JPH0978838A - コンクリート建築物の施工方法 - Google Patents
コンクリート建築物の施工方法Info
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- JPH0978838A JPH0978838A JP7256985A JP25698595A JPH0978838A JP H0978838 A JPH0978838 A JP H0978838A JP 7256985 A JP7256985 A JP 7256985A JP 25698595 A JP25698595 A JP 25698595A JP H0978838 A JPH0978838 A JP H0978838A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 足場組を省いた施工効率のよいコンクリート
建築物の施工方法の開発をその課題とする。 【解決手段】 下階施工範囲を端から順番に複数の作業
範囲に区分し、直前の作業範囲で終了した建築工程を、
次の作業範囲で行なうとともに、直前の作業範囲では次
の建築工程を行なうようにして、下階施工範囲の各作業
範囲で順番に、一連の建築工程の各工程を順次終了させ
る。下階施工範囲の一連の建築工程を全部終了した最初
の作業範囲に戻って、直上階施工範囲の作業に移り、直
上階施工範囲の作業でも、前記下階施工範囲の作業要領
に倣って、区分した各作業範囲で順番に、一連の建築工
程の各工程を順次終了させる。前記要領の一連の建築工
程を必要階数分繰り返して建築物を構築する。
建築物の施工方法の開発をその課題とする。 【解決手段】 下階施工範囲を端から順番に複数の作業
範囲に区分し、直前の作業範囲で終了した建築工程を、
次の作業範囲で行なうとともに、直前の作業範囲では次
の建築工程を行なうようにして、下階施工範囲の各作業
範囲で順番に、一連の建築工程の各工程を順次終了させ
る。下階施工範囲の一連の建築工程を全部終了した最初
の作業範囲に戻って、直上階施工範囲の作業に移り、直
上階施工範囲の作業でも、前記下階施工範囲の作業要領
に倣って、区分した各作業範囲で順番に、一連の建築工
程の各工程を順次終了させる。前記要領の一連の建築工
程を必要階数分繰り返して建築物を構築する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】建築面積が広く階高の高い建
物を、PCやコンクリートを使用して建築する施工方法
に関する。
物を、PCやコンクリートを使用して建築する施工方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート建築物を施工する方
法は、一般的には、柱、梁、壁と上部の床について、型
枠と配筋を行ない、その後にコンクリートを打設して構
造物を造っていた。また、鉄骨鉄筋コンクリート構造の
場合には、先ず鉄骨建方を行ない、その後に前記作業を
行なっていた。さらに、最近では、PC部材で組み立て
る方法も行なわれている。
法は、一般的には、柱、梁、壁と上部の床について、型
枠と配筋を行ない、その後にコンクリートを打設して構
造物を造っていた。また、鉄骨鉄筋コンクリート構造の
場合には、先ず鉄骨建方を行ない、その後に前記作業を
行なっていた。さらに、最近では、PC部材で組み立て
る方法も行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の施工方法では、
足場を組み上げて、上方の作業を行なっていた。そのた
め、建物の外壁周辺に沿って足場用の場所を確保しなげ
れはならない。さらには、足場の組み上げ或は解体に
は、人手を使って行なわなければならず、多大の手間と
時間がかかっていた。また、かかる足場の組み上げ、解
体作業も大掛かりな場合には、その作業自体に十分な安
全対策が必要となる。そこで、本願発明は、上記問題点
に鑑み提案されたもので、かかる足場組を省いた施工効
率のよいコンクリート建築物の施工方法の開発をその課
題とした。
足場を組み上げて、上方の作業を行なっていた。そのた
め、建物の外壁周辺に沿って足場用の場所を確保しなげ
れはならない。さらには、足場の組み上げ或は解体に
は、人手を使って行なわなければならず、多大の手間と
時間がかかっていた。また、かかる足場の組み上げ、解
体作業も大掛かりな場合には、その作業自体に十分な安
全対策が必要となる。そこで、本願発明は、上記問題点
に鑑み提案されたもので、かかる足場組を省いた施工効
率のよいコンクリート建築物の施工方法の開発をその課
題とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る本願発明では、コンクリート建築物
の施工方法において、下階施工範囲を端から順番に複数
の作業範囲に区分し、直前の作業範囲で終了した建築工
程を、次の作業範囲で行なうとともに、直前の作業範囲
では次の建築工程を行なうようにして、下階施工範囲の
各作業範囲で順番に、一連の建築工程の各工程を順次終
了させて行き、下階施工範囲の一連の建築工程を全部終
了した最初の作業範囲に戻って、直上階施工範囲の作業
に移り、直上階施工範囲の作業でも、前記下階施工範囲
の作業要領に倣って、区分した各作業範囲で順番に、一
連の建築工程の各工程を順次終了させて行き、前記要領
の一連の建築工程を必要階数分繰り返して建築物を構築
する。
に、請求項1に係る本願発明では、コンクリート建築物
の施工方法において、下階施工範囲を端から順番に複数
の作業範囲に区分し、直前の作業範囲で終了した建築工
程を、次の作業範囲で行なうとともに、直前の作業範囲
では次の建築工程を行なうようにして、下階施工範囲の
各作業範囲で順番に、一連の建築工程の各工程を順次終
了させて行き、下階施工範囲の一連の建築工程を全部終
了した最初の作業範囲に戻って、直上階施工範囲の作業
に移り、直上階施工範囲の作業でも、前記下階施工範囲
の作業要領に倣って、区分した各作業範囲で順番に、一
連の建築工程の各工程を順次終了させて行き、前記要領
の一連の建築工程を必要階数分繰り返して建築物を構築
する。
【0005】さらに、請求項2に係る発明では、請求項
1に係る発明で一連の建築工程を、基礎及び床を完成さ
せる第一工程と、PC柱の吊り込み及び固定を行なう第
二工程と、PC梁を架設する第三工程と、壁・梁一体組
鉄筋の外壁位置への吊り込み及び固定を行なう第四工程
と、前記壁・梁一体組鉄筋を内包するように足場付堰板
を吊り込んで型枠を形成する第五工程と、前記型枠内に
コンクリート打設を行なうとともに、コンクリート養生
後脱型する第六工程と、外壁に係る小梁と床板を設置し
てスラブ配筋を施すとともに、コンクリートを打設して
直上階の床を完成させる第七工程とから構成した。ま
た、請求項3に係る発明では、各作業範囲で順次終了さ
せる請求項2に係る発明の一連の建築工程を、第一、第
二及び第三工程をまとめた第一作業単位と、第四工程か
らなる第二作業単位と、第五工程からなる第三作業単位
と、第六工程からなる第四作業単位と、第七工程からな
る第五作業単位に分け、各作業範囲で、前記各作業単位
を順次終了させるようにした。
1に係る発明で一連の建築工程を、基礎及び床を完成さ
せる第一工程と、PC柱の吊り込み及び固定を行なう第
二工程と、PC梁を架設する第三工程と、壁・梁一体組
鉄筋の外壁位置への吊り込み及び固定を行なう第四工程
と、前記壁・梁一体組鉄筋を内包するように足場付堰板
を吊り込んで型枠を形成する第五工程と、前記型枠内に
コンクリート打設を行なうとともに、コンクリート養生
後脱型する第六工程と、外壁に係る小梁と床板を設置し
てスラブ配筋を施すとともに、コンクリートを打設して
直上階の床を完成させる第七工程とから構成した。ま
た、請求項3に係る発明では、各作業範囲で順次終了さ
せる請求項2に係る発明の一連の建築工程を、第一、第
二及び第三工程をまとめた第一作業単位と、第四工程か
らなる第二作業単位と、第五工程からなる第三作業単位
と、第六工程からなる第四作業単位と、第七工程からな
る第五作業単位に分け、各作業範囲で、前記各作業単位
を順次終了させるようにした。
【0006】また、請求項4に係る発明では、請求項2
に係る発明で壁・梁一体組鉄筋として、壁鉄筋の天井側
に梁鉄筋が一体に鉄筋組されて、前記鉄筋組内部に、上
端側に吊り上げ部分を設けたトラス筋が、鉛直上下方向
に、且つ梁鉄筋の長手方向へ向けて所定間隔で設けられ
ている壁・梁一体組鉄筋を使用した。請求項5に係る発
明では、請求項2に係る発明で、下階施工範囲における
PC柱の固定には、柱脚立設箇所の基礎施工用掘削坑内
に、グラウトの注入が可能で、且つ内部に鋼棒を挿通さ
せたシースが、その上方を基礎上に出しながら、鉛直に
コンクリートで埋設固定され、前記シースの埋設下端か
ら突出した鋼棒の一端側が坑内で固定されているととも
に、基礎上に出されている前記シースの上端から、前記
PC柱の脚部から出ているPC鋼棒と接続可能な前記鋼
棒のねじ切り端部が突出させられている構造の柱脚固定
用基礎を使用した。
に係る発明で壁・梁一体組鉄筋として、壁鉄筋の天井側
に梁鉄筋が一体に鉄筋組されて、前記鉄筋組内部に、上
端側に吊り上げ部分を設けたトラス筋が、鉛直上下方向
に、且つ梁鉄筋の長手方向へ向けて所定間隔で設けられ
ている壁・梁一体組鉄筋を使用した。請求項5に係る発
明では、請求項2に係る発明で、下階施工範囲における
PC柱の固定には、柱脚立設箇所の基礎施工用掘削坑内
に、グラウトの注入が可能で、且つ内部に鋼棒を挿通さ
せたシースが、その上方を基礎上に出しながら、鉛直に
コンクリートで埋設固定され、前記シースの埋設下端か
ら突出した鋼棒の一端側が坑内で固定されているととも
に、基礎上に出されている前記シースの上端から、前記
PC柱の脚部から出ているPC鋼棒と接続可能な前記鋼
棒のねじ切り端部が突出させられている構造の柱脚固定
用基礎を使用した。
【0007】また、請求項6に係る発明では、請求項2
に係る発明における足場付型枠の形成には、前の作業範
囲で使用した足場付堰板を分割解体せずに、脱型時に取
り外すとともに、そのまま次の作業範囲に移動させて再
使用する。さらに、請求項7に係る発明では、請求項2
に係る発明における一連の建築工程の吊り込み作業を、
下階フロアを挟んで両側に設置した自走式クレーンを、
順次作業範囲に沿って移動させながら行なうようにし
た。さらに、請求項8に係る発明では、請求項2に係る
発明で外壁面からせり出して設けるバルコニー、庇、換
気フードを後付けする。
に係る発明における足場付型枠の形成には、前の作業範
囲で使用した足場付堰板を分割解体せずに、脱型時に取
り外すとともに、そのまま次の作業範囲に移動させて再
使用する。さらに、請求項7に係る発明では、請求項2
に係る発明における一連の建築工程の吊り込み作業を、
下階フロアを挟んで両側に設置した自走式クレーンを、
順次作業範囲に沿って移動させながら行なうようにし
た。さらに、請求項8に係る発明では、請求項2に係る
発明で外壁面からせり出して設けるバルコニー、庇、換
気フードを後付けする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図により説明
する。本発明の実施形態では、コンクリート建築物の施
工範囲に沿って、予め図面上で作業範囲を区画してお
く。この作業範囲に沿って、順番に一連の建築工程を進
めて、下階施工範囲を終了させたら同じ要領で直上階施
工範囲の建築施工を行なう。かかる作業を所望階数分繰
り返すことにより、コンクリート建築物の施工を行なう
方法である。特に、各建築工程の作業を、施工範囲に沿
って設置した自走式のクレーンを使用して、効率的に行
なうものである。
する。本発明の実施形態では、コンクリート建築物の施
工範囲に沿って、予め図面上で作業範囲を区画してお
く。この作業範囲に沿って、順番に一連の建築工程を進
めて、下階施工範囲を終了させたら同じ要領で直上階施
工範囲の建築施工を行なう。かかる作業を所望階数分繰
り返すことにより、コンクリート建築物の施工を行なう
方法である。特に、各建築工程の作業を、施工範囲に沿
って設置した自走式のクレーンを使用して、効率的に行
なうものである。
【0009】本実施形態では、作業の進捗状況を示した
図1の模式図に示すように、略矩形の施工範囲を端から
順番に4ブロックの作業範囲に区画し、一連の建築工程
を各作業範囲で順に終了させていく。さらに、各建築工
程の吊り込み作業に使用するために、図1の模式図に示
すように、施工範囲の両側に、施工範囲を挟むようにし
て、自走式のクレーンを設置しておく。本実施形態で
は、自走式クレーンとして、施工範囲に沿って左右に自
在に移動できる400tクレーンと、150tクレーン
を使用した。400tクレーンを、第一作業単位、第二
作業単位におけるPC柱や、壁・梁一体組鉄筋等の大重
量物の吊り込み作業等に、150tクレーンを第三、第
四作業単位の比較的小重量の揚重作業に分けて使用し
た。このように大小のクレーンを施工範囲を挟んで配置
して作業分担させることにより、資材の搬入・管理、効
率的作業の推進を図った。
図1の模式図に示すように、略矩形の施工範囲を端から
順番に4ブロックの作業範囲に区画し、一連の建築工程
を各作業範囲で順に終了させていく。さらに、各建築工
程の吊り込み作業に使用するために、図1の模式図に示
すように、施工範囲の両側に、施工範囲を挟むようにし
て、自走式のクレーンを設置しておく。本実施形態で
は、自走式クレーンとして、施工範囲に沿って左右に自
在に移動できる400tクレーンと、150tクレーン
を使用した。400tクレーンを、第一作業単位、第二
作業単位におけるPC柱や、壁・梁一体組鉄筋等の大重
量物の吊り込み作業等に、150tクレーンを第三、第
四作業単位の比較的小重量の揚重作業に分けて使用し
た。このように大小のクレーンを施工範囲を挟んで配置
して作業分担させることにより、資材の搬入・管理、効
率的作業の推進を図った。
【0010】本実施形態では、一番目の作業範囲Aでは
第一、第二及び第三工程を一つの作業単位としてまとめ
て、この第一作業単位を終了させてから、二番目の作業
範囲Bに移動する。即ち、一番目の作業範囲Aで、スラ
ブ配筋を行なってコンクリート打設を行ない、基礎及び
床を完成せて第一工程を終了させる。その後、完成した
基礎及び床部分に、400tクレーンを使用してPC柱
の吊り込み及び固定を行なって第二工程を終了する。P
C柱の固定後には、PC柱の仮緊張を行なっておく。そ
の後、固定立設したPC柱間に、PC梁を400tクレ
ーンを使用して架設し、併せて床板を敷いて第三工程を
終了させる。かかる工程の進捗状況を図1(a)に示し
た。また、第二、第三工程の作業状況を図2(a)、
(b)に示した。特に、本実施形態では、PC柱の吊り
込み固定が精度よく楽に行なえるように、以下に述べる
ように、柱脚基礎用の掘削坑内に固定したシース内に挿
通した鋼棒の地上側のねじ切り端部を、アンカーボルト
として使用する方法を採用した。
第一、第二及び第三工程を一つの作業単位としてまとめ
て、この第一作業単位を終了させてから、二番目の作業
範囲Bに移動する。即ち、一番目の作業範囲Aで、スラ
ブ配筋を行なってコンクリート打設を行ない、基礎及び
床を完成せて第一工程を終了させる。その後、完成した
基礎及び床部分に、400tクレーンを使用してPC柱
の吊り込み及び固定を行なって第二工程を終了する。P
C柱の固定後には、PC柱の仮緊張を行なっておく。そ
の後、固定立設したPC柱間に、PC梁を400tクレ
ーンを使用して架設し、併せて床板を敷いて第三工程を
終了させる。かかる工程の進捗状況を図1(a)に示し
た。また、第二、第三工程の作業状況を図2(a)、
(b)に示した。特に、本実施形態では、PC柱の吊り
込み固定が精度よく楽に行なえるように、以下に述べる
ように、柱脚基礎用の掘削坑内に固定したシース内に挿
通した鋼棒の地上側のねじ切り端部を、アンカーボルト
として使用する方法を採用した。
【0011】かかる柱脚固定用基礎は、次のようにして
形成した。先ず、取り外し可能な天端板を脚部で支持さ
せてなる架台を、柱脚立設箇所の基礎施工用掘削坑内
に、前記天端板が形成しようとする基礎上に出るように
して設置する。前記掘削坑内の底部には、予め差し筋等
を施して捨てコンクリートを打設し、安定な底部を形成
しておく。また、架台は、脚部の間に水平板、梁及び筋
交い等を適宜使用して、四隅に安定立脚した脚部の上端
側に、天端板が取り外し可能に設けられている。かかる
架台は予め地上部分で構成しておき、クレーン等で前記
掘削坑内に吊り下げて設置する。設置に際しては、下げ
振りやトランシット等を使用して、天端板が正確に水平
になるように設定し、水平度が狂わないように底部の差
し筋等に溶接等で固定する。
形成した。先ず、取り外し可能な天端板を脚部で支持さ
せてなる架台を、柱脚立設箇所の基礎施工用掘削坑内
に、前記天端板が形成しようとする基礎上に出るように
して設置する。前記掘削坑内の底部には、予め差し筋等
を施して捨てコンクリートを打設し、安定な底部を形成
しておく。また、架台は、脚部の間に水平板、梁及び筋
交い等を適宜使用して、四隅に安定立脚した脚部の上端
側に、天端板が取り外し可能に設けられている。かかる
架台は予め地上部分で構成しておき、クレーン等で前記
掘削坑内に吊り下げて設置する。設置に際しては、下げ
振りやトランシット等を使用して、天端板が正確に水平
になるように設定し、水平度が狂わないように底部の差
し筋等に溶接等で固定する。
【0012】このように設置した天端板に、グラウトの
注入可能なシースに挿通させた鋼棒を、鋼棒のねじ切り
端部が前記天端板から突出するように、前記架台に鉛直
上下方向に向けて取り付ける。取り付けに際しては、架
台の下方の水平板と天端板との間に前記鋼棒のねじ切り
両端部を通して、下端側のねじ切り端部を水平板にナッ
トで固定する。また、鋼棒を挿通させるシースの下端側
は、基礎用のコンクリートが打設時にシース内に入らな
いように鋼棒が挿通する程度に先すぼまりに形成され、
さらに、グラウト注入用ホースの一端がシース下方周面
に連通させられている。グラウト注入用ホースの他端側
は基礎上に出され、また、シースの下端から出ている鋼
棒の周面にはスパイラル筋が巻かれている。かかる要領
で、架台に鋼棒を取り付けた後、前記天端板より下側を
打設コンクリートで固定し、さらに天端板を外して柱脚
固定用基礎を施工する。
注入可能なシースに挿通させた鋼棒を、鋼棒のねじ切り
端部が前記天端板から突出するように、前記架台に鉛直
上下方向に向けて取り付ける。取り付けに際しては、架
台の下方の水平板と天端板との間に前記鋼棒のねじ切り
両端部を通して、下端側のねじ切り端部を水平板にナッ
トで固定する。また、鋼棒を挿通させるシースの下端側
は、基礎用のコンクリートが打設時にシース内に入らな
いように鋼棒が挿通する程度に先すぼまりに形成され、
さらに、グラウト注入用ホースの一端がシース下方周面
に連通させられている。グラウト注入用ホースの他端側
は基礎上に出され、また、シースの下端から出ている鋼
棒の周面にはスパイラル筋が巻かれている。かかる要領
で、架台に鋼棒を取り付けた後、前記天端板より下側を
打設コンクリートで固定し、さらに天端板を外して柱脚
固定用基礎を施工する。
【0013】かかる方法により施工された柱脚固定用基
礎の構造を、図3(a)に示した。本実施形態では、P
C柱の吊り込み後の立設固定に際してこの柱脚固定用基
礎を使用した。先ず、柱脚固定用基礎の鋼棒の位置に合
わせて穴を略四隅に設けた四角のコンクリートブロック
を形成しておく。シースに挿通させた鋼棒をこの穴に通
して、図3(b)に示すように、コンクリートブロック
を柱脚固定用基礎上に載せる。その後、コンクリートブ
ロックを載せた基礎周囲に型枠を形成し、シース内に入
らないよう注意しながら目地モルタルを施してコンクリ
ートブロックを柱脚固定用基礎に固定する。
礎の構造を、図3(a)に示した。本実施形態では、P
C柱の吊り込み後の立設固定に際してこの柱脚固定用基
礎を使用した。先ず、柱脚固定用基礎の鋼棒の位置に合
わせて穴を略四隅に設けた四角のコンクリートブロック
を形成しておく。シースに挿通させた鋼棒をこの穴に通
して、図3(b)に示すように、コンクリートブロック
を柱脚固定用基礎上に載せる。その後、コンクリートブ
ロックを載せた基礎周囲に型枠を形成し、シース内に入
らないよう注意しながら目地モルタルを施してコンクリ
ートブロックを柱脚固定用基礎に固定する。
【0014】固定したコンクリートブロック上に、図3
(c)に示すように、PC柱を400tクレーンで吊り
込む。吊り上げた状態で、PC柱の柱脚部から出ている
PC鋼棒を、カプラー(図示せず)を使用して鋼棒のね
じ切り端部に接続する。接続後、PC柱を降す。さら
に、PC鋼棒を緊張して、その状態でグラウトをシース
内に充填してPC柱の柱脚部の固定をし、PC柱の立設
を行なう。また、グラウトの注入は、グラウトミキサー
やグラウトポンプを使用し、地上側に出ているグラウト
注入用ホースから行なう。グラウトの注入後は、十分に
養生してから地上側に出ているグラウト注入用ホースを
切断し、目地モルタルで切断端部を埋めておく。上記要
領で第一、第二及び第三工程からなる第一作業単位の作
業10を、図1(a)に示すように、一番目の作業範囲
Aで終了させた後、一番目の作業範囲Aに隣接する二番
目の作業範囲Bで、同要領で第一から第三工程までの第
一作業単位の作業10を行なう。
(c)に示すように、PC柱を400tクレーンで吊り
込む。吊り上げた状態で、PC柱の柱脚部から出ている
PC鋼棒を、カプラー(図示せず)を使用して鋼棒のね
じ切り端部に接続する。接続後、PC柱を降す。さら
に、PC鋼棒を緊張して、その状態でグラウトをシース
内に充填してPC柱の柱脚部の固定をし、PC柱の立設
を行なう。また、グラウトの注入は、グラウトミキサー
やグラウトポンプを使用し、地上側に出ているグラウト
注入用ホースから行なう。グラウトの注入後は、十分に
養生してから地上側に出ているグラウト注入用ホースを
切断し、目地モルタルで切断端部を埋めておく。上記要
領で第一、第二及び第三工程からなる第一作業単位の作
業10を、図1(a)に示すように、一番目の作業範囲
Aで終了させた後、一番目の作業範囲Aに隣接する二番
目の作業範囲Bで、同要領で第一から第三工程までの第
一作業単位の作業10を行なう。
【0015】また、一番目の作業範囲Aでは、上記二番
目の作業範囲Bと平行して、壁・梁一体組鉄筋を外壁設
置箇所に吊り込み、固定して第四工程からなる第二作業
単位の作業20を行なう。かかる作業20の様子を図2
(c)に示した。本実施形態で使用する壁・梁一体組鉄
筋は、図4に示すように、予め地上部分で壁鉄筋の上に
梁鉄筋が一体に組み上げられたものである。さらに、鉄
筋内部には、梁鉄筋の長手方向に沿って所定間隔で、且
つ壁・梁一体組鉄筋内部の鉛直上下方向に、トラス筋が
設けられている。トラス筋の梁鉄筋側の上端側には吊り
上げ部分が設けられ、この部分をクレーンで吊り上げる
ようになっている。かかる構成の壁・梁一体組鉄筋の固
定は、第一及び第二工程により立設固定された基礎及び
床、PC柱の差し筋部分に接続固定して行なわれる。
目の作業範囲Bと平行して、壁・梁一体組鉄筋を外壁設
置箇所に吊り込み、固定して第四工程からなる第二作業
単位の作業20を行なう。かかる作業20の様子を図2
(c)に示した。本実施形態で使用する壁・梁一体組鉄
筋は、図4に示すように、予め地上部分で壁鉄筋の上に
梁鉄筋が一体に組み上げられたものである。さらに、鉄
筋内部には、梁鉄筋の長手方向に沿って所定間隔で、且
つ壁・梁一体組鉄筋内部の鉛直上下方向に、トラス筋が
設けられている。トラス筋の梁鉄筋側の上端側には吊り
上げ部分が設けられ、この部分をクレーンで吊り上げる
ようになっている。かかる構成の壁・梁一体組鉄筋の固
定は、第一及び第二工程により立設固定された基礎及び
床、PC柱の差し筋部分に接続固定して行なわれる。
【0016】上記要領で、一番目と二番目の作業範囲
A、Bで図1(b)に示すように平行作業を行ない、二
番目の作業範囲Bで終了した第一作業単位の作業10
を、次の三番目の作業範囲Cで行なう。併せて、二番目
の作業範囲Bでは、一番目の作業範囲Aで終了した第二
作業単位の作業20を行なう。一番目の作業範囲Aで
は、第五工程からなる第三作業単位の作業30を行な
う。第四工程からなる第二作業単位で吊り込み固定した
梁・鉄筋一体組鉄筋を使用して型枠を形成する。型枠形
成に際しては、堰板として足場付の堰板を形成してお
き、これをクレーンで吊り上げ、前記壁・梁一体組鉄筋
を内包するようにして型枠を形成する。かかる足場付堰
板は、小部分の堰板を予め一体に組み上げておき、一度
に広い面積の壁部分を覆うことができるように形成され
ている。このようにして、本実施形態では、予め組み立
てておいた組鉄筋、足場付堰板をクレーンを使用して吊
り込み設置するため、従来のような現場での足場組を省
くことができる。上記要領で形成した型枠内にコンクリ
ートを打設して、図5(a)に示すように、第五工程か
らなる第三作業単位の作業30を終了させる。
A、Bで図1(b)に示すように平行作業を行ない、二
番目の作業範囲Bで終了した第一作業単位の作業10
を、次の三番目の作業範囲Cで行なう。併せて、二番目
の作業範囲Bでは、一番目の作業範囲Aで終了した第二
作業単位の作業20を行なう。一番目の作業範囲Aで
は、第五工程からなる第三作業単位の作業30を行な
う。第四工程からなる第二作業単位で吊り込み固定した
梁・鉄筋一体組鉄筋を使用して型枠を形成する。型枠形
成に際しては、堰板として足場付の堰板を形成してお
き、これをクレーンで吊り上げ、前記壁・梁一体組鉄筋
を内包するようにして型枠を形成する。かかる足場付堰
板は、小部分の堰板を予め一体に組み上げておき、一度
に広い面積の壁部分を覆うことができるように形成され
ている。このようにして、本実施形態では、予め組み立
てておいた組鉄筋、足場付堰板をクレーンを使用して吊
り込み設置するため、従来のような現場での足場組を省
くことができる。上記要領で形成した型枠内にコンクリ
ートを打設して、図5(a)に示すように、第五工程か
らなる第三作業単位の作業30を終了させる。
【0017】上記要領で、一番目、二番目、三番目の作
業範囲A、B、Cで図1(c)に示すように平行作業を
行ない、三番目の作業範囲Cで終了した第一の作業単位
10を次の四番目の作業範囲Dで行なう。二番目の作業
範囲Bで終了した第二作業単位の作業20を、次の三番
目の作業範囲Cで行なう。併せて、二番目の作業範囲B
では、一番目の作業範囲Aで終了した第三作業単位の作
業30を行なう。引き続き一番目の作業範囲Aでは、足
場付堰板を外してコンクリート打設後の脱型を行なう。
併せて、ダメスラブ作業を行ない、第六工程からなる第
四作業単位の作業40を終了させる。かかる作業の進捗
状況を図1(d)に示した。本実施形態では、第六工程
で使用する足場付堰板は、小部分に分解解体することな
く、次の作業範囲にそのままクレーンで移動させて使用
する。このようにして、本発明の施工方法では、脱型時
に足場付堰板を解体しないために、型枠用堰板の解体、
搬送、及び再使用のための組立等、型枠の解体・組立に
係る手間を大幅に削減できる。かかる様子を図5(b)
に示した。尚、本実施形態では、二階施工範囲の床のコ
ンクリート打設ができるように、足場付堰板の一部を残
してある。かかる足場付堰板は、一番面の作業範囲Aに
おける二階施工範囲の第一作業単位の作業10終了時点
等で適宜取り外せばよい。
業範囲A、B、Cで図1(c)に示すように平行作業を
行ない、三番目の作業範囲Cで終了した第一の作業単位
10を次の四番目の作業範囲Dで行なう。二番目の作業
範囲Bで終了した第二作業単位の作業20を、次の三番
目の作業範囲Cで行なう。併せて、二番目の作業範囲B
では、一番目の作業範囲Aで終了した第三作業単位の作
業30を行なう。引き続き一番目の作業範囲Aでは、足
場付堰板を外してコンクリート打設後の脱型を行なう。
併せて、ダメスラブ作業を行ない、第六工程からなる第
四作業単位の作業40を終了させる。かかる作業の進捗
状況を図1(d)に示した。本実施形態では、第六工程
で使用する足場付堰板は、小部分に分解解体することな
く、次の作業範囲にそのままクレーンで移動させて使用
する。このようにして、本発明の施工方法では、脱型時
に足場付堰板を解体しないために、型枠用堰板の解体、
搬送、及び再使用のための組立等、型枠の解体・組立に
係る手間を大幅に削減できる。かかる様子を図5(b)
に示した。尚、本実施形態では、二階施工範囲の床のコ
ンクリート打設ができるように、足場付堰板の一部を残
してある。かかる足場付堰板は、一番面の作業範囲Aに
おける二階施工範囲の第一作業単位の作業10終了時点
等で適宜取り外せばよい。
【0018】上記要領で、一番目、二番目、三番目、四
番目の作業範囲A、B、C、Dで平行作業を行ない、三
番目の作業範囲で終了した第二作業単位の作業20を次
の四番目の作業範囲で行なう。同様に、第三作業単位の
作業30を三番目の作業範囲Cで、第四作業単位の作業
40を二番目の作業範囲Bで行なう。一方、一番目の作
業範囲では、下階施工範囲の建築工程は全部終了してい
るため、外壁に係る小梁と二階施工範囲の床板を設置し
てスラブ配筋を施し、さらにコンクリートを打設して直
上階の二階施工範囲の作業へ繋げる第七工程からなる第
五作業単位の作業50を行なう。かかる様子を図1
(e)及び図5(c)に示した。さらに、図1(f)の
模式図で示すように、一番目の作業範囲Aで、二階施工
範囲に係る第一、第二及び第三工程からなる第一作業単
位の作業10を進める。二番目の作業範囲Bでは、第七
工程からなる第五作業単位の作業50を進める。三番目
の作業範囲Cでは、第四作業単位の作業40を進める。
四番目の作業範囲Dでは、第三作業単位の作業30を進
める。かかる要領で、順次二階施工範囲を完成させ、三
階施工範囲等所望階数分かかる要領で建築工程を進める
ことにより、コンクリート建築物を足場組なしで構築す
ることかできる。
番目の作業範囲A、B、C、Dで平行作業を行ない、三
番目の作業範囲で終了した第二作業単位の作業20を次
の四番目の作業範囲で行なう。同様に、第三作業単位の
作業30を三番目の作業範囲Cで、第四作業単位の作業
40を二番目の作業範囲Bで行なう。一方、一番目の作
業範囲では、下階施工範囲の建築工程は全部終了してい
るため、外壁に係る小梁と二階施工範囲の床板を設置し
てスラブ配筋を施し、さらにコンクリートを打設して直
上階の二階施工範囲の作業へ繋げる第七工程からなる第
五作業単位の作業50を行なう。かかる様子を図1
(e)及び図5(c)に示した。さらに、図1(f)の
模式図で示すように、一番目の作業範囲Aで、二階施工
範囲に係る第一、第二及び第三工程からなる第一作業単
位の作業10を進める。二番目の作業範囲Bでは、第七
工程からなる第五作業単位の作業50を進める。三番目
の作業範囲Cでは、第四作業単位の作業40を進める。
四番目の作業範囲Dでは、第三作業単位の作業30を進
める。かかる要領で、順次二階施工範囲を完成させ、三
階施工範囲等所望階数分かかる要領で建築工程を進める
ことにより、コンクリート建築物を足場組なしで構築す
ることかできる。
【0019】さらに本実施形態では、外壁の外側にせり
出して設けるバルコニーをPC化、庇をGRC化、換気
フードをGRC化して、後付けするようにした。このよ
うにすることにより外壁面のせりだし部分をなくして、
足場付堰板を大型に形成して、一度に大面積の壁面形成
用にコンクリート打設を行なえるようにした。本実施形
態では、4つの作業範囲に区分するとともに、一連の建
築工程を5つの作業単位に分け、それぞれの作業単位の
作業を順次各作業範囲で終了させるようにした。しか
し、作業範囲、作業単位は、施工建築物の規模に併せて
適宜設定するもので、各作業範囲で行なわれる作業単位
の実作業工数が略同じになるように設定すればよい。こ
のように設定することにより、一つの作業範囲から次の
作業範囲への移行が円滑に進み、待時間等を発生させず
に効率的に作業を進めることができる。さらには、コン
クリート建築物の一連の建築工程を、第一から第七工程
までに区分したが、建築現場の施工状況に合わせて、こ
れらの各工程の作業内容をさらに再区分して工程数を増
やしたり、或は各工程の作業を適宜組み合わせて工程数
を減らしたりしても基本的には構わない。
出して設けるバルコニーをPC化、庇をGRC化、換気
フードをGRC化して、後付けするようにした。このよ
うにすることにより外壁面のせりだし部分をなくして、
足場付堰板を大型に形成して、一度に大面積の壁面形成
用にコンクリート打設を行なえるようにした。本実施形
態では、4つの作業範囲に区分するとともに、一連の建
築工程を5つの作業単位に分け、それぞれの作業単位の
作業を順次各作業範囲で終了させるようにした。しか
し、作業範囲、作業単位は、施工建築物の規模に併せて
適宜設定するもので、各作業範囲で行なわれる作業単位
の実作業工数が略同じになるように設定すればよい。こ
のように設定することにより、一つの作業範囲から次の
作業範囲への移行が円滑に進み、待時間等を発生させず
に効率的に作業を進めることができる。さらには、コン
クリート建築物の一連の建築工程を、第一から第七工程
までに区分したが、建築現場の施工状況に合わせて、こ
れらの各工程の作業内容をさらに再区分して工程数を増
やしたり、或は各工程の作業を適宜組み合わせて工程数
を減らしたりしても基本的には構わない。
【0020】
【発明の効果】本発明の施工方法では、施工範囲をいく
つかの作業範囲に区画して、順に作業を進めて行く。そ
のため、大面積のフロア部分を有するような建築物の場
合には、一連の建築工程の各工程を広い範囲に亙って完
了してから次の工程に進める施工方法に比べて、各作業
範囲で平行作業が行なえ、待機時間のロスをなくし、少
人数による効率的作業で大幅な工期の短縮が可能とな
る。また、本施工方法では、壁・梁一体組鉄筋を使用し
て現場での配筋作業を省くとともに、足場付堰板を使用
するため、外部足場及び支保工を使用せずにコンクリー
ト建築物の施工ができる。足場に係る組み上げ及び解体
の手間を省くことができる。また、足場付堰板を分解解
体することなく、そのまま次の作業範囲で使用するた
め、施工範囲の広い範囲に亙って型枠形成してコンクリ
ート打設をする施工方法に比べ、型枠形成用資材の効率
的な運用が行なえ資材費用等の節約ができる。
つかの作業範囲に区画して、順に作業を進めて行く。そ
のため、大面積のフロア部分を有するような建築物の場
合には、一連の建築工程の各工程を広い範囲に亙って完
了してから次の工程に進める施工方法に比べて、各作業
範囲で平行作業が行なえ、待機時間のロスをなくし、少
人数による効率的作業で大幅な工期の短縮が可能とな
る。また、本施工方法では、壁・梁一体組鉄筋を使用し
て現場での配筋作業を省くとともに、足場付堰板を使用
するため、外部足場及び支保工を使用せずにコンクリー
ト建築物の施工ができる。足場に係る組み上げ及び解体
の手間を省くことができる。また、足場付堰板を分解解
体することなく、そのまま次の作業範囲で使用するた
め、施工範囲の広い範囲に亙って型枠形成してコンクリ
ート打設をする施工方法に比べ、型枠形成用資材の効率
的な運用が行なえ資材費用等の節約ができる。
【図1】本実施形態の施工方法における各作業範囲での
作業の進捗状況を示す模式図(a)〜(f)。
作業の進捗状況を示す模式図(a)〜(f)。
【図2】第一作業単位の作業状況示す説明図(a)、
(b)、第二作業単位の作業状況を示す説明図(c)。
(b)、第二作業単位の作業状況を示す説明図(c)。
【図3】本実施形態に係る柱脚固定用基礎の構造を示す
断面図(a)、及びそれを使用したPC柱の固定作業の
手順を示す説明図(b)、(c)。
断面図(a)、及びそれを使用したPC柱の固定作業の
手順を示す説明図(b)、(c)。
【図4】本実施形態に係る壁・梁一体組鉄筋の斜視図。
【図5】第三作業単位の作業状況を示す説明図(a)、
第四作業単位の作業状況を示す説明図(b)、及び第五
作業単位の作業状況を示す説明図(c)。
第四作業単位の作業状況を示す説明図(b)、及び第五
作業単位の作業状況を示す説明図(c)。
10 第一作業単位の作業 20 第二作業単位の作業 30 第三作業単位の作業 40 第四作業単位の作業 50 第五作業単位の作業 A 一番目の作業範囲 B 二番目の作業範囲 C 三番目の作業範囲 D 四番目の作業範囲
Claims (8)
- 【請求項1】 コンクリート建築物の施工方法におい
て、下階施工範囲を端から順番に複数の作業範囲に区分
し、 直前の作業範囲で終了した建築工程を、次の作業範囲で
行なうとともに、直前の作業範囲では次の建築工程を行
なうようにして、 下階施工範囲の各作業範囲で順番に、一連の建築工程の
各工程を順次終了させて行き、 下階施工範囲の一連の建築工程を全部終了した最初の作
業範囲に戻って、直上階施工範囲の作業に移り、 直上階施工範囲の作業でも、前記下階施工範囲の作業要
領に倣って、区分した各作業範囲で順番に、一連の建築
工程の各工程を順次終了させて行き、 前記要領の一連の建築工程を必要階数分繰り返して建築
物を構築することを特徴とするコンクリート建築物の施
工方法。 - 【請求項2】 一連の建築工程とは、基礎及び床を完成
させる第一工程と、PC柱の吊り込み及び固定を行なう
第二工程と、PC梁を架設して床板を敷く第三工程と、
壁・梁一体組鉄筋の外壁位置への吊り込み及び固定を行
なう第四工程と、前記壁・梁一体組鉄筋を内包するよう
に足場付堰板を吊り込んで型枠を形成するとともに、前
記型枠内にコンクリート打設を行なう第五工程と、コン
クリート養生後脱型するとともに、ダメスラブ作業を行
なう第六工程と、外壁に係る小梁と床板を設置してスラ
ブ配筋を施すとともに、コンクリートを打設して直上階
の床を完成させる第七工程とからなることを特徴とする
請求項1に記載のコンクリート建築物の施工方法。 - 【請求項3】 各作業範囲で順次終了させる請求項2に
記載の一連の建築工程を、第一、第二及び第三工程をま
とめた第一作業単位と、第四工程からなる第二作業単位
と、第五工程からなる第三作業単位と、第六工程からな
る第四作業単位と、第七工程からなる第五作業単位に分
け、各作業範囲で、前記各作業単位を順次終了させるこ
とを特徴する請求項2に記載のコンクリート建築物の施
工方法。 - 【請求項4】 壁・梁一体組鉄筋とは、壁鉄筋の天井側
に梁鉄筋が一体に鉄筋組されて、前記鉄筋組内部に、上
端側に吊り上げ部分を設けたトラス筋が、鉛直上下方向
に、且つ梁鉄筋の長手方向へ向けて所定間隔で設けられ
ていることを特徴とする請求項2に記載のコンクリート
建築物の施工方法。 - 【請求項5】 下階施工範囲におけるPC柱の固定に
は、柱脚立設箇所の基礎施工用掘削坑内に、グラウトの
注入が可能で、且つ内部に鋼棒を挿通させたシースが、
その上方を基礎上に出しながら、鉛直にコンクリートで
埋設固定され、前記シースの埋設下端から突出した鋼棒
の一端側が坑内で固定されているとともに、基礎上に出
されている前記シースの上端から、前記PC柱の脚部か
ら出ているPC鋼棒と接続可能な前記鋼棒のねじ切り端
部が突出させられている構造の柱脚固定用基礎が使用さ
れていることを特徴とする請求項2に記載のコンクリー
ト建築物の施工方法。 - 【請求項6】 足場付型枠の形成には、前の作業範囲で
使用した足場付堰板を分割解体せずに、脱型時に取り外
すとともに、そのまま次の作業範囲に移動させて再使用
することを特徴とする請求項2に記載のコンクリート建
築物の施工方法。 - 【請求項7】 一連の建築工程の吊り込み作業を、下階
施工範囲を挟んで両側に設置した自走式クレーンを、順
次作業範囲に沿って移動させながら行なうことを特徴と
する請求項2に記載のコンクリート建築物の施工方法。 - 【請求項8】 外壁面からせり出して設けるバルコニ
ー、庇、換気フードを後付けすることを特徴とする請求
項2に記載のコンクリート建築物の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7256985A JPH0978838A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | コンクリート建築物の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7256985A JPH0978838A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | コンクリート建築物の施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0978838A true JPH0978838A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17300131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7256985A Pending JPH0978838A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | コンクリート建築物の施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0978838A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7771297B1 (ja) * | 2024-08-06 | 2025-11-17 | 住友セメントシステム開発株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
-
1995
- 1995-09-08 JP JP7256985A patent/JPH0978838A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7771297B1 (ja) * | 2024-08-06 | 2025-11-17 | 住友セメントシステム開発株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
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