JPH0981154A - 楽音再生速度制御装置 - Google Patents
楽音再生速度制御装置Info
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- JPH0981154A JPH0981154A JP7262177A JP26217795A JPH0981154A JP H0981154 A JPH0981154 A JP H0981154A JP 7262177 A JP7262177 A JP 7262177A JP 26217795 A JP26217795 A JP 26217795A JP H0981154 A JPH0981154 A JP H0981154A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】標準再生周波数の設定の精度を向上させてサン
プラーの再生周波数を正確にするとともに、使用者によ
る標準再生周波数の設定操作の簡略化を図ってサンプラ
ーの操作性を向上する。 【解決手段】記憶手段に記憶した楽音信号に対してルー
プ区間の始点と終点とを指示し、ループ区間を設定する
ループ区間設定手段と、標準再生周波数の近似値を設定
する近似値設定手段と、ループ区間設定手段によって設
定されたループ区間の長さと近似値設定手段によって設
定された標準再生周波数の近似値とに基づいて、ループ
区間当たりの楽音信号の波数の近似値を得る近似値獲得
手段と、近似値獲得手段によって得られた波数の近似値
を整数化する整数化手段と、整数化手段によって整数化
された波数とループ区間設定手段によって設定されたル
ープ区間の長さとに基づいて、標準再生周波数を得る標
準再生周波数獲得手段とを有する。
プラーの再生周波数を正確にするとともに、使用者によ
る標準再生周波数の設定操作の簡略化を図ってサンプラ
ーの操作性を向上する。 【解決手段】記憶手段に記憶した楽音信号に対してルー
プ区間の始点と終点とを指示し、ループ区間を設定する
ループ区間設定手段と、標準再生周波数の近似値を設定
する近似値設定手段と、ループ区間設定手段によって設
定されたループ区間の長さと近似値設定手段によって設
定された標準再生周波数の近似値とに基づいて、ループ
区間当たりの楽音信号の波数の近似値を得る近似値獲得
手段と、近似値獲得手段によって得られた波数の近似値
を整数化する整数化手段と、整数化手段によって整数化
された波数とループ区間設定手段によって設定されたル
ープ区間の長さとに基づいて、標準再生周波数を得る標
準再生周波数獲得手段とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楽音再生速度制御
装置に関し、さらに詳細には、電子楽器において予めメ
モリなどに記憶しておいた楽音信号を繰り返し再生する
際の再生速度を制御する楽音再生速度制御装置に関す
る。
装置に関し、さらに詳細には、電子楽器において予めメ
モリなどに記憶しておいた楽音信号を繰り返し再生する
際の再生速度を制御する楽音再生速度制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、自然楽器の楽器音などの外部
からの楽音をサンプリングしてデジタル処理した楽音信
号をメモリなどに予め記憶しておき、こうしたメモリな
どに予め記憶された楽音信号を再生して楽音を生成する
「サンプラー」と称される電子楽器が知られている。
からの楽音をサンプリングしてデジタル処理した楽音信
号をメモリなどに予め記憶しておき、こうしたメモリな
どに予め記憶された楽音信号を再生して楽音を生成する
「サンプラー」と称される電子楽器が知られている。
【0003】こうしたサンプラーにおいては、予め記憶
された楽音信号を再生する際に、その再生速度を任意に
変化させて再生することにより、任意の再生周波数の楽
音を再生可能なようになされている。
された楽音信号を再生する際に、その再生速度を任意に
変化させて再生することにより、任意の再生周波数の楽
音を再生可能なようになされている。
【0004】ところで、サンプラーにおいては、任意に
指定された再生周波数の楽音を再生するために、予め記
憶した楽音信号を記憶時と同じ速度で再生したときに得
られる楽音の周波数を、当該楽音信号とともに記憶させ
るようになされている。
指定された再生周波数の楽音を再生するために、予め記
憶した楽音信号を記憶時と同じ速度で再生したときに得
られる楽音の周波数を、当該楽音信号とともに記憶させ
るようになされている。
【0005】以下においては、記憶時における速度と同
じ再生速度を「標準再生速度」と称し、標準再生速度に
よって再生される楽音の周波数を「標準再生周波数」と
称することとする。
じ再生速度を「標準再生速度」と称し、標準再生速度に
よって再生される楽音の周波数を「標準再生周波数」と
称することとする。
【0006】一方、サンプラーが指定された再生周波数
の楽音を再生する際には、当該再生周波数と標準再生周
波数との比に比例した再生速度によって、記憶した楽音
信号を再生することになるが、再生周波数と標準再生周
波数との比を「相対再生速度」と称することとする。
の楽音を再生する際には、当該再生周波数と標準再生周
波数との比に比例した再生速度によって、記憶した楽音
信号を再生することになるが、再生周波数と標準再生周
波数との比を「相対再生速度」と称することとする。
【0007】ここで、 F:標準再生周波数[Hz] f:再生周波数[Hz] R:相対再生速度 とすると、 R=f/F ・・・ (1) という関係になっていることになる。
【0008】即ち、再生周波数の精度は、標準再生周波
数の設定の精度によって決定されるものである。
数の設定の精度によって決定されるものである。
【0009】また、サンプラーにおいては、記憶した楽
音信号に基づいて任意の持続時間の楽音を再生するため
に、楽音信号の波形の周期性を利用した、所謂、「ルー
プ再生」という技術を用いて再生を行っている。
音信号に基づいて任意の持続時間の楽音を再生するため
に、楽音信号の波形の周期性を利用した、所謂、「ルー
プ再生」という技術を用いて再生を行っている。
【0010】このループ再生とは、楽音信号上のある一
定の区間を「ループ区間」とし、当該ループ区間の始点
と終点とを楽音信号とともに記憶しておき、楽音信号の
再生を開始して、当該楽音信号の再生がループ区間の終
点に到達すると直ちにループ区間の始点に戻って再生を
繰り返すというものである。
定の区間を「ループ区間」とし、当該ループ区間の始点
と終点とを楽音信号とともに記憶しておき、楽音信号の
再生を開始して、当該楽音信号の再生がループ区間の終
点に到達すると直ちにループ区間の始点に戻って再生を
繰り返すというものである。
【0011】ループ再生を行う場合において、ループ区
間の始点と終点との設定に際しては、始点と終点とが滑
らかに連続するともに、ループ区間の長さが楽音信号の
周期の整数倍となるように、楽音信号に合わせて適切に
設定する必要がある。
間の始点と終点との設定に際しては、始点と終点とが滑
らかに連続するともに、ループ区間の長さが楽音信号の
周期の整数倍となるように、楽音信号に合わせて適切に
設定する必要がある。
【0012】即ち、ループ区間の長さが楽音信号の周期
の整数倍となっていない場合には、ループ再生を行った
際に、再生される楽音の音色や音高の変質がおこった
り、雑音が発生したりするからである。
の整数倍となっていない場合には、ループ再生を行った
際に、再生される楽音の音色や音高の変質がおこった
り、雑音が発生したりするからである。
【0013】即ち、 L:ループ区間の長さ[s] P:楽音信号の周期[s] とすれば、 L=NP ・・・ (2) ただし、Nは整数である。となっていることが必要であ
る。
る。
【0014】ここで、ループ区間の長さLおよび楽音信
号の周期Pを計測する時間の単位は、標準再生速度にお
ける時間とする。
号の周期Pを計測する時間の単位は、標準再生速度にお
ける時間とする。
【0015】なお、ループ区間の長さLと楽音信号の周
期Pとの比Nを、「ループ区間当たりの波数」と称する
こととする。
期Pとの比Nを、「ループ区間当たりの波数」と称する
こととする。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
サンプラーにおいて、楽音の再生周波数の精度は、標準
再生周波数の設定の精度によって決定されるものであっ
た。
サンプラーにおいて、楽音の再生周波数の精度は、標準
再生周波数の設定の精度によって決定されるものであっ
た。
【0017】しかしながら、従来のサンプラーにおいて
は、サンプラーの使用者がメモリなどに記憶する楽音を
聴取しながら標準再生周波数を設定していたため、標準
再生周波数を高い精度で設定することが困難であるとい
う問題点があった。
は、サンプラーの使用者がメモリなどに記憶する楽音を
聴取しながら標準再生周波数を設定していたため、標準
再生周波数を高い精度で設定することが困難であるとい
う問題点があった。
【0018】また、従来の電子楽器においては、1つの
楽音による楽音信号を記憶するのではなく、所定時間一
連の楽音(以下、「フレーズ」と称する。)による楽音
信号を記憶し、記憶したフレーズを繰り返し再生すると
いう「フレーズ・サンプリング」という機能が知られて
いる。
楽音による楽音信号を記憶するのではなく、所定時間一
連の楽音(以下、「フレーズ」と称する。)による楽音
信号を記憶し、記憶したフレーズを繰り返し再生すると
いう「フレーズ・サンプリング」という機能が知られて
いる。
【0019】こうしたフレーズ・サンプリングを行う従
来の電子楽器においては、サンプラーの場合と同様に、
フレーズ(サンプラーにおける楽音に対応する。)の再
生テンポ(サンプラーにおける再生周波数に対応す
る。)の精度は、標準再生テンポ(サンプラーにおける
標準再生周波数に対応する。)の設定の精度によって決
定されるものであった。
来の電子楽器においては、サンプラーの場合と同様に、
フレーズ(サンプラーにおける楽音に対応する。)の再
生テンポ(サンプラーにおける再生周波数に対応す
る。)の精度は、標準再生テンポ(サンプラーにおける
標準再生周波数に対応する。)の設定の精度によって決
定されるものであった。
【0020】しかしながら、従来のフレーズ・サンプリ
ングを行う電子楽器においては、当該電子楽器の使用者
がメモリなどに記憶するフレーズを聴取しながら標準再
生テンポを設定していたため、標準再生テンポを高い精
度で設定することが困難であるという問題点があった。
ングを行う電子楽器においては、当該電子楽器の使用者
がメモリなどに記憶するフレーズを聴取しながら標準再
生テンポを設定していたため、標準再生テンポを高い精
度で設定することが困難であるという問題点があった。
【0021】本発明は、従来の技術の有する上記したよ
うな問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、標準再生周波数の設定の精度を向上させて
サンプラーの再生周波数を正確にするとともに、使用者
による標準再生周波数の設定操作の簡略化を図ってサン
プラーの操作性を向上させるようにした、楽音再生速度
制御装置を提供することにある。
うな問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、標準再生周波数の設定の精度を向上させて
サンプラーの再生周波数を正確にするとともに、使用者
による標準再生周波数の設定操作の簡略化を図ってサン
プラーの操作性を向上させるようにした、楽音再生速度
制御装置を提供することにある。
【0022】また、本発明の目的とするところは、標準
再生テンポの設定の精度を向上させてフレーズ・サンプ
リングを行う電子楽器の再生テンポを正確にするととも
に、使用者による標準再生テンポの設定操作の簡略化を
図ってフレーズ・サンプリングを行う電子楽器の操作性
を向上させるようにした、楽音再生速度制御装置を提供
することにある。
再生テンポの設定の精度を向上させてフレーズ・サンプ
リングを行う電子楽器の再生テンポを正確にするととも
に、使用者による標準再生テンポの設定操作の簡略化を
図ってフレーズ・サンプリングを行う電子楽器の操作性
を向上させるようにした、楽音再生速度制御装置を提供
することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による楽音再生速度制御装置においては、ル
ープ区間の長さを参照することによって、低い精度で設
定された標準再生周波数を高精度の値に補正するように
したものである。
に、本発明による楽音再生速度制御装置においては、ル
ープ区間の長さを参照することによって、低い精度で設
定された標準再生周波数を高精度の値に補正するように
したものである。
【0024】以下に、本発明の原理を説明すると、楽音
信号の周期Pは、標準再生周波数Fとは、 P=1/F ・・・ (3) という関係にあるので、関係式(2)より、 N=LF ・・・ (4) という関係が得られ、この関係式(4)を用いると、後
述するように標準再生周波数の補正を行うことができ
る。
信号の周期Pは、標準再生周波数Fとは、 P=1/F ・・・ (3) という関係にあるので、関係式(2)より、 N=LF ・・・ (4) という関係が得られ、この関係式(4)を用いると、後
述するように標準再生周波数の補正を行うことができ
る。
【0025】ここで、ループ区間の始点と終点とが適切
に設定されていて、かつ、標準再生周波数Fとして低精
度の近似値Faが設定されているものとする。
に設定されていて、かつ、標準再生周波数Fとして低精
度の近似値Faが設定されているものとする。
【0026】従って、関係式(4)において、標準再生
周波数Fの代わりに標準再生周波数Fの近似値Faを用
いると、関係式(5)に示すように、ループ区間当たり
の波数Nの近似値Naが得られる。 Na=LFa ・・・ (5)
周波数Fの代わりに標準再生周波数Fの近似値Faを用
いると、関係式(5)に示すように、ループ区間当たり
の波数Nの近似値Naが得られる。 Na=LFa ・・・ (5)
【0027】ところで、近似値Naは一般に整数ではな
いが、ここでもし近似値Faが標準再生周波数Fに十分
に近い値であるならば、近似値Naとループ区間当たり
の波数Nとの差の大きさは1/2未満となるので、この
ときループ区間当たりの波数Nは近似値Naに最も近い
整数となる。
いが、ここでもし近似値Faが標準再生周波数Fに十分
に近い値であるならば、近似値Naとループ区間当たり
の波数Nとの差の大きさは1/2未満となるので、この
ときループ区間当たりの波数Nは近似値Naに最も近い
整数となる。
【0028】即ち、 r(x):xの小数以下を四捨五入した値 として、 N=r(Na) ・・・ (6) という演算式を実行すると、ループ区間当たりの波数N
を求めることができ、こうして求めたループ区間当たり
の波数Nに基づいて、正確な標準再生周波数Fを求める
ようにすればよい。
を求めることができ、こうして求めたループ区間当たり
の波数Nに基づいて、正確な標準再生周波数Fを求める
ようにすればよい。
【0029】つまり、関係式(4)より、 F=N/L ・・・ (7) として、正確な標準再生周波数Fを求めることができ
る。
る。
【0030】従って、楽音信号の再生時には、関係式
(7)により求められた標準再生周波数Fに基づいて、 R=f/F ・・・ (1) で得られる相対再生速度Rで再生動作を行えば、正確な
再生周波数fにより再生される。
(7)により求められた標準再生周波数Fに基づいて、 R=f/F ・・・ (1) で得られる相対再生速度Rで再生動作を行えば、正確な
再生周波数fにより再生される。
【0031】なお、上記した方法で正確なループ区間当
たりの波数Nを求めるためには、標準再生周波数Fと近
似値Faとの誤差は、所定の範囲内である必要がある。
たりの波数Nを求めるためには、標準再生周波数Fと近
似値Faとの誤差は、所定の範囲内である必要がある。
【0032】即ち、ループ区間当たりの波数Nが近似値
Naに最も近い整数であるためには、 N−1/2≦
Na<N+1/2 ・・・ (8) が成立しなければならない。
Naに最も近い整数であるためには、 N−1/2≦
Na<N+1/2 ・・・ (8) が成立しなければならない。
【0033】この関係式(8)ならびに関係式(4)お
よび関係式(5)を用いると、 (1−1/2N)F≦Fa<(1+1/2N)F ・・・ (9) という関係式が得られる。
よび関係式(5)を用いると、 (1−1/2N)F≦Fa<(1+1/2N)F ・・・ (9) という関係式が得られる。
【0034】ここで、例えば、 N≦17 であるとすると、 1200log2(1−1/2N)<−50 50<1200log2(1+1/2N) であるから、近似値Faは100centの精度で設定
されれば十分であることがわかる。
されれば十分であることがわかる。
【0035】N≦172 の範囲であっても、 1200log2(1−1/2N)<−5 5<1200log2(1+1/2N) であるので、近似値Faは10centの精度で設定さ
れればよい。
れればよい。
【0036】即ち、本発明による楽音再生速度制御装置
は、上記した原理に基づいてなされたものであり、記憶
手段に記憶した楽音信号に対してループ区間を設定し、
任意に指定された再生周波数と上記楽音信号を上記記憶
手段に記憶したときの周波数たる標準再生周波数との比
を相対再生速度とし、上記相対再生速度に基づき上記ル
ープ区間を繰り返し再生して楽音を生成する電子楽器に
おける楽音再生速度制御装置において、記憶手段に記憶
した楽音信号に対してループ区間の始点と終点とを指示
し、ループ区間を設定するループ区間設定手段と、標準
再生周波数の近似値を設定する近似値設定手段と、上記
ループ区間設定手段によって設定されたループ区間の長
さと近似値設定手段によって設定された標準再生周波数
の近似値とに基づいて、上記ループ区間当たりの上記楽
音信号の波数の近似値を得る近似値獲得手段と、上記近
似値獲得手段によって得られた波数の近似値を整数化す
る整数化手段と、上記整数化手段によって整数化された
波数と上記ループ区間設定手段によって設定されたルー
プ区間の長さとに基づいて、標準再生周波数を得る標準
再生周波数獲得手段とを有するようにしたものである。
は、上記した原理に基づいてなされたものであり、記憶
手段に記憶した楽音信号に対してループ区間を設定し、
任意に指定された再生周波数と上記楽音信号を上記記憶
手段に記憶したときの周波数たる標準再生周波数との比
を相対再生速度とし、上記相対再生速度に基づき上記ル
ープ区間を繰り返し再生して楽音を生成する電子楽器に
おける楽音再生速度制御装置において、記憶手段に記憶
した楽音信号に対してループ区間の始点と終点とを指示
し、ループ区間を設定するループ区間設定手段と、標準
再生周波数の近似値を設定する近似値設定手段と、上記
ループ区間設定手段によって設定されたループ区間の長
さと近似値設定手段によって設定された標準再生周波数
の近似値とに基づいて、上記ループ区間当たりの上記楽
音信号の波数の近似値を得る近似値獲得手段と、上記近
似値獲得手段によって得られた波数の近似値を整数化す
る整数化手段と、上記整数化手段によって整数化された
波数と上記ループ区間設定手段によって設定されたルー
プ区間の長さとに基づいて、標準再生周波数を得る標準
再生周波数獲得手段とを有するようにしたものである。
【0037】また、上記した原理は、フレーズ・サンプ
リングを行う電子楽器にも適用できるものである。
リングを行う電子楽器にも適用できるものである。
【0038】即ち、本発明による楽音再生速度制御装置
は、上記した原理に基づいてなされたものであり、記憶
手段に記憶した楽音信号に対してループ区間を設定し、
任意に指定された再生テンポと上記楽音信号を上記記憶
手段に記憶したときのテンポたる標準再生テンポとの比
を相対再生速度とし、上記相対再生速度に基づき上記ル
ープ区間を繰り返し再生して楽音を生成する電子楽器に
おける楽音再生速度制御装置において、記憶手段に記憶
した楽音信号に対してループ区間の始点と終点とを指示
し、ループ区間を設定するループ区間設定手段と、標準
再生テンポの近似値を設定する近似値設定手段と、上記
ループ区間設定手段によって設定されたループ区間の長
さと近似値設定手段によって設定された標準再生テンポ
の近似値とに基づいて、上記ループ区間当たりの拍数の
近似値を得る近似値獲得手段と、上記近似値獲得手段に
よって得られた拍数の近似値を整数化する整数化手段
と、上記整数化手段によって整数化された拍数と上記ル
ープ区間設定手段によって設定されたループ区間の長さ
とに基づいて、標準再生テンポを得る標準再生テンポ獲
得手段とを有するようにしたものである。
は、上記した原理に基づいてなされたものであり、記憶
手段に記憶した楽音信号に対してループ区間を設定し、
任意に指定された再生テンポと上記楽音信号を上記記憶
手段に記憶したときのテンポたる標準再生テンポとの比
を相対再生速度とし、上記相対再生速度に基づき上記ル
ープ区間を繰り返し再生して楽音を生成する電子楽器に
おける楽音再生速度制御装置において、記憶手段に記憶
した楽音信号に対してループ区間の始点と終点とを指示
し、ループ区間を設定するループ区間設定手段と、標準
再生テンポの近似値を設定する近似値設定手段と、上記
ループ区間設定手段によって設定されたループ区間の長
さと近似値設定手段によって設定された標準再生テンポ
の近似値とに基づいて、上記ループ区間当たりの拍数の
近似値を得る近似値獲得手段と、上記近似値獲得手段に
よって得られた拍数の近似値を整数化する整数化手段
と、上記整数化手段によって整数化された拍数と上記ル
ープ区間設定手段によって設定されたループ区間の長さ
とに基づいて、標準再生テンポを得る標準再生テンポ獲
得手段とを有するようにしたものである。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、本発明による楽音再生速度制御装置の実施の形態の
一例を詳細に説明する。
ら、本発明による楽音再生速度制御装置の実施の形態の
一例を詳細に説明する。
【0040】図1には、本発明による楽音再生速度制御
装置の実施の形態の一例を備えたサンプラーのブロック
構成図が示されている。
装置の実施の形態の一例を備えたサンプラーのブロック
構成図が示されている。
【0041】図1に示すサンプラーは、その全体の動作
の制御を中央処理装置(CPU)10を用いて制御する
ように構成されている。
の制御を中央処理装置(CPU)10を用いて制御する
ように構成されている。
【0042】このCPU10には、バス12を介して、
サンプラーの動作を制御するためのプログラムなどが格
納されたリード・オンリ・メモリ(ROM)14と、C
PU10によるプログラムの実行に必要な各種レジスタ
群やサンプリングした楽音信号などを記憶する領域が設
定されたワーキング・エリアとしてのランダム・アクセ
ス・メモリ(RAM)16と、楽音信号の波形や各種パ
ラメータなどを表示するCRTなどより構成された表示
装置18と、楽音信号に関するパラメータの設定などの
各種操作を行うためのマウスなどの操作子群20と、外
部からの楽音をサンプリングしデジタル処理して楽音信
号としてRAM16に記憶させる外部入力装置22と、
音高を指定して演奏を行うための多数の鍵を備えた鍵盤
24と、鍵盤24の押鍵(キー・オン)/離鍵(キー・
オフ)に基づいてRAM16に記憶された楽音信号を再
生して楽音信号を生成/停止するトーン・ジェネレータ
ー26とが接続されている。
サンプラーの動作を制御するためのプログラムなどが格
納されたリード・オンリ・メモリ(ROM)14と、C
PU10によるプログラムの実行に必要な各種レジスタ
群やサンプリングした楽音信号などを記憶する領域が設
定されたワーキング・エリアとしてのランダム・アクセ
ス・メモリ(RAM)16と、楽音信号の波形や各種パ
ラメータなどを表示するCRTなどより構成された表示
装置18と、楽音信号に関するパラメータの設定などの
各種操作を行うためのマウスなどの操作子群20と、外
部からの楽音をサンプリングしデジタル処理して楽音信
号としてRAM16に記憶させる外部入力装置22と、
音高を指定して演奏を行うための多数の鍵を備えた鍵盤
24と、鍵盤24の押鍵(キー・オン)/離鍵(キー・
オフ)に基づいてRAM16に記憶された楽音信号を再
生して楽音信号を生成/停止するトーン・ジェネレータ
ー26とが接続されている。
【0043】また、トーン・ジェネレーター26には、
アンプやスピーカーなどから構成されるサウンド・シス
テム28が接続されており、トーン・ジェネレーター2
6によって生成された楽音信号が、聴取し得る楽音とし
て空間に放音されるようになされている。
アンプやスピーカーなどから構成されるサウンド・シス
テム28が接続されており、トーン・ジェネレーター2
6によって生成された楽音信号が、聴取し得る楽音とし
て空間に放音されるようになされている。
【0044】ここで、外部からの楽音をサンプリングし
てデジタル処理し、楽音信号として実際に使用すること
ができるようにするには、種々の処理を行う必要があ
る。
てデジタル処理し、楽音信号として実際に使用すること
ができるようにするには、種々の処理を行う必要があ
る。
【0045】図2には、外部入力装置22から入力され
た楽音をRAM16に記憶させるサンプリング処理を行
う際に必要なパラメータを設定するための表示装置18
の画面表示が示されている。
た楽音をRAM16に記憶させるサンプリング処理を行
う際に必要なパラメータを設定するための表示装置18
の画面表示が示されている。
【0046】即ち、図2に示す表示装置18の画面表示
は、RAM16への楽音信号の記憶時に必要なパラメー
タを設定する画面表示であり、図2中の[Fa]は、使
用者によって設定される楽音信号の記憶時の周波数
(「課題を解決するための手段」における近似値Faに
対応する。)を示す。
は、RAM16への楽音信号の記憶時に必要なパラメー
タを設定する画面表示であり、図2中の[Fa]は、使
用者によって設定される楽音信号の記憶時の周波数
(「課題を解決するための手段」における近似値Faに
対応する。)を示す。
【0047】また、[Sampling_Freq]は
サンプリング周波数を設定するパラメータであり、[T
ime]はサンプリングする時間を設定するパラメータ
である。
サンプリング周波数を設定するパラメータであり、[T
ime]はサンプリングする時間を設定するパラメータ
である。
【0048】そして、操作子群20を用いて上記した各
パラメータを設定した後に、操作子群20のマウスを用
いて図2中のスタート・ボタン30をクリックすると、
外部入力装置22から楽音が入力されると自動的にサン
プリングを開始し、サンプリングした楽音信号をRAM
16に記憶するとともに、サンプリングした楽音信号の
波形を表示装置18の波形表示部32に表示する。
パラメータを設定した後に、操作子群20のマウスを用
いて図2中のスタート・ボタン30をクリックすると、
外部入力装置22から楽音が入力されると自動的にサン
プリングを開始し、サンプリングした楽音信号をRAM
16に記憶するとともに、サンプリングした楽音信号の
波形を表示装置18の波形表示部32に表示する。
【0049】また、図3に示す表示装置18の画面表示
は、サンプリング処理によりRAM16に記憶した楽音
信号を、ループ処理により繰り返し再生する際に必要な
パラメータを設定する画面表示である。
は、サンプリング処理によりRAM16に記憶した楽音
信号を、ループ処理により繰り返し再生する際に必要な
パラメータを設定する画面表示である。
【0050】図3に示されるように、表示装置18の波
形表示部32には、サンプリング処理によりRAM16
に記憶された波形が表示され、波形のアタック部分の再
生の後に、どの区間をループ区間とするかを操作子群2
0のマウスで設定するようになされており、[Loop
_Start]のパラメータにより楽音信号の波形のル
ープ区間の始点のアドレスを設定し、[Loop_En
d]のパラメータにより楽音信号の波形のループ区間の
終点のアドレスを設定するようになされている。
形表示部32には、サンプリング処理によりRAM16
に記憶された波形が表示され、波形のアタック部分の再
生の後に、どの区間をループ区間とするかを操作子群2
0のマウスで設定するようになされており、[Loop
_Start]のパラメータにより楽音信号の波形のル
ープ区間の始点のアドレスを設定し、[Loop_En
d]のパラメータにより楽音信号の波形のループ区間の
終点のアドレスを設定するようになされている。
【0051】即ち、[Loop_Start]および
[Loop_End]は、楽音信号の波形上の対応する
位置にそれぞれカーソル表示され、それらは操作子群2
0のマウスによって任意の位置に設定することができる
ようになされている。
[Loop_End]は、楽音信号の波形上の対応する
位置にそれぞれカーソル表示され、それらは操作子群2
0のマウスによって任意の位置に設定することができる
ようになされている。
【0052】なお、こうしたループ区間の設定にあたっ
ては、使用者が当該ループ区間の繰り返し再生によって
発音される楽音を聴取しながら、ループ区間の始点と終
点とが滑らかに連続するように設定するとともに、ルー
プ区間内に楽音信号の波形が整数個存在するように設定
する。
ては、使用者が当該ループ区間の繰り返し再生によって
発音される楽音を聴取しながら、ループ区間の始点と終
点とが滑らかに連続するように設定するとともに、ルー
プ区間内に楽音信号の波形が整数個存在するように設定
する。
【0053】そして、ループ区間の始点と終点とを設定
した後に、操作子群20のマウスを用いて図3中のチュ
ーン・ボタン34をクリックすると、CPU10の制御
により、[Loop_Start]、[Loop_En
d]、[Sampling_Freq]および[Fa]
から、「課題を解決するための手段」の項において説明
した発明の原理に基づいて、設定値Faを正確な標準再
生周波数Fに補正する処理が行われる。
した後に、操作子群20のマウスを用いて図3中のチュ
ーン・ボタン34をクリックすると、CPU10の制御
により、[Loop_Start]、[Loop_En
d]、[Sampling_Freq]および[Fa]
から、「課題を解決するための手段」の項において説明
した発明の原理に基づいて、設定値Faを正確な標準再
生周波数Fに補正する処理が行われる。
【0054】即ち、[Sampling_Freq]の
値をFsとすると、 Na=(Loop_End−Loop_Start)×Fa/Fs N=r(Na) F=N×Fs/(Loop_End−Loop_Start)・・・(10 )が得られ、楽音信号をループ処理により再生する際に
は、関係式(10)により求められる正確な標準再生周
波数Fに基づいて、相対再生速度Rを決定して正確な再
生周波数fで再生するようにすればよい。
値をFsとすると、 Na=(Loop_End−Loop_Start)×Fa/Fs N=r(Na) F=N×Fs/(Loop_End−Loop_Start)・・・(10 )が得られ、楽音信号をループ処理により再生する際に
は、関係式(10)により求められる正確な標準再生周
波数Fに基づいて、相対再生速度Rを決定して正確な再
生周波数fで再生するようにすればよい。
【0055】なお、上記した説明においては、楽音信号
を記憶したときの音高を、標準再生周波数という周波数
のパラメータに基づいて周波数の設定値Faよって設定
するようにしたが、階名で設定するようにしてもよいこ
とは勿論である。
を記憶したときの音高を、標準再生周波数という周波数
のパラメータに基づいて周波数の設定値Faよって設定
するようにしたが、階名で設定するようにしてもよいこ
とは勿論である。
【0056】即ち、楽音信号を記憶したときの音高を、
「440Hz」などの周波数のパラメータで設定するの
ではなくて、「A4」などのように音名で設定してもよ
い。
「440Hz」などの周波数のパラメータで設定するの
ではなくて、「A4」などのように音名で設定してもよ
い。
【0057】次に、本発明をフレーズ・サンプリングを
行う電子楽器に適用した場合に関して説明することとす
るが、フレーズ・サンプリングを行う電子楽器において
も、上記と同様にして楽音信号を正確に再生することが
できるようになる。
行う電子楽器に適用した場合に関して説明することとす
るが、フレーズ・サンプリングを行う電子楽器において
も、上記と同様にして楽音信号を正確に再生することが
できるようになる。
【0058】なお、上記したサンプラーに関する説明に
おいては再生周波数を対象としたが、フレーズ・サンプ
リングを行う電子楽器の場合には、再生周波数に代えて
再生テンポを対象とし、標準再生テンポ(記憶時におけ
る速度と同じ再生速度たる「標準再生速度」によって再
生されるテンポである。)と再生テンポから相対再生速
度(再生テンポと標準再生テンポとの比である。)を求
めるようにする。
おいては再生周波数を対象としたが、フレーズ・サンプ
リングを行う電子楽器の場合には、再生周波数に代えて
再生テンポを対象とし、標準再生テンポ(記憶時におけ
る速度と同じ再生速度たる「標準再生速度」によって再
生されるテンポである。)と再生テンポから相対再生速
度(再生テンポと標準再生テンポとの比である。)を求
めるようにする。
【0059】即ち、 TP:標準再生テンポ(1分間の拍の数) tp:再生テンポ(1分間の拍の数) R :相対再生速度 とすると、 R=tp/TP ・・・ (1’) となる。
【0060】ここで、使用者は、ループの区間を適当な
フレーズに合わせて設定するものとする。
フレーズに合わせて設定するものとする。
【0061】また、使用者は、上記した標準再生周波数
の近似値Faの代わりに、標準再生テンポの近似値TPa
を設定するようにし、標準再生テンポの近似値TPaに
基づいて、標準再生テンポTPを求めるようにする。
の近似値Faの代わりに、標準再生テンポの近似値TPa
を設定するようにし、標準再生テンポの近似値TPaに
基づいて、標準再生テンポTPを求めるようにする。
【0062】以下に、標準再生テンポの近似値TPaに
基づいて、標準再生テンポTPを求める方法について説
明する。
基づいて、標準再生テンポTPを求める方法について説
明する。
【0063】まず、フレーズ・サンプリングを行う電子
楽器において、フレーズをループ再生する場合には、ル
ープ区間の長さが1拍の長さの整数倍になっていなけれ
ばならない。
楽器において、フレーズをループ再生する場合には、ル
ープ区間の長さが1拍の長さの整数倍になっていなけれ
ばならない。
【0064】即ち、 L:ループ区間の長さ[s] B:1拍の長さ[s] とすれば、 L=N´×B ・・・ (2´) ただし、N´は整数である。となっていることが必要で
ある。
ある。
【0065】なお、ループ区間の長さLと1拍の長さB
との比N´を、「ループ区間当たりの拍数」と称するこ
ととする。
との比N´を、「ループ区間当たりの拍数」と称するこ
ととする。
【0066】1拍の長さBは、標準再生テンポTPと
は、 B=60/TP ・・・ (3´) という関係にあるので、関係式(2´)より、 N´=L×TP/60 ・・・ (4´) という関係が得られる。
は、 B=60/TP ・・・ (3´) という関係にあるので、関係式(2´)より、 N´=L×TP/60 ・・・ (4´) という関係が得られる。
【0067】そして、この関係式(4´)を用いると、
標準再生テンポの補正を行うことができる。
標準再生テンポの補正を行うことができる。
【0068】つまり、関係式(4´)において、標準再
生テンポTPの代わりに、標準再生テンポTPの近似値
TPaを用いると、ループ区間当たりの拍数N´の近似
値Na´が得られる。
生テンポTPの代わりに、標準再生テンポTPの近似値
TPaを用いると、ループ区間当たりの拍数N´の近似
値Na´が得られる。
【0069】即ち、 Na´=L×TPa ・・・ (5´) となる。この近似値Na´は、一般には整数ではない。
【0070】ここで、もし近似値TPaが標準再生テン
ポTPに十分近い値であるならば、近似値TPaと標準
再生テンポTPとの差の大きさは1/2未満になるの
で、このとき、ループ区間当たりの拍数N´は近似値N
a´に最も近い整数である。
ポTPに十分近い値であるならば、近似値TPaと標準
再生テンポTPとの差の大きさは1/2未満になるの
で、このとき、ループ区間当たりの拍数N´は近似値N
a´に最も近い整数である。
【0071】即ち、 r(x):xの小数以下を四捨五入した値 とすると、 N´=r(Na´) ・・・ (6´) という関係式(6´)を実行することにより、ループ区
間当たりの拍数N´を求めることができる。
間当たりの拍数N´を求めることができる。
【0072】このループ区間当たりの拍数N´を基にし
て、正確な標準再生テンポTPの値を求めればよい。
て、正確な標準再生テンポTPの値を求めればよい。
【0073】つまり、関係式(4´)より、 TP=N´/L×60 ・・・ (7´) という関係式(7´)を得て、標準再生テンポTPを求
める。
める。
【0074】そして、ループ再生時には、関係式(7
´)から得られた標準再生テンポTPに基づいて、 R=tp/TP ・・・ (1´) の演算結果より得られる相対再生速度Rで再生を行え
ば、正確な再生周波数tpにより再生される。
´)から得られた標準再生テンポTPに基づいて、 R=tp/TP ・・・ (1´) の演算結果より得られる相対再生速度Rで再生を行え
ば、正確な再生周波数tpにより再生される。
【0075】なお、上記したフレーズ・サンプリングに
関する説明においては、楽音そのものを記録再生するサ
ンプラーに関してのみ説明したが、一連の楽音を発生さ
せるための演奏情報(以下、単に「演奏情報」と称す
る。この演奏情報は、MIDIであれば、「ノートオン
信号/ノートオフ信号」である。)を記録する自動演奏
装置にも、本発明の原理を適用することができる。
関する説明においては、楽音そのものを記録再生するサ
ンプラーに関してのみ説明したが、一連の楽音を発生さ
せるための演奏情報(以下、単に「演奏情報」と称す
る。この演奏情報は、MIDIであれば、「ノートオン
信号/ノートオフ信号」である。)を記録する自動演奏
装置にも、本発明の原理を適用することができる。
【0076】例えば、外部に接続された電子楽器からの
演奏情報を、専用端子(例えば、「MIDI IN」で
ある。)を介して記録し、標準再生テンポの近似値と繰
り返し演奏させるループ区間を設定することにより、標
準再生テンポを設定すればよい。
演奏情報を、専用端子(例えば、「MIDI IN」で
ある。)を介して記録し、標準再生テンポの近似値と繰
り返し演奏させるループ区間を設定することにより、標
準再生テンポを設定すればよい。
【0077】従って、本明細書における「特許請求の範
囲」の欄に記載した「楽音信号」には、楽音そのものだ
けでなく、楽音を発生させるための演奏情報も含まれる
ものである。
囲」の欄に記載した「楽音信号」には、楽音そのものだ
けでなく、楽音を発生させるための演奏情報も含まれる
ものである。
【0078】また、本明細書において記載した「楽音再
生速度制御装置」には、サンプラーだけでなく、自動演
奏装置も含まれるものである。
生速度制御装置」には、サンプラーだけでなく、自動演
奏装置も含まれるものである。
【0079】なお、上記した実施の形態の説明において
は、楽音信号をデジタル処理して用いる場合に関しての
み説明したが、楽音信号をアナログ信号として処理する
テープ・レコーダーなどに本発明を適用してもよいこと
は勿論である。
は、楽音信号をデジタル処理して用いる場合に関しての
み説明したが、楽音信号をアナログ信号として処理する
テープ・レコーダーなどに本発明を適用してもよいこと
は勿論である。
【0080】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、標準再生周波数の設定の精度が向上してサ
ンプラーの再生周波数を正確にすることができ、しかも
使用者による標準再生周波数の設定操作が簡略化され、
サンプラーの操作性を著しく向上することができる。
ているので、標準再生周波数の設定の精度が向上してサ
ンプラーの再生周波数を正確にすることができ、しかも
使用者による標準再生周波数の設定操作が簡略化され、
サンプラーの操作性を著しく向上することができる。
【0081】また、本発明によれば、標準再生テンポの
設定の精度が向上してフレーズ・サンプリングを行う電
子楽器の再生テンポを正確にすることができ、しかも使
用者による標準再生テンポの設定操作が簡略化され、フ
レーズ・サンプリングを行う電子楽器の操作性を著しく
向上することができる。
設定の精度が向上してフレーズ・サンプリングを行う電
子楽器の再生テンポを正確にすることができ、しかも使
用者による標準再生テンポの設定操作が簡略化され、フ
レーズ・サンプリングを行う電子楽器の操作性を著しく
向上することができる。
【図1】本発明による楽音再生速度制御装置の実施の形
態の一例を備えたサンプラーのブロック構成図である。
態の一例を備えたサンプラーのブロック構成図である。
【図2】サンプリング処理を行う際に必要なパラメータ
を設定するための表示装置の画面表示を示す説明図であ
る。
を設定するための表示装置の画面表示を示す説明図であ
る。
【図3】ループ処理により繰り返し再生する際に必要な
パラメータを設定するための表示装置の画面表示を示す
説明図である。
パラメータを設定するための表示装置の画面表示を示す
説明図である。
10 CPU 12 バス 14 ROM 16 RAM 18 表示装置 20 操作子群 22 外部入力装置 24 鍵盤 26 トーン・ジェネレーター 28 サウンド・システム
Claims (4)
- 【請求項1】 記憶手段に記憶した楽音信号に対してル
ープ区間を設定し、任意に指定された再生周波数と前記
楽音信号を前記記憶手段に記憶したときの周波数たる標
準再生周波数との比を相対再生速度とし、前記相対再生
速度に基づき前記ループ区間を繰り返し再生して楽音を
生成する電子楽器における楽音再生速度制御装置におい
て、 記憶手段に記憶した楽音信号に対してループ区間の始点
と終点とを指示し、ループ区間を設定するループ区間設
定手段と、 標準再生周波数の近似値を設定する近似値設定手段と、 前記ループ区間設定手段によって設定されたループ区間
の長さと近似値設定手段によって設定された標準再生周
波数の近似値とに基づいて、前記ループ区間当たりの前
記楽音信号の波数の近似値を得る近似値獲得手段と、 前記近似値獲得手段によって得られた波数の近似値を整
数化して整数値を得る整数化手段と、 前記整数化手段によって得られた整数値と前記ループ区
間設定手段によって設定されたループ区間の長さとに基
づいて、標準再生周波数を得る標準再生周波数獲得手段
とを有することを特徴とする楽音再生速度制御装置。 - 【請求項2】 前記近似値獲得手段は、前記ループ区間
設定手段によって設定されたループ区間の長さと近似値
設定手段によって設定された標準再生周波数の近似値と
を乗算することにより、前記ループ区間当たりの前記楽
音信号の波数の近似値を得るものであり、 前記整数化手段は、前記近似値獲得手段によって得られ
た波数の近似値を四捨五入して整数値を得るものであ
り、 前記標準再生周波数獲得手段は、前記整数化手段によっ
て得られた整数値を前記ループ区間設定手段によって設
定されたループ区間の長さで除算することにより、標準
再生周波数を得るものであることを特徴とする請求項1
記載の楽音再生速度制御装置。 - 【請求項3】 記憶手段に記憶した楽音信号に対してル
ープ区間を設定し、任意に指定された再生テンポと前記
楽音信号を前記記憶手段に記憶したときのテンポたる標
準再生テンポとの比を相対再生速度とし、前記相対再生
速度に基づき前記ループ区間を繰り返し再生して楽音を
生成する電子楽器における楽音再生速度制御装置におい
て、 記憶手段に記憶した楽音信号に対してループ区間の始点
と終点とを指示し、ループ区間を設定するループ区間設
定手段と、 標準再生テンポの近似値を設定する近似値設定手段と、 前記ループ区間設定手段によって設定されたループ区間
の長さと近似値設定手段によって設定された標準再生テ
ンポの近似値とに基づいて、前記ループ区間当たりの拍
数の近似値を得る近似値獲得手段と、 前記近似値獲得手段によって得られた拍数の近似値を整
数化して整数値を得る整数化手段と、 前記整数化手段によって得られた整数値と前記ループ区
間設定手段によって設定されたループ区間の長さとに基
づいて、標準再生テンポを得る標準再生テンポ獲得手段
とを有することを特徴とする楽音再生速度制御装置。 - 【請求項4】 前記近似値獲得手段は、前記ループ区間
設定手段によって設定されたループ区間の長さと近似値
設定手段によって設定された標準再生テンポの近似値と
を乗算することにより、前記ループ区間当たりの拍数の
近似値を得るものであり、 前記整数化手段は、前記近似値獲得手段によって得られ
た拍数の近似値を四捨五入して整数値を得るものであ
り、 前記標準再生テンポ獲得手段は、前記整数化手段によっ
て得られた整数値を前記ループ区間設定手段によって設
定されたループ区間の長さで除算することにより、標準
再生周波数を得るものであることを特徴とする請求項3
記載の楽音再生速度制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7262177A JPH0981154A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 楽音再生速度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7262177A JPH0981154A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 楽音再生速度制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0981154A true JPH0981154A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=17372144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7262177A Pending JPH0981154A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 楽音再生速度制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0981154A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1073056A3 (en) * | 1999-07-26 | 2004-01-28 | Pioneer Corporation | Apparatus and method for sampling and storing audio information and apparatus for outputting audio information |
| EP1073055A3 (en) * | 1999-07-26 | 2004-01-28 | Pioneer Corporation | Apparatus and method for reproducing audio information |
-
1995
- 1995-09-14 JP JP7262177A patent/JPH0981154A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1073056A3 (en) * | 1999-07-26 | 2004-01-28 | Pioneer Corporation | Apparatus and method for sampling and storing audio information and apparatus for outputting audio information |
| EP1073055A3 (en) * | 1999-07-26 | 2004-01-28 | Pioneer Corporation | Apparatus and method for reproducing audio information |
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