JPH0981767A - 図形処理方法及び図形処理装置 - Google Patents

図形処理方法及び図形処理装置

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JPH0981767A
JPH0981767A JP26345995A JP26345995A JPH0981767A JP H0981767 A JPH0981767 A JP H0981767A JP 26345995 A JP26345995 A JP 26345995A JP 26345995 A JP26345995 A JP 26345995A JP H0981767 A JPH0981767 A JP H0981767A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、指定図形に対して図形編集処理を
行なう際に、表示画面の表示領域に対して前記指定図形
の表示サイズ及び表示位置を最適化する図形処理方法及
び図形処理装置を提供することである。 【解決手段】 罫線複写処理では、使用者により指定さ
れた罫線図形が、図5(d)に示すように表示画面の表
示領域に対して適切な大きさと位置を持つように表示画
面の各種表示環境設定値を変更し、図5(e)に点線で
示すように領域指定がなされると、当該指定領域内に存
在する罫線複写処理の対象となる罫線データの表示サイ
ズが、図5(f)に示すように複写先位置において当該
罫線データと周囲のデータとの上下左右のバランスを一
表示画面上で視認できる大きさとなるように、表示画面
の各種表示環境設定値を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図形処理方法及び
図形処理装置に係り、詳細には、図形編集機能を行なう
際に、編集指定図形の表示サイズ及び表示位置を最適化
する図形処理方法及び図形処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、例えば、エンジニアリングワー
クステーション(Engineering Work station)やワード
プロセッサ(Word Processor)等の図形処理装置には、
図形に対する各種編集処理を行う図形編集機能が備わっ
ている。この図形編集機能は、あらかじめ装置内部に図
形データとして備わる図形データや作成した図形データ
の中から、使用者により指定された図形データに対して
部分修正や削除、あるいは、複写や移動等の編集処理を
行なう機能である。
【0003】図形処理装置において、このような図形編
集機能を実行する場合、使用者は、どの図形に対して編
集処理を行なうのか、その対象となる図形を表示部にお
いて検索し、次いで、編集処理を施したい図形領域を指
定した後、当該指定領域内に存在する図形データに対し
て所望の編集処理を実行していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の図形編集機能については、以下に述べるよう
な問題点があった。すなわち、従来の図形編集機能にお
いては、図形編集処理を実行している際の表示部におけ
る表示画面の表示枠が、図形編集機能を起動する際の表
示環境設定値によって固定されてしまうことから、編集
処理を施したい図形を表示部において検索し、領域指定
する際に、例えば、編集処理を施したい図形の表示サイ
ズが表示画面の表示領域の大きさよりも大きい場合や、
表示領域内に適切に収まっていない場合等では、使用者
は、カーソルキー等を用いて表示画面の表示領域をスク
ロールさせることにより、当該図形の全容を把握した
り、領域指定を行なわなければならないため、手間と時
間を要し使い勝手が悪いという問題点があった。また、
縮小表示されていること等により、編集処理を施したい
図形の表示サイズが表示画面の表示領域の大きさに対し
て極端に小さくなってしまっている場合等では、当該図
形の細部情報や文字情報が省略されてしまうため、類似
する図形が多数存在する場合等に、どの図形が編集処理
を施したい図形なのか特定しずらいといった問題点があ
った。
【0005】さらに、使用者により編集処理を施したい
図形領域が指定され、当該指定領域内に存在する図形に
対して編集処理を施す際についても、例えば、複写や移
動といった編集処理について見てみると、指定領域内に
存在する図形の表示サイズが表示画面の表示領域の大き
さよりも大きい場合や、あるいは、表示領域内に適切に
収まっていない場合等では、複写先位置や移動先位置に
おいて当該指定図形と周囲の文書データや図形データと
の上下左右のバランスを一表示画面上で視認することが
できず、カーソルキー等を用いて表示画面をスクロール
させることにより、上下左右のバランスを確認して位置
決めを行なわなければならないことから、面倒であり使
い勝手が悪いという問題点があった。
【0006】加えて、縮小表示されていること等によ
り、指定領域内に存在する図形の表示サイズが表示画面
の表示領域の大きさに対して極端に小さくなってしまっ
ている場合等では、複写先、あるいは、移動先の位置決
めを慎重に行なわないと、縮小表示されていることか
ら、編集処理を施した後の、複写、あるいは、移動した
指定図形の配置位置が使用者の意図した位置からずれて
しまうといった問題点があった。
【0007】本発明の課題は、表示画面に表示されてい
る図形を指定し、この指定図形に対して図形編集処理を
行なう場合に、当該指定図形の表示サイズや当該指定図
形に対する編集処理指令の内容に応じて、表示画面の表
示領域に対する前記指定図形の表示サイズや表示位置を
最適化することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
表示画面に表示された図形を指定し、この指定図形に対
して、複写、移動等の各種図形処理が指示された際の図
形処理方法において、前記表示画面を形成する表示領域
に対する前記指定図形の相対表示サイズ及び相対表示位
置を判別し、この判別した相対表示サイズ及び相対表示
位置に基づいて、当該指定図形の相対表示サイズ及び相
対表示位置を再設定して、前記表示領域における当該指
定図形の表示サイズ及び表示位置を最適化した後、前記
指示された各種図形処理を行なうようにしたことにより
上記目的を達成している。
【0009】よって、請求項1記載の発明によれば、表
示領域に対する指定図形の相対表示サイズ及び相対表示
位置を判別し、この判別した相対表示サイズ及び相対表
示位置に基づいて、当該指定図形の相対表示サイズ及び
相対表示位置を再設定することにより、前記表示領域に
おける当該指定図形の表示サイズ及び表示位置を最適化
して、指示された図形処理を行なうことが可能となる。
【0010】この場合、請求項2に記載するように、前
記表示領域に対する前記指定図形の相対表示サイズ及び
相対表示位置の再設定に際して、判別された当該指定図
形の相対表示サイズが当該表示領域よりも大きい場合
は、当該指定図形が当該表示領域内に収まるように相対
表示サイズの縮小と相対表示位置の移動を行なうことに
より、前記表示領域における当該指定図形の表示サイズ
及び表示位置を最適化することが有効である。
【0011】この請求項2記載の発明によれば、前記表
示領域に対する前記指定図形の相対表示サイズ及び相対
表示位置の再設定に際して、判別された当該指定図形の
相対表示サイズが当該表示領域よりも大きい場合は、当
該指定図形が当該表示領域内に収まるように相対表示サ
イズの縮小と相対表示位置の移動を行なうことにより、
前記表示領域における当該指定図形の表示サイズ及び表
示位置を最適化することが可能となる。
【0012】また、請求項3に記載するように、前記表
示領域に対する前記指定図形の相対表示サイズ及び相対
表示位置の再設定に際して、当該指定図形の当該表示領
域を占める割合を判別し、所定割合を越えないと判別し
た場合は、当該指定図形が当該表示領域内で前記所定割
合を占めるように、当該指定図形の相対表示サイズの拡
大と相対表示位置の移動を行なうことにより、前記表示
領域における当該指定図形の表示サイズ及び表示位置を
最適化することが有効である。
【0013】この請求項3記載の発明によれば、前記表
示領域に対する前記指定図形の相対表示サイズ及び相対
表示位置の再設定に際して、当該指定図形の当該表示領
域を占める割合が所定割合を越えない場合は、当該指定
図形が当該表示領域内で前記所定割合を占めるように、
当該指定図形の相対表示サイズの拡大と相対表示位置の
移動を行なうことにより、前記表示領域における当該指
定図形の表示サイズ及び表示位置を最適化することが可
能となる。
【0014】一方、請求項7記載の発明は、表示画面を
形成する表示手段と、前記表示画面に表示された、複
写、移動等の各種図形処理の対象となる図形を指定する
図形指定手段と、前記図形指定手段により指定された指
定図形の、前記表示画面を形成する表示領域に対する相
対表示サイズ及び相対表示位置を判別する判別手段と、
前記判別手段により判別された相対表示サイズ及び相対
表示位置に基づいて、当該指定図形の相対表示サイズ及
び相対表示位置を再設定して、前記表示領域における当
該指定図形の表示サイズ及び表示位置を最適化する最適
化手段と、を備えることにより上記目的を達成してい
る。
【0015】よって、請求項7記載の発明によれば、判
別手段により判別された、表示画面を形成する表示領域
に対する指定図形の相対表示サイズ及び相対表示位置に
基づいて、最適化手段が、当該指定図形の相対表示サイ
ズ及び相対表示位置を再設定することにより、前記表示
領域における当該指定図形の表示サイズ及び表示位置を
最適化して、指示された図形処理を行なうことが可能と
なる。
【0016】この場合、請求項8に記載するように、前
記最適化手段は、前記判別手段により判別された当該指
定図形の相対表示サイズが当該表示領域よりも大きい場
合に、当該指定図形が当該表示領域内に収まるように相
対表示サイズの縮小と相対表示位置の移動を行なうこと
により、前記表示領域における当該指定図形の表示サイ
ズ及び表示位置を最適化することが有効である。
【0017】この請求項8記載の発明によれば、前記最
適化手段は、前記判別手段により判別された当該指定図
形の相対表示サイズが当該表示領域よりも大きい場合
に、当該指定図形が当該表示領域内に収まるように相対
表示サイズの縮小と相対表示位置の移動を行なうことに
より、前記表示領域における当該指定図形の表示サイズ
及び表示位置を最適化することが可能となる。
【0018】また、請求項9に記載するように、前記最
適化手段は、当該指定図形の当該表示領域を占める割合
を判別し、所定割合を越えないと判別した場合に、当該
指定図形が当該表示領域内で前記所定割合を占めるよう
に、当該指定図形の相対表示サイズの拡大と相対表示位
置の移動を行なうことにより、前記表示領域における当
該指定図形の表示サイズ及び表示位置を最適化すること
が有効である。
【0019】この請求項9記載の発明によれば、前記最
適化手段は、当該指定図形の当該表示領域を占める割合
が所定割合を越えない場合に、当該指定図形が当該表示
領域内で前記所定割合を占めるように、当該指定図形の
相対表示サイズの拡大と相対表示位置の移動を行なうこ
とにより、前記表示領域における当該指定図形の表示サ
イズ及び表示位置を最適化することが可能となる。
【0020】したがって、図形編集処理を行なう際に、
使用者により指定された指定図形を表示画面の表示領域
上に適切な大きさで表示することができるので、編集処
理を施したい指定図形を表示部において検索し、領域指
定を行なう際に、従来のように、指定図形の表示サイズ
が表示画面の表示領域の大きさよりも大きい場合や、表
示領域内に適切に収まっていない場合等に、カーソルキ
ー等を用いて表示画面の表示領域をスクロールさせて、
指定図形の全容を把握したり、領域指定を行なったりす
る必要がなく、また、指定図形の表示サイズが表示画面
の表示領域の大きさに対して極端に小さくなってしまっ
ている場合等に、指定図形の細部情報や文字情報が省略
されてしまい、類似する図形が多数存在する場合等に、
どの図形が編集処理を施したい指定図形なのか特定しず
らいといったこともなくなるので、編集処理を施したい
指定図形の検索、並びに領域指定にかかる作業時間と手
間を低減することが可能となる。その結果、図形処理装
置の使い勝手を向上することができる。
【0021】また、請求項4記載の発明は、表示画面に
表示された図形を指定し、この指定図形に対して、複
写、移動等の各種図形処理が指示された際の図形処理方
法において、前記表示画面を形成する表示領域に対する
前記指定図形の相対表示位置に基づいて、当該指定図形
が当該表示領域を越えるか否かを判別し、当該指定図形
が当該表示領域を越えると判別した場合は、当該指定図
形の全体が視認できるように当該指定図形をスクロール
表示した後、前記指示された各種図形処理を行なうよう
にしたことにより上記目的を達成している。
【0022】よって、請求項4記載の発明によれば、表
示領域に対する指定図形の相対表示位置に基づいて、当
該指定図形が当該表示領域を越えると判別した場合は、
当該指定図形の全体が視認できるように当該指定図形を
スクロール表示した後、指示された図形処理を行なうこ
とが可能となる。
【0023】そして、請求項10記載の発明は、表示画
面を形成する表示手段と、前記表示画面に表示された、
複写、移動等の各種図形処理の対象となる図形を指定す
る図形指定手段と、前記図形指定手段により指定された
指定図形の、前記表示画面を形成する表示領域に対する
相対表示サイズ及び相対表示位置を判別する判別手段
と、前記判別手段により判別された相対表示位置に基づ
いて、当該指定図形が当該表示領域を越える場合に、当
該指定図形の全体が視認できるように当該指定図形をス
クロール表示するスクロール表示手段と、を備えること
により上記目的を達成している。
【0024】この請求項10記載の発明によれば、判別
手段により判別された、表示画面を形成する表示領域に
対する指定図形の相対表示位置に基づいて、スクロール
表示手段は、当該指定図形が当該表示領域を越える場合
に、当該指定図形の全体が視認できるように当該指定図
形をスクロール表示することが可能となる。
【0025】したがって、図形編集処理を行なう際に、
使用者により指定された指定図形が表示画面の表示領域
内に適切に収まっていない場合、装置側で自動的に指定
図形の全体が視認できるように指定図形をスクロール表
示するので、編集処理を施したい指定図形を表示部にお
いて検索し、領域指定を行なう際に、従来のように使用
者自らがカーソルキー等を用いて表示画面の表示領域を
スクロールさせて、指定図形をスクロール表示させる必
要がなくなるので、編集処理を施したい指定図形の検
索、並びに領域指定にかかる作業時間と手間を低減する
ことが可能となる。その結果、図形処理装置の使い勝手
を向上することができる。
【0026】また、請求項5に記載するように、表示画
面の表示領域における座標データを入力する座標入力手
段を備え、前記表示画面に表示された図形を指定する際
に、前記座標入力手段により入力される第1の座標デー
タに基づいて、当該座標データの近傍に配置されている
図形を指定図形として特定することが有効である。
【0027】この請求項5記載の発明によれば、前記表
示画面に表示された図形を指定する際に、座標入力手段
により入力される第1の座標データに基づいて、当該座
標データの近傍に配置されている図形を指定図形として
特定することが可能となる。
【0028】そして、請求項11に記載するように、表
示画面の表示領域における座標データを入力する座標入
力手段を備え、前記図形指定手段は、前記座標入力手段
により入力される第1の座標データに基づいて、当該座
標データの近傍に配置されている図形を指定図形として
特定することが有効である。
【0029】この請求項11記載の発明によれば、図形
指定手段は、座標入力手段により入力される第1の座標
データに基づいて、当該座標データの近傍に配置されて
いる図形を指定図形として特定することが可能となる。
【0030】したがって、第1の座標データの近傍に配
置されている図形を指定図形として特定することができ
るので、編集処理を施したい指定図形を表示部において
検索する際に、図形の近傍にカーソルを移動させて座標
データを入力することにより、当該図形を指定図形とし
て特定し、表示画面の表示領域に適切な大きさで表示す
ることができるので、指定図形の全容把握を素早く行な
うことができ、編集処理を施したい指定図形の検索にか
かる作業時間と手間を低減することが可能となる。その
結果、図形処理装置の使い勝手を向上することができ
る。
【0031】また、請求項6記載の発明は、表示画面に
表示された図形を指定し、この指定図形に対して、複
写、移動等の各種図形処理が指示された際の図形処理方
法において、前記指定図形に対する各種図形処理を行な
う際に、前記表示画面を形成する表示領域に対する前記
指定図形の相対表示サイズ及び相対表示位置を判別し、
この判別した相対表示サイズ及び相対表示位置に基づい
て、当該指定図形の相対表示サイズ及び相対表示位置を
前記指示された図形処理内容に応じて再設定して、前記
表示領域における当該指定図形の表示サイズ及び表示位
置を最適化することにより上記目的を達成している。
【0032】よって、請求項6記載の発明によれば、指
定図形に対する図形処理を行なう際に、表示領域に対す
る前記指定図形の相対表示サイズ及び相対表示位置を判
別し、この判別した相対表示サイズ及び相対表示位置に
基づいて、当該指定図形の相対表示サイズ及び相対表示
位置を前記指示された図形処理内容に応じて再設定する
ことにより、前記表示領域における当該指定図形の表示
サイズ及び表示位置を最適化して、指示された図形処理
を行なうことが可能となる。
【0033】そして、請求項12記載の発明は、表示画
面を形成する表示手段と、前記表示画面に表示された、
複写、移動等の各種図形処理の対象となる図形を指定す
る図形指定手段と、前記図形指定手段により指定された
指定図形の、前記表示画面を形成する表示領域に対する
相対表示サイズ及び相対表示位置を判別する判別手段
と、前記判別手段により判別された相対表示サイズ及び
相対表示位置に基づいて、当該指定図形の相対表示サイ
ズ及び相対表示位置を、前記指示された図形処理内容に
応じて再設定して、前記表示領域における当該指定図形
の表示サイズ及び表示位置を最適化する最適化手段と、
を備えることにより上記目的を達成している。
【0034】よって、請求項12記載の発明によれば、
判別手段により判別された、表示画面を形成する表示領
域に対する指定図形の相対表示サイズ及び相対表示位置
に基づいて、最適化手段が、当該指定図形の相対表示サ
イズ及び相対表示位置を指示された図形処理内容に応じ
て再設定することにより、前記表示領域における当該指
定図形の表示サイズ及び表示位置を最適化して、指示さ
れた図形処理を行なうことが可能となる。
【0035】したがって、使用者により領域指定された
当該指定領域内に存在する指定図形の表示サイズを、指
示された図形処理指令に応じた適切な大きさで表示画面
の表示領域に表示することができるので、指定図形に対
して編集処理を施す際に、従来のように、指定図形の表
示サイズが表示画面の表示領域の大きさよりも大きい場
合や、表示領域内に適切に収まっていない場合等に、カ
ーソルキー等を用いて表示画面の表示領域をスクロール
させて、上下左右のバランスを確認して位置決めを行な
う必要がなく、また、指定図形の表示サイズが表示画面
の表示領域の大きさに対して極端に小さくなってしまっ
ている場合等に、複写先、あるいは、移動先の位置決め
を慎重に行なわなければならないといったこともなくな
るので、使用者により領域指定された当該指定領域内に
存在する指定図形に対して編集処理を施す際にかかる作
業時間と手間を低減することが可能となる。
【0036】さらに、例えば、複写や移動といった図形
処理指令が指示された場合には、複写先位置や移動先位
置において当該指定図形と周囲の文書データや図形デー
タとの上下左右のバランスを一表示画面上で視認するこ
とができるような大きさで指定図形を表示することがで
き、また、修正等の図形処理指令が指示された場合に
は、指定図形を表示画面の表示領域内に収まる最大の大
きさで表示することができるなど、指示される図形処理
指令に応じて、それぞれの図形編集処理を行ないやすい
表示環境を使用者に対して提供することができる。その
結果、図形処理装置の使い勝手を向上することができ
る。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図13を参照して本
発明に好適な実施の形態について詳細に説明する。図1
〜図12は、本発明の図形処理方法及び図形処理装置を
適用したデータ処理装置1の実施の形態の第1例につい
て示す図である。まず、構成を説明する。図1は、本発
明を適用したデータ処理装置1の実施の形態の第1例に
おける全体構成を示すブロック図である。この図1にお
いて、データ処理装置1は、キーボード11、キーボー
ド制御部12、表示部13、表示制御部14、VRAM
15、外部記憶制御部16、ハードディスク装置17、
ROM18、CPU19及びRAM20とにより構成さ
れ、各部はバス21に接続されている。
【0038】キーボード11は、カナキーや数値キー、
あるいは、各種ファンクションキーやカーソルキー等が
配置され、使用者によるキー入力データをキーボード制
御部12に出力する。キーボード制御部12は、キーボ
ード11から入力されるキー入力データをバス21を介
してCPU19に伝達する。表示部13は、CRT(Ca
thode Ray Tube)や液晶ディスプレイ等から構成されて
おり、表示制御部14により駆動制御され、VRAM1
5に書込まれた文書データ及び図形データ等を表示画面
に表示する。
【0039】表示制御部14は、バス21を介してVR
AM15に書込まれる文書データ及び図形データ等を読
出して表示部13に出力し、表示部13を駆動制御す
る。VRAM(Video Random Accesss Memory)15
は、バス21を介してCPU19により伝達され、表示
部13に表示する文書データ及び図形データ等を格納す
るメモリエリアを形成する。
【0040】外部記憶制御部16は、バス21を介して
CPU19により伝達される文書データ及び図形データ
等をハードディスク装置17の所定メモリ領域に格納
し、また、CPU19からの読出し要求のあった文書デ
ータ及び図形データ等をハードディスク装置17の所定
メモリ領域から読出してCPU19に伝達する。ハード
ディスク装置17は、外部記憶制御部16によってデー
タの書込み、読出し動作が駆動制御され、外部記憶制御
部16から入力される文書データ及び図形データ等を所
定メモリ領域に書込むとともに、外部記憶制御部16か
ら入力されるデータ読出し要求に応じて文書データ及び
図形データ等を読出して外部記憶制御部16に出力す
る。
【0041】また、ハードディスク装置17は、各種ア
プリケーションプログラムを格納する。ROM(Read O
nly Memory)18は、後述する罫線複写処理プログラム
等の、CPU19により実行されるデータ処理装置1の
各部を制御するための各種制御プログラムを格納する。
【0042】CPU(Central Processing Unit )19
は、ROM18に格納されている各種制御プログラム、
あるいは、ハードディスク装置17に格納される各種ア
プリケーションプログラムに従ってデータ処理装置1内
の各部を制御し、各種データ処理を実行するとともに、
キーボード11から罫線複写指令がキーボード制御部1
2を介して入力されると後述する罫線複写処理フローを
実行して、表示部13の表示画面の表示領域内におけ
る、使用者により指定された指定罫線図形及び領域指定
された当該指定領域内に存在する指定罫線データの表示
サイズ及び表示位置を制御する。
【0043】また、CPU19は、キーボード11から
入力されるデータ書込み指示に基づいて、RAM20に
展開されている処理中の文書データ及び図形データを書
込み要求信号とともにバス23を介して外部記憶制御部
16に出力し、ハードディスク装置17に格納させる。
さらに、CPU19は、キーボード11から入力される
データ読出し指示に基づいて、外部記憶制御部16に読
出し要求信号を出力し、ハードディスク装置17に格納
されている指定された文書データ及び図形データをRA
M20に転送させる。
【0044】さらに、CPU19は、キーボード11か
らの指示に基づいて、RAM20に格納されている文書
データ及び図形データをバス23介してVRAM15に
書込み、表示部13に表示させる。RAM(Random Acc
esss Memory)20は、CPU19が各種制御プログラ
ムや各種アプリケーションプログラム等を実行する際に
処理するデータを一時的に格納するメモリエリアを形成
し、図1に示されるようにバス21を介してCPU19
から伝達される文書データや罫線の設定内容データ
(行、桁、線種等)等を格納する文書メモリ20aや、
表示部13の表示画面の各種表示環境設定値や表示状態
データ(表示行、表示桁等)等を格納する画面情報メモ
リ20b、あるいは、罫線複写処理を行なう際にカーソ
ルにより指定される座標データを格納する指定座標デー
タメモリ20c等により構成されている。以上が、デー
タ処理装置1の構成である。
【0045】次に、動作を説明する。本実施の形態にお
けるデータ処理装置1のCPU19において実行される
罫線複写処理について、図2及び図3に示すフローチャ
ート及び図4〜図9の罫線複写処理の手順説明図に基づ
いて説明する。罫線複写処理は、使用者により領域指定
された当該指定領域内に存在する罫線データを、指定さ
れた位置に複写するための処理であり、図1に示すキー
ボード11から罫線複写指令がキーボード制御部12を
介してCPU19に入力された場合に(ステップS
1)、ROM18に格納される罫線複写処理に関するプ
ログラムを読込み、その処理を開始する。
【0046】まず、CPU19では、図4(a)及び図
4(b)に示すように文字カーソル22を罫線カーソル
23に変更し(ステップS2)、次いで、図4(b)に
おける表示画面の各種表示環境設定値や表示状態データ
(表示行、表示桁等)を初期画面情報としてRAM20
の画面情報メモリ20bに格納し(ステップS3)、図
4(c)に示すように“どこから?”というメッセージ
を表示画面に表示して、使用者に罫線複写領域の始点座
標データの入力を促す(ステップS4)。
【0047】そして、CPU19は、使用者により罫線
複写領域の始点座標データが入力されているか否かを判
別し(ステップS5)、罫線複写領域の始点座標データ
が入力されていない場合は、キーボード11に備わるカ
ーソルキーからキーボード制御部12を介して入力され
るカーソル移動指示に基づいて罫線カーソル23を移動
させて(ステップS6)、上記ステップS4に戻る。
【0048】また、CPU19は、上記ステップS4に
おいて、使用者により罫線複写領域の始点座標データが
入力されたと判別した場合は、当該始点座標データの値
をRAM20の指定座標データメモリ20cに格納する
とともに、当該始点座標データから最も近い距離に配置
されている罫線図形を検出して、使用者により指定され
た指定罫線図形として特定し(ステップS7)、次い
で、当該指定罫線図形の表示サイズが表示画面の表示領
域に対して適切な大きさであるか否かを判別する(ステ
ップS8)。
【0049】この、指定罫線図形の表示サイズが表示画
面の表示領域に対して適切な大きさであるか否かを判別
する具体的な方法としては、例えば、表示画面の表示領
域の縦長さ、横長さをそれぞれ100とした場合の指定
罫線図形の表示サイズの縦長さ、横長さのそれぞれの割
合値が、両方とも100以下であり、かつ、少なくとも
どちらか一方以上の割合値が80〜100の範囲内の値
であることという基準に基づいて判別を行う方法等があ
る。
【0050】CPU19は、上述するような方法に基づ
いて、指定罫線図形の表示サイズが表示画面の表示領域
に対して適切な大きさであると判別した場合は、ステッ
プS12に移行し、また、指定罫線図形の表示サイズが
表示画面の表示領域に対して適切な大きさでないと判別
した場合は、上述した、表示画面の表示領域の縦長さ、
横長さに対する指定罫線図形の表示サイズの縦長さ、横
長さの割合値に基づいて、指定罫線図形の表示サイズが
表示画面の表示領域に対して大きすぎであるのか否かを
判別する(ステップS9)。
【0051】そして、CPU19は、指定罫線図形の表
示サイズが表示画面の表示領域に対して大きすぎである
と判別した場合は、上述したように、表示画面の表示領
域の縦長さ、横長さに対する指定罫線図形の表示サイズ
の縦長さ、横長さのそれぞれの割合値が、両方とも10
0以下であり、かつ、少なくともどちらか一方以上の割
合値が80〜100の範囲内の値となるように、表示画
面の表示倍率設定値を下げたり、あるいは、表示文字サ
イズを小さくしたりするなど表示画面の各種表示環境設
定値を変更して(ステップS10)、表示画面の表示領
域に対する指定罫線図形の表示サイズを適切な大きさに
修正した後、ステップS12に移行する。
【0052】また、CPU19は、上記ステップS9に
おいて、指定罫線図形の表示サイズが表示画面の表示領
域に対して大きすぎでないと判別した場合、すなわち、
指定罫線図形の表示サイズが表示画面の表示領域に対し
て小さすぎると判別した場合は、上述したように、表示
画面の表示領域の縦長さ、横長さに対する指定罫線図形
の表示サイズの縦長さ、横長さのそれぞれの割合値が、
両方とも100以下であり、かつ、少なくともどちらか
一方以上の割合値が80〜100の範囲内の値となるよ
うに、表示画面の表示倍率設定値を上げたり、あるい
は、表示文字サイズを大きくしたりするなど表示画面の
各種表示環境設定値を変更して(ステップS11)、表
示画面の表示領域に対する指定罫線図形の表示サイズを
適切な大きさに修正した後、ステップS12に移行す
る。
【0053】次いで、CPU19は、上記ステップS8
で、表示画面の表示領域に対して適切な大きさであると
判別した指定罫線図形の表示サイズについて、あるい
は、上記ステップS8で、表示画面の表示領域に対して
適切な大きさでないと判別し、上記ステップS9〜11
で前記所定基準に基づいて適切な大きさとなるように表
示画面の各種表示環境設定値を修正した後の指定罫線図
形の表示サイズについて、当該指定罫線図形の表示サイ
ズが表示画面の表示領域内に適切に収まっているか否か
を判別する。
【0054】そして、CPU19は、指定罫線図形の表
示サイズが表示画面の表示領域内に適切に収まっている
と判別した場合は、当該指定罫線図形を図5(d)に示
すように表示部13の表示画面に表示した後(ステップ
S14)、図3のステップS15に移行する。
【0055】また、CPU19は、指定罫線図形の表示
サイズが表示画面の表示領域内に収まっていないと判別
した場合は、指定罫線図形の表示サイズが表示画面の表
示領域内に適切に収まるように表示画面の表示領域を移
動した後(ステップS13)、当該指定罫線図形を図5
(d)に示すように表示部13の表示画面に表示して
(ステップS14)、図3のステップS15に移行す
る。
【0056】次いで、CPU19では、図5(d)に示
すように“どこまで?”というメッセージを表示画面に
表示して、使用者に罫線複写領域の終点座標データの入
力を促す(ステップS15)。そして、CPU19は、
使用者により罫線複写領域の終点座標データが入力され
ているか否かを判別し(ステップS16)、罫線複写領
域の終点座標データが入力されていない場合は、キーボ
ード11に備わるカーソルキーからキーボード制御部1
2を介して入力されるカーソル移動指示に基づいて罫線
カーソル23を移動させ(ステップS17)、上記ステ
ップS16に戻る。
【0057】また、CPU19は、上記ステップS16
において、使用者により罫線複写領域の終点座標データ
が入力されたと判別した場合は、図5(e)に示すよう
に、RAM20の指定座標データメモリ20cに格納さ
れている始点座標データと入力された終点座標データと
の対角2点座標データにより定まる指定領域内に存在す
る罫線データを罫線複写処理を施す指定罫線データとし
て特定する(ステップS18)。
【0058】そして、CPU19は、罫線複写指令に対
応した所定基準、すなわち、表示画面の表示領域の縦長
さ、横長さをそれぞれ100とした場合の指定罫線デー
タの表示サイズの縦長さ、横長さのそれぞれの割合値
が、両方とも50以下であり、かつ、少なくともどちら
か一方以上の割合値が40〜50の範囲内の値であるこ
とという基準に基づいて、表示画面の表示倍率設定値を
上げたり、あるいは、表示文字サイズを大きくしたりす
るなど表示画面の各種表示環境設定値を変更した後、表
示画面の表示領域に対する指定罫線データの表示サイズ
を罫線複写指令に対応した所定基準に基づく適切な大き
さに修正して、当該指定罫線データを図5(f)に示す
ように表示部13の表示画面に表示する(ステップS1
9)。
【0059】次いで、CPU19は、図5(f)に示す
ように“どこへ?”というメッセージを表示画面に表示
して、使用者に複写先位置の指定座標データの入力を促
す(ステップS20)。そして、CPU19は、使用者
により複写先位置の指定座標データが入力されているか
否かを判別し(ステップS21)、複写先位置の指定座
標データが入力されていない場合は、キーボード11に
備わるカーソルキーからキーボード制御部12を介して
入力されるカーソル移動指示に基づいて、図6(g)に
示すように、罫線カーソル23及び薄線表示される指定
罫線データの概略表示図25を移動した後(ステップS
22)、上記ステップS21に戻る。
【0060】また、CPU19は、上記ステップS21
において、使用者により複写先位置の指定座標データが
入力されたと判別した場合は、図6(h)に示すように
当該指定座標データにより指定された位置に指定罫線デ
ータを複写表示する(ステップS23)。
【0061】そして、CPU19では、キーボード11
から罫線複写指令を解除する指令がキーボード制御部1
2を介して入力されたか否かを判別し(ステップS2
4)、解除指令が入力されていない場合は、引き続い
て、解除指令が入力されたか否かの監視を行い、また、
解除指令が入力された場合は、RAM20の画面情報メ
モリ20bに格納されている初期画面の各種表示環境設
定値や表示状態データ(表示行、表示桁等)を読出し
て、表示部13の表示画面の各種表示環境設定値や表示
状態データを変更し、図6(i)に示すように初期画面
状態に移行した後(ステップS25)、罫線複写処理を
終了する。
【0062】なお、上記罫線複写処理の説明において
は、罫線複写処理の対象となる指定罫線データの表示サ
イズが表示画面の表示領域の大きさよりも大きい場合に
ついて図4〜図6の罫線複写処理の手順説明図を参照し
て説明したが、罫線複写処理の対象となる指定罫線デー
タの表示サイズが表示画面の表示領域の大きさに対して
極端に小さくなってしまっている場合について、図2及
び図3に示すフローチャート及び図7〜図9の罫線複写
処理の手順説明図を参照して、以下に簡単に説明する。
【0063】CPU19では、キーボード11から罫線
複写指令がキーボード制御部12を介して入力された場
合に(ステップS1)、ROM18に格納される罫線複
写処理に関するプログラムを読込み、その処理を開始す
る。まず、CPU19では、図7(a)及び図7(b)
に示すように文字カーソル22を罫線カーソル23に変
更し(ステップS2)、図7(b)における表示画面の
各種表示環境設定値や表示状態データ(表示行、表示桁
等)を初期画面情報としてRAM20の画面情報メモリ
20bに格納する(ステップS3)。
【0064】次いで、CPU19は、図7(c)に示す
ように“どこから?”というメッセージを表示画面に表
示し(ステップS4)、使用者により罫線複写領域の始
点座標データが入力されると、当該始点座標データの値
をRAM20の指定座標データメモリ20cに格納する
とともに、当該始点座標データから最も近い距離に配置
されている罫線図形を検出し、使用者により指定された
指定罫線図形として特定した後(ステップS7)、当該
指定罫線図形の表示サイズが表示画面の表示領域に対し
て適切な大きさであるか否かを判別する(ステップS
8)。
【0065】そして、CPU19は、当該指定罫線図形
の表示サイズが表示画面の表示領域に対して適切な大き
さになく、表示画面の表示領域に対して小さすぎると判
別した場合は、表示画面の表示領域の縦長さ、横長さに
対する指定罫線図形の表示サイズの縦長さ、横長さのそ
れぞれの割合値が、両方とも100以下であり、かつ、
少なくともどちらか一方以上の割合値が80〜100の
範囲内の値となるように、表示画面の表示倍率設定値を
上げたり、あるいは、表示文字サイズを大きくしたりす
るなど表示画面の各種表示環境設定値を変更して(ステ
ップS11)、表示画面の表示領域に対する指定罫線図
形の表示サイズを適切な大きさに修正する。
【0066】次いで、CPU19は、当該指定罫線図形
の表示サイズが表示画面の表示領域内に適切に収まって
いるか否かを判別し(ステップS12)、表示画面の表
示領域内に適切に収まっていないと判別した場合は、表
示領域の移動を行なう(ステップS13)。続いて、C
PU19は、図8(d)に示すように当該指定罫線図形
を表示画面に表示するとともに(ステップS14)、
“どこまで?”というメッセージを表示する(ステップ
S15)。
【0067】そして、CPU19は、使用者により罫線
複写領域の終点座標データが入力されると、図8(e)
に示すように、RAM20の指定座標データメモリ20
cに格納されている始点座標データと入力された終点座
標データとの対角2点座標データにより定まる指定領域
内に存在する罫線データを罫線複写処理を施す指定罫線
データとして特定し(ステップS18)、当該指定罫線
データの表示サイズが罫線複写指令に対応した所定基準
に準じた大きさとなるように、表示画面の各種表示環境
設定値の変更を行ない、図8(f)に示すように当該指
定罫線データを表示する(ステップS19)。
【0068】次いで、CPU19は、“どこへ?”とい
うメッセージを表示し(ステップS20)、キーボード
11に備わるカーソルキーからキーボード制御部12を
介して入力されるカーソル移動指示に基づいて、図9
(g)に示すように、罫線カーソル23及び薄線表示さ
れる指定罫線データの概略表示図25を移動して(ステ
ップS22)、使用者により複写先位置の指定座標デー
タが入力されると、図9(h)に示すように当該指定座
標データにより指定された位置に指定罫線データを複写
表示する(ステップS23)。
【0069】そして、CPU19は、キーボード11か
ら罫線複写指令を解除する指令が入力されると、RAM
20の画面情報メモリ20bに格納されている初期画面
の各種表示環境設定値や表示状態データ(表示行、表示
桁等)に基づいて、図9(i)に示すように初期画面状
態に移行した後(ステップS25)、罫線複写処理を終
了する。以上が、本実施の形態におけるデータ処理装置
1のCPU19において実行される罫線複写処理の動作
手順である。
【0070】なお、上記動作説明では、罫線に対する複
写処理について述べたが、これは、罫線のみに限らず図
形に対しても適用可能であり、以下に、図10〜図13
に示す図形複写処理の手順説明図を参照して、本実施の
形態における複写処理を図形に対して適用した場合つい
て簡単に説明する。CPU19では、キーボード11か
ら図形複写指令がキーボード制御部12を介して入力さ
れた場合に、ROM18に格納される図形複写処理に関
するプログラムを読込み、その処理を開始する。
【0071】まず、CPU19では、図10(a)及び
図10(b)に示すように文字カーソル22を図形カー
ソル24に変更し、図10(b)における表示画面の各
種表示環境設定値や表示状態データ(表示行、表示桁
等)を初期画面情報としてRAM20の画面情報メモリ
20bに格納する。次いで、CPU19は、図10
(c)に示すように“どこから?”というメッセージを
表示画面に表示し、使用者により図形複写領域の始点座
標データが入力されると、当該始点座標データの値をR
AM20の指定座標データメモリ20cに格納するとと
もに、当該始点座標データから最も近い距離に配置され
ている図形を検出し、使用者により指定された指定図形
として特定する。
【0072】そして、CPU19は、上記指定図形の表
示サイズが表示画面の表示領域に対して適切な大きさで
あるか否か、さらに、当該指定図形の表示サイズが表示
画面の表示領域内に適切に収まっているか否かを判別す
る。CPU19は、上記判別結果に基づいて、当該指定
図形の表示サイズが適切な大きさでない、あるいは、表
示画面の表示領域内に収まっていないと判別した場合
は、表示画面の各種表示環境設定値の変更や表示領域の
移動を行なう。
【0073】次いで、CPU19は、図11(d)に示
すように当該指定図形を表示画面に表示するとともに
“どこまで?”というメッセージを表示し、使用者によ
り図形複写領域の終点座標データが入力されると、図1
1(e)に示すように、RAM20の指定座標データメ
モリ20cに格納されている始点座標データと入力され
た終点座標データとの対角2点座標データにより定まる
指定領域内に存在する図形データを図形複写処理を施す
指定図形データとして特定する。そして、CPU19
は、上記指定図形データの表示サイズが図形複写指令に
対応した所定基準に準じた大きさとなるように、表示画
面の各種表示環境設定値の変更を行なった後、図11
(f)に示すように指定図形データを表示する。
【0074】次いで、CPU19は、“どこへ?”とい
うメッセージを表示し、キーボード11に備わるカーソ
ルキーからキーボード制御部12を介して入力されるカ
ーソル移動指示に基づいて、図12(g)に示すよう
に、図形カーソル24及び薄線表示される指定図形デー
タの概略表示図25を移動して、使用者により複写先位
置の指定座標データが入力されると、図12(h)に示
すように当該指定座標データにより指定された位置に指
定図形データを複写表示する。そして、キーボード11
から図形複写指令を解除する指令が入力されると、RA
M20の画面情報メモリ20bに格納されている初期画
面の各種表示環境設定値や表示状態データ(表示行、表
示桁等)に基づいて、図9(i)に示すように初期画面
状態に移行して図形複写処理を終了する。
【0075】以上が、本実施の形態における複写処理を
図形に対して適用した場合の動作手順の説明である。ま
た、本実施の形態において実行される罫線複写処理で
は、始点座標データに基づいて特定された指定罫線図形
に対して、所定基準、すなわち、表示画面の表示領域の
縦長さ、横長さをそれぞれ100とした場合の指定罫線
図形の表示サイズの縦長さ、横長さのそれぞれの割合値
が、両方とも100以下であり、かつ、少なくともどち
らか一方以上の割合値が80〜100の範囲内の値であ
ることという基準に基づいて、指定罫線図形の表示サイ
ズが表示画面の表示領域に対して適切な大きさとなるよ
うに表示画面の各種表示環境設定値を変更しているが、
この上記所定基準割合値は、上記記載数値に限定される
ものではなく、自由に設定可能であるし、また、上記所
定基準も前記記載内容に限定されるものではなく、自由
に設定可能であり、要は、指定罫線図形の表示サイズが
表示画面の表示領域に対して適切な大きさであるか否か
を判別するためのものであればよい。
【0076】さらに、本実施の形態における動作説明で
は、罫線に対する複写処理について述べたが、これは、
罫線に対する複写処理のみに限定されるものではなく、
罫線に対する編集処理であれば、複写処理以外の編集処
理に対しても適用可能であることは勿論であり、例え
ば、罫線に対する移動処理や修正処理、あるいは、削除
処理等に適用することができる。
【0077】加えて、本実施の形態における動作説明で
は、罫線に対する複写処理について述べたので、使用者
により領域指定された当該指定領域内の指定罫線データ
に対して、罫線複写指令に対応した所定基準、すなわ
ち、表示画面の表示領域の縦長さ、横長さをそれぞれ1
00とした場合の指定罫線データの表示サイズの縦長
さ、横長さのそれぞれの割合値が、両方とも50以下で
あり、かつ、少なくともどちらか一方以上の割合値が4
0〜50の範囲内の値であることという基準に基づい
て、指定罫線データの表示サイズが表示画面の表示領域
に対して適切な大きさとなるように表示画面の各種表示
環境設定値を変更しているが、この上記所定基準、並び
に上記所定基準割合値は、前記記載内容に限定されるも
のではなく、自由に設定可能であることは勿論である。
【0078】例えば、修正処理指令が入力された場合
は、指定領域内の指定罫線データに対して、修正処理指
令に対応した所定基準、すなわち、表示画面の表示領域
の縦長さ、横長さをそれぞれ100とした場合の指定罫
線データの表示サイズの縦長さ、横長さのそれぞれの割
合値が、両方とも100以下であり、かつ、少なくとも
どちらか一方以上の割合値が80〜100の範囲内の値
であることという基準に基づいて、指定罫線データの表
示サイズが表示画面の表示領域に対して適切な大きさと
なるように表示画面の各種表示環境設定値を変更するな
ど、前記所定基準、並びに、前記所定基準割合値は、そ
の編集処理指令の内容によって様々に異なる設定を行な
うことができる。そして、これら罫線に対して述べてき
たことは、図形に対しても同様に適用できることは勿論
である。
【0079】以上のようなことから、本実施の形態にお
けるデータ処理装置1では、表示画面の表示領域に対す
る指定図形の相対表示サイズ及び相対表示位置を判別
し、この判別した相対表示サイズ及び相対表示位置に基
づいて、当該指定図形の相対表示サイズ及び相対表示位
置が所定基準割合値に適合するように、表示部13にお
ける表示画面の各種表示環境設定値を変更することによ
り、前記表示領域における当該指定図形の表示サイズ及
び表示位置を最適化して、指示された図形処理を行なう
ことが可能となる。
【0080】また、前記表示領域に対する前記指定図形
の相対表示サイズ及び相対表示位置の再設定に際して、
判別された当該指定図形の相対表示サイズが当該表示領
域よりも大きい場合は、当該指定図形が当該表示領域内
に適切な大きさで収まるように、表示部13における表
示画面の各種表示環境設定値を変更することにより、前
記表示領域における当該指定図形の表示サイズ及び表示
位置を最適化することが可能となる。
【0081】そして、前記表示領域に対する前記指定図
形の相対表示サイズ及び相対表示位置の再設定に際し
て、当該指定図形の当該表示領域を占める割合が所定割
合を越えない場合は、当該指定図形が当該表示領域内で
前記所定割合を占める、適切な大きさとなるように、表
示部13における表示画面の各種表示環境設定値を変更
することにより、前記表示領域における当該指定図形の
表示サイズ及び表示位置を最適化することが可能とな
る。
【0082】したがって、図形編集処理を行なう際に、
使用者により指定された指定図形を表示画面の表示領域
上に適切な大きさで表示することができるので、編集処
理を施したい指定図形を表示部において検索し、領域指
定を行なう際に、従来のように、指定図形の表示サイズ
が表示画面の表示領域の大きさよりも大きい場合や、表
示領域内に適切に収まっていない場合等に、カーソルキ
ー等を用いて表示画面の表示領域をスクロールさせて、
指定図形の全容を把握したり、領域指定を行なったりす
る必要がなく、また、指定図形の表示サイズが表示画面
の表示領域の大きさに対して極端に小さくなってしまっ
ている場合等に、指定図形の細部情報や文字情報が省略
されてしまい、類似する図形が多数存在する場合等に、
どの図形が編集処理を施したい指定図形なのか特定しず
らいといったこともなくなるので、編集処理を施したい
指定図形の検索、並びに領域指定にかかる作業時間と手
間を低減することが可能となる。
【0083】さらに、本実施の形態におけるデータ処理
装置1では、表示部13の表示画面上で編集を施したい
指定図形を検索する際に、カーソルの位置座標に基づい
て入力される第1の座標データにより、当該座標データ
の近傍に配置されている図形を指定図形として特定する
ことが可能となる。
【0084】したがって、第1の座標データの近傍に配
置されている図形を指定図形として特定することができ
るので、編集処理を施したい指定図形を表示部において
検索する際に、図形の近傍にカーソルを移動させて座標
データを入力することにより、当該図形を指定図形とし
て特定し、表示画面の表示領域に適切な大きさで表示す
ることができるので、指定図形の全容把握を素早く行な
うことができ、編集処理を施したい指定図形の検索にか
かる作業時間と手間を低減することが可能となる。
【0085】加えて、本実施の形態におけるデータ処理
装置1では、指定図形に対する図形処理を行なう際に、
表示領域に対する前記指定図形の相対表示サイズ及び相
対表示位置を判別し、この判別した相対表示サイズ及び
相対表示位置に基づいて、当該指定図形の相対表示サイ
ズ及び相対表示位置が、指示された図形処理内容に対応
した所定基準割合値に適合するように、表示部13にお
ける表示画面の各種表示環境設定値を変更することによ
り、前記表示領域における当該指定図形の表示サイズ及
び表示位置を指示された図形処理内容に応じて最適化し
て、指示された図形処理を行なうことが可能となる。
【0086】したがって、使用者により領域指定された
当該指定領域内に存在する指定図形の表示サイズを、指
示された図形処理指令に応じた適切な大きさで表示画面
の表示領域に表示することができるので、指定図形に対
して編集処理を施す際に、従来のように、指定図形の表
示サイズが表示画面の表示領域の大きさよりも大きい場
合や、表示領域内に適切に収まっていない場合等に、カ
ーソルキー等を用いて表示画面の表示領域をスクロール
させて、上下左右のバランスを確認して位置決めを行な
う必要がなく、また、指定図形の表示サイズが表示画面
の表示領域の大きさに対して極端に小さくなってしまっ
ている場合等に、複写先、あるいは、移動先の位置決め
を慎重に行なわなければならないといったこともなくな
るので、使用者により領域指定された当該指定領域内に
存在する指定図形に対して編集処理を施す際にかかる作
業時間と手間を低減することが可能となる。
【0087】さらに、例えば、複写や移動といった図形
処理指令が指示された場合には、複写先位置や移動先位
置において当該指定図形と周囲の文書データや図形デー
タとの上下左右のバランスを一表示画面上で視認するこ
とができるような大きさで指定図形を表示することがで
き、また、修正等の図形処理指令が指示された場合に
は、指定図形を表示画面の表示領域内に収まる最大の大
きさで表示することができるなど、指示される図形処理
指令に応じて、それぞれの図形編集処理を行ないやすい
表示環境を使用者に対して提供することができる。以上
が、実施の形態の第1例についての説明である。
【0088】次に、図13を用いて、請求項3及び請求
項8記載の発明をデータ処理装置に適用した場合の実施
の形態の第2例について説明する。なお、本実施の形態
におけるデータ処理装置1の構成は、前記実施の形態の
第1例の場合と同様であるので説明は省略する。図13
は、本実施の形態におけるデータ処理装置1のCPU1
9において実行される罫線複写処理のフローチャートで
ある。
【0089】罫線複写処理は、使用者により領域指定さ
れた当該指定領域内に存在する罫線データを、指定され
た位置に複写するための処理であり、図1に示すキーボ
ード11から罫線複写指令がキーボード制御部12を介
してCPU19に入力された場合に(ステップS3
1)、ROM18に格納される罫線複写処理に関するプ
ログラムを読込み、その処理を開始する。
【0090】まず、CPU19は、文字カーソル22を
罫線カーソル23に変更し(ステップS32)、次い
で、表示画面の各種表示環境設定値や表示状態データ
(表示行、表示桁等)を初期画面情報としてRAM20
の画面情報メモリ20bに格納した後(ステップS3
3)、“どこから?”というメッセージを表示画面に表
示して、使用者に罫線複写領域の始点座標データの入力
を促す(ステップS34)。そして、CPU19は、使
用者により罫線複写領域の始点座標データが入力されて
いるか否かを判別し(ステップS35)、罫線複写領域
の始点座標データが入力されていない場合は、キーボー
ド11に備わるカーソルキーからキーボード制御部12
を介して入力されるカーソル移動指示に基づいて罫線カ
ーソル23を移動させて(ステップS36)、上記ステ
ップS34に戻る。
【0091】また、CPU19は、上記ステップS34
において、使用者により罫線複写領域の始点座標データ
が入力されたと判別した場合は、当該始点座標データの
値をRAM20の指定座標データメモリ20cに格納す
るとともに、当該始点座標データから最も近い距離に配
置されている罫線図形を検出し、使用者により指定され
た指定罫線図形として特定する(ステップS37)。
【0092】次いで、CPU19は、上記指定罫線図形
の表示サイズが表示画面の表示領域内に適切に収まって
いるか否かを判別し(ステップS38)、当該指定罫線
図形の表示サイズが表示画面の表示領域内に適切に収ま
っている場合は、前記図3に示す、実施の形態の第1例
において実行される罫線複写処理フローのステップS1
5に移行する。
【0093】また、CPU19は、上記ステップS38
において、指定罫線図形の表示サイズが表示画面の表示
領域内に適切に収まっていないと判別した場合は、使用
者が指定罫線図形の全体を視認できるように表示領域を
スクロールさせて、当該指定罫線図形の全体をスクロー
ル表示させた後(ステップS39)、前記図3に示す、
実施の形態の第1例において実行される罫線複写処理フ
ローのステップS15に移行する。
【0094】以後の罫線複写処理については、実施の形
態の第1例において実行される罫線複写処理と同様であ
るので説明は省略する。以上が、請求項3及び請求項8
記載の発明をデータ処理装置に適用した場合の実施の形
態の第2例についての説明である。
【0095】なお、上記動作説明では、罫線に対する複
写処理について述べたが、これは、罫線に対する複写処
理のみに限定されるものではなく、罫線に対する編集処
理であれば、複写処理以外の編集処理に対しても適用可
能であることは勿論であり、例えば、罫線に対する移動
処理や修正処理、あるいは、削除処理等に適用すること
ができる。そして、これら罫線に対して述べてきたこと
は、図形に対しても同様に適用できることは勿論であ
る。
【0096】以上のようなことから、本実施の形態にお
けるデータ処理装置1では、表示画面の表示領域に対す
る指定図形の相対表示位置を判別し、この判別した相対
表示位置に基づいて、当該指定図形が当該表示領域を越
えると判別した場合は、当該指定図形の全体が視認でき
るように当該指定図形をスクロール表示した後、指示さ
れた図形処理を行なうことが可能となる。
【0097】したがって、図形編集処理を行なう際に、
使用者により指定された指定図形が表示画面の表示領域
内に適切に収まっていない場合、装置側で自動的に指定
図形の全体が視認できるように指定図形をスクロール表
示するので、編集処理を施したい指定図形を表示部にお
いて検索し、領域指定を行なう際に、従来のように使用
者自らがカーソルキー等を用いて表示画面の表示領域を
スクロールさせて、指定図形をスクロール表示させる必
要がなくなるので、編集処理を施したい指定図形の検
索、並びに領域指定にかかる作業時間と手間を低減する
ことが可能となる。
【0098】以上、本発明を実施の形態の第1例及び第
2例に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で適宜に変更可能であることは勿論である。例え
ば、実施の形態の第1例及び第2例において実行される
罫線複写処理や図形複写処理では、キーボード11に備
わるカーソルキーにより位置制御される罫線カーソル2
3の座標データに基づいて、指定罫線図形の特定や領域
指定、あるいは、複写先位置指定を行なっているが、こ
れは、前記内容に限定されるものではなく、例えば、マ
ウスやペン入力装置により位置制御されるカーソルの座
標データに基づくものであってもよい。
【0099】また、同様に、実施の形態の第1例及び第
2例において実行される罫線複写処理や図形複写処理で
は、始点座標データ及び終点座標データによる対角2点
座標データに基づいて、処理対象となるデータの領域指
定を行なっているが、これは、前記内容に限定されるも
のではなく、座標データに基づいて領域指定を行なうも
のであれば、どのようなものであってもよい。
【0100】さらに、実施の形態の第1例及び第2例に
おいて実行される罫線複写処理や図形複写処理では、領
域指定された当該指定領域内に存在する1つのデータ領
域を処理対象データとして特定しているが、これは、前
記内容に限定されるものではなく、領域指定された当該
指定領域内に存在する複数のデータ領域を1つの処理対
象データとして特定することもできるし、また、例え
ば、図形の一部分に対して領域指定を行なうことで、当
該指定領域内に存在する前記図形の一部分を処理対象デ
ータとして特定することもできる。
【0101】
【発明の効果】請求項1乃至請求項3及び請求項7乃至
請求項9記載の発明によれば、図形編集処理を行なう際
に、使用者により指定された指定図形を表示画面の表示
領域上に適切な大きさで表示することができるので、編
集処理を施したい指定図形を表示部において検索し、領
域指定を行なう際に、従来のように、指定図形の表示サ
イズが表示画面の表示領域の大きさよりも大きい場合
や、表示領域内に適切に収まっていない場合等に、カー
ソルキー等を用いて表示画面の表示領域をスクロールさ
せて、指定図形の全容を把握したり、領域指定を行なっ
たりする必要がなく、また、指定図形の表示サイズが表
示画面の表示領域の大きさに対して極端に小さくなって
しまっている場合等に、指定図形の細部情報や文字情報
が省略されてしまい、類似する図形が多数存在する場合
等に、どの図形が編集処理を施したい指定図形なのか特
定しずらいといったこともなくなるので、編集処理を施
したい指定図形の検索、並びに領域指定にかかる作業時
間と手間を低減することが可能となる。その結果、図形
処理装置の使い勝手を向上することができる。
【0102】また、請求項4及び請求項10記載の発明
によれば、図形編集処理を行なう際に、使用者により指
定された指定図形が表示画面の表示領域内に適切に収ま
っていない場合、装置側で自動的に指定図形の全体が視
認できるように指定図形をスクロール表示するので、編
集処理を施したい指定図形を表示部において検索し、領
域指定を行なう際に、従来のように使用者自らがカーソ
ルキー等を用いて表示画面の表示領域をスクロールさせ
て、指定図形をスクロール表示させる必要がなくなるの
で、編集処理を施したい指定図形の検索、並びに領域指
定にかかる作業時間と手間を低減することが可能とな
る。その結果、図形処理装置の使い勝手を向上すること
ができる。
【0103】さらに、請求項5及び請求項11記載の発
明によれば、第1の座標データの近傍に配置されている
図形を指定図形として特定することができるので、編集
処理を施したい指定図形を表示部において検索する際
に、図形の近傍にカーソルを移動させて座標データを入
力することにより、当該図形を指定図形として特定し、
表示画面の表示領域に適切な大きさで表示することがで
きるので、指定図形の全容把握を素早く行なうことがで
き、編集処理を施したい指定図形の検索にかかる作業時
間と手間を低減することが可能となる。その結果、図形
処理装置の使い勝手を向上することができる。
【0104】加えて、請求項6及び請求項12記載の発
明によれば、使用者により領域指定された当該指定領域
内に存在する指定図形の表示サイズを、指示された図形
処理指令に応じた適切な大きさで表示画面の表示領域に
表示することができるので、指定図形に対して編集処理
を施す際に、従来のように、指定図形の表示サイズが表
示画面の表示領域の大きさよりも大きい場合や、あるい
は、表示領域内に適切に収まっていない場合等に、カー
ソルキー等を用いて表示画面の表示領域をスクロールさ
せて、上下左右のバランスを確認して位置決めを行なう
必要がなく、また、指定図形の表示サイズが表示画面の
表示領域の大きさに対して極端に小さくなってしまって
いる場合等に、複写先、あるいは、移動先の位置決めを
慎重に行なわなければならないといったこともなくなる
ので、使用者により領域指定された当該指定領域内に存
在する指定図形に対して編集処理を施す際にかかる作業
時間と手間を低減することが可能となる。
【0105】さらに、例えば、複写や移動といった図形
処理指令が指示された場合には、複写先位置や移動先位
置において当該指定図形と周囲の文書データや図形デー
タとの上下左右のバランスを一表示画面上で視認するこ
とができるような大きさで指定図形を表示することがで
き、また、修正等の図形処理指令が指示された場合に
は、指定図形を表示画面の表示領域内に収まる最大の大
きさで表示することができるなど、指示される図形処理
指令に応じて、それぞれの図形編集処理を行ないやすい
表示環境を使用者に対して提供することができる。その
結果、図形処理装置の使い勝手を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の図形処理方法を適用したデータ処理装
置のブロック構成図。
【図2】図1のCPUで実行される罫線複写処理のフロ
ーチャート1。
【図3】図1のCPUで実行される罫線複写処理のフロ
ーチャート2。
【図4】罫線複写処理の手順説明図1。
【図5】罫線複写処理の手順説明図2。
【図6】罫線複写処理の手順説明図3。
【図7】罫線複写処理の手順説明図4。
【図8】罫線複写処理の手順説明図5。
【図9】罫線複写処理の手順説明図6。
【図10】図形複写処理の手順説明図1。
【図11】図形複写処理の手順説明図2。
【図12】図形複写処理の手順説明図3。
【図13】実施の形態の第2例において実行される罫線
複写処理のフローチャート。
【符号の説明】
1 データ処理装置 11 キーボード 12 キーボード制御部 13 表示部 14 表示制御部 15 VRAM 16 外部記憶制御部 17 ハードディスク装置 18 ROM 19 CPU 20 RAM 20a 文書メモリ 20b 画面情報メモリ 20c 指定座標データメモリ 21 バス 22 文字カーソル 23 罫線カーソル 24 図形カーソル 25 概略表示図

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示画面に表示された図形を指定し、この
    指定図形に対して、複写、移動等の各種図形処理が指示
    された際の図形処理方法において、 前記表示画面を形成する表示領域に対する前記指定図形
    の相対表示サイズ及び相対表示位置を判別し、 この判別した相対表示サイズ及び相対表示位置に基づい
    て、当該指定図形の相対表示サイズ及び相対表示位置を
    再設定して、前記表示領域における当該指定図形の表示
    サイズ及び表示位置を最適化した後、前記指示された各
    種図形処理を行なうようにしたことを特徴とする図形処
    理方法。
  2. 【請求項2】前記表示領域に対する前記指定図形の相対
    表示サイズ及び相対表示位置の再設定に際して、判別さ
    れた当該指定図形の相対表示サイズが当該表示領域より
    も大きい場合は、当該指定図形が当該表示領域内に収ま
    るように相対表示サイズの縮小と相対表示位置の移動を
    行なうことにより、前記表示領域における当該指定図形
    の表示サイズ及び表示位置を最適化することを特徴とす
    る請求項1記載の図形処理方法。
  3. 【請求項3】前記表示領域に対する前記指定図形の相対
    表示サイズ及び相対表示位置の再設定に際して、当該指
    定図形の当該表示領域を占める割合を判別し、所定割合
    を越えないと判別した場合は、当該指定図形が当該表示
    領域内で前記所定割合を占めるように、当該指定図形の
    相対表示サイズの拡大と相対表示位置の移動を行なうこ
    とにより、前記表示領域における当該指定図形の表示サ
    イズ及び表示位置を最適化することを特徴とする請求項
    1記載の図形処理方法。
  4. 【請求項4】表示画面に表示された図形を指定し、この
    指定図形に対して、複写、移動等の各種図形処理が指示
    された際の図形処理方法において、 前記表示画面を形成する表示領域に対する前記指定図形
    の相対表示位置に基づいて、当該指定図形が当該表示領
    域を越えるか否かを判別し、 当該指定図形が当該表示領域を越えると判別した場合
    は、当該指定図形の全体が視認できるように当該指定図
    形をスクロール表示した後、前記指示された各種図形処
    理を行なうようにしたことを特徴とする図形処理方法。
  5. 【請求項5】表示画面の表示領域における座標データを
    入力する座標入力手段を備え、 前記表示画面に表示された図形を指定する際に、前記座
    標入力手段により入力される第1の座標データに基づい
    て、当該座標データの近傍に配置されている図形を指定
    図形として特定することを特徴とする請求項1及び4記
    載の図形処理方法。
  6. 【請求項6】表示画面に表示された図形を指定し、この
    指定図形に対して、複写、移動等の各種図形処理が指示
    された際の図形処理方法において、 前記指定図形に対する各種図形処理を行なう際に、前記
    表示画面を形成する表示領域に対する前記指定図形の相
    対表示サイズ及び相対表示位置を判別し、 この判別した相対表示サイズ及び相対表示位置に基づい
    て、当該指定図形の相対表示サイズ及び相対表示位置を
    前記指示された図形処理内容に応じて再設定して、前記
    表示領域における当該指定図形の表示サイズ及び表示位
    置を最適化した後、前記指示された各種図形処理を行な
    うようにしたことを特徴とする図形処理方法。
  7. 【請求項7】表示画面を形成する表示手段と、 前記表示画面に表示された、複写、移動等の各種図形処
    理の対象となる図形を指定する図形指定手段と、 前記図形指定手段により指定された指定図形の、前記表
    示画面を形成する表示領域に対する相対表示サイズ及び
    相対表示位置を判別する判別手段と、 前記判別手段により判別された相対表示サイズ及び相対
    表示位置に基づいて、当該指定図形の相対表示サイズ及
    び相対表示位置を再設定して、前記表示領域における当
    該指定図形の表示サイズ及び表示位置を最適化する最適
    化手段と、 を備えることを特徴とする図形処理装置。
  8. 【請求項8】前記最適化手段は、前記判別手段により判
    別された当該指定図形の相対表示サイズが当該表示領域
    よりも大きい場合に、当該指定図形が当該表示領域内に
    収まるように相対表示サイズの縮小と相対表示位置の移
    動を行なうことにより、前記表示領域における当該指定
    図形の表示サイズ及び表示位置を最適化することを特徴
    とする請求項7記載の図形処理装置。
  9. 【請求項9】前記最適化手段は、当該指定図形の当該表
    示領域を占める割合を判別し、所定割合を越えないと判
    別した場合に、当該指定図形が当該表示領域内で前記所
    定割合を占めるように、当該指定図形の相対表示サイズ
    の拡大と相対表示位置の移動を行なうことにより、前記
    表示領域における当該指定図形の表示サイズ及び表示位
    置を最適化することを特徴とする請求項7記載の図形処
    理装置。
  10. 【請求項10】表示画面を形成する表示手段と、 前記表示画面に表示された、複写、移動等の各種図形処
    理の対象となる図形を指定する図形指定手段と、 前記図形指定手段により指定された指定図形の、前記表
    示画面を形成する表示領域に対する相対表示サイズ及び
    相対表示位置を判別する判別手段と、 前記判別手段により判別された相対表示位置に基づい
    て、当該指定図形が当該表示領域を越える場合に、当該
    指定図形の全体が視認できるように当該指定図形をスク
    ロール表示するスクロール表示手段と、 を備えることを特徴とする図形処理装置。
  11. 【請求項11】表示画面の表示領域における座標データ
    を入力する座標入力手段を備え、 前記図形指定手段は、前記座標入力手段により入力され
    る第1の座標データに基づいて、当該座標データの近傍
    に配置されている図形を指定図形として特定することを
    特徴とする請求項7及び10記載の図形処理装置。
  12. 【請求項12】表示画面を形成する表示手段と、 前記表示画面に表示された、複写、移動等の各種図形処
    理の対象となる図形を指定する図形指定手段と、 前記図形指定手段により指定された指定図形の、前記表
    示画面を形成する表示領域に対する相対表示サイズ及び
    相対表示位置を判別する判別手段と、 前記判別手段により判別された相対表示サイズ及び相対
    表示位置に基づいて、当該指定図形の相対表示サイズ及
    び相対表示位置を、前記指示された図形処理内容に応じ
    て再設定して、前記表示領域における当該指定図形の表
    示サイズ及び表示位置を最適化する最適化手段と、 を備えることを特徴とする図形処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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