
ップパネルの延出部を他方のドリップパネルの端部に重
合したため、結合部付近の強度が更に向上する。
【図1】この発明の第1実施形態に係るドリップパネル
の取付構造を示す斜視図。
の取付構造を示す斜視図。
【図2】リヤフェンダパネルとサイドルーフレールアウ
タパネルを最終結合する前の段階を示す分解斜視図。
タパネルを最終結合する前の段階を示す分解斜視図。
【図3】図1中矢示SA−SA線に相応する車体の断面
図。
図。
【図4】ドリップパネルのリヤフェンダパネルに対する
位置決め作業を示す断面図。
位置決め作業を示す断面図。
【図5】この発明の第2実施形態に係るドリップパネル
の取付構造を示す斜視図。
の取付構造を示す斜視図。
【図6】従来例を示す自動車の側面図。
【図7】図6中矢示DA部分の車体構造を示す分解斜視
図。
図。
【図8】図7中矢示SB−SB線に相応する車体の断面
図。
図。
【図9】従来のドリップパネルのリヤフェンダパネルに
対する位置決め作業を示す断面図。
対する位置決め作業を示す断面図。
3 サイドルーフレールアウタパネル(他方のパネ
ル) 3a、17a 端部 3f、17f 外側面 11 ロケートピン 12、18 ドリップパネル(一方) 13、20 ドリップパネル(他方) 14、19 延出部 15 ロケート孔(ロケート部) 17 リヤフェンダパネル(一方のパネル)
ル) 3a、17a 端部 3f、17f 外側面 11 ロケートピン 12、18 ドリップパネル(一方) 13、20 ドリップパネル(他方) 14、19 延出部 15 ロケート孔(ロケート部) 17 リヤフェンダパネル(一方のパネル)
Claims (4)
- 【請求項1】 リヤフェンダパネルとサイドルーフレー
ルアウタパネルの端部同士を重合させて結合し、該リヤ
フェンダパネル及びサイドルーフレールアウタパネルの
各外側面に互いに連続するドリップパネルをそれぞれ取
付けるドリップパネルの取付構造において、 前記リヤフェンダパネルとサイドルーフレールアウタパ
ネルのうち、外側に重合した一方のパネルに取付けられ
る一方のドリップパネルの端部を他方のパネル側へ延出
させると共に、該延出部に該延出部を一方のパネルに対
してロケートピンで位置決めするためのロケート部が設
けられていることを特徴とするドリップパネルの取付構
造。 - 【請求項2】 一方のパネルがリヤフェンダパネルであ
る請求項1記載のドリップパネルの取付構造。 - 【請求項3】 一方のドリップパネルの延出部に相当す
る長さだけ、他方のドリップパネルの端部を短くし、延
出部を他方のパネルに直接取付けた請求項1又は請求項
2記載のドリップパネルの取付構造。 - 【請求項4】 一方のドリップパネルの延出部を他方の
ドリップパネルの端部に外側から重合させて取付けた請
求項1又は請求項2記載のドリップパネルの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23652595A JPH0976939A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | ドリップパネルの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23652595A JPH0976939A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | ドリップパネルの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0976939A true JPH0976939A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17001988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23652595A Pending JPH0976939A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | ドリップパネルの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0976939A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113418426A (zh) * | 2021-05-27 | 2021-09-21 | 瑞鹄汽车模具股份有限公司 | 一种翼子板双检测检具 |
-
1995
- 1995-09-14 JP JP23652595A patent/JPH0976939A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113418426A (zh) * | 2021-05-27 | 2021-09-21 | 瑞鹄汽车模具股份有限公司 | 一种翼子板双检测检具 |
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