JPH0978844A - 屋根架構のクライミング制御方法およびその制御方法に用いられるクライミング制御装置 - Google Patents

屋根架構のクライミング制御方法およびその制御方法に用いられるクライミング制御装置

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JPH0978844A
JPH0978844A JP23302295A JP23302295A JPH0978844A JP H0978844 A JPH0978844 A JP H0978844A JP 23302295 A JP23302295 A JP 23302295A JP 23302295 A JP23302295 A JP 23302295A JP H0978844 A JPH0978844 A JP H0978844A
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Shigeru Okano
茂 岡野
Yoshihiro Muta
吉宏 牟田
Tatsuya Wakizaka
達也 脇坂
Kyoichi Hishikawa
恭一 菱河
Noriyuki Furuya
則之 古屋
Kohei Kurita
康平 栗田
Hideo Ono
英雄 小野
Yasuo Inoue
康夫 井上
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IHI Transport Machinery Co Ltd
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Obayashi Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 クライミング機構全体の昇降量を均等化する
ようにした屋根架構のクライミング制御方法およびその
制御方法に用いられるクライミング制御装置を提供す
る。 【解決手段】 クライミング制御装置40は、各クライ
ミング機構16の油圧ジャッキ16eおよび上,下ロッ
クシリンダ16f,16gの伸縮制御を行う。中央制御
盤42に内蔵した昇降制御手段50からバルブ制御盤4
4にクライミング機構16の一連の昇降作動を行わせる
作動信号を出力する。昇降規制手段52を設け、ストロ
ークセンサー48の信号を基に、クライミング機構1
6,16…の上昇量の相対的な差が設定された許容値を
超えると、昇降速度の最も遅いクライミング機構16以
外のその他のクライミング機構16の昇降作動を抑制す
る制御信号を出力する。規制解除手段54を設け、昇降
量の差が、許容値以下となった場合に、前記クライミン
グ機構16の昇降規制を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仮設支柱にクライ
ミング機構を介して支持される屋根架構のクライミング
制御方法およびその制御方法に用いられるクライミング
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年ではRC構造の高層ビルの建設用仮
設足場として、全天候型の仮設屋根が提案されている。
この仮設屋根は、構築予定建物の形状に合わせてその周
囲に複数本の仮設支柱を立設すると共に、各仮設支柱間
の上部にクライミング機構を介して屋根架構を支持する
ことにより構成される。そして、建物の高さ増加に伴っ
て前記屋根架構を上昇するには、仮設支柱を上方に継足
しつつクライミング機構を上昇して屋根架構を持上げる
ようになっており、この全天候型仮設屋根を用いること
により、天候に影響されることなく工事を遂行できるよ
うになっている。また、前記屋根架構の下面には天井ク
レーンを配置して、エレベータ等により揚重された資材
をこの天井クレーンを通じて各部に搬送してビルを構築
するようになっている。
【0003】ところで、前記屋根架構を仮設支柱に支持
させつつ上昇するクライミング機構は、一般に油圧ジャ
ッキを備えて、この油圧ジャッキの伸縮を繰り返すこと
により尺取り虫の要領で上昇される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の全天候型仮設屋根にあっては、屋根架構を持上げ
るためのクライミング機構は各仮設支柱にそれぞれ独立
して設けられ、各クライミング機構が同期して上昇され
ることにより、屋根架構を水平状態に保持して持上げる
ようになっている。
【0005】この場合、複数の前記クライミング機構の
上昇速度および上昇量の上昇条件を等しくすることが望
ましいが、既往のクライミング機構は個々が単独で操作
されることを前提とした装置となっているため、油圧ジ
ャッキの個体差により前記上昇条件の相違が余儀なくさ
れる。
【0006】従って、前記各クライミング機構の油圧ジ
ャッキの伸縮を繰り返すうちに、どうしても各クライミ
ング機構間には相対的に上昇量の差が生じ、屋根架構が
傾斜されるおそれがある。このことはクライミング機構
を下降する必要がある場合にも同様である。このため、
従来では各クライミング機構にそれぞれ作業員が配置さ
れ、無線等で互いに連絡を取りながらクライミング機構
の昇降量を確認しつつ、ゆっくりした速度で屋根架構を
昇降する必要がある。従って、労力を多く必要とすると
共に、工期が長期化してしまうという課題があった。
【0007】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、複数設けたクライミング機構の昇降量に、許容値以
上の差が発生した場合に、昇降速度の最も遅いクライミ
ング機構以外のその他のクライミング機構の昇降作動を
抑制制御することにより、クライミング機構全体の昇降
量を均等化するようにした屋根架構のクライミング制御
方法およびその制御方法に用いられるクライミング制御
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の屋根架構のクライミング制御方法は、建設
しようとする建物の建設予定位置に近接またはこの予定
位置内に立設され、建設高さの増加に応じて順次上方に
継足し可能な複数の仮設支柱と、これら仮設支柱の上端
部間にクライミング機構を介して支持され、建設途中の
建物の上側を覆う屋根架構とを備え、前記建物の高さ増
加に伴って前記仮設支柱を上方に継足しつつ前記クライ
ミング機構をそれぞれ上昇し、もって前記屋根架構を持
上げるようにした全天候型仮設屋根において、前記各ク
ライミング機構の昇降量を個別に検出し、それぞれのク
ライミング機構の昇降量の相対的な差が許容値を超えた
場合に、昇降速度の最も遅いクライミング機構以外のそ
の他のクライミング機構の昇降作動を抑制制御し、その
後、前記昇降量の差が許容値以下となった場合に、クラ
イミング機構の抑制制御を解除する。
【0009】また、本発明の屋根架構のクライミング制
御装置は、建設しようとする建物の建設予定位置に近接
またはこの予定位置内に立設され、建設高さの増加に応
じて順次上方に継足し可能な複数の仮設支柱と、これら
仮設支柱の上端部間にクライミング機構を介して支持さ
れ、建設途中の建物の上側を覆う屋根架構とを備え、前
記建物の高さ増加に伴って前記仮設支柱を上方に継足し
つつ前記クライミング機構をそれぞれ上昇し、もって前
記屋根架構を持上げるようにした全天候型仮設屋根にお
いて、前記各クライミング機構の昇降作動を制御する昇
降制御手段と、各クライミング機構の昇降量を個別に検
出する昇降量検出手段と、クライミング機構の昇降量の
相対的な差が許容値を超えると、昇降速度の最も遅いク
ライミング機構以外のその他のクライミング機構の昇降
作動を抑制する昇降規制手段と、昇降作動の抑制により
前記昇降量の差が許容値以下になると、昇降規制手段に
よる昇降規制を解除する規制解除手段とを設けることに
より構成する。
【0010】当該構成において、前記クライミング機構
が油圧機械で構成され、上記昇降規制手段が、前記クラ
イミング機構を昇降作動させるべくこれに供給される作
動油量を制限する制御弁を備えるように構成しても良
い。
【0011】以上のクライミング制御方法およびクライ
ミング制御装置を用いた屋根架構では、個別に検出した
各クライミング機構の昇降量の相対的な差が許容値を超
えた場合に、昇降速度の最も遅いクライミング機構以外
のその他のクライミング機構の昇降作動を抑制すること
により、この昇降量の相対差を少なくすることができ
る。従って、屋根架構を常時略水平状態に保持しつつ昇
降させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付図面
を参照して詳細に説明する。図1から図3は本発明にか
かる屋根架構のクライミング制御方法およびその制御方
法に用いられるクライミング制御装置を示し、図1は本
発明が適用される全天候型仮設屋根の上端部分の側面
図、図2はクライミング機構の作動を順を追って示す説
明図、図3は本発明に適用されるクライミング制御の回
路図である。
【0013】即ち、本実施例では本発明を、図1に示す
全天候型仮設屋根10に例を取って示し、この全天候型
仮設屋根10を用いて建物12が下層階から上層階へと
順次構築されるようになっている。前記全天候型仮設屋
根10は、建設予定の前記建物12の外側に配置された
4本の仮設支柱14,14…と、各仮設支柱14,14
…に昇降可能に取付けたクライミング機構16,16…
と、各クライミング機構16,16…に四隅を固定し、
建物12の上面全体を水平に覆う屋根架構18とを備
え、屋根架構18の下面には複数の天井クレーン20が
設けられると共に、屋根架構18の上面中央に長手方向
に設けたガイドレール22に沿ってジブクレーン24が
設けられる。
【0014】また、前記建物12の一側面中央には資材
揚重用の仮設エレベータ26が配置され、この仮設エレ
ベータ26を通じて揚重されたプレキャスト部材等の資
材は、前記天井クレーン20を走行するホイスト28に
受け渡されて建物12のフロア各部に供給される。
【0015】前記仮設支柱14,14…はトラス組柱状
体の他に円筒形柱状体を選択することができ、建物12
の適宜部分に一端が固定された水平控え30に支持され
て自立性を保ちつつ、前記ジブクレーン24で揚重され
た仮設支柱14を上方に継足すことによって、施工階の
上昇に応じて順次高さを増すことができる。
【0016】前記クライミング機構16,16…は、仮
設支柱14,14…の外周に挿通されたガイドスリーブ
16aと、このガイドスリーブ16aの上下に一体化さ
れ、仮設支柱14の周囲を包囲した上部フレーム16b
および中間フレーム16cとを備え、前記ガイドスリー
ブ16aの上下を二分割して、分割した両者間に前記屋
根架構18の隅部を挟み込んで固定している。また、前
記中間フレーム16cの下部には同じく仮設支柱14の
外周を包囲する下部フレーム16dが配置され、両フレ
ーム16c,16d間を複数の昇降用油圧ジャッキ16
eで連結してある。
【0017】また、前記油圧ジャッキ16eには図2に
示すようにピストンロッド先端部とシリンダボトム部に
それぞれロックシリンダ16f,16gが設けられると
共に、これらロックシリンダ16f,16gには、仮設
支柱14に係脱可能に差し込まれる上,下カンヌキ3
2,32aが挿入され、これら上,下カンヌキ32,3
2aによってクライミング機構16を仮設支柱14に支
持固定するようになっている。また、前記クライミング
機構16が停止されている状態では、同図(a)に示す
ように油圧ジャッキ16eは縮小し、かつ、上,下カン
ヌキ32,32aは突出された状態にある。尚、このと
き上方のカンヌキ32のみが仮設支柱14に係合され
て、このカンヌキ32によって屋根架構18の荷重を仮
設支柱14で支持されるようになっている。
【0018】そして、前記クライミング機構16を上昇
させる際には、図2中で(a)の初期状態から(b)に
示すように油圧ジャッキ16eを若干伸長して下方のカ
ンヌキ32aを仮設支柱14に係合させて、この下方カ
ンヌキ32aによって屋根架構18の荷重を支持させ
る。この状態で(c)に示すように上方のロックシリン
ダ16fを短縮して上方カンヌキ32を仮設支柱14か
ら抜脱する。
【0019】次に、(d)に示すように前記油圧ジャッ
キ16eを最大ストローク分だけ伸長した後、(e)に
示すように上方のロックシリンダ16fを伸長して上方
カンヌキ32を仮設支柱14に挿入する。この状態で
(f)に示すように油圧ジャッキ16eを若干短縮して
上方カンヌキ32を仮設支柱14に係合し、この上方カ
ンヌキ32を介して屋根架構18の荷重を仮設支柱14
に支持させる。
【0020】そして、(g)に示すように下方のロック
シリンダ16gを短縮して下方カンヌキ32aを仮設支
柱14から抜脱して、(h)に示すように油圧ジャッキ
16eを短縮する。この短縮状態で下方のロックシリン
ダ16gを伸長することにより、下方カンヌキ32aは
仮設支柱14に挿入されて(a)に示す初期状態に復帰
される。
【0021】このようにして、各仮設支柱14,14…
にそれぞれ設けた4つの前記クライミング機構16,1
6…は、油圧ジャッキ16eの伸縮を繰り返すことによ
り尺取り虫状に上昇し、それぞれのクライミング機構1
6,16…を同期して上昇させることにより、施工階の
上昇に応じて屋根架構18は水平状態を保持するように
して徐々に持上げられる。
【0022】ここで、前記各クライミング機構16,1
6…は図3に示すクライミング制御装置40によって、
油圧ジャッキ16eおよび上,下ロックシリンダ16
f,16gの伸縮制御がそれぞれ行われるようになって
いる。即ち、前記クライミング制御装置40はクライミ
ング機構16,16…全体を統括して制御する中央制御
盤42を備え、この中央制御盤42から、各油圧ジャッ
キ16eおよびロックシリンダ16f,16gを個別に
制御するバルブ制御盤44,44…に制御信号が出力さ
れる。各バルブ制御盤44,44…からは前記油圧ジャ
ッキ16eおよび上,下ロックシリンダ16f,16g
を伸縮するための制御油圧を切換える油圧ジャッキ用切
換バルブ46、並びにロックシリンダ用切換バルブ46
a,46bに切換信号が出力される。また、各クライミ
ング機構16には昇降量を検出する昇降量検出手段とし
てストロークセンサー48が設けられ、このストローク
センサー48の検出信号が前記中央制御盤42に出力さ
れる。
【0023】前記中央制御盤42には昇降制御手段50
が内蔵され、この昇降制御手段50から前記バルブ制御
盤44にクライミング機構16の前記図2に示した一連
の昇降作動を行わせる作動信号が出力される。また、前
記中央制御盤42には昇降規制手段52および規制解除
手段54が内蔵され、昇降規制手段52はストロークセ
ンサー48のストローク信号を基に、クライミング機構
16,16…の上昇量の相対的な差が設定された許容値
を超えると、昇降速度の最も遅いクライミング機構16
以外のその他のクライミング機構16の昇降作動を抑制
する制御信号を出力する。また、前記規制解除手段54
は、前記ストローク信号を基に前記昇降規制手段52に
よる昇降抑制によって前記昇降量の差が、許容値以下、
本実施例では別途設定した所定の最小相対昇降量差範囲
までに減少した場合に、前記クライミング機構16の昇
降規制を解除する。
【0024】図3で概略的に示した中央制御盤42から
の制御信号によるクライミング機構16,16…の制
御、特に油圧ジャッキ16eの制御を、図4の油圧回路
図及び図5のフローチャートを用いて詳細に説明する。
【0025】図3に示すように、ピストン71によって
隔成された油圧ジャッキ16eの上下2室70,72に
はそれぞれ、上述したバルブ46である電磁切替弁を介
して、作動油を供給するためのポンプ74及び戻り油を
回収するためのタンク80が接続され、電磁切替弁46
の切替制御により油圧ジャッキ16eの2室70,72
への作動油の給排が切り替えられて、油圧ジャッキ16
eのピストンロッド73が進退動作されるようになって
いる。そして特に本実施例構成にあっては、作動油の供
給側であるポンプ74側から見て電磁切替弁46の前段
に、油圧ジャッキ16eをパイパスしてタンク80側に
接続されるパイパス通路76が設けられ、このバイパス
通路76に電磁比例流量制御弁78が設けられている。
この流量制御弁78は、バルブ制御盤44を介して、中
央制御盤42に内蔵されている昇降規制手段52及び規
制解除手段54から入力される制御信号によってその開
度が適宜に調整され、昇降規制手段52からの信号によ
って大きく開かれた場合には油圧ジャッキ16eへと供
給されるべき作動油の大部分をタンク80へと直接戻し
て油圧ジャッキ16eの作動速度を大きく減速させ、他
方小さく開かれた場合には一部の作動油をタンク80へ
と戻して油圧ジャッキ16eの作動速度をわずかながら
も減速させるようになっている。さらにこの流量制御弁
78は規制解除手段54からの制御信号により閉止され
るように構成され、これによって油圧ジャッキ16eは
通常作動に復帰されるようになっている。そしてこの流
量制御弁78を開閉制御するに際しては、時間経過と共
にリニアに開度を変化させていくリニア制御を採用して
も、また一挙に所期の開度まで開閉するように制御する
ようにしても良い。
【0026】このような流量制御弁78を利用したクラ
イミング機構16,16…の制御を図5のフローチャー
トに従って説明すると、まずストロークセンサー48に
より各油圧ジャッキ16eのストロークデータを読み込
み、それらデータから最も速く昇降動作している油圧ジ
ャッキ16eにおける最大値と、最も遅く昇降動作して
いる油圧ジャッキ16eにおける最小値とを見つける
(S1)。
【0027】次に、これら最大値と最小値との相対的な
差が、設定されている許容値を超えているか、それ以下
かを判定する(S2)。それ以下である場合には、スト
ロークデータの再度の読み込みと、最大値・最小値の検
出を繰り返すことになる。
【0028】許容値を超えている場合には、最小値を示
している最も遅い油圧ジャッキ16e以外の各油圧ジャ
ッキ16eそれぞれに対して、所定時間後にすべての油
圧ジャッキ16eの昇降量がほぼ一致する、可能であれ
ば一致するように、それらの減速率と減速時間とを算出
する(S3)。
【0029】その後、昇降規制手段52により、最も遅
い油圧ジャッキ16e以外の各油圧ジャッキ16eに備
えられている各流量制御弁78の開度を、各油圧ジャッ
キ16eに設定した減速率と減速時間に従って制御し、
これら油圧ジャッキ16eへの送油を絞って減速させる
(S4)。
【0030】各油圧ジャッキ16eにおけるそれぞれの
減速時間が経過したならば、規制解除手段54により流
量制御弁78を閉止状態として、それぞれの油圧ジャッ
キ16eへの送油を元に戻すことになる(S5)。
【0031】その後は、またストロークデータの再度の
読み込みと、最大値・最小値の検出を行うことになる。
【0032】殊に上記制御にあっては、クライミング機
構16,16…の連続運転中において、ポンプ74や油
圧ジャッキ16e等は常に稼働状態にあってそれらの運
転の起動停止が全くないため、これら装置の起動停止に
起因にして発生する騒音や振動等の周辺環境に及ぼす悪
影響が全くないという利点がある。
【0033】かかる構成になる屋根架構18のクライミ
ング制御装置40では、ストロークセンサー48,48
…により個別に検出した各クライミング機構16,16
…の上昇量の相対的な差が設定された許容値を超える
と、昇降速度の最も遅いクライミング機構16以外のそ
の他のクライミング機構16の昇降作動を抑制するよう
に制御されるため、その後のクライミング動作を行うこ
とによって前記上昇量の相対差を徐々に少なくすること
ができる。このように上昇量の差を減少することによ
り、屋根架構18を常時略水平状態に保持しつつ昇降さ
せることができる。
【0034】また、上昇量の差が、別途設定した所定の
最小相対昇降量差範囲までに減少した時点で、規制解除
手段54によりクライミング機構16の昇降規制が解除
され、それぞれのクライミング機構16,16…の上昇
動作が通常通り行われることになる。
【0035】尚、前記クライミング制御装置40は、昇
降制御手段50によりクライミング機構16,16…の
連続自動運転が行われるが、図外の手動切換スイッチを
設けて、このスイッチの切換により一連の昇降運転を手
動により行うこともできる。このように手動運転を可能
とすることにより、連続運転時にクライミング機構1
6,16…の動きを視認しつつ、各作動モード毎に動き
を途中で止めながらの運転が可能となり、屋根架構18
の持上げ時の動きをより安全かつ正確に行うことができ
る。
【0036】また、本実施例では前記クライミング制御
装置40の制御がクライミング機構16,16…の上昇
動作に対して実行される場合を開示したが、この上昇時
とは逆の動作をたどって屋根架構18が下降される場合
にも同様の制御を行わせることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明の屋根架構の
クライミング制御方法およびその制御方法に用いられる
クライミング制御装置にあっては、個別に検出した各ク
ライミング機構の昇降量の相対的な差が許容値を超えた
場合に、昇降速度の最も遅いクライミング機構以外のそ
の他のクライミング機構の昇降作動を抑制するようにし
たので、各クライミング機構の昇降量の相対差を少なく
することができ、従って屋根架構を常時略水平状態に保
持しつつ昇降させることができる。このため、屋根架構
の昇降作動をスムーズかつ安全に行うことができ、工期
の短縮化を図ることができると共に、省力化を達成でき
るという各種優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される全天候型仮設屋根の一実施
例を示す上端部分の側面図である。
【図2】本発明が適用されるクライミング機構の一実施
例の作動を順を追って示す説明図である。
【図3】本発明が適用されるクライミング制御の一実施
例を示す回路図である。
【図4】図3で概略的に示したクライミング機構の制御
を、油圧回路で行う場合の一例を示す油圧回路図であ
る。
【図5】制御を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 全天候型仮設屋根 12 建物 14 仮設屋根 16 クライミ
ング機構 16e 油圧ジャッキ 16f,16g
ロックシリンダ 18 屋根架構 32,32a
カンヌキ 40 クライミング制御装置 48 ストロークセンサー(昇降量検出手段) 50 昇降制御手段 52 昇降規制手段 54 規制解除手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 脇坂 達也 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 菱河 恭一 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 古屋 則之 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 栗田 康平 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 小野 英雄 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 井上 康夫 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設しようとする建物の建設予定位置に
    近接またはこの予定位置内に立設され、建設高さの増加
    に応じて順次上方に継足し可能な複数の仮設支柱と、こ
    れら仮設支柱の上端部間にクライミング機構を介して支
    持され、建設途中の建物の上側を覆う屋根架構とを備
    え、前記建物の高さ増加に伴って前記仮設支柱を上方に
    継足しつつ前記クライミング機構をそれぞれ上昇し、も
    って前記屋根架構を持上げるようにした全天候型仮設屋
    根において、 前記各クライミング機構の昇降量を個別に検出し、それ
    ぞれのクライミング機構の昇降量の相対的な差が許容値
    を超えた場合に、昇降速度の最も遅いクライミング機構
    以外のその他のクライミング機構の昇降作動を抑制制御
    し、その後、前記昇降量の差が許容値以下となった場合
    に、クライミング機構の抑制制御を解除することを特徴
    とする屋根架構のクライミング制御方法。
  2. 【請求項2】 建設しようとする建物の建設予定位置に
    近接またはこの予定位置内に立設され、建設高さの増加
    に応じて順次上方に継足し可能な複数の仮設支柱と、こ
    れら仮設支柱の上端部間にクライミング機構を介して支
    持され、建設途中の建物の上側を覆う屋根架構とを備
    え、前記建物の高さ増加に伴って前記仮設支柱を上方に
    継足しつつ前記クライミング機構をそれぞれ上昇し、も
    って前記屋根架構を持上げるようにした全天候型仮設屋
    根において、 前記各クライミング機構の昇降作動を制御する昇降制御
    手段と、各クライミング機構の昇降量を個別に検出する
    昇降量検出手段と、クライミング機構の昇降量の相対的
    な差が許容値を超えると、昇降速度の最も遅いクライミ
    ング機構以外のその他のクライミング機構の昇降作動を
    抑制する昇降規制手段と、昇降作動の抑制により前記昇
    降量の差が許容値以下になると、昇降規制手段による昇
    降規制を解除する規制解除手段とを設けたことを特徴と
    する屋根架構のクライミング制御装置。
  3. 【請求項3】 前記クライミング機構が油圧機械で構成
    され、上記昇降規制手段が、前記クライミング機構を昇
    降作動させるべくこれに供給される作動油量を制限する
    制御弁を備えていることを特徴とする請求項2に記載の
    屋根架構のクライミング制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2415704A1 (en) * 2010-08-05 2012-02-08 Gru Dalbe S.R.L. Self-lifting support structure for building.
CN104631624A (zh) * 2014-12-10 2015-05-20 中建三局第一建设工程有限责任公司 一种用于顶模体系的支撑箱梁端部自动调平装置
JP2023130944A (ja) * 2022-03-08 2023-09-21 株式会社フジタ 昇降装置
JP2023135774A (ja) * 2022-03-16 2023-09-29 株式会社フジタ 昇降装置の自動制御方法および自動制御プログラム

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