JPH0978351A - ポリアミドモノフィラメント - Google Patents
ポリアミドモノフィラメントInfo
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- JPH0978351A JPH0978351A JP22884395A JP22884395A JPH0978351A JP H0978351 A JPH0978351 A JP H0978351A JP 22884395 A JP22884395 A JP 22884395A JP 22884395 A JP22884395 A JP 22884395A JP H0978351 A JPH0978351 A JP H0978351A
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Abstract
アミドモノフィラメントに関する。 【構成】 ナイロン6、66、12からなる共重合体で
あるポリアミドモノフィラメントに関する。
Description
トに関するものである。詳しくは、透明性、柔軟性およ
び強度が優れたポリアミドモノフィラメントに関するも
のである。
グス、魚網、ガットなどに多用されている。テグス、魚
網用途は強度が重要な要求特性の一つであるが、これと
同様に透明性、柔軟性も重要な要求特性に一つである。
このため通常のポリカプラミド(ナイロン6)以外にも
カプロラクタムとアジピン酸ヘキサメチレンジアンモニ
ウム塩とを共重合したポリアミド(ナイロン6/66)
またはナイロン6とナイロン6/66のブレンド物から
なるポリアミドモノフィラメントが使用されるようにな
ってきた。
はカプロラクタムとアジピン酸ヘキサメチレンジアンモ
ニウム塩とテレフタル酸ヘキサメチレンジアンモニウム
塩を共重合させた透明性と柔軟性に優れたモノフィラメ
ントが開示している。さらに特公平3−14923号公
報にはナイロン6/66とイソフタル酸とテレフタル酸
を含む半芳香族ナイロンとのブレンド物からなる透明性
の優れたモノフィラメントが開示されている。
糸のような直径1mm以上の太物モノフィラメントでは
透明性、柔軟性、強度面(特に結節強度)が充分とはい
えず改良が求められていた。
柔軟性および強度の優れるポリアミドモノフィラメント
を得るべく、鋭意検討した結果、特定のポリアミドを原
料として製造するとにより、透明性、柔軟性、結節強度
の改良されたポリアミドモノフィラメントを得ることが
できることを見いだし、本発明を完成した。
径0.5mm以上の太物モノフィラメント用として価値
の高いポリアミドモノフィラメントを製造することを目
的とするものであり、その目的は(a)ε−カプロラク
タムが50〜96重量%、(b)ヘキサメチレンジアミ
ンとアジピン酸の等モル塩が2〜25重量%、および
(c)アミノドデカン酸またはω−ラウロラクタム2〜
25重量%からなる三元共重合ポリアミド(総量が10
0重量%)であるポリアミドモノフィラメメントによっ
て達成された。
重合ポリアミドのε−カプロラクタムの共重合割合は5
0〜96重量%が好ましい。50重量%を下回ると真円
性が低下したり結節強度が低下するため好ましくない。
96重量%を超えると透明性、柔軟性が低下するため好
ましくない。第2のモノマ−成分であるアジピン酸とヘ
キサメチレンジアミンとの等モル塩の共重合割合は2〜
25重量%が好ましい。2重量%を下回ると透明性、柔
軟性が低下するため好ましくない。25重量%を超える
とモノフィラメントの真円性が低下したり、強度の低下
が起こるために好ましくない。第3のモノマ−成分であ
るアミノドデカン酸またはω−ドデカラクタムはいずれ
のモノマ−でもよく特に限定されるものではないが、重
合条件は変更する必要がある。すなわち、ω−ドデカラ
クタムを使用する場合は初期重合温度をアミノドデカン
酸を使用する場合に比べ高くする必要があり、アミノド
デカン酸を使用する法が重合温度をマイルドにできるた
め、重合されたポリアミドの色調など品質には好まし
い。共重合割合は2〜25重量%が好ましい。2重量%
を下回ると柔軟性、透明性が低下するために好ましくな
い。25重量%を超えるとモノフィラメントの真円性が
低下したり、結節強度まどの物性が低下するため好まし
くない。
は、製造方法に特に制限はない。当業者周知の方法でバ
ッチ式または連続式により必要に応じて常圧、減圧、加
圧操作を繰り返して重合することができる。
量は、JIS−K−6810に準拠して測定された相対
粘度で2.0〜6.0であり、より好ましくは3.0〜
5.0のものを使用するのがよい。相対粘度が2.0以
下であると得られるモノフィラメントの引張特性である
伸びが低くなるという問題がある。6.0以上であると
溶融粘度が高いため成形性が悪くなるという問題がおこ
るため好ましくない。
製造は通常の方法で行うことができる。例えばポリアミ
ドペレットを押出機等によって溶融して紡糸ノズルから
押し出し、水、トリクレンなどの冷媒浴中で冷却するこ
とにより未延伸糸を製造する。この場合紡糸ノズルのフ
ィラメント出口から冷媒液面までの距離は10〜300
mm程度保つのが好ましい。
し、熱処理を行う。なお本発明において以下の延伸条件
を採るのが好ましい。第1段目の延伸は、水蒸気中また
は熱水中で3〜4.5倍延伸する。水蒸気中で延伸する
場合95〜120℃の温度が好ましい。温度が高すぎる
場合、あるいは延伸倍率が大きすぎる場合には、得られ
るモノフィラメントの結節強度が低くなり、透明性が悪
くなる。また温度が低すぎる場合、あるいは延伸倍率が
小さすぎる場合には得られるモノフィラメントの直線強
度が低くなる。
が好ましい。温度が高すぎる場合、あるいは延伸倍率が
大きすぎる場合には、得られるモノフィラメントの結節
強度が低くなり、透明が悪くなる。また温度が低すぎる
場合、あるいは延伸倍率が小さすぎる場合には得られる
モノフィラメントの直線強度が低くなる。好ましい第1
段目の延伸温度は水蒸気で行う場合100〜110℃で
あり、熱水で行う場合60〜90℃である。
雰囲気中で1.1〜2.5倍延伸する。気体としては空
気、窒素などの不活性ガスなどが挙げられるが、通常空
気で充分である。好ましい温度は180〜300℃程
度、好ましい延伸倍率は1.2〜2.5倍程度である。
この第2段目の延伸においても上記の温度範囲、延伸倍
率範囲からはずれた場合第1段目と同様の現象になる。
0〜350℃の気体雰囲気中で1.1から0.9倍の捲
取比で熱処理する。この温度も高すぎると本発明の効果
が得られず、逆に高すぎると結節強度が低くなり好まし
くない。好ましくは160〜320℃程度である。捲取
比があまり小さくすると、モノフィラメントのたるみ運
転が困難となる。好ましい捲取比は0.94〜0.98
程度である。上記延伸および熱処理において、総合した
延伸倍率が4.0〜7.0、好ましくは4.5〜6.5
程度となることが好ましい。
れも優れているばかりでなく、透明性、柔軟性が優れた
ポリアミドモノフィラメントを製造することができ、特
に直径0.5〜20mm程度のモノフィラメントにおい
て本発明の効果が大きい。なお、モノフィラメントの製
造に際して、ポリアミドに滑剤、熱安定剤、紫外線吸収
剤、帯電防止剤、撥水剤、透明剤、染顔料など公知の添
加剤を必要に応じて添加してもよい。特に未延伸糸の冷
媒として水を使用する場合には、一般式 R1 −CONH−R2 −NHCO−R3 (R1,R3 は炭素数6以上の有機基、R2 は炭素数1〜
8の有機基)で示されるビスアマイド化合物、例えばエ
チレンビスステアロアミド、エチレンビスベヘン酸アミ
ドなどの添加は透明性の改良の点で好ましい。
体的に説明するが、本発明はその要旨をこえない限り以
下の実施例に限定されるものではない。なお、実施例中
に示す直線強度、結節強度および柔軟性を示す弾性率は
JISL 1070によって測定した。なお弾性率が小
さい程、柔軟性に優れていることを示している。
方法がないため、目視によって○×△で評価した。な
お。◎は透明性に非常に優れており、○は透明であり、
△は透明ではあるが少し曇りがあり、×は透明性が悪い
ことを表す。相対粘度(ηr )はJIS−K−6810
に準拠して測定した値である。160℃における半結晶
化時間は脱偏光法による等温結晶化法によって測定し
た。
g、アジピン酸ヘキサメチレンアンモニウム塩の50%
水溶液を6kg、アミノドデカン酸1kgを仕込み、重
合槽内を窒素置換したのち、密閉して180℃まで昇温
し、次いで攪拌しながら重合槽内を17.5kgf/cm2 G
に調圧しながら、重合槽内温度を240℃まで昇温し
た。重合温度が240℃に達して2hr後に重合槽内の
圧力を約2hrかけて常圧に放圧した。放圧後、窒素気
流下で1hr重合した後、2hr減圧重合を行った。窒
素を導入して常圧に復圧後、攪拌機を止めて、ストラン
ドとして抜き出しペレット化し、沸水を用いて未反応モ
ノマ−を抽出除去して乾燥した。このようにして得られ
た6/66/12三元共重合体は組成分析を行ったとこ
ろ、組成比は6/66/12=80/15/5の共重合
体であった。相対粘度は3.86であった。この原料に
エチレンビスステアロアマイドを1000ppm、滑剤
としてステアリン酸カルシウムを300ppmブレンド
し、次に示す条件でポリアミドモノフィラメントの製造
を行った。結果を表1に示す。
ジピン酸ヘキサメチレンアンモニウム塩とアミノドデカ
ン酸の重合比率を表1に示す比率に変更した以外は実施
例1と同様の操作によって目的とするモノフィラメント
を得た。
アミドなど既存のポリアミドについての結果を併せて表
1に示す。尚、ポリカプロアミドについては総合延伸倍
率が4.0、4.5までしか延伸できずそれ以上は糸切
れが起こり延伸できなかった。なお、ポリカプロアミド
は宇部興産製1022T(相対粘度=2.75)、カプ
ロラクタム/アジピン酸ヘキサメチレンアンモニウム塩
=85/15共重合体は宇部興産製5033B、カプロ
ラクタム/アミノドデカン酸=80/20共重合体は宇
部興産製7034Bを使用した。
ると透明性、柔軟性、結節強度といずれも従来のモノフ
ィラメントと比較して優れた性能を有している。 ││
Claims (2)
- 【請求項1】(a)ε−カプロラクタムが50〜96重
量%、(b)ヘキサメチレンジアミンとアジピン酸の等
モル塩が2〜25重量%、および(c)アミノドデカン
酸またはω−ラウロラクタム2〜25重量%からなる三
元共重合ポリアミド(総量が100重量%)であるポリ
アミドモノフィラメント。 - 【請求項2】半結晶化時間が160℃の温度条件下で1
00〜200sec の範囲で、170℃の温度条件下で5
00〜800sec の範囲にある請求項第1項記載のポリ
アミドモノフィラメント。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22884395A JP3407495B2 (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | ポリアミドモノフィラメント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22884395A JP3407495B2 (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | ポリアミドモノフィラメント |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0978351A true JPH0978351A (ja) | 1997-03-25 |
| JP3407495B2 JP3407495B2 (ja) | 2003-05-19 |
Family
ID=16882742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22884395A Expired - Fee Related JP3407495B2 (ja) | 1995-09-06 | 1995-09-06 | ポリアミドモノフィラメント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3407495B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006509878A (ja) * | 2002-12-17 | 2006-03-23 | エムス ヒェミー アーゲー | コポリアミド |
| US8022170B2 (en) | 2002-12-17 | 2011-09-20 | Ems-Chemie Ag | Copolyamides |
| US9109115B2 (en) | 2013-03-15 | 2015-08-18 | Ems-Patent Ag | Polyamide moulding compound and moulded articles produced herefrom |
| US9133322B2 (en) | 2012-10-02 | 2015-09-15 | Ems-Patent Ag | Polyamide moulding compounds and use thereof in the production of moulded articles |
| US9453106B2 (en) | 2012-05-23 | 2016-09-27 | Ems-Patent Ag | Scratch-resistant, transparent and tough copolyamide moulding compounds, moulded articles produced therefrom and uses thereof |
| JP2016223037A (ja) * | 2015-06-02 | 2016-12-28 | 宇部興産株式会社 | モノフィラメント |
| US9963591B2 (en) | 2012-12-18 | 2018-05-08 | Ems-Patent Ag | Polyamide molding material and moldings manufactured from same |
| JP2023150048A (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-16 | Ube株式会社 | 共重合ポリアミド樹脂を含むモノフィラメント |
-
1995
- 1995-09-06 JP JP22884395A patent/JP3407495B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US9453106B2 (en) | 2012-05-23 | 2016-09-27 | Ems-Patent Ag | Scratch-resistant, transparent and tough copolyamide moulding compounds, moulded articles produced therefrom and uses thereof |
| US9133322B2 (en) | 2012-10-02 | 2015-09-15 | Ems-Patent Ag | Polyamide moulding compounds and use thereof in the production of moulded articles |
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