JPH0982477A - パルス発生装置 - Google Patents

パルス発生装置

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JPH0982477A
JPH0982477A JP23737495A JP23737495A JPH0982477A JP H0982477 A JPH0982477 A JP H0982477A JP 23737495 A JP23737495 A JP 23737495A JP 23737495 A JP23737495 A JP 23737495A JP H0982477 A JPH0982477 A JP H0982477A
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JP
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pulse
capacitor
voltage
magnetic switch
discharge lamp
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JP23737495A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ogasawara
宏 小笠原
Minoru Yamamoto
実 山本
Hidenori Kakehashi
英典 掛橋
Hiroyasu Eriguchi
裕康 江里口
Takeshi Kamoi
武志 鴨井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体スイッチを用いた欠点を解消し、しかも
磁気スイッチのコア材料のばらつきが多少あっても安定
したパルス電圧を発生させることができるパルス発生装
置を提供するにある。 【解決手段】磁気スイッチ3はコンデンサ1とパルスト
ランス4の1次巻線N 1 とで閉回路を構成するもので、
コンデンサ1の電圧により飽和してインダクタンス値が
小さくなりオン動作した時にコンデンサ1の電荷を閉回
路で放電させパルストランス4の2次巻線N2 に接続し
ている高圧放電灯5の両端に高圧パルス電圧を印加する
ようになっている。そして磁気スイッチ3はコア材料と
して周波数が10kHzでのメジャーループの損失が1
000mW/cc以下であるアモルファス或いはファイ
メットを用いている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パルス発生装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、水銀ランプ,メタルハライドラ
ンプ,高圧ナトリウムランプ等の高圧放電灯に用いられ
る高圧放電灯点灯装置では、始動電圧として高い電圧が
必要であり、イグナイタにて発生させた数kV程度のパ
ルス電圧を高圧放電灯の両端に印加して始動させてい
る。
【0003】特に、安定点灯していた高圧放電灯を消灯
直後に瞬時に再点灯させるためには、高圧放電灯の種類
によっても異なるが、一般的に数10kV程度の非常に
高い電圧が必要となる。そのような高圧放電灯点灯装置
としては特開平2−77730号公報に示されるものが
ある(図8に示す)。この高圧放電灯点灯装置は、商用
交流電源10を投入すると、高圧放電灯5は始動してい
ないので、a点とb点との間に商用交流電源10の電圧
が発生する。またランプ電流が流れていないため、一次
側にランプ電流を流すランプ電流検出用カレントトラン
スT4 の二次側には電圧が発生せず、それを受けて制御
回路13は非点灯と判別し、商用交流電源10の所定の
位相に3端子交流制御素子Q1が所定時間オンするよう
なオン信号を3端子交流制御素子Q1 のゲートに印加す
る。尚制御回路13は電源トランスT3 を介して電源供
給を受けている。
【0004】すると商用交流電源10、トランスT1
一次巻線、インダクタ14、コンデンサ15、3端子交
流制御素子Q1 の閉ループに振動電流が流れる。その
際、トランスT1 の一次巻線に発生する電圧は二次巻線
により数kV程度の電圧に昇圧され、a点−b点間には
商用交流電源10に前記数kV程度の昇圧電圧が重畳さ
れた電圧が現れる。
【0005】この電圧によりコンデンサ16に電荷が充
電され、コンデンサ16の両端電圧が2端子交流制御素
子Q2 のオン電圧に到達すると、2端子交流制御素子Q
2 がオンし、コンデンサ16、インダクタ17、トラン
スT2 の一次巻線、2端子交流制御素子Q2 、コンデン
サ18の閉ループに振動電流が流れる。その際、トラン
スT2 の二次巻線に発生する電圧がトランスT2 で数1
0kV程度に昇圧され、高圧放電灯5の両端には前記数
10kV程度の昇圧電圧が重畳された電圧が発生し、高
圧放電灯5は始動点灯する。
【0006】ところで高圧放電灯5には瞬時再始動させ
るために非常に高いピーク値を持ち且つパルス幅を持つ
高電圧を必要とするものがあるが、上記従来例ではコン
デンサ16の耐圧に限界があるため、2端子交流制御素
子Q2 のオン電圧を大きくするにも限界がある。そのた
めトランスT2 の昇圧比を大きくしなければならず、例
えばトランスT2 の一次巻線のインダクタンスが同じの
ままとすればトランスT2 の形状が大きくなり、逆に形
状を大きくしないようにすると一次巻線のインダクタン
スが小さくなるという問題がある。またパルス幅τを確
保するためには、コンデンサ16の容量を大きくしなけ
ればならないが、トランスT2 の一次巻線のインダクタ
ンス値が相対的に小さくなり、それとともにコンデンサ
16の容量が相対的に大きくなると、2端子交流制御素
子Q2 がオンした時の振動電流がおおきなって半導体ス
イッチ素子からなる2端子交流制御素子Q2 の定格電流
を越えてしまうという問題がある。
【0007】このように上記従来例では色々な問題点が
存在している。そこで図9に示すような磁気スイッチ3
を用いた回路を用いることが提案されている。この図9
の回路ではコンデンサ1と、負荷19と磁気スイッチ3
とを直列に接続して閉回路を構成し、コンデンサ1と並
列に充電電源20を接続している。ここで、磁気スイッ
チ3の飽和時、充電電源13によりコンデンサ1に蓄積
された電荷が放電して、負荷19に大電流が流れる。
【0008】このため、磁気スイッチ3の飽和時のイン
ダクタンスが大きい場合、磁気スイッチ3を流れる電流
Iの周期が長くなって、減流作用が働くため、磁気スイ
ッチ3のコアを大きくする、或いは、コイルの巻回を一
層巻にする等の飽和時のインダクタンスを低減する試み
が実施されている。ここで、負荷19として、コンデン
サ1及び磁気スイッチ3と直列にパルストランスの一次
巻線を接続し、そのパルストランスの二次巻線に高圧放
電灯を接続した場合、高圧放電灯にの始動に必要なエネ
ルギー、即ち、高圧放電灯内のガスの絶縁破壊に必要な
ピーク値と高圧放電灯の始動性確保のためのパルス幅を
持つパルス電圧を印加しなればならない。
【0009】このため、従来の磁気スイッチ3では、こ
のエネルギーを確保できない可能性があるので、放電電
流を大きくする必要があるが、放電によるノイズの問題
や使用するコンデンサの電流耐量の問題がある。一方、
図10に示すようなEE型のコア形状を有する磁気スイ
ッチが従来から用いられているが、このようなEE型の
コア形状では、巻線が積層巻で巻かれているので、トロ
イダルコアで一層巻した場合よりも磁路12が短いた
め、飽和時のインダクタンスが大きくなるという問題が
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】一般に、HIDランプ
等の高圧放電灯の始動電圧の最大値Vmax は、高圧放電
灯の寿命を考慮して、始動電圧の最小値Vmin の1.2
倍以内に抑えている、即ち、始動電圧のバラツキは±1
0%以内に抑えている。このため、始動電圧のバラツキ
を±10%以内に抑える必要がある。従って、部品の特
性のバラツキ、特に、磁気スイッチ等の電磁装置におい
ては、損失などの磁気特性のバラツキを低減する必要が
ある。ところが、磁気材料の損失のバラツキは30%程
度あり、始動電圧のバラツキの原因となっている。ま
た、放電灯点灯装置の始動電圧を得るためのパルス発生
装置は放電灯の周辺に配置されており、最高使用温度は
120℃程度になるため、磁気スイッチ等の電磁装置の
温度特性が安定していることも必要になる。
【0011】また、パルス発生装置の負荷には、高圧放
電灯の前段にトランス或いはパルストランスが介されて
いるが、これらトランスの騒音を防止するためには、人
間の可聴周波数領域が2kHz以下であることから、パ
ルス電圧発生装置の駆動周波数は10kHz以上にする
必要がある。また、EE型のコア形状を有する磁気スイ
ッチでは、磁気スイッチ3の磁束量を一定にして飽和時
のインダクタンスを小さくしようとすると、巻線を減ら
して、コアの断面積を大きくするか、又は、コアの磁路
を長くする必要があり、磁気スイッチが大型化するとい
う問題が発生する。
【0012】本発明は上記の問題点に鑑みて為されたも
ので、請求項1、2の発明の目的とするところは半導体
スイッチを用いた欠点を解消し、しかも磁気スイッチの
コア材料のばらつきが多少あっても安定したパルス電圧
を発生させることができるパルス発生装置を提供するに
ある。請求項3の発明の目的とするところは、請求項1
乃至請求項2の発明の目的に加えて、大型化することな
く磁気スイッチの飽和時のインダクタンスを小さくし、
十分なエネルギー確保を可能としたパルス発生装置を提
供するにある。
【0013】請求項4の発明の目的とするところは、請
求項1乃至請求項3の発明の目的に加えて低騒音のパル
ス発生装置を提供するものである。請求項5の発明の目
的とするところは、請求項1乃至請求項4の発明の目的
に加えて高圧放電灯の始動装置を実現するパルス発生装
置を提供するものである。請求項6及び請求項7の発明
の目的とするところは、請求項5の発明の目的に加え
て、高圧放電灯の始動を確実に行うのに必要なエネルギ
ーを得ることができるパルス発生装置を提供するにあ
る。
【0014】請求項8及び請求項9の発明の目的とする
ところは、請求項6及び請求項7の発明の目的に加え
て、充放電を行うコンデンサの電流耐量を抑えることが
でき且つ放電に伴うノイズの発生を抑制できるパルス発
生装置を提供するにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1の発明では、コンデンサとパルストランスの
一次巻線と磁気スイッチのコイルとで閉回路を構成し、
磁気スイッチの飽和時にコンデンサの電荷を閉回路で放
出させてパルストランスの二次巻線に高圧のパルスを発
生させるパルス発生装置において、磁気スイッチのコア
の材料として、周波数10kHzにおけるメジャールー
プの損失が1000mW/cc以下のコア材料を用いた
ことを特徴とする。
【0016】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記磁気スイッチのコアの材料としてアモルファ
ス或いはファインメットを用いたことを特徴とする。請
求項3の発明では、請求項1乃至2の発明において、前
記磁気スイッチのコアをトロイダルコアで構成するとと
もに、前記コイルを一層巻でコアに巻回して成ることを
特徴とする。
【0017】請求項4の発明では、請求項1乃至3の発
明において、前記閉回路によるコンデンサ放電の周波数
が2kHz以上であることを特徴とする。請求項5の発
明では、請求項1乃至4の発明において、前記パルスト
ランスの二次巻線で発生するパルス電圧を高圧放電灯に
印加することを特徴とする。請求項6の発明では、請求
項5の発明において、前記高圧放電灯は点灯手段により
点灯電力が供給されるとともに前記点灯手段の二次出力
電圧にパルストランスの二次巻線で発生するパルス電圧
が重畳した電圧が印加されるものであって、前記コンデ
ンサを充電する充電手段の周波数を前記点灯手段の電源
の周波数より高くするとともに、前記閉回路における前
記コンデンサの放電周波数を前記充電周波数よりも高く
し、且つ前記高圧放電灯の始動性確保に充分なパルス幅
と前記高圧放電灯内のガスの絶縁破壊に充分なピーク値
とを持つパルス電圧が得られる値に前記磁気スイッチの
飽和時のインダクタンスを設定したことを特徴とする。
【0018】請求項7の発明では、請求項5の発明にお
いて、前記高圧放電灯は点灯手段により点灯電力が供給
されるとともに前記点灯手段の二次出力電圧にパルスト
ランスの二次巻線で発生するパルス電圧が重畳した電圧
が印加されるものであって、前記コンデンサを充電する
充電手段の周波数を前記点灯手段の電源の周波数より高
くするとともに、前記閉回路における前記コンデンサの
放電周波数を前記充電周波数よりも高くし、空芯コイル
を前記磁気スイッチと前記パルストランスの一次巻線と
の間に挿入して前記磁気スイッチの飽和時のインダクタ
ンスと前記空芯コイルのインダクタンスの和を、前記高
圧放電灯の始動性確保に充分なパルス幅と前記高圧放電
灯内のガスの絶縁破壊に充分なピーク値とを持つパルス
電圧が得られる値に設定したことを特徴とする。
【0019】請求項8の発明では、請求項6の発明にお
いて、前記磁気スイッチの飽和時のインダクタンスをL
MSとし、前記高圧放電灯の始動性確保に充分なパルス幅
をτ min とし、前記高圧放電灯内のガスの絶縁破壊に充
分なピーク値をV2Pmin とし、前記パルストランスの一
次巻線のインダクタンスをL1 とし、前記コンデンサの
容量をCとし、前記コンデンサに充電される電圧のピー
ク値をVcとし、前記パルストランスの一次巻線と二次
巻線との巻線比をnとしたとき、 (τmin /π)2 ・(1/C)−L1 ≦LMS ≦〔(n・VC /V2pmin )−1)・L1 という関係を満足することを特徴とする。
【0020】請求項9の発明では、請求項7の発明にお
いて、前記磁気スイッチの飽和時のインダクタンスをL
MSとし、前記高圧放電灯の始動性確保に充分なパルス幅
をτ min とし、前記高圧放電灯内のガスの絶縁破壊に充
分なピーク値をV2Pmin とし、前記パルストランスの一
次巻線のインダクタンスをL1 とし、前記コンデンサの
容量をCとし、前記コンデンサに充電される電圧のピー
ク値をVcとし、前記パルストランスの一次巻線と二次
巻線との巻線比をnとし、前記空芯コイルのインダクタ
ンスをL0 としたとき、 (τmin /π)2 ・(1/C)−L1 ≦LMS+L0 ≦〔(n・VC /V2pmin )−1)・L1 という関係を満足することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明を用いる実施形態を図面を
参照して説明する。 (実施形態1)図1に、高圧放電灯点灯装置の始動用の
パルス発生装置を構成する本実施形態の回路図を示す。
【0022】本実施形態の電磁装置を構成する磁気スイ
ッチ3はそのコイル7とコンデンサ1とパルストランス
4の一次巻線N1 とで閉回路を構成するもので、コンデ
ンサ1の電圧により飽和してインダクタンス値が小さく
なりオン動作する。このオン動作によりコンデンサ1の
電荷が閉回路で放電されパルストランス4の二次巻線N
2 に接続している高圧放電灯5の両端に高圧パルス電圧
を印加するようになっている。コンデンサ1は充電電源
(図示せず)により充電されるようになっている。尚磁
気スイッチ3のコイル7に並列に接続されている抵抗2
は、磁気スイッチ3の損失抵抗である。磁気スイッチ3
の損失が大きい場合、抵抗2は小さくなる。ここで、抵
抗2が小さい、即ち、磁気スイッチ3の損失が大きい場
合、磁気スイッチ3が飽和する以前に、コンデンサ1か
ら漏れ電流Ieが抵抗2を介して流れる。このため、コ
ンデンサ1には、充電電源から供給される電圧による充
電速度が遅れ、低い電圧で磁気スイッチ3が飽和し、パ
ルストランス4の一次側に発生する電圧が低下するのは
勿論のこと、パルストランス4の二次側に接続された高
圧放電灯5に供給されるパルス電圧も低下する。
【0023】図2に、磁気スイッチ3のコア材料を変
え、各コア材料について、10kHzにおける単位体積
当たりの損失とパルス電圧との関係を調べた結果を示
す。ここで、図中のパルス電圧はパルストランス4の二
次電圧V2 を始動電圧の最大値V max で除して規格化し
た値であり、単位体積当たりの損失は、磁気スイッチと
して駆動させた時の損失である。コアは飽和磁束密度近
くまで磁化されるので、メジャーループの損失となる。
【0024】図2より、磁気スイッチ3のコア材料の損
失が、例えば、A点にある場合、材料損失のバラツキが
±30%あったとしてもパルス電圧V2 /Vmax のバラ
ツキはほとんどないが、コア材料の損失がB点にある場
合、損失のバラツキが±30%あるとパルス電圧V2
max には±20%のバラツキが発生する。従って、図
2より、周波数が10kHzにおけるコア材料の損失
は、1000mW/cc以下とする必要がある。またパ
ルストランス4の騒音発生を防止するためには駆動周波
数を可聴周波数以上、望ましくは10kHz以上にする
必要がある。従ってA、C,D,Eに対応するコア材料
が望ましく、具体的にはCのMn−Z系フェライト、D
のファインメット、EのFe系アモルファスの場合に限
られることが分かった。そして磁気スイッチ3のコア材
料をフェライト、アモルファス、又は、ファインメット
とした場合、材料の損失のばらつきが±30%あったと
しても、パルス電圧V2 /Vmax のバラツキは数%以内
とすることができる。尚図2中Fは80%Niパーマロ
イの場合を、Bは珪素鋼板の場合を示す。
【0025】さてMn−Z系フェライト、ファインメッ
ト、Fe系アモルファスのコア材料の周囲温度に対する
パルス電圧V2 /Vmax の関係は図3に示すようにな
る。磁気スイッチ3は上述したように周囲温度を120
℃まで考慮しなければならないが、図3よりキュリー温
度が200℃程度のフェライト(A)では120℃にお
いて、パルス電圧V2 /Vmax が低下し、またこれによ
りパルス電圧のばらつきも大きくなることが分かる。キ
ューリー温度が高いアモルファス(B)、ファイメント
(C)では、パルス電圧V2 /Vmax が安定と言える。
この図3より120℃までの周囲温度で、パルス電圧V
2 /Vmax を安定できる磁気スイッチ3のコア材料のキ
ュリー温度は図3で破線により示す300℃以上である
ことが言える。
【0026】而して本実施形態の磁気スイッチ3ではコ
ア材料を周波数が10kHzでのメジャーループの損失
が1000mW/cc以下である材料を用いる。特にア
モルファス或いはファイメットからなるコアを用いる。 (実施形態2)磁気スイッチ3のコア6の形状としては
従来の技術で説明したようにEE型があるが、この場合
図10に示すようにコイル7を積層巻で巻回し、コア6
が飽和した後のインダクタンスは磁路12が短いため大
きくなる。
【0027】そこで本実施形態の磁気スイッチ3では、
図4に示すように実施形態1のコア材料からなるトロイ
ダルコア6’を用いてコイル7を一層巻としている。つ
まり磁気スイッチ3の飽和時のインダクタンスを小さく
し、そのスイッチ動作の所謂きれを良好にすることがで
き、高周波に適し、且つ大型化を防ぐことができる。尚
図10に示すようなEE型のコア6を用いた磁気スイッ
チ3のインダクタンスを小さくしようとすると、コイル
7の巻数を減らしてコアの断面積を大きくするか、或い
はコア6の磁路長を大きくする必要があり、この場合、
磁気スイッチ3は非常に大型化してしまうことになる。
【0028】従って本実施形態のようにトロイダルコア
6’を用いることが好ましい。尚使用するパルス発生装
置の回路構成は例えば図1の回路を用いる。 (実施形態3)本実形態は高圧放電灯点灯装置に用いた
もので、電磁装置たる磁気スイッチ3は実施形態1或い
は2におけるコア材料、構造を有する磁気スイッチ3か
らなり、図5に示すように充電回路を構成する高周波電
源10の出力端間に接続されたコンデンサ1と、パルス
トランス4の一次巻線N1 との間にコイル7を挿入して
使用される。
【0029】磁気スイッチ3は高周波電源10の出力電
圧により飽和(この時の磁気スイッチ3のインダクタン
スをLMSとする)すると、オン動作してコンデンサ1に
蓄積された電荷をコンデンサ1、パルストランス4の一
次巻線N1 、磁気スイッチ3、コンデンサ1の閉回路で
放電させる。この放電により閉回路には電流Iが流れ、
この電流Iによりパルストランス4の一次巻線N1 に電
圧が発生し、この電圧は二次巻線N2 により昇圧されて
パルス電圧として負荷側に印加される。つまりパルス電
圧は商用交流電源10の電圧に重畳して高圧放電灯5に
印加され、高圧放電灯5を始動させる。
【0030】高圧放電灯5が始動すると、商用交流電源
10から安定器9、パルストランス4の二次巻線N2
高圧放電灯5の閉回路でランプ電流が流れ、高圧放電灯
5は安定点灯する。ここで高圧放電灯5を始動させるの
に必要なエネルギーは高圧放電灯5無いのガスの絶縁破
壊に必要な電圧のピーク値V2Pと、始動を確保するパル
ス電圧のパルス幅τで決定される。最低必要なエネルギ
ーを決定する条件をV2Pmin 、τmi n として、ピーク値
2Pを得る条件を考えると、まず高周波電源8より印加
される電圧はそれを受けるコンデンサ1の耐圧で決ま
る。コンデンサ1の電圧をVcとすると、磁気スイッチ
3が飽和した後、パルストランス4の一次巻線N1 には
電圧Vcに略等しい電圧のピーク値が印加されることに
なる。従ってパルストランス4の一次巻線N1 と二次巻
線N2 の巻線比は n=N2 /N1 ≧V2Pmin /Vc …(1) を満たさねばならない。但し二次巻線N2 は高圧放電灯
5の点灯中に流れるランプ電流により、インピーダンス
電圧を持つことになる。このインピーダンス電圧が大き
すぎると、ランプ電流がゼロクロスの付近で流れ難くな
り、高圧放電灯5の立ち消えの問題が起きるため、イン
ピーダンス電圧に制限ができる。つまり二次巻線N2
巻数に制限ができる。これらの要因により各巻線N1
2 の巻数は略決定される。このとき一次巻線N1 のイ
ンダクタンスをL1 とする。
【0031】次にパルス幅τを得る条件を考えてみる。
磁気スイッチ3の飽和時のインダクタンスLMSが無視で
きる程度に小さい場合、パルス幅τはコンデンサ1(容
量値をCとする)と前記インダクタンスL1 の共振周波
数によって決まる。よって次式(2)(3)を満たさな
くてはならない。
【0032】
【数1】
【0033】しかし、コンデンサ1は容量Cが大き過ぎ
ると、高周波電流からの電流I0 が大きくなって、電源
容量が持たなくなるため、コンデンサ1の容量Cの最大
値が決められるが、これが(3)式を満たすのは困難で
ある。またコンデンサ1の容量Cが大きいと、電流I1
のピーク値が大きくなり、コデンサ1の電流耐量を越え
てしまう。また放電によるノイズも大きくなる。
【0034】ここで図5の回路において、磁気スイッチ
3の飽和時のインダクタンスLMSを可変させて高圧放電
灯5にパルス電圧を印加させ、パルス電圧のピーク値V
2P及びパルス幅τを調べてみた。図6はその結果を示し
ており、図6から分かるようにインダクタンスLMSを大
きくなると、ピーク値V2Pは減少し、パルス幅τは逆に
増加する。インダクタンスLMSが大きくなると、ピーク
値V2Pが減少する理由は磁気スイッチ3が飽和した時、
コンデンサ1の電圧Vcがパルストランス4の一次巻線
1(インダクタンスL1 )と、磁気スイッチ3(イン
ダクタンスLMS)とに分圧されるためであり、インダク
タンスLMSの値はV2Pmin を確保できるLMSmax 以内に
しなければならない。またインダクタンスLMSが大きく
なると、パルス幅τが増加するが、これは式(2)のイ
ンダクタンスL1 の値が、L1 →L1 +LMSになるため
であり、インダクタンスLMSの値をパルス幅τmin を確
保できるLMSmi n 以上にする必要がある。
【0035】次式(4)乃至(6)は磁気スイッチ3が
飽和した時のインダクタンスLMSの条件を示す。
【0036】
【数2】
【0037】これによりコンデンサ1の容量Cを下げる
ことができ、コンデンサCの電流耐量及びノイズの発生
を抑制することができる。以上のように本実施形態では
磁気スイッチ3の飽和時のインダクタンスLMSをV
2Pmin を確保できるLMSmax 以下、で且つτmin を確保
できるLMSmin 以上にすることによってのみ、高圧放電
灯5を始動させるのに必要なエネルギーが得られ、まコ
ンデンサ1の電流耐量を抑え且つノイズを抑えることが
できる。
【0038】(実施形態4)本実施形態では図7に示す
ように図5の回路において、磁気スイッチ3とパルスト
ランス4の一次巻線N1 との間に空心コイル11を直列
に挿入して磁気スイッチ3と空心コイル11とで電磁装
置を構成している。本実施形態では空心コイル11のイ
ンダクタンスL0 で、磁気スイッチ3の飽和時のインダ
クタンスLMSを補うところに特徴がある。インダクタン
スLMSとインダクタンスL0 との条件は次式(7)によ
り示される。
【0039】
【数3】
【0040】つまり、LMS+L0 がV2Pmin を確保でき
るインダクタンス以下で且つパルス幅τmin を確保でき
るインダクタンスス以上にすることにより実施形態3と
同様の効果を得ることができる。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明は、コンデンサとパルス
トランスの一次巻線と磁気スイッチのコイルとで閉回路
を構成し、磁気スイッチの飽和時にコンデンサの電荷を
閉回路で放出させてパルストランスの二次巻線に高圧の
パルスを発生させるパルス発生装置において、磁気スイ
ッチのコアの材料として、周波数10kHzにおけるメ
ジャーループの損失が1000mW/cc以下のコア材
料を用いたので、半導体スイッチを用いた欠点を解消
し、しかも磁気スイッチのコア材料のばらつきが多少あ
っても安定したパルス電圧を発生させることができ、ま
たパルス電圧が安定するため、パルストランスの二次巻
線を増やしたりする必要がないという効果がある。
【0042】特に請求項2の発明は、請求項1の発明に
おいて、前記磁気スイッチのコアの材料としてアモルフ
ァス或いはファインメットを用いたので、高温の周囲温
度でも安定したパルス電圧を発生させることができると
いう効果がある。請求項3の発明は、請求項1乃至2の
発明において、前記磁気スイッチのコアをトロイダルコ
アで構成するとともに、前記コイルを一層巻でコアに巻
回してあるので、大型化することなく磁気スイッチの飽
和時のインダクタンスを小さくし、十分なエネルギー確
保を可能とするという効果がある。
【0043】請求項4の発明は、請求項1乃至3の発明
において、前記閉回路によるコンデンサ放電の周波数が
2kHz以上であるので、低騒音のパルス発生装置を実
現できる。請求項5の発明は、請求項1乃至4の発明に
おいて、前記パルストランスの二次巻線で発生するパル
ス電圧を高圧放電灯に印加するので、高圧放電灯を始動
させる始動装置を実現できるという効果がある。
【0044】請求項6の発明は、前記高圧放電灯は点灯
手段により点灯電力が供給されるとともに前記点灯手段
の二次出力電圧にパルストランスの二次巻線で発生する
パルス電圧が重畳した電圧が印加されるものであって、
前記コンデンサを充電する充電手段の周波数を前記点灯
手段の電源の周波数より高くするとともに、前記閉回路
における前記コンデンサの放電周波数を前記充電周波数
よりも高くし、且つ前記高圧放電灯の始動性確保に充分
なパルス幅と前記高圧放電灯内のガスの絶縁破壊に充分
なピーク値とを持つパルス電圧が得られる値に前記磁気
スイッチの飽和時のインダクタンスを設定したので、ま
た請求項7の発明は、前記高圧放電灯は点灯手段により
点灯電力が供給されるとともに前記点灯手段の二次出力
電圧にパルストランスの二次巻線で発生するパルス電圧
が重畳した電圧が印加されるものであって、前記コンデ
ンサを充電する充電手段の周波数を前記点灯手段の電源
の周波数より高くするとともに、前記閉回路における前
記コンデンサの放電周波数を前記充電周波数よりも高く
し、空芯コイルを前記磁気スイッチと前記パルストラン
スの一次巻線との間に挿入して前記磁気スイッチの飽和
時のインダクタンスと前記空芯コイルのインダクタンス
の和を、前記高圧放電灯の始動性確保に充分なパルス幅
と前記高圧放電灯内のガスの絶縁破壊に充分なピーク値
とを持つパルス電圧が得られる値に設定したので、高圧
放電灯の始動を確実に行うのに必要なエネルギーを得る
ことができる始動装置を実現できるという効果がある。
【0045】請求項8の発明は、前記磁気スイッチの飽
和時のインダクタンスをLMSとし、前記高圧放電灯の始
動性確保に充分なパルス幅をτmin とし、前記高圧放電
灯内のガスの絶縁破壊に充分なピーク値をV2Pmin
し、前記パルストランスの一次巻線のインダクタンスを
1 とし、前記コンデンサの容量をCとし、前記コンデ
ンサに充電される電圧のピーク値をVcとし、前記パル
ストランスの一次巻線と二次巻線との巻線比をnとした
とき、 (τmin /π)2 ・(1/C)−L1 ≦LMS ≦〔(n・VC /V2pmin )−1〕・L1 という関係を満足するので、また請求項9の発明は、前
記磁気スイッチの飽和時のインダクタンスをLMSとし、
前記高圧放電灯の始動性確保に充分なパルス幅をτmin
とし、前記高圧放電灯内のガスの絶縁破壊に充分なピー
ク値をV2Pmin とし、前記パルストランスの一次巻線の
インダクタンスをL1 とし、前記コンデンサの容量をC
とし、前記コンデンサに充電される電圧のピーク値をV
cとし、前記パルストランスの一次巻線と二次巻線との
巻線比をnとし、前記空芯コイルのインダクタンスをL
0 としたとき、 (τmin /π)2 ・(1/C)−L1 ≦LMS+L0 ≦〔(n・VC /V2pmin )−1〕・L1 という関係を満足するので、高圧放電灯の始動を確実に
行うのに必要なエネルギーを得ることができる始動装置
を実現できる上に、充放電を行うコンデンサの電流耐量
を抑えることができ且つ放電に伴うノイズの発生を抑制
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の回路構成図である。
【図2】同上の磁気スイッチのコア材料の損失とパルス
電圧の関係説明図である。
【図3】同上の磁気スイッチのコア材料の温度とパルス
電圧の関係説明図である。
【図4】実施形態2の磁気スイッチの斜視図である。
【図5】実施形態3の回路構成図である。
【図6】同上の磁気スイッチの特性説明図である。
【図7】実施形態4の回路構成図である。
【図8】従来例の回路構成図である。
【図9】別の従来例の回路構成図である。
【図10】磁気スイッチの一例の説明図である。
【符号の説明】
1 コンデンサ 2 抵抗 3 磁気スイッチ 4 パルストランス 5 高圧放電灯 N1 一次巻線 N2 二次巻線 Ie 漏れ電流
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江里口 裕康 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 鴨井 武志 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンデンサとパルストランスの一次巻線と
    磁気スイッチのコイルとで閉回路を構成し、磁気スイッ
    チの飽和時にコンデンサの電荷を閉回路で放出させてパ
    ルストランスの二次巻線に高圧のパルスを発生させるパ
    ルス発生装置において、磁気スイッチのコアの材料とし
    て、周波数10kHzにおけるメジャーループの損失が
    1000mW/cc以下のコア材料を用いたことを特徴
    とするパルス発生装置。
  2. 【請求項2】前記磁気スイッチのコアの材料としてアモ
    ルファス或いはファインメットを用いたことを特徴とす
    る請求項1記載のパルス発生装置。
  3. 【請求項3】前記磁気スイッチのコアをトロイダルコア
    で構成するとともに、前記コイルを一層巻でコアに巻回
    して成ることを特徴とする請求項1乃至2記載のパルス
    発生装置。
  4. 【請求項4】前記閉回路によるコンデンサ放電の周波数
    が2kHz以上であることを特徴とする請求項1乃至3
    記載のパルス発生装置。
  5. 【請求項5】前記パルストランスの二次巻線で発生する
    パルス電圧を高圧放電灯に印加することを特徴とする請
    求項1乃至4記載のパルス発生装置。
  6. 【請求項6】前記高圧放電灯は点灯手段により点灯電力
    が供給されるとともに前記点灯手段の二次出力電圧にパ
    ルストランスの二次巻線で発生するパルス電圧が重畳し
    た電圧が印加されるものであって、前記コンデンサを充
    電する充電手段の周波数を前記点灯手段の電源の周波数
    より高くするとともに、前記閉回路における前記コンデ
    ンサの放電周波数を前記充電周波数よりも高くし、且つ
    前記高圧放電灯の始動性確保に充分なパルス幅と前記高
    圧放電灯内のガスの絶縁破壊に充分なピーク値とを持つ
    パルス電圧が得られる値に前記磁気スイッチの飽和時の
    インダクタンスを設定したことを特徴とする請求項5記
    載のパルス発生装置。
  7. 【請求項7】前記高圧放電灯は点灯手段により点灯電力
    が供給されるとともに前記点灯手段の二次出力電圧にパ
    ルストランスの二次巻線で発生するパルス電圧が重畳し
    た電圧が印加されるものであって、前記コンデンサを充
    電する充電手段の周波数を前記点灯手段の電源の周波数
    より高くするとともに、前記閉回路における前記コンデ
    ンサの放電周波数を前記充電周波数よりも高くし、空芯
    コイルを前記磁気スイッチと前記パルストランスの一次
    巻線との間に挿入して前記磁気スイッチの飽和時のイン
    ダクタンスと前記空芯コイルのインダクタンスの和を、
    前記高圧放電灯の始動性確保に充分なパルス幅と前記高
    圧放電灯内のガスの絶縁破壊に充分なピーク値とを持つ
    パルス電圧が得られる値に設定したことを特徴とする請
    求項5記載のパルス発生装置。
  8. 【請求項8】前記磁気スイッチの飽和時のインダクタン
    スをLMSとし、前記高圧放電灯の始動性確保に充分なパ
    ルス幅をτmin とし、前記高圧放電灯内のガスの絶縁破
    壊に充分なピーク値をV2Pmin とし、前記パルストラン
    スの一次巻線のインダクタンスをL1 とし、前記コンデ
    ンサの容量をCとし、前記コンデンサに充電される電圧
    のピーク値をVcとし、前記パルストランスの一次巻線
    と二次巻線との巻線比をnとしたとき、 (τmin /π)2 ・(1/C)−L1 ≦LMS ≦〔(n・VC /V2pmin )−1〕・L1 という関係を満足することを特徴とする請求項6記載の
    パルス発生装置。
  9. 【請求項9】前記磁気スイッチの飽和時のインダクタン
    スをLMSとし、前記高圧放電灯の始動性確保に充分なパ
    ルス幅をτmin とし、前記高圧放電灯内のガスの絶縁破
    壊に充分なピーク値をV2Pmin とし、前記パルストラン
    スの一次巻線のインダクタンスをL1 とし、前記コンデ
    ンサの容量をCとし、前記コンデンサに充電される電圧
    のピーク値をVcとし、前記パルストランスの一次巻線
    と二次巻線との巻線比をnとし、前記空芯コイルのイン
    ダクタンスをL0 としたとき、 (τmin /π)2 ・(1/C)−L1 ≦LMS+L0 ≦((n・VC /V2pmin )−1〕・L1 という関係を満足することを特徴とする請求項7記載の
    パルス発生装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104267223A (zh) * 2014-10-21 2015-01-07 云南电网公司普洱供电局 一种低压多频率及幅度混合试验源发生装置
CN110739935A (zh) * 2019-10-16 2020-01-31 长沙魔豆智能科技有限公司 一种脉冲发生器及脉冲发生方法
CN117039387A (zh) * 2023-07-21 2023-11-10 重庆大学 一种用于短脉冲功率线性叠加的平衡变换功率定向耦合器

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