JPH0980429A - バックライト及び光学シート - Google Patents

バックライト及び光学シート

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JPH0980429A
JPH0980429A JP7236684A JP23668495A JPH0980429A JP H0980429 A JPH0980429 A JP H0980429A JP 7236684 A JP7236684 A JP 7236684A JP 23668495 A JP23668495 A JP 23668495A JP H0980429 A JPH0980429 A JP H0980429A
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JP
Japan
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light
optical sheet
lenticular lens
guide plate
light source
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JP7236684A
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Inventor
Shinichiro Saito
真一郎 斉藤
Yuriko Murayama
由利子 村山
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 黒線が発生せず、しかも、正面輝度の高いバ
ックライトを提供することを課題とする。 【解決手段】 導光板10は、冷陰極管11からの光を
透過面12から外部に出射するための突起13を有し、
光学シート14の一方の面には、曲面の柱状レンズの集
合体からなる第1のレンチキュラーレンズ19を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示素子等を
後ろから照明するエッジライト方式のバックライト、特
に光学加工面を有する導光板を用いたバックライトに関
する。
【0002】
【従来の技術】導光板の反射面(導光板の液晶表示素子
と略平行な二つの面のうち、液晶表示素子と遠い面をい
う)に印刷ドットを施したものが使われていた。導光板
内部を進んできた光が印刷ドットにあたると、拡散し、
一部の光が導光板の外部に出る。しかし、このような印
刷ドットを使用すると、光の一部は印刷ドット部分で吸
収され、ロスが発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願出願人は印刷ドッ
トを用いた導光板の代用として、図17に示すように、
線状の光源としての冷陰極管1の光を一方向に出射する
導光板2の透過面にプリズム突起2bを形成したバック
ライトの検討を行った。
【0004】導光板2には、光学加工面が施されてお
り、導光板2から光を出す方法として、光の反射・屈折
作用を設計的に制御しているので、印刷ドットの導光板
よりも光ロスが少なくてすむという効果を得られた。
【0005】尚、本発明において、光学加工面とは設計
的に光の反射・屈折を制御している面のことをいう。印
刷ドットの施された面や粗面加工面はこれにあたらな
い。しかし、突起2bを設けた導光板2からの出射特性
として、透過面2aに対して斜め方向に出射するのが殆
どで、正面に出射する光は僅かである。この光を液晶表
示素子の観察者方向である正面方向に向けるために、表
面にプリズム形状のレンチキュラーレンズを形成した二
枚の光学シート3,4を配置した。
【0006】尚、本発明において、レンチキュラーレン
ズとは、単位レンズが稜線方向において、稜線と垂直な
形状断面が同一形状であり、また、稜線方向が互いに平
行になるように多数平面内に配列したものをいう。この
時、単位レンズ部の断面形状は問わないものとする。ま
た、異形状のレンズを混在させたり、稜線と稜線との間
隔をランダムピッチにしてもよい。
【0007】ところで、線状の光源として使用する冷陰
極管1は、端部が他の部分に比べて暗い。これは、スパ
ッタにより冷陰極管の端部の管壁が黒くなったり、端部
に非発光部分の電極があるからである。
【0008】一方、バックライトをコンパクトにするた
め冷陰極管の管長には制限があり、冷陰極管の管長と導
光板の入射幅とがほぼ等しいものを使うのが一般的であ
る。従って、上記構成のバックライトにおいては、正面
方向の輝度が高くなったが、図18に示すように有効画
面領域において、A,B部分のように斜めに表れる輝度の
低い線状の部分(以降、黒線という)が発生する。尚、本
図においては、冷陰極管は上部に配置されている。
【0009】これは、図17に示す構成のバックライト
には、光の拡散作用を持つものがなく、冷陰極管の非発
光部分がバックライト内を進んでも保存され、バックラ
イトを出射した光の強度の不連続点が存在し、黒線とな
って表れるのが原因である。
【0010】一方、印刷ドットを設けた導光板では、印
刷ドットが疑似点光源となるので、冷陰極管の非発光部
の影響を弱める作用をもつ。よって、黒線現象は表れな
い。図17に示すような光学加工面を有する導光板2で
は、黒線部分が発生し、しかも黒線部分の輝度がほぼ0
となってしまうため、導光板2のプリズム突起2bの形
成密度を高くしても、この黒線部分の輝度を高くするこ
とは難しい。
【0011】そこで、黒線を消すために、拡散シートを
導光板2と光学シート3との間に配置したり、光学シー
ト4と液晶表示素子との間に配置したりしたが、いずれ
の場合も拡散度の強い拡散シートを使わないと黒線が消
えないことがわかった。
【0012】さらに、拡散度の強い拡散シートは透過率
が必然的に小さくなるので、黒線が消えたとしても、正
面輝度が下がってしまうといった問題もあった。本発明
は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、
黒線が発生せず、しかも、正面輝度の高いバックライト
及び光学シートを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のバックライトは、線状の光源と、該光源の光を透過
面から出射する導光板と、導光板の透過面上に配置され
る光学シートとから構成され、液晶表示素子を照明する
エッジライト方式のバックライトにおいて、前記導光板
は、線状光源からの光を透過面から外部に出射するため
の光学加工面を有し、前記光学シートの一方の面には、
曲面の柱状レンズの集合体からなる第1のレンチキュラ
ーレンズを形成したものである。
【0014】尚、ここで、曲面とは、平行光を多方向に
屈折させる形状であり、円弧,楕円弧,正弦波,多数の直
線を多角形的につなげたもの,放物線等がある。但し、
製造の容易性を考慮すると、円弧,楕円弧,正弦波が望ま
しい。
【0015】線状の光源から出射された光は、光学加工
面を有した導光板の透過面(導光板の液晶表示素子と略
平行な二つの面のうち、液晶表示素子と近い面をいう)
から出射する。
【0016】導光板の透過面を出射した光は光学シート
に入り、曲面の柱状レンズの集合体からなる第1のレン
チキュラーレンズにより光は稜線と垂直方向において多
方向に屈折する。そして、光学シートを出射した光は液
晶表示素子を照明する。
【0017】本発明のバックライトにおいては、各光学
素子(導光板,光学シート)は、いずれも反射・屈折作用
を設計的に制御しているので、各光学素子での光のロス
が非常に少なく、輝度を高くすることができる。また、
光学シートの第1のレンチキュラーレンズにより、主に
レンズ稜線と垂直な断面において、光が多方向に屈折さ
れるので、正面輝度の低下を防ぎつつ、黒線の発生を防
止する。
【0018】ここで、前記導光板の光学加工面は、単位
面積当たりに対する投影面積が光源から遠ざかるにつれ
て概ね大きくなるプリズム突起を有する面であることが
望ましい。
【0019】このように構成することで、導光板の透過
面から出射する光は、斜め方向に向き、しかも、光量は
光源からの距離に関わらず略一定とすることが可能とな
る。また、前記光学シートの他方の面には、光源の長手
方向と略平行に延出し、光を液晶表示素子方向に向ける
第2のレンチキュラーレンズを形成することが望まし
い。
【0020】このように構成することで、導光板の透過
面から出射した斜め方向の光は、液晶表示素子の正面方
向となる。ここで、第2のレンチキュラーレンズは、光
学シートの導光板と対向する面に、即ち、第1のレンチ
キュラーレンズを線状光源から光学的に遠い距離に配置
する方が黒線を効果的に防止できる。
【0021】また、前記光学シートは、二枚のシートを
重ね合せた形状であってもよい。光学シートの第2のレ
ンチキュラーレンズの一例として、断面形状はプリズム
状であり、プリズム頂角が60度以上75度以下のものがあ
る。
【0022】光学シートの第1レンチキュラーレンズ
は、垂直に光が入射した場合に、入射箇所によって境界
面での屈折後の光の進行方向が大きく異なる形状である
ものが好ましく、このような第1のレンチキュラーレン
ズの断面形状の一例としては、楕円がある。
【0023】また、前記光学シートの第1のレンチキュ
ラーレンズは、光源と非平行方向に延出することが望ま
しい。装置をコンパクトにするために、前記線状光源の
発光幅より前記導光板の入射幅の方が大きいことが望ま
しい。
【0024】第2の発明の光学シートは、一方の面に、
光を多方向に屈折させる第1のレンチキュラーレンズを
形成し、他方の面に、前記第1のレンチキュラーレンズ
と交差する方向に延出し、光を所定の方向に向ける第2
のレンチキュラーレンズを形成したものである。
【0025】前記光学シートの具体的な構成の一例とし
ては、前記第1のレンチキュラーレンズが楕円形状であ
り、第2のレンチキュラーレンズがプリズムであり、前
記プリズムのプリズム頂角が60度以上75度以下のものが
ある。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態例の構
成図、図2は図1におけるY-Y'方向断面図、図3は図1
におけるX-X'方向の断面図、図4は図1における液晶表
示素子を除いた上面図である。
【0027】これらの図において、11は線状の光源と
しての冷陰極管、10は冷陰極管11からの光を一方向
に出射する導光板である。尚、図4に示すように、本実
施の形態例での冷陰極管11の発光幅(図4において斜
線部分以外の部分)は、導光板10の入射幅より若干小
さく設定されている。
【0028】導光板10の透過面12上には、冷陰極管
11と略平行に延出するプリズム状の微小な突起13が
形成されている。14は導光板10から出た光を、液晶
表示素子17の正面方向へ屈折させる光学シートであ
る。光学シート14は二枚の光学シート15,16が重
ね合せて構成されている。
【0029】光学シート15の導光板10と対向する面
には、冷陰極管11の長手方向と略平行に延出し、光を
液晶表示素子17方向に向けるプリズム状の柱状レンズ
の集合体からなる第2のレンチキュラーレンズ18が形
成されている。
【0030】光学シート16の液晶表示素子17に対向
する面には、冷陰極管11の長手方向と略直交するする
方向に延出し、光を多方向に屈折させる曲面の柱状レン
ズの集合体からなる第1のレンチキュラーレンズ19が
形成されている。
【0031】ここで、導光板10は、内部透過率の高い
材質が良い。また、微小な突起13を形成するには導光
板10を成形法により作るのが好ましく、材質としては
プラスチックが良い。さらに分散を考えるとアクリルが
より好ましい。
【0032】突起13の透過面12への単位面積(1mm2)
の投影面積は、冷陰極管11から離れるにしたがって概
ね増加している。ここで、投影面積とは図5に示すよう
に、透過面12を垂直方向から観察した場合に、1mm2
矩形内で突起と観察される部分の面積(図5において斜
線部分)の総和である。
【0033】また、本実施の形態例では、突起13の投
影面積を図6に示すように、冷陰極管11から離れるに
したがって増加させている。投影面積を増加させる方法
としては、ピッチを概ね狭めていったり、突起13の幅
を概ね広げている。実際には160[mm]あたり1500本の
突起13を形成した。
【0034】突起13のY-Y'方向における断面形状は、
図7に示すように、光源側突起斜面21と反光源側突起
斜面22とからなる。光源側突起斜面21と透過面12
とのなす角は153度、反光源側突起斜面22と透過面1
2とのなす角は92度、突起頂角は65度に形成した。
【0035】そして、突起13のピッチ(Pi)はランダム
ピッチであり、突起13の幅(Di)もランダムに形成し
た。また、突起13は冷陰極管11の長さ方向におい
て、突起13の高さが変化しており、導光板10の端の
方が中央部よりも高く形成されている。
【0036】導光板10は頂角65度のダイヤモンドバイ
トで平面加工した金型をNC旋盤で溝を切削加工する。固
定された平面金型に対して、ダイヤモンドバイトは直線
上を動き、且つ、ある位置での切込み量T(X)を制御して
いる。この金型を用いて、射出成形により突起が設けら
れた導光板10が形成される。このように、導光板10
の金型加工はNC旋盤で行うことで、突起13のピッチと
幅はミクロンオーダーでの設計値を加工実現できる。
【0037】光学シートの15の第2のレンチキュラー
レンズ18の断面形状は図1及び図2に示すように、二
等辺三角形とした。また、光学シート16の第1のレン
チキュラーレンズ19の断面形状は、図1及び図3に示
すように楕円状とした。
【0038】次に、上記構成の動作原理を説明する。冷
陰極管11を出射した光は、導光板11の入射面11a
から導光板11内部を進む。導光板11の屈折率と空気
の屈折率とに開きがあるため、突起13にあたる以外
は、導光板内を全反射しながら進んで行く。ここで、突
起13にあたった光は、導光板10から外部に出る。
【0039】すなわち、反光源側突起斜面22にあたっ
た光は直接に、また、光源側突起斜面21にあたった光
はこの斜面で全反射し、反光源側突起斜面22にぶつか
って、外部に出射する。この時、出射する光の向きは液
晶表示素子17に対して斜め方向となる。
【0040】導光板10の透過面12を出射した光は、
光学シート14第2のレンチキュラーレンズ18によ
り、液晶表示素子17に対して略正面方向に向き、第1
のレンチキュラーレンズ19により、光は多方向に屈折
して出射し、液晶表示素子17を照明する。
【0041】尚、導光板11の有効画面領域中心部分の
Y-Y'方向の輝度の配向特性を図8に、導光板11の有効
画面領域中心部分のX-X'方向の輝度の配向特性を図9に
示す。
【0042】上記構成によれば、下記のような効果を得
ることができる。 (1) 導光板10の内部を進んでいく光の量は、冷陰極管
11から遠ざかるにつれて減少するが、突起13の投影
面積が冷陰極管11から遠ざかるにつれて増加するの
で、透過面12から出る光の量は略一定する。
【0043】(2) 光学素子(導光板10,光学シート1
4)は、いずれも設計的に反射・屈折作用を制御してい
るので、各光学素子での光のロスが非常に少なく、輝度
を高くすることができる。
【0044】(3) 光学シート16の第1のレンチキュラ
ーレンズ19により、レンズ稜線と垂直方向で光が多方
向に屈折されるので、正面輝度の低下を防ぎつつ、黒線
の発生を防止することができる。
【0045】(4) 冷陰極管11の発光幅を導光板10の
入射幅より小さく設定したことにより、装置をコンパク
トにできる。次に、図10を用いて本発明の第2の実施
の形態例を説明する。尚、第1の実施の形態例と同一部
分には同一符号を付し、それらの説明は省略する。
【0046】本実施の形態例と第1の実施の形態例との
相違点は、第1のレンチキュラーレンズ29が形成され
た光学シート26である。即ち、第1の実施の形態例の
第1のレンチキュラーレンズ19は冷陰極管11の長手
方向と略直交する方向に延出していたが、本実施の形態
例の第1のレンチキュラーレンズ29は冷陰極管11と
非直交方向に延出する。
【0047】このような構成においても、第1の実施の
形態例と同様な効果をえることができる。尚、本発明は
上記実施の形態例に限定されるものではない。
【0048】(1) 第1のレンチキュラーレンズ19の断
面形状は楕円に限定するものではなく、図11(a)〜(e)
に示すように様々な形状のものが可能である。 (2) プリズム突起を導光板の反射面に設け、導光板の下
に反射シートを設置したバックライトでも、曲面の第1
のレンチキュラーレンズを用いることで、黒線の発生を
防止することができる。
【0049】
【実施例】本願発明者は、本発明のバックライトの効果
を確認するために、下記のような実験を行なった。
【0050】図12に示すような構成で行なった。尚、
第1及び第2の実施の形態例と同一部分には、同一符号
を付し説明は省略する。図において、40は拡散シート
A、43は拡散シートB、41は光学シートA、42は光
学シートBである。
【0051】(1) 導光板10 外形寸法は、図2及び図4に示すように、冷陰極管11
の長さ方向と平行な長さ(入射幅)が217[mm]、垂直な長
さが170[mm]、入射面10aの高さが3[mm]、反入射面1
0bの高さが1.2[mm]の略直方体である。また、有効画
面領域の大きさは210×160[mm]である。又、導光板10
の突起13の幅を図13のように設定した。
【0052】(2) 光学シートA41,光学シートB42 光学シート41,42としては、下記の仕様のものを用
いた。 1. 二等辺三角形のプリズムで、頂角63度,頂角68度の第
2のレンチキュラーレンズが形成された光学シート 2. 断面形が楕円の第1のレンチキュラーレンズが形成
された光学シート(住友化学工業(株)製の「ルミスルー
R」) 3. 二等辺三角形のプリズムで、頂角90度のレンチキュ
ラーレンズが形成された光学シート(住友スリーエム
(株)の「BEF90」) (3) 拡散シートA40,拡散シートB43 PCD,D117,D116 (株)辻本電機製作所 (4) 冷陰極管11 ハリソン電機(株) HMBS26BWE225C (5) インバータ ハリソン電機(株) HIU-714 (管電流 4.0[mA]) (6) 測定輝度計 (株)トプコンBM-7 (測定距離:50[cm],測定角度:0.2
[度]) そして、図14に示すような組合せで、光学シート上の
有効画面領域の平均輝度及び黒線の発生の有無を調べ
た。この図からわかるように、比較例6のように、光学
シートAとして、頂角63度のプリズム状のレンチキュラ
ーレンズが形成されたものを用い、光学シートBとし
て、頂角90度のプリズム状のレンチキュラーレンズが形
成されたものを用いた場合の平均輝度は高い。しかしな
がら、黒線が発生する。
【0053】このような組合せで、拡散シートA,Bを適
宜選択すると、黒線が消える場合(比較例2)があるが、
平均輝度はかなり低下する。一方、実施例のように、光
学シートAとして頂角68度のプリズム状のレンチキュラ
ーレンズが形成されたものを用い、光学シートBとして
は、断面形状が楕円のレンチキュラーレンズを用いたも
のは、平均輝度も高く、しかも拡散シートを用いずとも
黒線の発生が無いことが確認された。
【0054】又、比較例7に示すように、光学シートAと
光学シートBのレンチキュラーレンズの稜線を略一致さ
せると、平均輝度は低く、又、黒線も発生することが確
認された。
【0055】更に、実施例において、光学シートAを固
定し、光学シートBのみを回転させ、黒線の発生が△に
なる角度を調べると、±74度以上回転させると△になる
事を確認した。尚、ここで、図4の導光板の入射幅の左
上部を回転中心として、時計方向の回転角を+,反時計方
向の回転角を-とする。
【0056】更に又、実施例において、光学シートBを
固定し、光学シートAのみを回転させ、黒線の発生が△
になる角度を調べると、-45度以上又は、+30度以上回転
させると△になる事を確認した。
【0057】更に、光学シートA,光学シートBの稜線が
垂直に保ちながら同時二回転させた場合には、-70度以
上又は+75度以上回転させると、△になることを確認し
た。尚、図15に実施例における光学シート上の正面方
向の輝度分布を示す。
【0058】図16に実施例において、光学シートAを
固定し、光学シートBのみを-30度回転させた場合(第2
の実施の形態例に相当)の光学シート上の輝度分布を示
す。この二つの図から、第1のレンチキュラーレンズの
稜線と第2のレンチキュラーレンズの稜線とは略直交状
態にあるときが一番輝度が高いことがわかる。
【0059】
【発明の効果】以上述べたように本発明のバックライト
及び光学シートによれば、各光学素子(導光板,光学シー
ト)は、いずれも設計的に反射・屈折作用を制御してい
るので、各光学素子での光のロスが非常に少なく、輝度
を高くすることができる。
【0060】また、光学シートの第1のレンチキュラー
レンズにより、レンズ稜線が垂直断面において光が多方
向に屈折されるので、輝度の低下を防ぎつつ、黒線の発
生を防止することができる。
【0061】ここで、前記導光板の光学加工面は、単位
面積当たりに対する投影面積が光源から遠ざかるにつれ
て概ね大きくなるプリズム突起を有する面にしたことに
より、導光板の透過面から出射する光は、斜め方向に向
き、しかも、光量は光源からの距離に関わらず略一定と
することが可能となる。
【0062】また、前記光学シートの他方の面には、光
源の長手方向と略平行に延出し、光を液晶表示素子方向
に向ける第2のレンチキュラーレンズを形成することに
より、導光板の透過面から出射した斜め方向の光は、液
晶表示素子の正面方向となる。
【0063】ここで、光学シートの導光板の透過面と対
向する面に前記第1のレンチキュラーレンズを形成する
ことにより、即ち、第1のレンチキュラーレンズが光源
から光学的に遠く配置されるので、効果的に黒線の発生
を防止できる。
【0064】前記線状光源の発光幅より前記導光板の入
射幅の方が大きくしたことにより、装置をコンパクトに
することができる。光学シートを一枚にすることがで
き、バックライトの部品点数の削減が計れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態例の構成図である。
【図2】図1におけるY-Y'方向断面図である。
【図3】図1におけるX-X'方向の断面図である。
【図4】図1における液晶表示素子を除いた上面図であ
る。
【図5】図1における突起の投影面積の説明図である。
【図6】図1における突起の投影面積と入射面からの距
離との関係を説明する図である。
【図7】図1における突起の拡大図である。
【図8】図1における導光板のY-Y'方向の輝度の配向特
性図である。
【図9】図1における導光板のX-X'方向の輝度の配向特
性図である。
【図10】第2の実施の形態例の構成図である。
【図11】第1のレンチキュラーレンズの断面形状の他
の例を示す図である。
【図12】実施例の構成図である。
【図13】図12における導光板の突起の幅の変化を説
明する図である。
【図14】実施例の実験結果を示す図である。
【図15】実施例の輝度分布を説明する図である。
【図16】他の実験の輝度分布を説明する図である。
【図17】従来のバックライトの構成図である。
【図18】図18の輝度分布を説明する図である。
【符号の説明】
10 導光板 11 冷陰極管 12 透過面 13 突起 14,15,16 光学シート 19 第1のレンチキュラーレンズ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線状の光源と、該光源の光を透過面から
    出射する導光板と、導光板の透過面上に配置される光学
    シートとから構成され、液晶表示素子を照明するエッジ
    ライト方式のバックライトにおいて、 前記導光板は、線状光源からの光を透過面から外部に出
    射するための光学加工面を有し、 前記光学シートの一方の面には、曲面状の柱状レンズの
    集合体からなる第1のレンチキュラーレンズを形成した
    ことを特徴とするバックライト。
  2. 【請求項2】 前記導光板の光学加工面は、単位面積当
    たりに対する投影面積が光源から遠ざかるにつれて概ね
    大きくなるプリズム突起を有する面であることを特徴と
    する請求項1記載のバックライト。
  3. 【請求項3】 前記光学シートの他方の面には、光を液
    晶表示素子方向に向ける第2のレンチキュラーレンズを
    形成したことを特徴とする請求項1または2記載のバッ
    クライト。
  4. 【請求項4】 前記光学シートの導光板の透過面と対向
    する面に前記第2のレンチキュラーレンズを形成したこ
    とを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の記載の
    バックライト。
  5. 【請求項5】 前記光学シートは、二枚のシートを重ね
    合せたことを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載
    のバックライト。
  6. 【請求項6】 前記光学シートの第2のレンチキュラー
    レンズの断面形状はプリズム状であり、プリズム頂角が
    60度以上75度以下であることを特徴とする請求項1乃至
    5いずれかに記載のバックライト。
  7. 【請求項7】 前記第1のレンチキュラーレンズは、垂
    直に光が入射した場合に、入射箇所によって境界面での
    屈折後の光の進行方向が大きく異なる形状であることを
    特徴とする請求項1乃至6いずれかに記載のバックライ
    ト。
  8. 【請求項8】 前記第1のレンチキュラーレンズの断面
    形状は、楕円状であることを特徴とする請求項1乃至7
    いずれかに記載のバックライト。
  9. 【請求項9】 前記光学シートの第1のレンチキュラー
    レンズは、光源と非平行方向に延出することを特徴とす
    る請求項1乃至8いずれかに記載のバックライト。
  10. 【請求項10】 前記線状光源の発光幅より前記導光板
    の入射幅の方が大きいことを特徴とする請求項1乃至9
    いずれかに記載のバックライト。
  11. 【請求項11】 一方の面に、光を多方向に屈折させる
    第1のレンチキュラーレンズを形成し、 他方の面に、前記第1のレンチキュラーレンズと交差す
    る方向に延出し、光を所定の方向に向ける第2のレンチ
    キュラーレンズを形成したことを特徴とする光学シー
    ト。
  12. 【請求項12】 前記光学シートは、前記第1のレンチ
    キュラーレンズが楕円形状であり、第2のレンチキュラ
    ーレンズがプリズムであり、前記プリズムのプリズム頂
    角が60度以上75度以下であることを特徴とする請求項1
    1記載の光学シート。
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