JPH0985030A - 排ガスフィルターの製造方法 - Google Patents
排ガスフィルターの製造方法Info
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- JPH0985030A JPH0985030A JP7245722A JP24572295A JPH0985030A JP H0985030 A JPH0985030 A JP H0985030A JP 7245722 A JP7245722 A JP 7245722A JP 24572295 A JP24572295 A JP 24572295A JP H0985030 A JPH0985030 A JP H0985030A
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- gas filter
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、熱膨張係数が小さく耐熱衝撃性に
優れ、さらに融点が高く耐熱性に優れた排ガスフィルタ
ーの製造方法を提供することを目的とする。 【構成】 本発明の排ガスフィルターの製造方法は、チ
タン酸アルミニウムを含むセラミック可塑性坏土をハニ
カム形状に成形できる金型を用いて押出し法によりハニ
カム成形体を作成し乾燥した後、閉塞剤をハニカム状成
形体の両端面のセルのいずれか一方が交互に閉塞される
様に充填し乾燥した後、一体焼成する構成から成る。ま
た、チタン酸アルミニウムを含むセラミック可塑性坏土
をハニカム形状に成形できる金型を用いて押出し法によ
りハニカム成形体を作成し乾燥した後、チタン酸アルミ
ニウムを含む閉塞剤をハニカム状成形体の両端面のセル
のいずれか一方が交互に閉塞される様に充填し乾燥した
後、一体焼成する構成から成る。
優れ、さらに融点が高く耐熱性に優れた排ガスフィルタ
ーの製造方法を提供することを目的とする。 【構成】 本発明の排ガスフィルターの製造方法は、チ
タン酸アルミニウムを含むセラミック可塑性坏土をハニ
カム形状に成形できる金型を用いて押出し法によりハニ
カム成形体を作成し乾燥した後、閉塞剤をハニカム状成
形体の両端面のセルのいずれか一方が交互に閉塞される
様に充填し乾燥した後、一体焼成する構成から成る。ま
た、チタン酸アルミニウムを含むセラミック可塑性坏土
をハニカム形状に成形できる金型を用いて押出し法によ
りハニカム成形体を作成し乾燥した後、チタン酸アルミ
ニウムを含む閉塞剤をハニカム状成形体の両端面のセル
のいずれか一方が交互に閉塞される様に充填し乾燥した
後、一体焼成する構成から成る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディーゼルエンジン,
ボイラー,高温燃焼装置等から排出される微粒子を除去
するのに好適な排ガスフィルターの製造方法に関するも
のである。
ボイラー,高温燃焼装置等から排出される微粒子を除去
するのに好適な排ガスフィルターの製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、大都市圏におけるNOXや浮遊粒
子状物質(以下、微粒子とする)による大気汚染の悪化
が進んでいる。このうち大気中に浮遊する微粒子につい
ては、ディーゼルエンジンから排出される黒煙が微粒子
全体の30〜40%を占めると言われており、しかもそ
の中にはベンズピレンなどに見られる様に多環芳香族炭
化水素等の変異原性や発癌性のある成分が含まれてい
る。
子状物質(以下、微粒子とする)による大気汚染の悪化
が進んでいる。このうち大気中に浮遊する微粒子につい
ては、ディーゼルエンジンから排出される黒煙が微粒子
全体の30〜40%を占めると言われており、しかもそ
の中にはベンズピレンなどに見られる様に多環芳香族炭
化水素等の変異原性や発癌性のある成分が含まれてい
る。
【0003】そこで、この黒煙対策のうち最も効果が期
待されるものとして、排気系中で微粒子を捕集した後自
己再生を行う排ガス浄化装置がある。この排ガス浄化装
置は排気系中に設けられるもので、主に排ガス中の微粒
子を捕獲する排ガスフィルターと、捕獲された微粒子を
燃焼させる再生装置から成っている。この再生燃焼方法
には、例えば電気ヒータ方式、バーナ方式、熱風方式、
逆洗方式等があるがどの再生方法にも一長一短がある。
待されるものとして、排気系中で微粒子を捕集した後自
己再生を行う排ガス浄化装置がある。この排ガス浄化装
置は排気系中に設けられるもので、主に排ガス中の微粒
子を捕獲する排ガスフィルターと、捕獲された微粒子を
燃焼させる再生装置から成っている。この再生燃焼方法
には、例えば電気ヒータ方式、バーナ方式、熱風方式、
逆洗方式等があるがどの再生方法にも一長一短がある。
【0004】従来の排ガスフィルターは、この再生燃焼
時に発生する温度勾配に起因する熱応力に耐えられる様
に、代表的な低熱膨張セラミックであるコージェライト
を用いていた。例えば、特開昭62−225249号公
報には主成分の化学組成が重量基準でSiO242〜5
6%、Al2O330〜45%、MgO12〜16%で結
晶相の主成分がコージェライトから成るハニカム構造を
有し、気孔率が30%以下で、ハニカム構造の軸方向の
40〜800゜Cの間の熱膨張係数が0.8×10-6/
゜C以下、層方向の40〜800゜Cの間の熱膨張係数
が1.0×10 -6/゜C以下である事を特徴とするコー
ジェライトハニカム構造触媒担体が開示されている。ま
た、特開平2−52015号公報には主成分の化学組成
がSiO 242〜56重量%、Al2O330〜45重量
%、MgO12〜16重量%で結晶相の主成分がコージ
ェライトから成る多孔質ハニカムフィルターであって、
気孔率が40%以上55%以下で、直径2μm以下の細
孔容積が0.015cc/g以下である事を特徴とする
多孔質セラミックハニカムフィルターが開示されてい
る。
時に発生する温度勾配に起因する熱応力に耐えられる様
に、代表的な低熱膨張セラミックであるコージェライト
を用いていた。例えば、特開昭62−225249号公
報には主成分の化学組成が重量基準でSiO242〜5
6%、Al2O330〜45%、MgO12〜16%で結
晶相の主成分がコージェライトから成るハニカム構造を
有し、気孔率が30%以下で、ハニカム構造の軸方向の
40〜800゜Cの間の熱膨張係数が0.8×10-6/
゜C以下、層方向の40〜800゜Cの間の熱膨張係数
が1.0×10 -6/゜C以下である事を特徴とするコー
ジェライトハニカム構造触媒担体が開示されている。ま
た、特開平2−52015号公報には主成分の化学組成
がSiO 242〜56重量%、Al2O330〜45重量
%、MgO12〜16重量%で結晶相の主成分がコージ
ェライトから成る多孔質ハニカムフィルターであって、
気孔率が40%以上55%以下で、直径2μm以下の細
孔容積が0.015cc/g以下である事を特徴とする
多孔質セラミックハニカムフィルターが開示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、ハニカム体の材質として融点が低い(14
50゜C)コージェライトを使用しているため再生燃焼
時に時々発生する瞬間的な高温に対する耐熱性が不十分
であり、また急激な温度勾配による熱応力に耐えるだけ
の十分小さな熱膨張係数を有していないため耐熱衝撃性
も不十分であるという欠点を有していた。
の構成では、ハニカム体の材質として融点が低い(14
50゜C)コージェライトを使用しているため再生燃焼
時に時々発生する瞬間的な高温に対する耐熱性が不十分
であり、また急激な温度勾配による熱応力に耐えるだけ
の十分小さな熱膨張係数を有していないため耐熱衝撃性
も不十分であるという欠点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、熱膨張係数が小さく耐熱衝撃性に優れ、さらに融点
が高く耐熱性に優れた排ガスフィルターの製造方法を提
供することを目的とする。
で、熱膨張係数が小さく耐熱衝撃性に優れ、さらに融点
が高く耐熱性に優れた排ガスフィルターの製造方法を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の排ガスフィルターの製造
方法は、チタン酸アルミニウムを含むセラミック可塑性
坏土をハニカム形状に成形できる金型を用いて押出し法
によりハニカム成形体を作成し乾燥した後、閉塞剤をハ
ニカム状成形体の両端面のセルのいずれか一方が交互に
閉塞される様に充填し乾燥した後、一体焼成する構成か
ら成る。
に、本発明の請求項1に記載の排ガスフィルターの製造
方法は、チタン酸アルミニウムを含むセラミック可塑性
坏土をハニカム形状に成形できる金型を用いて押出し法
によりハニカム成形体を作成し乾燥した後、閉塞剤をハ
ニカム状成形体の両端面のセルのいずれか一方が交互に
閉塞される様に充填し乾燥した後、一体焼成する構成か
ら成る。
【0008】本発明の請求項2に記載の排ガスフィルタ
ーの製造方法は、チタン酸アルミニウムを含むセラミッ
ク可塑性坏土をハニカム形状に成形できる金型を用いて
押出し法によりハニカム成形体を作成し乾燥後、焼成し
た後、閉塞剤をハニカム状成形体の両端面のセルのいず
れか一方が交互に閉塞される様に充填し乾燥した後、熱
処理する構成から成る。
ーの製造方法は、チタン酸アルミニウムを含むセラミッ
ク可塑性坏土をハニカム形状に成形できる金型を用いて
押出し法によりハニカム成形体を作成し乾燥後、焼成し
た後、閉塞剤をハニカム状成形体の両端面のセルのいず
れか一方が交互に閉塞される様に充填し乾燥した後、熱
処理する構成から成る。
【0009】本発明の請求項3に記載の排ガスフィルタ
ーの製造方法は、チタン酸アルミニウムを含むセラミッ
ク可塑性坏土をハニカム形状に成形できる金型を用いて
押出し法によりハニカム成形体を作成し乾燥した後、チ
タン酸アルミニウムを含む閉塞剤をハニカム状成形体の
両端面のセルのいずれか一方が交互に閉塞される様に充
填し乾燥した後、一体焼成する構成から成る。
ーの製造方法は、チタン酸アルミニウムを含むセラミッ
ク可塑性坏土をハニカム形状に成形できる金型を用いて
押出し法によりハニカム成形体を作成し乾燥した後、チ
タン酸アルミニウムを含む閉塞剤をハニカム状成形体の
両端面のセルのいずれか一方が交互に閉塞される様に充
填し乾燥した後、一体焼成する構成から成る。
【0010】本発明の請求項4に記載の排ガスフィルタ
ーの製造方法は、チタン酸アルミニウムを含むセラミッ
ク可塑性坏土をハニカム形状に成形できる金型を用いて
押出し法によりハニカム成形体を作成し乾燥後、焼成し
た後、チタン酸アルミニウムを含む閉塞剤をハニカム状
成形体の両端面のセルのいずれか一方が交互に閉塞され
る様に充填し乾燥した後、熱処理する構成から成る。
ーの製造方法は、チタン酸アルミニウムを含むセラミッ
ク可塑性坏土をハニカム形状に成形できる金型を用いて
押出し法によりハニカム成形体を作成し乾燥後、焼成し
た後、チタン酸アルミニウムを含む閉塞剤をハニカム状
成形体の両端面のセルのいずれか一方が交互に閉塞され
る様に充填し乾燥した後、熱処理する構成から成る。
【0011】
【作用】この構成によって、排ガスフィルターの熱膨張
係数を小さくし且つ融点を高くすることができるため、
耐熱衝撃性と耐熱性に優れた排ガスフィルターの製造方
法を実現することができる。
係数を小さくし且つ融点を高くすることができるため、
耐熱衝撃性と耐熱性に優れた排ガスフィルターの製造方
法を実現することができる。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例における排ガスフィル
ターの製造方法について詳細に説明する。
ターの製造方法について詳細に説明する。
【0013】(実施例1)図1は本発明の第1実施例に
おける排ガスフィルターの外観斜視図であり、図2は本
発明の第1実施例における排ガスフィルターの要部断面
図である。11は本発明の第1実施例における排ガスフ
ィルター、12はセル、13はセルを区画形成する薄
壁、14は閉塞剤、15は排ガス流入口、16は排ガス
流出口である。図1及び図2から明らかな様に、本実施
例の排ガスフィルター11は、閉塞剤14により両端面
のセル12のいずれか一方が交互に閉塞されている構造
を有している。
おける排ガスフィルターの外観斜視図であり、図2は本
発明の第1実施例における排ガスフィルターの要部断面
図である。11は本発明の第1実施例における排ガスフ
ィルター、12はセル、13はセルを区画形成する薄
壁、14は閉塞剤、15は排ガス流入口、16は排ガス
流出口である。図1及び図2から明らかな様に、本実施
例の排ガスフィルター11は、閉塞剤14により両端面
のセル12のいずれか一方が交互に閉塞されている構造
を有している。
【0014】以上の様に構成された本実施例の排ガスフ
ィルターについて、以下その製造方法を説明する。主成
分がチタン酸アルミニウムより成るチタン酸アルミニウ
ム質粉末とメチルセルロース系の結合剤と高分子エステ
ル系の潤滑剤と有機高分子系の造孔剤と水とを(表1)
に示した比率になる様に配合し、高速ミキサーで3分間
混合した後、混練機で30〜120分間混練してセラミ
ック可塑性坏土を得た。
ィルターについて、以下その製造方法を説明する。主成
分がチタン酸アルミニウムより成るチタン酸アルミニウ
ム質粉末とメチルセルロース系の結合剤と高分子エステ
ル系の潤滑剤と有機高分子系の造孔剤と水とを(表1)
に示した比率になる様に配合し、高速ミキサーで3分間
混合した後、混練機で30〜120分間混練してセラミ
ック可塑性坏土を得た。
【0015】
【表1】
【0016】次に、得られたセラミック可塑性坏土をハ
ニカム形状に成形できる金型を装着した真空押出し機を
用いて、押出し法により直径170mm、高さ180m
mの軸方向に多数のセルを有するハニカム状成形体を作
製した後、これを乾燥機を用いて80〜100゜Cの温
度で24時間乾燥した。次に、乾燥したハニカム状成形
体の両端面のセルのいずれか一方を交互に閉塞剤により
閉塞して80〜100゜Cの温度で再度乾燥した後、電
気炉を用いて1480〜1520゜Cの温度範囲内で一
体焼成して焼成体を作製し、仕上げ加工して直径140
mm、高さ150mmの図1に示す本実施例の排ガスフ
ィルター11を作製した。ここで用いた閉塞剤は焼成し
た後、セラミック質となるものを使用した。
ニカム形状に成形できる金型を装着した真空押出し機を
用いて、押出し法により直径170mm、高さ180m
mの軸方向に多数のセルを有するハニカム状成形体を作
製した後、これを乾燥機を用いて80〜100゜Cの温
度で24時間乾燥した。次に、乾燥したハニカム状成形
体の両端面のセルのいずれか一方を交互に閉塞剤により
閉塞して80〜100゜Cの温度で再度乾燥した後、電
気炉を用いて1480〜1520゜Cの温度範囲内で一
体焼成して焼成体を作製し、仕上げ加工して直径140
mm、高さ150mmの図1に示す本実施例の排ガスフ
ィルター11を作製した。ここで用いた閉塞剤は焼成し
た後、セラミック質となるものを使用した。
【0017】次に、得られた排ガスフィルターについ
て、縦型熱膨張計による室温から800゜Cまでの熱膨
張係数の測定と電気炉による溶融温度の測定を従来のコ
ージェライト質ハニカム体と比較しながらそれぞれ実施
した。また、得られた排ガスフィルターと従来のコージ
ェライト質ハニカム体より作成したフィルターをディー
ゼルエンジンの排ガス再生装置に装着して微粒子を一定
時間捕集した後、再生燃焼試験をそれぞれ実施した。そ
れによると、本実施例の排ガスフィルターの室温から8
00゜Cまでの熱膨張係数は1.0×10-6/゜C以下
であり、従来のコージェライト質ハニカム体の1.5×
10-6/゜Cに比べ小さい値を有していた。また、本実
施例の排ガスフィルターは1550゜Cに達しても溶融
せず十分に高い溶融温度を有していたのに対して、従来
のコージェライト質ハニカム体は1450゜Cで溶融し
た。さらに再生燃焼試験の結果、本実施例の排ガスフィ
ルターは熱応力による亀裂の発生はなくまた異常燃焼に
よる溶融の形跡もなかったのに対して、従来のコージェ
ライト質ハニカム体より作成したフィルターは一部亀裂
の発生及び溶融が認められた。
て、縦型熱膨張計による室温から800゜Cまでの熱膨
張係数の測定と電気炉による溶融温度の測定を従来のコ
ージェライト質ハニカム体と比較しながらそれぞれ実施
した。また、得られた排ガスフィルターと従来のコージ
ェライト質ハニカム体より作成したフィルターをディー
ゼルエンジンの排ガス再生装置に装着して微粒子を一定
時間捕集した後、再生燃焼試験をそれぞれ実施した。そ
れによると、本実施例の排ガスフィルターの室温から8
00゜Cまでの熱膨張係数は1.0×10-6/゜C以下
であり、従来のコージェライト質ハニカム体の1.5×
10-6/゜Cに比べ小さい値を有していた。また、本実
施例の排ガスフィルターは1550゜Cに達しても溶融
せず十分に高い溶融温度を有していたのに対して、従来
のコージェライト質ハニカム体は1450゜Cで溶融し
た。さらに再生燃焼試験の結果、本実施例の排ガスフィ
ルターは熱応力による亀裂の発生はなくまた異常燃焼に
よる溶融の形跡もなかったのに対して、従来のコージェ
ライト質ハニカム体より作成したフィルターは一部亀裂
の発生及び溶融が認められた。
【0018】以上の様に本実施例によれば、チタン酸ア
ルミニウムを含むセラミック可塑性坏土を用いて押出し
法により製造するため、熱膨張係数が小さく耐熱衝撃性
に優れ、融点が高く耐熱性に優れた排ガスフィルターを
実現することができる。また、主成分がチタン酸アルミ
ニウムより成る閉塞剤を使用しても良く、この場合より
優れた耐熱衝撃性と耐熱性を有する排ガスフィルターを
実現することができる。
ルミニウムを含むセラミック可塑性坏土を用いて押出し
法により製造するため、熱膨張係数が小さく耐熱衝撃性
に優れ、融点が高く耐熱性に優れた排ガスフィルターを
実現することができる。また、主成分がチタン酸アルミ
ニウムより成る閉塞剤を使用しても良く、この場合より
優れた耐熱衝撃性と耐熱性を有する排ガスフィルターを
実現することができる。
【0019】(実施例2)主成分がチタン酸アルミニウ
ムより成るチタン酸アルミニウム質粉末とメチルセルロ
ース系の結合剤と高分子エステル系の潤滑剤と有機高分
子系の造孔剤と水とを(表2)に示した比率になる様に
配合し、高速ミキサーで3分間混合した後、混練機で3
0〜120分間混練してセラミック可塑性坏土を得た。
ムより成るチタン酸アルミニウム質粉末とメチルセルロ
ース系の結合剤と高分子エステル系の潤滑剤と有機高分
子系の造孔剤と水とを(表2)に示した比率になる様に
配合し、高速ミキサーで3分間混合した後、混練機で3
0〜120分間混練してセラミック可塑性坏土を得た。
【0020】
【表2】
【0021】次に、得られたセラミック可塑性坏土をハ
ニカム形状に成形できる金型を装着した真空押出し機を
用いて、押出し法により直径170mm、高さ180m
mの軸方向に多数のセルを有するハニカム状成形体を作
製して、これを乾燥機を用いて80〜100゜Cの温度
で24時間乾燥した後、電気炉を用いて1480〜15
20゜Cの温度範囲内で焼成して焼成体を作製した。次
に、この焼成体の両端面のセルのいずれか一方を交互に
閉塞剤により閉塞して80〜100゜Cの温度で乾燥し
て、電気炉を用いて1300〜1400゜Cの温度範囲
内で熱処理した後、仕上げ加工して直径140mm、高
さ150mmの排ガスフィルターを作製した。ここで用
いた閉塞剤は熱処理した後、セラミック質となるものを
使用した。
ニカム形状に成形できる金型を装着した真空押出し機を
用いて、押出し法により直径170mm、高さ180m
mの軸方向に多数のセルを有するハニカム状成形体を作
製して、これを乾燥機を用いて80〜100゜Cの温度
で24時間乾燥した後、電気炉を用いて1480〜15
20゜Cの温度範囲内で焼成して焼成体を作製した。次
に、この焼成体の両端面のセルのいずれか一方を交互に
閉塞剤により閉塞して80〜100゜Cの温度で乾燥し
て、電気炉を用いて1300〜1400゜Cの温度範囲
内で熱処理した後、仕上げ加工して直径140mm、高
さ150mmの排ガスフィルターを作製した。ここで用
いた閉塞剤は熱処理した後、セラミック質となるものを
使用した。
【0022】次に、得られた排ガスフィルターについ
て、(実施例1)と同様に縦型熱膨張計による室温から
800゜Cまでの熱膨張係数の測定と電気炉による溶融
温度の測定を従来のコージェライト質ハニカム体と比較
しながらそれぞれ実施した。また、(実施例1)と同様
に得られた排ガスフィルターと従来のコージェライト質
ハニカム体より作成したフィルターをディーゼルエンジ
ンの排ガス再生装置に装着して微粒子を一定時間捕集し
た後、再生燃焼試験をそれぞれ実施した。それによる
と、本実施例の排ガスフィルターの室温から800゜C
までの熱膨張係数は0.9×10-6/゜C以下であり、
従来のコージェライト質ハニカム体の1.5×10-6/
゜Cに比べ小さい値を有していた。また、(実施例1)
と同様に本実施例の排ガスフィルターは1550゜Cに
達しても溶融せず十分に高い溶融温度を有していたのに
対して、従来のコージェライト質ハニカム体は1450
゜Cで溶融した。さらに再生燃焼試験の結果、(実施例
1)と同様に本実施例の排ガスフィルターは熱応力によ
る亀裂の発生はなくまた異常燃焼による溶融の形跡もな
かったのに対して、従来のコージェライト質ハニカム体
より作成したフィルターは一部亀裂の発生及び溶融が認
められた。
て、(実施例1)と同様に縦型熱膨張計による室温から
800゜Cまでの熱膨張係数の測定と電気炉による溶融
温度の測定を従来のコージェライト質ハニカム体と比較
しながらそれぞれ実施した。また、(実施例1)と同様
に得られた排ガスフィルターと従来のコージェライト質
ハニカム体より作成したフィルターをディーゼルエンジ
ンの排ガス再生装置に装着して微粒子を一定時間捕集し
た後、再生燃焼試験をそれぞれ実施した。それによる
と、本実施例の排ガスフィルターの室温から800゜C
までの熱膨張係数は0.9×10-6/゜C以下であり、
従来のコージェライト質ハニカム体の1.5×10-6/
゜Cに比べ小さい値を有していた。また、(実施例1)
と同様に本実施例の排ガスフィルターは1550゜Cに
達しても溶融せず十分に高い溶融温度を有していたのに
対して、従来のコージェライト質ハニカム体は1450
゜Cで溶融した。さらに再生燃焼試験の結果、(実施例
1)と同様に本実施例の排ガスフィルターは熱応力によ
る亀裂の発生はなくまた異常燃焼による溶融の形跡もな
かったのに対して、従来のコージェライト質ハニカム体
より作成したフィルターは一部亀裂の発生及び溶融が認
められた。
【0023】以上の様に本実施例によれば、チタン酸ア
ルミニウムを含むセラミック可塑性坏土を用いて押出し
法により製造するため、熱膨張係数が小さく耐熱衝撃性
に優れ、融点が高く耐熱性に優れた排ガスフィルターを
実現することができる。また、主成分がチタン酸アルミ
ニウムより成る閉塞剤を使用しても良く、この場合より
優れた耐熱衝撃性と耐熱性を有する排ガスフィルターを
実現することができる。
ルミニウムを含むセラミック可塑性坏土を用いて押出し
法により製造するため、熱膨張係数が小さく耐熱衝撃性
に優れ、融点が高く耐熱性に優れた排ガスフィルターを
実現することができる。また、主成分がチタン酸アルミ
ニウムより成る閉塞剤を使用しても良く、この場合より
優れた耐熱衝撃性と耐熱性を有する排ガスフィルターを
実現することができる。
【0024】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、チタン酸ア
ルミニウムを含むセラミック可塑性坏土を押出し法によ
り成形してハニカム成形体を作成し、さらに主成分がチ
タン酸アルミニウムより成る閉塞剤を使用する排ガスフ
ィルターの製造方法であるため、熱膨張係数が小さく且
つ融点が高く、耐熱衝撃性と耐熱性に優れた排ガスフィ
ルターを実現することができる。
ルミニウムを含むセラミック可塑性坏土を押出し法によ
り成形してハニカム成形体を作成し、さらに主成分がチ
タン酸アルミニウムより成る閉塞剤を使用する排ガスフ
ィルターの製造方法であるため、熱膨張係数が小さく且
つ融点が高く、耐熱衝撃性と耐熱性に優れた排ガスフィ
ルターを実現することができる。
【図1】本発明の第1実施例における排ガスフィルター
の外観斜視図
の外観斜視図
【図2】本発明の第1実施例における排ガスフィルター
の要部断面図
の要部断面図
11 排ガスフィルター 12 セル 13 薄壁 14 閉塞剤 15 排ガス流入口 16 排ガス流出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 幸則 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】チタン酸アルミニウムを含むセラミック可
塑性坏土をハニカム形状に成形できる金型を用いて押出
し法によりハニカム成形体を作製し乾燥した後、閉塞剤
をハニカム状成形体の両端面のセルのいずれか一方が交
互に閉塞される様に充填し乾燥した後、一体焼成するこ
とを特徴とする排ガスフィルターの製造方法。 - 【請求項2】チタン酸アルミニウムを含むセラミック可
塑性坏土をハニカム形状に成形できる金型を用いて押出
し法によりハニカム成形体を作製し乾燥した後に焼成
し、その後閉塞剤をハニカム状成形体の両端面のセルの
いずれか一方が交互に閉塞される様に充填し乾燥し、そ
の後熱処理することを特徴とする排ガスフィルターの製
造方法。 - 【請求項3】チタン酸アルミニウムを含むセラミック可
塑性坏土をハニカム形状に成形できる金型を用いて押出
し法によりハニカム成形体を作成し乾燥した後、チタン
酸アルミニウムを含む閉塞剤をハニカム状成形体の両端
面のセルのいずれか一方が交互に閉塞される様に充填し
乾燥した後、一体焼成することを特徴とする排ガスフィ
ルターの製造方法。 - 【請求項4】チタン酸アルミニウムを含むセラミック可
塑性坏土をハニカム形状に成形できる金型を用いて押出
し法によりハニカム成形体を作成し乾燥後、焼成した
後、チタン酸アルミニウムを含む閉塞剤をハニカム状成
形体の両端面のセルのいずれか一方が交互に閉塞される
様に充填し乾燥した後、熱処理することを特徴とする排
ガスフィルターの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7245722A JPH0985030A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 排ガスフィルターの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7245722A JPH0985030A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 排ガスフィルターの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0985030A true JPH0985030A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17137835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7245722A Pending JPH0985030A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 排ガスフィルターの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0985030A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100369210B1 (ko) * | 2000-06-07 | 2003-01-24 | 한국과학기술연구원 | 다공성 세라믹 발열체, 그의 제조방법 및 그를 이용한 배기가스 필터 |
| KR100451703B1 (ko) * | 2001-07-03 | 2004-10-08 | (주)네오포텍 | 허니콤 모노리스형 광촉매체의 제조 방법 및 이를 이용한 대기정화기 |
| WO2012014684A1 (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-02 | 住友化学株式会社 | グリーン成形体 |
| WO2012014681A1 (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-02 | 住友化学株式会社 | グリーン成形体 |
| US9908260B2 (en) | 2013-05-20 | 2018-03-06 | Corning Incorporated | Porous ceramic article and method of manufacturing the same |
| US11229902B2 (en) | 2016-05-31 | 2022-01-25 | Corning Incorporated | Porous article and method of manufacturing the same |
| US11447422B2 (en) | 2017-10-31 | 2022-09-20 | Corning Incorporated | Batch compositions comprising spheroidal pre-reacted inorganic particles and spheroidal pore-formers and methods of manufacture of honeycomb bodies therefrom |
-
1995
- 1995-09-25 JP JP7245722A patent/JPH0985030A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100369210B1 (ko) * | 2000-06-07 | 2003-01-24 | 한국과학기술연구원 | 다공성 세라믹 발열체, 그의 제조방법 및 그를 이용한 배기가스 필터 |
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| WO2012014684A1 (ja) * | 2010-07-28 | 2012-02-02 | 住友化学株式会社 | グリーン成形体 |
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| US9908260B2 (en) | 2013-05-20 | 2018-03-06 | Corning Incorporated | Porous ceramic article and method of manufacturing the same |
| US11229902B2 (en) | 2016-05-31 | 2022-01-25 | Corning Incorporated | Porous article and method of manufacturing the same |
| US11447422B2 (en) | 2017-10-31 | 2022-09-20 | Corning Incorporated | Batch compositions comprising spheroidal pre-reacted inorganic particles and spheroidal pore-formers and methods of manufacture of honeycomb bodies therefrom |
| US11591265B2 (en) | 2017-10-31 | 2023-02-28 | Corning Incorporated | Batch compositions comprising pre-reacted inorganic particles and methods of manufacture of green bodies therefrom |
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