JPH0981062A - 表示方法 - Google Patents
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- JPH0981062A JPH0981062A JP25690895A JP25690895A JPH0981062A JP H0981062 A JPH0981062 A JP H0981062A JP 25690895 A JP25690895 A JP 25690895A JP 25690895 A JP25690895 A JP 25690895A JP H0981062 A JPH0981062 A JP H0981062A
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- film
- retardation
- polarizing plate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 視覚・非視覚状態の変換が容易で可逆性に優
れ、特別な装置による特殊な操作の必要なく視覚化でき
て、乾式による取扱性にも優れる表示方法を得ること。 【構成】 位相差を相違させた領域にて表示内容(1
1)を形成し、その領域を偏光板(2)を介して視覚化
する表示方法。 【効果】 表示内容を形成した母体を偏光板を介して視
認することで位相差の相違に基づき発色の相違が現れて
視覚化でき、その偏光板の有無で視覚・非視覚状態を容
易に変換でき、位相差の相違状態の制御で2色以上の異
発色状態による表示も容易に実現できる。
れ、特別な装置による特殊な操作の必要なく視覚化でき
て、乾式による取扱性にも優れる表示方法を得ること。 【構成】 位相差を相違させた領域にて表示内容(1
1)を形成し、その領域を偏光板(2)を介して視覚化
する表示方法。 【効果】 表示内容を形成した母体を偏光板を介して視
認することで位相差の相違に基づき発色の相違が現れて
視覚化でき、その偏光板の有無で視覚・非視覚状態を容
易に変換でき、位相差の相違状態の制御で2色以上の異
発色状態による表示も容易に実現できる。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、位相差フィルムにおける
位相差の部分的相違を偏光板を介し視覚化して視認する
ようにした表示方法に関する。
位相差の部分的相違を偏光板を介し視覚化して視認する
ようにした表示方法に関する。
【0002】
【背景技術】従来、特殊な操作を介して表示内容を視認
するようにした表示方法としては、紙等からなる印刷用
紙にインクを介して表示内容を印刷し、その上に銀色塗
膜を設けて目隠し、その塗膜を擦ることにより除去して
表示内容を視認するようにしたスクラッチ印刷による表
示方法や、紙面に凹部からなる表示内容を付与してそれ
を鉛筆塗で現れるようにしたデコマット印刷による表示
方法、あるいはホログラム印刷による表示方法、紫外線
や水に応答する特殊インクで表示内容を印刷してそれを
紫外線照射や水との接触で視認するようにしたホトクロ
ミック印刷やアクアフィック印刷による表示方法が知ら
れていた。
するようにした表示方法としては、紙等からなる印刷用
紙にインクを介して表示内容を印刷し、その上に銀色塗
膜を設けて目隠し、その塗膜を擦ることにより除去して
表示内容を視認するようにしたスクラッチ印刷による表
示方法や、紙面に凹部からなる表示内容を付与してそれ
を鉛筆塗で現れるようにしたデコマット印刷による表示
方法、あるいはホログラム印刷による表示方法、紫外線
や水に応答する特殊インクで表示内容を印刷してそれを
紫外線照射や水との接触で視認するようにしたホトクロ
ミック印刷やアクアフィック印刷による表示方法が知ら
れていた。
【0003】しかしながら、スクラッチ印刷やデコマッ
ト印刷による方法では、一旦視覚化状態とした後に再度
非視覚状態とすることが困難で可逆性に乏しいし、ホロ
グラム印刷やホトクロミック印刷による方法では表示内
容の視覚化に特別な装置による特殊な操作を必要とし、
アクアフィック印刷では水濡れ状態での視認で取扱性に
乏しい問題点などがあった。
ト印刷による方法では、一旦視覚化状態とした後に再度
非視覚状態とすることが困難で可逆性に乏しいし、ホロ
グラム印刷やホトクロミック印刷による方法では表示内
容の視覚化に特別な装置による特殊な操作を必要とし、
アクアフィック印刷では水濡れ状態での視認で取扱性に
乏しい問題点などがあった。
【0004】
【発明の技術的課題】本発明は、視覚・非視覚状態の変
換が容易で可逆性に優れ、特別な装置による特殊な操作
の必要なく視覚化できて、乾式による取扱性にも優れる
表示方法の開発を目的とする。
換が容易で可逆性に優れ、特別な装置による特殊な操作
の必要なく視覚化できて、乾式による取扱性にも優れる
表示方法の開発を目的とする。
【0005】
【課題の解決手段】本発明は、位相差を相違させた領域
にて表示内容を形成し、その領域を偏光板を介して視覚
化することを特徴とする表示方法を提供するものであ
る。
にて表示内容を形成し、その領域を偏光板を介して視覚
化することを特徴とする表示方法を提供するものであ
る。
【0006】
【発明の効果】上記の構成によれば、表示内容を形成し
た母体を偏光板を介して視認することで位相差の相違に
基づき発色の相違が現れて視覚化でき、その偏光板の有
無で視覚・非視覚状態を容易に変換できて可逆性に優れ
ると共に、乾式状態であることにより取扱性にも優れて
いる。従って特別な装置による特殊な操作の必要なく視
覚化することができる。また、位相差の相違状態の制御
で2色以上の異発色状態による表示も容易に実現するこ
とができる。
た母体を偏光板を介して視認することで位相差の相違に
基づき発色の相違が現れて視覚化でき、その偏光板の有
無で視覚・非視覚状態を容易に変換できて可逆性に優れ
ると共に、乾式状態であることにより取扱性にも優れて
いる。従って特別な装置による特殊な操作の必要なく視
覚化することができる。また、位相差の相違状態の制御
で2色以上の異発色状態による表示も容易に実現するこ
とができる。
【0007】
【発明の実施形態】本発明の表示方法は、位相差を相違
させた領域にて表示内容を形成し、その領域を偏光板を
介し視覚化して視認するようにしたものである。その例
を図1(a),(b)に示した。1が位相差を相違させ
た領域にて表示内容11を形成した母体、2が偏光板で
ある。図例から明らかな如く、位相差を相違させた領域
からなる表示内容11は、偏光板を介することで視覚化
でき(b)、偏光板がない場合にはその位相差相違の視
認が困難で視覚できない(a)。
させた領域にて表示内容を形成し、その領域を偏光板を
介し視覚化して視認するようにしたものである。その例
を図1(a),(b)に示した。1が位相差を相違させ
た領域にて表示内容11を形成した母体、2が偏光板で
ある。図例から明らかな如く、位相差を相違させた領域
からなる表示内容11は、偏光板を介することで視覚化
でき(b)、偏光板がない場合にはその位相差相違の視
認が困難で視覚できない(a)。
【0008】本発明において位相差を相違させた領域の
形成は、適宜な方式にて行うことができ、その形成方式
について特に限定はない。ちなみにその例としては、位
相差フィルムに位相差相違の領域を書き込み方式等にて
直接形成する方式、重畳式や打ち抜き式等による厚さの
相違にて位相差相違の領域を形成する方式などがあげら
れる。また同種又は異種の位相差を示す層をその光軸の
交差状態を変えて重畳する方式にても位相差の相違状態
を形成でき、この場合には重畳式にて均一厚の表示母体
を形成することができる。
形成は、適宜な方式にて行うことができ、その形成方式
について特に限定はない。ちなみにその例としては、位
相差フィルムに位相差相違の領域を書き込み方式等にて
直接形成する方式、重畳式や打ち抜き式等による厚さの
相違にて位相差相違の領域を形成する方式などがあげら
れる。また同種又は異種の位相差を示す層をその光軸の
交差状態を変えて重畳する方式にても位相差の相違状態
を形成でき、この場合には重畳式にて均一厚の表示母体
を形成することができる。
【0009】また前記した後者のうちの重畳方式におい
ても、位相差板や等方性シート等からなるベースに位相
差を示す層を部分的に付設して重畳させる方式や、位相
差フィルムの切断片を部分的に配置して保護フィルムで
カバーする方式などの適宜な方式を採りうる。なお位相
差を示す層は、ガラス系やプラスチック系等の位相差板
や液晶などの適宜な複屈折性物質にて形成することがで
きる。
ても、位相差板や等方性シート等からなるベースに位相
差を示す層を部分的に付設して重畳させる方式や、位相
差フィルムの切断片を部分的に配置して保護フィルムで
カバーする方式などの適宜な方式を採りうる。なお位相
差を示す層は、ガラス系やプラスチック系等の位相差板
や液晶などの適宜な複屈折性物質にて形成することがで
きる。
【0010】形成効率等の点より好ましい位相差相違領
域の形成方式は、位相差フィルムに位相差相違の領域を
書き込み方式等にて直接形成し、位相差フィルムにおけ
る位相差を部分的に相違させて表示内容を形成する方式
である。従ってこの場合には、位相差フィルムの位相差
を部分的に相違させる簡単な操作を介して表示母体を形
成することができる利点がある。
域の形成方式は、位相差フィルムに位相差相違の領域を
書き込み方式等にて直接形成し、位相差フィルムにおけ
る位相差を部分的に相違させて表示内容を形成する方式
である。従ってこの場合には、位相差フィルムの位相差
を部分的に相違させる簡単な操作を介して表示母体を形
成することができる利点がある。
【0011】さらに前記の場合に、その位相差フィルム
としては延伸フィルムが特に好ましく用いうる。この場
合には、延伸フィルムにおける分子配向度を部分的に相
違させることにより位相差の相違をもたせることがで
き、その分子配向度の部分的相違を熱又は/及び浸透性
薬剤にて容易に付与できて、複雑な表示内容も容易、か
つ効率的に形成しうる利点などを有している。
としては延伸フィルムが特に好ましく用いうる。この場
合には、延伸フィルムにおける分子配向度を部分的に相
違させることにより位相差の相違をもたせることがで
き、その分子配向度の部分的相違を熱又は/及び浸透性
薬剤にて容易に付与できて、複雑な表示内容も容易、か
つ効率的に形成しうる利点などを有している。
【0012】前記の熱又は/及び浸透性薬剤にて分子配
向度を部分的に相違させる方式は、例えば延伸フィルム
にガラス転移温度(熱変形温度)以上の熱を部分的に付
与する方式にて達成しうる。この場合には、当該熱で延
伸フィルムにおける分子配向度が部分的に低下し、これ
により位相差が部分的に相違する。
向度を部分的に相違させる方式は、例えば延伸フィルム
にガラス転移温度(熱変形温度)以上の熱を部分的に付
与する方式にて達成しうる。この場合には、当該熱で延
伸フィルムにおける分子配向度が部分的に低下し、これ
により位相差が部分的に相違する。
【0013】一方、延伸フィルムに浸透性薬剤、例えば
延伸フィルムを溶解又は膨潤させうる薬液を部分的に施
与する方式にても延伸フィルムの分子配向度を部分的に
相違させうる。この場合には、当該薬剤の浸透で延伸フ
ィルムの分子配向度が部分的に低下し、これにより位相
差が部分的に相違する。前記の熱又は/及び浸透性薬剤
による方式によれば、単層の連続フィルムからなる表示
母体を得ることも容易である。
延伸フィルムを溶解又は膨潤させうる薬液を部分的に施
与する方式にても延伸フィルムの分子配向度を部分的に
相違させうる。この場合には、当該薬剤の浸透で延伸フ
ィルムの分子配向度が部分的に低下し、これにより位相
差が部分的に相違する。前記の熱又は/及び浸透性薬剤
による方式によれば、単層の連続フィルムからなる表示
母体を得ることも容易である。
【0014】延伸フィルムは、例えば高分子フィルムを
一軸又は二軸等の適宜な方式で延伸処理することにより
得ることができる。位相差制御の点などよりは、分子が
可及的に均一に配向するなどして位相差の均一性に優れ
る延伸フィルムが好ましく用いうる。従って従来の位相
差フィルムのいずれも用いうる。延伸フィルムを形成す
る高分子フィルムとしては、透明なプラスチックからな
る適宜なフィルムを用いることができ、特に限定はな
い。
一軸又は二軸等の適宜な方式で延伸処理することにより
得ることができる。位相差制御の点などよりは、分子が
可及的に均一に配向するなどして位相差の均一性に優れ
る延伸フィルムが好ましく用いうる。従って従来の位相
差フィルムのいずれも用いうる。延伸フィルムを形成す
る高分子フィルムとしては、透明なプラスチックからな
る適宜なフィルムを用いることができ、特に限定はな
い。
【0015】ちなみに前記高分子フィルムの例として
は、ポリカーボネート系高分子、ポリアリレートやポリ
エチレンテレフタレートの如きポリエステル系高分子、
ポリイミド系高分子、ポリスルホン系高分子、ポリエー
テルスルホン系高分子、ポリスチレン系高分子、ポリエ
チレンやポリプロピレンの如きポリオレフィン系高分
子、ポリビニルアルコール系高分子、酢酸セルロース系
高分子、ポリ塩化ビニル系高分子、ポリメチルメタクリ
レート系高分子等の熱可塑性ポリマーなどからなるフィ
ルムがあげられる。また液晶ポリマーからなるフィルム
などもあげられる。
は、ポリカーボネート系高分子、ポリアリレートやポリ
エチレンテレフタレートの如きポリエステル系高分子、
ポリイミド系高分子、ポリスルホン系高分子、ポリエー
テルスルホン系高分子、ポリスチレン系高分子、ポリエ
チレンやポリプロピレンの如きポリオレフィン系高分
子、ポリビニルアルコール系高分子、酢酸セルロース系
高分子、ポリ塩化ビニル系高分子、ポリメチルメタクリ
レート系高分子等の熱可塑性ポリマーなどからなるフィ
ルムがあげられる。また液晶ポリマーからなるフィルム
などもあげられる。
【0016】なお前記の熱又は/及び浸透性薬剤による
延伸フィルムの分子配向度の低下操作において、熱の付
与方式や浸透性薬剤の施与方式については特に限定はな
く、例えば熱源を介した加熱方式や放電を介した熱の付
与方式、あるいは有機溶剤等の延伸フィルムに浸透性の
薬剤の施与方式などの適宜な方式を採ることができ、熱
の付与と薬剤の施与の両方式を併用することもできる。
延伸フィルムの分子配向度の低下操作において、熱の付
与方式や浸透性薬剤の施与方式については特に限定はな
く、例えば熱源を介した加熱方式や放電を介した熱の付
与方式、あるいは有機溶剤等の延伸フィルムに浸透性の
薬剤の施与方式などの適宜な方式を採ることができ、熱
の付与と薬剤の施与の両方式を併用することもできる。
【0017】位相差の相違領域として形成する表示内容
については、特に限定はなく、使用目的に応じて適宜に
決定することができる。ちなみに、文字や図形や記号等
を利用して文や絵柄、識別マークやストライプ状、格子
状、市松模様状等のその他のパターンなどからなる適宜
な表示内容を形成することができる。またその形成手段
としても、手書き方式やプリンタによる方式、印刷機に
よる方式などの適宜な手段を採ることができる。
については、特に限定はなく、使用目的に応じて適宜に
決定することができる。ちなみに、文字や図形や記号等
を利用して文や絵柄、識別マークやストライプ状、格子
状、市松模様状等のその他のパターンなどからなる適宜
な表示内容を形成することができる。またその形成手段
としても、手書き方式やプリンタによる方式、印刷機に
よる方式などの適宜な手段を採ることができる。
【0018】上記した延伸フィルムを熱又は/及び浸透
性薬剤にて処理する方式においては、微細パターンの効
率的形成の点などより、熱転写式プリンタやインクジェ
ット式プリンタなどの適宜な加熱式又は薬剤噴射式のプ
リンタにて熱の付与又は薬剤の施与を行う方式が好まし
い。またレーザ光線による加熱方式やスタンプ式等のプ
レス加熱方式、あるいはマスク法や印刷法等にて薬剤を
塗布する方式などにても微細パターン等の所望の表示内
容を効率的に形成することができる。ちなみに上記した
各種のプリンタ等を介して、1/1000〜1/100
mm2程度の微細な領域の形成も容易である。
性薬剤にて処理する方式においては、微細パターンの効
率的形成の点などより、熱転写式プリンタやインクジェ
ット式プリンタなどの適宜な加熱式又は薬剤噴射式のプ
リンタにて熱の付与又は薬剤の施与を行う方式が好まし
い。またレーザ光線による加熱方式やスタンプ式等のプ
レス加熱方式、あるいはマスク法や印刷法等にて薬剤を
塗布する方式などにても微細パターン等の所望の表示内
容を効率的に形成することができる。ちなみに上記した
各種のプリンタ等を介して、1/1000〜1/100
mm2程度の微細な領域の形成も容易である。
【0019】前記の場合、延伸フィルムにおける分子配
向度を低下させて位相差を変化させる領域は、目的とす
る表示内容位置の領域であってもよいし、目的とする表
示内容位置以外の領域、すなわち目的とする表示内容位
置の領域は元の延伸フィルムにおける分子配向度で残存
し、その位置以外の領域が分子配向度の低下した領域で
あってもよい。後者の分子配向度の低下操作は、例えば
目的とする位置領域をレジスト等でマスキングして熱又
は薬剤で処理する方式などにより行うことができる。
向度を低下させて位相差を変化させる領域は、目的とす
る表示内容位置の領域であってもよいし、目的とする表
示内容位置以外の領域、すなわち目的とする表示内容位
置の領域は元の延伸フィルムにおける分子配向度で残存
し、その位置以外の領域が分子配向度の低下した領域で
あってもよい。後者の分子配向度の低下操作は、例えば
目的とする位置領域をレジスト等でマスキングして熱又
は薬剤で処理する方式などにより行うことができる。
【0020】なお、表示内容を形成する領域にもたせる
位相差については特に限定はない。偏光板を介した発色
による表示内容の視覚化などの点よりは、300〜70
0nmの範囲の位相差をもたせることが好ましい。本発明
においては、もたせる位相差の相違を2段階以上とする
ことで、発色相違による2色以上の表示内容を形成する
こともできる。
位相差については特に限定はない。偏光板を介した発色
による表示内容の視覚化などの点よりは、300〜70
0nmの範囲の位相差をもたせることが好ましい。本発明
においては、もたせる位相差の相違を2段階以上とする
ことで、発色相違による2色以上の表示内容を形成する
こともできる。
【0021】上記した分子配向度を低下させる方式で位
相差相違の領域を形成する場合、位相差は分子配向度を
低下させる程度で制御することができる。その分子配向
度の低下程度の制御は、加熱温度や加熱時間の調節等に
よる熱量の制御方式、薬剤の種類による溶解度や膨潤度
等の浸透性調節、その処理時間の調節等による浸透程度
の制御方式などの適宜な方式で行うことができる。
相差相違の領域を形成する場合、位相差は分子配向度を
低下させる程度で制御することができる。その分子配向
度の低下程度の制御は、加熱温度や加熱時間の調節等に
よる熱量の制御方式、薬剤の種類による溶解度や膨潤度
等の浸透性調節、その処理時間の調節等による浸透程度
の制御方式などの適宜な方式で行うことができる。
【0022】本発明において表示母体の厚さは使用目的
などに応じて適宜に決定することができる。一般には、
延伸フィルム等の単層フィルムに基づき2mm以下、就中
5〜300μmの厚さとされる。
などに応じて適宜に決定することができる。一般には、
延伸フィルム等の単層フィルムに基づき2mm以下、就中
5〜300μmの厚さとされる。
【0023】表示内容を形成するための延伸フィルム等
の母体には、例えば偏光板を介した視覚化の容易化を目
的とする反射層や、汚染防止等を目的とする透明カバー
層、あるいは被着体への接着固定等を目的とする接着層
などの適宜な付加層を必要に応じて設けることができ
る。
の母体には、例えば偏光板を介した視覚化の容易化を目
的とする反射層や、汚染防止等を目的とする透明カバー
層、あるいは被着体への接着固定等を目的とする接着層
などの適宜な付加層を必要に応じて設けることができ
る。
【0024】図2に反射層3と接着層4を設けたものを
例示した。図例から明らかな如く、反射層3は、表示母
体1の裏面、すなわち視認側と反対側に設けられる。反
射層の形成は、適宜な方式で行うことができ特に限定は
ない。好ましい反射層は、例えばアルミニウムや金、銀
や錫、あるいはかかる金属を含有する合金などの如く表
面反射率に優れる金属反射面を有するものである。
例示した。図例から明らかな如く、反射層3は、表示母
体1の裏面、すなわち視認側と反対側に設けられる。反
射層の形成は、適宜な方式で行うことができ特に限定は
ない。好ましい反射層は、例えばアルミニウムや金、銀
や錫、あるいはかかる金属を含有する合金などの如く表
面反射率に優れる金属反射面を有するものである。
【0025】金属反射面を有する反射層の形成は、例え
ば真空蒸着法やスパッタリング法、イオンプレーティン
グ法等の薄膜形成技術による蒸着膜をフィルム等に付設
したものや、金属粉末含有のポリマー液をフィルム等に
塗布印刷したもの、あるいは金属箔などを延伸フィルム
等の母体に接着する方式、あるいは前記フィルム等とし
て当該母体を用いてその母体に直接に蒸着膜や印刷層等
を付設する方式などの適宜な方式で行うことができる。
ば真空蒸着法やスパッタリング法、イオンプレーティン
グ法等の薄膜形成技術による蒸着膜をフィルム等に付設
したものや、金属粉末含有のポリマー液をフィルム等に
塗布印刷したもの、あるいは金属箔などを延伸フィルム
等の母体に接着する方式、あるいは前記フィルム等とし
て当該母体を用いてその母体に直接に蒸着膜や印刷層等
を付設する方式などの適宜な方式で行うことができる。
【0026】被着体への接着等を目的とした接着層は、
必要に応じ反射層を介して表示母体の裏面側に設けられ
る。接着層は、適宜な接着性物質にて形成しうるが、被
着体への接着の簡便性等の点よりは、粘着層が好まし
い。その形成には、例えばゴム系粘着剤やアクリル系粘
着剤、シリコーン系粘着剤やポリビニルエーテル系粘着
剤などの適宜な粘着性物質を用いることができる。位相
差特性の変化防止等の点よりは、硬化や乾燥の際に高温
プロセスや長時間処理を要しないものが好ましい。粘着
層は、実用に供するまでの間、汚染防止等を目的にセパ
レータで保護カバーしておくことが好ましい。
必要に応じ反射層を介して表示母体の裏面側に設けられ
る。接着層は、適宜な接着性物質にて形成しうるが、被
着体への接着の簡便性等の点よりは、粘着層が好まし
い。その形成には、例えばゴム系粘着剤やアクリル系粘
着剤、シリコーン系粘着剤やポリビニルエーテル系粘着
剤などの適宜な粘着性物質を用いることができる。位相
差特性の変化防止等の点よりは、硬化や乾燥の際に高温
プロセスや長時間処理を要しないものが好ましい。粘着
層は、実用に供するまでの間、汚染防止等を目的にセパ
レータで保護カバーしておくことが好ましい。
【0027】表示母体の表面保護を目的とする、従って
母体の視認側に設けられる透明カバー層は、透明フィル
ムや樹脂コートなどによる適宜な方式で形成することが
できる。なお反射層や接着層、透明カバー層などの付加
層は、位相差の相違領域を付与して表示母体を形成する
前後の適宜な段階で設けることができる。
母体の視認側に設けられる透明カバー層は、透明フィル
ムや樹脂コートなどによる適宜な方式で形成することが
できる。なお反射層や接着層、透明カバー層などの付加
層は、位相差の相違領域を付与して表示母体を形成する
前後の適宜な段階で設けることができる。
【0028】本発明の表示方法は、位相差相違の領域か
らなる表示内容を偏光板を介し視覚化して視認するもの
である。すなわち、位相差の相違は肉眼では知覚でき
ず、従って表示母体を見てもその表示内容を知ることは
できないが、偏光板を介して視認することで表示母体に
おける位相差の相違部分が異なる発色状態で現れ、これ
により表示内容を視覚化できて知覚することができる。
従って、偏光板の有無で視覚・非視覚状態を容易に変換
できて可逆性に優れ、再現性に優れている。
らなる表示内容を偏光板を介し視覚化して視認するもの
である。すなわち、位相差の相違は肉眼では知覚でき
ず、従って表示母体を見てもその表示内容を知ることは
できないが、偏光板を介して視認することで表示母体に
おける位相差の相違部分が異なる発色状態で現れ、これ
により表示内容を視覚化できて知覚することができる。
従って、偏光板の有無で視覚・非視覚状態を容易に変換
できて可逆性に優れ、再現性に優れている。
【0029】偏光板としては適宜なものを用いることが
でき、特に限定はない。一般には、ポリビニルアルコー
ルの如き親水性高分子からなるフィルムを、ヨウ素の如
き二色性染料で処理して延伸したものや、ポリ塩化ビニ
ルの如きプラスチックフィルムを処理してポリエンを配
向させたものなどからなる偏光フィルム、あるいはその
偏光フィルムを封止フィルムでカバーして保護したもの
などが用いられる。
でき、特に限定はない。一般には、ポリビニルアルコー
ルの如き親水性高分子からなるフィルムを、ヨウ素の如
き二色性染料で処理して延伸したものや、ポリ塩化ビニ
ルの如きプラスチックフィルムを処理してポリエンを配
向させたものなどからなる偏光フィルム、あるいはその
偏光フィルムを封止フィルムでカバーして保護したもの
などが用いられる。
【0030】本発明の表示方法は、文字情報等の伝達手
段や識別ラベル、あるいは絵柄やその他のパターンの形
成などの種々の目的に用いることができる。
段や識別ラベル、あるいは絵柄やその他のパターンの形
成などの種々の目的に用いることができる。
【0031】
実施例1 厚さ60μmのポリカーボネートフィルムを155℃で
1.8倍に延伸処理したフィルムに、厚さ40μmのA
l蒸着ポリエステルフィルムを接着して反射型母体を形
成し、そのポリカーボネートフィルム面に熱転写式プリ
ンタを介し所定の文字を加熱印字して表示母体を得た。
この表示母体の外観は、印字前後で変化が認められなか
ったが、偏光板を介して見ることで印字文字が現れて知
覚することができた。
1.8倍に延伸処理したフィルムに、厚さ40μmのA
l蒸着ポリエステルフィルムを接着して反射型母体を形
成し、そのポリカーボネートフィルム面に熱転写式プリ
ンタを介し所定の文字を加熱印字して表示母体を得た。
この表示母体の外観は、印字前後で変化が認められなか
ったが、偏光板を介して見ることで印字文字が現れて知
覚することができた。
【0032】実施例2 厚さ60μmのポリカーボネートフィルムを155℃で
2倍に延伸処理したフィルムからなる母体に、トルエン
を絵具代りにして筆を介し絵柄パターンを手書きした
後、厚さ40μmのAl蒸着ポリエステルフィルムを接
着して表示母体を得た。この表示母体の外観は、書き込
み前後で変化が認められなかったが、偏光板を介して見
ることで絵柄パターンが現れて知覚することができた。
2倍に延伸処理したフィルムからなる母体に、トルエン
を絵具代りにして筆を介し絵柄パターンを手書きした
後、厚さ40μmのAl蒸着ポリエステルフィルムを接
着して表示母体を得た。この表示母体の外観は、書き込
み前後で変化が認められなかったが、偏光板を介して見
ることで絵柄パターンが現れて知覚することができた。
【0033】実施例3 実施例1に準じて得た表示母体の表面に、2軸延伸OP
P基材の粘着シートを接着して保護カバーを付設した。
この場合、表示母体の外観は、保護カバーの接着前後で
変化が認められなかったが、偏光板を介して見ることで
印字文字が現れて知覚することができた。
P基材の粘着シートを接着して保護カバーを付設した。
この場合、表示母体の外観は、保護カバーの接着前後で
変化が認められなかったが、偏光板を介して見ることで
印字文字が現れて知覚することができた。
【0034】実施例4 ポリカーボネートの延伸フィルムに代えて、厚さ60μ
mの2軸延伸ポリプロピレンフィルム(東レ社製、トレ
ファンBO#60)を用いたほかは実施例1に準じて表
示母体を得た。この表示母体の外観も、印字前後で変化
が認められなかったが、偏光板を介して見ることで印字
文字が現れて知覚することができた。
mの2軸延伸ポリプロピレンフィルム(東レ社製、トレ
ファンBO#60)を用いたほかは実施例1に準じて表
示母体を得た。この表示母体の外観も、印字前後で変化
が認められなかったが、偏光板を介して見ることで印字
文字が現れて知覚することができた。
【図1】(a)偏光板がない場合の視認状態の説明平面
図 (b)偏光板がある場合の視認状態の説明平面図
図 (b)偏光板がある場合の視認状態の説明平面図
【図2】表示母体例の断面図
1:表示母体 11:位相差を相違させた領域 2:偏光板 3:反射層 4:接着層
Claims (7)
- 【請求項1】 位相差を相違させた領域にて表示内容を
形成し、その領域を偏光板を介して視覚化することを特
徴とする表示方法。 - 【請求項2】 請求項1において、位相差フィルムにお
ける位相差を部分的に相違させることにより表示内容を
形成する表示方法。 - 【請求項3】 請求項2において、位相差フィルムに延
伸フィルムを用いて、その延伸フィルムにおける分子配
向度を部分的に相違させることにより位相差の相違をも
たせる表示方法。 - 【請求項4】 請求項3において、延伸フィルムにおけ
る分子配向度の部分的相違が熱又は浸透性薬剤にて付与
したものである表示方法。 - 【請求項5】 請求項1〜4において、表示内容を形成
したものがその裏面に反射層を有するものである表示方
法。 - 【請求項6】 請求項1〜5において、反射層が金属反
射面を有するものである表示方法。 - 【請求項7】 請求項1〜6において、表示内容を形成
したものがその表面に透明カバー層を有するものである
表示方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25690895A JPH0981062A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25690895A JPH0981062A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 表示方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0981062A true JPH0981062A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=17299062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25690895A Pending JPH0981062A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 表示方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0981062A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002082616A (ja) * | 2000-09-08 | 2002-03-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 偽造防止ラベル |
| JP2008033695A (ja) * | 2006-07-29 | 2008-02-14 | Sony Corp | 表示内容のスクロール方法、スクロール装置およびスクロールプログラム |
| WO2008056505A1 (en) * | 2006-11-07 | 2008-05-15 | Nippon Oil Corporation | Latent image forming film, latent image identifying kit and method of latent image identification |
-
1995
- 1995-09-07 JP JP25690895A patent/JPH0981062A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002082616A (ja) * | 2000-09-08 | 2002-03-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 偽造防止ラベル |
| JP2008033695A (ja) * | 2006-07-29 | 2008-02-14 | Sony Corp | 表示内容のスクロール方法、スクロール装置およびスクロールプログラム |
| WO2008056505A1 (en) * | 2006-11-07 | 2008-05-15 | Nippon Oil Corporation | Latent image forming film, latent image identifying kit and method of latent image identification |
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