JPH0979201A - 水撃防止器 - Google Patents
水撃防止器Info
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- JPH0979201A JPH0979201A JP24140395A JP24140395A JPH0979201A JP H0979201 A JPH0979201 A JP H0979201A JP 24140395 A JP24140395 A JP 24140395A JP 24140395 A JP24140395 A JP 24140395A JP H0979201 A JPH0979201 A JP H0979201A
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Landscapes
- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 水撃を良好に吸収でき、取扱いや保守が容易
で小型化できる水撃防止器を提供すること。 【解決手段】 流入口104および流出口105を有
し、これら流入口104と流出口105との間に小径絞
り部109が形成されるとともに、上記小径絞り部10
9に連通された低圧室111を備えた噴流ポンプ106
と;上記低圧室111の圧力変化に応じて変動し、上記
低圧室111と区画された気体室208を有する気体袋
112と;を備えたことを特徴としている。給水時には
噴流ポンプ106の作用により低圧室104が低圧にな
り、気体袋が潰されるのが防止され、水撃発生時に低圧
室111の圧力が上昇した場合に気体袋112が押され
て気体室208内の気体が圧縮されることにより水撃を
吸収することができる。
で小型化できる水撃防止器を提供すること。 【解決手段】 流入口104および流出口105を有
し、これら流入口104と流出口105との間に小径絞
り部109が形成されるとともに、上記小径絞り部10
9に連通された低圧室111を備えた噴流ポンプ106
と;上記低圧室111の圧力変化に応じて変動し、上記
低圧室111と区画された気体室208を有する気体袋
112と;を備えたことを特徴としている。給水時には
噴流ポンプ106の作用により低圧室104が低圧にな
り、気体袋が潰されるのが防止され、水撃発生時に低圧
室111の圧力が上昇した場合に気体袋112が押され
て気体室208内の気体が圧縮されることにより水撃を
吸収することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給水系などで使用
される配管の水撃(ウォータハンマ)を防止する水撃防
止器に関する。
される配管の水撃(ウォータハンマ)を防止する水撃防
止器に関する。
【0002】
【従来の技術】ビル、マンション、アパートや一戸建て
住宅などの給水系では、水栓や弁などにより給水配管内
の水の流れを瞬間的に閉止すると、閉止した上流側の圧
力が異常に上昇し、この上昇した圧力は圧力波となって
その点と給水源との間を往復する。このような圧力上昇
を水撃(ウォータハンマ)と称しており、この水撃が過
大になると、配管、継手、弁類、機器類を振動させた
り、衝撃音を発生させたりするばかりでなく、漏水を生
じさせることがある。
住宅などの給水系では、水栓や弁などにより給水配管内
の水の流れを瞬間的に閉止すると、閉止した上流側の圧
力が異常に上昇し、この上昇した圧力は圧力波となって
その点と給水源との間を往復する。このような圧力上昇
を水撃(ウォータハンマ)と称しており、この水撃が過
大になると、配管、継手、弁類、機器類を振動させた
り、衝撃音を発生させたりするばかりでなく、漏水を生
じさせることがある。
【0003】これを防ぐために、一般に水撃防止器が用
いられている。水撃防止器は、水撃を吸収緩和するもの
であり、従来の場合、給水配管に空気室を分枝して連通
し、給水配管内の圧力が上昇した場合に、上記空気室の
空気が圧縮されて水圧の上昇分を吸収するようになって
いた。しかしながらこのような水撃防止器は、空気室が
給水配管の水に直接接しているので、空気室の空気が水
に溶けて徐々に減少するという欠点がある。このため空
気室の空気を定期的に補給する必要があった。
いられている。水撃防止器は、水撃を吸収緩和するもの
であり、従来の場合、給水配管に空気室を分枝して連通
し、給水配管内の圧力が上昇した場合に、上記空気室の
空気が圧縮されて水圧の上昇分を吸収するようになって
いた。しかしながらこのような水撃防止器は、空気室が
給水配管の水に直接接しているので、空気室の空気が水
に溶けて徐々に減少するという欠点がある。このため空
気室の空気を定期的に補給する必要があった。
【0004】このような不具合を防止するため、例えば
実公平6−43521号公報に示された構造の水撃防止
器が用いられていた。上記公報に記載の水撃防止器は本
出願人が開発したものであり、給水配管に接続された器
体の内部をダイアフラムによって仕切っており、一方の
部屋は上記給水配管に連通された液体室となっていると
ともに、他方の部屋は空気が封入された空気室となって
おり、この空気室には弾性部材が収容された構成となっ
ている。このような構成の水撃防止器においては、給水
配管に水撃が発生して水圧が異常に上昇すると、この圧
力が水撃防止器の液体室を通じてダイアフラムに作用
し、このダイアフラムが押されるようになる。上記ダイ
アフラムが押圧されると空気および弾性部材が圧縮さ
れ、これにより上記給水配管内の圧力上昇分を吸収緩和
することになる。
実公平6−43521号公報に示された構造の水撃防止
器が用いられていた。上記公報に記載の水撃防止器は本
出願人が開発したものであり、給水配管に接続された器
体の内部をダイアフラムによって仕切っており、一方の
部屋は上記給水配管に連通された液体室となっていると
ともに、他方の部屋は空気が封入された空気室となって
おり、この空気室には弾性部材が収容された構成となっ
ている。このような構成の水撃防止器においては、給水
配管に水撃が発生して水圧が異常に上昇すると、この圧
力が水撃防止器の液体室を通じてダイアフラムに作用
し、このダイアフラムが押されるようになる。上記ダイ
アフラムが押圧されると空気および弾性部材が圧縮さ
れ、これにより上記給水配管内の圧力上昇分を吸収緩和
することになる。
【0005】このような構成によれば、器体内がダイア
フラムにより区画されているので、空気室内の空気が水
に溶けるといった不具合が防止される。
フラムにより区画されているので、空気室内の空気が水
に溶けるといった不具合が防止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来構造の水撃防止器の場合、次のような問題点
がある。
ような従来構造の水撃防止器の場合、次のような問題点
がある。
【0007】通常、空気室内に大気圧の空気が封止され
ており、この水撃防止器を給水配管に接続すると水が流
れていないときでも給水配管の水圧がダイアフラムに加
わり、この水圧は大気圧より大きいので空気室内の空気
が圧縮され、空気室内の容積が減少する。
ており、この水撃防止器を給水配管に接続すると水が流
れていないときでも給水配管の水圧がダイアフラムに加
わり、この水圧は大気圧より大きいので空気室内の空気
が圧縮され、空気室内の容積が減少する。
【0008】すなわち、上記のような水撃防止器は、水
が給水配管を流れているときには給水圧力がダイアフラ
ムに加わり、この圧力によって空気室内の空気が圧縮さ
れ、空気室内の容積が減少する。したがって、空気室内
の容積が初期設定容積よりも小さくなってしまい、この
ため空気による水撃の吸収能力が低くなるという不具合
がある。
が給水配管を流れているときには給水圧力がダイアフラ
ムに加わり、この圧力によって空気室内の空気が圧縮さ
れ、空気室内の容積が減少する。したがって、空気室内
の容積が初期設定容積よりも小さくなってしまい、この
ため空気による水撃の吸収能力が低くなるという不具合
がある。
【0009】特に、給水配管内の給水圧力が変動して水
圧が高くなると、ダイアフラムがさらに押されて空気室
内の容積が大幅に減少し、水撃が発生したときにその吸
収能力が著しく低下してしまうという欠点がある。
圧が高くなると、ダイアフラムがさらに押されて空気室
内の容積が大幅に減少し、水撃が発生したときにその吸
収能力が著しく低下してしまうという欠点がある。
【0010】これを防止して大きな水撃を吸収するため
には、空気室内の容積をあらかじめ大きく形成しておく
必要があり、このようにすると水撃防止器が大型になる
という不具合があった。
には、空気室内の容積をあらかじめ大きく形成しておく
必要があり、このようにすると水撃防止器が大型になる
という不具合があった。
【0011】本発明は上記の事情にもとづきなされたも
ので、その目的とするところは、気体室の容積を充分大
きく確保して水撃を良好に吸収でき、取扱いや保守が容
易で小型化できる水撃防止器を提供しようとするもので
ある。
ので、その目的とするところは、気体室の容積を充分大
きく確保して水撃を良好に吸収でき、取扱いや保守が容
易で小型化できる水撃防止器を提供しようとするもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、流入口および流出口を有し、こ
れら流入口と流出口との間に小径絞り部が形成されると
ともに、この小径絞り部に連通し、上記流入口から流出
口に液体が流される場合に上記小径絞り部に液体が吸い
込まれることによって低圧となる低圧室を備えた噴流ポ
ンプと;上記低圧室に設置され、内部に気体室が形成さ
れるとともに、上記低圧室の圧力変化に応じて弾性変形
可能な気体袋と;を備えたことを特徴としている。
に、請求項1の発明は、流入口および流出口を有し、こ
れら流入口と流出口との間に小径絞り部が形成されると
ともに、この小径絞り部に連通し、上記流入口から流出
口に液体が流される場合に上記小径絞り部に液体が吸い
込まれることによって低圧となる低圧室を備えた噴流ポ
ンプと;上記低圧室に設置され、内部に気体室が形成さ
れるとともに、上記低圧室の圧力変化に応じて弾性変形
可能な気体袋と;を備えたことを特徴としている。
【0013】請求項1の構成によると、流入口から流出
口に向かって流れる流体は、小径絞り部を通るとき速度
が加速され、小径絞り部の圧力が低くなる。このため、
低圧室の液体が小径絞り部に吸い込まれ、低圧室の圧力
が低下する。
口に向かって流れる流体は、小径絞り部を通るとき速度
が加速され、小径絞り部の圧力が低くなる。このため、
低圧室の液体が小径絞り部に吸い込まれ、低圧室の圧力
が低下する。
【0014】このような低圧室に、内部に気体室が形成
された弾性変形可能な気体袋を設けたので、上記噴流ポ
ンプが連結された給水配管側に水撃が発生した場合は、
給水圧力の上昇分が気体袋に加わり、これが押されて気
体室内の気体が圧縮されるようになる。よって水撃を吸
収することができる。給水配管側で給水されているとき
は噴流ポンプの作用で低圧室に給水圧力が加わるのが防
止されるので、気体室が押されて容積が減少することが
なく、そのため圧力吸収のための容積を大きく確保する
ことができ、大きな吸収能力を得ることができる。
された弾性変形可能な気体袋を設けたので、上記噴流ポ
ンプが連結された給水配管側に水撃が発生した場合は、
給水圧力の上昇分が気体袋に加わり、これが押されて気
体室内の気体が圧縮されるようになる。よって水撃を吸
収することができる。給水配管側で給水されているとき
は噴流ポンプの作用で低圧室に給水圧力が加わるのが防
止されるので、気体室が押されて容積が減少することが
なく、そのため圧力吸収のための容積を大きく確保する
ことができ、大きな吸収能力を得ることができる。
【0015】請求項2の発明は、流入口および流出口を
有し、これら流入口と流出口との間に小径絞り部が形成
されるとともに、この小径絞り部に連通し、上記流入口
から流出口に液体が流される場合に上記小径絞り部に液
体が吸い込まれることによって低圧となる低圧室を備え
た噴流ポンプと;上記低圧室に連結された吸収ケース
と;この吸収ケースを上記低圧室に連なる液体室と気体
室とに区画し上記液体室の圧力変化に応じて変動する可
動壁と;を備えたことを特徴とする水撃防止器である。
有し、これら流入口と流出口との間に小径絞り部が形成
されるとともに、この小径絞り部に連通し、上記流入口
から流出口に液体が流される場合に上記小径絞り部に液
体が吸い込まれることによって低圧となる低圧室を備え
た噴流ポンプと;上記低圧室に連結された吸収ケース
と;この吸収ケースを上記低圧室に連なる液体室と気体
室とに区画し上記液体室の圧力変化に応じて変動する可
動壁と;を備えたことを特徴とする水撃防止器である。
【0016】ここで可動壁というのは、圧力変化に応じ
て変形または変動する区画壁のことを称し、ピストン、
ダイアフラム、ベローズなどで代表される。
て変形または変動する区画壁のことを称し、ピストン、
ダイアフラム、ベローズなどで代表される。
【0017】請求項2の構成によると、噴流ポンプの低
圧室に吸収ケースを連結し、この吸収ケースに可動壁を
設けたので気体室の容積を大きく形成することができる
とともに、可動壁に給水圧力が加わるのが防止されて気
体室の容積を大きく保つことができ、水撃を吸収する能
力を増大させることができる。
圧室に吸収ケースを連結し、この吸収ケースに可動壁を
設けたので気体室の容積を大きく形成することができる
とともに、可動壁に給水圧力が加わるのが防止されて気
体室の容積を大きく保つことができ、水撃を吸収する能
力を増大させることができる。
【0018】請求項3の発明は、上記気体室には空気が
収容され、この気体室内の圧力が大気圧よりも低くなっ
た場合に自動的に気体室に空気を補給する空気補給手段
が設けられていることを特徴とする請求項2に記載され
た水撃防止器である。
収容され、この気体室内の圧力が大気圧よりも低くなっ
た場合に自動的に気体室に空気を補給する空気補給手段
が設けられていることを特徴とする請求項2に記載され
た水撃防止器である。
【0019】請求項3の構成によると、気体室内の圧力
が大気圧よりも低くなると空気の補給が自動的に行なわ
れるようになり、気体室の容積を大きく確保することが
でき、かつ気体室内の圧力を大気圧以上に保つことがで
きる。また、空気をいちいち補給しなくてすむので、取
扱いが容易である。
が大気圧よりも低くなると空気の補給が自動的に行なわ
れるようになり、気体室の容積を大きく確保することが
でき、かつ気体室内の圧力を大気圧以上に保つことがで
きる。また、空気をいちいち補給しなくてすむので、取
扱いが容易である。
【0020】請求項4の発明は、上記空気補給手段はオ
リフィスであることを特徴とする請求項3に記載された
水撃防止器である。
リフィスであることを特徴とする請求項3に記載された
水撃防止器である。
【0021】請求項4の構成によると、空気補給手段と
してオリフィスを用いているので、このオリフィスの径
の大きさによって空気の流れ抵抗を変えることができ、
水撃発生時の可動壁の挙動を調整することができる。
してオリフィスを用いているので、このオリフィスの径
の大きさによって空気の流れ抵抗を変えることができ、
水撃発生時の可動壁の挙動を調整することができる。
【0022】請求項5の発明は、上記空気補給手段には
気体室の気体が外部へ流出するのを防止する逆止弁が設
けられていることを特徴とする請求項3または請求項4
に記載された水撃防止器である。
気体室の気体が外部へ流出するのを防止する逆止弁が設
けられていることを特徴とする請求項3または請求項4
に記載された水撃防止器である。
【0023】請求項5の構成によると、オリフィスに逆
止弁を設けたので、水撃発生時には逆止弁が閉じて気体
室の気体を外部へ放出しなくなる。よって気体室の容積
を確実に確保できて、圧力を所定レベルに保ち、水撃を
良好に吸収することができる。
止弁を設けたので、水撃発生時には逆止弁が閉じて気体
室の気体を外部へ放出しなくなる。よって気体室の容積
を確実に確保できて、圧力を所定レベルに保ち、水撃を
良好に吸収することができる。
【0024】請求項6の発明は、上記気体室内に上記可
動壁を押圧する弾性部材が設けられていることを特徴と
する請求項2ないし請求項5のいずれか一に記載された
水撃防止器である。
動壁を押圧する弾性部材が設けられていることを特徴と
する請求項2ないし請求項5のいずれか一に記載された
水撃防止器である。
【0025】請求項6の構成によると、気体室内に弾性
部材を設けたので、水撃を吸収するための気体室の容積
を確保できるとともに、この弾性部材の材質や大きさに
よっては、弾性部材のバネ定数を任意に設定することが
でき、様々な圧力に対応することができる。
部材を設けたので、水撃を吸収するための気体室の容積
を確保できるとともに、この弾性部材の材質や大きさに
よっては、弾性部材のバネ定数を任意に設定することが
でき、様々な圧力に対応することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の水撃防止器につい
て各実施例に基づいて説明する。
て各実施例に基づいて説明する。
【0027】(第1の実施例)図1は水撃防止器が取り
付けられる給水系を示す図、図2は本実施例に係わる水
撃防止器の断面図である。
付けられる給水系を示す図、図2は本実施例に係わる水
撃防止器の断面図である。
【0028】一般にビルやマンションにおける給水系
は、図1のようにビルの地下室などに設置された受水タ
ンク10に水道水が導かれて貯水される。この受水タン
ク10の水は揚水ポンプ11により、揚水管12を通っ
て一旦屋上に設置されている高置タンク13まで揚水さ
れる。高置タンク13に揚水された水は給水導管14に
より各フロアへと導かれ、それぞれのフロアに配管され
た分岐配管15…により、台所や洗面所、風呂場、トイ
レの蛇口や給水栓16へと導かれる。
は、図1のようにビルの地下室などに設置された受水タ
ンク10に水道水が導かれて貯水される。この受水タン
ク10の水は揚水ポンプ11により、揚水管12を通っ
て一旦屋上に設置されている高置タンク13まで揚水さ
れる。高置タンク13に揚水された水は給水導管14に
より各フロアへと導かれ、それぞれのフロアに配管され
た分岐配管15…により、台所や洗面所、風呂場、トイ
レの蛇口や給水栓16へと導かれる。
【0029】上記各分岐配管15…には本発明の水撃防
止器100が取り付けられている。
止器100が取り付けられている。
【0030】上記水撃防止器100の構成について図2
にもとづき説明する。図2において101はケーシング
であり、このケーシング101はボディー102とキャ
ップ103を結合して構成されている。キャップ103
には流入口104が形成されているとともに、ボディー
102には流出口105が形成されている。
にもとづき説明する。図2において101はケーシング
であり、このケーシング101はボディー102とキャ
ップ103を結合して構成されている。キャップ103
には流入口104が形成されているとともに、ボディー
102には流出口105が形成されている。
【0031】これら流入口104と流出口105の間に
は噴流ポンプ106が形成されている。噴流ポンプ10
6は、上記流入口104に連設された導入ノズル107
と流出口105に連設された拡がりノズル108とを備
えている。上記導入ノズル107の内端は小径に絞られ
た小径絞り部109をなしている。上記拡がりノズル1
08は上記導入ノズル107と同じ軸線上に設けられて
おり、この拡がりノズル108の内端は上記導入ノズル
107の内端と対向して小径に絞られている。
は噴流ポンプ106が形成されている。噴流ポンプ10
6は、上記流入口104に連設された導入ノズル107
と流出口105に連設された拡がりノズル108とを備
えている。上記導入ノズル107の内端は小径に絞られ
た小径絞り部109をなしている。上記拡がりノズル1
08は上記導入ノズル107と同じ軸線上に設けられて
おり、この拡がりノズル108の内端は上記導入ノズル
107の内端と対向して小径に絞られている。
【0032】これら導入ノズル107の内端と、拡がり
ノズル108の内端は相互に離間し、これらの間に連通
部110が形成されている。上記ケーシング101内に
は、上記導入ノズル107および拡がりノズル108の
周囲に位置して低圧室111が形成されている。この低
圧室111は上記連通部110を介して導入ノズル10
7の小径絞り部109に連通している。
ノズル108の内端は相互に離間し、これらの間に連通
部110が形成されている。上記ケーシング101内に
は、上記導入ノズル107および拡がりノズル108の
周囲に位置して低圧室111が形成されている。この低
圧室111は上記連通部110を介して導入ノズル10
7の小径絞り部109に連通している。
【0033】上記低圧室104には、空気袋112が設
けられている。上記空気袋112はゴムなどからなる膨
脹、収縮可能な弾性を有する筒形の袋であり、その内部
に例えば大気圧の空気が密閉封入されている。この空気
袋112の一端部は、チューブ止め113で挟まれてお
り、このチューブ止め113は、ナット114およびワ
ッシャー115を介してキャップ底部116に固定され
ている。
けられている。上記空気袋112はゴムなどからなる膨
脹、収縮可能な弾性を有する筒形の袋であり、その内部
に例えば大気圧の空気が密閉封入されている。この空気
袋112の一端部は、チューブ止め113で挟まれてお
り、このチューブ止め113は、ナット114およびワ
ッシャー115を介してキャップ底部116に固定され
ている。
【0034】以上のような構成の水撃防止器100は、
流入口104と流出口105が分岐配管15に接続され
て使用される。そして分岐配管15内に水が流れると、
この水は噴流ポンプ106の流入口104から流出口1
05に向かって流れる。上記噴流ポンプ106では小径
絞り部109で流速が速くなり、よって圧力が低下す
る。このため連通部110から前記低圧室111内の水
を吸い込もうとし、低圧室111内の圧力が低くなる。
よって低圧室111内に設置した空気袋112には給水
圧が加わらず、給水圧より低い圧力の雰囲気に保たれる
ので空気袋112が潰されることがなくなる。
流入口104と流出口105が分岐配管15に接続され
て使用される。そして分岐配管15内に水が流れると、
この水は噴流ポンプ106の流入口104から流出口1
05に向かって流れる。上記噴流ポンプ106では小径
絞り部109で流速が速くなり、よって圧力が低下す
る。このため連通部110から前記低圧室111内の水
を吸い込もうとし、低圧室111内の圧力が低くなる。
よって低圧室111内に設置した空気袋112には給水
圧が加わらず、給水圧より低い圧力の雰囲気に保たれる
ので空気袋112が潰されることがなくなる。
【0035】蛇口や給水栓16を閉じたとき、これより
上流側の水圧が上昇し、いわゆる水撃を発生する。この
圧力上昇は噴流ポンプ106の連通部110を通じて低
圧室111に伝わり、低圧室111の圧力が上昇する。
しかし、低圧室111には空気袋112が収容されてい
るので、空気袋112が押され、内部の空気が圧縮され
るようになるから上記圧力上昇を吸収する。よって水撃
が吸収緩和されることになる。
上流側の水圧が上昇し、いわゆる水撃を発生する。この
圧力上昇は噴流ポンプ106の連通部110を通じて低
圧室111に伝わり、低圧室111の圧力が上昇する。
しかし、低圧室111には空気袋112が収容されてい
るので、空気袋112が押され、内部の空気が圧縮され
るようになるから上記圧力上昇を吸収する。よって水撃
が吸収緩和されることになる。
【0036】上記空気袋112は噴流ポンプ106の低
圧室111に設けたので、上記した通り給水中に空気袋
112が潰されることがなくなり、このため空気袋11
2内の容積を大きく確保することができ、よって水撃発
生時に気体室内の空気により水圧上昇分を良好に吸収す
ることができる。また、低圧室111内に空気袋112
を設けたため、水撃防止器100の形状をコンパクトに
することができる。
圧室111に設けたので、上記した通り給水中に空気袋
112が潰されることがなくなり、このため空気袋11
2内の容積を大きく確保することができ、よって水撃発
生時に気体室内の空気により水圧上昇分を良好に吸収す
ることができる。また、低圧室111内に空気袋112
を設けたため、水撃防止器100の形状をコンパクトに
することができる。
【0037】(第2の実施例)図3は第2の実施例に係
わる水撃防止器の断面図である。
わる水撃防止器の断面図である。
【0038】図3に示す水撃防止器200は、第1の実
施例に示された噴流ポンプ106のケーシング101に
吸収ケース201を取り付けて構成されている。吸収ケ
ース201内には可動壁としてのダイアフラム202が
設けられており、このダイアフラム202は上記吸収ケ
ース201内を液体室203と気体室204とに区画し
ている。液体室203はケーシング101内の低圧室1
11に連通しこの低圧室111と同等圧力となるように
形成されており、また気体室204内には大気圧の空気
が封止込められている。吸収ケース201の上端は上部
キャップ205にて閉塞されており、ダイアフラム20
2はその上端部が吸収ケース201の上端と上部キャッ
プ205との間に挟み込まれて液体室203および気体
室204を密閉している。上記気体室204内には弾性
部材として、発泡合成樹脂などの弾性体を円筒形状に形
成した緩衝材206が収容されている。
施例に示された噴流ポンプ106のケーシング101に
吸収ケース201を取り付けて構成されている。吸収ケ
ース201内には可動壁としてのダイアフラム202が
設けられており、このダイアフラム202は上記吸収ケ
ース201内を液体室203と気体室204とに区画し
ている。液体室203はケーシング101内の低圧室1
11に連通しこの低圧室111と同等圧力となるように
形成されており、また気体室204内には大気圧の空気
が封止込められている。吸収ケース201の上端は上部
キャップ205にて閉塞されており、ダイアフラム20
2はその上端部が吸収ケース201の上端と上部キャッ
プ205との間に挟み込まれて液体室203および気体
室204を密閉している。上記気体室204内には弾性
部材として、発泡合成樹脂などの弾性体を円筒形状に形
成した緩衝材206が収容されている。
【0039】以上のような構成の水撃防止器200は、
分岐配管15内を水が流れると低圧室111内の圧力が
下がり、この低圧室111に連通している液体室203
内の圧力も低下する。このためダイアフラム202が液
体室203側に移動し、気体室204内の容積を確保す
ることができる。
分岐配管15内を水が流れると低圧室111内の圧力が
下がり、この低圧室111に連通している液体室203
内の圧力も低下する。このためダイアフラム202が液
体室203側に移動し、気体室204内の容積を確保す
ることができる。
【0040】そして、分岐配管15内に水撃が発生した
場合は、この水圧が連通部110および低圧室111を
通じて液体室203に加わり、ダイアフラム202が押
されるので気体室204内の空気および緩衝材206を
押圧する。よってこれら空気および緩衝材206の圧縮
変形により上記水圧の上昇分を吸収することができる。
場合は、この水圧が連通部110および低圧室111を
通じて液体室203に加わり、ダイアフラム202が押
されるので気体室204内の空気および緩衝材206を
押圧する。よってこれら空気および緩衝材206の圧縮
変形により上記水圧の上昇分を吸収することができる。
【0041】本実施例の場合、可動壁にダイアフラム2
02を用いているのでその取り付けが容易に行なえ、可
動壁の構造が簡単になるとともに、可動壁の占める容積
を小さくすることができる。また、気体室204に収容
した緩衝材206の材質や円筒形の半径方向の厚みを調
整することにより、その硬度を示すバネ定数を任意に定
めることができる。このため配管に対して取り付ける位
置により変わる様々な圧力に対して対応可能となる。
02を用いているのでその取り付けが容易に行なえ、可
動壁の構造が簡単になるとともに、可動壁の占める容積
を小さくすることができる。また、気体室204に収容
した緩衝材206の材質や円筒形の半径方向の厚みを調
整することにより、その硬度を示すバネ定数を任意に定
めることができる。このため配管に対して取り付ける位
置により変わる様々な圧力に対して対応可能となる。
【0042】なお、上記のようなダイアフラム202を
用いた場合、緩衝材206は必ずしも用いなくても良
く、緩衝材206の使用を省略しても良い。
用いた場合、緩衝材206は必ずしも用いなくても良
く、緩衝材206の使用を省略しても良い。
【0043】また、コイルスプリングなどを用いても良
い。
い。
【0044】(第3の実施例)図4は第3の実施例に係
わる水撃防止器の断面図である。
わる水撃防止器の断面図である。
【0045】図4に示す水撃防止器300は、噴流ポン
プ106のケーシング101に吸収ケースとしてのシリ
ンダ301を連結し、このシリンダ301内に可動壁と
してピストン302が摺動自在に設けられている。この
ピストン302によりシリンダ301内は液体室303
と気体室304とに区画されており、液体室303は噴
流ポンプ106の低圧室111に連通されている。この
ピストン302にはOリング305が取り付けられてお
り、液体室303から気体室304に向かって水が漏れ
ないようにシールしている。
プ106のケーシング101に吸収ケースとしてのシリ
ンダ301を連結し、このシリンダ301内に可動壁と
してピストン302が摺動自在に設けられている。この
ピストン302によりシリンダ301内は液体室303
と気体室304とに区画されており、液体室303は噴
流ポンプ106の低圧室111に連通されている。この
ピストン302にはOリング305が取り付けられてお
り、液体室303から気体室304に向かって水が漏れ
ないようにシールしている。
【0046】上記ピストン302の気体室304側の中
央部には、上方に向かって突出した突出ロッド306が
形成されている。この突出ロッド306の高さはピスト
ン302の他のどの部分よりも高く、その上部にゴムス
トッパ307が取り付けられている。
央部には、上方に向かって突出した突出ロッド306が
形成されている。この突出ロッド306の高さはピスト
ン302の他のどの部分よりも高く、その上部にゴムス
トッパ307が取り付けられている。
【0047】シリンダ301の上端は上部キャップ20
5により閉塞されており、この上部キャップ205の中
心部には、気体室304と外部とを連通するオリフィス
308が設けられている。
5により閉塞されており、この上部キャップ205の中
心部には、気体室304と外部とを連通するオリフィス
308が設けられている。
【0048】上記オリフィス308の下端にはピストン
302が所定位置まで上昇した場合に上記ゴムストッパ
307が当接してオリフィス308の下端を閉塞するよ
うになっている。
302が所定位置まで上昇した場合に上記ゴムストッパ
307が当接してオリフィス308の下端を閉塞するよ
うになっている。
【0049】上記のような構成の場合、配管系で給水さ
れているときには低圧室111の圧力が低下して液体室
303の圧力も下がるのでピストン302が引かれ、気
体室304の容積を増大させる。気体室304はオリフ
ィス308を介して外気と通じているので、外部の空気
がオリフィス308を通じて気体室304に吸い込まれ
る。したがって、給水中は気体室304の容積が増すと
ともにこの気体室304内は大気圧と等しい圧力に保た
れる。
れているときには低圧室111の圧力が低下して液体室
303の圧力も下がるのでピストン302が引かれ、気
体室304の容積を増大させる。気体室304はオリフ
ィス308を介して外気と通じているので、外部の空気
がオリフィス308を通じて気体室304に吸い込まれ
る。したがって、給水中は気体室304の容積が増すと
ともにこの気体室304内は大気圧と等しい圧力に保た
れる。
【0050】水撃が発生した場合は、低圧室111の空
気が上昇し、この圧力は液体室303に伝わってピスト
ン302を押し上げる。よって気体室304の空気が圧
縮される。圧縮された空気はオリフィス308を通じて
外気へ放出される。このとき、気体室304の容積が充
分に大きくなっているとともに、オリフィス308の流
量制限作用により空気の逃げを規制するので、大量の空
気によってピストン302に加わる圧力を吸収すること
ができる。
気が上昇し、この圧力は液体室303に伝わってピスト
ン302を押し上げる。よって気体室304の空気が圧
縮される。圧縮された空気はオリフィス308を通じて
外気へ放出される。このとき、気体室304の容積が充
分に大きくなっているとともに、オリフィス308の流
量制限作用により空気の逃げを規制するので、大量の空
気によってピストン302に加わる圧力を吸収すること
ができる。
【0051】このような上記実施例の場合、可動壁とし
てピストン302を用いているので、シリンダ301内
を移動する自由度が大きくなり、そのため水撃による圧
力吸収のための容積を大きく確保することが可能とな
る。
てピストン302を用いているので、シリンダ301内
を移動する自由度が大きくなり、そのため水撃による圧
力吸収のための容積を大きく確保することが可能とな
る。
【0052】また、気体室304に連通するオリフィス
308が設けられているため、液体室303の圧力低下
により、ピストン302が下降したときでもオリフィス
308より外部から空気を自由に補給することができ、
気体室304が負圧にならない。さらに上記オリフィス
308はこの径の大きさを変えることにより、気体室3
04から外部へ放出される空気の量を調整することがで
き、水撃発生時のピストン302の移動速度を調整する
ことができる。例えば、この径を小さく形成した場合に
は、ピストン302の移動速度を遅くすることができ、
また径を大きく形成した場合には、ピストン302の移
動速度を速くすることができる。このため径の大きさを
設定することによって水撃の大きさに応じてピストン3
02の挙動を調整することができる。
308が設けられているため、液体室303の圧力低下
により、ピストン302が下降したときでもオリフィス
308より外部から空気を自由に補給することができ、
気体室304が負圧にならない。さらに上記オリフィス
308はこの径の大きさを変えることにより、気体室3
04から外部へ放出される空気の量を調整することがで
き、水撃発生時のピストン302の移動速度を調整する
ことができる。例えば、この径を小さく形成した場合に
は、ピストン302の移動速度を遅くすることができ、
また径を大きく形成した場合には、ピストン302の移
動速度を速くすることができる。このため径の大きさを
設定することによって水撃の大きさに応じてピストン3
02の挙動を調整することができる。
【0053】ピストン302の突出ロッド306に形成
したゴムストッパ307は、上記ピストン302が所定
位置まで上昇するとオリフィス308の下端に当り、ピ
ストン302のそれ以上の上昇を防止するとともに、オ
リフィス308を閉塞する。このため、以下の作用を奏
する。すなわち給水系で給水が行なわれない場合は噴流
ポンプ106のポンプ作用も生じない。このとき分枝配
管15には高置タンク13との高低差による水頭圧が作
用し、この水頭圧はピストン302に作用する。ここで
ストッパ307がないとピストン302は上部キャップ
205に当接するまで押し上げられ気体室304に空気
が存在しなくなる。
したゴムストッパ307は、上記ピストン302が所定
位置まで上昇するとオリフィス308の下端に当り、ピ
ストン302のそれ以上の上昇を防止するとともに、オ
リフィス308を閉塞する。このため、以下の作用を奏
する。すなわち給水系で給水が行なわれない場合は噴流
ポンプ106のポンプ作用も生じない。このとき分枝配
管15には高置タンク13との高低差による水頭圧が作
用し、この水頭圧はピストン302に作用する。ここで
ストッパ307がないとピストン302は上部キャップ
205に当接するまで押し上げられ気体室304に空気
が存在しなくなる。
【0054】これに対し、ゴムストッパ307を設けた
ので、このゴムストッパ307がオリフィス308の下
端に当接することでピストン302の上動位置を規制す
る。よってピストン302の上部に空間が確保され、つ
まり気体室304に空気を存在させておくことができ
る。そして給水が始まると噴流ポンプ106のポンプ作
用でピストン302が引き下げられるから気体室304
の容積が増し、オリフィス308を通じて外気を吸い込
むことができる。
ので、このゴムストッパ307がオリフィス308の下
端に当接することでピストン302の上動位置を規制す
る。よってピストン302の上部に空間が確保され、つ
まり気体室304に空気を存在させておくことができ
る。そして給水が始まると噴流ポンプ106のポンプ作
用でピストン302が引き下げられるから気体室304
の容積が増し、オリフィス308を通じて外気を吸い込
むことができる。
【0055】また、上記ゴムストッパ307はオリフィ
ス308を閉止するので、Oリング305などの損傷に
より、シール機能が失われた場合、液体室303の水が
気体室304を通じてオリフィス308から漏れるのを
防止することができる。
ス308を閉止するので、Oリング305などの損傷に
より、シール機能が失われた場合、液体室303の水が
気体室304を通じてオリフィス308から漏れるのを
防止することができる。
【0056】なお、上記のようなピストン302を用い
た場合、必ずしもオリフィス308を用いることには限
らず、オリフィス308はなくても良い。
た場合、必ずしもオリフィス308を用いることには限
らず、オリフィス308はなくても良い。
【0057】(第4の実施例)図5は第4の実施例に係
わる水撃防止器の断面図である。
わる水撃防止器の断面図である。
【0058】図5に示す水撃防止器400は、上述の図
4に示された第3の実施例と比較して、ピストン302
から突出ロッド306およびゴムストッパ307をなく
し、上部キャップ205に逆止弁401を設けた点が異
なる。
4に示された第3の実施例と比較して、ピストン302
から突出ロッド306およびゴムストッパ307をなく
し、上部キャップ205に逆止弁401を設けた点が異
なる。
【0059】このような構成によると、給水中にピスト
ン302が引き下げられて気体室304の圧力が低下し
たときは逆止弁401がオリフィス308を開いて外部
からの空気の吸入を可能にし、気体室304内を大気圧
と同じように保つことができるので気体室304が負圧
になることがない。また水撃発生時には逆止弁401が
オリフィス308を閉じて気体室304の空気が外部へ
放出されなくなり、水撃を吸収するための気体室304
の容積を容易に確保できて、気体室内部の空気により水
撃を吸収することができる。
ン302が引き下げられて気体室304の圧力が低下し
たときは逆止弁401がオリフィス308を開いて外部
からの空気の吸入を可能にし、気体室304内を大気圧
と同じように保つことができるので気体室304が負圧
になることがない。また水撃発生時には逆止弁401が
オリフィス308を閉じて気体室304の空気が外部へ
放出されなくなり、水撃を吸収するための気体室304
の容積を容易に確保できて、気体室内部の空気により水
撃を吸収することができる。
【0060】またこの逆止弁401は前記第3の実施例
のゴムストッパ307の作用と同様に、給水が停止され
ているときに水頭圧がピストン302に加わってもピス
トン302の上昇移動を規制し、気体室304の空気が
なくなるのを防止する。
のゴムストッパ307の作用と同様に、給水が停止され
ているときに水頭圧がピストン302に加わってもピス
トン302の上昇移動を規制し、気体室304の空気が
なくなるのを防止する。
【0061】(第5の実施例)図6は第5の実施例に係
わる水撃防止器の断面図である。
わる水撃防止器の断面図である。
【0062】図6に示す水撃防止器500は、前述の図
4に示された第3の実施例と比較して、吸収ケース20
1内部にピストン302の変わりにベローズ501を設
けた構成であり、他は共通した構成である。
4に示された第3の実施例と比較して、吸収ケース20
1内部にピストン302の変わりにベローズ501を設
けた構成であり、他は共通した構成である。
【0063】このベローズ501はゴム製または金属製
のいずれであっても良く、伸縮可能で弾性を有する蛇腹
状に形成されている。このベローズ501の上端は上部
キャップ205に取り付けられており、この上部キャッ
プ205には自由に外部の空気を出入りさせることが可
能なようにオリフィス308が取り付けられている。
のいずれであっても良く、伸縮可能で弾性を有する蛇腹
状に形成されている。このベローズ501の上端は上部
キャップ205に取り付けられており、この上部キャッ
プ205には自由に外部の空気を出入りさせることが可
能なようにオリフィス308が取り付けられている。
【0064】上記の構成によると、ベローズ501の有
する弾性によって水撃を吸収することが可能であり、ま
たこのバネ定数を種々変更することも可能である。
する弾性によって水撃を吸収することが可能であり、ま
たこのバネ定数を種々変更することも可能である。
【0065】また液体室303の圧力低下により、ベロ
ーズ501が伸長したときにオリフィス308を通じて
空気を自由に補給することができ、気体室304が負圧
にならない。そのため水撃を吸収するための気体室30
4の容積を容易に確保できる。
ーズ501が伸長したときにオリフィス308を通じて
空気を自由に補給することができ、気体室304が負圧
にならない。そのため水撃を吸収するための気体室30
4の容積を容易に確保できる。
【0066】この場合もオリフィス308の径を変える
ことにより、気体室304から外部へ放出される空気の
量を調整することができ、このため径の大きさによって
水撃発生時のベローズ501の収縮量を調整することが
できる。
ことにより、気体室304から外部へ放出される空気の
量を調整することができ、このため径の大きさによって
水撃発生時のベローズ501の収縮量を調整することが
できる。
【0067】なおベローズ501には、給水停止時に水
頭圧が加わっても押し潰されてしまうことのない程度に
弾性を持たせることができる。
頭圧が加わっても押し潰されてしまうことのない程度に
弾性を持たせることができる。
【0068】以上の説明においては、第1から第5の実
施例について説明したが、これら各実施例以外にも、可
動壁、オリフィス、逆止弁および内部の弾性部材等の組
み合わせを種々選ぶことが可能であり、そのため上述以
外の実施例について請求の範囲の要旨の範囲で種々の変
形が可能である。
施例について説明したが、これら各実施例以外にも、可
動壁、オリフィス、逆止弁および内部の弾性部材等の組
み合わせを種々選ぶことが可能であり、そのため上述以
外の実施例について請求の範囲の要旨の範囲で種々の変
形が可能である。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、噴流ポンプの低圧室に空気袋を設けたので空気
袋内の気体が給水に溶け込むことがなく、しかも給水中
に空気袋が潰れることがなく、よって水撃が発生したと
きの圧力吸収のための容積を大きく確保することができ
る。
よれば、噴流ポンプの低圧室に空気袋を設けたので空気
袋内の気体が給水に溶け込むことがなく、しかも給水中
に空気袋が潰れることがなく、よって水撃が発生したと
きの圧力吸収のための容積を大きく確保することができ
る。
【0070】しかも低圧室に直接空気袋を設けたため、
全体の形状がコンパクトな水撃防止器を提供できる。
全体の形状がコンパクトな水撃防止器を提供できる。
【0071】請求項2の発明によれば、シリンダ室内に
可動壁を設けたため、気体が給水に溶け込んで減少する
ことが防止されるとともに、気体室の容積を大きく確保
することができる。よって定期的に気体を補給したり、
予め大きな容積の気体室を設ける必要がなく、メンテナ
ンスが容易であるとともに小型の水撃防止器を提供する
ことができる。
可動壁を設けたため、気体が給水に溶け込んで減少する
ことが防止されるとともに、気体室の容積を大きく確保
することができる。よって定期的に気体を補給したり、
予め大きな容積の気体室を設ける必要がなく、メンテナ
ンスが容易であるとともに小型の水撃防止器を提供する
ことができる。
【0072】請求項3の発明によれば、気体室に自動的
に空気を補給する空気補給手段を設けたため、空気を補
給する手間が省け、取扱いが容易な水撃防止器を提供す
ることができる。
に空気を補給する空気補給手段を設けたため、空気を補
給する手間が省け、取扱いが容易な水撃防止器を提供す
ることができる。
【0073】請求項4の発明によれば、オリフィスの径
の大きさによって水撃発生時の可動壁の挙動が調整可能
であり、水撃の大きさに応じた水撃防止器を提供するこ
とができる。
の大きさによって水撃発生時の可動壁の挙動が調整可能
であり、水撃の大きさに応じた水撃防止器を提供するこ
とができる。
【0074】請求項5の発明によれば、オリフィスに逆
止弁を設けたので、気体室の圧力が低下したときは外部
から空気を吸入し、水撃発生時には逆止弁が閉じて気体
室の気体を外部へ放出せず、そのため水撃を吸収するた
めの気体室の容積を容易に確保できる水撃防止器を提供
することができる。また給水停止時でも気体室に空気を
確保しておくことができる。
止弁を設けたので、気体室の圧力が低下したときは外部
から空気を吸入し、水撃発生時には逆止弁が閉じて気体
室の気体を外部へ放出せず、そのため水撃を吸収するた
めの気体室の容積を容易に確保できる水撃防止器を提供
することができる。また給水停止時でも気体室に空気を
確保しておくことができる。
【0075】請求項6の発明によれば、気体室内に弾性
部材が設けられているため、水撃を吸収するための気体
室の容積を確保できるとともに、弾性部材のバネ定数を
任意に設定することで水撃の大きさに応じた吸収能力を
有する水撃防止器を提供することができる。
部材が設けられているため、水撃を吸収するための気体
室の容積を確保できるとともに、弾性部材のバネ定数を
任意に設定することで水撃の大きさに応じた吸収能力を
有する水撃防止器を提供することができる。
【図1】本発明の水撃防止器が取り付けられる給水系の
一例を示す図。
一例を示す図。
【図2】本発明の第1の実施例に係わる水撃防止器の断
面図。
面図。
【図3】本発明の第2の実施例に係わる水撃防止器の断
面図。
面図。
【図4】本発明の第3の実施例に係わる水撃防止器の断
面図。
面図。
【図5】本発明の第4の実施例に係わる水撃防止器の断
面図。
面図。
【図6】本発明の第5の実施例に係わる水撃防止器の断
面図。
面図。
101…ケーシング 102…ボディー 103…キャップ 104…流入口 105…流出口 106…噴流ポンプ 107…導入ノズル 108…拡がりノズル 109…小径絞り部 110…連通部 111…低圧室 112…空気袋 201…吸収ケース 202…ダイアフラム 203,303…液体室 204,304…気体室 206…緩衝材 301…シリンダ 302…ピストン 307…ゴムストッパ 308…オリフィス 401…逆止弁501…ベローズ
Claims (6)
- 【請求項1】 流入口および流出口を有し、これら流入
口と流出口との間に小径絞り部が形成されるとともに、
この小径絞り部に連通し、上記流入口から流出口に液体
が流される場合に上記小径絞り部に液体が吸い込まれる
ことによって低圧となる低圧室を備えた噴流ポンプと;
上記低圧室に設置され、内部に気体室が形成されるとと
もに、上記低圧室の圧力変化に応じて弾性変形可能な気
体袋と;を備えたことを特徴とする水撃防止器。 - 【請求項2】 流入口および流出口を有し、これら流入
口と流出口との間に小径絞り部が形成されるとともに、
この小径絞り部に連通し、上記流入口から流出口に液体
が流される場合に上記小径絞り部に液体が吸い込まれる
ことによって低圧となる低圧室を備えた噴流ポンプと;
上記低圧室に連結された吸収ケースと;この吸収ケース
を上記低圧室に連なる液体室と気体室とに区画し上記液
体室の圧力変化に応じて変動する可動壁と;を備えたこ
とを特徴とする水撃防止器。 - 【請求項3】 上記気体室には空気が収容され、この気
体室内の圧力が大気圧よりも低くなった場合に自動的に
気体室に空気を補給する空気補給手段が設けられている
ことを特徴とする請求項2に記載された水撃防止器。 - 【請求項4】 上記空気補給手段はオリフィスであるこ
とを特徴とする請求項3に記載された水撃防止器。 - 【請求項5】 上記空気補給手段には気体室の空気が外
部へ流出するのを防止する逆止弁が設けられていること
を特徴とする請求項3または請求項4に記載された水撃
防止器。 - 【請求項6】 上記気体室内に上記可動壁を押圧する弾
性部材が設けられていることを特徴とする請求項2ない
し請求項5のいずれか一に記載された水撃防止器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24140395A JPH0979201A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 水撃防止器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24140395A JPH0979201A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 水撃防止器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0979201A true JPH0979201A (ja) | 1997-03-25 |
Family
ID=17073770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24140395A Pending JPH0979201A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 水撃防止器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0979201A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101147479B1 (ko) * | 2010-01-28 | 2012-05-21 | 김학렬 | 일체형 수격방지기의 제조방법 |
| CN120960705A (zh) * | 2025-10-21 | 2025-11-18 | 恒广消防科技有限公司 | 一种消防软管卷盘 |
-
1995
- 1995-09-20 JP JP24140395A patent/JPH0979201A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101147479B1 (ko) * | 2010-01-28 | 2012-05-21 | 김학렬 | 일체형 수격방지기의 제조방법 |
| CN120960705A (zh) * | 2025-10-21 | 2025-11-18 | 恒广消防科技有限公司 | 一种消防软管卷盘 |
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