JPH0978533A - 高架交通構造物における耐震補強方法 - Google Patents
高架交通構造物における耐震補強方法Info
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- JPH0978533A JPH0978533A JP25714395A JP25714395A JPH0978533A JP H0978533 A JPH0978533 A JP H0978533A JP 25714395 A JP25714395 A JP 25714395A JP 25714395 A JP25714395 A JP 25714395A JP H0978533 A JPH0978533 A JP H0978533A
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Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】高架交通構造物の耐震補強を、手間をかけず、
しかも工期を極力短縮して行う。 【解決手段】ラーメン構造をなす複数の柱6及び梁7か
らなる柱・梁構造物5を有し、この柱・梁構造物5上
に、上部に道路面9aが形成された道路躯体9を支持し
て設けた既存の高架橋1に対して耐震補強を行う際に、
前記柱・梁構造物5にブレース手段10を設置し、この
ブレース手段10により前記柱・梁構造物5の剛性を高
めるようにして構成する。
しかも工期を極力短縮して行う。 【解決手段】ラーメン構造をなす複数の柱6及び梁7か
らなる柱・梁構造物5を有し、この柱・梁構造物5上
に、上部に道路面9aが形成された道路躯体9を支持し
て設けた既存の高架橋1に対して耐震補強を行う際に、
前記柱・梁構造物5にブレース手段10を設置し、この
ブレース手段10により前記柱・梁構造物5の剛性を高
めるようにして構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄筋コンクリート製の
ラーメン高架橋等の高架交通構造物を耐震補強するのに
好適な、高架交通構造物における耐震補強方法に関す
る。
ラーメン高架橋等の高架交通構造物を耐震補強するのに
好適な、高架交通構造物における耐震補強方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄筋コンクリート製のラーメン高
架橋等のような高架交通構造物が構築されている。この
ような高架交通構造物は、例えばラーメン構造を形成す
る複数の柱及び梁からなる柱・梁構造物を、地盤上に立
設された形で有しており、該柱・梁構造物上には水平な
道路面が形成された道路躯体が支持されている。ところ
で、このような高架交通構造物において不用意に大きな
地震などが発生した際に、柱・梁構造物が破壊されて、
道路躯体が傾いたり或いは地上に落下したりするような
危険を極力防止するため、例えば既存の高架交通構造物
を、柱・梁構造物の部位において補強し、その耐震強度
をより高めるという耐震補強が各種の方法で行われてい
る。従来の耐震補強は、例えば柱・梁構造物の柱に鉄板
或いは炭素繊維或いは鋼棒などの補強部材を巻きつける
形で行われていた。
架橋等のような高架交通構造物が構築されている。この
ような高架交通構造物は、例えばラーメン構造を形成す
る複数の柱及び梁からなる柱・梁構造物を、地盤上に立
設された形で有しており、該柱・梁構造物上には水平な
道路面が形成された道路躯体が支持されている。ところ
で、このような高架交通構造物において不用意に大きな
地震などが発生した際に、柱・梁構造物が破壊されて、
道路躯体が傾いたり或いは地上に落下したりするような
危険を極力防止するため、例えば既存の高架交通構造物
を、柱・梁構造物の部位において補強し、その耐震強度
をより高めるという耐震補強が各種の方法で行われてい
る。従来の耐震補強は、例えば柱・梁構造物の柱に鉄板
或いは炭素繊維或いは鋼棒などの補強部材を巻きつける
形で行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の耐震補強では、柱1本1本に補強部材を巻きつけると
いう作業が手間のかかる作業であった。また、手間がか
かるために工期が長くなるという不都合が生じていた。
の耐震補強では、柱1本1本に補強部材を巻きつけると
いう作業が手間のかかる作業であった。また、手間がか
かるために工期が長くなるという不都合が生じていた。
【0004】そこで本発明は上記事情に鑑み、高架交通
構造物を、手間をかけず、しかも工期を極力短縮して耐
震補強することのできる、高架交通構造物における耐震
補強方法を提供することを目的とする。
構造物を、手間をかけず、しかも工期を極力短縮して耐
震補強することのできる、高架交通構造物における耐震
補強方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち本発明のうち第一の
発明は、ラーメン構造をなす複数の柱(6)及び梁
(7)からなる柱・梁構造物(5)を有し、前記柱・梁
構造物(5)上に、上部に通行路面(9a)が形成され
た通行用躯体(9)を支持して設けた既存の高架交通構
造物(1)に対して耐震補強を行う際に、前記柱・梁構
造物(5)に金属製のブレース手段(10)を設置し、
前記ブレース手段(10)により前記柱・梁構造物
(5)の剛性を高めるようにして構成される。
発明は、ラーメン構造をなす複数の柱(6)及び梁
(7)からなる柱・梁構造物(5)を有し、前記柱・梁
構造物(5)上に、上部に通行路面(9a)が形成され
た通行用躯体(9)を支持して設けた既存の高架交通構
造物(1)に対して耐震補強を行う際に、前記柱・梁構
造物(5)に金属製のブレース手段(10)を設置し、
前記ブレース手段(10)により前記柱・梁構造物
(5)の剛性を高めるようにして構成される。
【0006】また本発明のうち第二の発明は、第一の発
明の高架交通構造物(1)における耐震補強方法におい
て、前記ブレース手段(10)は、直状の棒材(12)
及び、該棒材(12)の途中に設けられた、該棒材(1
2)の伸延方向に変形自在なエネルギー吸収部材(1
1)からなる。
明の高架交通構造物(1)における耐震補強方法におい
て、前記ブレース手段(10)は、直状の棒材(12)
及び、該棒材(12)の途中に設けられた、該棒材(1
2)の伸延方向に変形自在なエネルギー吸収部材(1
1)からなる。
【0007】また本発明のうち第三の発明は、第二の発
明の高架交通構造物(1)における耐震補強方法におい
て、前記エネルギー吸収部材(11)は鋼製リング(1
1)である。
明の高架交通構造物(1)における耐震補強方法におい
て、前記エネルギー吸収部材(11)は鋼製リング(1
1)である。
【0008】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「作用」の欄についても同様である。
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以下の
「作用」の欄についても同様である。
【0009】
【作用】上記した構成により本発明のうち第一の発明で
は、高架交通構造物(1)に対する耐震補強は、柱・梁
構造物(5)にブレース手段(10)を設置する作業に
より実現する。
は、高架交通構造物(1)に対する耐震補強は、柱・梁
構造物(5)にブレース手段(10)を設置する作業に
より実現する。
【0010】また本発明のうち第二の発明では、柱・梁
構造物(5)に生じる震動等のエネルギーはブレース手
段(10)のエネルギー吸収部材(11)により効果的
に吸収され減衰される。
構造物(5)に生じる震動等のエネルギーはブレース手
段(10)のエネルギー吸収部材(11)により効果的
に吸収され減衰される。
【0011】また本発明のうち第三の発明では、エネル
ギー吸収部材(11)の構造、従ってブレース手段(1
0)の構造は極力単純なものとなる。
ギー吸収部材(11)の構造、従ってブレース手段(1
0)の構造は極力単純なものとなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明による耐震補強方法により耐震補強
が施された高架橋の一例を示した側面図、図2は、図1
のX1−Y1線断面図である。
る。図1は、本発明による耐震補強方法により耐震補強
が施された高架橋の一例を示した側面図、図2は、図1
のX1−Y1線断面図である。
【0013】高架交通構造物である高架橋1は、図1及
び図2に示すように、地盤2中に埋設構築された鉄筋コ
ンクリート製の基礎3(即ち杭やフーチングからなるも
の)を有しており、該基礎3上には鉄筋コンクリート製
の柱・梁構造物5が地盤2上方に露出した形で立設され
ている。柱・梁構造物5は、基礎3上に一体的に立設さ
れた形の複数の柱6及び、これら柱6に一体的に支持さ
れた水平な複数の梁7により構成されており、これら柱
6及び梁7は所定のラーメン構造をなしている。従っ
て、該高架橋1はラーメン高架橋である。また、柱・梁
構造物5の上端には、所定の道路躯体9が支持されてお
り、該道路躯体9の上には水平な道路面9aが形成され
ている。即ち、この道路面9a上を自動車等が通行でき
るようになっている。
び図2に示すように、地盤2中に埋設構築された鉄筋コ
ンクリート製の基礎3(即ち杭やフーチングからなるも
の)を有しており、該基礎3上には鉄筋コンクリート製
の柱・梁構造物5が地盤2上方に露出した形で立設され
ている。柱・梁構造物5は、基礎3上に一体的に立設さ
れた形の複数の柱6及び、これら柱6に一体的に支持さ
れた水平な複数の梁7により構成されており、これら柱
6及び梁7は所定のラーメン構造をなしている。従っ
て、該高架橋1はラーメン高架橋である。また、柱・梁
構造物5の上端には、所定の道路躯体9が支持されてお
り、該道路躯体9の上には水平な道路面9aが形成され
ている。即ち、この道路面9a上を自動車等が通行でき
るようになっている。
【0014】以上のように構成された高架橋1には、本
発明による耐震補強方法により耐震補強が施されてお
り、従って該高架橋1には、図1及び図2に示すよう
に、耐震補強手段である金属製の複数のブレース手段1
0が設置されている。各ブレース手段10は直状のPC
鋼棒等による2本の棒材12、12を、これら2本の棒
材12、12がX状に交差した形で有しており、これら
棒材12、12には、これらの交差位置において、エネ
ルギー吸収部材である鋼製で円環状のリング11が1つ
設けられている。即ち、リング11は、2本の棒材1
2、12の交差位置において、一方の棒材12の途中に
配置されており、従って該一方の棒材12は該リング1
1を挟んで2分割されている。また、リング11は、2
本の棒材12、12の交差位置に位置していることか
ら、他方の棒材12の途中にも配置されており、従って
該他方の棒材12は該リング11を挟んで2分割されて
いる。つまり、各棒材12に作用する引張応力等は、該
棒材12の途中に設けられたリング11に伝達され、該
伝達された引張応力等が所定の大きさを超えた際には、
該リング11が該棒材12の伸延方向に塑性変形し、各
棒材12に作用する引張応力等のエネルギーを適宜吸収
し得るようになっている。
発明による耐震補強方法により耐震補強が施されてお
り、従って該高架橋1には、図1及び図2に示すよう
に、耐震補強手段である金属製の複数のブレース手段1
0が設置されている。各ブレース手段10は直状のPC
鋼棒等による2本の棒材12、12を、これら2本の棒
材12、12がX状に交差した形で有しており、これら
棒材12、12には、これらの交差位置において、エネ
ルギー吸収部材である鋼製で円環状のリング11が1つ
設けられている。即ち、リング11は、2本の棒材1
2、12の交差位置において、一方の棒材12の途中に
配置されており、従って該一方の棒材12は該リング1
1を挟んで2分割されている。また、リング11は、2
本の棒材12、12の交差位置に位置していることか
ら、他方の棒材12の途中にも配置されており、従って
該他方の棒材12は該リング11を挟んで2分割されて
いる。つまり、各棒材12に作用する引張応力等は、該
棒材12の途中に設けられたリング11に伝達され、該
伝達された引張応力等が所定の大きさを超えた際には、
該リング11が該棒材12の伸延方向に塑性変形し、各
棒材12に作用する引張応力等のエネルギーを適宜吸収
し得るようになっている。
【0015】各ブレース手段10は以上のように構成さ
れているが、各ブレース手段10は、高架橋1のうち柱
・梁構造物5の部位において設置されており、柱・梁構
造物5の中でも、横方向に隣接した柱6、6間に設置さ
れている。つまり、各ブレース手段10はラーメン構造
をなす柱・梁構造物5の剛性を高める形で設置されてい
る。これら柱6には、ブレース手段10を設置するため
の定着金具13が複数設置されており、各定着金具13
は、上下方向に伸延した鋼板製筒状のものであり、各柱
6のコンクリート躯体を取り囲む形で配置されている
(なお、定着金具13と柱6の間は図示しないアンカー
等で固定する。)。従って、各ブレース手段10の設置
は、該ブレース手段10の2つの棒材12、12の4つ
の端部12aを、横方向に隣接した柱6、6に設置され
た4つの定着金具13にそれぞれ接合定着させた形で行
われている。
れているが、各ブレース手段10は、高架橋1のうち柱
・梁構造物5の部位において設置されており、柱・梁構
造物5の中でも、横方向に隣接した柱6、6間に設置さ
れている。つまり、各ブレース手段10はラーメン構造
をなす柱・梁構造物5の剛性を高める形で設置されてい
る。これら柱6には、ブレース手段10を設置するため
の定着金具13が複数設置されており、各定着金具13
は、上下方向に伸延した鋼板製筒状のものであり、各柱
6のコンクリート躯体を取り囲む形で配置されている
(なお、定着金具13と柱6の間は図示しないアンカー
等で固定する。)。従って、各ブレース手段10の設置
は、該ブレース手段10の2つの棒材12、12の4つ
の端部12aを、横方向に隣接した柱6、6に設置され
た4つの定着金具13にそれぞれ接合定着させた形で行
われている。
【0016】高架橋1及びブレース手段10等は以上の
ように構成されているので、既存の高架橋1(耐震補強
がまだ施されていないもの)に耐震補強をするには以下
のように行う。まず、柱・梁構造物5の各柱6に上述し
た定着金具13を設置し、これら定着金具13を介して
柱・梁構造物5に複数のブレース手段10を設置する。
即ち、これらブレース手段10により柱・梁構造物5の
剛性を高めて、高架橋1の耐震補強を完了する。
ように構成されているので、既存の高架橋1(耐震補強
がまだ施されていないもの)に耐震補強をするには以下
のように行う。まず、柱・梁構造物5の各柱6に上述し
た定着金具13を設置し、これら定着金具13を介して
柱・梁構造物5に複数のブレース手段10を設置する。
即ち、これらブレース手段10により柱・梁構造物5の
剛性を高めて、高架橋1の耐震補強を完了する。
【0017】以上のように耐震補強が施された高架橋1
では、複数のブレース手段10により柱・梁構造物5の
剛性が高められているので、不用意に大きな地震などが
発生した際にも、柱・梁構造物5が破壊されるようなこ
とを極力防止できる。従って、柱・梁構造物5の破壊に
より道路躯体9が傾いたり或いは地上に落下したりする
ような危険を極力防止できる。また、上述したように各
ブレース手段10に作用する引張応力等のエネルギー
は、リング11において適宜吸収されるようになってい
るので、高架橋1の耐震性は更に一層向上される。
では、複数のブレース手段10により柱・梁構造物5の
剛性が高められているので、不用意に大きな地震などが
発生した際にも、柱・梁構造物5が破壊されるようなこ
とを極力防止できる。従って、柱・梁構造物5の破壊に
より道路躯体9が傾いたり或いは地上に落下したりする
ような危険を極力防止できる。また、上述したように各
ブレース手段10に作用する引張応力等のエネルギー
は、リング11において適宜吸収されるようになってい
るので、高架橋1の耐震性は更に一層向上される。
【0018】なお、上述した実施例ではブレース手段1
0は、2本の棒材12を有するブレース手段であった
が、ブレース手段としては1本の棒材のみを有したブレ
ース手段を採用してもよい。また、上述した実施例では
ブレース手段10の棒材12の途中にエネルギー吸収部
材であるリング11が設けられていたが、棒材等にエネ
ルギー吸収部材が設けられていないブレース手段を採用
しても、高架橋1等の高架交通構造物の耐震補強の効果
を得ることができる。更に、上述した実施例ではブレー
ス手段10の棒材12の途中に設けたエネルギー吸収部
材として鋼製リングであるリング11が採用されている
が、エネルギー吸収部材としては、鋼製リング以外にも
各種のダンパ等が採用可能である。
0は、2本の棒材12を有するブレース手段であった
が、ブレース手段としては1本の棒材のみを有したブレ
ース手段を採用してもよい。また、上述した実施例では
ブレース手段10の棒材12の途中にエネルギー吸収部
材であるリング11が設けられていたが、棒材等にエネ
ルギー吸収部材が設けられていないブレース手段を採用
しても、高架橋1等の高架交通構造物の耐震補強の効果
を得ることができる。更に、上述した実施例ではブレー
ス手段10の棒材12の途中に設けたエネルギー吸収部
材として鋼製リングであるリング11が採用されている
が、エネルギー吸収部材としては、鋼製リング以外にも
各種のダンパ等が採用可能である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明のうち第一の
発明は、ラーメン構造をなす柱6及び梁7等の複数の柱
及び梁からなる柱・梁構造物5等の柱・梁構造物を有
し、前記柱・梁構造物上に、上部に道路面9a等の通行
路面が形成された道路躯体9等の通行用躯体を支持して
設けた高架橋1等の既存の高架交通構造物に対して耐震
補強を行う際に、前記柱・梁構造物にブレース手段10
等の金属製のブレース手段を設置し、前記ブレース手段
により前記柱・梁構造物の剛性を高めるようにして構成
される。よって本発明によれば、高架交通構造物に対す
る耐震補強は、柱・梁構造物にブレース手段を設置する
作業により実現するので、従来の耐震補強のように柱1
本1本に補強部材を巻きつけるという作業に比べて手間
がかからない。また、手間がかからない分だけ工期を短
くできる。つまり、本発明によると、高架交通構造物
を、手間をかけず、しかも工期を極力短縮して耐震補強
することができる。更に、金属製のブレース手段を使用
するので、従来使用されていた補強部材の1つである炭
素繊維等のように、特殊な部材を使用する必要がないの
で都合がよい。
発明は、ラーメン構造をなす柱6及び梁7等の複数の柱
及び梁からなる柱・梁構造物5等の柱・梁構造物を有
し、前記柱・梁構造物上に、上部に道路面9a等の通行
路面が形成された道路躯体9等の通行用躯体を支持して
設けた高架橋1等の既存の高架交通構造物に対して耐震
補強を行う際に、前記柱・梁構造物にブレース手段10
等の金属製のブレース手段を設置し、前記ブレース手段
により前記柱・梁構造物の剛性を高めるようにして構成
される。よって本発明によれば、高架交通構造物に対す
る耐震補強は、柱・梁構造物にブレース手段を設置する
作業により実現するので、従来の耐震補強のように柱1
本1本に補強部材を巻きつけるという作業に比べて手間
がかからない。また、手間がかからない分だけ工期を短
くできる。つまり、本発明によると、高架交通構造物
を、手間をかけず、しかも工期を極力短縮して耐震補強
することができる。更に、金属製のブレース手段を使用
するので、従来使用されていた補強部材の1つである炭
素繊維等のように、特殊な部材を使用する必要がないの
で都合がよい。
【0020】また本発明のうち第二の発明は、第一の発
明の高架交通構造物における耐震補強方法において、前
記ブレース手段は、棒材12等の直状の棒材及び、該棒
材の途中に設けられた、該棒材の伸延方向に変形自在な
リング11等のエネルギー吸収部材からなるので、柱・
梁構造物に生じる震動等のエネルギーはブレース手段の
エネルギー吸収部材により効果的に吸収され減衰される
ので、第一の発明の効果に加えて、高架交通構造物の耐
震性は更に一層向上される。
明の高架交通構造物における耐震補強方法において、前
記ブレース手段は、棒材12等の直状の棒材及び、該棒
材の途中に設けられた、該棒材の伸延方向に変形自在な
リング11等のエネルギー吸収部材からなるので、柱・
梁構造物に生じる震動等のエネルギーはブレース手段の
エネルギー吸収部材により効果的に吸収され減衰される
ので、第一の発明の効果に加えて、高架交通構造物の耐
震性は更に一層向上される。
【0021】また本発明のうち第三の発明は、第二の発
明の高架交通構造物における耐震補強方法において、前
記エネルギー吸収部材はリング11等の鋼製リングであ
るので、エネルギー吸収部材の構造、従ってブレース手
段の構造は極力単純なものとなる。従って、第二の発明
の効果に加えて、エネルギー吸収部材における故障発生
等を極力少なくでき、またブレース手段の製作において
使用する部材を極力節約することができ都合がよい。
明の高架交通構造物における耐震補強方法において、前
記エネルギー吸収部材はリング11等の鋼製リングであ
るので、エネルギー吸収部材の構造、従ってブレース手
段の構造は極力単純なものとなる。従って、第二の発明
の効果に加えて、エネルギー吸収部材における故障発生
等を極力少なくでき、またブレース手段の製作において
使用する部材を極力節約することができ都合がよい。
【図1】図1は、本発明による耐震補強方法により耐震
補強が施された高架橋の一例を示した側面図である。
補強が施された高架橋の一例を示した側面図である。
【図2】図2は、図1のX1−Y1線断面図である。
1……高架交通構造物(高架橋) 5……柱・梁構造物 6……柱 7……梁 9……通行用躯体(道路躯体) 9a……通行路面(道路面) 10……ブレース手段 11……エネルギー吸収部材、鋼製リング(リング) 12……棒材
Claims (3)
- 【請求項1】ラーメン構造をなす複数の柱及び梁からな
る柱・梁構造物を有し、前記柱・梁構造物上に、上部に
通行路面が形成された通行用躯体を支持して設けた既存
の高架交通構造物に対して耐震補強を行う際に、 前記柱・梁構造物に金属製のブレース手段を設置し、 前記ブレース手段により前記柱・梁構造物の剛性を高め
るようにして構成した高架交通構造物における耐震補強
方法。 - 【請求項2】前記ブレース手段は、直状の棒材及び、該
棒材の途中に設けられた、該棒材の伸延方向に変形自在
なエネルギー吸収部材からなることを特徴とする請求項
1記載の高架交通構造物における耐震補強方法。 - 【請求項3】前記エネルギー吸収部材は鋼製リングであ
ることを特徴とする請求項2記載の高架交通構造物にお
ける耐震補強方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25714395A JPH0978533A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 高架交通構造物における耐震補強方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25714395A JPH0978533A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 高架交通構造物における耐震補強方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0978533A true JPH0978533A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17302319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25714395A Pending JPH0978533A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | 高架交通構造物における耐震補強方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0978533A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5892848A (en) * | 1996-03-21 | 1999-04-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Data arranging method and medium for data recording or transfer, and signal processing apparatus for the method and medium |
| US7254456B2 (en) | 1996-03-21 | 2007-08-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Recording medium and reproducing apparatus for quantized data |
| JP2015183370A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 超連続基礎を有する構造物の構築工法 |
-
1995
- 1995-09-08 JP JP25714395A patent/JPH0978533A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5892848A (en) * | 1996-03-21 | 1999-04-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Data arranging method and medium for data recording or transfer, and signal processing apparatus for the method and medium |
| US7254456B2 (en) | 1996-03-21 | 2007-08-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Recording medium and reproducing apparatus for quantized data |
| JP2015183370A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 超連続基礎を有する構造物の構築工法 |
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