JPH0978585A - 法面の植生基盤形成方法 - Google Patents
法面の植生基盤形成方法Info
- Publication number
- JPH0978585A JPH0978585A JP7264803A JP26480395A JPH0978585A JP H0978585 A JPH0978585 A JP H0978585A JP 7264803 A JP7264803 A JP 7264803A JP 26480395 A JP26480395 A JP 26480395A JP H0978585 A JPH0978585 A JP H0978585A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slope
- small
- vegetation
- vegetation base
- small lump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cultivation Of Plants (AREA)
- Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 法面に土嚢を積み上げて植生する場
合、土嚢が肉痩せする。痩せない土嚢を提供することを
目的とする。 【構成】 袋状容器に、直径が1〜10センチメ
ートルの小塊状物を充填して小塊嚢を形成する。
合、土嚢が肉痩せする。痩せない土嚢を提供することを
目的とする。 【構成】 袋状容器に、直径が1〜10センチメ
ートルの小塊状物を充填して小塊嚢を形成する。
Description
【0001】この発明は小塊状物を充填した小塊嚢を用
いて、法面の植生基盤を形成する方法に関する。
いて、法面の植生基盤を形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術と問題点】従来は切土法面や盛土法面に植
生土嚢を積み上げて植生基盤を形成してきた。しかし、
植生土嚢は、現場の土を詰めるのに人手を多く要し施工
性が悪く、コストが嵩む難点がある。又、安定した良質
の土の入手が難しいので、植生の成果にむらが生じた。
一方、近時多用されている工場生産の植生土嚢はバーク
堆肥を中心に充填しているので、年月の経過と共に減量
し土嚢が痩せてしまい、その結果、盛土の肩がだれると
か、法枠内で土嚢が下の方に偏ってしまう、という問題
が多発している。
生土嚢を積み上げて植生基盤を形成してきた。しかし、
植生土嚢は、現場の土を詰めるのに人手を多く要し施工
性が悪く、コストが嵩む難点がある。又、安定した良質
の土の入手が難しいので、植生の成果にむらが生じた。
一方、近時多用されている工場生産の植生土嚢はバーク
堆肥を中心に充填しているので、年月の経過と共に減量
し土嚢が痩せてしまい、その結果、盛土の肩がだれると
か、法枠内で土嚢が下の方に偏ってしまう、という問題
が多発している。
【0003】発明者はこのような問題の解決のために、
特願平5ー341172号、発明の名称「盛土の補強方
法」において、盛土表面並びに/ないし盛土内部の所定
の箇所に、未硬化状態のセメント混和物入りの容器を設
置する方法を提案した。この方法では、セメント混和物
を用いるため、湿式の工法が必要で、且つ、セメントを
用いるためにコストが高く、使用可能な箇所が限定され
る。
特願平5ー341172号、発明の名称「盛土の補強方
法」において、盛土表面並びに/ないし盛土内部の所定
の箇所に、未硬化状態のセメント混和物入りの容器を設
置する方法を提案した。この方法では、セメント混和物
を用いるため、湿式の工法が必要で、且つ、セメントを
用いるためにコストが高く、使用可能な箇所が限定され
る。
【0004】又、発明者は、特願平5ー344138
号、発明の名称「法面の植生基盤安定工法」において、
粗骨材の漏れない目の粗い容器に、未硬化状態のまぶし
コンクリートを充填し、硬化後に、その隙間に植生基盤
材を充填する方法を提案した。しかし、この方法もコン
クリートを用いるので高価になってしまう。
号、発明の名称「法面の植生基盤安定工法」において、
粗骨材の漏れない目の粗い容器に、未硬化状態のまぶし
コンクリートを充填し、硬化後に、その隙間に植生基盤
材を充填する方法を提案した。しかし、この方法もコン
クリートを用いるので高価になってしまう。
【0005】更に、発明者は特願平6ー197629
号、発明の名称「盛土法面の植生方法」において、表面
に勾配のあるコンクリートブロック、特に、透水性のあ
るブロックを設置し、それを基盤として植生する方法を
提案した。この方法も、コンクリートブロックの生産に
コストが掛かるので、使用箇所が限定されてしまう。
号、発明の名称「盛土法面の植生方法」において、表面
に勾配のあるコンクリートブロック、特に、透水性のあ
るブロックを設置し、それを基盤として植生する方法を
提案した。この方法も、コンクリートブロックの生産に
コストが掛かるので、使用箇所が限定されてしまう。
【0006】
【問題点を解決する手段】上記の問題点を解決するため
に、この発明は、引張強度の大きく、可撓性がある材料
からなる袋状容器に、直径が1〜10センチメートルの
自然石、人工骨材、セメントないしモルタル硬化物、ア
スファルト舗装などの産業廃棄物、汚泥などの焼成塊、
ないしはそれらの破砕物など、容易に崩れない小塊状物
の一種類、ないし、二種類以上の混合物を充填して小塊
嚢を構成し、この小塊嚢を法面に敷き並べて法面の植生
基盤を形成することを提案するものである。植生するに
は、小塊嚢の中や表面に植生種子を混入、ないし、付着
しておくとか、小塊嚢の上に植生種子と植生基盤材をス
ラリー状にして吹きつける、などの方法に依れば良い。
に、この発明は、引張強度の大きく、可撓性がある材料
からなる袋状容器に、直径が1〜10センチメートルの
自然石、人工骨材、セメントないしモルタル硬化物、ア
スファルト舗装などの産業廃棄物、汚泥などの焼成塊、
ないしはそれらの破砕物など、容易に崩れない小塊状物
の一種類、ないし、二種類以上の混合物を充填して小塊
嚢を構成し、この小塊嚢を法面に敷き並べて法面の植生
基盤を形成することを提案するものである。植生するに
は、小塊嚢の中や表面に植生種子を混入、ないし、付着
しておくとか、小塊嚢の上に植生種子と植生基盤材をス
ラリー状にして吹きつける、などの方法に依れば良い。
【0007】
【作用】このように形成すると、小塊嚢は予め工場など
で準備できるので品質が安定する。袋も可撓性があるの
で馴染み易く、凹凸のある法面でも施工性が良い。又、
袋には強度があり、簡単に壊れない小塊が充填されてい
るので、時間の経過で減量することもなく、法面が安定
するし、法枠内で、下方に偏ってしまう問題もない。
又、小塊嚢は、安価な袋に入手容易な小塊状物を充填す
るだけでよいので、コストも安く、広く使用が可能であ
る。
で準備できるので品質が安定する。袋も可撓性があるの
で馴染み易く、凹凸のある法面でも施工性が良い。又、
袋には強度があり、簡単に壊れない小塊が充填されてい
るので、時間の経過で減量することもなく、法面が安定
するし、法枠内で、下方に偏ってしまう問題もない。
又、小塊嚢は、安価な袋に入手容易な小塊状物を充填す
るだけでよいので、コストも安く、広く使用が可能であ
る。
【0008】
【実施例1】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細
に説明する。図1は、引張強度の大きく、耐水性・耐候
性に優れた合成繊維からなり、一辺1センチメートル程
度の目合いの、可撓性のあるネットからなる、直径約3
0センチメートル、長さ約1メートルの筒状袋11に、
直径が2〜5センチメートルの砕石からなる小塊状物2
を充填した上、口を閉じて形成した小塊嚢1である。
に説明する。図1は、引張強度の大きく、耐水性・耐候
性に優れた合成繊維からなり、一辺1センチメートル程
度の目合いの、可撓性のあるネットからなる、直径約3
0センチメートル、長さ約1メートルの筒状袋11に、
直径が2〜5センチメートルの砕石からなる小塊状物2
を充填した上、口を閉じて形成した小塊嚢1である。
【0009】図2に示すように、引張強度の非常に大き
な繊維からなる網状のジオグリッド材3を、盛土基盤4
の法尻線41から少し出た箇所から、盛土側に向かって
敷設する。次いで、小塊嚢1を上記ジオグリッド材の上
に、法尻線41に沿って敷き並べ、奥行き40センチメ
ートル、高さ50センチメートル、表面勾配5分の堤体
5を構築する。ジオグリッド材3の端部を折り返して一
段目の小塊嚢1を巻き込み、その上に二段目の小塊嚢1
を積み上げる。積み重ねる場合には、一段目と二段目で
袋の左右のつなぎ目をずらして積み、所定の50センチ
メートルが積めた時点で、上下の小塊嚢1を貫通して鉄
筋棒51を打ち込んで連結するのが望ましい。
な繊維からなる網状のジオグリッド材3を、盛土基盤4
の法尻線41から少し出た箇所から、盛土側に向かって
敷設する。次いで、小塊嚢1を上記ジオグリッド材の上
に、法尻線41に沿って敷き並べ、奥行き40センチメ
ートル、高さ50センチメートル、表面勾配5分の堤体
5を構築する。ジオグリッド材3の端部を折り返して一
段目の小塊嚢1を巻き込み、その上に二段目の小塊嚢1
を積み上げる。積み重ねる場合には、一段目と二段目で
袋の左右のつなぎ目をずらして積み、所定の50センチ
メートルが積めた時点で、上下の小塊嚢1を貫通して鉄
筋棒51を打ち込んで連結するのが望ましい。
【0010】この堤体5の背面には第一層目の盛土6を
行う。盛土はロードローラー・タンパーなどを用いて充
分に締め固めて、堤体の高さまで行う。第一層目の盛土
6を形成した後、堤体5の上に前記と同様に40センチ
メートルの高さに小塊嚢1を積み上げて堤体5を構築
し、その背面に第二層目の盛土6を行う。
行う。盛土はロードローラー・タンパーなどを用いて充
分に締め固めて、堤体の高さまで行う。第一層目の盛土
6を形成した後、堤体5の上に前記と同様に40センチ
メートルの高さに小塊嚢1を積み上げて堤体5を構築
し、その背面に第二層目の盛土6を行う。
【0011】第二層目の盛土6の上には、第二層のジオ
グリッド材3を敷設し、その上に堤体5を構築し、背面
に盛土6を行う、という作業を繰り返して所定の高さの
盛土6を完成する。盛土6の表面は積み重ねられた小塊
嚢1で構成される。
グリッド材3を敷設し、その上に堤体5を構築し、背面
に盛土6を行う、という作業を繰り返して所定の高さの
盛土6を完成する。盛土6の表面は積み重ねられた小塊
嚢1で構成される。
【0012】図に示すように、完成されたこの盛土6の
表面の上に、厚さ約5センチメートルのスラリー状の植
生基盤材7を吹きつけて工事を完了する。植生基盤材に
含まれた植生種子の発芽により、盛土6の表面は植生さ
れる。
表面の上に、厚さ約5センチメートルのスラリー状の植
生基盤材7を吹きつけて工事を完了する。植生基盤材に
含まれた植生種子の発芽により、盛土6の表面は植生さ
れる。
【0013】植生基盤材は、一般に土壌・土壌改良材・
肥料・緩効性肥料・繊維材・糊材・植生種子などからな
り、水を加えてどろどろのスラリー状にしたものを用い
る。施工方法は、通常、盛土の下でスラリーを用意し、
ポンプで現場に圧送し、ホースを用いて盛土の表面に吹
きつける。植生基盤材の配合、並びに、施工方法は一般
に行われる方法でよく、特に規定されるものではない。
施工される地域の環境、盛土を構成する土などの性質、
などによって任意に決定する。盛土材料としては現場発
生土を使用するのが一般的であるが、気泡モルタルや発
泡スチロールブロックを使用することも可能である。
肥料・緩効性肥料・繊維材・糊材・植生種子などからな
り、水を加えてどろどろのスラリー状にしたものを用い
る。施工方法は、通常、盛土の下でスラリーを用意し、
ポンプで現場に圧送し、ホースを用いて盛土の表面に吹
きつける。植生基盤材の配合、並びに、施工方法は一般
に行われる方法でよく、特に規定されるものではない。
施工される地域の環境、盛土を構成する土などの性質、
などによって任意に決定する。盛土材料としては現場発
生土を使用するのが一般的であるが、気泡モルタルや発
泡スチロールブロックを使用することも可能である。
【0014】植生基盤材を吹きつける前に、植生基盤材
の定着を良くするために、盛土の表面に金網、繊維など
のネット状物、先端の一部を小塊嚢に打ち込んだピンな
どの係留材を取り付けておけば定着が良くなる。このネ
ット状物に大粒の緩効性肥料や、遅効性の肥料を入れた
細い筒を50センチメートル程度の間隔で取り付けてお
くと、長期の肥効の観点から望ましい。このような目的
に使用する緩効性肥料としては、菱化農芸株式会社発売
のイソブチリデンジウレアを主成分としたウッドエース
(登録商標)などが適している。緩効性肥料は、直接、
小塊嚢の表面ないし裏面に取り付けておいても良い。
の定着を良くするために、盛土の表面に金網、繊維など
のネット状物、先端の一部を小塊嚢に打ち込んだピンな
どの係留材を取り付けておけば定着が良くなる。このネ
ット状物に大粒の緩効性肥料や、遅効性の肥料を入れた
細い筒を50センチメートル程度の間隔で取り付けてお
くと、長期の肥効の観点から望ましい。このような目的
に使用する緩効性肥料としては、菱化農芸株式会社発売
のイソブチリデンジウレアを主成分としたウッドエース
(登録商標)などが適している。緩効性肥料は、直接、
小塊嚢の表面ないし裏面に取り付けておいても良い。
【0015】
【実施例2】図3に示すのは、3分勾配の切土法面8の
上に格子状のコンクリート法枠9を形成し、コンクリー
ト法枠9の中に小塊嚢1を敷き詰めた状況である。小塊
嚢1に用いる袋は通常の土嚢袋12を用いる。大きさは
40×60センチメートル程度で、目の細かく、引張強
度・耐候性・耐水性に優れた合成繊維で形成してある。
小塊状物2としては直径5〜10センチメートルの産業
廃棄物の破砕塊を用いる。バーク堆肥、緩効性肥料など
からなる植生基盤材7を土嚢袋12に一緒に入れて、小
塊状物2の間にできる隙間を充填する。表面には植生種
子を付着した種子紙71を貼りつけておいて、雨水での
自然発芽を待って植生を行う。
上に格子状のコンクリート法枠9を形成し、コンクリー
ト法枠9の中に小塊嚢1を敷き詰めた状況である。小塊
嚢1に用いる袋は通常の土嚢袋12を用いる。大きさは
40×60センチメートル程度で、目の細かく、引張強
度・耐候性・耐水性に優れた合成繊維で形成してある。
小塊状物2としては直径5〜10センチメートルの産業
廃棄物の破砕塊を用いる。バーク堆肥、緩効性肥料など
からなる植生基盤材7を土嚢袋12に一緒に入れて、小
塊状物2の間にできる隙間を充填する。表面には植生種
子を付着した種子紙71を貼りつけておいて、雨水での
自然発芽を待って植生を行う。
【0016】この発明に於いて、小塊嚢に詰める小塊状
物は、自然石、砕石を加熱発泡して形成する人工軽量骨
材(一般にALAと呼称される)、ALCなど発泡セメ
ントやモルタル硬化物、ないしは、それを破砕したも
の、取り壊したコンクリート建造物を破砕したもの、ア
スファルト舗装などの産業廃棄物の破砕物、汚泥などの
焼成物やその破砕物などで、ある程度の硬さ、耐圧性、
耐候性、耐水性があって、容易には破壊されない塊であ
れば、特に規定するものではない。上記材料の混合物で
あってもよい。袋体への充填は現場でもできるが、通常
は、工場などで予め準備しておく。
物は、自然石、砕石を加熱発泡して形成する人工軽量骨
材(一般にALAと呼称される)、ALCなど発泡セメ
ントやモルタル硬化物、ないしは、それを破砕したも
の、取り壊したコンクリート建造物を破砕したもの、ア
スファルト舗装などの産業廃棄物の破砕物、汚泥などの
焼成物やその破砕物などで、ある程度の硬さ、耐圧性、
耐候性、耐水性があって、容易には破壊されない塊であ
れば、特に規定するものではない。上記材料の混合物で
あってもよい。袋体への充填は現場でもできるが、通常
は、工場などで予め準備しておく。
【0017】小塊状物そのものが大き過ぎると、小塊嚢
が重くなり過ぎるし、充填した袋の馴染みが悪くなり、
積み上げ難い。又、粒度が砂のように小さ過ぎると、詰
めた袋が簡単に変形し、形成された表面の形状が動き易
くなる。法面の表面が不安定であると、芽が出た植生物
が安定して育たない。このような観点から、小塊状物は
直径が1〜10センチメートル程度が望ましい。粒の大
きさはバラツキがあって良い。又、尖った形状の方が、
互いに噛み合い、植生基盤材の定着もよいのでより望ま
しい。
が重くなり過ぎるし、充填した袋の馴染みが悪くなり、
積み上げ難い。又、粒度が砂のように小さ過ぎると、詰
めた袋が簡単に変形し、形成された表面の形状が動き易
くなる。法面の表面が不安定であると、芽が出た植生物
が安定して育たない。このような観点から、小塊状物は
直径が1〜10センチメートル程度が望ましい。粒の大
きさはバラツキがあって良い。又、尖った形状の方が、
互いに噛み合い、植生基盤材の定着もよいのでより望ま
しい。
【0018】
【発明の効果】この発明はこのように構成されているの
で、次のような特長を有する。 1 袋は丈夫であれば繊維からなるものでよいので、安
価であり、大量に入手可能である。 2 小塊状物も産業廃棄物や汚泥の焼成物などでもよい
ので、安価であるし、産業廃棄物の再利用という観点か
らも望ましい。 3 セメントを使用する必要もなく、乾式で生産可能な
ので安価である。 4 小塊嚢は可撓性のある袋でできているので、運搬も
楽であるし、現場への馴染みが良く、従って施工性がよ
い。 5 小塊嚢はバーク堆肥を中心にして形成された土嚢と
違い、時間の経過と共に痩せて変形してしまうことがな
いので、法面の肩が下がったり、法枠の中で土嚢が下に
ずれてしまう、というような問題もない。 6 小塊嚢の表面は凹凸ができるので、互いに噛み合っ
て安定が良く、又、泥吹きなどで施工される植生基盤材
の定着が良い。 7 目合の大きい袋体を使用できるので、植生物の根が
小塊嚢の中に侵入し易く、植生物の安定も良い。
で、次のような特長を有する。 1 袋は丈夫であれば繊維からなるものでよいので、安
価であり、大量に入手可能である。 2 小塊状物も産業廃棄物や汚泥の焼成物などでもよい
ので、安価であるし、産業廃棄物の再利用という観点か
らも望ましい。 3 セメントを使用する必要もなく、乾式で生産可能な
ので安価である。 4 小塊嚢は可撓性のある袋でできているので、運搬も
楽であるし、現場への馴染みが良く、従って施工性がよ
い。 5 小塊嚢はバーク堆肥を中心にして形成された土嚢と
違い、時間の経過と共に痩せて変形してしまうことがな
いので、法面の肩が下がったり、法枠の中で土嚢が下に
ずれてしまう、というような問題もない。 6 小塊嚢の表面は凹凸ができるので、互いに噛み合っ
て安定が良く、又、泥吹きなどで施工される植生基盤材
の定着が良い。 7 目合の大きい袋体を使用できるので、植生物の根が
小塊嚢の中に侵入し易く、植生物の安定も良い。
【図1】 小塊嚢の一例を示す斜視図である。
【図2】 盛土並びに植生基盤材の形成状況の一例を示
す側断面図である。
す側断面図である。
【図3】 切土法面の植生基盤の形成状況の一例を示す
側断面図である。
側断面図である。
【符号の説明】 1 小塊嚢 2 小塊状物 3 ジオグリッド材 4 盛土基盤 5 堤体 6 盛土 7 植生基盤材 8 切土法面 9 コンクリート法枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A01G 1/00 303 A01G 1/00 303Z
Claims (6)
- 【請求項1】 引張強度大で、可撓性がある材料からな
り、充填物が簡単には漏れない袋状容器に、直径が1〜
10センチメートルの自然石、人工骨材、セメントない
しモルタル硬化物・産業廃棄物・汚泥の焼成塊、ない
し、その破砕物など、強度のある小塊状物を一種類、な
いし、二種類以上の混合物を充填してなる小塊嚢を、法
面に設置することを特徴とした、法面の植生基盤形成方
法。 - 【請求項2】 請求項1記載の小塊嚢の中に、土、砂、
堆肥、化成肥料、緩効性肥料、遅効性肥料、土壌改良
材、保水材、繊維質材料、の一種類、ないし、二種類以
上の混合物からなる植生基盤材を添加したことを特徴と
した、法面の植生基盤形成方法。 - 【請求項3】 請求項1ないし請求項2記載の小塊嚢の
中に植生種子を混入するか、ないし、小塊嚢の表面に植
生種子を付着したことを特徴とした、法面の植生基盤形
成方法。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3記載の小塊嚢
を、盛土の法尻に積み上げて、奥行きが狭く、低い堤体
を形成し、次いで、上記堤体の背後に盛土を行う作業を
繰り返し、小塊嚢からなる法面を表面に持つ、所定高の
盛土を構築することを特徴とした、法面の植生基盤形成
方法。 - 【請求項5】 棒状、帯状、ないし、面状の引抜き抵抗
材が盛土内に層状に敷設され、上記引抜き抵抗材の端部
が、堤体を構成する小塊嚢と連結されたことを特徴とし
た、請求項4記載の、法面の植生基盤形成方法。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項3記載の小塊嚢
を、切土法面上に敷き並べることを特徴とした、法面の
植生基盤形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7264803A JPH0978585A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 法面の植生基盤形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7264803A JPH0978585A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 法面の植生基盤形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0978585A true JPH0978585A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17408440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7264803A Pending JPH0978585A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | 法面の植生基盤形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0978585A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001231385A (ja) * | 2000-02-25 | 2001-08-28 | Yutaka Fukuzumi | 樹木の倒木防止方法 |
| JP2002136219A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-14 | Nisshoku Corp | 植生用基材と植生用被覆材 |
| KR100924933B1 (ko) * | 2008-06-30 | 2009-11-05 | 김진태 | 식생토낭과 고정부재를 이용한 자연 친화적인 옹벽의시공방법 및 그 설치구조 |
| FR2970008A1 (fr) * | 2011-01-03 | 2012-07-06 | Jean Luc Meusy | Dispositif pour lester des geosynthetiques et accrocher des materiaux granulaires, notamment sur des talus a fortes pentes |
-
1995
- 1995-09-18 JP JP7264803A patent/JPH0978585A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001231385A (ja) * | 2000-02-25 | 2001-08-28 | Yutaka Fukuzumi | 樹木の倒木防止方法 |
| JP2002136219A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-14 | Nisshoku Corp | 植生用基材と植生用被覆材 |
| KR100924933B1 (ko) * | 2008-06-30 | 2009-11-05 | 김진태 | 식생토낭과 고정부재를 이용한 자연 친화적인 옹벽의시공방법 및 그 설치구조 |
| WO2010002155A3 (ko) * | 2008-06-30 | 2010-05-27 | Kim Jin Tae | 식생토낭과 고정부재를 이용한 자연 친화적인 옹벽의 시공방법 및 그 설치구조 |
| FR2970008A1 (fr) * | 2011-01-03 | 2012-07-06 | Jean Luc Meusy | Dispositif pour lester des geosynthetiques et accrocher des materiaux granulaires, notamment sur des talus a fortes pentes |
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