JPH097819A - 超電導装置 - Google Patents
超電導装置Info
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- JPH097819A JPH097819A JP7149162A JP14916295A JPH097819A JP H097819 A JPH097819 A JP H097819A JP 7149162 A JP7149162 A JP 7149162A JP 14916295 A JP14916295 A JP 14916295A JP H097819 A JPH097819 A JP H097819A
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/10—Nuclear fusion reactors
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
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- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 超電導主線路における電流分布を、損失によ
る液体ヘリウムの消費無しに、均一化できる超電導装置
を得る。 【構成】 複数の超電導線の一方の超電導線でなるコイ
ル(6)、複数の超電導線の他方の超電導線でなり、か
つコイル(6)に対して逆巻きまたは負の相互インダク
タンスを持つコイル(7)を有するコイル対(8)を備
え、このコイル対(8)の一方のコイル(6)に一部の
主線路(2)からなる回路を、他方のコイル(7)に主
線路(2)の残部からなる回路をそれぞれ直列に接続
し、この回路を並列構成とする。
る液体ヘリウムの消費無しに、均一化できる超電導装置
を得る。 【構成】 複数の超電導線の一方の超電導線でなるコイ
ル(6)、複数の超電導線の他方の超電導線でなり、か
つコイル(6)に対して逆巻きまたは負の相互インダク
タンスを持つコイル(7)を有するコイル対(8)を備
え、このコイル対(8)の一方のコイル(6)に一部の
主線路(2)からなる回路を、他方のコイル(7)に主
線路(2)の残部からなる回路をそれぞれ直列に接続
し、この回路を並列構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば核融合装置に
利用される超電導磁石等の超電導装置に関するものであ
る。
利用される超電導磁石等の超電導装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図36は、電気抵抗がない超電導線を用
いた並列超電導主線路でなる従来の超電導装置の一例を
概略的に示す構成図である。図において、1は並列超電
導主線路、2は並列超電導主線路1を構成する2本の超
電導線路である。L1,L2はそれぞれの超電導線路2の自
己インダクタンスである。Mは超電導線路間の相互イン
ダクタンスである。添字1,2は各々の超電導線路を表
す。いま、電源3より一定電圧を印加して電流を変化さ
せる場合を考える。この場合の回路方程式は下式のよう
になる。
いた並列超電導主線路でなる従来の超電導装置の一例を
概略的に示す構成図である。図において、1は並列超電
導主線路、2は並列超電導主線路1を構成する2本の超
電導線路である。L1,L2はそれぞれの超電導線路2の自
己インダクタンスである。Mは超電導線路間の相互イン
ダクタンスである。添字1,2は各々の超電導線路を表
す。いま、電源3より一定電圧を印加して電流を変化さ
せる場合を考える。この場合の回路方程式は下式のよう
になる。
【0003】L1di1/dt+M12di2/dt=V L2di2/dt+M12di1/dt=V
【0004】図36に示す回路の等価回路は図37のよ
うになる。図において、i1,i2は2本の超電導線路2の
それぞれ電流を示す。ここで、電流変化率をdi/dtとす
るとき、並列部分の両端電圧(L-M)di/dtは2本の超電導
線路2について同ーになるため、di/dtの比は、(L-M)の
逆数に比例する。即ち、並列超電導主線路1を構成する
各超電導線路2の電流配分は(L-M)に支配される。例え
ば、並列超電導主線路1として、2本の超電導線で巻回
された超電導コイルを考えたとき、超電導線の線長の違
いや平均的な巻半径の違いにより、2本の超電導線につ
いてインダクタンスの差が生じるために、均等には電流
が流れない。2本の超電導線で巻回されたインダクタン
ス1H(ヘンリー)の超電導コイルにおいて、各超電導線
の自己インダクタンスはの差は0.001〜0.0001Hになると
考えられるが、この程度のインダクタンスの乱れさえも
電流分布のアンバランスの原因となる。
うになる。図において、i1,i2は2本の超電導線路2の
それぞれ電流を示す。ここで、電流変化率をdi/dtとす
るとき、並列部分の両端電圧(L-M)di/dtは2本の超電導
線路2について同ーになるため、di/dtの比は、(L-M)の
逆数に比例する。即ち、並列超電導主線路1を構成する
各超電導線路2の電流配分は(L-M)に支配される。例え
ば、並列超電導主線路1として、2本の超電導線で巻回
された超電導コイルを考えたとき、超電導線の線長の違
いや平均的な巻半径の違いにより、2本の超電導線につ
いてインダクタンスの差が生じるために、均等には電流
が流れない。2本の超電導線で巻回されたインダクタン
ス1H(ヘンリー)の超電導コイルにおいて、各超電導線
の自己インダクタンスはの差は0.001〜0.0001Hになると
考えられるが、この程度のインダクタンスの乱れさえも
電流分布のアンバランスの原因となる。
【0005】また、並列超電導主線路の一例である、大
電流容量の超電導撚線導体においては、超電導並列主線
路を構成する各々の超電導素線間の結合係数は1に近
く、相互インダクタンスMの大きさは自己インダクタン
スLとほぼ同じ大きさになるため、L-Mの値は極めて小
さくなり、超電導素線のわずかな自己インダクタンスL
のばらつきでさえも電流分布のアンバランスの原因とな
り得るため、並列超電導主線路の中で最も実現困難なも
のと考えられている。
電流容量の超電導撚線導体においては、超電導並列主線
路を構成する各々の超電導素線間の結合係数は1に近
く、相互インダクタンスMの大きさは自己インダクタン
スLとほぼ同じ大きさになるため、L-Mの値は極めて小
さくなり、超電導素線のわずかな自己インダクタンスL
のばらつきでさえも電流分布のアンバランスの原因とな
り得るため、並列超電導主線路の中で最も実現困難なも
のと考えられている。
【0006】上記の理由により、現状では超電導素線の
絶縁を施さず、電気的に接触させることで、電流が超電
導素線間で自由に分布できる構成にして、電流のアンバ
ランスが生じないようにしている。しかし、絶縁を施し
ていない超電導素線で構成される超電導撚線導体で製作
された超電導磁石を励磁したとき、超電導撚線導体に横
方向磁界が印加され、超電導素線間を流れる結合電流が
誘導されるために損失が発生する。この損失は結合損失
とよばれ、液体ヘリウムの消費の増加などの問題を引き
起こす。
絶縁を施さず、電気的に接触させることで、電流が超電
導素線間で自由に分布できる構成にして、電流のアンバ
ランスが生じないようにしている。しかし、絶縁を施し
ていない超電導素線で構成される超電導撚線導体で製作
された超電導磁石を励磁したとき、超電導撚線導体に横
方向磁界が印加され、超電導素線間を流れる結合電流が
誘導されるために損失が発生する。この損失は結合損失
とよばれ、液体ヘリウムの消費の増加などの問題を引き
起こす。
【0007】そこで、最近では、図38に示すように、
超電導撚線導体の電流分布の均一化を図るための手段と
して、電気抵抗5を各超電導線路2に直列に付ける(バ
ランス抵抗という。)方法がある。この方法において
は、並列部の両端電圧がほぼ各超電導線路2の電流と抵
抗値の積と等しくなるような電気抵抗5を備えることに
より、抵抗の大きさで電流分布のバランスをとることが
可能である(例えば、文献 S.Torii et.al.「ANALYSIS
OF DEGRADATION IN AC SUPERCONDUCTING CABLES」IEEE
TRANSACTIONS ON APPLIED APPLIED SUPERCONDUCTIVITY,
VOL.3,NO1,1993を参照)。
超電導撚線導体の電流分布の均一化を図るための手段と
して、電気抵抗5を各超電導線路2に直列に付ける(バ
ランス抵抗という。)方法がある。この方法において
は、並列部の両端電圧がほぼ各超電導線路2の電流と抵
抗値の積と等しくなるような電気抵抗5を備えることに
より、抵抗の大きさで電流分布のバランスをとることが
可能である(例えば、文献 S.Torii et.al.「ANALYSIS
OF DEGRADATION IN AC SUPERCONDUCTING CABLES」IEEE
TRANSACTIONS ON APPLIED APPLIED SUPERCONDUCTIVITY,
VOL.3,NO1,1993を参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な従来の超電導装置は、次のような問題点があった。す
なわち、上記の電流分布均一化のための方法では、バラ
ンス抵抗部分においてジュール発熱が生じるため、液体
ヘリウム中などの低温部分にこのようなバランス抵抗を
配置することはできない。さらに、電流変化率が大きい
場合には、インダクタンスのばらつきによる電流のアン
バランスを改善するための十分な大きさの抵抗値(イン
ピーダンス)が得られず、電流分布均一化の効果は小さ
い。しかしながら、現状では、超電導素線に絶縁が施さ
れている場合において、並列超電導主線路を実現するた
めには、バランス抵抗が不可欠であると考えられてい
る。
な従来の超電導装置は、次のような問題点があった。す
なわち、上記の電流分布均一化のための方法では、バラ
ンス抵抗部分においてジュール発熱が生じるため、液体
ヘリウム中などの低温部分にこのようなバランス抵抗を
配置することはできない。さらに、電流変化率が大きい
場合には、インダクタンスのばらつきによる電流のアン
バランスを改善するための十分な大きさの抵抗値(イン
ピーダンス)が得られず、電流分布均一化の効果は小さ
い。しかしながら、現状では、超電導素線に絶縁が施さ
れている場合において、並列超電導主線路を実現するた
めには、バランス抵抗が不可欠であると考えられてい
る。
【0009】この発明は、このような問題を解決するた
めになされたもので、並列超電導主線路の電流分布を、
損失による液体ヘリウムの消費無しに、均一化すること
ができる超電導装置を提供することを目的とする。
めになされたもので、並列超電導主線路の電流分布を、
損失による液体ヘリウムの消費無しに、均一化すること
ができる超電導装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る超
電導装置は、複数の超電導線の一方の超電導線でなるコ
イル、複数の超電導線の他方の超電導線でなり、かつコ
イルに対して逆巻きまたは負の相互インダクタンスを持
つコイルを有するコイル対を備え、このコイル対の一方
のコイルに一部の主線路からなる回路を、他方のコイル
に主線路の残部からなる回路をそれぞれ直列に接続し、
この回路を並列構成としたものである。
電導装置は、複数の超電導線の一方の超電導線でなるコ
イル、複数の超電導線の他方の超電導線でなり、かつコ
イルに対して逆巻きまたは負の相互インダクタンスを持
つコイルを有するコイル対を備え、このコイル対の一方
のコイルに一部の主線路からなる回路を、他方のコイル
に主線路の残部からなる回路をそれぞれ直列に接続し、
この回路を並列構成としたものである。
【0011】請求項2の発明に係る超電導装置は、複数
の超電導線の一方の超電導線でなる少なくとも1つのコ
イル群、複数の超電導線の他方の超電導線でなり、かつ
コイル群に対して逆巻きまたは負の相互インダクタンス
を持つ少なくとも1つのコイル群を有する少なくとも1
つのコイル群対を備え、このコイル群対の一方のコイル
群に一部の主線路からなる回路を、他方のコイル群に主
線路の残部からなる回路をそれぞれ直列に接続し、この
回路を並列構成としたものである。
の超電導線の一方の超電導線でなる少なくとも1つのコ
イル群、複数の超電導線の他方の超電導線でなり、かつ
コイル群に対して逆巻きまたは負の相互インダクタンス
を持つ少なくとも1つのコイル群を有する少なくとも1
つのコイル群対を備え、このコイル群対の一方のコイル
群に一部の主線路からなる回路を、他方のコイル群に主
線路の残部からなる回路をそれぞれ直列に接続し、この
回路を並列構成としたものである。
【0012】請求項3の発明に係る超電導装置は、複数
の超電導線で並列に構成される主線路の超電導線の一方
の一部を巻回して形成されたコイル、超電導線の他方の
一部を巻回して形成され、かつコイルに対して逆巻きま
たは負の相互インダクタンスを持つコイルを有するコイ
ル対を備え、このコイル対の一方のコイルに一部の主線
路からなる回路を、他方のコイルに主線路の残部からな
る回路をそれぞれ直列に接続し、この回路を並列構成と
したものである。
の超電導線で並列に構成される主線路の超電導線の一方
の一部を巻回して形成されたコイル、超電導線の他方の
一部を巻回して形成され、かつコイルに対して逆巻きま
たは負の相互インダクタンスを持つコイルを有するコイ
ル対を備え、このコイル対の一方のコイルに一部の主線
路からなる回路を、他方のコイルに主線路の残部からな
る回路をそれぞれ直列に接続し、この回路を並列構成と
したものである。
【0013】請求項4の発明に係る超電導装置は、複数
の超電導線で並列に構成される主線路の超電導線の一方
の一部を巻回して形成されたコイル群、超電導線の他方
の一部を巻回して形成され、かつコイルに対して逆巻き
または負の相互インダクタンスを持つコイル群を有する
コイル対群を備え、このコイル群対の一方のコイル群に
一部の主線路からなる回路を、他方のコイル群に主線路
の残部からなる回路をそれぞれ直列に接続し、この回路
を並列構成としたものである。
の超電導線で並列に構成される主線路の超電導線の一方
の一部を巻回して形成されたコイル群、超電導線の他方
の一部を巻回して形成され、かつコイルに対して逆巻き
または負の相互インダクタンスを持つコイル群を有する
コイル対群を備え、このコイル群対の一方のコイル群に
一部の主線路からなる回路を、他方のコイル群に主線路
の残部からなる回路をそれぞれ直列に接続し、この回路
を並列構成としたものである。
【0014】請求項5の発明に係る超電導装置は、請求
項1または3の発明において、コイル対の少なくとも1
つで構成された電流分布均一化装置を備えるものであ
る。
項1または3の発明において、コイル対の少なくとも1
つで構成された電流分布均一化装置を備えるものであ
る。
【0015】請求項6の発明に係る超電導装置は、請求
項2または4の発明において、コイル対群の少なくとも
1つで構成された電流分布均一化装置を備えるものであ
る。
項2または4の発明において、コイル対群の少なくとも
1つで構成された電流分布均一化装置を備えるものであ
る。
【0016】請求項7の発明に係る超電導装置は、請求
項3の発明において、並列構成の主線路を超電導線の撚
りにより構成された超電導撚線導体となし、この超電導
撚線導体の一部を複数の素線束に分割し、この素線束の
一方を巻回して一方のコイルを形成し、素線束の他方を
この素線束に対して逆巻きまたは負の相互インダクタン
スを持つように巻回して他方のコイルを形成するように
したものである。
項3の発明において、並列構成の主線路を超電導線の撚
りにより構成された超電導撚線導体となし、この超電導
撚線導体の一部を複数の素線束に分割し、この素線束の
一方を巻回して一方のコイルを形成し、素線束の他方を
この素線束に対して逆巻きまたは負の相互インダクタン
スを持つように巻回して他方のコイルを形成するように
したものである。
【0017】請求項8の発明に係る超電導装置は、請求
項4の発明において、並列構成の主線路を超電導線の撚
りにより構成された超電導撚線導体となし、この超電導
撚線導体の一部を複数の素線束に分割し、この素線束の
一方を巻回して一方のコイル群を形成し、素線束の他方
をこの素線束に対して逆巻きまたは負の相互インダクタ
ンスを持つように巻回して他方のコイル群を形成するよ
うにしたものである。
項4の発明において、並列構成の主線路を超電導線の撚
りにより構成された超電導撚線導体となし、この超電導
撚線導体の一部を複数の素線束に分割し、この素線束の
一方を巻回して一方のコイル群を形成し、素線束の他方
をこの素線束に対して逆巻きまたは負の相互インダクタ
ンスを持つように巻回して他方のコイル群を形成するよ
うにしたものである。
【0018】請求項9の発明に係る超電導装置は、請求
項7また8の発明において、超電導撚線導体の最終撚り
の超電導素線束の数が偶数であるものである。
項7また8の発明において、超電導撚線導体の最終撚り
の超電導素線束の数が偶数であるものである。
【0019】請求項10の発明に係る超電導装置は、請
求項3,4,7,8または9の発明において、並列構成
の主線路を超電導線の撚りにより構成されたケーブルイ
ンコンジット型超電導撚線導体であり、このケーブルイ
ンコンジット型超電導導体を構成する複数の超電導素線
束を複数の超電導素線束に分割したものに、それぞれに
コンジットを備えたものである。
求項3,4,7,8または9の発明において、並列構成
の主線路を超電導線の撚りにより構成されたケーブルイ
ンコンジット型超電導撚線導体であり、このケーブルイ
ンコンジット型超電導導体を構成する複数の超電導素線
束を複数の超電導素線束に分割したものに、それぞれに
コンジットを備えたものである。
【0020】請求項11の発明に係る超電導装置は、請
求項5または6の発明において、電流分布均一化装置
を、超電導撚線導体を巻回してコイルを形成するとき、
この超電導撚線導体を形成する複数の超電導素線の一部
と残りの超電導素線とが逆巻きまたは負の相互インダク
タンスを有するように、主線路を構成する各超電導線路
に対し直列に接続したものである。
求項5または6の発明において、電流分布均一化装置
を、超電導撚線導体を巻回してコイルを形成するとき、
この超電導撚線導体を形成する複数の超電導素線の一部
と残りの超電導素線とが逆巻きまたは負の相互インダク
タンスを有するように、主線路を構成する各超電導線路
に対し直列に接続したものである。
【0021】請求項12の発明に係る超電導装置は、請
求項5,6または11の発明において、電流分布均一化
装置が超電導撚線導体で構成され、この超電導撚線導体
の最終撚りの超電導素線束の数が偶数であるものであ
る。
求項5,6または11の発明において、電流分布均一化
装置が超電導撚線導体で構成され、この超電導撚線導体
の最終撚りの超電導素線束の数が偶数であるものであ
る。
【0022】請求項13の発明に係る超電導装置は、請
求項5または6の発明において、電流分布均一化装置
を、複数の超電導撚線導体で構成し、一部の超電導撚線
導体と残りの超電導撚線導体が逆巻きまたは負の相互イ
ンダクタンスを有するように、主線路を構成する各超電
導線路に対し直列に超電導撚線導体を形成する各超電導
素線に接続したものである。
求項5または6の発明において、電流分布均一化装置
を、複数の超電導撚線導体で構成し、一部の超電導撚線
導体と残りの超電導撚線導体が逆巻きまたは負の相互イ
ンダクタンスを有するように、主線路を構成する各超電
導線路に対し直列に超電導撚線導体を形成する各超電導
素線に接続したものである。
【0023】請求項14の発明に係る超電導装置は、請
求項5,6,11,12または13の発明において、並
列構成の主線路を形成する各超電導線路と電流均一化装
置において並列をなす各超電導線とを、1対1、1対複
数、複数対1または複数対複数で直列に接続したもので
ある。
求項5,6,11,12または13の発明において、並
列構成の主線路を形成する各超電導線路と電流均一化装
置において並列をなす各超電導線とを、1対1、1対複
数、複数対1または複数対複数で直列に接続したもので
ある。
【0024】請求項15の発明に係る超電導装置は、直
列に接続され、それぞれ複数の超電導線からなる複数の
並列超電導主線路と、この並列超電導主線路毎に設けら
れ、複数の超電導線の一方の超電導線でなるコイル、複
数の超電導線の他方の超電導線でなり、かつコイルに対
して逆巻きまたは負の相互インダクタンスを持つコイル
を有するコイル対とを備えたものである。
列に接続され、それぞれ複数の超電導線からなる複数の
並列超電導主線路と、この並列超電導主線路毎に設けら
れ、複数の超電導線の一方の超電導線でなるコイル、複
数の超電導線の他方の超電導線でなり、かつコイルに対
して逆巻きまたは負の相互インダクタンスを持つコイル
を有するコイル対とを備えたものである。
【0025】請求項16の発明に係る超電導装置は、直
列に接続され、それぞれ複数の超電導線からなる複数の
並列超電導主線路と、この並列超電導主線路毎に設けら
れ、複数の超電導線の一方の超電導線でなる少なくとも
1つのコイル群、複数の超電導線の他方の超電導線でな
り、かつ上記コイル群に対して逆巻きまたは負の相互イ
ンダクタンスを持つ少なくとも1つのコイル群を有する
少なくとも1つのコイル群対とを備えたものである。
列に接続され、それぞれ複数の超電導線からなる複数の
並列超電導主線路と、この並列超電導主線路毎に設けら
れ、複数の超電導線の一方の超電導線でなる少なくとも
1つのコイル群、複数の超電導線の他方の超電導線でな
り、かつ上記コイル群に対して逆巻きまたは負の相互イ
ンダクタンスを持つ少なくとも1つのコイル群を有する
少なくとも1つのコイル群対とを備えたものである。
【0026】請求項17の発明に係る超電導装置は、請
求項1または3の発明において、主線路と、コイル対の
部分が空間的に離れており、主線路の発生する磁界がコ
イル対に鎖交しないようになされたものである。
求項1または3の発明において、主線路と、コイル対の
部分が空間的に離れており、主線路の発生する磁界がコ
イル対に鎖交しないようになされたものである。
【0027】請求項18の発明に係る超電導装置は、請
求項2または4の発明において、主線路と、コイル群対
の部分が空間的に離れており、主線路の発生する磁界が
コイル群対に鎖交しないようになされたものである。
求項2または4の発明において、主線路と、コイル群対
の部分が空間的に離れており、主線路の発生する磁界が
コイル群対に鎖交しないようになされたものである。
【0028】請求項19の発明に係る超電導装置は、請
求項1または3の発明において、コイル対に対して磁気
シールドを設けたものである。
求項1または3の発明において、コイル対に対して磁気
シールドを設けたものである。
【0029】請求項20の発明に係る超電導装置は、請
求項2または4の発明において、コイル群対に対して磁
気シールドを設けたものである。
求項2または4の発明において、コイル群対に対して磁
気シールドを設けたものである。
【0030】請求項21の発明に係る超電導装置は、請
求項1または3の発明において、一方のコイルに主線路
の一部からなる線路を、他方のコイルにその他の線路を
接続した一方のコイルおよび他方のコイルが主線路およ
び主線路以外の線路と、磁気的に結合しない方向に配置
したものである。
求項1または3の発明において、一方のコイルに主線路
の一部からなる線路を、他方のコイルにその他の線路を
接続した一方のコイルおよび他方のコイルが主線路およ
び主線路以外の線路と、磁気的に結合しない方向に配置
したものである。
【0031】請求項22の発明に係る超電導装置は、請
求項2または4の発明において、一方のコイル群に主線
路の一部からなる線路を、他方のコイル群にその他の線
路を接続した一方のコイル群および他方のコイル群が主
線路および主線路以外の線路と、磁気的に結合しない方
向に配置したものである。
求項2または4の発明において、一方のコイル群に主線
路の一部からなる線路を、他方のコイル群にその他の線
路を接続した一方のコイル群および他方のコイル群が主
線路および主線路以外の線路と、磁気的に結合しない方
向に配置したものである。
【0032】請求項23の発明に係る超電導装置は、複
数の超電導線の一方の超電導線でなる第1のコイル、複
数の超電導線の他方の超電導線でなり、かつコイルに対
して逆巻きまたは負の相互インダクタンスを持つ第2の
コイルを有する第1のコイル対と、この第1のコイル対
と隔置して設けられ、複数の超電導線の一方の超電導線
でなる第3のコイル、複数の超電導線の他方の超電導線
でなり、かつ第3のコイルに対して逆巻きまたは負の相
互インダクタンスを持つ第4のコイルを有する第2のコ
イル対とを備え、第1のコイル、一部の主線路および第
3のコイルからなる回路を直列に接続し、第2のコイ
ル、主線路の残部および第4のコイルからなる回路を直
列に接続し、かつ、主線路に対して、それぞれ第1のコ
イルと第2のコイルでなる回路およびを第3のコイルと
記第4のコイルでなる回路を無誘導に配置したものであ
る。
数の超電導線の一方の超電導線でなる第1のコイル、複
数の超電導線の他方の超電導線でなり、かつコイルに対
して逆巻きまたは負の相互インダクタンスを持つ第2の
コイルを有する第1のコイル対と、この第1のコイル対
と隔置して設けられ、複数の超電導線の一方の超電導線
でなる第3のコイル、複数の超電導線の他方の超電導線
でなり、かつ第3のコイルに対して逆巻きまたは負の相
互インダクタンスを持つ第4のコイルを有する第2のコ
イル対とを備え、第1のコイル、一部の主線路および第
3のコイルからなる回路を直列に接続し、第2のコイ
ル、主線路の残部および第4のコイルからなる回路を直
列に接続し、かつ、主線路に対して、それぞれ第1のコ
イルと第2のコイルでなる回路およびを第3のコイルと
記第4のコイルでなる回路を無誘導に配置したものであ
る。
【0033】請求項24の発明に係る超電導装置は、複
数の超電導線の一方の超電導線でなる第1のコイル群、
複数の超電導線の他方の超電導線でなり、かつコイル群
に対して逆巻きまたは負の相互インダクタンスを持つ第
2のコイル群を有する第1のコイル対群と、この第1の
コイル対群と隔置して設けられ、複数の超電導線の一方
の超電導線でなる第3のコイル群、複数の超電導線の他
方の超電導線でなり、かつ第3のコイル群に対して逆巻
きまたは負の相互インダクタンスを持つ第4のコイル群
を有する第2のコイル対群とを備え、第1のコイル群、
一部の主線路および第3のコイル群からなる回路を直列
に接続し、第2のコイル群、主線路の残部および第4の
コイル群からなる回路を直列に接続し、かつ、主線路に
対して、それぞれ第1のコイル群と第2のコイル群でな
る回路および第3のコイル群と第4のコイル群でなる回
路を無誘導に配置したものである。
数の超電導線の一方の超電導線でなる第1のコイル群、
複数の超電導線の他方の超電導線でなり、かつコイル群
に対して逆巻きまたは負の相互インダクタンスを持つ第
2のコイル群を有する第1のコイル対群と、この第1の
コイル対群と隔置して設けられ、複数の超電導線の一方
の超電導線でなる第3のコイル群、複数の超電導線の他
方の超電導線でなり、かつ第3のコイル群に対して逆巻
きまたは負の相互インダクタンスを持つ第4のコイル群
を有する第2のコイル対群とを備え、第1のコイル群、
一部の主線路および第3のコイル群からなる回路を直列
に接続し、第2のコイル群、主線路の残部および第4の
コイル群からなる回路を直列に接続し、かつ、主線路に
対して、それぞれ第1のコイル群と第2のコイル群でな
る回路および第3のコイル群と第4のコイル群でなる回
路を無誘導に配置したものである。
【0034】請求項25の発明に係る超電導装置は、請
求項23の発明において、主線路の一側に、第1のコイ
ル対を配置し、主線路の他側に、第2のコイル対を配置
したものである。
求項23の発明において、主線路の一側に、第1のコイ
ル対を配置し、主線路の他側に、第2のコイル対を配置
したものである。
【0035】請求項26の発明に係る超電導装置は、請
求項24の発明において、主線路の一側に、第1のコイ
ル対群を配置し、主線路の他側に、第2のコイル対群を
配置したものである。
求項24の発明において、主線路の一側に、第1のコイ
ル対群を配置し、主線路の他側に、第2のコイル対群を
配置したものである。
【0036】請求項27の発明に係る超電導装置は、請
求項23の発明において、少なくとも1対の同軸に配置
された電磁石群の外側の一側に、第1のコイル対を配置
し、電磁石群の外側の他側に、第2のコイル対を配置し
たものである。
求項23の発明において、少なくとも1対の同軸に配置
された電磁石群の外側の一側に、第1のコイル対を配置
し、電磁石群の外側の他側に、第2のコイル対を配置し
たものである。
【0037】請求項28の発明に係る超電導装置は、請
求項24の発明において、少なくとも1対の同軸に配置
された電磁石群の外側の一側に、第1のコイル対群を配
置し、電磁石群の外側の他側に、第2のコイル対群を配
置したものである。
求項24の発明において、少なくとも1対の同軸に配置
された電磁石群の外側の一側に、第1のコイル対群を配
置し、電磁石群の外側の他側に、第2のコイル対群を配
置したものである。
【0038】請求項29の発明に係る超電導装置は、請
求項23の発明において、主線路をトロイダル形状に配
置された電磁石群で構成し、この電磁石群に対して同軸
に第1のコイル対を配置し、この第1のコイル対に対向
し、かつ電磁石群に対して同軸に第2のコイル対を配置
したものである。
求項23の発明において、主線路をトロイダル形状に配
置された電磁石群で構成し、この電磁石群に対して同軸
に第1のコイル対を配置し、この第1のコイル対に対向
し、かつ電磁石群に対して同軸に第2のコイル対を配置
したものである。
【0039】請求項30の発明に係る超電導装置は、請
求項24の発明において、主線路をトロイダル形状に配
置された電磁石群で構成し、この電磁石群に対して同軸
に第1のコイル対群を配置し、この第1のコイル対群に
対向し、かつ電磁石群に対して同軸に第2のコイル対群
を配置したものである。
求項24の発明において、主線路をトロイダル形状に配
置された電磁石群で構成し、この電磁石群に対して同軸
に第1のコイル対群を配置し、この第1のコイル対群に
対向し、かつ電磁石群に対して同軸に第2のコイル対群
を配置したものである。
【0040】請求項31の発明に係る超電導装置は、請
求項23の発明において、第1のコイル対と第2のコイ
ル対の少なくとも一方に対して主線路との相対位置調整
機構を有するものである。
求項23の発明において、第1のコイル対と第2のコイ
ル対の少なくとも一方に対して主線路との相対位置調整
機構を有するものである。
【0041】請求項32の発明に係る超電導装置は、請
求項24の発明において、第1のコイル対群と第2のコ
イル対群の少なくとも一方に対して主線路との相対位置
調整機構を有するものである。
求項24の発明において、第1のコイル対群と第2のコ
イル対群の少なくとも一方に対して主線路との相対位置
調整機構を有するものである。
【0042】請求項33の発明に係る超電導装置は、請
求項23の発明において、第1のコイル対と第2のコイ
ル対の少なくとも一方の近傍に磁性体を有するものであ
る。
求項23の発明において、第1のコイル対と第2のコイ
ル対の少なくとも一方の近傍に磁性体を有するものであ
る。
【0043】請求項34の発明に係る超電導装置は、請
求項24の発明において、第1のコイル対群と第2のコ
イル対群の少なくとも一方の近傍に磁性体を有するもの
である。
求項24の発明において、第1のコイル対群と第2のコ
イル対群の少なくとも一方の近傍に磁性体を有するもの
である。
【0044】請求項35の発明に係る超電導装置は、請
求項1または3の発明において、コイル対が磁性体から
なる磁気回路を有するものである。
求項1または3の発明において、コイル対が磁性体から
なる磁気回路を有するものである。
【0045】請求項36の発明に係る超電導装置は、請
求項35の発明において、超電導装置の室温部分に磁性
体を配置したものである。
求項35の発明において、超電導装置の室温部分に磁性
体を配置したものである。
【0046】請求項37の発明に係る超電導装置は、請
求項33〜35のいずれかの発明において、磁性体とし
て磁性材料の積層材を用いたものである。
求項33〜35のいずれかの発明において、磁性体とし
て磁性材料の積層材を用いたものである。
【0047】請求項38の発明に係る超電導装置は、請
求項2,4,6,18,20,22,24,26,2
8,30,32または34の発明において、コイル群を
トロイダル形状に配置したものである。
求項2,4,6,18,20,22,24,26,2
8,30,32または34の発明において、コイル群を
トロイダル形状に配置したものである。
【0048】請求項39の発明に係る超電導装置は、請
求項1〜38のいずれかの発明において、超電導線の表
面に色分けを施したものである。
求項1〜38のいずれかの発明において、超電導線の表
面に色分けを施したものである。
【0049】請求項40の発明に係る超電導装置は、請
求項1〜38のいずれかの発明において、超電導線に識
別印を施したものである。
求項1〜38のいずれかの発明において、超電導線に識
別印を施したものである。
【0050】請求項41の発明に係る超電導装置は、請
求項1〜40のいずれかの発明において、主線路と直列
に設けられた微小抵抗を有するものである。
求項1〜40のいずれかの発明において、主線路と直列
に設けられた微小抵抗を有するものである。
【0051】請求項42の発明に係る超電導装置は、請
求項1,3または23の発明において、主線路の少なく
とも一方に、磁界の鎖交によりコイル対に生じる誘導電
流を打ち消す電流が誘起されるキャンセルコイルを備え
たものである。
求項1,3または23の発明において、主線路の少なく
とも一方に、磁界の鎖交によりコイル対に生じる誘導電
流を打ち消す電流が誘起されるキャンセルコイルを備え
たものである。
【0052】請求項43の発明に係る超電導装置は、請
求項2,4または24の発明において、主線路の少なく
とも一方に、磁界の鎖交によりコイル対群に生じる誘導
電流を打ち消す電流が誘起されるキャンセルコイルを備
えたものである。
求項2,4または24の発明において、主線路の少なく
とも一方に、磁界の鎖交によりコイル対群に生じる誘導
電流を打ち消す電流が誘起されるキャンセルコイルを備
えたものである。
【0053】請求項44の発明に係る超電導装置は、複
数の超電導線路が並列回路を構成する超電導装置におい
て、各々の超電導線路に直列にコイルを設けたものであ
る。
数の超電導線路が並列回路を構成する超電導装置におい
て、各々の超電導線路に直列にコイルを設けたものであ
る。
【0054】請求項45の発明に係る超電導装置は、請
求項44の発明において、コイルを磁気的に結合しない
ように配置したものである。
求項44の発明において、コイルを磁気的に結合しない
ように配置したものである。
【0055】
【作用】請求項1の発明においては、従来の抵抗挿入に
よる電流分布の均一化では、インダクタンスのばらつき
による電流分布のアンバランスに対しては、電流の変化
率が大きい場合、例えば高周波域において効果が小さく
なるが、この発明による電流分布の均一化は、電流の変
化率によらず、高周波においても有効なインピーダンス
が得られる。また、従来の抵抗挿入による方法ではジュ
ール発熱を伴うため液体ヘリウムの余分な消費が発生す
るが、この発明では、このようなことがない。
よる電流分布の均一化では、インダクタンスのばらつき
による電流分布のアンバランスに対しては、電流の変化
率が大きい場合、例えば高周波域において効果が小さく
なるが、この発明による電流分布の均一化は、電流の変
化率によらず、高周波においても有効なインピーダンス
が得られる。また、従来の抵抗挿入による方法ではジュ
ール発熱を伴うため液体ヘリウムの余分な消費が発生す
るが、この発明では、このようなことがない。
【0056】請求項2の発明においては、コイル同士の
相互インダクタンスを自己インダクタンスに比べ小さく
することにより、複数の超電導線の各々に片寄り無く電
流が流れるようになり、電流分布の均一化が図れる。同
時に、コイル対を複数にすることで、製作および配置が
容易になる。
相互インダクタンスを自己インダクタンスに比べ小さく
することにより、複数の超電導線の各々に片寄り無く電
流が流れるようになり、電流分布の均一化が図れる。同
時に、コイル対を複数にすることで、製作および配置が
容易になる。
【0057】請求項3の発明においては、電流分布の均
一化が図れると共に、接続部が全く無いので、ジュール
発熱が低減でき、液体ヘリウムの蒸発量が低減される。
また、主線路の一部を利用してコイルを作るので、製作
が容易である。
一化が図れると共に、接続部が全く無いので、ジュール
発熱が低減でき、液体ヘリウムの蒸発量が低減される。
また、主線路の一部を利用してコイルを作るので、製作
が容易である。
【0058】請求項4の発明においては、電流分布の均
一化が図れると共に、接続部が全く無いので、ジュール
発熱が低減でき、液体ヘリウムの蒸発量が低減される。
また、主線路の一部を利用してコイル群を作るので、製
作が容易である。
一化が図れると共に、接続部が全く無いので、ジュール
発熱が低減でき、液体ヘリウムの蒸発量が低減される。
また、主線路の一部を利用してコイル群を作るので、製
作が容易である。
【0059】請求項5の発明においては、主線路とは別
に、コイル対のを用いて電流均一化装置を単独で製作で
きるため、超電導装置全体の製作が容易になる。
に、コイル対のを用いて電流均一化装置を単独で製作で
きるため、超電導装置全体の製作が容易になる。
【0060】請求項6の発明においては、主線路とは別
に、コイル対群のを用いて電流均一化装置を単独で製作
できるため、超電導装置全体の製作が容易になる。
に、コイル対群のを用いて電流均一化装置を単独で製作
できるため、超電導装置全体の製作が容易になる。
【0061】請求項7の発明においては、超電導撚線導
体でコイル対を作ることができるので、その最終撚りで
素線束を分割することによって、巻回する作業が容易に
なる。
体でコイル対を作ることができるので、その最終撚りで
素線束を分割することによって、巻回する作業が容易に
なる。
【0062】請求項8の発明においては、超電導撚線導
体でコイル対群を作ることができるので、その最終撚り
で素線束を分割することによって、巻回する作業が容易
になる。
体でコイル対群を作ることができるので、その最終撚り
で素線束を分割することによって、巻回する作業が容易
になる。
【0063】請求項9の発明においては、超電導撚線導
体の最終撚りの素線束の数が偶数であるために、超電導
素線の数を均等に分割することが容易になり、各超電導
素線の電流分布をより均等にすることができる。
体の最終撚りの素線束の数が偶数であるために、超電導
素線の数を均等に分割することが容易になり、各超電導
素線の電流分布をより均等にすることができる。
【0064】請求項10の発明においては、複数の超電
導素線束に分割したものに、それぞれコンジットを備え
ることにより、核融合炉などの大型の強制冷却型の磁石
への適用が可能である。
導素線束に分割したものに、それぞれコンジットを備え
ることにより、核融合炉などの大型の強制冷却型の磁石
への適用が可能である。
【0065】請求項11の発明においては、超電導撚線
導体をソレノイド巻きした後で電流分布均一化装置にす
ることができるため製作が容易である。また、超電導素
同士が均等に磁気的に結合するために電流分布のバラン
ス精度が向上する。
導体をソレノイド巻きした後で電流分布均一化装置にす
ることができるため製作が容易である。また、超電導素
同士が均等に磁気的に結合するために電流分布のバラン
ス精度が向上する。
【0066】請求項12の発明においては、電流分布均
一化装置が超電導撚線導体で構成されており、超電導撚
線導体の最終撚りの超電導素線束の数が偶数であるた
め、超電導素線数を精度良く等分割でき、電流分布をよ
り均一化できる。
一化装置が超電導撚線導体で構成されており、超電導撚
線導体の最終撚りの超電導素線束の数が偶数であるた
め、超電導素線数を精度良く等分割でき、電流分布をよ
り均一化できる。
【0067】請求項13の発明においては、主線路を構
成する各線路に対し直列に超電導撚線を形成する各超電
導素線が接続されているため、巻回が容易で、かつ超電
導素線本数を確実に等分することが可能になる。
成する各線路に対し直列に超電導撚線を形成する各超電
導素線が接続されているため、巻回が容易で、かつ超電
導素線本数を確実に等分することが可能になる。
【0068】請求項14の発明においては、電流分布の
均一化の観点では特性が劣化するものの、超電導線本数
が多い場合等、1本ずつ接続することが困難な場合に製
作時の作業性が向上する。
均一化の観点では特性が劣化するものの、超電導線本数
が多い場合等、1本ずつ接続することが困難な場合に製
作時の作業性が向上する。
【0069】請求項15の発明においては、超電導主線
路毎にコイル対を備えるので、接続区間毎で電流分布の
均一化ができる。また、各接続区間は並列超電導主線路
終端を束ねて接続、例えば半田付けしても構わないため
接続作業が容易であり、接続部分の体積を小さくでき
る。
路毎にコイル対を備えるので、接続区間毎で電流分布の
均一化ができる。また、各接続区間は並列超電導主線路
終端を束ねて接続、例えば半田付けしても構わないため
接続作業が容易であり、接続部分の体積を小さくでき
る。
【0070】請求項16の発明においては、超電導主線
路毎にコイル対群を備えるので、接続区間毎で電流分布
の均一化ができる。また、各接続区間は並列超電導主線
路終端を束ねて接続、例えば半田付けしても構わないた
め接続作業が容易であり、接続部分の体積を小さくでき
る。
路毎にコイル対群を備えるので、接続区間毎で電流分布
の均一化ができる。また、各接続区間は並列超電導主線
路終端を束ねて接続、例えば半田付けしても構わないた
め接続作業が容易であり、接続部分の体積を小さくでき
る。
【0071】請求項17の発明においては、主線路と、
コイル対の部分が離れているいるため、主線路の発生す
る磁界により、コイル対に電流が誘起されることがな
く、誘導電流による電流のアンバランスを防ぐことがで
きる。
コイル対の部分が離れているいるため、主線路の発生す
る磁界により、コイル対に電流が誘起されることがな
く、誘導電流による電流のアンバランスを防ぐことがで
きる。
【0072】請求項18の発明においては、主線路と、
コイル対群の部分が離れているいるため、主線路の発生
する磁界により、コイル対群に電流が誘起されることが
なく、誘導電流による電流のアンバランスを防ぐことが
できる。
コイル対群の部分が離れているいるため、主線路の発生
する磁界により、コイル対群に電流が誘起されることが
なく、誘導電流による電流のアンバランスを防ぐことが
できる。
【0073】請求項19の発明においては、コイル対に
対して磁気シールドが備えられているため、主線路およ
びその他の線路が発生する変動磁界により、コイル対の
誘導電流が発生せず、電流のアンバランスが生じない。
対して磁気シールドが備えられているため、主線路およ
びその他の線路が発生する変動磁界により、コイル対の
誘導電流が発生せず、電流のアンバランスが生じない。
【0074】請求項20の発明においては、コイル対群
に対して磁気シールドが備えられているため、主線路お
よびその他の線路が発生する変動磁界により、コイル対
群の誘導電流が発生せず、電流のアンバランスが生じな
い。
に対して磁気シールドが備えられているため、主線路お
よびその他の線路が発生する変動磁界により、コイル対
群の誘導電流が発生せず、電流のアンバランスが生じな
い。
【0075】請求項21の発明においては、コイル対に
主線路が発生する磁界あるいは別の超電導磁石が発生す
る磁界が鎖交しない方向にコイル対が配置されてため、
主線路が発生する磁界により誘導電流が発生せず、電流
のアンバランスが生じない。
主線路が発生する磁界あるいは別の超電導磁石が発生す
る磁界が鎖交しない方向にコイル対が配置されてため、
主線路が発生する磁界により誘導電流が発生せず、電流
のアンバランスが生じない。
【0076】請求項22の発明においては、コイル対群
に主線路が発生する磁界あるいは別の超電導磁石が発生
する磁界が鎖交しない方向にコイル対群が配置されてい
るため、主線路が発生する磁界により誘導電流が発生せ
ず、電流のアンバランスが生じない。
に主線路が発生する磁界あるいは別の超電導磁石が発生
する磁界が鎖交しない方向にコイル対群が配置されてい
るため、主線路が発生する磁界により誘導電流が発生せ
ず、電流のアンバランスが生じない。
【0077】請求項23の発明においては、電流分布の
均一化が図れると共に、主線路が発生する磁界によりコ
イル対に誘導電流が発生せず、かつ、主線路近傍にコイ
ル対を配置可能であるために、超電導装置全体の小型化
が可能である。
均一化が図れると共に、主線路が発生する磁界によりコ
イル対に誘導電流が発生せず、かつ、主線路近傍にコイ
ル対を配置可能であるために、超電導装置全体の小型化
が可能である。
【0078】請求項24の発明においては、電流分布の
均一化が図れると共に、主線路が発生する磁界によりコ
イル対群に誘導電流が発生せず、かつ、主線路近傍にコ
イル対を配置可能であるために、超電導装置全体の小型
化が可能である。
均一化が図れると共に、主線路が発生する磁界によりコ
イル対群に誘導電流が発生せず、かつ、主線路近傍にコ
イル対を配置可能であるために、超電導装置全体の小型
化が可能である。
【0079】請求項25の発明においては、超電導コイ
ルである主線路の一側に、第1のコイル対を配置し、主
線路の他側に第2のコイル対を配置しているため、主線
路が発生する磁界によりコイル対に誘導電流が発生しな
い。また、主線路近傍にコイル対を配置可能であるため
に、超電導装置全体の小型化が可能であり、例えばコイ
ル対のための巻枠を超電導コイル巻枠と兼用することも
可能である。
ルである主線路の一側に、第1のコイル対を配置し、主
線路の他側に第2のコイル対を配置しているため、主線
路が発生する磁界によりコイル対に誘導電流が発生しな
い。また、主線路近傍にコイル対を配置可能であるため
に、超電導装置全体の小型化が可能であり、例えばコイ
ル対のための巻枠を超電導コイル巻枠と兼用することも
可能である。
【0080】請求項26の発明においては、超電導コイ
ルである主線路の一側に、第1のコイル対群を配置し、
主線路の他側に第2のコイル対群を配置しているため、
主線路が発生する磁界によりコイル対に誘導電流が発生
しない。また、主線路近傍にコイル対群を配置可能であ
るために、超電導装置全体の小型化が可能であり、例え
ばコイル対群のための巻枠を超電導コイル巻枠と兼用す
ることも可能である。
ルである主線路の一側に、第1のコイル対群を配置し、
主線路の他側に第2のコイル対群を配置しているため、
主線路が発生する磁界によりコイル対に誘導電流が発生
しない。また、主線路近傍にコイル対群を配置可能であ
るために、超電導装置全体の小型化が可能であり、例え
ばコイル対群のための巻枠を超電導コイル巻枠と兼用す
ることも可能である。
【0081】請求項27の発明においては、個々の主線
路に対してコイル対を設置する必要がなく、配置のスペ
ースを小さくできる。また、例えば核融合炉の複数のポ
ロイダルコイル等、スプリットペア型の超電導コイルの
電流分布均一化が可能である。
路に対してコイル対を設置する必要がなく、配置のスペ
ースを小さくできる。また、例えば核融合炉の複数のポ
ロイダルコイル等、スプリットペア型の超電導コイルの
電流分布均一化が可能である。
【0082】請求項28の発明においては、個々の主線
路に対してコイル対群を設置する必要がなく、配置のス
ペースを小さくできる。また、例えば核融合炉の複数の
ポロイダルコイル等、スプリットペア型の超電導コイル
の電流分布均一化が可能である。
路に対してコイル対群を設置する必要がなく、配置のス
ペースを小さくできる。また、例えば核融合炉の複数の
ポロイダルコイル等、スプリットペア型の超電導コイル
の電流分布均一化が可能である。
【0083】請求項29の発明においては、コイル対の
配置のための余分な場所を必要とせず、超電導装置を小
型化できる。また、主線路とコイル対は磁気的に結合し
ていないため、電流分布のアンバランスが発生しない。
配置のための余分な場所を必要とせず、超電導装置を小
型化できる。また、主線路とコイル対は磁気的に結合し
ていないため、電流分布のアンバランスが発生しない。
【0084】請求項30の発明においては、コイル対群
の配置のための余分な場所を必要とせず、超電導装置を
小型化できる。また、主線路とコイル対群は磁気的に結
合していないため、電流分布のアンバランスが発生しな
い。
の配置のための余分な場所を必要とせず、超電導装置を
小型化できる。また、主線路とコイル対群は磁気的に結
合していないため、電流分布のアンバランスが発生しな
い。
【0085】請求項31の発明においては、相対位置調
整機構によりコイル対と主線路との相対位置を調整し
て、コイル対に誘導される誘導電流を低減できる。
整機構によりコイル対と主線路との相対位置を調整し
て、コイル対に誘導される誘導電流を低減できる。
【0086】請求項32の発明においては、相対位置調
整機構によりコイル対群と主線路との相対位置を調整し
て、コイル対群に誘導される誘導電流を低減できる。
整機構によりコイル対群と主線路との相対位置を調整し
て、コイル対群に誘導される誘導電流を低減できる。
【0087】請求項33の発明においては、コイル対の
近傍に磁性体を有しているため、磁性体の位置や量を調
整することにより、コイル対に誘導される電流を低減で
きる。
近傍に磁性体を有しているため、磁性体の位置や量を調
整することにより、コイル対に誘導される電流を低減で
きる。
【0088】請求項34の発明においては、コイル対群
の近傍に磁性体を有しているため、磁性体の位置や量を
調整することにより、コイル対群に誘導される電流を低
減できる。
の近傍に磁性体を有しているため、磁性体の位置や量を
調整することにより、コイル対群に誘導される電流を低
減できる。
【0089】請求項35の発明においては、コイル対が
磁性体で構成される磁気回路を備えることにより、イン
ダクタンスが増加し、コイル同士が磁気的に強く結合す
るために電流分布の均一化の効果が増し、しかも、コイ
ル対の大きさを縮小できる。
磁性体で構成される磁気回路を備えることにより、イン
ダクタンスが増加し、コイル同士が磁気的に強く結合す
るために電流分布の均一化の効果が増し、しかも、コイ
ル対の大きさを縮小できる。
【0090】請求項36の発明においては、磁性体が超
電導装置の室温部分に配置してあるために鉄損による液
体ヘリウムの増加が小さい。また、磁性体構成の自由度
が大きく、磁性体の形状を任意にできる。
電導装置の室温部分に配置してあるために鉄損による液
体ヘリウムの増加が小さい。また、磁性体構成の自由度
が大きく、磁性体の形状を任意にできる。
【0091】請求項37の発明においては、磁性体とし
て磁性材料の積層材を用いることにより、鉄損が低減さ
れる。
て磁性材料の積層材を用いることにより、鉄損が低減さ
れる。
【0092】請求項38の発明においては、コイル対群
の形状をトロイダル形状にすることにより、コンパクト
で、かつコイル群の磁気的な結合が強くなり電流分布均
一化の効果が向上する。
の形状をトロイダル形状にすることにより、コンパクト
で、かつコイル群の磁気的な結合が強くなり電流分布均
一化の効果が向上する。
【0093】請求項39の発明においては、超電導素線
の色分けが施されているため、超電導素線をほぼ同数に
分割することが容易である。
の色分けが施されているため、超電導素線をほぼ同数に
分割することが容易である。
【0094】請求項40の発明においては、超電導素線
の識別印例えば数字、刻印施されているために超電導素
線をほぼ同数に分割することが容易であり、かつ絶縁被
覆を設けることのできない超電導線、例えば化合物系の
超電導線に対しても適用可能である。
の識別印例えば数字、刻印施されているために超電導素
線をほぼ同数に分割することが容易であり、かつ絶縁被
覆を設けることのできない超電導線、例えば化合物系の
超電導線に対しても適用可能である。
【0095】請求項41の発明においては、主線路に対
して直列に微小抵抗を設けることにより、インダクタン
スのばらつきによる電流分布のアンバランスへの寄与
が、接続抵抗のばらつきによる影響よりも大きいとき、
従来の直列抵抗のみによる電流分布均一化に比べ抵抗が
小さくでき、ジュール損失が低減可能であり、液体ヘリ
ウムの消費を低減できる。
して直列に微小抵抗を設けることにより、インダクタン
スのばらつきによる電流分布のアンバランスへの寄与
が、接続抵抗のばらつきによる影響よりも大きいとき、
従来の直列抵抗のみによる電流分布均一化に比べ抵抗が
小さくでき、ジュール損失が低減可能であり、液体ヘリ
ウムの消費を低減できる。
【0096】請求項42の発明においては、主線路に、
コイル対に生じる誘導電流により電流分布のアンバラン
スをほぼ完全に打ち消すことが可能なキャンセルコイル
を備えているので、キャンセルコイルの位置や角度を調
節することで、電流分布のアンバランスを解消できる。
コイル対に生じる誘導電流により電流分布のアンバラン
スをほぼ完全に打ち消すことが可能なキャンセルコイル
を備えているので、キャンセルコイルの位置や角度を調
節することで、電流分布のアンバランスを解消できる。
【0097】請求項43の発明においては、主線路に、
コイル対群に生じる誘導電流による電流分布のアンバラ
ンスをほぼ完全に打ち消すことが可能なキャンセルコイ
ルを備えているので、キャンセルコイルの位置や角度を
調節することで、電流分布のアンバランスを解消でき
る。
コイル対群に生じる誘導電流による電流分布のアンバラ
ンスをほぼ完全に打ち消すことが可能なキャンセルコイ
ルを備えているので、キャンセルコイルの位置や角度を
調節することで、電流分布のアンバランスを解消でき
る。
【0098】請求項44の発明においては、各々の超電
導線路に直列にコイルを設けたので、各超電導線路を流
れる電流の均一化を図ることができる。
導線路に直列にコイルを設けたので、各超電導線路を流
れる電流の均一化を図ることができる。
【0099】請求項45の発明においては、コイルを磁
気的に結合しないように配置したので、コイルをコンパ
クトに配置することができる。
気的に結合しないように配置したので、コイルをコンパ
クトに配置することができる。
【0100】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図を参照して説
明する。 実施例1.図1はこの発明の第1の実施例(請求項1対
応)を示す構成図である。図において、図36と対応す
る部分には同一符号を付し、その説明を省略する。本実
施例は、並列超電導列主線路1が2本の超電導線でなる
例を示している。6は1本の超電導線でなるコイル、7
は逆巻き、またはコイル6に対して負の相互インダクタ
ンスを有するように構成された負磁気結合コイル、8は
これら一対のコイルからなるコイル対である。そして、
コイル6に、2本の超電導主線路2内の一方の線路を、
負磁気結合コイル7の超電導主線路2の残部からなる線
路をそれぞれ直列に接続し、これらの回路を並列となす
構成とする。この図1の等価回路は、図2に示すように
表される。
明する。 実施例1.図1はこの発明の第1の実施例(請求項1対
応)を示す構成図である。図において、図36と対応す
る部分には同一符号を付し、その説明を省略する。本実
施例は、並列超電導列主線路1が2本の超電導線でなる
例を示している。6は1本の超電導線でなるコイル、7
は逆巻き、またはコイル6に対して負の相互インダクタ
ンスを有するように構成された負磁気結合コイル、8は
これら一対のコイルからなるコイル対である。そして、
コイル6に、2本の超電導主線路2内の一方の線路を、
負磁気結合コイル7の超電導主線路2の残部からなる線
路をそれぞれ直列に接続し、これらの回路を並列となす
構成とする。この図1の等価回路は、図2に示すように
表される。
【0101】並列超電導主線路1が並列超電導線で構成
された超電導磁石であった場合、先に図36および図3
7を参照して述べたように、超電導主線路2間の相互イ
ンダクタンスMが+になり、L-Mが非常に小さい値にな
るため、並列超電導主線路1単体では電流のアンバラン
スが発生しやすい。
された超電導磁石であった場合、先に図36および図3
7を参照して述べたように、超電導主線路2間の相互イ
ンダクタンスMが+になり、L-Mが非常に小さい値にな
るため、並列超電導主線路1単体では電流のアンバラン
スが発生しやすい。
【0102】そこで、本実施例では、コイル6と負磁気
結合コイル7でなるコイル対8の挙動について着目す
る。2つのコイル6および7の相互インダクタンスMc1c
2は負の値を有する。ここで、コイル6と負磁気結合コ
イル7の影響がLc*-Mc1c2(負)として現れており(*は主
線路の番号を示す。*は1あるいは2である。)、この部
分が電流分布の均一化に寄与する。また、超電導撚線導
体のように超電導線同士が磁気的に強く結合している場
合は、Lc*+Mc1c2の大きさはおよそ2Lc*となり、電流分
布均一化の効果が得られる。
結合コイル7でなるコイル対8の挙動について着目す
る。2つのコイル6および7の相互インダクタンスMc1c
2は負の値を有する。ここで、コイル6と負磁気結合コ
イル7の影響がLc*-Mc1c2(負)として現れており(*は主
線路の番号を示す。*は1あるいは2である。)、この部
分が電流分布の均一化に寄与する。また、超電導撚線導
体のように超電導線同士が磁気的に強く結合している場
合は、Lc*+Mc1c2の大きさはおよそ2Lc*となり、電流分
布均一化の効果が得られる。
【0103】このように、本実施例では、上記のような
コイル対8を用いているので、電流の変化率によらず一
定の電流分布均一化の効果が得られる。
コイル対8を用いているので、電流の変化率によらず一
定の電流分布均一化の効果が得られる。
【0104】実施例2.図3はこの発明の第2の実施例
(請求項2に対応)を示す構成図である。図において、
図1と対応する部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。本実施例は、並列超電導列主線路1が4本の超
電導線でなる例を示している。4本の超電導線路2にお
いて、2本の超電導線路2でなるコイル群9と、その他
の逆巻き、または前記コイル群9と負の相互インダクタ
ンスを有するように構成された負磁気結合コイル群10
でなる、コイル群対11において、コイル群9の一方に
一部の超電導線路からなる回路を、負磁気結合コイル群
10に超電導線路の残部からなる線路をそれぞれ直列に備
え、これらが並列になっている様子を示している。
(請求項2に対応)を示す構成図である。図において、
図1と対応する部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。本実施例は、並列超電導列主線路1が4本の超
電導線でなる例を示している。4本の超電導線路2にお
いて、2本の超電導線路2でなるコイル群9と、その他
の逆巻き、または前記コイル群9と負の相互インダクタ
ンスを有するように構成された負磁気結合コイル群10
でなる、コイル群対11において、コイル群9の一方に
一部の超電導線路からなる回路を、負磁気結合コイル群
10に超電導線路の残部からなる線路をそれぞれ直列に備
え、これらが並列になっている様子を示している。
【0105】第1の実施例と同様に、各主線路の自己イ
ンダクタンスをL*、主線路間の相互インダクタンスをM*
*、各コイルの自己インダクタンスをLc*、各コイル間の
相互インダクタンスをMc*c*とするとき回路方程式は以
下のようになる(*は超電導線路の番号を示す。)。ここ
で、添字(正)は相互インダクタンスMc*c*が正の値であ
ることを、(負)は負の値であることを示す。なお、各コ
イルあるいは負磁気結合コイルが磁気的に強く結合して
いる場合、換言すれば、Lc*とMc*c*とがほぼ等しいとき
電流分布均一化の効果はない。ここでは、Lc*と比較し
てMc*c*は小さい値である。また,Vは並列超電導主線
路の両端電圧である。
ンダクタンスをL*、主線路間の相互インダクタンスをM*
*、各コイルの自己インダクタンスをLc*、各コイル間の
相互インダクタンスをMc*c*とするとき回路方程式は以
下のようになる(*は超電導線路の番号を示す。)。ここ
で、添字(正)は相互インダクタンスMc*c*が正の値であ
ることを、(負)は負の値であることを示す。なお、各コ
イルあるいは負磁気結合コイルが磁気的に強く結合して
いる場合、換言すれば、Lc*とMc*c*とがほぼ等しいとき
電流分布均一化の効果はない。ここでは、Lc*と比較し
てMc*c*は小さい値である。また,Vは並列超電導主線
路の両端電圧である。
【0106】L1di1/dt+M12di2/dt+M13di3/dt+M14di4/dt
+Lc1di1/dt +Mc1c2(正)di2/dt+Mc1c3(負)di3/dt+Mc1c4
(負)di4/dt=V M12di1/dt+L2di2/dt+M23di3/dt+M24di4/dt+Mc1c2(正)di
1/dt+Lc2di2/dt+Mc2c3(負)di3/dt+Mc2c4(負)di4/dt=V M13di1/dt+M23di2/dt+L3di3/dt+M34di4/dt+Mc1c3(負)di
1/dt+Mc2c3(負)di2/dt+Lc3di3/dt+Mc3c4(正)di4/dt=V M14di1/dt+M24di2/dt+M34di3/dt+L4di4/dt+Mc1c4(負)di
1/dt+Mc2c4(負)di2/dt+Mc3c4(正)di3/dt+Lc4di4/dt=V
+Lc1di1/dt +Mc1c2(正)di2/dt+Mc1c3(負)di3/dt+Mc1c4
(負)di4/dt=V M12di1/dt+L2di2/dt+M23di3/dt+M24di4/dt+Mc1c2(正)di
1/dt+Lc2di2/dt+Mc2c3(負)di3/dt+Mc2c4(負)di4/dt=V M13di1/dt+M23di2/dt+L3di3/dt+M34di4/dt+Mc1c3(負)di
1/dt+Mc2c3(負)di2/dt+Lc3di3/dt+Mc3c4(正)di4/dt=V M14di1/dt+M24di2/dt+M34di3/dt+L4di4/dt+Mc1c4(負)di
1/dt+Mc2c4(負)di2/dt+Mc3c4(正)di3/dt+Lc4di4/dt=V
【0107】ここで主線路とコイルおよび負磁気結合コ
イルは磁気的に結合していないとする。上式において、
L*とM**の大きさがほぼ等しい場合においても、Lc*およ
びMc*c*の存在により、第1の実施例同様、各超電導線
路の電流変化di/dtは4線路において、ほぼ等しくな
り、電流分布の均一化が図れる。また、この電流分布均
一化効果は、並列線の本数を増やした際にも同様に成立
することは言うまでもない。このようにして、本実施例
では、電流分布の均一化を図れることができると共に、
装置の製作および配置が容易となる。
イルは磁気的に結合していないとする。上式において、
L*とM**の大きさがほぼ等しい場合においても、Lc*およ
びMc*c*の存在により、第1の実施例同様、各超電導線
路の電流変化di/dtは4線路において、ほぼ等しくな
り、電流分布の均一化が図れる。また、この電流分布均
一化効果は、並列線の本数を増やした際にも同様に成立
することは言うまでもない。このようにして、本実施例
では、電流分布の均一化を図れることができると共に、
装置の製作および配置が容易となる。
【0108】実施例3.図4はこの発明の第3の実施例
(請求項3に対応)を示す構成図である。図において、
図1と対応する部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。本実施例は、2本の超電導線路2で並列に構成
された並列超電導主線路1の一部において、一方の超電
導線路2を構成する超電導線の一部を巻回したコイル6
と、他方の一部で構成される負磁気結合コイル7とでコ
イル対8を構成する。このように、本実施例では、実質
的に1本の超電導線を用いて超電導線路2とコイル6、
または、超電導線路2と負磁気結合コイル7を構成する
ようにしたので、超電導線同士の接続箇所が存在せず、
以て、ジュール損失が無く、液体ヘリウムの蒸発を抑制
できる。
(請求項3に対応)を示す構成図である。図において、
図1と対応する部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。本実施例は、2本の超電導線路2で並列に構成
された並列超電導主線路1の一部において、一方の超電
導線路2を構成する超電導線の一部を巻回したコイル6
と、他方の一部で構成される負磁気結合コイル7とでコ
イル対8を構成する。このように、本実施例では、実質
的に1本の超電導線を用いて超電導線路2とコイル6、
または、超電導線路2と負磁気結合コイル7を構成する
ようにしたので、超電導線同士の接続箇所が存在せず、
以て、ジュール損失が無く、液体ヘリウムの蒸発を抑制
できる。
【0109】実施例4.図5はこの発明の第4の実施例
(請求項3に対応)を示す構成図である。図において、
図1と対応する部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。本実施例は、2本の超電導線路2でなる並列超
電導主線路1の一部において、一方の超電導線路2を構
成する超電導線の端部を巻回したコイル6と、他方の端
部で構成される負磁気結合コイル7とでコイル対8を構
成する。このように、本実施例でも、第3の実施例と同
様に、実質的に1本の超電導線を用いて超電導線路2と
コイル6、または、超電導線路2と負磁気結合コイル7
を構成するようにしたので、超電導線同士の接続箇所が
存在せず、以て、ジュール損失が無く、液体ヘリウムの
蒸発を抑制でき、しかも、本実施例では、超電導線路2
の端部を用いてコイル6と、負磁気結合コイル7を構成
しているために製作が容易である。
(請求項3に対応)を示す構成図である。図において、
図1と対応する部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。本実施例は、2本の超電導線路2でなる並列超
電導主線路1の一部において、一方の超電導線路2を構
成する超電導線の端部を巻回したコイル6と、他方の端
部で構成される負磁気結合コイル7とでコイル対8を構
成する。このように、本実施例でも、第3の実施例と同
様に、実質的に1本の超電導線を用いて超電導線路2と
コイル6、または、超電導線路2と負磁気結合コイル7
を構成するようにしたので、超電導線同士の接続箇所が
存在せず、以て、ジュール損失が無く、液体ヘリウムの
蒸発を抑制でき、しかも、本実施例では、超電導線路2
の端部を用いてコイル6と、負磁気結合コイル7を構成
しているために製作が容易である。
【0110】実施例5.図6はこの発明の第5の実施例
(請求項5に対応)を示す構成図である。図において、
図1と対応する部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。本実施例は、2本の超電導線路2でなる並列超
電導主線路1において、コイル6と負磁気結合コイル7
で構成される電流分布均一化装置27を超電導線路2の
一方に1本の超電導線でなるコイル6を、他方に負磁気
結合コイル7をそれぞれ直列に接続部12を介して接続
する。このように、本実施例では、並列超電導主線路1
と別に、コイル6と負磁気結合コイル7で構成される電
流分布均一化装置27を製作することが可能であるた
め、製作が容易である。
(請求項5に対応)を示す構成図である。図において、
図1と対応する部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。本実施例は、2本の超電導線路2でなる並列超
電導主線路1において、コイル6と負磁気結合コイル7
で構成される電流分布均一化装置27を超電導線路2の
一方に1本の超電導線でなるコイル6を、他方に負磁気
結合コイル7をそれぞれ直列に接続部12を介して接続
する。このように、本実施例では、並列超電導主線路1
と別に、コイル6と負磁気結合コイル7で構成される電
流分布均一化装置27を製作することが可能であるた
め、製作が容易である。
【0111】実施例6.図7はこの発明の第6の実施例
(請求項1,2に対応)を示す構成図である。図におい
て、図1と対応する部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。例えば実際の超電導電力系統等において
は、送電ケーブルが超電導撚線導体で形成される可能性
が高く、超電導撚線導体は超電導素線の並列線路である
ことから、超電導並列線路を構成する区間毎に電流分布
の均一化をする必要がある。そこで、本実施例は、並列
超電導線主線路1で構成される区間毎に、コイル6と負
磁気結合コイル7で構成されるコイル対8を設ける。ま
た、13は区間毎に並列超電導線主線路1にそれぞれ接
続された負荷である。このようにして、本実施例では、
超電導並列線路を構成する区間毎に電流分布の均一化を
図ることができる。
(請求項1,2に対応)を示す構成図である。図におい
て、図1と対応する部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。例えば実際の超電導電力系統等において
は、送電ケーブルが超電導撚線導体で形成される可能性
が高く、超電導撚線導体は超電導素線の並列線路である
ことから、超電導並列線路を構成する区間毎に電流分布
の均一化をする必要がある。そこで、本実施例は、並列
超電導線主線路1で構成される区間毎に、コイル6と負
磁気結合コイル7で構成されるコイル対8を設ける。ま
た、13は区間毎に並列超電導線主線路1にそれぞれ接
続された負荷である。このようにして、本実施例では、
超電導並列線路を構成する区間毎に電流分布の均一化を
図ることができる。
【0112】実施例7.図8はこの発明の第7の実施例
(請求項7,9に対応)を示す構成図である。図におい
て、図1と対応する部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。ここでは、一例として並列超電導主線路1
が2×2撚りの超電導撚線導体14である場合を示す。
本実施例は、この超電導撚線導体14を2つの1次撚り
線(2本の超電導素線)でなる超電導素線束29に分割
し、一方で2個のコイル6を、残りの超電導素線束29
で2個の負磁気結合コイル7を形成し、コイル対8を構
成する。このように、本実施例では、超電導素線束29
で分割して、複数のコイル6および負磁気結合コイル7
を製作することにより、接続部分を設けることなく、第
2の実施例と同様に電流分布の均一化が図れる。なお、
超電導撚線導体14は一重でもよいし、あるいは多重に
してもよい。
(請求項7,9に対応)を示す構成図である。図におい
て、図1と対応する部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。ここでは、一例として並列超電導主線路1
が2×2撚りの超電導撚線導体14である場合を示す。
本実施例は、この超電導撚線導体14を2つの1次撚り
線(2本の超電導素線)でなる超電導素線束29に分割
し、一方で2個のコイル6を、残りの超電導素線束29
で2個の負磁気結合コイル7を形成し、コイル対8を構
成する。このように、本実施例では、超電導素線束29
で分割して、複数のコイル6および負磁気結合コイル7
を製作することにより、接続部分を設けることなく、第
2の実施例と同様に電流分布の均一化が図れる。なお、
超電導撚線導体14は一重でもよいし、あるいは多重に
してもよい。
【0113】実施例8.図9はこの発明の第8の実施例
(請求項10に対応)を示す構成図である。本実施例
は、並列超電導主線路1が超電導多重撚線導体により構
成された超電導装置において、超電導多重撚線導体がケ
ーブルインコンジット型超電導撚線導体32であると
き、導体の一部において、ケーブルインコンジット型超
電導導体32を構成する複数の超電導素線束34を複数
個例えば2つの超電導素線束34に分割したものに、そ
れぞれにコンジット15を設ける。なお、超電導素線束
34は、その破断面を示している。そして、上述した第
7の実施例におけるように、超電導素線束34の片方で
なる導体を用いてコイルを形成し、残りの超電導素線束
34でなる導体を用いて負磁気結合コイルを構成する。
このように、本実施例では、実質的に超電導素線束34
の片方でなる導体を用いてコイルを形成し、残りの超電
導素線束34でなる導体を用いて負磁気結合コイルを構
成するので、第7の実施例と同様に電流均一化効果が得
られ、特に、本実施例は、核融合装置等の強制冷却型の
大型超電導磁石を製作する場合に有用である。
(請求項10に対応)を示す構成図である。本実施例
は、並列超電導主線路1が超電導多重撚線導体により構
成された超電導装置において、超電導多重撚線導体がケ
ーブルインコンジット型超電導撚線導体32であると
き、導体の一部において、ケーブルインコンジット型超
電導導体32を構成する複数の超電導素線束34を複数
個例えば2つの超電導素線束34に分割したものに、そ
れぞれにコンジット15を設ける。なお、超電導素線束
34は、その破断面を示している。そして、上述した第
7の実施例におけるように、超電導素線束34の片方で
なる導体を用いてコイルを形成し、残りの超電導素線束
34でなる導体を用いて負磁気結合コイルを構成する。
このように、本実施例では、実質的に超電導素線束34
の片方でなる導体を用いてコイルを形成し、残りの超電
導素線束34でなる導体を用いて負磁気結合コイルを構
成するので、第7の実施例と同様に電流均一化効果が得
られ、特に、本実施例は、核融合装置等の強制冷却型の
大型超電導磁石を製作する場合に有用である。
【0114】実施例9.図10はこの発明の第9の実施
例(請求項11〜13に対応)を示す構成図である。図
において、図1および図6と対応する部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。ここでは、電流分布均一
化装置27を構成する超電導撚線導体14として、2本
撚りのものを一例として示す。本実施例は、コイル対8
を超電導撚線導体14を巻回してコイルを形成し、超電
導撚線導体14を構成する偶数例えば2本の超電導素線
28の内一方と残りの超電導素線28とが逆方向巻きに
なるようにして電流分布均一化装置27を構成する。そ
して、この電流分布均一化装置27を並列超電導主線路
1を構成する各超電導線路2に対し直列に接続する。こ
のように、本実施例では、電流分布均一化装置27を、
単に超電導撚線導体14をソレノイド巻きすることで構
成可能であるため、製作が容易である。
例(請求項11〜13に対応)を示す構成図である。図
において、図1および図6と対応する部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。ここでは、電流分布均一
化装置27を構成する超電導撚線導体14として、2本
撚りのものを一例として示す。本実施例は、コイル対8
を超電導撚線導体14を巻回してコイルを形成し、超電
導撚線導体14を構成する偶数例えば2本の超電導素線
28の内一方と残りの超電導素線28とが逆方向巻きに
なるようにして電流分布均一化装置27を構成する。そ
して、この電流分布均一化装置27を並列超電導主線路
1を構成する各超電導線路2に対し直列に接続する。こ
のように、本実施例では、電流分布均一化装置27を、
単に超電導撚線導体14をソレノイド巻きすることで構
成可能であるため、製作が容易である。
【0115】実施例10.図11はこの発明の第10の
実施例(請求項14に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1および図6と対応する部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。本実施例は、並列超電導主
線路1を形成する各超電導線路2と複数のコイル群9お
よび負磁気結合コイル群10でなるコイル対群11で構
成される回路において、並列をなす各超電導線路2とコ
イル群9を構成する各コイルおよび負磁気結合コイル群
10を構成する各コイルが、1対1、1対複数接続、複数
対1あるいは複数対複数に直列に接続する。このように
構成にすることで、本実施例では、電流分布の均一度は
低下するが、接続作業の作業性は向上する。
実施例(請求項14に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1および図6と対応する部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。本実施例は、並列超電導主
線路1を形成する各超電導線路2と複数のコイル群9お
よび負磁気結合コイル群10でなるコイル対群11で構
成される回路において、並列をなす各超電導線路2とコ
イル群9を構成する各コイルおよび負磁気結合コイル群
10を構成する各コイルが、1対1、1対複数接続、複数
対1あるいは複数対複数に直列に接続する。このように
構成にすることで、本実施例では、電流分布の均一度は
低下するが、接続作業の作業性は向上する。
【0116】実施例11.図12はこの発明の第11の
実施例(請求項15に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1および図6と対応する部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。本実施例では、2本の超電
導線路でなる並列超電導主線路1が直列に接続されるこ
とで構成された超電導回路において、両端に接続部12
を有する超電導線路毎にコイル6および負磁気結合コイ
ル7でなるコイル対8を設ける。このように、従来例で
述べた電気抵抗による電流分布均一化の方法では、液体
ヘリウム温度においてジュール発熱が発生するため、接
続区間ごとに抵抗を設けることは有効ではないため、線
路を1本ずつ、1対1に接続して、完全に並列回路を構
成しなければならなかったが、本実施例では、液体ヘリ
ウム温度においても電流均一化の手段を設けることが可
能である。
実施例(請求項15に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1および図6と対応する部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。本実施例では、2本の超電
導線路でなる並列超電導主線路1が直列に接続されるこ
とで構成された超電導回路において、両端に接続部12
を有する超電導線路毎にコイル6および負磁気結合コイ
ル7でなるコイル対8を設ける。このように、従来例で
述べた電気抵抗による電流分布均一化の方法では、液体
ヘリウム温度においてジュール発熱が発生するため、接
続区間ごとに抵抗を設けることは有効ではないため、線
路を1本ずつ、1対1に接続して、完全に並列回路を構
成しなければならなかったが、本実施例では、液体ヘリ
ウム温度においても電流均一化の手段を設けることが可
能である。
【0117】実施例12.図13はこの発明の第12の
実施例(請求項17に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1と対応する部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。ここで、先ず、コイル群及び負磁気結
合コイル群に磁界が鎖交した場合に起こる現象を、図1
4に示すコイル6と負磁気結合コイルから構成されるコ
イル対8について説明する。コイル6と負磁気結合コイ
ル7に外部磁界Bが鎖交したときの誘導される電流i
は、例えば図の場合コイル6では白矢印の方向、負磁気
結合コイル7では黒矢印の方向になる。よって、コイル
6を含む超電導線路と負磁気結合コイル7を含む超電導
線路で、接続部12を介して循環電流が流れるために電
流のアンバランスが発生する。
実施例(請求項17に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1と対応する部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。ここで、先ず、コイル群及び負磁気結
合コイル群に磁界が鎖交した場合に起こる現象を、図1
4に示すコイル6と負磁気結合コイルから構成されるコ
イル対8について説明する。コイル6と負磁気結合コイ
ル7に外部磁界Bが鎖交したときの誘導される電流i
は、例えば図の場合コイル6では白矢印の方向、負磁気
結合コイル7では黒矢印の方向になる。よって、コイル
6を含む超電導線路と負磁気結合コイル7を含む超電導
線路で、接続部12を介して循環電流が流れるために電
流のアンバランスが発生する。
【0118】さて、本実施例は、図13に示すように、
並列超電導主線路1と、コイル6および負磁気結合コイ
ル7からなるコイル対8が離れており、両者の距離を離
すために超電導リード線であるいわゆる超電導ブスバー
16を使用する。このように、本実施例では、コイル6お
よび負磁気結合コイル7に磁束が鎖交しないために、誘
導による電流のアンバランスは発生しない。なお、図1
3では超電導ブスバー16の例を示したが、これは常電
導であっても構わない。
並列超電導主線路1と、コイル6および負磁気結合コイ
ル7からなるコイル対8が離れており、両者の距離を離
すために超電導リード線であるいわゆる超電導ブスバー
16を使用する。このように、本実施例では、コイル6お
よび負磁気結合コイル7に磁束が鎖交しないために、誘
導による電流のアンバランスは発生しない。なお、図1
3では超電導ブスバー16の例を示したが、これは常電
導であっても構わない。
【0119】実施例13.図15はこの発明の第13の
実施例(請求項19に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1と対応する部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。ここでは、一例として2本の超電導線
路2でなる並列超電導主線路1の場合について説明す
る。本実施例は、一方の超電導線路2がコイル6を有
し、他方が負磁気結合コイル7を備えており、これらが
コイル対8を形成し、コイル対8が磁気シールド17を
備え。このような構成にすることにより、本実施例で
は、磁束がコイル6および負磁気結合コイル7に鎖交し
なくなり、誘導電流による電流分布のアンバランスの問
題が解消する。
実施例(請求項19に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1と対応する部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。ここでは、一例として2本の超電導線
路2でなる並列超電導主線路1の場合について説明す
る。本実施例は、一方の超電導線路2がコイル6を有
し、他方が負磁気結合コイル7を備えており、これらが
コイル対8を形成し、コイル対8が磁気シールド17を
備え。このような構成にすることにより、本実施例で
は、磁束がコイル6および負磁気結合コイル7に鎖交し
なくなり、誘導電流による電流分布のアンバランスの問
題が解消する。
【0120】実施例14.図16はこの発明の第14の
実施例(請求項21に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1および図8と対応する部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。本実施例は、例えば、超電
導撚線導体14で構成された超電導コイル31におい
て、超電導撚線導体14を構成する一部の超電導素線に
コイルを、その他に負磁気結合コイルをそれぞれ直列に
備え、これらのコイルおよび負磁気結合コイルで構成さ
れたコイル対8を、超電導コイル31と磁気的に結合し
ない方向に配置する。図中、φは磁束を表す。このよう
に、本実施例では、磁気的に結合しない方向に配置する
ことにより、誘導電流による電流分布のアンバランスの
問題が解消する。
実施例(請求項21に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1および図8と対応する部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。本実施例は、例えば、超電
導撚線導体14で構成された超電導コイル31におい
て、超電導撚線導体14を構成する一部の超電導素線に
コイルを、その他に負磁気結合コイルをそれぞれ直列に
備え、これらのコイルおよび負磁気結合コイルで構成さ
れたコイル対8を、超電導コイル31と磁気的に結合し
ない方向に配置する。図中、φは磁束を表す。このよう
に、本実施例では、磁気的に結合しない方向に配置する
ことにより、誘導電流による電流分布のアンバランスの
問題が解消する。
【0121】実施例15.図17はこの発明の第15の
実施例(請求項23に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1と対応する部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。ここでは、一例として2本の超電導線
路2でなる並列超電導主線路1の場合について説明す
る。図中、Mは超電導線路間の相互インダクタンスを示
しており、添字(正)は相互インダクタンスが正の値であ
ることを、(負)は負の値であることをそれぞれ示してい
る。
実施例(請求項23に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1と対応する部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。ここでは、一例として2本の超電導線
路2でなる並列超電導主線路1の場合について説明す
る。図中、Mは超電導線路間の相互インダクタンスを示
しており、添字(正)は相互インダクタンスが正の値であ
ることを、(負)は負の値であることをそれぞれ示してい
る。
【0122】本実施例は、一方の超電導線でなる第1の
コイルとしてのコイル6と、他方の超電導線でなる第2
のコイルとしての負磁気結合コイル7でなる第1のコイ
ル対としてのコイル対8に対して離れた位置に前述の一
部の超電導線でなる第3のコイルとしての別コイル24
と、その他の超電導線でなる第4のコイルとしての別負
磁気結合コイル25で構成される第2のコイル対として
の別コイル対26を有し、コイル6、別コイル24およ
び一方の超電導線路2からなる線路を直列に構成し、負
磁気結合コイル7、別負磁気結合コイル25に超電導線
路2の残部からなる線路を直列に構成する。
コイルとしてのコイル6と、他方の超電導線でなる第2
のコイルとしての負磁気結合コイル7でなる第1のコイ
ル対としてのコイル対8に対して離れた位置に前述の一
部の超電導線でなる第3のコイルとしての別コイル24
と、その他の超電導線でなる第4のコイルとしての別負
磁気結合コイル25で構成される第2のコイル対として
の別コイル対26を有し、コイル6、別コイル24およ
び一方の超電導線路2からなる線路を直列に構成し、負
磁気結合コイル7、別負磁気結合コイル25に超電導線
路2の残部からなる線路を直列に構成する。
【0123】さらに、並列超電導主線路1に対して、コ
イル6と別コイル7でなる線路を無誘導に配置する。詳
しく述べると、コイル6は並列超電導主線路1に対して
相互インダクタンスM(正)を有し、別コイル24はM
(負)を有しているため、適当な位置にこれらを配置する
ことにより、M(正)とM(負)を相殺し、無誘導とすること
が可能となる。同様に、並列超電導主線路1に対して、
負磁気結合コイル7と別負磁気結合コイル25でなる線
路も無誘導になっている。
イル6と別コイル7でなる線路を無誘導に配置する。詳
しく述べると、コイル6は並列超電導主線路1に対して
相互インダクタンスM(正)を有し、別コイル24はM
(負)を有しているため、適当な位置にこれらを配置する
ことにより、M(正)とM(負)を相殺し、無誘導とすること
が可能となる。同様に、並列超電導主線路1に対して、
負磁気結合コイル7と別負磁気結合コイル25でなる線
路も無誘導になっている。
【0124】このような構成にすることにより、本実施
例では、並列超電導主線路1の発生する磁界による誘導
電流が相殺され、誘導電流による電流のアンバランスが
発生しない。同時にコイル対8および別コイル対266
を並列超電導主線路1に近接して配置することが可能な
ため、超電導装置がコンパクトになる。
例では、並列超電導主線路1の発生する磁界による誘導
電流が相殺され、誘導電流による電流のアンバランスが
発生しない。同時にコイル対8および別コイル対266
を並列超電導主線路1に近接して配置することが可能な
ため、超電導装置がコンパクトになる。
【0125】実施例16.図18はこの発明の第16の
実施例(請求項25に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1,図8,図16および図17と対応する部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。本実施例
は、並列超電導主線路1が、超電導撚線導体14で構成
された超電導コイル31である時、超電導コイル31の
片端に、コイルと負磁気結合コイルでなるコイル対8を
配置し、かつ、残りの端部に別コイルとその他の負磁気
結合別コイルからなる別コイル対26を配置する。この
ような構成にすることで、本実施例では、超電導装置の
構造が簡素化される。
実施例(請求項25に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1,図8,図16および図17と対応する部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。本実施例
は、並列超電導主線路1が、超電導撚線導体14で構成
された超電導コイル31である時、超電導コイル31の
片端に、コイルと負磁気結合コイルでなるコイル対8を
配置し、かつ、残りの端部に別コイルとその他の負磁気
結合別コイルからなる別コイル対26を配置する。この
ような構成にすることで、本実施例では、超電導装置の
構造が簡素化される。
【0126】実施例17.図19はこの発明の第17の
実施例(請求項25に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1,図8,図16および図17と対応する部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。本実施例
は、並列超電導主線路1が超電導撚線導体14で構成さ
れた超電導コイル31である時、巻線部の上にコイルと
負磁気結合コイルでなるコイル対8を配置し、かつ、コ
イル対8から離れた超電導コイル31の巻線部の下に別
コイルとその他の負磁気結合別コイルからなる別コイル
対26をする。このような構成にすることで、本実施例
では、超電導装置の構造が簡素化される。
実施例(請求項25に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1,図8,図16および図17と対応する部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。本実施例
は、並列超電導主線路1が超電導撚線導体14で構成さ
れた超電導コイル31である時、巻線部の上にコイルと
負磁気結合コイルでなるコイル対8を配置し、かつ、コ
イル対8から離れた超電導コイル31の巻線部の下に別
コイルとその他の負磁気結合別コイルからなる別コイル
対26をする。このような構成にすることで、本実施例
では、超電導装置の構造が簡素化される。
【0127】実施例18.図20はこの発明の第18の
実施例(請求項27に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1,図8,図16および図17と対応する部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。本実施例
は、複数の対でなる、ほぼ同軸に配置された電磁石群と
しての超電導コイル31の群に対して超電導コイル31
の群の片端にコイルと負磁気結合コイルでなるコイル対
8を配置し、残りの端部に別コイルと別負磁気結合コイ
ルでなる別コイル対26を配置する。このようにして、
本実施例では、複数の超電導コイルで構成される場合に
は、第16および第17の実施例で述べたように、個々
の超電導コイル31にコイル対8および26を設置する
必要が無く、コイル対8、別コイル対26の配置スペー
スを小さくできる。
実施例(請求項27に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1,図8,図16および図17と対応する部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。本実施例
は、複数の対でなる、ほぼ同軸に配置された電磁石群と
しての超電導コイル31の群に対して超電導コイル31
の群の片端にコイルと負磁気結合コイルでなるコイル対
8を配置し、残りの端部に別コイルと別負磁気結合コイ
ルでなる別コイル対26を配置する。このようにして、
本実施例では、複数の超電導コイルで構成される場合に
は、第16および第17の実施例で述べたように、個々
の超電導コイル31にコイル対8および26を設置する
必要が無く、コイル対8、別コイル対26の配置スペー
スを小さくできる。
【0128】実施例19.図21はこの発明の第19の
実施例(請求項29に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1,図16および図17と対応する部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。本実施例は、超
電導主線路が超電導撚線導体で構成された複数の超電導
コイル31で構成される、トロイダル超電導電磁石19
であるとき、超電導コイル31の群に対して同軸にコイ
ルと負磁気結合コイルでなるコイル対8を配置し、か
つ、このコイル対8と対向する位置に別コイルと別負磁
気結合コイルでなる別コイル対26を、超電導コイル3
1の群に対してほぼ同軸に配置する。このように、本実
施例では、第18の実施例と同様に、個々の超電導コイ
ル31にコイル対8および26を設置する必要が無いた
めに、コイル対8、別コイル対26の配置スペースを小
さくできる。また、各超電導コイル31とコイル対8は
磁気的に結合していないために、電流分布のアンバラン
スが発生しない。
実施例(請求項29に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1,図16および図17と対応する部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。本実施例は、超
電導主線路が超電導撚線導体で構成された複数の超電導
コイル31で構成される、トロイダル超電導電磁石19
であるとき、超電導コイル31の群に対して同軸にコイ
ルと負磁気結合コイルでなるコイル対8を配置し、か
つ、このコイル対8と対向する位置に別コイルと別負磁
気結合コイルでなる別コイル対26を、超電導コイル3
1の群に対してほぼ同軸に配置する。このように、本実
施例では、第18の実施例と同様に、個々の超電導コイ
ル31にコイル対8および26を設置する必要が無いた
めに、コイル対8、別コイル対26の配置スペースを小
さくできる。また、各超電導コイル31とコイル対8は
磁気的に結合していないために、電流分布のアンバラン
スが発生しない。
【0129】実施例20.図22はこの発明の第20の
実施例(請求項29に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1および図16と対応する部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。本実施例は、並列超電導
主線路が超電導撚線導体で構成された複数の超電導コイ
ル31で構成されるトロイダル超電導電磁石19である
とき超電導コイル31の群の上部あるいは下部にコイル
と負磁気結合コイルでなるコイル対8を配置する。この
ように、本実施例では、個々の超電導コイル31にコイ
ル対8を設置する必要が無いために、コイル対8の配置
スペースを小さくできる。
実施例(請求項29に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1および図16と対応する部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。本実施例は、並列超電導
主線路が超電導撚線導体で構成された複数の超電導コイ
ル31で構成されるトロイダル超電導電磁石19である
とき超電導コイル31の群の上部あるいは下部にコイル
と負磁気結合コイルでなるコイル対8を配置する。この
ように、本実施例では、個々の超電導コイル31にコイ
ル対8を設置する必要が無いために、コイル対8の配置
スペースを小さくできる。
【0130】実施例21.図23はこの発明の第21の
実施例(請求項31に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1,図8,図16および図17と対応する部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。本実施例
は、室温部から磁性体8を動かせる位置調整機構20を
設ける。矢印aは位置調整機構20が可動であることを
示す。このような位置調整機構20を備えることによ
り、本実施例では、コイル対8および別コイル対26の
いずれか一方あるいは両方と、超電導コイル31との相
対位置を調整し、誘導電流を低減できる。
実施例(請求項31に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1,図8,図16および図17と対応する部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。本実施例
は、室温部から磁性体8を動かせる位置調整機構20を
設ける。矢印aは位置調整機構20が可動であることを
示す。このような位置調整機構20を備えることによ
り、本実施例では、コイル対8および別コイル対26の
いずれか一方あるいは両方と、超電導コイル31との相
対位置を調整し、誘導電流を低減できる。
【0131】実施例22.図24はこの発明の第24の
実施例(請求項33に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1,図8,図16および図17と対応する部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。本実施例
では、1コイル対8および別コイル対26に対して動か
すことが可能な磁性体8を設ける。矢印bは磁性体8が
可動であることを示す。このような磁性体18の位置
を、コイル対8および別コイル対26のいずれか一方あ
るいは両方において調整することにより、本実施例で
は、誘導電流による電流分布のアンバランスを低減でき
る。
実施例(請求項33に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1,図8,図16および図17と対応する部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。本実施例
では、1コイル対8および別コイル対26に対して動か
すことが可能な磁性体8を設ける。矢印bは磁性体8が
可動であることを示す。このような磁性体18の位置
を、コイル対8および別コイル対26のいずれか一方あ
るいは両方において調整することにより、本実施例で
は、誘導電流による電流分布のアンバランスを低減でき
る。
【0132】実施例23.図25はこの発明の第25の
実施例(請求項35に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1および図24と対応する部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。本実施例では、2本の超
電導線路2で構成される並列超電導主線路1について、
超電導線路2の一方にコイル6、他方に負磁気結合コイ
ル7は備え、これらのコイルが一対のコイル対8をなす
とき、コイル対8が磁気的に強結合されるように磁性体
からなる磁気回路35を備える。このように、本実施例
では、磁気回路を備えることにより、コイル対8の大き
さを縮小できる。
実施例(請求項35に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1および図24と対応する部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。本実施例では、2本の超
電導線路2で構成される並列超電導主線路1について、
超電導線路2の一方にコイル6、他方に負磁気結合コイ
ル7は備え、これらのコイルが一対のコイル対8をなす
とき、コイル対8が磁気的に強結合されるように磁性体
からなる磁気回路35を備える。このように、本実施例
では、磁気回路を備えることにより、コイル対8の大き
さを縮小できる。
【0133】実施例24.図26はこの発明の第24の
実施例(請求項36,37に対応)を示す構成図であ
る。図において、図1および図24と対応する部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。本実施例では、
コイル対8を磁気的に強結合させるための磁性体18を
超電導装置の室温部分に配置する。この室温部分は、ク
ライオスタット36で囲まれる部分であり、このクライ
オスタット36の内部に液体ヘリウム33が充填され
る。なお、この磁性体18として、磁性材料の積層財を
用いてもよい。このような配置にすることにより、本実
施例では、磁性体18の形状を任意にできる。
実施例(請求項36,37に対応)を示す構成図であ
る。図において、図1および図24と対応する部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。本実施例では、
コイル対8を磁気的に強結合させるための磁性体18を
超電導装置の室温部分に配置する。この室温部分は、ク
ライオスタット36で囲まれる部分であり、このクライ
オスタット36の内部に液体ヘリウム33が充填され
る。なお、この磁性体18として、磁性材料の積層財を
用いてもよい。このような配置にすることにより、本実
施例では、磁性体18の形状を任意にできる。
【0134】実施例25.図27はこの発明の第25の
実施例(請求項38に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1と対応する部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。本実施例では、複数のコイルおよび負
磁気結合コイルでなるコイル対8の群をトロイダル形状
に配置する。このような構成とすることにより、本実施
例では、複数の並列超電導線路の電流分布を均一にする
とき、トロイダル配置のために、各コイル、負磁気結合
コイルの磁気的結合が比較的強く、かつバランスよく各
コイル間の相互インダクタンスを決めることができる。
さらに、コイル対の配置が容易で、コンパクトな構成が
可能となる。
実施例(請求項38に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1と対応する部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。本実施例では、複数のコイルおよび負
磁気結合コイルでなるコイル対8の群をトロイダル形状
に配置する。このような構成とすることにより、本実施
例では、複数の並列超電導線路の電流分布を均一にする
とき、トロイダル配置のために、各コイル、負磁気結合
コイルの磁気的結合が比較的強く、かつバランスよく各
コイル間の相互インダクタンスを決めることができる。
さらに、コイル対の配置が容易で、コンパクトな構成が
可能となる。
【0135】実施例26.図28はこの発明の第26の
実施例(請求項39に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図10と対応する部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。本実施例では、超電導撚線導体14
で構成される超電導装置において、超電導素線28の色
21分けを施す。このように、本実施例では、例えば、
図10に示したように、超電導撚線導体14を巻回した
後で、コイル対を構成するように結線することを考える
とき、容易に超電導素線の識別ができるために作業が容
易になる。
実施例(請求項39に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図10と対応する部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。本実施例では、超電導撚線導体14
で構成される超電導装置において、超電導素線28の色
21分けを施す。このように、本実施例では、例えば、
図10に示したように、超電導撚線導体14を巻回した
後で、コイル対を構成するように結線することを考える
とき、容易に超電導素線の識別ができるために作業が容
易になる。
【0136】実施例27.図29はこの発明の第27の
実施例(請求項40に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図10と対応する部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。本実施例は、超電導撚線導体14で
構成される超電導装置において、超電導素線28に識別
印22を施す。この識別印22は刻印などでもよい。こ
のように、本実施例では、例えば、図10に示したよう
に、超電導撚線導体14を巻回した後で、コイル対を構
成するように結線することを考えるとき、容易に超電導
線の識別ができるために作業が容易になる。
実施例(請求項40に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図10と対応する部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。本実施例は、超電導撚線導体14で
構成される超電導装置において、超電導素線28に識別
印22を施す。この識別印22は刻印などでもよい。こ
のように、本実施例では、例えば、図10に示したよう
に、超電導撚線導体14を巻回した後で、コイル対を構
成するように結線することを考えるとき、容易に超電導
線の識別ができるために作業が容易になる。
【0137】実施例28.図30はこの発明の第28の
実施例(請求項41に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1および図6と対応する部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。ここでは、一例として2本
の超電導線路2でなる回路の場合について説明する。本
実施例では、並列超電導主線路1を構成する、超電導線
路2の一方に対して直列にコイル6および電気抵抗5を
設け、他方の超電導線路2に対して直列にコイル6に対
して負の相互インダクタンスを有するする負磁気結合コ
イル7を設け、コイル6と負磁気結合コイル7とでコイ
ル対8を形成する。なお、電気抵抗はそれぞれの超電導
線路2に備える。このように、本実施例では、各超電導
線路2に電気抵抗5を備えることにより、通電電流の変
化がない場合にも、超電導線路2の接続部12における
接続抵抗差に起因する、定常状態の電流分布のアンバラ
ンスを抑制できる。
実施例(請求項41に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1および図6と対応する部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。ここでは、一例として2本
の超電導線路2でなる回路の場合について説明する。本
実施例では、並列超電導主線路1を構成する、超電導線
路2の一方に対して直列にコイル6および電気抵抗5を
設け、他方の超電導線路2に対して直列にコイル6に対
して負の相互インダクタンスを有するする負磁気結合コ
イル7を設け、コイル6と負磁気結合コイル7とでコイ
ル対8を形成する。なお、電気抵抗はそれぞれの超電導
線路2に備える。このように、本実施例では、各超電導
線路2に電気抵抗5を備えることにより、通電電流の変
化がない場合にも、超電導線路2の接続部12における
接続抵抗差に起因する、定常状態の電流分布のアンバラ
ンスを抑制できる。
【0138】実施例29.図31はこの発明の第29の
実施例(請求項42に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1と対応する部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。本実施例では、並列超電導主線路1と
コイル対8の一方例えば負磁気結合コイル7との間に鎖
交磁界キャンセル用のコイル23を設ける。そして、磁
束φの変動により誘導電流が発生した場合は、コイル2
3の位置あるいは角度を変えてコイル対8に誘起される
電圧を調整し、電流分布をバランスさせる。なお、図
中、矢印cはコイル23の可動を表す。このようにし
て、本実施例では、電流分布のアンバランスを解消でき
る。
実施例(請求項42に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1と対応する部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。本実施例では、並列超電導主線路1と
コイル対8の一方例えば負磁気結合コイル7との間に鎖
交磁界キャンセル用のコイル23を設ける。そして、磁
束φの変動により誘導電流が発生した場合は、コイル2
3の位置あるいは角度を変えてコイル対8に誘起される
電圧を調整し、電流分布をバランスさせる。なお、図
中、矢印cはコイル23の可動を表す。このようにし
て、本実施例では、電流分布のアンバランスを解消でき
る。
【0139】実施例30.図32はこの発明の第30の
実施例(請求項42に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1および図31と対応する部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。本実施例では、鎖交磁界
キャンセル用のコイル23に対して例えば低電気抵抗ル
ープあるいは低電気抵抗板からなる低電気抵抗材料30
を設ける。そして、磁界Bの変動により誘導電流が発生
した場合は、コイル23に対向する低電気抵抗材料30
の位置あるいは角度を変えてコイル対8に誘起される電
圧を調整し、電流分布をバランスさせる。なお、図中、
矢印dは電気抵抗材料30の可動を表す。このようにし
て、本実施例でも、電流分布のアンバランスを解消でき
る。
実施例(請求項42に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1および図31と対応する部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。本実施例では、鎖交磁界
キャンセル用のコイル23に対して例えば低電気抵抗ル
ープあるいは低電気抵抗板からなる低電気抵抗材料30
を設ける。そして、磁界Bの変動により誘導電流が発生
した場合は、コイル23に対向する低電気抵抗材料30
の位置あるいは角度を変えてコイル対8に誘起される電
圧を調整し、電流分布をバランスさせる。なお、図中、
矢印dは電気抵抗材料30の可動を表す。このようにし
て、本実施例でも、電流分布のアンバランスを解消でき
る。
【0140】実施例31.図33はこの発明の第31の
実施例(請求項42に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1および図31と対応する部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。本実施例では、並列超電
導主線路1とコイル対8の一方例えば負磁気結合コイル
7との間に鎖交磁界キャンセル用のコイル23を設ける
と共に、このコイル23の近傍に磁性体18を配置す
る。そして、磁束φの変動により誘導電流が発生した場
合は、コイル23の近傍の磁性体18の位置あるいは角
度を変えてコイル対8に誘起される起電力を調整し、電
流分布をバランスさせる。なお、図中、矢印eは磁性体
18の可動を表す。このようにして、本実施例でも、電
流分布のアンバランスを解消できる。
実施例(請求項42に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1および図31と対応する部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。本実施例では、並列超電
導主線路1とコイル対8の一方例えば負磁気結合コイル
7との間に鎖交磁界キャンセル用のコイル23を設ける
と共に、このコイル23の近傍に磁性体18を配置す
る。そして、磁束φの変動により誘導電流が発生した場
合は、コイル23の近傍の磁性体18の位置あるいは角
度を変えてコイル対8に誘起される起電力を調整し、電
流分布をバランスさせる。なお、図中、矢印eは磁性体
18の可動を表す。このようにして、本実施例でも、電
流分布のアンバランスを解消できる。
【0141】実施例32.図34はこの発明の第32の
実施例(請求項44に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1と対応する部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。本実施例では、並列超電導主線路1を
構成する超電導線路2の各々に小さなインダクタンスを
有するコイル37を直列に設ける。通常、並列超電導主
線路1において、超電導線路2同士が磁気的に強く結合
しているとき、僅かなインダクタンスのばらつきが電流
のアンバランスの原因になる。しかしながら、上述のご
とく、小さなインダクタンスのコイル37を超電導線路
2に対して直列に設けることにより、各々の超電導線路
2に流れる電流を均一にすることができる。このように
して、本実施例でも、電流分布のアンバランスを解消で
きる。
実施例(請求項44に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1と対応する部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。本実施例では、並列超電導主線路1を
構成する超電導線路2の各々に小さなインダクタンスを
有するコイル37を直列に設ける。通常、並列超電導主
線路1において、超電導線路2同士が磁気的に強く結合
しているとき、僅かなインダクタンスのばらつきが電流
のアンバランスの原因になる。しかしながら、上述のご
とく、小さなインダクタンスのコイル37を超電導線路
2に対して直列に設けることにより、各々の超電導線路
2に流れる電流を均一にすることができる。このように
して、本実施例でも、電流分布のアンバランスを解消で
きる。
【0142】実施例33.図35はこの発明の第33の
実施例(請求項45に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1,図25および図34と対応する部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。本実施例では、
並列超電導主線路1を構成する超電導線路2の各々に小
さなインダクタンスを有するコイル37を直列に設け、
さらに、これらのコイル37に各々磁性体からなる磁気
回路35を備える。この磁気回路35を備えることによ
り、各コイル37を距離を近づけて置いたとしても、磁
気的に結合しない。つまり、コイル37をコンパクトに
配置することができる。このようにして、本実施例で
は、電流分布のアンバランスを解消できると共に、コン
パクト化が可能になる。
実施例(請求項45に対応)を示す構成図である。図に
おいて、図1,図25および図34と対応する部分には
同一符号を付し、その説明を省略する。本実施例では、
並列超電導主線路1を構成する超電導線路2の各々に小
さなインダクタンスを有するコイル37を直列に設け、
さらに、これらのコイル37に各々磁性体からなる磁気
回路35を備える。この磁気回路35を備えることによ
り、各コイル37を距離を近づけて置いたとしても、磁
気的に結合しない。つまり、コイル37をコンパクトに
配置することができる。このようにして、本実施例で
は、電流分布のアンバランスを解消できると共に、コン
パクト化が可能になる。
【0143】実施例34.なお、上記第3および第4の
実施例においても、電流分布均一化装置やコンジット等
を設けたり、超電導撚線導体とする等上記第5〜第33
の実施例 と同様の対策を施してもよく、同様の効果を
奏する。また、コイル群に関連する実施例において、複
数対のコイル群として、2対のコイル群の場合について
説明しているのは、これに限定されることなく、それ以
上のコイル群でもよく、同様の効果を奏する。なお、こ
の第34の実施例は請求項4,6,8,16,18,2
0,22,24,26,28,30,32,34にそれ
ぞれ対応している。
実施例においても、電流分布均一化装置やコンジット等
を設けたり、超電導撚線導体とする等上記第5〜第33
の実施例 と同様の対策を施してもよく、同様の効果を
奏する。また、コイル群に関連する実施例において、複
数対のコイル群として、2対のコイル群の場合について
説明しているのは、これに限定されることなく、それ以
上のコイル群でもよく、同様の効果を奏する。なお、こ
の第34の実施例は請求項4,6,8,16,18,2
0,22,24,26,28,30,32,34にそれ
ぞれ対応している。
【0144】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、複数の超電導
線の一方の超電導線でなるコイル、複数の超電導線の他
方の超電導線でなり、かつコイルに対して逆巻きまたは
負の相互インダクタンスを持つコイルを有するコイル対
を備え、このコイル対の一方のコイルに一部の主線路か
らなる回路を、他方のコイルに主線路の残部からなる回
路をそれぞれ直列に接続し、この回路を並列構成とした
ので、主線路における電流分布を、損失による液体ヘリ
ウムの消費無しに、均一化できるという効果がある。
線の一方の超電導線でなるコイル、複数の超電導線の他
方の超電導線でなり、かつコイルに対して逆巻きまたは
負の相互インダクタンスを持つコイルを有するコイル対
を備え、このコイル対の一方のコイルに一部の主線路か
らなる回路を、他方のコイルに主線路の残部からなる回
路をそれぞれ直列に接続し、この回路を並列構成とした
ので、主線路における電流分布を、損失による液体ヘリ
ウムの消費無しに、均一化できるという効果がある。
【0145】請求項2の発明によれば、複数の超電導線
の一方の超電導線でなる少なくとも1つのコイル群、複
数の超電導線の他方の超電導線でなり、かつコイル群に
対して逆巻きまたは負の相互インダクタンスを持つ少な
くとも1つのコイル群を有する少なくとも1つのコイル
群対を備え、このコイル群対の一方のコイル群に一部の
主線路からなる回路を、他方のコイル群に主線路の残部
からなる回路をそれぞれ直列に接続し、この回路を並列
構成としたので、複数の超電導線の各々に片寄り無く電
流が流れるようになり、電流分布の均一化が図れると共
に、コイル対を複数にすることで、製作および配置が容
易になるという効果がある。
の一方の超電導線でなる少なくとも1つのコイル群、複
数の超電導線の他方の超電導線でなり、かつコイル群に
対して逆巻きまたは負の相互インダクタンスを持つ少な
くとも1つのコイル群を有する少なくとも1つのコイル
群対を備え、このコイル群対の一方のコイル群に一部の
主線路からなる回路を、他方のコイル群に主線路の残部
からなる回路をそれぞれ直列に接続し、この回路を並列
構成としたので、複数の超電導線の各々に片寄り無く電
流が流れるようになり、電流分布の均一化が図れると共
に、コイル対を複数にすることで、製作および配置が容
易になるという効果がある。
【0146】請求項3の発明によれば、複数の超電導線
で並列に構成される主線路の超電導線の一方の一部を巻
回して形成されたコイル、超電導線の他方の一部を巻回
して形成され、かつコイルに対して逆巻きまたは負の相
互インダクタンスを持つコイルを有するコイル対を備
え、このコイル対の一方のコイルに一部の主線路からな
る回路を、他方のコイルに主線路の残部からなる回路を
それぞれ直列に接続し、この回路を並列構成としたの
で、電流分布の均一化が図れると共に、ジュール発熱が
低減できるため、液体ヘリウムの蒸発量が低減され、し
かも、主線路の一部を利用してコイルを作るため、製作
が容易となるという効果がある。
で並列に構成される主線路の超電導線の一方の一部を巻
回して形成されたコイル、超電導線の他方の一部を巻回
して形成され、かつコイルに対して逆巻きまたは負の相
互インダクタンスを持つコイルを有するコイル対を備
え、このコイル対の一方のコイルに一部の主線路からな
る回路を、他方のコイルに主線路の残部からなる回路を
それぞれ直列に接続し、この回路を並列構成としたの
で、電流分布の均一化が図れると共に、ジュール発熱が
低減できるため、液体ヘリウムの蒸発量が低減され、し
かも、主線路の一部を利用してコイルを作るため、製作
が容易となるという効果がある。
【0147】請求項4の発明によれば、複数の超電導線
で並列に構成される主線路の超電導線の一方の一部を巻
回して形成されたコイル群、超電導線の他方の一部を巻
回して形成され、かつコイルに対して逆巻きまたは負の
相互インダクタンスを持つコイル群を有するコイル対群
を備え、このコイル群対の一方のコイル群に一部の主線
路からなる回路を、他方のコイル群に主線路の残部から
なる回路をそれぞれ直列に接続し、この回路を並列構成
としたので、電流分布の均一化が図れると共に、ジュー
ル発熱が低減できるため、液体ヘリウムの蒸発量が低減
され、しかも、主線路の一部を利用してコイル群を作る
ため、製作が容易となるという効果がある。
で並列に構成される主線路の超電導線の一方の一部を巻
回して形成されたコイル群、超電導線の他方の一部を巻
回して形成され、かつコイルに対して逆巻きまたは負の
相互インダクタンスを持つコイル群を有するコイル対群
を備え、このコイル群対の一方のコイル群に一部の主線
路からなる回路を、他方のコイル群に主線路の残部から
なる回路をそれぞれ直列に接続し、この回路を並列構成
としたので、電流分布の均一化が図れると共に、ジュー
ル発熱が低減できるため、液体ヘリウムの蒸発量が低減
され、しかも、主線路の一部を利用してコイル群を作る
ため、製作が容易となるという効果がある。
【0148】請求項5の発明によれば、請求項1または
3の発明において、コイル対の少なくとも1つで構成さ
れた電流分布均一化装置を備えるので、主線路とは別
に、コイル対のを用いて電流均一化装置を単独で製作で
き、超電導装置全体の製作が容易になるという効果があ
る。
3の発明において、コイル対の少なくとも1つで構成さ
れた電流分布均一化装置を備えるので、主線路とは別
に、コイル対のを用いて電流均一化装置を単独で製作で
き、超電導装置全体の製作が容易になるという効果があ
る。
【0149】請求項6の発明によれば、請求項2または
4の発明において、コイル対群の少なくとも1つで構成
された電流分布均一化装置を備えるので、主線路とは別
に、コイル対群のを用いて電流均一化装置を単独で製作
でき、超電導装置全体の製作が容易になるという効果が
ある。
4の発明において、コイル対群の少なくとも1つで構成
された電流分布均一化装置を備えるので、主線路とは別
に、コイル対群のを用いて電流均一化装置を単独で製作
でき、超電導装置全体の製作が容易になるという効果が
ある。
【0150】請求項7の発明によれば、請求項3の発明
において、並列構成の主線路を超電導線の撚りにより構
成された超電導撚線導体となし、この超電導撚線導体の
一部を複数の素線束に分割し、この素線束の一方を巻回
して一方のコイルを形成し、素線束の他方をこの素線束
に対して逆巻きまたは負の相互インダクタンスを持つよ
うに巻回して他方のコイルを形成するようにしたので、
超電導撚線導体でコイル対を作ることができ、その最終
撚りで素線束を分割することによって、巻回する作業が
容易になるという効果がある。
において、並列構成の主線路を超電導線の撚りにより構
成された超電導撚線導体となし、この超電導撚線導体の
一部を複数の素線束に分割し、この素線束の一方を巻回
して一方のコイルを形成し、素線束の他方をこの素線束
に対して逆巻きまたは負の相互インダクタンスを持つよ
うに巻回して他方のコイルを形成するようにしたので、
超電導撚線導体でコイル対を作ることができ、その最終
撚りで素線束を分割することによって、巻回する作業が
容易になるという効果がある。
【0151】請求項8の発明によれば、請求項4の発明
において、並列構成の主線路を超電導線の撚りにより構
成された超電導撚線導体となし、この超電導撚線導体の
一部を複数の素線束に分割し、この素線束の一方を巻回
して一方のコイル群を形成し、素線束の他方をこの素線
束に対して逆巻きまたは負の相互インダクタンスを持つ
ように巻回して他方のコイル群を形成するようにしたの
で、超電導撚線導体でコイル対群を作ることができ、そ
の最終撚りで素線束を分割することによって、巻回する
作業が容易になるという効果がある。
において、並列構成の主線路を超電導線の撚りにより構
成された超電導撚線導体となし、この超電導撚線導体の
一部を複数の素線束に分割し、この素線束の一方を巻回
して一方のコイル群を形成し、素線束の他方をこの素線
束に対して逆巻きまたは負の相互インダクタンスを持つ
ように巻回して他方のコイル群を形成するようにしたの
で、超電導撚線導体でコイル対群を作ることができ、そ
の最終撚りで素線束を分割することによって、巻回する
作業が容易になるという効果がある。
【0152】請求項9の発明によれば、請求項7また8
の発明において、超電導撚線導体の最終撚りの超電導素
線束の数が偶数であるので、超電導素線の数を均等に分
割することが容易になり、各超電導素線の電流分布をよ
り均等にすることができるという効果がある。
の発明において、超電導撚線導体の最終撚りの超電導素
線束の数が偶数であるので、超電導素線の数を均等に分
割することが容易になり、各超電導素線の電流分布をよ
り均等にすることができるという効果がある。
【0153】請求項10の発明によれば、請求項3,
4,7,8または9の発明において、並列構成の主線路
を超電導線の撚りにより構成されたケーブルインコンジ
ット型超電導撚線導体であり、このケーブルインコンジ
ット型超電導導体を構成する複数の超電導素線束を複数
の超電導素線束に分割したものに、それぞれコンジット
を備えたので、核融合炉などの大型の強制冷却型の磁石
への適用が可能となるという効果がある。
4,7,8または9の発明において、並列構成の主線路
を超電導線の撚りにより構成されたケーブルインコンジ
ット型超電導撚線導体であり、このケーブルインコンジ
ット型超電導導体を構成する複数の超電導素線束を複数
の超電導素線束に分割したものに、それぞれコンジット
を備えたので、核融合炉などの大型の強制冷却型の磁石
への適用が可能となるという効果がある。
【0154】請求項11の発明によれば、請求項5また
は6の発明において、電流分布均一化装置を、超電導撚
線導体を巻回してコイルを形成するとき、この超電導撚
線導体を形成する複数の超電導素線の一部と残りの超電
導素線とが逆巻きまたは負の相互インダクタンスを有す
るように、主線路を構成する各超電導線路に対し直列に
接続したので、超電導撚線導体をソレノイド巻きした後
で電流分布均一化装置にすることができ、製作が容易等
となり、また、超電導素同士が均等に磁気的に結合する
ために電流分布のバランス精度が向上するという効果が
ある。
は6の発明において、電流分布均一化装置を、超電導撚
線導体を巻回してコイルを形成するとき、この超電導撚
線導体を形成する複数の超電導素線の一部と残りの超電
導素線とが逆巻きまたは負の相互インダクタンスを有す
るように、主線路を構成する各超電導線路に対し直列に
接続したので、超電導撚線導体をソレノイド巻きした後
で電流分布均一化装置にすることができ、製作が容易等
となり、また、超電導素同士が均等に磁気的に結合する
ために電流分布のバランス精度が向上するという効果が
ある。
【0155】請求項12の発明によれば、請求項5,6
または11の発明において、電流分布均一化装置が超電
導撚線導体で構成され、この超電導撚線導体の最終撚り
の超電導素線束の数が偶数であるので、超電導素線数を
精度良く等分割でき、電流分布をより均一化できるとい
う効果がある。
または11の発明において、電流分布均一化装置が超電
導撚線導体で構成され、この超電導撚線導体の最終撚り
の超電導素線束の数が偶数であるので、超電導素線数を
精度良く等分割でき、電流分布をより均一化できるとい
う効果がある。
【0156】請求項13の発明によれば、請求項5また
は6の発明において、電流分布均一化装置を、複数の超
電導撚線導体で構成し、一部の超電導撚線導体と残りの
超電導撚線導体が逆巻きまたは負の相互インダクタンス
を有するように、主線路を構成する各超電導線路に対し
直列に超電導撚線導体を形成する各超電導素線に接続し
たので、超電導素線の巻回が容易で、かつ超電導素線本
数を確実に等分することが可能になるという効果があ
る。
は6の発明において、電流分布均一化装置を、複数の超
電導撚線導体で構成し、一部の超電導撚線導体と残りの
超電導撚線導体が逆巻きまたは負の相互インダクタンス
を有するように、主線路を構成する各超電導線路に対し
直列に超電導撚線導体を形成する各超電導素線に接続し
たので、超電導素線の巻回が容易で、かつ超電導素線本
数を確実に等分することが可能になるという効果があ
る。
【0157】請求項14の発明によれば、請求項5,
6,11,12または13の発明において、並列構成の
主線路を形成する各超電導線路と電流均一化装置におい
て並列をなす各超電導線とを、1対1、1対複数、複数
対1または複数対複数で直列に接続したので、超電導線
本数が多い場合等、1本ずつ接続することが困難な場合
に製作時の作業性が向上するという効果がある。
6,11,12または13の発明において、並列構成の
主線路を形成する各超電導線路と電流均一化装置におい
て並列をなす各超電導線とを、1対1、1対複数、複数
対1または複数対複数で直列に接続したので、超電導線
本数が多い場合等、1本ずつ接続することが困難な場合
に製作時の作業性が向上するという効果がある。
【0158】請求項15の発明によれば、直列に接続さ
れ、それぞれ複数の超電導線からなる複数の並列超電導
主線路と、この並列超電導主線路毎に設けられ、複数の
超電導線の一方の超電導線でなるコイル、複数の超電導
線の他方の超電導線でなり、かつコイルに対して逆巻き
または負の相互インダクタンスを持つコイルを有するコ
イル対とを備えたので、超電導主線路の接続区間ごとで
電流分布の均一化ができ、また、各接続区間は並列超電
導主線路終端を束ねて接続、例えば半田付けしても構わ
ないため接続作業が容易であり、接続部分の体積を小さ
くできるという効果がある。
れ、それぞれ複数の超電導線からなる複数の並列超電導
主線路と、この並列超電導主線路毎に設けられ、複数の
超電導線の一方の超電導線でなるコイル、複数の超電導
線の他方の超電導線でなり、かつコイルに対して逆巻き
または負の相互インダクタンスを持つコイルを有するコ
イル対とを備えたので、超電導主線路の接続区間ごとで
電流分布の均一化ができ、また、各接続区間は並列超電
導主線路終端を束ねて接続、例えば半田付けしても構わ
ないため接続作業が容易であり、接続部分の体積を小さ
くできるという効果がある。
【0159】請求項16の発明によれば、直列に接続さ
れ、それぞれ複数の超電導線からなる複数の並列超電導
主線路と、この並列超電導主線路毎に設けられ、複数の
超電導線の一方の超電導線でなる少なくとも1つのコイ
ル群、複数の超電導線の他方の超電導線でなり、かつ上
記コイル群に対して逆巻きまたは負の相互インダクタン
スを持つ少なくとも1つのコイル群を有する少なくとも
1つのコイル群対とを備えたので、超電導主線路の接続
区間ごとで電流分布の均一化ができ、また、各接続区間
は並列超電導主線路終端を束ねて接続、例えば半田付け
しても構わないため接続作業が容易であり、接続部分の
体積を小さくできるという効果がある。
れ、それぞれ複数の超電導線からなる複数の並列超電導
主線路と、この並列超電導主線路毎に設けられ、複数の
超電導線の一方の超電導線でなる少なくとも1つのコイ
ル群、複数の超電導線の他方の超電導線でなり、かつ上
記コイル群に対して逆巻きまたは負の相互インダクタン
スを持つ少なくとも1つのコイル群を有する少なくとも
1つのコイル群対とを備えたので、超電導主線路の接続
区間ごとで電流分布の均一化ができ、また、各接続区間
は並列超電導主線路終端を束ねて接続、例えば半田付け
しても構わないため接続作業が容易であり、接続部分の
体積を小さくできるという効果がある。
【0160】請求項17の発明によれば、請求項1また
は3の発明において、主線路と、コイル対の部分が空間
的に離れており、主線路の発生する磁界がコイル対に鎖
交しないようになされたので、主線路の発生する磁界に
より、コイル対に電流が誘起されることがなく、誘導電
流による電流のアンバランスを防ぐことができるという
効果がある。
は3の発明において、主線路と、コイル対の部分が空間
的に離れており、主線路の発生する磁界がコイル対に鎖
交しないようになされたので、主線路の発生する磁界に
より、コイル対に電流が誘起されることがなく、誘導電
流による電流のアンバランスを防ぐことができるという
効果がある。
【0161】請求項18の発明によれば、請求項2また
は4の発明において、主線路と、コイル群対の部分が空
間的に離れており、主線路の発生する磁界がコイル群対
に鎖交しないようになされたので、主線路の発生する磁
界により、コイル対群に電流が誘起されることがなく、
誘導電流による電流のアンバランスを防ぐことができる
という効果がある。
は4の発明において、主線路と、コイル群対の部分が空
間的に離れており、主線路の発生する磁界がコイル群対
に鎖交しないようになされたので、主線路の発生する磁
界により、コイル対群に電流が誘起されることがなく、
誘導電流による電流のアンバランスを防ぐことができる
という効果がある。
【0162】請求項19の発明によれば、請求項1また
は3の発明において、コイル対に対して磁気シールドを
設けたので、主線路およびその他の線路が発生する変動
磁界により、コイル対の誘導電流が発生せず、電流のア
ンバランスが生じないという効果がある。
は3の発明において、コイル対に対して磁気シールドを
設けたので、主線路およびその他の線路が発生する変動
磁界により、コイル対の誘導電流が発生せず、電流のア
ンバランスが生じないという効果がある。
【0163】請求項20の発明によれば、請求項2また
は4の発明において、コイル群対に対して磁気シールド
を設けたので、主線路およびその他の線路が発生する変
動磁界により、コイル対群の誘導電流が発生せず、電流
のアンバランスが生じないという効果がある。
は4の発明において、コイル群対に対して磁気シールド
を設けたので、主線路およびその他の線路が発生する変
動磁界により、コイル対群の誘導電流が発生せず、電流
のアンバランスが生じないという効果がある。
【0164】請求項21の発明によれば、請求項1また
は3の発明において、一方のコイルに主線路の一部から
なる線路を、他方のコイルにその他の線路を接続した一
方のコイルおよび他方のコイルが主線路および主線路以
外の線路と、磁気的に結合しない方向に配置したので、
主線路が発生する磁界によりコイルに誘導電流が発生せ
ず、電流のアンバランスが生じないという効果がある。
は3の発明において、一方のコイルに主線路の一部から
なる線路を、他方のコイルにその他の線路を接続した一
方のコイルおよび他方のコイルが主線路および主線路以
外の線路と、磁気的に結合しない方向に配置したので、
主線路が発生する磁界によりコイルに誘導電流が発生せ
ず、電流のアンバランスが生じないという効果がある。
【0165】請求項22の発明によれば、請求項2また
は4の発明において、一方のコイル群に主線路の一部か
らなる線路を、他方のコイル群にその他の線路を接続し
た一方のコイル群および他方のコイル群が主線路および
主線路以外の線路と、磁気的に結合しない方向に配置し
たので、主線路が発生する磁界によりコイル群に誘導電
流が発生せず、電流のアンバランスが生じないという効
果がある。
は4の発明において、一方のコイル群に主線路の一部か
らなる線路を、他方のコイル群にその他の線路を接続し
た一方のコイル群および他方のコイル群が主線路および
主線路以外の線路と、磁気的に結合しない方向に配置し
たので、主線路が発生する磁界によりコイル群に誘導電
流が発生せず、電流のアンバランスが生じないという効
果がある。
【0166】請求項23の発明によれば、複数の超電導
線の一方の超電導線でなる第1のコイル、複数の超電導
線の他方の超電導線でなり、かつコイルに対して逆巻き
または負の相互インダクタンスを持つ第2のコイルを有
する第1のコイル対と、この第1のコイル対と隔置して
設けられ、複数の超電導線の一方の超電導線でなる第3
のコイル、複数の超電導線の他方の超電導線でなり、か
つ第3のコイルに対して逆巻きまたは負の相互インダク
タンスを持つ第4のコイルを有する第2のコイル対とを
備え、第1のコイル、一部の主線路および第3のコイル
からなる回路を直列に接続し、第2のコイル、主線路の
残部および第4のコイルからなる回路を直列に接続し、
かつ、主線路に対して、それぞれ第1のコイルと第2の
コイルでなる回路およびを第3のコイルと記第4のコイ
ルでなる回路を無誘導に配置したので、電流分布の均一
化が図れると共に、主線路が発生する磁界によりコイル
対に誘導電流が発生せず、かつ、主線路近傍にコイル対
を配置可能であるために、超電導装置全体の小型化が可
能となるという効果がある。
線の一方の超電導線でなる第1のコイル、複数の超電導
線の他方の超電導線でなり、かつコイルに対して逆巻き
または負の相互インダクタンスを持つ第2のコイルを有
する第1のコイル対と、この第1のコイル対と隔置して
設けられ、複数の超電導線の一方の超電導線でなる第3
のコイル、複数の超電導線の他方の超電導線でなり、か
つ第3のコイルに対して逆巻きまたは負の相互インダク
タンスを持つ第4のコイルを有する第2のコイル対とを
備え、第1のコイル、一部の主線路および第3のコイル
からなる回路を直列に接続し、第2のコイル、主線路の
残部および第4のコイルからなる回路を直列に接続し、
かつ、主線路に対して、それぞれ第1のコイルと第2の
コイルでなる回路およびを第3のコイルと記第4のコイ
ルでなる回路を無誘導に配置したので、電流分布の均一
化が図れると共に、主線路が発生する磁界によりコイル
対に誘導電流が発生せず、かつ、主線路近傍にコイル対
を配置可能であるために、超電導装置全体の小型化が可
能となるという効果がある。
【0167】請求項24の発明によれば、複数の超電導
線の一方の超電導線でなる第1のコイル群、複数の超電
導線の他方の超電導線でなり、かつコイル群に対して逆
巻きまたは負の相互インダクタンスを持つ第2のコイル
群を有する第1のコイル対群と、この第1のコイル対群
と隔置して設けられ、複数の超電導線の一方の超電導線
でなる第3のコイル群、複数の超電導線の他方の超電導
線でなり、かつ第3のコイル群に対して逆巻きまたは負
の相互インダクタンスを持つ第4のコイル群を有する第
2のコイル対群とを備え、第1のコイル群、一部の主線
路および第3のコイル群からなる回路を直列に接続し、
第2のコイル群、主線路の残部および第4のコイル群か
らなる回路を直列に接続し、かつ、主線路に対して、そ
れぞれ第1のコイル群と第2のコイル群でなる回路およ
び第3のコイル群と第4のコイル群でなる回路を無誘導
に配置したので、電流分布の均一化が図れると共に、主
線路が発生する磁界によりコイル対群に誘導電流が発生
せず、かつ、主線路近傍にコイル対を配置可能であるた
めに、超電導装置全体の小型化が可能となるという効果
がある。
線の一方の超電導線でなる第1のコイル群、複数の超電
導線の他方の超電導線でなり、かつコイル群に対して逆
巻きまたは負の相互インダクタンスを持つ第2のコイル
群を有する第1のコイル対群と、この第1のコイル対群
と隔置して設けられ、複数の超電導線の一方の超電導線
でなる第3のコイル群、複数の超電導線の他方の超電導
線でなり、かつ第3のコイル群に対して逆巻きまたは負
の相互インダクタンスを持つ第4のコイル群を有する第
2のコイル対群とを備え、第1のコイル群、一部の主線
路および第3のコイル群からなる回路を直列に接続し、
第2のコイル群、主線路の残部および第4のコイル群か
らなる回路を直列に接続し、かつ、主線路に対して、そ
れぞれ第1のコイル群と第2のコイル群でなる回路およ
び第3のコイル群と第4のコイル群でなる回路を無誘導
に配置したので、電流分布の均一化が図れると共に、主
線路が発生する磁界によりコイル対群に誘導電流が発生
せず、かつ、主線路近傍にコイル対を配置可能であるた
めに、超電導装置全体の小型化が可能となるという効果
がある。
【0168】請求項25の発明によれば、請求項23の
発明において、主線路の一側に、第1のコイル対を配置
し、主線路の他側に、第2のコイル対を配置したので、
主線路が発生する磁界によりコイル対に誘導電流が発生
せず、また、主線路近傍にコイル対を配置可能であるた
めに、超電導装置全体の小型化が可能であり、例えばコ
イル対のための巻枠を超電導コイル巻枠と兼用すること
も可能となるという効果がある。
発明において、主線路の一側に、第1のコイル対を配置
し、主線路の他側に、第2のコイル対を配置したので、
主線路が発生する磁界によりコイル対に誘導電流が発生
せず、また、主線路近傍にコイル対を配置可能であるた
めに、超電導装置全体の小型化が可能であり、例えばコ
イル対のための巻枠を超電導コイル巻枠と兼用すること
も可能となるという効果がある。
【0169】請求項26の発明によれば、請求項24の
発明において、主線路の一側に、第1のコイル対群を配
置し、主線路の他側に、第2のコイル対群を配置したの
で、主線路が発生する磁界によりコイル対に誘導電流が
発生せず、また、主線路近傍にコイル対群を配置可能で
あるために、超電導装置全体の小型化が可能であり、例
えばコイル対群のための巻枠を超電導コイル巻枠と兼用
することも可能となるという効果がある。
発明において、主線路の一側に、第1のコイル対群を配
置し、主線路の他側に、第2のコイル対群を配置したの
で、主線路が発生する磁界によりコイル対に誘導電流が
発生せず、また、主線路近傍にコイル対群を配置可能で
あるために、超電導装置全体の小型化が可能であり、例
えばコイル対群のための巻枠を超電導コイル巻枠と兼用
することも可能となるという効果がある。
【0170】請求項27の発明によれば、請求項23の
発明において、少なくとも1対の同軸に配置された電磁
石群の外側の一側に、第1のコイル対を配置し、電磁石
群の外側の他側に、第2のコイル対を配置したので、個
々の主線路に対してコイル対を設置スルスル必要がな
く、配置のスペースを小さくでき、また、例えば核融合
炉の複数のポロイダルコイル等、スプリットペア型の超
電導コイルの電流分布の均一化が可能となるという効果
がある。
発明において、少なくとも1対の同軸に配置された電磁
石群の外側の一側に、第1のコイル対を配置し、電磁石
群の外側の他側に、第2のコイル対を配置したので、個
々の主線路に対してコイル対を設置スルスル必要がな
く、配置のスペースを小さくでき、また、例えば核融合
炉の複数のポロイダルコイル等、スプリットペア型の超
電導コイルの電流分布の均一化が可能となるという効果
がある。
【0171】請求項28の発明によれば、請求項24の
発明において、少なくとも1対の同軸に配置された電磁
石群の外側の一側に、第1のコイル対群を配置し、電磁
石群の外側の他側に、第2のコイル対群を配置したの
で、個々の主線路に対してコイル対群を設置スルスル必
要がなく、配置のスペースを小さくでき、また、例えば
核融合炉の複数のポロイダルコイル等、スプリットペア
型の超電導コイルの電流分布の均一化が可能となるとい
う効果がある。
発明において、少なくとも1対の同軸に配置された電磁
石群の外側の一側に、第1のコイル対群を配置し、電磁
石群の外側の他側に、第2のコイル対群を配置したの
で、個々の主線路に対してコイル対群を設置スルスル必
要がなく、配置のスペースを小さくでき、また、例えば
核融合炉の複数のポロイダルコイル等、スプリットペア
型の超電導コイルの電流分布の均一化が可能となるとい
う効果がある。
【0172】請求項29の発明によれば、請求項23の
発明において、主線路をトロイダル形状に配置された電
磁石群で構成し、この電磁石群に対して同軸に第1のコ
イル対を配置し、この第1のコイル対に対向し、かつ電
磁石群に対して同軸に第2のコイル対を配置したので、
コイル対の配置のための余分な場所を必要とせず、超電
導装置を小型化でき、また、主線路とコイル対は磁気的
に結合していないため、電流分布のアンバランスが発生
しないという効果がある。
発明において、主線路をトロイダル形状に配置された電
磁石群で構成し、この電磁石群に対して同軸に第1のコ
イル対を配置し、この第1のコイル対に対向し、かつ電
磁石群に対して同軸に第2のコイル対を配置したので、
コイル対の配置のための余分な場所を必要とせず、超電
導装置を小型化でき、また、主線路とコイル対は磁気的
に結合していないため、電流分布のアンバランスが発生
しないという効果がある。
【0173】請求項30の発明によれば、請求項24の
発明において、主線路をトロイダル形状に配置された電
磁石群で構成し、この電磁石群に対して同軸に第1のコ
イル対群を配置し、この第1のコイル対群に対向し、か
つ電磁石群に対して同軸に第2のコイル対群を配置した
ので、コイル対群の配置のための余分な場所を必要とせ
ず、超電導装置を小型化でき、また、主線路とコイル対
群は磁気的に結合していないため、電流分布のアンバラ
ンスが発生しないという効果がある。
発明において、主線路をトロイダル形状に配置された電
磁石群で構成し、この電磁石群に対して同軸に第1のコ
イル対群を配置し、この第1のコイル対群に対向し、か
つ電磁石群に対して同軸に第2のコイル対群を配置した
ので、コイル対群の配置のための余分な場所を必要とせ
ず、超電導装置を小型化でき、また、主線路とコイル対
群は磁気的に結合していないため、電流分布のアンバラ
ンスが発生しないという効果がある。
【0174】請求項31の発明によれば、請求項23の
発明において、第1のコイル対と第2のコイル対の少な
くとも一方に対して主線路との相対位置調整機構を有す
るので、相対位置調整機構によりコイル対と主線路との
相対位置を調整して、コイル対に誘導される誘導電流を
低減できるという効果がある。
発明において、第1のコイル対と第2のコイル対の少な
くとも一方に対して主線路との相対位置調整機構を有す
るので、相対位置調整機構によりコイル対と主線路との
相対位置を調整して、コイル対に誘導される誘導電流を
低減できるという効果がある。
【0175】請求項32の発明によれば、請求項24の
発明において、第1のコイル対群と第2のコイル対群の
少なくとも一方に対して主線路との相対位置調整機構を
有するので、相対位置調整機構によりコイル対群と主線
路との相対位置を調整して、コイル対群に誘導される誘
導電流を低減できるという効果がある。
発明において、第1のコイル対群と第2のコイル対群の
少なくとも一方に対して主線路との相対位置調整機構を
有するので、相対位置調整機構によりコイル対群と主線
路との相対位置を調整して、コイル対群に誘導される誘
導電流を低減できるという効果がある。
【0176】請求項33の発明によれば、請求項23の
発明において、第1のコイル対と第2のコイル対の少な
くとも一方の近傍に磁性体を有するので、磁性体の位置
や量を調整することにより、コイル対に誘導される電流
を低減できるという効果がある。
発明において、第1のコイル対と第2のコイル対の少な
くとも一方の近傍に磁性体を有するので、磁性体の位置
や量を調整することにより、コイル対に誘導される電流
を低減できるという効果がある。
【0177】請求項34の発明によれば、請求項24の
発明において、第1のコイル対群と第2のコイル対群の
少なくとも一方の近傍に磁性体を有するので、磁性体の
位置や量を調整することにより、コイル対群に誘導され
る電流を低減できるという効果がある。
発明において、第1のコイル対群と第2のコイル対群の
少なくとも一方の近傍に磁性体を有するので、磁性体の
位置や量を調整することにより、コイル対群に誘導され
る電流を低減できるという効果がある。
【0178】請求項35の発明によれば、請求項1また
は3の発明において、 コイル対が磁性体からなる磁気
回路を有するので、インダクタンスが増加し、コイル同
士が磁気的に強く結合するために電流分布の均一化の効
果が増し、しかも、コイル対の大きさを縮小できるとい
う効果がある。
は3の発明において、 コイル対が磁性体からなる磁気
回路を有するので、インダクタンスが増加し、コイル同
士が磁気的に強く結合するために電流分布の均一化の効
果が増し、しかも、コイル対の大きさを縮小できるとい
う効果がある。
【0179】請求項36の発明によれば、請求項35の
発明において、超電導装置の室温部分に磁性体を配置し
たので、磁性体の鉄損による液体ヘリウムの増加が小さ
く、また、磁性体構成の自由度が大きく、磁性体の形状
を任意にできるという効果がある。
発明において、超電導装置の室温部分に磁性体を配置し
たので、磁性体の鉄損による液体ヘリウムの増加が小さ
く、また、磁性体構成の自由度が大きく、磁性体の形状
を任意にできるという効果がある。
【0180】請求項37の発明によれば、請求項33〜
35のいずれかの発明において、磁性体として磁性材料
の積層材を用いたので、磁性体の鉄損が低減されるとい
う効果がある。
35のいずれかの発明において、磁性体として磁性材料
の積層材を用いたので、磁性体の鉄損が低減されるとい
う効果がある。
【0181】請求項38の発明によれば、請求項2,
4,6,18,20,22,24,26,28,30,
32または34の発明において、コイル群をトロイダル
形状に配置したので、コンパクトで、かつコイル群の磁
気的な結合が強くなり電流分布均一化の効果が向上する
という効果がある。
4,6,18,20,22,24,26,28,30,
32または34の発明において、コイル群をトロイダル
形状に配置したので、コンパクトで、かつコイル群の磁
気的な結合が強くなり電流分布均一化の効果が向上する
という効果がある。
【0182】請求項39の発明によれば、請求項1〜3
8のいずれかの発明において、超電導線の表面に色分け
を施したので、超電導素線をほぼ同数に分割することが
容易となるという効果がある。
8のいずれかの発明において、超電導線の表面に色分け
を施したので、超電導素線をほぼ同数に分割することが
容易となるという効果がある。
【0183】請求項40の発明によれば、請求項1〜3
8のいずれかの発明において、超電導線に識別印を施し
たので、超電導素線をほぼ同数に分割することが容易で
あり、かつ絶縁被覆を設けることのできない超電導線、
例えば化合物系の超電導線に対しても適用可能となると
いう効果がある。
8のいずれかの発明において、超電導線に識別印を施し
たので、超電導素線をほぼ同数に分割することが容易で
あり、かつ絶縁被覆を設けることのできない超電導線、
例えば化合物系の超電導線に対しても適用可能となると
いう効果がある。
【0184】請求項41の発明によれば、請求項1〜4
0のいずれかの発明において、主線路と直列に設けられ
た微小抵抗を有するので、ジュール損失が低減可能であ
り、液体ヘリウムの消費を低減できるという効果があ
る。
0のいずれかの発明において、主線路と直列に設けられ
た微小抵抗を有するので、ジュール損失が低減可能であ
り、液体ヘリウムの消費を低減できるという効果があ
る。
【0185】請求項42の発明によれば、請求項1,3
または23の発明において、主線路の少なくとも一方
に、磁界の鎖交によりコイル対に生じる誘導電流を打ち
消す電流が誘起されるキャンセルコイルを備えたので、
キャンセルコイルの位置や角度を調節することで、電流
分布のアンバランスを解消できるという効果がある。
または23の発明において、主線路の少なくとも一方
に、磁界の鎖交によりコイル対に生じる誘導電流を打ち
消す電流が誘起されるキャンセルコイルを備えたので、
キャンセルコイルの位置や角度を調節することで、電流
分布のアンバランスを解消できるという効果がある。
【0186】請求項43の発明によれば、請求項2,4
または24の発明において、主線路の少なくとも一方
に、磁界の鎖交によりコイル対群に生じる誘導電流を打
ち消す電流が誘起されるキャンセルコイルを備えたの
で、キャンセルコイルの位置や角度を調節することで、
電流分布のアンバランスを解消できるという効果があ
る。
または24の発明において、主線路の少なくとも一方
に、磁界の鎖交によりコイル対群に生じる誘導電流を打
ち消す電流が誘起されるキャンセルコイルを備えたの
で、キャンセルコイルの位置や角度を調節することで、
電流分布のアンバランスを解消できるという効果があ
る。
【0187】請求項44の発明によれば、複数の超電導
線路が並列回路を構成する超電導装置において、各々の
超電導線路に直列にコイルを設けたので、各超電導線路
を流れる電流の均一化を図ることができるという効果が
ある。
線路が並列回路を構成する超電導装置において、各々の
超電導線路に直列にコイルを設けたので、各超電導線路
を流れる電流の均一化を図ることができるという効果が
ある。
【0188】請求項45の発明によれば、請求項44の
発明において、コイルを磁気的に結合しないように配置
したので、コイルをコンパクトに配置することができる
という効果がある。
発明において、コイルを磁気的に結合しないように配置
したので、コイルをコンパクトに配置することができる
という効果がある。
【図1】 この発明に係る超電導装置の第1の実施例を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図2】 図1の等価回路を示す回路図である。
【図3】 この発明に係る超電導装置の第2の実施例を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図4】 この発明に係る超電導装置の第3の実施例を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図5】 この発明に係る超電導装置の第4の実施例を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図6】 この発明に係る超電導装置の第5の実施例を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図7】 この発明に係る超電導装置の第6の実施例を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図8】 この発明に係る超電導装置の第7の実施例を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図9】 この発明に係る超電導装置の第8の実施例を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図10】 この発明に係る超電導装置の第9の実施例
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図11】 この発明に係る超電導装置の第10の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図12】 この発明に係る超電導装置の第11の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図13】 この発明に係る超電導装置の第12の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図14】 この発明に係る超電導装置のコイル対に磁
界が鎖交している様子を示す図である。
界が鎖交している様子を示す図である。
【図15】 この発明に係る超電導装置の第13の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図16】 この発明に係る超電導装置の第14の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図17】 この発明に係る超電導装置の第15の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図18】 この発明に係る超電導装置の第16の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図19】 この発明に係る超電導装置の第17の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図20】 この発明に係る超電導装置の第18の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図21】 この発明に係る超電導装置の第19の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図22】 この発明に係る超電導装置の第20の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図23】 この発明に係る超電導装置の第21の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図24】 この発明に係る超電導装置の第22の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図25】 この発明に係る超電導装置の第23の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図26】 この発明に係る超電導装置の第24の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図27】 この発明に係る超電導装置の第25の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図28】 この発明に係る超電導装置の第26の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図29】 この発明に係る超電導装置の第27の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図30】 この発明に係る超電導装置の第28の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図31】 この発明に係る超電導装置の第29の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図32】 この発明に係る超電導装置の第30の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図33】 この発明に係る超電導装置の第31の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図34】 この発明に係る超電導装置の第32の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図35】 この発明に係る超電導装置の第33の実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図36】 従来の超電導装置の一例を示す構成図であ
る。
る。
【図37】 図36の等価回路を示す回路図である。
【図38】 従来の超電導装置の他の例を示す構成図で
ある。
ある。
1 並列超電導主線路、2 超電導線路、3 電源、6
コイル、7 負磁気結合コイル、8 コイル対、9
コイル群、10 負磁気結合コイル群、11コイル群
対、12 接続部、14 超電導撚線導体、15 コン
ジット、16超電導ブスバー、17 磁気シールド、1
8,35 磁性体、19 トロイダル超電導磁石、20
位置調節機構、21 色、22 認識印、23 キャ
ンセルコイル、24 別コイル、25 別負磁気結合コ
イル、26 別コイル対、27電流分布均一化装置、2
8 超電導素線、29,34 超電導素線束、30低電
気抵抗材料、31 超電導コイル、32 ケーブルイン
コンジット型超電導撚線導体、33 液体ヘリウム。
コイル、7 負磁気結合コイル、8 コイル対、9
コイル群、10 負磁気結合コイル群、11コイル群
対、12 接続部、14 超電導撚線導体、15 コン
ジット、16超電導ブスバー、17 磁気シールド、1
8,35 磁性体、19 トロイダル超電導磁石、20
位置調節機構、21 色、22 認識印、23 キャ
ンセルコイル、24 別コイル、25 別負磁気結合コ
イル、26 別コイル対、27電流分布均一化装置、2
8 超電導素線、29,34 超電導素線束、30低電
気抵抗材料、31 超電導コイル、32 ケーブルイン
コンジット型超電導撚線導体、33 液体ヘリウム。
Claims (45)
- 【請求項1】 複数の超電導線の一方の超電導線でなる
コイル、上記複数の超電導線の他方の超電導線でなり、
かつ上記コイルに対して逆巻きまたは負の相互インダク
タンスを持つコイルを有するコイル対を備え、 該コイル対の一方のコイルに一部の主線路からなる回路
を、他方のコイルに主線路の残部からなる回路をそれぞ
れ直列に接続し、該回路を並列構成としたことを特徴と
する超電導装置。 - 【請求項2】 複数の超電導線の一方の超電導線でなる
少なくとも1つのコイル群、上記複数の超電導線の他方
の超電導線でなり、かつ上記コイル群に対して逆巻きま
たは負の相互インダクタンスを持つ少なくとも1つのコ
イル群を有する少なくとも1つのコイル群対を備え、 該コイル群対の一方のコイル群に一部の主線路からなる
回路を、他方のコイル群に主線路の残部からなる回路を
それぞれ直列に接続し、該回路を並列構成としたことを
特徴とする超電導装置。 - 【請求項3】 複数の超電導線で並列に構成される主線
路の上記超電導線の一方の一部を巻回して形成されたコ
イル、上記超電導線の他方の一部を巻回して形成され、
かつ上記コイルに対して逆巻きまたは負の相互インダク
タンスを持つコイルを有するコイル対を備え、該コイル
対の一方のコイルに一部の主線路からなる回路を、他方
のコイルに主線路の残部からなる回路をそれぞれ直列に
接続し、該回路を並列構成としたことを特徴とする超電
導装置。 - 【請求項4】 複数の超電導線で並列に構成される主線
路の上記超電導線の一方の一部を巻回して形成されたコ
イル群、上記超電導線の他方の一部を巻回して形成さ
れ、かつ上記コイルに対して逆巻きまたは負の相互イン
ダクタンスを持つコイル群を有するコイル対群を備え、
該コイル群対の一方のコイル群に一部の主線路からなる
回路を、他方のコイル群に主線路の残部からなる回路を
それぞれ直列に接続し、該回路を並列構成としたことを
特徴とする超電導装置。 - 【請求項5】 上記コイル対の少なくとも1つで構成さ
れた電流分布均一化装置を備える請求項1または3記載
の超電導装置。 - 【請求項6】 上記コイル対群の少なくとも1つで構成
された電流分布均一化装置を備える請求項2または4記
載の超電導装置。 - 【請求項7】 上記並列構成の主線路を上記超電導線の
撚りにより構成された超電導撚線導体となし、該超電導
撚線導体の一部を複数の素線束に分割し、該素線束の一
方を巻回して上記一方のコイルを形成し、上記素線束の
他方を該素線束に対して逆巻きまたは負の相互インダク
タンスを持つように巻回して上記他方のコイルを形成す
るようにした請求項3記載の超電導装置。 - 【請求項8】 上記並列構成の主線路を上記超電導線の
撚りにより構成された超電導撚線導体となし、該超電導
撚線導体の一部を複数の素線束に分割し、該素線束の一
方を巻回して上記一方のコイル群を形成し、上記素線束
の他方を該素線束に対して逆巻きまたは負の相互インダ
クタンスを持つように巻回して上記他方のコイル群を形
成するようにした請求項4記載の超電導装置。 - 【請求項9】 上記超電導撚線導体の最終撚りの超電導
素線束の数が偶数である請求項7または8記載の超電導
装置。 - 【請求項10】 上記並列構成の主線路を上記超電導線
の撚りにより構成されたケーブルインコンジット型超電
導撚線導体であり、該ケーブルインコンジット型超電導
導体を構成する複数の超電導素線束を複数の超電導素線
束に分割したものに、それぞれにコンジットを備えた請
求項3,4,7,8または9記載の超電導装置。 - 【請求項11】 上記電流分布均一化装置を、超電導撚
線導体を巻回してコイルを形成するとき、該超電導撚線
導体を形成する複数の超電導素線の一部と残りの超電導
素線とが逆巻きまたは負の相互インダクタンスを有する
ように、上記主線路を構成する各超電導線路に対し直列
に接続した請求項5または6記載の超電導装置。 - 【請求項12】 上記電流分布均一化装置が超電導撚線
導体で構成され、該超電導撚線導体の最終撚りの超電導
素線束の数が偶数である請求項5,6または11記載の
超電導装置。 - 【請求項13】 上記電流分布均一化装置を、複数の超
電導撚線導体で構成し、一部の超電導撚線導体と残りの
超電導撚線導体が逆巻きまたは負の相互インダクタンス
を有するように、主線路を構成する各超電導線路に対し
直列に上記超電導撚線導体を形成する各超電導素線に接
続した請求項5または6記載の超電導装置。 - 【請求項14】 上記並列構成の主線路を形成する各超
電導線路と上記電流均一化装置において並列をなす各超
電導線とを、1対1、1対複数、複数対1または複数対
複数で直列に接続した請求項5,6,11,12または
13に記載の超電導装置。 - 【請求項15】 直列に接続され、それぞれ複数の超電
導線からなる複数の並列超電導主線路と、 該並列超電導主線路毎に設けられ、上記複数の超電導線
の一方の超電導線でなるコイル、上記複数の超電導線の
他方の超電導線でなり、かつ上記コイルに対して逆巻き
または負の相互インダクタンスを持つコイルを有するコ
イル対とを備えたことを特徴とする超電導装置。 - 【請求項16】 直列に接続され、それぞれ複数の超電
導線からなる複数の並列超電導主線路と、 該並列超電導主線路毎に設けられ、上記複数の超電導線
の一方の超電導線でなる少なくとも1つのコイル群、上
記複数の超電導線の他方の超電導線でなり、かつ上記コ
イル群に対して逆巻きまたは負の相互インダクタンスを
持つ少なくとも1つのコイル群を有する少なくとも1つ
のコイル群対とを備えたことを特徴とする超電導装置。 - 【請求項17】 上記主線路と、上記コイル対の部分が
空間的に離れており、上記主線路の発生する磁界が上記
コイル対に鎖交しないようになされた請求項1または3
記載の超電導装置。 - 【請求項18】 上記主線路と、上記コイル群対の部分
が空間的に離れており、上記主線路の発生する磁界が上
記コイル群対に鎖交しないようになされた請求項2また
は4記載の超電導装置。 - 【請求項19】 上記コイル対に対して磁気シールドを
設けた請求項1または3記載の超電導装置。 - 【請求項20】 上記コイル群対に対して磁気シールド
を設けた請求項2または4記載の超電導装置。 - 【請求項21】 上記一方のコイルに主線路の一部から
なる線路を、上記他方のコイルにその他の線路を接続し
た上記一方のコイルおよび他方のコイルが主線路および
主線路以外の線路と、磁気的に結合しない方向に配置し
た請求項1または3記載の超電導装置。 - 【請求項22】 上記一方のコイル群に主線路の一部か
らなる線路を、上記他方のコイル群にその他の線路を接
続した上記一方のコイル群および他方のコイル群が主線
路および主線路以外の線路と、磁気的に結合しない方向
に配置した請求項2または4記載の超電導装置。 - 【請求項23】 複数の超電導線の一方の超電導線でな
る第1のコイル、上記複数の超電導線の他方の超電導線
でなり、かつ上記コイルに対して逆巻きまたは負の相互
インダクタンスを持つ第2のコイルを有する第1のコイ
ル対と、 該第1のコイル対と隔置して設けられ、上記複数の超電
導線の一方の超電導線でなる第3のコイル、上記複数の
超電導線の他方の超電導線でなり、かつ上記第3のコイ
ルに対して逆巻きまたは負の相互インダクタンスを持つ
第4のコイルを有する第2のコイル対とを備え、上記第
1のコイル、一部の主線路および上記第3のコイルから
なる回路を直列に接続し、上記第2のコイル、上記主線
路の残部および上記第4のコイルからなる回路を直列に
接続し、かつ、上記主線路に対して、それぞれ上記第1
のコイルと第2のコイルでなる回路およびを上記第3の
コイルと上記第4のコイルでなる回路を無誘導に配置し
たことを特徴とする超電導装置。 - 【請求項24】 複数の超電導線の一方の超電導線でな
る第1のコイル群、上記複数の超電導線の他方の超電導
線でなり、かつ上記コイル群に対して逆巻きまたは負の
相互インダクタンスを持つ第2のコイル群を有する第1
のコイル対群と、 該第1のコイル対群と隔置して設けられ、上記複数の超
電導線の一方の超電導線でなる第3のコイル群、上記複
数の超電導線の他方の超電導線でなり、かつ上記第3の
コイル群に対して逆巻きまたは負の相互インダクタンス
を持つ第4のコイル群を有する第2のコイル対群とを備
え、上記第1のコイル群、一部の主線路および上記第3
のコイル群からなる回路を直列に接続し、上記第2のコ
イル群、上記主線路の残部および上記第4のコイル群か
らなる回路を直列に接続し、かつ、上記主線路に対し
て、それぞれ上記第1のコイル群と第2のコイル群でな
る回路および上記第3のコイル群と上記第4のコイル群
でなる回路を無誘導に配置したことを特徴とする超電導
装置。 - 【請求項25】 上記主線路の一側に、上記第1のコイ
ル対を配置し、上記主線路の他側に、上記第2のコイル
対を配置した請求項23記載の超電導装置。 - 【請求項26】 上記主線路の一側に、上記第1のコイ
ル対群を配置し、上記主線路の他側に、上記第2のコイ
ル対群を配置した請求項24記載の超電導装置。 - 【請求項27】 少なくとも1対の同軸に配置された電
磁石群の外側の一側に、上記第1のコイル対を配置し、
上記電磁石群の外側の他側に、上記第2のコイル対を配
置した請求項23記載の超電導装置。 - 【請求項28】 少なくとも1対の同軸に配置された電
磁石群の外側の一側に、上記第1のコイル対群を配置
し、上記電磁石群の外側の他側に、上記第2のコイル対
群を配置した請求項24記載の超電導装置。 - 【請求項29】 上記主線路をトロイダル形状に配置さ
れた電磁石群で構成し、該電磁石群に対して同軸に上記
第1のコイル対を配置し、該第1のコイル対に対向し、
かつ上記電磁石群に対して同軸に上記第2のコイル対を
配置した請求項23記載の超電導装置。 - 【請求項30】 上記主線路をトロイダル形状に配置さ
れた電磁石群で構成し、該電磁石群に対して同軸に上記
第1のコイル対群を配置し、該第1のコイル対群に対向
し、かつ上記電磁石群に対して同軸に上記第2のコイル
対群を配置した請求項24記載の超電導装置。 - 【請求項31】 上記第1のコイル対と上記第2のコイ
ル対の少なくとも一方に対して主線路との相対位置調整
機構を有する請求項23記載の超電導装置。 - 【請求項32】 上記第1のコイル対群と上記第2のコ
イル対群の少なくとも一方に対して主線路との相対位置
調整機構を有する請求項24記載の超電導装置。 - 【請求項33】 上記第1のコイル対と上記第2のコイ
ル対の少なくとも一方の近傍に磁性体を有する請求項2
3記載の超電導装置。 - 【請求項34】 上記第1のコイル対群と上記第2のコ
イル対群の少なくとも一方の近傍に磁性体を有する請求
項24記載の超電導装置。 - 【請求項35】 上記コイル対が磁性体からなる磁気回
路を有する請求項1または3記載の超電導装置。 - 【請求項36】 超電導装置の室温部分に磁性体を配置
した請求項35記載の超電導装置。 - 【請求項37】 上記磁性体として磁性材料の積層材を
用いた請求項33〜35のいずれかに記載の超電導装
置。 - 【請求項38】 上記コイル群をトロイダル形状に配置
した請求項2,4,6,18,20,22,24,2
6,28,30,32または34記載の超電導装置。 - 【請求項39】 上記超電導線の表面に色分けを施した
請求項1〜38のいずれかに記載の超電導装置。 - 【請求項40】 上記超電導線に識別印を施した請求項
1〜38のいずれかに記載の超電導装置。 - 【請求項41】 上記主線路と直列に設けられた微小抵
抗を有する請求項1〜40のいずれかに記載の超電導装
置。 - 【請求項42】 上記主線路の少なくとも一方に、磁界
の鎖交により上記コイル対に生じる誘導電流を打ち消す
電流が誘起されるキャンセルコイルを備えた請求項1,
3または23記載の超電導装置。 - 【請求項43】 上記主線路の少なくとも一方に、磁界
の鎖交により上記コイル対群に生じる誘導電流を打ち消
す電流が誘起されるキャンセルコイルを備えた請求項
2,4または24記載の超電導装置。 - 【請求項44】 複数の超電導線路が並列回路を構成す
る超電導装置において、各々の超電導線路に直列にコイ
ルを設けたことを特徴とする超電導装置。 - 【請求項45】 上記コイルを磁気的に結合しないよう
に配置した請求項44記載の超電導装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7149162A JPH097819A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 超電導装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7149162A JPH097819A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 超電導装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH097819A true JPH097819A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15469156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7149162A Pending JPH097819A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | 超電導装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH097819A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006332513A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Toshiba Corp | 超電導コイル装置 |
| JP2008218717A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Univ Of Fukui | 超電導コイル装置、誘導子型同期機、及び変圧装置 |
| JP2010274039A (ja) * | 2009-06-01 | 2010-12-09 | Mitsubishi Electric Corp | 超電導マグネット装置 |
| CN111463765A (zh) * | 2020-02-26 | 2020-07-28 | 广东电网有限责任公司电力科学研究院 | 一种超导直流限流器和超导直流限流装置 |
| US20240371553A1 (en) * | 2021-05-28 | 2024-11-07 | Teral Inc. | Dc magnetic field superconducting coil power supply device |
-
1995
- 1995-06-15 JP JP7149162A patent/JPH097819A/ja active Pending
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