JPH0982479A - 蛍光灯駆動回路及び圧電セラミックトランス - Google Patents

蛍光灯駆動回路及び圧電セラミックトランス

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JPH0982479A
JPH0982479A JP7236675A JP23667595A JPH0982479A JP H0982479 A JPH0982479 A JP H0982479A JP 7236675 A JP7236675 A JP 7236675A JP 23667595 A JP23667595 A JP 23667595A JP H0982479 A JPH0982479 A JP H0982479A
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piezoelectric ceramic
electrode
fluorescent lamp
feedback
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Hiroyasu Ota
博康 太田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帰還回路に高耐圧コンデンサや移相回路を配
する必要がなく、回路構成が簡単で小型化及び低価格化
に適した自励発振方式の蛍光灯駆動回路を提供すると共
に、このような蛍光灯駆動回路に好適な圧電セラミック
トランスを提供する。 【解決手段】 本発明の蛍光灯駆動回路は、略方形板状
の圧電セラミックに電極が取り付けられてなる圧電セラ
ミックトランスを用いた自励発振方式の蛍光灯駆動回路
であり、上記圧電セラミックトランスが、蛍光灯に駆動
電圧を供給するための出力用電極と、自励発振用の帰還
信号を出力するための帰還用電極とを備えていることを
特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば液晶ディス
プレイのバックライトとして使用される蛍光灯の駆動に
好適な蛍光灯駆動回路、及び蛍光灯駆動回路等に使用さ
れる圧電セラミックトランスに関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイのバックライト等とし
て使用される蛍光灯の駆動に用いられる蛍光灯駆動回路
には、高電圧を得るために圧電セラミックトランスを用
いたものがある。
【0003】この圧電セラミックトランスは、図6に示
すように、方形板状の圧電セラミック101と、圧電セ
ラミック101の上下主面に形成された入力用電極10
2,103と、入力用電極102,103から遠い側の
圧電セラミック101の端面に形成された出力用電極1
04とから構成される。ここで、通常、入力用電極10
2,103は圧電セラミック101の一方の端部から長
手方向に約半分の位置まで形成され、出力用電極104
は圧電セラミック101の端面のほぼ全面に形成され
る。そして、一方の入力用電極102は電源供給端子1
05に接続され、他方の入力用電極103は接地側端子
106に接続され、出力用電極104は出力端子107
に接続される。
【0004】そして、この圧電セラミックトランスを駆
動する際は、入力用電極105から電圧が供給され、こ
れにより圧電セラミック101が共振し、その結果、高
電圧に変換された電圧が出力端子107から出力され
る。
【0005】このような圧電セラミックトランスを用い
た蛍光灯駆動回路の一例を図7に示す。この蛍光灯駆動
回路は自励発振方式のものであり、NPNトランジスタ
111と、第1の入力用電極112a、第2の入力用電
極112b及び出力用電極112cを有する圧電セラミ
ックトランス112と、移相回路113とを備えてお
り、電源供給端子114から供給される電圧を高電圧に
変換して蛍光灯115へと供給している。
【0006】ここで、電源供給端子114は、コイル1
16を介して圧電セラミックトランス112の第1の入
力用電極112aに接続されるとともに、抵抗117を
介してNPNトランジスタ111のベースに接続されて
いる。また、NPNトランジスタ111のコレクタは、
圧電セラミックトランス112の第1の入力用電極11
2aに接続されており、NPNトランジスタ111のエ
ミッタは、圧電セラミックトランス112の第2の入力
用電極112b及び蛍光灯115の接地側電極115b
と共に接地側端子118に接続されている。一方、圧電
セラミックトランス112の出力用電極112cは、蛍
光灯115に駆動電圧を供給するように、蛍光灯115
の入力用電極115aに接続されると共に、自励発振を
行うための帰還回路を構成するように、高耐圧コンデン
サ119及び移相回路113を介してNPNトランジス
タ111のベースに接続されている。ここで、帰還回路
に配される高耐圧コンデンサ119は、圧電セラミック
トランス112の出力用電極112cから出力される高
電圧に対応するためのものである。また、帰還回路に配
される移相回路113は、圧電セラミックトランス11
2の出力用電極112cからの帰還信号の電圧の位相
が、圧電セラミックトランス112による高電圧の発振
に必要な電圧の位相となるように、圧電セラミックトラ
ンス112の出力用電極112cからの帰還信号の電圧
の位相をずらすためのものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の自励
発振方式の蛍光灯駆動回路では、上述したように、圧電
セラミックトランス112の出力用電極112cから出
力される高電圧の信号を帰還信号として用いるため、帰
還回路内に高耐圧コンデンサ119を配する必要があっ
た。しかし、高耐圧コンデンサ119は比較的に高価で
あるため、従来の自励発振方式の蛍光灯駆動回路では低
価格化を進めることが困難であった。
【0008】また、従来の自励発振方式の蛍光灯駆動回
路では、上述したように、圧電セラミックトランス11
2の出力用電極112cからの帰還信号の電圧の位相を
ずらすための移相回路113が必要であるため、回路が
複雑なものとなっている。そのため、従来の自励発振方
式の蛍光灯駆動回路では低価格化及び小型化を進めるこ
とが困難であった。
【0009】なお、圧電セラミックトランスを用いた蛍
光灯駆動回路としては、上述したような自励発振方式の
ものの他に、図8に示すような他励発振方式のものもあ
る。他励発振方式の蛍光灯駆動回路は、独立した発振回
路120を備えた蛍光灯駆動回路であり、圧電セラミッ
クトランス112による高電圧の発振に必要な信号をこ
の発振回路120から発振するものである。しかし、こ
のような他励発振方式の蛍光灯駆動回路は、独立した発
振回路120が必要なために回路が複雑となり、低価格
化や小型化が求められる蛍光灯駆動回路には不適であ
る。
【0010】そこで本発明は、このような従来の実情に
鑑みて提案されたものであり、帰還回路内に高耐圧コン
デンサや移相回路を配する必要がなく、回路構成が簡単
で小型化及び低価格化に適した自励発振方式の蛍光灯駆
動回路を提供することを目的としている。また、本発明
は、このような蛍光灯駆動回路に好適な圧電セラミック
トランスを提供することも目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに完成された本発明に係る蛍光灯駆動回路は、略方形
板状の圧電セラミックに電極が取り付けられてなる圧電
セラミックトランスを用いた自励発振方式の蛍光灯駆動
回路であって、上記圧電セラミックトランスが、蛍光灯
に駆動電圧を供給するための出力用電極と、自励発振用
の帰還信号を出力するための帰還用電極とを備えること
を特徴とするものである。
【0012】ここで、上記圧電セラミックトランスは、
例えば、圧電セラミックに取り付けられる帰還用電極
を、圧電セラミックに取り付けられる出力用電極よりも
小さくなるように形成する。このとき、出力用電極近傍
における圧電セラミックの分極方向と、帰還用電極近傍
における圧電セラミックの分極方向とは異なることが好
ましい。
【0013】あるいは、上記圧電セラミックトランス
は、例えば、圧電セラミックの上下主面に対向するよう
に形成された一対の入力用電極を備え、入力用電極から
帰還用電極までの距離が、入力用電極から出力用電極ま
での距離よりも短いものであってもよい。このときも、
出力用電極近傍における圧電セラミックの分極方向と、
帰還用電極近傍における圧電セラミックの分極方向とは
異なることが好ましい。
【0014】このような蛍光灯駆動回路では、圧電セラ
ミックトランスが、蛍光灯に駆動電圧を供給するための
出力用電極とは別に、自励発振用の帰還信号を出力する
ための帰還用電極を備えているので、圧電セラミックト
ランスによって帰還信号の電圧の大きさを制御すること
ができる。すなわち、例えば、圧電セラミックトランス
の帰還用電極を出力用電極よりも小さくしたり、あるい
は、圧電セラミックトランスの入力用電極から帰還用電
極までの距離を入力用電極から出力用電極までの距離よ
りも短くなるようにすることにより、帰還用電極から出
力される自励発振用の帰還信号の電圧を、出力用電極か
ら蛍光灯に供給される駆動電圧よりも大幅に小さくする
ことができる。
【0015】さらに、このような蛍光灯駆動回路では、
出力用電極近傍における圧電セラミックの分極方向と、
帰還用電極近傍における圧電セラミックの分極方向とを
制御することにより、帰還用電極から出力される自励発
振用の帰還信号の位相を、圧電セラミックトランスによ
る高電圧の発振に必要な電圧の位相とすることができ
る。したがって、この蛍光灯駆動回路では、出力用電極
近傍における圧電セラミックの分極方向と、帰還用電極
近傍における圧電セラミックの分極方向とを適切に制御
することにより、圧電セラミックトランスからの帰還信
号の位相をずらすための移相回路が不要となる。
【0016】一方、本発明に係る圧電セラミックトラン
スは、略方形板状の圧電セラミックと、対向するように
上記圧電セラミックの上下主面に形成された一対の入力
用電極と、上記入力用電極から遠い側の圧電セラミック
の端面に形成された出力用電極及び帰還用電極とを備
え、出力用電極から高電圧を出力し、帰還用電極から帰
還信号を出力することを特徴とするものである。ここ
で、上記一対の入力用電極、上記出力用電極及び上記帰
還用電極からの各配線は、圧電セラミックの1次振動モ
ードの節部分から引き出されていることが好ましい。
【0017】このような圧電セラミックトランスでは、
出力用電極とは別に、帰還信号を出力するための帰還用
電極を備えているので、出力用電極から出力される電圧
の大きさとは別に、帰還信号の電圧の大きさを制御する
ことができる。すなわち、例えば、圧電セラミックトラ
ンスの帰還用電極を出力用電極よりも小さくしたり、あ
るいは、圧電セラミックトランスの入力用電極から帰還
用電極までの距離を入力用電極から出力用電極までの距
離よりも短くなるようにすることにより、帰還用電極か
ら出力される自励発振用の帰還信号の電圧を、出力用電
極から出力される電圧よりも大幅に小さくすることがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。なお、本発明は以下の例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成を任意に変
更することが可能であることは言うまでもない。
【0019】まず、本発明を適用した蛍光灯駆動回路の
実施の形態の一例について、図1に示す回路図を参照し
ながら説明する。
【0020】この蛍光灯駆動回路は、自励発振方式によ
って電源供給端子1から供給される電圧を高電圧に変換
して蛍光灯2へと供給するものであり、NPNトランジ
スタ3と、第1の入力用電極4a、第2の入力用電極4
b、出力用電極4c、帰還用電極4d及び圧電セラミッ
ク4eを有する圧電セラミックトランス4とを備えてい
る。
【0021】ここで、電源供給端子1は、コイル5を介
して圧電セラミックトランス4の第1の入力用電極4a
に接続されるとともに、抵抗6を介してNPNトランジ
スタ3のベースに接続されている。また、NPNトラン
ジスタ3のコレクタは、圧電セラミックトランス4の第
1の入力用電極4aに接続されており、NPNトランジ
スタ3のエミッタは、圧電セラミックトランス4の第2
の入力用電極4b及び蛍光灯2の接地側電極2bと共に
接地側端子7に接続されている。一方、圧電セラミック
トランス4の出力用電極4cは、蛍光灯2に駆動電圧を
供給するように、蛍光灯2の入力用電極2aに接続され
ており、圧電セラミックトランス4の帰還用電極4d
は、自励発振を行うための帰還回路を構成するように、
NPNトランジスタ3のベースに接続されている。
【0022】ここで、圧電セラミックトランス4は、帰
還用電極4dから出力される自励発振のための帰還信号
の電圧が、出力用電極4cから蛍光灯2に供給される電
圧よりも大幅に小さくなるように、出力用電極4c及び
帰還用電極4dが設けられている。また、この圧電セラ
ミックトランス4は、圧電セラミックトランス4の帰還
用電極4dからの帰還信号の電圧の位相が、圧電セラミ
ックトランス4による高電圧の発振に必要な電圧の位相
となるように、圧電セラミック4eの分極状態が制御さ
れている。
【0023】以上のような蛍光灯駆動回路を用いて蛍光
灯2を発光させる際には、電源供給端子1から電圧が印
加され、この印加された電圧が圧電セラミックトランス
4によって高電圧に変換されて出力用電極4cから蛍光
灯2へと供給される。このとき、圧電セラミックトラン
ス4の帰還用電極4dからは、低電圧の帰還信号がNP
Nトランジスタ3のベースへと供給され、これによって
自励発振が行われる。
【0024】このような蛍光灯駆動回路では、圧電セラ
ミックトランス4の帰還用電極4dからの帰還信号は低
電圧であるため、帰還回路の部分に高耐圧コンデンサを
配する必要がない。また、この蛍光灯駆動回路では、圧
電セラミックトランス4の帰還用電極4cからの帰還信
号の電圧の位相が、圧電セラミックトランス4による高
電圧の発振に必要な電圧の位相となっているので、帰還
回路の部分に圧電セラミックトランス4からの帰還信号
の位相をずらすための移相回路を設ける必要がない。こ
のように、この蛍光灯駆動回路は、高価な高耐圧コンデ
ンサや複雑な移相回路が不要で、回路構成が非常に簡単
であるので、小型化及び低価格化を実現することができ
る。
【0025】なお、上記蛍光灯駆動回路では、圧電セラ
ミックトランス4に用いられる圧電セラミック4eの分
極状態を制御することにより、圧電セラミックトランス
4の帰還用電極4dからの帰還信号の電圧の位相が、圧
電セラミックトランス4による高電圧の発振に必要な電
圧の位相となるようにしたが、これに換えて、図2に示
すように、圧電セラミックトランス4の帰還用電極4d
と、NPNトランジスタ3のベースとの間に移相回路8
を設けるようにしてもよい。なお、この図2において、
移相回路8以外の部分については、図1と同一の符号を
付して示している。そして、このときは、帰還用電極4
dとNPNトランジスタ3のベースの間に設けられた移
相回路8により、圧電セラミックトランス4の帰還用電
極4dからの帰還信号の電圧の位相が、圧電セラミック
トランス4による高電圧の発振に必要な電圧の位相とな
るように、帰還信号の電圧の位相をずらしてやる。
【0026】このように移相回路8を設けたときは、上
述の蛍光灯駆動回路に比べて移相回路8が必要な分だけ
回路が複雑になってしまうが、上述の蛍光灯駆動回路と
同様に、高耐圧コンデンサが不要なので従来の蛍光灯駆
動回路に比べて簡単な回路構成となり、低価格化を実現
することができる。
【0027】なお、このような本発明を適用した蛍光灯
駆動回路の用途は特に限定されるものではないが、回路
構成が簡単で小型化に適しているので、小型化に対する
要求が厳しい液晶ディスプレイのバックライトに特に好
適である。
【0028】つぎに、以上のような蛍光灯駆動回路に好
適な、本発明を適用した圧電セラミックトランスの実施
の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0029】本実施の形態に係る圧電セラミックトラン
スは、図3に示すように、PZTセラミック等からなる
方形板状の圧電セラミック11と、圧電セラミック11
の上下主面上に形成された入力用電極12,13と、入
力用電極12,13から遠い側の圧電セラミック11の
端面に形成された出力用電極14及び帰還用電極15と
から構成される。
【0030】ここで、入力用電極12,13は、圧電セ
ラミック11の主面の全幅に亘って、圧電セラミック1
1の一方の端部から長手方向に約半分の位置まで形成さ
れる。一方、圧電セラミック11の端面に形成される出
力用電極14及び帰還用電極15は、出力用電極14の
部分の面積が帰還用電極15の部分の面積よりも大きく
なるように形成される。ここで、出力用電極14と帰還
用電極15は、出力用電極14と帰還用電極15が直接
導通しないように間隙16を介して形成される。このよ
うに、出力用電極14の部分の面積と、帰還用電極15
の部分の面積を変えることにより、この圧電セラミック
トランスを駆動したときに出力用電極14から得られる
電力の大きさと、帰還用電極15から得られる電力の大
きさとを制御することができる。すなわち、出力用電極
14の部分の面積を帰還用電極15の部分の面積よりも
大きくすることにより、出力用電極14から得られる電
力が大きくなり、帰還用電極15から得られる電力が小
さくなる。
【0031】また、この圧電セラミックトランスは、帰
還用電極15から出力される自励発振用の帰還信号の位
相が、圧電セラミックトランスによる高電圧の発振に必
要な電圧の位相となるように、出力用電極14近傍にお
ける圧電セラミック11の分極方向P1と、帰還用電極
15近傍における圧電セラミック11の分極方向P2と
が制御されている。すなわち、出力用電極14近傍にお
ける圧電セラミック11の分極方向P1と、帰還用電極
15近傍における圧電セラミック11の分極方向P2と
は、帰還用電極15から出力される自励発振用の帰還信
号の位相が圧電セラミックトランスによる高電圧の発振
に必要な電圧の位相となるように、互いに異なる方向と
されている。ただし、帰還用電極15から出力される自
励発振用の帰還信号の位相が圧電セラミックトランスに
よる高電圧の発振に必要な電圧の位相となるように、帰
還信号の位相をずらす移相回路を帰還回路内に設ける場
合には、このように圧電セラミック11の分極方向を制
御する必要がないことは言うまでもない。
【0032】この圧電セラミックトランスを駆動する際
は、入力用電極12から電圧が印加され、これにより圧
電セラミック11が共振し、その結果、高電圧に変換さ
れた電圧が出力用電極14から出力される。そして、こ
のとき、帰還用電極15からは、この圧電セラミックト
ランスの自励発振に必要な低電力の帰還信号が出力され
る。
【0033】なお、上述の圧電セラミックトランスで
は、帰還用電極15の部分の面積を出力用電極14の部
分の面積よりも小さくすることにより、帰還用電極15
からの電力が出力用電極14からの電力よりも小さくな
るようにしたが、図4に示すように、入力用電極21,
22と帰還用電極23までの距離t1を、入力用電極2
1,22から出力用電極24までの距離t2よりも短く
することにより、帰還用電極23からの電力が出力用電
極24からの電力よりも小さくなるようにしてもよい。
すなわち、出力用電極24を圧電セラミック25の一方
の端面全体に形成すると共に、帰還用電極23を圧電セ
ラミック25の一方の主面上に形成するようにしてもよ
い。ここで、帰還用電極23は、圧電セラミック25の
一方の主面上の入力用電極21が形成されていない部分
に、入力用電極21と帰還用電極23との間に間隙26
を空けて形成する。
【0034】なお、このときも上述の圧電セラミックト
ランスと同様に、帰還用電極23から出力される自励発
振用の帰還信号の位相が、圧電セラミックトランスによ
る高電圧の発振に必要な電圧の位相となるように、出力
用電極24近傍における圧電セラミック25の分極方向
P3と、帰還用電極23近傍における圧電セラミック2
5の分極方向P4とが互いに異なる方向とすることが可
能である。
【0035】ところで、圧電セラミックトランスの圧電
セラミックは駆動時に共振するが、このとき、圧電セラ
ミック上に形成された電極から引き出された配線も同時
に振動すると、振動によって配線に断線が生じたり、配
線の存在に起因して圧電セラミックの共振周波数や出力
電圧にばらつきが生じたりする。そこで、図5に示すよ
うに、第1の入力用電極31から導出される配線31
a、第2の入力用電極32から導出される配線32a、
出力用電極33から導出される配線33a、及び帰還用
電極34から導出される配線34aは、圧電セラミック
35の1次振動モードの節部分から引き出すようにした
方がよい。このように、入力用電極31,32、出力用
電極33及び帰還用電極34からの各配線31a,32
a,33a,34aを、圧電セラミック35の1次振動
モードの節部分から引き出すようにすることにより、こ
れらの配線31a,32a,33a,34aは圧電セラ
ミック35の共振時に振動するようなことがなくなる。
その結果、振動によってこれらの配線31a,32a,
33a,34aに断線が生じるようなことがなくなり、
圧電セラミックトランスの信頼性が大幅に向上する。ま
た、これらの配線31a,32a,33a,34aの存
在に起因する圧電セラミック35の共振周波数や出力電
圧のばらつきが減少し、圧電セラミックトランスの性能
が向上する。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る蛍光灯駆動回路では、圧電セラミックトランスの
出力用電極から、蛍光灯に対して高電圧が供給されると
共に、圧電セラミックトランスの帰還用電極から、低電
圧の帰還信号が出力されて自励発振が行われる。したが
って、この蛍光灯駆動回路では、帰還回路内に高耐圧コ
ンデンサを配する必要がなく、低価格化を実現すること
ができる。
【0037】さらに、本発明に係る蛍光灯駆動回路で
は、圧電セラミックの分極方向を制御することにより、
帰還用電極から出力される自励発振用の帰還信号の位相
を、圧電セラミックトランスによる高電圧の発振に必要
な電圧の位相とすることができる。したがって、この蛍
光灯駆動回路では、帰還回路内に移相回路を配する必要
がなく、低価格化及び小型化を実現することができる。
【0038】また、本発明に係る圧電セラミックトラン
スでは、出力用電極とは別に、帰還信号を出力するため
の帰還用電極を備えているので、出力用電極から出力さ
れる電圧の大きさとは別に、帰還信号の電圧の大きさを
制御することができる。したがって、この圧電セラミッ
クトランスでは、圧電セラミックトランスの帰還用電極
から出力される帰還信号を低電圧とすることにより、自
励発振を行うときに帰還回路内に高耐圧コンデンサを配
する必要がなくなり、低価格化を実現することができ
る。
【0039】さらに、本発明に係る圧電セラミックトラ
ンスでは、圧電セラミックの分極方向を制御することに
より、帰還用電極から出力される自励発振用の帰還信号
の位相を、圧電セラミックトランスによる高電圧の発振
に必要な電圧の位相とすることができる。したがって、
この圧電セラミックトランスでは、自励発振を行うとき
に帰還回路内に移相回路を配する必要がなく、低価格化
及び小型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した蛍光灯駆動回路の一構成例を
示す回路図である。
【図2】本発明を適用した蛍光灯駆動回路の他の構成例
を示す回路図である。
【図3】本発明を適用した圧電セラミックトランスの一
構成例を示す斜視図である。
【図4】本発明を適用した圧電セラミックトランスの他
の構成例を示す斜視図である。
【図5】本発明を適用した圧電セラミックトランスの他
の構成例を示す斜視図である。
【図6】従来の圧電セラミックトランスを示す斜視図で
ある。
【図7】従来の自励発振方式の蛍光灯駆動回路を示す回
路図である。
【図8】従来の他励発振方式の蛍光灯駆動回路を示す回
路図である。
【符号の説明】
1 電源供給端子 2 蛍光灯 3 NPNトランジスタ 4 圧電セラミックトランス 4a 第1の入力用電極 4b 第2の入力用電極 4c 出力用電極 4d 帰還用電極 4e 圧電セラミック 5 コイル 6 抵抗 7 接地側端子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略方形板状の圧電セラミックに電極が取
    り付けられてなる圧電セラミックトランスを用いた自励
    発振方式の蛍光灯駆動回路において、 上記圧電セラミックトランスが、蛍光灯に駆動電圧を供
    給するための出力用電極と、自励発振用の帰還信号を出
    力するための帰還用電極とを備えることを特徴とする蛍
    光灯駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記圧電セラミックに取り付けられた前
    記帰還用電極が、上記圧電セラミックに取り付けられた
    前記出力用電極よりも小さいことを特徴とする請求項1
    記載の蛍光灯駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記出力用電極近傍における圧電セラミ
    ックの分極方向と、前記帰還用電極近傍における圧電セ
    ラミックの分極方向とが異なることを特徴とする請求項
    2記載の蛍光灯駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記圧電セラミックトランスが、前記圧
    電セラミックの上下主面に対向するように形成された一
    対の入力用電極を備え、 上記入力用電極から前記帰還用電極までの距離が、上記
    入力用電極から前記出力用電極までの距離よりも短いこ
    とを特徴とする請求項1記載の蛍光灯駆動回路。
  5. 【請求項5】 前記出力用電極近傍における圧電セラミ
    ックの分極方向と、前記帰還用電極近傍における圧電セ
    ラミックの分極方向とが異なることを特徴とする請求項
    4記載の蛍光灯駆動回路。
  6. 【請求項6】 略方形板状の圧電セラミックと、 対向するように上記圧電セラミックの上下主面に形成さ
    れた一対の入力用電極と、 上記入力用電極から遠い側の圧電セラミックの端面に形
    成された出力用電極及び帰還用電極とを備え、 上記出力用電極から高電圧を出力し、上記帰還用電極か
    ら帰還信号を出力することを特徴とする圧電セラミック
    トランス。
  7. 【請求項7】 前記一対の入力用電極、前記出力用電極
    及び前記帰還用電極からの各配線が、前記圧電セラミッ
    クの1次振動モードの節部分から引き出されていること
    を特徴とする請求項6記載の圧電セラミックトランス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1027738A4 (en) * 1997-09-04 2006-05-03 Motorola Inc PIEZOELECTRIC TRANSFORMER WITH VOLTAGE COUPLING
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