JPH0984451A - 粉粒状人工培土 - Google Patents

粉粒状人工培土

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JPH0984451A
JPH0984451A JP7243458A JP24345895A JPH0984451A JP H0984451 A JPH0984451 A JP H0984451A JP 7243458 A JP7243458 A JP 7243458A JP 24345895 A JP24345895 A JP 24345895A JP H0984451 A JPH0984451 A JP H0984451A
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JP
Japan
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soil
weight
granular
peat
culture soil
Prior art date
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JP7243458A
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English (en)
Inventor
Masato Takeda
眞人 竹田
Shingo Nakamura
眞吾 中村
Hiroyuki Nishiguchi
浩之 西口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okutama Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Okutama Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 培土の特性を損なうことなく、含水率などの
物理的性質の劣化を起こさず、作物の生育性に優れた粉
粒状人工培土を提供する。 【解決手段】 有害菌又は有害物を含有しない動植物質
土壌改良資材5〜45重量%及び少なくとも沸石を主成
分として含有する鉱物質土壌改良資材55〜95重量%
からなる培土主体99.0〜99.9重量%及び微量の
ホウ素を含む無機質肥料塩類0.1〜1.0重量%から
なるものを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒状人工培土に
関するものである。本発明の粉粒状人工培土は、果菜、
葉菜、根菜などの農作物、園芸作物、花卉、芝等の培土
として、またプランター、露地、庭用として、さらにハ
ウス栽培、トンネル栽培、砂耕栽培などの農家や企業の
業務用として有用である。
【0002】
【従来の技術】人工培土には、原土、有機資材、土壌改
良資材及び肥料を混合、造粒機により粒状化した粒状タ
イプと、原土、有機資材、肥料などを混合し、特に泥炭
等の有機資材を多く用いた粉粒混合タイプの2種類があ
る。
【0003】粒状タイプの人工培土は、原土と造粒後の
2回、熱風で乾燥することにより有害菌の殺菌が行われ
ているが、粉粒混合タイプの人工培土は、混合後には熱
風乾燥殺菌を行うことができないため、バーク堆肥のよ
うな堆きゅう肥や腐葉土等の根こぶ菌のような有害菌や
有害物を含有する動植物質改良資材を用いる場合には、
それぞれ加熱殺菌や消毒等の煩雑な処置をとらざるを得
ないという欠点がある。
【0004】そこで、粉粒状タイプの人工培土に、この
ような処置を要する動植物質改良資材を用いないで加熱
殺菌や消毒等の処置を行わないようにして、手間を省
き、経済性や安全性を優先させた場合には、人工培土の
物理的性質(例えば含水率など)の劣化や微量要素の欠
乏に陥り、そのため育苗が不十分となるなど人工培土本
来の機能が低下するのを免れない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の粉粒状人工培土のもつ欠点を克服し、培土の特性
が損なわれることのなく、含水率などの物理的性質の劣
化を起こさず、作物の生育性に優れた粉粒状人工培土を
提供することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記した
良好な特性を有する粉粒状人工培土を開発するために鋭
意研究を重ねた結果、加熱殺菌や消毒等の煩雑な処置を
行わなくても人工培土原料に用いうる特定の動植物質土
壌改良資材と鉱物質土壌改良資材と肥料塩類との混合物
が、その目的に適合することを見出し、この知見に基づ
いて本発明をなすに至った。
【0007】すなわち、本発明は、有害菌又は有害物を
含有しない動植物質土壌改良資材5〜45重量%及び少
なくとも沸石を主成分として含有する鉱物質土壌改良資
材55〜95重量%からなる培土主体99.0〜99.
9重量%及び微量のホウ素を含む無機質肥料塩類0.1
〜1.0重量%からなることを特徴とする粉粒状人工培
土を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に用いる動植物質土壌改良
資材については、有害菌又は有害物を含有しないもので
あれば特に制限はなく、このようなものとしては、例え
ば泥炭、草炭、炭、ココナッツ繊維、バナナ繊維、これ
らの混合物などが挙げられ、特に保水性、保肥力に優れ
た泥炭が好ましい。この炭としては、例えば木炭、活性
炭などが挙げられる。
【0009】泥炭、草炭は保水性、保肥力に優れてお
り、これについては特に制限はないが、不純物の混入が
少なく、含水率が一定のものが好ましい。また、泥炭は
撥水的性質を示すため、撥水防止効果のある界面活性剤
や高分子吸収剤を少量、例えば泥炭に対し1〜5000
ppm添加するのが好ましい。
【0010】ココナッツ繊維、バナナ繊維は通気性に優
れており、これについては特に制限はないが、嵩比重が
小さく、不純物の混入が少ないものが好ましい。
【0011】また、鉱物質土壌改良資材については、少
なくとも沸石を主成分として含有させる。沸石は、陽イ
オン交換能力が大きく多孔質であるので、保肥力に優
れ、雨水などによる肥料要素の流失を抑制し、保水性と
ともに透水性、通気性を有し、根の生育、根張りに適し
ており、なかでも天然沸石が好ましく用いられる。
【0012】さらに有利には、粒状物と粉状物とを併用
するのが好ましく、特に、天然沸石は粘土分を少量含ん
でおり、この粘土分は粉状物の方に多く含まれるので、
粉状沸石の併用により培土に粘結性を付与しうる。
【0013】鉱物質土壌改良資材は沸石単独からなるも
のの他、沸石を主とし、さらにその他の鉱物質土壌改良
資材を併用することができる。このようなその他の資材
としては、例えばパーライト、バーミキュライト、転炉
滓のようなスラグなどが挙げられ、中でもバーミキュラ
イトが好ましい。
【0014】バーミキュライトは、通気性、透水性に優
れ、根などの地下部生体重の増進効果を有しており、こ
れについては特に制限はないが、嵩比重が小さく、粒度
が揃ったものが好ましい。
【0015】パーライトは通気性に優れており、これに
ついては特に制限はないが、嵩比重が小さく、粒度が揃
い、不純物の混入が少ないものが好ましい。
【0016】本発明の培土主体においては、沸石を50
〜90重量%、中でも70〜90重量%含有させるのが
好ましい。この含有量が50重量%未満では陽イオン交
換容量が低下し、肥料流亡による苗の生育悪化を来す
し、また90重量%を超えると保水性や透水性のバラン
スの悪化をきたす。
【0017】本発明の培土主体においては、さらに泥炭
と、バーミキュライト及びパーライトの一方又は両方と
を配合するのが好ましい。泥炭の配合割合は培土全量に
対して、好ましくは5〜35重量%、より好ましくは5
〜30重量%、中でも10〜20重量%とするのがよ
い。この配合量が5重量%未満では保水性が低下し、p
Hが高くなるし、また35重量%を超えると透水性が低
下し、pHが低くなる。
【0018】また、バーミキュライト及びパーライトの
一方又は両方の配合割合は培土主体全量に対し、1〜2
0重量%、中でも5〜20重量%、特に10〜20重量
%とするのが好ましい。この配合量が1重量%未満では
嵩比重が大きくなり、透水性が低下するし、また20重
量%を超えると嵩比重が軽くなりすぎてしまう。パーラ
イトを配合する場合、その割合は培土全量に対し、0.
5〜15重量%、中でも1〜10重量%とするのが好ま
しい。この割合が0.5重量%未満では透水性が低下す
るし、また15重量%を超えるとpHが高くなる。
【0019】このような好適培土主体の中でも、特に沸
石50〜80重量%、泥炭10〜35重量%、及びバー
ミキュライト10〜20重量%を含有するものが好まし
い。
【0020】また、本発明の培土主体は、動植物質土壌
改良資材10〜40重量%、中でも20〜40重量%
と、鉱物質土壌改良資材60〜90重量%、中でも60
〜80重量%とからなるものが好ましい。動植物質土壌
改良資材が少なすぎると、保水性が悪化するし、また多
すぎると通気性・透水性が悪化し、pHが低くなりすぎ
る傾向がみられる。
【0021】また、本発明に用いる無機質肥料塩類とし
ては、微量のホウ素を含有する無機質塩類、例えばホウ
砂、ホウ酸肥料、熔成ホウ酸肥料などとともに、例えば
窒素、リン、カリウムなどの肥料要素を含む無機質肥料
塩類が用いられる。この無機質肥料塩類としては、例え
ば塩化アンモニウム、尿素、リン酸アンモニウム、塩化
カリ、過リン酸石灰などが挙げられる。
【0022】本発明に用いる無機質肥料塩類の配合割合
は、本発明の培土全量に対し、0.1〜1.0重量%の
範囲で選ばれる。この割合が多すぎるとECが高くな
り、硝酸態窒素が増加すると苗が徒長するなど作物の生
育が低下する傾向がみられる。
【0023】本発明の培土は、無機質肥料塩類中にホウ
素を含有させることにより、作物の生体重の増大を画る
ことができる。ホウ素の含有割合は、本発明の培土全量
に対し、1×10-4〜1×10-2重量%すなわち0.0
01〜0.1g/kgの範囲とするのが好ましい。
【0024】
【発明の効果】本発明の粉粒状人工培土は、培土として
の特性を損なうことなく、含水率などの物理的性質の劣
化を起こさず、育苗時の発芽率を高め、作物の生育性に
優れ、高増収度が得られるという顕著な効果を奏する。
【0025】
【実施例】次に実施例によって本発明をさらに詳細に説
明する。
【0026】実施例1 泥炭30kgに、沸石70kg、リン酸アンモニウム
0.2kg、硝酸マグネシウム0.1kg、硝酸カリ
0.1kg及びホウ砂0.01kgを混合し、粉粒状人
工培土を得た。
【0027】実施例2 泥炭20kgと炭10kgに、沸石60kg、バーミキ
ュライト10kg、リン酸アンモニウム0.2kg、硝
酸マグネシウム0.1kg、硝酸カリ0.1kg及びホ
ウ砂0.01kgを混合し、粉粒状人工培土を得た。
【0028】実施例3 泥炭10kgに、沸石70kg、バーミキュライト20
kg、リン酸アンモニウム0.2kg、硝酸マグネシウ
ム0.1kg及び硝酸カリ0.1kg及びハイボロン
(B‐24号粉状)(商品名、日本フエロー社製)0.
008kgを混合し、粉粒状人工培土を得た。
【0029】実施例4 泥炭35kgと炭5kgに、沸石50kg、バーミキュ
ライト10kg、リン酸アンモニウム0.2kg、硝酸
マグネシウム0.1kg、硝酸カリ0.1kg及びハイ
ボロン(B‐24号粉状)(商品名、日本フエロー社
製)0.05kgを混合し、粉粒状人工培土を得た。
【0030】これらの人工培土、市販粒状培土A及び市
販粉粒状培土Bの特性を測定した結果を表1に示す。
【0031】
【表1】
【0032】注)市販粒状培土A:クレハ園芸培土(商
品名:呉羽化学工業社製) 市販粉粒状培土B:与作VI号(商品名:チッソ旭肥料
社製)
【0033】この結果より、本発明の人工培土は、粉粒
状人工培土でありながら、市販粒状培土Aに近い含水率
を示し、また、市販粉粒状培土Bと同等のかさ比重値を
示した。
【0034】これらの人工培土を128穴のプラグトレ
イ(セル容量29ml)に充填し、はくさい種子128
粒を播種し、21日間ガラス温室内で育成した。それぞ
れの生育度を、この育成後の発芽率を求め、地下部(根
部)及び地上部の生体重を測定することによって調べ
た。これらの結果を表2に示す。
【0035】
【表2】
【0036】この結果より、本発明の粉粒状人工培土で
は、堆肥や腐葉土のような肥料要素を含む動植物質土壌
改良資材を有していないのにもかかわらず、そのような
資材を有している比較例の人工培土と比べて、発芽率に
優れている上に、生育度でははるかに勝り、高増収度が
得られることが分る。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有害菌又は有害物を含有しない動植物質
    土壌改良資材5〜45重量%及び少なくとも沸石を主成
    分として含有する鉱物質土壌改良資材55〜95重量%
    からなる培土主体99.0〜99.9重量%及び微量の
    ホウ素を含む無機質肥料塩類0.1〜1.0重量%から
    なることを特徴とする粉粒状人工培土。
  2. 【請求項2】 動植物質土壌改良資材が泥炭、草炭及び
    炭の中から選ばれた少なくとも1種である請求項1記載
    の粉粒状人工培土。
  3. 【請求項3】 鉱物質土壌改良資材が沸石と、パーライ
    ト、バーミキュライト及びスラグの中から選ばれた少な
    くとも1種とからなる請求項1又は2記載の粉粒状人工
    培土。
  4. 【請求項4】 培土主体が、沸石50〜90重量%、泥
    炭5〜35重量%、及びバーミキュライト及びパーライ
    トの中から選ばれた少なくとも1種1〜20重量%を含
    有する請求項1、2又は3記載の粉粒状人工培土。
  5. 【請求項5】 培土主体が動植物質土壌改良資材10〜
    40重量%と鉱物質土壌改良資材60〜90重量%から
    なる請求項1ないし4のいずれかに記載の粉粒状人工培
    土。
  6. 【請求項6】 ホウ素を1×10-4〜1×10-2重量%
    含有する請求項1ないし5のいずれかに記載の粉粒状人
    工培土。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100387138B1 (ko) * 1999-11-09 2003-06-11 박철 제오라이트를 주 재료로 한 비료의 제조방법
KR20030054116A (ko) * 2001-12-24 2003-07-02 이명희 식물성장 농업용 개량제의 조성물
KR20030054118A (ko) * 2001-12-24 2003-07-02 이명희 쓰레기 매립장의 정화제로 이용되는 토양 개량제의조성물
KR100402827B1 (ko) * 2001-08-22 2003-10-22 주식회사 지엘조경개발 식생매트의 배합토 조성방법과 식생매트 제조방법
KR100415264B1 (ko) * 2001-04-04 2004-01-14 김재용 토양 개량제의 조성물

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100387138B1 (ko) * 1999-11-09 2003-06-11 박철 제오라이트를 주 재료로 한 비료의 제조방법
KR100415264B1 (ko) * 2001-04-04 2004-01-14 김재용 토양 개량제의 조성물
KR100402827B1 (ko) * 2001-08-22 2003-10-22 주식회사 지엘조경개발 식생매트의 배합토 조성방법과 식생매트 제조방법
KR20030054116A (ko) * 2001-12-24 2003-07-02 이명희 식물성장 농업용 개량제의 조성물
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