JPH0977609A - 除草剤の薬害軽減剤及び除草剤による芝の生育障害軽減法 - Google Patents
除草剤の薬害軽減剤及び除草剤による芝の生育障害軽減法Info
- Publication number
- JPH0977609A JPH0977609A JP23392995A JP23392995A JPH0977609A JP H0977609 A JPH0977609 A JP H0977609A JP 23392995 A JP23392995 A JP 23392995A JP 23392995 A JP23392995 A JP 23392995A JP H0977609 A JPH0977609 A JP H0977609A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- herbicide
- soil
- water
- phytotoxicity
- reducing agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】酢酸ビニル系重合体、アクリル系重合体、
水溶性アクリル樹脂、水溶性アルキド樹脂から選択され
る1種以上を有効成分とする芝用発芽前土壌処理除草剤
の薬害軽減剤、並びに、該薬害軽減剤と芝用発芽前土壌
処理剤とを混用散布することを特徴とする該除草剤によ
る芝の生育障害軽減法。 【効果】除草剤の土壌吸着を高め、土壌中での移行距離
を従来の移行距離の2分の1から3分の1に軽減するこ
とができ、土壌表面に強固な薄い処理層を形成させるこ
とができ、除草剤による芝生の生育障害を大幅に軽減す
ることができる。
水溶性アクリル樹脂、水溶性アルキド樹脂から選択され
る1種以上を有効成分とする芝用発芽前土壌処理除草剤
の薬害軽減剤、並びに、該薬害軽減剤と芝用発芽前土壌
処理剤とを混用散布することを特徴とする該除草剤によ
る芝の生育障害軽減法。 【効果】除草剤の土壌吸着を高め、土壌中での移行距離
を従来の移行距離の2分の1から3分の1に軽減するこ
とができ、土壌表面に強固な薄い処理層を形成させるこ
とができ、除草剤による芝生の生育障害を大幅に軽減す
ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、芝用発芽前土壌処
理除草剤の薬害軽減剤及び当該除草剤による芝の生育障
害軽減法に関する。
理除草剤の薬害軽減剤及び当該除草剤による芝の生育障
害軽減法に関する。
【0002】
【従来の技術】わが国の気候は一般に温暖多雨である
為、芝生地内に発生する雑草は約100種類と言われて
おり、芝生地をそのまま放置すれば瞬く間に雑草が繁茂
してしまう。この様な雑草の侵入を防ぐ為、長年にわた
る研究開発により多種多様な除草剤が開発され、今や、
芝用除草剤は60剤以上農薬登録されている。近年、環
境保護に対する社会的な機運が高まる中で、除草効
果、人畜に対する安全性、経済性等に加えて、環
境インパクトの少ない除草剤開発が重要となってきてお
り、長期間効果が持続する除草剤や肥料が混合された除
草剤等、省力型除草剤も開発されてきた。
為、芝生地内に発生する雑草は約100種類と言われて
おり、芝生地をそのまま放置すれば瞬く間に雑草が繁茂
してしまう。この様な雑草の侵入を防ぐ為、長年にわた
る研究開発により多種多様な除草剤が開発され、今や、
芝用除草剤は60剤以上農薬登録されている。近年、環
境保護に対する社会的な機運が高まる中で、除草効
果、人畜に対する安全性、経済性等に加えて、環
境インパクトの少ない除草剤開発が重要となってきてお
り、長期間効果が持続する除草剤や肥料が混合された除
草剤等、省力型除草剤も開発されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、雑草発生を未然
に防ぐ優れた発芽前土壌処理除草剤が次々に開発されて
きたが、芝生・雑草間の選択性は生理的な選択性ではな
く、土壌吸着に基づいた物理的な選択性であるものが大
部分である。即ち、除草剤が雑草の幼根幼芽に作用する
と同様、芝生の幼根幼芽にも何らかの影響を及ぼす可能
性がある。従って、発芽前土壌処理除草剤の処理層(除
草剤層)はできる限り地表近くに薄く、強固に形成され
ることが望ましい。一方、近年ゴルフ場では排水性の向
上、病害の発生防止を目的として目砂を行うようになっ
てきた。この為、ゴルフ場には除草剤を吸着しにくい目
砂が堆積しており、除草剤が土壌深くまで移行し易くな
り、芝生の根から吸収され易くなっている。また、有機
物や粘土含量が少ない目砂は除草剤の土壌吸着ばかりか
土壌中の微生物相にも重大な影響を与え、除草剤の分解
速度を低下させる。更に、芝生の根系が十分に発達せ
ず、各種ストレスに対する芝生の抵抗力も低下するため
除草剤の影響を受け易く、一度影響を受けると回復し難
くなっている。また最近開発されたゴルフ場ではフェア
ウェイにアンジュレーションを付けている場合が多く、
この様な条件下では除草剤を均一に散布しても、窪地に
集まり易く、局所的に芝生が除草剤の影響を受け易くな
っている。
に防ぐ優れた発芽前土壌処理除草剤が次々に開発されて
きたが、芝生・雑草間の選択性は生理的な選択性ではな
く、土壌吸着に基づいた物理的な選択性であるものが大
部分である。即ち、除草剤が雑草の幼根幼芽に作用する
と同様、芝生の幼根幼芽にも何らかの影響を及ぼす可能
性がある。従って、発芽前土壌処理除草剤の処理層(除
草剤層)はできる限り地表近くに薄く、強固に形成され
ることが望ましい。一方、近年ゴルフ場では排水性の向
上、病害の発生防止を目的として目砂を行うようになっ
てきた。この為、ゴルフ場には除草剤を吸着しにくい目
砂が堆積しており、除草剤が土壌深くまで移行し易くな
り、芝生の根から吸収され易くなっている。また、有機
物や粘土含量が少ない目砂は除草剤の土壌吸着ばかりか
土壌中の微生物相にも重大な影響を与え、除草剤の分解
速度を低下させる。更に、芝生の根系が十分に発達せ
ず、各種ストレスに対する芝生の抵抗力も低下するため
除草剤の影響を受け易く、一度影響を受けると回復し難
くなっている。また最近開発されたゴルフ場ではフェア
ウェイにアンジュレーションを付けている場合が多く、
この様な条件下では除草剤を均一に散布しても、窪地に
集まり易く、局所的に芝生が除草剤の影響を受け易くな
っている。
【0004】以上の様に、近年のゴルフ場では、芝生が
除草剤の影響を受け易くなってきているばかりか、散布
した除草剤が吸着、分解し難く、除草剤の流亡、長期的
な残留が懸念される土質、地形的構造となってきてお
り、何らかの対応が必要となっている。しかしながら、
各ゴルフ場、各コースごとに造成年度、土壌条件、地
形、管理方法が異なるため、その影響の程度は様々であ
り、個々への対応は極めて煩雑かつ困難である。
除草剤の影響を受け易くなってきているばかりか、散布
した除草剤が吸着、分解し難く、除草剤の流亡、長期的
な残留が懸念される土質、地形的構造となってきてお
り、何らかの対応が必要となっている。しかしながら、
各ゴルフ場、各コースごとに造成年度、土壌条件、地
形、管理方法が異なるため、その影響の程度は様々であ
り、個々への対応は極めて煩雑かつ困難である。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は、
この様な芝生に対する発芽前土壌処理除草剤(以下単に
除草剤と記載する場合もある)の影響を軽減する為、種
々研究した結果、該除草剤へ酢酸ビニル系重合体、アク
リル系重合体、水溶性アクリル樹脂又は水溶性アルキド
樹脂の少なくとも1種を混用することで、該除草剤の土
壌吸着を高め、土壌中での移行距離を従来の移行距離の
2分の1から3分の1に軽減し、土壌表面に強固な薄い
処理層を形成させることができ、どのため除草剤による
芝生の生育障害を大幅に軽減し得ることを見い出し、本
発明を完成するに至った。
この様な芝生に対する発芽前土壌処理除草剤(以下単に
除草剤と記載する場合もある)の影響を軽減する為、種
々研究した結果、該除草剤へ酢酸ビニル系重合体、アク
リル系重合体、水溶性アクリル樹脂又は水溶性アルキド
樹脂の少なくとも1種を混用することで、該除草剤の土
壌吸着を高め、土壌中での移行距離を従来の移行距離の
2分の1から3分の1に軽減し、土壌表面に強固な薄い
処理層を形成させることができ、どのため除草剤による
芝生の生育障害を大幅に軽減し得ることを見い出し、本
発明を完成するに至った。
【0006】即ち、本発明は、第1に、酢酸ビニル系重
合体、アクリル系重合体、水溶性アクリル樹脂又は水溶
性アルキド樹脂から選択される少なくとも1種を有効成
分とする芝用発芽前土壌処理除草剤の薬害軽減剤に関
し、第2に、酢酸ビニル系重合体、アクリル系重合体、
水溶性アクリル樹脂又は水溶性アルキド樹脂から選択さ
れる少なくとも1種を有効成分とする芝用発芽前土壌処
理除草剤の薬害軽減剤と、芝用発芽前土壌処理除草剤と
を混用散布することを特徴とする芝の生育障害軽減法に
関する。
合体、アクリル系重合体、水溶性アクリル樹脂又は水溶
性アルキド樹脂から選択される少なくとも1種を有効成
分とする芝用発芽前土壌処理除草剤の薬害軽減剤に関
し、第2に、酢酸ビニル系重合体、アクリル系重合体、
水溶性アクリル樹脂又は水溶性アルキド樹脂から選択さ
れる少なくとも1種を有効成分とする芝用発芽前土壌処
理除草剤の薬害軽減剤と、芝用発芽前土壌処理除草剤と
を混用散布することを特徴とする芝の生育障害軽減法に
関する。
【0007】まず、第1の発明である薬害軽減剤につい
て説明する。本発明の薬害軽減剤は、酢酸ビニル系重合
体、アクリル系重合体、水溶性アクリル樹脂、水溶性ア
ルキド樹脂のいずれか1種、あるいはこれらの2種以上
の混合物を有効成分とする。
て説明する。本発明の薬害軽減剤は、酢酸ビニル系重合
体、アクリル系重合体、水溶性アクリル樹脂、水溶性ア
ルキド樹脂のいずれか1種、あるいはこれらの2種以上
の混合物を有効成分とする。
【0008】本発明で使用される酢酸ビニル系重合体と
しては、一般に市販されている通常分子量が約5000
〜300000の酢酸ビニル系重合体が挙げられ、主成
分が酢酸ビニル重合体であれば他の樹脂と共重合したも
のでもよい。実用上は水性エマルジョンの形で含有して
いるものが好ましく、酢酸ビニル系重合体(固形分)を
約10〜60重量%を含有するエマルジョンの形態がよ
り好ましい。そのようなものとしては例えば酢酸ビニル
重合体エマルジョン:ボンコート9305H(固形分約
50%含有)(ボンコートは、大日本インキ化学工業
(株)の登録商標である。以下同様のため記載を省略す
る。)、酢酸ビニル/バーサチック酸エステル/メタク
リル酸エステル共重合体エマルジョン:ボンコート66
20(固形分約50%含有)、酢酸ビニル/アクリル酸
エステル共重合体エマルジョン:ボンコート9181
(固形分約50%含有)等が挙げられる。
しては、一般に市販されている通常分子量が約5000
〜300000の酢酸ビニル系重合体が挙げられ、主成
分が酢酸ビニル重合体であれば他の樹脂と共重合したも
のでもよい。実用上は水性エマルジョンの形で含有して
いるものが好ましく、酢酸ビニル系重合体(固形分)を
約10〜60重量%を含有するエマルジョンの形態がよ
り好ましい。そのようなものとしては例えば酢酸ビニル
重合体エマルジョン:ボンコート9305H(固形分約
50%含有)(ボンコートは、大日本インキ化学工業
(株)の登録商標である。以下同様のため記載を省略す
る。)、酢酸ビニル/バーサチック酸エステル/メタク
リル酸エステル共重合体エマルジョン:ボンコート66
20(固形分約50%含有)、酢酸ビニル/アクリル酸
エステル共重合体エマルジョン:ボンコート9181
(固形分約50%含有)等が挙げられる。
【0009】同様に、アクリル系重合体としては、通常
分子量が約5000〜300000のアクリル系重合体
が挙げられ、主成分がアクリル樹脂であれば他の樹脂と
共重合したものでもよい。実用上は水性エマルジョンの
形で含有しているものが好ましく、アクリル系重合体
(固形分)を約10〜60重量%を含有するエマルジョ
ンの形態がより好ましい。そのようなものとしては例え
ばアクリル酸エステル/スチレン共重合体エマルジョ
ン:ボンコートEC−740(固形分約40%含有)、
アクリル酸エステル/スチレン共重合体エマルジョン:
ボンコートEC−863(固形分約50%含有)等が挙
げられる。
分子量が約5000〜300000のアクリル系重合体
が挙げられ、主成分がアクリル樹脂であれば他の樹脂と
共重合したものでもよい。実用上は水性エマルジョンの
形で含有しているものが好ましく、アクリル系重合体
(固形分)を約10〜60重量%を含有するエマルジョ
ンの形態がより好ましい。そのようなものとしては例え
ばアクリル酸エステル/スチレン共重合体エマルジョ
ン:ボンコートEC−740(固形分約40%含有)、
アクリル酸エステル/スチレン共重合体エマルジョン:
ボンコートEC−863(固形分約50%含有)等が挙
げられる。
【0010】同様に、水溶性アクリル樹脂としては、実
用上は溶液状のものが好ましく、固形分10〜60%の
溶液の形で含有しているものがより好ましい。例えば一
般に市販されているウオーターゾールS744(固形分
約40%含有)(ウオーターゾールは、大日本インキ化
学工業(株)の登録商標、以下同様のため記載を省略す
る)、ウオーターゾールS753(固形分約50%含
有)等がこのましいものとして挙げられる。また、水溶
性アルキド樹脂としては、実用上は溶液状のものが好ま
しく、固形分10〜60%の溶液の形で含有しているも
のがより好ましい。例えば一般に市販されているウオー
ターゾールS311(固形分約50%含有)、ウオータ
ーゾールS346(固形分約65%含有)等が好ましい
ものとして挙げられる。これらの溶液状のものは、水溶
液でも、有機溶剤含有水溶液でも、有機溶剤溶液であっ
てもよいが、使用時には通常水で希釈して用いるため、
水と相溶性のあるものがよい。本発明の薬害軽減剤は、
有効成分として酢酸ビニル系重合体、アクリル系重合体
がより好ましく、酢酸ビニル系重合体が特に好ましい。
また、複数の有効成分を含有する場合はその組み合わせ
として、水性エマルジョン型の、酢酸ビニル系重合体及
びアクリル系重合体を有効成分とするもの、あるいは溶
液状の、水性アクリル樹脂及び水性アルキド樹脂を有効
成分とするものがより好ましい。
用上は溶液状のものが好ましく、固形分10〜60%の
溶液の形で含有しているものがより好ましい。例えば一
般に市販されているウオーターゾールS744(固形分
約40%含有)(ウオーターゾールは、大日本インキ化
学工業(株)の登録商標、以下同様のため記載を省略す
る)、ウオーターゾールS753(固形分約50%含
有)等がこのましいものとして挙げられる。また、水溶
性アルキド樹脂としては、実用上は溶液状のものが好ま
しく、固形分10〜60%の溶液の形で含有しているも
のがより好ましい。例えば一般に市販されているウオー
ターゾールS311(固形分約50%含有)、ウオータ
ーゾールS346(固形分約65%含有)等が好ましい
ものとして挙げられる。これらの溶液状のものは、水溶
液でも、有機溶剤含有水溶液でも、有機溶剤溶液であっ
てもよいが、使用時には通常水で希釈して用いるため、
水と相溶性のあるものがよい。本発明の薬害軽減剤は、
有効成分として酢酸ビニル系重合体、アクリル系重合体
がより好ましく、酢酸ビニル系重合体が特に好ましい。
また、複数の有効成分を含有する場合はその組み合わせ
として、水性エマルジョン型の、酢酸ビニル系重合体及
びアクリル系重合体を有効成分とするもの、あるいは溶
液状の、水性アクリル樹脂及び水性アルキド樹脂を有効
成分とするものがより好ましい。
【0011】本発明でいう発芽前土壌処理除草剤とは、
芝地に雑草が発芽する前に散布する除草剤であり、例え
ば、ジチオピル、プロジアミン、ベスロジン、ペンディ
メタリン、プロピザミド、ピリブチカルブ、CAT、シ
アナジン、アトラジン、レナシル、ナプロパミド、イソ
キサベン、オルソベンカーブ、ビフェノックス、ブタミ
ホス、SAP、メトラクロール、クロルフタリム、メチ
ルダイムロン、カフェンストロール等が挙げられる。本
発明の薬害軽減剤には、必要に応じて、固体担体、液体
担体、界面活性剤、展着剤、結合剤等の農薬に使用され
る補助剤あるいは安定剤等を含むことができる。もちろ
ん有効成分として市販の水性エマルジョンや水溶性樹脂
を用いている場合は、これにあらかじめ添加されている
補助剤が含まれていても良い。
芝地に雑草が発芽する前に散布する除草剤であり、例え
ば、ジチオピル、プロジアミン、ベスロジン、ペンディ
メタリン、プロピザミド、ピリブチカルブ、CAT、シ
アナジン、アトラジン、レナシル、ナプロパミド、イソ
キサベン、オルソベンカーブ、ビフェノックス、ブタミ
ホス、SAP、メトラクロール、クロルフタリム、メチ
ルダイムロン、カフェンストロール等が挙げられる。本
発明の薬害軽減剤には、必要に応じて、固体担体、液体
担体、界面活性剤、展着剤、結合剤等の農薬に使用され
る補助剤あるいは安定剤等を含むことができる。もちろ
ん有効成分として市販の水性エマルジョンや水溶性樹脂
を用いている場合は、これにあらかじめ添加されている
補助剤が含まれていても良い。
【0012】次に本発明の第2の発明について説明す
る。第2の発明は、前記薬害軽減剤と、芝用発芽前土壌
処理除草剤とを、混用散布することにより、除草剤によ
る芝の生育障害を軽減する方法である。ここでいう混用
散布とは、除草剤を散布する際に、本発明の薬害軽減剤
を直接又は他の補助剤と共に芝用発芽前土壌処理除草剤
へ添加、混合して散布することを意味する。除草剤と混
合して使用する場合、本発明の薬害軽減剤が最終希釈倍
率が通常10〜1000倍、好ましくは50〜100倍
となるように、芝用発芽前土壌処理除草剤と混ぜあわ
せ、水で希釈する。このようにすることで、除草剤と本
薬害軽減剤を一度に散布することができるため効率的で
ある。混用散布の際に、殺菌剤等の他の薬剤も混合して
散布しても良い。散布は、混用する除草剤の散布方法、
散布時期、散布量等に応じて行えばよい。もちろん、薬
害軽減剤と除草剤を別々に散布しても、その効果を発揮
できるが、散布に手間を要するため、あまり好ましくな
い。上記のように混用散布することにより、除草剤の土
壌吸着率が高まり、除草剤が土壌表面にとどまるため、
芝を健全に生育させることが可能となる。
る。第2の発明は、前記薬害軽減剤と、芝用発芽前土壌
処理除草剤とを、混用散布することにより、除草剤によ
る芝の生育障害を軽減する方法である。ここでいう混用
散布とは、除草剤を散布する際に、本発明の薬害軽減剤
を直接又は他の補助剤と共に芝用発芽前土壌処理除草剤
へ添加、混合して散布することを意味する。除草剤と混
合して使用する場合、本発明の薬害軽減剤が最終希釈倍
率が通常10〜1000倍、好ましくは50〜100倍
となるように、芝用発芽前土壌処理除草剤と混ぜあわ
せ、水で希釈する。このようにすることで、除草剤と本
薬害軽減剤を一度に散布することができるため効率的で
ある。混用散布の際に、殺菌剤等の他の薬剤も混合して
散布しても良い。散布は、混用する除草剤の散布方法、
散布時期、散布量等に応じて行えばよい。もちろん、薬
害軽減剤と除草剤を別々に散布しても、その効果を発揮
できるが、散布に手間を要するため、あまり好ましくな
い。上記のように混用散布することにより、除草剤の土
壌吸着率が高まり、除草剤が土壌表面にとどまるため、
芝を健全に生育させることが可能となる。
【0013】
【実施の形態】本発明の薬害軽減剤中の有効成分は、酢
酸ビニル系重合体、エマルジョン型のアクリル系重合
体、水溶性アクリル樹脂又は水溶性アルキド樹脂から選
択される少なくとも1種以上をのものであり、特に好ま
しくは酢酸ビニル系重合体及びアクリル系重合体が固形
分10〜60%の水性エマルジョン型であるもの、水溶
性アクリル樹脂及び水溶性アルキド樹脂が固形分10〜
60%の溶液状のものである。また本発明の薬害軽減剤
による、芝の生育障害軽減法としては、芝用発芽前土壌
処理除草剤を散布する際に、例えばドラム缶などに除草
剤を入れ、散布濃度に希釈し、その中に、希釈倍率10
〜1000倍となるように本薬害軽減剤を混合して、こ
れを散布するなどの方法がある。本薬害軽減剤と除草剤
を混用すれば、除草剤の土壌中の移行距離を減少させる
ことができるため、土壌表面のみに強固な薄い処理層が
形成され、芝生の根に吸収される除草剤量を減少させる
ことができるため、芝の生育障害を軽減することができ
る。
酸ビニル系重合体、エマルジョン型のアクリル系重合
体、水溶性アクリル樹脂又は水溶性アルキド樹脂から選
択される少なくとも1種以上をのものであり、特に好ま
しくは酢酸ビニル系重合体及びアクリル系重合体が固形
分10〜60%の水性エマルジョン型であるもの、水溶
性アクリル樹脂及び水溶性アルキド樹脂が固形分10〜
60%の溶液状のものである。また本発明の薬害軽減剤
による、芝の生育障害軽減法としては、芝用発芽前土壌
処理除草剤を散布する際に、例えばドラム缶などに除草
剤を入れ、散布濃度に希釈し、その中に、希釈倍率10
〜1000倍となるように本薬害軽減剤を混合して、こ
れを散布するなどの方法がある。本薬害軽減剤と除草剤
を混用すれば、除草剤の土壌中の移行距離を減少させる
ことができるため、土壌表面のみに強固な薄い処理層が
形成され、芝生の根に吸収される除草剤量を減少させる
ことができるため、芝の生育障害を軽減することができ
る。
【0014】
【実施例】次に、実施例及び試験例により、本発明を具
体的に説明するが、本発明は当該実施例のみに限定され
るものではない。
体的に説明するが、本発明は当該実施例のみに限定され
るものではない。
【0015】〔実施例1〕酢酸ビニル/バーサチック酸
エステル/メタクリル酸エステル共重合体エマルジョ
ン:ボンコート6620(固形分約50%含有)を70
重量部、エチレングリコール5重量部及び水25重量部
を攪拌下に混合して、有効成分濃度35%の薬害軽減剤
100重量部を得た。
エステル/メタクリル酸エステル共重合体エマルジョ
ン:ボンコート6620(固形分約50%含有)を70
重量部、エチレングリコール5重量部及び水25重量部
を攪拌下に混合して、有効成分濃度35%の薬害軽減剤
100重量部を得た。
【0016】〔実施例2〕酢酸ビニル/アクリル酸エス
テル共重合体エマルジョン:ボンコート9181(固形
分約50%含有)を70重量部、エチレングリコール5
重量部及び水25重量部を攪拌下に混合して、有効成分
濃度35%の薬害軽減剤100重量部を得た。
テル共重合体エマルジョン:ボンコート9181(固形
分約50%含有)を70重量部、エチレングリコール5
重量部及び水25重量部を攪拌下に混合して、有効成分
濃度35%の薬害軽減剤100重量部を得た。
【0017】〔実施例3〕アクリル酸エステル/スチレ
ン共重合体エマルジョン:ボンコートEC−740(固
形分約40%含有)を87.5重量部、エチレングリコ
ール5重量部及び水7.5重量部を攪拌下に混合して、
有効成分濃度35%の薬害軽減剤100重量部を得た。
ン共重合体エマルジョン:ボンコートEC−740(固
形分約40%含有)を87.5重量部、エチレングリコ
ール5重量部及び水7.5重量部を攪拌下に混合して、
有効成分濃度35%の薬害軽減剤100重量部を得た。
【0018】〔実施例4〕アクリル酸エステル/スチレ
ン共重合体エマルジョン:ボンコートEC−863(固
形分約50%含有)を70重量部、エチレングリコール
5重量部及び水25重量部を攪拌下に混合して、有効成
分濃度35%の薬害軽減剤100重量部を得た。
ン共重合体エマルジョン:ボンコートEC−863(固
形分約50%含有)を70重量部、エチレングリコール
5重量部及び水25重量部を攪拌下に混合して、有効成
分濃度35%の薬害軽減剤100重量部を得た。
【0019】〔実施例5〕水溶性アクリル樹脂:ウオー
ターゾールS744(固形分約40%含有)を87.5
重量部、エチレングリコール5重量部及び水7.5重量
部を攪拌下に混合して、有効成分濃度35%の薬害軽減
剤100重量部を得た。
ターゾールS744(固形分約40%含有)を87.5
重量部、エチレングリコール5重量部及び水7.5重量
部を攪拌下に混合して、有効成分濃度35%の薬害軽減
剤100重量部を得た。
【0020】〔実施例6〕水溶性アルキド樹脂:ウオー
ターゾールS311(固形分約50%含有)を70重量
部、エチレングリコール5重量部及び水25重量部を攪
拌下に混合して、有効成分濃度35%の薬害軽減剤10
0重量部を得た。
ターゾールS311(固形分約50%含有)を70重量
部、エチレングリコール5重量部及び水25重量部を攪
拌下に混合して、有効成分濃度35%の薬害軽減剤10
0重量部を得た。
【0021】〔実施例7〕酢酸ビニル重合体エマルジョ
ン:ボンコート9305H(固形分約50%含有)を7
0重量部、エチレングリコール5重量部及び水25重量
部を攪拌下に混合して、有効成分濃度35%の薬害軽減
剤100重量部を得た。
ン:ボンコート9305H(固形分約50%含有)を7
0重量部、エチレングリコール5重量部及び水25重量
部を攪拌下に混合して、有効成分濃度35%の薬害軽減
剤100重量部を得た。
【0022】〔実施例8〕酢酸ビニル重合体エマルジョ
ン:ボンコート9305H(固形分約50%含有)を3
0重量部、酢酸ビニル/バーサチック酸エステル/メタ
クリル酸エステル共重合体エマルジョン:ボンコート6
620(固形分約50%含有)を40重量部、アクリル
酸エステル/スチレン共重合体エマルジョン:ボンコー
トEC−740(固形分約40%含有)を30重量部を
攪拌下に混合して、有効成分濃度47%の薬害軽減剤1
00重量部を得た。
ン:ボンコート9305H(固形分約50%含有)を3
0重量部、酢酸ビニル/バーサチック酸エステル/メタ
クリル酸エステル共重合体エマルジョン:ボンコート6
620(固形分約50%含有)を40重量部、アクリル
酸エステル/スチレン共重合体エマルジョン:ボンコー
トEC−740(固形分約40%含有)を30重量部を
攪拌下に混合して、有効成分濃度47%の薬害軽減剤1
00重量部を得た。
【0023】〔実施例9〕水溶性アクリル樹脂:ウオー
ターゾールS753(固形分約50%含有)を50重量
部、水溶性アルキド樹脂:ウオーターゾールS346
(固形分約65%含有)を50重量部を攪拌下に混合し
て、有効成分濃度57.5%の薬害軽減剤100重量部
を得た。
ターゾールS753(固形分約50%含有)を50重量
部、水溶性アルキド樹脂:ウオーターゾールS346
(固形分約65%含有)を50重量部を攪拌下に混合し
て、有効成分濃度57.5%の薬害軽減剤100重量部
を得た。
【0024】(試験例1)実施例1、2、3、4、5、
6に従って調製した薬害軽減剤とジチオピル(32%乳
剤)、プロジアミン(63%顆粒水和剤)、CAT(5
0%水和剤)、プロピザミド(50%水和剤)を、川
砂:畑土壌を1:1混合した土壌を詰めた、移行性試験
用ポット(直径10cm、厚さ1cmの塩ビパイプを1
0個積み重ね、ビニールテープで固定し、底に不織布を
張り付けたポット)へ表1、表2に示す割合で混用散布
した。散布24時間後より1時間ごとに6mmの人工降
雨を5回、即ち、計30mmの人工降雨処理を施した。
その後土壌水分が落ち着くのを待って(2〜3日後)、
地表面より1cmごとに採土し、直径5cmのプラスチ
ックポットへ移した。この移した土壌へメヒシバを播種
し、メヒシバの発芽、及び生育状況を0(影響無し)〜
5(完全枯死)の6段階で評価し、薬剤の土壌中移行距
離を求めた。結果は表1、表2に示す通りである。
6に従って調製した薬害軽減剤とジチオピル(32%乳
剤)、プロジアミン(63%顆粒水和剤)、CAT(5
0%水和剤)、プロピザミド(50%水和剤)を、川
砂:畑土壌を1:1混合した土壌を詰めた、移行性試験
用ポット(直径10cm、厚さ1cmの塩ビパイプを1
0個積み重ね、ビニールテープで固定し、底に不織布を
張り付けたポット)へ表1、表2に示す割合で混用散布
した。散布24時間後より1時間ごとに6mmの人工降
雨を5回、即ち、計30mmの人工降雨処理を施した。
その後土壌水分が落ち着くのを待って(2〜3日後)、
地表面より1cmごとに採土し、直径5cmのプラスチ
ックポットへ移した。この移した土壌へメヒシバを播種
し、メヒシバの発芽、及び生育状況を0(影響無し)〜
5(完全枯死)の6段階で評価し、薬剤の土壌中移行距
離を求めた。結果は表1、表2に示す通りである。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】ジチオピル単独192g(有効成分量)/
10a処理では、薬剤は2〜3cmの土壌中移行を示し
た。これに対して、実施例1に示す薬害軽減剤を70倍
希釈となる様に混用すると土壌中移行は1〜2cmとな
り、単独処理の場合の約3分の2〜2分の1となった。
実施例2、5、6に示す薬害軽減剤を70倍希釈となる
様に混用した場合にも同様に、土壌中移行は1〜2cm
となり、単独処理の場合の約3分の2〜2分の1となっ
た。更に実施例3、4に示す薬害軽減剤においては70
倍希釈のみならず700倍希釈となる様に混用処理した
場合でもジチオピルの土壌中移行が1〜2cmとなり、
単独使用の場合の約3分の2〜2分の1となった。ジチ
オピル以外の除草剤を使用した場合にも、ジチオピルを
使用した場合と同様、薬害軽減剤を混用することで除草
剤の土壌中移行が軽減された。
10a処理では、薬剤は2〜3cmの土壌中移行を示し
た。これに対して、実施例1に示す薬害軽減剤を70倍
希釈となる様に混用すると土壌中移行は1〜2cmとな
り、単独処理の場合の約3分の2〜2分の1となった。
実施例2、5、6に示す薬害軽減剤を70倍希釈となる
様に混用した場合にも同様に、土壌中移行は1〜2cm
となり、単独処理の場合の約3分の2〜2分の1となっ
た。更に実施例3、4に示す薬害軽減剤においては70
倍希釈のみならず700倍希釈となる様に混用処理した
場合でもジチオピルの土壌中移行が1〜2cmとなり、
単独使用の場合の約3分の2〜2分の1となった。ジチ
オピル以外の除草剤を使用した場合にも、ジチオピルを
使用した場合と同様、薬害軽減剤を混用することで除草
剤の土壌中移行が軽減された。
【0028】(試験例2)実施例1、2、4に従って調
製した薬害軽減剤とジチオピル(32%乳剤)、プロジ
アミン(63%顆粒水和剤)、CAT(50%水和
剤)、プロピザミド(50%水和剤)を、川砂:畑土壌
を3:1混合した土壌を詰めた、移行性試験用ポットへ
表3、表4に示す割合で混用散布した。散布24時間後
より1時間ごとに6mmの人工降雨を5回、即ち、計3
0mmの人工降雨処理を施した。その後土壌水分が落ち
着くのを待って、地表面より1cmごとに採土し、直径
5cmのプラスチックポットへ移した。この移した土壌
へメヒシバを播種し、メヒシバの発芽、及び生育状況を
0(影響無し)〜5(完全枯死)の6段階で評価し、薬
剤の土壌中移行距離を求めた。結果は表3、表4に示す
通りである。
製した薬害軽減剤とジチオピル(32%乳剤)、プロジ
アミン(63%顆粒水和剤)、CAT(50%水和
剤)、プロピザミド(50%水和剤)を、川砂:畑土壌
を3:1混合した土壌を詰めた、移行性試験用ポットへ
表3、表4に示す割合で混用散布した。散布24時間後
より1時間ごとに6mmの人工降雨を5回、即ち、計3
0mmの人工降雨処理を施した。その後土壌水分が落ち
着くのを待って、地表面より1cmごとに採土し、直径
5cmのプラスチックポットへ移した。この移した土壌
へメヒシバを播種し、メヒシバの発芽、及び生育状況を
0(影響無し)〜5(完全枯死)の6段階で評価し、薬
剤の土壌中移行距離を求めた。結果は表3、表4に示す
通りである。
【0029】
【表3】
【0030】
【表4】
【0031】ジチオピル単独192g(有効成分量)/
10a処理では、薬剤は3〜4cmの土壌中移行を示し
た。これに対して、実施例1に示す薬害軽減剤を35倍
希釈となる様に混用すると土壌中移行は1〜2cmとな
り、単独処理の場合の約2分の1〜3分の1となった。
実施例4に示す薬害軽減剤を35倍希釈となる様に混用
した場合にも同様に、土壌中移行は1〜2cmとなり、
単独処理の場合の約2分の1〜3分の1となった。更に
実施例2に示す薬害軽減剤においては35倍希釈のみな
らず70倍希釈となる様に混用処理した場合でもジチオ
ピルの土壌中移行が1〜2cmとなり、単独使用の場合
の約2分の1〜3分の1となった。ジチオピル以外の除
草剤を使用した場合にも、ジチオピルを使用した場合と
同様、薬害軽減剤を混用することで除草剤の土壌中移行
が軽減された。
10a処理では、薬剤は3〜4cmの土壌中移行を示し
た。これに対して、実施例1に示す薬害軽減剤を35倍
希釈となる様に混用すると土壌中移行は1〜2cmとな
り、単独処理の場合の約2分の1〜3分の1となった。
実施例4に示す薬害軽減剤を35倍希釈となる様に混用
した場合にも同様に、土壌中移行は1〜2cmとなり、
単独処理の場合の約2分の1〜3分の1となった。更に
実施例2に示す薬害軽減剤においては35倍希釈のみな
らず70倍希釈となる様に混用処理した場合でもジチオ
ピルの土壌中移行が1〜2cmとなり、単独使用の場合
の約2分の1〜3分の1となった。ジチオピル以外の除
草剤を使用した場合にも、ジチオピルを使用した場合と
同様、薬害軽減剤を混用することで除草剤の土壌中移行
が軽減された。
【0032】(試験例3)実施例1、2、4に従って調
製した薬害軽減剤と通常の使用量より多い除草剤(ジチ
オピル(32%乳剤)、プロジアミン(63%顆粒水和
剤)、ペンディメタリン(45%フロアブル剤)、プロ
ピザミド(50%水和剤)、ベスロジン(58%顆粒水
和剤))を、砂質土壌へ張り付け栽培したコウライシバ
(予めソッドの厚さを3cmに切り揃えてから張り付け
た)へ混用散布した。散布後100mmの人工降雨処理
を施し、その後3カ月栽培した。3カ月後コウライシバ
の地下部の生育状況、地上部の外観を調査し、0(影響
無し)〜5(全く生育せず)の6段階で生育を評価し
た。結果は表5、表6に示す通りである。
製した薬害軽減剤と通常の使用量より多い除草剤(ジチ
オピル(32%乳剤)、プロジアミン(63%顆粒水和
剤)、ペンディメタリン(45%フロアブル剤)、プロ
ピザミド(50%水和剤)、ベスロジン(58%顆粒水
和剤))を、砂質土壌へ張り付け栽培したコウライシバ
(予めソッドの厚さを3cmに切り揃えてから張り付け
た)へ混用散布した。散布後100mmの人工降雨処理
を施し、その後3カ月栽培した。3カ月後コウライシバ
の地下部の生育状況、地上部の外観を調査し、0(影響
無し)〜5(全く生育せず)の6段階で生育を評価し
た。結果は表5、表6に示す通りである。
【0033】
【表5】
【0034】
【表6】
【0035】ジチオピルをはじめとしていずれの供試薬
剤に於いても通常の薬量の約5倍量をコウライシバへ処
理した結果、地下部の生育が抑制された。しかしなが
ら、実施例1、2、4を35倍希釈となるように混用処
理することで除草剤の影響が全くなくなることはなかっ
たものの、除草剤単独処理の場合に比べ、地下部の生育
抑制が著しく軽減された。
剤に於いても通常の薬量の約5倍量をコウライシバへ処
理した結果、地下部の生育が抑制された。しかしなが
ら、実施例1、2、4を35倍希釈となるように混用処
理することで除草剤の影響が全くなくなることはなかっ
たものの、除草剤単独処理の場合に比べ、地下部の生育
抑制が著しく軽減された。
【0036】
【発明の効果】本発明の芝用発芽前土壌処理除草剤の薬
害軽減剤は、当該除草剤と混用散布することにより、当
該除草剤の土壌吸着を高め、土壌中での移行距離を従来
の移行距離の2分の1から3分の1に軽減することがで
き、土壌表面に強固な薄い処理層を形成させることがで
き、芝生の根に吸収される除草剤量を減少させることが
でき、上記除草剤による芝生の生育障害を大幅に軽減す
ることができる。
害軽減剤は、当該除草剤と混用散布することにより、当
該除草剤の土壌吸着を高め、土壌中での移行距離を従来
の移行距離の2分の1から3分の1に軽減することがで
き、土壌表面に強固な薄い処理層を形成させることがで
き、芝生の根に吸収される除草剤量を減少させることが
でき、上記除草剤による芝生の生育障害を大幅に軽減す
ることができる。
Claims (6)
- 【請求項1】酢酸ビニル系重合体、アクリル系重合体、
水溶性アクリル樹脂又は水溶性アルキド樹脂から選択さ
れる少なくとも1種を有効成分とする芝用発芽前土壌処
理除草剤の薬害軽減剤。 - 【請求項2】酢酸ビニル系重合体及びアクリル系重合体
が水性エマルジョンであることを特徴とする請求項1記
載の薬害軽減剤。 - 【請求項3】水溶性アクリル樹脂及び水溶性アルキド樹
脂が溶液状であることを特徴とする請求項1記載の薬害
軽減剤。 - 【請求項4】酢酸ビニル系重合体、アクリル系重合体、
水溶性アクリル樹脂又は水溶性アルキド樹脂から選択さ
れる少なくとも1種を有効成分とする芝用発芽前土壌処
理除草剤の薬害軽減剤と、芝用発芽前土壌処理除草剤と
を混用散布することを特徴とする芝の生育障害軽減法。 - 【請求項5】酢酸ビニル系重合体及びアクリル系重合体
が水性エマルジョンであることを特徴とする請求項4記
載の芝の生育障害軽減法。 - 【請求項6】水溶性アクリル樹脂及び水溶性アルキド樹
脂が溶液状であることを特徴とする請求項4記載の芝の
生育障害軽減法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23392995A JPH0977609A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 除草剤の薬害軽減剤及び除草剤による芝の生育障害軽減法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23392995A JPH0977609A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 除草剤の薬害軽減剤及び除草剤による芝の生育障害軽減法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0977609A true JPH0977609A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=16962824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23392995A Pending JPH0977609A (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | 除草剤の薬害軽減剤及び除草剤による芝の生育障害軽減法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0977609A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000336006A (ja) * | 1999-04-24 | 2000-12-05 | Bayer Ag | 殺菌・殺カビ作用をもつ水性製剤 |
| WO2001024630A1 (en) * | 1999-10-07 | 2001-04-12 | Ecotex Soil Mulch Products Ltd. | A method for increasing crops yield |
| WO2016015112A1 (pt) * | 2014-07-30 | 2016-02-04 | Fmc Química Do Brasil Ltda | Formulação herbicida de amplo espectro pre e pós emergência contendo triazolinonas em associação com pesticidas de ureia e métodos para o controle de plantas daninhas e para aumentar o rendimento da colheita |
| WO2016015113A1 (pt) * | 2014-07-30 | 2016-02-04 | Fmc Química Do Brasil Ltda | Formulação herbicida de duplo modo de ação para controle de plantas daninhas, método para controlar plantas daninhas indesejáveis e método para aumentar o rendimento da colheita |
| CN109452274A (zh) * | 2018-09-05 | 2019-03-12 | 陈德茂 | 一种sod农药残留降解酶及其制备方法和使用方法 |
| WO2020154349A1 (en) * | 2019-01-24 | 2020-07-30 | Bayer Cropscience Lp | Methods and formulations for preventing downward migration of agricultural materials |
-
1995
- 1995-09-12 JP JP23392995A patent/JPH0977609A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000336006A (ja) * | 1999-04-24 | 2000-12-05 | Bayer Ag | 殺菌・殺カビ作用をもつ水性製剤 |
| WO2001024630A1 (en) * | 1999-10-07 | 2001-04-12 | Ecotex Soil Mulch Products Ltd. | A method for increasing crops yield |
| WO2016015112A1 (pt) * | 2014-07-30 | 2016-02-04 | Fmc Química Do Brasil Ltda | Formulação herbicida de amplo espectro pre e pós emergência contendo triazolinonas em associação com pesticidas de ureia e métodos para o controle de plantas daninhas e para aumentar o rendimento da colheita |
| WO2016015113A1 (pt) * | 2014-07-30 | 2016-02-04 | Fmc Química Do Brasil Ltda | Formulação herbicida de duplo modo de ação para controle de plantas daninhas, método para controlar plantas daninhas indesejáveis e método para aumentar o rendimento da colheita |
| CN109452274A (zh) * | 2018-09-05 | 2019-03-12 | 陈德茂 | 一种sod农药残留降解酶及其制备方法和使用方法 |
| WO2020154349A1 (en) * | 2019-01-24 | 2020-07-30 | Bayer Cropscience Lp | Methods and formulations for preventing downward migration of agricultural materials |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100853500B1 (ko) | 난지형잔디의 연중 종합관리방법 | |
| JPH0977609A (ja) | 除草剤の薬害軽減剤及び除草剤による芝の生育障害軽減法 | |
| Beales et al. | Rationale and technique of malaria control | |
| Colbaugh et al. | Influence of water on pest activity | |
| Mann et al. | Guides for direct-seeding slash pine | |
| Tian et al. | Protecting water quality during lawn establishment and renovation | |
| Botha et al. | Guidelines on Best Management Practices for Rainwater Harvesting and Conservation (RWH & C) for Cropland and Rangeland Productivity in Communal Semi-arid Areas of South Africa: Report to the Water Research Commission and Department of Agriculture, Forestry and Fisheries | |
| Daniel et al. | Turfgrass management in the United States | |
| Hairston-Strang | Riparian forest buffer design and maintenance | |
| US3251674A (en) | Herbicidal composition and method | |
| Baldos | Assessment of Hydroplanting Techniques and Herbicide Tolerance of Two Native Hawaiian Cjroundcovers with Roadside Re-vegetation Potential | |
| Fleming et al. | Control of the Japanese beetle and its grub in home yards | |
| Miller et al. | Your Lawn | |
| Vallentine | The application and use of herbicides for range plant control | |
| Knake et al. | Summer 1981 | |
| van | Chemical weed control in the Ord River Valley. 1. The oilseed crops: safflower and linseed | |
| McClure et al. | Lawns | |
| Dodge et al. | Home gardens | |
| Derscheid et al. | Control and Elimination of Noxious Weeds | |
| William Jr | How to direct-seed the southern pines | |
| Roberts | What to expect from a nitrogen fertilizer | |
| JPS58162507A (ja) | 除草剤 | |
| SHEET | Shiny Geranium | |
| Gupta | Response of Wheat to Fertilizers in Relation to Soils of Birbhum | |
| Cheronis | Pyrethrum growth in Illinois |