JPH0982983A - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置および半導体装置の製造方法Info
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- JPH0982983A JPH0982983A JP7239707A JP23970795A JPH0982983A JP H0982983 A JPH0982983 A JP H0982983A JP 7239707 A JP7239707 A JP 7239707A JP 23970795 A JP23970795 A JP 23970795A JP H0982983 A JPH0982983 A JP H0982983A
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- silicon layer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 半導体装置の製造方法において、エッチング
量およびダイヤフラム厚の制御を行えて圧力センサ等の
ダイアフラムを薄く成形することを課題とする。 【解決手段】 半導体基板上に絶縁層を形成する工程
と、前記絶縁層上に半導体素子を形成する工程と、前記
半導体基板上もしくは前記絶縁層上に電子回路を形成す
る工程と、前記半導体素子と前記電子回路とを電気的に
接続する工程とからなる半導体装置の製造方法であっ
て、更に、前記半導体基板に前記絶縁層を形成した面よ
りエッチングを行って、前記半導体素子の形成されてい
る部分を含む前記絶縁層下の前記半導体基板の一部を除
去して、前記半導体素子の形成されている部分を含む前
記絶縁層下に空洞部を形成する工程とを含むことを特徴
とする。
量およびダイヤフラム厚の制御を行えて圧力センサ等の
ダイアフラムを薄く成形することを課題とする。 【解決手段】 半導体基板上に絶縁層を形成する工程
と、前記絶縁層上に半導体素子を形成する工程と、前記
半導体基板上もしくは前記絶縁層上に電子回路を形成す
る工程と、前記半導体素子と前記電子回路とを電気的に
接続する工程とからなる半導体装置の製造方法であっ
て、更に、前記半導体基板に前記絶縁層を形成した面よ
りエッチングを行って、前記半導体素子の形成されてい
る部分を含む前記絶縁層下の前記半導体基板の一部を除
去して、前記半導体素子の形成されている部分を含む前
記絶縁層下に空洞部を形成する工程とを含むことを特徴
とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
半導体装置の製造方法に関するものであり、特に自動
車、家電その他工業分野で用いられる半導体圧力センサ
や半導体加速度センサおよびそれらの製造方法に関する
ものである。
半導体装置の製造方法に関するものであり、特に自動
車、家電その他工業分野で用いられる半導体圧力センサ
や半導体加速度センサおよびそれらの製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】圧力や加速度を電気信号に変換する圧力
センサや加速度センサは、従来より自動車分野で広く用
いられてきたが、自動車のエレクトロニクス化の進展に
伴ってその需要をさらに増大させてきた。1970年代
以降、排気ガス規制や低燃費を実現するために自動車エ
ンジンの電子制御化によって、例えばMAP(Manifold
Absolute Pressure)、大気圧、トランスミッションオ
イル圧、エンジンオイル圧などに多くの圧力センサが用
いられるようになってきた。さらに1990年代以降
は、自動車の安全性向上や環境保護などの観点から、走
行、駆動系の電子制御化や故障診断機能の装備などにこ
れらのセンサが用いられるようになってきた。例えばア
ンチロックブレーキシステムやアクティブサスペンショ
ンシステム、近年ではエアバッグシステムなどに加速度
センサが用いられるようになってきている。圧力センサ
はこの他、家電分野においては掃除機の吸塵制御、電子
血圧計の血圧および血管音検出、パッケージエアコンの
コンプレッサ制御や気圧計測、全自動洗濯機の水位制御
などに、水まわりの分野では全自動風呂の水位制御や水
道圧の測定などに、その他工業プラントのガス圧計測や
ダイバーズウォッチの水圧計測などにと、その応用範囲
はさらに広がってきている。加速度センサにおいても、
工業用設備の振動センサなどその用途を一層広げてきて
いる。
センサや加速度センサは、従来より自動車分野で広く用
いられてきたが、自動車のエレクトロニクス化の進展に
伴ってその需要をさらに増大させてきた。1970年代
以降、排気ガス規制や低燃費を実現するために自動車エ
ンジンの電子制御化によって、例えばMAP(Manifold
Absolute Pressure)、大気圧、トランスミッションオ
イル圧、エンジンオイル圧などに多くの圧力センサが用
いられるようになってきた。さらに1990年代以降
は、自動車の安全性向上や環境保護などの観点から、走
行、駆動系の電子制御化や故障診断機能の装備などにこ
れらのセンサが用いられるようになってきた。例えばア
ンチロックブレーキシステムやアクティブサスペンショ
ンシステム、近年ではエアバッグシステムなどに加速度
センサが用いられるようになってきている。圧力センサ
はこの他、家電分野においては掃除機の吸塵制御、電子
血圧計の血圧および血管音検出、パッケージエアコンの
コンプレッサ制御や気圧計測、全自動洗濯機の水位制御
などに、水まわりの分野では全自動風呂の水位制御や水
道圧の測定などに、その他工業プラントのガス圧計測や
ダイバーズウォッチの水圧計測などにと、その応用範囲
はさらに広がってきている。加速度センサにおいても、
工業用設備の振動センサなどその用途を一層広げてきて
いる。
【0003】半導体を用いて作製された圧力センサや加
速度センサは、半導体基板上にシリコン微細加工技術に
よって形成された薄肉部(ダイヤフラム)を可動部とし
て、ダイヤフラムの変位によって発生する応力をピエゾ
抵抗効果を利用した歪ゲージ抵抗の抵抗値変化に変換
し、これを電圧として出力する方式をとるのが一般的で
ある。ダイヤフラムの変位を電気信号に変換する方法と
してはこの他に静電容量を利用する方法があるが、現在
は上記のようにピエゾ抵抗を利用する方法が主流であ
る。また出力電圧は微弱でばらつきが大きいため、ハイ
ブリッド集積回路などによって増幅やばらつき補正を行
っている。
速度センサは、半導体基板上にシリコン微細加工技術に
よって形成された薄肉部(ダイヤフラム)を可動部とし
て、ダイヤフラムの変位によって発生する応力をピエゾ
抵抗効果を利用した歪ゲージ抵抗の抵抗値変化に変換
し、これを電圧として出力する方式をとるのが一般的で
ある。ダイヤフラムの変位を電気信号に変換する方法と
してはこの他に静電容量を利用する方法があるが、現在
は上記のようにピエゾ抵抗を利用する方法が主流であ
る。また出力電圧は微弱でばらつきが大きいため、ハイ
ブリッド集積回路などによって増幅やばらつき補正を行
っている。
【0004】半導体集積回路は、シリコンの微細加工技
術の発展により、高集積化、高性能化、低価格化を実現
してきた。このことはその他の半導体装置、例えば半導
体圧力センサや半導体加速度センサにおいても同様であ
る。
術の発展により、高集積化、高性能化、低価格化を実現
してきた。このことはその他の半導体装置、例えば半導
体圧力センサや半導体加速度センサにおいても同様であ
る。
【0005】図23に一般的なIC大気圧センサの断面
構造を示す。ここで、20はp型シリコン基板、21は
n+型埋込層、22はn型エピタキシャル層、23はp
+型素子分離領域、24はp型拡散層、25はベース領
域、26はコレクタ領域、27はエミッタ領域、28は
アルミニウム電極、29はシリコン酸化膜(以下酸化
膜)、30はシリコン窒化膜(以下窒化膜)、31は薄
肉部(ダイヤフラム)である。図23に示すIC大気圧
センサは、ダイヤフラム31の部分にセンサ部となるp
n接合を用いた歪ゲージ抵抗が形成され、その周辺部分
に歪ゲージ抵抗からの信号処理回路の形成された、セン
サ部と信号処理回路部とを同一基板上に集積化した構造
をとっている。ここでは簡単に、信号処理回路部はnp
nバイポーラ・トランジスタのみを示した。このような
IC大気圧センサは図24に示す方法で作製される。こ
こで、32はシリコン基板、33はセンサ部、34は信
号処理回路部、31はダイヤフラムである。図24にお
ける工程は以下の通りである。(a)シリコン基板32
上にセンサ部33および信号処理回路部34を形成す
る。(b)シリコン基板32を裏面側よりエッチングし
て薄層化を行って、センサ部33下にダイヤフラム31
を形成する。センサ部33および信号処理回路部34の
形成方法は通常の半導体集積回路の作製工程により形成
する。
構造を示す。ここで、20はp型シリコン基板、21は
n+型埋込層、22はn型エピタキシャル層、23はp
+型素子分離領域、24はp型拡散層、25はベース領
域、26はコレクタ領域、27はエミッタ領域、28は
アルミニウム電極、29はシリコン酸化膜(以下酸化
膜)、30はシリコン窒化膜(以下窒化膜)、31は薄
肉部(ダイヤフラム)である。図23に示すIC大気圧
センサは、ダイヤフラム31の部分にセンサ部となるp
n接合を用いた歪ゲージ抵抗が形成され、その周辺部分
に歪ゲージ抵抗からの信号処理回路の形成された、セン
サ部と信号処理回路部とを同一基板上に集積化した構造
をとっている。ここでは簡単に、信号処理回路部はnp
nバイポーラ・トランジスタのみを示した。このような
IC大気圧センサは図24に示す方法で作製される。こ
こで、32はシリコン基板、33はセンサ部、34は信
号処理回路部、31はダイヤフラムである。図24にお
ける工程は以下の通りである。(a)シリコン基板32
上にセンサ部33および信号処理回路部34を形成す
る。(b)シリコン基板32を裏面側よりエッチングし
て薄層化を行って、センサ部33下にダイヤフラム31
を形成する。センサ部33および信号処理回路部34の
形成方法は通常の半導体集積回路の作製工程により形成
する。
【0006】ダイヤフラム31を形成する方法として
は、現在フッ硝酸系溶液などの酸性溶液を用いた等方性
エッチングと、TMAH(テトラメチルアンモニウムハ
イドロキサイド)、EDP(エチレンジアミンピロカテ
コール)、ヒドラジン水溶液、KOH溶液(KOH/イ
ソプロパノール、KOH/ヒドラジン混合溶液など)な
どのアルカリ性溶液を用いた異方性エッチングとが主流
となっている。
は、現在フッ硝酸系溶液などの酸性溶液を用いた等方性
エッチングと、TMAH(テトラメチルアンモニウムハ
イドロキサイド)、EDP(エチレンジアミンピロカテ
コール)、ヒドラジン水溶液、KOH溶液(KOH/イ
ソプロパノール、KOH/ヒドラジン混合溶液など)な
どのアルカリ性溶液を用いた異方性エッチングとが主流
となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
半導体圧力センサや半導体加速度センサでは、上述した
ようにシリコン基板32の一方の主面側にセンサ部を形
成した後、他方の主面側からシリコン基板32をエッチ
ングによって薄層化してダイヤフラム31の形成を行っ
ていた。このため、半導体基板32の両面にマスクパタ
ーンの露光を行わなければならず、基板両面のマスクパ
ターン合わせマージンを確保するためには、ダイヤフラ
ム31の形成されるセンサ部33と信号処理回路部34
との間隔を大きくとらなければならない。
半導体圧力センサや半導体加速度センサでは、上述した
ようにシリコン基板32の一方の主面側にセンサ部を形
成した後、他方の主面側からシリコン基板32をエッチ
ングによって薄層化してダイヤフラム31の形成を行っ
ていた。このため、半導体基板32の両面にマスクパタ
ーンの露光を行わなければならず、基板両面のマスクパ
ターン合わせマージンを確保するためには、ダイヤフラ
ム31の形成されるセンサ部33と信号処理回路部34
との間隔を大きくとらなければならない。
【0008】また通常シリコンのエッチングでは開口部
の面積が底部の面積より大きくなるため、基板裏面に形
成するエッチングマスクは実際のセンサ部33より開口
部の面積を大きくしなければならない。このこともセン
サ部33と信号処理回路部34との間隔を大きくとらな
ければならない原因となる。
の面積が底部の面積より大きくなるため、基板裏面に形
成するエッチングマスクは実際のセンサ部33より開口
部の面積を大きくしなければならない。このこともセン
サ部33と信号処理回路部34との間隔を大きくとらな
ければならない原因となる。
【0009】この他、ダイヤフラム31の厚さは現状1
0〜100μm程度であるが、シリコンのエッチング時
間で、エッチング量およびダイヤフラム厚の制御を行う
ため、この方法でさらに均一な薄層化を行うことは困難
である。これらの問題点はセンサ全体の微細化、小型化
をはかる上での課題となっている。
0〜100μm程度であるが、シリコンのエッチング時
間で、エッチング量およびダイヤフラム厚の制御を行う
ため、この方法でさらに均一な薄層化を行うことは困難
である。これらの問題点はセンサ全体の微細化、小型化
をはかる上での課題となっている。
【0010】この他、半導体基板1の両面にマスクパタ
ーンの露光を行うため、半導体基板32の表面は保護膜
で覆われるが、シリコンウエハの搬送時やハンドリング
の際などに保護膜へキズが生じる場合がある。このキズ
はセンサ部33や信号処理回路部34などのデバイス形
成面側に生じた場合、適切なデバイス作製が行えないこ
とから、形成された半導体素子および電子回路におい
て、絶縁不良などを生じる原因となることがある。
ーンの露光を行うため、半導体基板32の表面は保護膜
で覆われるが、シリコンウエハの搬送時やハンドリング
の際などに保護膜へキズが生じる場合がある。このキズ
はセンサ部33や信号処理回路部34などのデバイス形
成面側に生じた場合、適切なデバイス作製が行えないこ
とから、形成された半導体素子および電子回路におい
て、絶縁不良などを生じる原因となることがある。
【0011】また、ダイヤフラム31形成面側にキズな
どが生じた場合、エッチングマスク部にピンホールが生
じてダイヤフラム形成部31以外のシリコン層が薄層化
されたり、ダイヤフラム部31にクラックが発生して局
所的に弱い部分を生じることなどがある。これらは実際
の製造工程において製造歩留の低下などの課題となって
いる。
どが生じた場合、エッチングマスク部にピンホールが生
じてダイヤフラム形成部31以外のシリコン層が薄層化
されたり、ダイヤフラム部31にクラックが発生して局
所的に弱い部分を生じることなどがある。これらは実際
の製造工程において製造歩留の低下などの課題となって
いる。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は半導体基板上に
形成された絶縁層上に作製される半導体素子と、上記半
導体基板上もしくは上記絶縁層上に形成された電子回路
とが電気的に接続されており、上記半導体基板におい
て、上記絶縁層を形成した面よりエッチングを行って、
上記半導体素子の形成されている部分を含む上記絶縁層
下に空洞部を設けたことを特徴とする半導体装置を提供
するものである。また半導体基板上に絶縁層を形成する
工程と、上記絶縁層上に半導体素子を形成する工程と、
上記半導体基板上もしくは上記絶縁層上に電子回路を形
成する工程と、上記半導体素子と上記電子回路とを電気
的に接続する工程と、上記半導体基板において、上記絶
縁層を形成した面よりエッチングを行って、上記半導体
素子の形成されている部分を含む上記絶縁層下の上記半
導体基板の一部を除去して、上記半導体素子の形成され
ている部分を含む上記絶縁層下に空洞部を形成する工程
とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法をとる
ことで、上記の課題を解決しようとするものである。
形成された絶縁層上に作製される半導体素子と、上記半
導体基板上もしくは上記絶縁層上に形成された電子回路
とが電気的に接続されており、上記半導体基板におい
て、上記絶縁層を形成した面よりエッチングを行って、
上記半導体素子の形成されている部分を含む上記絶縁層
下に空洞部を設けたことを特徴とする半導体装置を提供
するものである。また半導体基板上に絶縁層を形成する
工程と、上記絶縁層上に半導体素子を形成する工程と、
上記半導体基板上もしくは上記絶縁層上に電子回路を形
成する工程と、上記半導体素子と上記電子回路とを電気
的に接続する工程と、上記半導体基板において、上記絶
縁層を形成した面よりエッチングを行って、上記半導体
素子の形成されている部分を含む上記絶縁層下の上記半
導体基板の一部を除去して、上記半導体素子の形成され
ている部分を含む上記絶縁層下に空洞部を形成する工程
とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法をとる
ことで、上記の課題を解決しようとするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、各実施例とともに図面を参照しつつ詳細に説明す
る。
て、各実施例とともに図面を参照しつつ詳細に説明す
る。
【0014】(実施例1)図1は本発明による半導体装
置の第1の実施例を示す断面図である。ここでシリコン
基板1上には酸化膜2および窒化膜3の積層された領域
がある。酸化膜2および窒化膜3上には単結晶シリコン
層4が形成されており、アルミニウム電極5が接続され
ている。単結晶シリコン層4とアルミニウム電極5とは
接続部分を除いて絶縁膜6で絶縁されている。酸化膜2
および窒化膜3上には開口部7が形成されており、酸化
膜2および窒化膜3において、単結晶シリコン層4の形
成されている部分の直下には空洞部が設けられており、
この部分がダイヤフラム8となる。シリコン基板1上の
酸化膜2および窒化膜3の形成されていない部分には電
子回路9および10が形成されており、この電子回路9
および10は単結晶シリコン層4とアルミニウム電極5
を通して電気的に接続されている。ここでは電子回路と
してpMOSトランジスタ9およびnMOSトランジス
タ10のみを示している。全体としてダイヤフラム8
と、電子回路9および10はパッシベーション膜11で
覆われている。
置の第1の実施例を示す断面図である。ここでシリコン
基板1上には酸化膜2および窒化膜3の積層された領域
がある。酸化膜2および窒化膜3上には単結晶シリコン
層4が形成されており、アルミニウム電極5が接続され
ている。単結晶シリコン層4とアルミニウム電極5とは
接続部分を除いて絶縁膜6で絶縁されている。酸化膜2
および窒化膜3上には開口部7が形成されており、酸化
膜2および窒化膜3において、単結晶シリコン層4の形
成されている部分の直下には空洞部が設けられており、
この部分がダイヤフラム8となる。シリコン基板1上の
酸化膜2および窒化膜3の形成されていない部分には電
子回路9および10が形成されており、この電子回路9
および10は単結晶シリコン層4とアルミニウム電極5
を通して電気的に接続されている。ここでは電子回路と
してpMOSトランジスタ9およびnMOSトランジス
タ10のみを示している。全体としてダイヤフラム8
と、電子回路9および10はパッシベーション膜11で
覆われている。
【0015】図2は本発明による半導体装置の第1の実
施例を示す平面図である。ここで符号1〜8は図1と同
一であり、13は単結晶シリコン層4とアルミニウム電
極5とのコンタクト部である。図2の破線A−A′での
断面模造図が図1である。なお、図2では電子回路部分
9,10は省略し、ダイヤフラム8部分を主に示してい
る。図1および図2に示す半導体装置はピエゾ抵抗式半
導体圧力センサである。上記構成において、外部から発
生した圧力によるダイヤフラム8の物理的変位により、
単結晶シリコン層4に応力が生じることで、単結晶シリ
コン層4の内部抵抗値が変化し、この内部抵抗値の変化
が電圧の変化として検出されて電子回路9,10へ送ら
れて、増幅、温度補償、ばらつき補正などの信号処理が
行われて、圧力値が出力される。この半導体装置はピエ
ゾ抵抗式半導体加速度センサとして用いることも可能で
ある。
施例を示す平面図である。ここで符号1〜8は図1と同
一であり、13は単結晶シリコン層4とアルミニウム電
極5とのコンタクト部である。図2の破線A−A′での
断面模造図が図1である。なお、図2では電子回路部分
9,10は省略し、ダイヤフラム8部分を主に示してい
る。図1および図2に示す半導体装置はピエゾ抵抗式半
導体圧力センサである。上記構成において、外部から発
生した圧力によるダイヤフラム8の物理的変位により、
単結晶シリコン層4に応力が生じることで、単結晶シリ
コン層4の内部抵抗値が変化し、この内部抵抗値の変化
が電圧の変化として検出されて電子回路9,10へ送ら
れて、増幅、温度補償、ばらつき補正などの信号処理が
行われて、圧力値が出力される。この半導体装置はピエ
ゾ抵抗式半導体加速度センサとして用いることも可能で
ある。
【0016】図3は本実施例に示す半導体装置の製造方
法を表す工程図である。ここで符号1〜11は図1と同
一であり、12は非晶質シリコン層である。図3におけ
る工程は以下の通りである。(a)シリコン基板1上に
酸化膜2および窒化膜3を形成する。(b)酸化膜2お
よび窒化膜3のパターニングを行って、シリコン基板1
の一部を露出した後、非晶質シリコン層12を積層す
る。(c)シリコン基板1の露出部より非晶質シリコン
層12の再結晶化を行って、窒化膜3上に単結晶シリコ
ン層4を形成する。(d)絶縁膜6を形成して、パター
ニングを行った後、アルミニウム電極5を形成する。
(e)パッシベーション膜11を形成した後、開口部7
を形成してシリコン基板1の一部を露出する。(f)開
口部7より等方性エッチングを行って、シリコン基板1
の一部を除去し、ダイヤフラム8を形成する。なお、シ
リコン基板1上には単結晶シリコン層4の形成後に電子
回路9および10を形成するが、図3においてはこの部
分は省略している。以上の工程によって図1に示す半導
体装置を得ることができる。
法を表す工程図である。ここで符号1〜11は図1と同
一であり、12は非晶質シリコン層である。図3におけ
る工程は以下の通りである。(a)シリコン基板1上に
酸化膜2および窒化膜3を形成する。(b)酸化膜2お
よび窒化膜3のパターニングを行って、シリコン基板1
の一部を露出した後、非晶質シリコン層12を積層す
る。(c)シリコン基板1の露出部より非晶質シリコン
層12の再結晶化を行って、窒化膜3上に単結晶シリコ
ン層4を形成する。(d)絶縁膜6を形成して、パター
ニングを行った後、アルミニウム電極5を形成する。
(e)パッシベーション膜11を形成した後、開口部7
を形成してシリコン基板1の一部を露出する。(f)開
口部7より等方性エッチングを行って、シリコン基板1
の一部を除去し、ダイヤフラム8を形成する。なお、シ
リコン基板1上には単結晶シリコン層4の形成後に電子
回路9および10を形成するが、図3においてはこの部
分は省略している。以上の工程によって図1に示す半導
体装置を得ることができる。
【0017】図3に示す工程を用いて、具体的に上記の
半導体装置を作製した一例を以下に示す。面方位〈10
0〉、直径125mm、厚さ625μm、比抵抗0.1
Ωcmのp型シリコンウエハのシリコン基板上に、熱酸
化によって酸化膜を、減圧CVD法によって窒化膜を形
成する。ここで酸化膜の形成は酸素/水素混合気体(こ
こではO2 :H2 =4:6)中で温度1000℃、酸化
速度4.3nm/minの条件下で行って、厚さ0.8
μmの酸化膜を形成した。また窒化膜の形成は温度80
0℃、SiH4 流量5sccm、NH3 流量300sc
cm、SiH4分圧0.3Torr、堆積速度70nm
/minの条件下で行って、厚さ0.3μmの窒化膜を
堆積した。次にRIE(リアクティブイオンエッチン
グ)によって酸化膜および窒化膜のパターニングを行
う。
半導体装置を作製した一例を以下に示す。面方位〈10
0〉、直径125mm、厚さ625μm、比抵抗0.1
Ωcmのp型シリコンウエハのシリコン基板上に、熱酸
化によって酸化膜を、減圧CVD法によって窒化膜を形
成する。ここで酸化膜の形成は酸素/水素混合気体(こ
こではO2 :H2 =4:6)中で温度1000℃、酸化
速度4.3nm/minの条件下で行って、厚さ0.8
μmの酸化膜を形成した。また窒化膜の形成は温度80
0℃、SiH4 流量5sccm、NH3 流量300sc
cm、SiH4分圧0.3Torr、堆積速度70nm
/minの条件下で行って、厚さ0.3μmの窒化膜を
堆積した。次にRIE(リアクティブイオンエッチン
グ)によって酸化膜および窒化膜のパターニングを行
う。
【0018】p型シリコンウエハのシリコン基板の一部
を露出した後、減圧CVD法によって非晶質シリコン層
を積層する。ここでは温度570℃、圧力18Tor
r、Si2 H6 流量10sccm、H2 流量3slm、
堆積速度30nm/minの条件下で行って、厚さ0.
2μmの非晶質シリコン層を積層した。続いて非晶質シ
リコン層に直径50μmのアルゴンレーザのパルスビー
ムを照射して、p型シリコンウエハの露出部より非晶質
シリコン層を溶融した後、再結晶化を行って、窒化膜上
に厚さ0.2μmの単結晶シリコン層を形成する。さら
に厚さ1.0μmの酸化膜を減圧CVD法により積層し
て、RIEによってパターニングを行った後、アルミニ
ウム電極をスパッタ法により形成する。酸化膜の形成は
温度800℃、Si2 H6 流量3sccm、N2 O流量
300sccm、Si2 H6 分圧0.15Torr、堆
積速度45nm/minの条件下で行った。続いてパッ
シベーション膜として厚さ1.0μmのNSG膜(No
n Silicate Glass)を積層した後、R
IEによって開口部を形成してp型シリコンウエハの一
部を露出する。最後に開口部よりフッ硝酸系溶液による
等方性エッチングを行って、p型シリコンウエハの一部
を除去し、単結晶シリコン層の形成された部分に厚さ
3.3μmのダイヤフラムを形成する。ここではHF:
HNO3:CH3COOH=1:12:17の混合液を用
いた。
を露出した後、減圧CVD法によって非晶質シリコン層
を積層する。ここでは温度570℃、圧力18Tor
r、Si2 H6 流量10sccm、H2 流量3slm、
堆積速度30nm/minの条件下で行って、厚さ0.
2μmの非晶質シリコン層を積層した。続いて非晶質シ
リコン層に直径50μmのアルゴンレーザのパルスビー
ムを照射して、p型シリコンウエハの露出部より非晶質
シリコン層を溶融した後、再結晶化を行って、窒化膜上
に厚さ0.2μmの単結晶シリコン層を形成する。さら
に厚さ1.0μmの酸化膜を減圧CVD法により積層し
て、RIEによってパターニングを行った後、アルミニ
ウム電極をスパッタ法により形成する。酸化膜の形成は
温度800℃、Si2 H6 流量3sccm、N2 O流量
300sccm、Si2 H6 分圧0.15Torr、堆
積速度45nm/minの条件下で行った。続いてパッ
シベーション膜として厚さ1.0μmのNSG膜(No
n Silicate Glass)を積層した後、R
IEによって開口部を形成してp型シリコンウエハの一
部を露出する。最後に開口部よりフッ硝酸系溶液による
等方性エッチングを行って、p型シリコンウエハの一部
を除去し、単結晶シリコン層の形成された部分に厚さ
3.3μmのダイヤフラムを形成する。ここではHF:
HNO3:CH3COOH=1:12:17の混合液を用
いた。
【0019】上記の第1の実施例に示すピエゾ抵抗式半
導体圧力センサは、従来より小型で、より集積度の高い
半導体圧力センサである。また第1の実施例に示す工程
で作製することで、素子の形成とダイヤフラムの形成と
を半導体基板上で同一の主面側より行うことから、上記
した半導体圧力センサを作製できるとともに、半導体圧
力センサの製造歩留を向上することが可能となる。
導体圧力センサは、従来より小型で、より集積度の高い
半導体圧力センサである。また第1の実施例に示す工程
で作製することで、素子の形成とダイヤフラムの形成と
を半導体基板上で同一の主面側より行うことから、上記
した半導体圧力センサを作製できるとともに、半導体圧
力センサの製造歩留を向上することが可能となる。
【0020】本実施例に示す半導体圧力センサの平面レ
イアウトについては、図2に限定されることなく、さま
ざまな形態をとることが可能である。図5〜図7にその
一例を示す。ここで符号1〜13は図2と同一である。
またサイズについても、使用プロセスのルールに応じて
設定することが可能である。また本実施例では下から順
に酸化膜−窒化膜−単結晶シリコン層が形成されている
が、窒化膜−酸化膜−単結晶シリコン層の順に形成する
ことも可能である。
イアウトについては、図2に限定されることなく、さま
ざまな形態をとることが可能である。図5〜図7にその
一例を示す。ここで符号1〜13は図2と同一である。
またサイズについても、使用プロセスのルールに応じて
設定することが可能である。また本実施例では下から順
に酸化膜−窒化膜−単結晶シリコン層が形成されている
が、窒化膜−酸化膜−単結晶シリコン層の順に形成する
ことも可能である。
【0021】本実施例に示す半導体圧力センサの製造方
法については、上記した具体例に限定されることなく、
さまざまな方法、条件を適用することが可能である。例
えば、非晶質シリコン層は上記した減圧CVD法の他、
グロー放電法、アーク放電法、反応性スパッタ法、熱C
VD法、光CVD法、プラズマCVD法、蒸着法などを
用いて積層することが可能である。積層条件としては、
例えばグロー放電法ではSiH4 ,Si2 H6 ,SiC
l4 などを用いることが可能である。この場合、SiH
4 では圧力0.5〜2.0Torr、温度250〜35
0℃、グロー発振周波数50〜450Hzの範囲で非晶
質シリコン層を積層することが可能である。 また、非
晶質シリコンの他、多結晶シリコンを堆積した後、再結
晶化を行うことも可能である。積層方法としては、常圧
CVD法、減圧CVD法、プラズマCVD法などを用い
ることが可能である。この場合、例えば減圧CVD法で
は圧力0.1〜5.0Torr、温度500〜900℃
でSiH4 ,Si2 H6 ,SiH2 Cl2 などを水素ま
たは窒素で希釈して行うことが可能である。SiH 4 を
窒素で希釈する場合、SiH4 濃度は20〜30%の範
囲で行うことが可能である。またSiH4 の熱分解を利
用して多結晶シリコン層を積層する場合は、SiH4 を
希釈する必要はない。
法については、上記した具体例に限定されることなく、
さまざまな方法、条件を適用することが可能である。例
えば、非晶質シリコン層は上記した減圧CVD法の他、
グロー放電法、アーク放電法、反応性スパッタ法、熱C
VD法、光CVD法、プラズマCVD法、蒸着法などを
用いて積層することが可能である。積層条件としては、
例えばグロー放電法ではSiH4 ,Si2 H6 ,SiC
l4 などを用いることが可能である。この場合、SiH
4 では圧力0.5〜2.0Torr、温度250〜35
0℃、グロー発振周波数50〜450Hzの範囲で非晶
質シリコン層を積層することが可能である。 また、非
晶質シリコンの他、多結晶シリコンを堆積した後、再結
晶化を行うことも可能である。積層方法としては、常圧
CVD法、減圧CVD法、プラズマCVD法などを用い
ることが可能である。この場合、例えば減圧CVD法で
は圧力0.1〜5.0Torr、温度500〜900℃
でSiH4 ,Si2 H6 ,SiH2 Cl2 などを水素ま
たは窒素で希釈して行うことが可能である。SiH 4 を
窒素で希釈する場合、SiH4 濃度は20〜30%の範
囲で行うことが可能である。またSiH4 の熱分解を利
用して多結晶シリコン層を積層する場合は、SiH4 を
希釈する必要はない。
【0022】単結晶シリコン層の形成は、本実施例では
アルゴンレーザのパルスビームを照射して行っている
が、CWレーザビーム、Qスイッチパルスレーザビー
ム、電子線ビーム、エキシマレーザビームなどを用いる
ことも可能である。これは多結晶シリコン層の単結晶化
を行う場合にも同様に適用することが可能である。また
上記したレーザアニール固相成長法の他、熱処理による
固相成長法で非晶質シリコン層または多結晶シリコン層
の単結晶化を行うことも可能である。この場合、非晶質
シリコン層は温度500〜1200℃の範囲で、多結晶
シリコン層は温度800〜1200℃の範囲で、水素中
または窒素中で赤外線ランプまたはストリップヒータに
より加熱して、単結晶化を行うことが可能である。
アルゴンレーザのパルスビームを照射して行っている
が、CWレーザビーム、Qスイッチパルスレーザビー
ム、電子線ビーム、エキシマレーザビームなどを用いる
ことも可能である。これは多結晶シリコン層の単結晶化
を行う場合にも同様に適用することが可能である。また
上記したレーザアニール固相成長法の他、熱処理による
固相成長法で非晶質シリコン層または多結晶シリコン層
の単結晶化を行うことも可能である。この場合、非晶質
シリコン層は温度500〜1200℃の範囲で、多結晶
シリコン層は温度800〜1200℃の範囲で、水素中
または窒素中で赤外線ランプまたはストリップヒータに
より加熱して、単結晶化を行うことが可能である。
【0023】酸化膜の形成は上記した熱酸化の他、常圧
CVD法、減圧CVD法、プラズマCVD法を用いるこ
とが可能であり、CVD法ではTEOS(tatrae
thoxysilane)を用いることも可能である。
また窒化膜の形成では熱窒化法、常圧CVD法、減圧C
VD法、プラズマCVD法を用いることが可能である。
Siの等方性エッチングを行う溶液については、フッ硝
酸系溶液としてはHF/HNO3 /H2 O,HF/HN
O3 /CH3 COOH,HF/HNO3,HF/HNO
3 /H2 ,HF/NHO3 /NaClO2 ,HF/HN
O3 /CH3 COOH/NaClO2 ,HF/HNO3
/HClO4 ,HF/HNO3 /CH3COOH/HC
lO4 ,HF/HNO3 /Na2 HPO4 ,HF/HN
O3 /CH3 COOH/Na2 HPO4 などの混合液を
用いることが可能である。またフッ硝酸系溶液以外で
は、NH4 F/HF,NH4 F/H2 O2 ,NH4 F/
H2O2 /H2 Oなどの混合液を用いることが可能であ
る。この他円筒型プラズマエッチングによってもSiの
等方性エッチングを行うことが可能である。
CVD法、減圧CVD法、プラズマCVD法を用いるこ
とが可能であり、CVD法ではTEOS(tatrae
thoxysilane)を用いることも可能である。
また窒化膜の形成では熱窒化法、常圧CVD法、減圧C
VD法、プラズマCVD法を用いることが可能である。
Siの等方性エッチングを行う溶液については、フッ硝
酸系溶液としてはHF/HNO3 /H2 O,HF/HN
O3 /CH3 COOH,HF/HNO3,HF/HNO
3 /H2 ,HF/NHO3 /NaClO2 ,HF/HN
O3 /CH3 COOH/NaClO2 ,HF/HNO3
/HClO4 ,HF/HNO3 /CH3COOH/HC
lO4 ,HF/HNO3 /Na2 HPO4 ,HF/HN
O3 /CH3 COOH/Na2 HPO4 などの混合液を
用いることが可能である。またフッ硝酸系溶液以外で
は、NH4 F/HF,NH4 F/H2 O2 ,NH4 F/
H2O2 /H2 Oなどの混合液を用いることが可能であ
る。この他円筒型プラズマエッチングによってもSiの
等方性エッチングを行うことが可能である。
【0024】この他、図4に示すように非晶質シリコン
層または多結晶シリコン層の単結晶化を行うために露出
したp型シリコン基板部分を等方性エッチングを行う開
口部と共通化することも可能である。
層または多結晶シリコン層の単結晶化を行うために露出
したp型シリコン基板部分を等方性エッチングを行う開
口部と共通化することも可能である。
【0025】図4は本実施例に示す半導体装置の製造方
法を表す工程図の別の一例である。ここで符号1〜12
は図3と同一である。図4における工程は以下の通りで
ある。(a)シリコン基板1上に酸化膜2および窒化膜
3を形成する。(b)酸化膜2および窒化膜3のパター
ニングを行って、シリコン基板1の一部を露出した後、
非晶質シリコン層12を積層する。(c)シリコン基板
1の露出部より非晶質シリコン層12の再結晶化を行っ
て、窒化膜3上に単結晶シリコン層4を形成する。
(d)絶縁膜6を形成して、パターニングを行った後、
アルミニウム電極5を形成する。(e)パッシベーショ
ン膜11を形成した後、パターニングを行って、開口部
7を形成する。(d)〜(e)の工程において、非晶質
シリコン層12の再結晶化を行うために露出させたシリ
コン基板1の一部は単結晶シリコン層4と連続してお
り、この部分が開口部7となる。(f)開口部7より等
方性エッチングを行って、単結晶シリコン層4およびシ
リコン基板1の一部を除去し、ダイヤフラム8を形成す
る。なお、シリコン基板1上には単結晶シリコン層4の
形成後に電子回路9および10を形成するが、図4にお
いてはこの部分は省略している。また図4ではダイヤフ
ラム8を中心に示しており、電子回路9の形成される部
分は省略している。図4に示す工程によって図1に示す
半導体装置を得ることができる。この場合、開口部の形
成位置を除いて図3と同様の工程であることから、図3
に示す工程に適用できる同様の条件、方法を用いること
が可能である。
法を表す工程図の別の一例である。ここで符号1〜12
は図3と同一である。図4における工程は以下の通りで
ある。(a)シリコン基板1上に酸化膜2および窒化膜
3を形成する。(b)酸化膜2および窒化膜3のパター
ニングを行って、シリコン基板1の一部を露出した後、
非晶質シリコン層12を積層する。(c)シリコン基板
1の露出部より非晶質シリコン層12の再結晶化を行っ
て、窒化膜3上に単結晶シリコン層4を形成する。
(d)絶縁膜6を形成して、パターニングを行った後、
アルミニウム電極5を形成する。(e)パッシベーショ
ン膜11を形成した後、パターニングを行って、開口部
7を形成する。(d)〜(e)の工程において、非晶質
シリコン層12の再結晶化を行うために露出させたシリ
コン基板1の一部は単結晶シリコン層4と連続してお
り、この部分が開口部7となる。(f)開口部7より等
方性エッチングを行って、単結晶シリコン層4およびシ
リコン基板1の一部を除去し、ダイヤフラム8を形成す
る。なお、シリコン基板1上には単結晶シリコン層4の
形成後に電子回路9および10を形成するが、図4にお
いてはこの部分は省略している。また図4ではダイヤフ
ラム8を中心に示しており、電子回路9の形成される部
分は省略している。図4に示す工程によって図1に示す
半導体装置を得ることができる。この場合、開口部の形
成位置を除いて図3と同様の工程であることから、図3
に示す工程に適用できる同様の条件、方法を用いること
が可能である。
【0026】(実施例2)図8は本発明による半導体装
置の第2の実施例を示す平面図である。ここで符号1〜
13は図2と同一である。図2ではダイヤフラム1個に
対して開口部7を1個設けているが、図8ではダイヤフ
ラム1個に対して開口部7を複数個(図8では4個)設
けている。これによりダイヤフラム8形成時に開口部1
個あたりのシリコン基板のエッチング量を少なくするこ
とができるため、より短時間で大面積のダイヤフラム8
の形成が可能となる。またシリコン基板1のエッチング
時に開口部7の1個の場合に空洞部底のシリコン基板1
の厚さが薄くなりすぎて、センサ全体の力学的構造が不
安定になることを、開口部7を複数個とすることで抑制
することが可能となる。図8によれば、他に単結晶シリ
コン層4はダイヤフラム8の中央部に配置され、その中
央部を分割することなく所定の間隔でアルミニウム電極
5と接続されている。本実施例は開口部数を除いて第1
の実施例と同様の構造をとる。従って本実施例に示す半
導体装置の製造方法は第1の実施例に示す半導体装置の
製造方法と同様であり、第1の実施例に示す同様の条件
を適用することができる。例えば、平面レイアウトにつ
いては図8に限定されることなく、さまざまな形態をと
ることが可能である。図9にその一例を示す。ここで符
号1〜13は図8と同一である。図9によれば複数の開
口部7の中心側にLの字形状の単結晶シリコン層4を4
分割して配置し、アルミニウム電極5を接続し、各単結
晶シリコン層4の抵抗値を検出する構成としている。
置の第2の実施例を示す平面図である。ここで符号1〜
13は図2と同一である。図2ではダイヤフラム1個に
対して開口部7を1個設けているが、図8ではダイヤフ
ラム1個に対して開口部7を複数個(図8では4個)設
けている。これによりダイヤフラム8形成時に開口部1
個あたりのシリコン基板のエッチング量を少なくするこ
とができるため、より短時間で大面積のダイヤフラム8
の形成が可能となる。またシリコン基板1のエッチング
時に開口部7の1個の場合に空洞部底のシリコン基板1
の厚さが薄くなりすぎて、センサ全体の力学的構造が不
安定になることを、開口部7を複数個とすることで抑制
することが可能となる。図8によれば、他に単結晶シリ
コン層4はダイヤフラム8の中央部に配置され、その中
央部を分割することなく所定の間隔でアルミニウム電極
5と接続されている。本実施例は開口部数を除いて第1
の実施例と同様の構造をとる。従って本実施例に示す半
導体装置の製造方法は第1の実施例に示す半導体装置の
製造方法と同様であり、第1の実施例に示す同様の条件
を適用することができる。例えば、平面レイアウトにつ
いては図8に限定されることなく、さまざまな形態をと
ることが可能である。図9にその一例を示す。ここで符
号1〜13は図8と同一である。図9によれば複数の開
口部7の中心側にLの字形状の単結晶シリコン層4を4
分割して配置し、アルミニウム電極5を接続し、各単結
晶シリコン層4の抵抗値を検出する構成としている。
【0027】(実施例3)図10は本発明による半導体
装置の第3の実施例を示す平面図である。ここで符号1
〜13は図2と同一である。図10によれば、ダイアフ
ラム8上にシリコン基板1とその周囲に配置された単結
晶シリコン層4とをコンタクト部13を介してアルミニ
ウム電極5で接続し、その周囲に開口部7を備えた構造
としている。
装置の第3の実施例を示す平面図である。ここで符号1
〜13は図2と同一である。図10によれば、ダイアフ
ラム8上にシリコン基板1とその周囲に配置された単結
晶シリコン層4とをコンタクト部13を介してアルミニ
ウム電極5で接続し、その周囲に開口部7を備えた構造
としている。
【0028】図2では電子回路9,10の内側に開口部
7およびダイヤフラム8が設けられているが、図10で
は電子回路の周囲をエッチングで除去して、この部分を
ダイヤフラム8としている。これにより、例えばマトリ
ックス状にセンサを配置した場合、実施例1および2に
示す半導体装置と、本実施例3に示す半導体装置とでは
以下に示すような特徴の相違点がある。
7およびダイヤフラム8が設けられているが、図10で
は電子回路の周囲をエッチングで除去して、この部分を
ダイヤフラム8としている。これにより、例えばマトリ
ックス状にセンサを配置した場合、実施例1および2に
示す半導体装置と、本実施例3に示す半導体装置とでは
以下に示すような特徴の相違点がある。
【0029】同一面積のチップ上に半導体装置を配置し
た場合、実施例1および2に示す半導体装置では、本実
施例3に示す半導体装置に比べて、センサ部分の集積度
を向上することが可能となる。一方、同一集積度でチッ
プ上に配置した場合、実施例3に示す半導体装置では、
実施例1乃至2に示す半導体装置に比べて、センサ部分
がより広い面積を覆うことが可能となる。本実施例はダ
イヤフラム8の位置を除いて第1の実施例と同様の構造
をとる。従って本実施例に示す半導体装置の製造方法は
第1の実施例に示す半導体装置の製造方法と同様であ
り、第1の実施例に示す各工程での各条件を同様に適用
することができる。
た場合、実施例1および2に示す半導体装置では、本実
施例3に示す半導体装置に比べて、センサ部分の集積度
を向上することが可能となる。一方、同一集積度でチッ
プ上に配置した場合、実施例3に示す半導体装置では、
実施例1乃至2に示す半導体装置に比べて、センサ部分
がより広い面積を覆うことが可能となる。本実施例はダ
イヤフラム8の位置を除いて第1の実施例と同様の構造
をとる。従って本実施例に示す半導体装置の製造方法は
第1の実施例に示す半導体装置の製造方法と同様であ
り、第1の実施例に示す各工程での各条件を同様に適用
することができる。
【0030】また平面レイアウトについても図10に限
定されることなく、さまざまな形態をとることが可能で
ある。図11にその一例を示す。ここで符号1〜13は
図8と同一である。図11の場合、ダイヤフラム8の内
側にシリコン基板1が露出され、そのダイヤフラム8の
周囲に単結晶シリコン層4を4分割して配置し、シリコ
ン基板1と単結晶シリコン層4とをアルミニウム電極5
で接続して、圧力センサを構成している。
定されることなく、さまざまな形態をとることが可能で
ある。図11にその一例を示す。ここで符号1〜13は
図8と同一である。図11の場合、ダイヤフラム8の内
側にシリコン基板1が露出され、そのダイヤフラム8の
周囲に単結晶シリコン層4を4分割して配置し、シリコ
ン基板1と単結晶シリコン層4とをアルミニウム電極5
で接続して、圧力センサを構成している。
【0031】(実施例4)図12は本発明による半導体
装置の第4の実施例を示す断面図である。ここでシリコ
ン基板1上には窒化膜3および酸化膜2の積層された領
域がある。窒化膜3および酸化膜2上には単結晶シリコ
ン層4および電子回路9,10が形成されている。単結
晶シリコン層4と電子回路9および10とはアルミニウ
ム電極5を通して電気的に接続されている。ここでは電
子回路9,10としてpMOSトランジスタ9およびn
MOSトランジスタ10のみを示している。単結晶シリ
コン層4と電子回路9および10とは、アルミニウム電
極5との接続部分を除いて絶縁膜6で絶縁されている。
酸化膜2および窒化膜3上には開口部7が形成されてお
り、酸化膜2および窒化膜3において、単結晶シリコン
層4の形成されている部分の直下には空洞部が設けられ
ており、この部分がダイヤフラム8となる。全体として
ダイヤフラム8と、電子回路9および10はパッシベー
ション膜11で覆われている。
装置の第4の実施例を示す断面図である。ここでシリコ
ン基板1上には窒化膜3および酸化膜2の積層された領
域がある。窒化膜3および酸化膜2上には単結晶シリコ
ン層4および電子回路9,10が形成されている。単結
晶シリコン層4と電子回路9および10とはアルミニウ
ム電極5を通して電気的に接続されている。ここでは電
子回路9,10としてpMOSトランジスタ9およびn
MOSトランジスタ10のみを示している。単結晶シリ
コン層4と電子回路9および10とは、アルミニウム電
極5との接続部分を除いて絶縁膜6で絶縁されている。
酸化膜2および窒化膜3上には開口部7が形成されてお
り、酸化膜2および窒化膜3において、単結晶シリコン
層4の形成されている部分の直下には空洞部が設けられ
ており、この部分がダイヤフラム8となる。全体として
ダイヤフラム8と、電子回路9および10はパッシベー
ション膜11で覆われている。
【0032】図12に示す半導体装置は、ピエゾ抵抗式
半導体加速度センサである。上記構成において、外部か
らかかる加速度によるダイヤフラム8の物理的変位によ
り、単結晶シリコン層4に応力が生じることで、単結晶
シリコン層4の内部抵抗値が変化し、この内部抵抗値の
変化が電圧の変化として電子回路9,10へ送られて、
増幅、温度補償、ばらつき補正などの信号処理が行われ
て、加速度値が出力される。この半導体装置はピエゾ抵
抗式半導体圧力センサとして用いることも可能である。
半導体加速度センサである。上記構成において、外部か
らかかる加速度によるダイヤフラム8の物理的変位によ
り、単結晶シリコン層4に応力が生じることで、単結晶
シリコン層4の内部抵抗値が変化し、この内部抵抗値の
変化が電圧の変化として電子回路9,10へ送られて、
増幅、温度補償、ばらつき補正などの信号処理が行われ
て、加速度値が出力される。この半導体装置はピエゾ抵
抗式半導体圧力センサとして用いることも可能である。
【0033】図13は本実施例に示す半導体装置の製造
方法を表す工程図である。ここで符号1〜11は図12
と同一であり、40はSOI(Silicon On Insulator)
基板、41は半導体素子、42は電子回路、43は開口
部、44はダイヤフラムである。図13による工程は以
下の通りである。(a)窒化膜3および酸化膜2上に単
結晶シリコン層4の形成されたSOI基板40におい
て、(b)単結晶シリコン層4上に半導体素子41、電
子回路42および開口部43を形成する。(c)窒化膜
3および酸化膜2上に開口部43を形成する。(d)開
口部43よりエッチングを行って半導体素子41の形成
された窒化膜3および酸化膜2下のシリコン基板1の一
部を除去し、ダイヤフラム44を形成する。以上の工程
によって図12に示す半導体装置を得ることができる。
なお、図示していないが、半導体素子41と電子回路4
2とは電気的に接続されている。
方法を表す工程図である。ここで符号1〜11は図12
と同一であり、40はSOI(Silicon On Insulator)
基板、41は半導体素子、42は電子回路、43は開口
部、44はダイヤフラムである。図13による工程は以
下の通りである。(a)窒化膜3および酸化膜2上に単
結晶シリコン層4の形成されたSOI基板40におい
て、(b)単結晶シリコン層4上に半導体素子41、電
子回路42および開口部43を形成する。(c)窒化膜
3および酸化膜2上に開口部43を形成する。(d)開
口部43よりエッチングを行って半導体素子41の形成
された窒化膜3および酸化膜2下のシリコン基板1の一
部を除去し、ダイヤフラム44を形成する。以上の工程
によって図12に示す半導体装置を得ることができる。
なお、図示していないが、半導体素子41と電子回路4
2とは電気的に接続されている。
【0034】図13に示す工程を用いて、具体的に上記
の半導体装置を作製した一例を以下に示す。窒化膜の厚
さ0.1μm、酸化膜の厚さ0.2μm、単結晶シリコ
ン層の厚さ0.2μmのSOI基板を用意する。このS
OI基板40は面方位〈100〉、直径125mm、厚
さ625μm、比抵抗10Ωcmのp型シリコン基板中
に窒素イオンおよび酸素イオンを注入して、窒化膜およ
び酸化膜をシリコン基板中に埋込形成して作製されたも
のである。このSOI基板において、単結晶シリコン層
上に厚さ0.8μmの酸化膜をプラズマCVD法により
積層して、RIEによってパターニングを行った後、ア
ルミニウム電極をスパッタ法により形成する。酸化膜の
形成は温度800℃、Si2 H6 流量3sccm,N2
O流量300sccm,Si2 H6 分圧0.15Tor
r、堆積速度45nm/minの条件下で行った。続い
てパッシベーション膜として厚さ1.0μmのBPSG
膜(Borono-Phospho Silicate Glass)を積層する。
の半導体装置を作製した一例を以下に示す。窒化膜の厚
さ0.1μm、酸化膜の厚さ0.2μm、単結晶シリコ
ン層の厚さ0.2μmのSOI基板を用意する。このS
OI基板40は面方位〈100〉、直径125mm、厚
さ625μm、比抵抗10Ωcmのp型シリコン基板中
に窒素イオンおよび酸素イオンを注入して、窒化膜およ
び酸化膜をシリコン基板中に埋込形成して作製されたも
のである。このSOI基板において、単結晶シリコン層
上に厚さ0.8μmの酸化膜をプラズマCVD法により
積層して、RIEによってパターニングを行った後、ア
ルミニウム電極をスパッタ法により形成する。酸化膜の
形成は温度800℃、Si2 H6 流量3sccm,N2
O流量300sccm,Si2 H6 分圧0.15Tor
r、堆積速度45nm/minの条件下で行った。続い
てパッシベーション膜として厚さ1.0μmのBPSG
膜(Borono-Phospho Silicate Glass)を積層する。
【0035】次に、酸化膜および窒化膜をRIEによっ
てパターニングを行って開口部を形成して、SOI基板
下のp型シリコン基板の一部を露出する。最後に開口部
よりフッ硝酸系溶液による等方性エッチングを行って、
シリコン基板の一部を除去し、単結晶シリコン層の形成
された部分に厚さ2.3μmのダイヤフラムを形成す
る。ここではHF:HNO3 :CH3 COOH=1:1
2:17の混合液を用いた。
てパターニングを行って開口部を形成して、SOI基板
下のp型シリコン基板の一部を露出する。最後に開口部
よりフッ硝酸系溶液による等方性エッチングを行って、
シリコン基板の一部を除去し、単結晶シリコン層の形成
された部分に厚さ2.3μmのダイヤフラムを形成す
る。ここではHF:HNO3 :CH3 COOH=1:1
2:17の混合液を用いた。
【0036】第4の実施例に示すピエゾ抵抗式半導体加
速度センサは、従来より小型で、より集積度の高い半導
体加速度センサである。また第4の実施例に示す工程で
作製することで、素子の形成とダイヤフラムの形成とを
半導体基板上で同一の主面側より行うことから、上記し
た半導体加速度センサを作製できるとともに、半導体加
速度センサの製造歩留を向上することが可能となる。こ
の他、本実施例では電子回路が絶縁層上の単結晶半導体
層に形成されている。このSOI構造の電子回路を用い
ることで、電子回路の高速化、高集積化、小型化、信頼
性向上などが実現できる。
速度センサは、従来より小型で、より集積度の高い半導
体加速度センサである。また第4の実施例に示す工程で
作製することで、素子の形成とダイヤフラムの形成とを
半導体基板上で同一の主面側より行うことから、上記し
た半導体加速度センサを作製できるとともに、半導体加
速度センサの製造歩留を向上することが可能となる。こ
の他、本実施例では電子回路が絶縁層上の単結晶半導体
層に形成されている。このSOI構造の電子回路を用い
ることで、電子回路の高速化、高集積化、小型化、信頼
性向上などが実現できる。
【0037】本実施例で用いたSOI基板はイオン注入
法によって作製しているが、直接貼合法によって作製す
ることも可能である。例えば、シリコン基板上に窒化膜
および酸化膜をこの順に積層した後、この酸化膜と別の
シリコン基板とを貼り合わせて作製することもできる。
この場合、後述の第7の実施例に示す同様の条件、方法
を用いることが可能である。
法によって作製しているが、直接貼合法によって作製す
ることも可能である。例えば、シリコン基板上に窒化膜
および酸化膜をこの順に積層した後、この酸化膜と別の
シリコン基板とを貼り合わせて作製することもできる。
この場合、後述の第7の実施例に示す同様の条件、方法
を用いることが可能である。
【0038】この他の本実施例の細部については、第1
の実施例に示す同様の条件、方法を適用することが可能
である。
の実施例に示す同様の条件、方法を適用することが可能
である。
【0039】(実施例5)図14は本発明による半導体
装置の第5の実施例を示す断面図である。ここで14は
SOI基板であり、第1の酸化膜15上には第1の単結
晶シリコン層16が形成されており、第1の単結晶シリ
コン層16上には第2の酸化膜2および窒化膜3の積層
された領域がある。第2の酸化膜2および窒化膜3上に
は第2の単結晶シリコン層4が形成されており、アルミ
ニウム電極5が接続されている。第2の単結晶シリコン
層4とアルミニウム電極5とは接続部分を除いて絶縁膜
6で絶縁されている。第2の酸化膜2および窒化膜3上
には開口部7が形成されており、第2の単結晶シリコン
層4の形成されている部分の第2の酸化膜2および窒化
膜3の直下には空洞部が設けられており、この部分がダ
イヤフラム8となる。また、第1の単結晶シリコン層1
6には電子回路9および10が形成されており、この電
子回路9および10は第2の単結晶シリコン層4とアル
ミニウム電極5を通して電気的に接続されている。ここ
では電子回路としてpMOSトランジスタ9およびnM
OSトランジスタ10のみを示している。全体としてダ
イヤフラム8と、電子回路9および10はパッシベーシ
ョン膜11で覆われている。
装置の第5の実施例を示す断面図である。ここで14は
SOI基板であり、第1の酸化膜15上には第1の単結
晶シリコン層16が形成されており、第1の単結晶シリ
コン層16上には第2の酸化膜2および窒化膜3の積層
された領域がある。第2の酸化膜2および窒化膜3上に
は第2の単結晶シリコン層4が形成されており、アルミ
ニウム電極5が接続されている。第2の単結晶シリコン
層4とアルミニウム電極5とは接続部分を除いて絶縁膜
6で絶縁されている。第2の酸化膜2および窒化膜3上
には開口部7が形成されており、第2の単結晶シリコン
層4の形成されている部分の第2の酸化膜2および窒化
膜3の直下には空洞部が設けられており、この部分がダ
イヤフラム8となる。また、第1の単結晶シリコン層1
6には電子回路9および10が形成されており、この電
子回路9および10は第2の単結晶シリコン層4とアル
ミニウム電極5を通して電気的に接続されている。ここ
では電子回路としてpMOSトランジスタ9およびnM
OSトランジスタ10のみを示している。全体としてダ
イヤフラム8と、電子回路9および10はパッシベーシ
ョン膜11で覆われている。
【0040】図14に示す半導体装置はピエゾ抵抗式半
導体圧力センサであり、その動作は第1の実施例に示す
半導体圧力センサと同様である。なお、この半導体装置
はピエゾ抵抗式半導体加速度センサとして用いることも
可能である。
導体圧力センサであり、その動作は第1の実施例に示す
半導体圧力センサと同様である。なお、この半導体装置
はピエゾ抵抗式半導体加速度センサとして用いることも
可能である。
【0041】図15は本実施例に示す半導体装置の製造
方法を表す工程図である。ここで2は第2の酸化膜、3
は窒化膜、4は第2の単結晶シリコン層、12は非晶質
シリコン層、14はSOI基板、15は第1の酸化膜、
16は第1の単結晶シリコン層、41は半導体素子、4
2は電子回路、43は開口部、44はダイヤフラムであ
る。図15における工程は以下の通りである。(a)第
1の酸化膜15上に第1の単結晶シリコン層16の形成
されたSOI基板14において、(b)第1の単結晶シ
リコン層16上に窒化膜3および第2の酸化膜2を形成
する。(c)パターニングを行った後、第1の単結晶シ
リコン層16および第2の酸化膜2上に非晶質シリコン
層12を形成する。(d)非晶質シリコン層12にアル
ゴンレーザを照射して、第1の単結晶シリコン層16の
露出部より非晶質シリコン層12の再結晶化を行って、
第2の酸化膜2上に第2の単結晶シリコン層4を形成す
る。(e)第2の単結晶シリコン層4上に半導体素子4
1を、第1の単結晶シリコン層16上に電子回路42と
開口部43を形成する。(f)開口部43よりエッチン
グを行って半導体素子41の形成された窒化膜3および
第2の酸化膜2下の第1の単結晶シリコン層16の一部
を除去し、ダイヤフラム44を形成する。以上の工程に
よって図14に示す半導体装置を得ることができる。
方法を表す工程図である。ここで2は第2の酸化膜、3
は窒化膜、4は第2の単結晶シリコン層、12は非晶質
シリコン層、14はSOI基板、15は第1の酸化膜、
16は第1の単結晶シリコン層、41は半導体素子、4
2は電子回路、43は開口部、44はダイヤフラムであ
る。図15における工程は以下の通りである。(a)第
1の酸化膜15上に第1の単結晶シリコン層16の形成
されたSOI基板14において、(b)第1の単結晶シ
リコン層16上に窒化膜3および第2の酸化膜2を形成
する。(c)パターニングを行った後、第1の単結晶シ
リコン層16および第2の酸化膜2上に非晶質シリコン
層12を形成する。(d)非晶質シリコン層12にアル
ゴンレーザを照射して、第1の単結晶シリコン層16の
露出部より非晶質シリコン層12の再結晶化を行って、
第2の酸化膜2上に第2の単結晶シリコン層4を形成す
る。(e)第2の単結晶シリコン層4上に半導体素子4
1を、第1の単結晶シリコン層16上に電子回路42と
開口部43を形成する。(f)開口部43よりエッチン
グを行って半導体素子41の形成された窒化膜3および
第2の酸化膜2下の第1の単結晶シリコン層16の一部
を除去し、ダイヤフラム44を形成する。以上の工程に
よって図14に示す半導体装置を得ることができる。
【0042】図15に示す工程を用いて、具体的に上記
の半導体装置を作製した一例を以下に示す。面方位〈1
00〉、直径125mm、厚さ625μm、比抵抗0.
1Ωcm、酸化膜圧0.4μm、第1の単結晶シリコン
層厚1.0μmのSOI基板上に、プラズマCVD法に
よって窒化膜を、減圧CVD法によって第2の酸化膜を
形成する。ここで、窒化膜の形成は温度200℃、圧力
0.2Torr、RF周波数13.56MHz、SiH
4 流量5sccm、NH3 流量300sccm、堆積速
度30nm/minの条件下で行って、厚さ0.3μm
の窒化膜を堆積した。また酸化膜の形成は温度800
℃、SiH4 流量5sccm、N2O流量250scc
m、SiH4 分圧0.3Torr、堆積速度35nm/
minの条件下で行って、厚さ0.5μmの酸化膜を形
成した。次に酸化膜および窒化膜をRIEによってパタ
ーニングを行う。第1の単結晶シリコン層の一部を露出
した後、減圧CVD法によって非晶質シリコン層を積層
する。ここでは温度570℃、圧力18Torr、Si
2 H6 流量10sccm、H2 流量3slm、堆積速度
30nm/minの条件下で行って、厚さ0.2μmの
非晶質シリコン層を積層した。続いて非晶質シリコン層
に直径30μmのアルゴンレーザのパルスビームを照射
して、第1の単結晶シリコン層の露出部より非晶質シリ
コン層を溶融した後、再結晶化を行って、酸化膜上に厚
さ0.2μmの第2の単結晶シリコン層を形成する。さ
らに厚さ1.0μmの酸化膜を減圧CVD法により積層
して、RIEによってパターニングを行った後、アルミ
ニウム電極をスパッタ法により形成する。酸化膜の形成
は800℃、Si2 H6 流量3sccm、N2 O流量3
00scmm、Si2 H6 分圧0.15Torr、堆積
速度45nm/minの条件下で行った。続いてパッシ
ベーション膜として厚さ1.5μmのNSG膜(Non-Si
licate Glass)を積層した後、RIEによって開口部を
形成して第1の単結晶シリコン層の一部を露出する。最
後に開口部よりフッ硝酸系溶液による等方性エッチング
を行って、第1の単結晶シリコン層の一部を除去し、第
2の単結晶シリコン層の形成された部分に厚さ3.5μ
mのダイヤフラムを形成する。ここではHF:HN
O3 :CH3 COOH=1:14:20の混合液を用い
た。
の半導体装置を作製した一例を以下に示す。面方位〈1
00〉、直径125mm、厚さ625μm、比抵抗0.
1Ωcm、酸化膜圧0.4μm、第1の単結晶シリコン
層厚1.0μmのSOI基板上に、プラズマCVD法に
よって窒化膜を、減圧CVD法によって第2の酸化膜を
形成する。ここで、窒化膜の形成は温度200℃、圧力
0.2Torr、RF周波数13.56MHz、SiH
4 流量5sccm、NH3 流量300sccm、堆積速
度30nm/minの条件下で行って、厚さ0.3μm
の窒化膜を堆積した。また酸化膜の形成は温度800
℃、SiH4 流量5sccm、N2O流量250scc
m、SiH4 分圧0.3Torr、堆積速度35nm/
minの条件下で行って、厚さ0.5μmの酸化膜を形
成した。次に酸化膜および窒化膜をRIEによってパタ
ーニングを行う。第1の単結晶シリコン層の一部を露出
した後、減圧CVD法によって非晶質シリコン層を積層
する。ここでは温度570℃、圧力18Torr、Si
2 H6 流量10sccm、H2 流量3slm、堆積速度
30nm/minの条件下で行って、厚さ0.2μmの
非晶質シリコン層を積層した。続いて非晶質シリコン層
に直径30μmのアルゴンレーザのパルスビームを照射
して、第1の単結晶シリコン層の露出部より非晶質シリ
コン層を溶融した後、再結晶化を行って、酸化膜上に厚
さ0.2μmの第2の単結晶シリコン層を形成する。さ
らに厚さ1.0μmの酸化膜を減圧CVD法により積層
して、RIEによってパターニングを行った後、アルミ
ニウム電極をスパッタ法により形成する。酸化膜の形成
は800℃、Si2 H6 流量3sccm、N2 O流量3
00scmm、Si2 H6 分圧0.15Torr、堆積
速度45nm/minの条件下で行った。続いてパッシ
ベーション膜として厚さ1.5μmのNSG膜(Non-Si
licate Glass)を積層した後、RIEによって開口部を
形成して第1の単結晶シリコン層の一部を露出する。最
後に開口部よりフッ硝酸系溶液による等方性エッチング
を行って、第1の単結晶シリコン層の一部を除去し、第
2の単結晶シリコン層の形成された部分に厚さ3.5μ
mのダイヤフラムを形成する。ここではHF:HN
O3 :CH3 COOH=1:14:20の混合液を用い
た。
【0043】第5の実施例に示すピエゾ抵抗式半導体圧
力センサは、従来より小型で、より集積度の高い半導体
圧力センサである。また第5の実施例に示す工程で作製
することで、素子の形成とダイヤフラムの形成とを半導
体基板上で同一の主面側より行うことから、上記した半
導体圧力センサを作製できるとともに、半導体圧力セン
サの製造歩留を向上することが可能となる。さらに本実
施例ではSOI構造の電子回路を用いることで、電子回
路の高速化、高集積化、小型化、信頼性向上などが実現
できる。また第1の酸化膜をエッチングストッパとして
用いるため、シリコン基板エッチング時に空洞部底のシ
リコン基板厚が薄くなりすぎて、センサ全体の力学的構
造が不安定になることを抑制することが可能となる。
力センサは、従来より小型で、より集積度の高い半導体
圧力センサである。また第5の実施例に示す工程で作製
することで、素子の形成とダイヤフラムの形成とを半導
体基板上で同一の主面側より行うことから、上記した半
導体圧力センサを作製できるとともに、半導体圧力セン
サの製造歩留を向上することが可能となる。さらに本実
施例ではSOI構造の電子回路を用いることで、電子回
路の高速化、高集積化、小型化、信頼性向上などが実現
できる。また第1の酸化膜をエッチングストッパとして
用いるため、シリコン基板エッチング時に空洞部底のシ
リコン基板厚が薄くなりすぎて、センサ全体の力学的構
造が不安定になることを抑制することが可能となる。
【0044】本実施例では第2の単結晶シリコン層4上
に半導体素子を、第1の単結晶シリコン層16上に電子
回路を形成しているが、図16に示すように、第2の単
結晶シリコン層4上に半導体素子および電子回路を形成
することも可能である。図16は本実施例に示す半導体
装置の断面図の別の一例である。ここで、1はシリコン
基板、2は第2の酸化膜、3は窒化膜、15は第1の酸
化膜、16は第1の単結晶シリコン層、41は半導体素
子、42は電子回路、43は開口部、44はダイヤフラ
ムである。図16では、シリコン基板1上に第1の酸化
膜15が形成されており、第1の酸化膜15上に第1の
単結晶シリコン層16が形成されている。第1の単結晶
シリコン層16上には第2の酸化膜2および窒化膜3が
形成されており、第2の酸化膜2上に半導体素子41お
よび電子回路42が形成されている。第2の酸化膜2お
よび窒化膜3上に設けられた開口部43より第1の単結
晶シリコン層16をエッチングして、ダイヤフラム44
が形成されているが、空洞部は電子回路42の直下には
設けず、半導体素子41の直下のみに設けている。この
他、図16で第1の単結晶シリコン層16に電子回路4
2を設けることも可能である。図16に示す工程は、電
子回路の形成位置を除いて図15と同様の工程であるこ
とから、図15に示す工程に適用できる同様の条件、方
法を用いることが可能である。
に半導体素子を、第1の単結晶シリコン層16上に電子
回路を形成しているが、図16に示すように、第2の単
結晶シリコン層4上に半導体素子および電子回路を形成
することも可能である。図16は本実施例に示す半導体
装置の断面図の別の一例である。ここで、1はシリコン
基板、2は第2の酸化膜、3は窒化膜、15は第1の酸
化膜、16は第1の単結晶シリコン層、41は半導体素
子、42は電子回路、43は開口部、44はダイヤフラ
ムである。図16では、シリコン基板1上に第1の酸化
膜15が形成されており、第1の酸化膜15上に第1の
単結晶シリコン層16が形成されている。第1の単結晶
シリコン層16上には第2の酸化膜2および窒化膜3が
形成されており、第2の酸化膜2上に半導体素子41お
よび電子回路42が形成されている。第2の酸化膜2お
よび窒化膜3上に設けられた開口部43より第1の単結
晶シリコン層16をエッチングして、ダイヤフラム44
が形成されているが、空洞部は電子回路42の直下には
設けず、半導体素子41の直下のみに設けている。この
他、図16で第1の単結晶シリコン層16に電子回路4
2を設けることも可能である。図16に示す工程は、電
子回路の形成位置を除いて図15と同様の工程であるこ
とから、図15に示す工程に適用できる同様の条件、方
法を用いることが可能である。
【0045】この他の本実施例の細部については、第
1、第4の実施例に示す同様の条件、方法を適用するこ
とが可能である。
1、第4の実施例に示す同様の条件、方法を適用するこ
とが可能である。
【0046】(実施例6)図17は本発明による半導体
装置の第6の実施例を示す断面図である。ここで14は
SOI基板であり、第1の酸化膜15上には第1の単結
晶シリコン層16が形成されており、第1の単結晶シリ
コン層16上には第2の酸化膜2および窒化膜3の積層
された領域がある。第2の酸化膜2および窒化膜3上に
は第2の単結晶シリコン層4が形成されており、アルミ
ニウム電極5が接続されている。第2の単結晶シリコン
層4とアルミニウム電極5とは接続部分を除いて絶縁膜
6で絶縁されている。第2の酸化膜2および窒化膜3上
には開口部7が形成されており、第2の酸化膜2および
窒化膜3において、第2の単結晶シリコン層4の形成さ
れている部分の直下には空洞部が設けられており、この
部分がダイヤフラム8となる。第1の単結晶シリコン層
16には電子回路9および10が形成されており、この
電子回路9および10は第2の単結晶シリコン層4とア
ルミニウム電極5を通して電気的に接続されている。電
子回路9および10とはダイヤフラム8と、第3の酸化
膜17によって素子分離されている。ここでは電子回路
としてpMOSトランジスタ9およびnMOSトランジ
スタ10のみを示している。全体としてダイヤフラム8
と、電子回路9および10はパッシベーション膜11で
覆われている。
装置の第6の実施例を示す断面図である。ここで14は
SOI基板であり、第1の酸化膜15上には第1の単結
晶シリコン層16が形成されており、第1の単結晶シリ
コン層16上には第2の酸化膜2および窒化膜3の積層
された領域がある。第2の酸化膜2および窒化膜3上に
は第2の単結晶シリコン層4が形成されており、アルミ
ニウム電極5が接続されている。第2の単結晶シリコン
層4とアルミニウム電極5とは接続部分を除いて絶縁膜
6で絶縁されている。第2の酸化膜2および窒化膜3上
には開口部7が形成されており、第2の酸化膜2および
窒化膜3において、第2の単結晶シリコン層4の形成さ
れている部分の直下には空洞部が設けられており、この
部分がダイヤフラム8となる。第1の単結晶シリコン層
16には電子回路9および10が形成されており、この
電子回路9および10は第2の単結晶シリコン層4とア
ルミニウム電極5を通して電気的に接続されている。電
子回路9および10とはダイヤフラム8と、第3の酸化
膜17によって素子分離されている。ここでは電子回路
としてpMOSトランジスタ9およびnMOSトランジ
スタ10のみを示している。全体としてダイヤフラム8
と、電子回路9および10はパッシベーション膜11で
覆われている。
【0047】図17に示す半導体装置はピエゾ抵抗式半
導体加速度センサであり、その動作は第4の実施例に示
す半導体加速度センサと同様である。なお、この半導体
装置はピエゾ抵抗式半導体圧力センサとして用いること
も可能である。
導体加速度センサであり、その動作は第4の実施例に示
す半導体加速度センサと同様である。なお、この半導体
装置はピエゾ抵抗式半導体圧力センサとして用いること
も可能である。
【0048】図18は本実施例に示す半導体装置の製造
方法を表す工程図である。ここで符号2〜16は図15
と同一であり、17は厚い酸化膜、18は多結晶シリコ
ン層、19は第3の酸化膜である。図18による工程は
以下の通りである。(a)第1の酸化膜15上には第1
の単結晶シリコン層16の形成されたSOI基板14に
おいて、(b)第1の単結晶シリコン層16上に厚い酸
化膜17を形成して第1の単結晶シリコン層16の領域
を分離する。(c)平坦化を行って、厚い酸化膜17の
下部のみを残して、第3の酸化膜19とする。(d)第
1の単結晶シリコン層16上に第2の酸化膜2および窒
化膜3を形成する。(e)パターニングを行った後、第
1の単結晶シリコン層16および窒化膜3上に多結晶シ
リコン層18を形成する。(f)多結晶シリコン層18
にアルゴンレーザを照射して、第1の単結晶シリコン層
16の露出部より多結晶シリコン層18の再結晶化を行
って、窒化膜3上に第2の単結晶シリコン層4を形成す
る。(g)第2の単結晶シリコン層4上に半導体素子4
1を、第1の単結晶シリコン層16上に電子回路42と
開口部43を形成する。(h)開口部43よりエッチン
グを行って半導体素子41の形成された第2の酸化膜2
および窒化膜3下の第1の単結晶シリコン層16の一部
を除去し、ダイヤフラム44を形成する。以上の工程に
よって図17に示す半導体装置を得ることができる。
方法を表す工程図である。ここで符号2〜16は図15
と同一であり、17は厚い酸化膜、18は多結晶シリコ
ン層、19は第3の酸化膜である。図18による工程は
以下の通りである。(a)第1の酸化膜15上には第1
の単結晶シリコン層16の形成されたSOI基板14に
おいて、(b)第1の単結晶シリコン層16上に厚い酸
化膜17を形成して第1の単結晶シリコン層16の領域
を分離する。(c)平坦化を行って、厚い酸化膜17の
下部のみを残して、第3の酸化膜19とする。(d)第
1の単結晶シリコン層16上に第2の酸化膜2および窒
化膜3を形成する。(e)パターニングを行った後、第
1の単結晶シリコン層16および窒化膜3上に多結晶シ
リコン層18を形成する。(f)多結晶シリコン層18
にアルゴンレーザを照射して、第1の単結晶シリコン層
16の露出部より多結晶シリコン層18の再結晶化を行
って、窒化膜3上に第2の単結晶シリコン層4を形成す
る。(g)第2の単結晶シリコン層4上に半導体素子4
1を、第1の単結晶シリコン層16上に電子回路42と
開口部43を形成する。(h)開口部43よりエッチン
グを行って半導体素子41の形成された第2の酸化膜2
および窒化膜3下の第1の単結晶シリコン層16の一部
を除去し、ダイヤフラム44を形成する。以上の工程に
よって図17に示す半導体装置を得ることができる。
【0049】図18に示す工程を用いて、具体的に上記
の半導体装置を作製した一例を以下に示す。面方位〈1
00〉、直径125mm、厚さ625μm、比抵抗10
Ωcm、酸化膜の厚さ0.8μm、第1の単結晶シリコ
ン層の厚さ1.0μmのSOI基板上に、LOCOS熱
酸化法によって厚さ2.0μmの厚い酸化膜を形成する
とともに、第1の単結晶シリコン層を分離する。続いて
表面にSOG(Spin On Glass)を塗布した後、リフロ
ーを行って平坦化する。さらに酸化膜をRIEによって
エッチングして、シリコン/酸化膜界面が露出したとこ
ろでエッチングを終了する。これで厚い酸化膜の下部の
みを残して、厚さ1.0μmの第3の酸化膜を形成す
る。この後、減圧CVD法によって酸化膜および窒化膜
を形成する。ここで酸化膜の形成は温度800℃、Si
H4 流量5sccm、N2 O流量250sccm、Si
H4 分圧0.3Torr、堆積速度35nm/minの
条件下で行って、厚さ0.5μmの酸化膜を堆積した。
また窒化膜の形成は温度800℃、SiH4 流量5sc
cm、NH3 流量300sccm、SiH4 分圧0.3
Torr、堆積速度70nm/minの条件下で行っ
て、厚さ0.3μmの窒化膜を堆積した。
の半導体装置を作製した一例を以下に示す。面方位〈1
00〉、直径125mm、厚さ625μm、比抵抗10
Ωcm、酸化膜の厚さ0.8μm、第1の単結晶シリコ
ン層の厚さ1.0μmのSOI基板上に、LOCOS熱
酸化法によって厚さ2.0μmの厚い酸化膜を形成する
とともに、第1の単結晶シリコン層を分離する。続いて
表面にSOG(Spin On Glass)を塗布した後、リフロ
ーを行って平坦化する。さらに酸化膜をRIEによって
エッチングして、シリコン/酸化膜界面が露出したとこ
ろでエッチングを終了する。これで厚い酸化膜の下部の
みを残して、厚さ1.0μmの第3の酸化膜を形成す
る。この後、減圧CVD法によって酸化膜および窒化膜
を形成する。ここで酸化膜の形成は温度800℃、Si
H4 流量5sccm、N2 O流量250sccm、Si
H4 分圧0.3Torr、堆積速度35nm/minの
条件下で行って、厚さ0.5μmの酸化膜を堆積した。
また窒化膜の形成は温度800℃、SiH4 流量5sc
cm、NH3 流量300sccm、SiH4 分圧0.3
Torr、堆積速度70nm/minの条件下で行っ
て、厚さ0.3μmの窒化膜を堆積した。
【0050】次に、酸化膜および窒化膜のパターニング
をRIEによって行う。第1の単結晶シリコン層の一部
を露出した後、減圧CVD法によって単結晶シリコン層
を積層する。ここでは温度656℃、圧力0.25To
rr、SiH4 およびH2 の混合気体中で、SiH4 分
圧0.15Torr、堆積速度300nm/minの条
件下で行って、厚さ0.2μmの単結晶シリコン層を積
層した。続いて多結晶シリコン層に直径50μmのエキ
シマレーザのパルスビームを照射して、第1の単結晶シ
リコン層の露出部より多結晶シリコン層の再結晶化を行
って、酸化膜上に厚さ0.2μmの第2の単結晶シリコ
ン層を形成する。さらに厚さ1.0μmの酸化膜をプラ
ズマCVD法により積層して、RIEによってパターニ
ングを行った後、アルミニウム電極をスパッタ法により
形成する。酸化膜の形成は温度800℃、Si2 H6 流
量3sccm、N2 O流量300sccm、Si2 H6
分圧0.15Torr、堆積速度45nm/minの条
件下で行った。続いてパッシベーション膜として厚さ
1.0μmのBPSG膜(Borono-Phospho SilicateGla
ss)を積層した後、RIEによって開口部を形成して第
1の単結晶シリコン層の一部を露出する。最後に開口部
43よりフッ硝酸系溶液による等方性エッチングを行っ
て、第1の単結晶シリコン層の一部を除去し、第2の単
結晶シリコン層の形成された部分に厚さ3.0μmのダ
イヤフラムを形成する。ここではHF:HNO3 :CH
3 COOH=1:12:17の混合液を用いた。
をRIEによって行う。第1の単結晶シリコン層の一部
を露出した後、減圧CVD法によって単結晶シリコン層
を積層する。ここでは温度656℃、圧力0.25To
rr、SiH4 およびH2 の混合気体中で、SiH4 分
圧0.15Torr、堆積速度300nm/minの条
件下で行って、厚さ0.2μmの単結晶シリコン層を積
層した。続いて多結晶シリコン層に直径50μmのエキ
シマレーザのパルスビームを照射して、第1の単結晶シ
リコン層の露出部より多結晶シリコン層の再結晶化を行
って、酸化膜上に厚さ0.2μmの第2の単結晶シリコ
ン層を形成する。さらに厚さ1.0μmの酸化膜をプラ
ズマCVD法により積層して、RIEによってパターニ
ングを行った後、アルミニウム電極をスパッタ法により
形成する。酸化膜の形成は温度800℃、Si2 H6 流
量3sccm、N2 O流量300sccm、Si2 H6
分圧0.15Torr、堆積速度45nm/minの条
件下で行った。続いてパッシベーション膜として厚さ
1.0μmのBPSG膜(Borono-Phospho SilicateGla
ss)を積層した後、RIEによって開口部を形成して第
1の単結晶シリコン層の一部を露出する。最後に開口部
43よりフッ硝酸系溶液による等方性エッチングを行っ
て、第1の単結晶シリコン層の一部を除去し、第2の単
結晶シリコン層の形成された部分に厚さ3.0μmのダ
イヤフラムを形成する。ここではHF:HNO3 :CH
3 COOH=1:12:17の混合液を用いた。
【0051】第6の実施例に示すピエゾ抵抗式半導体加
速度センサは、従来より小型で、より集積度の高い半導
体加速度センサである。また第6の実施例に示す工程で
作製することで、素子の形成とダイヤフラムの形成とを
半導体基板上で同一の主面側より行うことから、上記し
た半導体加速度センサを作製できるとともに、半導体加
速度センサの製造歩留を向上することが可能となる。さ
らに本実施例ではSOI構造の電子回路を用いること
で、電子回路の高速化、高集積化、小型化、信頼性向上
などが実現できる。また第1の酸化膜および第3の酸化
膜をエッチングストッパとして用いるため、シリコン基
板のエッチング時に空洞部底のシリコン基板厚が薄くな
りすぎることを抑制するとともに、第1の単結晶シリコ
ン層の側壁部(電子回路の側壁部)を保護して、センサ
全体の力学的構造を安定化することが可能となる。
速度センサは、従来より小型で、より集積度の高い半導
体加速度センサである。また第6の実施例に示す工程で
作製することで、素子の形成とダイヤフラムの形成とを
半導体基板上で同一の主面側より行うことから、上記し
た半導体加速度センサを作製できるとともに、半導体加
速度センサの製造歩留を向上することが可能となる。さ
らに本実施例ではSOI構造の電子回路を用いること
で、電子回路の高速化、高集積化、小型化、信頼性向上
などが実現できる。また第1の酸化膜および第3の酸化
膜をエッチングストッパとして用いるため、シリコン基
板のエッチング時に空洞部底のシリコン基板厚が薄くな
りすぎることを抑制するとともに、第1の単結晶シリコ
ン層の側壁部(電子回路の側壁部)を保護して、センサ
全体の力学的構造を安定化することが可能となる。
【0052】平坦化方法としては、本実施例ではSOG
のリフローを行って平坦化する方法を用いているが、こ
の他にCMP(Chemical Mechanical Polishing)など
を用いることが可能である。
のリフローを行って平坦化する方法を用いているが、こ
の他にCMP(Chemical Mechanical Polishing)など
を用いることが可能である。
【0053】本実施例では第2の単結晶シリコン層上に
半導体素子を、第1の単結晶シリコン層上に電子回路を
形成しているが、図19に示すように、窒化膜および酸
化膜上の第2の単結晶シリコン層に半導体素子および電
子回路を形成することも可能である。図19は本実施例
に示す半導体装置の断面図の別の一例である。ここで、
1はシリコン基板、2は第2の酸化膜、3は窒化膜、1
5は第1の酸化膜、16は第1の単結晶シリコン層、1
7は第3の酸化膜、41は半導体素子、42は電子回
路、43は開口部、44はダイヤフラムである。図19
では、シリコン基板1上に第1の酸化膜15が形成され
ており、第1の酸化膜15上に第1の単結晶シリコン層
16および第3の酸化膜17が形成されている。第1の
単結晶シリコン層16および第3の酸化膜17上には第
2の酸化膜2および窒化膜3が形成されており、第2の
酸化膜2上に半導体素子41および電子回路42が形成
されている。第2の酸化膜2および窒化膜3上に設けら
れた開口部43より第1の単結晶シリコン層16をエッ
チングして、ダイヤフラム44が形成されているが、電
子回路42の直下には第3の酸化膜17が形成されてい
るため、空洞部は半導体素子41の直下のみに設けられ
ている。この他、図19で第1の単結晶シリコン層16
に電子回路42を設けることも可能である。図19に示
す工程は、電子回路の形成位置を除いて図18と同様の
工程であることから、図18に示す工程に適用できる同
様の条件、方法を用いることが可能である。
半導体素子を、第1の単結晶シリコン層上に電子回路を
形成しているが、図19に示すように、窒化膜および酸
化膜上の第2の単結晶シリコン層に半導体素子および電
子回路を形成することも可能である。図19は本実施例
に示す半導体装置の断面図の別の一例である。ここで、
1はシリコン基板、2は第2の酸化膜、3は窒化膜、1
5は第1の酸化膜、16は第1の単結晶シリコン層、1
7は第3の酸化膜、41は半導体素子、42は電子回
路、43は開口部、44はダイヤフラムである。図19
では、シリコン基板1上に第1の酸化膜15が形成され
ており、第1の酸化膜15上に第1の単結晶シリコン層
16および第3の酸化膜17が形成されている。第1の
単結晶シリコン層16および第3の酸化膜17上には第
2の酸化膜2および窒化膜3が形成されており、第2の
酸化膜2上に半導体素子41および電子回路42が形成
されている。第2の酸化膜2および窒化膜3上に設けら
れた開口部43より第1の単結晶シリコン層16をエッ
チングして、ダイヤフラム44が形成されているが、電
子回路42の直下には第3の酸化膜17が形成されてい
るため、空洞部は半導体素子41の直下のみに設けられ
ている。この他、図19で第1の単結晶シリコン層16
に電子回路42を設けることも可能である。図19に示
す工程は、電子回路の形成位置を除いて図18と同様の
工程であることから、図18に示す工程に適用できる同
様の条件、方法を用いることが可能である。
【0054】この他の本実施例の細部については、第
1、第4、第5の実施例に示す同様の条件、方法を適用
することが可能である。
1、第4、第5の実施例に示す同様の条件、方法を適用
することが可能である。
【0055】(実施例7)図20は本発明による半導体
装置の製造方法の第7の実施例を示す工程図である。こ
こで35は第1のシリコン基板、36は高濃度不純物
層、37は第2のシリコン基板、38は絶縁層、39は
単結晶シリコン層、40はSOI基板、41は半導体素
子、42は電子回路、43は開口部、44はダイヤフラ
ムである。図20による工程は以下の通りである。
(a)第1のシリコン基板35上に高濃度不純物層36
を形成する。(b)第1のシリコン基板35と第2のシ
リコン基板37上に形成した絶縁層38とを貼り合わせ
る。(c)熱処理を行って第1のシコン基板35と絶縁
層38とを完全に貼り合わせた後、第2のシリコン基板
37を薄層化して絶縁層38上に単結晶シリコン層39
の形成されたSOI基板40を作製する。(d)単結晶
シリコン層39をパターニングして半導体素子41およ
び電子回路42とを形成し、絶縁層38上に開口部43
を形成する。(e)開口部43よりエッチングを行って
高濃度不純物層36を除去し、ダイヤフラム44を形成
する。
装置の製造方法の第7の実施例を示す工程図である。こ
こで35は第1のシリコン基板、36は高濃度不純物
層、37は第2のシリコン基板、38は絶縁層、39は
単結晶シリコン層、40はSOI基板、41は半導体素
子、42は電子回路、43は開口部、44はダイヤフラ
ムである。図20による工程は以下の通りである。
(a)第1のシリコン基板35上に高濃度不純物層36
を形成する。(b)第1のシリコン基板35と第2のシ
リコン基板37上に形成した絶縁層38とを貼り合わせ
る。(c)熱処理を行って第1のシコン基板35と絶縁
層38とを完全に貼り合わせた後、第2のシリコン基板
37を薄層化して絶縁層38上に単結晶シリコン層39
の形成されたSOI基板40を作製する。(d)単結晶
シリコン層39をパターニングして半導体素子41およ
び電子回路42とを形成し、絶縁層38上に開口部43
を形成する。(e)開口部43よりエッチングを行って
高濃度不純物層36を除去し、ダイヤフラム44を形成
する。
【0056】図20に示す工程を用いて、具体的に上記
の半導体装置を作製した具体的一例を以下に示す。面方
位〈100〉、直径125mm、厚さ625μm、比抵
抗0.5Ωcmの第1のp型シリコンウエハ上にイオン
注入法によってp+型高濃度不純物層を形成する。ここ
ではホウ素イオンをドーズ量6×1012cm-2、加速電
圧40keVの条件下で注入して、厚さ0.5μmのp
+型高濃度不純物を形成した。次にこのシリコンウエハ
のp+型高濃度不純物層を形成した面と、面方位〈10
0〉、直径125mm、厚さ625μm、比抵抗20Ω
cmの第2のシリコンウエハ上に熱酸化によって形成さ
れた厚さ400nmの酸化膜とを窒素中で貼り合わせ
る。この後、貼り合わせたシリコンウエハを、窒素/酸
素混合気体中で、温度1150℃、5分間の熱処理を行
って両者を完全に貼り合わせる。続いて第2のシリコン
ウエハを厚さ5μmまで研削した後、プラズマエッチン
グを行って第2のシリコンウエハを厚さ1.0μmまで
積層化する。これにより、厚さ400nmの酸化膜上に
厚さ1.0μmの単結晶シリコン層の形成されたSOI
基板が得られる。この後、通常のLSI製造プロセスを
用いて、単結晶シリコン層上に半導体素子および電子回
路を形成する。このとき半導体素子は酸化膜をはさん
で、p+型高濃度不純物層上に位置している。また酸化
膜上には開口部が形成されており、p+型高濃度不純物
層の一部を露出する。最後に開口部よりフッ硝酸系溶液
による等方性エッチングを行って、p+型高濃度不純物
層を除去して、半導体素子の形成された部分にダイヤフ
ラムを形成する。ここではHF:HNO3 :CH3 CO
OH=1:3:8の混合液を用いた。
の半導体装置を作製した具体的一例を以下に示す。面方
位〈100〉、直径125mm、厚さ625μm、比抵
抗0.5Ωcmの第1のp型シリコンウエハ上にイオン
注入法によってp+型高濃度不純物層を形成する。ここ
ではホウ素イオンをドーズ量6×1012cm-2、加速電
圧40keVの条件下で注入して、厚さ0.5μmのp
+型高濃度不純物を形成した。次にこのシリコンウエハ
のp+型高濃度不純物層を形成した面と、面方位〈10
0〉、直径125mm、厚さ625μm、比抵抗20Ω
cmの第2のシリコンウエハ上に熱酸化によって形成さ
れた厚さ400nmの酸化膜とを窒素中で貼り合わせ
る。この後、貼り合わせたシリコンウエハを、窒素/酸
素混合気体中で、温度1150℃、5分間の熱処理を行
って両者を完全に貼り合わせる。続いて第2のシリコン
ウエハを厚さ5μmまで研削した後、プラズマエッチン
グを行って第2のシリコンウエハを厚さ1.0μmまで
積層化する。これにより、厚さ400nmの酸化膜上に
厚さ1.0μmの単結晶シリコン層の形成されたSOI
基板が得られる。この後、通常のLSI製造プロセスを
用いて、単結晶シリコン層上に半導体素子および電子回
路を形成する。このとき半導体素子は酸化膜をはさん
で、p+型高濃度不純物層上に位置している。また酸化
膜上には開口部が形成されており、p+型高濃度不純物
層の一部を露出する。最後に開口部よりフッ硝酸系溶液
による等方性エッチングを行って、p+型高濃度不純物
層を除去して、半導体素子の形成された部分にダイヤフ
ラムを形成する。ここではHF:HNO3 :CH3 CO
OH=1:3:8の混合液を用いた。
【0057】第7の実施例に示す工程を用いることで、
シリコン基板のエッチングを精度良く行うことができ
る。また電子回路をSOI構造とすることができるの
で、電子回路の高速化、高集積化、小型化、信頼性向上
などが実現することが可能である。
シリコン基板のエッチングを精度良く行うことができ
る。また電子回路をSOI構造とすることができるの
で、電子回路の高速化、高集積化、小型化、信頼性向上
などが実現することが可能である。
【0058】上述のSOI基板は直接貼合法により作製
されており、ここでは第2のシリコン基板の薄層化を研
削研磨によって行っているが、この工程をエッチングに
よって行うことも可能である。例えばp型シリコンウエ
ハ上に単結晶シリコン層をエピタキシャル成長させた
後、単結晶シリコン層上に絶縁層を形成して、この絶縁
層と第1のシリコンウエハとを貼り合わせ、p型シリコ
ンウエハをエッチングにより除去して、絶縁層上に単結
晶シリコン層を形成することも可能である。この場合、
エッチング液としてはKOH水溶液などを用いて行うこ
とが可能である。この他、シリコンウエハ上に形成され
たエッチストップ層上に単結晶シリコン層をエピタキシ
ャル成長させた後、単結晶シリコン層上に絶縁層を形成
して、この絶縁層と第1のシリコンウエハとを貼り合わ
せ、シリコンウエハおよびエッチストップ層をエッチン
グにより除去して、絶縁層上に単結晶シリコン層を形成
することも可能である。この場合、エッチストップ層と
してはホウ素イオン注入やエピタキシャル成長などで形
成した高濃度p型シリコン層、シリコーンゲルマニウム
エピタキシャル層、多孔質シリコン層などを用いること
が可能である。この方法については第6の実施例に示す
同様の方法及び条件を適用することが可能である。
されており、ここでは第2のシリコン基板の薄層化を研
削研磨によって行っているが、この工程をエッチングに
よって行うことも可能である。例えばp型シリコンウエ
ハ上に単結晶シリコン層をエピタキシャル成長させた
後、単結晶シリコン層上に絶縁層を形成して、この絶縁
層と第1のシリコンウエハとを貼り合わせ、p型シリコ
ンウエハをエッチングにより除去して、絶縁層上に単結
晶シリコン層を形成することも可能である。この場合、
エッチング液としてはKOH水溶液などを用いて行うこ
とが可能である。この他、シリコンウエハ上に形成され
たエッチストップ層上に単結晶シリコン層をエピタキシ
ャル成長させた後、単結晶シリコン層上に絶縁層を形成
して、この絶縁層と第1のシリコンウエハとを貼り合わ
せ、シリコンウエハおよびエッチストップ層をエッチン
グにより除去して、絶縁層上に単結晶シリコン層を形成
することも可能である。この場合、エッチストップ層と
してはホウ素イオン注入やエピタキシャル成長などで形
成した高濃度p型シリコン層、シリコーンゲルマニウム
エピタキシャル層、多孔質シリコン層などを用いること
が可能である。この方法については第6の実施例に示す
同様の方法及び条件を適用することが可能である。
【0059】この他の本実施例の細部については、第
1、第4〜第6の実施例に示す同様の条件、方法を適用
することが可能である。
1、第4〜第6の実施例に示す同様の条件、方法を適用
することが可能である。
【0060】(実施例8)図21は本発明による半導体
装置の製造方法の第8の実施例を示す工程図である。こ
こで符号35〜44は図20と同一であり、45は多孔
質シリコン層である。図21による工程は以下の通りで
ある。(a)第1のp型シリコン基板35上に多孔質シ
リコン層45を形成する。(b)第1のp型シリコン基
板35と第2のシリコン基板37上に形成した絶縁層3
8とを貼り合わせる。(c)熱処理を行って第1のシリ
コン基板35と絶縁層38とを完全に貼り合わせた後、
第2のシリコン基板37を薄層化して絶縁層38上に単
結晶シリコン層39の形成されたSOI基板40を作製
する。(d)単結晶シリコン層39上に半導体素子41
および電子回路42と開口部43とを形成する。(e)
開口部43よりエッチングを行って多孔質シリコン層4
5を除去し、ダイヤフラム44を形成する。
装置の製造方法の第8の実施例を示す工程図である。こ
こで符号35〜44は図20と同一であり、45は多孔
質シリコン層である。図21による工程は以下の通りで
ある。(a)第1のp型シリコン基板35上に多孔質シ
リコン層45を形成する。(b)第1のp型シリコン基
板35と第2のシリコン基板37上に形成した絶縁層3
8とを貼り合わせる。(c)熱処理を行って第1のシリ
コン基板35と絶縁層38とを完全に貼り合わせた後、
第2のシリコン基板37を薄層化して絶縁層38上に単
結晶シリコン層39の形成されたSOI基板40を作製
する。(d)単結晶シリコン層39上に半導体素子41
および電子回路42と開口部43とを形成する。(e)
開口部43よりエッチングを行って多孔質シリコン層4
5を除去し、ダイヤフラム44を形成する。
【0061】図21に示す工程を用いて、具体的に上記
の半導体装置を作製した一例を以下に示す。面方位〈1
00〉、直径125mm、厚さ625μm、比抵抗0.
01Ωcmの第1のp型シリコンウエハ上に陽極化成法
によって多孔質シリコン層を形成する。ここではHF:
C2 H5 OH:H2 O=1:1:1の化成液中で1.0
A/cm2 の直流電流を14分間流して、厚さ15μm
の多孔質シリコン層を形成した。次にこのシリコンウエ
ハ35の多孔質シリコン層を形成した面と、面方位〈1
00〉、直径125mm、厚さ625μm、比抵抗20
Ωcmの第2のシリコンウエハ上に熱酸化によって形成
された厚さ800nmの酸化膜とをアルゴン中で貼り合
わせる。この後、貼り合わせたシリコンウエハを酸素中
で、温度1100℃、2時間の熱処理を行って両者を完
全に貼り合わせる。続いて第2のシリコンウエハを厚さ
5μmまで研削した後、プラズマエッチングを行って第
2のp型シリコンウエハを厚さ1.0μmまで薄層化す
る。これにより、厚さ800nmの酸化膜上に厚さ1.
0μmの単結晶シリコン層の形成されたSOI基板0が
得られる。この後、通常のLSI製造プロセスを用い
て、単結晶シリコン層上に半導体素子および電子回路を
形成する。このとき半導体素子は酸化膜をはさんで、多
孔質シリコン層上に位置している。また酸化膜上には開
口部が形成されており、多孔質シリコン層の一部を露出
する。最後に開口部よりエッチングを行って、多孔質シ
リコン層を除去し、単結晶シリコン層の形成された部分
に厚さ3.0μmのダイヤフラムを形成する。ここで
は、HF:H2 O2 =1:5のフッ酸過水を用いた。
の半導体装置を作製した一例を以下に示す。面方位〈1
00〉、直径125mm、厚さ625μm、比抵抗0.
01Ωcmの第1のp型シリコンウエハ上に陽極化成法
によって多孔質シリコン層を形成する。ここではHF:
C2 H5 OH:H2 O=1:1:1の化成液中で1.0
A/cm2 の直流電流を14分間流して、厚さ15μm
の多孔質シリコン層を形成した。次にこのシリコンウエ
ハ35の多孔質シリコン層を形成した面と、面方位〈1
00〉、直径125mm、厚さ625μm、比抵抗20
Ωcmの第2のシリコンウエハ上に熱酸化によって形成
された厚さ800nmの酸化膜とをアルゴン中で貼り合
わせる。この後、貼り合わせたシリコンウエハを酸素中
で、温度1100℃、2時間の熱処理を行って両者を完
全に貼り合わせる。続いて第2のシリコンウエハを厚さ
5μmまで研削した後、プラズマエッチングを行って第
2のp型シリコンウエハを厚さ1.0μmまで薄層化す
る。これにより、厚さ800nmの酸化膜上に厚さ1.
0μmの単結晶シリコン層の形成されたSOI基板0が
得られる。この後、通常のLSI製造プロセスを用い
て、単結晶シリコン層上に半導体素子および電子回路を
形成する。このとき半導体素子は酸化膜をはさんで、多
孔質シリコン層上に位置している。また酸化膜上には開
口部が形成されており、多孔質シリコン層の一部を露出
する。最後に開口部よりエッチングを行って、多孔質シ
リコン層を除去し、単結晶シリコン層の形成された部分
に厚さ3.0μmのダイヤフラムを形成する。ここで
は、HF:H2 O2 =1:5のフッ酸過水を用いた。
【0062】第8の実施例に示す工程を用いることで、
シリコン基板のエッチングを精度良く行うことができ
る。また電子回路をSOI構造とすることができるの
で、電子回路の高速化、高集積化、小型化、信頼性向上
などが実現することが可能である。
シリコン基板のエッチングを精度良く行うことができ
る。また電子回路をSOI構造とすることができるの
で、電子回路の高速化、高集積化、小型化、信頼性向上
などが実現することが可能である。
【0063】SOI基板の作製は貼り合わせおよび研削
研磨によって行われているが、貼り合わせおよびエッチ
ングによって作製することも可能である。この方法につ
いては第7の実施例に示す同様の方法及び条件を適用す
ることが可能である。絶縁層としては窒化膜あるいは窒
化膜で覆われた酸化膜などを用いることが可能である。
多孔質シリコン層の選択エッチングについてはフッ酸過
水の他、フッ硝酸系溶液(例えばHF:HNO3 :CH
3 COOH=1:12:17など)を用いることが可能
である。この他、多孔質シリコン層を選択的に酸化し
て、フッ酸またはバッファードフッ酸などで除去するこ
とも可能である。
研磨によって行われているが、貼り合わせおよびエッチ
ングによって作製することも可能である。この方法につ
いては第7の実施例に示す同様の方法及び条件を適用す
ることが可能である。絶縁層としては窒化膜あるいは窒
化膜で覆われた酸化膜などを用いることが可能である。
多孔質シリコン層の選択エッチングについてはフッ酸過
水の他、フッ硝酸系溶液(例えばHF:HNO3 :CH
3 COOH=1:12:17など)を用いることが可能
である。この他、多孔質シリコン層を選択的に酸化し
て、フッ酸またはバッファードフッ酸などで除去するこ
とも可能である。
【0064】この他の本実施例の細部については、第
1、第4〜第7の実施例に示す同様の条件、方法を適用
することが可能である。
1、第4〜第7の実施例に示す同様の条件、方法を適用
することが可能である。
【0065】(実施例9)図22は本発明による半導体
装置の製造方法の第9の実施例を示す工程図である。こ
こで符号35〜44は図20と同一であり、46は空洞
部となるトレンチ(Trench)である。図22による工程
は以下の通りである。(a)第2のシリコン基板37上
に半導体素子41および電子回路42を形成する。
(b)半導体素子41上および電子回路42上に絶縁層
38を形成した後、表面を平坦化する。(c)第1のシ
リコン基板35上にトレンチ46を形成する。(d)絶
縁層38と第1のシリコン基板35とを貼り合わせる。
このとき半導体素子41の形成されている部分の絶縁層
下にトレンチ46を配置する。(e)熱処理を行って絶
縁層38と第1のシリコン基板35とを完全に貼り合わ
せた後、第2のシリコン基板37を薄層化して絶縁層3
8上に半導体素子41および電子回路42を形成すると
ともに、トレンチ46上にダイヤフラム44を形成す
る。
装置の製造方法の第9の実施例を示す工程図である。こ
こで符号35〜44は図20と同一であり、46は空洞
部となるトレンチ(Trench)である。図22による工程
は以下の通りである。(a)第2のシリコン基板37上
に半導体素子41および電子回路42を形成する。
(b)半導体素子41上および電子回路42上に絶縁層
38を形成した後、表面を平坦化する。(c)第1のシ
リコン基板35上にトレンチ46を形成する。(d)絶
縁層38と第1のシリコン基板35とを貼り合わせる。
このとき半導体素子41の形成されている部分の絶縁層
下にトレンチ46を配置する。(e)熱処理を行って絶
縁層38と第1のシリコン基板35とを完全に貼り合わ
せた後、第2のシリコン基板37を薄層化して絶縁層3
8上に半導体素子41および電子回路42を形成すると
ともに、トレンチ46上にダイヤフラム44を形成す
る。
【0066】図22に示す工程を用いて、具体的に上記
の半導体装置を作製した一例を以下に示す。面方位〈1
00〉、直径125mm、厚さ625μm、比抵抗30
Ωcmの第2のシリコンウエハ上に通常のLSI製造プ
ロセスを用いて、半導体素子および電子回路を形成す
る。
の半導体装置を作製した一例を以下に示す。面方位〈1
00〉、直径125mm、厚さ625μm、比抵抗30
Ωcmの第2のシリコンウエハ上に通常のLSI製造プ
ロセスを用いて、半導体素子および電子回路を形成す
る。
【0067】次に、この半導体素子および電子回路上に
絶縁層を形成した後、表面を平坦化する。ここでは常圧
CVD法によって酸化膜を形成した後、リフローを行っ
て表面を平坦化し、さらにプラズマCVD法によって、
窒化膜および酸化膜を形成した。
絶縁層を形成した後、表面を平坦化する。ここでは常圧
CVD法によって酸化膜を形成した後、リフローを行っ
て表面を平坦化し、さらにプラズマCVD法によって、
窒化膜および酸化膜を形成した。
【0068】常圧CVD法による酸化膜の形成は温度2
90℃、TEOS流量3slm、O 2 /O3 流量7.5
slm、O3 濃度4.6%、N2 流量18slm、堆積
速度350nm/minの条件下で行った。
90℃、TEOS流量3slm、O 2 /O3 流量7.5
slm、O3 濃度4.6%、N2 流量18slm、堆積
速度350nm/minの条件下で行った。
【0069】また窒化膜の形成は温度200℃、圧力
0.2Torr、RF周波数13.56MHz、SiH
4 流量5sccm、NH3 流量300sccm、堆積速
度30nm/minの条件下で行って、厚さ0.3μm
の窒化膜を堆積した。
0.2Torr、RF周波数13.56MHz、SiH
4 流量5sccm、NH3 流量300sccm、堆積速
度30nm/minの条件下で行って、厚さ0.3μm
の窒化膜を堆積した。
【0070】プラズマCVD法による酸化膜形成は温度
290℃、圧力0.2Torr、SiH4 /N2 O混合
気体中で、RF周波数13.56MHzのプラズマ放電
を行って、厚さ0.3μmの酸化膜を堆積した。
290℃、圧力0.2Torr、SiH4 /N2 O混合
気体中で、RF周波数13.56MHzのプラズマ放電
を行って、厚さ0.3μmの酸化膜を堆積した。
【0071】これにより半導体素子及び電子回路上に厚
さ0.8μmの絶縁層を形成した。
さ0.8μmの絶縁層を形成した。
【0072】この後、面方位〈100〉、直径125m
m、厚さ625μm、比抵抗20Ωcmの第1のシリコ
ンウエハ上にRIEを用いて深さ1.0μmのトレンチ
46を形成する。
m、厚さ625μm、比抵抗20Ωcmの第1のシリコ
ンウエハ上にRIEを用いて深さ1.0μmのトレンチ
46を形成する。
【0073】続いて第2のシリコンウエハ上に形成され
た絶縁層と、第1のシリコンウエハとを窒素/アルゴン
混合気体中で貼り合わせる。このとき半導体素子は絶縁
層をはさんで、トレンチ上に位置している。
た絶縁層と、第1のシリコンウエハとを窒素/アルゴン
混合気体中で貼り合わせる。このとき半導体素子は絶縁
層をはさんで、トレンチ上に位置している。
【0074】この後、貼り合わせたシリコンウエハを酸
素中で、温度1180℃、5分間の熱処理を行って両者
を完全に貼り合わせる。さらに第2のシリコンウエハを
研削研磨する。このとき絶縁層の半導体素子と電子回路
とを分離する部分を研磨ストッパとして、半導体素子お
よび電子回路を残す。これにより、厚さ800nmの酸
化膜上に厚さ1.0μmの単結晶シリコン層の形成され
たSOI基板が得られる。
素中で、温度1180℃、5分間の熱処理を行って両者
を完全に貼り合わせる。さらに第2のシリコンウエハを
研削研磨する。このとき絶縁層の半導体素子と電子回路
とを分離する部分を研磨ストッパとして、半導体素子お
よび電子回路を残す。これにより、厚さ800nmの酸
化膜上に厚さ1.0μmの単結晶シリコン層の形成され
たSOI基板が得られる。
【0075】この後、通常のLSI製造プロセスを用い
て、単結晶シリコン層上に半導体素子および電子回路を
形成する。このとき半導体素子は酸化膜をはさんで、多
孔質シリコン層上に位置している。また酸化膜上には開
口部が形成されており、多孔質シリコン層の一部を露出
する。最後に開口部よりフッ硝酸系溶液による等方性エ
ッチングを行って、多孔質シリコン層を除去し、単結晶
シリコン層の形成された部分に厚さ3.0μmのダイヤ
フラムを形成する。ここではHF:H2 O2 =1:5の
フッ酸過水を用いた。
て、単結晶シリコン層上に半導体素子および電子回路を
形成する。このとき半導体素子は酸化膜をはさんで、多
孔質シリコン層上に位置している。また酸化膜上には開
口部が形成されており、多孔質シリコン層の一部を露出
する。最後に開口部よりフッ硝酸系溶液による等方性エ
ッチングを行って、多孔質シリコン層を除去し、単結晶
シリコン層の形成された部分に厚さ3.0μmのダイヤ
フラムを形成する。ここではHF:H2 O2 =1:5の
フッ酸過水を用いた。
【0076】第9の実施例に示す工程を用いることで、
絶縁層上に開口部を設ける必要がないので、センサ部お
よびセンサ全体を小型化できるとともに、センサ部およ
びセンサ全体のレイアウトをより自由に設計することが
可能となる。また電子回路をSOI構造とすることがで
きるので、電子回路の高速化、高集積化、小型化、信頼
性向上などが実現することが可能である。
絶縁層上に開口部を設ける必要がないので、センサ部お
よびセンサ全体を小型化できるとともに、センサ部およ
びセンサ全体のレイアウトをより自由に設計することが
可能となる。また電子回路をSOI構造とすることがで
きるので、電子回路の高速化、高集積化、小型化、信頼
性向上などが実現することが可能である。
【0077】平坦化方法としては第6の実施例に示すよ
うに、SOGのリフローや、CMPなどを用いることが
可能である。
うに、SOGのリフローや、CMPなどを用いることが
可能である。
【0078】この他の本実施例の細部については、第
1、第4〜第8の実施例に示す同様の条件、方法を適用
することが可能である。
1、第4〜第8の実施例に示す同様の条件、方法を適用
することが可能である。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、半導体基板上に形
成された絶縁層上に作製される半導体素子と、半導体基
板上もしくは絶縁層上に形成された電子回路とが電気的
に接続されており、半導体基板において、絶縁層を形成
した面よりエッチングを行って、半導体素子の形成され
ている部分を含む絶縁層下に空洞部を設けることで、従
来より小型で、より集積度の高い半導体装置を提供する
ことが可能となる。この半導体装置により、圧力センサ
や加速度センサとして、感度の向上したセンサを得るこ
とができる。
成された絶縁層上に作製される半導体素子と、半導体基
板上もしくは絶縁層上に形成された電子回路とが電気的
に接続されており、半導体基板において、絶縁層を形成
した面よりエッチングを行って、半導体素子の形成され
ている部分を含む絶縁層下に空洞部を設けることで、従
来より小型で、より集積度の高い半導体装置を提供する
ことが可能となる。この半導体装置により、圧力センサ
や加速度センサとして、感度の向上したセンサを得るこ
とができる。
【0080】また素子の形成とダイヤフラムの形成とを
半導体基板上で同一の主面側より行うことができるの
で、製造工程において裏面側の加工工程をなくすことが
でき、上記した効果を有する半導体装置を作製でき、半
導体装置の製造歩留を向上することが可能となる。これ
らのことは、半導体装置のさらなる小型化、高性能化、
低価格化を実現できる効果がある。
半導体基板上で同一の主面側より行うことができるの
で、製造工程において裏面側の加工工程をなくすことが
でき、上記した効果を有する半導体装置を作製でき、半
導体装置の製造歩留を向上することが可能となる。これ
らのことは、半導体装置のさらなる小型化、高性能化、
低価格化を実現できる効果がある。
【図1】本発明による半導体装置の第1の実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明による半導体装置の第1の実施例を示す
平面図である。
平面図である。
【図3】本発明の第1の実施例に示す半導体装置の製造
方法を表す工程図である。
方法を表す工程図である。
【図4】本発明の第1の実施例に示す半導体装置の製造
方法を表す工程図の別の一例である。
方法を表す工程図の別の一例である。
【図5】本発明による半導体装置の第1の実施例を示す
平面図の別の一例である。
平面図の別の一例である。
【図6】本発明による半導体装置の第1の実施例を示す
平面図の別の一例である。
平面図の別の一例である。
【図7】本発明による半導体装置の第1の実施例を示す
平面図の別の一例である。
平面図の別の一例である。
【図8】本発明による半導体装置の第2の実施例を示す
平面図である。
平面図である。
【図9】本発明による半導体装置の第2の実施例を示す
平面図の別の一例である。
平面図の別の一例である。
【図10】本発明による半導体装置の第3の実施例を示
す平面図である。
す平面図である。
【図11】本発明による半導体装置の第3の実施例を示
す平面図の別の一例である。
す平面図の別の一例である。
【図12】本発明による半導体装置の第4の実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図13】本発明の第4の実施例に示す半導体装置の製
造方法を表す工程図である。
造方法を表す工程図である。
【図14】本発明による半導体装置の第5の実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図15】本発明の第5の実施例に示す半導体装置の製
造方法を表す工程図である。
造方法を表す工程図である。
【図16】本発明による半導体装置の第5の実施例を示
す断面図の別の一例である。
す断面図の別の一例である。
【図17】本発明による半導体装置の第6の実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図18】本発明の第6の実施例に示す半導体装置の製
造方法を表す工程図である。
造方法を表す工程図である。
【図19】本発明による半導体装置の第6の実施例を示
す断面図の別の一例である。
す断面図の別の一例である。
【図20】本発明による半導体装置の製造方法の第7の
実施例を示す工程図である。
実施例を示す工程図である。
【図21】本発明による半導体装置の製造方法の第8の
実施例を示す工程図である。
実施例を示す工程図である。
【図22】本発明による半導体装置の製造方法の第9の
実施例を示す工程図である。
実施例を示す工程図である。
【図23】一般的なIC大気圧センサの構造を示す断面
図である。
図である。
【図24】一般的なIC大気圧センサの構造を示す断面
図である。
図である。
1 シリコン基板 2 (第2の)シリコン酸化膜 3 シリコン窒化膜 4 (第2の)単結晶シリコン層 5 アルミニウム電極 6 絶縁膜 7 開口部 8 ダイヤフラム 9 電子回路(pMOSトランジスタ) 10 電子回路(nMOSトランジスタ) 11 パッシベーション膜 12 非晶質シリコン層 13 コンタクト部 14 SOI基板 15 第1のシリコン酸化膜 16 第1の単結晶シリコン層 17 第3のシリコン酸化膜 18 多結晶シリコン層 20 p型シリコン基板 21 n+型埋込層 22 n型エピタキシャル層 23 p+型素子分離領域 24 p型拡散層 25 ベース領域 26 コレクタ領域 27 エミッタ領域 28 アルミニウム電極 29 シリコン酸化膜 30 シリコン窒化膜 31 ダイヤフラム 32 シリコン基板 33 センサ部 34 信号処理部 35 第1の(p型)シリコン基板 36 高濃度不純物層 37 第2のシリコン基板 38 絶縁層 39 単結晶シリコン層 40 SOI基板 41 半導体素子 42 電子回路 43 開口部 44 ダイヤフラム 45 多孔質シリコン層 46 トレンチ
Claims (12)
- 【請求項1】 半導体基板上に形成された絶縁層上に作
製される半導体素子と、前記半導体基板上もしくは前記
絶縁層上に形成された電子回路とが電気的に接続された
半導体装置において、 前記半導体基板に、前記絶縁層を形成した面よりエッチ
ングを行って、前記半導体素子の形成されている部分を
含む前記絶縁層下に空洞部を設けたことを特徴とする半
導体装置。 - 【請求項2】 半導体基板上に絶縁層を形成する工程
と、前記絶縁層上に半導体素子を形成する工程と、前記
半導体基板上もしくは前記絶縁層上に電子回路を形成す
る工程と、前記半導体素子と前記電子回路とを電気的に
接続する工程と、前記半導体基板に前記絶縁層を形成し
た面よりエッチングを行って、前記半導体素子の形成さ
れている部分を含む前記絶縁層下の前記半導体基板の一
部を除去して、前記半導体素子の形成されている部分を
含む前記絶縁層下に空洞部を形成する工程とを含むこと
を特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 半導体基板上に高濃度不純物層を形成す
る工程と、前記半導体基板上および前記高濃度不純物層
上に絶縁層を形成する工程と、前記高濃度不純物層上に
形成された前記絶縁層上に半導体素子を形成する工程
と、前記半導体基板上または前記絶縁層上に電子回路を
形成する工程と、前記電子回路と前記半導体素子とを電
気的に接続する工程と、前記半導体基板上および前記高
濃度不純物層上の前記絶縁層を形成した面よりエッチン
グを行って、前記高濃度不純物層を除去して、前記半導
体素子の形成されている部分を含む前記絶縁層下に空洞
部分を形成する工程とを含むことを特徴とする半導体装
置の製造方法。 - 【請求項4】 半導体基板上に多孔質半導体層を形成す
る工程と、前記半導体基板上および前記多孔質半導体層
上に絶縁層を形成する工程と、前記多孔質半導体層上に
形成された前記絶縁層上に半導体素子を形成する工程
と、前記半導体基板上または前記絶縁層上に電子回路を
形成する工程と、前記電子回路と前記半導体素子とを電
気的に接続する工程と、前記半導体基板上および前記多
孔質半導体層上の前記絶縁層を形成した面よりエッチン
グを行って、前記多孔質半導体層を除去して、前記半導
体素子の形成されている部分を含む前記絶縁層下に空洞
部を形成する工程とを含むことを特徴とする半導体装置
の製造方法。 - 【請求項5】 前記エッチングは前記絶縁層上に形成さ
れた開口部より行うことを特徴とする請求項2乃至4の
うちいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 第1の基板上に半導体素子および電子回
路を形成する工程と、前記半導体素子および前記電子回
路上に絶縁層を形成する工程と、第2の半導体基板上に
空洞部を形成する工程と、前記絶縁層と前記第2の半導
体基板とを貼り合わせて、前記半導体素子の形成されて
いる部分を含む前記絶縁層下に空洞部を設ける工程とを
含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記空洞部を設けることで、前記半導体
基板上に厚さの異なる領域を形成することを特徴とする
請求項2乃至6のうちいずれか1項に記載の半導体装置
の製造方法。 - 【請求項8】 半導体基板上に絶縁層を形成し、前記絶
縁層上に半導体素子を形成し、前記半導体基板上もしく
は前記絶縁層上に電子回路を形成し、前記半導体素子と
前記電子回路とを電気的に接続した半導体装置におい
て、 前記半導体基板に前記絶縁層を形成した面よりエッチン
グを行って、前記半導体素子の形成されている部分を含
む前記絶縁層下の前記半導体基板の一部を除去して、前
記半導体素子の形成されている部分を含む前記絶縁層下
に空洞部を形成したことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項9】 半導体基板上に高濃度不純物層を形成
し、前記半導体基板上および前記高濃度不純物層上に絶
縁層を形成し、前記高濃度不純物層上に形成された前記
絶縁層上に半導体素子を形成し、前記半導体基板上また
は前記絶縁層上に電子回路を形成し、前記電子回路と前
記半導体素子とを電気的に接続した半導体装置におい
て、 前記半導体基板上および前記高濃度不純物層上の前記絶
縁層を形成した面よりエッチングを行って、前記高濃度
不純物層を除去して、前記半導体素子の形成されている
部分を含む前記絶縁層下に形成した空洞部を備えたこと
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項10】 半導体基板上に形成した多孔質半導体
層と、前記半導体基板上および前記多孔質半導体層上に
形成した絶縁層と、前記多孔質半導体層上に形成された
前記絶縁層上に形成した半導体素子と、前記半導体基板
上または前記絶縁層上に形成した電子回路とを備え、前
記電子回路と前記半導体素子とを電気的に接続した半導
体装置において、 前記半導体基板上および前記多孔質半導体層上の前記絶
縁層を形成した面よりエッチングを行って、前記多孔質
半導体層を除去して、前記半導体素子の形成されている
部分を含む前記絶縁層下に形成した空洞部を備えたこと
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項11】 基板上に形成した半導体素子および電
子回路と、前記半導体素子および前記電子回路上に形成
した絶縁層とを備えた第1の基板と、半導体基板上に形
成した空洞部を備えた第2の半導体基板とで、前記絶縁
層と前記第2の半導体基板とを貼り合わせた半導体装置
であって、 前記半導体素子の形成されている部分を含む前記絶縁層
下に前記空洞部を設けたことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項12】 前記エッチングは前記絶縁層上に形成
された開口部より行うことを特徴とする請求項1及び8
乃至10のうちいずれか1項に記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7239707A JPH0982983A (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | 半導体装置および半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7239707A JPH0982983A (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | 半導体装置および半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0982983A true JPH0982983A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=17048735
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7239707A Pending JPH0982983A (ja) | 1995-09-19 | 1995-09-19 | 半導体装置および半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0982983A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002270856A (ja) * | 2001-03-12 | 2002-09-20 | Kazusuke Maenaka | 集積型マルチセンサ |
| US6670257B1 (en) | 1999-04-09 | 2003-12-30 | Stmicroelectronics S.R.L. | Method for forming horizontal buried channels or cavities in wafers of monocrystalline semiconductor material |
| WO2006049100A1 (ja) * | 2004-11-04 | 2006-05-11 | Omron Corporation | 容量型振動センサ及びその製造方法 |
| JP2010177468A (ja) * | 2009-01-29 | 2010-08-12 | Ricoh Co Ltd | 半導体装置及び半導体装置の製造方法 |
-
1995
- 1995-09-19 JP JP7239707A patent/JPH0982983A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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