JPH0985047A - 塩素系物質の処理方法および塩素系物質の処理装置 - Google Patents
塩素系物質の処理方法および塩素系物質の処理装置Info
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- JPH0985047A JPH0985047A JP7250419A JP25041995A JPH0985047A JP H0985047 A JPH0985047 A JP H0985047A JP 7250419 A JP7250419 A JP 7250419A JP 25041995 A JP25041995 A JP 25041995A JP H0985047 A JPH0985047 A JP H0985047A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来は、紫外線発生器に水銀ランプを使用して
おり、光強度が低く、フロン分解処理能力が低いことが
欠点であった。 【解決手段】真空紫外光を透過する円筒状窓4の内部で
ある分解処理領域8にフロンを流す。鏡面状に表面処理
された面5を持つ高電圧円筒電極1と絶縁製管2と開口
円筒電極3とが同軸円筒状に配置されている。開口円筒
電極3と絶縁製管2との間の放電空間6にはあらかじめ
波長が120〜180[nm]の光を発する例えばキセ
ノンが封入されて、高電圧円筒電極1と開口円筒電極3
の間に極性反転電圧を印加することにより放電空間6に
誘電体障壁放電が発生する。誘電体障壁放電から発する
真空紫外光が開口円筒電極3を透過し、開口円筒電極3
と任意の距離を隔てて設けてある円筒状窓4を透過して
円筒状窓4内部に流れるフロンに照射され、フロンが光
分解され塩素ガスやフッ素系高分子として処理される。
おり、光強度が低く、フロン分解処理能力が低いことが
欠点であった。 【解決手段】真空紫外光を透過する円筒状窓4の内部で
ある分解処理領域8にフロンを流す。鏡面状に表面処理
された面5を持つ高電圧円筒電極1と絶縁製管2と開口
円筒電極3とが同軸円筒状に配置されている。開口円筒
電極3と絶縁製管2との間の放電空間6にはあらかじめ
波長が120〜180[nm]の光を発する例えばキセ
ノンが封入されて、高電圧円筒電極1と開口円筒電極3
の間に極性反転電圧を印加することにより放電空間6に
誘電体障壁放電が発生する。誘電体障壁放電から発する
真空紫外光が開口円筒電極3を透過し、開口円筒電極3
と任意の距離を隔てて設けてある円筒状窓4を透過して
円筒状窓4内部に流れるフロンに照射され、フロンが光
分解され塩素ガスやフッ素系高分子として処理される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塩素などを光を用
いて分解する塩素系物質の処理方法および塩素系物質の
処理装置に関する。
いて分解する塩素系物質の処理方法および塩素系物質の
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】酸性雨による森林破壊、フロンによるオ
ゾン層の破壊、炭酸ガスによる地球温暖化などの文明が
もたらした種々の自然破壊が問題となっており、近年急
激に地球環境保全技術が要求されるようになってきた。
ゾン層の破壊、炭酸ガスによる地球温暖化などの文明が
もたらした種々の自然破壊が問題となっており、近年急
激に地球環境保全技術が要求されるようになってきた。
【0003】特に廃棄物処理技術として、オゾン層破壊
の原因となるフロンの分解処理、あるいは生物体内に濃
縮蓄積され生物に害を与えるPCB(polychlorobiphenyl:
ポリ塩化ビフェニール混合物)の分解など多くの処理技
術の開発が現在行われつつある。
の原因となるフロンの分解処理、あるいは生物体内に濃
縮蓄積され生物に害を与えるPCB(polychlorobiphenyl:
ポリ塩化ビフェニール混合物)の分解など多くの処理技
術の開発が現在行われつつある。
【0004】従来の塩素系物質の処理方法を用いた塩素
系物質の処理装置の構成について図面を参照しながら説
明する。図10は、従来の塩素系物質の処理方法を用い
た塩素系物質の処理装置の断面図である。
系物質の処理装置の構成について図面を参照しながら説
明する。図10は、従来の塩素系物質の処理方法を用い
た塩素系物質の処理装置の断面図である。
【0005】紫外線発生器である水銀ランプ101の周
囲を取り囲むように反応容器102が設けられている。
反応容器102には、気体の入り口103と出口104
が設けられている。
囲を取り囲むように反応容器102が設けられている。
反応容器102には、気体の入り口103と出口104
が設けられている。
【0006】このような塩素系物質の処理方法を用いた
塩素系物質の処理装置では、入り口103からフロンや
酸素などの気体を反応容器102内の反応室105へ注
入している。そこで、水銀ランプ101から発生する紫
外線を用いて反応室105内の気体を光分解していく。
分解された塩素ガスやフッ素系高分子は、出口104か
ら反応容器102外に排出される。
塩素系物質の処理装置では、入り口103からフロンや
酸素などの気体を反応容器102内の反応室105へ注
入している。そこで、水銀ランプ101から発生する紫
外線を用いて反応室105内の気体を光分解していく。
分解された塩素ガスやフッ素系高分子は、出口104か
ら反応容器102外に排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来構成では、紫外線発生器に水銀ランプを使用し
ており、フロンを分解させるには光強度が低くフロン分
解処理能力が低いことが欠点であった。
うな従来構成では、紫外線発生器に水銀ランプを使用し
ており、フロンを分解させるには光強度が低くフロン分
解処理能力が低いことが欠点であった。
【0008】図7は波長に対する各種フロン類の光吸収
断面積の関係を示したグラフであり(Hubrich,C.and Stu
hl.F.:J.photochem,12,p93(1980)より) 、図7に示され
る様にフロンには様々な種類があり、塩素の数が少なく
なるにしたがってフロンの分解に必要なエネルギが大き
くなっている。CCl4 以外のフロン類は250[n
m]より長い波長の光では光吸収が小さくなっている。
フロン分解で主に使用されている水銀ランプの発光波長
253.7[nm]では、非常に吸収断面積が小さく分
解しにくいことが分かる。また、水銀ランプの発光波長
185[nm]では、図7からも分かるように吸収断面
積は大きいが、水銀ランプから発する光の出力密度が数
[mW/cm2 ]であり253.7[nm]よりも光出力
が弱く、それに伴って光分解を行う量も非常に少なくな
っている。
断面積の関係を示したグラフであり(Hubrich,C.and Stu
hl.F.:J.photochem,12,p93(1980)より) 、図7に示され
る様にフロンには様々な種類があり、塩素の数が少なく
なるにしたがってフロンの分解に必要なエネルギが大き
くなっている。CCl4 以外のフロン類は250[n
m]より長い波長の光では光吸収が小さくなっている。
フロン分解で主に使用されている水銀ランプの発光波長
253.7[nm]では、非常に吸収断面積が小さく分
解しにくいことが分かる。また、水銀ランプの発光波長
185[nm]では、図7からも分かるように吸収断面
積は大きいが、水銀ランプから発する光の出力密度が数
[mW/cm2 ]であり253.7[nm]よりも光出力
が弱く、それに伴って光分解を行う量も非常に少なくな
っている。
【0009】水銀ランプから発光する光を用いてフロン
を分解するには上述のように処理能力が低いので、水銀
ランプよりも波長の短い光を用いれば処理能力が高くな
り分解効率があがる。
を分解するには上述のように処理能力が低いので、水銀
ランプよりも波長の短い光を用いれば処理能力が高くな
り分解効率があがる。
【0010】また従来、フロンを光分解する場合にフロ
ンの分解を促進させる目的で酸素を混合していた。これ
は酸素分子を光分解することで酸素原子(酸素ラジカ
ル)が生成され、この酸素原子(酸素ラジカル)を用い
て塩素原子引き抜き効果が行われる。従って、酸素原子
(酸素ラジカル)を多く作ることがフロンの分解を促進
させることになる。
ンの分解を促進させる目的で酸素を混合していた。これ
は酸素分子を光分解することで酸素原子(酸素ラジカ
ル)が生成され、この酸素原子(酸素ラジカル)を用い
て塩素原子引き抜き効果が行われる。従って、酸素原子
(酸素ラジカル)を多く作ることがフロンの分解を促進
させることになる。
【0011】図8は波長に対する酸素分子の吸収係数の
関係を示したグラフであり(オソナイザハンドブック,p
81(昭35),コロナ社より) 、図8に示されるように酸素分子
は従来の水銀ランプの発光波長185[nm]でも分解
するが非常に吸収係数(吸収断面積)が小さく、それに
伴って塩素原子引き抜き効果によるフロンの分解処理能
力も小さい。分解処理能力が小さければ当然フロンを分
解する分解処理時間もかかり同時にコストもかかる。波
長に対する酸素分子の吸収断面積の関係を示したグラフ
として鷲田の分光研究,40(1991)p235を参
照すれば酸素分子の吸収断面積の特徴が顕著に描写され
ている。
関係を示したグラフであり(オソナイザハンドブック,p
81(昭35),コロナ社より) 、図8に示されるように酸素分子
は従来の水銀ランプの発光波長185[nm]でも分解
するが非常に吸収係数(吸収断面積)が小さく、それに
伴って塩素原子引き抜き効果によるフロンの分解処理能
力も小さい。分解処理能力が小さければ当然フロンを分
解する分解処理時間もかかり同時にコストもかかる。波
長に対する酸素分子の吸収断面積の関係を示したグラフ
として鷲田の分光研究,40(1991)p235を参
照すれば酸素分子の吸収断面積の特徴が顕著に描写され
ている。
【0012】そこで、本発明は上記従来の問題点に鑑み
てなされたもので、フロンなどの塩素系物質を分解する
処理方法において、塩素系物質を分解する分解処理能力
が高く、効率的に分解処理が行える塩素系物質の処理方
法の提供を目的とする。
てなされたもので、フロンなどの塩素系物質を分解する
処理方法において、塩素系物質を分解する分解処理能力
が高く、効率的に分解処理が行える塩素系物質の処理方
法の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の塩素系物質の処理方法は、塩素系物質に、
酸素雰囲気中で、波長120〜180[nm]の真空紫
外光を照射し、塩素系物質を分解することを骨子とす
る。
めに本発明の塩素系物質の処理方法は、塩素系物質に、
酸素雰囲気中で、波長120〜180[nm]の真空紫
外光を照射し、塩素系物質を分解することを骨子とす
る。
【0014】エキシマからの蛍光波長を水銀ランプの波
長よりも低い180[nm]以下としたことにより、塩
素系物質の光吸収断面積が増えエキシマからの蛍光によ
る塩素系物質の分解が促進され分解効率が向上する。同
時に120〜180[nm]のエキシマからの蛍光を酸
素分子に照射すると図8から分かる様に波長による吸収
断面積の相違から酸素分子が分解して酸素ラジカルが水
銀ランプによって発生する酸素ラジカルの量よりも多く
の酸素ラジカルが発生する。したがって酸素ラジカルに
よる塩素系物質からの塩素引き抜き効果が向上し塩素系
物質を高効率で分解できる。
長よりも低い180[nm]以下としたことにより、塩
素系物質の光吸収断面積が増えエキシマからの蛍光によ
る塩素系物質の分解が促進され分解効率が向上する。同
時に120〜180[nm]のエキシマからの蛍光を酸
素分子に照射すると図8から分かる様に波長による吸収
断面積の相違から酸素分子が分解して酸素ラジカルが水
銀ランプによって発生する酸素ラジカルの量よりも多く
の酸素ラジカルが発生する。したがって酸素ラジカルに
よる塩素系物質からの塩素引き抜き効果が向上し塩素系
物質を高効率で分解できる。
【0015】塩素系物質を分解する分解効率を向上さ
せ、同時に酸素ラジカルによる塩素引き抜き効果による
分解効率も向上させるためには、キセノンを始め、アル
ゴン、クリプトンなどの希ガスを用いると上述のような
効果を得ることができる。
せ、同時に酸素ラジカルによる塩素引き抜き効果による
分解効率も向上させるためには、キセノンを始め、アル
ゴン、クリプトンなどの希ガスを用いると上述のような
効果を得ることができる。
【0016】また、本発明の塩素系物質の処理方法にお
いては、塩素系物質に、酸素雰囲気中で、キセノンのエ
キシマからの蛍光を照射し、塩素系物質を分解すること
を骨子とする。
いては、塩素系物質に、酸素雰囲気中で、キセノンのエ
キシマからの蛍光を照射し、塩素系物質を分解すること
を骨子とする。
【0017】キセノンのエキシマからの蛍光の波長は約
150〜約195[nm]の範囲にあり、その範囲の中
で波長の上限が180[nm]以下のエキシマからの蛍
光を用いれば、塩素系物質を分解するエキシマからの蛍
光の量も多く光強度も強いため分解効率が非常に良くな
る。また約150〜約180[nm]の波長の光は塩素
系物質から塩素原子を引き抜く塩素引き抜き効果をもた
らす酸素ラジカルを酸素分子から高効率で発生させるこ
とができる。酸素ラジカルによる塩素引き抜き効果によ
って塩素系物質を効率よく分解することができる。
150〜約195[nm]の範囲にあり、その範囲の中
で波長の上限が180[nm]以下のエキシマからの蛍
光を用いれば、塩素系物質を分解するエキシマからの蛍
光の量も多く光強度も強いため分解効率が非常に良くな
る。また約150〜約180[nm]の波長の光は塩素
系物質から塩素原子を引き抜く塩素引き抜き効果をもた
らす酸素ラジカルを酸素分子から高効率で発生させるこ
とができる。酸素ラジカルによる塩素引き抜き効果によ
って塩素系物質を効率よく分解することができる。
【0018】また、本発明の塩素系物質の処理装置にお
いては、塩素系物質を導入可能な容器と、該容器内を酸
素雰囲気に保持するための酸素雰囲気保持手段と、前記
容器内に導入された塩素系物質に波長120〜180
[nm]の真空紫外光を照射するための照射手段とから
構成されることを骨子とする。
いては、塩素系物質を導入可能な容器と、該容器内を酸
素雰囲気に保持するための酸素雰囲気保持手段と、前記
容器内に導入された塩素系物質に波長120〜180
[nm]の真空紫外光を照射するための照射手段とから
構成されることを骨子とする。
【0019】また、本発明の塩素系物質の処理装置にお
いては、塩素系物質を導入可能な容器と、該容器内を酸
素雰囲気に保持するための酸素雰囲気保持手段と、前記
容器内に導入された塩素系物質にキセノンのエキシマか
らの蛍光を照射するための照射手段とから構成されるこ
とを骨子とする。
いては、塩素系物質を導入可能な容器と、該容器内を酸
素雰囲気に保持するための酸素雰囲気保持手段と、前記
容器内に導入された塩素系物質にキセノンのエキシマか
らの蛍光を照射するための照射手段とから構成されるこ
とを骨子とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しながら説明していく。図1(a)は塩素系物質の処
理方法を用いた塩素系物質の処理装置の第1実施例の断
面図で、図1(b)は図1(a)中のA−A´線に沿っ
て切断し矢印方向に見た断面図である。
照しながら説明していく。図1(a)は塩素系物質の処
理方法を用いた塩素系物質の処理装置の第1実施例の断
面図で、図1(b)は図1(a)中のA−A´線に沿っ
て切断し矢印方向に見た断面図である。
【0021】塩素系物質が分解される分解処理領域8を
持つ放電容器7(容器)は、その周囲に同軸円筒状に開
口円筒電極3(照射手段)を備えている。放電容器7の
内側には、真空紫外光が透過可能な円筒形状の窓4が備
えられている。開口円筒電極3の周囲には、同軸円筒状
に石英で形成される絶縁製管2が設けられている。絶縁
製管2の周囲には、同軸円筒状に高電圧円筒電極1(照
射手段)が設けられている。絶縁製管2と高電圧円筒電
極1との間には鏡面状に表面処理された面5が備えられ
ている。開口円筒電極3と絶縁製管2との間の放電空間
6にはエキシマからの蛍光波長が120〜180[n
m]の間に波長領域をもつ例えばキセノンが封入されて
いる。開口円筒電極3と高電圧円筒電極1とには、電源
9が接続されている。放電容器7には不図示の酸素雰囲
気保持手段が設けられている。
持つ放電容器7(容器)は、その周囲に同軸円筒状に開
口円筒電極3(照射手段)を備えている。放電容器7の
内側には、真空紫外光が透過可能な円筒形状の窓4が備
えられている。開口円筒電極3の周囲には、同軸円筒状
に石英で形成される絶縁製管2が設けられている。絶縁
製管2の周囲には、同軸円筒状に高電圧円筒電極1(照
射手段)が設けられている。絶縁製管2と高電圧円筒電
極1との間には鏡面状に表面処理された面5が備えられ
ている。開口円筒電極3と絶縁製管2との間の放電空間
6にはエキシマからの蛍光波長が120〜180[n
m]の間に波長領域をもつ例えばキセノンが封入されて
いる。開口円筒電極3と高電圧円筒電極1とには、電源
9が接続されている。放電容器7には不図示の酸素雰囲
気保持手段が設けられている。
【0022】高電圧円筒電極1と絶縁製管2と開口円筒
電極3と窓4と面5と放電空間6と放電容器7と分解処
理領域8と電源9と酸素雰囲気保持手段とから光分解処
理装置10が構成されている。
電極3と窓4と面5と放電空間6と放電容器7と分解処
理領域8と電源9と酸素雰囲気保持手段とから光分解処
理装置10が構成されている。
【0023】この様な構成をした光分解処理装置10を
用いた塩素系物質の処理方法について説明する。まず、
分解処理領域8に光分解処理装置10の外部から酸素が
注入される。酸素雰囲気中の分解処理領域8にフロンが
混入される。開口円筒電極3と高電圧円筒電極1とに接
続されている電源9から極性反転電圧が印加される。す
ると、開口円筒電極3と絶縁製管2との間の放電空間6
に誘電体障壁放電が発生する。その結果、誘電体障壁放
電によってキセノンから172[nm]にピーク波長を
持つスペクトルの真空紫外光(キセノンエキシマからの
蛍光)が発光する。発光した真空紫外光は、開口円筒電
極3を透過して、さらに窓4を透過していく。透過した
真空紫外光は、放電容器7内の分解処理領域8のフロ
ン、酸素などに照射される。
用いた塩素系物質の処理方法について説明する。まず、
分解処理領域8に光分解処理装置10の外部から酸素が
注入される。酸素雰囲気中の分解処理領域8にフロンが
混入される。開口円筒電極3と高電圧円筒電極1とに接
続されている電源9から極性反転電圧が印加される。す
ると、開口円筒電極3と絶縁製管2との間の放電空間6
に誘電体障壁放電が発生する。その結果、誘電体障壁放
電によってキセノンから172[nm]にピーク波長を
持つスペクトルの真空紫外光(キセノンエキシマからの
蛍光)が発光する。発光した真空紫外光は、開口円筒電
極3を透過して、さらに窓4を透過していく。透過した
真空紫外光は、放電容器7内の分解処理領域8のフロ
ン、酸素などに照射される。
【0024】この時、式(1)、式(2)の反応が順次
起こり塩素系物質の光分解が行われる。 ここで、h:プランク定数,6.625×10-34 [J
・s] ν:周波数 n:整数 *:ラジカル原子またはラジカル分子 を表わす。
起こり塩素系物質の光分解が行われる。 ここで、h:プランク定数,6.625×10-34 [J
・s] ν:周波数 n:整数 *:ラジカル原子またはラジカル分子 を表わす。
【0025】
【化1】 CCl2 F2 +hν→CClF2 * +Cl* …(1)
【0026】
【化2】 CClF2 * +hν→CF2 * +Cl* …(2) またキセノンエキシマからの蛍光の量は、図9に示され
るように波長がO2 の吸収係数が大きくなる172[n
m]以下(斜線部A)では、全キセノンエキシマからの
蛍光の量(斜線部A+斜線部B)に対して約50[%]
も存在するので、式(3)の反応が起こり酸素が酸素ラ
ジカル(O* )に変換され酸素ラジカルは大幅に増加す
る。
るように波長がO2 の吸収係数が大きくなる172[n
m]以下(斜線部A)では、全キセノンエキシマからの
蛍光の量(斜線部A+斜線部B)に対して約50[%]
も存在するので、式(3)の反応が起こり酸素が酸素ラ
ジカル(O* )に変換され酸素ラジカルは大幅に増加す
る。
【0027】
【化3】O2 +hν→2O* …(3) さらに、式(4)、式(5)のような反応が順次起こ
り、酸素ラジカルによる塩素引き抜き作用が増加し、フ
ロンの分解を促進させている。
り、酸素ラジカルによる塩素引き抜き作用が増加し、フ
ロンの分解を促進させている。
【0028】
【化4】 CCl2 F2 +O* →CClF2 * +ClO …(4)
【0029】
【化5】 CClF2 * +O* →CF2 * +ClO …(5) そして、光分解による反応は、式(6)、式(7)、式
(8)と続いていく。
(8)と続いていく。
【0030】
【化6】 CClF2 * +Cl* →CF2 * +Cl2 …(6)
【0031】
【化7】ClO+O* →Cl* +O2 …(7)
【0032】
【化8】Cl* +Cl* →Cl2 …(8) このようなフロン類の反応により、フロンガスが塩素ガ
スやフッ素系高分子として分解処理される。そして、最
終的にはフロンガスは一般的に式(9)の様な反応で塩
素などに分解処理される。
スやフッ素系高分子として分解処理される。そして、最
終的にはフロンガスは一般的に式(9)の様な反応で塩
素などに分解処理される。
【0033】
【化9】
【0034】この様な光分解を行う塩素系物質の処理方
法では、放電空間6に封入する気体にキセノンを用いて
いる。キセノンを放電させて発光する光(キセノンエキ
シマからの蛍光)の波長は従来の水銀ランプの共鳴線1
85[nm]と比較して、キセノンのピーク波長が17
2[nm]と短い。キセノンエキシマからの蛍光の18
0[nm]以下の波長の光は全キセノンエキシマからの
蛍光量の約80[%]も存在している。したがって光吸
収断面積は水銀ランプの波長185[nm]の光よりも
大きくなる。
法では、放電空間6に封入する気体にキセノンを用いて
いる。キセノンを放電させて発光する光(キセノンエキ
シマからの蛍光)の波長は従来の水銀ランプの共鳴線1
85[nm]と比較して、キセノンのピーク波長が17
2[nm]と短い。キセノンエキシマからの蛍光の18
0[nm]以下の波長の光は全キセノンエキシマからの
蛍光量の約80[%]も存在している。したがって光吸
収断面積は水銀ランプの波長185[nm]の光よりも
大きくなる。
【0035】本発明のキセノンエキシマ蛍光は従来の光
(水銀ランプ)よりも出力密度で約14[mW/cm2 ]
と大きく、発光強度も同一電力で2倍近く増加してお
り、吸収係数の増大、出力の増大で光分解によるフロン
などの塩素系物質の処理能力が大きく向上している。
(水銀ランプ)よりも出力密度で約14[mW/cm2 ]
と大きく、発光強度も同一電力で2倍近く増加してお
り、吸収係数の増大、出力の増大で光分解によるフロン
などの塩素系物質の処理能力が大きく向上している。
【0036】また、放電空間6に封入される気体にアル
ゴン(ピーク波長126[nm])やクリプトン(ピー
ク波長146.7[nm])を用いてもそれらが発光す
る光の波長が180[nm]よりも短い。そのためアル
ゴンやクリプトンの光吸収断面積は水銀ランプよりも大
きく塩素系物質の光分解による処理能力が向上する。
ゴン(ピーク波長126[nm])やクリプトン(ピー
ク波長146.7[nm])を用いてもそれらが発光す
る光の波長が180[nm]よりも短い。そのためアル
ゴンやクリプトンの光吸収断面積は水銀ランプよりも大
きく塩素系物質の光分解による処理能力が向上する。
【0037】さらに、フロンに混入される酸素に従来の
水銀ランプの波長185[nm]よりも短い波長の17
2[nm]のキセノンエキシマからの蛍光(またはアル
ゴンエキシマからの蛍光、クリプトンエキシマからの蛍
光)が照射されると、急激に酸素分子の光吸収係数が1
桁以上増加し、酸素分子が分解し酸素ラジカルに変換さ
れる。従って、酸素ラジカルが多く生成されることにな
る。酸素ラジカルが多数存在すると、塩素系物質からの
塩素引き抜き効果が増加しフロンなどの分解を促進され
ることになる。
水銀ランプの波長185[nm]よりも短い波長の17
2[nm]のキセノンエキシマからの蛍光(またはアル
ゴンエキシマからの蛍光、クリプトンエキシマからの蛍
光)が照射されると、急激に酸素分子の光吸収係数が1
桁以上増加し、酸素分子が分解し酸素ラジカルに変換さ
れる。従って、酸素ラジカルが多く生成されることにな
る。酸素ラジカルが多数存在すると、塩素系物質からの
塩素引き抜き効果が増加しフロンなどの分解を促進され
ることになる。
【0038】また、絶縁製管2と複数の開口部を有する
開口円筒電極3とから誘電体障壁放電により発生した真
空紫外光は、絶縁製管2の外周が光が透過可能な材質で
構成されているため、鏡面状に処理された面5によって
反射される。するとフロンなどの塩素系物質を分解する
光の光強度がさらに大きくなり、フロンの分解処理能力
の向上が図られる。
開口円筒電極3とから誘電体障壁放電により発生した真
空紫外光は、絶縁製管2の外周が光が透過可能な材質で
構成されているため、鏡面状に処理された面5によって
反射される。するとフロンなどの塩素系物質を分解する
光の光強度がさらに大きくなり、フロンの分解処理能力
の向上が図られる。
【0039】また開口円筒電極3の外周に石英製の円筒
を設けた構造でも良い。この様な構成にすると金属が放
電によりスパーターされなくて良くなる。またこの時開
口円筒電極3はメッシュ状(ワイヤを放電容器7の周囲
に巻き付けた状態)でも良い。この様な構成にするとコ
ストダウンに寄与する。
を設けた構造でも良い。この様な構成にすると金属が放
電によりスパーターされなくて良くなる。またこの時開
口円筒電極3はメッシュ状(ワイヤを放電容器7の周囲
に巻き付けた状態)でも良い。この様な構成にするとコ
ストダウンに寄与する。
【0040】次に、塩素系物質の処理方法を用いた塩素
系物質の処理装置の第2実施例の構成について図面を参
照しながら説明していく。なお、以下の各実施例におい
て第1実施例と同一構成要素には同一符号を付し、重複
する説明は省略する。
系物質の処理装置の第2実施例の構成について図面を参
照しながら説明していく。なお、以下の各実施例におい
て第1実施例と同一構成要素には同一符号を付し、重複
する説明は省略する。
【0041】第2実施例の特徴は、第1実施例の光分解
処理装置10を互いに等間隔に並列に複数配置し、各光
分解処理装置10の周囲に冷却水が流通可能な通路を設
けたことである。
処理装置10を互いに等間隔に並列に複数配置し、各光
分解処理装置10の周囲に冷却水が流通可能な通路を設
けたことである。
【0042】図2(a)は塩素系物質の処理方法を用い
た塩素系物質の処理装置の第2実施例の断面図で、図2
(b)は図2(a)中のA−A´線に沿って切断し矢印
方向に見た断面図である。
た塩素系物質の処理装置の第2実施例の断面図で、図2
(b)は図2(a)中のA−A´線に沿って切断し矢印
方向に見た断面図である。
【0043】ここで、図2(a)中実線矢印は、フロン
などの塩素系物質の流れを、破線矢印は、冷却水の流れ
をそれぞれ模式的に示している。光分解処理装置10を
図2のように円筒形の容器内に互いに非接触に等間隔に
縦横に例えば21個配置する。光分解処理装置10と隣
り合う光分解処理装置10との間には、冷却水が流通可
能な通路が設けられている。光分解処理装置11は複数
の光分解処理装置10を配置して構成されている。
などの塩素系物質の流れを、破線矢印は、冷却水の流れ
をそれぞれ模式的に示している。光分解処理装置10を
図2のように円筒形の容器内に互いに非接触に等間隔に
縦横に例えば21個配置する。光分解処理装置10と隣
り合う光分解処理装置10との間には、冷却水が流通可
能な通路が設けられている。光分解処理装置11は複数
の光分解処理装置10を配置して構成されている。
【0044】この様な構成をした光分解処理装置10を
用いた塩素系物質の処理方法について説明する。分解処
理領域8に光分解処理装置10の外部から酸素が注入さ
れる。酸素雰囲気中の分解処理領域8にフロンが混入さ
れる。開口円筒電極3と高電圧円筒電極1とに接続され
ている電源から極性反転電圧が印加されと、開口円筒電
極3と絶縁製管2との間の放電空間6に誘電体障壁放電
が発生する。その結果、誘電体障壁放電によってキセノ
ンから172[nm]にピーク波長を持つスペクトルの
真空紫外光(キセノンエキシマからの蛍光)が発光す
る。発光した真空紫外光は、開口円筒電極3を透過し
て、さらに窓4を透過していく。透過した真空紫外光
は、放電容器内の分解処理領域8のフロン、酸素などに
照射される。
用いた塩素系物質の処理方法について説明する。分解処
理領域8に光分解処理装置10の外部から酸素が注入さ
れる。酸素雰囲気中の分解処理領域8にフロンが混入さ
れる。開口円筒電極3と高電圧円筒電極1とに接続され
ている電源から極性反転電圧が印加されと、開口円筒電
極3と絶縁製管2との間の放電空間6に誘電体障壁放電
が発生する。その結果、誘電体障壁放電によってキセノ
ンから172[nm]にピーク波長を持つスペクトルの
真空紫外光(キセノンエキシマからの蛍光)が発光す
る。発光した真空紫外光は、開口円筒電極3を透過し
て、さらに窓4を透過していく。透過した真空紫外光
は、放電容器内の分解処理領域8のフロン、酸素などに
照射される。
【0045】またキセノンエキシマからの蛍光の量は、
図9に示されるように波長が172[nm]以下(斜線
部A)では、全キセノンエキシマからの蛍光の量(斜線
部A+斜線部B)に対して約50[%]も存在するの
で、酸素が酸素ラジカルに変換され酸素ラジカルは大幅
に増加する。酸素ラジカルが増加すれば酸素ラジカルに
よる塩素引き抜き作用が増加し、フロンの分解を促進さ
せている。
図9に示されるように波長が172[nm]以下(斜線
部A)では、全キセノンエキシマからの蛍光の量(斜線
部A+斜線部B)に対して約50[%]も存在するの
で、酸素が酸素ラジカルに変換され酸素ラジカルは大幅
に増加する。酸素ラジカルが増加すれば酸素ラジカルに
よる塩素引き抜き作用が増加し、フロンの分解を促進さ
せている。
【0046】このようにしてフロンガスが塩素ガスやフ
ッ素系高分子として分解処理されていく。この様な光分
解を行っていく塩素系物質の処理方法では、放電空間に
封入する気体にキセノンを用いている。キセノンを放電
させて発光する光(キセノンエキシマからの蛍光)の波
長は従来の水銀ランプの共鳴線185[nm]と比較し
て、キセノンのピーク波長が172[nm]と短い。キ
セノンエキシマからの蛍光の180[nm]以下の波長
の光は全キセノンエキシマからの蛍光量の約80[%]
も存在している。すると光吸収断面積は水銀ランプの波
長185[nm]の光よりも大きくなる。
ッ素系高分子として分解処理されていく。この様な光分
解を行っていく塩素系物質の処理方法では、放電空間に
封入する気体にキセノンを用いている。キセノンを放電
させて発光する光(キセノンエキシマからの蛍光)の波
長は従来の水銀ランプの共鳴線185[nm]と比較し
て、キセノンのピーク波長が172[nm]と短い。キ
セノンエキシマからの蛍光の180[nm]以下の波長
の光は全キセノンエキシマからの蛍光量の約80[%]
も存在している。すると光吸収断面積は水銀ランプの波
長185[nm]の光よりも大きくなる。
【0047】本発明のキセノンエキシマからの蛍光は従
来の光(水銀ランプ)よりも出力密度で約14[mW/
cm2 ]と大きく、発光強度も同一電力で2倍近く増加し
ており、吸収係数の増大、出力の増大で光分解によるフ
ロンなどの塩素系物質の処理能力が大きく向上してい
る。
来の光(水銀ランプ)よりも出力密度で約14[mW/
cm2 ]と大きく、発光強度も同一電力で2倍近く増加し
ており、吸収係数の増大、出力の増大で光分解によるフ
ロンなどの塩素系物質の処理能力が大きく向上してい
る。
【0048】また、放電空間に封入される気体にアルゴ
ン(ピーク波長126[nm])やクリプトン(ピーク
波長146.7[nm])を用いてもそれらが発光する
光の波長が180[nm]よりも短い。そのためアルゴ
ンやクリプトンの光吸収断面積は水銀ランプよりも大き
く塩素系物質の光分解による処理能力が向上する。
ン(ピーク波長126[nm])やクリプトン(ピーク
波長146.7[nm])を用いてもそれらが発光する
光の波長が180[nm]よりも短い。そのためアルゴ
ンやクリプトンの光吸収断面積は水銀ランプよりも大き
く塩素系物質の光分解による処理能力が向上する。
【0049】さらに、フロンに混入される酸素に従来の
水銀ランプの波長185[nm]よりも短い波長の17
2[nm]のキセノンエキシマからの蛍光(またはアル
ゴンエキシマからの蛍光、クリプトンエキシマからの蛍
光)が照射されると、急激に酸素分子の光吸収係数が1
桁以上増加し、酸素分子が酸素ラジカルに変換される。
従って、酸素ラジカルが多く生成されることになる。酸
素ラジカルが多数存在すると、塩素系物質からの塩素引
き抜き効果が増加しフロンなどの分解を促進されること
になる。
水銀ランプの波長185[nm]よりも短い波長の17
2[nm]のキセノンエキシマからの蛍光(またはアル
ゴンエキシマからの蛍光、クリプトンエキシマからの蛍
光)が照射されると、急激に酸素分子の光吸収係数が1
桁以上増加し、酸素分子が酸素ラジカルに変換される。
従って、酸素ラジカルが多く生成されることになる。酸
素ラジカルが多数存在すると、塩素系物質からの塩素引
き抜き効果が増加しフロンなどの分解を促進されること
になる。
【0050】また、絶縁製管2と複数の開口部を有する
開口円筒電極3とから誘電体障壁放電により発生した真
空紫外光は、絶縁製管2の外周が光が透過可能な材質で
構成されているため、鏡面状に処理された面5によって
反射される。するとフロンなどの塩素系物質を分解する
光の光強度がさらに大きくなり、フロンの分解処理能力
の向上が図られる。
開口円筒電極3とから誘電体障壁放電により発生した真
空紫外光は、絶縁製管2の外周が光が透過可能な材質で
構成されているため、鏡面状に処理された面5によって
反射される。するとフロンなどの塩素系物質を分解する
光の光強度がさらに大きくなり、フロンの分解処理能力
の向上が図られる。
【0051】また、冷却水が光分解処理装置10の間を
流通し、光分解処理装置10から発生する熱を除去して
いる。この様な光分解処理装置11では、光分解処理装
置10を図2のように複数設けることにより大量のフロ
ンガスなどの塩素系物質を短時間に効率良く分解するこ
とができる。
流通し、光分解処理装置10から発生する熱を除去して
いる。この様な光分解処理装置11では、光分解処理装
置10を図2のように複数設けることにより大量のフロ
ンガスなどの塩素系物質を短時間に効率良く分解するこ
とができる。
【0052】次に、塩素系物質の処理方法を用いた塩素
系物質の処理装置の第3実施例の構成について図面を参
照しながら説明していく。第3実施例の特徴は、処理空
間内に円筒形状の金属を設けたことである。
系物質の処理装置の第3実施例の構成について図面を参
照しながら説明していく。第3実施例の特徴は、処理空
間内に円筒形状の金属を設けたことである。
【0053】図3(a)は塩素系物質の処理方法を用い
た塩素系物質の処理装置の第3実施例の断面図で、図3
(b)は図3(a)のA−A´線に沿って切断し矢印方
向に見た断面図である。
た塩素系物質の処理装置の第3実施例の断面図で、図3
(b)は図3(a)のA−A´線に沿って切断し矢印方
向に見た断面図である。
【0054】分解処理領域8を持つ放電容器7は、その
周囲に同軸円筒状に開口円筒電極3を備えている。放電
容器7の内側には、真空紫外光が透過可能な円筒形状の
窓4が備えられている。開口円筒電極3の周囲には、同
軸円筒状に石英で形成される絶縁製管2が設けられてい
る。絶縁製管2の周囲には、同軸円筒状に高電圧円筒電
極1が設けられている。絶縁製管2と高電圧円筒電極1
との間には鏡面状に表面処理された面5が備えられてい
る。開口円筒電極3と絶縁製管2との間の放電空間6に
は波長が120〜180[nm]の間に波長領域をもつ
エキシマからの蛍光を発する例えばキセノンが封入され
ている。開口円筒電極3と高電圧円筒電極1とには、電
源9が接続されている。分解処理領域8中には、円筒形
状の金属のパイプ40が挿入されている。
周囲に同軸円筒状に開口円筒電極3を備えている。放電
容器7の内側には、真空紫外光が透過可能な円筒形状の
窓4が備えられている。開口円筒電極3の周囲には、同
軸円筒状に石英で形成される絶縁製管2が設けられてい
る。絶縁製管2の周囲には、同軸円筒状に高電圧円筒電
極1が設けられている。絶縁製管2と高電圧円筒電極1
との間には鏡面状に表面処理された面5が備えられてい
る。開口円筒電極3と絶縁製管2との間の放電空間6に
は波長が120〜180[nm]の間に波長領域をもつ
エキシマからの蛍光を発する例えばキセノンが封入され
ている。開口円筒電極3と高電圧円筒電極1とには、電
源9が接続されている。分解処理領域8中には、円筒形
状の金属のパイプ40が挿入されている。
【0055】この様に高電圧円筒電極1と絶縁製管2と
開口円筒電極3と窓4と面5と放電空間6と放電容器7
と分解処理領域8と電源9と金属パイプ40とから光分
解処理装置11が構成されている。
開口円筒電極3と窓4と面5と放電空間6と放電容器7
と分解処理領域8と電源9と金属パイプ40とから光分
解処理装置11が構成されている。
【0056】この様な構成をした光分解処理装置11の
塩素系物質の処理方法について説明していく。分解処理
領域8に光分解処理装置11外部から酸素を入れる。酸
素雰囲気中の分解処理領域8にフロンを混入させる。開
口円筒電極3と高電圧円筒電極1とに接続されている電
源9から極性反転電圧が印加される。すると、開口円筒
電極3と絶縁製管2との間の放電空間6に誘電体障壁放
電が発生する。その結果、誘電体障壁放電によってキセ
ノンから発光する光(キセノンのエキシマからの蛍光)
に172[nm]にピーク波長を持つスペクトルの真空
紫外光が発光する。発光した真空紫外光は、開口円筒電
極3を透過して、さらに窓4を透過する。透過した真空
紫外光は、放電容器7内の分解処理領域8のフロン、酸
素などに照射され光分解を起こす。
塩素系物質の処理方法について説明していく。分解処理
領域8に光分解処理装置11外部から酸素を入れる。酸
素雰囲気中の分解処理領域8にフロンを混入させる。開
口円筒電極3と高電圧円筒電極1とに接続されている電
源9から極性反転電圧が印加される。すると、開口円筒
電極3と絶縁製管2との間の放電空間6に誘電体障壁放
電が発生する。その結果、誘電体障壁放電によってキセ
ノンから発光する光(キセノンのエキシマからの蛍光)
に172[nm]にピーク波長を持つスペクトルの真空
紫外光が発光する。発光した真空紫外光は、開口円筒電
極3を透過して、さらに窓4を透過する。透過した真空
紫外光は、放電容器7内の分解処理領域8のフロン、酸
素などに照射され光分解を起こす。
【0057】すると、図9に示されるようにキセノンエ
キシマからの蛍光の172[nm]以下(斜線部A)の
波長の光の量は、全キセノンエキシマからの蛍光の量
(斜線部A+斜線部B)に対して約50[%]も存在す
るので、酸素が酸素ラジカルに変換され、酸素ラジカル
が大幅に増加する。
キシマからの蛍光の172[nm]以下(斜線部A)の
波長の光の量は、全キセノンエキシマからの蛍光の量
(斜線部A+斜線部B)に対して約50[%]も存在す
るので、酸素が酸素ラジカルに変換され、酸素ラジカル
が大幅に増加する。
【0058】この酸素ラジカルによりフロンガス中の塩
素を塩素引き抜き作用によって引き抜き、フロンの分解
がより促進される。この様な光分解によるフロン類の反
応によって、フロンガスが最終的に塩素ガスやフッ素系
高分子として分解処理される。
素を塩素引き抜き作用によって引き抜き、フロンの分解
がより促進される。この様な光分解によるフロン類の反
応によって、フロンガスが最終的に塩素ガスやフッ素系
高分子として分解処理される。
【0059】この様な光分解を行っていく塩素系物質の
処理方法では、放電空間6に封入する気体にキセノンを
用いている。キセノンを放電させて発光する光(キセノ
ンエキシマからの蛍光)の波長は従来の水銀ランプの共
鳴線185[nm]と比較して、キセノンのピーク波長
が172[nm]と短い。キセノンエキシマからの蛍光
の180[nm]以下の波長の光は全キセノンエキシマ
からの蛍光量の約80[%]も存在している。するとキ
セノンの光吸収断面積は水銀ランプの波長の光よりも大
きくなる。
処理方法では、放電空間6に封入する気体にキセノンを
用いている。キセノンを放電させて発光する光(キセノ
ンエキシマからの蛍光)の波長は従来の水銀ランプの共
鳴線185[nm]と比較して、キセノンのピーク波長
が172[nm]と短い。キセノンエキシマからの蛍光
の180[nm]以下の波長の光は全キセノンエキシマ
からの蛍光量の約80[%]も存在している。するとキ
セノンの光吸収断面積は水銀ランプの波長の光よりも大
きくなる。
【0060】本発明のキセノンエキシマからの蛍光は従
来の光(水銀ランプ)よりも出力密度で約14[mW/
cm2 ]と大きく、発光強度も同一電力で2倍近く増加し
ており、吸収係数の増大、出力の増大で光分解によるフ
ロンなどの塩素系物質の処理能力が大きく向上してい
る。
来の光(水銀ランプ)よりも出力密度で約14[mW/
cm2 ]と大きく、発光強度も同一電力で2倍近く増加し
ており、吸収係数の増大、出力の増大で光分解によるフ
ロンなどの塩素系物質の処理能力が大きく向上してい
る。
【0061】また、放電空間6に封入される気体にアル
ゴン(ピーク波長126[nm])やクリプトン(ピー
ク波長146.7[nm])を用いてもそれらが発光す
る光の波長が180[nm]よりも短い。そのためアル
ゴンやクリプトンによる光吸収断面積は水銀ランプによ
る光吸収断面積よりも大きくなり塩素系物質の光分解に
よる処理能力が向上する。
ゴン(ピーク波長126[nm])やクリプトン(ピー
ク波長146.7[nm])を用いてもそれらが発光す
る光の波長が180[nm]よりも短い。そのためアル
ゴンやクリプトンによる光吸収断面積は水銀ランプによ
る光吸収断面積よりも大きくなり塩素系物質の光分解に
よる処理能力が向上する。
【0062】さらに、フロンに混入される酸素に従来の
水銀ランプの波長185[nm]よりも短い波長の17
2[nm]のキセノンエキシマからの蛍光(またはアル
ゴンエキシマからの蛍光、クリプトンエキシマからの蛍
光)が照射されると、急激に酸素分子の光吸収係数が1
桁以上増加し、酸素分子が酸素ラジカルに変換される。
従って、酸素ラジカルが多く生成されることになる。酸
素ラジカルが多数存在すると、塩素系物質からの塩素引
き抜き効果が増加しフロンの分解を促進することにな
る。
水銀ランプの波長185[nm]よりも短い波長の17
2[nm]のキセノンエキシマからの蛍光(またはアル
ゴンエキシマからの蛍光、クリプトンエキシマからの蛍
光)が照射されると、急激に酸素分子の光吸収係数が1
桁以上増加し、酸素分子が酸素ラジカルに変換される。
従って、酸素ラジカルが多く生成されることになる。酸
素ラジカルが多数存在すると、塩素系物質からの塩素引
き抜き効果が増加しフロンの分解を促進することにな
る。
【0063】また、絶縁製管2と複数の開口部を有する
開口円筒電極3とから誘電体障壁放電により発生した真
空紫外光は、絶縁製管2の外周が光が透過可能な材質で
構成されているため、鏡面状に処理された面5によって
反射される。すると、フロンなどの塩素系物質を分解す
る光の光強度がさらに大きくなり、フロンの分解処理能
力の向上が図られる。
開口円筒電極3とから誘電体障壁放電により発生した真
空紫外光は、絶縁製管2の外周が光が透過可能な材質で
構成されているため、鏡面状に処理された面5によって
反射される。すると、フロンなどの塩素系物質を分解す
る光の光強度がさらに大きくなり、フロンの分解処理能
力の向上が図られる。
【0064】また、分解処理領域8内のフロンガスに、
分解処理領域8周囲から均一に真空紫外光が照射される
ため、パイプ40を設けることによって放電容器7の表
層部と中心部での真空紫外光の照射によるフロンガスの
分解にむらがなくなり、フロンの分解効率を向上させて
いる。
分解処理領域8周囲から均一に真空紫外光が照射される
ため、パイプ40を設けることによって放電容器7の表
層部と中心部での真空紫外光の照射によるフロンガスの
分解にむらがなくなり、フロンの分解効率を向上させて
いる。
【0065】パイプ40は、中空部分に水などの冷却材
を流通させ、光分解処理装置11を冷却することが可能
であり、光分解処理装置11の冷却効果もある。次に、
塩素系物質の処理方法を用いた塩素系物質の処理装置の
第4実施例の構成について図面を参照しながら説明して
いく。
を流通させ、光分解処理装置11を冷却することが可能
であり、光分解処理装置11の冷却効果もある。次に、
塩素系物質の処理方法を用いた塩素系物質の処理装置の
第4実施例の構成について図面を参照しながら説明して
いく。
【0066】第4実施例の特徴は、分解処理領域が放電
空間の外側に設けられていることである。図4(a)は
塩素系物質の処理方法を用いた塩素系物質の処理装置の
第4実施例の断面図で、図4(b)は図4(a)中のA
−A´線に沿って切断し矢印方向に見た断面図である。
空間の外側に設けられていることである。図4(a)は
塩素系物質の処理方法を用いた塩素系物質の処理装置の
第4実施例の断面図で、図4(b)は図4(a)中のA
−A´線に沿って切断し矢印方向に見た断面図である。
【0067】円筒状の高電圧円筒電極51の周囲に、光
の反射が可能な鏡面状に表面処理された面52が同軸円
筒状に設けられている。その周囲に石英で形成される絶
縁製管53が面52と同軸円筒状に設けられている。そ
の周囲に開口円筒電極55が、絶縁製管53と同軸円筒
状に備えられている。絶縁製管53と開口円筒電極55
との間に波長が120〜180[nm]の間に波長領域
をもつエキシマからの蛍光を発する例えばキセノンが封
入された放電空間54が設けられている。開口円筒電極
55と高電圧円筒電極51とには、電源56が接続され
ている。開口円筒電極55の周囲には、開口円筒電極5
5と同軸円筒状に真空紫外光が透過可能な円筒形状の窓
57が設けられている。窓57の周囲には、外壁59が
窓57と同軸円筒状に設けられている。窓57と外壁5
9との間には、分解処理領域58が設けられている。
の反射が可能な鏡面状に表面処理された面52が同軸円
筒状に設けられている。その周囲に石英で形成される絶
縁製管53が面52と同軸円筒状に設けられている。そ
の周囲に開口円筒電極55が、絶縁製管53と同軸円筒
状に備えられている。絶縁製管53と開口円筒電極55
との間に波長が120〜180[nm]の間に波長領域
をもつエキシマからの蛍光を発する例えばキセノンが封
入された放電空間54が設けられている。開口円筒電極
55と高電圧円筒電極51とには、電源56が接続され
ている。開口円筒電極55の周囲には、開口円筒電極5
5と同軸円筒状に真空紫外光が透過可能な円筒形状の窓
57が設けられている。窓57の周囲には、外壁59が
窓57と同軸円筒状に設けられている。窓57と外壁5
9との間には、分解処理領域58が設けられている。
【0068】この様な高電圧円筒電極51と面52と絶
縁製管53と放電空間54と開口円筒電極55と電源5
6と窓57と分解処理領域58と外壁59とから光分解
処理装置50が構成されている。
縁製管53と放電空間54と開口円筒電極55と電源5
6と窓57と分解処理領域58と外壁59とから光分解
処理装置50が構成されている。
【0069】この様な構成をした光分解処理装置50の
塩素系物質の処理方法について説明していく。まず、分
解処理領域58に光分解処理装置50の外部から酸素を
注入する。酸素雰囲気中の分解処理領域58にフロンを
混入させる。開口円筒電極55と高電圧円筒電極51と
に接続されている電源56から極性反転電圧またはパル
ス電圧が印加される。すると、開口円筒電極55と絶縁
製管53との間の放電空間54に誘電体障壁放電が発生
する。その結果、誘電体障壁放電によってキセノンから
172[nm]にピーク波長を持つスペクトルの真空紫
外光(キセノンのエキシマからの蛍光)が発光する。発
光した真空紫外光は、開口円筒電極55を透過して、さ
らに窓57を透過する。透過した真空紫外光は、外壁5
9内側の分解処理領域58のフロン、酸素などに照射さ
れ光分解を起こす。
塩素系物質の処理方法について説明していく。まず、分
解処理領域58に光分解処理装置50の外部から酸素を
注入する。酸素雰囲気中の分解処理領域58にフロンを
混入させる。開口円筒電極55と高電圧円筒電極51と
に接続されている電源56から極性反転電圧またはパル
ス電圧が印加される。すると、開口円筒電極55と絶縁
製管53との間の放電空間54に誘電体障壁放電が発生
する。その結果、誘電体障壁放電によってキセノンから
172[nm]にピーク波長を持つスペクトルの真空紫
外光(キセノンのエキシマからの蛍光)が発光する。発
光した真空紫外光は、開口円筒電極55を透過して、さ
らに窓57を透過する。透過した真空紫外光は、外壁5
9内側の分解処理領域58のフロン、酸素などに照射さ
れ光分解を起こす。
【0070】図9に示されるようにキセノンエキシマか
らの蛍光の172[nm]以下の波長の量(斜線部A)
は、全キセノンエキシマからの蛍光の量(斜線部A+斜
線部B)に対して約50[%]も存在する。そのため、
酸素が酸素ラジカルに変換され、酸素ラジカルが大幅に
増加する。
らの蛍光の172[nm]以下の波長の量(斜線部A)
は、全キセノンエキシマからの蛍光の量(斜線部A+斜
線部B)に対して約50[%]も存在する。そのため、
酸素が酸素ラジカルに変換され、酸素ラジカルが大幅に
増加する。
【0071】この酸素ラジカルによりフロンガス中の塩
素を塩素引き抜き作用によって引き抜きフロンの分解を
促進させる。この様な光分解によるフロン類の反応によ
って、フロンガスが最終的に塩素ガスやフッ素系高分子
として分解処理される。
素を塩素引き抜き作用によって引き抜きフロンの分解を
促進させる。この様な光分解によるフロン類の反応によ
って、フロンガスが最終的に塩素ガスやフッ素系高分子
として分解処理される。
【0072】この様な光分解を行っていく塩素系物質の
処理方法では、放電空間54に封入する気体にキセノン
を用いている。キセノンを放電させて発光する光(キセ
ノンエキシマからの蛍光)の波長は従来の水銀ランプの
共鳴線185[nm]と比較して、キセノンのピーク波
長が172[nm]と短い。キセノンエキシマからの蛍
光の180[nm]以下の波長の光は全キセノンエキシ
マからの蛍光量の約80[%]も存在している。すると
キセノンの光吸収断面積は水銀ランプの波長の光の光吸
収断面積よりも大きくなる。
処理方法では、放電空間54に封入する気体にキセノン
を用いている。キセノンを放電させて発光する光(キセ
ノンエキシマからの蛍光)の波長は従来の水銀ランプの
共鳴線185[nm]と比較して、キセノンのピーク波
長が172[nm]と短い。キセノンエキシマからの蛍
光の180[nm]以下の波長の光は全キセノンエキシ
マからの蛍光量の約80[%]も存在している。すると
キセノンの光吸収断面積は水銀ランプの波長の光の光吸
収断面積よりも大きくなる。
【0073】本発明のキセノンエキシマからの蛍光は従
来の光(水銀ランプ)よりも出力密度で約14[mW/
cm2 ]と大きく、発光強度も同一電力で2倍近く増加し
ており、吸収係数の増大、出力の増大で光分解によるフ
ロンなどの塩素系物質の処理能力が大きく向上してい
る。
来の光(水銀ランプ)よりも出力密度で約14[mW/
cm2 ]と大きく、発光強度も同一電力で2倍近く増加し
ており、吸収係数の増大、出力の増大で光分解によるフ
ロンなどの塩素系物質の処理能力が大きく向上してい
る。
【0074】また、放電空間54に封入される気体にア
ルゴン(ピーク波長126[nm])やクリプトン(ピ
ーク波長146.7[nm])を用いてもそれらが発光
する光の波長が185[nm]よりも短い。そのためア
ルゴンやクリプトンの光吸収断面積は水銀ランプよりも
大きく塩素系物質の光分解による処理能力が向上する。
さらに、フロンに混入される酸素に従来の水銀ランプ
の波長185[nm]よりも短い波長の172[nm]
のキセノンエキシマからの蛍光(またはアルゴンエキシ
マからの蛍光、クリプトンエキシマからの蛍光)が照射
されると、急激に酸素分子の光吸収係数が1桁以上増加
し、酸素分子が酸素ラジカルに変換される。従って、酸
素ラジカルが多く生成されることになる。酸素ラジカル
が多数存在すると、塩素系物質からの塩素引き抜き効果
が増加しフロンの分解を促進することになる。
ルゴン(ピーク波長126[nm])やクリプトン(ピ
ーク波長146.7[nm])を用いてもそれらが発光
する光の波長が185[nm]よりも短い。そのためア
ルゴンやクリプトンの光吸収断面積は水銀ランプよりも
大きく塩素系物質の光分解による処理能力が向上する。
さらに、フロンに混入される酸素に従来の水銀ランプ
の波長185[nm]よりも短い波長の172[nm]
のキセノンエキシマからの蛍光(またはアルゴンエキシ
マからの蛍光、クリプトンエキシマからの蛍光)が照射
されると、急激に酸素分子の光吸収係数が1桁以上増加
し、酸素分子が酸素ラジカルに変換される。従って、酸
素ラジカルが多く生成されることになる。酸素ラジカル
が多数存在すると、塩素系物質からの塩素引き抜き効果
が増加しフロンの分解を促進することになる。
【0075】また、絶縁製管53と複数の開口部を有す
る開口円筒電極55とから誘電体障壁放電により発生し
た真空紫外光は、絶縁製管53の外周が光が透過可能な
材質で構成されているため、鏡面状に処理された面52
によって反射される。すると、フロンなどの塩素系物質
を分解する光の光強度がさらに大きくなり、フロンの分
解処理能力の向上が図られる。
る開口円筒電極55とから誘電体障壁放電により発生し
た真空紫外光は、絶縁製管53の外周が光が透過可能な
材質で構成されているため、鏡面状に処理された面52
によって反射される。すると、フロンなどの塩素系物質
を分解する光の光強度がさらに大きくなり、フロンの分
解処理能力の向上が図られる。
【0076】また、放電空間54の外側に分解処理領域
58があり、その内側に設けられるフロンガスには、フ
ロンガスの周囲から均一に真空紫外光が照射されるた
め、フロンガスの分解にむらがなくなりフロンの分解効
率が向上する。
58があり、その内側に設けられるフロンガスには、フ
ロンガスの周囲から均一に真空紫外光が照射されるた
め、フロンガスの分解にむらがなくなりフロンの分解効
率が向上する。
【0077】高電圧円筒電極51の形状は中空円筒形状
でもよく、中空部分に水などの冷却材を流通させて光分
解処理装置50を冷却することも可能である。次に、塩
素系物質の処理方法を用いた塩素系物質の処理装置の第
5実施例の構成について図面を参照しながら説明してい
く。
でもよく、中空部分に水などの冷却材を流通させて光分
解処理装置50を冷却することも可能である。次に、塩
素系物質の処理方法を用いた塩素系物質の処理装置の第
5実施例の構成について図面を参照しながら説明してい
く。
【0078】第5実施例の特徴は、電極の形状が平板状
に形成されていることである。図5(a)は塩素系物質
の処理方法を用いた塩素系物質の処理装置の第5実施例
の断面図で、図5(b)は塩素系物質の処理方法を用い
た塩素系物質の処理装置の第5実施例に係る開口電極の
拡大図である。
に形成されていることである。図5(a)は塩素系物質
の処理方法を用いた塩素系物質の処理装置の第5実施例
の断面図で、図5(b)は塩素系物質の処理方法を用い
た塩素系物質の処理装置の第5実施例に係る開口電極の
拡大図である。
【0079】電極板21の周囲に石英からなる絶縁物2
2が設けられている。絶縁物22の表面には、光を十分
反射させるために鏡面状処理がされている。電極板21
と絶縁物22とから高電圧電極30が構成されている。
高電圧電極30と任意の距離を隔てて開口電極24が平
行関係に設置されている。開口電極24と任意の距離を
隔てて石英製の窓板26が設置されている。この窓板2
6と任意の距離を隔てて、石英製の別の窓板26が互い
に向き合うように設置されている。窓板26同士の間に
は、フロンなどの塩素系物質が封入されている分解処理
領域27が設けられている。窓板26と任意の距離を隔
てて、開口電極24が設置されている。開口電極24と
任意の距離を隔てて、高電圧電極30が設けられてい
る。また各開口電極24の隣り合う放電空間23側の表
面に石英からなる板を具備しても良い。
2が設けられている。絶縁物22の表面には、光を十分
反射させるために鏡面状処理がされている。電極板21
と絶縁物22とから高電圧電極30が構成されている。
高電圧電極30と任意の距離を隔てて開口電極24が平
行関係に設置されている。開口電極24と任意の距離を
隔てて石英製の窓板26が設置されている。この窓板2
6と任意の距離を隔てて、石英製の別の窓板26が互い
に向き合うように設置されている。窓板26同士の間に
は、フロンなどの塩素系物質が封入されている分解処理
領域27が設けられている。窓板26と任意の距離を隔
てて、開口電極24が設置されている。開口電極24と
任意の距離を隔てて、高電圧電極30が設けられてい
る。また各開口電極24の隣り合う放電空間23側の表
面に石英からなる板を具備しても良い。
【0080】上述のような構成を、高電圧電極30を中
心軸として対象に配置し、処理装置31を構成する。こ
れら高電圧電極30と窓板26と開口電極24は、支持
台28に支持され配置されている。各開口電極24は接
地され、また各高電圧電極30は電気的に接続し、電源
29が接続される。高電圧電極30と開口電極24との
間は、放電空間23である。放電空間23には波長が1
20〜180[nm]の間に波長領域をもつエキシマか
らの蛍光を発する例えばキセノンが封入されている。
心軸として対象に配置し、処理装置31を構成する。こ
れら高電圧電極30と窓板26と開口電極24は、支持
台28に支持され配置されている。各開口電極24は接
地され、また各高電圧電極30は電気的に接続し、電源
29が接続される。高電圧電極30と開口電極24との
間は、放電空間23である。放電空間23には波長が1
20〜180[nm]の間に波長領域をもつエキシマか
らの蛍光を発する例えばキセノンが封入されている。
【0081】図5(b)は開口電極24と支持台28と
の構成を示しており、矢印はキセノンの流れ方向を示
す。高電圧電極30(電極板21と絶縁物22)と放電
空間23と開口電極24と窓板26と支持台28と電源
29とから光分解処理装置31が構成されている。
の構成を示しており、矢印はキセノンの流れ方向を示
す。高電圧電極30(電極板21と絶縁物22)と放電
空間23と開口電極24と窓板26と支持台28と電源
29とから光分解処理装置31が構成されている。
【0082】この様な構成をした光分解処理装置31の
塩素系物質の処理方法について説明する。極性反転の高
電圧が高電圧電極30と開口電極24とに印加される。
放電空間23に誘電体障壁放電が起こり、放電空間23
に封入されたキセノンがエキシマからの蛍光を作る。キ
セノンエキシマからの蛍光が分解処理領域27の両側の
窓板26から照射されてフロンガスが分解される。
塩素系物質の処理方法について説明する。極性反転の高
電圧が高電圧電極30と開口電極24とに印加される。
放電空間23に誘電体障壁放電が起こり、放電空間23
に封入されたキセノンがエキシマからの蛍光を作る。キ
セノンエキシマからの蛍光が分解処理領域27の両側の
窓板26から照射されてフロンガスが分解される。
【0083】この様な光分解を行う塩素系物質の処理方
法では、放電空間23に封入する気体にキセノンを用い
ている。キセノンを放電させて発光する光(キセノンエ
キシマからの蛍光)の波長は従来の水銀ランプの共鳴線
185[nm]と比較して、キセノンのピーク波長が1
72[nm]と短い。キセノンエキシマからの蛍光の1
80[nm]以下の波長の光は全キセノンエキシマから
の蛍光量の約80[%]も存在している。したがってキ
セノンの光吸収断面積は水銀ランプの波長の光の光吸収
断面積よりも大きい。
法では、放電空間23に封入する気体にキセノンを用い
ている。キセノンを放電させて発光する光(キセノンエ
キシマからの蛍光)の波長は従来の水銀ランプの共鳴線
185[nm]と比較して、キセノンのピーク波長が1
72[nm]と短い。キセノンエキシマからの蛍光の1
80[nm]以下の波長の光は全キセノンエキシマから
の蛍光量の約80[%]も存在している。したがってキ
セノンの光吸収断面積は水銀ランプの波長の光の光吸収
断面積よりも大きい。
【0084】本発明のキセノンエキシマからの蛍光は従
来の光(水銀ランプ)よりも出力密度で約14[mW/
cm2 ]と大きく、発光強度も同一電力で2倍近く増加し
ており、吸収係数の増大、出力の増大で光分解によるフ
ロンなどの塩素系物質の処理能力が大きく向上してい
る。
来の光(水銀ランプ)よりも出力密度で約14[mW/
cm2 ]と大きく、発光強度も同一電力で2倍近く増加し
ており、吸収係数の増大、出力の増大で光分解によるフ
ロンなどの塩素系物質の処理能力が大きく向上してい
る。
【0085】また、放電空間23に封入される気体にア
ルゴン(ピーク波長126[nm])やクリプトン(ピ
ーク波長146.7[nm])を用いてもそれらが発光
する光の波長が185[nm]よりも短い。そのためア
ルゴンやクリプトンの光吸収断面積は水銀ランプよりも
大きくなり塩素系物質の光分解による処理能力が向上す
る。
ルゴン(ピーク波長126[nm])やクリプトン(ピ
ーク波長146.7[nm])を用いてもそれらが発光
する光の波長が185[nm]よりも短い。そのためア
ルゴンやクリプトンの光吸収断面積は水銀ランプよりも
大きくなり塩素系物質の光分解による処理能力が向上す
る。
【0086】さらに、フロンに混入される酸素に従来の
水銀ランプの波長185[nm]よりも短い波長の17
2[nm]のキセノンエキシマからの蛍光(またはアル
ゴンエキシマからの蛍光、クリプトンエキシマからの蛍
光)が照射されると、急激に酸素分子の光吸収係数が1
桁以上増加し、酸素分子が酸素ラジカルに変換される。
従って、酸素ラジカルが多く生成されることになる。酸
素ラジカルが多数存在すると、塩素系物質からの塩素引
き抜き効果が増加しフロンの分解を促進することにな
る。
水銀ランプの波長185[nm]よりも短い波長の17
2[nm]のキセノンエキシマからの蛍光(またはアル
ゴンエキシマからの蛍光、クリプトンエキシマからの蛍
光)が照射されると、急激に酸素分子の光吸収係数が1
桁以上増加し、酸素分子が酸素ラジカルに変換される。
従って、酸素ラジカルが多く生成されることになる。酸
素ラジカルが多数存在すると、塩素系物質からの塩素引
き抜き効果が増加しフロンの分解を促進することにな
る。
【0087】また、絶縁物22と複数の開口部を有する
開口円筒電極30とから誘電体障壁放電により発生した
真空紫外光は、窓板26が光を透過可能な材質で構成さ
れているため、鏡面状に処理された電極板21によって
反射される。すると、フロンなどの塩素系物質を分解す
る光の光強度がさらに大きくなり、フロンの分解処理能
力の向上が図られる。
開口円筒電極30とから誘電体障壁放電により発生した
真空紫外光は、窓板26が光を透過可能な材質で構成さ
れているため、鏡面状に処理された電極板21によって
反射される。すると、フロンなどの塩素系物質を分解す
る光の光強度がさらに大きくなり、フロンの分解処理能
力の向上が図られる。
【0088】また、電極の形状が平板状であるためフロ
ンに照射するエキシマからの蛍光の照度分布が均一にな
るため、効率よくフロンが光分解できる。次に、塩素系
物質の処理方法を用いた塩素系物質の処理装置の第6実
施例の構成について図面を参照しながら説明していく。
ンに照射するエキシマからの蛍光の照度分布が均一にな
るため、効率よくフロンが光分解できる。次に、塩素系
物質の処理方法を用いた塩素系物質の処理装置の第6実
施例の構成について図面を参照しながら説明していく。
【0089】なお、第5実施例と同一構成要素には同一
符号を付し、重複する説明を省略する。第6実施例の特
徴は、第5実施例の光分解処理装置31を縦横に複数並
べ隣り合う縦方向の光分解処理装置31の間には冷却通
路を設けたことである。
符号を付し、重複する説明を省略する。第6実施例の特
徴は、第5実施例の光分解処理装置31を縦横に複数並
べ隣り合う縦方向の光分解処理装置31の間には冷却通
路を設けたことである。
【0090】図6(a)は塩素系物質の処理方法を用い
た塩素系物質の処理装置の第6実施例の断面図で、図6
(b)は図6(a)中のA−A´線に沿って切断し矢印
方向に見た断面図である。ここで、図6(a)中実線矢
印はフロンなどの塩素系有害物質の流れを、破線矢印は
冷却水の流れをそれぞれ模式的に示している。
た塩素系物質の処理装置の第6実施例の断面図で、図6
(b)は図6(a)中のA−A´線に沿って切断し矢印
方向に見た断面図である。ここで、図6(a)中実線矢
印はフロンなどの塩素系有害物質の流れを、破線矢印は
冷却水の流れをそれぞれ模式的に示している。
【0091】光分解処理装置31を例えば直方体形の容
器内に例えば4列配置する。光分解処理装置31と縦方
向に隣り合う光分解処理装置31との間には、水などの
冷却材が流通可能な通路41が設けられている。
器内に例えば4列配置する。光分解処理装置31と縦方
向に隣り合う光分解処理装置31との間には、水などの
冷却材が流通可能な通路41が設けられている。
【0092】複数の光分解処理装置31と通路41とか
ら光分解処理装置42が構成されている。この様な光分
解を行っていく塩素系物質の処理方法では、光分解処理
装置31の放電空間に封入する気体にキセノンを用いて
いる。キセノンを放電させて発光する光(キセノンエキ
シマからの蛍光)の波長は従来の水銀ランプの共鳴線1
85[nm]と比較して、キセノンのピーク波長が17
2[nm]と短い。キセノンエキシマからの蛍光の18
0[nm]以下の波長の光は全キセノンエキシマからの
蛍光量の約80[%]も存在している。するとキセノン
の光吸収断面積は水銀ランプの波長の光の光吸収断面積
よりも大きくなる。
ら光分解処理装置42が構成されている。この様な光分
解を行っていく塩素系物質の処理方法では、光分解処理
装置31の放電空間に封入する気体にキセノンを用いて
いる。キセノンを放電させて発光する光(キセノンエキ
シマからの蛍光)の波長は従来の水銀ランプの共鳴線1
85[nm]と比較して、キセノンのピーク波長が17
2[nm]と短い。キセノンエキシマからの蛍光の18
0[nm]以下の波長の光は全キセノンエキシマからの
蛍光量の約80[%]も存在している。するとキセノン
の光吸収断面積は水銀ランプの波長の光の光吸収断面積
よりも大きくなる。
【0093】本発明のキセノンエキシマからの蛍光は従
来の光(水銀ランプ)よりも出力密度で約14[mW/
cm2 ]と大きく、発光強度も同一電力で2倍近く増加し
ており、吸収係数の増大、出力の増大で光分解によるフ
ロンなどの塩素系物質の処理能力が大きく向上してい
る。
来の光(水銀ランプ)よりも出力密度で約14[mW/
cm2 ]と大きく、発光強度も同一電力で2倍近く増加し
ており、吸収係数の増大、出力の増大で光分解によるフ
ロンなどの塩素系物質の処理能力が大きく向上してい
る。
【0094】また、放電空間に封入される気体にアルゴ
ン(ピーク波長126[nm])やクリプトン(ピーク
波長146.7[nm])を用いてもそれらが発光する
光の波長が185[nm]よりも短い。そのためアルゴ
ンやクリプトンの光吸収断面積は水銀ランプよりも大き
くなり塩素系物質の光分解による処理能力が向上する。
さらに、フロンに混入される酸素に従来の水銀ランプ
の波長185[nm]よりも短い波長の172[nm]
のキセノンエキシマからの蛍光(またはアルゴンエキシ
マからの蛍光、クリプトンエキシマからの蛍光)が照射
されると、急激に酸素分子の光吸収係数が1桁以上増加
し、酸素分子が酸素ラジカルに変換される。従って、酸
素ラジカルが多く生成されることになる。酸素ラジカル
が多数存在すると、塩素系物質からの塩素引き抜き効果
が増加しフロンの分解を促進することになる。
ン(ピーク波長126[nm])やクリプトン(ピーク
波長146.7[nm])を用いてもそれらが発光する
光の波長が185[nm]よりも短い。そのためアルゴ
ンやクリプトンの光吸収断面積は水銀ランプよりも大き
くなり塩素系物質の光分解による処理能力が向上する。
さらに、フロンに混入される酸素に従来の水銀ランプ
の波長185[nm]よりも短い波長の172[nm]
のキセノンエキシマからの蛍光(またはアルゴンエキシ
マからの蛍光、クリプトンエキシマからの蛍光)が照射
されると、急激に酸素分子の光吸収係数が1桁以上増加
し、酸素分子が酸素ラジカルに変換される。従って、酸
素ラジカルが多く生成されることになる。酸素ラジカル
が多数存在すると、塩素系物質からの塩素引き抜き効果
が増加しフロンの分解を促進することになる。
【0095】また、電極の形状が平板状であるためフロ
ンに照射するエキシマ蛍光の照度分布が均一になるた
め、効率よくフロンが光分解できる。また、冷却水が光
分解処理装置31の間の通路41を流通し、光分解処理
装置31から発生する熱を奪い冷却している。
ンに照射するエキシマ蛍光の照度分布が均一になるた
め、効率よくフロンが光分解できる。また、冷却水が光
分解処理装置31の間の通路41を流通し、光分解処理
装置31から発生する熱を奪い冷却している。
【0096】この様な動作をする光分解処理装置42で
は、大量のフロンガスなどの塩素系物質を短時間に効率
良く分解することができる。なお、本発明は上記実施例
に限定されず、その主旨を逸脱しない範囲で種々変形し
て実施できることはいうまでもない。例えば、開口円筒
電極の周囲には、絶縁物が被膜されていても良い。また
塩素系物質の処理方法を用いた光分解処理装置は、少な
くとも塩素系物質を分解することができれば、その装置
を構成している光分解処理装置の配置や個数、形状、冷
却水などの冷却材の有無は限定されない。またパイプ
は、少なくとも分解処理領域の容積を小さくすれば良
い。またパイプは、ガラスから構成されていても良く、
その形状、個数、材質は何でも良い。また窓の材質は、
石英の透過波長よりもさらに短い波長のエキシマ蛍光
(真空紫外光)を利用するために、フッ化マグネシウ
ム、フッ化カルシウムなどを用いても良い。また塩素系
物質の処理方法を活用するための例としてフロンをあげ
ているが、同様に塩素を含んだトリクロロエチレンを酸
素雰囲気中の分解処理領域に封入して光分解させること
も可能である。
は、大量のフロンガスなどの塩素系物質を短時間に効率
良く分解することができる。なお、本発明は上記実施例
に限定されず、その主旨を逸脱しない範囲で種々変形し
て実施できることはいうまでもない。例えば、開口円筒
電極の周囲には、絶縁物が被膜されていても良い。また
塩素系物質の処理方法を用いた光分解処理装置は、少な
くとも塩素系物質を分解することができれば、その装置
を構成している光分解処理装置の配置や個数、形状、冷
却水などの冷却材の有無は限定されない。またパイプ
は、少なくとも分解処理領域の容積を小さくすれば良
い。またパイプは、ガラスから構成されていても良く、
その形状、個数、材質は何でも良い。また窓の材質は、
石英の透過波長よりもさらに短い波長のエキシマ蛍光
(真空紫外光)を利用するために、フッ化マグネシウ
ム、フッ化カルシウムなどを用いても良い。また塩素系
物質の処理方法を活用するための例としてフロンをあげ
ているが、同様に塩素を含んだトリクロロエチレンを酸
素雰囲気中の分解処理領域に封入して光分解させること
も可能である。
【0097】
【発明の効果】上記の様な構成により本発明は、フロン
などの塩素系物質の除去あるいは分解による無害化を高
い除去率、分解率で安定に効果的に行うことが可能とな
る。
などの塩素系物質の除去あるいは分解による無害化を高
い除去率、分解率で安定に効果的に行うことが可能とな
る。
【図1】 本発明の塩素系物質の処理方法を用いた塩素
系物質の処理装置の第1実施例の断面図
系物質の処理装置の第1実施例の断面図
【図2】 本発明の塩素系物質の処理方法を用いた塩素
系物質の処理装置の第2実施例の断面図
系物質の処理装置の第2実施例の断面図
【図3】 本発明の塩素系物質の処理方法を用いた塩素
系物質の処理装置の第3実施例の断面図
系物質の処理装置の第3実施例の断面図
【図4】 本発明の塩素系物質の処理方法を用いた塩素
系物質の処理装置の第4実施例の断面図
系物質の処理装置の第4実施例の断面図
【図5】 本発明の塩素系物質の処理方法を用いた塩素
系物質の処理装置の第5実施例の側面図
系物質の処理装置の第5実施例の側面図
【図6】 本発明の塩素系物質の処理方法を用いた塩素
系物質の処理装置の第6実施例の断面図
系物質の処理装置の第6実施例の断面図
【図7】 波長に対する各種フロン類の光吸収断面積の
関係を示したグラフ
関係を示したグラフ
【図8】 波長に対する酸素分子の吸収係数の関係を示
したグラフ
したグラフ
【図9】 各希ガスの波長に対するエキシマからの発光
スペクトルを示したグラフ
スペクトルを示したグラフ
【図10】 従来の塩素系物質の処理方法を用いた塩素
系物質の処理装置の断面図
系物質の処理装置の断面図
1、51 高電圧円筒電極 2、53 絶縁製管 3、55 開口円筒電極 4、57 窓 5、52 面 6、23、54 放電空間 7 放電容器 8、27、58 分解処理領域 9、29、56 電源 10、11、31、42、50 光分解処理装置 21 電極板 22 絶縁物 24 開口電極 26 窓板 28 支持台 30 高電圧電極 40 パイプ 41 通路 59 外壁
Claims (4)
- 【請求項1】塩素系物質に、酸素雰囲気中で、波長12
0〜180[nm]の真空紫外光を照射し、塩素系物質
を分解することを特徴とする塩素系物質の処理方法。 - 【請求項2】塩素系物質に、酸素雰囲気中で、キセノン
のエキシマからの蛍光を照射し、塩素系物質を分解する
ことを特徴とする塩素系物質の処理方法。 - 【請求項3】塩素系物質を導入可能な容器と、該容器内
を酸素雰囲気に保持するための酸素雰囲気保持手段と、
前記容器内に導入された塩素系物質に波長120〜18
0[nm]の真空紫外光を照射するための照射手段とか
ら構成されることを特徴とする塩素系物質の処理装置。 - 【請求項4】塩素系物質を導入可能な容器と、該容器内
を酸素雰囲気に保持するための酸素雰囲気保持手段と、
前記容器内に導入された塩素系物質にキセノンのエキシ
マからの蛍光を照射するための照射手段とから構成され
ることを特徴とする塩素系物質の処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7250419A JPH0985047A (ja) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | 塩素系物質の処理方法および塩素系物質の処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7250419A JPH0985047A (ja) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | 塩素系物質の処理方法および塩素系物質の処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0985047A true JPH0985047A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17207615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7250419A Pending JPH0985047A (ja) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | 塩素系物質の処理方法および塩素系物質の処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0985047A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000126589A (ja) * | 1998-10-22 | 2000-05-09 | Seikagaku Kogyo Co Ltd | 紫外線照射装置および光架橋グリコサミノグリカンの製造方法 |
| JP2001087622A (ja) * | 1999-09-24 | 2001-04-03 | Anzai Setsu | 排気ガス浄化装置 |
| JP2005527369A (ja) * | 2002-05-30 | 2005-09-15 | アルカテル | ガスの一体化された光化学処理 |
| WO2011049252A1 (ko) * | 2009-10-22 | 2011-04-28 | Shim Jong Seop | 자외선 조사 사각영역을 제거한 자외선을 이용한 살균 정화장치 |
| CN105344212A (zh) * | 2015-12-04 | 2016-02-24 | 李育成 | 一种单介质阻挡低温等离子放电模块 |
| EP3546064A1 (fr) * | 2018-03-28 | 2019-10-02 | Absoger | Reacteur et procede de degradation par voie photochimique d'ethylene |
-
1995
- 1995-09-28 JP JP7250419A patent/JPH0985047A/ja active Pending
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| GB2487035A (en) * | 2009-10-22 | 2012-07-04 | Jong Seop Shim | Microbicidal purification device employing ultraviolet light from which ultraviolet-light-irradiation dead areas have been eliminated |
| GB2487035B (en) * | 2009-10-22 | 2015-01-28 | Jong Seop Shim | Microbicidal purification device employing ultraviolet light from which ultraviolet-light-irradiation dead areas have been eliminated |
| US9006682B2 (en) | 2009-10-22 | 2015-04-14 | Jong Seop Shim | Microbicidal purification device employing ultraviolet light from which ultraviolet-light-irradiation dead areas have been eliminated |
| CN105344212A (zh) * | 2015-12-04 | 2016-02-24 | 李育成 | 一种单介质阻挡低温等离子放电模块 |
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