JPH0984A - 農業または園芸用シート材の止め具 - Google Patents

農業または園芸用シート材の止め具

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JPH0984A
JPH0984A JP15148095A JP15148095A JPH0984A JP H0984 A JPH0984 A JP H0984A JP 15148095 A JP15148095 A JP 15148095A JP 15148095 A JP15148095 A JP 15148095A JP H0984 A JPH0984 A JP H0984A
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sheet material
wedge
pressing plate
shape
ring portion
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Masanori Wakahara
正宣 若原
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 シート材の端を固定する作業を容易にする。 【構成】 止め具1は、下端2aが鋭角に尖った楔部2
と、この楔部2の上端に一体に設けられた環部3と、こ
の環部3の下に形成された係止部4を備えている。シー
ト材の端を環部3に通して係止部4に巻き付けるように
し、楔部2を土面に差し込むことにより、簡単にシート
材の端を土面に固定することができる。シート材に孔が
開くこともない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、農業や園芸業に用い
られる温室やトンネル或いは苗床等に被覆されるビニー
ルシートや網等のシート材を設営する際に使用されるシ
ート材の止め具に関する。
【0002】
【従来技術】従来、農業または園芸業において、温室や
トンネル或いは苗床等に被覆されるビニールシートや網
等のシート材を設営する際には、シート材を骨組みまた
は苗床の上に被せた後に、シート材の端に土を乗せた
り、シート材の上から杭を打ったりすることにより、シ
ート材の端が浮き上がらないように押さえていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、シート材の端に土を乗せただけでは、雨によっ
て土が流されたり風によって土が飛ばされたりするた
め、土を乗せる作業を頻繁に行わなければならなかっ
た。また、杭を打ってシート材の端を固定する場合に
は、杭をシート材の上から打ち込むためシート材に孔が
開き、シート材を再利用することができなくなり、コス
ト面で不利益が生じる。
【0004】また、ビニール温室やビニールトンネルで
は、夏期の日中等の気温が高くなるときには、ビニール
シートの端を持ち上げて換気を行うことがある。この場
合、シート材の端に土が乗せてあると、換気を行うとき
には土を取り除き、換気が終わったときには再び土を乗
せるといった煩雑な作業が必要である。また、シート材
の端に杭が打たれている場合には、杭を打ち直す度にシ
ート材に新たな孔が開くため、頻繁に換気を行うことは
できなかった。さらに、換気を行うときには、シート材
の端を持ち上げて紐等で下がらないように束ねておく作
業が必要であったため作業に時間が掛かり、特に炎天下
の作業は大変であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のシート材の止め具は、土中へ差し込まれる楔
部の上部に環部を設け、さらに環部または環部の下にシ
ート材を係止可能な係止部を設けてある。また、本発明
は、上下端が鋭角に尖った楔部にシート押さえ板を設
け、このシート押さえ板の下面に突起を形成したもので
ある。また、上記環部が設けられた楔部には、シート材
の押さえ板が設けられていても良い。
【0006】
【作用】上記環部にシート材の端を挿通して、楔部の外
周に巻き付けて上記係止部にシート材の端を引っ掛ける
ことにより、シート材の端が環部から抜けないように係
止される。そして、楔部が土中へ差し込まれることによ
って、シート材の端が土面に固定される。従って、簡単
な作業でシート材の端を固定でき、シート材に孔が開く
ことも無い。
【0007】
【実施例】
1.第1実施例 図1に示すシート材の止め具1は、楔部2と、環部3
と、係止部4と、握り部5とを備えている。この止め具
1は、合成樹脂、金属、木材、竹等の土中に打ち込むこ
とができる程度の強度を有する材料で形成されている。
楔部2は、下端2aが鋭角に尖った槍刃状であり、胴部
2bは一定幅の細長い厚板状である。図1中に想像線で
示すように、楔部2の断面2cは湾曲した円弧状であ
る。これによって、楔部2の折り曲げ強度が高められて
いる。また、図2の側面図に示すように、下端2aは、
先端へ向かって薄くなっている。なお、断面2cの湾曲
形状は、円弧状に限らず、波形、凹字状、楕円の円弧状
等でも良い。また、楔部2の折り曲げ強度を高めるため
には、楔部2の表面に長さ方向の突条を1本以上形成し
ても良い。
【0008】環部3は、中空の円環状であり、楔部2の
上端に一体に設けられている。本実施例では、環部3の
下面3aの一部が楔部2の上端に連続している。また、
図2に示すように、環部3が形成する円環の中心軸6
は、楔部2の長手方向に平行である。なお、この環部3
の形状は、円環状に限らず、鈎状、コ字状、U字状、半
円環状、角環状または楕円環状であっても良いし、複数
設けられても良い。また、中心軸6は、楔部2の長手方
向に対して傾いていても良い。
【0009】係止部4は、環部3の直下に設けられ、楔
部2の両側に三角形の切れ込み状に形成されている。な
お、この係止部4の形状は、三角形の切れ込み状に限ら
ず、例えば、半円形や角形の切れ込み状であっても良い
し、切れ込み状でない凹状角部等であっても良く、多角
形または円形の突起であっても良い。また、係止部4を
設ける位置は環部3の下であれば良く、例えば、環部3
の下面3aに切れ込みまたは突起を設けて、これを係止
部4としても良い。
【0010】握り部5は、環部3の上面の一部から連続
するように環部3と一体に設けられている。この握り部
5の断面形状は、楔部2と同様の円弧状である。また、
握り部5の環部3の上面から所定長さの部分5aは、幅
が狭くなっている。なお、この握り部5の形状は図1、
2に示すものに限られず、逆三角形状や鍵形などの握り
易い形状であれば良い。また、握り部5に貫通孔5bを
設けて、紐を通したり、フックを引っ掛けられるように
しても良い。また、楔部2の長さLaと幅Wa、或いは
環部3の長さLbと径Wbは、この止め具1が使用され
る温室やトンネル等の規模またはシート材の面積や厚さ
に応じた強度や扱い易さ等を考慮して決定される。
【0011】このような構成の止め具1は、例えば図3
に示すようなビニールトンネル7に使用される。作業者
は、ビニールシート8の前後の端9の先端を細く絞っ
て、図1の矢印A1 のように環部3内に上方から挿通す
る。次に、環部3の下方へ現れた端9の先端を矢印A2
のように係止部4を通るように楔部2の後ろへ回して、
さらに、矢印A3 のように、端9をもう一方の係止部4
を通って環部3内に下方から挿通して、矢印A4 のよう
に環部3の上方へ引き出す。この後に、図3に示すよう
に、環部3が土面10に食い込むまで楔部2を土面10
を差し込む。これによって、ビニールシート8の端9
は、環部3の下面と土面10との間に挟持され、さらに
係止部4に端9が引っ掛かっているため、端9は環部3
から容易に抜けることがない。また、端9を環部3に挿
通させて、止め具1を土中へ打ち込むのみの簡単な作業
で端9強固に土面に固定できる。また、ビニールシート
8に孔を開けることもないので、ビニールシート8を再
利用することができる。止め具1を抜くときには、作業
者が握り部5を握って上方へ引き上げれば、容易に楔部
2が土中から脱出する。
【0012】なお、ビニールシート8の端9を止め具1
に巻き付けるときに、図1の矢印A4 の代わりに、矢印
A5 のように、端9を係止部4に引っ掛けながら、横方
向へ引っ張っても良い。このとき、矢印A2 の部分をく
ぐるように通すと係止部4の係止効果が向上する。
【0013】また、図4に示すように、環部3の一部に
長さ方向のスリット11を設けても良い。これにより、
スリット11からシート材の端部を環部3内に押し込む
ことによって、作業者がシート材の先端を持ったまま
で、簡単に環部3に挿通させることができる。また、こ
のスリット11を設けたことにより、シート材の先端を
切断しなくても、環部3に挿通できるため、長いシート
材を切断することなく、連続して複数のビニールトンネ
ルを設営することができる。
【0014】さらに、楔部2の両側や表裏面に、抜き方
向に抵抗を生じる形状の抜け止め突起12を形成すれ
ば、楔部2を土中に打ち込んだ後の抜け止め効果が増大
する。また、抜け止め突起27は、図4のように突出位
置が段違いになっていても良いし、対称位置でも良い。
【0015】2.第2実施例 図5に示すシート材の止め具21は、楔部22と、環部
23と、係止部24と、握り部25とを備えている。こ
の止め具21は、合成樹脂、金属、木材、竹等の土中に
打ち込むことができる程度の強度を有する材料で形成さ
れている。楔部22は、下端22aが鋭角に尖った槍刃
状であり、胴部22bは一定幅の細長い棒状である。胴
部22の両側面には、抜き方向に抵抗を生じる逆三角形
の抜け止め突起27が形成されている。図6に示すよう
に、楔部22の断面22cはH字状である。これによっ
て、楔部22の折り曲げ強度が高められている。また、
下端22aは先端へ向かって薄くなっている。なお、断
面22cの形状は、H字状に限らず、中空状、U字状、
コ字状、X字状や凹字状等の補強構造でも良い。さら
に、断面22cの形状は、角形、円または楕円等でも良
い。また、抜け止め突起27は、図5のように突出位置
が段違いになっていても良いし、対称位置でも良い。さ
らに、この抜け止め突起27は無くても良い。
【0016】環部23は、中空の円環状であり、楔部2
2の上端に一体に設けられている。環部23の外周の一
部が楔部22の上端に連続しており、環部23の中心軸
26が楔部22の長手方向に対して垂直である。この環
部23の断面形状も楔部22と同様にH字状である。な
お、この環部23の形状は、円環状に限らず、角環状ま
たは楕円環状であっても良い。また、環部23の断面形
状も楔部22と同様に種々の形状であっても良い。
【0017】係止部24は、環部23の直下に設けら
れ、楔部22の両側に三角形の突起状に形成されてい
る。なお、この係止部24の形状は、三角形の突起状に
限らず、例えば、半円形や角形の突起状であっても良い
し、多角形または円形の切れ込み状であっても良い。ま
た、係止部24は、環部23の直下以外に、環部23か
ら所定長さ下方、或いは環部23の外周の一部に設けて
も良い。
【0018】握り部25は、環部23の上面の一部から
連続するように環部23と一体に設けられている。ま
た、握り部25の環部23の上面から所定長さの部分2
5aは、幅が狭くなっている。なお、この握り部25の
形状は図5に示すものに限られず、逆三角形状や鍵形な
どの握り易い形状であれば良い。また、この握り部25
も上述の断面H字状等であっても良い。
【0019】また、楔部22の長さLaと幅Wa、或い
は環部23の径Wbは、この止め具21が使用される温
室やトンネル等の規模またはシート材の面積や厚さに応
じた強度や扱い易さ等を考慮して決定される。
【0020】このような構成の止め具21は、例えば図
7に示すようなビニールトンネル7に使用される。作業
者は、ビニールシート8の前後の端9の先端を細く絞っ
て、図5の矢印A6 のように環部23内に挿通して、端
9の先端を係止部24を通るように楔部22の後ろへ回
す。そして、矢印A7 のように、端9をもう一方の係止
部24を通って環部23内に再度挿通して上方へ引き出
す。この後に、図7に示すように、環部23が土面10
に食い込むまで楔部22を土面10を差し込む。これに
よって、ビニールシート8の端9は、環部23の下面と
土面10との間に挟持され、さらに係止部24に端9が
引っ掛かっているため、端9は環部23から容易に抜け
ることがない。また、端9を環部23に挿通させて、止
め具21を土中へ打ち込むのみの簡単な作業で端9強固
に土面に固定できる。また、ビニールシート8に孔を開
けることもないので、ビニールシート8を再利用するこ
とができる。また、第1実施例の止め具1に比して環部
23の成形が容易であり、製造コストが安価になる。ま
た、第1実施例の止め具1に比して環部23へシート材
の端を通す作業が容易である。止め具21を抜くときに
は、作業者が握り部25を握って上方へ引き上げれば、
容易に楔部22が土中から脱出する。
【0021】なお、端9を止め具21に巻き付けるとき
に、図5の矢印A7 の代わりに、矢印A8 のように、端
9を係止部24に引っ掛けながら、横方向へ引っ張って
も良い。このとき、矢印A6 の部分をくぐるように通す
と係止部24の係止効果が向上する。また、図5に想像
線で示すように、環部23の一部に径方向のスリット2
8を設けても良い。これにより、スリット28からシー
ト材の端部を環部23内に押し込むことによって、作業
者がシート材の先端を持ったままで、簡単に環部23に
挿通させることができる。また、長いシート材を切断せ
ずに、連続して複数のビニールトンネルを設営すること
ができる。
【0022】3.第3実施例 図8に示すシート材の止め具31は、楔部32と押さえ
板33とを備えている。この止め具31は、上記止め具
1または21と同様に、合成樹脂、金属、木材、竹等の
土中に打ち込むことができる程度の強度を有する材料で
形成されている。楔部32は、上下端32a、32bが
鋭角に尖った両刃状であり、中央より下方へ偏った位置
の幅広部32cの幅Wcが上下端32a、32bよりも
太い。楔部32の断面形状は、上記図1、5に示した止
め具1、21と同様に、円弧状、波形、楕円の円弧状、
または中空状、U字状、コ字状、H字状、X字状、凹字
状等の補強構造、さらに、角形、円または楕円等でも良
い。さらに、楔部32の折り曲げ強度を高めるために、
楔部32の表面に長さ方向の突条を1本以上形成しても
良い。また、図9の側面図で示すように、上下端32
a、32bは、先端へ向かって徐々に薄くなっている。
【0023】押さえ板33は、幅広部32cに鍔状に設
けられている。この押さえ板33は、楔部32に一体に
設けられていても良いし、別部材として形成されてい
て、着脱自在でも良い。本実施例では、別部材として形
成された押さえ板33を用いている。押さえ板33は、
楔部32の幅方向が長辺の長方形状の板であり、材質は
楔部32と同一でも良いし異なっていても良い。図9に
示すように、押さえ板33は、前後の辺縁33a、33
bが下端32b方向へ下がるように円弧状に湾曲してい
る。なお、押さえ板33の形状は、長方形、正方形、三
角形等の多角形、円形、楕円形、星形等の種々の形状の
何れでも良い。また、押さえ板33は湾曲していない平
板状であっても良い。
【0024】また、押さえ板33の前辺縁33aの中央
から舌片34が延設されている。この舌片34は、押さ
え板33と同一の曲率で下方へ湾曲している。舌片34
の幅Wdは、押さえ板33の長辺の長さWeよりも短
い。なお、舌片34の前辺の形状は、長方形、三角形等
の多角形状あるいは半円形、楕円形、波形等の種々の形
状の何れでも良い。
【0025】さらに、図10に示すように、押さえ板3
3及び舌片34の裏面には、十字形の突起35、36、
37が形成されている。なお、この突起35、36、3
7は、十字形に限られず、円形、多角形、星形、多重円
形、円錐、多角錘等の種々の形状の何れでも良いし、設
けられる数も限定されない。
【0026】また、押さえ板33の長手方向の中央に
は、後辺縁33b方向へ偏った位置に開口33cが形成
されている。この開口33の形状は、幅広部32cの外
周形状に一致している。そして、この開口33に楔部3
2の上端32aを挿通し、幅広部32cの外周に嵌合す
るまで押さえ板33を移動させる。押さえ板33は、幅
広部32cに開口33cが嵌合することによって生じる
摩擦力により固定される。なお、幅広部33cに係止溝
を設けて、押さえ板33が幅広部33cに至るまでに弾
性拡大した開口33cが弾性収縮して係止溝に嵌入する
ようにしても良い。なお、開口33cは、後辺縁33
b、前辺縁33aから凹むように形成されても良い4、
形状は台形状、楕円状等でも良い。
【0027】また、楔部32の長さLcと厚さWf、幅
広部32cの幅Wc、幅広部32cから下端32bまで
の長さLd、押さえ板33の幅Weと長さLf、舌片3
4の幅Wdと長さLeは、この止め具31が使用される
温室やトンネル等の規模またはシート材の面積や厚さに
応じた強度や扱い易さ等を考慮して決定される。また、
上記舌片34、または突起35、36、37は無くても
良い。さらに、楔部32の両側や表裏面に、上記各実施
例に示した抜け止め突起12、27を形成しても良い。
【0028】このような構成の止め具31は、例えば図
11に示すようなビニールトンネル7に使用される。作
業者は、ビニールシート8の側辺の端13の上に押さえ
板33が乗るようにして、押さえ板33が土面10に達
するまで楔部32の下端32bを土中へ差し込む。この
とき、舌片34がビニールトンネル7の方向へ向けられ
ることにより、舌片34がビニールシート8の端13を
土面10に強固に押し付ける。さらに、押さえ板33と
舌片34の下面に設けられた突起35、36、37がビ
ニールシート8の端13を係止することにより、ビニー
ルシート8の端13は強固に土面10に固定される。従
って、この止め具31を用いることにより、シート材の
端に土を乗せたり、杭を打ったりする作業が不要とな
る。そして、止め具31を土面10に差し込むのみの簡
単な作業で、シート材の端を土面10に強固に固定させ
ることができる。また、シート材に孔が開くこともな
い。
【0029】また、気温が高温になる場合には、ビニー
ルトンネル7内の換気を行うことがある。換気は、ビニ
ールシート8の端13を持ち上げることにより行われ
る。この場合には、作業者は、止め具31の上端32a
が下、下端32bが上になるようにして止め具31を持
ち、上端32aを土中へ突き刺す。そして、押さえ板3
3によって持ち上げたビニールシート8の端13を支持
する。支持の仕方は、押さえ板33の長手方向をビニー
ルシート8の端13に直角に配置しても良いし、舌片3
4がビニールトンネル7の内側になるようにビニールシ
ート8の端13に平行に配置しても良い。また、楔部3
2を土中に差し込んだときに、押さえ板33がビニール
トンネル7のフレーム40に係止されるようにする。こ
れにより、止め具31がフレーム40にもたれ掛かる状
態になり、また、押さえ板33に加わる荷重が楔部32
とフレーム40に分散されるため、止め具31は倒れ難
くなる。このように、この止め具31を用いることによ
り、換気を行う場合に、シート材の端を持ち上げて紐で
縛る作業は不要になる。そして、この止め具31を立て
て、シート材の端を押さえ板33で支持するのみの簡単
な作業のみで換気を行うことができる。
【0030】また、換気が終わった後には、止め具31
を土面10から引き抜いて上下を逆にし、再度土面10
に差し込んでビニールシート8の端13を土面10に止
めるために使用することができる。これにより、換気が
終わった後に、止め具31を集めて片付ける必要がな
く、作業能率が向上する。
【0031】4.組み合わせの実施例 図12に示すように、第1実施例の止め具1に第3実施
例に示した押さえ板33を設けても良い。同様に、図1
3に示すように、第2実施例の止め具21に第3実施例
に示した押さえ板33を設けても良い。押さえ板33
は、上記開口33cのような開口を有している。この開
口に下端2a、22aから楔部2、22を挿入して、押
さえ板33を楔部2、22に装着する。楔部2、22に
は、押さえ板33を位置決めし、移動しないように固定
する係止部が設けられている。この係止部は、押さえ板
33が着脱可能な大きさと形状を有している。この係止
部は、例えば図14に示すように、楔部2、22の両側
面の押さえ板33を固定する位置の上下に設けられた小
突起38、39である。押さえ板33の開口33cが、
この下側の小突起39を乗り越えると、上下の小突起3
8、39の間に押さえ板33が保持される。なお、上記
止め具1、21の楔部2、22の側面または表裏面に、
図4、5に示したような抜け止め突起12、27を設け
ても良い。この場合には、抜け止め突起12、27また
は開口33cの一方または両方を弾性変形可能な材質で
形成し、弾性変形しつつ押さえ板33が楔部2、22に
挿通されるように構成する。この場合には、抜け止め突
起12、27を上記係止部として利用しても良い。
【0032】このように構成された止め具1、21は、
押さえ板33を取り外した状態では、図3または図7に
示したように、シート材の先端を土面10に固定するた
めに使用でき、押さえ板33を装着した状態では、図1
1に示したように、上記第3実施例の止め具31と同様
の使用ができる。すなわち、一つの止め具1、21で多
様な機能を有するものになる。
【0033】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
例えば、図1、4、5、12、13の止め具において、
握り部5、25、35が省略され、代わりに図8の楔部
の下端32bの部分と同じものが形成されても良い。
【0034】また、上記の説明では、各実施例の止め具
1、21、31をビニールトンネル7に使用する例を示
したが、この他に、ビニールハウス等の温室に被覆され
るシート材、苗床を覆うシート材等、農業または園芸業
に使用されるシート材の止め具として適用できる。ま
た、シート材は、ビニールシートに限定されず、布、フ
ィルム、紙、網等の種々の材質の何れであっても良い。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、楔部の
上部に環部を設け、さらに環部または環部の下に係止部
を設けてあることにより、環部にシート材の端を挿通し
て、楔部の外周に巻き付けて上記係止部にシート材の端
を引っ掛けることにより、シート材の端が環部から抜け
ないように係止される。そして、楔部が土中へ差し込ま
れることによって、シート材の端が土面に固定される。
従って、簡単な作業でシート材の端を固定でき、しかも
シート材に孔が開くことも無いため、シート材を再利用
することができる。
【0036】また、本発明は、上下端が鋭角に尖った楔
部にシート押さえ板を設け、さらにシート押さえ板の下
面に突起を形成したことにより、楔部を土中に差し込ん
で、シート押さえ板でシートの端を土面に押さえ付ける
のみの簡単な作業で、シートの端を土面に固定できる。
また、温室やトンネルの換気を行う場合に、楔部を土面
に刺して立て、シート押さえ板で持ち上げたシートの端
を支持することができる。従って、持ち上げたシートの
端を紐で縛る作業が不要になり、簡単な作業で換気を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の止め具1の斜視図である。
【図2】 止め具1の側面図である。
【図3】 止め具1をビニールトンネル7に使用したと
きの斜視図である。
【図4】 第2実施例の止め具21の正面図である。
【図5】 止め具1の変形例を示す斜視図である。
【図6】 止め具21の図4中のA−A線の断面図であ
る。
【図7】 止め具21をビニールトンネル7に使用した
ときの斜視図である。
【図8】 第3実施例の止め具31の正面図である。
【図9】 止め具31の側面図である。
【図10】止め具31の押さえ板33の裏面を示す斜視
図である。
【図11】止め具31をビニールトンネル7に使用した
ときの斜視図である。
【図12】止め具1に押さえ板33を設けた変形例の斜
視図である。
【図13】止め具21に押さえ板33を設けた変形例の
斜視図である。
【図14】押さえ板33を装着する部分に設けた係止用
の小突起38、39を示す押さえ板33の装着部分の断
面図である。
【符号の説明】
1、21、31…止め具、2、22、32…楔部、3、
23…環部、4、24…係止部、5、25…握り部、8
…ビニールシート、9、13…シートの端、33…押さ
え板、34…舌片、35、36、37…突起。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端が鋭角に尖った楔状に形成され、土
    中へ差し込まれる楔部と、 この楔部の上部に一体に設けられ、シート材の端部が挿
    通される中空の環部と、 この環部または環部の下に設けられ、上記環部に挿通さ
    れたシート材を係止可能な係止部とを備えたことを特徴
    とする農業または園芸用シート材の止め具。
  2. 【請求項2】 上下端が鋭角に尖っており、一端が土中
    へ差し込まれる楔部と、 この楔部に鍔状に設けられたシート材の押さえ板と、 この押さえ板の下面に形成された突起とを備えたことを
    特徴とする農業または園芸用シート材の止め具。
  3. 【請求項3】 下端が鋭角に尖った楔状に形成され、土
    中へ差し込まれる楔部と、 この楔部の上部に一体に設けられ、シート材の端部が挿
    通される中空の環部と、 この環部または環部の下に設けられ、上記環部に挿通さ
    れたシート材を係止可能な係止部と、 上記楔部の上記環部よりも下方位置に鍔状に設けられた
    シート材の押さえ板とを備えたことを特徴とする農業ま
    たは園芸用シート材の止め具。
  4. 【請求項4】 下端が鋭角に尖った楔状に形成され、土
    中へ差し込まれる楔部と、 この楔部の上部に一体に設けられ、環口が上下方向また
    は前後方向に開口しており、シート材の端部が挿通され
    る中空の環部と、 この環部または環部の下に設けられ、上記環部に挿通さ
    れたシート材を係止可能な係止部と、 上記環部の外周の一部に、両端が開放するように形成さ
    れたされたスリットと、 上記環部の上端に設けられた握り部と、 上記楔部の表面に設けられた抜け止め部材と、 上記楔部の上記環部よりも下方位置に鍔状に設けられ、
    辺縁が楔部の下端方向へ湾曲している着脱自在のシート
    材の押さえ板と、 この押さえ板の辺縁の一部に延設された舌片部と、 上記押さえ板及び舌片部の下面に形成された突起とを備
    え、 上記シート材を上記楔部に装着した状態で、楔部の下端
    を土中に差し込むことにより、上記シート材の押さえ板
    によってシート材の端を土面に固定でき、さらに、楔部
    の上下を反転して、楔部の上端を土中に差し込むことに
    より、上記シート材の押さえ板によってシート材の端を
    持ち上げた状態に保持できることを特徴とする農業また
    は園芸用シート材の止め具。
JP15148095A 1995-06-19 1995-06-19 農業または園芸用シート材の止め具 Pending JPH0984A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6387324U (ja) * 1986-11-27 1988-06-07
US8434297B2 (en) 2009-06-15 2013-05-07 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Exhaust purification system of internal combustion engine

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6387324U (ja) * 1986-11-27 1988-06-07
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