JPH0979929A - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

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JPH0979929A
JPH0979929A JP23543095A JP23543095A JPH0979929A JP H0979929 A JPH0979929 A JP H0979929A JP 23543095 A JP23543095 A JP 23543095A JP 23543095 A JP23543095 A JP 23543095A JP H0979929 A JPH0979929 A JP H0979929A
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pressure
strain
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pressure sensor
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Tadamitsu Azema
忠満 畦間
Ryoichi Maeda
良一 前田
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単体で動作し、使用時には補助的な機構が不
要で取り扱いが容易な圧力センサを提供すること。 【構成】 上部が開口した下部ケース2と、この下部ケ
ース2の開口部を密閉するように覆い、その上部には開
口部6が形成された上部ケース3と、上部ケース3の開
口部6を閉鎖する可撓性を有する蓋体7と、下部ケース
3内に収容され、外部圧力による蓋体7の撓みにより直
接あるは間接的に変形して電気的な特性が変化する歪み
センサ4と、歪みセンサ4の電気的な特性を外部に取り
出すため下部ケースを貫通して延在する一対の端子部材
5,5とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、設置個所における周囲
の圧力の変化を検知し、その変化を電気信号で出力する
圧力センサに関する。
【0002】
【従来の技術】ガス機器や圧力機器において、これら機
器内あるいはガスボンベや圧力発生源とこれら機器を結
ぶパイプ内には、ガス圧や空気圧を検知し、その検知出
力をコントローラに伝達し、機器内等の圧力状態を監視
するとともに、異常時には電気的な動作回路の遮断やガ
スボンベや圧力発生源の出口の遮断等のタイミングを与
えるために圧力センサが設置されている。このような圧
力センサは、機器内に圧力溜りを設けたり、パイプの途
中から分岐させた分岐パイプ内に測定部を挿入するよう
に設置している。
【0003】また、二次電池のごとき再充電可能な蓄電
池等においても、蓄電池内の圧力の上昇を検知するため
に圧力センサが設けられている。すなわち、この種の蓄
電池に充電が完了しても更に充電を行ったり、規定され
た電流よりも大きな電流で充電が行われると、蓄電池に
異常が生じて蓄電池内に気体が発生し、蓄電池内の圧力
が上昇し、蓄電池の膨張、更には亀裂による電解液の滲
み出しにより、蓄電池が組み込まれた機器に悪影響を与
えることがある。そこで、蓄電池内の圧力の上昇を検知
する圧力センサを設けて、圧力上昇を検知した時には警
報を発したり、蓄電池が接続する電気回路に電流を流さ
ないようにすることが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガス機
器や圧力機器においては、圧力センサの測定部を圧力溜
りや分岐パイプに取り付ける際には気密性を十分に考慮
して行わなければならず、圧力センサの大型化と取付け
部の構造が複雑になってしまう欠点がある。また、蓄電
池に圧力センサを設ける場合も、構造が簡単でユニット
化して使用形態(取付け位置は自由な圧力センサが望ま
れている。
【0005】本発明の第1の目的は、単体で動作し、使
用時には補助的な機構が不要で取り扱いが容易な圧力セ
ンサを提供することにある。
【0006】本発明の第2の目的は、圧力損失を低減さ
せ、感圧特性を向上させた圧力センサを提供することに
ある。
【0007】本発明の第3の目的は、圧力変化を受けて
変形する部材の破損を防止するようにした圧力センサを
提供することにある。
【0008】本発明の第4の目的は、圧力変化の検知部
分の構成が簡単で、電気的な回路も単純な圧力センサを
提供することにある。
【0009】本発明の第5の目的は、圧力状態を検知す
べき機器が電気的に駆動される場合は、その電源を圧力
センサを介して得られるようにし、圧力に異常が発生し
た時には警報や表示に使用できる信号を出力し、更に圧
力が上昇して機器等にダメージを与えるような場合に
は、電源供給を断つことができる圧力センサを提供する
ことにある。
【0010】本発明の第6の目的は、圧力変化を一層確
実に検出できるようにした圧力センサを提供することに
ある。
【0011】本発明の第7の目的は、圧力による変形を
確実に行えるようにした圧力センサを提供することにあ
る。
【0012】本発明の第8の目的は、組立てが容易で確
実に内部を密閉することができる圧力センサを提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的は、一部
が開口された筐体と、この筐体の開口部を閉鎖する可撓
性を有する蓋体と、筐体内に収容され、外部圧力による
蓋体の撓みにより直接あるは間接的に変形して電気的な
特性が変化する歪みセンサと、この歪みセンサの電気的
な特性を外部に取り出すための一対の端子部材とを有
し、筐体と蓋体間及び端子部材間を密閉させた第1の手
段により達成される。
【0014】前記第2の目的は、第1の手段において、
蓋体と歪みセンサ間に、歪みセンサに当接する凸部を有
する押圧部材を介在された第2の手段により達成され
る。
【0015】前記第3の目的は、第1の手段において、
筐体に歪みセンサの加圧による変形量をその変形方向に
おいて規制する規制部を形成する第3の手段により達成
される。
【0016】前記第4の目的は、第1の手段において、
歪みセンサをセラミック基板と、このセラミック基板の
少なくとも一面に形成され、圧力による歪みでその抵抗
値が変化する歪み抵抗体とで構成した第4の手段により
達成される。
【0017】前記第5の目的は、第1の手段において、
歪みセンサを感圧抵抗体とは独立した電路と、この電路
に接続された別の端子部材を更に設けた第5の手段によ
り達成される。
【0018】前記第6の目的は、第1の手段において、
歪みセンサをセラミック基板と、このセラミック基板の
両面に形成され、伸縮により抵抗値が変化する歪み抵抗
体とで構成し、両面の歪み抵抗体の抵抗値の変化により
圧力を検知する第6の手段により達成される。
【0019】前記第7の目的は、第2の手段において、
押圧部材の凸部を歪みセンサの略中央部に当接するよう
に位置させた第7の手段により達成される。
【0020】前記第8の目的は、第1の手段において、
筐体を、その内部に歪みセンサを収容し、一対の端子部
材を外部に延出するように支持する上部が開口した下部
ケースと、この下部ケースの開口部を密閉するように覆
い、その上部には蓋体が密閉される開口部を形成した上
部ケースとで構成された第8の手段により達成される。
【0021】
【作用】前記第1の手段にあっては、外部圧力が所定値
より高くなると、その圧力により蓋体が撓み、歪みセン
サが変形してその電気的な特性が変化する。この電気的
な特性は端子部材により外部に取り出される。筐体内は
密閉されているので、単体で動作することができ、使用
時に補助的な機構が不要になり、取扱いも容易である。
また、密閉個所は筐体と蓋体との間及び筐体と端子部材
との間でよく、製造コストを低減させることができる。
【0022】前記第2の手段にあっては、蓋体は圧力変
化により変形して押圧部材を面的に押圧し、押圧部材の
凸部で歪みセンサを変形させるようになっているので、
蓋体は柔軟性に富む材料で構成でき、これにより圧力損
失を減少させ、感圧特性を高くすることができる。一
方、押圧部材は蓋体の面的な押圧を受けるので、硬い材
料で構成することにより歪みセンサに効率よく外部圧力
を伝達させることができる。
【0023】前記第3の手段にあっては、圧力により歪
みセンサが変形した際、所定量変形した時には規制部に
当接するので、歪みセンサが破断するまで変形するのを
防止することができる。
【0024】前記第4の手段にあっては、セラミック基
板が変形すると、その一面に形成された歪み抵抗体も変
形してその抵抗値が変化する。したがって、端子部材間
の抵抗値を監視することにより圧力変化も監視すること
ができ、検知のための回路も単純ではあるが、信頼性の
高い圧力センサを提供することができる。
【0025】前記第5の手段にあっては、感圧抵抗体側
に端子部材には圧力変化を知らせる警報手段や表示手段
を接続しておき、感圧抵抗体とは独立した電路により圧
力状態を検知すべき機器を電気的に駆動するようにして
おけば、電源を圧力センサは電源供給源となるととも
に、圧力異常が発生した時には圧力センサが破断される
ように構成しておけば、電路を通して電源を得ている機
器に対する電源の供給を断つこともできる。
【0026】前記第6の手段にあっては、セラミック基
板の両面に歪み抵抗体が設けられているので、圧力によ
ってセラミック基板が変形すると、変形により延びた面
の抵抗値は大きくなり、縮んだ面の抵抗値は小さくなる
ので、これら2つの抵抗値を取り出すことにより変化量
が大きくとれるので、圧力変化を正確に検出することが
できる。
【0027】前記第7の手段にあっては、押圧部材の凸
部が歪みセンサの略中央部に当るので、歪みセンサは変
形し易くなり、押圧部材の変形で一層確実に歪みセンサ
を動作させることができる。
【0028】前記第8の手段にあっては、筐体が下部ケ
ースと上部ケースとで構成されているので、下部ケース
内に歪みセンサを収容し、一対の端子部材を外部に延出
し、下部ケースの開口部を密閉するように上部ケースで
覆うことにより筐体は組み立てられ、下部ケースと上部
ケースの接合部、下部ケースと端子部材との間、そして
蓋体と上部ケースの開口部を密閉することで確実に筐体
内部を密閉することができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、各実施例を通して実質的に同じ構成要素に
は同一参照番号を付して、重複する説明は省略する。
【0030】最初に、図1から図7に示す第1実施例に
ついて説明する。図1は本発明の第1実施例に係る圧力
センサの平面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は
図1のB−B線断面図、図4は歪みセンサのみを示す断
面図、図5は歪みセンサが変形した状態を説明するため
の図、図6は歪みセンサが変形したときの抵抗変化率を
示す説明図、図7は3端子使いの電圧分割式構造を示す
説明図である。
【0031】圧力センサ1は、図1〜図3に示すよう
に、筐体を構成する下ケース2と上ケース3と、変形に
よりその電気的な特性が変化する歪みセンサ4と、この
歪みセンサ4の両端に電気的に接続するように取付けら
れた端子部材5と、上ケース3の開口部6に取付けられ
た蓋体7と、蓋体7の押圧により歪みセンサ4を押圧し
て変形させる押圧部材であるアクチュエータ8から主に
構成されている。
【0032】下ケース2はPPS製で、図2及び図3に
示すように、上面が開放されて形成された凹部2aと、
外側面から側方向に突設された横凸条部2bと、側面の
上部に形成された上凸条部2cと、凹部2a内を長手方
向に延在する一対のエレメント保持部2dと、エレメン
ト保持部2d間に形成された凹段部2eとが一体的に形
成されている。下ケース2には、歪みセンサ4の4本の
端子部材5が突き抜けている。
【0033】歪みセンサ4は、図4及び図5に示すよう
に、セラミックなどで作られた絶縁性を有する帯状の基
板11と、この基板11の上下両面に長手方向に延在す
るように設けられた歪み抵抗体12a,12bと、これ
ら歪み抵抗体12a,12bの長手方向両端部に銀など
の導電材料を塗布して形成した導電部13a,13b
と、導電部13a,13bの一部に端子部材5の接続部
を残して全面的に絶縁材料を塗布して形成された絶縁コ
ート部14とからなる。この歪みセンサ4は例えば0.3m
m厚に形成されている。
【0034】そして、この歪みセンサ4は、通常の場
合、平坦に延在しているが、外部圧力によるアクチュエ
ータ8の押圧で、図5に示すように湾曲する。アクチュ
エータ8の押圧から開放されれば、再び元の平坦な状態
に戻る。歪みセンサ4の抵抗(R)変化率と圧力Pの特
性図を図6に示してある。この図において、A−A’は
導電部13a,13a間のマイナス側に変化する変化率
を示し、B−B’は導電部13b,13b間のプラス側
に変化する変化率を示す。この場合、図7に示すような
3端子使いの電圧分割式構造が可能である。
【0035】端子部材5は半田15により歪みセンサ4
の接続部にそれぞれ取り付けられている。これら端子部
材5は、例えば直径が0.2mmの銅線で構成されている。
したがって、端子部材5は十分柔軟性があるが下部の半
田15が下ケース2に接しており、また下ケース2の一
対のエレメント保持部2dによって歪みセンサ4が両持
ち支持状態に保持される。
【0036】上ケース3は、例えば0.3mm厚のアルミニ
ウムなどの材料からなり、図1ないし図3に示すよう
に、上面部3aと4つの側面部3b,3b…からなり、
その上面部3aのほぼ中央部には開口部7が穿設され、
また、各側面部3bの下端部には内側にかしめられて下
ケース2の下端に係止される係止片部3cがそれぞれ設
けられている。
【0037】下ケース2には歪みセンサ4及び端子部材
5を収納し挟持するようにして蓋体7が被せられてい
る。この蓋体7は例えばブチルゴム等の弾性材からなる
絶縁性のパッキングで構成されている。蓋体7は、開口
部7を塞ぐように中央部が上方に突出して圧力により弾
性変形する可撓部7aと、可撓部7aの周縁に延設され
た周縁部7bから主になっている。この可撓部7aと周
縁部7bの境目は薄肉に形成されている。蓋体7の周縁
部は、蓋体7自体の弾性によって下ケース2及び上ケー
ス3に密着され、これによって下ケース2と蓋体7と上
ケース3で囲まれた内部を確実に密閉できる。
【0038】アクチュエータ8は例えば0.15mm厚のリン
青銅板等の剛性の高い材質からなり、図1におけるB−
B線方向における断面がコ字状に屈曲されて形成された
平面部8a及び側板部8bと、平面部8aのほぼ中心部
に側板部8bの屈曲方向に突設された凸部8cが備えら
れている。このアクチュエータ8は、蓋体7、下ケース
2及び上ケース3の内部中空内に収納された際に、その
凸部8cが歪みセンサ4の上面中央に当接している。
【0039】上述のように構成された圧力センサを、ガ
ス機器や圧力機器内あるいはそれらの道程であるパイプ
内等に設置した場合の動作を次に説明する。
【0040】通常圧力時の圧力センサ1においては、蓋
体7の可撓部7aはその圧力によって僅かにアクチュエ
ータ8方向に押圧されてはいるが、アクチュエータ8が
変形するような圧力ではない。したがって、歪みセンサ
4の基板11は、図4に示すように、平坦な状態にあ
り、歪み抵抗体12a,12bの抵抗値にも変化はな
く、予め設定された抵抗値になっている。
【0041】ガス機器や圧力機器あるいはパイプ内等の
圧力が上昇すると、その圧力によって蓋体7の可撓部7
aをその内方へ撓ませて変形させ、蓋体7の可撓部8a
の内面がアクチュエータ8を図2において下方に押し込
み、アクチュエータ8の突起8cが歪みセンサ4のほぼ
中央部を下方に押す。この歪みセンサ4の両端は下ケー
ス2の凹部2aに載置されかつ端子部材5に半田付け固
定されているので、長短手方向及び上下方向に動きが規
制されている。したがって、突起8cの押圧により歪み
センサ4は図5に示すように変形し、上面の歪み抵抗体
12aは縮んで、その抵抗値は小さくなり、下面の歪み
抵抗体12bは伸びてその抵抗値は大きくなる。これら
抵抗値のマイナス変化分とプラス変化分の2つの変化分
を取り出すので、変化量を大きくとれる。このような変
化分の取出しは、歪み抵抗体12a,12bを直列に接
続し、歪み抵抗体12aから歪み抵抗体12bに電圧を
加え、歪み抵抗体12a,12bの接続中点と直列接続
の歪み抵抗体12a,12bのマイナス側との間の電圧
を取り出す、3端子による電圧分割式構造を用いること
により行うことができる。また、歪み抵抗体12a,1
2bの表面には絶縁コート部14が形成されているの
で、金属製のアクチュエータ8の突起8cが直接歪み抵
抗体12aに接触しないので、この接触部分でショート
して正確な抵抗値が得られないというようなことはな
い。
【0042】次に、図8に示す本発明の第2実施例につ
いて説明する。図8は第2実施例に係る圧力センサを示
す縦断面図、図9は第2実施例に係る圧力センサの特性
図、図10は第2実施例に係る圧力センサにおけるバネ
特性を説明するための説明図である。なお、前記実施例
と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。この第2実施例においては、図9に示すように、圧
力Pが急激にかかったり、異常に高い圧力がかかった場
合に、歪みセンサ破断圧力P2を越えたときでも歪みセ
ンサ4が破壊するのを防止している。すなわち、下ケー
ス2の凹部2aの略中央には上方に突出して歪みセンサ
4の最大変形量を規制する規制部となる円柱あるいは角
柱状の突起21が一体的に形成されている。この突起2
1は歪みセンサ4の略中央部に当接するように位置して
いる。突起21と歪みセンサ4の長手方向両端に取付け
られた端子部材5との各間にはコイルスプリングのよう
なバネ材22,22がそれぞれ介在している。5aは端
子部材5状態を屈曲形成された歪みセンサ支持片、5b
は歪みセンサ4が撓むとき端子部材5の上部も撓みやす
くした湾曲部である。これらバネ材22,22は歪みセ
ンサ4を弾性的に支持するものであるが、そのバネ定数
を歪みセンサ4の中央部が突起21に接触する直前まで
は固定的に歪みセンサ4を支持しているが、歪みセンサ
4の中央部が突起21に接触するような力が加えられた
時には下降するように設定しておくことにより、外圧の
急激な上昇によるアクチュエータ8の突起8cの押圧に
よって歪みセンサ4が破断するのを防止する。なお、こ
の第2実施例においては、基板11の下面のみに歪み抵
抗体12bと、この歪み抵抗体12bの長手方向両端部
に導電部13b,13bを設けている。したがって、こ
の実施例においては歪み抵抗体12bの伸びによる抵抗
値の変化で圧力の変化を検知するようにしている。
【0043】ここで、第2実施例の作用について図9及
び図10を参照して説明する。図10において、d1は
突起21の高さ、d2は突起21と歪みセンサ4下面間
の距離、d0はd1+d2、dpnは圧力pnでの高
さ、Sは歪みセンサ4の開口面積とし、バネ材22,2
2は共に同じ特性のバネである。外部からの圧力Pに対
し、歪みセンサ4はP×Sの荷重を受けることになり、
dp>d1の場合はPn×Sの荷重は、ほぼ (Pn×
S/2)+(Pn×S/2)で、2つのバネ材22,2
2で受けることになる。ここで、dp2<d1,dp1
<d1を満たすようにバネ材22,22のバネ定数α
1,α2を設定することにより、p1より大きい圧力の
場合、突起21で歪みセンサ4の下面を受けることにな
り(dp=d1一定となる)、歪みセンサ4の変形の進
行が止まって破壊を防ぐことができる。
【0044】最後に、本発明の第3実施例について図1
1〜図14を参照して説明する。図11は第3実施例に
おける圧力センサを示す縦断面図、図12は第3実施例
における歪みセンサと端子部材のみを分解して示す斜視
図、図13は第3実施例における歪みセンサの等価回路
を示す説明図、図14は第3実施例における圧力センサ
の特性図である。なお、前記実施例と同一部分には同一
符号を付して詳細な説明を省略する。この第3実施例
は、例えば、再充電可能な蓄電池内に設けて、蓄電池内
の圧力の上昇を検知するのに適した形式になっている。
すなわち、この実施例における歪みセンサ31は、図1
2に示すように、基板11の下面を長手方向に平行な方
向に2分割し、その一方には上述した第1及び第2実施
例と同様に、歪み抵抗体12bとこの歪み抵抗体12b
の長手方向両端部に導電部13b,13bを設け、他方
には導電路32とこの導電路32の長手方向両端部に導
電部33,33を設けている。導電部13b,13bに
は端子部材5,5を固定して、上述第1及び第2実施例
と同様に歪み抵抗体12bの抵抗値の変化を検出する。
他方の導電部33,33にも端子部材34,34を固定
し、これら端子部材34,34には、蓄電池(図示しな
い)への充電電源から充電電流が導電路32を介して流
れるように接続しておく。この歪みセンサ31は、所定
量以上にその中央部が下方に曲がると、破断する強度に
設定されている。この第3実施例の等価回路を図13に
示し、また、特性図を図14に示してある。これらの図
において、A,A’は端子部材34,34を示し、B,
B’は端子部材5,5を示す。
【0045】この構成により、蓄電池の充電が完了して
も更に充電を行ったり、規定された電流よりも大きな電
流で充電が行われたり、あるいは蓄電池に異常が生じ
て、蓄電池内に気体が発生し、蓄電池内の圧力が上昇し
た場合には、歪みセンサ31が変形し、先ず歪み抵抗体
12bの抵抗値が初期値R0より大きくなる。この抵抗
値の変化を電圧として取り出すようにし、予め設定した
電圧値に達した時にブザーを動作させたりランプを点灯
するようにしておけば、蓄電池の異常発生を知らせるこ
とができる。更に蓄電池の圧力が上昇すると、蓄電池の
膨張、更には亀裂による電解液の滲み出しにより蓄電池
が組み込まれた機器に悪影響を与える可能性があるの
で、上記異常発生の警告後も更に圧力が上昇した場合に
は、、歪みセンサ31が破断して、導電路32が切れ
る。これにより蓄電池への充電電流の供給を停止させ
る。
【0046】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、外部圧
力が所定値より高くなると、その圧力により蓋体が撓
み、歪みセンサが変形してその電気的な特性が変化する
ので、この電気的な特性は端子部材から外部に取り出
し、特性を監視することにより圧力の変化を検知するこ
とができる。圧力センサの筐体内は密閉されているの
で、単体で動作することができ、使用時に補助的な機構
が不要になり、取扱いも容易である。また、密閉個所は
筐体と蓋体との間及び筐体と端子部材との間でよく、製
造コストを低減させることができる。
【0047】請求項2に記載の発明によれば、蓋体は圧
力変化により変形して押圧部材を面的に押圧し、押圧部
材の凸部で歪みセンサを変形させるので、蓋体は柔軟性
に富む材料で構成でき、これにより圧力損失を減少さ
せ、感圧特性を高くすることができる。一方、押圧部材
は蓋体の面的な押圧を受けるので、硬い材料で構成して
歪みセンサに効率よく圧力を伝達させることができる。
【0048】請求項3に記載の発明によれば、圧力によ
り歪みセンサが変形した際、所定量変形した時には規制
部に当接するので、歪みセンサが破断するまで変形する
のを防止することができる。
【0049】請求項4に記載の発明によれば、セラミッ
ク基板が変形すると、その一面に形成された歪み抵抗体
も変形してその抵抗値が変化する。したがって、端子部
材間の抵抗値を監視することにより圧力変化も監視する
ことができ、検知のための回路も単純ではあるが、信頼
性の高い圧力センサを提供することができる。
【0050】請求項5に記載の発明によれば、感圧抵抗
体側に端子部材には圧力変化を知らせる警報手段や表示
手段を接続しておき、感圧抵抗体とは独立した電路によ
り圧力状態を検知すべき機器を電気的に駆動するように
しておけば、電源を圧力センサは電源供給源となるとと
もに、圧力異常が発生した時にはその機器に対する電源
の供給を断つこともできる。
【0051】請求項6に記載の発明によれば、セラミッ
ク基板の両面に歪み抵抗体が設けられているので、圧力
によってセラミック基板が変形すると、変形により延び
た面の抵抗値は大きくなり、縮んだ面の抵抗値は小さく
なるので、これら2つの抵抗値を取り出すことにより変
化量が大きくとれるので、圧力変化を正確に検出するこ
とができる。
【0052】請求項7に記載の発明によれば、押圧部材
の凸部が歪みセンサの略中央部に当るので、歪みセンサ
は変形し易くなり、押圧部材の変形で一層確実に歪みセ
ンサを動作させることができる。
【0053】請求項8に記載の発明によれば、筐体が下
部ケースと上部ケースとで構成されているので、下部ケ
ース内に歪みセンサを収容し、一対の端子部材を外部に
延出し、下部ケースの開口部を密閉するように上部ケー
スで覆うことにより筐体は組み立てられ、下部ケースと
上部ケースの接合部、下部ケースと端子部材との間、そ
して蓋体と上部ケースの開口部を密閉することで確実に
筐体内部を密閉することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る圧力センサを示す平
面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】その歪みセンサのみを示す断面図である。
【図5】歪みセンサが変形した状態を説明するための図
である。
【図6】歪みセンサが変形したときの抵抗変化率を示す
説明図である。
【図7】3端子使いの電圧分割式構造を示す説明図であ
る。
【図8】本発明の第2実施例に係る圧力センサを示す縦
断面図である。
【図9】本発明の第2実施例に係る圧力センサの特性図
である。
【図10】本発明の第2実施例に係る圧力センサにおけ
るバネ特性を説明するための説明図である。
【図11】本発明の第3実施例における圧力センサを示
す縦断面図である。
【図12】本発明の第3実施例における歪みセンサと端
子部材のみを分解して示す斜視図である。
【図13】本発明の第3実施例における歪みセンサの等
価回路を示す説明図である。
【図14】本発明の第3実施例における圧力センサの特
性図である。
【符号の説明】
1 圧力センサ 2 下ケース 3 上ケース 4,31 歪みセンサ 5,34 端子部材 6 開口部 7 蓋体 8 アクチュエータ 8c 凸部 11 基板 12a,12b 歪み抵抗体 13a,13b,33 導電部 14 絶縁コート部 21 突起 22 バネ材 32 導電路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一部が開口された筐体と、この筐体の開
    口部を閉鎖する可撓性を有する蓋体と、前記筐体内に収
    容され、外部圧力による前記蓋体の撓みにより直接ある
    は間接的に変形して電気的な特性が変化する歪みセンサ
    と、この歪みセンサの前記電気的な特性を外部に取り出
    すための一対の端子部材とを有し、前記筐体と前記蓋体
    間及び前記端子部材間を密閉させたことを特徴とする圧
    力センサ。
  2. 【請求項2】 前記蓋体と前記歪みセンサ間には、前記
    歪みセンサに当接する凸部を有する押圧部材が介在して
    いることを特徴とする請求項1記載の圧力センサ。
  3. 【請求項3】 前記筐体には、前記歪みセンサの加圧に
    よる変形量をその変形方向において規制する規制部が形
    成されていることを特徴とする請求項1記載の圧力セン
    サ。
  4. 【請求項4】 前記歪みセンサは、セラミック基板と、
    このセラミック基板の少なくとも一面に形成され、圧力
    による歪みでその抵抗値が変化する歪み抵抗体とで構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の圧力セン
    サ。
  5. 【請求項5】 前記歪みセンサは、前記感圧抵抗体とは
    独立した電路と、この電路に接続された別の端子部材を
    更に有することを特徴とする請求項1記載の圧力セン
    サ。
  6. 【請求項6】 前記歪みセンサは、セラミック基板と、
    このセラミック基板の両面に形成され、伸縮により抵抗
    値が変化する歪み抵抗体とで構成され、両面の前記歪み
    抵抗体の抵抗値の変化により圧力を検知することを特徴
    とする請求項1記載の圧力センサ。
  7. 【請求項7】 前記押圧部材の前記凸部は、前記歪みセ
    ンサの略中央部に当接するように位置していることを特
    徴とする請求項2記載の圧力センサ。
  8. 【請求項8】 前記筐体は、その内部に前記歪みセンサ
    を収容し、前記一対の端子部材を外部に延出するように
    支持する上部が開口した下部ケースと、この下部ケース
    の開口部を密閉するように覆い、その上部には前記蓋体
    が密閉される前記開口部が形成された上部ケースとで構
    成されていることを特徴とする請求項1記載の圧力セン
    サ。
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