JPH0984542A - バッターミックス - Google Patents
バッターミックスInfo
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- JPH0984542A JPH0984542A JP8184463A JP18446396A JPH0984542A JP H0984542 A JPH0984542 A JP H0984542A JP 8184463 A JP8184463 A JP 8184463A JP 18446396 A JP18446396 A JP 18446396A JP H0984542 A JPH0984542 A JP H0984542A
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Abstract
ドリング性等の改良されたバッターミックスを提供する
こと。 【解決手段】 融点が40℃以下の油脂または融点が4
0℃以下の油脂と水との乳化物30〜70重量%、タン
パク質、糖類、穀粉、乳化剤の中から選ばれた1種また
は2種以上のもの70〜30重量%からなるバッターミ
ックス。
Description
れるバッターミックスに関する。
ラ等に用いられるもので、食感等を形成する上で重要な
役割を果たしている。例えば、冷凍食品等に用いられて
いるフライ類の場合を例に挙げると、前記粉状のバッタ
ーミックスを、通常、2〜10倍量の水に分散させてバ
ッターミックス液を作製し、この液にイモ類、ホワイト
クリーム、魚介類、鳥肉、豚肉、牛肉等の具材を浸して
バッターミックス液を付着させ、さらにブレッダー粉等
の衣となるものを付着させている。従来、このバッター
ミックスとしては、穀粉を主体に粉体混合したものが多
く、粉状のもののみが供給されている。
ような従来のバッターミックスでは、様々な問題があっ
た。即ち、粉状のバッターミックスを水に分散させた時
には、一部の粉が分散せずに固まりの状態で残るダマの
問題がある。また、粉状のバッターミックスの場合、加
水混合時、その粉が機械に付着して、機械の隙間等に入
り込み清掃が不完全になる。その結果、微生物が繁殖
し、不衛生になりがちであるという問題点が残ってい
る。また、バッターミックス中の初発菌数が多いと、こ
れがバッターミックス液中で増殖し、液の安定性に欠け
ることになる。粉状のバッターミックスの初発菌数を低
く抑えるには、熱風による乾燥や気流殺菌等の熱を用い
た殺菌により行うこともできるが、その熱により風味を
損なうことになり、フライ等に用いた場合には風味の良
いものを作成することはできず、コスト的にも高くつ
く。そこで、従来のバッターミックスは、殺菌していな
い初発菌数の高いものが流通しており、バッターミック
ス液にした時の菌数の増大により液の安定性に欠ける点
で懸念されている。その他にも、粉状のバッターミック
スの場合にはボリュームが大きくハンドリング性が悪い
等の問題もある。また、従来のバッターミックスには小
麦粉に粉末油脂を添加したものもある。このように油脂
を添加したものでは、フライ類に用いた時には小麦粉特
有の生臭みが改善されるとともに、食感等が滑らかにな
り良好な結果が得られる。しかし、油脂を粉末化するた
めにコストがかかり、さらに粉末化された油脂を粉体混
合しなければならず、コスト面に問題があった。
に対する分散性、粉塵の発生、菌数の低下、ハンドリン
グ性等の点で改良されたバッターミックスを提供しよう
とするものである。
うなバッターミックスにより解決される。即ち、本発明
のバッターミックスは、融点が40℃以下の油脂と、タ
ンパク質、糖類、穀粉、乳化剤の中から選ばれた1種ま
たは2種以上のものと、とからなるものである。また、
前記油脂の代わりに、融点が40℃以下の油脂と水とか
らなりO/W型またはO/W/O型、あるいは、W/O
型またはW/O/W型の油脂と水との乳化物を用いるこ
ともできる。この乳化物を用いる場合、乳化物中の含水
率は、20〜80重量%、好ましくは30〜70重量%
である。また、前記油脂や乳化物とその他の配合成分と
の配合比率としては、油脂や乳化物が30〜70重量
%、タンパク質、糖類、穀粉、乳化剤の中から選ばれた
1種または2種以上のものが70〜30重量%の割合に
より混合されたものが好ましい。このように配合された
本発明のバッターミックスは、従来の粉状のバッターミ
ックスとは異なり、ペースト状または半固形状を呈す
る。より好ましい配合としては、前記のような乳化物1
00重量部に対し、穀粉が0.1重量部以上、かつ、タ
ンパク質、糖類、乳化剤の中から選ばれた1種または2
種以上のものが0.1重量部以上である。
好ましい形態としては、油脂を30〜70重量%含有
し、かつ油脂の連続相の中に70〜30重量%のタンパ
ク質、糖類、穀粉、乳化剤等を含有している状態のもの
である。
脂、または油脂と水との乳化物が30重量%未満である
と、フライ等に用いた場合に油脂特有の良い風味がでに
くくなり、また70重量%より多いと、油脂が多すぎて
フライ等がベトベトとした食感となる。また、タンパク
質、糖類、穀粉、乳化剤などが30重量%未満である
と、フライ等に用いた場合に穀粉特有のサックリとした
食感がでにくく、また70重量%より多いと、油脂また
は油脂と水との乳化物と混合しにくくなる。
下の油脂、あるいは前記油脂と水との乳化物と、タンパ
ク質、糖類、穀粉、乳化剤の中から選ばれた1種または
2種以上のものと、からなり、タンパク質、糖類、穀
粉、乳化剤が、前記油脂あるいは乳化物中に油脂に均一
に分散していることから、水に対する分散性が非常によ
く、また、ペースト状、または半固形状であることか
ら、粉塵の発生もなく、ハンドリング性も良好である。
特に、前記油脂や乳化物が、30〜70重量%、タンパ
ク質、糖類、穀粉、乳化剤等が70〜30重量%の割合
により混合されたバッターミックスでは、より効率良く
均一に油脂中にタンパク質、糖類、穀粉、乳化剤等が分
散しており、水に対する溶解性に優れるとともに、ハン
ドリング性もよい。
℃以下の油脂としては、あまに油、桐油、サフラワー
油、かや油、くるみ油、けし油、ひまわり油、綿実油、
なたね油、大豆油、からし油、カポック油、米糠油、ご
ま油、とうもろこし油、落花生油、オリーブ油、つばき
油、茶油、ひまし油、やし油、パーム油、パーム核油、
カカオ脂、シア脂、ボルネオ脂等の植物油脂や、魚油、
鯨油、牛脂、豚脂、羊油等の動物油脂が挙げられ、さら
に、これらの油を原料にエステル交換したものや、硬化
油、分別油を用いることもできる。好ましくは、なたね
油、パーム油、牛脂、豚脂、とうもろこし油、綿実油、
大豆油、サフラワー油、ひまわり油または、これらの油
を原料にエステル交換したものや、硬化油、分別油等を
用いることが望ましい。
な融点40℃以下の油脂と水が混合された乳化状態のも
のであり、乳化の型としてはO/W型、O/W/O型、
W/O型、W/O/W型のいずれでもよく、また、これ
らの乳化の型を組み合わせたものも用いることができ
る。具体的な乳化物としては、O/W型では牛乳やマヨ
ネーズ、W/O型ではマーガリン、バター等が例示でき
る。
カゼイン、カゼインナトリウム、粉状大豆タンパク、繊
維状大豆タンパク、粒状大豆タンパク、粉状コムギタン
パク、バイタルグルテン、粒状コムギタンパク、繊維状
コムギタンパク等が例示でき、これらの2種以上のもの
を組み合わせて用いても良い。
類、オリゴ糖類、多糖類等を挙げることができる。単糖
類としては、グルコース、ガラクトース、フラクトー
ス、キシロース等が例示できる。オリゴ糖類は、前記グ
ルコース、ガラクトース、フラクトース等の単糖類の2
つ以上が結合したものであり、具体的には、マルトー
ス、マルトトリオース、イソマルトース、ショ糖、ラク
トース等が例示でき、2種以上のものを組み合わせて用
いても良い。また、多糖類は、食品業界では、安定剤、
増粘剤として用いられており、前記オリゴ糖類以上に分
子量が大きく、さらに単糖類が多数結合したものであ
り、分子量は1000以上である。なお、多糖類として
は様々な官能基を有するものも用いることができ、官能
基の具体的な例としては、カルボキシル基や硫酸基等が
例示できる。この多糖類の具体的な例としては、キサン
タンガム、アラビアガム、カンテン、カラギーナン、プ
ルラン、デンプン、セルロース、ペクチン等が例示で
き、2種以上のもの組み合わせて用いても良い。
を粉状または粒状に粉砕したものであり、例えば小麦
粉、米粉等を用いることができる。小麦粉としては、一
般的に分類されている強力粉、準強力粉、中力粉、薄力
粉等のいずれでもよく2種以上のものを組み合わせて用
いても良い。また米粉としては、道明寺粉、粳粉、餅粉
等を用いることができ、2種以上のものを組み合わせて
用いても良い。トウモロコシの粉としては、コーングリ
ッツ、コーングルテンミール、コーンジャームミール、
コーングルテンフィード等が例示できる。
のを用いることが可能であり、具体的にはグリセリン脂
肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪
酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、大
豆レシチン、卵黄レシチン等が例示できる。またカゼイ
ンナトリウムのようなタンパク質等も用いることができ
る。
は、殺菌して用いることができ、例えば、加工する時
に、レトルト殺菌、プレート殺菌等の熱処理を施して殺
菌することができる。このように殺菌処理を行うこと
で、バッターミックス中の一般細菌数を100個/g以
下にすることができる。
パウチ、ナイロン、缶等で包装することもできる。
明する。 (実施例1)実施例1としては、融点が24℃のラード
を主成分とする40.0重量%の油脂を品温が約60℃
になるまでに加熱溶解し、さらに30.0重量%の小麦
粉(薄力粉1等粉:タンパク質8.8%、灰分0.35
%、水分13.0%)と、0.5重量%のHLB値11
とHLB値4のショ糖脂肪酸エステルの混合物と、0.
5重量%のキサンタンガムとを、29.0重量%の水に
加えて溶解した水溶液を前記加熱溶解した油脂に混合
し、さらに品温を約60℃に調整しながら約10分間攪
拌してO/W型のペースト状のバッターミックスを作製
した。
3重量%、ペーキングパウダー4.5重量%、乾燥全卵
45.2重量%からなるバッターミックスを比較例1と
して用いた。
トリウム2.5重量%、焼ミョウバン2.5重量%から
なるバッターミックスを比較例2として用いた。
比較例1、2のバッターミックスを、それぞれ4倍量の
水に加えてバッターミックス液を作製し、比較した。
の発生の比較試験)これらの項目についての評価は、目
視で確認した。即ち、水温が5℃、10℃、20℃の水
に対してバッターミックスを加えてケミスターラーで攪
拌し、水に対するバッターミックスの分散性を確認する
とともに、このときの粉塵の発生、および分散後のバッ
ターミックス液中のダマの発生についても目視で確認
し、その結果を表1に示した。
ターミックスは、水への分散時に粉塵の発生はなく、ま
た水に対する分散性も極めて良好で、ダマの発生も無か
ったが、比較例1、2では攪拌時に粉塵が発生し、しか
もバッターミックス液中にダマが発生していた。
数の測定)以下の作製方法に従ってコロッケを作製し、
風味の評価を行った。市販のマッシュポテト(カルビー
株式会社製)に3.5倍量の水を加えてこねてポテトコ
ロッケの中身を作製した。そして、その20gのポテト
コロッケの中身に、小麦粉(薄力粉1等粉)で打ち粉を
し、さらに上記水を加えた実施例1および比較例1、2
のバッターミックス液を約4g付着させた。そしてパン
粉(荒目)約4gを全体に均一に付着させた後、約18
0℃のサラダ油にてフライを約2分間行いポテトコロッ
ケを作製した。このポテトコロッケについて、10人の
パネラーにより、サックリとした食感あるかどうか、粉
臭さがないかどうかの風味について評価を行った。また
バッターミックスを水に溶解する前の一般細菌を測定し
た。これらの結果を表2に示した。尚、表2中の食感お
よび風味に関する数値は、10人のパネラーが10点満
点で採点した平均値である。
感、風味、および水に溶解する前の菌数のいずれの点に
おいても、比較例1及び比較例2より優れていることが
認められた。
脂または油脂と水との乳化物に、タンパク質、糖類、穀
粉、乳化剤等が均一に分散しており、ペースト状、半固
形状であることから、バッタリングマシン等に投入して
バッターミックス液を作製する際に粉塵を発生すること
なく、また、ダマの発生のない均一なバッターミックス
液を短時間で作製することができる。また、バッターミ
ックス作製時に油脂を粉末化する必要もないので、コス
ト的にも安価に製造できる。加えて、このバッターミッ
クスは、ペースト状または半固形状であることから、プ
レート殺菌等の殺菌処理を容易に行うことができ、バッ
ターミックス中に存在する菌数を抑え、かつ、穀粉等に
含まれる酵素を失活させることもでき、粘度変化の少な
い、安定したバッターミックス液を得ることができる。
Claims (9)
- 【請求項1】 融点が40℃以下の油脂と、 タンパク質、糖類、穀粉、乳化剤の中から選ばれた1種
または2種以上のものと、 からなるバッターミックス。 - 【請求項2】 融点が40℃以下の油脂が30〜70重
量%、 タンパク質、糖類、穀粉、乳化剤の中から選ばれた1種
または2種以上のものが70〜30重量%の割合で混合
されたバッターミックス。 - 【請求項3】 融点が40℃以下の油脂と水とからなり
O/W型またはO/W/O型の少なくとも一方である乳
化物と、 タンパク質、糖類、穀粉、乳化剤の中から選ばれた1種
または2種以上のものと、 からなるバッターミックス。 - 【請求項4】 融点が40℃以下の油脂と水とからなり
O/W型またはO/W/O型の少なくとも一方である乳
化物が30〜70重量%、 タンパク質、糖類、穀粉、乳化剤の中から選ばれた1種
または2種以上のものが70〜30重量%の割合により
混合されたバッターミックス。 - 【請求項5】 融点が40℃以下の油脂と水とからなり
W/O型またはW/O/W型の少なくとも一方である乳
化物と、 タンパク質、糖類、穀粉、乳化剤の中から選ばれた1種
または2種以上のものと、 からなるバッターミックス。 - 【請求項6】 融点が40℃以下の油脂と水とからなり
W/O型またはW/O/W型の少なくとも一方である乳
化物が30〜70重量%、 タンパク質、糖類、穀粉、乳化剤の中から選ばれた1種
または2種以上のものが70〜30重量%の割合により
混合されたバッターミックス。 - 【請求項7】 前記乳化物100重量部に対し、穀粉が
0.1重量部以上、かつ、タンパク質、糖類、乳化剤の
中から選ばれた1種または2種以上のものが0.1重量
部以上配合された請求項3〜6のいずれかに記載のバッ
ターミックス。 - 【請求項8】 前記乳化物中の含水率が、30〜70重
量%のものである請求項3〜7のいずれかに記載のバッ
ターミックス。 - 【請求項9】 油脂を30〜70重量%含有し、かつ油
脂の連続相の中に70〜30重量%のタンパク質、糖
類、穀粉、乳化剤の中から選ばれた1種または2種以上
のものを含有するバッターミックス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8184463A JP2914307B2 (ja) | 1995-07-14 | 1996-07-15 | バッターミックス |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-179154 | 1995-07-14 | ||
| JP17915495 | 1995-07-14 | ||
| JP8184463A JP2914307B2 (ja) | 1995-07-14 | 1996-07-15 | バッターミックス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0984542A true JPH0984542A (ja) | 1997-03-31 |
| JP2914307B2 JP2914307B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=26499094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8184463A Expired - Fee Related JP2914307B2 (ja) | 1995-07-14 | 1996-07-15 | バッターミックス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2914307B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002291433A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-08 | Taiyo Kagaku Co Ltd | フライ衣用改質剤 |
| WO2011080931A1 (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-07 | 日清オイリオグループ株式会社 | 全脂大豆粉含有組成物、及びそれを使用した食品 |
-
1996
- 1996-07-15 JP JP8184463A patent/JP2914307B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002291433A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-08 | Taiyo Kagaku Co Ltd | フライ衣用改質剤 |
| WO2011080931A1 (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-07 | 日清オイリオグループ株式会社 | 全脂大豆粉含有組成物、及びそれを使用した食品 |
| JPWO2011080931A1 (ja) * | 2009-12-28 | 2013-05-09 | 日清オイリオグループ株式会社 | 全脂大豆粉含有組成物、及びそれを使用した食品 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2914307B2 (ja) | 1999-06-28 |
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