JPH0976993A - 昇降式ドック - Google Patents

昇降式ドック

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JPH0976993A
JPH0976993A JP23732895A JP23732895A JPH0976993A JP H0976993 A JPH0976993 A JP H0976993A JP 23732895 A JP23732895 A JP 23732895A JP 23732895 A JP23732895 A JP 23732895A JP H0976993 A JPH0976993 A JP H0976993A
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JP
Japan
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dock
lifting
ship
elevating
fixed
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JP23732895A
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English (en)
Inventor
Okiya Satou
興也 佐藤
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Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toyo Construction Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 船舶、フローティングドック等の海上移動可
能な構造物の構築、修理設備を低コストに構築する。 【解決手段】 本発明の昇降式ドックは、岸壁10に隣
接した海域11に立設された支柱13と、これら支柱1
3に昇降自在に支持された昇降台14とからなる。昇降
台14は、略長方形上を有するものであり、その上に、
フローティングドック15や通常の船舶16を含む水上
移動可能な構造物を積載可能となっている。支柱13…
は、岸壁10に隣接する海側において、昇降台14の四
隅に配置されるようになっている。上記昇降台14自体
は、支柱13から着脱自在とされ、台船等により移動可
能である。上記昇降台14内部には、支柱13…に対し
て昇降台14を昇降駆動するための駆動装置が設けられ
ている。駆動装置は、シリンダ装置により段階的に昇降
台14を昇降させられるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶等の修理や造
船等において用いられ、かつ、船舶等を陸上と海上とで
昇降移動させることができる昇降式ドックに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に大型の船舶の修理や造船、または
ケーソンの構築においては、ドライドックやフローティ
ングドックが用いられる。上記ドライドックは、岸壁に
おいて、陸地を水際線から溝形に堀込み、その入口に門
扉と給排水装置とを備えたものである。
【0003】上記フローティングドックは、鋼鉄製箱形
のポンツーンが主体で、この中の水量の調節によって浮
沈させられるものである。また、フローティングドック
は、海上に配置されるので、ドライドックを構築するの
が困難な海岸でも用いることができるとともに、ドック
全体の給排水を必要とするドライドックよりも迅速に作
業を行うことができる。なお、フローティングドック
は、海上を自由に移動することができるが、安全に碇置
するには静穏な水面が必要である。
【0004】しかし、ドライドックやフローティングド
ックは、ドック内の面積が限られているので、一度に修
理や構築できる船舶の数が限られてしまうとともに、ド
ライドック及びフローティングドックの構築には比較的
高いコストがかかる。従って、ドライドックやフローテ
ィングドックは、必ずしも、効率の良い設備とは言えな
かった。
【0005】船舶等の修理や構築においては、以上のよ
うなドックを用いる方法以外に、船舶等を陸上に上げて
行う方法がある。船舶等の修理や構築を陸上で行うに
は、海上の船舶を陸揚げしたり、陸上の船舶を進水させ
る必要があり、修理や造船を行うことが可能な船舶の重
量が制限されることになるが、船舶の昇降を行う岸壁の
バックヤードに広い敷地があれば、一度に多数の船舶の
修理や構築が可能となる。
【0006】そして、比較的大型の船舶の昇降を行う方
法としては、例えば、斜路を用いる方法があるが、斜路
を用いた場合には、比較的広い面積を斜路に占有されて
しまう。また、比較的狭い範囲で、比較的大型の船舶を
昇降させる方法として、シンクロリフトシステムが知ら
れている。
【0007】上記シンクロリフトシステムは、船舶を昇
降させるシステムであり、図12(A)(B)に示すよ
うに、多数のウィンチ(図12(A)、(B)にボック
スに内蔵された状態で図示)1…により船舶を積載可能
なプラットホーム2を海中から岸壁の上面までの間で上
下動させることができるようになっている。また、シン
クロリフトシステムの後方には、船舶の修理及び造船を
行うための作業エリア3が設けられている。さらにプラ
ットホーム2の上面及び作業エリア3には、船舶を支持
した状態で載置可能な台車用の軌道4が設けられてい
る。
【0008】すなわち、図12(A)に示すようにプラ
ットホーム2の上面を岸壁上面(作業エリア3上面)と
同レベルにした状態で、作業エリア3から船舶をプラッ
トホーム2上に移動して、プラットホーム2を図12
(B)に示すように海中に沈めることにより、船舶を海
上に進水させることができる。逆に、プラットホーム2
を海中に沈めた状態で、海上の船舶をプラットホーム2
上に移動させ、プラットホーム2を上方に移動すること
で、船舶を海上から引き上げて作業エリア3に運ぶこと
ができる。
【0009】このようなシンクロリフトシステムによれ
ば、造船や船舶の修理をシンクロリフトシステムの後方
の作業エリア3で行うことになるので、作業エリア3と
して広い面積を確保しておけば、一つのシンクロリフト
システムに対して複数の船舶を同時に修理もしくは造船
することができる。すなわち、船舶の修理はプラットホ
ーム2の後方の作業エリア3で行われ、プラットホーム
2は船舶の昇降に用いられるので、船舶の修理中にプラ
ットホーム2が船舶により占有されてしまうことがない
ので、修理もしくは造船中の船舶により占有されてしま
うドライドックやフローティングドックに比較して効率
的な運用を図ることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記シンク
ロリフトシステムにおいては、比較的大型の船舶を載置
可能なプラットホームを昇降させるのに多数のウィンチ
を用いているので、プラットホームを水平な状態で昇降
させるとともに、一部のウィンチの負荷だけが高くなら
ないように、全てのウィンチを極めて正確に同調させた
状態で作動させる必要がある。すなわち、各ウィンチが
高い精度で作動するものである必要があるとともに、各
ウィンチをきめ細かく制御する必要があり、これを実現
することが難しく、その実現がシンクロリフトシステム
を構築可能なメーカーに限られるとともに、比較的高い
設備コストが必要となる。
【0011】また、ウィンチで用いられるワイヤは、使
用しているうちに延びが生じるが、ワイヤの延びによ
り、各ウィンチの精度に狂いが生じることになるので、
ウィンチの精度を保持するためには、比較的頻繁なメン
テナンスが必要となる。また、プラットホームは、その
左右にそれぞれ一列ずつ配置された多数のウィンチによ
り昇降されるものであり、プラットホームの左右にそれ
ぞれウィンチを海上に支持する支持台が必要となる。
【0012】従って、プラットホーム上に積載できる船
舶は、上記支持台間の幅よりも狭い必要がある。例え
ば、通常の船舶用に構築されたシンクロリフトシステム
において、例えば、船舶の一種である上記フローティン
グドックを昇降させようとしても、フローティングドッ
クが、通常の同重量の船舶に比較して幅の広い形状を有
するので、シンクロシステムの上記支持台同士の間に入
れることができず、昇降させることができない。すなわ
ち、フローティングドックにも対応可能なシンクロリフ
トシステムを構築しようとすると、プラットホームが大
きくなり設備コストが高くなる。
【0013】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、通常の船舶とフローティングドックとのように
大きく形状の異なる船舶を容易に昇降移動できる昇降式
ドックを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
昇降式ドックは、岸壁に隣接した水域に配置されるとと
もに水上移動可能な構造物を載置可能で、かつ、上記構
造物を岸壁との間で移動可能な昇降台と、上記水域に立
設され、かつ、上記昇降台を昇降自在に支持する複数の
支柱と、上記昇降台を水中から水面上まで昇降移動させ
る駆動手段とを具備してなり、上記駆動手段は、上記昇
降台に設けられ、かつ、上記支柱に対して上記昇降台を
昇降移動させることを上記課題の解決手段とした。
【0015】上記構成によれば、昇降式ドックは、船舶
の海上と陸上との間の移送手段として用いられることに
なり、船舶の修理や造船等を陸上で行うようにすること
で、昇降台が修理もしくは造船中の船舶に占有されるこ
とがなく、同時に複数の船舶の修理及び造船を行うこと
ができるので、昇降式ドックを効率的に運用することが
できる。
【0016】それに加えて、昇降台を昇降移動する駆動
手段が昇降台に設けられているので、駆動手段を支持す
る支持台を昇降台の周囲に配置する必要がないので、上
記支持台により昇降台上に積載可能な船舶の形状が規制
されることがない。なお、上記支柱が、昇降台上に積載
可能な船舶の形状を規制することになるが、支柱と支柱
との間では、船舶の形状が規制されないので、例えば、
矩形状の昇降台を四角形の各頂点に配置された4本の支
柱で支持するものとした場合に、対向する2本ずつの支
柱の間に配置可能な形状ならば、昇降台からはみ出す大
きさの船舶を昇降することが可能であり、幅が狭く長さ
が長い通常の船舶と、幅が広く長さが短いフローティン
グドックのような船舶とを同じ昇降台で昇降することが
可能である。
【0017】また、天候が悪化した場合には、昇降台を
水中に沈めることにより、風や波による影響を低減する
ことができ、台風等の大型低気圧に襲われても、昇降台
が破損するのを防止することができる。なお、上記水上
移動可能な構造物は、通常の船舶、台船、フローティン
グドック、ケーソン等であり、必ずしも常時水上を移動
する船舶に限られるものではなく、水上を移動後、陸揚
げされてしまうものや、沈下させられるものでも良い。
記載を簡略化するため、以降、上述のような水上移動可
能な構造物を船舶等と称する。
【0018】また、上記昇降台は、陸上と海上とで移動
すべき船舶等を支持可能なものならば特に形状や構成を
限定されるものではなく、必要な強度を有する略平板状
の構成を有するものならば良いが、基本的には略矩形状
を有するものが好ましい。また、昇降台には、水中から
水上まで昇降移動するので、錆びにくいことが好まし
い。また、昇降台には駆動手段が設けられるが、駆動手
段を船舶等の載置に邪魔にならないように昇降台内に配
置できる構成となっていることが好ましい。
【0019】また、昇降台に設けられた駆動手段も昇降
台とともに水中に没するので、駆動手段が耐水性能を有
することが好ましく、水中に露出する必要がない部分に
ついては、耐水容器の中などの水密性を有するに所に配
置されることが好ましい。また、駆動手段は、特に限定
されるものではないが、複数の駆動装置により昇降台を
昇降させることになるので、複数の駆動装置を同調させ
やすいように、段階的に作動するものが好ましい。
【0020】また、上記支柱は、昇降台や昇降台上の船
舶等の荷重に耐えられる構成を有するものならばその構
成を特に限定されるものではないが、水底に埋設された
基礎部を有し、水底に強固に固定されていることが好ま
しい。また、支柱により昇降台上に載置可能な船舶等の
形状が大幅に制限されないように、支柱の本数は昇降台
を安定して支持できる最小限度であることが好ましく、
基本的には、略矩形状の昇降台をその四隅で支持するよ
うに4本であることが好ましい。
【0021】本発明の請求項2記載の昇降式ドックは、
上記駆動手段が、上記支柱に対して着脱自在に固定可能
で、かつ、支柱毎に複数設けられた固定部と、該固定部
に連結され、かつ、上記支柱に固定された固定部に対し
て昇降台を昇降移動させる複数のシリンダ装置とを具備
してなり、上記支柱毎に複数設けられた固定部のうちの
一部を支柱に固定した状態で、上記シリンダ装置が上記
支柱に固定された固定部に対して昇降台を昇降移動する
とともに、支柱に固定されていない固定部を昇降台に対
応して昇降移動させ、次いで、支柱に固定されていない
固定部を支柱に固定するとともに、先に上記支柱に固定
されていた固定部の支柱への固定を解除し、上記シリン
ダ装置により支柱に固定された固定部に対して昇降台を
昇降移動するとともに、上記支柱に固定されていない固
定部を昇降台に対応して昇降移動させることを繰り返す
ことにより、昇降台を順次昇降移動させることを上記課
題の解決手段とした。
【0022】上記構成によれば、昇降台が尺取虫方式で
段階的に昇降移動することになり、各支柱毎に昇降台が
駆動手段により段階的に昇降移動することになる。従っ
て、各昇降台の一回の移動距離と、昇降移動のタイミン
グを合わせることにより、容易に各支柱において同調し
た状態で昇降台を昇降移動させることができる。
【0023】なお、上記固定手段は、例えば、支柱側に
固定部と係合する孔や掛止片等を段階的に多数設け、固
定部側に上記孔や掛止片に係合する突起等を設けること
により、固定部を支柱に順次固定できるものとしても良
い。また、上記固定手段は、例えば、支柱を挟持するも
のとしても良い。また、上記シリンダ装置は、基本的に
は、油圧シリンダであるが、流体として水を用いたもの
としても良い。
【0024】本発明の請求項3記載の昇降式ドックは、
上記昇降台が、略矩形状に形成され、上記支柱が昇降台
の四隅部分にそれぞれ配置されていることを上記課題の
解決手段とした。
【0025】上記構成によれば、略矩形状の昇降台の四
隅部分に支柱が形成されているので、上述のように、四
隅に配置された2本ずつの支柱の間(距離が短い方の
間)に入る幅ならば、昇降台より長い船舶等を昇降台に
積載できるとともに、四隅に配置された2本ずつの支柱
の間(距離が長い方の間)に入る長さならば、昇降台よ
り幅が広い船舶等を昇降台に載置することができ、通常
の細長い船舶と幅広のフローティングドックとの両方に
対して一つの昇降台で対応することができる。また、載
置される船舶等が上述のように昇降台から多少はみ出し
ても良いことから、比較的小さな昇降台により、通常の
船舶とフローティングドックとの両方に対応することが
できる。
【0026】本発明の請求項4記載の昇降式ドックは、
上記昇降台が、上記支柱に対して着脱自在とされるとと
もに、移動可能となっていることを上記課題の解決手段
とした。上記構成によれば、昇降式ドックの昇降台を、
例えば、台船等に載せて移動することができるので、台
風等の大型低気圧が接近した場合に、昇降台を安全な場
所に移動することができる。
【0027】また、上述のような昇降式ドックを比較的
近い範囲に複数設ける場合には、各昇降式ドックにおい
て、岸壁に面した水域に上記支柱だけを設けておき、複
数の昇降式ドックに対して昇降台を例えば一台だけ用意
しておけば、船舶等の昇降を行うことになった昇降式ド
ックに昇降台を台船等を用いて水上移動させることによ
り対応することができる。
【0028】すなわち、上記昇降式ドックにおいて、基
本的に昇降台は、船舶等の昇降時にだけ使用され、船舶
等の修理や造船の最中には使用されないので、実際の稼
働時間が短く、昇降台を移動可能なものとすれば、一つ
の昇降台で複数の昇降式ドックにおける船舶等の昇降を
行うことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の第
一例の昇降式ドックを図面を参照して説明する。図1及
び図2は、上記第一例の昇降式ドックを示すものであ
る。第一例の昇降式ドックは、図1及び図2に示すよう
に、岸壁10に隣接した海域11の海底12(図2に図
示)から立設された支柱13…と、これら支柱13…に
昇降自在に支持された昇降台14とからなる。
【0030】上記支柱13…は、岸壁10に隣接する海
側において、岸壁10に沿った状態の長方形の各頂点に
配置されるようになっている。すなわち、支柱13…
は、上記昇降台14を四脚で支持できるように配置され
ている。各支柱13…は、図2に示すように、海底に埋
設された状態の基礎部13a…と、該基礎部13a…上
に立設された支柱部13b…とからなっている。
【0031】上記基礎部13a…は、海底に埋設された
状態で支柱部13b…及び昇降台14を支持する杭状の
コンクリート構造物であり、海底にコンクリート杭を打
ち込むことや、場所打ちコンクリート杭を形成すること
や、杭状構造物を沈下させた後に埋設することや、セル
状もしくはコルゲート状の構造物を岩盤に固定すること
などにより設けられたものである。そして、支柱部13
b…は、上記基礎部13a…に接続された状態で、海底
から海上に達するように立設されたものである。
【0032】また、支柱部13bは、四角筒状(ボック
ス状)に形成された鋼製のものであり、その四つの側面
には、上記昇降台14の昇降に際して用いられる多数の
挿通孔13c…が形成されている。また、支柱部13b
…は、図2に示すように岸壁10の高さに対応する位置
において転倒可能かつ分割可能な構成となっている。
【0033】また、支柱部13b…の高さを略岸壁の高
さとした場合には、必ずしも上述のように転倒可能かつ
分割可能な構成とする必要はない。すなわち、後述する
ように、昇降台14上と陸上との間で船舶等を移動する
場合に、上記支柱13…が邪魔にならず、かつ、支柱1
3から昇降台14を容易に取り外すか取り付けることが
できる高さならば、支柱13…を岸壁10の高さに対応
する位置で、転倒可能かつ分割可能とする必要がない。
さらに、四本の支柱部13b…は、基礎部13aに対し
て着脱可能な構成となっている。
【0034】上記昇降台14は、略長方形状を有するも
のであり、その上に、フローティングドック15や通常
の船舶16を含む水上移動可能な構造物を積載可能とな
っている。また、上記昇降台14は、トラス構造を有
し、昇降台14を水中に没する際に抵抗の少ない構造と
なっており、容易に水中で昇降することが可能となって
いる。
【0035】また、昇降台14は、その上面に船舶等を
支持した状態で移動可能な台車(図2に図示)17…が
走行するための軌道18…が設けられている。また、昇
降台14の四隅部分には、上記支柱13…が貫通する貫
通孔(図3に図示)14aが形成されており、該貫通孔
に上記支柱13…が貫通した状態で、上記昇降台14が
上下動可能に支柱13…に支持された状態となってい
る。
【0036】また、上記昇降台14内部には、支柱13
…に対して昇降台14を昇降駆動するための駆動装置が
設けられている。上記駆動装置は、駆動部(図3に図
示)19と油圧供給部(図示略)とからなる。上記駆動
部19は、昇降台の4つの貫通孔14a毎に、それぞれ
貫通孔14aの周囲に設けられるものである。また、図
3に示すように、各駆動部19は、4つのシリンダー部
(図3には対向する二つのシリンダー部だけを図示)2
0からなる。さらに、駆動部19においては、二つずつ
のシリンダ部20、20が支柱13を挟んで対向した状
態で配置されている。
【0037】上記シリンダー部20は、昇降シリンダ2
1とロック部22と上下二つのガイドローラ23、23
とからなる。上記、ロック部22は、その内部にロック
ピン(図3において図示省略したシリンダ部のものを図
示)22aをI本ずつ出没させるための二つのロックピ
ンシリンダ(図示略、なおロックピンシリンダは、ロッ
ク部22のケーシング22b内部に配置されている)を
有し、支柱13の一段に二つずつ設けられた上記挿通孔
13c、13cにそれぞれロックピン22a、22aを
入出させることが可能となっている。
【0038】そして、ロックピンシリンダによりロック
ピン22a、22aを支柱13の一段分の挿通孔13
c、13cに挿入した状態で、上記ロック部22が上記
支柱13に固定された状態となる。上記昇降シリンダ2
1は、そのピストンロッド21aを下方に延出すること
ができるように配置されている。そして、ピストンロッ
ド21aの先端部が上記ロック部22に連結され、昇降
シリンダ21の後端部(上端部)が昇降台14に連結さ
れている。
【0039】従って、ロック部22がロックピン22a
により支柱13に固定されることにより、ロック部22
及び昇降シリンダ21を介して昇降台14を支柱13に
固定できるとともに、ロック部22が支柱13に固定さ
れた状態で、昇降シリンダ21の伸縮により、支柱13
に対して、昇降台14を昇降移動できるようになってい
る。また、駆動部19においては、上述のように支柱1
3を挟んだ状態の一対のシリンダ部20、20が二組配
置されており、二組の一対のシリンダ部20、20を以
下のように操作することで、昇降台14を上昇させるこ
とができるようになっている。
【0040】まず、二組のうちの一方の一対のシリンダ
部20、20のロック部22、22において支柱13の
挿通孔13cにロックピン22a、22aを挿入させる
ことで、一方の一対のシリンダ部20、20を支柱13
に固定する。この際に、他方の一対のシリンダ部20、
20はロック部22、22においてロックピン22a、
22aを後退させて支柱13への固定を解除しておく。
そして、一方のシリンダ部20、20において昇降シリ
ンダ21を伸張させることにより、昇降台14を支柱1
3の挿通孔13c…の間隔で一段分だけ上昇させる。
【0041】この際に、他方の一対のシリンダ部20、
20の昇降シリンダ21を収縮させておくことにより、
他方のロック部22、22の位置が、一方のロック部2
2、22の位置より支柱13の挿通孔13c…の間隔で
一段分だけ上になる。次に、他方の一対のシリンダ部2
0、20のロック部22、22において、一方の一対の
シリンダ部20、20のロック部22、22が固定され
た挿通孔13c、13cより一段上の挿通孔13c、1
3cにロックピン22a、22aを挿入し、ロック部2
2を支柱13に固定した状態で、一方の一対のシリンダ
部20、20のロック部22、22において、挿通孔1
3c、13cに挿入させたロックピン22a、22aを
後退させてロックを解除する。
【0042】この状態で、他方の一対のシリンダ部2
0、20において昇降シリンダ21、21を伸張させる
とともに、一方の一対のシリンダ部20、20において
昇降シリンダ21、21を収縮することにより、昇降台
をさらに支柱13の挿通孔13c…の間隔で一段分だけ
上昇させることができる。そして、上述の工程を繰り返
すことにより、順次、昇降台14を支柱13…に対して
尺取虫方式で段階的に上昇させることが可能となってい
る。また、逆に駆動部19を作動させることにより、昇
降台14を下降させることもできるようになっている。
【0043】各支柱13…において、上記駆動部19
が、上述のように尺取虫方式により、昇降台20を昇降
させるので、各支柱13…毎に作動する駆動部19を容
易に同調することが可能であり、また、昇降台14が駆
動部19を介して4本の支柱13…に支持された状態
で、駆動部19が作動するので、僅かに昇降のタイミン
グがずれても負荷に大きな変化が生ずることがないよう
になっている。
【0044】すなわち、従来のシンクロリフトシステム
の場合には、プラットホームの左右の側縁部が多数のウ
ィンチにより上下動可能に支持されているので、ほんの
僅かでもずれてウィンチが作動した場合に、ずれて作動
したウィンチに大きな負荷が集中してかかったり、ずれ
て作動したウィンチにほとんど負荷がかからず、残りの
ウィンチにその分の負荷がかかったりすることになる
が、上記駆動装置においては、常時各駆動部19が、昇
降台14の四隅部分を支柱13に支持させた状態となっ
ており、僅かに作動がずれただけでは、一つの駆動部1
9に負荷が集中することがない。
【0045】また、上記ロック部22、22において
は、ロックピン22a、22aがケーシング22bから
露出するだけで、図示しないロックピンシリンダは水密
性を有するケーシング22b内に納められている。ま
た、ケーシング22bのロックピン22a、22aが摺
動する部分は、シーリングされているので、ロックピン
シリンダが海水から遮断された状態となっており、ロッ
クピンシリンダ内に海水が侵入することがなく、ロック
ピンシリンダが海水及び海水に含まれる物質により損傷
される可能性が少なく、ロックピンシリンダが略メンテ
ナンスフリーの状態となっている。
【0046】また、上記昇降シリンダ21は、ピストン
ロッド21aの露出部分を除いた部分を覆うとともに、
ピストンロッド21aの露出部分をシーリングする図示
しない容器に覆われた状態となっている。従って、昇降
シリンダ21は、その内部に直接海水が流入することが
ない構造となっており、ロックピンシリンダと同様に略
メンテナンスフリーの状態となっている。
【0047】また、上記油圧供給部(図示略)は、油圧
ポンプ、該油圧ポンプ駆動用の電動機及び油タンクを有
するものであり、昇降台14内にもうけられた耐水容器
(図示略)内に設けられている。従って、昇降台14が
海中に没した状態でも油圧を供給できるようになってい
る。なお、油圧供給部への電源供給は、陸側に設けられ
た発電機もしくは変電設備からケーブルにより供給され
るようになっている。
【0048】また、駆動装置の制御は、岸壁10側に設
けられた図示しない制御室で行われるようになってお
り、制御用の各種配線が、昇降台14と制御室との間で
接続されるようになっている。また、上記昇降台14
は、岸壁10の側面に対して昇降自在に係合した状態と
なっている。
【0049】すなわち、図4に示すように、昇降台14
の岸壁10側の側縁部には、側縁部に沿って間隔をあけ
て複数のガイド部24が昇降台14から岸壁10側に突
出した状態で設けられている。なお、図4においては、
昇降台14を簡略的に図示している。上記ガイド部24
は、図4及び図5に示すように、平面視して長方形状に
形成された突出部24aと、平面視して凸字状に形成さ
れてた接合部24bと、前記突出部24aの前面に設け
られた第一ガイドローラ24cと、前記突出部24aの
左右側面にそれぞれ設けられた第二ガイドローラ24
d,24dと、突出部24aの上面に設けられたジャッ
キベース24e(図5に図示)とからなる。
【0050】上記突出部24aと接合部24bとは、一
体に形成されており、上記接合部24bは、昇降台14
の岸壁側の側縁部に、上記接合部24bと同様の形状に
形成された切り欠き部14cに上方から嵌合するように
なっており、上記ガイド部24を昇降台14に対して水
平移動できないように固定できるようになっている。ま
た、接合部24bは、上記切り欠き部14cに嵌合した
状態で上方から図示しない止め金具により固定され、上
方に抜けないようになっている。
【0051】なお、止め金具は、取り外し可能となって
おり、上記ガイド部24は、昇降台14に対して着脱可
能となっている。また、上記突出部24aは、岸壁10
の側面に予め形成された上下方向の溝10a…に挿入さ
れるようになっており、溝10aに沿って上下に移動可
能となっている。
【0052】また、上記第一ガイドローラ24cは、突
出部24aの前面と溝10aの内面とに挟まれた状態
で、突出部24aが溝10aに沿って容易に上下動でき
るようになっている。また、第一ガイドローラ24c
は、鋼製となっており、後述するように転倒式ジャッキ
25により、昇降台14を岸壁10に引き寄せた状態に
固定した際に潰れた状態にならないものとなっている。
【0053】なお、昇降台14の岸壁10側の側面に
は、図5に示すように、硬質ゴム性の多数のフェンダ
(防舷材)14d…が設けられており、このフェンダ1
4d…により第一ガイドローラ24cが岸壁10に衝突
した状態に接触するのを防止している。また、第二ガイ
ドローラ24d、24dは、突出部24aの側面と溝1
0aの内面とに挟まれた状態で、突出部24aが溝10
aに沿って容易に上下動できるようになっている。
【0054】なお、第二ガイドローラ24d、24d
は、硬質ゴムからなり、突出部24aが溝10aに対し
て左右にぶれた場合の防舷材としての機能も有するよう
になっている。また、上記ジャッキベース24eは、岸
壁10側に設けられた上記転倒式ジャッキ25のロッド
25aを固定するものである。
【0055】上記転倒式ジャッキ25は、そのシリンダ
(図示略)の後端部が回転自在に岸壁10上面に固定さ
れており、シリンダを垂直面内で回転可能にしたもので
あり、岸壁10側から昇降台14側にロッドを倒し込ん
で、上記ジャッキベース24eにロッド25a接続でき
るようになっている。そして、上記転倒式ジャッキ25
のロッド25aを突出部24aのジャッキベース24e
に固定した状態で、ロッド25aを後退させることによ
り、岸壁10と昇降台14との間で船舶等を移動する際
に、昇降台14を岸壁10に押し付けた状態に強固に固
定できるようになっており、確実に船舶等の移動が行え
るようになっている。なお、上記転倒式ジャッキ25
は、水平に配置され、かつ、比較的長い距離を延出可能
なロッドを有するジャッキに代えても良い。
【0056】また、昇降台14は、支柱13…に支持さ
れるだけではなく、図1に示すように、繋索10b、1
0bにより、係留された状態となっている。また、繋索
10b、10bは、図示しないウィンチに接続されてお
り予め設定された所定の張力で昇降台14を岸壁10側
に引き付けることが可能となっている。そして、昇降台
14の昇降移動に際しては、上記ウィンチにおいて繋索
10b,10bの張力を調整した状態で、繋索10b、
10bを引き出したり引き込んだりすることにより、昇
降台14を昇降移動した際の岸壁10の法線方向に直角
な方向に沿った揺れを抑制できるようになっている。す
なわち、上記ガイド部24が昇降台14の岸壁10の法
線方向に沿った揺れを抑止し、上記繋索10b、10が
昇降台14の岸壁10の法線方向に直角な方向に沿った
揺れを抑止するようになっている。
【0057】なお、岸壁10の後方の陸上側には、図1
に示すように昇降台14上の軌道18…に連結する軌道
18…が設けられ、台車17上の船舶等を岸壁10の後
方の陸上側に移動可能となっている。また、岸壁10の
後方には、複数の船舶等を修理もしくは造船可能なスペ
ースが設けられ、船台等が配置されている。
【0058】次に、上記構成を有する昇降式ドックの使
用方法及び作用を説明する。まず、海上にある船舶等を
修理する際には、昇降台14を下降させ、昇降台14の
高さが修理すべき船舶等の船底よりも低い位置となるよ
うに移動する。この際には、昇降台14上に船舶等を支
持する台車17…が、昇降台14の軌道18…上に配置
された状態とする。なお、駆動部19を上述のように駆
動させることにより、図6に示すように、昇降台14を
昇降移動できる。
【0059】また、4つの支柱13…毎に配置された4
つの駆動部19を同調させて駆動させる必要があるが、
上述のように駆動装置の各駆動部19は、支柱13に設
けられた挿通孔13c…を一段ずつ昇降するようになっ
ているので、比較的容易に同調させることができる。ま
た、基本的に同調させる駆動部は4つだけであり、多数
のウィンチを同調させるのに比較して制御が容易であ
る。
【0060】次に、下降させられた昇降台14上に船舶
等を曳航する。この際に、船舶等が通常の細長い形状を
有する船舶16であれば、昇降台14の長さ方向に沿っ
て、即ち、岸壁10に沿って移動させ、船舶16の手前
側の2本の支柱13、13の間を通過させて、昇降台1
4上に移動させる。また、船舶等がフローティングドッ
ク15のように、幅が広く長さが短いものであれば、沖
側から岸壁10側に向かって移動させることにより、沖
側の2本の支柱13、13の間を通過させて昇降台14
上に移動させる。
【0061】すなわち、昇降台14において昇降可能な
船舶等を規制するのは、4本の支柱13…だけであり、
例えば、図1に示すように、船舶16の形状が、岸壁1
0側の2本の支柱13、13と沖側の2本の支柱13、
13との間に配置可能な幅を有するものであれば、昇降
台14の左右に船舶16の前端部と後端部がはみ出すよ
うな形状のものでも昇降することができる。
【0062】また、図1において、船舶等の形状が、図
中上側の2本の支柱13、13と図中下側の二本の支柱
13、13との間に入る短い長さのフローティングドッ
ク15のようなもの場合には、逆に、幅が、昇降台14
の幅より広くても昇降させることが可能である。次に、
昇降台14を上記駆動装置の四つの駆動部19により上
昇移動させ、昇降台14上面と岸壁10(陸側)上面と
を同じ高さとする。
【0063】次に、通常の細長い船舶16の場合には、
船舶16を岸壁10側に移動する際に、岸壁10側の2
本の支柱13、13の上端部が邪魔になるので、岸壁1
0側の二本の支柱13、13を転倒させる。なお、例え
ば、長さの短いフローティングドック15などのように
岸壁10側の二本の支柱13、13の間を通過可能な船
舶等の場合には、支柱13、13を転倒させる必要がな
い。
【0064】また、上記昇降台14においては、上記ガ
イド部24に転倒式ジャッキ25を接続し、上記転倒式
ジャッキ25により昇降台14を岸壁10側に引き寄せ
ることで、昇降台14を岸壁10に固定した状態とす
る。そして、船舶等を支持する台車17を陸側に牽引す
ることにより、船舶等を陸側に移動し、さらに、船舶等
を陸側の修理用のスペースまで移動する。
【0065】この際には、昇降台14が船舶等から開放
された状態となるので、次の船舶等の昇降を行うことが
可能となる。すなわち、従来のドライドックやフローテ
ィングドック15のように、船舶等の修理もしくは造船
を行っている間、昇降式ドックが船舶等により占有され
ることがなく、陸側に複数の船舶等を修理もしくは造船
可能なスペースがあれば、効率良く昇降式ドックを使用
することができる。
【0066】また、上述のように陸上に上げられた船舶
等や、陸上で構築された船舶等については、昇降台14
を岸壁10と同じ高さになるように上昇させた状態で、
陸側から昇降台14上に船舶等を移動し、次いで、昇降
台14を船舶等が海上に浮かんだ状態となるまで下降さ
せ、船舶等を昇降台14上から移動させることにより陸
上から海上に移動する。
【0067】また、上記昇降台14は、図6に示すよう
に昇降台14を上昇させた状態で、その下に台船27を
配置し、台船27上に昇降台14を載せた状態で、支柱
13…を分割することにより、支柱13…から昇降台1
4を取り外すことができる。また、逆に、支柱13…を
分割した状態で、台船27により昇降台14を支柱13
上に搬送し、かつ、昇降台14の貫通孔の位置と支柱1
3…の位置を合わせた状態で、支柱13の分割された部
分を上記昇降台14の貫通孔を通して支柱13の固定さ
れた部分に接合することで、支柱13…に昇降台14を
取り付けることができる。
【0068】そして、昇降台14は、船舶等を昇降移動
させている間以外は、ほとんど使用されないものなの
で、上述のように昇降台14を支柱13…から取り外
し、台船27により別の場所に設けられた支柱13…ま
で移動し、該支柱13…に上述のように昇降台14を取
り付けることで、別の場所で船舶等の昇降移動をするこ
とができる。
【0069】すなわち、比較的近い範囲に設けられた複
数の船舶等の修理、造船用のスペースを有する岸壁10
において、それぞれ支柱13…を設置しておけば、1台
の昇降台14により、複数の岸壁10における船舶等の
昇降移動を行うことができるので、極めて低いコスト
で、船舶等の修理及び造船設備を構築することができ
る。なお、船舶等の修理や造船には、ある程度の期間を
要するが、船舶等の昇降移動は、数時間単位で行うこと
ができるので、1台の昇降台14により、比較的近距離
にある複数の修理、造船設備における船舶等の昇降移動
を行うことが充分可能である。
【0070】また、昇降台14は、上述のように基本的
には船舶等の昇降を行うものであるが、昇降台14によ
り船舶等を海面より上方に上げた状態で、昇降台14上
において検査や修理を行っても良いことは言うまでもな
い。すなわち、1つの船舶等を海面より上に上げた状態
で、引き続き船舶等を昇降させる予定がなければ、昇降
台14上で船舶等の検査や修理を行っても支障を来すこ
とがない。
【0071】また、多少海が荒れた程度であれば、支柱
13…と、繋索10b,10bと、ガイド部24におけ
る転倒式ジャッキ25とにより、昇降台14を充分に支
持することが可能であるが、台風等の大規模な低気圧が
接近し、強風と大波が岸壁10を襲うような場合には、
図6に破線で示すように、昇降台14を駆動装置により
海底付近まで沈めることにより、昇降台14に風と波が
直に作用するのを防止することができ、台風等により、
昇降台14や支柱13…が破損させられるのを防止する
ことができる。
【0072】また、昇降台14は、上述のように台船2
7を用いるこにより移動可能なので、予め台風の接近が
予想された段階で、昇降台14を上述のように支柱13
…から取り外して、台風の影響を受けにくい場所まで移
動させることができる。以上のように実施の形態の第一
例によれば、極めて低コストで船舶等の修理、造船用設
備を構築することができるとともに、台風等に対しても
確実に対応できる設備を構築することができ、さらに通
常の船舶16とフローティングドック15との両方に対
応することができる。
【0073】図7は、上記第一例の昇降式ドックの上述
の使用方法とは別の使用方法を示すものである。図7に
示す昇降式ドックの使用方法は、陸上で構築された大型
ケーソン29を海上移動させる際に進水するためのもの
である。なお、通常の大型ケーソン29の海上移動にお
いては、大型ケーソン29を従来例で述べた斜路を用い
て進水させ、大型ケーソン29自体を海上に浮かせて曳
航するが、それに対して上記昇降式ドックを用いた大型
ケーソン29の海上への移動においては、大型ケーソン
29をフローティングドック15に載せて海上移動させ
るようになっている。
【0074】そして、大型ケーソン29をフローティン
グドック15上に移動する際には、まず、昇降台14を
海中に沈めた状態で、フローティングドック15を海上
から昇降台14上に移動し、次いで、昇降台14を上昇
させ、フローティングドック15の作業甲板15aと、
岸壁10上面の高さを略同一にする。また、台車(図示
略)等により大型ケーソン29を移動させることによ
り、大型ケーソン29を岸壁10上に移動する。
【0075】次に、大型ケーソン29を台車(図示略)
等により、岸壁10上からフローティングドック15の
作業甲板15a上に移動することにより、大型ケーソン
29をフローティングドック15に載せる。次いで、昇
降台14を降下させることによりフローティングドック
15を海上に浮かせた状態として、フローティングドッ
ク15を曳航することにより、大型ケーソン29を目的
地まで海上移動する。
【0076】なお、大型ケーソン29自体を海上に浮か
せた場合には、海上に浮いた状態の大きな重量を有する
大型ケーソン29の喫水が深く、場合によっては大型ケ
ーソン29の姿勢を安定させるために、大型ケーソン2
9内に水を注水して喫水をさらに深くすることもあるの
で、浅い水域では、大型ケーソン29の進水及び海上移
動ができない。
【0077】また、海上に浮いた状態の大型ケーソン2
9を海上移動しようとした場合には、上述のように喫水
が深いことにより大きな水の抵抗を受けることになり、
移動速度が制限されるとともに大量の燃料を消費するこ
とになる。また、大型ケーソン29自体を海上に浮かべ
る際には、海上移動中に浸水しないように、大型ケーソ
ン29上面の多数の開口に全て蓋をする必要があり、手
間がかかる。
【0078】それに対して、上述のように本発明の昇降
式ドックを用いてフローティングドック15上に大型ケ
ーソン29を載置して海上移動するようにすれば、フロ
ーティングドック15が大きな浮力を有するので、大型
ケーソン29を載置した状態でも喫水を浅くすることが
できる。従って、浅い水域でも大型ケーソン29を海上
移動できるとともに、水の抵抗が少ないので、容易かつ
迅速に大型ケーソン29を海上移動することができる。
また、大型ケーソン29において、開口に蓋等を設ける
必要もない。
【0079】図8及び図9は、本発明の実施の形態の第
二例を示すものであるが、第二例の昇降式ドックは、第
一例の昇降式ドックにおいて、昇降台14の長さ方向が
岸壁10の側縁に沿っていたのに対して昇降台30の長
さ方向が、岸壁10の側縁方向に対して直角とされたも
のであり、上記第一例と同様の構成要素については、同
一の符号を付してその説明を省略する。第二例の昇降式
ドックは、第一例の昇降式ドックと同様に四本の支柱1
3…と昇降台30とからなるものであり、昇降台30の
駆動装置等の構成要素も第一例と同様のものである。
【0080】第二例の昇降式ドックによれば、昇降台3
0の長さ方向が岸壁10に対して直角とされるので、昇
降台30が岸壁10に占める長さを短くすることができ
るので、後方の修理、造船スペースにつながる岸壁10
上の設備を第一例の昇降式ドックよりもコンパクトにす
ることができる。
【0081】図10は、上記第一例におけるガイド部2
4の変形例を示すものである。上記第一例のガイド部2
4は、岸壁10の溝10aに案内されて、昇降台14の
岸壁10の法線方向に沿った揺れを抑止するようになっ
ていたが、図10においては、岸壁10に固定された鋼
管31により、ガイド部32が案内されて、昇降台14
の岸壁10の法線方向に沿った揺れを抑止するようにな
っている。
【0082】上記鋼管31は、円筒状のものであり、接
合部33を介して上下に長尺な鋼板34に接合されてい
る。また、接合部33は、上下に所定の間隔をあけて上
記鋼管31と鋼板34との間に複数配置されるようにな
っている。また、接合部33は、その表側の側面が鋼管
31の周面に沿った円弧状とされ、その裏面が平面とな
っており、接合部33の表側が鋼管31に溶接され、接
合部33の裏側が鋼板34に溶接されることで、鋼管3
1と鋼板34とを接合している。
【0083】また、上記鋼板34は、岸壁10の側面に
ボルト等の接合部材により固定されている。そして、上
記鋼板34は岸壁10の側面に上下に延在するように固
定されている。また、上記ガイド部32は、上記第一例
のガイド部24が溝10aに上下動自在に係合していた
のに対して、鋼管31に上下動自在に係合する以外は同
様の構成を有するものであり、平面視してコ字状に形成
された突出部32aと、平面視して凸字状に形成されて
た接合部32bと、前記突出部32aの内側の前面に設
けられた第一ガイドローラ32cと、前記突出部32a
の内側の左右側面にそれぞれ設けられた第二ガイドロー
ラ32d,32dと、突出部32aの上面に設けられた
ジャッキベース(図示略)とからなる。
【0084】なお、ガイド部32の各構成要素は、上記
ガイド部24の各構成要素と同様の機能を有するもので
ある。そして、上述のようにガイド部32が案内される
部分を岸壁10の側面に固定された鋼管31とすること
により、岸壁10に溝10aを形成するのに比較して、
ガイド部32を案内する部分を容易に構築することがで
きる。
【0085】また、岸壁10に溝10aを形成するに
は、岸壁10を構築する際に、予め溝10aを設ける設
計とするか、岸壁10の比較的大きな改修作業が必要と
なるが、上記鋼管31は、既存の岸壁10にも容易に設
置することができる。また、ガイド部32が案内される
部分は、特に鋼管31に限定されるものではなく、岸壁
10の側面に固定され、かつ、上下に延在する突条とな
るものならば良く、例えば、図11に示すようにボック
ス状の鋼材35を岸壁10の側面に上下に延在するよう
に固定したものでも良い。また、ガイド部32は、上記
ガイド部24と同様に昇降台14の岸壁10の法線方向
に沿った揺れを抑止するものであり、上述のように繋索
10bが昇降台14の岸壁10の法線に直交する方向の
揺れを抑止することになる。上記ガイド部32において
は、第一ガイドローラ32cと第二ガイドローラ32
d、32dとを備えたが、ガイド部32の内面側に上下
に延在する棒状の部材、例えば、そりの刃のような部材
を設け、上記部材が鋼管31もしくは鋼材35の表面を
滑るようにしても良い。なお、図10及び図11に示す
ように、岸壁10の側面に鋼管31やボックス状の鋼材
35を配置し、これら鋼管31や鋼材35に昇降台14
から突出するガイド部32を上下動自在に係合させた場
合には、昇降台14と岸壁10との間が離れることにな
るが、昇降台14上面と岸壁10上面とに設けられた軌
道18…は、昇降台14と岸壁10との間に架け渡し可
能な図示しないブリッジにより連結されるようになって
いる。
【0086】なお、昇降式ドックを構築してしまった後
に、構築された昇降式ドックで昇降可能な船舶等よりも
さらに大きな船舶等の昇降が必要になり、昇降式ドック
を構築しなおす際には、昇降式ドックを解体する必要が
あるが、昇降台14、30は、上述のように台船27を
用いて海上移動して使い回すことが可能であり、昇降台
14、30が無駄になることがない。
【0087】また、支柱13についても、昇降台14、
30の幅だけ、もしくは長さだけ変更するような場合に
は、二本の支柱13、13をそのまま使用することがで
きる。また、昇降式ドックの解体に際し、支柱13の基
礎部13aに対して着脱自在な支柱部13bを取り外
し、新たに作製された基礎部13aに支柱部13bを取
り付けるようにすれば、支柱部13bをそのまま使用す
ることができる。また、使用されなくなった基礎部13
aを残しておくようにすれば、新たに構築された昇降式
ドックの大きな昇降台14、30をどこかに移動した際
に、残された基礎部13a上に支柱部13bを接続する
ことで、再び、古い方の昇降台14、30を用いること
が可能となる。
【0088】すなわち、昇降式ドックを大きなものに改
築する際には、変更前の昇降台14や支柱13…の有効
利用を図ることができ、結果として、昇降式ドックの大
きなものへの改築のコストを低減することができる。ま
た、上記昇降式ドックの設置場所は、海に限定されるも
のではなく、河川や湖であっても良いのは言うまでもな
い。
【0089】また、二つ以上の昇降式ドックを隣接して
配置して、一つの船舶を昇降移動するようにしても良
い。このようにすれば、昇降式ドックの設計を大幅に変
更しなくともさらに大型の船舶に対応することができ
る。また、上記昇降台14、30を台船状のものとした
り、フロートを取り付けることにより海上に浮く構成と
したりして、容易に海上移動できるものとしても良い。
なお、昇降台14、30を海上に浮く構成とした場合に
は、昇降台14、30を水中に沈める際に、昇降台1
4、30内部に注水したり、フロートを取り外したりす
る必要がある。
【0090】
【実施例】以下に、上記実施の形態の第一例で示した昇
降式ドックと同様の構成を有する昇降式ドックの実施例
を説明する。なお、この実施例における昇降式ドックの
構成は、上記第一例と同様であり、図1から図6までの
図面に示す実施の形態の第一例において使用した各構成
要素の符号を用いて説明する。
【0091】まず、昇降台14の形状は、80m(長
さ)×40m(長さ)×5m(厚み)とする。なお、こ
の形状は、3000トンクラスの船舶16及び4000
トンクラスのフローティングドック15を昇降可能なも
のとするために決められたものである。そして、昇降台
14の昇降荷重は、4800トンとし、4000トンク
ラスのフローティングドック15が昇降可能なものと
し、昇降速度を、12m/Hrとする。
【0092】また、支柱13…の数は、上述のように昇
降台14の四隅を安定して支持できるとともに、細長い
船舶16と幅広のフローティングドック15に対応でき
るように四本とする。また、支柱13…の断面形状は、
2,5m×2,5mの正方形とする。また、昇降台14
は、トラス構造とされ、通常は上述のように船舶等の昇
降に使用するとともに、船舶等の昇降を行う必要がない
場合には、昇降台14を海面上に上げて作業台として使
用するか、もしくは他の岸壁に移動して使用できるよう
にする。
【0093】また、台風等の緊急時には、海面下6m程
度に沈めて、海面近傍における強風及び大波から待避し
た状態とする。また、台船27等により昇降台14を海
上に浮かせた状態として、支柱13…から昇降台14を
上述のように取り外して海上移動させ、安全な場所に待
避する。
【0094】次に、駆動装置は、以下のようなものとす
る。まず、昇降シリンダ21の使用数は、全部で16本
であり、各支柱13毎に上述のように4本配置される。
そして、昇降シリンダ21のシリンダサイズは径が45
0mmで長さが1500mmのものを用いる。ロックピ
ンシリンダ使用数は、全部で32本であり、各柱毎に8
本、すなわち、一本の昇降シリンダ21毎に2本用い
る。これらのシリンダ装置の作動圧力は、210kgf
/cm2とし、必要流量を512l/minとする。
【0095】また、駆動装置用のパワーユニット(油圧
供給部)は、油圧ポンプを4台とし、各油圧ポンプ吐出
量を32l/minとする。また、油圧ポンプ用の電動
機台数を4台とし、電動機定格を75KW 4P60H
zとする。また、これら油圧供給部の最大設定圧力を2
50kgf/cm2とする。また、油タンクの容量を3
000lとする。
【0096】なお、上述のように油圧供給部及びその制
御盤は、昇降台内に配置された耐水容器に収納するもの
とし、油圧供給部への給電は陸地側の配電もしくは発電
設備からケーブルにより供給するものとする。また、駆
動装置の制御は、同じく駆動装置と陸上側の上記制御室
とをケーブルで接続し、陸上の制御室側から行うものと
する。
【0097】そして、以上のような構成を有するこの実
施例の昇降式ドックを上述の実施の形態の第一例に示す
ように使用することにより、上記実施の形態の第一例と
同様の作用効果を奏することができる。なお、この実施
例の構成を示す各数値は本発明の一例であり、本発明の
昇降式ドックが上記数値により限定されるものではな
い。
【0098】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の昇降式ドックに
よれば、昇降式ドックは、船舶等の海上と陸上との間の
移送手段として用いられることになり、船舶等の修理や
造船等を陸上で行うようにすることで、昇降台が修理も
しくは造船中の船舶等に占有されることがなく、同時に
複数の船舶等の修理及び造船を行うことができるので、
昇降式ドックを効率的に運用することができる。それに
加えて、昇降台を昇降移動する駆動手段が昇降台に設け
られているので、駆動手段を支持する支持台を昇降台の
周囲に配置する必要がないので、上記支持台により昇降
台上に積載可能な船舶等の形状が規制されることがな
い。
【0099】なお、上記支柱が、昇降台上に積載可能な
船舶等の形状を規制することになるが、支柱と支柱との
間では、船舶等の形状が規制されないので、幅が狭く長
さが長い通常の船舶と、幅が広く長さが短いフローティ
ングドックとを同じ昇降台で昇降することが可能であ
る。また、天候が悪化した場合には、昇降台を水中に沈
めることにより、風や波による影響を低減することがで
き、台風等の大型低気圧に襲われても、昇降台が破損す
るのを防止することができる。
【0100】本発明の請求項2記載の昇降式ドックによ
れば、昇降台が尺取虫形式で段階的に昇降移動すること
になり、各支柱毎に昇降台が駆動手段により段階的に昇
降移動することになる。従って、各昇降台の一回の移動
距離と、昇降移動のタイミングを合わせることにより、
容易に各支柱において同調した状態で昇降台を昇降移動
させることができる。
【0101】本発明の請求項3記載の昇降式ドックによ
れば、略矩形状の昇降台の四隅部分に支柱が形成されて
いるので、上述のように、四隅に配置された2本ずつの
支柱の間(距離が短い方の間)に入る幅ならば、昇降台
より長い船舶等を昇降台に積載できるとともに、四隅に
配置された2本ずつの支柱の間(距離が長い方の間)に
入る長さならば、昇降台より幅が広い船舶等を昇降台に
載置することができ、通常の細長い船舶と幅広のフロー
ティングドックとの両方に対して一つの昇降台で対応す
ることができる。また、載置される船舶等が上述のよう
に昇降台から多少はみ出しても良いことから、比較的小
さな昇降台により、通常の船舶とフローティングドック
との両方に対応することができる。
【0102】本発明の請求項4記載の昇降式ドックによ
れば、昇降式ドックの昇降台を、台船等に載せて移動す
ることができるので、台風等の大型低気圧が接近した場
合に、昇降台を安全な場所に移動することができる。ま
た、上述のような昇降式ドックを比較的近い範囲に複数
設ける場合には、各昇降式ドックにおいて、岸壁に面し
た水域に上記支柱だけを設けておくとともに、複数の昇
降式ドックに対して昇降台を例えば一台だけ用意してお
けば、船舶等の昇降を行うことになった昇降式ドックに
昇降台を上述のように移動させることにより対応するこ
とができる。従って、複数の修理・造船設備において、
昇降式ドックにおいて大きなコストを占める昇降台を使
い回すことができ、大幅なコストダウンを図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第一例の昇降式ドックを
示す平面図である。
【図2】上記第一例の昇降式ドックを示す側面図であ
る。
【図3】上記第一例の昇降式ドックの駆動部を示す側面
図である。
【図4】上記第一例の昇降式ドックと岸壁との係合部分
を示す平面図である。
【図5】上記第一例の昇降式ドックのガイド部を示す平
面図である。
【図6】上記第一例の昇降式ドックの昇降台の昇降移動
を示す側面図である。
【図7】上記第一例の昇降式ドックの別の使用方法を説
明するための側面図である。
【図8】本発明の実施の形態の第二例の昇降式ドックを
示す平面図である。
【図9】上記第二例の昇降式ドックを示す側面図であ
る。
【図10】上記第一例の昇降式ドックのガイド部の変形
例を示す平面図である。
【図11】上記第一例の昇降式ドックのガイド部の変形
例を示す平面図である。
【図12】従来の船舶の昇降システムを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 岸壁 11 海域(水域) 13 支柱 14 昇降台 15 フローティングドック(海上移動可能な構
造物) 16 船舶(海上移動可能な構造物) 19 駆動部 21 昇降シリンダ(シリンダ装置) 22 ロック部(固定部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 岸壁に隣接した水域に配置されるととも
    に水上移動可能な構造物を載置可能で、かつ、上記構造
    物を岸壁との間で移動可能な昇降台と、上記水域に立設
    され、かつ、上記昇降台を昇降自在に支持する複数の支
    柱と、上記昇降台を水中から水面上まで昇降移動させる
    駆動手段とを具備してなり、 上記駆動手段は、上記昇降台に設けられ、かつ、上記支
    柱に対して上記昇降台を昇降移動させることを特徴とす
    る昇降式ドック。
  2. 【請求項2】 上記駆動手段は、上記支柱に対して着脱
    自在に固定可能で、かつ、支柱毎に複数設けられた固定
    部と、該固定部に連結され、かつ、上記支柱に固定され
    た固定部に対して昇降台を昇降移動させる複数のシリン
    ダ装置とを具備してなり、 上記支柱毎に複数設けられた固定部のうちの一部を支柱
    に固定した状態で、上記シリンダ装置が上記支柱に固定
    された固定部に対して昇降台を昇降移動するとともに、
    支柱に固定されていない固定部を昇降台に対応して昇降
    移動させ、次いで、支柱に固定されていない固定部を支
    柱に固定するとともに、先に上記支柱に固定されていた
    固定部の支柱への固定を解除し、上記シリンダ装置によ
    り支柱に固定された固定部に対して昇降台を昇降移動す
    るとともに、上記支柱に固定されていない固定部を昇降
    台に対応して昇降移動させることを繰り返すことによ
    り、昇降台を順次昇降移動させることを特徴とする請求
    項1記載の昇降式ドック。
  3. 【請求項3】 上記昇降台は、略矩形状に形成され、上
    記支柱が昇降台の四隅部分にそれぞれ配置されているこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の昇降式ド
    ック。
  4. 【請求項4】 上記昇降台が、上記支柱に対して着脱自
    在とされるとともに、移動可能となっていることを特徴
    とする請求項1、2または3記載の昇降式ドック。
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