JPH0982865A - リード端子付きチップダイオード及びこれを用いた太陽電池モジュール - Google Patents
リード端子付きチップダイオード及びこれを用いた太陽電池モジュールInfo
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- JPH0982865A JPH0982865A JP7231108A JP23110895A JPH0982865A JP H0982865 A JPH0982865 A JP H0982865A JP 7231108 A JP7231108 A JP 7231108A JP 23110895 A JP23110895 A JP 23110895A JP H0982865 A JPH0982865 A JP H0982865A
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- H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10W90/00—Package configurations
- H10W90/701—Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts
- H10W90/731—Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of die-attach connectors
- H10W90/736—Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of die-attach connectors between a chip and a stacked lead frame, conducting package substrate or heat sink
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Die Bonding (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 発熱が少なく、半田のはみ出しや接合不良の
ない安定した半田接合が可能なリード端子付きチップダ
イオード、並びにこれをバイパスダイオードして用いた
太陽電池モジュールを提供する。 【解決手段】 チップダイオード101は半田ペースト
103によりリード端子である銅箔102に接続されて
いる。半田ペースト中には半田よりも高導電性の導電性
粒子が混在されている。
ない安定した半田接合が可能なリード端子付きチップダ
イオード、並びにこれをバイパスダイオードして用いた
太陽電池モジュールを提供する。 【解決手段】 チップダイオード101は半田ペースト
103によりリード端子である銅箔102に接続されて
いる。半田ペースト中には半田よりも高導電性の導電性
粒子が混在されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリード端子付きチップダ
イオード、及びこれをバイパスダイオードとして用いた
太陽電池モジュールに関するものである。
イオード、及びこれをバイパスダイオードとして用いた
太陽電池モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CO2の増加による温室効果で地
球の温暖化が生じることが予測され、CO2を排出しな
いクリーンなエネルギーの要求がますます高まってい
る。また、CO2を排出しない原子力発電も放射性廃棄
物の問題が解決されておらず、より安全性の高いクリー
ンなエネルギーが望まれている。このような期待されて
いるクリーンなエネルギーの中でも、特に太陽電池は、
そのクリーンさと安全性と取扱い易さといった点から非
常に注目されている。
球の温暖化が生じることが予測され、CO2を排出しな
いクリーンなエネルギーの要求がますます高まってい
る。また、CO2を排出しない原子力発電も放射性廃棄
物の問題が解決されておらず、より安全性の高いクリー
ンなエネルギーが望まれている。このような期待されて
いるクリーンなエネルギーの中でも、特に太陽電池は、
そのクリーンさと安全性と取扱い易さといった点から非
常に注目されている。
【0003】各種太陽電池の中でも、アモルファスシリ
コン太陽電池は、変換効率こそ結晶系の太陽電池に及ば
ないものの、大面積化が容易で、かつ光吸収係数が大き
く、また薄膜で動作するなどの、結晶系太陽電池にはな
い優れた特徴をもっており、将来を有望視されている太
陽電池の1つである。
コン太陽電池は、変換効率こそ結晶系の太陽電池に及ば
ないものの、大面積化が容易で、かつ光吸収係数が大き
く、また薄膜で動作するなどの、結晶系太陽電池にはな
い優れた特徴をもっており、将来を有望視されている太
陽電池の1つである。
【0004】ところで、バッテリー対応型の太陽電池
は、1枚の太陽電池セルだけでは出力電圧が不足してい
る。このため、通常は、複数個の太陽電池セルを直列に
接続して使用する場合が多い。
は、1枚の太陽電池セルだけでは出力電圧が不足してい
る。このため、通常は、複数個の太陽電池セルを直列に
接続して使用する場合が多い。
【0005】上記のように複数個のセルを直列接続して
動作させる場合において最大の難点は、建物の影や降雪
などにより、セルの一部が太陽光から遮られて発電しな
くなった場合、正常に発電している他の素子からの総発
生電圧が逆方向電圧という形で直接印加されることであ
る。そして、このような逆方向電圧が素子の耐圧を越え
る値になった場合には、素子の破壊が起きる可能性があ
る。そこで、このような素子の破壊を避けるためには、
直列接続した各素子ごとに、素子と並列で逆の方向にダ
イオードを結線する必要がある。このようなダイオード
は一般的にバイパスダイオードと呼ばれる。
動作させる場合において最大の難点は、建物の影や降雪
などにより、セルの一部が太陽光から遮られて発電しな
くなった場合、正常に発電している他の素子からの総発
生電圧が逆方向電圧という形で直接印加されることであ
る。そして、このような逆方向電圧が素子の耐圧を越え
る値になった場合には、素子の破壊が起きる可能性があ
る。そこで、このような素子の破壊を避けるためには、
直列接続した各素子ごとに、素子と並列で逆の方向にダ
イオードを結線する必要がある。このようなダイオード
は一般的にバイパスダイオードと呼ばれる。
【0006】上記のようなバイパスダイオードは、一般
には汎用品として、その周囲にカバー樹脂を設けたモー
ルドパッケージのダイオードが使用されていた。ところ
が、これらのダイオードは比較的大きな厚みを有してい
る。このため、例えば後工程でEVA(エチレンビニル
アセテート)などのような充填材で太陽電池素子を封入
した際、バイパスダイオードの部分だけが表面から盛り
上がり、太陽電池モジュールの平面性を悪くしてしま
う。また、このようなバイパスダイオードを完全に充填
しようとすると、EVAの厚みも厚くする必要があり、
コストアップにつながってしまう。
には汎用品として、その周囲にカバー樹脂を設けたモー
ルドパッケージのダイオードが使用されていた。ところ
が、これらのダイオードは比較的大きな厚みを有してい
る。このため、例えば後工程でEVA(エチレンビニル
アセテート)などのような充填材で太陽電池素子を封入
した際、バイパスダイオードの部分だけが表面から盛り
上がり、太陽電池モジュールの平面性を悪くしてしま
う。また、このようなバイパスダイオードを完全に充填
しようとすると、EVAの厚みも厚くする必要があり、
コストアップにつながってしまう。
【0007】こうした背景から、例えば特開平5−29
1602号公報に記載されたように、比較的厚みの薄い
チップダイオードをモールドパッケージ樹脂無しで使用
する構成が取られることがある。図5にこのようなダイ
オードの一例を示した。この例では、チップダイオード
501の表面と裏面に、鉛錫系の半田503により、リ
ード端子としての銅箔502がそれぞれ接続されてい
る。このように構成されるリード端子付きチップダイオ
ードの総厚みは、チップダイオード501の厚さを30
0μm、銅箔503の厚さを100μm、半田503の
厚さを50μm強とすると、約600〜700μm程度
であり、従来のモールドパッケージのダイオードが2〜
3mmあったことを考えるとかなり薄くなっている。
1602号公報に記載されたように、比較的厚みの薄い
チップダイオードをモールドパッケージ樹脂無しで使用
する構成が取られることがある。図5にこのようなダイ
オードの一例を示した。この例では、チップダイオード
501の表面と裏面に、鉛錫系の半田503により、リ
ード端子としての銅箔502がそれぞれ接続されてい
る。このように構成されるリード端子付きチップダイオ
ードの総厚みは、チップダイオード501の厚さを30
0μm、銅箔503の厚さを100μm、半田503の
厚さを50μm強とすると、約600〜700μm程度
であり、従来のモールドパッケージのダイオードが2〜
3mmあったことを考えるとかなり薄くなっている。
【0008】このリード端子付きチップダイオードの作
成手順は次の通りである。まずチップダイオード上に半
田ペレットを載置し、その上に銅箔を載置して、適当な
圧力を印加しながら半田の溶融する温度を加える。これ
により、チップダイオードと銅箔を半田接合され、一定
厚みのダイオードが作成できる。なお、半田ペレットの
他にも、スクリーン印刷により半田を供給する場合もあ
る。
成手順は次の通りである。まずチップダイオード上に半
田ペレットを載置し、その上に銅箔を載置して、適当な
圧力を印加しながら半田の溶融する温度を加える。これ
により、チップダイオードと銅箔を半田接合され、一定
厚みのダイオードが作成できる。なお、半田ペレットの
他にも、スクリーン印刷により半田を供給する場合もあ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
リード端子付きチップダイオードをバイパスダイオード
として太陽電池素子に設置し、EVAなどの充填材で充
填して、太陽電池モジュールを作成して、このバイパス
ダイオードに適宜な電流を流す場合において、バイパス
ダイオードの発熱によりEVAに気泡が生じ、白濁して
外観を損なう現象が生じる。さらに発熱がひどい場合に
は、バイパスダイオード近傍の太陽電池素子を熱により
破壊してしまうという問題が生じていた。これは、周囲
をモールドパッケージ樹脂で覆ったダイオードでは見ら
れず、リード端子付きチップダイオードを使った場合に
起こる新しい現象である。
リード端子付きチップダイオードをバイパスダイオード
として太陽電池素子に設置し、EVAなどの充填材で充
填して、太陽電池モジュールを作成して、このバイパス
ダイオードに適宜な電流を流す場合において、バイパス
ダイオードの発熱によりEVAに気泡が生じ、白濁して
外観を損なう現象が生じる。さらに発熱がひどい場合に
は、バイパスダイオード近傍の太陽電池素子を熱により
破壊してしまうという問題が生じていた。これは、周囲
をモールドパッケージ樹脂で覆ったダイオードでは見ら
れず、リード端子付きチップダイオードを使った場合に
起こる新しい現象である。
【0010】この原因については、リード端子付きチッ
プダイオードの半田部での発熱が大きいことが原因であ
ることが分かった。すなわち、通常はダイオードのPN
ジャンクション部で発生した熱は、半田部を通って、導
電性のよい銅箔に移行して放熱していくのだが、半田部
は抵抗が大きく、しかも厚みが50μm以上もあって厚
いために、熱がこもってEVAなどに悪影響を与えてし
まうのである。
プダイオードの半田部での発熱が大きいことが原因であ
ることが分かった。すなわち、通常はダイオードのPN
ジャンクション部で発生した熱は、半田部を通って、導
電性のよい銅箔に移行して放熱していくのだが、半田部
は抵抗が大きく、しかも厚みが50μm以上もあって厚
いために、熱がこもってEVAなどに悪影響を与えてし
まうのである。
【0011】このため、リード端子付きチップダイオー
ドにおける半田部分をできるだけ薄く作成する方が望ま
しい。これは、EVAの厚みの削減やコストダウンの意
味からも望ましい。このように半田部の厚みを薄くする
方法としては、半田溶融時に圧力を上げることによって
半田部を薄くする方法、あるいは半田量を少なくするこ
とが考えられる。
ドにおける半田部分をできるだけ薄く作成する方が望ま
しい。これは、EVAの厚みの削減やコストダウンの意
味からも望ましい。このように半田部の厚みを薄くする
方法としては、半田溶融時に圧力を上げることによって
半田部を薄くする方法、あるいは半田量を少なくするこ
とが考えられる。
【0012】しかしながら、圧力を上げて半田を溶融し
た場合には、図6に示したように、チップダイオード5
01の部分から半田503がはみ出してしまう。特には
み出し量が多い場合には、2枚のリード端子が短絡して
しまい、製造上の歩留を悪化させてしまう。そしてこの
ようなダイオードを太陽電池素子に接続した場合には、
太陽電池自体が短絡して機能を果たさない。
た場合には、図6に示したように、チップダイオード5
01の部分から半田503がはみ出してしまう。特には
み出し量が多い場合には、2枚のリード端子が短絡して
しまい、製造上の歩留を悪化させてしまう。そしてこの
ようなダイオードを太陽電池素子に接続した場合には、
太陽電池自体が短絡して機能を果たさない。
【0013】また、半田量を少なくした場合には、図7
に示したように、接触部の全域に半田503がいきわた
らない。このため、接着面積が少なくなって接着力が弱
くなると共に、逆に抵抗がアップして発熱が大きくなっ
てしまい、上記と同様の問題を生じてしまう。
に示したように、接触部の全域に半田503がいきわた
らない。このため、接着面積が少なくなって接着力が弱
くなると共に、逆に抵抗がアップして発熱が大きくなっ
てしまい、上記と同様の問題を生じてしまう。
【0014】以上のような問題に鑑み、本発明は、発熱
が少なく、製造上においても半田のはみ出しや接合不良
のない安定した半田接合が可能なリード端子付きチップ
ダイオード、並びにこれをバイパスダイオードして用い
た太陽電池モジュールを提供することを目的としてい
る。
が少なく、製造上においても半田のはみ出しや接合不良
のない安定した半田接合が可能なリード端子付きチップ
ダイオード、並びにこれをバイパスダイオードして用い
た太陽電池モジュールを提供することを目的としてい
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のリード端子付き
チップダイオードは、チップダイオードにリード端子が
半田接合された構成において、該半田中に半田よりも高
導電性の導電性粒子が混在されていることを特徴とす
る。
チップダイオードは、チップダイオードにリード端子が
半田接合された構成において、該半田中に半田よりも高
導電性の導電性粒子が混在されていることを特徴とす
る。
【0016】また、導電性粒子の半田に対する体積百分
率は、好ましくは5乃至50%である。さらに、導電性
粒子は、好ましくは、Ag、Cu、Al、Zn、Sbか
ら選択される少なくとも1種の金属からなる。
率は、好ましくは5乃至50%である。さらに、導電性
粒子は、好ましくは、Ag、Cu、Al、Zn、Sbか
ら選択される少なくとも1種の金属からなる。
【0017】また、本発明の太陽電池モジュールは、複
数個の太陽電池素子が直列に接続された太陽電池モジュ
ールにおいて、上記のリード端子付きチップダイオード
が並列に接続されたこと特徴とする。
数個の太陽電池素子が直列に接続された太陽電池モジュ
ールにおいて、上記のリード端子付きチップダイオード
が並列に接続されたこと特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】上記記載の導電性粒子の形状とし
ては、球状粉であっても燐片状であってもよく、特に限
定はなく、これらの混合物であってもよい。また大きさ
についても、一定の大きさの粒子を混入してもよいし、
分布を形成していてもよい。
ては、球状粉であっても燐片状であってもよく、特に限
定はなく、これらの混合物であってもよい。また大きさ
についても、一定の大きさの粒子を混入してもよいし、
分布を形成していてもよい。
【0019】半田中に混入する導電性粒子の量として
は、少なすぎると導電性アップの効果と流動性抑制の効
果があまり期待できず、多すぎると半田の相対量が少な
くなるために銅箔とチップダイオードを接合する接合力
が弱くなってしまう。これらの兼ね合いから、体積百分
率で5〜50%混入するのが望ましい。より好ましく
は、体積百分率で10〜30%混入する場合が、最も効
果が現れる。
は、少なすぎると導電性アップの効果と流動性抑制の効
果があまり期待できず、多すぎると半田の相対量が少な
くなるために銅箔とチップダイオードを接合する接合力
が弱くなってしまう。これらの兼ね合いから、体積百分
率で5〜50%混入するのが望ましい。より好ましく
は、体積百分率で10〜30%混入する場合が、最も効
果が現れる。
【0020】ここで、導電性粒子の種類としては、具体
的には、半田の体積抵抗率(1×10-5Ωcm)よりも
低い導電性の良好なAu、Ag、Cu、Ni、Al、F
e、Zn、Sbなどの各種金属粒子を使用することがで
きる。この中でも、特に半田との相性がよく、流動性の
抑制に効果の大きいAg、Cu、Al、Zn、Sbが好
適に用いられる。
的には、半田の体積抵抗率(1×10-5Ωcm)よりも
低い導電性の良好なAu、Ag、Cu、Ni、Al、F
e、Zn、Sbなどの各種金属粒子を使用することがで
きる。この中でも、特に半田との相性がよく、流動性の
抑制に効果の大きいAg、Cu、Al、Zn、Sbが好
適に用いられる。
【0021】リード端子としては、体積抵抗率が低く工
業的に安定して供給されている材料が用いられるが、加
工性が良く、安価な銅箔が好適に用いられる。
業的に安定して供給されている材料が用いられるが、加
工性が良く、安価な銅箔が好適に用いられる。
【0022】また、銅箔を用いる場合には、腐食防止、
酸化防止などの目的で、表面に薄い金属層を設けてもよ
い。このような表面金属層としては、銀、パラジウム、
パラジウムと銀の合金、金などの腐食されにくい貴金属
や、ニッケル、錫、半田などの耐食性のよい金属が挙げ
られる。
酸化防止などの目的で、表面に薄い金属層を設けてもよ
い。このような表面金属層としては、銀、パラジウム、
パラジウムと銀の合金、金などの腐食されにくい貴金属
や、ニッケル、錫、半田などの耐食性のよい金属が挙げ
られる。
【0023】また、表面金属層の形成方法としては、作
成が比較的容易な蒸着法、メッキ法、クラッド法が好適
に用いられる。
成が比較的容易な蒸着法、メッキ法、クラッド法が好適
に用いられる。
【0024】リード端子の厚みとしては、70μm以上
で150μm以下が望ましい。70μm以上とすること
で、電流密度に十分対応できるだけの断面積を確保でき
るとともに、実質上機械的結合部材として使用でき、か
つ接続作業がリード端子に与える破損などの悪影響を防
止することができる。一方、リード端子は厚くするほど
抵抗損失を小さくすることができるが、150μm以下
とすることで表面被覆材によるなだらかな被覆が可能と
なる。このようになだらかな被覆ができれば段差を小さ
くすることができる。そして、段差が小さいほど表面被
覆材の厚みを薄くでき、被覆材料を節約することができ
る。
で150μm以下が望ましい。70μm以上とすること
で、電流密度に十分対応できるだけの断面積を確保でき
るとともに、実質上機械的結合部材として使用でき、か
つ接続作業がリード端子に与える破損などの悪影響を防
止することができる。一方、リード端子は厚くするほど
抵抗損失を小さくすることができるが、150μm以下
とすることで表面被覆材によるなだらかな被覆が可能と
なる。このようになだらかな被覆ができれば段差を小さ
くすることができる。そして、段差が小さいほど表面被
覆材の厚みを薄くでき、被覆材料を節約することができ
る。
【0025】また、このようなリード端子付きチップダ
イオードをバイパスダイオードとして接続する太陽電池
素子の一例の説明を図8を用いて説明する。ここで、本
発明で用いられる太陽電池素子は、単結晶、多結晶ある
いはアモルファスシリコン系太陽電池に適用できる以外
に、シリコン以外の半導体を用いた太陽電池、ショット
キー接合型などの太陽電池に適用できるが、以下には代
表としてアモルファスシリコン太陽電池の場合について
説明する。
イオードをバイパスダイオードとして接続する太陽電池
素子の一例の説明を図8を用いて説明する。ここで、本
発明で用いられる太陽電池素子は、単結晶、多結晶ある
いはアモルファスシリコン系太陽電池に適用できる以外
に、シリコン以外の半導体を用いた太陽電池、ショット
キー接合型などの太陽電池に適用できるが、以下には代
表としてアモルファスシリコン太陽電池の場合について
説明する。
【0026】基板801はアモルファスシリコンのよう
な薄膜の太陽電池の場合に、半導体層803を機械的に
支持する部材であり、また、電極としても用いられる場
合もある。基板801は、半導体層803を成膜する時
の加熱温度に耐える耐熱性が要求されるが導電性のもの
でも電気絶縁性のものでもよい。
な薄膜の太陽電池の場合に、半導体層803を機械的に
支持する部材であり、また、電極としても用いられる場
合もある。基板801は、半導体層803を成膜する時
の加熱温度に耐える耐熱性が要求されるが導電性のもの
でも電気絶縁性のものでもよい。
【0027】導電性の材料としては、具体的には、N
i、Cr、Al、Mo、Au、Nb、Ta、V、Ti、
Pt、Pbなどの金属またはこれらの合金、例えば真ち
ゅう、ステンレス鋼などの薄板及びその複合体やカーボ
ンシート、亜鉛メッキ鋼板が挙げられる。また、電気絶
縁性材料としては、ポリエステル、ポリエチレン、ポリ
カーボネート、セルロースアセテート、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレ
ン、ポリアミド、ポリイミド、エポキシなどの耐熱性合
成樹脂のフィルムまたはシートまたはこれらとガラスフ
ァイバー、カーボンファイバー、ホウ素ファイバー、金
属繊維などとの複合体、及びこれらの金属の薄板、樹脂
シートなどの表面に異種材質の金属薄膜及び/またはS
iO2、Si3N4、Al2O3、ITNなどの絶縁性薄膜
をスパッタ法、蒸着法、鍍金法などにより表面コーディ
ング処理を行ったものおよび、ガラス、セラミックスな
どが挙げられる。
i、Cr、Al、Mo、Au、Nb、Ta、V、Ti、
Pt、Pbなどの金属またはこれらの合金、例えば真ち
ゅう、ステンレス鋼などの薄板及びその複合体やカーボ
ンシート、亜鉛メッキ鋼板が挙げられる。また、電気絶
縁性材料としては、ポリエステル、ポリエチレン、ポリ
カーボネート、セルロースアセテート、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレ
ン、ポリアミド、ポリイミド、エポキシなどの耐熱性合
成樹脂のフィルムまたはシートまたはこれらとガラスフ
ァイバー、カーボンファイバー、ホウ素ファイバー、金
属繊維などとの複合体、及びこれらの金属の薄板、樹脂
シートなどの表面に異種材質の金属薄膜及び/またはS
iO2、Si3N4、Al2O3、ITNなどの絶縁性薄膜
をスパッタ法、蒸着法、鍍金法などにより表面コーディ
ング処理を行ったものおよび、ガラス、セラミックスな
どが挙げられる。
【0028】下部電極802は、半導体層803で発生
した電力を取り出すための一方の電極であり、半導体層
803に対してはオーミックコンタクトとなるような仕
事関数を持つことが要求される。下部電極802の材料
としては、Al、Ag、Pt、Au、Ni、Ti、M
o、Fe、V、Cr、Cu、ステンレス、真ちゅう、ニ
クロム、SnO2、In2O3、ZnO、ITOなどのい
わゆる金属単体または合金、及び透明導電性酸化物(T
CO)などが用いられる。
した電力を取り出すための一方の電極であり、半導体層
803に対してはオーミックコンタクトとなるような仕
事関数を持つことが要求される。下部電極802の材料
としては、Al、Ag、Pt、Au、Ni、Ti、M
o、Fe、V、Cr、Cu、ステンレス、真ちゅう、ニ
クロム、SnO2、In2O3、ZnO、ITOなどのい
わゆる金属単体または合金、及び透明導電性酸化物(T
CO)などが用いられる。
【0029】また、下部電極802の表面は平滑である
ことが好ましいが、光の乱反射を起こさせる場合にはテ
クスチャー化してもよい。また、基板801が導電性で
あるときは下部電極802は特に設ける必要はない。下
部電極802の作成方法は、メッキ、蒸着、スパッタな
どの方法を用いられる。
ことが好ましいが、光の乱反射を起こさせる場合にはテ
クスチャー化してもよい。また、基板801が導電性で
あるときは下部電極802は特に設ける必要はない。下
部電極802の作成方法は、メッキ、蒸着、スパッタな
どの方法を用いられる。
【0030】本発明に用いられる太陽電池の半導体層8
03としては、薄膜太陽電池として一般に使用される公
知の半導体物質を使用することができる。具体的には、
例えば、pin接合非晶質シリコン層、pn接合多結晶
シリコン層、CuInSe2/CdSなどの化合物半導
体層が挙げられる。半導体層803の形成方法として
は、非晶質シリコン層の場合は、シランガスなどのフィ
ルムを形成する原材料ガスにプラズマ放電を発生させる
プラズマCVDなどにより形成することができる。ここ
で、上記のpn接合多結晶シリコン層は、例えば溶融シ
リコンからフィルムを形成するフィルム形成法によって
形成される。また、上記のCuInSe2/CdSに関
しては電子ビーム蒸着法、スパッタリング法、電析法な
どの方法で形成される。
03としては、薄膜太陽電池として一般に使用される公
知の半導体物質を使用することができる。具体的には、
例えば、pin接合非晶質シリコン層、pn接合多結晶
シリコン層、CuInSe2/CdSなどの化合物半導
体層が挙げられる。半導体層803の形成方法として
は、非晶質シリコン層の場合は、シランガスなどのフィ
ルムを形成する原材料ガスにプラズマ放電を発生させる
プラズマCVDなどにより形成することができる。ここ
で、上記のpn接合多結晶シリコン層は、例えば溶融シ
リコンからフィルムを形成するフィルム形成法によって
形成される。また、上記のCuInSe2/CdSに関
しては電子ビーム蒸着法、スパッタリング法、電析法な
どの方法で形成される。
【0031】上部電極804は、半導体層803で発生
した起電力を取り出すための電極であり、下部電極80
2と対をなすものである。上部電極804は、アモルフ
ァスシリコンのようにシート抵抗が高い半導体の場合に
必要であり、結晶系の太陽電池ではシート抵抗が低いた
め特に必要としない。
した起電力を取り出すための電極であり、下部電極80
2と対をなすものである。上部電極804は、アモルフ
ァスシリコンのようにシート抵抗が高い半導体の場合に
必要であり、結晶系の太陽電池ではシート抵抗が低いた
め特に必要としない。
【0032】また、上部電極804は、光入射側に位置
するため、透明であることが必要で、透明電極とも呼ば
れている。上部電極804は、太陽や白色蛍光灯などか
らの光を半導体層内に効率よく吸収させるために光の透
過率が85%以上であることが望ましく、さらに、電気
的には光で発生した電流を半導体層に対し横方向に流れ
るようにするためにシート抵抗値は100Ω/□以下で
あることが望ましい。このような特性を備えた材料とし
て、SnO2、In2O3、ZnO、CdO、CdSn
O4、ITO(In2O3+SnO2)などの金属酸化物が
挙げられる。
するため、透明であることが必要で、透明電極とも呼ば
れている。上部電極804は、太陽や白色蛍光灯などか
らの光を半導体層内に効率よく吸収させるために光の透
過率が85%以上であることが望ましく、さらに、電気
的には光で発生した電流を半導体層に対し横方向に流れ
るようにするためにシート抵抗値は100Ω/□以下で
あることが望ましい。このような特性を備えた材料とし
て、SnO2、In2O3、ZnO、CdO、CdSn
O4、ITO(In2O3+SnO2)などの金属酸化物が
挙げられる。
【0033】本発明で用いる集電電極805は、一般的
には櫛状に形成され、半導体層803や上部電極804
のシート抵抗の値から好適な幅やピッチが決定される。
集電電極805は比抵抗が低く太陽電池の直列抵抗とな
らないことが要求され、好ましい比抵抗としては10-2
Ωcm〜10-6Ωcmである。集電電極805の材料と
しては、Ti、Cr、Mo、W、Al、Ag、Ni、C
u、Sn、Ptなどの金属またはこれらの合金や半田が
用いられる。一般的には、金属粉末と高分子樹脂バイン
ダーがペースト状になった金属ペーストが用いられてい
るが、これに限られない。例えば、金属ワイヤーなどを
用いたものでも良い。
には櫛状に形成され、半導体層803や上部電極804
のシート抵抗の値から好適な幅やピッチが決定される。
集電電極805は比抵抗が低く太陽電池の直列抵抗とな
らないことが要求され、好ましい比抵抗としては10-2
Ωcm〜10-6Ωcmである。集電電極805の材料と
しては、Ti、Cr、Mo、W、Al、Ag、Ni、C
u、Sn、Ptなどの金属またはこれらの合金や半田が
用いられる。一般的には、金属粉末と高分子樹脂バイン
ダーがペースト状になった金属ペーストが用いられてい
るが、これに限られない。例えば、金属ワイヤーなどを
用いたものでも良い。
【0034】本発明で用いられるバスバー電極806
は、集電電極805を流れる電流を更に一端に集めるた
めの電極である。その電極材料としては、Ag、Pt、
Cuなどの金属やこれらの合金からなるものを用いるこ
とができ、形態としてはワイヤー状、箔状のものを貼り
つけたりしている。箔状のものとしては例えば銅箔や、
あるいは銅箔に錫メッキしたもので、場合によっては接
着剤付きのものが用いられる。また、設ける場所につい
ても、太陽電池素子の中央でなくてもよく、太陽電池素
子周辺であっても構わない。
は、集電電極805を流れる電流を更に一端に集めるた
めの電極である。その電極材料としては、Ag、Pt、
Cuなどの金属やこれらの合金からなるものを用いるこ
とができ、形態としてはワイヤー状、箔状のものを貼り
つけたりしている。箔状のものとしては例えば銅箔や、
あるいは銅箔に錫メッキしたもので、場合によっては接
着剤付きのものが用いられる。また、設ける場所につい
ても、太陽電池素子の中央でなくてもよく、太陽電池素
子周辺であっても構わない。
【0035】なお、図8において、807は導電性接着
材であり、集電電極805とバスバー電極806との接
続を確実にするためのものである。
材であり、集電電極805とバスバー電極806との接
続を確実にするためのものである。
【0036】次に、太陽電池素子全体を覆うパッケージ
ング材料について説明する。このパッケージング材料の
基本的な構成は、図9に示すように、最表面材901、
表面封止材902、裏面封止材903などに分類され
る。
ング材料について説明する。このパッケージング材料の
基本的な構成は、図9に示すように、最表面材901、
表面封止材902、裏面封止材903などに分類され
る。
【0037】表面封止材902は、光起電力素子の凹凸
を樹脂で被覆し、素子を温度変化、湿度、衝撃などの過
酷な外部環境から守りかつ最表面材と素子との接着を確
保するために必要である。したがって、耐候性、接着
性、充填性、耐熱性、耐寒性、耐衝撃性が要求される。
を樹脂で被覆し、素子を温度変化、湿度、衝撃などの過
酷な外部環境から守りかつ最表面材と素子との接着を確
保するために必要である。したがって、耐候性、接着
性、充填性、耐熱性、耐寒性、耐衝撃性が要求される。
【0038】これらの要求を満たす樹脂としては、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アク
リル酸メチル共重合体(EMA)、エチレン−アクリル
酸エチル共重合体(EEA)、ポリビニルブチラール樹
脂などのポリオレフィン系樹脂、ウレタン樹脂、シリコ
ーン樹脂、フッ素樹脂などが挙げられる。中でも、EV
Aは太陽電池用途としてバランスのとれた物性を有して
おり、好んで用いられる。ただ、そのままでは熱変形温
度が低いために容易に高温使用下で変形やクリープを呈
するので、架橋して耐熱性を高めておくことが望まし
い。
レン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アク
リル酸メチル共重合体(EMA)、エチレン−アクリル
酸エチル共重合体(EEA)、ポリビニルブチラール樹
脂などのポリオレフィン系樹脂、ウレタン樹脂、シリコ
ーン樹脂、フッ素樹脂などが挙げられる。中でも、EV
Aは太陽電池用途としてバランスのとれた物性を有して
おり、好んで用いられる。ただ、そのままでは熱変形温
度が低いために容易に高温使用下で変形やクリープを呈
するので、架橋して耐熱性を高めておくことが望まし
い。
【0039】最表面材901としては、太陽電池モジュ
ールの最表層に位置するため耐候性、耐汚染性、機械強
度をはじめとして、太陽電池モジュールの屋外暴露にお
ける長期信頼性を確保するための性能が必要である。好
適に用いられる材料としては、フッ素樹脂、アクリル樹
脂などがある。なかでもフッ素樹脂は耐候性、耐汚染性
に優れているため好んで用いられる。
ールの最表層に位置するため耐候性、耐汚染性、機械強
度をはじめとして、太陽電池モジュールの屋外暴露にお
ける長期信頼性を確保するための性能が必要である。好
適に用いられる材料としては、フッ素樹脂、アクリル樹
脂などがある。なかでもフッ素樹脂は耐候性、耐汚染性
に優れているため好んで用いられる。
【0040】具体的には、ポリフッ化ビニリデン樹脂、
ポリフッ化ビニル樹脂あるは四フッ化エチレン−エチレ
ン共重合体などがある。耐候性の観点では、ポリフッ化
ビニリデン樹脂が優れているが、耐候性および機械的強
度の両立と透明性では四フッ化エチレン−エチレン共重
合体が優れている。また最表面材901としては、樹脂
に限ることなく、例えばガラスを用いたとしても何など
問題はない。
ポリフッ化ビニル樹脂あるは四フッ化エチレン−エチレ
ン共重合体などがある。耐候性の観点では、ポリフッ化
ビニリデン樹脂が優れているが、耐候性および機械的強
度の両立と透明性では四フッ化エチレン−エチレン共重
合体が優れている。また最表面材901としては、樹脂
に限ることなく、例えばガラスを用いたとしても何など
問題はない。
【0041】次に、裏面封止材903としては、基板と
充分な接着性が確保でき、しかも長期耐久性に優れた材
料が好ましい。好適に用いられる材料としては、EV
A、ポリビニルブチラールなどのホットメルト材、両面
テープ、柔軟性を有するエポキシ接着剤が挙げられる。
また、裏面封止材903の外側には、太陽電池モジュー
ルの機械的強度を増すために、あるいは、温度変化によ
る歪、ソリを防止するために、補強板を張り付けても構
わない。例えば、鋼板、プラスチック板、FRP(ガラ
ス繊維強化プラスチック)板が好ましい。加熱圧着の方
法としては従来公知である真空ラミネーション、ロール
ラミネーションなどを種々選択して用いることができ
る。
充分な接着性が確保でき、しかも長期耐久性に優れた材
料が好ましい。好適に用いられる材料としては、EV
A、ポリビニルブチラールなどのホットメルト材、両面
テープ、柔軟性を有するエポキシ接着剤が挙げられる。
また、裏面封止材903の外側には、太陽電池モジュー
ルの機械的強度を増すために、あるいは、温度変化によ
る歪、ソリを防止するために、補強板を張り付けても構
わない。例えば、鋼板、プラスチック板、FRP(ガラ
ス繊維強化プラスチック)板が好ましい。加熱圧着の方
法としては従来公知である真空ラミネーション、ロール
ラミネーションなどを種々選択して用いることができ
る。
【0042】リード端子付きチップダイオードにおい
て、半田中に導電性のよい導電性粒子を混入することに
より、半田自身の体積抵抗率を下げることができるこれ
により、半田部での発熱を従来よりも抑制することがで
き、EVAなどの樹脂に気泡を生じなくさせることがで
きる。また、導電性粒子を混入することは、半田の流動
性をも抑制することができる。よって、圧力をかけなが
ら半田を溶融した際に半田が流動せず、そのままの位置
で固化できるため、半田のはみ出しや接合不良がなく、
安定した製造が可能となる。
て、半田中に導電性のよい導電性粒子を混入することに
より、半田自身の体積抵抗率を下げることができるこれ
により、半田部での発熱を従来よりも抑制することがで
き、EVAなどの樹脂に気泡を生じなくさせることがで
きる。また、導電性粒子を混入することは、半田の流動
性をも抑制することができる。よって、圧力をかけなが
ら半田を溶融した際に半田が流動せず、そのままの位置
で固化できるため、半田のはみ出しや接合不良がなく、
安定した製造が可能となる。
【0043】また、このリード端子付きチップダイオー
ドを太陽電池モジュールの各太陽電池素子に並列に接続
した場合には、ダイオードの発熱によって充填材の白濁
や素子を破壊することがない太陽電池モジュールを供給
することができる。
ドを太陽電池モジュールの各太陽電池素子に並列に接続
した場合には、ダイオードの発熱によって充填材の白濁
や素子を破壊することがない太陽電池モジュールを供給
することができる。
【0044】
(実施例1)以下に本発明の第1の実施例について説明
する。まず、図1(a)に示すように、チップダイオー
ド101(4.5mm角、280μm厚シリコンPNダ
イオード)、銅箔102(軟質銅100μm厚)、半田
ペースト103をそれぞれ用意した。ここで、半田ペー
スト103は、クリーム半田(RX363:日本はんだ
社製)中に銅粒子(球状粉、直径約1μm)を体積百分
率で10%混入し、すり鉢の中で30分間混合した後、
3本ロールミルで3回パスしたものである。次に銅箔1
02の先端部とチップダイオード101の上に、半田ペ
ースト103をスクリーン印刷機にてスクリーン印刷
し、図1(c)に示すような順序で載置した。
する。まず、図1(a)に示すように、チップダイオー
ド101(4.5mm角、280μm厚シリコンPNダ
イオード)、銅箔102(軟質銅100μm厚)、半田
ペースト103をそれぞれ用意した。ここで、半田ペー
スト103は、クリーム半田(RX363:日本はんだ
社製)中に銅粒子(球状粉、直径約1μm)を体積百分
率で10%混入し、すり鉢の中で30分間混合した後、
3本ロールミルで3回パスしたものである。次に銅箔1
02の先端部とチップダイオード101の上に、半田ペ
ースト103をスクリーン印刷機にてスクリーン印刷
し、図1(c)に示すような順序で載置した。
【0045】これらを200℃のヒーター上にのせ、図
中矢印の方向におもりで一定圧力を加えながら半田を溶
融し、部材101、102を半田接合した。この時点
で、総厚は約580μmであり、目視においては半田の
はみ出しや接合不良は観察されなかった。
中矢印の方向におもりで一定圧力を加えながら半田を溶
融し、部材101、102を半田接合した。この時点
で、総厚は約580μmであり、目視においては半田の
はみ出しや接合不良は観察されなかった。
【0046】上記のようなリード端子付きチップダイオ
ードのサンプルを10ケ作製し、図1(c)に示すよう
な銅箔102直上に、CA熱電対104を設置し、EV
A105でラミネーションを行った。さらに、図1
(d)で示すような回路を形成し、チップダイオードの
順方向に、実際の太陽電池素子で流れる可能性のある
3.8Aの定電流を30分間流し、温度の安定した30
分後にデジタルボルトメーターによって温度を読み取っ
た。以下に10サンプルの膜厚と温度のデータを示し
た。
ードのサンプルを10ケ作製し、図1(c)に示すよう
な銅箔102直上に、CA熱電対104を設置し、EV
A105でラミネーションを行った。さらに、図1
(d)で示すような回路を形成し、チップダイオードの
順方向に、実際の太陽電池素子で流れる可能性のある
3.8Aの定電流を30分間流し、温度の安定した30
分後にデジタルボルトメーターによって温度を読み取っ
た。以下に10サンプルの膜厚と温度のデータを示し
た。
【0047】
【表1】
【0048】すなわち、10サンプルの平均膜厚は57
9.6μm、平均温度は105.7℃であった。また、
10サンプルとも半田のはみ出し等は観察されなかっ
た。よって、半田中に銅粒子等の金属微粒子を混入させ
ることで、半田のはみ出し等のない安定したアセンブリ
ダイオードを作製することができる。
9.6μm、平均温度は105.7℃であった。また、
10サンプルとも半田のはみ出し等は観察されなかっ
た。よって、半田中に銅粒子等の金属微粒子を混入させ
ることで、半田のはみ出し等のない安定したアセンブリ
ダイオードを作製することができる。
【0049】(比較例1)比較の為に、半田ペースト中
に銅粒子を入れないこと以外は、実施例1と全く同様に
してサンプルを10ケ作製した。10サンプル中1サン
プルは、半田のはみ出しにより、銅箔同士で短絡を起こ
してしまった。以下に、残りの9サンプルの膜厚と温度
のデータを示す。
に銅粒子を入れないこと以外は、実施例1と全く同様に
してサンプルを10ケ作製した。10サンプル中1サン
プルは、半田のはみ出しにより、銅箔同士で短絡を起こ
してしまった。以下に、残りの9サンプルの膜厚と温度
のデータを示す。
【0050】
【表2】
【0051】つまり、9サンプルの平均膜厚は579.
7μm、平均温度は121.1℃であった。これらを実
施例1と比較した場合、膜厚はほとんど変わらないもの
の、温度が約15℃上昇した。このことから、半田中に
銅粒子を混入したことで、導電性が向上により発熱が抑
制できたものと考えられる。
7μm、平均温度は121.1℃であった。これらを実
施例1と比較した場合、膜厚はほとんど変わらないもの
の、温度が約15℃上昇した。このことから、半田中に
銅粒子を混入したことで、導電性が向上により発熱が抑
制できたものと考えられる。
【0052】(実施例2)以下に本発明の第2の実施例
について説明する。実施例1と同様の分散方法で、クリ
ーム半田(RX363:日本はんだ社製)中にAl粒子
(球状粉、平均直径約5μm)を体積百分率で2%、5
%、10%、20%、30%、50%、80%混入した
半田ペーストA、B、C、D、E、F、Cを作製した。
について説明する。実施例1と同様の分散方法で、クリ
ーム半田(RX363:日本はんだ社製)中にAl粒子
(球状粉、平均直径約5μm)を体積百分率で2%、5
%、10%、20%、30%、50%、80%混入した
半田ペーストA、B、C、D、E、F、Cを作製した。
【0053】これらの半田ペーストを溶融した時の体積
抵抗率を測定すると、図2のような結果が得られた。ま
た、図3には半田溶融後の、リード銅箔とチップダイオ
ードの180度剥離試験の結果を示した。
抵抗率を測定すると、図2のような結果が得られた。ま
た、図3には半田溶融後の、リード銅箔とチップダイオ
ードの180度剥離試験の結果を示した。
【0054】体積抵抗率に関しては、Al粒子を混入し
ていく程下がっていく傾向が見られ、10%以上混入し
た場合にはほとんど飽和してしまった。また、剥離力に
関しては、30%までは、何も混入しない0%の場合と
剥離力に変化はないが、50%混入あたりから徐々に下
がり始め、80%に至ってはかなり弱くなってしまう。
これは、Al粒子が多い場合には半田による接合力がほ
とんど働かないためであると考えられる。
ていく程下がっていく傾向が見られ、10%以上混入し
た場合にはほとんど飽和してしまった。また、剥離力に
関しては、30%までは、何も混入しない0%の場合と
剥離力に変化はないが、50%混入あたりから徐々に下
がり始め、80%に至ってはかなり弱くなってしまう。
これは、Al粒子が多い場合には半田による接合力がほ
とんど働かないためであると考えられる。
【0055】さらに、これらの7種類の半田ペーストを
用いて、実施例1と同様のサンプルを作製し、温度測定
を行ったところ、以下の結果が得られた。なお、それぞ
れの結果は、3サンプルの平均である。さらに、サンプ
ルAに関しては、短絡はしなかったが半田のはみ出しが
目視で確認された。
用いて、実施例1と同様のサンプルを作製し、温度測定
を行ったところ、以下の結果が得られた。なお、それぞ
れの結果は、3サンプルの平均である。さらに、サンプ
ルAに関しては、短絡はしなかったが半田のはみ出しが
目視で確認された。
【0056】
【表3】 上記温度測定の結果は、ほぼ半田の体積抵抗率の結果と
一致しており、金属粒子を混入するほど下がってくる傾
向が得られた。
一致しており、金属粒子を混入するほど下がってくる傾
向が得られた。
【0057】以上のように、180度剥離の結果、及び
目視検査の結果を考えると、半田のはみ出しがなくて、
かつ強度的にも強いアセンブリダイオードを提供するに
は、金属微粒子の混入量が体積百分率で5〜50%が最
適である。さらに、この条件においては、半田部の発熱
の抑制に十分な効果が得られた。
目視検査の結果を考えると、半田のはみ出しがなくて、
かつ強度的にも強いアセンブリダイオードを提供するに
は、金属微粒子の混入量が体積百分率で5〜50%が最
適である。さらに、この条件においては、半田部の発熱
の抑制に十分な効果が得られた。
【0058】(実施例3)次に、本発明の第3の実施例
について説明する。本実施例では、基板としてステンレ
ス基板を用いた非晶質シリコン太陽電池に、上記のリー
ド端子付きチップダイオードを接続した構成とした。こ
れを図4を用いて具体的に説明する。ここで、図4
(a)は太陽電池素子を光入射面側から見た概略図、図
4(b)は作製したリード端子付きチップダイオードか
らなるバイパスダイオードの概略図、図4(c)は
(a)の太陽電池素子にこのバイパスダイオードを接続
した概略を示した図である。
について説明する。本実施例では、基板としてステンレ
ス基板を用いた非晶質シリコン太陽電池に、上記のリー
ド端子付きチップダイオードを接続した構成とした。こ
れを図4を用いて具体的に説明する。ここで、図4
(a)は太陽電池素子を光入射面側から見た概略図、図
4(b)は作製したリード端子付きチップダイオードか
らなるバイパスダイオードの概略図、図4(c)は
(a)の太陽電池素子にこのバイパスダイオードを接続
した概略を示した図である。
【0059】まず、太陽電池素子用の基板として、表面
を洗浄した厚さ0.1mmのステンレススチール箔から
なるロール状ステンレス基板を用意した。次にこのステ
ンレス基板の表面上に、複数個の太陽電池素子400を
同時に形成した。この太陽電池素子400は、下表に示
した多層膜を有する構造体である。
を洗浄した厚さ0.1mmのステンレススチール箔から
なるロール状ステンレス基板を用意した。次にこのステ
ンレス基板の表面上に、複数個の太陽電池素子400を
同時に形成した。この太陽電池素子400は、下表に示
した多層膜を有する構造体である。
【0060】
【表4】
【0061】上記のプロセスにより多層膜が形成された
ロール状ステンレス基板は、切断加工により、各太陽電
池素子に分割した。このようにして、図4(a)に示す
太陽電池素子400を10個作製した(図中には3個の
み示す)。
ロール状ステンレス基板は、切断加工により、各太陽電
池素子に分割した。このようにして、図4(a)に示す
太陽電池素子400を10個作製した(図中には3個の
み示す)。
【0062】この太陽電池素子400に対して、以下の
(1)〜(9)の処理を順番に行い、太陽電池素子群A
を作製した。
(1)〜(9)の処理を順番に行い、太陽電池素子群A
を作製した。
【0063】(1)太陽電池素子400の上に、ITO
のエッチング材(FeCl3)含有ペーストを401の
パターンにスクリーン印刷した後、純水洗浄することに
より、ITO層の一部を除去し上部電極と下部電極の電
気的な分離を確実にした。
のエッチング材(FeCl3)含有ペーストを401の
パターンにスクリーン印刷した後、純水洗浄することに
より、ITO層の一部を除去し上部電極と下部電極の電
気的な分離を確実にした。
【0064】(2)各太陽電池素子の非有効発電領域の
一部のITO層、a−Si層及び下部電極層をグライン
ダーで除去して、ステンレス基板面402を露出させて
下部電極からの取り出し部とした。
一部のITO層、a−Si層及び下部電極層をグライン
ダーで除去して、ステンレス基板面402を露出させて
下部電極からの取り出し部とした。
【0065】(3)ITO上に、0.3mm幅の集電電
極403を、銀ペーストをスクリーン印刷し、オープン
で焼成することにより形成した。
極403を、銀ペーストをスクリーン印刷し、オープン
で焼成することにより形成した。
【0066】(4)後述するパスバー電極405と下部
電極との絶縁を確実にするために、基板露出面と隣接し
てポリイミドの絶縁テープ(厚み100μm)408を
貼付した。
電極との絶縁を確実にするために、基板露出面と隣接し
てポリイミドの絶縁テープ(厚み100μm)408を
貼付した。
【0067】(5)絶縁テープ404を貼付した後、バ
スバー電極405を図示したように載置し、バスバー電
極405の上から、銀ペースト406をドッティングし
てオーブンで焼成し、集電電極403とバスバー電極4
05の接続を行った。これにより、バスバー電極405
は太陽電池素子の一方の取り出し電極となる。
スバー電極405を図示したように載置し、バスバー電
極405の上から、銀ペースト406をドッティングし
てオーブンで焼成し、集電電極403とバスバー電極4
05の接続を行った。これにより、バスバー電極405
は太陽電池素子の一方の取り出し電極となる。
【0068】(6)次に、実施例2で述べた半田ペース
トEを用い、図4(b)で示すような形状のアセンブリ
ダイオード409を作製した。ここで、チップダイオー
ド408としては大きさ4.5mm角で280μm厚の
シリコンPNダイオードを、また銅箔407としては1
00μm厚の軟質銅をそれぞれ用いた。
トEを用い、図4(b)で示すような形状のアセンブリ
ダイオード409を作製した。ここで、チップダイオー
ド408としては大きさ4.5mm角で280μm厚の
シリコンPNダイオードを、また銅箔407としては1
00μm厚の軟質銅をそれぞれ用いた。
【0069】(7)厚み100μmの銅箔410を図4
(c)に示す位置に載置し、バスバー電極405との交
差部分と基板露出面404との接触部分を半田付けによ
り電気的に接続した。こうして10直列の太陽電池素子
が接続した。
(c)に示す位置に載置し、バスバー電極405との交
差部分と基板露出面404との接触部分を半田付けによ
り電気的に接続した。こうして10直列の太陽電池素子
が接続した。
【0070】(8)さらに、図4(b)で示したダイオ
ードを図4(c)で示す位置に載置し、銅箔410との
接触部分を半田付けしにより電気的に接続した。こうし
て各素子に並列にダイオードの接続が完成した。
ードを図4(c)で示す位置に載置し、銅箔410との
接触部分を半田付けしにより電気的に接続した。こうし
て各素子に並列にダイオードの接続が完成した。
【0071】(9)(1)〜(8)までの工程を、金属
微粒子を全く混入しない半田ペースト(RX363)を
使用する以外は全く同様にして、太陽電池素子群Bを作
製した。
微粒子を全く混入しない半田ペースト(RX363)を
使用する以外は全く同様にして、太陽電池素子群Bを作
製した。
【0072】上述のように作製した太陽電池素子群A、
Bに対して、以下に述べる処理を行った。太陽電池素子
群のの受光面側にEVAシート(スプリングボーンラボ
ラトリーズ社製、商品名フォトキャップ、厚さ460μ
m)と片面をコロナ放電処理した一軸延伸のETFEフ
ィルム(デュポン社製、商品名 テフゼルT2フィル
ム、厚さ38μm)を、裏側にEVAシート(スプリン
グボーンラボラトリーズ社製、商品名フォトキャップ、
厚さ460μm)とナイロンフィルム(デュポン社製、
商品名 ダーテック、厚さ63.5μm)と黒色に塗装
したガルバリウム鋼板(亜鉛メッキ鋼板、厚さ0.27
mm)をETFE/EVA/太陽電池素子群/EVA/
ナイロン/EVA/鋼板という順に重ね、真空ラミネー
ト装置を用いて加圧脱気しながら150℃で30分加熱
することにより太陽電池モジュールA、Bを得た。
Bに対して、以下に述べる処理を行った。太陽電池素子
群のの受光面側にEVAシート(スプリングボーンラボ
ラトリーズ社製、商品名フォトキャップ、厚さ460μ
m)と片面をコロナ放電処理した一軸延伸のETFEフ
ィルム(デュポン社製、商品名 テフゼルT2フィル
ム、厚さ38μm)を、裏側にEVAシート(スプリン
グボーンラボラトリーズ社製、商品名フォトキャップ、
厚さ460μm)とナイロンフィルム(デュポン社製、
商品名 ダーテック、厚さ63.5μm)と黒色に塗装
したガルバリウム鋼板(亜鉛メッキ鋼板、厚さ0.27
mm)をETFE/EVA/太陽電池素子群/EVA/
ナイロン/EVA/鋼板という順に重ね、真空ラミネー
ト装置を用いて加圧脱気しながら150℃で30分加熱
することにより太陽電池モジュールA、Bを得た。
【0073】なお、ここで用いたEVAシートは太陽電
池の封止材として広く用いられているものであり、EV
A樹脂(酢酸ビニル含有率33%)100重量部に対し
て架橋剤1.5重量部、紫外線吸収剤0.3重量部、光
安定化剤0.1重量部、酸化防止剤0.2重量部、シラ
ンカップリング剤0.25重量部を配合したものであ
る。出力端子はあらかじめ光起電力素子裏面にまわして
おき、ラミネート後、ガルバリウム鋼板に予め開けてお
いた端子取り出し口から出力が取り出せるようにした。
池の封止材として広く用いられているものであり、EV
A樹脂(酢酸ビニル含有率33%)100重量部に対し
て架橋剤1.5重量部、紫外線吸収剤0.3重量部、光
安定化剤0.1重量部、酸化防止剤0.2重量部、シラ
ンカップリング剤0.25重量部を配合したものであ
る。出力端子はあらかじめ光起電力素子裏面にまわして
おき、ラミネート後、ガルバリウム鋼板に予め開けてお
いた端子取り出し口から出力が取り出せるようにした。
【0074】上記のようにして作製した太陽電池モジュ
ールA、Bを、室温85度、湿度85%の室内に設置
し、ダイオードの順方向に実際の太陽電池素子で流れる
可能性のある3.8Aの定電流を1000時間流して加
速試験を行った。
ールA、Bを、室温85度、湿度85%の室内に設置
し、ダイオードの順方向に実際の太陽電池素子で流れる
可能性のある3.8Aの定電流を1000時間流して加
速試験を行った。
【0075】1000時間後に、太陽電池モジュールを
外観観察すると、太陽電池モジュールAでは少し黄変す
る以外は外観上何等変化が生じなかった。これに対し、
太陽電池モジュールBでは、ダイオード付近のEVAか
ら気泡が生じ、ダイオードが見えないくらいの白濁が生
じていた。さらに、樹脂の熱劣化と思われる黄変が観察
された。
外観観察すると、太陽電池モジュールAでは少し黄変す
る以外は外観上何等変化が生じなかった。これに対し、
太陽電池モジュールBでは、ダイオード付近のEVAか
ら気泡が生じ、ダイオードが見えないくらいの白濁が生
じていた。さらに、樹脂の熱劣化と思われる黄変が観察
された。
【0076】以上の結果から、金属微粒子を混入した半
田ペーストを使用して作製したダイオードでは、半田部
での発熱が少なくなる効果により、太陽電池の外観を損
なうことがなくなる。
田ペーストを使用して作製したダイオードでは、半田部
での発熱が少なくなる効果により、太陽電池の外観を損
なうことがなくなる。
【0077】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、半田中に
高導電性の金属微粒子を混入することによって、製造上
半田のはみ出しや接合不良のない安定した接合のリード
端子付きダイオードを得ることができる。そして、この
リード端子付きダイオードを太陽電池モジュールのバイ
パスダイオードとして使用することで、外観を損ねない
ダイオードを提供することができる。
高導電性の金属微粒子を混入することによって、製造上
半田のはみ出しや接合不良のない安定した接合のリード
端子付きダイオードを得ることができる。そして、この
リード端子付きダイオードを太陽電池モジュールのバイ
パスダイオードとして使用することで、外観を損ねない
ダイオードを提供することができる。
【図1】(a)〜(d)は本発明の実施例1の説明図で
ある。
ある。
【図2】本発明の実施例2において、半田中の一粒子量
と体積抵抗率の関係を示すグラフである。
と体積抵抗率の関係を示すグラフである。
【図3】本発明の実施例2において、半田中のAl粒子
量と剥離力の関係を示すグラフである。
量と剥離力の関係を示すグラフである。
【図4】(a)〜(c)は本発明の実施例3の説明図で
ある。
ある。
【図5】従来のチップダイオードの概略図である。
【図6】本発明の課題の説明図である。
【図7】本発明の課題の説明図である。
【図8】本発明で使用する太陽電池素子の説明図であ
る。
る。
【図9】本発明で使用するパッケージング材料の説明図
である。
である。
101、108、501 チップダイオード、 102、407、502 リード端子、 103、503 半田、 104 熱電対、 105 EVA、 400 太陽電池素子、 401 エッチングライン、 402 基板露出部分、 403、805 集電電極、 404 絶縁テープ、 405、806 バスバー電極、 406、807 導電性接着材、 409 アセンブリダイオード、 410 銅箔、 801 基板、 802 下部電極層、 803 半導体層、 804 上部電極層、 901 最表面材、 902 表面封止材、 903 裏面封止材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 31/042 H01L 31/10 A 31/10
Claims (4)
- 【請求項1】 チップダイオードにリード端子が半田接
合されたリード端子付きチップダイオードにおいて、該
半田中に半田よりも高導電性の導電性粒子が混在されて
いることを特徴とするリード端子付きチップダイオー
ド。 - 【請求項2】 該導電性粒子の半田に対する体積百分率
が5乃至50%であることを特徴とする請求項1に記載
のリード端子付きチップダイオード。 - 【請求項3】 該導電性粒子がAg、Cu、Al、Z
n、Sbから選択される少なくとも1種の金属からなる
ことを特徴とする請求項1乃至2のいずれか1項に記載
のリード端子付きチップダイオード。 - 【請求項4】 複数個の太陽電池素子が直列に接続され
た太陽電池モジュールにおいて、前記各太陽電池素子に
請求項1乃至3のいづれか1項に記載のリード端子付き
チップダイオードが並列に接続されていること特徴とす
る太陽電池モジュール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7231108A JPH0982865A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | リード端子付きチップダイオード及びこれを用いた太陽電池モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7231108A JPH0982865A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | リード端子付きチップダイオード及びこれを用いた太陽電池モジュール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0982865A true JPH0982865A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=16918433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7231108A Pending JPH0982865A (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | リード端子付きチップダイオード及びこれを用いた太陽電池モジュール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0982865A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11106589A (ja) * | 1997-08-29 | 1999-04-20 | Dyneon Llc | 太陽電池モジュール用フッ素ポリマー封止材料 |
| EP0917211A2 (en) * | 1997-11-17 | 1999-05-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Moldless semiconductor device and photovoltaic device module making use of the same |
| JP2001237358A (ja) * | 2000-02-21 | 2001-08-31 | Rohm Co Ltd | パッケージ型二端子半導体装置の構造 |
| JP2002246628A (ja) * | 2001-02-14 | 2002-08-30 | Showa Shell Sekiyu Kk | バイパスダイオード一体封止型太陽電池モジュール及び該モジュールの製造方法 |
| JP2008137077A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-06-19 | Sulzer Metco Us Inc | 高い熱伝導率と高い導電率とを有する半田接合の材料及び製造方法 |
| WO2011162470A3 (ko) * | 2010-06-21 | 2012-02-16 | Kim Jae Ku | 리드선이 개량된 다이오드 패키지 및 그 제조방법 |
| WO2012053471A1 (ja) * | 2010-10-22 | 2012-04-26 | シャープ株式会社 | 太陽電池セル |
| CN109216311A (zh) * | 2017-07-06 | 2019-01-15 | 滨海治润电子有限公司 | 一种低功耗to-277封装超薄型二极管及其制造方法 |
-
1995
- 1995-09-08 JP JP7231108A patent/JPH0982865A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US6316832B1 (en) | 1997-11-17 | 2001-11-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Moldless semiconductor device and photovoltaic device module making use of the same |
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| US9065030B2 (en) | 2010-06-21 | 2015-06-23 | Gne Tech Co., Ltd. | Diode package having improved lead wire and manufacturing method thereof |
| WO2012053471A1 (ja) * | 2010-10-22 | 2012-04-26 | シャープ株式会社 | 太陽電池セル |
| JP5639657B2 (ja) * | 2010-10-22 | 2014-12-10 | シャープ株式会社 | 太陽電池セル |
| US9236503B2 (en) | 2010-10-22 | 2016-01-12 | Sharp Kabushiki Kaisha | Solar cell |
| CN109216311A (zh) * | 2017-07-06 | 2019-01-15 | 滨海治润电子有限公司 | 一种低功耗to-277封装超薄型二极管及其制造方法 |
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