JPH0977880A - 抗菌剤入り遊技機用研磨材及び樹脂成型品 - Google Patents

抗菌剤入り遊技機用研磨材及び樹脂成型品

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JPH0977880A
JPH0977880A JP23423495A JP23423495A JPH0977880A JP H0977880 A JPH0977880 A JP H0977880A JP 23423495 A JP23423495 A JP 23423495A JP 23423495 A JP23423495 A JP 23423495A JP H0977880 A JPH0977880 A JP H0977880A
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JP
Japan
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antibacterial
powder
antibacterial agent
filler
resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP23423495A
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English (en)
Inventor
Masahiro Habuka
正弘 羽深
Chiaki Kato
千明 加藤
Akio Matsuda
昭夫 松田
Akihiko Isomura
昭彦 磯村
Shigetoshi Miyama
重敏 三山
Takehiro Nishio
武博 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tomoe Engineering Co Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Miyama Kasei Co Ltd
Original Assignee
Tomoe Engineering Co Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Miyama Kasei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tomoe Engineering Co Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd, Miyama Kasei Co Ltd filed Critical Tomoe Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不特定多数の人が触る遊技機用樹脂成型品
と、同じく不特定多数の人が触るパチンコ玉、ゲーム機
用コインなどの研磨材に長期持続性に優れる抗菌効果を
安価に付与することである。 【解決手段】 上記樹脂成型品や樹脂製研磨材を、熱可
塑性樹脂に、少なくとも抗菌剤又は抗菌処理を施した粉
体と充填剤を配合した材料で作る。これであれば、少量
の抗菌剤又は抗菌処理した粉体を充填剤を利用して樹脂
中に均一に分散させて不足の無い抗菌効果を得ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この本発明は、パチンコ玉、
ゲーム機用コインなどの浄化に用いるペレット状の樹脂
製研磨材及び、不特定多数の人が触るパチンコ台、スロ
ットマシン、スマートボール台と云った各種遊技機の操
作ハンドルや操作ボード、パチンコ玉収納箱、コイン収
納箱、景品交換チップ等の樹脂成型品に関する。
【0002】
【従来の技術】各種遊技機に用いられる樹脂製成型品で
不特定多数の人が触るものは多々ある。例えば、パチン
コ台の玉打ち用ハンドル、パチンコ玉を入れるいわゆる
ドル箱などは樹脂の成型品が用いられている。
【0003】これ等の樹脂成型品には、頻繁に人が触る
ため手の油脂分や汚れ、煙草の灰ややに、更には微小粉
塵などが付着しているが、材料の熱可塑性樹脂には衛生
面での特別な処置は施しておらず、一般的には拭き掃除
や洗浄等で清潔さを維持する方法が採られている。
【0004】一方、パチンコ玉やゲーム機用コインも、
回収後に研磨浄化が行われているが、研磨中の雰囲気温
度は40〜50℃と割合に高く、雑菌が繁殖し易いにも
拘らず、滅菌、繁殖防止については特別な処置が施され
ていないのが実情である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】多数の人が触る遊技機
用樹脂成型品やパチンコ玉、ゲーム機用コインなどに繁
殖した菌を定期的洗浄、研磨のみで充分に取り除くのに
は無理がある。
【0006】そこで、抗菌処理を施して粉体を樹脂成型
品や樹脂製研磨材中に混練しておくことが考えられる
が、高価な抗菌処理粉体を多量に使用して充分な抗菌効
果を得ようとするとコスト負担が増す。
【0007】一方、その粉体の使用量を少なくしてコス
トを下げようとすると樹脂に対する粉体の分散が不充分
になり、抗菌効果が不安定なものになる。
【0008】また、コスト低減の一般的な方法として、
抗菌処理を施した粉体を樹脂成型品や樹脂製研磨材の表
面にのみコーティングすると、擦り傷、摩耗等によるコ
ーティング層の消失で抗菌効果が失われ、長期の対応が
望めない。
【0009】そこで、この発明は、遊技機用研磨材と樹
脂成型品に関し、コスト負担を少なくして長い間抗菌効
果を発揮できるようにすることを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明においては、熱可塑性樹脂に、少なくとも
抗菌剤又は抗菌処理を施した粉体と充填剤を配合した材
料で遊技機用研磨材及び樹脂成型品を作る。
【0011】ここで、抗菌処理を施した粉体とは、金属
イオン等を含浸処理等の方法で含ませて抗菌性を付与し
た無機粉末(例えばゼオライト)を指す(なお、以下で
はこれを抗菌性粉体と云う)。
【0012】さらに、ベースになる熱可塑性樹脂として
は、PC、ABS、PE、PP等などがある。
【0013】充填剤は粉体が好ましく、また、着色剤を
兼ねていてもよい。樹脂成型品の場合、着色するものが
多く(研磨材は特に着色する必要はない)、その場合、
着色剤も併せて添加することになるが、充填剤が着色剤
を兼ねていれば着色剤のみを別途添加する必要がなく、
添加量の調整等がし易い。
【0014】この充填剤は、少量の抗菌剤又は抗菌性粉
体と予め混合しておく。この時、充填剤の見掛比重と抗
菌剤又は抗菌粉体の見掛比重の差が大き過ぎると混合し
難いので、両者の見掛比重の差を近似させることが大切
であり、その差が5倍以内であれば均一混合が望める。
【0015】また、この充填剤は、抗菌剤又は抗菌性粉
体の分散性改善の面からはその量が多い程望ましいが、
製品(樹脂成型品や樹脂製研磨剤)の強度等を考えると
多過ぎるのも都合が悪い。この点とコスト面からの抗菌
剤又は抗菌性粉体の使用量を考えると、抗菌剤又は抗菌
性粉体と充填剤、着色剤の添加比率は1:0.1〜30
ぐらいが適当である。
【0016】
【作用】遊技機用樹脂成型品に抗菌剤や抗菌性粉体が混
練されていると成型品の表面に抗菌作用が生じて表面に
おける雑菌の繁殖が抑えられる。パチンコ玉やゲーム機
用コインなども、同様にして雑菌の繁殖が抑えられた研
磨材で研磨すると表面の雑菌が擦り取られて減少する。
【0017】この表面の抗菌効果を、抗菌剤や抗菌性粉
体の添加量を増やさずに得ることができれば、樹脂成型
品や樹脂製研磨材のコストアップを抑えることができ
る。この発明では、それを実現するために充填剤を加え
たのである。即ち、見掛比重にあまり差のない充填剤と
抗菌剤又は抗菌性粉体を予め混合すると、両者が分離す
ることなくよく混ざり、熱可塑性樹脂への添加時に充填
剤が増量剤的な役割を果して抗菌剤や抗菌性粉体が樹脂
全域に均一に分散する。従って、高価な抗菌剤等の使用
量が少なくても優れた抗菌効果を得ることができ、ま
た、表面に抗菌性コーティング層を設ける場合の効果の
持続性の悪さの問題も無くなる。
【0018】
【発明の実施の形態】一般に、遊技機用樹脂成型品は着
色するものが多く、その着色を行う場合には、予め樹脂
と着色剤の色合せの混合を行い、これをペレット状にす
る。そしてこのペレットを再度成型機にて成型加工す
る。
【0019】この発明では、その色合せの混合時に、予
め所定の割合で混合しておいた抗菌剤又は抗菌性粉体と
充填剤の混合物を着色剤と混合してこれを熱可塑性樹脂
に適当な割合で混合し、混練後の材料、即ち充填剤の添
加で抗菌剤や抗菌性粉体が平均的に分散した材料をペレ
ット化する。そのペレット化で成型加工時にペレットが
混ざり合うため均一分散の効果が更に高まり、従って、
抗菌剤或いは抗菌性粉体の添加量が少なくても不足の無
い抗菌効果を得ることができる。
【0020】なお、研磨材は、ペレット化品をそのまま
使用する。この研磨材は、遊技者の目に触れるものでは
ないので、着色は特にしなくてもよい。
【0021】
【実施例】以下に、より詳細な実施例について述べる。
【0022】−実施例1− 下記組成の材料で、パチンコ玉を入れる箱(いわゆるド
ル箱)を作った。
【0023】 材料組成:熱可塑性樹脂(ポリカーボネイト) 98wt% 抗菌性粉体(鐘紡(株)製商品名バクテキラー) 1wt% 着色、充填剤(チタンホワイト) 1wt% 抗菌性粉体の見掛比重は0.4g/cm3 、着色、充填
剤のそれは0.9g/cm3 であり、両者の見掛比重の
差は2.25倍であった。
【0024】上記の成分のうち、抗菌性粉体と着色、充
填用のチタンホワイトを先ず混合機にて混合した。次
に、この混合物とポリカーボネイト樹脂を別の混合機で
混合し、さらに、これを押出加工機で押出し加工し、同
時に切断してペレット状の材料を得た。そして、このペ
レットを成型機で玉入箱に成型した。
【0025】このようにして出来た玉入箱は、表面に色
ムラが見られず、このことから、抗菌性粉体、着色、充
填剤が樹脂中に均一に分散していると判断できた。
【0026】次に、、抗菌効果の確認試験のために、試
作した上記玉入箱の底壁部から50mm×50mm角の
サンプルを切り出した。
【0027】また、比較のため、抗菌性粉体と着色、充
填剤を加えていないポリカーボネイト樹脂だけを材料と
した玉入箱を作り、その底壁部から上と同一サイズのサ
ンプルを切り出した。
【0028】そして、この発明品のサンプルと比較品の
サンプルに付着した大腸菌が24時間後にどのように変
化しているかを調べた。
【0029】その結果、発明品のサンプルは、抗菌性粉
体が僅かに1wt%添加されただけであるにもかかわら
ず、24時間後の生菌数が激減し、この発明の有効性が
確認された。これに対し、比較品のサンプルは24時間
後の生菌数がむしろ増えており、滅菌、繁殖抑制に関し
て全く効果がなかった。
【0030】−実施例2− 下記組成の材料で、実施例1と同様の玉入箱を同様の手
順を経て作った。
【0031】 材料組成:熱可塑性樹脂(ポリスチレン) 98.8wt% 抗菌性粉体(商品名バクテキラー) 0.2wt% 充填剤(炭酸カルシウム) 1.0wt% 抗菌性粉体の見掛比重は0.4g/cm3 、充填材のそ
れは0.6g/cm3であり、両者の見掛比重の差は、
このケースでは1.5倍であった。
【0032】この材料で作った玉入箱も色ムラは見られ
なかった。また、その底壁から切り出した50mm×5
0mmのサンプル片に付着した大腸菌は、24時間後に
は激減しており、実施例1と同様、発明品に優れた抗菌
作用があることが確認された。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の遊技機用
樹脂製研磨材および樹脂成型品は、抗菌剤又は抗菌処理
した粉体を充填剤と共にベースの熱可塑性樹脂中に混ぜ
るので、高価な抗菌剤や抗菌処理した粉体の添加量が少
なくてもそれを均一に分散させて優れた抗菌作用を得る
ことができ、雑菌の繁殖抑制に要するコストを低減でき
る。
【0034】また、樹脂成型品や樹脂製研磨材の内部に
も抗菌作用があるので、成型品や研磨材が摩耗しても抗
菌効果が失われず、長期信頼性にも優れる。
フロントページの続き (72)発明者 加藤 千明 大阪府泉南郡熊取町大字野田950番地 住 友電気工業株式会社熊取製作所内 (72)発明者 松田 昭夫 大阪市此花区島屋1丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 磯村 昭彦 大阪市此花区島屋1丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 三山 重敏 大阪府大阪市平野区加美北5丁目7番10号 三山化成株式会社内 (72)発明者 西尾 武博 大阪市西区立売堀1丁目3番13号 巴工業 株式会社大阪支店内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ玉、ゲーム機用コインなどの浄
    化に用いるペレット状の樹脂製研磨材及び不特定多数の
    人が触れる遊技機用操作ハンドル、操作ボード、パチン
    コ玉収納箱、コイン収納箱、景品交換チップ等の樹脂成
    型品であって、熱可塑性樹脂に、少なくとも抗菌剤又は
    抗菌処理を施した粉体と充填剤を配合した材料で作られ
    ていることを特徴とする遊技機用研磨材及び樹脂成型
    品。
  2. 【請求項2】 前記抗菌剤又は抗菌処理した粉体と、前
    記充填剤を含めた他の添加成分の添加比率を重量比で
    1:0.1〜30にしてある請求項1記載の遊技機用研
    磨材及び樹脂成型品。
  3. 【請求項3】 前記充填剤を含めた他の添加成分が粉末
    であり、その他の添加成分の前記抗菌剤又は抗菌処理し
    た粉体に対する見掛比重の差を5倍以内にしてある請求
    項1又は2記載の遊技機用研磨材及び樹脂成型品。
JP23423495A 1995-09-12 1995-09-12 抗菌剤入り遊技機用研磨材及び樹脂成型品 Pending JPH0977880A (ja)

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JP23423495A JPH0977880A (ja) 1995-09-12 1995-09-12 抗菌剤入り遊技機用研磨材及び樹脂成型品

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JP23423495A JPH0977880A (ja) 1995-09-12 1995-09-12 抗菌剤入り遊技機用研磨材及び樹脂成型品

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JP23423495A Pending JPH0977880A (ja) 1995-09-12 1995-09-12 抗菌剤入り遊技機用研磨材及び樹脂成型品

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6838186B2 (en) 2002-04-22 2005-01-04 Polinas Plastic Of America, Inc. Multilayer oriented antimicrobial and antifogging films

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6838186B2 (en) 2002-04-22 2005-01-04 Polinas Plastic Of America, Inc. Multilayer oriented antimicrobial and antifogging films

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