JPH098327A - 半導体圧力センサ - Google Patents
半導体圧力センサInfo
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- JPH098327A JPH098327A JP15000095A JP15000095A JPH098327A JP H098327 A JPH098327 A JP H098327A JP 15000095 A JP15000095 A JP 15000095A JP 15000095 A JP15000095 A JP 15000095A JP H098327 A JPH098327 A JP H098327A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体圧力センサを構成する個々の感圧抵抗
体の電気抵抗値の均一性を向上させることによって、半
導体圧力センサの電気的特性を向上させる。 【構成】 感圧抵抗体層1と金属配線層7とを接続する
ために設けられたコンタクトホール3の部分に位置する
感圧抵抗体層1の部分に結晶亜粒界19が含まれないよ
うに形成する。
体の電気抵抗値の均一性を向上させることによって、半
導体圧力センサの電気的特性を向上させる。 【構成】 感圧抵抗体層1と金属配線層7とを接続する
ために設けられたコンタクトホール3の部分に位置する
感圧抵抗体層1の部分に結晶亜粒界19が含まれないよ
うに形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体圧力センサに関
し、特に、感圧抵抗体層を有する半導体圧力センサに関
する。
し、特に、感圧抵抗体層を有する半導体圧力センサに関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体圧力センサのうち、薄膜のシリコ
ン層(以下、「SOI(Silicon On Insulator)層」と
いう。)構造の圧力センサは、高温における圧力測定が
可能な点や、導電性を有する媒質の圧力測定が可能とい
った特徴を有しており、非常に重要な素子となってい
る。
ン層(以下、「SOI(Silicon On Insulator)層」と
いう。)構造の圧力センサは、高温における圧力測定が
可能な点や、導電性を有する媒質の圧力測定が可能とい
った特徴を有しており、非常に重要な素子となってい
る。
【0003】SOI構造の製造方法には種々あるが、低
コストという点で、レーザ再結晶法によるSOIが圧力
センサ用として有望視されている。レーザ再結晶化法で
は、Sugaharaらにより報告されている反射防止膜(AR
F)を用いた方法が大面積で良質のSOIを得ることが
できる。
コストという点で、レーザ再結晶法によるSOIが圧力
センサ用として有望視されている。レーザ再結晶化法で
は、Sugaharaらにより報告されている反射防止膜(AR
F)を用いた方法が大面積で良質のSOIを得ることが
できる。
【0004】ARFを用いたレーザ再結晶化法で得られ
る従来のSOIの典型的な構造を図12に示す。図12
を参照して、(100)主面の単結晶シリコンウェハ1
11を基板とし、その上に下地酸化膜113が厚さ約1
μmで形成されている。下地酸化膜113には、シード
となる孔170が形成されている。酸化膜113上にレ
ーザ照射によるラテラルシーディング法で形成した単結
晶シリコン(SOI)層101aが形成されている。単
結晶シリコン(SOI)層101aの厚さは約0.6μ
mである。SOI層101aには、<100>方向に延
びる結晶亜粒界119が約15μmの間隔で平行に形成
されている。
る従来のSOIの典型的な構造を図12に示す。図12
を参照して、(100)主面の単結晶シリコンウェハ1
11を基板とし、その上に下地酸化膜113が厚さ約1
μmで形成されている。下地酸化膜113には、シード
となる孔170が形成されている。酸化膜113上にレ
ーザ照射によるラテラルシーディング法で形成した単結
晶シリコン(SOI)層101aが形成されている。単
結晶シリコン(SOI)層101aの厚さは約0.6μ
mである。SOI層101aには、<100>方向に延
びる結晶亜粒界119が約15μmの間隔で平行に形成
されている。
【0005】図13は、図12で示したレーザ再結晶化
法によって形成されたSOIに形成した圧力センサの平
面図である。図13を参照して、この従来の圧力センサ
では、平面的にみると、4つの感圧抵抗体101が配置
され、それぞれ金属配線107で結ばれている。感圧抵
抗体101はP型シリコンによって形成され、感圧抵抗
体101の長軸(電流が流れる)方向は<110>に沿
うように形成されている。
法によって形成されたSOIに形成した圧力センサの平
面図である。図13を参照して、この従来の圧力センサ
では、平面的にみると、4つの感圧抵抗体101が配置
され、それぞれ金属配線107で結ばれている。感圧抵
抗体101はP型シリコンによって形成され、感圧抵抗
体101の長軸(電流が流れる)方向は<110>に沿
うように形成されている。
【0006】図14は感圧抵抗体101の1つを拡大し
た平面図である。図14を参照して、感圧抵抗体101
の両端には金属配線107との接続を行なうためのコン
タクト部103が形成されている。また、コンタクト部
103に位置する感圧抵抗体101の表面には高濃度不
純物領域105が形成されている。感圧抵抗体101全
体にわたって、等しい間隔で平行に結晶亜粒界119が
形成されている。
た平面図である。図14を参照して、感圧抵抗体101
の両端には金属配線107との接続を行なうためのコン
タクト部103が形成されている。また、コンタクト部
103に位置する感圧抵抗体101の表面には高濃度不
純物領域105が形成されている。感圧抵抗体101全
体にわたって、等しい間隔で平行に結晶亜粒界119が
形成されている。
【0007】また、前述の従来技術のように感圧抵抗体
101を金属配線107で結合するものとは別に、SO
I層に不純物を高濃度でドープした層を金属配線107
の代わりに用いることもできる。この場合の平面図を図
15に示す。図15を参照して、SOI層に不純物を高
濃度でドープした層180が形成されており、この高濃
度ドープ層180によって感圧抵抗体101が結合され
ている。この図15に示す場合、チップと外部との配線
は、図15に示すように金バンプ185を形成してワイ
ヤリングすることによって行なう。
101を金属配線107で結合するものとは別に、SO
I層に不純物を高濃度でドープした層を金属配線107
の代わりに用いることもできる。この場合の平面図を図
15に示す。図15を参照して、SOI層に不純物を高
濃度でドープした層180が形成されており、この高濃
度ドープ層180によって感圧抵抗体101が結合され
ている。この図15に示す場合、チップと外部との配線
は、図15に示すように金バンプ185を形成してワイ
ヤリングすることによって行なう。
【0008】図16は、金バンプ185の拡大平面図で
ある。図16を参照して、バンプ形成部187よりも1
回り小さくSOIと金属配線との接触部189が形成さ
れている。このSOIと金属配線との接触部189の全
面にわたって、結晶亜粒界119が存在している。
ある。図16を参照して、バンプ形成部187よりも1
回り小さくSOIと金属配線との接触部189が形成さ
れている。このSOIと金属配線との接触部189の全
面にわたって、結晶亜粒界119が存在している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の感圧抵抗体の抵
抗値はばらつきがあり、抵抗値の均一化を図るのが困難
であった。また、感圧抵抗体層間の配線にドープしたS
OI層を用いた場合、チップと外部とを接続するための
金バンプ185における配線とSOIの結合部分におけ
る電気的な導通特性の均一化を図ることが困難であっ
た。
抗値はばらつきがあり、抵抗値の均一化を図るのが困難
であった。また、感圧抵抗体層間の配線にドープしたS
OI層を用いた場合、チップと外部とを接続するための
金バンプ185における配線とSOIの結合部分におけ
る電気的な導通特性の均一化を図ることが困難であっ
た。
【0010】感圧抵抗体の抵抗値のばらつきの原因を調
べたところ、SOI層101aを形成するためのレーザ
再結晶化工程におけるARF(反射防止膜)から窒素が
混入し、これが抵抗値のばらつきを大きくしていること
が判明した。すなわち、混入した窒素はSOI層101
aと下地酸化膜113との界面に濃縮されることによっ
てn型の導電層をSOI層101aと下地酸化膜113
との界面に形成していることが明らかになった。
べたところ、SOI層101aを形成するためのレーザ
再結晶化工程におけるARF(反射防止膜)から窒素が
混入し、これが抵抗値のばらつきを大きくしていること
が判明した。すなわち、混入した窒素はSOI層101
aと下地酸化膜113との界面に濃縮されることによっ
てn型の導電層をSOI層101aと下地酸化膜113
との界面に形成していることが明らかになった。
【0011】図17は、感圧抵抗体の断面図である。図
17を参照して、SOI層からなる感圧抵抗体101と
下地酸化膜113との間に混入した窒素によるn型の導
電層115が形成されている。n型の導電層115は、
感圧抵抗体101がP型であるため、電気的には伝導に
関与しないはずである。しかし、金属配線107と感圧
抵抗体101のコンタクト部103には結晶亜粒界11
9が存在する。このため、結晶亜粒界119を通じて、
配線金属107がn型の導電層115と電気的に接続さ
れる。この効果によって、図17に示す従来の構造で
は、感圧抵抗体の電気的抵抗値のばらつきが大きくなっ
ていた。
17を参照して、SOI層からなる感圧抵抗体101と
下地酸化膜113との間に混入した窒素によるn型の導
電層115が形成されている。n型の導電層115は、
感圧抵抗体101がP型であるため、電気的には伝導に
関与しないはずである。しかし、金属配線107と感圧
抵抗体101のコンタクト部103には結晶亜粒界11
9が存在する。このため、結晶亜粒界119を通じて、
配線金属107がn型の導電層115と電気的に接続さ
れる。この効果によって、図17に示す従来の構造で
は、感圧抵抗体の電気的抵抗値のばらつきが大きくなっ
ていた。
【0012】また、図14に示すように感圧抵抗体10
1のコンタクト部103以外の本体部においても結晶亜
粒界119が存在しているため、この結晶亜粒界119
によって個々の感圧抵抗体101の電気的特性が不均一
となり、その結果、個々の感圧抵抗体101の電気抵抗
値の均一化を図ることが困難であった。すなわち、結晶
亜粒界119にはキャリアトラップが多数存在し、この
トラップが捕獲したキャリアが作るクーロンポテンシャ
ルが電気伝導の障害となり、それにより個々の感圧抵抗
体101の電気的特性がばらつく。
1のコンタクト部103以外の本体部においても結晶亜
粒界119が存在しているため、この結晶亜粒界119
によって個々の感圧抵抗体101の電気的特性が不均一
となり、その結果、個々の感圧抵抗体101の電気抵抗
値の均一化を図ることが困難であった。すなわち、結晶
亜粒界119にはキャリアトラップが多数存在し、この
トラップが捕獲したキャリアが作るクーロンポテンシャ
ルが電気伝導の障害となり、それにより個々の感圧抵抗
体101の電気的特性がばらつく。
【0013】さらに、図16に示したワイヤリングのた
めの金バンプ185が層180の結晶亜粒界と接触する
ことによって、結晶亜粒界が有する電気的特性の不均一
性から、接続部の電気的導伝特性の均一化を阻害する。
めの金バンプ185が層180の結晶亜粒界と接触する
ことによって、結晶亜粒界が有する電気的特性の不均一
性から、接続部の電気的導伝特性の均一化を阻害する。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1における半導体
圧力センサは、感圧抵抗体層と、金属配線層とを備えて
いる。感圧抵抗体層は、その中に結晶亜粒界を含んでお
り、本体部と接続領域とを有する。金属配線層は感圧抵
抗体層に接続されるように形成されている。感圧抵抗体
層と金属配線層との接続領域に位置する感圧抵抗体層の
部分は結晶亜粒界を含まないように形成されている。ま
た好ましくは、感圧抵抗体層は第1導電型の不純物を含
んでおり、感圧抵抗体層の結晶亜粒界が存在する領域に
は、第1導電型の高濃度不純物領域が形成されていても
よい。
圧力センサは、感圧抵抗体層と、金属配線層とを備えて
いる。感圧抵抗体層は、その中に結晶亜粒界を含んでお
り、本体部と接続領域とを有する。金属配線層は感圧抵
抗体層に接続されるように形成されている。感圧抵抗体
層と金属配線層との接続領域に位置する感圧抵抗体層の
部分は結晶亜粒界を含まないように形成されている。ま
た好ましくは、感圧抵抗体層は第1導電型の不純物を含
んでおり、感圧抵抗体層の結晶亜粒界が存在する領域に
は、第1導電型の高濃度不純物領域が形成されていても
よい。
【0015】請求項4における半導体圧力センサは、本
体部と、感圧抵抗体層と、金属配線層とを備えている。
本体部は、所定の方向に電流が流れる。感圧抵抗体層
は、本体部と連続して形成された外部との電気的接続を
行なうための接続部を有する。金属配線層は、感圧抵抗
体層の接続部に接続される。感圧抵抗体層の少なくとも
接続部には、結晶亜粒界が存在しない。感圧抵抗体層の
接続部は、本体部の電流が流れる方向の延長線上に位置
する領域とは異なる領域に形成されている。
体部と、感圧抵抗体層と、金属配線層とを備えている。
本体部は、所定の方向に電流が流れる。感圧抵抗体層
は、本体部と連続して形成された外部との電気的接続を
行なうための接続部を有する。金属配線層は、感圧抵抗
体層の接続部に接続される。感圧抵抗体層の少なくとも
接続部には、結晶亜粒界が存在しない。感圧抵抗体層の
接続部は、本体部の電流が流れる方向の延長線上に位置
する領域とは異なる領域に形成されている。
【0016】請求項5における半導体圧力センサは、感
圧抵抗体層と、半導体層と、金属電極とを備えている。
半導体層は、感圧抵抗体層に接続され、結晶亜粒界を含
む。金属電極は、半導体層の主表面上の所定領域に形成
される。半導体層と金属電極との接続領域に位置する半
導体層の部分は結晶亜粒界を含まない。
圧抵抗体層と、半導体層と、金属電極とを備えている。
半導体層は、感圧抵抗体層に接続され、結晶亜粒界を含
む。金属電極は、半導体層の主表面上の所定領域に形成
される。半導体層と金属電極との接続領域に位置する半
導体層の部分は結晶亜粒界を含まない。
【0017】
【作用】請求項1に係る半導体圧力センサでは、感圧抵
抗体層の接続領域に結晶亜粒界を含まないので、結晶亜
粒界の影響が除去され、個々の感圧抵抗体層の電気的抵
抗値の均一性が向上される。また、結晶亜粒界が存在す
る感圧抵抗体の領域に高濃度不純物領域が形成されるよ
うに構成すれば、結晶亜粒界に十分な電気伝導性が与え
られ、感圧抵抗体に含まれる結晶亜粒界の影響が除去さ
れる。
抗体層の接続領域に結晶亜粒界を含まないので、結晶亜
粒界の影響が除去され、個々の感圧抵抗体層の電気的抵
抗値の均一性が向上される。また、結晶亜粒界が存在す
る感圧抵抗体の領域に高濃度不純物領域が形成されるよ
うに構成すれば、結晶亜粒界に十分な電気伝導性が与え
られ、感圧抵抗体に含まれる結晶亜粒界の影響が除去さ
れる。
【0018】請求項4に係る半導体圧力センサでは、感
圧抵抗体層の接続部が、本体部の電流が流れる方向の延
長線上に位置する領域とは異なる領域に形成されるの
で、結晶亜粒界に平行な方向を有効に利用することがで
き、寸法的な制約が緩和される。
圧抵抗体層の接続部が、本体部の電流が流れる方向の延
長線上に位置する領域とは異なる領域に形成されるの
で、結晶亜粒界に平行な方向を有効に利用することがで
き、寸法的な制約が緩和される。
【0019】請求項5に係る半導体圧力センサでは、感
圧抵抗体層に接続される半導体層と、金属電極との接続
領域に位置する半導体層の部分が結晶亜粒界を含まない
ので、結晶亜粒界の影響が除去され、これにより接続部
における電気的抵抗値の均一性が向上される。
圧抵抗体層に接続される半導体層と、金属電極との接続
領域に位置する半導体層の部分が結晶亜粒界を含まない
ので、結晶亜粒界の影響が除去され、これにより接続部
における電気的抵抗値の均一性が向上される。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の第1実施例による半導体圧力セン
サを示した平面図である。
する。図1は本発明の第1実施例による半導体圧力セン
サを示した平面図である。
【0021】図1を参照して、この第1実施例の半導体
圧力センサでは、感圧抵抗体層1の全面にわたって結晶
亜粒界19が等しい間隔で平行に形成されている。感圧
抵抗体層1の両端には、電気的接続を得るための高濃度
不純物領域5が形成されている。高濃度不純物領域5上
にはコンタクトホール3が結晶亜粒界19を避けるよう
に形成されている。コンタクトホール3において、高濃
度不純物領域に電気的に接続されるように、金属配線層
7が形成されている。
圧力センサでは、感圧抵抗体層1の全面にわたって結晶
亜粒界19が等しい間隔で平行に形成されている。感圧
抵抗体層1の両端には、電気的接続を得るための高濃度
不純物領域5が形成されている。高濃度不純物領域5上
にはコンタクトホール3が結晶亜粒界19を避けるよう
に形成されている。コンタクトホール3において、高濃
度不純物領域に電気的に接続されるように、金属配線層
7が形成されている。
【0022】図2は、図1に示した第1実施例の半導体
圧力センサの900−900に沿った断面図である。図
2を参照して、シリコン基板11の主表面上に下地酸化
膜13が形成されている。下地酸化膜13の主表面の所
定領域には、感圧抵抗体層1が形成されている。感圧抵
抗体層1と下地酸化膜13との界面には、従来と同様、
n型の導電層15が形成されている。感圧抵抗体層1の
両端部分には、電気的に良好な接続を得るために高濃度
不純物領域5が形成されている。高濃度不純物領域5
は、コンタクトホール部3を介して金属配線層7と接続
されている。素子全面を覆うように保護膜90が形成さ
れている。
圧力センサの900−900に沿った断面図である。図
2を参照して、シリコン基板11の主表面上に下地酸化
膜13が形成されている。下地酸化膜13の主表面の所
定領域には、感圧抵抗体層1が形成されている。感圧抵
抗体層1と下地酸化膜13との界面には、従来と同様、
n型の導電層15が形成されている。感圧抵抗体層1の
両端部分には、電気的に良好な接続を得るために高濃度
不純物領域5が形成されている。高濃度不純物領域5
は、コンタクトホール部3を介して金属配線層7と接続
されている。素子全面を覆うように保護膜90が形成さ
れている。
【0023】この第1実施例では、図14および図17
に示した従来の半導体圧力センサと異なり、感圧抵抗体
層1のコンタクト部3において結晶亜粒界19が金属配
線層7に直接接するように存在しないようにコンタクト
部を形成した。これにより、下地酸化膜13と感圧抵抗
体層1との界面にできたn型の導電層15と金属配線層
7とが電気的に接触しなくなる。このため、従来の半導
体圧力センサで問題となっていたn型の導電層15と金
属配線層7との電気的接触が発生せず、それにより、半
導体圧力センサを構成する個々の感圧抵抗体層1の電気
抵抗値の均一性を向上させることができる。
に示した従来の半導体圧力センサと異なり、感圧抵抗体
層1のコンタクト部3において結晶亜粒界19が金属配
線層7に直接接するように存在しないようにコンタクト
部を形成した。これにより、下地酸化膜13と感圧抵抗
体層1との界面にできたn型の導電層15と金属配線層
7とが電気的に接触しなくなる。このため、従来の半導
体圧力センサで問題となっていたn型の導電層15と金
属配線層7との電気的接触が発生せず、それにより、半
導体圧力センサを構成する個々の感圧抵抗体層1の電気
抵抗値の均一性を向上させることができる。
【0024】図3は本発明の第2実施例の半導体圧力セ
ンサを示した平面図である。図3を参照して、第2実施
例の半導体圧力センサは、感圧抵抗体層1の両端に結晶
亜粒界19を避けるように、コンタクトホール3が複数
形成されている。前述の第1実施例の半導体圧力センサ
では、コンタクトホール3は結晶亜粒界19を避けるよ
うに1個形成されていたが、結晶亜粒界19を含まなけ
れば図3に示す第2実施例のようにコンタクトホール3
を複数形成してもよい。
ンサを示した平面図である。図3を参照して、第2実施
例の半導体圧力センサは、感圧抵抗体層1の両端に結晶
亜粒界19を避けるように、コンタクトホール3が複数
形成されている。前述の第1実施例の半導体圧力センサ
では、コンタクトホール3は結晶亜粒界19を避けるよ
うに1個形成されていたが、結晶亜粒界19を含まなけ
れば図3に示す第2実施例のようにコンタクトホール3
を複数形成してもよい。
【0025】図4は本発明の第3実施例による半導体圧
力センサを示した平面図である。図4を参照して、この
第3実施例の半導体圧力センサでは、感圧抵抗体層1の
全体にわたって等間隔に平行に結晶亜粒界19が形成さ
れている。感圧抵抗体層1の両端には結晶亜粒界19を
避けるように、コンタクトホール3が形成されている。
また、金属配線層と良好な電気的結合を得るために、高
濃度不純物領域5が形成されている。さらに、感圧抵抗
体層1の本体部に存在する結晶亜粒界19に沿った領域
に不純物を高濃度でドープした領域23が形成されてい
る。
力センサを示した平面図である。図4を参照して、この
第3実施例の半導体圧力センサでは、感圧抵抗体層1の
全体にわたって等間隔に平行に結晶亜粒界19が形成さ
れている。感圧抵抗体層1の両端には結晶亜粒界19を
避けるように、コンタクトホール3が形成されている。
また、金属配線層と良好な電気的結合を得るために、高
濃度不純物領域5が形成されている。さらに、感圧抵抗
体層1の本体部に存在する結晶亜粒界19に沿った領域
に不純物を高濃度でドープした領域23が形成されてい
る。
【0026】次に、図5は図4の900−900に沿っ
た断面図である。図5を参照して、シリコン基板11の
主表面上に下地酸化膜13が形成されている。下地酸化
膜13の主表面上の所定領域に感圧抵抗体層1が形成さ
れている。下地酸化膜13と感圧抵抗体層1との境界部
分に、n型の導電層15が形成されている。感圧抵抗体
層1の全体にわたって、等間隔で平行に結晶亜粒界19
が形成されている。感圧抵抗体層1の両端には、金属配
線層7との良好な電気伝導性を得るために、高濃度不純
物領域5が形成されている。高濃度不純物領域5は、コ
ンタクトホール3を介して、金属配線層7と電気的に結
合されている。素子の全面を覆うように保護膜90が形
成されている。また、感圧抵抗体層1の本体部に存在す
る結晶亜粒界19を含む所定領域には、高濃度不純物領
域23が形成されている。
た断面図である。図5を参照して、シリコン基板11の
主表面上に下地酸化膜13が形成されている。下地酸化
膜13の主表面上の所定領域に感圧抵抗体層1が形成さ
れている。下地酸化膜13と感圧抵抗体層1との境界部
分に、n型の導電層15が形成されている。感圧抵抗体
層1の全体にわたって、等間隔で平行に結晶亜粒界19
が形成されている。感圧抵抗体層1の両端には、金属配
線層7との良好な電気伝導性を得るために、高濃度不純
物領域5が形成されている。高濃度不純物領域5は、コ
ンタクトホール3を介して、金属配線層7と電気的に結
合されている。素子の全面を覆うように保護膜90が形
成されている。また、感圧抵抗体層1の本体部に存在す
る結晶亜粒界19を含む所定領域には、高濃度不純物領
域23が形成されている。
【0027】感圧抵抗体層1には電流が流れる経路を横
切るように結晶亜粒界19が存在している。この結晶亜
粒界19は、電気伝導性を不均一にするため感圧抵抗体
層1の抵抗値の均一性を阻害する原因となっている。し
たがって、結晶亜粒界19を含む領域に高濃度で不純物
をドープして十分な電気伝導性を得るようにすれば、結
晶亜粒界19の影響を除去することができる。すなわ
ち、結晶亜粒界19の付近に高濃度で不純物をドープし
た領域23を形成することにより、ポテンシャルバリア
(電位障壁)が小さくなり、電気伝導に影響しなくな
る。図5に示した第3実施例では、結晶亜粒界19を含
む一部の領域にのみ高濃度不純物領域23を形成してい
るが、結晶亜粒界19を含むすべての領域について高濃
度不純物領域23を形成してもよい。この高濃度不純物
領域23は、コンタクト部5に高濃度不純物領域5を形
成するときに、同一のマスクを用いて同時に形成するこ
とができる。
切るように結晶亜粒界19が存在している。この結晶亜
粒界19は、電気伝導性を不均一にするため感圧抵抗体
層1の抵抗値の均一性を阻害する原因となっている。し
たがって、結晶亜粒界19を含む領域に高濃度で不純物
をドープして十分な電気伝導性を得るようにすれば、結
晶亜粒界19の影響を除去することができる。すなわ
ち、結晶亜粒界19の付近に高濃度で不純物をドープし
た領域23を形成することにより、ポテンシャルバリア
(電位障壁)が小さくなり、電気伝導に影響しなくな
る。図5に示した第3実施例では、結晶亜粒界19を含
む一部の領域にのみ高濃度不純物領域23を形成してい
るが、結晶亜粒界19を含むすべての領域について高濃
度不純物領域23を形成してもよい。この高濃度不純物
領域23は、コンタクト部5に高濃度不純物領域5を形
成するときに、同一のマスクを用いて同時に形成するこ
とができる。
【0028】図6は本発明の第4実施例による半導体圧
力センサを示した平面図である。図6を参照して、感圧
抵抗体層1の全面にわたって等間隔で平行に結晶亜粒界
19が形成されている。感圧抵抗体層1の両端には、結
晶亜粒界19を避けるように、コンタクトホール3が形
成されている。コンタクトホール3および結晶亜粒界1
9を含むように、高濃度不純物領域25が形成されてい
る。図4および図5で示した第3実施例による半導体圧
力センサではコンタクトホール3を含むように形成され
た高濃度不純物領域5と結晶亜粒界19を含む所定領域
に形成された高濃度不純物領域23とは別個に形成され
ていた。しかし、図6に示される本発明の第4実施例で
は、コンタクトホール3の周辺に形成される高濃度不純
物領域と結晶亜粒界を含む領域に形成される高濃度不純
物領域を連続して形成している。このようにすることに
よって、高濃度不純物領域を形成する際のマスクの複雑
化を防止することができる。
力センサを示した平面図である。図6を参照して、感圧
抵抗体層1の全面にわたって等間隔で平行に結晶亜粒界
19が形成されている。感圧抵抗体層1の両端には、結
晶亜粒界19を避けるように、コンタクトホール3が形
成されている。コンタクトホール3および結晶亜粒界1
9を含むように、高濃度不純物領域25が形成されてい
る。図4および図5で示した第3実施例による半導体圧
力センサではコンタクトホール3を含むように形成され
た高濃度不純物領域5と結晶亜粒界19を含む所定領域
に形成された高濃度不純物領域23とは別個に形成され
ていた。しかし、図6に示される本発明の第4実施例で
は、コンタクトホール3の周辺に形成される高濃度不純
物領域と結晶亜粒界を含む領域に形成される高濃度不純
物領域を連続して形成している。このようにすることに
よって、高濃度不純物領域を形成する際のマスクの複雑
化を防止することができる。
【0029】図7は本発明の第5実施例による半導体圧
力センサを示した平面図である。図7を参照して、感圧
抵抗体層1の全体にわたって、等間隔で平行に結晶亜粒
界19が形成されている。感圧抵抗体層1の両端には、
結晶亜粒界19を避けるように、コンタクトホール3が
形成されている。コンタクトホール3を含むように、良
好な電気伝導を得るために高濃度不純物領域5が形成さ
れている。また、結晶亜粒界19の一部を含むように、
高濃度不純物領域27が形成されている。図4および図
5で示した本発明の第3実施例による半導体圧力センサ
では、結晶亜粒界19の影響を除去するための高濃度不
純物領域23は結晶亜粒界19の延びる方向に沿って形
成されていた。しかし、図7に示す本発明の第5実施例
による半導体圧力センサでは、高濃度不純物領域27は
結晶亜粒界19の一部にかかるように形成されている。
この、高濃度不純物領域27は電流が流れる経路を結晶
亜粒界19に形成するためのものであるので、結晶亜粒
界の一部にかかるように高濃度不純物領域27を形成し
ても図4および図5で示した本発明の第3実施例による
半導体圧力センサと同様な効果が得られる。ただし、高
濃度不純物領域27と結晶亜粒界19が接する領域があ
る程度よりも小さくなると、高濃度不純物領域27によ
る結晶亜粒界19の電気抵抗値の低減効果が少なくな
り、結晶亜粒界19の影響を除去する効果が少なくなっ
てくる。
力センサを示した平面図である。図7を参照して、感圧
抵抗体層1の全体にわたって、等間隔で平行に結晶亜粒
界19が形成されている。感圧抵抗体層1の両端には、
結晶亜粒界19を避けるように、コンタクトホール3が
形成されている。コンタクトホール3を含むように、良
好な電気伝導を得るために高濃度不純物領域5が形成さ
れている。また、結晶亜粒界19の一部を含むように、
高濃度不純物領域27が形成されている。図4および図
5で示した本発明の第3実施例による半導体圧力センサ
では、結晶亜粒界19の影響を除去するための高濃度不
純物領域23は結晶亜粒界19の延びる方向に沿って形
成されていた。しかし、図7に示す本発明の第5実施例
による半導体圧力センサでは、高濃度不純物領域27は
結晶亜粒界19の一部にかかるように形成されている。
この、高濃度不純物領域27は電流が流れる経路を結晶
亜粒界19に形成するためのものであるので、結晶亜粒
界の一部にかかるように高濃度不純物領域27を形成し
ても図4および図5で示した本発明の第3実施例による
半導体圧力センサと同様な効果が得られる。ただし、高
濃度不純物領域27と結晶亜粒界19が接する領域があ
る程度よりも小さくなると、高濃度不純物領域27によ
る結晶亜粒界19の電気抵抗値の低減効果が少なくな
り、結晶亜粒界19の影響を除去する効果が少なくなっ
てくる。
【0030】図8および図9は、本発明の第6実施例を
示した図である。図8は平面図を、図9は断面図を示し
ている。感圧抵抗体層間の配線に金属配線を用いずに、
SOI層に不純物を高濃度でドープした配線を用いたも
のでは、チップと外部とを接続するためのワイヤリング
のためのバンプ部分の電気的特性の不均一性が問題とな
ることがある。すなわち、このワイヤリングのためのバ
ンプがドープされたSOI層からなる配線の結晶亜粒界
と接触すると、結晶亜粒界の有する電気伝導の不均一性
によって半導体圧力センサの動作に障害を与えるおそれ
がある。このため図8および図9に示す第6実施例によ
る半導体圧力センサでは、ワイヤリングのためのバンプ
が結晶亜粒界と接触しないように形成している。図8を
参照して、SOI層に不純物を高濃度でドープした配線
層31の全面にわたって等間隔で平行に結晶亜粒界19
が形成されている。配線層31の主表面の所定領域に
は、バンプ37が形成されている。バンプが形成された
領域37は、結晶亜粒界19を避けるように、SOI層
上の絶縁膜を開口している。また、この開口部に直接金
によるバンプを形成してもよい。
示した図である。図8は平面図を、図9は断面図を示し
ている。感圧抵抗体層間の配線に金属配線を用いずに、
SOI層に不純物を高濃度でドープした配線を用いたも
のでは、チップと外部とを接続するためのワイヤリング
のためのバンプ部分の電気的特性の不均一性が問題とな
ることがある。すなわち、このワイヤリングのためのバ
ンプがドープされたSOI層からなる配線の結晶亜粒界
と接触すると、結晶亜粒界の有する電気伝導の不均一性
によって半導体圧力センサの動作に障害を与えるおそれ
がある。このため図8および図9に示す第6実施例によ
る半導体圧力センサでは、ワイヤリングのためのバンプ
が結晶亜粒界と接触しないように形成している。図8を
参照して、SOI層に不純物を高濃度でドープした配線
層31の全面にわたって等間隔で平行に結晶亜粒界19
が形成されている。配線層31の主表面の所定領域に
は、バンプ37が形成されている。バンプが形成された
領域37は、結晶亜粒界19を避けるように、SOI層
上の絶縁膜を開口している。また、この開口部に直接金
によるバンプを形成してもよい。
【0031】次に、図9を参照して、シリコン基板11
の主表面上に下地酸化膜13が形成されている。下地酸
化膜13の主表面上の所定領域には、SOI層45が形
成されている。SOI層45には全面にわたって、等間
隔で平行に結晶亜粒界19が形成されている。SOI層
45の主表面上の結晶亜粒界19が存在する領域上に
は、層間膜51が形成されている。SOI層45および
層間膜51の所定領域を覆うように、アルミニウムパッ
ド43が形成されている。アルミニウムパッド43の全
面を覆うように、バリアメタル49が形成されている。
バリアメタル49の全面を覆うように、金バンプ47が
形成されている。また、チップの所定領域には、チップ
を保護するための保護膜41が形成されている。このよ
うに構成することで、アルミニウムパッド43を直接結
晶亜粒界19と接触させないため、結晶亜粒界19に起
因する電気的性質の不均一性による影響を除去すること
ができる。ここで、配線層に用いたSOI層では、高濃
度で不純物をドープするため、必ずしも単結晶である必
要はない。そのため、配線層に用いるシリコン層部分で
は、シードを用いない場合が多い。ただし、この場合に
おいてもレーザ再結晶化時には、ARFはチップ全体に
設けるため、ARFの下に結晶粒界が発生する。この結
晶粒界は、SOI層と下地酸化膜界面にできるn型層へ
の電気的接触を引起こす点では結晶亜粒界の場合と同様
である。すなわち、シードを用いない場合でも、ARF
の下にできる結晶粒界が金属層と接触しないように配置
することで、電気的性質の均一性を向上させることがで
きる。
の主表面上に下地酸化膜13が形成されている。下地酸
化膜13の主表面上の所定領域には、SOI層45が形
成されている。SOI層45には全面にわたって、等間
隔で平行に結晶亜粒界19が形成されている。SOI層
45の主表面上の結晶亜粒界19が存在する領域上に
は、層間膜51が形成されている。SOI層45および
層間膜51の所定領域を覆うように、アルミニウムパッ
ド43が形成されている。アルミニウムパッド43の全
面を覆うように、バリアメタル49が形成されている。
バリアメタル49の全面を覆うように、金バンプ47が
形成されている。また、チップの所定領域には、チップ
を保護するための保護膜41が形成されている。このよ
うに構成することで、アルミニウムパッド43を直接結
晶亜粒界19と接触させないため、結晶亜粒界19に起
因する電気的性質の不均一性による影響を除去すること
ができる。ここで、配線層に用いたSOI層では、高濃
度で不純物をドープするため、必ずしも単結晶である必
要はない。そのため、配線層に用いるシリコン層部分で
は、シードを用いない場合が多い。ただし、この場合に
おいてもレーザ再結晶化時には、ARFはチップ全体に
設けるため、ARFの下に結晶粒界が発生する。この結
晶粒界は、SOI層と下地酸化膜界面にできるn型層へ
の電気的接触を引起こす点では結晶亜粒界の場合と同様
である。すなわち、シードを用いない場合でも、ARF
の下にできる結晶粒界が金属層と接触しないように配置
することで、電気的性質の均一性を向上させることがで
きる。
【0032】図10は本発明の第7実施例による半導体
圧力センサを示した平面図である。図10を参照して、
この第7実施例の半導体圧力センサでは、感圧抵抗体層
1は結晶亜粒界19を含んでいない。感圧抵抗体層1の
両端には、コンタクトホール3が形成されている。コン
タクトホール3が位置する感圧抵抗体層1の表面には、
良好な電気導伝性を得るために高濃度不純物領域5が形
成されている。ここで、図中に示された点線19は感圧
抵抗体層1の形成の際のパターニングをする前に結晶亜
粒界のあった位置を示している。感圧抵抗体層1は、結
晶亜粒界19を避けるようにパターニングされているこ
とがわかる。
圧力センサを示した平面図である。図10を参照して、
この第7実施例の半導体圧力センサでは、感圧抵抗体層
1は結晶亜粒界19を含んでいない。感圧抵抗体層1の
両端には、コンタクトホール3が形成されている。コン
タクトホール3が位置する感圧抵抗体層1の表面には、
良好な電気導伝性を得るために高濃度不純物領域5が形
成されている。ここで、図中に示された点線19は感圧
抵抗体層1の形成の際のパターニングをする前に結晶亜
粒界のあった位置を示している。感圧抵抗体層1は、結
晶亜粒界19を避けるようにパターニングされているこ
とがわかる。
【0033】前述のように、結晶亜粒界が感圧抵抗体層
に含まれると、結晶亜粒界の持つ電気伝導の不均一性に
より感圧抵抗体の有する抵抗値の均一性を阻害する。し
たがって、結晶亜粒界が感圧抵抗体に含まれないように
形成すれば、感圧抵抗体の電気的抵抗値の均一性を向上
させることができる。しかし、結晶亜粒界が感圧抵抗体
の電流が流れる経路とコンタクト部に存在しないように
形成する場合、問題となるのは寸法的な制約である。こ
れは、できるだけ低コスト化を図るために、ステッパを
用いず、1:1アライナーでパターン形成を行なう場
合、その寸法精度は5μm程度であることと、結晶亜粒
界の間隔が15μmであることによっている。すなわ
ち、感圧抵抗体の機能から感圧抵抗体の電流が流れる本
体部は結晶方向<110>方向に形成することが必要と
される。このとき、感圧抵抗体の電流が流れる方向の延
長線上に2つのコンタクトホールを形成すると、必ず感
圧抵抗体のいずれの部分かに結晶亜粒界を含んでしま
う。このため、図10に示すように、感圧抵抗体の本体
部1は結晶方向<110>に向けながら、その方向の延
長線上からコンタクトホールの位置をずらすことによっ
て、結晶亜粒界を含まない感圧抵抗体を形成することが
できる。このように構成することにより、n型の導電層
に起因する結晶亜粒界19の影響を受けることなく、か
つ結晶亜粒界19が感圧抵抗部1に存在しないことか
ら、感圧抵抗体の電気的抵抗値の均一性を大きく向上さ
せることができる。
に含まれると、結晶亜粒界の持つ電気伝導の不均一性に
より感圧抵抗体の有する抵抗値の均一性を阻害する。し
たがって、結晶亜粒界が感圧抵抗体に含まれないように
形成すれば、感圧抵抗体の電気的抵抗値の均一性を向上
させることができる。しかし、結晶亜粒界が感圧抵抗体
の電流が流れる経路とコンタクト部に存在しないように
形成する場合、問題となるのは寸法的な制約である。こ
れは、できるだけ低コスト化を図るために、ステッパを
用いず、1:1アライナーでパターン形成を行なう場
合、その寸法精度は5μm程度であることと、結晶亜粒
界の間隔が15μmであることによっている。すなわ
ち、感圧抵抗体の機能から感圧抵抗体の電流が流れる本
体部は結晶方向<110>方向に形成することが必要と
される。このとき、感圧抵抗体の電流が流れる方向の延
長線上に2つのコンタクトホールを形成すると、必ず感
圧抵抗体のいずれの部分かに結晶亜粒界を含んでしま
う。このため、図10に示すように、感圧抵抗体の本体
部1は結晶方向<110>に向けながら、その方向の延
長線上からコンタクトホールの位置をずらすことによっ
て、結晶亜粒界を含まない感圧抵抗体を形成することが
できる。このように構成することにより、n型の導電層
に起因する結晶亜粒界19の影響を受けることなく、か
つ結晶亜粒界19が感圧抵抗部1に存在しないことか
ら、感圧抵抗体の電気的抵抗値の均一性を大きく向上さ
せることができる。
【0034】図11は本発明の第8実施例による半導体
圧力センサを示した平面図である。図11を参照して、
感圧抵抗体層1の両側には、コンタクトホール3が設け
られている。コンタクトホール3の良好な電気的接続を
得るために、高濃度不純物領域5が形成されている。図
中の点線は、感圧抵抗体層1を形成する際のパターニン
グ以前に結晶亜粒界が存在していた位置を示している。
結晶亜粒界19は感圧抵抗体の一部69に存在している
が、この存在位置は高濃度不純物領域5に含まれてい
る。このため、感圧抵抗体の一部に結晶亜粒界19を含
んでいても、結晶亜粒界部に不純物が高濃度でドープさ
れているので、結晶亜粒界19の影響を除去することが
できる。このため、感圧抵抗体の電気的抵抗値の均一性
を向上させることができる。
圧力センサを示した平面図である。図11を参照して、
感圧抵抗体層1の両側には、コンタクトホール3が設け
られている。コンタクトホール3の良好な電気的接続を
得るために、高濃度不純物領域5が形成されている。図
中の点線は、感圧抵抗体層1を形成する際のパターニン
グ以前に結晶亜粒界が存在していた位置を示している。
結晶亜粒界19は感圧抵抗体の一部69に存在している
が、この存在位置は高濃度不純物領域5に含まれてい
る。このため、感圧抵抗体の一部に結晶亜粒界19を含
んでいても、結晶亜粒界部に不純物が高濃度でドープさ
れているので、結晶亜粒界19の影響を除去することが
できる。このため、感圧抵抗体の電気的抵抗値の均一性
を向上させることができる。
【0035】今回開示された実施例はすべての点で例示
であって制限的なものではないと考えられるべきであ
る。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の
範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味およ
び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
であって制限的なものではないと考えられるべきであ
る。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の
範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味およ
び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0036】
【発明の効果】請求項1に記載の半導体圧力センサによ
れば、感圧抵抗体のコンタクト部に結晶亜粒界を含まな
いことによって、電気伝導性の不均一な結晶亜粒界の影
響を除去することができるので、電気的抵抗値の均一性
を向上させることができ、圧力センサの歩留りを向上さ
せることができる。また、結晶亜粒界が存在する感圧抵
抗体に高濃度不純物領域が形成されるように構成するこ
とによって、結晶亜粒界に十分な電気伝導性を与えるこ
とができるので、感圧抵抗体に含まれる結晶亜粒界の影
響が除去されるので、電気的抵抗値の均一性がさらに向
上され、圧力センサの歩留りをさらに向上させることが
できる。
れば、感圧抵抗体のコンタクト部に結晶亜粒界を含まな
いことによって、電気伝導性の不均一な結晶亜粒界の影
響を除去することができるので、電気的抵抗値の均一性
を向上させることができ、圧力センサの歩留りを向上さ
せることができる。また、結晶亜粒界が存在する感圧抵
抗体に高濃度不純物領域が形成されるように構成するこ
とによって、結晶亜粒界に十分な電気伝導性を与えるこ
とができるので、感圧抵抗体に含まれる結晶亜粒界の影
響が除去されるので、電気的抵抗値の均一性がさらに向
上され、圧力センサの歩留りをさらに向上させることが
できる。
【0037】請求項4に記載の半導体圧力センサによれ
ば、感圧抵抗体層の接続部は本体部の電流が流れる方向
の延長線上に位置する領域とは異なる領域に形成される
ことによって、結晶亜粒界に平行な方向を有効に利用す
ることができるので、寸法的な制約を緩和することがで
き、製品の低コスト化を図ることができる。
ば、感圧抵抗体層の接続部は本体部の電流が流れる方向
の延長線上に位置する領域とは異なる領域に形成される
ことによって、結晶亜粒界に平行な方向を有効に利用す
ることができるので、寸法的な制約を緩和することがで
き、製品の低コスト化を図ることができる。
【0038】請求項5に記載の半導体圧力センサによれ
ば、半導体層と金属電極との接続領域に位置する半導体
層の部分は結晶亜粒界を含まないことによって、電気的
特性の不均一な結晶亜粒界の影響を除去することができ
るので、接続部における電気的抵抗値の均一性を向上さ
せることができ、圧力センサの歩留りを向上させること
ができる。
ば、半導体層と金属電極との接続領域に位置する半導体
層の部分は結晶亜粒界を含まないことによって、電気的
特性の不均一な結晶亜粒界の影響を除去することができ
るので、接続部における電気的抵抗値の均一性を向上さ
せることができ、圧力センサの歩留りを向上させること
ができる。
【図1】 本発明の第1実施例による半導体圧力センサ
を示した平面図である。
を示した平面図である。
【図2】 図1に示した第1実施例の半導体圧力センサ
の900−900に沿った断面図である。
の900−900に沿った断面図である。
【図3】 本発明の第2実施例による半導体圧力センサ
を示した平面図である。
を示した平面図である。
【図4】 本発明の第3実施例による半導体圧力センサ
を示した平面図である。
を示した平面図である。
【図5】 図4に示した第3実施例の半導体圧力センサ
の900−900に沿った断面図である。
の900−900に沿った断面図である。
【図6】 本発明の第4実施例による半導体圧力センサ
を示した平面図である。
を示した平面図である。
【図7】 本発明の第5実施例による半導体圧力センサ
を示した平面図である。
を示した平面図である。
【図8】 本発明の第6実施例による半導体圧力センサ
を示した平面図である。
を示した平面図である。
【図9】 本発明の第6実施例による半導体圧力センサ
の断面図である。
の断面図である。
【図10】 本発明の第7実施例による半導体圧力セン
サを示した平面図である。
サを示した平面図である。
【図11】 本発明の第8実施例による半導体圧力セン
サを示した平面図である。
サを示した平面図である。
【図12】 レーザ再結晶化法で形成したSOI構造を
示した斜視図である。
示した斜視図である。
【図13】 従来の金属配線を用いた圧力センサの平面
図である。
図である。
【図14】 従来の感圧抵抗体部を示した平面図であ
る。
る。
【図15】 従来のSOI層を配線に用いた圧力センサ
を示した平面図である。
を示した平面図である。
【図16】 従来のSOI層を配線に用いた圧力センサ
のバンプ部の拡大図である。
のバンプ部の拡大図である。
【図17】 従来の感圧抵抗体部を示した断面図であ
る。
る。
1 感圧抵抗体層、3 コンタクトホール、5 高濃度
不純物領域、7 金属配線、11 シリコン基板、13
下地酸化膜、15 n型の導電層、19 結晶亜粒
界、90 保護膜。
不純物領域、7 金属配線、11 シリコン基板、13
下地酸化膜、15 n型の導電層、19 結晶亜粒
界、90 保護膜。
Claims (5)
- 【請求項1】 その中に結晶亜粒界を含み、かつ本体部
と接続領域とを有する感圧抵抗体層と、 前記接続領域において前記感圧抵抗体層に接続される金
属配線層とを備え、 前記感圧抵抗体層と前記金属配線層との接続領域に位置
する前記感圧抵抗体層の部分は前記結晶亜粒界を含まな
い、半導体圧力センサ。 - 【請求項2】 前記感圧抵抗体層は、第1導電型の不純
物を含んでおり、 前記感圧抵抗体層の前記結晶亜粒界が存在する領域に
は、第1導電型の高濃度不純物領域が形成されている、
請求項1に記載の半導体圧力センサ。 - 【請求項3】 前記接続領域は、前記本体部の電流が流
れる方向の延長線上に位置する領域とは異なる領域に形
成されている、請求項1に記載の半導体圧力センサ。 - 【請求項4】 所定の方向に電流が流れる本体部と、前
記本体部と連続して形成された外部との電気的接続を行
なうための接続部とを有する感圧抵抗体層と、 前記感圧抵抗体層の接続部に接続された金属配線層とを
備え、 前記感圧抵抗体層の少なくとも接続部には結晶亜粒界が
存在せず、 前記感圧抵抗体層の接続部は、前記本体部の電流が流れ
る方向の延長線上に位置する領域とは異なる領域に形成
されている、半導体圧力センサ。 - 【請求項5】 感圧抵抗体層と、 前記感圧抵抗体層に接続される、結晶亜粒界を含む半導
体層と、 前記半導体層の主表面上の所定領域に形成された金属電
極とを備え、 前記半導体層と前記金属電極との接続領域に位置する前
記半導体層の部分は前記結晶亜粒界を含まない、半導体
圧力センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15000095A JPH098327A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 半導体圧力センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15000095A JPH098327A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 半導体圧力センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH098327A true JPH098327A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15487283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15000095A Withdrawn JPH098327A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 半導体圧力センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH098327A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006201041A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Oki Electric Ind Co Ltd | 加速度センサ |
-
1995
- 1995-06-16 JP JP15000095A patent/JPH098327A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006201041A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Oki Electric Ind Co Ltd | 加速度センサ |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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