JPH0982379A - ケーブル接続具 - Google Patents
ケーブル接続具Info
- Publication number
- JPH0982379A JPH0982379A JP23852295A JP23852295A JPH0982379A JP H0982379 A JPH0982379 A JP H0982379A JP 23852295 A JP23852295 A JP 23852295A JP 23852295 A JP23852295 A JP 23852295A JP H0982379 A JPH0982379 A JP H0982379A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insertion hole
- cable
- connector
- cable connector
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 claims abstract description 58
- 229920006015 heat resistant resin Polymers 0.000 claims abstract description 18
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 92
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 92
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 13
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 13
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 10
- 239000000155 melt Substances 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 29
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract description 11
- 230000013011 mating Effects 0.000 abstract description 3
- 239000004020 conductor Substances 0.000 abstract 6
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 27
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 13
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 12
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 12
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 12
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 3
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 3
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000004697 Polyetherimide Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 2
- 229920001601 polyetherimide Polymers 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 2
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910020830 Sn-Bi Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910020994 Sn-Zn Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910018728 Sn—Bi Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910018956 Sn—In Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910009069 Sn—Zn Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000084 colloidal system Substances 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 230000009545 invasion Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 description 1
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 接続部を確実に保護でき、かつ接続作業や接
続状態の確認が容易で、しかも小型化が可能なケーブル
接続具を提供する。 【解決手段】 耐熱性樹脂により形成されヒンジ12に
より開閉可能に連結された本体10a,10bの合わせ
面Dには、本体10a,10bを閉じた時に、信号線を
挿通させるための挿通孔Hを形成する断面半円形の溝2
0が形成されており、各溝20の内周面には、ハンダ層
が形成されている。当該ケーブル接続具10により接続
すべき信号線を、先端部に芯線を露出させ、ハンダ層が
形成されている部分に芯線が位置するようにして溝20
にはめ込んだ後、本体10a,10bを閉じて外部から
加熱する。加熱により溶けたハンダは塊となって芯線を
覆うので、その後これを冷却することにより、芯線はハ
ンダを介して互いに接続固定される。また、接続部分
は、本体10a,10bにより保護される。
続状態の確認が容易で、しかも小型化が可能なケーブル
接続具を提供する。 【解決手段】 耐熱性樹脂により形成されヒンジ12に
より開閉可能に連結された本体10a,10bの合わせ
面Dには、本体10a,10bを閉じた時に、信号線を
挿通させるための挿通孔Hを形成する断面半円形の溝2
0が形成されており、各溝20の内周面には、ハンダ層
が形成されている。当該ケーブル接続具10により接続
すべき信号線を、先端部に芯線を露出させ、ハンダ層が
形成されている部分に芯線が位置するようにして溝20
にはめ込んだ後、本体10a,10bを閉じて外部から
加熱する。加熱により溶けたハンダは塊となって芯線を
覆うので、その後これを冷却することにより、芯線はハ
ンダを介して互いに接続固定される。また、接続部分
は、本体10a,10bにより保護される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種データ伝送等
に使用される電線同士を互いに接続し、該接続部を保護
するケーブル接続具に関する。
に使用される電線同士を互いに接続し、該接続部を保護
するケーブル接続具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ローカルエリアネットワーク
(LAN)の伝送路や、電話の加入者線等に使用される
ツイストペアケーブル等の信号線を多数束ねた束線ケー
ブルを、分岐させたりする場合に必要となる束線ケーブ
ル同士の接続は、例えば、次のようにして行われてい
た。
(LAN)の伝送路や、電話の加入者線等に使用される
ツイストペアケーブル等の信号線を多数束ねた束線ケー
ブルを、分岐させたりする場合に必要となる束線ケーブ
ル同士の接続は、例えば、次のようにして行われてい
た。
【0003】まず、これらの束線ケーブルは、各信号線
を識別可能なように信号線毎に被覆が異なった色に着色
されているので、この被覆の色を手がかりにして互いに
接続すべき信号線を選びだし、接続端の被覆を剥いて芯
線を露出させ、ハンダ或はカシメ具等を用いて芯線同士
を互いに接続し、更に、この接続部を絶縁,保護するた
めに熱収縮チューブにて被覆するといったことが行われ
ていた。
を識別可能なように信号線毎に被覆が異なった色に着色
されているので、この被覆の色を手がかりにして互いに
接続すべき信号線を選びだし、接続端の被覆を剥いて芯
線を露出させ、ハンダ或はカシメ具等を用いて芯線同士
を互いに接続し、更に、この接続部を絶縁,保護するた
めに熱収縮チューブにて被覆するといったことが行われ
ていた。
【0004】また、ハンダやカシメ具等により芯線同士
を直接に接続する代わりに、接続用の端子を一列に多数
並べ一体に形成してなる端子台を用い、双方の信号線の
芯線を夫々端子台にハンダ付、或はネジ止めすることに
より、接続することも行われていた。なおこの場合、端
子板を含む接続部を外部から絶縁,保護するために、端
子台を所定の収納ケースに収納するようにされていた。
を直接に接続する代わりに、接続用の端子を一列に多数
並べ一体に形成してなる端子台を用い、双方の信号線の
芯線を夫々端子台にハンダ付、或はネジ止めすることに
より、接続することも行われていた。なおこの場合、端
子板を含む接続部を外部から絶縁,保護するために、端
子台を所定の収納ケースに収納するようにされていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、いずれの場合
も、各信号線毎に一本ずつハンダ付,ネジ止め,カシメ
等の作業を行わなければならないため、作業量が多く、
非常に手間を要するという問題があった。
も、各信号線毎に一本ずつハンダ付,ネジ止め,カシメ
等の作業を行わなければならないため、作業量が多く、
非常に手間を要するという問題があった。
【0006】また、熱収縮チューブを用いた場合、接続
部は収縮した熱収縮チューブにより薄く被覆されている
だけであり、外部から圧力が加えられると、略そのまま
の圧力が接続部に加えられてしまうため、このような外
力が繰り返し加えられると、接続部が破損してしまうお
それがあり、接続部を十分に保護できないという問題が
あった。また、信号線が束ねられた状態のまま作業を行
わなければならないので、作業がしにくいだけでなく、
接続後等に接続状態の確認をするのも容易ではないとい
う問題もあった。
部は収縮した熱収縮チューブにより薄く被覆されている
だけであり、外部から圧力が加えられると、略そのまま
の圧力が接続部に加えられてしまうため、このような外
力が繰り返し加えられると、接続部が破損してしまうお
それがあり、接続部を十分に保護できないという問題が
あった。また、信号線が束ねられた状態のまま作業を行
わなければならないので、作業がしにくいだけでなく、
接続後等に接続状態の確認をするのも容易ではないとい
う問題もあった。
【0007】一方、端子台を用いた場合、端子台自体が
大きく、これを更に収納ケースに収納するため、このよ
うな収納ケースを設置可能な広い場所でしかケーブルの
接続や分岐を行うことができないという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するために、接続部を確実
に保護でき、かつ接続作業や接続状態の確認が容易で、
しかも小型化が可能なケーブル接続具を提供することを
目的とする。
大きく、これを更に収納ケースに収納するため、このよ
うな収納ケースを設置可能な広い場所でしかケーブルの
接続や分岐を行うことができないという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するために、接続部を確実
に保護でき、かつ接続作業や接続状態の確認が容易で、
しかも小型化が可能なケーブル接続具を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めになされた請求項1に記載の発明は、電線同士を互い
に接続すると共に、該接続部を被覆保護するケーブル接
続具であって、当該ケーブル接続具により接続される電
線を両側から挿入するための挿通孔が形成された接続具
本体と、上記挿通孔の内周に設けられ、該挿通孔に挿入
された電線を互いに導通させた状態にて保持する保持手
段と、を備えたことを特徴とする。
めになされた請求項1に記載の発明は、電線同士を互い
に接続すると共に、該接続部を被覆保護するケーブル接
続具であって、当該ケーブル接続具により接続される電
線を両側から挿入するための挿通孔が形成された接続具
本体と、上記挿通孔の内周に設けられ、該挿通孔に挿入
された電線を互いに導通させた状態にて保持する保持手
段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のケーブル接続具において、上記保持手段は、上
記挿通孔に挿入された電線を押圧し、該電線の先端部が
互いに接触する所定位置に固定する押圧部材からなるこ
とを特徴とする。次に、請求項3に記載の発明は、請求
項1に記載のケーブル接続具において、上記接続具本体
は、耐熱性樹脂により形成され、上記保持手段は、該耐
熱性樹脂の耐熱温度より低い温度にて溶融するハンダ層
からなることを特徴とする。
に記載のケーブル接続具において、上記保持手段は、上
記挿通孔に挿入された電線を押圧し、該電線の先端部が
互いに接触する所定位置に固定する押圧部材からなるこ
とを特徴とする。次に、請求項3に記載の発明は、請求
項1に記載のケーブル接続具において、上記接続具本体
は、耐熱性樹脂により形成され、上記保持手段は、該耐
熱性樹脂の耐熱温度より低い温度にて溶融するハンダ層
からなることを特徴とする。
【0010】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載のケーブル接続具において、上記接続具本体に、
上記ハンダ層の溶融温度より高く上記接続具本体を形成
する耐熱樹脂の耐熱温度より低い所定温度にて変色する
サーモシールを取り付けたことを特徴とする。
に記載のケーブル接続具において、上記接続具本体に、
上記ハンダ層の溶融温度より高く上記接続具本体を形成
する耐熱樹脂の耐熱温度より低い所定温度にて変色する
サーモシールを取り付けたことを特徴とする。
【0011】また次に、請求項5に記載の発明は、請求
項1ないし請求項4のいずれかに記載のケーブル接続具
において、上記接続具本体は、上記挿通孔を挿通方向に
沿って半割する形状に分割され、該分割された接続具本
体に、該分割された接続具本体を閉じた状態に保持する
固定手段を設けたことを特徴とする。
項1ないし請求項4のいずれかに記載のケーブル接続具
において、上記接続具本体は、上記挿通孔を挿通方向に
沿って半割する形状に分割され、該分割された接続具本
体に、該分割された接続具本体を閉じた状態に保持する
固定手段を設けたことを特徴とする。
【0012】更に、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載のケーブル接続具において、上記挿通孔に、当該
ケーブル接続具により接続される電線を、該電線の接続
部近傍にて夫々仮止めする仮止手段を設けたことを特徴
とする。また更に、請求項7に記載の発明は、請求項1
ないし請求項6のいずれかに記載のケーブル接続具にお
いて、上記接続具本体の上記挿通孔の周囲に、電磁波を
遮蔽するシールド層を設けたことを特徴とする。
に記載のケーブル接続具において、上記挿通孔に、当該
ケーブル接続具により接続される電線を、該電線の接続
部近傍にて夫々仮止めする仮止手段を設けたことを特徴
とする。また更に、請求項7に記載の発明は、請求項1
ないし請求項6のいずれかに記載のケーブル接続具にお
いて、上記接続具本体の上記挿通孔の周囲に、電磁波を
遮蔽するシールド層を設けたことを特徴とする。
【0013】次に、請求項8に記載の発明は、請求項1
ないし請求項7のいずれかに記載のケーブル接続具にお
いて、上記接続具本体に上記挿通孔が多数形成されてい
ることを特徴とする。また次に、請求項9に記載の発明
は、請求項8に記載のケーブル接続具において、上記挿
通孔の挿入口が形成された上記接続具本体の壁面に、各
挿通孔を識別するための識別符号を記したことを特徴と
する。
ないし請求項7のいずれかに記載のケーブル接続具にお
いて、上記接続具本体に上記挿通孔が多数形成されてい
ることを特徴とする。また次に、請求項9に記載の発明
は、請求項8に記載のケーブル接続具において、上記挿
通孔の挿入口が形成された上記接続具本体の壁面に、各
挿通孔を識別するための識別符号を記したことを特徴と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】上記のように構成された請求項1
に記載のケーブル接続具においては、当該ケーブル接続
具にて接続すべき電線は、接続具本体の挿通孔に、その
両側から挿入され、保持手段により、互いに導通した状
態にて保持される。
に記載のケーブル接続具においては、当該ケーブル接続
具にて接続すべき電線は、接続具本体の挿通孔に、その
両側から挿入され、保持手段により、互いに導通した状
態にて保持される。
【0015】従って、本発明のケーブル接続具によれ
ば、接続すべき電線を挿通孔により保持させれば、簡単
に電線を接続できるため、作業を容易に短時間で行うこ
とができる。しかも、接続具本体は、熱収縮チューブと
は違い、十分な厚さに形成することができ、この十分な
厚さを有する接続具本体に形成された挿通孔の内部に電
線の接続部は配置されるので、当該ケーブル接続具に加
えられる外力から接続部を十分に保護でき、信頼性を向
上させることができる。
ば、接続すべき電線を挿通孔により保持させれば、簡単
に電線を接続できるため、作業を容易に短時間で行うこ
とができる。しかも、接続具本体は、熱収縮チューブと
は違い、十分な厚さに形成することができ、この十分な
厚さを有する接続具本体に形成された挿通孔の内部に電
線の接続部は配置されるので、当該ケーブル接続具に加
えられる外力から接続部を十分に保護でき、信頼性を向
上させることができる。
【0016】次に請求項2に記載のケーブル接続具にお
いては、保持手段が、挿通孔に挿入された電線を押圧す
る押圧部材からなり、この押圧部材の押圧力により、挿
通孔に挿入された電線は、その先端部が互いに接触する
所定位置に固定される。従って、本発明のケーブル接続
具によれば、接続すべき電線を挿通孔により保持させ、
押圧部材に電線を押圧させるだけで、簡単に電線を接
続,固定できるため、作業を容易に短時間で行うことが
できる。
いては、保持手段が、挿通孔に挿入された電線を押圧す
る押圧部材からなり、この押圧部材の押圧力により、挿
通孔に挿入された電線は、その先端部が互いに接触する
所定位置に固定される。従って、本発明のケーブル接続
具によれば、接続すべき電線を挿通孔により保持させ、
押圧部材に電線を押圧させるだけで、簡単に電線を接
続,固定できるため、作業を容易に短時間で行うことが
できる。
【0017】また、請求項3に記載のケーブル接続具に
おいては、まず、当該ケーブル接続具にて接続すべき電
線を、挿通孔に、その両側から挿入し、その後、接続具
本体を外部から加熱する。すると、接続具本体と共に、
挿通孔の内周に形成されたハンダ層が加熱され、ハンダ
の溶融温度に達すると、溶融したハンダにより、挿通孔
に挿入された電線が互いに接続され、その後冷却されハ
ンダが固まることにより固定される。
おいては、まず、当該ケーブル接続具にて接続すべき電
線を、挿通孔に、その両側から挿入し、その後、接続具
本体を外部から加熱する。すると、接続具本体と共に、
挿通孔の内周に形成されたハンダ層が加熱され、ハンダ
の溶融温度に達すると、溶融したハンダにより、挿通孔
に挿入された電線が互いに接続され、その後冷却されハ
ンダが固まることにより固定される。
【0018】従って、本発明のケーブル接続具によれ
ば、接続すべき電線を挿通孔により保持させれば、後
は、電線や接続具に触れることなく、単に外部から加熱
し冷却するだけで、簡単に電線を接続できるため、作業
を容易に短時間で行うことができる。
ば、接続すべき電線を挿通孔により保持させれば、後
は、電線や接続具に触れることなく、単に外部から加熱
し冷却するだけで、簡単に電線を接続できるため、作業
を容易に短時間で行うことができる。
【0019】なお、ハンダの溶融温度は、接続具本体を
構成する耐熱性樹脂の耐熱温度より低いので、これら溶
融温度と耐熱温度との中間の温度にて加熱すれば、接続
具本体が熱によって変形させられることがない。また、
接続具本体を構成する耐熱性樹脂としては、例えば、耐
熱温度が200℃以上である非晶性熱可塑性のポリエー
テルイミド樹脂等を用いることができる。
構成する耐熱性樹脂の耐熱温度より低いので、これら溶
融温度と耐熱温度との中間の温度にて加熱すれば、接続
具本体が熱によって変形させられることがない。また、
接続具本体を構成する耐熱性樹脂としては、例えば、耐
熱温度が200℃以上である非晶性熱可塑性のポリエー
テルイミド樹脂等を用いることができる。
【0020】一方、ハンダは、耐熱性樹脂の耐熱温度よ
り十分低い温度(少なくとも50℃以上の差があること
が望ましい)にて溶融するものが使用され、Sn−Pb
をベースにしたものの他、融点が120〜180℃とな
るSn−Bi,Sn−In,In−Ag,In−Biを
ベースとしたもの、及び融点が180〜200℃となる
Sn−Znをベースとしたもの等が好適に使用される。
なお、耐熱温度の高い耐熱性樹脂を使用する場合には、
より高温にて溶融するハンダを用いてもよい。
り十分低い温度(少なくとも50℃以上の差があること
が望ましい)にて溶融するものが使用され、Sn−Pb
をベースにしたものの他、融点が120〜180℃とな
るSn−Bi,Sn−In,In−Ag,In−Biを
ベースとしたもの、及び融点が180〜200℃となる
Sn−Znをベースとしたもの等が好適に使用される。
なお、耐熱温度の高い耐熱性樹脂を使用する場合には、
より高温にて溶融するハンダを用いてもよい。
【0021】また次に、請求項4に記載のケーブル接続
具においては、ハンダ層を溶融させるために接続具本体
を加熱している時に、接続具本体が、ハンダ層の溶融温
度より高く接続具本体を形成する耐熱樹脂の耐熱温度よ
り低い所定温度以上に加熱されると、サーモシールが変
色する。このため、加熱作業時にサーモシールを監視
し、サーモシールが変色した時には、加熱を中止すれ
ば、接続具本体を、耐熱樹脂の耐熱温度を越えて加熱し
てしまうことがない。
具においては、ハンダ層を溶融させるために接続具本体
を加熱している時に、接続具本体が、ハンダ層の溶融温
度より高く接続具本体を形成する耐熱樹脂の耐熱温度よ
り低い所定温度以上に加熱されると、サーモシールが変
色する。このため、加熱作業時にサーモシールを監視
し、サーモシールが変色した時には、加熱を中止すれ
ば、接続具本体を、耐熱樹脂の耐熱温度を越えて加熱し
てしまうことがない。
【0022】従って、本発明のケーブル接続具によれ
ば、接続具本体が必要以上に加熱され、熱により変形等
してしまうことがなく、安全で確実な接続作業を行うこ
ができる。次に、請求項5に記載のケーブル接続具にお
いては、挿通孔を挿通方向に沿って半割する形状に分割
された接続具本体の分割面には、接続具本体を閉じた時
に挿通孔を形成する溝が設けられている。従って、電線
を、挿通孔に挿入した状態に保持するには、接続具本体
を分割した状態にして、分割面に設けられた溝に、電線
をはめ込んだ後、分割された接続具本体の分割面を互い
に突き合わせた状態で閉じて、固定手段により固定すれ
ばよい。
ば、接続具本体が必要以上に加熱され、熱により変形等
してしまうことがなく、安全で確実な接続作業を行うこ
ができる。次に、請求項5に記載のケーブル接続具にお
いては、挿通孔を挿通方向に沿って半割する形状に分割
された接続具本体の分割面には、接続具本体を閉じた時
に挿通孔を形成する溝が設けられている。従って、電線
を、挿通孔に挿入した状態に保持するには、接続具本体
を分割した状態にして、分割面に設けられた溝に、電線
をはめ込んだ後、分割された接続具本体の分割面を互い
に突き合わせた状態で閉じて、固定手段により固定すれ
ばよい。
【0023】従って、本発明のケーブル接続具によれ
ば、電線の位置を確認しながら、電線を挿通孔を形成す
る溝にはめ込むことができるので、電線を容易に最適な
位置に配置でき、接続作業をより確実に行うことができ
る。また、請求項6に記載のケーブル接続具において
は、電線を、分割された接続部本体の分割面に設けられ
た溝にはめ込むと、仮止手段が、この電線を接続部近傍
に仮止めする。
ば、電線の位置を確認しながら、電線を挿通孔を形成す
る溝にはめ込むことができるので、電線を容易に最適な
位置に配置でき、接続作業をより確実に行うことができ
る。また、請求項6に記載のケーブル接続具において
は、電線を、分割された接続部本体の分割面に設けられ
た溝にはめ込むと、仮止手段が、この電線を接続部近傍
に仮止めする。
【0024】従って、本発明によれば、電線を一旦溝に
はめ込んでしまえば、電線から手を離しても、電線は溝
から脱落することがなく、接続作業をより容易なものと
することができる。また、接続後は、電線を挿通孔から
引き抜こうとする外力から接続部を保護するので、接続
の信頼性を向上させることができる。
はめ込んでしまえば、電線から手を離しても、電線は溝
から脱落することがなく、接続作業をより容易なものと
することができる。また、接続後は、電線を挿通孔から
引き抜こうとする外力から接続部を保護するので、接続
の信頼性を向上させることができる。
【0025】なお、仮止手段は、例えば、溝をケーブル
の太さより僅かに細く形成することにより、機構的な弾
性力にて電線をクランプするように構成してもよいし、
挿通孔の内壁に接着剤等を塗布することにより、粘着力
にて電線を保持するように構成してもよい。
の太さより僅かに細く形成することにより、機構的な弾
性力にて電線をクランプするように構成してもよいし、
挿通孔の内壁に接着剤等を塗布することにより、粘着力
にて電線を保持するように構成してもよい。
【0026】更に、請求項7に記載のケーブル接続具に
おいては、接続具本体の挿通孔の周囲に、電磁波を遮蔽
するシールド層が設けられている。従って、本発明のケ
ーブル接続具によれば、接続部付近から外部への電磁波
の放射や、外部からの接続部付近への電磁波の侵入を防
止できる。
おいては、接続具本体の挿通孔の周囲に、電磁波を遮蔽
するシールド層が設けられている。従って、本発明のケ
ーブル接続具によれば、接続部付近から外部への電磁波
の放射や、外部からの接続部付近への電磁波の侵入を防
止できる。
【0027】なお電磁シールド層は、金属板,金属メッ
シュ,導電繊維からなる織物や編物等を接続具本体を構
成する耐熱性樹脂に埋設することにより形成してもよい
し、金属やカーボン等の導電粒子,及び高透磁率を有す
る磁性材料の粉末等を、接続具本体を形成する耐熱性樹
脂の表面或は所定位置に分散させることにより形成して
もよい。
シュ,導電繊維からなる織物や編物等を接続具本体を構
成する耐熱性樹脂に埋設することにより形成してもよい
し、金属やカーボン等の導電粒子,及び高透磁率を有す
る磁性材料の粉末等を、接続具本体を形成する耐熱性樹
脂の表面或は所定位置に分散させることにより形成して
もよい。
【0028】また、請求項8に記載のケーブル接続具に
おいては、接続具本体に挿通孔が多数形成されている。
従って、本発明のケーブル接続具によれば、接続すべき
電線を各挿通孔に挿入することにより、一度に複数対の
電線を接続,固定でき、接続数が多い程、より効率的に
接続作業を行うことができる。
おいては、接続具本体に挿通孔が多数形成されている。
従って、本発明のケーブル接続具によれば、接続すべき
電線を各挿通孔に挿入することにより、一度に複数対の
電線を接続,固定でき、接続数が多い程、より効率的に
接続作業を行うことができる。
【0029】また、各電線が夫々所定の挿通孔に保持さ
れることにより、接続関係が見やすくなるため、接続作
業や接続状態の確認を容易に行うことができる。また更
に、請求項9に記載のケーブル接続具によれば、挿通孔
の挿入口が形成された接続具本体の壁面に、各挿通孔を
識別するための識別符号が記されているので、例えば、
予め電線接続の対応関係が決まっている場合には、識別
符号として、挿通孔により保持されるべき電線の被覆線
の色等を記しておけば、接続作業を間違いなく行うこと
ができる。
れることにより、接続関係が見やすくなるため、接続作
業や接続状態の確認を容易に行うことができる。また更
に、請求項9に記載のケーブル接続具によれば、挿通孔
の挿入口が形成された接続具本体の壁面に、各挿通孔を
識別するための識別符号が記されているので、例えば、
予め電線接続の対応関係が決まっている場合には、識別
符号として、挿通孔により保持されるべき電線の被覆線
の色等を記しておけば、接続作業を間違いなく行うこと
ができる。
【0030】なお、識別符号は、色彩だけでなく、番
号、記号、及びこれらを組み合せたもの、例えば色付き
の番号や記号でもよい。
号、記号、及びこれらを組み合せたもの、例えば色付き
の番号や記号でもよい。
【0031】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1は、本発明が適用された実施例のケーブル接続
具10の全体構成を表す斜視図である。
る。図1は、本発明が適用された実施例のケーブル接続
具10の全体構成を表す斜視図である。
【0032】図1に示すように、本実施例のケーブル接
続具10は、楕円柱を長軸に沿って半割した形状に形成
された一対の本体10a,10bを備え、本体10a,
10bの一端には、本体10a,10bを開閉可能に連
結するヒンジ12が形成され、他端には、本体10a,
10bを閉じた状態に固定するための固定手段として、
本体10aに凸部14,本体10bに凸部14と係合す
る凹部を有するフック16が形成され、更に、本体10
bの外周面には、温度が180℃に達すると変色するサ
ーモシール17が接着されている。
続具10は、楕円柱を長軸に沿って半割した形状に形成
された一対の本体10a,10bを備え、本体10a,
10bの一端には、本体10a,10bを開閉可能に連
結するヒンジ12が形成され、他端には、本体10a,
10bを閉じた状態に固定するための固定手段として、
本体10aに凸部14,本体10bに凸部14と係合す
る凹部を有するフック16が形成され、更に、本体10
bの外周面には、温度が180℃に達すると変色するサ
ーモシール17が接着されている。
【0033】また、本体10a,10bの合わせ面Dに
は、本体10a,10bを閉じた時に、信号線を挿通可
能な挿通孔Hが形成されるように、夫々、断面半円形の
溝20が16本ずつ形成されており、更に、本体10a
側の溝20の近傍には、溝20により形成される挿通孔
Hを識別するための識別符号として、夫々が異なる所定
の色にて、ヒンジ12側から順番に1〜16の数字が印
字されている。
は、本体10a,10bを閉じた時に、信号線を挿通可
能な挿通孔Hが形成されるように、夫々、断面半円形の
溝20が16本ずつ形成されており、更に、本体10a
側の溝20の近傍には、溝20により形成される挿通孔
Hを識別するための識別符号として、夫々が異なる所定
の色にて、ヒンジ12側から順番に1〜16の数字が印
字されている。
【0034】また更に、本体10a,10bには、本体
10a,10bを閉じた時に形成される16個の挿通孔
Hを包囲するように、本体10a,10bの外周に沿っ
て、導電繊維の編物からなる電磁シールド層18が設け
られている。なお、本体10a,10b、ヒンジ12、
凸部14、フック16は、耐熱温度が210℃のポリエ
ーテルイミド樹脂により一体成形されており、電磁シー
ルド層18を形成する導電繊維の編物は、これらの成形
時に本体10a,10b内に埋設される。
10a,10bを閉じた時に形成される16個の挿通孔
Hを包囲するように、本体10a,10bの外周に沿っ
て、導電繊維の編物からなる電磁シールド層18が設け
られている。なお、本体10a,10b、ヒンジ12、
凸部14、フック16は、耐熱温度が210℃のポリエ
ーテルイミド樹脂により一体成形されており、電磁シー
ルド層18を形成する導電繊維の編物は、これらの成形
時に本体10a,10b内に埋設される。
【0035】次に、図2(a)は、本体10a,10b
の開放状態における、本体10aの凸部14が形成され
た側の端部を表す平面図であり、図2(b)は、そのX
−X断面図である。図2(a)(b)に示すように、本
体10aの分割面Dに形成された各溝20には、溝20
を略3等分する位置に、夫々、溝20の両縁から内側に
向けて設けられた、仮止手段としての突起22が形成さ
れている。この突起22部分の幅は、当該ケーブル接続
具10にて接続される信号線Lの芯線Cの太さより広
く、被覆部分の太さより僅かに狭くされており、溝20
に信号線Lをはめ込んだ時に、信号線Lの被覆部分を挟
持して信号線Lが溝20から脱落しないようにされてい
る。
の開放状態における、本体10aの凸部14が形成され
た側の端部を表す平面図であり、図2(b)は、そのX
−X断面図である。図2(a)(b)に示すように、本
体10aの分割面Dに形成された各溝20には、溝20
を略3等分する位置に、夫々、溝20の両縁から内側に
向けて設けられた、仮止手段としての突起22が形成さ
れている。この突起22部分の幅は、当該ケーブル接続
具10にて接続される信号線Lの芯線Cの太さより広
く、被覆部分の太さより僅かに狭くされており、溝20
に信号線Lをはめ込んだ時に、信号線Lの被覆部分を挟
持して信号線Lが溝20から脱落しないようにされてい
る。
【0036】また、溝20において突起22により3分
割されたエリアの中央部分(以下接続部とよぶ)20a
には、その内周面にハンダ層24が形成されている。こ
のハンダ層24は、接続部20aの表面に銅を無電解メ
ッキし、そのメッキ部分に、融点が140℃前後の低融
点ハンダを付着させることにより形成される。
割されたエリアの中央部分(以下接続部とよぶ)20a
には、その内周面にハンダ層24が形成されている。こ
のハンダ層24は、接続部20aの表面に銅を無電解メ
ッキし、そのメッキ部分に、融点が140℃前後の低融
点ハンダを付着させることにより形成される。
【0037】なお、ハンダ層24は、本体10a,10
bの成形時に、接続部20aに予め金属板を埋め込んで
おくか、接続部20aに金属板を取付可能なように構成
しておき、この予め埋め込まれるか後付けされた金属板
上に形成してもよい。更に、溝20において突起22に
より3分割されたエリアの両端部分(以下導入部とよ
ぶ)20bには、その内周面にシリコーンゴム等の弾性
材料により形成された押圧部材としての弾性層26が形
成されている。この弾性層26は、溝20の内径が、信
号線Lの被覆部分の外径よりわずかに小さくなるように
形成されている。
bの成形時に、接続部20aに予め金属板を埋め込んで
おくか、接続部20aに金属板を取付可能なように構成
しておき、この予め埋め込まれるか後付けされた金属板
上に形成してもよい。更に、溝20において突起22に
より3分割されたエリアの両端部分(以下導入部とよ
ぶ)20bには、その内周面にシリコーンゴム等の弾性
材料により形成された押圧部材としての弾性層26が形
成されている。この弾性層26は、溝20の内径が、信
号線Lの被覆部分の外径よりわずかに小さくなるように
形成されている。
【0038】そして、ここでは本体10a側の溝20に
ついて説明したが、本体10b側の溝20にも、上述し
たものと全く同様の突起22,ハンダ層24,及び弾性
層26が形成されている。以上のように構成されたケー
ブル接続具10の使用方法について、8対のスイストペ
アケーブルが束ねられた束線ケーブルM1を、4対のツ
イストペアケーブルが束ねられた束線ケーブルM2,M
3に分岐する場合に用いる場合を例にとり説明する。な
お、図3は、接続が終了した状態、即ち使用状態の一例
を表す説明図である。
ついて説明したが、本体10b側の溝20にも、上述し
たものと全く同様の突起22,ハンダ層24,及び弾性
層26が形成されている。以上のように構成されたケー
ブル接続具10の使用方法について、8対のスイストペ
アケーブルが束ねられた束線ケーブルM1を、4対のツ
イストペアケーブルが束ねられた束線ケーブルM2,M
3に分岐する場合に用いる場合を例にとり説明する。な
お、図3は、接続が終了した状態、即ち使用状態の一例
を表す説明図である。
【0039】なお、挿通孔Hを識別するために記された
識別符号としての数字は、その挿通孔Hにて接続される
べき信号線Lの被覆と同じ色にて記されている。まず、
各ケーブルM1,M2,M3の各信号線Lの先端部を、
芯線Cが露出するように被覆を剥く。この時、芯線Cに
ハンダ層24のハンダが付着し易いように、芯線Cにハ
ンダや、ハンダ用のフラックスを付着させてもよい。
識別符号としての数字は、その挿通孔Hにて接続される
べき信号線Lの被覆と同じ色にて記されている。まず、
各ケーブルM1,M2,M3の各信号線Lの先端部を、
芯線Cが露出するように被覆を剥く。この時、芯線Cに
ハンダ層24のハンダが付着し易いように、芯線Cにハ
ンダや、ハンダ用のフラックスを付着させてもよい。
【0040】このように芯線Cが露出された信号線L
を、開放状態にされた本体10aの分割面Dに形成され
た溝20(挿通孔H)に配置する。この時、各信号線L
を、その被覆の色と同じ色の識別符号が付された溝20
に配置する。なお、図2(a)に点線で示すように、接
続部20aに芯線が収納され、また突起22部分には信
号線Lの被覆部分が位置するようにして、信号線Lを溝
20に押し込む。これにより、信号線Lは、突起22に
より挟持され、本体10a上に保持されると共に、一つ
の溝20に配置される一対の信号線L,Lは、接続部2
0aのハンダ層24上、芯線C,Cが配置された状態と
なる。なお、図中では、芯線C,Cが互いに突き合わさ
れた状態に配置されているが、ハンダ層24の上から外
れさえしなければ、互いに重なり合っていても、逆に多
少離れていてもよい。
を、開放状態にされた本体10aの分割面Dに形成され
た溝20(挿通孔H)に配置する。この時、各信号線L
を、その被覆の色と同じ色の識別符号が付された溝20
に配置する。なお、図2(a)に点線で示すように、接
続部20aに芯線が収納され、また突起22部分には信
号線Lの被覆部分が位置するようにして、信号線Lを溝
20に押し込む。これにより、信号線Lは、突起22に
より挟持され、本体10a上に保持されると共に、一つ
の溝20に配置される一対の信号線L,Lは、接続部2
0aのハンダ層24上、芯線C,Cが配置された状態と
なる。なお、図中では、芯線C,Cが互いに突き合わさ
れた状態に配置されているが、ハンダ層24の上から外
れさえしなければ、互いに重なり合っていても、逆に多
少離れていてもよい。
【0041】そして、上述の作業を繰り返し、全ての溝
20に信号線Lを配置後、本体10a,10bを閉じ
る。この時、フック16は、凸部14の傾斜にそって凸
部14を乗り越え、フック16に形成された凹部に凸部
14が嵌合されることにより、本体10a,10bは閉
じた状態に固定される。また、接続部20aに配置され
た芯線C,Cは、ハンダ層24により周囲を囲まれた状
態となり、一方、導入部20bに配置された信号線L,
Lの被覆部分は、弾性層26により押圧され、当該ケー
ブル接続具10に固定される。
20に信号線Lを配置後、本体10a,10bを閉じ
る。この時、フック16は、凸部14の傾斜にそって凸
部14を乗り越え、フック16に形成された凹部に凸部
14が嵌合されることにより、本体10a,10bは閉
じた状態に固定される。また、接続部20aに配置され
た芯線C,Cは、ハンダ層24により周囲を囲まれた状
態となり、一方、導入部20bに配置された信号線L,
Lの被覆部分は、弾性層26により押圧され、当該ケー
ブル接続具10に固定される。
【0042】この状態で、例えば熱収縮チューブを熱収
縮させる時等に使用されるトーチランプを用いて、信号
線Lを挟持したケーブル接続具10を加熱する。そし
て、ケーブル接続具10の温度が、ハンダの融点である
140℃に達すると、接続部20aに形成されたハンダ
層24のハンダが溶けて、接続部20aに配置された芯
線C,Cは、溶けたハンダの塊の内部に取り込まれた状
態となる。従って、後はそのまま冷やせば、このハンダ
の塊が固まることにより、芯線C,Cはハンダを介して
互いに電気的に接続されると共に、接続部20aに固定
され、当該ケーブル接続具10による束線ケーブルM
1,M2,M3の各信号線Lの接続を終了する。
縮させる時等に使用されるトーチランプを用いて、信号
線Lを挟持したケーブル接続具10を加熱する。そし
て、ケーブル接続具10の温度が、ハンダの融点である
140℃に達すると、接続部20aに形成されたハンダ
層24のハンダが溶けて、接続部20aに配置された芯
線C,Cは、溶けたハンダの塊の内部に取り込まれた状
態となる。従って、後はそのまま冷やせば、このハンダ
の塊が固まることにより、芯線C,Cはハンダを介して
互いに電気的に接続されると共に、接続部20aに固定
され、当該ケーブル接続具10による束線ケーブルM
1,M2,M3の各信号線Lの接続を終了する。
【0043】なお、加熱することにより、ケーブル接続
具10の温度が、180℃を越えた場合には、本体10
bの表面に接着されたサーモシール17が変色する。従
って、作業者は、サーモシール17が変色したら加熱を
中止するようにすれば、ケーブル接続具10を構成する
耐熱樹脂の耐熱温度(210℃)を越えて加熱してしま
うことがない。
具10の温度が、180℃を越えた場合には、本体10
bの表面に接着されたサーモシール17が変色する。従
って、作業者は、サーモシール17が変色したら加熱を
中止するようにすれば、ケーブル接続具10を構成する
耐熱樹脂の耐熱温度(210℃)を越えて加熱してしま
うことがない。
【0044】このように、ケーブル接続具10による接
続が完了した状態では、芯線C,Cの接続部分は、挿通
孔H内部にあり、本体10a,10bにより、外力から
保護されると共に、本体10a,10bに埋設された電
磁シールド層18により電磁波からも保護される。
続が完了した状態では、芯線C,Cの接続部分は、挿通
孔H内部にあり、本体10a,10bにより、外力から
保護されると共に、本体10a,10bに埋設された電
磁シールド層18により電磁波からも保護される。
【0045】以上、説明したように、本実施例のケーブ
ル接続具10においては、挿通孔Hを形成する溝20の
内周にハンダ層24が形成されており、信号線L,L
を、その先端部にて露出された芯線C,Cがハンダ層2
4上に位置するように配置した後、本体10a,10b
を閉じて加熱するだけで、同じ溝20に配置された信号
線L,Lがハンダ層24、及び弾性層26により接続,
固定されるようにされている。
ル接続具10においては、挿通孔Hを形成する溝20の
内周にハンダ層24が形成されており、信号線L,L
を、その先端部にて露出された芯線C,Cがハンダ層2
4上に位置するように配置した後、本体10a,10b
を閉じて加熱するだけで、同じ溝20に配置された信号
線L,Lがハンダ層24、及び弾性層26により接続,
固定されるようにされている。
【0046】従って、本実施例によれば、複数の信号線
Lを接続する場合に、信号線L毎にハンダ付等の作業を
行う必要がなく、信号線Lを溝20に配置して加熱すれ
ば、一度に接続,固定できるので、効率よく接続作業を
行うことができる。また、溝20には突起22が形成さ
れており、溝20にはめ込まれた信号線Lが、溝20か
ら脱落しないようにされているので、信号線Lを溝20
に配置する時の作業性がよい。
Lを接続する場合に、信号線L毎にハンダ付等の作業を
行う必要がなく、信号線Lを溝20に配置して加熱すれ
ば、一度に接続,固定できるので、効率よく接続作業を
行うことができる。また、溝20には突起22が形成さ
れており、溝20にはめ込まれた信号線Lが、溝20か
ら脱落しないようにされているので、信号線Lを溝20
に配置する時の作業性がよい。
【0047】更に、本体10bの外周面には、サーモシ
ール17が接着されており、ハンダを溶かすための加熱
時に、サーモシール17が変色した時には、加熱を中止
するようにすれば、加熱し過ぎて接続具本体10a,1
0bを構成する耐熱性樹脂や弾性層26を形成するシリ
コーンゴムの耐熱温度を越え、接続具本体10a,10
bを変形させてしまったり、弾性層26の弾性を劣化さ
せてしまうようなことがなく、安全に無駄なく作業を行
うことができる。
ール17が接着されており、ハンダを溶かすための加熱
時に、サーモシール17が変色した時には、加熱を中止
するようにすれば、加熱し過ぎて接続具本体10a,1
0bを構成する耐熱性樹脂や弾性層26を形成するシリ
コーンゴムの耐熱温度を越え、接続具本体10a,10
bを変形させてしまったり、弾性層26の弾性を劣化さ
せてしまうようなことがなく、安全に無駄なく作業を行
うことができる。
【0048】また更に、本実施例では、挿通孔Hの近傍
に識別符号が付されており、しかもその挿通孔Hを用い
て接続すべき信号線Lの被覆の色が記されているため、
信号線Lを溝20に誤りなく配置して、誤りなく接続す
ることができ、また、接続後における接続状態の確認も
容易にできる。
に識別符号が付されており、しかもその挿通孔Hを用い
て接続すべき信号線Lの被覆の色が記されているため、
信号線Lを溝20に誤りなく配置して、誤りなく接続す
ることができ、また、接続後における接続状態の確認も
容易にできる。
【0049】また、本実施例のケーブル接続具10によ
れば、挿通孔Hの内部に位置する芯線C,Cの接続部分
は、十分な厚さに形成された本体10a,10bによ
り、何物かに踏まれること等により加えられる圧力から
保護されると共に、溝20に形成された突起22によ
り、信号線Lを引き抜こうとする外力からも保護される
ので、接続の信頼性を向上させることができる。
れば、挿通孔Hの内部に位置する芯線C,Cの接続部分
は、十分な厚さに形成された本体10a,10bによ
り、何物かに踏まれること等により加えられる圧力から
保護されると共に、溝20に形成された突起22によ
り、信号線Lを引き抜こうとする外力からも保護される
ので、接続の信頼性を向上させることができる。
【0050】また、挿通孔Hの周囲を包囲するように、
電磁シールド層18が形成されているので、芯線C,C
の接続部分付近を電磁波から保護できる。なお、電磁シ
ールド層18は、アース線を引き出して接地することが
望ましい。また更に、本実施例のケーブル接続具10で
は、溝20(即ち挿入孔H)の幅は、信号線Lの太さよ
り少し大きければよく、また、溝20が配置される間隔
は、接続部20aのハンダ層24間の絶縁、及びケーブ
ル接続具10の外力に対する強度が保たれる範囲で近づ
けることができるため、端子台を用いた接続具に比べて
大幅に小型化でき、様々な場所にて、束線ケーブルの接
続,分岐等を行うことができる。
電磁シールド層18が形成されているので、芯線C,C
の接続部分付近を電磁波から保護できる。なお、電磁シ
ールド層18は、アース線を引き出して接地することが
望ましい。また更に、本実施例のケーブル接続具10で
は、溝20(即ち挿入孔H)の幅は、信号線Lの太さよ
り少し大きければよく、また、溝20が配置される間隔
は、接続部20aのハンダ層24間の絶縁、及びケーブ
ル接続具10の外力に対する強度が保たれる範囲で近づ
けることができるため、端子台を用いた接続具に比べて
大幅に小型化でき、様々な場所にて、束線ケーブルの接
続,分岐等を行うことができる。
【0051】なお、上記実施例においては、溝20に信
号線L,Lを配置して、本体10a,1bを閉じた後、
ケーブル接続具10を加熱して、ハンダ層24を溶融さ
せるようにしているが、本体10a,10bを閉じるだ
けで、ケーブル接続具10を加熱することなく、即ちハ
ンダ層24を溶融させることなく使用してもよい。これ
は、溝20に配置された信号線L,Lの芯線C,Cは、
夫々がハンダ層24に接触し、ハンダ層24を介して十
分に導通するからである。
号線L,Lを配置して、本体10a,1bを閉じた後、
ケーブル接続具10を加熱して、ハンダ層24を溶融さ
せるようにしているが、本体10a,10bを閉じるだ
けで、ケーブル接続具10を加熱することなく、即ちハ
ンダ層24を溶融させることなく使用してもよい。これ
は、溝20に配置された信号線L,Lの芯線C,Cは、
夫々がハンダ層24に接触し、ハンダ層24を介して十
分に導通するからである。
【0052】また、上記実施例においては、溝20の接
続部20aにハンダ層24を設け、導入部20bに、弾
性層26を設けているが、いずれか一方のみを設けるだ
けでもよい。即ち、弾性層26を省略したとしても、信
号線L,Lは、ハンダ層24と突起22とによりある程
度の強度にてケーブル接続具10に固定されるため、信
号線L,Lを引き抜く方向に強力な外力が加えられるお
それのない場所では、このように弾性層26がなくて
も、問題なく使用することができる。
続部20aにハンダ層24を設け、導入部20bに、弾
性層26を設けているが、いずれか一方のみを設けるだ
けでもよい。即ち、弾性層26を省略したとしても、信
号線L,Lは、ハンダ層24と突起22とによりある程
度の強度にてケーブル接続具10に固定されるため、信
号線L,Lを引き抜く方向に強力な外力が加えられるお
それのない場所では、このように弾性層26がなくて
も、問題なく使用することができる。
【0053】一方、ハンダ層24を省略した場合には、
接続部20aにおいて芯線C,Cが互いに重なり合うよ
うに配置すれば、本体10a,10bを閉じたときに、
芯線C,Cは互いに接触するため、信号線L,L間の導
通を確保できる。しかも、この場合、本体10a,10
bを閉じた後に加熱する必要がないため、信号線L,L
の接続作業をより短時間に行うことができる。なお、こ
のように、ハンダ層24を省略した場合には、芯線C,
Cの接触をより確実なものとするために、接続部20a
にも弾性層を設けることが望ましい。
接続部20aにおいて芯線C,Cが互いに重なり合うよ
うに配置すれば、本体10a,10bを閉じたときに、
芯線C,Cは互いに接触するため、信号線L,L間の導
通を確保できる。しかも、この場合、本体10a,10
bを閉じた後に加熱する必要がないため、信号線L,L
の接続作業をより短時間に行うことができる。なお、こ
のように、ハンダ層24を省略した場合には、芯線C,
Cの接触をより確実なものとするために、接続部20a
にも弾性層を設けることが望ましい。
【0054】更に、上記実施例では、突起22を1つの
溝20に配置される各信号線L,Lに対して一対づつ設
けているだけであるが、接続部20a以外の場所に、多
数設けてもよい。次に、第2実施例について説明する。
溝20に配置される各信号線L,Lに対して一対づつ設
けているだけであるが、接続部20a以外の場所に、多
数設けてもよい。次に、第2実施例について説明する。
【0055】図4(a)は、本実施例のケーブル接続具
30の全体構成を表す斜視図であり、図4(b)は、ケ
ーブル接続具30の使用状態を表す正面図である。図4
に示すように、本実施例のケーブル接続具30は、円柱
を中心軸に沿って半割した形状に形成された一対のコア
部32a,32bと、コア部32a,32bの外周に密
着する円筒を中心軸に沿って半割した形状に形成された
外周部34a,34bと、を備えている。そして、外周
部34a,34bの一端には、外周部34a,34bを
開閉可能に連結するヒンジ36が形成され、他端には、
外周部34a,34bを閉じた状態に固定するための固
定手段として、外周部34aに凸部38,外周部34b
に凸部38と係合する凹部を有するフック40が形成さ
れている。更に、外周部34bの外周面には、サーモシ
ール(図示せず)が接着されている。
30の全体構成を表す斜視図であり、図4(b)は、ケ
ーブル接続具30の使用状態を表す正面図である。図4
に示すように、本実施例のケーブル接続具30は、円柱
を中心軸に沿って半割した形状に形成された一対のコア
部32a,32bと、コア部32a,32bの外周に密
着する円筒を中心軸に沿って半割した形状に形成された
外周部34a,34bと、を備えている。そして、外周
部34a,34bの一端には、外周部34a,34bを
開閉可能に連結するヒンジ36が形成され、他端には、
外周部34a,34bを閉じた状態に固定するための固
定手段として、外周部34aに凸部38,外周部34b
に凸部38と係合する凹部を有するフック40が形成さ
れている。更に、外周部34bの外周面には、サーモシ
ール(図示せず)が接着されている。
【0056】また、コア部32a,32bと、外周部3
4a,34bとの合わせ面Dに沿って信号線Lを挿通可
能な挿通孔Hが形成されるように、コア部32a,32
bの外周面と、外周部34a,34bの内周面とには、
夫々、断面半円形の溝44が形成されている。なお、挿
通孔Hの開口部の周囲は、この挿通孔Hに挿入すべき信
号線Lの被覆と同じ色にて縁どりされている。
4a,34bとの合わせ面Dに沿って信号線Lを挿通可
能な挿通孔Hが形成されるように、コア部32a,32
bの外周面と、外周部34a,34bの内周面とには、
夫々、断面半円形の溝44が形成されている。なお、挿
通孔Hの開口部の周囲は、この挿通孔Hに挿入すべき信
号線Lの被覆と同じ色にて縁どりされている。
【0057】なお、外周部34a,34b、ヒンジ3
6、凸部38、フック40は、第1実施例と同様の耐熱
性樹脂にて一体成形されており、また、コア部32a,
32bも、これと同じ材料にて成形されている。そし
て、コア部32a,32b及び外周部34a,34bに
形成された溝44には、第1実施例と全く同様に、突起
46と、突起46により3分割された溝44の中心部で
ある接続部44aにハンダ層(図示せず)と、溝44の
両端部である導入部44bに弾性層(図示せず)とが形
成されている。
6、凸部38、フック40は、第1実施例と同様の耐熱
性樹脂にて一体成形されており、また、コア部32a,
32bも、これと同じ材料にて成形されている。そし
て、コア部32a,32b及び外周部34a,34bに
形成された溝44には、第1実施例と全く同様に、突起
46と、突起46により3分割された溝44の中心部で
ある接続部44aにハンダ層(図示せず)と、溝44の
両端部である導入部44bに弾性層(図示せず)とが形
成されている。
【0058】以上のように構成されたケーブル接続具3
0では、開放状態にされ、しかもコア部32a,32b
が取り外された状態にされた外周部34a,34bの溝
44に、第1実施例の場合と全く同様に、芯線Cが露出
された信号線Lを配置する。全ての溝44において、信
号線Lの配置が終了すると、コア部32a,32bを外
周部34a,34bに、各溝44により挿通孔Hが形成
されるように夫々はめ込む。
0では、開放状態にされ、しかもコア部32a,32b
が取り外された状態にされた外周部34a,34bの溝
44に、第1実施例の場合と全く同様に、芯線Cが露出
された信号線Lを配置する。全ての溝44において、信
号線Lの配置が終了すると、コア部32a,32bを外
周部34a,34bに、各溝44により挿通孔Hが形成
されるように夫々はめ込む。
【0059】その後、外周部34a,34bに形成され
た凸部38と、フック16の凹部とを係合させることに
より、コア部32a,32bがはめ込まれた外周部34
a,34bを閉じた状態に固定する。これにより、信号
線Lは、溝44に形成された弾性層により、ケーブル接
続具30に固定される。
た凸部38と、フック16の凹部とを係合させることに
より、コア部32a,32bがはめ込まれた外周部34
a,34bを閉じた状態に固定する。これにより、信号
線Lは、溝44に形成された弾性層により、ケーブル接
続具30に固定される。
【0060】この状態で、ケーブル接続具30をハンダ
層が溶融するまで加熱した後、冷却すれば、同じ挿通孔
Hに保持された一対の信号線L,Lの芯線C,Cは、ハ
ンダを介して互いに電気的に接続される。このため、本
実施例のケーブル接続具30によれば、第1実施例のケ
ーブル接続具10と全く同様の効果を得ることができ
る。
層が溶融するまで加熱した後、冷却すれば、同じ挿通孔
Hに保持された一対の信号線L,Lの芯線C,Cは、ハ
ンダを介して互いに電気的に接続される。このため、本
実施例のケーブル接続具30によれば、第1実施例のケ
ーブル接続具10と全く同様の効果を得ることができ
る。
【0061】なお、本実施例では、溝44に弾性層を設
けているが、コア部32a,32b全体を弾性材料にて
形成し、コア部32a,32bの弾性力にて挿通孔Hに
挿入された信号線Lを、保持固定するようにしてもよ
い。次に、第3実施例について説明する。
けているが、コア部32a,32b全体を弾性材料にて
形成し、コア部32a,32bの弾性力にて挿通孔Hに
挿入された信号線Lを、保持固定するようにしてもよ
い。次に、第3実施例について説明する。
【0062】図5は、本実施例のケーブル接続具40の
全体構成を表す斜視図である。図5に示すように、本実
施例のケーブル接続具40は、円柱状に形成された本体
40aからなり、本体40aの中心軸の周囲には、挿通
孔Hが形成されている。この挿通孔Hは、本体40aに
金属チューブ42を埋設することにより形成され、その
内周壁全体にハンダ層(図示せず)が形成されていると
共に、その内周径は、当該ケーブル接続具40により保
持される信号線Lの被覆部分よりわずかに狭くされてい
る。また、挿通孔Hの挿入口の周囲には、挿入すべき信
号線Lの被覆と同色のシール44が接着されている。
全体構成を表す斜視図である。図5に示すように、本実
施例のケーブル接続具40は、円柱状に形成された本体
40aからなり、本体40aの中心軸の周囲には、挿通
孔Hが形成されている。この挿通孔Hは、本体40aに
金属チューブ42を埋設することにより形成され、その
内周壁全体にハンダ層(図示せず)が形成されていると
共に、その内周径は、当該ケーブル接続具40により保
持される信号線Lの被覆部分よりわずかに狭くされてい
る。また、挿通孔Hの挿入口の周囲には、挿入すべき信
号線Lの被覆と同色のシール44が接着されている。
【0063】このように構成されたケーブル接続具40
においては、芯線Cを露出させた信号線Lを、芯線C部
分と共に、少なくとも被覆部分の一部を通孔H内に挿入
すると、信号線Lの被覆部分は、それよりわずかに内周
径の小さい挿通孔Hにより押圧され、挿通孔Hに固定さ
れる。
においては、芯線Cを露出させた信号線Lを、芯線C部
分と共に、少なくとも被覆部分の一部を通孔H内に挿入
すると、信号線Lの被覆部分は、それよりわずかに内周
径の小さい挿通孔Hにより押圧され、挿通孔Hに固定さ
れる。
【0064】この時、芯線Cは、金属チューブ42に形
成されたハンダ層に接触するため、両側から挿入された
信号線L,L同士が挿通孔H内にて直接接触していなく
ても、ハンダ層を介して導通する。従って、本実施例の
ケーブル接続具40によれば、芯線Cを露出させた信号
線Lを挿通孔Hに挿入するだけで、極めて簡単に、信号
線L,Lを接続することができる。
成されたハンダ層に接触するため、両側から挿入された
信号線L,L同士が挿通孔H内にて直接接触していなく
ても、ハンダ層を介して導通する。従って、本実施例の
ケーブル接続具40によれば、芯線Cを露出させた信号
線Lを挿通孔Hに挿入するだけで、極めて簡単に、信号
線L,Lを接続することができる。
【0065】また、このように信号線L,Lが挿通孔H
に保持された状態にて、当該ケーブル接続具40を加熱
し、挿通孔H内のハンダ層が溶融させた後、冷却すれ
ば、芯線Cと金属チューブ42とがハンダを介して接続
されるため、より確実に、信号線L,L間の導通をとる
ことができる共に、当該ケーブル接続具40に、信号線
L,Lをより確実に保持させることができる。
に保持された状態にて、当該ケーブル接続具40を加熱
し、挿通孔H内のハンダ層が溶融させた後、冷却すれ
ば、芯線Cと金属チューブ42とがハンダを介して接続
されるため、より確実に、信号線L,L間の導通をとる
ことができる共に、当該ケーブル接続具40に、信号線
L,Lをより確実に保持させることができる。
【0066】更に、挿通孔Hの挿入口には、挿入すべき
信号線Lの被覆と同色のシール44が接着されているの
で、作業時に、信号線Lの接続を誤ることがなく、短時
間で確実に作業を行うことができる。なお、本実施例で
は、本体40aに金属チューブ42を埋設することで挿
通孔Hを形成しているが、金属チューブ42を用いるこ
となく本体10aに直接に挿通孔を形成してもよい。こ
の場合、挿通孔H内にハンダ層を形成するために、挿通
孔Hの内周壁にメッキを施す必要があるが、例えば、導
電性コロイドを吸着させることにより挿通孔Hの挿入口
付近に導電性皮膜を形成し、この導電性皮膜を出発点と
して電気銅メッキを行えば、挿通孔の内周壁にメッキを
施すことができる。
信号線Lの被覆と同色のシール44が接着されているの
で、作業時に、信号線Lの接続を誤ることがなく、短時
間で確実に作業を行うことができる。なお、本実施例で
は、本体40aに金属チューブ42を埋設することで挿
通孔Hを形成しているが、金属チューブ42を用いるこ
となく本体10aに直接に挿通孔を形成してもよい。こ
の場合、挿通孔H内にハンダ層を形成するために、挿通
孔Hの内周壁にメッキを施す必要があるが、例えば、導
電性コロイドを吸着させることにより挿通孔Hの挿入口
付近に導電性皮膜を形成し、この導電性皮膜を出発点と
して電気銅メッキを行えば、挿通孔の内周壁にメッキを
施すことができる。
【0067】また本実施例のように、本体40aを開閉
しない構成とするのであれば、挿通孔Hの形状を自由に
形成できる。例えば、ツイストペアケーブルの接続を行
うケーブル接続具を構成する場合、2つの挿通孔を一組
として、2重螺旋形状に形成してもよい。即ち、上記実
施例のケーブル接続具10,30では、挿通孔Hは直線
的に形成されているので、挿通孔Hに挿入された信号線
Lは平行に配置されてしまうのであるが、挿通孔Hを2
重螺旋形状に形成すれば、挿通孔Hに挿入された部分の
信号線Lは、他の部分と同様に捻った形状に保持される
ため、接続による特性の劣化を最小限に抑えることがで
きる。
しない構成とするのであれば、挿通孔Hの形状を自由に
形成できる。例えば、ツイストペアケーブルの接続を行
うケーブル接続具を構成する場合、2つの挿通孔を一組
として、2重螺旋形状に形成してもよい。即ち、上記実
施例のケーブル接続具10,30では、挿通孔Hは直線
的に形成されているので、挿通孔Hに挿入された信号線
Lは平行に配置されてしまうのであるが、挿通孔Hを2
重螺旋形状に形成すれば、挿通孔Hに挿入された部分の
信号線Lは、他の部分と同様に捻った形状に保持される
ため、接続による特性の劣化を最小限に抑えることがで
きる。
【図1】 第1実施例のケーブル接続具10の全体構成
を表す斜視図である。
を表す斜視図である。
【図2】 挿通孔Hを形成する溝20の構成を表す説明
図である。
図である。
【図3】 ケーブル接続具10の使用状態を表す説明図
である。
である。
【図4】 第2実施例のケーブル接続具30の全体構成
を表す斜視図、及び使用状態を表す正面図である。
を表す斜視図、及び使用状態を表す正面図である。
【図5】 第3実施例のケーブル接続具40の全体構成
を表す斜視図である。
を表す斜視図である。
10,30,40…ケーブル接続具 10a,10b
…本体 12,36…ヒンジ 14,38…凸部 16,4
0…フック 17…サーモシール 18…電磁シールド層 2
0,44…溝 22,46…突起 24…ハンダ層 26…弾性層 32a,32b…コア部 34a,34b…外周部 42…金属チューブ 44…シール
…本体 12,36…ヒンジ 14,38…凸部 16,4
0…フック 17…サーモシール 18…電磁シールド層 2
0,44…溝 22,46…突起 24…ハンダ層 26…弾性層 32a,32b…コア部 34a,34b…外周部 42…金属チューブ 44…シール
Claims (9)
- 【請求項1】 電線同士を互いに接続すると共に、該接
続部を被覆保護するケーブル接続具であって、 当該ケーブル接続具により接続される電線を両側から挿
入するための挿通孔が形成された接続具本体と、 上記挿通孔の内周に設けられ、該挿通孔に挿入された電
線を互いに導通させた状態にて保持する保持手段と、 を備えたことを特徴とするケーブル接続具。 - 【請求項2】 上記保持手段は、上記挿通孔に挿入され
た電線を押圧し、該電線の先端部が互いに接触する所定
位置に固定する押圧部材からなることを特徴とする請求
項1に記載のケーブル接続具。 - 【請求項3】 上記接続具本体は、耐熱性樹脂により形
成され、 上記保持手段は、該耐熱性樹脂の耐熱温度より低い温度
にて溶融するハンダ層からなることを特徴とする請求項
1に記載のケーブル接続具。 - 【請求項4】 請求項3に記載のケーブル接続具におい
て、 上記接続具本体に、上記ハンダ層の溶融温度より高く上
記接続具本体を形成する耐熱樹脂の耐熱温度より低い所
定温度にて変色するサーモシールを取り付けたことを特
徴とするケーブル接続具。 - 【請求項5】 上記接続具本体は、上記挿通孔を挿通方
向に沿って半割する形状に分割され、 該分割された接続具本体に、該分割された接続具本体を
閉じた状態に保持する固定手段を設けたことを特徴とす
る請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のケーブル
接続具。 - 【請求項6】 請求項5に記載のケーブル接続具におい
て、 上記挿通孔に、当該ケーブル接続具により接続される電
線を、該電線の接続部近傍にて夫々仮止めする仮止手段
を設けたことを特徴とするケーブル接続具。 - 【請求項7】 上記接続具本体の上記挿通孔の周囲に、
電磁波を遮蔽するシールド層を設けたことを特徴とする
請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のケーブル接
続具。 - 【請求項8】 上記接続具本体に上記挿通孔が多数形成
されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7の
いずれかに記載のケーブル接続具。 - 【請求項9】 請求項8に記載のケーブル接続具におい
て、 上記挿通孔の挿入口が形成された上記接続具本体の壁面
に、各挿通孔を識別するための識別符号を記したことを
特徴とするケーブル接続具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23852295A JPH0982379A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | ケーブル接続具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23852295A JPH0982379A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | ケーブル接続具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0982379A true JPH0982379A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=17031512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23852295A Pending JPH0982379A (ja) | 1995-09-18 | 1995-09-18 | ケーブル接続具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0982379A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006080383A (ja) * | 2004-09-10 | 2006-03-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 発光装置及びその温度検出方法 |
| CN107302142A (zh) * | 2017-06-30 | 2017-10-27 | 云南科威液态金属谷研发有限公司 | 低熔点金属电缆连接装置及其使用方法、连接结构 |
| CN107359569A (zh) * | 2017-09-15 | 2017-11-17 | 浙江华普电缆有限公司 | 一种用于防辐射墙体的电缆槽 |
-
1995
- 1995-09-18 JP JP23852295A patent/JPH0982379A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006080383A (ja) * | 2004-09-10 | 2006-03-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 発光装置及びその温度検出方法 |
| CN107302142A (zh) * | 2017-06-30 | 2017-10-27 | 云南科威液态金属谷研发有限公司 | 低熔点金属电缆连接装置及其使用方法、连接结构 |
| CN107359569A (zh) * | 2017-09-15 | 2017-11-17 | 浙江华普电缆有限公司 | 一种用于防辐射墙体的电缆槽 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5062804A (en) | Metal housing for an electrical connector | |
| US4820007A (en) | Cable closure and methods of assembling | |
| EP0750366B1 (en) | Improved electrical connecting device | |
| EP0362600B1 (en) | Electrical connector | |
| KR970068034A (ko) | 고속 케이블의 차폐부 접속 시스템 | |
| CA2142646A1 (en) | Flexible cable grounding scheme | |
| US9928939B1 (en) | Device and method for splicing shielded wire cables | |
| JPH01313863A (ja) | 接続又は分離列用の保護プラグ | |
| US6591055B1 (en) | Sheath bonding arrangement for fiber optic cable splices | |
| CA2017459C (en) | Cable connecting device | |
| US4399318A (en) | EMI Shielding enclosure for a cable connector | |
| EP0070091A1 (en) | Cable shield termination means for plug and receptacle connectors | |
| EP0724310A2 (en) | Multiple internal shield termination system | |
| JPH0982379A (ja) | ケーブル接続具 | |
| CA2396844C (en) | Coupling element for mounting to a shielded electrical cable and method for mounting the same to a cable | |
| EP0687037B1 (en) | Shielding arrangement between several shielding cables and a connector | |
| JPH0461575B2 (ja) | ||
| GB2177268A (en) | Strain relief for electrical connector cable | |
| TWI760174B (zh) | 一種網路電纜與連接器接頭組裝方法 | |
| JP4380939B2 (ja) | 電線接続構造および機器ケース体内の空気抜き方法 | |
| JP2001076821A (ja) | コネクタのシールド構造及び同シールド方法 | |
| JPH0750182A (ja) | シールドされた電気コネクタにクランプする 導電シェル | |
| JPH10199599A (ja) | 端子の防水構造及びその防水方法 | |
| JP3185616B2 (ja) | ワイヤハーネスの形成方法 | |
| JP2569478Y2 (ja) | シールド機能付コネクタ |