JPH0980030A - 超音波及び渦電流を用いた圧延ロール表面検査方法及び装置 - Google Patents

超音波及び渦電流を用いた圧延ロール表面検査方法及び装置

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JPH0980030A
JPH0980030A JP7258178A JP25817895A JPH0980030A JP H0980030 A JPH0980030 A JP H0980030A JP 7258178 A JP7258178 A JP 7258178A JP 25817895 A JP25817895 A JP 25817895A JP H0980030 A JPH0980030 A JP H0980030A
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JP
Japan
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roll
flaw detection
data
eddy current
signal
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Application number
JP7258178A
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English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Meguro
三義 目黒
Ryuichi Murayama
隆一 村山
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Kanto Special Steel Works Ltd
Original Assignee
Kanto Special Steel Works Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧延ロールにおいて、簡単に硬さムラの検出
が可能な方法及び装置を提供すること。 【解決手段】 ロール4はロール研削盤2に回転可能に
設けられ、一回転ごとに信号が探傷器本体1に送出され
る。研削盤2の往復台2aはベット2bにより左右動可
能に設けられ、その左右動の状態はトラバース信号とし
て探傷器本体1に送出される。往復台2aに設けられた
ロール表面の状態を検査する探触子3は、ロール4の表
面に向かって接離自在に設けられ、通常はロール4の表
面より離間しているが、探傷器本体1からの電気信号に
よって、探傷時にはその接触面は所定の圧力でロール4
の表面に押圧される。この探触子3の内部には超音波送
受信部3a、また、ロール4の表面の渦電流を検出する
検出コイル部3cが設けられ、その電気信号は探傷器本
体1に送出されるように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波及び渦電流
を用いた圧延ロール表面検査方法及び装置、更に詳しく
は、圧延ロールの表面に発生した傷を研削盤上で自動的
に探傷して、記録するとともに良否の判定をする圧延ロ
ール検査方法及び装置であり、超音波探傷及び渦電流探
傷の両方から傷を探傷することに特徴のある超音波及び
渦電流を用いた圧延ロール表面検査方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ロール研削盤に設けられた圧
延ロールの表面に超音波探触子を接触させ、圧延ロール
を回転させることにより探触子を螺旋走査してロール表
面の傷を探傷する技術は、特開平5−142215号公
報、及び特開平5−281213号公報等として知られ
ている。また、渦電流により探傷する技術は、特開平3
ー35158号公報、特開平3ー2373548号公報
等により知られている。
【0003】前者の超音波探傷の技術では、硬さムラ及
び残留磁気の影響を受けずに、クラックを正確に測定す
ることができる。しかしながら、ロールに硬さムラがあ
ると、熱処理行程において、部分的に100゜以上とな
り、部分的にロールに柔らかい部分が生じて、ロールの
使用中に変形を起こす結果となる。このような、硬さム
ラを超音波探傷の技術では測定することができない。一
方、後者の渦電流による探傷技術は、硬さムラ(組織ム
ラ)の検出が可能であるが、同時にクラック及び残留磁
気の検出も行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述する従来技術によ
ると、残留磁気は、自己比較方式の検出コイルにより実
際の磁力線の変化のみを検出することにより、残留磁気
の影響を除去できるが、前記どの技術を用いてもクラッ
クか硬さムラかの判別が不能であり、この硬さムラの検
出する方法及び装置が望まれている。上述の事情に鑑
み、本発明の目的は、簡単に硬さムラの検出が可能な方
法及び装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本第1発明は、超音波及
び渦電流を用いた圧延ロール表面検査方法であり、超音
波探傷と渦電流探傷とによる検出データを求め、両者の
検出データを位置的重合して、重合データと非重合デー
タとにより圧延ロール表面を判定することに特徴を有す
るものである。
【0006】このように構成されているために、超音波
探傷においては、クラックが検出され、渦電流探傷にお
いては、クラック、硬さムラの傷が検出され、両者の位
置重合をすることにより、同位置にクラックが示され、
そのクラック傷を除くと、硬さムラデータが入手され
る。
【0007】また、探傷動作開始前に動作チェックを行
い、非作動の場合には警告を行うように構成すると好ま
しい。このように構成することにより、走査手段からの
信号の有無、ブリッジ回路の両端の電圧を検出すること
により発信器の発信の有無を検出して警報信号を送出す
る警報手段を有しているので、正常の探傷状態とは異な
る信号の場合は警報を発することができ、無駄な探傷を
行なうことを防止できる。
【0008】また、探傷データ検出後に、しきい値を変
更してデータ処理を行うように構成すると好ましい。こ
のように構成することにより、しきい値を変更して測定
済の材料を別途ランク分けを行うことができる。
【0009】本第2発明は、超音波及び渦電流を用いた
圧延ロール表面検査装置であって、超音波探傷と渦電流
探傷とによる検出データを求め、両者の検出データを位
置的重合して、重合データと非重合データとにより圧延
ロール表面を判定することに特徴を有するものである。
ロール状被検体を研削する研削手段と、この研削手段の
研削終了信号に同期して被検体表面を走査し表面情報を
入手する走査手段と、被検体の回転を検知する回転検知
手段と、前記探傷手段と前記回転検知手段の信号を受け
て探傷状態を演算するとともに演算結果を判定する演算
判定手段と、この演算判定手段の結果を表示する表示手
段とを備え、前記操作手段により超音波探傷及び渦電流
探傷データを入手し、前記演算判定手段により前記重合
データ及び非重合データを求め、圧延ロール表面を検査
するように構成した。
【0010】このように構成されているために、超音波
探傷においては、クラックが検出され、渦電流探傷にお
いては、クラック、硬さムラの傷が検出され、両者の位
置重合をすることにより、同位置にクラックが示され、
そのクラック傷を除くと、硬さムラデータが入手され
る。
【0011】また、走査手段からの入力信号の有無を検
出して警報信号を送出する警報手段を備えて構成すると
好ましい。このように構成することにより、走査手段か
らの信号の有無、ブリッジ回路の両端の電圧を検出する
ことにより発信器の発信の有無をを検出して警報信号を
送出する警報手段を有しているので、正常の探傷状態と
は異なる信号の場合は警報を発することができ、無駄な
探傷を行なうことを防止できる。
【0012】また、研削中はロール研削盤の砥石移動台
に格納され、研削終了に同期して被検体に接触し、探傷
終了に同期して砥石移動台に復帰格納される走査手段を
備えて構成すると好ましい。このように構成することに
より、研削中はロール表面に探触子が接触しないので、
研削中の研削カス、研削水等により汚れる事がない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
る構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特
に特定的な記載が無い限り、この発明の範囲をそれのみ
に限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0014】図1は、本発明の実施例に係る圧延ロール
の検査に使用される装置のシステム構成図、図2は、探
触子の一実施例図、図3は、探傷器本体の基本的な構成
を示した機能ブロック図、図4は、超音波基本波形図、
図5は、超音波探傷画面を示す図、図6は、渦流探傷画
面を示す図、図7は、超音波探傷及び渦流探傷の両画面
を重合した画面を示す図、図8は、探触子の作動状態を
示す流れ図、図9は、超音波の探傷状態を示す流れ図、
図10は、渦流探傷状態を示す流れ図、図11は、傷判
定を示す流れ図である。
【0015】図1において、ロール4はロール研削盤2
に回転可能に設けられ、一回転ごとに信号が研削盤2の
端子T1から信号線5を介して探傷器本体1に送出され
るように構成されている。研削盤2の往復台2aはベッ
ト2bにより左右動可能に設けられ、その左右動の状態
はトラバース信号として研削盤2の端子T2から信号線
7を介して探傷器本体1に送出されるように構成されて
いる。
【0016】往復台2aに設けられた砥石部2dは、内
部にロール4の表面に対向して設けられた砥石を有し、
ロール4の芯方向の移動は図示しない機構で前後動可能
に、芯と平行方向の移動は図示しない機構で左右動可能
に構成されている。これら、左右動及び前後動は、研削
盤2内に設けられている図示しない制御装置により、制
御される。
【0017】往復台2aに設けられたロール表面の状態
を検査する探触子3は、ロール4の表面に向かって接離
自在に設けられている。この探触子3は、通常はロール
4の表面より離間しているが、探傷器本体1から信号線
8を介しての電気信号によって、探傷時にはその接触面
は所定の圧力でロール4の表面に押圧される。この探触
子3の内部には超音波送受信部3aが設けられ、この送
受信部3aから発信された超音波の反射波を受信して傷
の有無が検出されるものである。この受信信号は信号線
6を介して探傷器本体1に送出されるように構成されて
いる。
【0018】また、探触子3には、ロール端検出部3b
が設けられ、このロール端検出部3bは探触子3がロー
ル4上にあるかどうかを検出するものであり、その電気
信号は信号線9を介して探傷器本体1に送出されるよう
に構成されている。また、探触子3には、ロール4表面
の渦電流(以下、渦流という)を検出する検出コイル部
3cが設けられ、その電気信号は信号線19を介して探
傷器本体1に送出されるように構成されている。信号線
10は、後述するように探触子3が正常な動作を行なう
ことを、セット完了信号として探傷器本体1から研削盤
2に送出するためのものである。
【0019】探傷器本体1には、FD(フロッピーディ
スク)挿入口1eが設けられ、探傷判断条件が記憶され
たFDを挿入し、テンキー1bを操作することにより探
傷走査の準備が完了すると、探触子3からの異常入力信
号によりランプ1f〜1iを点灯し、異常を知らせるよ
うに構成されている。また、送受信部3a及びロール4
の回転数の入力信号を受け、内部のCPU(中央演算素
子)で演算し、その演算結果から探傷データを主画面1
c及びダミー画面1dに描写し、FDに記憶するととも
にプリンタ1aによって記録データを打ち出すことがで
きるように構成されている。
【0020】図2は探触子3の一実施例図である。同図
において、筐体39内には、超音波の送受信部3a及び
渦流を検出する検出コイル部3cが設けられ、超音波送
受信部3aの底部に超音波をロール4の表面に対して斜
めに送受するように振動子36を設け、その送信方向前
端部に可動板34Aがバネによってロール4の表面に押
圧され上下動可能に設けられている。この可動板34に
近接して、その前方に送風管32が設けられている。
【0021】一方、振動子36の後方には接触媒質を供
給する供給管33、研削水及びゴミ等を排除する可動板
34Bが設けられている。接触媒質は研削終了に同期し
て供給されるが、供給管33の先端から可動板34A間
に、振動子36から発信される超音波が空気層を介さな
いでロール表面内に伝播されるように充填される。可動
板34Aからの接触媒質の漏洩は送風管32によるエア
ーカーテンにより防止され、超音波の伝送路が確保され
る。
【0022】送受信部3aは、ロール4の表面と四個の
ガイドローラを介して接触し、ロール4の矢印方向の回
転により走査するように構成されている。モニター部3
bの腕38は筐体39の一部に設けられ、図示しない管
によりモニター水が供給され、そのモニター水は管38
bからロール4の表面に洗浄水として供給され、探傷走
査中に、可動板34Bと共同してロール面を洗浄するこ
とができるように構成されている。このモニター水は接
触媒質と共通であって、その一部は管38aを介して接
触媒質供給管33に供給される。腕38には、光センサ
38cが設けられ、探触子3aがローラ4の長手方向の
端部を外れる寸前に信号を送出するように構成されてい
る。また、筐体39は図示しない連結アームに設けら
れ、研削盤2またはシーケンサ13の制御の基にロール
4の表面から接離可能に構成されている。
【0023】筐体39の後方に設けられた渦流を検出す
る検出コイル部3cには、自己比較方式の検出コイル4
0a及び40bが設けられ、研削カスを排除する送風管
31及び可動板34Cが設けられている。前記検出コイ
ルの電気信号は信号線19を介して探傷器本体1と接続
されている。
【0024】図3は、探傷器本体の基本的な構成を示し
た機能ブロック図である。同図において、シーケンサ1
3は、超音波が発信されないとき点灯するランプ1f、
接触媒質が供給されないとき点灯するランプ1g、後述
するように探触子3がロールの長手端部を外れることを
検知して点灯するランプ1h、渦流探傷器に設けられた
図示しない発信器が発信されないとき点灯するランプ1
iが接続されるとともに、信号線10を介して研削盤2
及び信号線8を介して研削盤2(図1)のアーム2eに
出力信号を送出するように接続されている。
【0025】連結アーム2eは、通常の動作においては
研削盤2の指令によって動作するが、異常時は信号線8
を介してシーケンサ13からの指令で動作することも可
能である。アーム2eに設けられている探触子3の超音
波送受信部3aの走査信号はインタフェース18を介し
てCPU(中央演算素子)12に送出されるように接続
されている。
【0026】一方、該走査信号は異常検出手段17にも
接続されるとともに探触子3のロール端検出部3bも異
常検出手段17に接続されている。また、検出コイル部
3cは渦流探傷器20に接続され、該探傷器20は前記
異常検出手段17に接続されるとともに、インターフェ
ース18を介してCPU12に接続されている。そし
て、異常検出手段17の出力端子はシーケンサ13に接
続され、異常出力信号により前述の警報ランプ1f,1
g,1h、1iを点灯するように構成されている。
【0027】前記渦流探傷器20は、図示しないが発信
器、ブリッジ、該ブリッジの自動平衡器、位相器、ブリ
ッジ出力の増幅器、同期検波器、フィルタ、リジェクシ
ョン回路、振幅弁別回路、ブリッジ回路の両端の電圧を
検出することにより発信器の発信の有無を検出する発信
検出回路等が設けられ、ロール表面の探傷を行うように
構成されている。
【0028】CPU12は、テンキー1bの他にインタ
ーフェース18の出力端、研削盤2(図1)に設けられ
たロール回転数検出手段14の出力端及びトラバース信
号発生手段15の出力端、プリンタ1a、表示装置1
c、記憶装置1e、インターフェース11に接続され、
インターフェース18とロール回転数検出手段14の情
報を演算し、その演算結果を記憶し、表示し、プリンタ
で記録できるように構成されている。
【0029】また、CPU12には、超音波探傷結果の
データを記憶するメモリ21、及び渦流探傷結果のデー
タを記憶するメモリ22が接続され、これらメモリはイ
ンターフェース18を介してデータ入手可能に構成され
ている。そして、これらのメモリ21及び22に記録さ
れたデータは超音波探傷及び渦流探傷の重合データとし
てメモリ23に記録可能に構成されている。また、CP
U12には各種のプログラムを記憶したROM26が接
続されている。
【0030】図4は、図1における探傷器本体1の主画
面1cまたはダミー画面1dに現われる、送受信部3a
が送受信する超音波の基本波形図である。今、図2の振
動子36が超音波を送信すると図1の信号線6を介して
探傷器本体1にその信号波形が入来し、それを受けるゲ
ートG1をオープンさせると図4のTの送信波波形を画
面上に描写する。そのTの波形が形成される時間より後
にゲートG2をオープンさせると図2のSの近辺におけ
るロール4の表面において一部反射された超音波を受信
することができる。
【0031】Sの位置で反射した残りの超音波はロール
4の内部に侵入しゲートG2がオープンしている間にロ
ール4の表面のロール4内にクラックがあれば反射して
きた反射波を受信して、その時の時間と強度を演算して
画面上に表示する。G2がオープンされている間に反射
波がキャッチできないときは画面上に波形は現われな
い。一方、空間を伝播した超音波はモニター水38d
(図2)に反射され、ゲートG2がオープンしている間
より遅くにゲートG3をオープンされると、それにキャ
ッチされMの波形を描写する。
【0032】これらの波形T及びMを検知して超音波を
発信していること及び接触媒質が供給されていることが
検知されるが、所定時間内にこれらがキャッチできない
と、図1の探傷器本体1内に設けられたランプ1fによ
って、超音波が発信されていないことまたはランプ1g
によって、接触媒質が供給されていないことが警告され
る。また、ゲートG2がオープンしている間に所定のレ
ベル以上の傷信号がキャッチされるとFの欠陥エコーの
波形が現われ、ロール4が回転しているためF波形は左
から右へ移動する。
【0033】次に、上述のごとく構成された本実施例の
動作を説明する。図5は、探触子の作動状態をチェック
する流れ図である。探傷器本体1のスイッチを入れる
と、CPU12はステップ(100)から動作を開始す
る。以下カッコ内の三桁の数字はステップ番号を示す。
まず、初期メニューのフラッグの有無がチェック(10
1)される。この初期メニューにおいては、以下のメニ
ューを選択できる。 1.過去に記録されたファイルの読み込み 2.新規入力/登録 3.即探傷 4.既定値設定/変更/更新 5.信号レベルテスト
【0034】上記初期メニューの1.2.3.を設定す
ると、モード0(保留)、モード1(探傷待ち)、モー
ド2(往動探傷)、モード3(復動探傷)の探傷メニュ
ーを選択できる。モード0を選択すると、1)初期メニ
ューへの復帰、2)FDへ記録、3)プリンタへ印字、
4)しきい値2の変更等を選択することができる。傷判
定には、しきい値1である程度の足切りを行なう。この
設定をあまり低くすると正常の表面も傷と判定されてし
まうし、往動探傷で3,000個以上の傷が検出される
と、プログラムがオーバーフローしてしまうため、上記
初期メニューの5.信号レベルテストにて決定するが、
ここではその詳細説明は避ける。しきい値2はしきい値
1で探傷されたもののなかから、傷と判定されるものの
レベルであり、モード0の状態でこの設定変更ができ
る。
【0035】上記初期メニュー4.既定値設定/変更/
更新を選択すると、探傷ピッチ、同一傷判定距離、トラ
バース方向、しきい値1及び2、傷記録最大個数等の設
定ができる。ここにおいて、同一傷判定距離とは、本実
施例ではロールの往復距離を走査するダブルスキャン方
式であり、この両方のスキャンで同一位置にある傷を傷
と判定するものであるが、超音波探傷方式及び渦流探傷
方式における絶対誤差および所定面積範囲内であれば大
きい傷一個であっても複数個であっても傷として判断し
てもよいといった範囲等を考慮して決定される。トラバ
ース方向とは、ダブルスキャンの片方を指定することで
あるが、通常は両方が指定される。
【0036】初期メニューの設定が終了すると(10
2)、モードは0から1に加算され、往復台位置復帰信
号を待つ(103)ことになる。研削盤2に設けられた
図示しないスイッチを入れると、ロール4は回転を始め
て、砥石部2dはロール4の表面に当接し、研削を開始
するとともに図1の左方に移動を開始する。研削盤2
は、往復台2aのトラバースが停止すると砥石をロール
表面から離間し、トラバース信号発生手段15は往復台
位置復帰信号として反転信号をCPU12及びシーケン
サ13に送出する(図3)。シーケンサ13はアーム2
eを駆動して探触子3をロール4に接触させるとともに
モニター水及びエアーをロール4の表面に供給する。
【0037】往復台位置復帰信号が入る(103)と、
超音波発信がされているかどうかの判断(104)に進
む。送受信部3aにより発信が検知されないと、異常検
出手段17によりシーケンサ13を介してランプ1fが
点灯して発信無しの警告がされる(105)。発信が検
知されると接触媒質が供給されているかどうかの判断
(106)に進む。モニター信号が送受信部3aにより
検知されないと、異常検出手段17によりシーケンサ1
3を介してランプ1gが点灯して接触媒質供給不能の警
告がされる(107)。
【0038】モニター信号が入ると、渦流探傷器20の
発信器が発信しているかどうかの判断(108)に進
む。渦流探傷器20の発信検出回路により発信が検出さ
れないと、異常検出手段17によりシーケンサ13を介
してランプ1iが点灯して発信信号なし警告(109)
がされる。発信が検出されると、シーケンサ13は信号
線10を介して研削盤2にセット完了信号を送る(11
0)。このセット完了信号を受けて、研削盤2は往復台
2aをトラバーススタートさせる。
【0039】次に、図6及び図10を用いて超音波探傷
状態および傷判定を説明する。図9は、超音波探傷状態
を示す流れ図である。同図において、往復台2aがスタ
ートして、トラバーススタート信号が入ると(11
1)、モードは1から2に加算される(112)。モー
ドが0でない場合(113)、ロール回転数信号のチェ
ック(114)に進む。CPU12内のカウンタは、始
めのロール回転数の信号が入った時点から計時すること
によりロールの回転方向であるY位置を演算している
が、ロール回転数信号が入ると、Y位置カウンタをリセ
ットし、X位置カウンタが計数(115)して、ステッ
プDに進む。ステップD以下は、超音波探傷と、それに
所定角度遅れて渦流探傷が行われる。まず、超音波探傷
を説明する。
【0040】超音波反射信号が取込まれ(116)る
が、反射信号取組はトラバーススタート信号及びロール
回転数信号の入来しないときにも行なわれ、傷のXY位
置及び画面上のXY位置の計算が(117)される。し
きい値1より小さい傷信号は、図1のテンキーボード1
bによって#Uと入力して超音波探傷用のディスプレー
表示を指示しておくと(122)、ダミー画面1dに表
示され(123)、その指示がないとダミーメモリ24
に記録される(124)。
【0041】しきい値1より小さくないものは、超音波
探傷用のディスプレー表示を指示しておくと(11
9)、主画面1cに描写され(120)、メモリ21に
記憶される(121)。プログラムがオーバーフローし
たり、データが多すぎたりして、テンキーボード1bよ
り中断信号を入れると、データは消滅してAに戻るとと
もに、往復台2aを初期位置に戻し、そして、しきい値
のレベルを変更して再スタートすることになるが、中断
信号がない場合はBに戻る。
【0042】一方、図2において、ロール4は時計方向
に回転するので、超音波探傷に所定角度遅れて、超音波
探傷を行った場所を渦流探傷が行われことになる。した
がって、図9のステップDにおいては図10に示す渦流
探傷が行われる。検出コイル信号を取り込み(12
6)、傷のXY位置及び画面上のXY位置の計算が(1
27)される。しきい値1より小さい傷信号は、図1の
テンキーボード1bによって#Eと入力して渦流探傷用
のディスプレー表示を指示しておくと(132)、ダミ
ー画面1dに表示され(133)、その指示がないとダ
ミーメモリ 25に記録される(134)。
【0043】しきい値1より小さくないものは、渦流探
傷用のディスプレー表示を指示しておくと(129)、
主画面1cに描写され(130)、メモリ22に記憶さ
れる(131)。プログラムがオーバーフローしたり、
データが多すぎたりして、テンキーボード1bより中断
信号を入れると、データは消滅してAに戻るとともに、
往復台2aを初期位置に戻し、そして、しきい値のレベ
ルを変更して再スタートすることになるが、中断信号が
ない場合はBに戻る。
【0044】図9において、トラバースの往動が終わ
り、復動が始まり反転信号が入ると、モードは3に加算
され、ステップ(114)から(135)を経て(11
1)に戻り、往復台2aが初期位置に復帰し、トラバー
ス戻り信号が入り、モードは0に戻る。モードが0のと
きは、ステップCに進む(113)。
【0045】図11は、傷判定を示す流れ図である。同
図において、しきい値2の変更フラッグの有無を判断す
るステップ(136)に進む。変更信号が入っていれ
ば、しきい値2以上の信号かどうか選別(138)され
往復で同一位置の傷を検出(139)し、信号レベルの
大きい順に並べ変え(140)、近距離にある傷同志が
同一の傷かどうか判定(141)され、画面上の位置と
表示円の径が計算(142)され、判定結果のグラフィ
ック、数値表が用意(143)され、メモリ23に記憶
(144)され、判定完了信号(145)を研削盤2に
送出してAに戻る。
【0046】メモリ21、22、23に記録されるの
は、ロール番号、直径、長さ、超音波及び渦流それぞれ
のしき値、同一傷判定幅、合計傷数及び超音波及び渦流
探傷の画面を表示するデータ類である。主画面1cに描
写される画面は、超音波探傷画面40Aは図5に示さ
れ、渦流探傷画面40Bは図6に示され、超音波探傷と
渦流探傷と重ねた画面40Cは図7に示される。図7
は、白丸が超音波探傷による傷位置を現し、白角は渦流
探傷による傷位置を現し、黒丸は両者が重合した傷位置
を現す。この重合した傷位置によりクラックが測定され
る。このデータは前述のデータとともにメモリ23に記
録される。また、これらのデータは1eの磁気記録手段
に記録される。
【0047】さて、判定完了信号を受けた研削盤2は、
連結アーム2eにより探触子3を上昇させ初期位置に復
帰させる。このとき、ロール端検出部3bの光センサ3
8cの監視範囲がロール表面から外れるために、異常検
出手段17の出力信号によりシーケンサ13を介してラ
ンプ1hを点灯させる。この光センサ38cはロールの
先端を監視しているため、判定完了信号によらなくて
も、たとえば、プログラムがオーバーフローし、往復台
2aが移動中であってもロールの先端部を検出して自動
的に探触子3をロール面から上方に外す安全装置として
有用である。この場合、必要に応じて、光センサを複数
用いて、ロールの先端に分担して監視させてもよいもの
である。
【0048】尚、本発明に係る実施例は上述したものに
限定されるものではなく、例えば警報はランプのみでな
くブザーによってもよいものであり、またランプの点灯
と同時にブザーを鳴らして警告してもよいものである。
また、本実施例では、しきい値SH1より小さい値もダ
ミーメモリに取り込んでいるので、実質的には影響しな
いが細かい傷がどのぐらいあるかが視認することができ
る。
【0049】そして、ダミーメモリがオーバーフローし
た際には超音波探傷の場合には、超音波の出力を下げ、
渦流探傷の場合には、フィルタ回路等を操作して傷信号
入力を低下させて調整される。しかしながら、しきい値
SH1より小さい値は取り込まないように、具体的に
は、ステップ(122)〜(124)、及び(132)
〜(134)を設けなくてもよい。
【0050】本実施例においては、被検体の表面を走査
して表面情報を得るとともに被検体の回転情報を入手し
て、これらの情報からコンピュータにより演算された探
傷結果を磁気記録手段に記憶するようになしているの
で、いつでも再生して使用することができる。また、傷
レベルの再設定も容易に行なうことができるとともに、
データ保存、管理も小スペースですむものである。
【0051】また、被検体の表面を長手方向に往復走査
して得た、その片方ずつのデータと比較して得た表面情
報と被検体の回転情報から探傷情報を得ているので、片
方の走査のみによるデータと比べて、研削カスの混入に
よる偽傷データが往復走査した同じ位置に現われる可能
性は少なくなり、正確な探傷を行なうことができるもの
である。
【0052】また、被検体の初期の走査による情報で走
査手段が正常に動作していることを確認した後に、その
後の本格的な探傷走査を行なうようになしているので、
走査手段が接触媒質の注入不十分等による不正常のまま
走査を続けることがなく、かつ、渦流探傷器の発信器等
の不動作により無駄な探傷を行なうことを防止できるも
のである。
【0053】また、被検体を監視する監視手段により走
査手段が被検体の表面を外れる直前を検知して、走査手
段を被検体表面の上方に離間させるようになしているの
で、探傷中止または中断により走査手段が被検体表面を
外れ、爾後の走査時に走査手段と被検体表面との干渉に
より走査手段を損なうことが防止されるものである。
【0054】また、本実施例は、探傷手段と回転検知手
段の信号を受けて探傷状態を演算及び判定する演算判定
手段の結果を表示する表示手段を有しているので、演算
判定結果を目視することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、超音波
探傷と渦流探傷とによる検出データを求め、両者の検出
データを位置的重合して、重合データと非重合データと
により圧延ロール表面を判定しているので、両者の位置
重合をすることにより、簡単に、硬さムラデータが入手
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る圧延ロールの検査に使用
される装置のシステム構成図である。
【図2】探触子の一実施例図である。
【図3】探傷器本体の基本的な構成を示した機能ブロッ
ク図である。
【図4】超音波基本波形図である。
【図5】超音波探傷画面を示す図でだる。
【図6】渦流探傷画面を示す図である。
【図7】超音波探傷及び渦流探傷の両画面を重合した画
面を示す図である。
【図8】探触子の作動状態を示す流れ図である。
【図9】超音波の探傷状態を示す流れ図である。
【図10】渦流探傷状態を示す流れ図である。
【図11】傷判定を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 探傷器本体 2 ロール研削盤 3 探触子 4 ロール 5、6、7、8、9、10 信号線 11、18 インターフェース 12 CPU 13 シーケンサ 14 ロール回転数検出手段 15 トラバース信号発生手段 17 異常検出手段 20 渦流探傷器 21〜25 メモリ 26 ROM 31、32 送風管 33 接触媒質供給管 34 可動板 36 振動子 38 腕 39 筐体 F 欠陥エコー M モニター水からの反射波 S ロール表面からの一部反
射波 T 振動子よりの送信波

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波探傷と渦電流探傷とによる検出デ
    ータを求め、両者の検出データを位置的重合して、重合
    データと非重合データとにより圧延ロール表面を判定す
    ることを特徴とした超音波及び渦電流を用いた圧延ロー
    ル表面検査方法。
  2. 【請求項2】 探傷動作開始前に探触子の動作チェック
    を行い、非作動の場合には警告を行うことを特徴とした
    請求項1記載の超音波及び渦電流を用いた圧延ロール表
    面検査方法。
  3. 【請求項3】 探傷データ検出後に、しきい値を変更し
    てデータ処理を行うことを特徴とした請求項1記載の超
    音波及び渦電流を用いた圧延ロール表面検査方法。
  4. 【請求項4】 超音波探傷と渦電流探傷とによる検出デ
    ータを求め、両者の検出データを位置的重合して、重合
    データと非重合データとにより圧延ロール表面を判定す
    る超音波及び渦電流を用いた圧延ロール表面検査装置で
    あって、 ロール状被検体を研削する研削手段と、 この研削手段の研削終了信号に同期して被検体表面を走
    査し表面情報を入手する走査手段と、 被検体の回転を検知する回転検知手段と、 前記探傷手段と前記回転検知手段の信号を受けて探傷状
    態を演算するとともに演算結果を判定する演算判定手段
    と、 この演算判定手段の結果を表示する表示手段とを備え、 前記操作手段により超音波探傷及び渦電流探傷データを
    入手し、前記演算判定手段により前記重合データ及び非
    重合データを求め、圧延ロール表面を判定することを特
    徴とする超音波及び渦電流を用いた圧延ロール表面検査
    装置。
  5. 【請求項5】 走査手段からの入力信号の有無を検出し
    て警報信号を送出する警報手段を備えたことを特徴とす
    る請求項4記載の超音波及び渦電流を用いた圧延ロール
    表面検査装置。
  6. 【請求項6】 研削中はロール研削盤の砥石移動台に格
    納され、研削終了に同期して被検体に接触し、探傷終了
    に同期して砥石移動台に復帰格納される走査手段を備え
    たことを特徴とする請求項4記載の超音波及び渦電流を
    用いた圧延ロール表面検査装置。
JP7258178A 1995-09-11 1995-09-11 超音波及び渦電流を用いた圧延ロール表面検査方法及び装置 Pending JPH0980030A (ja)

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