JPH0979752A - アーク制御装置 - Google Patents
アーク制御装置Info
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- JPH0979752A JPH0979752A JP7240083A JP24008395A JPH0979752A JP H0979752 A JPH0979752 A JP H0979752A JP 7240083 A JP7240083 A JP 7240083A JP 24008395 A JP24008395 A JP 24008395A JP H0979752 A JPH0979752 A JP H0979752A
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- F27B—FURNACES, KILNS, OVENS OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
- F27B3/00—Hearth-type furnaces, e.g. of reverberatory type; Electric arc furnaces ; Tank furnaces
- F27B3/08—Hearth-type furnaces, e.g. of reverberatory type; Electric arc furnaces ; Tank furnaces heated electrically, with or without any other source of heat
- F27B3/085—Arc furnaces
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C5/00—Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
- C21C5/52—Manufacture of steel in electric furnaces
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- F27—FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
- F27B—FURNACES, KILNS, OVENS OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
- F27B3/00—Hearth-type furnaces, e.g. of reverberatory type; Electric arc furnaces ; Tank furnaces
- F27B3/10—Details, accessories or equipment, e.g. dust-collectors, specially adapted for hearth-type furnaces
- F27B3/28—Arrangement of controlling, monitoring, alarm or the like devices
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F27—FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
- F27D—DETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
- F27D11/00—Arrangement of elements for electric heating in or on furnaces
- F27D11/08—Heating by electric discharge, e.g. arc discharge
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 直流アーク炉において、給電回路の磁界の影
響により、アーク発生点におけるアーク放電の外方向へ
のふらつきを無くすような別の磁界を設け、垂直下方へ
アーク放電させることを目的とする。 【解決手段】 炉内に臨ませた可動電極6と炉間に電圧
を印加し、可動電極6より発生した直流アークで炉内の
被溶解物11を溶解する直流アーク炉5と、可動電極6
と直流アーク炉5間に給電用導体3にて印加電圧給電用
の給電装置2を接続して構成した給電回路と、給電用導
体3により可動電極6のアーク発生点に発生する磁界B
1を打ち消す方向の磁界B2を発生する補助コイル8と
を備えている。
響により、アーク発生点におけるアーク放電の外方向へ
のふらつきを無くすような別の磁界を設け、垂直下方へ
アーク放電させることを目的とする。 【解決手段】 炉内に臨ませた可動電極6と炉間に電圧
を印加し、可動電極6より発生した直流アークで炉内の
被溶解物11を溶解する直流アーク炉5と、可動電極6
と直流アーク炉5間に給電用導体3にて印加電圧給電用
の給電装置2を接続して構成した給電回路と、給電用導
体3により可動電極6のアーク発生点に発生する磁界B
1を打ち消す方向の磁界B2を発生する補助コイル8と
を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流アーク炉の給
電回路により発生する電磁力の影響で直流アークの方向
が偏向されるのを抑制し、炉内の被溶解物に均等に直流
アークを放電して溶解させるアーク制御装置に関するも
のである。
電回路により発生する電磁力の影響で直流アークの方向
が偏向されるのを抑制し、炉内の被溶解物に均等に直流
アークを放電して溶解させるアーク制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】大電流の直流アーク炉では、被溶解物に
対して放電させる加熱用アークの偏向が問題となる。こ
の直流アークの偏向は、直流アーク発生用の電極に対し
て電力を供給する給電回路自身が発生する磁界と直流ア
ーク自身の電流によって発生する電磁力によって起こる
ものである。直流アークが偏向されると、直流アーク炉
内の被溶解物の均一な溶解を妨げられる。特に、直流ア
ークが偏向されると、フラットバス期には炉壁熱負荷を
局部的に増大させ、電力原単位や耐火物原単位の悪化を
招くことが下記の文献より明らかである。(工業加熱
「DCアーク炉のアーク現象(4)」P28より抜粋。
筆者:南條、吉田)。
対して放電させる加熱用アークの偏向が問題となる。こ
の直流アークの偏向は、直流アーク発生用の電極に対し
て電力を供給する給電回路自身が発生する磁界と直流ア
ーク自身の電流によって発生する電磁力によって起こる
ものである。直流アークが偏向されると、直流アーク炉
内の被溶解物の均一な溶解を妨げられる。特に、直流ア
ークが偏向されると、フラットバス期には炉壁熱負荷を
局部的に増大させ、電力原単位や耐火物原単位の悪化を
招くことが下記の文献より明らかである。(工業加熱
「DCアーク炉のアーク現象(4)」P28より抜粋。
筆者:南條、吉田)。
【0003】そこで、従来よりアーク偏向に対する対策
案がいろいろと提案されている。図24は、例えば実開
平2−24290号公報に開示された従来の直流アーク
炉における給電回路の構成例を示す図である。この給電
回路は図に示すように、炉用変圧器1より供給された交
流電力を直流電力に変換するサイリスタ変換器2の直流
側出力端の負極側(−)には給電用導体3を介して平滑
用リアクトル4が接続され、この平滑用リアクトル4は
直流アーク炉5にその先端を臨ませた可動電極6に接続
されている。
案がいろいろと提案されている。図24は、例えば実開
平2−24290号公報に開示された従来の直流アーク
炉における給電回路の構成例を示す図である。この給電
回路は図に示すように、炉用変圧器1より供給された交
流電力を直流電力に変換するサイリスタ変換器2の直流
側出力端の負極側(−)には給電用導体3を介して平滑
用リアクトル4が接続され、この平滑用リアクトル4は
直流アーク炉5にその先端を臨ませた可動電極6に接続
されている。
【0004】更に、サイリスタ変換器2の正極側(+)は
給電用導体3’により直流アーク炉5の炉底電極7に接
続されている。給電用導体3’は、炉底電極7の近傍に
おいて、本来、給電回路が作る磁界によって発生する電
磁力によって直流アークが振られる方向、即ち図におい
て右に向け一旦炉心より外側に折曲され、さらに炉から
遠ざかる向きに垂直方向に折曲された後に炉心方向に折
り返されてサイリスタ変換器2の直流側出力端の正極側
(+)に接続されている。尚、可動電極6は上下方向に
移動するホルダアーム10によって支持されている。
給電用導体3’により直流アーク炉5の炉底電極7に接
続されている。給電用導体3’は、炉底電極7の近傍に
おいて、本来、給電回路が作る磁界によって発生する電
磁力によって直流アークが振られる方向、即ち図におい
て右に向け一旦炉心より外側に折曲され、さらに炉から
遠ざかる向きに垂直方向に折曲された後に炉心方向に折
り返されてサイリスタ変換器2の直流側出力端の正極側
(+)に接続されている。尚、可動電極6は上下方向に
移動するホルダアーム10によって支持されている。
【0005】給電用導体3、3’及び各回路素子4、2
で構成される給電回路中、ホルダアーム10とサイリス
タ変換器2の負極側(−)を結ぶF−G部分と、給電用
導体3’によってサイリスタ変換器2の正極側(+)と
炉底電極7を結ぶループA−E中のループA−Dとで給
電回路F−G−A−B−C−Dを形成する。ループA−
E中でD−E部分を給電回路D−Eとする。
で構成される給電回路中、ホルダアーム10とサイリス
タ変換器2の負極側(−)を結ぶF−G部分と、給電用
導体3’によってサイリスタ変換器2の正極側(+)と
炉底電極7を結ぶループA−E中のループA−Dとで給
電回路F−G−A−B−C−Dを形成する。ループA−
E中でD−E部分を給電回路D−Eとする。
【0006】次に動作について説明する。サイリスタ変
換器2より出力された直流電力が可動電極6と炉底電極
7間に給電されると、給電回路F−G−A−B−C−D
には矢印Yの向きに電流が流れ磁界B1が発生する。更
に、給電回路D−Eには、給電回路F−G−A−B−C
−Dとは反対方向に矢印Xの向きに電流が流れ磁界B2
が発生する。この場合、給電回路D−Eがつくる磁界B
2は給電回路F−G−A−B−C−Dが作る磁界B1と
は逆方向であるため、磁界B2は磁界B1を弱める方向
に作用する。従って、給電回路F−G−A−B−C−D
により直流アークに働く電磁力も弱まり、直流アークの
炉壁方向への偏向が軽減される。
換器2より出力された直流電力が可動電極6と炉底電極
7間に給電されると、給電回路F−G−A−B−C−D
には矢印Yの向きに電流が流れ磁界B1が発生する。更
に、給電回路D−Eには、給電回路F−G−A−B−C
−Dとは反対方向に矢印Xの向きに電流が流れ磁界B2
が発生する。この場合、給電回路D−Eがつくる磁界B
2は給電回路F−G−A−B−C−Dが作る磁界B1と
は逆方向であるため、磁界B2は磁界B1を弱める方向
に作用する。従って、給電回路F−G−A−B−C−D
により直流アークに働く電磁力も弱まり、直流アークの
炉壁方向への偏向が軽減される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の直流アーク炉に
おける給電回路は以上のように構成されているので、給
電回路F−G−A−B−C−Dの作る磁界B1は、水平
方向に配設される給電回路D−Eの作る磁界B2によっ
て軽減される。しかし、磁界B1を十分に打ち消すこと
はできないため、アーク発生点付近から水平方向で、か
つ給電回路の外側へ直流アークを振らすように作用する
電磁力が僅かながら残る。
おける給電回路は以上のように構成されているので、給
電回路F−G−A−B−C−Dの作る磁界B1は、水平
方向に配設される給電回路D−Eの作る磁界B2によっ
て軽減される。しかし、磁界B1を十分に打ち消すこと
はできないため、アーク発生点付近から水平方向で、か
つ給電回路の外側へ直流アークを振らすように作用する
電磁力が僅かながら残る。
【0008】この残留電磁力は、特に100KA程度の
大電流のアーク炉では無視出来ない大きさとなる。ま
た、被溶解物11であるスクラップ等に対しては、放電
方向を任意に制御することができないため、短時間で効
率よく均等に被溶解物11を溶解することができないと
いう問題があった。
大電流のアーク炉では無視出来ない大きさとなる。ま
た、被溶解物11であるスクラップ等に対しては、放電
方向を任意に制御することができないため、短時間で効
率よく均等に被溶解物11を溶解することができないと
いう問題があった。
【0009】この発明は以上のような問題点を解決する
ためになされたものであり、給電回路のアーク発生点に
おける磁界B1を完全に打消ことができ、また、給電回
路の配線方向に関係なくアーク放電を任意の方向に制御
して被溶解物を均等に溶解することができるアーク制御
装置を得ることを目的とする。
ためになされたものであり、給電回路のアーク発生点に
おける磁界B1を完全に打消ことができ、また、給電回
路の配線方向に関係なくアーク放電を任意の方向に制御
して被溶解物を均等に溶解することができるアーク制御
装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るア
ーク制御装置は、炉内に臨ませた可動電極と前記炉間に
電圧を印加し、前記可動電極より発生したアークで前記
炉内の被溶解物を溶解するアーク炉と、前記可動電極と
前記アーク炉間に給電用導体にて印加電圧給電用の給電
装置を接続して構成した給電回路と、前記給電用導体に
より前記可動電極のアーク発生点に発生する磁界を打ち
消す方向の磁界を発生する補助コイルとを備えたもので
ある。
ーク制御装置は、炉内に臨ませた可動電極と前記炉間に
電圧を印加し、前記可動電極より発生したアークで前記
炉内の被溶解物を溶解するアーク炉と、前記可動電極と
前記アーク炉間に給電用導体にて印加電圧給電用の給電
装置を接続して構成した給電回路と、前記給電用導体に
より前記可動電極のアーク発生点に発生する磁界を打ち
消す方向の磁界を発生する補助コイルとを備えたもので
ある。
【0011】請求項2の発明に係るアーク制御装置は、
請求項1において、2つの補助コイルを炉を挟んで対向
配置して立設し、給電用導体より可動電極のアーク発生
点に発生する磁界を前記補助コイルより発生する磁界で
打ち消すようにしたものである。
請求項1において、2つの補助コイルを炉を挟んで対向
配置して立設し、給電用導体より可動電極のアーク発生
点に発生する磁界を前記補助コイルより発生する磁界で
打ち消すようにしたものである。
【0012】請求項3の発明に係るアーク制御装置は、
請求項2において、アーク炉の両側面に配置した各補助
コイルの平面と可動電極との間に所定の広がり角度を設
けたものである。
請求項2において、アーク炉の両側面に配置した各補助
コイルの平面と可動電極との間に所定の広がり角度を設
けたものである。
【0013】請求項4の発明に係るアーク制御装置は、
炉内に臨ませた可動電極と前記炉間に電圧を印加し、前
記可動電極より発生したアークにて前記炉内の被溶解物
を溶解するアーク炉と、前記可動電極と前記アーク炉間
に給電用導体にて印加電圧給電用の2つの給電装置を並
列に接続して構成した第1および第2の給電回路と、前
記第1の給電回路に設けられ、前記給電用導体により前
記可動電極のアーク発生点に発生した磁界の向きと逆方
向の磁界を発生する第1の補助コイルと、前記第2の給
電回路に設けられ、前記給電用導体により前記可動電極
のアーク発生点に発生した磁界の向きと同方向の磁界を
発生する第2の補助コイルとを備え、これら補助コイル
を前記給電用導体により前記可動電極のアーク発生点に
発生した磁界を打ち消すように前記アーク炉を介して対
面配置したしたものである。
炉内に臨ませた可動電極と前記炉間に電圧を印加し、前
記可動電極より発生したアークにて前記炉内の被溶解物
を溶解するアーク炉と、前記可動電極と前記アーク炉間
に給電用導体にて印加電圧給電用の2つの給電装置を並
列に接続して構成した第1および第2の給電回路と、前
記第1の給電回路に設けられ、前記給電用導体により前
記可動電極のアーク発生点に発生した磁界の向きと逆方
向の磁界を発生する第1の補助コイルと、前記第2の給
電回路に設けられ、前記給電用導体により前記可動電極
のアーク発生点に発生した磁界の向きと同方向の磁界を
発生する第2の補助コイルとを備え、これら補助コイル
を前記給電用導体により前記可動電極のアーク発生点に
発生した磁界を打ち消すように前記アーク炉を介して対
面配置したしたものである。
【0014】請求項5の発明に係るアーク制御装置は、
炉内に臨ませた可動電極と前記炉間に電圧を印加し、前
記可動電極より発生したアークにて前記炉内の被溶解物
を溶解するアーク炉と、前記可動電極と前記アーク炉間
に給電用導体にて印加電圧給電用の4つの給電装置を並
列に接続して構成した第1ないし第4の給電回路と、前
記第1の給電回路および前記第2の給電回路のそれぞれ
に設けられ、前記給電用導体により前記可動電極のアー
ク発生点に発生した磁界の向きと逆方向の磁界を発生す
る第1の補助コイルおよび前記給電用導体により前記可
動電極のアーク発生点に発生した磁界の向きと同方向の
磁界を発生する第2の補助コイルと、前記第3の給電回
路および前記第4の給電回路のそれぞれに設けられ、前
記給電用導体により前記可動電極のアーク発生点に発生
した磁界の向きと逆方向の磁界を発生する第3の補助コ
イルおよび前記給電用導体により前記可動電極のアーク
発生点に発生した磁界の向きと同方向の磁界を発生する
第4の補助コイルとを備え、前記第1および第2の補助
コイルを前記給電用導体により前記給電用導体により前
記可動電極のアーク発生点に発生した磁界を打ち消すよ
うに前記アーク炉を介して対面配置し、前記第3および
第4の補助コイルを前記給電用導体により前記可動電極
のアーク発生点に発生した磁界に対し直交方向に、且
つ、逆方向に磁界が発生するように前記アーク炉を介し
て対面配置したものである。
炉内に臨ませた可動電極と前記炉間に電圧を印加し、前
記可動電極より発生したアークにて前記炉内の被溶解物
を溶解するアーク炉と、前記可動電極と前記アーク炉間
に給電用導体にて印加電圧給電用の4つの給電装置を並
列に接続して構成した第1ないし第4の給電回路と、前
記第1の給電回路および前記第2の給電回路のそれぞれ
に設けられ、前記給電用導体により前記可動電極のアー
ク発生点に発生した磁界の向きと逆方向の磁界を発生す
る第1の補助コイルおよび前記給電用導体により前記可
動電極のアーク発生点に発生した磁界の向きと同方向の
磁界を発生する第2の補助コイルと、前記第3の給電回
路および前記第4の給電回路のそれぞれに設けられ、前
記給電用導体により前記可動電極のアーク発生点に発生
した磁界の向きと逆方向の磁界を発生する第3の補助コ
イルおよび前記給電用導体により前記可動電極のアーク
発生点に発生した磁界の向きと同方向の磁界を発生する
第4の補助コイルとを備え、前記第1および第2の補助
コイルを前記給電用導体により前記給電用導体により前
記可動電極のアーク発生点に発生した磁界を打ち消すよ
うに前記アーク炉を介して対面配置し、前記第3および
第4の補助コイルを前記給電用導体により前記可動電極
のアーク発生点に発生した磁界に対し直交方向に、且
つ、逆方向に磁界が発生するように前記アーク炉を介し
て対面配置したものである。
【0015】請求項6の発明に係るアーク制御装置は、
請求項1項ないし5項のいずれかにおいて、補助コイル
は給電装置と炉間に配設された給電用導体の一部をコイ
ル状にして形成したものである。
請求項1項ないし5項のいずれかにおいて、補助コイル
は給電装置と炉間に配設された給電用導体の一部をコイ
ル状にして形成したものである。
【0016】請求項7の発明に係るアーク制御装置は、
請求項1項ないし5項のいずれかにおいて、可動電極の
上下移動に追従して補助コイルを上下移動させるコイル
可動手段を備えたものである。
請求項1項ないし5項のいずれかにおいて、可動電極の
上下移動に追従して補助コイルを上下移動させるコイル
可動手段を備えたものである。
【0017】請求項8の発明に係るアーク制御装置は、
炉内に先端を臨ませた可動電極と前記炉間に電圧を印加
し、前記可動電極より発生したアークにて前記炉内の被
溶解物を溶解するアーク炉と、前記可動電極と前記アー
ク炉間に給電用導体にて印加電圧給電用の給電装置を接
続して構成した給電回路を複数備え、これら給電回路
を、前記給電用導体により前記可動電極のアーク発生点
に発生する磁界を前記可動電極の部分で相互に打消すよ
うに前記可動電極とアーク炉間に並列に接続したもので
ある。
炉内に先端を臨ませた可動電極と前記炉間に電圧を印加
し、前記可動電極より発生したアークにて前記炉内の被
溶解物を溶解するアーク炉と、前記可動電極と前記アー
ク炉間に給電用導体にて印加電圧給電用の給電装置を接
続して構成した給電回路を複数備え、これら給電回路
を、前記給電用導体により前記可動電極のアーク発生点
に発生する磁界を前記可動電極の部分で相互に打消すよ
うに前記可動電極とアーク炉間に並列に接続したもので
ある。
【0018】請求項9の発明に係るアーク制御装置は、
請求項8において、各給電回路に通電される直流電流の
大きさを制御することにより、直流アークを全方向に任
意に制御可能にする。
請求項8において、各給電回路に通電される直流電流の
大きさを制御することにより、直流アークを全方向に任
意に制御可能にする。
【0019】請求項10の発明に係るアーク制御装置
は、請求項8または9において、炉を中心に給電回路を
90°間隔で配置することにより、給電用導体より可動
電極のアーク発生点に発生する磁界を可動電極部で相互
に打消すようにする。
は、請求項8または9において、炉を中心に給電回路を
90°間隔で配置することにより、給電用導体より可動
電極のアーク発生点に発生する磁界を可動電極部で相互
に打消すようにする。
【0020】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態1は、1つ
の給電回路に給電装置1台で、給電用導体により可動電
極のアーク発生点に発生する磁界と逆方向に磁界を発生
させる様に給電回路による磁界発生用の補助コイルを炉
の側壁に設け、給電用導体により可動電極のアーク発生
点に発生する磁界を、補助コイルより発生する磁界で十
分に打ち消し可動電極からのアークを垂直下方へ発生さ
せる。
の給電回路に給電装置1台で、給電用導体により可動電
極のアーク発生点に発生する磁界と逆方向に磁界を発生
させる様に給電回路による磁界発生用の補助コイルを炉
の側壁に設け、給電用導体により可動電極のアーク発生
点に発生する磁界を、補助コイルより発生する磁界で十
分に打ち消し可動電極からのアークを垂直下方へ発生さ
せる。
【0021】この発明の実施の形態2は、1つの給電回
路に給電装置1台で、給電用導体により可動電極のアー
ク発生点に発生する磁界と逆方向に磁界を発生させる様
に給電回路による可動磁界発生用の補助コイルを炉の側
壁に設け、給電用導体により可動電極のアーク発生点に
発生する磁界を補助コイルより発生する磁界で十分に打
ち消し、可動電極の上下動によりアークの位置が上下に
移動しても、補助コイルの上下動により常に垂直下方へ
発生させる。
路に給電装置1台で、給電用導体により可動電極のアー
ク発生点に発生する磁界と逆方向に磁界を発生させる様
に給電回路による可動磁界発生用の補助コイルを炉の側
壁に設け、給電用導体により可動電極のアーク発生点に
発生する磁界を補助コイルより発生する磁界で十分に打
ち消し、可動電極の上下動によりアークの位置が上下に
移動しても、補助コイルの上下動により常に垂直下方へ
発生させる。
【0022】この発明の実施の形態3は、1つの給電回
路に給電装置1台で、給電用導体により可動電極のアー
ク発生点に発生する磁界と逆方向に磁界を発生させる様
に給電回路による磁界発生用の補助コイルを炉の側壁に
設け、かつ給電回路に水平方向に可動電極を挟むように
他の補助コイルを設け、給電用導体により可動電極のア
ーク発生点に発生する磁界を各補助コイルより発生する
磁界で十分に打ち消し可動電極からのアークを垂直下方
へ発生させる。
路に給電装置1台で、給電用導体により可動電極のアー
ク発生点に発生する磁界と逆方向に磁界を発生させる様
に給電回路による磁界発生用の補助コイルを炉の側壁に
設け、かつ給電回路に水平方向に可動電極を挟むように
他の補助コイルを設け、給電用導体により可動電極のア
ーク発生点に発生する磁界を各補助コイルより発生する
磁界で十分に打ち消し可動電極からのアークを垂直下方
へ発生させる。
【0023】この発明の実施の形態4は、1つの給電回
路に給電装置1台で、給電用導体により可動電極のアー
ク発生点に発生する磁界と逆方向に磁界を発生させる様
に給電回路による可動磁界発生用コイルを炉の側壁に設
け、かつ給電回路に水平方向に可動電極を挟むように他
の補助コイルを設け、給電用導体により可動電極のアー
ク発生点に発生する磁界を各補助コイルより発生する磁
界で十分に打ち消し、可動電極の上下動によりアークの
位置が上下に移動しても、補助コイルの上下動により常
に垂直下方へ発生させる。
路に給電装置1台で、給電用導体により可動電極のアー
ク発生点に発生する磁界と逆方向に磁界を発生させる様
に給電回路による可動磁界発生用コイルを炉の側壁に設
け、かつ給電回路に水平方向に可動電極を挟むように他
の補助コイルを設け、給電用導体により可動電極のアー
ク発生点に発生する磁界を各補助コイルより発生する磁
界で十分に打ち消し、可動電極の上下動によりアークの
位置が上下に移動しても、補助コイルの上下動により常
に垂直下方へ発生させる。
【0024】この発明の実施の形態5は、1つの給電回
路に給電装置1台で、給電回路に水平方向に可動電極を
挟むように磁界発生用の補助コイルを炉底下部にある角
度で設け、磁界発生用コイルよりある角度上方の可動電
極アーク発生点へ向かって発生させる磁界と給電用導体
により可動電極のアーク発生点に発生する磁界を十分に
打ち消し、可動電極からのアークを垂直下方へ発生させ
る。
路に給電装置1台で、給電回路に水平方向に可動電極を
挟むように磁界発生用の補助コイルを炉底下部にある角
度で設け、磁界発生用コイルよりある角度上方の可動電
極アーク発生点へ向かって発生させる磁界と給電用導体
により可動電極のアーク発生点に発生する磁界を十分に
打ち消し、可動電極からのアークを垂直下方へ発生させ
る。
【0025】この発明の実施の形態6は、1つの給電回
路に給電装置1台で、給電回路に水平方向に可動電極を
挟むように可動磁界発生用の補助コイルを炉底下部にあ
る角度で設けた、補助コイルよりある角度上方の可動電
極アーク発生点へ向かって発生させる磁界と給電用導体
により可動電極のアーク発生点に発生する磁界を十分に
打ち消し、上下へ移動する可動電極からのアークを常に
垂直下方へ発生させる。
路に給電装置1台で、給電回路に水平方向に可動電極を
挟むように可動磁界発生用の補助コイルを炉底下部にあ
る角度で設けた、補助コイルよりある角度上方の可動電
極アーク発生点へ向かって発生させる磁界と給電用導体
により可動電極のアーク発生点に発生する磁界を十分に
打ち消し、上下へ移動する可動電極からのアークを常に
垂直下方へ発生させる。
【0026】この発明の実施の形態7は、1つの給電回
路に給電装置2台で、給電用導体により可動電極のアー
ク発生点に発生する磁界と逆方向に磁界を発生させる様
に給電回路による磁界発生用の補助コイルを炉の側壁に
設け、かつ給電回路に水平方向に可動電極を挟むように
し、上記補助コイルと巻方向が逆で巻数が3倍のターン
数となるように他の補助コイル設け、給電電流を可変制
御して各補助コイルに流すことで発生する磁界と給電用
導体により可動電極のアーク発生点に発生する磁界との
相互作用により、可動電極からのアークの偏向を、補助
コイルにより発生する磁界と直角方向へ任意に制御す
る。
路に給電装置2台で、給電用導体により可動電極のアー
ク発生点に発生する磁界と逆方向に磁界を発生させる様
に給電回路による磁界発生用の補助コイルを炉の側壁に
設け、かつ給電回路に水平方向に可動電極を挟むように
し、上記補助コイルと巻方向が逆で巻数が3倍のターン
数となるように他の補助コイル設け、給電電流を可変制
御して各補助コイルに流すことで発生する磁界と給電用
導体により可動電極のアーク発生点に発生する磁界との
相互作用により、可動電極からのアークの偏向を、補助
コイルにより発生する磁界と直角方向へ任意に制御す
る。
【0027】この発明の実施の形態8は、1つの給電回
路に給電装置2台で、給電用導体により可動電極のアー
ク発生点に発生する磁界と逆方向に磁界を発生させる様
に給電回路による可動磁界発生用の補助コイルを炉の側
壁に設け、かつ給電回路に垂直方向に可動電極を挟むよ
うにし、補助コイルの一方が片方の補助コイルの逆方向
で3倍のターン数となるように設け、給電用導体により
可動電極のアーク発生点に発生する磁界と、給電電流を
可変制御して補助コイルに流すことにより発生する磁界
との相互作用により、可動電極の上下動によりアークの
位置が上下に移動しても可動電極からのアークの偏向
を、補助コイルにより発生する磁界と直角方向へ任意に
制御する。
路に給電装置2台で、給電用導体により可動電極のアー
ク発生点に発生する磁界と逆方向に磁界を発生させる様
に給電回路による可動磁界発生用の補助コイルを炉の側
壁に設け、かつ給電回路に垂直方向に可動電極を挟むよ
うにし、補助コイルの一方が片方の補助コイルの逆方向
で3倍のターン数となるように設け、給電用導体により
可動電極のアーク発生点に発生する磁界と、給電電流を
可変制御して補助コイルに流すことにより発生する磁界
との相互作用により、可動電極の上下動によりアークの
位置が上下に移動しても可動電極からのアークの偏向
を、補助コイルにより発生する磁界と直角方向へ任意に
制御する。
【0028】この発明の実施の形態9は、1つの給電回
路に給電装置4台で、給電用導体により可動電極のアー
ク発生点に発生する磁界と逆方向に磁界を発生させる様
に給電回路による磁界発生用の補助コイルを炉の側壁に
設けて給電回路に水平方向に可動電極を挟むようにし、
さらに、給電用導体により可動電極のアーク発生点に発
生する磁界と直交する方向に磁界を発生させる様に給電
回路による磁界発生用の他の補助コイルを炉の側壁に設
けて給電回路に垂直方向に可動電極を挟むように構成
し、給電電流を可変制御して磁界発生用コイルに流すこ
とにより発生する磁界と給電用導体により可動電極のア
ーク発生点に発生する磁界との相互作用により、可動電
極からのアークの偏向を、補助コイルにより発生する磁
界の方向により全方向へ任意に制御する。
路に給電装置4台で、給電用導体により可動電極のアー
ク発生点に発生する磁界と逆方向に磁界を発生させる様
に給電回路による磁界発生用の補助コイルを炉の側壁に
設けて給電回路に水平方向に可動電極を挟むようにし、
さらに、給電用導体により可動電極のアーク発生点に発
生する磁界と直交する方向に磁界を発生させる様に給電
回路による磁界発生用の他の補助コイルを炉の側壁に設
けて給電回路に垂直方向に可動電極を挟むように構成
し、給電電流を可変制御して磁界発生用コイルに流すこ
とにより発生する磁界と給電用導体により可動電極のア
ーク発生点に発生する磁界との相互作用により、可動電
極からのアークの偏向を、補助コイルにより発生する磁
界の方向により全方向へ任意に制御する。
【0029】この発明の実施の形態10は、1つの給電
回路に給電装置4台で、磁界と逆方向に給電用導体によ
り可動電極のアーク発生点に発生する磁界を発生させる
様に給電回路による可動磁界発生用の補助コイルを炉の
側壁に設けて給電回路に水平方向に可動電極を挟むよう
にし、さらに、給電用導体により可動電極のアーク発生
点に発生する磁界と直交する方向に磁界を発生させる様
に給電回路による補助コイルを炉の側壁に設けて給電回
路に垂直方向に可動電極を挟むように設け、給電電流を
可変制御して補助コイルに流すことにより発生する磁界
と給電用導体により可動電極のアーク発生点に発生する
磁界との相互作用により、可動電極の上下動によりアー
クの位置が上下に移動しても可動電極からのアークの偏
向を、補助コイルにより発生する磁束の方向により全方
向へ任意に制御する。
回路に給電装置4台で、磁界と逆方向に給電用導体によ
り可動電極のアーク発生点に発生する磁界を発生させる
様に給電回路による可動磁界発生用の補助コイルを炉の
側壁に設けて給電回路に水平方向に可動電極を挟むよう
にし、さらに、給電用導体により可動電極のアーク発生
点に発生する磁界と直交する方向に磁界を発生させる様
に給電回路による補助コイルを炉の側壁に設けて給電回
路に垂直方向に可動電極を挟むように設け、給電電流を
可変制御して補助コイルに流すことにより発生する磁界
と給電用導体により可動電極のアーク発生点に発生する
磁界との相互作用により、可動電極の上下動によりアー
クの位置が上下に移動しても可動電極からのアークの偏
向を、補助コイルにより発生する磁束の方向により全方
向へ任意に制御する。
【0030】この発明に実施の形態11は、炉を中心に
4つの給電回路を各々90゜ずらして4方向の位置に設
け、各々の給電回路により発生する磁界が可動電極アー
ク発生点で相互に打ち消し、可動電極からのアークを垂
直下方へ発生させる。
4つの給電回路を各々90゜ずらして4方向の位置に設
け、各々の給電回路により発生する磁界が可動電極アー
ク発生点で相互に打ち消し、可動電極からのアークを垂
直下方へ発生させる。
【0031】この発明に実施の形態12は、炉を中心に
4つの給電回路を各々90゜ずらして4方向の位置に設
け、各々の給電回路による磁界と、給電電流を可変制御
して磁界発生用コイルに流すことにより発生する磁界と
の相互作用により、可動電極からのアークを任意の方向
へ発生させる。
4つの給電回路を各々90゜ずらして4方向の位置に設
け、各々の給電回路による磁界と、給電電流を可変制御
して磁界発生用コイルに流すことにより発生する磁界と
の相互作用により、可動電極からのアークを任意の方向
へ発生させる。
【0032】以下、各実施の形態について図1ないし図
23を参照して詳細に説明する。 実施の形態1.図1に本実施の形態の構成図を示す。
尚、図中、図24と同一符号は同一または相当部分を示
す。本実施の形態においては、補助コイル8は、給電回
路の一部を成す給電用導体3により可動電極6のアーク
発生点に発生する磁界B1と逆方向の磁界B2を発生す
るようにして直流アーク炉5の側壁に設置する。
23を参照して詳細に説明する。 実施の形態1.図1に本実施の形態の構成図を示す。
尚、図中、図24と同一符号は同一または相当部分を示
す。本実施の形態においては、補助コイル8は、給電回
路の一部を成す給電用導体3により可動電極6のアーク
発生点に発生する磁界B1と逆方向の磁界B2を発生す
るようにして直流アーク炉5の側壁に設置する。
【0033】この補助コイル8はサイリスタ変換器2の
正極側(+)より炉底電極7に配設された給電用導体と
同様の導体を、給電回路のなす面に対して平行で、且つ、
直流アーク炉5の長手方向に沿ってコ字状(E−F−G
−H)に折曲して形成する。ここで、給電用導体3と
は、可動電極6と平滑用リアクトル4との間、平滑用リ
アクトル4とサイリスタ変換器2との間、そしてサイリ
スタ変換器2と補助コイルとの間を接続する導体3を総
称したものを示す。従って、以下、各実施の形態中では
導体、即ち給電用導体として説明する。
正極側(+)より炉底電極7に配設された給電用導体と
同様の導体を、給電回路のなす面に対して平行で、且つ、
直流アーク炉5の長手方向に沿ってコ字状(E−F−G
−H)に折曲して形成する。ここで、給電用導体3と
は、可動電極6と平滑用リアクトル4との間、平滑用リ
アクトル4とサイリスタ変換器2との間、そしてサイリ
スタ変換器2と補助コイルとの間を接続する導体3を総
称したものを示す。従って、以下、各実施の形態中では
導体、即ち給電用導体として説明する。
【0034】給電装置(サイリスタ変換器2)より給電
用導体3を介して可動電極6と炉底電極7間に直流電圧
を印加すると、直流アーク炉5内に直流アークが発生す
る。この時、給電用導体3を流れる直流電流Iにより、
磁界B1が直流アーク炉5内に発生し、同じく直流電流
Iにより磁界B2が補助コイル8に発生する。補助コイ
ル8は、磁界B1と逆向きの磁界B2が発生するように
給電回路に設置されている。そのため、磁界B1とB2
は互いに打消し合い、磁界B1が可動電極6よりの直流
アークに影響を与えることはない。
用導体3を介して可動電極6と炉底電極7間に直流電圧
を印加すると、直流アーク炉5内に直流アークが発生す
る。この時、給電用導体3を流れる直流電流Iにより、
磁界B1が直流アーク炉5内に発生し、同じく直流電流
Iにより磁界B2が補助コイル8に発生する。補助コイ
ル8は、磁界B1と逆向きの磁界B2が発生するように
給電回路に設置されている。そのため、磁界B1とB2
は互いに打消し合い、磁界B1が可動電極6よりの直流
アークに影響を与えることはない。
【0035】図2に可動電極6よりの直流アークに影響
する磁界B1および補助コイル8により発生した磁界B
2のベクトル図を示す。 図において給電用導体3およ
び補助コイル8より発生する磁界B1およびB2は、値
が等しく方向が逆向きに作用するベクトルとなる。その
ため、磁界B1およびB2は互いに打消し合い、可動電
極6のアーク発生点より発生する直流アークは磁界B1
の影響を受けず、直流アーク放電方向を垂直下方に制御
可能となる。
する磁界B1および補助コイル8により発生した磁界B
2のベクトル図を示す。 図において給電用導体3およ
び補助コイル8より発生する磁界B1およびB2は、値
が等しく方向が逆向きに作用するベクトルとなる。その
ため、磁界B1およびB2は互いに打消し合い、可動電
極6のアーク発生点より発生する直流アークは磁界B1
の影響を受けず、直流アーク放電方向を垂直下方に制御
可能となる。
【0036】実施の形態2.上記、実施の形態1では補
助コイル8を所定の位置に固定したが、本実施の形態で
は可動電極6の上下移動に併せて補助コイル8を上下方
向に移動する。図3は本実施の形態によるアーク制御装
置の構成図である。尚、図中、図1と同一符号は同一又
は相当部分を示す。補助コイル8は給電用導体により可
動電極6のアーク発生点に発生する磁界と逆方向に磁界
を発生させる様に直流アーク炉5の側壁に設けられ、補
助コイル可動装置9により直流アーク炉に沿って上下方
向に移動する。
助コイル8を所定の位置に固定したが、本実施の形態で
は可動電極6の上下移動に併せて補助コイル8を上下方
向に移動する。図3は本実施の形態によるアーク制御装
置の構成図である。尚、図中、図1と同一符号は同一又
は相当部分を示す。補助コイル8は給電用導体により可
動電極6のアーク発生点に発生する磁界と逆方向に磁界
を発生させる様に直流アーク炉5の側壁に設けられ、補
助コイル可動装置9により直流アーク炉に沿って上下方
向に移動する。
【0037】可動電極6が上下移動した時に、補助コイ
ル8を補助コイル可動装置9で移動させると、補助コイ
ル8より発生した磁界B2をアーク発生点に追従させる
ことができる。
ル8を補助コイル可動装置9で移動させると、補助コイ
ル8より発生した磁界B2をアーク発生点に追従させる
ことができる。
【0038】この場合、補助コイル8は、発生する磁界
B2が給電用導体3より発生する磁界B1と逆向きとな
るように設置されている。従って、可動電極6の移動に
よりアーク発生点の位置が移動しても、その位置での、
給電導体3による磁界B1’と補助コイル8による磁界
B2とは大きさが等しく、方向が逆向きであるのでの磁
界B1’とB2は互いに打消し合い、可動電極6よりの
直流アークは磁界B1’の影響を受けない。
B2が給電用導体3より発生する磁界B1と逆向きとな
るように設置されている。従って、可動電極6の移動に
よりアーク発生点の位置が移動しても、その位置での、
給電導体3による磁界B1’と補助コイル8による磁界
B2とは大きさが等しく、方向が逆向きであるのでの磁
界B1’とB2は互いに打消し合い、可動電極6よりの
直流アークは磁界B1’の影響を受けない。
【0039】図4に可動電極6よりの直流アークに影響
する磁界B1’および補助コイル8により発生する磁界
B2のベクトル図を示す。図において可動電極6が上移
動した場合に給電用導体3および補助コイル8より発生
する磁界B1'およびB2は、それぞれ値が等しく、方
向が逆向きに作用するベクトルとなる。
する磁界B1’および補助コイル8により発生する磁界
B2のベクトル図を示す。図において可動電極6が上移
動した場合に給電用導体3および補助コイル8より発生
する磁界B1'およびB2は、それぞれ値が等しく、方
向が逆向きに作用するベクトルとなる。
【0040】そのため、磁界B1’とB2とをベクトル
合成すると互いに打消し合い可動電極6よりの直流アー
クに影響を与えないように制御することができる。従っ
て本実施の形態の構成では、可動電極6の上下移動によ
りアーク発生位置が大きく変化しても、直流アーク放電
方向を垂直下方へ制御することができると共に、直流ア
ーク発生方向をある範囲において十分に制御することが
できるため、直流アークを炉内の被溶解物11に均等に
放電させることで短時間で効率よく溶解させることがで
きる。
合成すると互いに打消し合い可動電極6よりの直流アー
クに影響を与えないように制御することができる。従っ
て本実施の形態の構成では、可動電極6の上下移動によ
りアーク発生位置が大きく変化しても、直流アーク放電
方向を垂直下方へ制御することができると共に、直流ア
ーク発生方向をある範囲において十分に制御することが
できるため、直流アークを炉内の被溶解物11に均等に
放電させることで短時間で効率よく溶解させることがで
きる。
【0041】実施の形態3.上記、実施の形態1では給
電回路の1水平方向に給電用導体3の一部を導いて補助
コイル8を形成したが、本実施の形態では給電回路を介
してもう1個の補助コイル8’を既存の補助コイル8
に、直流アーク炉の5を介して対面配置して並列接続す
る。即ち、本実施の形態では給電用導体3により可動電
極6のアーク発生点に発生する磁界と逆方向に磁界を発
生させる様に補助コイル8を直流アーク炉5の側壁に設
けると共に、この補助コイル8に対して他の補助コイル
8’が直流アーク炉5を挟んで対向配置されている。
尚、他の補助コイル8’に発生する磁界は給電用導体3
により可動電極6のアーク発生点に発生する磁界と同方
向に磁界を発生する。
電回路の1水平方向に給電用導体3の一部を導いて補助
コイル8を形成したが、本実施の形態では給電回路を介
してもう1個の補助コイル8’を既存の補助コイル8
に、直流アーク炉の5を介して対面配置して並列接続す
る。即ち、本実施の形態では給電用導体3により可動電
極6のアーク発生点に発生する磁界と逆方向に磁界を発
生させる様に補助コイル8を直流アーク炉5の側壁に設
けると共に、この補助コイル8に対して他の補助コイル
8’が直流アーク炉5を挟んで対向配置されている。
尚、他の補助コイル8’に発生する磁界は給電用導体3
により可動電極6のアーク発生点に発生する磁界と同方
向に磁界を発生する。
【0042】図5に本実施の形態の構成図を示す。直流
アーク炉5の一側面に形成した補助コイル8に対して、
もう1個の補助コイル8'を直流アーク炉5の反対側面
に配置して補助コイル8に並列接続している。補助コイ
ル8'より発生する磁界B3は補助コイル8より発生す
る磁界B2と同方向になるように巻線方向を定める。
アーク炉5の一側面に形成した補助コイル8に対して、
もう1個の補助コイル8'を直流アーク炉5の反対側面
に配置して補助コイル8に並列接続している。補助コイ
ル8'より発生する磁界B3は補助コイル8より発生す
る磁界B2と同方向になるように巻線方向を定める。
【0043】給電用導体3に直流電流Iが流れると給電
回路に磁界B1が発生する。この時、補助コイル8と補
助コイル8'には直流電流Iが分流し、値の等しい直流
電流I1とI2がそれぞれ流れる。電流I1,I2が流
れることにより、補助コイル8と8'のそれぞれに発生
する磁界B2,B3は、磁界B1の1/2で逆向きとなる
ように補助コイル8,8'が設置されている。
回路に磁界B1が発生する。この時、補助コイル8と補
助コイル8'には直流電流Iが分流し、値の等しい直流
電流I1とI2がそれぞれ流れる。電流I1,I2が流
れることにより、補助コイル8と8'のそれぞれに発生
する磁界B2,B3は、磁界B1の1/2で逆向きとなる
ように補助コイル8,8'が設置されている。
【0044】給電用導体3により発生する磁界B1と補
助コイル8,8'により発生する合成磁界B2+B3とは
大きさが等しく方向が逆向きの磁界となり、そのため磁
界B1と合成磁界B2+B3のベクトル合成は互いに打
消し合い可動電極6よりの直流アークに影響を与えな
い。
助コイル8,8'により発生する合成磁界B2+B3とは
大きさが等しく方向が逆向きの磁界となり、そのため磁
界B1と合成磁界B2+B3のベクトル合成は互いに打
消し合い可動電極6よりの直流アークに影響を与えな
い。
【0045】図6に可動電極6よりの直流アークに影響
する磁界B1、及び合成磁界B2+B3のベクトル図を
示す。 図において給電用導体3および補助コイル8,
8'により発生する磁界B1および合成磁界B2+B3
は大きさが等しく、方向が逆向きに作用するベクトルと
なる。そのため、磁界B1および合成磁界B2+B3の
ベクトル合成は互いに打消し合い可動電極6よりの直流
アークに影響を与えないように制御することができる。
する磁界B1、及び合成磁界B2+B3のベクトル図を
示す。 図において給電用導体3および補助コイル8,
8'により発生する磁界B1および合成磁界B2+B3
は大きさが等しく、方向が逆向きに作用するベクトルと
なる。そのため、磁界B1および合成磁界B2+B3の
ベクトル合成は互いに打消し合い可動電極6よりの直流
アークに影響を与えないように制御することができる。
【0046】従って、本実施の形態によれば、可動電極
アーク発生点Pにおける直流アーク放電方向を垂直下方
へ制御することが出来、片側補助コイルよりも広い範囲
で磁界B1を十分に打ち消すことができる。
アーク発生点Pにおける直流アーク放電方向を垂直下方
へ制御することが出来、片側補助コイルよりも広い範囲
で磁界B1を十分に打ち消すことができる。
【0047】実施の形態4.上記、実施の形態3では補
助コイル8,8'を所定の位置に固定したが、本実施の形
態では可動電極6の上下移動に併せて補助コイル8,8'
を上下方向に移動する。図7は本実施の形態によるアー
ク制御装置の構成図である。尚、図中、図5と同一符号
は同一又は相当部分を示す。補助コイル8,8'は補助コ
イル可動装置9により直流アーク炉5に沿って上下方向
に移動する。
助コイル8,8'を所定の位置に固定したが、本実施の形
態では可動電極6の上下移動に併せて補助コイル8,8'
を上下方向に移動する。図7は本実施の形態によるアー
ク制御装置の構成図である。尚、図中、図5と同一符号
は同一又は相当部分を示す。補助コイル8,8'は補助コ
イル可動装置9により直流アーク炉5に沿って上下方向
に移動する。
【0048】給電用導体3を流れる直流電流Iにより磁
界B1が発生する。この時、可動電極6の上下移動によ
り磁界B1が上下移動すれば補助コイル8,8'を補助コ
イル可動装置9により可動させることにより直流アーク
の位置に、補助コイル8,8'を追従させることができ
る。
界B1が発生する。この時、可動電極6の上下移動によ
り磁界B1が上下移動すれば補助コイル8,8'を補助コ
イル可動装置9により可動させることにより直流アーク
の位置に、補助コイル8,8'を追従させることができ
る。
【0049】この場合、直流電流I1とI2が等しく、
直流電流I1,I2により発生する磁界B2,B3がそれ
ぞれ磁界B1の1/2で逆向きとなる様な補助コイルを
設置してある。従って、給電用導体3により発生する磁
界B1と、補助コイル8,8'により発生する磁界B2,
B3の和とは大きさが等しく、方向が逆向きとなり、磁
界B1と合成磁界B2+B3のベクトル合成は互いに打
消し合い可動電極6よりの直流アークに影響を与えな
い。
直流電流I1,I2により発生する磁界B2,B3がそれ
ぞれ磁界B1の1/2で逆向きとなる様な補助コイルを
設置してある。従って、給電用導体3により発生する磁
界B1と、補助コイル8,8'により発生する磁界B2,
B3の和とは大きさが等しく、方向が逆向きとなり、磁
界B1と合成磁界B2+B3のベクトル合成は互いに打
消し合い可動電極6よりの直流アークに影響を与えな
い。
【0050】図8に本実施の形態における可動電極6よ
りの直流アークに影響する磁界B1、及び合成磁界B2
+B3のベクトル図を示す。図において可動電極6が上
移動した場合の給電用導体3および補助コイル8,8'に
より発生する磁界B1'および合成磁界B2+B3は値
が等しく、方向が逆向きに作用するベクトルとなる。従
って、磁界B1'と合成磁界B2+B3のベクトル合成
は互いに打消し合い可動電極6よりの直流アークに影響
を与えないように制御することができる。
りの直流アークに影響する磁界B1、及び合成磁界B2
+B3のベクトル図を示す。図において可動電極6が上
移動した場合の給電用導体3および補助コイル8,8'に
より発生する磁界B1'および合成磁界B2+B3は値
が等しく、方向が逆向きに作用するベクトルとなる。従
って、磁界B1'と合成磁界B2+B3のベクトル合成
は互いに打消し合い可動電極6よりの直流アークに影響
を与えないように制御することができる。
【0051】本実施の形態によれば、可動電極の上下移
動により直流アーク発生位置が大きく変化しても、直流
アーク放電方向を垂直下方へ制御することができると共
に、直流アークを炉内の被溶解物11に均等に放電させ
ることで短時間で効率よく溶解させることができる。
動により直流アーク発生位置が大きく変化しても、直流
アーク放電方向を垂直下方へ制御することができると共
に、直流アークを炉内の被溶解物11に均等に放電させ
ることで短時間で効率よく溶解させることができる。
【0052】実施の形態5.上記、実施の形態3では補
助コイル8及び8'の設置角度を磁界B1の方向に対し
て平行となるようにしたが、本実施の形態では、2つの
補助コイル8,8’を給電回路に対して水平方向に、且
つ、可動電極を挟むようにして炉底下部にある角度で設
置する。2つの補助コイル8,8’は、所定角度上方の
可動電極アーク発生点へ向かって磁界を発生させ、この
磁界は給電用導体により可動電極のアーク発生点に発生
する磁界を十分に打ち消し、可動電極からのアークを垂
直下方へ発生させる。図9は本実施の形態によるアーク
制御装置の構成図である。本実施の形態では図9に示す
ように補助コイル8及び8'の設置角度を磁界B1方向
に対してある角度θになるようにし、各補助コイルに分
流する直流電流I1とI2が等しく、且つ、直流電流I
1,I2により発生する磁界B2,B3がそれぞれ磁界B
1の1/(2COSθ)となるように補助コイル8,8'
の巻数を設定してある。
助コイル8及び8'の設置角度を磁界B1の方向に対し
て平行となるようにしたが、本実施の形態では、2つの
補助コイル8,8’を給電回路に対して水平方向に、且
つ、可動電極を挟むようにして炉底下部にある角度で設
置する。2つの補助コイル8,8’は、所定角度上方の
可動電極アーク発生点へ向かって磁界を発生させ、この
磁界は給電用導体により可動電極のアーク発生点に発生
する磁界を十分に打ち消し、可動電極からのアークを垂
直下方へ発生させる。図9は本実施の形態によるアーク
制御装置の構成図である。本実施の形態では図9に示す
ように補助コイル8及び8'の設置角度を磁界B1方向
に対してある角度θになるようにし、各補助コイルに分
流する直流電流I1とI2が等しく、且つ、直流電流I
1,I2により発生する磁界B2,B3がそれぞれ磁界B
1の1/(2COSθ)となるように補助コイル8,8'
の巻数を設定してある。
【0053】図10は本実施の形態において可動電極6
から放電する直流アークに影響を与える磁界B1と、磁
界B1の方向に対してある角度θに設置した補助コイル
8及び8'により発生する磁界B2およびB3の合成ベ
クトルを示す。図において、補助コイル8の平面に垂直
な中心軸から可動電極アーク発生点Pの方向へθの角度
で磁界B2を発生させ、同点Pから補助コイル8'の平
面に垂直な中心軸へθの角度で磁界B3を発生させる。
その結果、磁界B2とB3の合成ベクトルを磁界B1と
180゜反対方向に作用させることにより相互に打ち消
し、アーク放電方向を垂直下方へ発生することができ
る。
から放電する直流アークに影響を与える磁界B1と、磁
界B1の方向に対してある角度θに設置した補助コイル
8及び8'により発生する磁界B2およびB3の合成ベ
クトルを示す。図において、補助コイル8の平面に垂直
な中心軸から可動電極アーク発生点Pの方向へθの角度
で磁界B2を発生させ、同点Pから補助コイル8'の平
面に垂直な中心軸へθの角度で磁界B3を発生させる。
その結果、磁界B2とB3の合成ベクトルを磁界B1と
180゜反対方向に作用させることにより相互に打ち消
し、アーク放電方向を垂直下方へ発生することができ
る。
【0054】本実施の形態の構成では、補助コイル8お
よび8'のコイル平面に垂直な中心軸から可動電極アー
ク発生点Pに対しθの角度で炉の下部に設置するので、
実施の形態3と同様に直流アーク放電方向を垂直下方へ
制御することができると共に、炉側面の補助コイル設置
用スペースを少なくすることができるため、出鉱等の炉
前作業がやりやすくなる。
よび8'のコイル平面に垂直な中心軸から可動電極アー
ク発生点Pに対しθの角度で炉の下部に設置するので、
実施の形態3と同様に直流アーク放電方向を垂直下方へ
制御することができると共に、炉側面の補助コイル設置
用スペースを少なくすることができるため、出鉱等の炉
前作業がやりやすくなる。
【0055】実施の形態6.上記、実施の形態5では補
助コイル8,8'を所定の位置に固定したが、本実施の形
態では可動電極6の上下移動に併せて補助コイル8,8'
を上下方向に移動する。図11は本実施の形態によるア
ーク制御装置の構成図である。尚、図中、図9と同一符
号は同一又は相当部分を示す。補助コイル8,8'は補助
コイル可動装置9により直流アーク炉5に沿って上下方
向に移動する。
助コイル8,8'を所定の位置に固定したが、本実施の形
態では可動電極6の上下移動に併せて補助コイル8,8'
を上下方向に移動する。図11は本実施の形態によるア
ーク制御装置の構成図である。尚、図中、図9と同一符
号は同一又は相当部分を示す。補助コイル8,8'は補助
コイル可動装置9により直流アーク炉5に沿って上下方
向に移動する。
【0056】図12は本実施の形態における可動電極6
から放電する直流アークに影響を与える磁界B1と可動
電極アーク発生点Pと各補助コイル8,8'の平面に垂直
な中心軸とのある角度θの方向へ発生する磁界B2およ
びB3のベクトル図を示す。
から放電する直流アークに影響を与える磁界B1と可動
電極アーク発生点Pと各補助コイル8,8'の平面に垂直
な中心軸とのある角度θの方向へ発生する磁界B2およ
びB3のベクトル図を示す。
【0057】図において、補助コイル8および補助コイ
ル8'を補助コイル可動装置9で可動電極の上下移動に
追従して上下移動させることで、補助コイル8の平面に
垂直な中心軸から可動電極アーク発生点Pの方向へθの
角度で磁界B2を発生させ、同点Pから補助コイル8'
の平面に垂直な中心軸へθの角度で磁界B3を発生させ
る。そして、磁界B2とB3の合成ベクトルを磁界B
1'と180゜反対方向に作用させることにより、相互
に打ち消し直流アーク放電方向を垂直下方へ発生させる
ことができる。
ル8'を補助コイル可動装置9で可動電極の上下移動に
追従して上下移動させることで、補助コイル8の平面に
垂直な中心軸から可動電極アーク発生点Pの方向へθの
角度で磁界B2を発生させ、同点Pから補助コイル8'
の平面に垂直な中心軸へθの角度で磁界B3を発生させ
る。そして、磁界B2とB3の合成ベクトルを磁界B
1'と180゜反対方向に作用させることにより、相互
に打ち消し直流アーク放電方向を垂直下方へ発生させる
ことができる。
【0058】本実施の形態のによれば、可動電極の上下
移動により直流アーク発生位置が大幅に変化しても直流
アーク放電方向を、垂直下方へ制御することができると
共に、直流アークを炉内の被溶解物11に均等に放電さ
せることで短時間で効率よく溶解させることができる。
移動により直流アーク発生位置が大幅に変化しても直流
アーク放電方向を、垂直下方へ制御することができると
共に、直流アークを炉内の被溶解物11に均等に放電さ
せることで短時間で効率よく溶解させることができる。
【0059】実施の形態7.上記、実施の形態3(図5
を参照)では同一巻数の補助コイル8,8'を給電回路を
挟んで並列接続し、これら補助コイル8,8'に単一の給
電装置より直流電流Iを分流させた。本実施の形態では
図13に示すように、補助コイル(第1の補助コイル)
8の巻数を補助コイル(第2の補助コイル)8'の巻数
の3倍とし、更に、補助コイル8'の巻方向を図のよう
に補助コイル8の巻方向と逆方向した。即ち、給電用導
体により可動電極6のアーク発生点に発生する磁界と逆
方向に磁界を発生させる様に給電回路による磁界発生用
の補助コイル8を直流アーク炉5の側壁に設け、かつ給
電回路に水平方向に可動電極を挟むようにして補助コイ
ル8と巻方向が逆で巻数が3倍のターン数となるように
他の補助コイル8’が設置されている。また、各補助コ
イル8,8'の一端は炉底電極7に共通接続すると共に、
各他端にそれぞれ設けた給電装置(サイリスタ変換器
2: 第1の給電回路を構成する)、給電装置(サイリ
スタ変換器2’:第2の給電回路を構成する)より直流
電流I1,I2が個々に給電される。その他の構成は実
施の形態3と同様である。
を参照)では同一巻数の補助コイル8,8'を給電回路を
挟んで並列接続し、これら補助コイル8,8'に単一の給
電装置より直流電流Iを分流させた。本実施の形態では
図13に示すように、補助コイル(第1の補助コイル)
8の巻数を補助コイル(第2の補助コイル)8'の巻数
の3倍とし、更に、補助コイル8'の巻方向を図のよう
に補助コイル8の巻方向と逆方向した。即ち、給電用導
体により可動電極6のアーク発生点に発生する磁界と逆
方向に磁界を発生させる様に給電回路による磁界発生用
の補助コイル8を直流アーク炉5の側壁に設け、かつ給
電回路に水平方向に可動電極を挟むようにして補助コイ
ル8と巻方向が逆で巻数が3倍のターン数となるように
他の補助コイル8’が設置されている。また、各補助コ
イル8,8'の一端は炉底電極7に共通接続すると共に、
各他端にそれぞれ設けた給電装置(サイリスタ変換器
2: 第1の給電回路を構成する)、給電装置(サイリ
スタ変換器2’:第2の給電回路を構成する)より直流
電流I1,I2が個々に給電される。その他の構成は実
施の形態3と同様である。
【0060】給電用導体3を流れる直流電流Iにより磁
界B1が発生する。この場合、直流電流I1により補助
コイル8に発生する磁界B2は磁界B1の3/2位で、
向きは逆方向である。更に、直流電流I2により補助コ
イル8'に発生する磁界B3は磁界B1の1/2位で、
向きは同方向となるように補助コイルを設置してある。
従って、給電用導体3により発生する磁界B1と補助コ
イル8'により発生する磁界B3との合成磁界は、もう
片方の補助コイル8により発生する磁界B2と大きさが
等しく方向が逆向きの磁界となり、合成磁界B1+B3
と磁界B2は互いに打消し合い可動電極6よりの直流ア
ークに影響を与えない。更に、直流電流I1,I2の大
きさを各給電装置2,2'により可変制御することによ
り、合成磁界B1+B3を変えることができる。
界B1が発生する。この場合、直流電流I1により補助
コイル8に発生する磁界B2は磁界B1の3/2位で、
向きは逆方向である。更に、直流電流I2により補助コ
イル8'に発生する磁界B3は磁界B1の1/2位で、
向きは同方向となるように補助コイルを設置してある。
従って、給電用導体3により発生する磁界B1と補助コ
イル8'により発生する磁界B3との合成磁界は、もう
片方の補助コイル8により発生する磁界B2と大きさが
等しく方向が逆向きの磁界となり、合成磁界B1+B3
と磁界B2は互いに打消し合い可動電極6よりの直流ア
ークに影響を与えない。更に、直流電流I1,I2の大
きさを各給電装置2,2'により可変制御することによ
り、合成磁界B1+B3を変えることができる。
【0061】図14に本実施の形態における可動電極6
よりの直流アークに影響する合成磁界B1+B3および
B2のベクトル図を示す。図において給電用導体3およ
び補助コイル8,8'により発生する合成磁界B1+B3
および磁界B2は値が等しく、方向が逆向きに作用する
ベクトルとなり、合成磁界B1+B3および磁界B2は
互いに打消し合い可動電極よりの直流アークに影響を与
えないため直流アークを垂直下方に発生させるように制
御できる。
よりの直流アークに影響する合成磁界B1+B3および
B2のベクトル図を示す。図において給電用導体3およ
び補助コイル8,8'により発生する合成磁界B1+B3
および磁界B2は値が等しく、方向が逆向きに作用する
ベクトルとなり、合成磁界B1+B3および磁界B2は
互いに打消し合い可動電極よりの直流アークに影響を与
えないため直流アークを垂直下方に発生させるように制
御できる。
【0062】更に、直流電流I1,I2の大きさを給電
装置により可変制御することにより、補助コイル8,8'
より発生する磁界B2とB3の大きさを可変することに
より、磁界B1との合成磁界の向きと大きさを制御する
ことができる。
装置により可変制御することにより、補助コイル8,8'
より発生する磁界B2とB3の大きさを可変することに
より、磁界B1との合成磁界の向きと大きさを制御する
ことができる。
【0063】本実施の形態のによれば、各補助コイル
8,8'に流す直流電流を変化させることにより、可動電
極アーク発生点Pにおける直流アーク放電方向を垂直下
方を含め、磁界B1方向に対して直交かつ両方向へ制御
することができるため、直流アークを炉内の被溶解物1
1に均等に放電でき、且つ、短時間で効率よく溶解させ
ることができる。
8,8'に流す直流電流を変化させることにより、可動電
極アーク発生点Pにおける直流アーク放電方向を垂直下
方を含め、磁界B1方向に対して直交かつ両方向へ制御
することができるため、直流アークを炉内の被溶解物1
1に均等に放電でき、且つ、短時間で効率よく溶解させ
ることができる。
【0064】実施の形態8.上記、実施の形態7では補
助コイル8,8'を所定の位置に固定したが、本実施の形
態では可動電極6の上下移動に併せて補助コイル8,8'
を上下方向に移動する。図15は本実施の形態によるア
ーク制御装置の構成図である。尚、図中、図13と同一
符号は同一又は相当部分を示す。補助コイル8,8'は補
助コイル可動装置9により直流アーク炉に沿って上下方
向に移動する。その他は実施の形態7と同様である。
助コイル8,8'を所定の位置に固定したが、本実施の形
態では可動電極6の上下移動に併せて補助コイル8,8'
を上下方向に移動する。図15は本実施の形態によるア
ーク制御装置の構成図である。尚、図中、図13と同一
符号は同一又は相当部分を示す。補助コイル8,8'は補
助コイル可動装置9により直流アーク炉に沿って上下方
向に移動する。その他は実施の形態7と同様である。
【0065】本実施の形態における直流アーク炉は、給
電装置より可動電極6へ直流電圧を印加する事により炉
内に直流アークを発生させるものであるが、給電用導体
3を流れる直流電流Iにより磁界B1が発生する。この
時、可動電極6の上下移動により磁界B1が上下移動す
れば補助コイル8,8'を可動させることにより直流アー
クの位置に追従することができる。
電装置より可動電極6へ直流電圧を印加する事により炉
内に直流アークを発生させるものであるが、給電用導体
3を流れる直流電流Iにより磁界B1が発生する。この
時、可動電極6の上下移動により磁界B1が上下移動す
れば補助コイル8,8'を可動させることにより直流アー
クの位置に追従することができる。
【0066】この場合、直流電流I1により補助コイル
8に発生する磁界B2は磁界B1の3/2位で逆方向に,
直流電流I2により発生する磁界B3は磁界B1の1/
2位で同じ向きとなる様な補助コイルを設置しているた
め、給電用導体3により発生する磁界B1と補助コイル
8'により発生する磁界B3との合成磁界が、もう片方
の補助コイル8により発生する磁界B2と大きさが等し
く、方向が逆向きの磁界となり合成磁界B1+B3と磁
界B2は互いに打消し合い可動電極よりの直流アークに
影響を与えない。更に、直流電流I1,I2の大きさを
給電装置2,2'により可変制御することにより、合成磁
界B1+B3の大きさを可変することができる。
8に発生する磁界B2は磁界B1の3/2位で逆方向に,
直流電流I2により発生する磁界B3は磁界B1の1/
2位で同じ向きとなる様な補助コイルを設置しているた
め、給電用導体3により発生する磁界B1と補助コイル
8'により発生する磁界B3との合成磁界が、もう片方
の補助コイル8により発生する磁界B2と大きさが等し
く、方向が逆向きの磁界となり合成磁界B1+B3と磁
界B2は互いに打消し合い可動電極よりの直流アークに
影響を与えない。更に、直流電流I1,I2の大きさを
給電装置2,2'により可変制御することにより、合成磁
界B1+B3の大きさを可変することができる。
【0067】図16に本実施の形態における可動電極6
により直流アークに影響する磁界B1、及び磁界B2,
B3のベクトル図を示す。可動電極6が上移動した場合
の給電用導体3および補助コイル8,8'により発生する
磁界B1'と磁界B3およびB2のベクトル合成は、値
が等しく方向が逆向きに作用するベクトルとなり磁界B
1'とB3および磁界B2のベクトル合成は互いに打消
し合い可動電極6よりの直流アークに影響を与えない。
により直流アークに影響する磁界B1、及び磁界B2,
B3のベクトル図を示す。可動電極6が上移動した場合
の給電用導体3および補助コイル8,8'により発生する
磁界B1'と磁界B3およびB2のベクトル合成は、値
が等しく方向が逆向きに作用するベクトルとなり磁界B
1'とB3および磁界B2のベクトル合成は互いに打消
し合い可動電極6よりの直流アークに影響を与えない。
【0068】更に、直流電流I1,I2を給電装置で制
御すると、補助コイル8,8'より発生する磁界B2とB
3の大きさは可変されて磁界B1との合成磁界を可変す
ることができる。
御すると、補助コイル8,8'より発生する磁界B2とB
3の大きさは可変されて磁界B1との合成磁界を可変す
ることができる。
【0069】本実施の形態によれば、可動電極6の上下
移動により直流アーク発生位置が変化しても、直流アー
ク放電方向を垂直下方を含め磁界B1方向に対して、直
交かつ両方向へ制御することができると共に、直流アー
クを炉内の被溶解物11に均等に放電でき、且つ、短時
間で効率よく溶解させることができる。
移動により直流アーク発生位置が変化しても、直流アー
ク放電方向を垂直下方を含め磁界B1方向に対して、直
交かつ両方向へ制御することができると共に、直流アー
クを炉内の被溶解物11に均等に放電でき、且つ、短時
間で効率よく溶解させることができる。
【0070】実施の形態9.上記、実施の形態7では、
可動電極6を中心に給電回路の各水平方向に補助コイル
8,8'を対面配置したが、本実施の形態では補助コイル
8,8'に加えて、可動電極6を中心に図17に示すよう
に補助コイル(第3の補助コイル)8'',補助コイル
(第4の補助コイル)8'''を対面配置する。従って、
直流アーク炉5の周囲に90°間隔で補助コイル8,
8'',8',8'''を4個配置し、各補助コイル8,8'',
8',8'''の一端は炉底電極7に共通接続され、各他端
はそれぞれ個々の給電装置を構成するサイリスタ変換器
2,2'',2''',2'の正極側(+)に接続されている。
可動電極6を中心に給電回路の各水平方向に補助コイル
8,8'を対面配置したが、本実施の形態では補助コイル
8,8'に加えて、可動電極6を中心に図17に示すよう
に補助コイル(第3の補助コイル)8'',補助コイル
(第4の補助コイル)8'''を対面配置する。従って、
直流アーク炉5の周囲に90°間隔で補助コイル8,
8'',8',8'''を4個配置し、各補助コイル8,8'',
8',8'''の一端は炉底電極7に共通接続され、各他端
はそれぞれ個々の給電装置を構成するサイリスタ変換器
2,2'',2''',2'の正極側(+)に接続されている。
【0071】尚、補助コイル8はサイリスタ変換器2よ
り直流電流I1が供給され、補助コイル8''は第3の給
電回路を構成するサイリスタ変換器2''より直流電流I
3が供給され、補助コイル8'はサイリスタ変換器2'よ
り直流電流I2が供給され、また補助コイル8'''は第
4の給電回路を構成するサイリスタ変換器2'''より直
流電流I4が供給されている。補助コイル8の巻数は他
の補助コイル8'',8',8'''の巻数の3倍である。
り直流電流I1が供給され、補助コイル8''は第3の給
電回路を構成するサイリスタ変換器2''より直流電流I
3が供給され、補助コイル8'はサイリスタ変換器2'よ
り直流電流I2が供給され、また補助コイル8'''は第
4の給電回路を構成するサイリスタ変換器2'''より直
流電流I4が供給されている。補助コイル8の巻数は他
の補助コイル8'',8',8'''の巻数の3倍である。
【0072】発生する磁界B2の向きは給電回路が発生
する磁界B1の向に対して逆である。補助コイル8の9
0°右側の補助コイル8''が発生する磁界B4の向きは
磁界B2に対して垂直であり、補助コイル8''の90°
右側の補助コイル8'が発生する磁界B3の向きは磁界
B1と同方向であり、また補助コイル8'の90°右側
の補助コイル8'''が発生する磁界B5の向きは磁界B
4と逆方向である。
する磁界B1の向に対して逆である。補助コイル8の9
0°右側の補助コイル8''が発生する磁界B4の向きは
磁界B2に対して垂直であり、補助コイル8''の90°
右側の補助コイル8'が発生する磁界B3の向きは磁界
B1と同方向であり、また補助コイル8'の90°右側
の補助コイル8'''が発生する磁界B5の向きは磁界B
4と逆方向である。
【0073】給電用導体3を流れる直流電流Iにより給
電回路に磁界B1が発生する。この場合、前記実施の形
態7と同様に、補助コイル8,8'に発生する磁界B2,
B3の大きさは直流電流I1,I2により制御すること
ができ、補助コイル8'',8'''に発生する磁界B4,B
5の大きさは直流電流I3,I4により制御することが
できる。
電回路に磁界B1が発生する。この場合、前記実施の形
態7と同様に、補助コイル8,8'に発生する磁界B2,
B3の大きさは直流電流I1,I2により制御すること
ができ、補助コイル8'',8'''に発生する磁界B4,B
5の大きさは直流電流I3,I4により制御することが
できる。
【0074】図18に本実施の形態における可動電極よ
りの直流アークに影響する磁界B1、及び磁界B2,B
3,B4,B5のベクトルの斜視図を示す。直流電流I
1,I2,I3,I4のそれぞれの大きさを可変制御する
ことで磁界B1+B3とB2の合成、及びB4とB5と
の合成の全合成ベクトルB(={B2−(B1+B
3)}+B5−B4)を全方向に発生させることができ
る。図の場合はB1+B3<B2かつB4<B5の場
合、直流アークに影響を与える磁界のベクトル合成Bを
図のような方向に発生させることができる。
りの直流アークに影響する磁界B1、及び磁界B2,B
3,B4,B5のベクトルの斜視図を示す。直流電流I
1,I2,I3,I4のそれぞれの大きさを可変制御する
ことで磁界B1+B3とB2の合成、及びB4とB5と
の合成の全合成ベクトルB(={B2−(B1+B
3)}+B5−B4)を全方向に発生させることができ
る。図の場合はB1+B3<B2かつB4<B5の場
合、直流アークに影響を与える磁界のベクトル合成Bを
図のような方向に発生させることができる。
【0075】本実施の形態の構成では、可動電極アーク
発生点Pにおける直流アーク放電方向を垂直下方および
全方向へ制御することができる。更に直流電流I1,I
2,I3,I4を順次変化させることにより、直流アーク
放電方向を回転させ炉内の被溶解物11を均等溶解させ
ることができる。
発生点Pにおける直流アーク放電方向を垂直下方および
全方向へ制御することができる。更に直流電流I1,I
2,I3,I4を順次変化させることにより、直流アーク
放電方向を回転させ炉内の被溶解物11を均等溶解させ
ることができる。
【0076】実施の形態10.上記、実施の形態9では
補助コイル8,8'',8',8'''を所定の位置に固定した
が、本実施の形態では可動電極6の上下移動に併せて補
助コイル8,8'',8',8'''を上下方向に移動する。図
19は本実施の形態によるアーク制御装置の構成図であ
る。尚、図中、図17と同一符号は同一又は相当部分を
示す。補助コイル8,8'',8',8'''は補助コイル可動
装置9により直流アーク炉に沿って上下方向に移動す
る。
補助コイル8,8'',8',8'''を所定の位置に固定した
が、本実施の形態では可動電極6の上下移動に併せて補
助コイル8,8'',8',8'''を上下方向に移動する。図
19は本実施の形態によるアーク制御装置の構成図であ
る。尚、図中、図17と同一符号は同一又は相当部分を
示す。補助コイル8,8'',8',8'''は補助コイル可動
装置9により直流アーク炉に沿って上下方向に移動す
る。
【0077】給電用導体3を流れる直流電流Iにより磁
界B1が補助コイル8に発生する。この時、可動電極6
の上下移動により磁界B1が上下移動した時に補助コイ
ル8を上下可動させることにより直流アーク位置に追従
することができる。この場合、実施の形態7と同様に直
流電流I1,I2により補助コイル8,8'に発生する磁
界B2,B3の大きさを制御することができる。更に、
直流電流I3,I4により補助コイル8'',8'''に発生
する磁界B4,B5の大きさも制御することができる。
界B1が補助コイル8に発生する。この時、可動電極6
の上下移動により磁界B1が上下移動した時に補助コイ
ル8を上下可動させることにより直流アーク位置に追従
することができる。この場合、実施の形態7と同様に直
流電流I1,I2により補助コイル8,8'に発生する磁
界B2,B3の大きさを制御することができる。更に、
直流電流I3,I4により補助コイル8'',8'''に発生
する磁界B4,B5の大きさも制御することができる。
【0078】図20に実施の形態10における可動電極
6よりの直流アークに影響する磁界B1、及びB2,B
3,B4,B5のベクトルの斜視図を示す。可動電極6が
上下移動した場合に補助コイル8,8',8'',8'''を上
下移動させ、直流電流I1,I2,I3,I4の大きさを
それぞれ可変制御することで、磁界B1+B3と磁界B
2との合成、及び磁界B4とB5の合成の全合成ベクト
ルBを全方向に発生させることができる。図の場合は、
可動電極6が上移動した時に給電用導体3により発生す
る磁界がB1'+B3<B2かつB4<B5の場合、直
流アークに影響を与える磁界のベクトル合成Bを図のよ
うな方向に発生させることができる。
6よりの直流アークに影響する磁界B1、及びB2,B
3,B4,B5のベクトルの斜視図を示す。可動電極6が
上下移動した場合に補助コイル8,8',8'',8'''を上
下移動させ、直流電流I1,I2,I3,I4の大きさを
それぞれ可変制御することで、磁界B1+B3と磁界B
2との合成、及び磁界B4とB5の合成の全合成ベクト
ルBを全方向に発生させることができる。図の場合は、
可動電極6が上移動した時に給電用導体3により発生す
る磁界がB1'+B3<B2かつB4<B5の場合、直
流アークに影響を与える磁界のベクトル合成Bを図のよ
うな方向に発生させることができる。
【0079】従って、本実施の形態によれば、可動電極
6の上下移動により直流アーク発生位置が変化しても、
直流アーク放電方向を垂直下方および全方向へ制御する
ことができる。更に直流電流I1,I2,I3,I4を順
次変化させることにより、直流アーク放電方向を回転さ
せ炉内の被溶解物11を均等溶解させることができる。
6の上下移動により直流アーク発生位置が変化しても、
直流アーク放電方向を垂直下方および全方向へ制御する
ことができる。更に直流電流I1,I2,I3,I4を順
次変化させることにより、直流アーク放電方向を回転さ
せ炉内の被溶解物11を均等溶解させることができる。
【0080】実施の形態11.図21は本実施の形態に
係るアーク制御装置の構成図である。本装置は、平滑用
リアクトルの一端と交流電力を直流電力に変換用のサリ
スタ変換器の負極側(−)とを給電用導体によって直列
接続して構成した給電回路を4回路設け、これらを第1
乃至第4の給電回路とし、可動電極を中心に直流アーク
炉5の周囲に90°間隔で第1乃至第4の給電回路を配
置する。ここで、各給電回路の配置を詳細に説明するな
らば、給電回路を構成する給電装置を2台、給電回路に
水平方向で直流アーク炉5を中心にして180°の双方
に位置に配置し、さらに、給電回路に垂直方向で直流ア
ーク炉5を中心にして90°の双方に位置に配置する。
尚、本実施の形態で示す給電用導体とは、可動電極6と
各平滑リアクトル4,4',4'',4'''との間を接続する
導体3,3',3'',3'''、各平滑リアクトル4,4',
4'',4'''と各サイリスタ変換器2,2',2'',2'''と
の間を接続する導体3,3',3'',3'''、各サイリタ変
換器2,2',2'',2'''と炉底電極7との間を接続する
導体3,3',3'',3'''を総称したものを示す。従っ
て、実施の形態の説明中では導体3,3',3'',3'''、
を給電用導体として説明する。
係るアーク制御装置の構成図である。本装置は、平滑用
リアクトルの一端と交流電力を直流電力に変換用のサリ
スタ変換器の負極側(−)とを給電用導体によって直列
接続して構成した給電回路を4回路設け、これらを第1
乃至第4の給電回路とし、可動電極を中心に直流アーク
炉5の周囲に90°間隔で第1乃至第4の給電回路を配
置する。ここで、各給電回路の配置を詳細に説明するな
らば、給電回路を構成する給電装置を2台、給電回路に
水平方向で直流アーク炉5を中心にして180°の双方
に位置に配置し、さらに、給電回路に垂直方向で直流ア
ーク炉5を中心にして90°の双方に位置に配置する。
尚、本実施の形態で示す給電用導体とは、可動電極6と
各平滑リアクトル4,4',4'',4'''との間を接続する
導体3,3',3'',3'''、各平滑リアクトル4,4',
4'',4'''と各サイリスタ変換器2,2',2'',2'''と
の間を接続する導体3,3',3'',3'''、各サイリタ変
換器2,2',2'',2'''と炉底電極7との間を接続する
導体3,3',3'',3'''を総称したものを示す。従っ
て、実施の形態の説明中では導体3,3',3'',3'''、
を給電用導体として説明する。
【0081】第1の給電回路は平滑用リアクトル4と、
炉用変圧器1を交流入力側に接続したサイリスタ変換器
2とを給電用導体3で直列接続して構成し、第2の給電
回路は平滑用リアクトル4'と、炉用変圧器1'を交流入
力側に接続したサイリスタ変換器2'とを給電用導体3'
で直列接続して構成し、第3の給電回路は平滑用リアク
トル4''と、炉用変圧器1''とを交流入力側に接続した
サイリスタ変換器2''を給電用導体3''で直列接続して
構成し、第4の給電回路は平滑用リアクトル4'''と、
炉用変圧器1'''を交流入力側に接続したサイリスタ変
換器2'''とを給電用導体3'''で直列接続して構成して
いる。
炉用変圧器1を交流入力側に接続したサイリスタ変換器
2とを給電用導体3で直列接続して構成し、第2の給電
回路は平滑用リアクトル4'と、炉用変圧器1'を交流入
力側に接続したサイリスタ変換器2'とを給電用導体3'
で直列接続して構成し、第3の給電回路は平滑用リアク
トル4''と、炉用変圧器1''とを交流入力側に接続した
サイリスタ変換器2''を給電用導体3''で直列接続して
構成し、第4の給電回路は平滑用リアクトル4'''と、
炉用変圧器1'''を交流入力側に接続したサイリスタ変
換器2'''とを給電用導体3'''で直列接続して構成して
いる。
【0082】尚、各給電回路における平滑用リアクトル
4、4'、4''、及び4'''の他端は可動電極6に共通接
続され、サイリスタ変換器2、2'、2''、及び2'''の
正極側(+)は炉底電極7に共通接続されている。給電
用導体3、3'、3''および3'''を流れる直流電流I
1、I2、I3およびI4により磁界B1、B2、B3
およびB4が発生する。この場合直流I1、I2、I3
およびI4が等しければ給電用導体3、3'、3''およ
び3'''より発生する磁界B1、B2、B3およびB4
は大きさが等しく、磁界の方向が各々90°づつ異なっ
て磁界B1,B2,B3およびB4は互いに打消し合い可
動電極6よりの直流アークに影響を与えない。
4、4'、4''、及び4'''の他端は可動電極6に共通接
続され、サイリスタ変換器2、2'、2''、及び2'''の
正極側(+)は炉底電極7に共通接続されている。給電
用導体3、3'、3''および3'''を流れる直流電流I
1、I2、I3およびI4により磁界B1、B2、B3
およびB4が発生する。この場合直流I1、I2、I3
およびI4が等しければ給電用導体3、3'、3''およ
び3'''より発生する磁界B1、B2、B3およびB4
は大きさが等しく、磁界の方向が各々90°づつ異なっ
て磁界B1,B2,B3およびB4は互いに打消し合い可
動電極6よりの直流アークに影響を与えない。
【0083】図22は実施の形態11における可動電極
よりの直流アークに影響する磁界B1,B2,B3および
B4のベクトル図を示す。図において給電用導体3,
3',3''および3'''により発生する磁界B1,B2,B
3およびB4は大きさが等しく方向が各々90度づつ異
なったベクトルとなり、B1,B2,B3およびB4は互
いに打消し合い可動電極よりの直流アークに影響を与え
ないため直流アークを垂直下方に発生させるように制御
できる。
よりの直流アークに影響する磁界B1,B2,B3および
B4のベクトル図を示す。図において給電用導体3,
3',3''および3'''により発生する磁界B1,B2,B
3およびB4は大きさが等しく方向が各々90度づつ異
なったベクトルとなり、B1,B2,B3およびB4は互
いに打消し合い可動電極よりの直流アークに影響を与え
ないため直流アークを垂直下方に発生させるように制御
できる。
【0084】本実施の形態によれば、磁界発生用コイル
を必要としないため、炉の周囲の給電用導体を単純化す
ることができると共に、可動電極アーク発生点における
直流アーク放電方向を垂直下方へ制御することができ
る。
を必要としないため、炉の周囲の給電用導体を単純化す
ることができると共に、可動電極アーク発生点における
直流アーク放電方向を垂直下方へ制御することができ
る。
【0085】実施の形態12.上記、実施の形態11で
は給電用導体3,3',3'',3'''に流れる直流電流I1,
I2,I3,I4の電流の大きさを等しくして、給電用導
体3、3'、3''および3'''より発生する磁界B1、B
2、B3およびB4の大きさを等しくした。本実施の形
態では給電用導体3,3',3'',3'''に流れる直流電流
I1,I2,I3,I4の電流の大きさを制御して磁界の
ベクトルを変えるようにした。
は給電用導体3,3',3'',3'''に流れる直流電流I1,
I2,I3,I4の電流の大きさを等しくして、給電用導
体3、3'、3''および3'''より発生する磁界B1、B
2、B3およびB4の大きさを等しくした。本実施の形
態では給電用導体3,3',3'',3'''に流れる直流電流
I1,I2,I3,I4の電流の大きさを制御して磁界の
ベクトルを変えるようにした。
【0086】以下、本実施の形態を図21を参照して説
明する。本実施の形態は給電用導体3,3',3''および
3'''に流れる直流電流I1,I2,I3およびI4の電
流の大きさを制御することを考える。給電用導体3に流
れる直流電流I1と給電用導体3,3',3''および3'''
に流れる直流電流I1,I2,I3およびI4が等しくな
い場合、給電用導体3,3',3''および3'''により発生
する磁界B1,B2,B3およびB4は直流電流I1,I
2,I3およびI4に比例して大きさが異なり方向が各
々90度づつ異なった磁界が発生する。次に、本動作を
図23のベクトル図を用いて説明する。
明する。本実施の形態は給電用導体3,3',3''および
3'''に流れる直流電流I1,I2,I3およびI4の電
流の大きさを制御することを考える。給電用導体3に流
れる直流電流I1と給電用導体3,3',3''および3'''
に流れる直流電流I1,I2,I3およびI4が等しくな
い場合、給電用導体3,3',3''および3'''により発生
する磁界B1,B2,B3およびB4は直流電流I1,I
2,I3およびI4に比例して大きさが異なり方向が各
々90度づつ異なった磁界が発生する。次に、本動作を
図23のベクトル図を用いて説明する。
【0087】例えば、I1=I3=I4>I2であると
仮定すると、給電用導体3,3',3"および3'''により
発生する磁界B1,B2,B3及びB4は、B1=B3=
B4>B2の大きさで各々90゜づつ異なった方向に作
用するベクトルとなり、B1,B2,B3,B4の合成ベ
クトルB1234は、B4の向きにB1234の大きさの力を及
ぼすものとなり可動電極よりの直流アークにはB4の向
きにB1234の大きさの磁界の影響が発生する。よって直
流電流I1,I2,I3及びI4を制御することにより可
動電極よりの直流アークを任意の方向に制御することが
できる。
仮定すると、給電用導体3,3',3"および3'''により
発生する磁界B1,B2,B3及びB4は、B1=B3=
B4>B2の大きさで各々90゜づつ異なった方向に作
用するベクトルとなり、B1,B2,B3,B4の合成ベ
クトルB1234は、B4の向きにB1234の大きさの力を及
ぼすものとなり可動電極よりの直流アークにはB4の向
きにB1234の大きさの磁界の影響が発生する。よって直
流電流I1,I2,I3及びI4を制御することにより可
動電極よりの直流アークを任意の方向に制御することが
できる。
【0088】本実施の形態によれば、可動電極アーク発
生点における直流アーク放電方向を垂直下方および全方
向へ制御することができる。更に、直流電流I1,I2,
I3,I4を順次変化させることにより、直流アーク放
電方向を回転させ炉内の被溶解物11を均等に溶解させ
ることができる。尚、上記説明では補助コイルは全て角
形としているが、他の形状、例えば円形や楕円形に形成
してもよい。
生点における直流アーク放電方向を垂直下方および全方
向へ制御することができる。更に、直流電流I1,I2,
I3,I4を順次変化させることにより、直流アーク放
電方向を回転させ炉内の被溶解物11を均等に溶解させ
ることができる。尚、上記説明では補助コイルは全て角
形としているが、他の形状、例えば円形や楕円形に形成
してもよい。
【0089】この発明によれば、給電用導体および補助
コイルより発生する磁界B1および磁界b2は、値が等
しく方向が逆向きに作用するベクトルとなる。そのた
め、磁界B1および磁界B2は互いに打消し合い、可動
電極のアーク発生点より発生する直流アークは磁界B1
の影響を受けず、直流アーク放電方向を垂直下方に制御
可能となる。
コイルより発生する磁界B1および磁界b2は、値が等
しく方向が逆向きに作用するベクトルとなる。そのた
め、磁界B1および磁界B2は互いに打消し合い、可動
電極のアーク発生点より発生する直流アークは磁界B1
の影響を受けず、直流アーク放電方向を垂直下方に制御
可能となる。
【0090】この発明によれば、給電回路を構成する給
電導体をコイル状にして補助コイルを形成することで、
給電回路中における補助コイルの設置が容易となる。
電導体をコイル状にして補助コイルを形成することで、
給電回路中における補助コイルの設置が容易となる。
【0091】この発明によれば、可動電極の移動により
磁界の位置が移動しても、磁界B1と磁界B2とは大き
さが等しく、方向が逆向きであるのでの磁界B1とB2
は互いに打消し合い、可動電極6よりの直流アークは磁
界B1の影響を受けない。
磁界の位置が移動しても、磁界B1と磁界B2とは大き
さが等しく、方向が逆向きであるのでの磁界B1とB2
は互いに打消し合い、可動電極6よりの直流アークは磁
界B1の影響を受けない。
【0092】この発明によれば、磁界発生用コイルを必
要としないため、炉の周囲の給電用導体を単純化するこ
とができる
要としないため、炉の周囲の給電用導体を単純化するこ
とができる
【図1】 本発明によるアーク制御装置の実施の形態1
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図2】 本実施の形態1の動作を説明する磁界のベク
トル図である。
トル図である。
【図3】 本発明によるアーク制御装置の実施の形態2
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図4】 本実施の形態2の動作を説明する磁界のベク
トル図である。
トル図である。
【図5】 本発明によるアーク制御装置の実施の形態3
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図6】 本実施の形態3の動作を説明する磁界のベク
トル図である。
トル図である。
【図7】 本発明によるアーク制御装置の実施の形態4
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図8】 本実施の形態4の動作を説明する磁界のベク
トル図である。
トル図である。
【図9】 本発明によるアーク制御装置の実施の形態5
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図10】 本実施の形態5の動作を説明する磁界のベ
クトル図である。
クトル図である。
【図11】 本発明によるアーク制御装置の実施の形態
6を示す構成図である。
6を示す構成図である。
【図12】 本実施の形態6の動作を説明する磁界のベ
クトル図である。
クトル図である。
【図13】 本発明によるアーク制御装置の実施の形態
7を示す構成図である。
7を示す構成図である。
【図14】 本実施の形態7の動作を説明する磁界のベ
クトル図である。
クトル図である。
【図15】 本発明によるアーク制御装置の実施の形態
8を示す構成図である。
8を示す構成図である。
【図16】 本実施の形態8の動作を説明する磁界のベ
クトル図である。
クトル図である。
【図17】 本発明によるアーク制御装置の実施の形態
9を示す構成図である。
9を示す構成図である。
【図18】 本実施の形態9の動作を説明する磁界のベ
クトルの斜視図である。
クトルの斜視図である。
【図19】 本発明によるアーク制御装置の実施の形態
10を示す構成図である。
10を示す構成図である。
【図20】 本実施の形態10の動作を説明する磁界の
ベクトルの斜視図である。
ベクトルの斜視図である。
【図21】 本発明によるアーク制御装置の実施の形態
11を示す構成図である。
11を示す構成図である。
【図22】 本実施の形態11の動作を説明する磁界の
ベクトル図である。
ベクトル図である。
【図23】 本実施の形態12の動作を説明する磁界の
ベクトル図である。
ベクトル図である。
【図24】 従来技術の説明を示す構成図である。
1 炉用変圧器、2 サイリスタ変換器(給電装置)、
3 給電用導体、4 平滑用リアクトル、5 直流アー
ク炉、6 可動電極、7 炉底電極、8 補助コイル、
9 補助コイル可動装置、10 ホルダーアーム。
3 給電用導体、4 平滑用リアクトル、5 直流アー
ク炉、6 可動電極、7 炉底電極、8 補助コイル、
9 補助コイル可動装置、10 ホルダーアーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 麻生 隆之 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内
Claims (10)
- 【請求項1】 炉内に臨ませた可動電極と前記炉間に電
圧を印加し、前記可動電極より発生したアークで前記炉
内の被溶解物を溶解するアーク炉と、前記可動電極と前
記アーク炉間に給電用導体にて印加電圧給電用の給電装
置を接続して構成した給電回路と、前記給電用導体によ
り前記可動電極のアーク発生点に発生する磁界を打ち消
す方向の磁界を発生する補助コイルとを備えたことを特
徴とするアーク制御装置。 - 【請求項2】 2つの補助コイルを炉を挟んで対向配置
して立設し、給電用導体より可動電極のアーク発生点に
発生する磁界を前記補助コイルより発生する磁界で打ち
消すようにしたことを特徴とする請求項1に記載のアー
ク制御装置。 - 【請求項3】 アーク炉の両側面に配置した各補助コイ
ルの平面と可動電極との間に所定の広がり角度を設けた
ことを特徴とする請求項2に記載のアーク制御装置。 - 【請求項4】 炉内に臨ませた可動電極と前記炉間に電
圧を印加し、前記可動電極より発生したアークにて前記
炉内の被溶解物を溶解するアーク炉と、前記可動電極と
前記アーク炉間に給電用導体にて印加電圧給電用の2つ
の給電装置を並列に接続して構成した第1および第2の
給電回路と、前記第1の給電回路に設けられ、前記給電
用導体により前記可動電極のアーク発生点に発生した磁
界の向きと逆方向の磁界を発生する第1の補助コイル
と、前記第2の給電回路に設けられ、前記給電用導体に
より前記可動電極のアーク発生点に発生した磁界の向き
と同方向の磁界を発生する第2の補助コイルとを備え、
これら補助コイルを前記給電用導体により前記可動電極
のアーク発生点に発生した磁界を打ち消すように前記ア
ーク炉を介して対面配置したことを特徴とするアーク制
御装置。 - 【請求項5】 炉内に臨ませた可動電極と前記炉間に電
圧を印加し、前記可動電極より発生したアークにて前記
炉内の被溶解物を溶解するアーク炉と、前記可動電極と
前記アーク炉間に給電用導体にて印加電圧給電用の4つ
の給電装置を並列に接続して構成した第1ないし第4の
給電回路と、前記第1の給電回路および前記第2の給電
回路のそれぞれに設けられ、前記給電用導体により前記
可動電極のアーク発生点に発生した磁界の向きと逆方向
の磁界を発生する第1の補助コイルおよび前記給電用導
体により前記可動電極のアーク発生点に発生した磁界の
向きと同方向の磁界を発生する第2の補助コイルと、前
記第3の給電回路および前記第4の給電回路のそれぞれ
に設けられ、前記給電用導体により前記可動電極のアー
ク発生点に発生した磁界の向きと逆方向の磁界を発生す
る第3の補助コイルおよび前記給電用導体により前記可
動電極のアーク発生点に発生した磁界の向きと同方向の
磁界を発生する第4の補助コイルとを備え、前記第1お
よび第2の補助コイルを前記給電用導体により前記給電
用導体により前記可動電極のアーク発生点に発生した磁
界を打ち消すように前記アーク炉を介して対面配置し、
前記第3および第4の補助コイルを前記給電用導体によ
り前記可動電極のアーク発生点に発生した磁界に対し直
交方向に、且つ、逆方向に磁界が発生するように前記ア
ーク炉を介して対面配置したことを特徴とするアーク制
御装置。 - 【請求項6】 補助コイルは給電装置と炉間に配設され
た給電用導体の一部をコイル状にして形成したことを特
徴とする請求項1項ないし5項のいずれかに記載のアー
ク制御装置。 - 【請求項7】 可動電極の上下移動に追従して補助コイ
ルを上下移動させるコイル可動手段を備えたことを特徴
とする請求項1項ないし5項のいずれかに記載のアーク
制御装置。 - 【請求項8】 炉内に先端を臨ませた可動電極と前記炉
間に電圧を印加し、前記可動電極より発生したアークに
て前記炉内の被溶解物を溶解するアーク炉と、前記可動
電極と前記アーク炉間に給電用導体にて印加電圧給電用
の給電装置を接続して構成した給電回路を複数備え、こ
れら給電回路を、前記給電用導体により前記可動電極の
アーク発生点に発生する磁界を前記可動電極の部分で相
互に打消すように前記可動電極とアーク炉間に並列に接
続したことを特徴とするアーク制御装置。 - 【請求項9】 各給電回路に通電される直流電流の大き
さを制御することにより、直流アークを全方向に任意に
制御可能にすることを特徴とする請求項8に記載のアー
ク制御装置。 - 【請求項10】 炉を中心に給電回路を90°間隔で配
置することにより、給電用導体より可動電極のアーク発
生点に発生する磁界を可動電極部で相互に打消すように
することを特徴とする請求項8または9に記載のアーク
制御装置。
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