JPH0980113A - 誘導電圧測定装置 - Google Patents
誘導電圧測定装置Info
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- JPH0980113A JPH0980113A JP26230495A JP26230495A JPH0980113A JP H0980113 A JPH0980113 A JP H0980113A JP 26230495 A JP26230495 A JP 26230495A JP 26230495 A JP26230495 A JP 26230495A JP H0980113 A JPH0980113 A JP H0980113A
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- Testing Relating To Insulation (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電極に設けられた柱上開閉器と配電制御装置
との間の制御ケーブルに試験的に誘導電圧を発生して測
定し得るようにする。 【解決手段】 避雷器6の接地端子と大地との間に試験
開始用の開閉器10と試験電流用のコンデンサ11とを
直列接続した試験電流発生部9と、制御ケーブル5の表
面を覆った電極15と接地された基準電位点との間に設
けられた分圧用のコンデンサ16と、このコンデンサ1
6の端子間電圧を測定する電圧測定手段17とを備え、
開閉器10の投入によりコンデンサ11の放電に基づく
試験電流を接地線7に通流し、この通流によりケーブル
5に生じた誘導電圧をケーブル5,電極15間の容量と
コンデンサ16とにより分圧し、ケーブル5,電極15
間の容量及びコンデンサ16の容量,電圧測定手段17
の測定電圧から誘導電圧を求めて測定する。
との間の制御ケーブルに試験的に誘導電圧を発生して測
定し得るようにする。 【解決手段】 避雷器6の接地端子と大地との間に試験
開始用の開閉器10と試験電流用のコンデンサ11とを
直列接続した試験電流発生部9と、制御ケーブル5の表
面を覆った電極15と接地された基準電位点との間に設
けられた分圧用のコンデンサ16と、このコンデンサ1
6の端子間電圧を測定する電圧測定手段17とを備え、
開閉器10の投入によりコンデンサ11の放電に基づく
試験電流を接地線7に通流し、この通流によりケーブル
5に生じた誘導電圧をケーブル5,電極15間の容量と
コンデンサ16とにより分圧し、ケーブル5,電極15
間の容量及びコンデンサ16の容量,電圧測定手段17
の測定電圧から誘導電圧を求めて測定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柱上開閉器とその
制御を行う配電制御装置とを結ぶ制御ケーブルに試験的
に誘導電圧を発生して測定する誘導電圧測定装置に関す
る。
制御を行う配電制御装置とを結ぶ制御ケーブルに試験的
に誘導電圧を発生して測定する誘導電圧測定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、配電系統においては、図2に示す
ように、電柱(図示せず)に柱上開閉器1,その開閉を
制御する配電制御装置2及びそれらに給電する電源変圧
器3が柱上設備として設けられる。
ように、電柱(図示せず)に柱上開閉器1,その開閉を
制御する配電制御装置2及びそれらに給電する電源変圧
器3が柱上設備として設けられる。
【0003】このとき、外部環境から加えられる異常電
圧からの保護を図るため、柱上開閉器1,配電制御装置
2及び電源変圧器3は筐体等が接地線4を介して大地に
接地され、前記異常電圧に基づく過電圧の印加が防止さ
れる。
圧からの保護を図るため、柱上開閉器1,配電制御装置
2及び電源変圧器3は筐体等が接地線4を介して大地に
接地され、前記異常電圧に基づく過電圧の印加が防止さ
れる。
【0004】なお、接地線4は機器側が途中から3本に
分かれて柱上開閉器1,配電制御装置2,電源変圧器3
それぞれに接続されている。
分かれて柱上開閉器1,配電制御装置2,電源変圧器3
それぞれに接続されている。
【0005】そして、電源変圧器3は系統電源を変圧し
て制御電源を形成し、この電源を柱上開閉器1,配電制
御装置2に給電し、配電制御装置2は内部に開閉器制
御,通信制御等を行う電子回路を有し、制御ケーブル5
を介して開閉器1を制御する。
て制御電源を形成し、この電源を柱上開閉器1,配電制
御装置2に給電し、配電制御装置2は内部に開閉器制
御,通信制御等を行う電子回路を有し、制御ケーブル5
を介して開閉器1を制御する。
【0006】ところで、柱上開閉器1が設けられた電柱
には、柱上設備として、配電系統の各相毎に配電線保護
用の避雷器(アレスタ)6も設けられ、各避雷器6の接
地端子は共通の接地線7を介して大地に接地される。
には、柱上設備として、配電系統の各相毎に配電線保護
用の避雷器(アレスタ)6も設けられ、各避雷器6の接
地端子は共通の接地線7を介して大地に接地される。
【0007】そして、柱上開閉器1,配電制御装置2及
び電源変圧器3の接地に接地線7を利用する場合は、接
地線4の大地側の端部が接地線7に接続され、このと
き、柱上開閉器1,配電制御装置2,電源変圧器3及び
各避雷器6が大地に1点接地される。
び電源変圧器3の接地に接地線7を利用する場合は、接
地線4の大地側の端部が接地線7に接続され、このと
き、柱上開閉器1,配電制御装置2,電源変圧器3及び
各避雷器6が大地に1点接地される。
【0008】なお、柱上開閉器1,配電制御装置2及び
電源変圧器3の接地に接地線7を利用しない場合は、接
地線4の大地側の端部が直接大地に接地される。
電源変圧器3の接地に接地線7を利用しない場合は、接
地線4の大地側の端部が直接大地に接地される。
【0009】この場合、接地線4,7間の浮遊容量を極
力小さくするため、接地線4,7が長い距離にわたって
近接して平行にならないようにする必要がある。
力小さくするため、接地線4,7が長い距離にわたって
近接して平行にならないようにする必要がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記図2のように避雷
器6の接地線7が柱上開閉器1,配電制御装置2等の近
傍に配線され、接地線4,7が接続又は近接した状態に
なる場合、落雷等により接地線7を例えばその最大許容
電流に相当する2500Aの過大電流が瞬時通流する
と、このとき、電源変圧器3を除く図2の等価回路はほ
ぼ図3に示すようになり、接地線4,7間の浮遊容量8
等を介して柱上開閉器1,配電制御装置2及び制御ケー
ブル5に過大な誘導電圧が印加される。なお、図3の
6’は図2の各避雷器6を総合した等価避雷器である。
器6の接地線7が柱上開閉器1,配電制御装置2等の近
傍に配線され、接地線4,7が接続又は近接した状態に
なる場合、落雷等により接地線7を例えばその最大許容
電流に相当する2500Aの過大電流が瞬時通流する
と、このとき、電源変圧器3を除く図2の等価回路はほ
ぼ図3に示すようになり、接地線4,7間の浮遊容量8
等を介して柱上開閉器1,配電制御装置2及び制御ケー
ブル5に過大な誘導電圧が印加される。なお、図3の
6’は図2の各避雷器6を総合した等価避雷器である。
【0011】そして、前記の誘導電圧は、とくに、微弱
な制御信号を扱う制御ケーブル5及びこの制御ケーブル
5に接続された配電制御装置2の電子回路等に悪影響を
与え、それぞれの耐圧を上回る誘導電圧が発生すると、
制御ケーブル5及び配電制御装置2が損傷を受ける。
な制御信号を扱う制御ケーブル5及びこの制御ケーブル
5に接続された配電制御装置2の電子回路等に悪影響を
与え、それぞれの耐圧を上回る誘導電圧が発生すると、
制御ケーブル5及び配電制御装置2が損傷を受ける。
【0012】ところで、誘導電圧の大きさ等は、柱上開
閉器1,配電制御装置2等の柱上設備機器の配置や接地
線4、7の引回し等により異なる。
閉器1,配電制御装置2等の柱上設備機器の配置や接地
線4、7の引回し等により異なる。
【0013】そこで、配電系統を新設した場合等には、
運用する前に、電柱に柱上設備を設けた状態で試験的に
誘導電圧を発生させ、制御ケーブル5に発生した誘導電
圧を測定して配電制御装置2,制御ケーブル5の耐圧評
価を行うことが望まれる。
運用する前に、電柱に柱上設備を設けた状態で試験的に
誘導電圧を発生させ、制御ケーブル5に発生した誘導電
圧を測定して配電制御装置2,制御ケーブル5の耐圧評
価を行うことが望まれる。
【0014】しかし、配電制御装置2は雨水の侵入等を
防ぐため、通常、気密に形成され、制御ケーブル5の信
号線に電圧計等を接続してその誘導電圧を外部から測定
することはできない。
防ぐため、通常、気密に形成され、制御ケーブル5の信
号線に電圧計等を接続してその誘導電圧を外部から測定
することはできない。
【0015】また、誘導電圧が生じるような系統電源周
波数より高い周波数の瞬時的な電流を接地線7に試験的
に通流させることも容易ではない。したがって、従来は
電柱に柱上設備を設けた状態で制御ケーブル5の前記誘
導電圧を測定することはできなかった。
波数より高い周波数の瞬時的な電流を接地線7に試験的
に通流させることも容易ではない。したがって、従来は
電柱に柱上設備を設けた状態で制御ケーブル5の前記誘
導電圧を測定することはできなかった。
【0016】本発明は、電柱に取付けられた柱上開閉器
とその制御用の配電制御装置との間の制御ケーブルに試
験的に誘導電圧を発生させて測定することが、制御ケー
ブルの取外し等を行うことなく簡単に行えるようにし、
この測定結果に基づいて制御ケーブル等の耐圧評価が行
えるようにすることを目的とする。
とその制御用の配電制御装置との間の制御ケーブルに試
験的に誘導電圧を発生させて測定することが、制御ケー
ブルの取外し等を行うことなく簡単に行えるようにし、
この測定結果に基づいて制御ケーブル等の耐圧評価が行
えるようにすることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、この出願の請求項1に係る誘導電圧測定装置にお
いては、柱上開閉器とともに電柱に設けられた配電線保
護用の避雷器の接地端子と大地との間に試験開始用の開
閉器と試験電流用のコンデンサとを直列接続して形成さ
れた試験電流発生部と、柱上開閉器と該開閉器を制御す
る配電制御装置との間の制御ケーブルの表面を覆った電
極と、この電極と接地された基準電位点との間に設けら
れた分圧用のコンデンサと、このコンデンサの端子間電
圧を測定する電圧測定手段とを備え、試験開始用の開閉
器の投入により試験電流発生用のコンデンサの放電に基
づく試験電流を前記接地端子と大地との間の避雷器の接
地線に通流し、この通流により制御ケーブルに生じた誘
導電圧を制御ケーブル,電極間の容量と分圧用のコンデ
ンサとにより分圧し、制御ケーブルと電極との間の容量
及び分圧用のコンデンサの容量,測定手段の測定電圧に
より誘導電圧を求めて測定し得るようにする。
めに、この出願の請求項1に係る誘導電圧測定装置にお
いては、柱上開閉器とともに電柱に設けられた配電線保
護用の避雷器の接地端子と大地との間に試験開始用の開
閉器と試験電流用のコンデンサとを直列接続して形成さ
れた試験電流発生部と、柱上開閉器と該開閉器を制御す
る配電制御装置との間の制御ケーブルの表面を覆った電
極と、この電極と接地された基準電位点との間に設けら
れた分圧用のコンデンサと、このコンデンサの端子間電
圧を測定する電圧測定手段とを備え、試験開始用の開閉
器の投入により試験電流発生用のコンデンサの放電に基
づく試験電流を前記接地端子と大地との間の避雷器の接
地線に通流し、この通流により制御ケーブルに生じた誘
導電圧を制御ケーブル,電極間の容量と分圧用のコンデ
ンサとにより分圧し、制御ケーブルと電極との間の容量
及び分圧用のコンデンサの容量,測定手段の測定電圧に
より誘導電圧を求めて測定し得るようにする。
【0018】したがって、制御ケーブルの取外し等を行
うことなく、試験電流発生用のコンデンサの放電により
周波数の高い瞬時的な試験電流を配電線保護用の避雷器
の接地線に通流し、制御ケーブルに誘導電圧を発生させ
てこの電圧を測定することができる。
うことなく、試験電流発生用のコンデンサの放電により
周波数の高い瞬時的な試験電流を配電線保護用の避雷器
の接地線に通流し、制御ケーブルに誘導電圧を発生させ
てこの電圧を測定することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】発明の実施の1形態につき、図1
を参照して説明する。概略の接続構成を示した図1にお
いて、図2と同一符号は同一のものを示し、9は試験電
流発生部であり、避雷器6の接地端子と大地(接地線7
の接地点)との間に、試験開始用の開閉器10と試験電
流用のコンデンサ11とを直列接続し、開閉器10,コ
ンデンサ11の直列回路を接地線7に並列に接続して形
成されている。
を参照して説明する。概略の接続構成を示した図1にお
いて、図2と同一符号は同一のものを示し、9は試験電
流発生部であり、避雷器6の接地端子と大地(接地線7
の接地点)との間に、試験開始用の開閉器10と試験電
流用のコンデンサ11とを直列接続し、開閉器10,コ
ンデンサ11の直列回路を接地線7に並列に接続して形
成されている。
【0020】12は電流測定手段であり、コンデンサ1
1と大地との間の配線に計器用変流器13を設け、この
変流器13に測定部14を接続して形成され、開閉器1
0を閉成したときにコンデンサ11の放電によって接地
線7を通流する電流を測定する。
1と大地との間の配線に計器用変流器13を設け、この
変流器13に測定部14を接続して形成され、開閉器1
0を閉成したときにコンデンサ11の放電によって接地
線7を通流する電流を測定する。
【0021】15は制御ケーブル5を覆った電極であ
り、例えば、制御ケーブル5の柱上開閉器1側の表面に
約1mにわたって巻装されたアルミニューム箔等の金属
体からなり、制御ケーブル5との間に容量C0 を発生さ
せる。
り、例えば、制御ケーブル5の柱上開閉器1側の表面に
約1mにわたって巻装されたアルミニューム箔等の金属
体からなり、制御ケーブル5との間に容量C0 を発生さ
せる。
【0022】16は電極15と接地された基準電位点と
しての柱上開閉器1の筐体との間に設けられた容量C1
の分圧用のコンデンサである。17はコンデンサ16の
端子間の電圧を測定する電圧計等の電圧測定手段であ
る。なお、図1においては、図2の電源変圧器3等は省
略されている。
しての柱上開閉器1の筐体との間に設けられた容量C1
の分圧用のコンデンサである。17はコンデンサ16の
端子間の電圧を測定する電圧計等の電圧測定手段であ
る。なお、図1においては、図2の電源変圧器3等は省
略されている。
【0023】そして、コンデンサ11は接地線7に例え
ば50Aの試験電流が瞬時通流する程度の容量に設定さ
れ、発電機又は系統電源に接続したインバータ等の充電
手段により試験前に充電される。
ば50Aの試験電流が瞬時通流する程度の容量に設定さ
れ、発電機又は系統電源に接続したインバータ等の充電
手段により試験前に充電される。
【0024】この充電の終了後、開閉器10が投入され
て試験が始まると、コンデンサ11が開閉器10,接地
線7,コンデンサ11のループにより放電し、接地線7
を落雷の場合に類似した周波数の高い瞬時的な試験電流
が流れる。
て試験が始まると、コンデンサ11が開閉器10,接地
線7,コンデンサ11のループにより放電し、接地線7
を落雷の場合に類似した周波数の高い瞬時的な試験電流
が流れる。
【0025】この試験電流は計器用変流器13を介して
電流測定手段12の測定部14により測定され、その最
大値(瞬時値)が測定電流として測定部14に表示され
る。
電流測定手段12の測定部14により測定され、その最
大値(瞬時値)が測定電流として測定部14に表示され
る。
【0026】また、接地線7を試験電流が通流すると、
接地線4を介して配電制御装置2,制御ケーブル5等に
誘導電圧が発生し、制御ケーブル5の誘導電圧は容量C
0 ,コンデンサ16(容量C1 )の直列回路により分圧
され、コンデンサ16の端子間電圧V1 が電圧測定手段
17により測定され、その測定電圧が表示される。
接地線4を介して配電制御装置2,制御ケーブル5等に
誘導電圧が発生し、制御ケーブル5の誘導電圧は容量C
0 ,コンデンサ16(容量C1 )の直列回路により分圧
され、コンデンサ16の端子間電圧V1 が電圧測定手段
17により測定され、その測定電圧が表示される。
【0027】ところで、容量C0 は、制御ケーブル5を
単心ケーブルとみなすことにより、その線心(導体)と
電極15との間に制御ケーブル5の絶縁材,被覆材等の
誘電体が介在した同軸円筒の静電容量として求めること
ができ、つぎの数1の式で示される。
単心ケーブルとみなすことにより、その線心(導体)と
電極15との間に制御ケーブル5の絶縁材,被覆材等の
誘電体が介在した同軸円筒の静電容量として求めること
ができ、つぎの数1の式で示される。
【0028】
【数1】 C0 =2×π×ε0 ×εr ×l/log(b/a)
【0029】なお、ε0 は真空中の誘電率、εr は比誘
電率、lは制御ケーブル5の電極15に覆われたケーブ
ル長、aは制御ケーブル5の線心の半径、bは制御ケー
ブル5の外周面の半径であり、電極15の半径に相当す
る。
電率、lは制御ケーブル5の電極15に覆われたケーブ
ル長、aは制御ケーブル5の線心の半径、bは制御ケー
ブル5の外周面の半径であり、電極15の半径に相当す
る。
【0030】そして、ε0 =8.854×10-12 ,ε
r =2,l=1m,a=1mm,b=10mmの場合、
容量C0 はつぎの数2の式に示すように約111pFに
なる。
r =2,l=1m,a=1mm,b=10mmの場合、
容量C0 はつぎの数2の式に示すように約111pFに
なる。
【0031】
【数2】 C0 =2×π×8.854×10-12 ×2×1/log(10/1) ≒111pF
【0032】さらに、制御ケーブル5に発生する誘導電
圧をViとすると、容量C0 ,C1及び電圧測定手段1
7の測定電圧V1 に基づき、誘導電圧Viはつぎの数3
の式から求めて測定することができる。
圧をViとすると、容量C0 ,C1及び電圧測定手段1
7の測定電圧V1 に基づき、誘導電圧Viはつぎの数3
の式から求めて測定することができる。
【0033】
【数3】Vi={(C0 +C1 )/C0 }×V1
【0034】そして、例えばコンデンサ16の容量C1
を容量C0 に等しくして試験を行うと、誘導電圧Viが
測定電圧V1 の2倍の電圧になり、極めて容易に測定で
きる。
を容量C0 に等しくして試験を行うと、誘導電圧Viが
測定電圧V1 の2倍の電圧になり、極めて容易に測定で
きる。
【0035】なお、容量C1 を容量C0 の整数倍等の適
当な値にしても誘導電圧Viは数3の式から測定できる
のは勿論である。
当な値にしても誘導電圧Viは数3の式から測定できる
のは勿論である。
【0036】したがって、従来は不可能であった電柱に
柱上設備を設けた状態での制御ケーブル5の誘導電圧の
試験的な発生及びその測定が、制御ケーブル5の取外し
等を行うことなく、極めて容易に行える。
柱上設備を設けた状態での制御ケーブル5の誘導電圧の
試験的な発生及びその測定が、制御ケーブル5の取外し
等を行うことなく、極めて容易に行える。
【0037】つぎに、測定された誘導電圧に基づく配電
制御装置2,制御ケーブル5の耐圧評価について説明す
る。
制御装置2,制御ケーブル5の耐圧評価について説明す
る。
【0038】まず、説明を簡単にするため、コンデンサ
11の放電により接地線7に1000Aの試験電流が流
れ、この試験電流の通流により、測定電圧V1 が500
Vになって誘導電圧Viが(2×V1 =)1000Vと
して測定されたとする。
11の放電により接地線7に1000Aの試験電流が流
れ、この試験電流の通流により、測定電圧V1 が500
Vになって誘導電圧Viが(2×V1 =)1000Vと
して測定されたとする。
【0039】また、避雷器6の容量規格等に基づき、接
地線7を通流する最大許容電流を2500Aとし、配電
制御装置2,制御ケーブル5が耐え得る誘導電圧を一般
的な7.0KVとする。
地線7を通流する最大許容電流を2500Aとし、配電
制御装置2,制御ケーブル5が耐え得る誘導電圧を一般
的な7.0KVとする。
【0040】この場合、接地線7を2500Aの最大許
容電流が通流したときの実際の誘導電圧は、つぎの数4
の式から2500Vとして求まる。
容電流が通流したときの実際の誘導電圧は、つぎの数4
の式から2500Vとして求まる。
【0041】
【数4】 1000V×(2500A/1000A)=2500V
【0042】そして、数4の式から求まる誘導電圧(2
500V)が7.0KVより十分小さいため、この場合
は、配電制御装置2,制御ケーブル5が実用に耐える十
分な耐圧を有すると評価される。
500V)が7.0KVより十分小さいため、この場合
は、配電制御装置2,制御ケーブル5が実用に耐える十
分な耐圧を有すると評価される。
【0043】ところで、試験電流は電流測定手段12に
より測定され、実際には、電流測定手段12の測定電流
と、電圧測定手段17の測定電圧に基づく誘導電圧とに
より、数4の式と同様の式の演算から接地線7を最大許
容電流が通流したときに発生する誘導電圧を求めて配電
制御装置2,制御ケーブル5の耐圧評価が行われる。
より測定され、実際には、電流測定手段12の測定電流
と、電圧測定手段17の測定電圧に基づく誘導電圧とに
より、数4の式と同様の式の演算から接地線7を最大許
容電流が通流したときに発生する誘導電圧を求めて配電
制御装置2,制御ケーブル5の耐圧評価が行われる。
【0044】したがって、測定された誘導電圧に基づ
き、配電制御装置2,制御ケーブル5等の耐圧評価が極
めて容易に行える。なお、試験が終了すると、本装置は
柱上設備から取外される。
き、配電制御装置2,制御ケーブル5等の耐圧評価が極
めて容易に行える。なお、試験が終了すると、本装置は
柱上設備から取外される。
【0045】そして、本装置の取付け,取外しを容易に
するため、例えば、開閉器10の避雷器6側の配線端
部,コンデンサ11の大地側の配線端部及びコンデンサ
16の両端等はクリップ等により着脱自在に接続するこ
とが好ましい。
するため、例えば、開閉器10の避雷器6側の配線端
部,コンデンサ11の大地側の配線端部及びコンデンサ
16の両端等はクリップ等により着脱自在に接続するこ
とが好ましい。
【0046】また、電極15により制御ケーブル5の他
の部分を覆うようにしてもよく、電極15により覆われ
る制御ケーブル5の長さ(ケーブル長)は誘導電圧の大
きさ等を考慮して適当に設定すればよい。
の部分を覆うようにしてもよく、電極15により覆われ
る制御ケーブル5の長さ(ケーブル長)は誘導電圧の大
きさ等を考慮して適当に設定すればよい。
【0047】
【発明の効果】本発明は、以下に記載する効果を奏す
る。試験電流発生部9の試験開始用の開閉器10の投入
により試験電流発生用のコンデンサ11の放電に基づく
瞬時的な試験電流が避雷器6の接地端子と大地との間の
接地線7を通流する。
る。試験電流発生部9の試験開始用の開閉器10の投入
により試験電流発生用のコンデンサ11の放電に基づく
瞬時的な試験電流が避雷器6の接地端子と大地との間の
接地線7を通流する。
【0048】そして、この通流により制御ケーブル5に
生じた誘導電圧を制御ケーブル5,電極15間の容量と
分圧用のコンデンサ16とにより分圧し、制御ケーブル
5,電極15間の容量及び分圧用のコンデンサ16の容
量,電圧測定手段17の測定電圧から前記誘導電圧を求
めて測定し得るようにしたため、制御ケーブル5の取外
し等を行うことなく、周波数の高い瞬時的な試験電流を
接地線7に通流し、制御ケーブル5に試験的に誘導電圧
を発生してこの電圧を測定することができる。
生じた誘導電圧を制御ケーブル5,電極15間の容量と
分圧用のコンデンサ16とにより分圧し、制御ケーブル
5,電極15間の容量及び分圧用のコンデンサ16の容
量,電圧測定手段17の測定電圧から前記誘導電圧を求
めて測定し得るようにしたため、制御ケーブル5の取外
し等を行うことなく、周波数の高い瞬時的な試験電流を
接地線7に通流し、制御ケーブル5に試験的に誘導電圧
を発生してこの電圧を測定することができる。
【0049】したがって、従来は測定し得なかった電極
に柱上設備を設けた状態での接地線7の電流の通流に基
づく制御ケーブル5の試験的な誘導電圧の発生及びその
測定を容易にすることができ、この測定結果に基づき、
制御ケーブル5等の耐圧評価が行える。
に柱上設備を設けた状態での接地線7の電流の通流に基
づく制御ケーブル5の試験的な誘導電圧の発生及びその
測定を容易にすることができ、この測定結果に基づき、
制御ケーブル5等の耐圧評価が行える。
【図1】発明の実施の1形態の結線図である。
【図2】配電系統の柱上設備の結線図である。
【図3】図2の等価回路図である。
1 柱上開閉器 2 配電制御装置 4,7 接地線 5 制御ケーブル 6 避雷器 9 試験電流発生部 10 試験開始用の開閉器 11 試験電流用のコンデンサ 15 電極 16 分圧用のコンデンサ 17 電圧測定手段
Claims (1)
- 【請求項1】 柱上開閉器とともに電柱に設けられた配
電線保護用の避雷器の接地端子と大地との間に試験開始
用の開閉器と試験電流用のコンデンサとを直列接続して
形成された試験電流発生部と、 前記柱上開閉器と該開閉器を制御する配電制御装置との
間の制御ケーブルの表面を覆った電極と、 前記電極と接地された基準電位点との間に設けられた分
圧用のコンデンサと、 前記分圧用のコンデンサの端子間電圧を測定する電圧測
定用手段とを備え、 前記試験開始用の開閉器の投入により前記試験電流発生
用のコンデンサの放電に基づく試験電流を前記接地端子
と大地との間の前記避雷器の接地線に通流し、 前記接地線の前記試験電流の通流により前記制御ケーブ
ルに生じた誘導電圧を前記制御ケーブル,前記電極間の
容量と前記分圧用のコンデンサとにより分圧し、 前記制御ケーブル、前記電極間の容量及び前記分圧用の
コンデンサの容量,前記電圧測定手段の測定電圧から前
記誘導電圧を求めて測定し得るようにしたことを特徴と
する誘導電圧測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26230495A JPH0980113A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 誘導電圧測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26230495A JPH0980113A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 誘導電圧測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0980113A true JPH0980113A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=17373930
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26230495A Pending JPH0980113A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 誘導電圧測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0980113A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004102594A3 (en) * | 2003-05-19 | 2005-06-02 | Eugeniusz Smycz | Method and testing equipment for checking the operation of a lightning arrester |
-
1995
- 1995-09-14 JP JP26230495A patent/JPH0980113A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004102594A3 (en) * | 2003-05-19 | 2005-06-02 | Eugeniusz Smycz | Method and testing equipment for checking the operation of a lightning arrester |
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