JPH0984329A - リターダのロータ - Google Patents

リターダのロータ

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Publication number
JPH0984329A
JPH0984329A JP23831395A JP23831395A JPH0984329A JP H0984329 A JPH0984329 A JP H0984329A JP 23831395 A JP23831395 A JP 23831395A JP 23831395 A JP23831395 A JP 23831395A JP H0984329 A JPH0984329 A JP H0984329A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotor
retarder
laminated core
covered
braking torque
Prior art date
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Pending
Application number
JP23831395A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Osada
雅裕 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sawafuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Sawafuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sawafuji Electric Co Ltd filed Critical Sawafuji Electric Co Ltd
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Publication of JPH0984329A publication Critical patent/JPH0984329A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁式リターダを大型化することなく、低速
で充分な制動トルクが得られるようにする。 【解決手段】 N極S極が交互に磁化される磁極と当該
磁極に対向した位置に設けられてなるロータ1とを相対
的に回転させ、当該ロータ1に起電力を発生させて制動
トルクを得る構成のリターダのロータにおいて、上記ロ
ータ1は軸方向に複数個のスロット8が形成された高透
磁率材のコアアセンブリ9を備えると共に、当該スロッ
ト8に導電部材12がそれぞれ挿入され、当該導電部材
12の両端が短絡環13でそれぞれ短絡されてなり、さ
らに当該コアアセンブリ9が高導電率部材で覆われて構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リターダのロー
タ、特にロータ内のコアに起電力を発生する導電部材と
そのスロットを設け、当該コアを高導電率部材で覆う構
造にして低速回転時で最大の制動トルク特性を得るよう
にしたリターダのロータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】渦電流を利用して制動トルクを得る従来
の電磁式リターダは、次のように構成されている。図
5,図6は夫々従来の電磁式リターダの断面図を示して
おり、図6の想像線で描かれた取付け部にステータコア
2が固定されている。当該ステータコア2は複数個の磁
極3を有し、この磁極3に励磁コイル4が巻回され、N
極とS極とが交互に磁化されるようになっている。そし
てこれらの磁極3の外周面に対向する形で渦流円筒5が
設けられ、当該渦流円筒5はシャフト6に固着されてい
る。つまり当該渦流円筒5がロータ1を構成している。
【0003】励磁コイル4に通電すると、ステータコア
2の磁極3が交互にN,S極に磁化され、これらのN,
S極の各磁極3に対向した渦流円筒5の対向面に渦電流
が発生する。当該渦電流と励磁コイル4による磁界との
間で渦流円筒5の回転方向、すなわちロータ1の回転方
向と逆方向の電磁力が生じ、これがロータ1の回転運動
に対してブレーキ作用を及ぼす。すなわち制動トルクが
発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電磁式リターダでは、渦流円筒5が比抵抗の高い鉄で構
成されており、そのためトルク特性の最大点は、図4の
(2)に示されている様に回転数の高い部分にあり、低
回転、すなわち低速での制動トルクが小さい欠点があっ
た。
【0005】この低速で充分な制動トルクを得るために
電磁式リターダを大型化し、低速時に必要な制動トルク
を発生させ、その対処をしていた。本発明は、上記の点
に鑑みなされたものであり、電磁式リターダを大型化す
ることなく、低速で充分な制動トルクが得られるような
特性を有するリターダのロータを提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めに、本発明のリターダのロータはN極S極が交互に磁
化される磁極と当該磁極に対向した位置に設けられてな
るロータとを相対的に回転させ、当該ロータに起電力を
発生させて制動トルクを得る構成のリターダのロータに
おいて、上記ロータは軸方向に複数個のスロットが形成
された高透磁率材の積層コアを備えると共に、当該スロ
ットに導電部材がそれぞれ挿入され、当該導電部材の両
端が短絡環でそれぞれ短絡されてなり、さらに当該積層
コアが高導電率部材で覆われてなることを特徴としてい
る。
【0007】そして上記積層コアが高導電率部材で覆わ
れてなる構造は、当該積層コア全体が上記高導電率部材
で覆われてなる構造であっても、当該積層コア全体の内
上記磁極に対向する内周面が少なくとも欠落し露出した
状態で上記高導電率部材で覆われてなる構造であっても
よい。
【0008】またロータには、その外周面に複数の放熱
フィンが形成され、熱放散のよい構造にすることも可能
である。スイッチ等の投入で磁極が磁化されると、ロー
タの積層コアに設けられたスロット内の導電部材に起電
力が発生し、導電部材に短絡電流が流れる。当該短絡電
流と磁極の磁界との間でロータの回転方向と反対方向の
電磁力が発生し、制動トルクが得られる。導電部材は従
来の電磁式リターダの渦流円筒に比べて抵抗が低いの
で、低速回転においても充分な短絡電流が流れ、大きな
制動トルクが発生する。
【0009】
【発明の実施の態様】図1は本発明に係るリターダのロ
ータの一実施例部分断面図、図2はコアアセンブリを説
明するためのロータの斜視図を示している。
【0010】図1,図2に示されているように、ロータ
1の内部は高透磁率材のコアが積層されてなる積層コ
ア、すなわちコアアセンブリ9を備えている。コアアセ
ンブリ9はその軸方向にスロット8が複数個設けられ、
それぞれのスロット8に例えば、銅やアルミニウム、或
いはその合金などの導電部材12が挿入されていると共
に、これらの導電部材12の両端は短絡環13でそれぞ
れ短絡された構造を有している。この様に構成された高
透磁率材のコアが積層されてなるコアアセンブリ9は、
高導電率部材、例えばアルミニウムやその合金、銅やそ
の合金等の高導電率部材で鋳込まれた構造となってい
る。また、鋳込むことにより導電部材12、短絡環13
を形成してもよい。
【0011】上記コアアセンブリ9の厚さSは、図3に
示されたステータ7の磁極3の長さSと少なくとも同等
に積層されている。当該ステータ7はロータ1の内部に
組み込まれ、図6に示された如く想像線で描かれた取付
け部に固定される。
【0012】図1,図2に示されたロータ1と図3に示
されたステータ7と組み合わせ、励磁コイル4に通電す
ると、ロータ1内のスロット8の導電部材12に起電力
Veが発生する。当該起電力Veでその導電部材12に
短絡電流Isが流れるが、当該短絡電流Isと励磁コイ
ル4による磁界Hφとの間でロータ1の回転方向と逆方
向の電磁力が生じ、これがロータ1の回転運動に対して
ブレーキ作用を及ぼす。
【0013】上記のスロット8の形状は、開放型、半閉
鎖型、閉鎖型のいずれでもよく、当該コアアセンブリ9
に設けられた導電部材12に短絡電流を流し、ジュール
熱を発生させることで、従来と同様の大きさの下で、図
4の(1)に示されている如く、上記従来の電磁式リタ
ーダの制動トルク特性(2)に比べ、その制動トルク特
性の最大点が低回転数側に移動し、低速時における充分
な制動トルクを得ることが実験によって確かめられた。
【0014】本発明の場合、従来の電磁式リターダの場
合と同様に、磁極3の外周面に対向するロータ1の内周
面に発生する渦電流による制動トルクの発生もあるが、
それ以上に図3に示された磁極3からの図2に示された
コアアセンブリ9を通る磁束Φにより発生した、当該磁
束Φを打ち消すように発生する導電部材12の起電力V
eを短絡させることにより生じる上記説明の、いわゆる
発電制動に基づく制動トルクの方が大きく作用し、制動
トルク特性の最大点が低回転数側に移動し、低速時にお
ける充分な制動トルクが得られる。
【0015】コアアセンブリ9が鋳込まれたロータ1の
外周面には、図1図示の如く複数の放熱フィン10が形
成されており、ジュール損によって発生する熱を効率よ
く放散させる構造がとられている。
【0016】なお、上記説明では積層した透磁率の高い
コアでなるコアアセンブリ9を導電率の高い部材で鋳ぐ
るんでロータ1を構成しているが、必ずしもコアアセン
ブリ9を鋳ぐるむことを要するものではなく、たとえば
上記コアアセンブリ9を高導電率部材で覆う構造は、当
該コアアセンブリ9の全体の内上記磁極3に対向する内
周面が少なくとも欠落し露出した状態で上記高導電率部
材で覆うような構造であっても同様の制動トルク特性を
得ることができる。
【0017】またロータ1側を固定し、ステータ7側を
回転する構造にしても同様の結果を得ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、ロ
ータ内の高透磁率材の積層コアに起電力を発生する導電
部材とそのスロットを設け、当該コアを高導電率部材で
覆う構造のロータとすることにより、電磁式リターダを
大型化することなく、低速で充分な制動トルクが得られ
るようになる。
【0019】また、ロータの外周面に複数の放熱フィン
を設けることにより、ロータの温度上昇が抑制され、制
動トルクの発生が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリターダのロータの一実施例部分
断面図である。
【図2】コアアセンブリを説明するためのロータの斜視
図である。
【図3】ステータの一実施例斜視図である。
【図4】本発明と従来との比較制動トルク特性図であ
る。
【図5】従来の電磁式リターダの断面図である。
【図6】従来の電磁式リターダの断面図である。
【符号の説明】
1 ロータ 2 ステータコア 3 磁極 4 励磁コイル 5 渦流円筒 6 シャフト 7 ステータ 8 スロット 9 コアアセンブリ 10 放熱フィン 12 導電部材 13 短絡環

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N極S極が交互に磁化される磁極と当該
    磁極に対向した位置に設けられてなるロータとを相対的
    に回転させ、当該ロータに起電力を発生させて制動トル
    クを得る構成のリターダのロータにおいて、 上記ロータは、 軸方向に複数個のスロットが形成された高透磁率材の積
    層コアを備えると共に、 当該スロットに導電部材がそれぞれ挿入され、 当該導電部材の両端が短絡環でそれぞれ短絡されてな
    り、 さらに当該積層コアが高導電率部材で覆われてなること
    を特徴とするリターダのロータ。
  2. 【請求項2】 上記積層コアが高導電率部材で覆われて
    なる構造は、当該積層コア全体が上記高導電率部材で覆
    われてなる構造であることを特徴とする請求項1記載の
    リターダのロータ。
  3. 【請求項3】 上記積層コアが高導電率部材で覆われて
    なる構造は、当該積層コア全体の内上記磁極に対向する
    内周面が少なくとも欠落し露出した状態で上記高導電率
    部材で覆われてなる構造であることを特徴とする請求項
    1記載のリターダのロータ。
  4. 【請求項4】 上記ロータは、その外周面に複数の放熱
    フィンが形成されていることを特徴とする請求項1記載
    のリターダのロータ。
JP23831395A 1995-09-18 1995-09-18 リターダのロータ Pending JPH0984329A (ja)

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JP23831395A JPH0984329A (ja) 1995-09-18 1995-09-18 リターダのロータ

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JP23831395A JPH0984329A (ja) 1995-09-18 1995-09-18 リターダのロータ

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JPH0984329A true JPH0984329A (ja) 1997-03-28

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ID=17028357

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JP23831395A Pending JPH0984329A (ja) 1995-09-18 1995-09-18 リターダのロータ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1014545A3 (en) * 1998-12-22 2003-03-05 Sawafuji Electric Co., Ltd. Electromagnetic retarder with a built-in exciter

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1014545A3 (en) * 1998-12-22 2003-03-05 Sawafuji Electric Co., Ltd. Electromagnetic retarder with a built-in exciter

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