JPH0984891A - 多段式酸素発生缶 - Google Patents
多段式酸素発生缶Info
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- JPH0984891A JPH0984891A JP26638395A JP26638395A JPH0984891A JP H0984891 A JPH0984891 A JP H0984891A JP 26638395 A JP26638395 A JP 26638395A JP 26638395 A JP26638395 A JP 26638395A JP H0984891 A JPH0984891 A JP H0984891A
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- Japan
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- candle
- oxygen
- core
- body case
- ignition
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 クロレートキャンドル式の酸素発生缶におい
て,必要とする時間だけ酸素を発生させる。 【解決手段】 複数本のキャンドルコアを酸素発生用缶
内に上下方向に設置し,最上段のキャンドルコアの上部
に吸収剤を詰め込んだ酸素通過室を設け,酸素通過室の
上部には,酸素出口を設け,各キャンドルコアの上端に
は,着火剤を装填し,各着火剤には,各リード線の先端
間に接続したコイルヒーターを埋設し,各リード線の後
端を,酸素発生用缶の下部に設けたフィッティングコネ
クタに最上段の後端から最下段の後端にかけて順番に固
定してなる多段式酸素発生缶を本体ケースに挿入すると
同時に,上記フィッティングコネクタを本体ケース内の
下部に設けたコネクタに接続し,このコネクタには,電
源を上記リード線に各リード線の順番に従って着火切替
えするロータリースイッチを電気的に接続する。
て,必要とする時間だけ酸素を発生させる。 【解決手段】 複数本のキャンドルコアを酸素発生用缶
内に上下方向に設置し,最上段のキャンドルコアの上部
に吸収剤を詰め込んだ酸素通過室を設け,酸素通過室の
上部には,酸素出口を設け,各キャンドルコアの上端に
は,着火剤を装填し,各着火剤には,各リード線の先端
間に接続したコイルヒーターを埋設し,各リード線の後
端を,酸素発生用缶の下部に設けたフィッティングコネ
クタに最上段の後端から最下段の後端にかけて順番に固
定してなる多段式酸素発生缶を本体ケースに挿入すると
同時に,上記フィッティングコネクタを本体ケース内の
下部に設けたコネクタに接続し,このコネクタには,電
源を上記リード線に各リード線の順番に従って着火切替
えするロータリースイッチを電気的に接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は,クロレートキャ
ンドル式の多段式酸素発生缶に関するものである。
ンドル式の多段式酸素発生缶に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来のクロレートキャンドル式の酸素
発生缶では,その着火方法に雷管を用いた打撃機構式点
火方法を採用していたから,1本の本体ケースに複数個
のキャンドルコアを収納するのは困難であった。その理
由は,次の通りである。 打撃機構は,キャンドルコア1個につき1機構必要
になり,打撃機構は,かさばるので,本体ケースに複数
個のキャンドルコアを収納すると,本体ケース内のスペ
ースを無駄に消費することになる。 着火剤を吸収剤側に配置すると,打撃機構分吸収剤
容積が減ってしまう。しかも,打撃機構そのものを反応
熱による腐食防止のために,無機耐熱被覆をしなければ
ならず,コストがかさみ,非現実的である。 キャンドルコア間に配置される打撃機構の駆動装置
を非常に複雑にしなければならず,コストがかさみ,非
現実的である。
発生缶では,その着火方法に雷管を用いた打撃機構式点
火方法を採用していたから,1本の本体ケースに複数個
のキャンドルコアを収納するのは困難であった。その理
由は,次の通りである。 打撃機構は,キャンドルコア1個につき1機構必要
になり,打撃機構は,かさばるので,本体ケースに複数
個のキャンドルコアを収納すると,本体ケース内のスペ
ースを無駄に消費することになる。 着火剤を吸収剤側に配置すると,打撃機構分吸収剤
容積が減ってしまう。しかも,打撃機構そのものを反応
熱による腐食防止のために,無機耐熱被覆をしなければ
ならず,コストがかさみ,非現実的である。 キャンドルコア間に配置される打撃機構の駆動装置
を非常に複雑にしなければならず,コストがかさみ,非
現実的である。
【0003】 そこで,従来のクロレートキャンドル式
の酸素発生缶は,1本の本体ケースに1個の長いキャン
ドルコアを収納し,1つの打撃機構で着火するように製
作されていた。そのために,使用1回限りの使い捨て
で,使用した時間が短くても,化学反応のため,酸素発
生を途中で停止させることは不可能であった。
の酸素発生缶は,1本の本体ケースに1個の長いキャン
ドルコアを収納し,1つの打撃機構で着火するように製
作されていた。そのために,使用1回限りの使い捨て
で,使用した時間が短くても,化学反応のため,酸素発
生を途中で停止させることは不可能であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 上記従来のクロレー
トキャンドル式の酸素発生缶は,使用した時間が短い
と,残りの酸素は使用せずに捨てるだけで不経済であっ
た。そのため,必要とする時間だけ酸素を発生させる酸
素発生器が要望されていた。
トキャンドル式の酸素発生缶は,使用した時間が短い
と,残りの酸素は使用せずに捨てるだけで不経済であっ
た。そのため,必要とする時間だけ酸素を発生させる酸
素発生器が要望されていた。
【0005】 本発明は,上記従来の打撃機構式点火方
法に換えて電気着火方式を採用することで,上記の要望
に応えようとするものである。この電気着火方式には, コンパクト,即ちリード線と着火剤内に埋め込める
ヒーターのみなので,本体ケースに挿入される缶体の中
に容易に複数個のキャンドルコアを収納できる。 腐食防止がリード線のみでよい。という利点があ
る。しかしながら,電気着火方式のコンパクト性を利用
して,キャンドルコアを多段式に積み重ねた場合,新た
に,(1) 反応しているキャンドルコアに隣接する別のキ
ャンドルコアが反応熱により加熱され,勝手に反応を開
始してしまう。(2)本体ケースに設けた樹脂性コネクタ
が反応熱により焼損する。という問題点が発生してしま
う。以上の問題点を解決するために,本発明者らは,各
キャンドルコアの上端端面に着火剤を配置し,かつ上段
から下段という順番で順次着火することを見い出したの
である。
法に換えて電気着火方式を採用することで,上記の要望
に応えようとするものである。この電気着火方式には, コンパクト,即ちリード線と着火剤内に埋め込める
ヒーターのみなので,本体ケースに挿入される缶体の中
に容易に複数個のキャンドルコアを収納できる。 腐食防止がリード線のみでよい。という利点があ
る。しかしながら,電気着火方式のコンパクト性を利用
して,キャンドルコアを多段式に積み重ねた場合,新た
に,(1) 反応しているキャンドルコアに隣接する別のキ
ャンドルコアが反応熱により加熱され,勝手に反応を開
始してしまう。(2)本体ケースに設けた樹脂性コネクタ
が反応熱により焼損する。という問題点が発生してしま
う。以上の問題点を解決するために,本発明者らは,各
キャンドルコアの上端端面に着火剤を配置し,かつ上段
から下段という順番で順次着火することを見い出したの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】 複数個のキャンドルコ
アを酸素発生用缶内に上下方向に設置し,各キャンドル
コアの下端を断熱性を有するコアディスクで受け止め,
各キャンドルコアの周側面を断熱性と通気性を有する断
熱スリーブで被い,各キャンドルコアの上面を断熱性を
有するインナーディスクで被い,各インナーディスクの
上面から各スリーブの肉厚内の下方部にかけてイグニッ
ションキャップを嵌め,最上段のキャンドルコアの上部
を断熱性と通気性を有するコアディスクで被い,このコ
アディスクの上部には,不純ガスを吸収する吸収剤を詰
め込んだ酸素通過室を設け,この酸素通過室の上部に
は,酸素出口を設け,各キャンドルコアの上端端面に
は,着火剤を装填し,各着火剤の内部には,各リード線
の先端間に接続したコイルヒーターを埋設し,各リード
線の後端は,酸素発生用缶の下端側に設けたフィッティ
ングコネクタに最上段側の後端から最下段側の後端にか
けて順番に並ぶように固定し,酸素発生用缶の下端に
は,平キャップを固定してなる多段式酸素発生缶を,蓋
体付きで携帯可能な本体ケースの内部に挿入すると同時
に,上記本体ケース内の下部に設けたコネクタに上記フ
ィッティングコネクタを各リード線の後端の順番に従っ
て電気的に接続し,上記コネクタには,上記本体ケース
の下端側外側面に設けたロータリースイッチであって,
上記本体ケースの下部に内蔵したバッテリーからの電源
を上記各リード線にそれらの後端の順番に従って着火切
替え操作をするロータリースイッチを電気的に接続す
る。
アを酸素発生用缶内に上下方向に設置し,各キャンドル
コアの下端を断熱性を有するコアディスクで受け止め,
各キャンドルコアの周側面を断熱性と通気性を有する断
熱スリーブで被い,各キャンドルコアの上面を断熱性を
有するインナーディスクで被い,各インナーディスクの
上面から各スリーブの肉厚内の下方部にかけてイグニッ
ションキャップを嵌め,最上段のキャンドルコアの上部
を断熱性と通気性を有するコアディスクで被い,このコ
アディスクの上部には,不純ガスを吸収する吸収剤を詰
め込んだ酸素通過室を設け,この酸素通過室の上部に
は,酸素出口を設け,各キャンドルコアの上端端面に
は,着火剤を装填し,各着火剤の内部には,各リード線
の先端間に接続したコイルヒーターを埋設し,各リード
線の後端は,酸素発生用缶の下端側に設けたフィッティ
ングコネクタに最上段側の後端から最下段側の後端にか
けて順番に並ぶように固定し,酸素発生用缶の下端に
は,平キャップを固定してなる多段式酸素発生缶を,蓋
体付きで携帯可能な本体ケースの内部に挿入すると同時
に,上記本体ケース内の下部に設けたコネクタに上記フ
ィッティングコネクタを各リード線の後端の順番に従っ
て電気的に接続し,上記コネクタには,上記本体ケース
の下端側外側面に設けたロータリースイッチであって,
上記本体ケースの下部に内蔵したバッテリーからの電源
を上記各リード線にそれらの後端の順番に従って着火切
替え操作をするロータリースイッチを電気的に接続す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】 複数本のキャンドルコアを酸素
発生用缶の下側から上側にかけて設置し,各キャンドル
コアの下端を断熱性を有するコアディスクで受け止め,
各キャンドルコアの周側面を断熱性と通気性を有する断
熱スリーブで被い,各キャンドルコアの上面を断熱性を
有するインナーディスクで被い,各インナーディスクの
上面から各断熱スリーブの肉厚内の下方部にかけてイグ
ニッションキャップを嵌め,最上段のキャンドルコアの
上部を断熱性と通気性を有するコアディスクで被い,こ
のコアディスクの上部には,不純ガスを吸収する吸収剤
を詰め込んだ酸素通過室を設け,この酸素通過室の上部
には,酸素出口を設け,各キャンドルコアの上端端面に
は,着火剤を装填し,各着火剤の内部には,各リード線
の先端間に接続したコイルヒーターを埋設し,各リード
線の後端は,酸素発生用缶の下端側に設けたフィッティ
ングコネクタに最上段側の後端から最下段側の後端にか
けて順番に並ぶように固定し,酸素発生用缶の下端に
は,平キャップを固定することにより,多段式酸素発生
缶を組立てる。
発生用缶の下側から上側にかけて設置し,各キャンドル
コアの下端を断熱性を有するコアディスクで受け止め,
各キャンドルコアの周側面を断熱性と通気性を有する断
熱スリーブで被い,各キャンドルコアの上面を断熱性を
有するインナーディスクで被い,各インナーディスクの
上面から各断熱スリーブの肉厚内の下方部にかけてイグ
ニッションキャップを嵌め,最上段のキャンドルコアの
上部を断熱性と通気性を有するコアディスクで被い,こ
のコアディスクの上部には,不純ガスを吸収する吸収剤
を詰め込んだ酸素通過室を設け,この酸素通過室の上部
には,酸素出口を設け,各キャンドルコアの上端端面に
は,着火剤を装填し,各着火剤の内部には,各リード線
の先端間に接続したコイルヒーターを埋設し,各リード
線の後端は,酸素発生用缶の下端側に設けたフィッティ
ングコネクタに最上段側の後端から最下段側の後端にか
けて順番に並ぶように固定し,酸素発生用缶の下端に
は,平キャップを固定することにより,多段式酸素発生
缶を組立てる。
【0008】 上記多段式酸素発生缶を,蓋体付きで携
帯可能な本体ケースの内部に挿入すると同時に,上記本
体ケース内の下部に設けたコネクタに上記フィッティン
グコネクタを各リード線の後端の順番に従って電気的に
接続し,上記丸型コネクタには,上記本体ケースの下端
側外側面に設けたロータリースイッチであって,上記本
体ケースの下部に内蔵したバッテリーからの電源を上記
各リード線にそれらの後端の順番に従って着火切替え操
作をするロータリースイッチを電気的に接続する。
帯可能な本体ケースの内部に挿入すると同時に,上記本
体ケース内の下部に設けたコネクタに上記フィッティン
グコネクタを各リード線の後端の順番に従って電気的に
接続し,上記丸型コネクタには,上記本体ケースの下端
側外側面に設けたロータリースイッチであって,上記本
体ケースの下部に内蔵したバッテリーからの電源を上記
各リード線にそれらの後端の順番に従って着火切替え操
作をするロータリースイッチを電気的に接続する。
【0009】 酸素吸入の必要が生じた場合は,本体ケ
ースから蓋体を取り外し,酸素出口にホースを介して呼
吸マスクを連結する。次いで,ロータリースイッチを最
上段のキャンドルコアに通電する目盛位置へ回す。する
と,最上段のキャンドルコアの着火剤に埋設されている
コイルヒーターに通電し,同ヒーターが高熱を発して,
着火剤を点火する。この点火により最上段のキャンドル
コアが酸素発生の反応を開始し,その反応がキャンドル
コアの下端に向けて徐々に進行する。この過程で発生し
た酸素は,イグニッションキャップより下側から断熱ス
リーブ内を上方に向かって通過し,さらに最上段のコア
ディスクの上部を被うコアディスクを通過して,吸収剤
が詰め込まれている酸素通過室内に流入し,そこで不純
ガスを吸収され,清浄化された酸素が酸素出口から出
て,前記ホースを通過し,呼吸マスク内へ供給される。
この状態で,呼吸マスクを,酸素吸入を必要とする人の
鼻及び口に押し当てることにより,酸素の吸入が行われ
る。
ースから蓋体を取り外し,酸素出口にホースを介して呼
吸マスクを連結する。次いで,ロータリースイッチを最
上段のキャンドルコアに通電する目盛位置へ回す。する
と,最上段のキャンドルコアの着火剤に埋設されている
コイルヒーターに通電し,同ヒーターが高熱を発して,
着火剤を点火する。この点火により最上段のキャンドル
コアが酸素発生の反応を開始し,その反応がキャンドル
コアの下端に向けて徐々に進行する。この過程で発生し
た酸素は,イグニッションキャップより下側から断熱ス
リーブ内を上方に向かって通過し,さらに最上段のコア
ディスクの上部を被うコアディスクを通過して,吸収剤
が詰め込まれている酸素通過室内に流入し,そこで不純
ガスを吸収され,清浄化された酸素が酸素出口から出
て,前記ホースを通過し,呼吸マスク内へ供給される。
この状態で,呼吸マスクを,酸素吸入を必要とする人の
鼻及び口に押し当てることにより,酸素の吸入が行われ
る。
【0010】 最上段のキャンドルコアの反応時に発せ
られる熱は,同キャンドルコアの下端を受け止めている
コアディスクにより,次段のキャンドルコアに伝わるの
を遮断されるので,次段のキャンドルコアの着火剤を点
火することは防止される。
られる熱は,同キャンドルコアの下端を受け止めている
コアディスクにより,次段のキャンドルコアに伝わるの
を遮断されるので,次段のキャンドルコアの着火剤を点
火することは防止される。
【0011】 最上段のキャンドルコアだけでは,酸素
量が足りない場合には,ロータリースイッチを次段のキ
ャンドルコアに通電する目盛位置へ回して,次段のキャ
ンドルコアに埋設されているコイルヒーターに通電し,
同ヒーターが高熱を発して,着火剤を点火する。この点
火により,次段のキャンドルコアが,最上段のキャンド
ルコアの場合と同様に酸素発生の反応を開始する。この
酸素を,イグニッションキャップの下側からスリーブ内
を上方へ通過させ,次いで,最上段のキャンドルコアの
断熱スリーブ内,最上段のキャンドルコアの上部を被う
コアディスク,吸収剤が詰め込まれている酸素通過室,
酸素出口,ホースの順に通過させて,呼吸マスク内へ供
給する。
量が足りない場合には,ロータリースイッチを次段のキ
ャンドルコアに通電する目盛位置へ回して,次段のキャ
ンドルコアに埋設されているコイルヒーターに通電し,
同ヒーターが高熱を発して,着火剤を点火する。この点
火により,次段のキャンドルコアが,最上段のキャンド
ルコアの場合と同様に酸素発生の反応を開始する。この
酸素を,イグニッションキャップの下側からスリーブ内
を上方へ通過させ,次いで,最上段のキャンドルコアの
断熱スリーブ内,最上段のキャンドルコアの上部を被う
コアディスク,吸収剤が詰め込まれている酸素通過室,
酸素出口,ホースの順に通過させて,呼吸マスク内へ供
給する。
【0012】 次段のキャンドルコアでも酸素量が足り
ない場合には,ロータリースイッチを最上段のキャンド
ルコアから数えて3段目のキャンドルコアに通電する目
盛位置に回し,3段目のキャンドルコアの着火剤を点火
して,酸素を発生させ,この酸素を最上段及び次段のキ
ャンドルコアの場合と同様に通過させて,呼吸マスク内
へ供給するというようにして,順次下の段のキャンドル
コアに酸素を発生させる。
ない場合には,ロータリースイッチを最上段のキャンド
ルコアから数えて3段目のキャンドルコアに通電する目
盛位置に回し,3段目のキャンドルコアの着火剤を点火
して,酸素を発生させ,この酸素を最上段及び次段のキ
ャンドルコアの場合と同様に通過させて,呼吸マスク内
へ供給するというようにして,順次下の段のキャンドル
コアに酸素を発生させる。
【0013】 最上段のキャンドルコアのみで酸素量が
足りた場合には,酸素出口からホースを取外して,酸素
出口を密封することにより保管すれば,残りのキャンド
ルコアは別の機会に分けて使え,無駄な酸素を使用する
ことがなくなり,経済的である。
足りた場合には,酸素出口からホースを取外して,酸素
出口を密封することにより保管すれば,残りのキャンド
ルコアは別の機会に分けて使え,無駄な酸素を使用する
ことがなくなり,経済的である。
【0014】
【実施例】 以下図面にもとづいて,本発明の実施例
を,3個のキャンドルコアを使用する場合について説明
すると,図1において,1は酸素発生用缶で,これは,
ステンレスで成形した缶体2と,3個のキャンドルコア
を含むキャンドルコア組立体をくるみ,かつそれを缶体
2の内面に入れやすくする真鍮製のシールド3と,缶体
2の外周を取り巻き,かつキャンドルコアの反応時の発
熱を吸収する石こう筒4と,石こう筒4の外周面に接着
した紙筒5とからなる。
を,3個のキャンドルコアを使用する場合について説明
すると,図1において,1は酸素発生用缶で,これは,
ステンレスで成形した缶体2と,3個のキャンドルコア
を含むキャンドルコア組立体をくるみ,かつそれを缶体
2の内面に入れやすくする真鍮製のシールド3と,缶体
2の外周を取り巻き,かつキャンドルコアの反応時の発
熱を吸収する石こう筒4と,石こう筒4の外周面に接着
した紙筒5とからなる。
【0015】 6A,6B,6Cは,酸素発生缶1内で
上,中,下の3段に設置したキャンドルコア,7A,7
B,7Cは,各キャンドルコア6A,6B,6Cの外周
面とシールド3との間に介在させた断熱スリーブで,断
熱性と通気性を有するセラミックファイバーで成形した
もの,又はガラス繊維で成形したものを使用する。8は
第1キャンドルコア6Aの下面と断熱スリーブ7Aの下
面を受け止める断熱性のコアディスクで,第1キャンド
ルコア6Aの反応熱を遮断し,第2キャンドルコア6B
が加熱され反応を開始してしまうことを防止する。9は
第2キャンドルコア6Bの下面と断熱スリーブ7Bの下
面を受け止める断熱性のコアディスクで,第2キャンド
ルコア6Bの反応熱を遮断し,第3キャンドルコア6C
の反応開始を防止する。10は第3キャンドルコア6C
の下面を受け止める断熱性のコアディスク,11は断熱
スリーブ7Cの下面を受け止める断熱性のコアディスク
で,このコアディスク10,11はキャンドルコア6C
からの熱が後記フィッティングコネクタへ伝わるのを防
止する。
上,中,下の3段に設置したキャンドルコア,7A,7
B,7Cは,各キャンドルコア6A,6B,6Cの外周
面とシールド3との間に介在させた断熱スリーブで,断
熱性と通気性を有するセラミックファイバーで成形した
もの,又はガラス繊維で成形したものを使用する。8は
第1キャンドルコア6Aの下面と断熱スリーブ7Aの下
面を受け止める断熱性のコアディスクで,第1キャンド
ルコア6Aの反応熱を遮断し,第2キャンドルコア6B
が加熱され反応を開始してしまうことを防止する。9は
第2キャンドルコア6Bの下面と断熱スリーブ7Bの下
面を受け止める断熱性のコアディスクで,第2キャンド
ルコア6Bの反応熱を遮断し,第3キャンドルコア6C
の反応開始を防止する。10は第3キャンドルコア6C
の下面を受け止める断熱性のコアディスク,11は断熱
スリーブ7Cの下面を受け止める断熱性のコアディスク
で,このコアディスク10,11はキャンドルコア6C
からの熱が後記フィッティングコネクタへ伝わるのを防
止する。
【0016】 12は第1キャンドルコア6Aの上部を
被う断熱性のコアディスクで,断熱性と通気性を有する
セラミック,又はガラス繊維で成形し,第1キャンドル
コア6Aの反応熱の遮断と,酸素の通過と,落下・衝撃
時のクッション材の役目を果たしている。
被う断熱性のコアディスクで,断熱性と通気性を有する
セラミック,又はガラス繊維で成形し,第1キャンドル
コア6Aの反応熱の遮断と,酸素の通過と,落下・衝撃
時のクッション材の役目を果たしている。
【0017】 13A,13B,13Cは,各キャンド
ルコア6A,6B,6Cの上端面に設けられた窪みに装
填した着火剤,14A,14B,14Cは,各キャンド
ルコア6A,6B,6Cの上端面を被うインナーディス
クで,各着火剤13A,13B,13Cの保持材及び断
熱材として作用し,各着火剤13A,13B,13Cの
運搬時の振動・衝撃による飛散を防止し,反応時には,
溶融した各着火剤13A,13B,13Cの熱が各イン
ナーディスク14A,14B,14Cと,各断熱スリー
ブ7A,7B,7Cと,各コアディスク8,9,10及
び11とで囲まれた部分から漏れないように遮断し,各
キャンドルコア6A,6B,6Cの着火に必要な熱エネ
ルギーを確保する。
ルコア6A,6B,6Cの上端面に設けられた窪みに装
填した着火剤,14A,14B,14Cは,各キャンド
ルコア6A,6B,6Cの上端面を被うインナーディス
クで,各着火剤13A,13B,13Cの保持材及び断
熱材として作用し,各着火剤13A,13B,13Cの
運搬時の振動・衝撃による飛散を防止し,反応時には,
溶融した各着火剤13A,13B,13Cの熱が各イン
ナーディスク14A,14B,14Cと,各断熱スリー
ブ7A,7B,7Cと,各コアディスク8,9,10及
び11とで囲まれた部分から漏れないように遮断し,各
キャンドルコア6A,6B,6Cの着火に必要な熱エネ
ルギーを確保する。
【0018】 15A,15B,15Cは,各インナー
ディスク14A,14B,14Cの上面から各断熱スリ
ーブ7A,7B,7Cの肉厚内の下方部にかけてそれぞ
れ嵌めたイグニッションキャップで,各キャンドルコア
の保持,後記コイルヒーター用リード線の固定及び発生
した酸素の流れ方向を制御する。特に,酸素の流れ方向
は各キャンドルコア6A,6B,6Cの反応の継続のた
め重要である。酸素が各キャンドルコア6A,6B,6
Cの未反応部を予備加熱し,反応をスムーズにする。
ディスク14A,14B,14Cの上面から各断熱スリ
ーブ7A,7B,7Cの肉厚内の下方部にかけてそれぞ
れ嵌めたイグニッションキャップで,各キャンドルコア
の保持,後記コイルヒーター用リード線の固定及び発生
した酸素の流れ方向を制御する。特に,酸素の流れ方向
は各キャンドルコア6A,6B,6Cの反応の継続のた
め重要である。酸素が各キャンドルコア6A,6B,6
Cの未反応部を予備加熱し,反応をスムーズにする。
【0019】 16A,16B,16Cは,各着火剤1
3A,13B,13Cに埋設し,かつ各イグニッション
キャップ15A,15B,15Cの中心部を通って各着
火剤13A,13B,13C内へ挿入した各コイルヒー
ター用リード線17,18,19の先端間に溶接したコ
イルヒーターで,タングステン,又は耐腐食性貴金属,
例えば,プラチナ,金,パラジウムなどの被覆を施した
タングステン線をコイル状に成形したものである。本実
施例では,φ90μmのPtメッキ・タングステン線を
使用した。各コイルヒーター用リード線17,18,1
9は,耐腐食性を必要とするので,その材料には,ステ
ンレス製で無機材質を塗布した後に焼き付けて,耐熱被
覆を形成し絶縁性をもたせたものを使用し,その2本ず
つを並べて固定し,これらの先端間にコイルヒーター1
6A,16B,16Cをそれぞれ溶接してある。
3A,13B,13Cに埋設し,かつ各イグニッション
キャップ15A,15B,15Cの中心部を通って各着
火剤13A,13B,13C内へ挿入した各コイルヒー
ター用リード線17,18,19の先端間に溶接したコ
イルヒーターで,タングステン,又は耐腐食性貴金属,
例えば,プラチナ,金,パラジウムなどの被覆を施した
タングステン線をコイル状に成形したものである。本実
施例では,φ90μmのPtメッキ・タングステン線を
使用した。各コイルヒーター用リード線17,18,1
9は,耐腐食性を必要とするので,その材料には,ステ
ンレス製で無機材質を塗布した後に焼き付けて,耐熱被
覆を形成し絶縁性をもたせたものを使用し,その2本ず
つを並べて固定し,これらの先端間にコイルヒーター1
6A,16B,16Cをそれぞれ溶接してある。
【0020】 20はフィッティングコネクタで,その
上端部を,コアディスク10の下面を被うとともに,コ
アディスク11の肉厚内に差し込んであるキャップ21
の中央部分に固定してあり,各コイルヒーター用リード
線17,18,19の後端をロケーションアダプタ22
とシール材23によりリード線17,リード線18,リ
ード線19の順番に並ぶように固定してある。24は缶
体2の下端内面に固定した平キャップで,これは,缶体
2と隙間なく密閉しつつ,キャンドルコアの反応熱でも
離れないよう確実に固定する必要がある。その固定手段
として,プラズマ溶接が最も適している。この平キャッ
プ24は,その中央部にフィッティングコネクタ20を
通す孔を有する。25はフィッティングコネクタ20の
外周にねじ込んだシール用ナットで,このナット25を
締め付けて,フィッティングコネクタ20を平キャップ
24に固定するとともに,平キャップ24の中央部の孔
縁とフィッティングコネクタ20の段部との間に介装し
たシール材26を圧縮して,酸素発生用缶1内へ外気が
侵入するのを防止し,各キャンドルコア6A,6B,6
C及び後記吸収材が湿気により劣化しないようにしてい
る。さらに,酸素発生時には,酸素がもれないようにす
る。27はナット25を工具で締め付けるとき,フィッ
ティングコネクタ20が回転するのを防止するプレート
である。
上端部を,コアディスク10の下面を被うとともに,コ
アディスク11の肉厚内に差し込んであるキャップ21
の中央部分に固定してあり,各コイルヒーター用リード
線17,18,19の後端をロケーションアダプタ22
とシール材23によりリード線17,リード線18,リ
ード線19の順番に並ぶように固定してある。24は缶
体2の下端内面に固定した平キャップで,これは,缶体
2と隙間なく密閉しつつ,キャンドルコアの反応熱でも
離れないよう確実に固定する必要がある。その固定手段
として,プラズマ溶接が最も適している。この平キャッ
プ24は,その中央部にフィッティングコネクタ20を
通す孔を有する。25はフィッティングコネクタ20の
外周にねじ込んだシール用ナットで,このナット25を
締め付けて,フィッティングコネクタ20を平キャップ
24に固定するとともに,平キャップ24の中央部の孔
縁とフィッティングコネクタ20の段部との間に介装し
たシール材26を圧縮して,酸素発生用缶1内へ外気が
侵入するのを防止し,各キャンドルコア6A,6B,6
C及び後記吸収材が湿気により劣化しないようにしてい
る。さらに,酸素発生時には,酸素がもれないようにす
る。27はナット25を工具で締め付けるとき,フィッ
ティングコネクタ20が回転するのを防止するプレート
である。
【0021】 28はコアディスク12の上に被せたス
トッパーで,その周縁を上向きに屈曲させて缶体2の内
面に圧接させるとともに,周辺部をコアディスク12の
上面に押し当てることにより,各キャンドルコア6A,
6B,6Cを固定し,周辺部から中央部に至る部分は,
コアディスク12の上面との間に隙間を形成するように
盛り上げ,この盛り上げ部分には,各キャンドルコア6
A,6B,6Cから発生したガスをストッパー28の上
に形成された酸素通過室29に詰め込んだ不純ガスの吸
収剤30に効率よく導くための複数の孔,例えば5個の
孔を穿設してある。
トッパーで,その周縁を上向きに屈曲させて缶体2の内
面に圧接させるとともに,周辺部をコアディスク12の
上面に押し当てることにより,各キャンドルコア6A,
6B,6Cを固定し,周辺部から中央部に至る部分は,
コアディスク12の上面との間に隙間を形成するように
盛り上げ,この盛り上げ部分には,各キャンドルコア6
A,6B,6Cから発生したガスをストッパー28の上
に形成された酸素通過室29に詰め込んだ不純ガスの吸
収剤30に効率よく導くための複数の孔,例えば5個の
孔を穿設してある。
【0022】 31は缶体2の上端よりの内面に固定し
たフローガイドで,酸素の流れを制御し,落下・衝撃時
の吸収剤30のくずれを防止する。32はフローガイド
31の上面周縁部に固定した補強リングで,落下・衝撃
時のフローガイド31の変形を防止する。33は吸収剤
30の微粉塵を捕足するエンドディスクで,フローガイ
ド31の上に重ねてある。34はエンドディスク33の
上に重ねたメッシュフィルタで,酸素発生時にエンドデ
ィスク33が移動しないように固定する。35は缶体2
の上端に固定した段付エンドキャップで,これには,酸
素出口36,37をかしめるとともに,ホースが目詰ま
りを起こし,酸素発生缶内の内圧が上昇したときに圧を
逃がすリリーフキャップ38を酸素出口36に被せ,酸
素出口37には,保管時に気密を保つ密封栓39を被せ
てある。酸素発生時には,密封栓39を外し,酸素出口
37にホースを接続し,そのホースの先端には,呼吸マ
スクを接続する。40は以上の構成よりなる多段式酸素
発生缶を示す。
たフローガイドで,酸素の流れを制御し,落下・衝撃時
の吸収剤30のくずれを防止する。32はフローガイド
31の上面周縁部に固定した補強リングで,落下・衝撃
時のフローガイド31の変形を防止する。33は吸収剤
30の微粉塵を捕足するエンドディスクで,フローガイ
ド31の上に重ねてある。34はエンドディスク33の
上に重ねたメッシュフィルタで,酸素発生時にエンドデ
ィスク33が移動しないように固定する。35は缶体2
の上端に固定した段付エンドキャップで,これには,酸
素出口36,37をかしめるとともに,ホースが目詰ま
りを起こし,酸素発生缶内の内圧が上昇したときに圧を
逃がすリリーフキャップ38を酸素出口36に被せ,酸
素出口37には,保管時に気密を保つ密封栓39を被せ
てある。酸素発生時には,密封栓39を外し,酸素出口
37にホースを接続し,そのホースの先端には,呼吸マ
スクを接続する。40は以上の構成よりなる多段式酸素
発生缶を示す。
【0023】 図2において,41は多段式酸素発生缶
40を挿入する本体ケースで,厚紙を用いて携帯可能に
成形してあり,多段式酸素発生缶40の外周に接触する
内壁41Aと,内壁41Aとの間に空間41Bを形成す
る外壁41Cと,外壁41Cの下端を受け止める下部ボ
ックス41Dとからなる。42は本体ケース41の下部
ボックス41D内の中間に水平に架設した基板41Eの
中心部に固定した樹脂製の丸型コネクタで,多段式酸素
発生缶40の下端部に固定した平キャップ24の中心部
から突出しているフィッティングコネクタ20を各コイ
ルヒーター用リード線17,18,19の後端の順番に
従って電気的に接続するものである。43は本体ケース
41の下部ボックス41Dの下部に設けた電池ボック
ス,44は本体ケース41の下部ボックス41Dに内蔵
した充電着火回路,45は本体ケース41の下部ボック
ス41Dの外側面に設けた操作パネルで,充電着火回路
44に接続したロータリースイッチ46と,充電着火回
路44がOFFの状態を示す目盛47と,充電着火回路
44が充電状態を示す充電ランプ48と,第1キャンド
ルコア6A,第2キャンドルコア6B,第3キャンドル
コア6Cにそれぞれ対応する3つの目盛49,50,5
1とを設けてある。
40を挿入する本体ケースで,厚紙を用いて携帯可能に
成形してあり,多段式酸素発生缶40の外周に接触する
内壁41Aと,内壁41Aとの間に空間41Bを形成す
る外壁41Cと,外壁41Cの下端を受け止める下部ボ
ックス41Dとからなる。42は本体ケース41の下部
ボックス41D内の中間に水平に架設した基板41Eの
中心部に固定した樹脂製の丸型コネクタで,多段式酸素
発生缶40の下端部に固定した平キャップ24の中心部
から突出しているフィッティングコネクタ20を各コイ
ルヒーター用リード線17,18,19の後端の順番に
従って電気的に接続するものである。43は本体ケース
41の下部ボックス41Dの下部に設けた電池ボック
ス,44は本体ケース41の下部ボックス41Dに内蔵
した充電着火回路,45は本体ケース41の下部ボック
ス41Dの外側面に設けた操作パネルで,充電着火回路
44に接続したロータリースイッチ46と,充電着火回
路44がOFFの状態を示す目盛47と,充電着火回路
44が充電状態を示す充電ランプ48と,第1キャンド
ルコア6A,第2キャンドルコア6B,第3キャンドル
コア6Cにそれぞれ対応する3つの目盛49,50,5
1とを設けてある。
【0024】 多段式酸素発生缶40を本体ケース41
内に挿入する際,コネクタ42とフィッティングコネク
タ20が多段式酸素発生缶40の陰に隠れて見えなくな
り,両コネクタ42,20の正確な接続ができにくくな
るので,図3に示すように多段式酸素発生缶40の挿入
方向を決めるキー溝52を本体ケース41の内壁部分5
3において上下方向に設け,多段式酸素発生缶40の外
側面には,図6に示すようにキー溝52にスライドさせ
るキー54を突設する。このキー溝52とキー54を利
用して多段式酸素発生缶40の本体ケース41内への挿
入が完了したら,同発生缶40の上端面に押し当てるパ
ンチメンコ55を本体ケース41の内面に固定すること
により,同発生缶40の固定と,高温の同発生缶40に
触れられないようにする。
内に挿入する際,コネクタ42とフィッティングコネク
タ20が多段式酸素発生缶40の陰に隠れて見えなくな
り,両コネクタ42,20の正確な接続ができにくくな
るので,図3に示すように多段式酸素発生缶40の挿入
方向を決めるキー溝52を本体ケース41の内壁部分5
3において上下方向に設け,多段式酸素発生缶40の外
側面には,図6に示すようにキー溝52にスライドさせ
るキー54を突設する。このキー溝52とキー54を利
用して多段式酸素発生缶40の本体ケース41内への挿
入が完了したら,同発生缶40の上端面に押し当てるパ
ンチメンコ55を本体ケース41の内面に固定すること
により,同発生缶40の固定と,高温の同発生缶40に
触れられないようにする。
【0025】 56は本体ケース41の上端に被せる蓋
体で,その内部空間には,図2に示すように酸素出口3
7に接続したホース57と,ホース57の先端に接続し
た呼吸マスク58とを折り畳んで格納することもある。
体で,その内部空間には,図2に示すように酸素出口3
7に接続したホース57と,ホース57の先端に接続し
た呼吸マスク58とを折り畳んで格納することもある。
【0026】 充電着火回路44は,例えば,図8に示
すような構成よりなる。即ち,電池ボックス43に装填
したバッテリー60にロータリースイッチ46の入力端
を接続し,ロータリースイッチ46の出力端には,充電
回路(昇圧型)61を接続し,充電回路(昇圧型)61
の出力端には,着火切替ロータリースイッチ62を接続
する。ロータリースイッチ46は,二回路式ロータリー
スイッチであり,着火切替ロータリースイッチ62との
一体部品である。ロータリースイッチ46は,バッテリ
ー60からの入力をON/OFFする。ロータリースイ
ッチ46を「充電」にすると,ロータリースイッチ46
と着火切替ロータリースイッチ62の間に接続された充
電回路(昇圧型)61に入力が流れる。充電回路(昇圧
型)61は,入力を昇圧した後に充電する。即ち,点火
エネルギーを蓄える。着火切替ロータリースイッチ62
の出力端は,三系統に分かれており,各々がコネクタ4
2,フィッティングコネクタ20を介し,さらに,コイ
ルヒーター用リード線17,コイルヒーター用リード線
18,コイルヒーター用リード線19を経て第1キャン
ドルコア用コイルヒーター16A,第2キャンドルコア
用コイルヒーター16B,第3キャンドルコア用コイル
ヒーター16Cにそれぞれ接続される。着火切替ロータ
リースイッチ62を操作することにより,充電回路(昇
圧型)61にて昇圧・充電された入力を各第1〜第3キ
ャンドルコア用コイルヒーター16A,16B,16C
のうち,いずれか一つに供給するように接点を切り替え
る。着火切替ロータリースイッチ62を第1キャンドル
コア6Aを選択する目盛49に合わせると,充電回路
(昇圧型)61にて昇圧・充電された点火エネルギー
は,第1キャンドルコア用コイルヒーター16Aに供給
される。充電回路(昇圧型)61にて昇圧・充電された
点火エネルギーを短時間で供給することにより,コイル
ヒーター16Aは高温になり,これにより着火剤13A
が加熱され着火し反応する。その後,着火剤13Aの反
応熱により第1キャンドルコア16Aが反応を開始し,
酸素を発生する。
すような構成よりなる。即ち,電池ボックス43に装填
したバッテリー60にロータリースイッチ46の入力端
を接続し,ロータリースイッチ46の出力端には,充電
回路(昇圧型)61を接続し,充電回路(昇圧型)61
の出力端には,着火切替ロータリースイッチ62を接続
する。ロータリースイッチ46は,二回路式ロータリー
スイッチであり,着火切替ロータリースイッチ62との
一体部品である。ロータリースイッチ46は,バッテリ
ー60からの入力をON/OFFする。ロータリースイ
ッチ46を「充電」にすると,ロータリースイッチ46
と着火切替ロータリースイッチ62の間に接続された充
電回路(昇圧型)61に入力が流れる。充電回路(昇圧
型)61は,入力を昇圧した後に充電する。即ち,点火
エネルギーを蓄える。着火切替ロータリースイッチ62
の出力端は,三系統に分かれており,各々がコネクタ4
2,フィッティングコネクタ20を介し,さらに,コイ
ルヒーター用リード線17,コイルヒーター用リード線
18,コイルヒーター用リード線19を経て第1キャン
ドルコア用コイルヒーター16A,第2キャンドルコア
用コイルヒーター16B,第3キャンドルコア用コイル
ヒーター16Cにそれぞれ接続される。着火切替ロータ
リースイッチ62を操作することにより,充電回路(昇
圧型)61にて昇圧・充電された入力を各第1〜第3キ
ャンドルコア用コイルヒーター16A,16B,16C
のうち,いずれか一つに供給するように接点を切り替え
る。着火切替ロータリースイッチ62を第1キャンドル
コア6Aを選択する目盛49に合わせると,充電回路
(昇圧型)61にて昇圧・充電された点火エネルギー
は,第1キャンドルコア用コイルヒーター16Aに供給
される。充電回路(昇圧型)61にて昇圧・充電された
点火エネルギーを短時間で供給することにより,コイル
ヒーター16Aは高温になり,これにより着火剤13A
が加熱され着火し反応する。その後,着火剤13Aの反
応熱により第1キャンドルコア16Aが反応を開始し,
酸素を発生する。
【0027】 バッテリーチェック回路63は,ロータ
リースイッチ46と着火切替ロータリースイッチ62の
間に接続される。バッテリーチェック回路63は,充電
回路(昇圧型)61の昇圧・充電が規定値に達した場合
は,充電ランプ48を点灯させる。また,バッテリーチ
ェック回路63は,充電回路(昇圧型)61が規定値に
達しない場合は,充電ランプ48を点灯させない。さら
に,バッテリー60がない,又は,バッテリー60の供
給能力が低下しているなどを使用者に知らせる。コイル
ヒーターチェック回路64の出力端は,三系統に分かれ
ており,各々がコネクタ42,フィッティングコネクタ
20を介し,さらに,コイルヒーター用リード線17,
コイルヒーター用リード線18,コイルヒーター用リー
ド線19を経て第1キャンドルコア用コイルヒーター1
6A,第2キャンドルコア用コイルヒーター16B,第
3キャンドルコア用コイルヒーター16Cにそれぞれ接
続される。各着火剤13A,13B,13Cの点火に使
用されたコイルヒーター16A,16B,16Cは,着
火剤13A,13B,13Cの発熱により溶融してしま
い,抵抗値が∞となる。ロータリースイッチ46を「充
電」にした時に,充電ランプ48が点灯するとともに,
コイルヒーター表示ランプ65が点灯する。コイルヒー
ター表示ランプ65は,操作パネル45にキャンドルコ
アの数と同じ数だけ設けてある。コイルヒーターチェッ
ク回路64が,各コイルヒーターの抵抗値が∞である
か,即ち,使用済みかどうかを識別し,∞でない場合に
該当のコイルヒーター表示ランプ65は点灯しない。ま
た,充電ランプ48が点灯していないと,コイルヒータ
ー表示ランプ65は点灯しない。
リースイッチ46と着火切替ロータリースイッチ62の
間に接続される。バッテリーチェック回路63は,充電
回路(昇圧型)61の昇圧・充電が規定値に達した場合
は,充電ランプ48を点灯させる。また,バッテリーチ
ェック回路63は,充電回路(昇圧型)61が規定値に
達しない場合は,充電ランプ48を点灯させない。さら
に,バッテリー60がない,又は,バッテリー60の供
給能力が低下しているなどを使用者に知らせる。コイル
ヒーターチェック回路64の出力端は,三系統に分かれ
ており,各々がコネクタ42,フィッティングコネクタ
20を介し,さらに,コイルヒーター用リード線17,
コイルヒーター用リード線18,コイルヒーター用リー
ド線19を経て第1キャンドルコア用コイルヒーター1
6A,第2キャンドルコア用コイルヒーター16B,第
3キャンドルコア用コイルヒーター16Cにそれぞれ接
続される。各着火剤13A,13B,13Cの点火に使
用されたコイルヒーター16A,16B,16Cは,着
火剤13A,13B,13Cの発熱により溶融してしま
い,抵抗値が∞となる。ロータリースイッチ46を「充
電」にした時に,充電ランプ48が点灯するとともに,
コイルヒーター表示ランプ65が点灯する。コイルヒー
ター表示ランプ65は,操作パネル45にキャンドルコ
アの数と同じ数だけ設けてある。コイルヒーターチェッ
ク回路64が,各コイルヒーターの抵抗値が∞である
か,即ち,使用済みかどうかを識別し,∞でない場合に
該当のコイルヒーター表示ランプ65は点灯しない。ま
た,充電ランプ48が点灯していないと,コイルヒータ
ー表示ランプ65は点灯しない。
【0028】 本発明に係る多段式酸素発生缶を用いた
酸素吸入器の通常操作時の動作のフローチャートを図9
a及び図9bに示す。このフローチャートにより上記動
作の説明をすると,次の,01)から27) に記載の通りにな
る。 01) ロータリースイッチ46を「充電」にする 02) 充電回路(昇圧型)61にて充電・昇圧が行われ
る。 03) 充電回路(昇圧型)61にて充電・昇圧が完了した
後に,各キャンドルコア用のコイルヒーター抵抗値(=
未使用or使用済)をコイルヒーターチェック回路64が
チェックする。 04) 第1〜第3キャンドルコア用コイルヒーター16
A,16B,16Cの抵抗値(第1〜第3キャンドルコ
ア用コイルヒーターの未使用・使用済)をチェックす
る。 05) 使用当初は各キャンドルコアは使用されていない,
即ち,第1〜第3キャンドルコア用コイルヒーター16
A,16B,16Cは全て使用されていない(=断線し
ていない) 06a)コイルヒーターチェック回路64はこれをチェック
し,第1〜第3キャンドルコア用コイルヒーター16
A,16B,16Cに該当するコイルヒーター表示ラン
プ65を点灯させる(この場合は,3個全て点灯) 06b)バッテリーチェック回路63の充電完了を示す充電
ランプ48が点灯すると同時に,04〜06a)のチェックと
コイルヒーター表示ランプ65の点灯がおこなわれる。 07) 仮に,充電回路(昇圧型)61にて充電・昇圧が完
了しない場合は,充電ランプ48及びコイルヒーター表
示ランプ65は点灯しない 08) 着火切替ロータリースイッチ62を「1」の目盛4
9へ回す 第1キャンドルコア用のコイルヒーター16Aが赤熱す
る 第1キャンドルコア6Aの着火剤13Aが反応 第1キャンドルコア6Aが反応 酸素発生が開始 吸収剤30で副生成ガスが除去された後に酸素出口37
より酸素が放出される酸素発生終了 09) ロータリースイッチ46を「OFF」にする 10) 続けて,若しくは,別の機会に酸素を発生させる場
合 11) ロータリースイッチ46を「充電」にする 12) 充電回路(昇圧型)61にて充電・昇圧が行われる 13) 充電回路(昇圧型)61にて充電・昇圧が完了した
後に,第2〜第3キャンドルコア用コイルヒーター16
B,16Cの抵抗値(第2〜第3キャンドルコア用コイ
ルヒーター未使用・使用済)をチェックする14a)第1キ
ャンドルコア6Aは既に使用されていて,第2〜第3キ
ャンドルコア用コイルヒーター16B,16Cは使用さ
れていないので,コイルヒーターチェック回路64はこ
れをチェックして,第2〜第3キャンドルコア用コイル
ヒーター16B,16Cに該当するコイルヒーター表示
ランプ65を点灯させる 14b)バッテリーチェック回路63の充電完了を示す充電
ランプ48の点灯と同時に,13) 〜14a)のチェックとコ
イルヒーター表示ランプ65の点灯が行われる15) 着火
切替ロータリースイッチ62を「2」の目盛50へ回す 第2キャンドルコア用コイルヒーター16Bが赤熱する 第2キャンドルコア6Bの着火剤13Bが反応 第2キャンドルコア6Bが反応 酸素発生が開始 吸収剤30で副生成ガスが除去された後に酸素出口37
より酸素が放出される酸素発生終了 16) ロータリースイッチ46を「OFF」にする 17) 更に続けて,若しくは,別の機会に酸素を発生させ
る場合 18) ロータリースイッチ46を「充電」にする 19) 充電回路(昇圧型)61にて充電・昇圧が行われる 20) 充電回路(昇圧型)61にて充電・昇圧が完了した
後に,第3キャンドルコア用コイルヒーター16Cの抵
抗値(第3キャンドルコア用コイルヒーター未使用・使
用済)をチェックする 21a)第1,第2キャンドルコア6A,6Bは既に使用さ
れていて,第3キャンドルコア用コイルヒーター16C
は使用されていないので,コイルヒーターチェック回路
64はこれをチェックして第3キャンドルコア用コイル
ヒーター16Cに該当するコイルヒーター表示ランプ6
5を点灯させる 21b)バッテリーチェック回路63の充電完了を示す充電
ランプ48の点灯と同時に,20) 〜21a)のチェックとコ
イルヒーター表示ランプ65の点灯が行われる 22) 着火切替ロータリースイッチ62を「3」の目盛5
1へまわす 第3キャンドルコア用のコイルヒーター16Cが赤熱す
る 第3キャンドルコア6Cの着火剤13Cが反応 第3キャンドルコア6Cが反応 酸素発生が開始 吸収剤30で副生成ガスが除去された後に酸素出口37
より酸素が放出される酸素発生終了 23) ロータリースイッチ46を「OFF」にする 24) 酸素発生が終了した後は,全てのキャンドルコアの
反応(酸素発生)が終了したことになり,多段式酸素発
生缶の使用は完了する 25a)ロータリースイッチ46を「充電」にする 25b)充電回路(昇圧型)61にて充電・昇圧が完了した
後に,第1〜第3キャンドルコア用コイルヒーター16
A,16B,16Cの抵抗値(第1〜第3キャンドルコ
ア用コイルヒーター全てが未使用かどうか)をチェック
するが,第1〜第3キャンドルコア6A,6B,6C,
即ち,第1〜第3キャンドルコア用コイルヒーター16
A,16B,16C全てが既に使用されている場合は,
充電ランプ48は点灯するが,コイルヒーター表示ラン
プ65は点灯しない 26) ロータリースイッチ46を「OFF」にする 27) 多段式酸素発生缶の使用は完了するなお,本発明実
施品の酸素発生性能のデーターの一例を示すと,表1に
示す通りとなる。
酸素吸入器の通常操作時の動作のフローチャートを図9
a及び図9bに示す。このフローチャートにより上記動
作の説明をすると,次の,01)から27) に記載の通りにな
る。 01) ロータリースイッチ46を「充電」にする 02) 充電回路(昇圧型)61にて充電・昇圧が行われ
る。 03) 充電回路(昇圧型)61にて充電・昇圧が完了した
後に,各キャンドルコア用のコイルヒーター抵抗値(=
未使用or使用済)をコイルヒーターチェック回路64が
チェックする。 04) 第1〜第3キャンドルコア用コイルヒーター16
A,16B,16Cの抵抗値(第1〜第3キャンドルコ
ア用コイルヒーターの未使用・使用済)をチェックす
る。 05) 使用当初は各キャンドルコアは使用されていない,
即ち,第1〜第3キャンドルコア用コイルヒーター16
A,16B,16Cは全て使用されていない(=断線し
ていない) 06a)コイルヒーターチェック回路64はこれをチェック
し,第1〜第3キャンドルコア用コイルヒーター16
A,16B,16Cに該当するコイルヒーター表示ラン
プ65を点灯させる(この場合は,3個全て点灯) 06b)バッテリーチェック回路63の充電完了を示す充電
ランプ48が点灯すると同時に,04〜06a)のチェックと
コイルヒーター表示ランプ65の点灯がおこなわれる。 07) 仮に,充電回路(昇圧型)61にて充電・昇圧が完
了しない場合は,充電ランプ48及びコイルヒーター表
示ランプ65は点灯しない 08) 着火切替ロータリースイッチ62を「1」の目盛4
9へ回す 第1キャンドルコア用のコイルヒーター16Aが赤熱す
る 第1キャンドルコア6Aの着火剤13Aが反応 第1キャンドルコア6Aが反応 酸素発生が開始 吸収剤30で副生成ガスが除去された後に酸素出口37
より酸素が放出される酸素発生終了 09) ロータリースイッチ46を「OFF」にする 10) 続けて,若しくは,別の機会に酸素を発生させる場
合 11) ロータリースイッチ46を「充電」にする 12) 充電回路(昇圧型)61にて充電・昇圧が行われる 13) 充電回路(昇圧型)61にて充電・昇圧が完了した
後に,第2〜第3キャンドルコア用コイルヒーター16
B,16Cの抵抗値(第2〜第3キャンドルコア用コイ
ルヒーター未使用・使用済)をチェックする14a)第1キ
ャンドルコア6Aは既に使用されていて,第2〜第3キ
ャンドルコア用コイルヒーター16B,16Cは使用さ
れていないので,コイルヒーターチェック回路64はこ
れをチェックして,第2〜第3キャンドルコア用コイル
ヒーター16B,16Cに該当するコイルヒーター表示
ランプ65を点灯させる 14b)バッテリーチェック回路63の充電完了を示す充電
ランプ48の点灯と同時に,13) 〜14a)のチェックとコ
イルヒーター表示ランプ65の点灯が行われる15) 着火
切替ロータリースイッチ62を「2」の目盛50へ回す 第2キャンドルコア用コイルヒーター16Bが赤熱する 第2キャンドルコア6Bの着火剤13Bが反応 第2キャンドルコア6Bが反応 酸素発生が開始 吸収剤30で副生成ガスが除去された後に酸素出口37
より酸素が放出される酸素発生終了 16) ロータリースイッチ46を「OFF」にする 17) 更に続けて,若しくは,別の機会に酸素を発生させ
る場合 18) ロータリースイッチ46を「充電」にする 19) 充電回路(昇圧型)61にて充電・昇圧が行われる 20) 充電回路(昇圧型)61にて充電・昇圧が完了した
後に,第3キャンドルコア用コイルヒーター16Cの抵
抗値(第3キャンドルコア用コイルヒーター未使用・使
用済)をチェックする 21a)第1,第2キャンドルコア6A,6Bは既に使用さ
れていて,第3キャンドルコア用コイルヒーター16C
は使用されていないので,コイルヒーターチェック回路
64はこれをチェックして第3キャンドルコア用コイル
ヒーター16Cに該当するコイルヒーター表示ランプ6
5を点灯させる 21b)バッテリーチェック回路63の充電完了を示す充電
ランプ48の点灯と同時に,20) 〜21a)のチェックとコ
イルヒーター表示ランプ65の点灯が行われる 22) 着火切替ロータリースイッチ62を「3」の目盛5
1へまわす 第3キャンドルコア用のコイルヒーター16Cが赤熱す
る 第3キャンドルコア6Cの着火剤13Cが反応 第3キャンドルコア6Cが反応 酸素発生が開始 吸収剤30で副生成ガスが除去された後に酸素出口37
より酸素が放出される酸素発生終了 23) ロータリースイッチ46を「OFF」にする 24) 酸素発生が終了した後は,全てのキャンドルコアの
反応(酸素発生)が終了したことになり,多段式酸素発
生缶の使用は完了する 25a)ロータリースイッチ46を「充電」にする 25b)充電回路(昇圧型)61にて充電・昇圧が完了した
後に,第1〜第3キャンドルコア用コイルヒーター16
A,16B,16Cの抵抗値(第1〜第3キャンドルコ
ア用コイルヒーター全てが未使用かどうか)をチェック
するが,第1〜第3キャンドルコア6A,6B,6C,
即ち,第1〜第3キャンドルコア用コイルヒーター16
A,16B,16C全てが既に使用されている場合は,
充電ランプ48は点灯するが,コイルヒーター表示ラン
プ65は点灯しない 26) ロータリースイッチ46を「OFF」にする 27) 多段式酸素発生缶の使用は完了するなお,本発明実
施品の酸素発生性能のデーターの一例を示すと,表1に
示す通りとなる。
【0029】
【表1】
【0030】 図10に示すように,本発明実施品と,
着火剤の位置,点火順序(四角の枠線を付したキャンド
ルコア側から着火する。)を変えた比較例1〜3とで比
較実験をしたところ,表2に示すように,比較例1〜3
では,いずれも不具合が認められ,正常な酸素発生には
到らなかったが,本発明実施品では,表1のように1時
間おきに酸素を発生させても,安定した酸素が得られ,
ガス純度も良好であった。
着火剤の位置,点火順序(四角の枠線を付したキャンド
ルコア側から着火する。)を変えた比較例1〜3とで比
較実験をしたところ,表2に示すように,比較例1〜3
では,いずれも不具合が認められ,正常な酸素発生には
到らなかったが,本発明実施品では,表1のように1時
間おきに酸素を発生させても,安定した酸素が得られ,
ガス純度も良好であった。
【0031】
【表2】
【0032】
【発明の効果】 本発明は,叙上のように構成したから
次のような諸効果を奏する。 酸素の発生時間が選択できる。 本体ケースと多段式酸素発生缶が分離されているの
で,酸素発生缶の詰め替えが可能になり,本体ケースは
繰り返し使用が可能になる。 着火剤の位置を「吸収剤」側にした,即ちキャンド
ルコアの上端端面に着火剤を装填したことにより,低温
雰囲気における点火信頼性が向上し,各キャンドルコア
の安定した反応が行える。 着火剤の位置を「吸収剤」側にし,点火順序も「吸
収剤」側にしたことにより,隣接する未反応酸素発生剤
成形体であるキャンドルコアが他の着火剤の反応熱によ
り着火しない。また,本体ケース側の丸型コネクタと接
続されているフィッティングコネクタの温度上昇を低く
おさえることができ,樹脂製丸型コネクタの変形を防止
できる。 キャンドルコアの点火順序を吸収剤側にしたので,
点火用リード線,イグニッションキャップなどの未反応
キャンドルコアの部品への影響を小さくすることができ
た。 酸素発生缶内のコイルヒーター用リード線には,ス
テンレス製で無機材質を塗布した後に焼き付けて,耐熱
被覆を形成し絶縁性をもたせたものを使用したことによ
り,キャンドルコア反応熱による腐食及び不純ガスの発
生を防止することができた。 コイルヒーターの材質には,タングステン線,又は
耐腐食性貴金属,例えば,プラチナ,金,パラジウムを
被覆したタングステン線でコイル状のものを使用したの
で,長期間保存による腐食がない。 本体ケースの内壁に上下方向のキー溝を設け,多段
式酸素発生缶の外側面に上記キー溝にスライドさせるキ
ーを設けたから,フィッティングコネクタをケース本体
側の丸型コネクタに正確に接続する操作が簡単に行え
る。
次のような諸効果を奏する。 酸素の発生時間が選択できる。 本体ケースと多段式酸素発生缶が分離されているの
で,酸素発生缶の詰め替えが可能になり,本体ケースは
繰り返し使用が可能になる。 着火剤の位置を「吸収剤」側にした,即ちキャンド
ルコアの上端端面に着火剤を装填したことにより,低温
雰囲気における点火信頼性が向上し,各キャンドルコア
の安定した反応が行える。 着火剤の位置を「吸収剤」側にし,点火順序も「吸
収剤」側にしたことにより,隣接する未反応酸素発生剤
成形体であるキャンドルコアが他の着火剤の反応熱によ
り着火しない。また,本体ケース側の丸型コネクタと接
続されているフィッティングコネクタの温度上昇を低く
おさえることができ,樹脂製丸型コネクタの変形を防止
できる。 キャンドルコアの点火順序を吸収剤側にしたので,
点火用リード線,イグニッションキャップなどの未反応
キャンドルコアの部品への影響を小さくすることができ
た。 酸素発生缶内のコイルヒーター用リード線には,ス
テンレス製で無機材質を塗布した後に焼き付けて,耐熱
被覆を形成し絶縁性をもたせたものを使用したことによ
り,キャンドルコア反応熱による腐食及び不純ガスの発
生を防止することができた。 コイルヒーターの材質には,タングステン線,又は
耐腐食性貴金属,例えば,プラチナ,金,パラジウムを
被覆したタングステン線でコイル状のものを使用したの
で,長期間保存による腐食がない。 本体ケースの内壁に上下方向のキー溝を設け,多段
式酸素発生缶の外側面に上記キー溝にスライドさせるキ
ーを設けたから,フィッティングコネクタをケース本体
側の丸型コネクタに正確に接続する操作が簡単に行え
る。
【図1】 多段式酸素発生缶の縦断面図である。
【図2】 多段式酸素発生缶を本体ケース内に挿入した
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【図3】 本体ケースの内壁に上下方向のキー溝を設け
た状態の斜視図である。
た状態の斜視図である。
【図4】 本体ケース内に多段式酸素発生缶を固定する
ためのパンチメンコの斜視図である。
ためのパンチメンコの斜視図である。
【図5】 本体ケースの上端に被せる蓋体の斜視図であ
る。
る。
【図6】 多段式酸素発生缶の外側面にキーを設けた状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図7】 多段式酸素発生缶の各キャンドルコアの着火
剤を点火するコイルヒーターとそれらのリード線の配置
を概略的に示し,かつ上記各リード線を接続する本体ケ
ース側の丸型コネクタを断面で示す図である。
剤を点火するコイルヒーターとそれらのリード線の配置
を概略的に示し,かつ上記各リード線を接続する本体ケ
ース側の丸型コネクタを断面で示す図である。
【図8】 充電着火回路の回路図である。
【図9a】 本発明に係る多段式酸素発生缶を用いた酸
素吸入器の通常操作時の動作のフローチャートの左半分
である。
素吸入器の通常操作時の動作のフローチャートの左半分
である。
【図9b】 同フローチャートの右半分である。
【図10】 本発明実施品と,3つの比較例とを概略的
に並べて示す図である。
に並べて示す図である。
1 酸素発生用缶 6A 第1キャンドルコア 6B 第2キャンドルコア 6C 第3キャンドルコア 7A,7B,7C 各断熱スリーブ 8 コアディスク 9 コアディスク 10 コアディスク 12 コアディスク 13A,13B,13C 各着火剤 14A,14B,14C 各インナーディスク 15A,15B,15C 各イグニッションキャップ 16A,16B,16C 各コイルヒーター 17,18,19 各コイルヒーター用リード線 20 フィッティングコネクタ 24 平キャップ 29 酸素通過室 30 吸収剤 37 酸素出口 40 多段式酸素発生缶 41 本体ケース 42 丸型コネクタ 43 電池ボックス 44 充電着火回路 45 操作パネル 46 ロータリースイッチ 52 キー溝 54 キー 56 蓋体 62 着火切替ロータリースイッチ
Claims (5)
- 【請求項1】 複数個のキャンドルコアを酸素発生用缶
内に上下方向に設置し,各キャンドルコアの下端を断熱
性を有するコアディスクで受け止め,各キャンドルコア
の周側面を断熱性と通気性を有する断熱スリーブで被
い,各キャンドルコアの上面を断熱性を有するインナー
ディスクで被い,各インナーディスクの上面から各スリ
ーブの肉厚内の下方部にかけてイグニッションキャップ
を嵌め,最上段のキャンドルコアの上部を断熱性と通気
性を有するコアディスクで被い,このコアディスクの上
部には,不純ガスを吸収する吸収剤を詰め込んだ酸素通
過室を設け,この酸素通過室の上部には,酸素出口を設
け,各キャンドルコアの上端端面には,着火剤を装填
し,各着火剤の内部には,各コイルヒーター用リード線
の先端間に接続したコイルヒーターを埋設し,各コイル
ヒーター用リード線の後端は,酸素発生用缶の下端側に
設けたフィッティングコネクタに最上段側の後端から最
下段側の後端にかけて順番に並ぶように固定し,酸素発
生用缶の下端には,平キャップを固定してなる多段式酸
素発生缶を,蓋体付きで携帯可能な本体ケースの内部に
挿入すると同時に,上記本体ケース内の下部に設けたコ
ネクタに上記フィッティングコネクタを各リード線の後
端の順番に従って電気的に接続し,上記コネクタには,
上記本体ケースの下端側外側面に設けたロータリースイ
ッチであって,上記本体ケースの下部に内蔵したバッテ
リーからの電源を上記各リード線にそれらの順番に従っ
て着火切替え操作をするロータリースイッチを電気的に
接続することを特徴とするクロレートキャンドル式の多
段式酸素発生缶。 - 【請求項2】 本体ケース内の下部に設けたコネクタ
が,樹脂性のコネクタである請求項1記載の多段式酸素
発生缶。 - 【請求項3】 各コイルヒーター用リード線が,セラミ
ックなどの無機耐熱被覆を焼き付けたステンレス製リー
ド線からなる請求項1又は請求項2記載の多段式酸素発
生缶。 - 【請求項4】 各コイルヒーターが,タングステン線,
又は耐腐食性貴金属を被覆したタングステン線でコイル
状に成形したものからなる請求項1から請求項3までの
いずれか1項記載の多段式酸素発生缶。 - 【請求項5】 多段式酸素発生缶のフィッティングコネ
クタが本体ケース内のコネクタに正確に接続されるよう
に同発生缶の挿入方向を決めるキー溝を本体ケースの内
壁に上下方向に設け,多段式酸素発生缶の外側面には,
上記キー溝にスライドするキーを突設してなる請求項1
から請求項4までのいずれか1項記載の多段式酸素発生
缶。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26638395A JPH0984891A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 多段式酸素発生缶 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26638395A JPH0984891A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 多段式酸素発生缶 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0984891A true JPH0984891A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17430181
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26638395A Pending JPH0984891A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | 多段式酸素発生缶 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0984891A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7371350B2 (en) * | 2001-06-07 | 2008-05-13 | Molecular Oxygen Limited | Oxygen generator |
-
1995
- 1995-09-20 JP JP26638395A patent/JPH0984891A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7371350B2 (en) * | 2001-06-07 | 2008-05-13 | Molecular Oxygen Limited | Oxygen generator |
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