JPH0985052A - トリクロロエチレン含有排気処理方法並びに処理装置 - Google Patents
トリクロロエチレン含有排気処理方法並びに処理装置Info
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- JPH0985052A JPH0985052A JP7266286A JP26628695A JPH0985052A JP H0985052 A JPH0985052 A JP H0985052A JP 7266286 A JP7266286 A JP 7266286A JP 26628695 A JP26628695 A JP 26628695A JP H0985052 A JPH0985052 A JP H0985052A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光触媒を利用して排気中のトリクロロエチレ
ンを分解し、排気を浄化するトリクロロエチレン含有排
気処理方法と、その方法に使用する処理装置を提供す
る。 【解決手段】 トリクロロエチレン含有排気を通過させ
る容器内に、織布に担持した光触媒を配置すると共に該
光触媒に光を照射するための光源を備えたトリクロロエ
チレン含有排気処理装置を用いて、トリクロロエチレン
含有排気中のトリクロロエチレンを、前記織布に担持し
た光触媒により分解して排気を浄化する。
ンを分解し、排気を浄化するトリクロロエチレン含有排
気処理方法と、その方法に使用する処理装置を提供す
る。 【解決手段】 トリクロロエチレン含有排気を通過させ
る容器内に、織布に担持した光触媒を配置すると共に該
光触媒に光を照射するための光源を備えたトリクロロエ
チレン含有排気処理装置を用いて、トリクロロエチレン
含有排気中のトリクロロエチレンを、前記織布に担持し
た光触媒により分解して排気を浄化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光触媒を用い、光
を照射することにより排気中に存在するトリクロロエチ
レンを高効率で分解し、排気を浄化する、排気処理方法
と、その方法に使用する処理装置に関する。さらに詳し
くは、脱脂工程等で使用済みのトリクロロエチレンを高
濃度含有する排気、あるいは活性炭吸着法を用いたトリ
クロロエチレンの回収法において水蒸気置換を行った後
のトリクロロエチレン含有排気等の処理に関する。
を照射することにより排気中に存在するトリクロロエチ
レンを高効率で分解し、排気を浄化する、排気処理方法
と、その方法に使用する処理装置に関する。さらに詳し
くは、脱脂工程等で使用済みのトリクロロエチレンを高
濃度含有する排気、あるいは活性炭吸着法を用いたトリ
クロロエチレンの回収法において水蒸気置換を行った後
のトリクロロエチレン含有排気等の処理に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トリクロロエチレン含有排気を処
理する方法としては、活性炭吸着法や曝気処理法あるい
はこれらを併用した方法が用いられている。
理する方法としては、活性炭吸着法や曝気処理法あるい
はこれらを併用した方法が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記活
性炭吸着法では、活性炭の吸着能が飽和に達すると交換
や洗浄をしなければならないといった欠点を有する。さ
らに、活性炭の劣化時期の把握が困難であり、吸着後の
廃活性炭の処理の問題や装置が大がかりになるといった
問題がある。また、曝気処理法では基本的に吸着や分解
作用がなく大気中にトリクロロエチレンが放出されるた
め、人体への発ガン性や難分解性で環境へ蓄積されると
いった問題がある。現在、トリクロロエチレンの大気放
出の基準許容量は30〜100mg/m3 位に設定され
ており、曝気処理法では大量の空気によってトリクロロ
エチレン濃度が急速に安全なレベルまで希釈されること
から特に問題視されていないが、将来大気中に放出する
ことが厳重に規制または禁止された場合には使用できな
いといった問題がある。本発明は、これら従来技術の欠
点を解消し、トリクロロエチレンを分解して排気を浄化
する、排気処理方法と、その方法に使用する処理装置を
提供することを目的としている。
性炭吸着法では、活性炭の吸着能が飽和に達すると交換
や洗浄をしなければならないといった欠点を有する。さ
らに、活性炭の劣化時期の把握が困難であり、吸着後の
廃活性炭の処理の問題や装置が大がかりになるといった
問題がある。また、曝気処理法では基本的に吸着や分解
作用がなく大気中にトリクロロエチレンが放出されるた
め、人体への発ガン性や難分解性で環境へ蓄積されると
いった問題がある。現在、トリクロロエチレンの大気放
出の基準許容量は30〜100mg/m3 位に設定され
ており、曝気処理法では大量の空気によってトリクロロ
エチレン濃度が急速に安全なレベルまで希釈されること
から特に問題視されていないが、将来大気中に放出する
ことが厳重に規制または禁止された場合には使用できな
いといった問題がある。本発明は、これら従来技術の欠
点を解消し、トリクロロエチレンを分解して排気を浄化
する、排気処理方法と、その方法に使用する処理装置を
提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するため鋭意検討の結果、織布に担持した光触媒
を用いた酸化反応を利用することにより、トリクロロエ
チレンを高効率で分解できることを見いだし、本発明を
完成させた。即ち、本発明のトリクロロエチレン含有排
気処理方法は、トリクロロエチレン含有排気中のトリク
ロロエチレンを、織布に担持した光触媒により分解して
該排気を浄化することを特徴とする。また、本発明のト
リクロロエチレン含有排気処理装置は、トリクロロエチ
レン含有排気を通過させる容器内に、織布に担持した光
触媒を配置すると共に該光触媒に光を照射するための光
源を備えたことを特徴とする。
を解決するため鋭意検討の結果、織布に担持した光触媒
を用いた酸化反応を利用することにより、トリクロロエ
チレンを高効率で分解できることを見いだし、本発明を
完成させた。即ち、本発明のトリクロロエチレン含有排
気処理方法は、トリクロロエチレン含有排気中のトリク
ロロエチレンを、織布に担持した光触媒により分解して
該排気を浄化することを特徴とする。また、本発明のト
リクロロエチレン含有排気処理装置は、トリクロロエチ
レン含有排気を通過させる容器内に、織布に担持した光
触媒を配置すると共に該光触媒に光を照射するための光
源を備えたことを特徴とする。
【0005】前記光触媒としては、酸化チタンや酸化亜
鉛など数多くのものが提案されているが、分解効率や安
全性、安定性の点から酸化チタンが好ましい。該酸化チ
タンはルチル形、アナターゼ形、あるいはこれらの共存
形のいずれでもかまわないが、低エネルギの光に反応さ
せるにはルチル形が適しており、また、反応の活性を高
めるためにはアナターゼ形が適している。この光触媒の
担持方法としては、取扱い性や分解効率の点から、織布
を構成する繊維表面に膜状に担持するのが好ましい。
鉛など数多くのものが提案されているが、分解効率や安
全性、安定性の点から酸化チタンが好ましい。該酸化チ
タンはルチル形、アナターゼ形、あるいはこれらの共存
形のいずれでもかまわないが、低エネルギの光に反応さ
せるにはルチル形が適しており、また、反応の活性を高
めるためにはアナターゼ形が適している。この光触媒の
担持方法としては、取扱い性や分解効率の点から、織布
を構成する繊維表面に膜状に担持するのが好ましい。
【0006】また、前記光触媒に、白金、パラジウム、
ロジウム、金、銀、銅等の貴金属あるいはそれらの貴金
属の硝酸塩、硫酸塩、酢酸塩等を担持させてもよい。こ
の貴金属の担持方法としては、光析出法、詳しくは金属
イオン水を吹き付けるか、金属イオン水にディップした
後光を照射する方法、あるいは金属イオン水にディップ
した状態で光を照射する方法によって光還元メッキによ
り固定化する方法を用いれば容易である。
ロジウム、金、銀、銅等の貴金属あるいはそれらの貴金
属の硝酸塩、硫酸塩、酢酸塩等を担持させてもよい。こ
の貴金属の担持方法としては、光析出法、詳しくは金属
イオン水を吹き付けるか、金属イオン水にディップした
後光を照射する方法、あるいは金属イオン水にディップ
した状態で光を照射する方法によって光還元メッキによ
り固定化する方法を用いれば容易である。
【0007】前記光触媒の担持体として織布を選んだの
は、取扱い性や通気性、強度等の点から選択したもの
で、織布の中でも前記酸化チタンと強固な結合(Ti−
O−Si結合)を形成することができ、かつ耐薬品性、
耐光性に優れた酸化珪素を含む無機質繊維で構成された
織布が好ましい。ここでいう酸化珪素を含む無機質繊維
とは、例えば石英ガラス、高石英ガラス、Eガラス、C
ガラス、Sガラス、Aガラス等、光を透すならばどのよ
うな組成でもかまわないが、経済性からEガラス繊維が
好ましい。また、織布の目付け(g/m2 )は、いくら
のものでもかまわないが、取扱い性や分解効率の関係か
ら、通常100〜900g/m2 のものを用いる。ま
た、構成する無機質繊維の平均繊維径は特に限定される
ものではないが、製造可能でしかも被処理排気との接触
面積を確保して効率を得るため5〜20ミクロンが好ま
しい。さらに、織布の打込み密度、厚さ、引張強度は特
に限定されるものではないが、被処理排気に対する強度
の観点から、各々タテ、ヨコ共に10〜80本/25m
m、0.01〜2.0mm、5kgf/20mm巾以上
が好ましい。
は、取扱い性や通気性、強度等の点から選択したもの
で、織布の中でも前記酸化チタンと強固な結合(Ti−
O−Si結合)を形成することができ、かつ耐薬品性、
耐光性に優れた酸化珪素を含む無機質繊維で構成された
織布が好ましい。ここでいう酸化珪素を含む無機質繊維
とは、例えば石英ガラス、高石英ガラス、Eガラス、C
ガラス、Sガラス、Aガラス等、光を透すならばどのよ
うな組成でもかまわないが、経済性からEガラス繊維が
好ましい。また、織布の目付け(g/m2 )は、いくら
のものでもかまわないが、取扱い性や分解効率の関係か
ら、通常100〜900g/m2 のものを用いる。ま
た、構成する無機質繊維の平均繊維径は特に限定される
ものではないが、製造可能でしかも被処理排気との接触
面積を確保して効率を得るため5〜20ミクロンが好ま
しい。さらに、織布の打込み密度、厚さ、引張強度は特
に限定されるものではないが、被処理排気に対する強度
の観点から、各々タテ、ヨコ共に10〜80本/25m
m、0.01〜2.0mm、5kgf/20mm巾以上
が好ましい。
【0008】前記Ti−O−Si結合は、加熱により酸
化チタンとなる酸化チタンの前駆体と有機物樹脂との溶
液を出発原料として用いることで得られる。かかる酸化
チタンの前駆体としては、チタンアルコキシド、チタン
塩化物、チタン硫化物、チタン酢酸塩等が使用できる
が、有機物樹脂との相溶性の関係から、アルコール類を
相溶性溶媒として用いる場合はチタンアルコキシド、水
を相溶性溶媒として用いる場合はチタン塩化物、チタン
硫化物、チタン酢酸塩を選択することが好ましい。しか
し、前記前駆体と有機物樹脂とが相溶する場合はどの組
み合わせを選択してもかまわない。
化チタンとなる酸化チタンの前駆体と有機物樹脂との溶
液を出発原料として用いることで得られる。かかる酸化
チタンの前駆体としては、チタンアルコキシド、チタン
塩化物、チタン硫化物、チタン酢酸塩等が使用できる
が、有機物樹脂との相溶性の関係から、アルコール類を
相溶性溶媒として用いる場合はチタンアルコキシド、水
を相溶性溶媒として用いる場合はチタン塩化物、チタン
硫化物、チタン酢酸塩を選択することが好ましい。しか
し、前記前駆体と有機物樹脂とが相溶する場合はどの組
み合わせを選択してもかまわない。
【0009】また、有機物樹脂としては、アクリル系、
オレフィン系等が一般的であるが、製造工程中の焼成工
程で酸化分解することが必要であるため、分解温度が2
00℃以上かつ焼成温度以下の樹脂であって、さらに該
酸化チタンの前駆体との相溶性があればよく、モノマー
の種類や分子量によって限定されるものではない。上記
したように、選定された前駆体と有機物樹脂とを相溶性
のある溶媒に溶解してなる溶液を酸化チタン光触媒製造
用の出発原料とする。即ち、この出発原料から光触媒を
得るためには、担持体となるガラス繊維等の酸化珪素を
含む無機質繊維で構成される織布をこの原料液にディッ
プするか、あるいは、この原料液を塗布、スプレーする
等して、乾燥した後、焼成すればよい。この乾燥は、1
50℃以下で30分以上行うことが好ましい。また、液
担持後乾燥まで及び乾燥後焼成までの昇温速度は10℃
/分以下が好ましい。また、最終焼成工程は織布の耐熱
性を考慮して行う必要があるが、550℃以下の温度で
焼成することが好ましい。
オレフィン系等が一般的であるが、製造工程中の焼成工
程で酸化分解することが必要であるため、分解温度が2
00℃以上かつ焼成温度以下の樹脂であって、さらに該
酸化チタンの前駆体との相溶性があればよく、モノマー
の種類や分子量によって限定されるものではない。上記
したように、選定された前駆体と有機物樹脂とを相溶性
のある溶媒に溶解してなる溶液を酸化チタン光触媒製造
用の出発原料とする。即ち、この出発原料から光触媒を
得るためには、担持体となるガラス繊維等の酸化珪素を
含む無機質繊維で構成される織布をこの原料液にディッ
プするか、あるいは、この原料液を塗布、スプレーする
等して、乾燥した後、焼成すればよい。この乾燥は、1
50℃以下で30分以上行うことが好ましい。また、液
担持後乾燥まで及び乾燥後焼成までの昇温速度は10℃
/分以下が好ましい。また、最終焼成工程は織布の耐熱
性を考慮して行う必要があるが、550℃以下の温度で
焼成することが好ましい。
【0010】また、光源は、低圧水銀灯や殺菌灯あるい
はブラックライト蛍光灯等を用いるとよいが、反応速度
を考慮しなければ一般蛍光灯でもかまわない。
はブラックライト蛍光灯等を用いるとよいが、反応速度
を考慮しなければ一般蛍光灯でもかまわない。
【0011】排気処理装置に用いる反応容器は、例えば
反応容器をプラスチック類、ホウ珪酸塩ガラスあるいは
石英ガラス等による透明容器として内部に光触媒を配置
し該反応容器の外側に設置した光源から光を照射するい
わゆる外部照射型にしてもよく、また、該反応容器を特
に透明容器にすることなく該反応容器内に光源と光触媒
を配置するいわゆる内部照射型にしてもよい。
反応容器をプラスチック類、ホウ珪酸塩ガラスあるいは
石英ガラス等による透明容器として内部に光触媒を配置
し該反応容器の外側に設置した光源から光を照射するい
わゆる外部照射型にしてもよく、また、該反応容器を特
に透明容器にすることなく該反応容器内に光源と光触媒
を配置するいわゆる内部照射型にしてもよい。
【0012】前記光触媒の作用を説明すると、例えば、
酸化チタン系の光触媒は400nm以下の波長の光によ
り容易に励起される。ここで、励起された光触媒は水を
分解し、ヒドロキシラジカル(・OH)を生成する。こ
のヒドロキシラジカルは高い酸化力を有し、式1に示す
ように有害なトリクロロエチレン(C2HC13)を無害
なCO2とHClおよびH2Oとに分解する。 C2HC13+6[・OH]→2CO2+3HCl+2H2O・・・(式1)
酸化チタン系の光触媒は400nm以下の波長の光によ
り容易に励起される。ここで、励起された光触媒は水を
分解し、ヒドロキシラジカル(・OH)を生成する。こ
のヒドロキシラジカルは高い酸化力を有し、式1に示す
ように有害なトリクロロエチレン(C2HC13)を無害
なCO2とHClおよびH2Oとに分解する。 C2HC13+6[・OH]→2CO2+3HCl+2H2O・・・(式1)
【0013】また、本発明のうちTi−O−Si結合を
形成した光触媒担持織布は、強固な結合で酸化チタンと
無機質繊維とを接合してあるため、光触媒が脱落するこ
となく長寿命で担持することができる。
形成した光触媒担持織布は、強固な結合で酸化チタンと
無機質繊維とを接合してあるため、光触媒が脱落するこ
となく長寿命で担持することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づき説明する。図1は本発明のトリクロロエチレン含有
排気処理装置の一実施例を示すもので、外部照射型の一
例である。図中1は透明石英ガラスからなる反応容器を
示し、該反応容器1内にはアナターゼ形酸化チタンから
なる光触媒を担持した織布2が配置され、該反応容器1
内に排気排出源3から出るトリクロロエチレン含有排気
を通過させている。そして、該反応容器1の近傍に設け
た光源4から光を照射してトリクロロエチレンを分解し
排気を浄化するように構成されている。
づき説明する。図1は本発明のトリクロロエチレン含有
排気処理装置の一実施例を示すもので、外部照射型の一
例である。図中1は透明石英ガラスからなる反応容器を
示し、該反応容器1内にはアナターゼ形酸化チタンから
なる光触媒を担持した織布2が配置され、該反応容器1
内に排気排出源3から出るトリクロロエチレン含有排気
を通過させている。そして、該反応容器1の近傍に設け
た光源4から光を照射してトリクロロエチレンを分解し
排気を浄化するように構成されている。
【0015】図2は内部照射型のトリクロロエチレン含
有排気処理装置の一例である。図中5は不透明ステンレ
スからなる反応容器を示し、該反応容器5内には光触媒
を担持した織布2と光源4とが配置され、該反応容器5
内に排気排出源3から出るトリクロロエチレン含有排気
を通過させ、前記光源4から光を照射してトリクロロエ
チレンを分解し排気を浄化するように構成されている。
有排気処理装置の一例である。図中5は不透明ステンレ
スからなる反応容器を示し、該反応容器5内には光触媒
を担持した織布2と光源4とが配置され、該反応容器5
内に排気排出源3から出るトリクロロエチレン含有排気
を通過させ、前記光源4から光を照射してトリクロロエ
チレンを分解し排気を浄化するように構成されている。
【0016】
【実施例】次に、前記図1に示す装置の使用例に即し、
具体的な実施例を比較例と共に説明する。 (実施例1)反応容器1内に光触媒を3重量%担持した
Eガラス繊維製織布2(繊維径7μm,目付け490g
/m2 ,打込み密度タテ31本/25mm,ヨコ24本
/25mm,厚さ0.63mm,模紗織り)を30g配
置し、トリクロロエチレン含有排気を5m/分の速度で
通過させた。このときのトリクロロエチレン濃度をJI
S K0125「用水・排水中の低分子量ハロゲン化炭
化水素試験方法」の溶媒抽出・ガスクロマトグラフ法に
準拠して測定したところ、100mg/m3 であった。
なお、光源4としては松下電器産業(株)製の20W殺
菌灯GL−20を8本配置した。光源4より光照射を行
ったところ、排気中のトリクロロエチレン濃度は0.1
mg/m3 以下と低濃度になった。
具体的な実施例を比較例と共に説明する。 (実施例1)反応容器1内に光触媒を3重量%担持した
Eガラス繊維製織布2(繊維径7μm,目付け490g
/m2 ,打込み密度タテ31本/25mm,ヨコ24本
/25mm,厚さ0.63mm,模紗織り)を30g配
置し、トリクロロエチレン含有排気を5m/分の速度で
通過させた。このときのトリクロロエチレン濃度をJI
S K0125「用水・排水中の低分子量ハロゲン化炭
化水素試験方法」の溶媒抽出・ガスクロマトグラフ法に
準拠して測定したところ、100mg/m3 であった。
なお、光源4としては松下電器産業(株)製の20W殺
菌灯GL−20を8本配置した。光源4より光照射を行
ったところ、排気中のトリクロロエチレン濃度は0.1
mg/m3 以下と低濃度になった。
【0017】(比較例1)前記実施例1で用いた光触媒
を3重量%担持したEガラス繊維製織布2を反応容器1
内に入れなかった以外は前記実施例1と同様の方法で試
験を行ったところ、光照射のみによる分解によってトリ
クロロエチレン濃度は70mg/m3 となり、ほとんど
分解されていないことがわかった。
を3重量%担持したEガラス繊維製織布2を反応容器1
内に入れなかった以外は前記実施例1と同様の方法で試
験を行ったところ、光照射のみによる分解によってトリ
クロロエチレン濃度は70mg/m3 となり、ほとんど
分解されていないことがわかった。
【0018】
【発明の効果】このように、本発明によるトリクロロエ
チレン含有排気処理方法並びに処理装置は、従来法と異
なり織布に担持した光触媒によりトリクロロエチレンを
分解して排気を浄化する方法であるため、高効率でかつ
繰り返し処理しても性能が低下しないといった効果を有
する。また、織布を構成する繊維一本一本に均一にかつ
強固なTi−O−Si結合で光触媒の酸化チタンを接合
した場合、光触媒の剥離や脱落がなく、長期にわたり高
効率を維持することができる。また、従来の活性炭吸着
法や曝気処理法の問題点の解決が図られる。
チレン含有排気処理方法並びに処理装置は、従来法と異
なり織布に担持した光触媒によりトリクロロエチレンを
分解して排気を浄化する方法であるため、高効率でかつ
繰り返し処理しても性能が低下しないといった効果を有
する。また、織布を構成する繊維一本一本に均一にかつ
強固なTi−O−Si結合で光触媒の酸化チタンを接合
した場合、光触媒の剥離や脱落がなく、長期にわたり高
効率を維持することができる。また、従来の活性炭吸着
法や曝気処理法の問題点の解決が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトリクロロエチレン含有排気処理装置
の一例の外部照射型のモデル図である。
の一例の外部照射型のモデル図である。
【図2】本発明のトリクロロエチレン含有排気処理装置
の一例の内部照射型のモデル図である。
の一例の内部照射型のモデル図である。
1 透明石英ガラス反応容器 2 織布 3 排気排出源 4 光源 5 不透明ステンレス反応容器
Claims (6)
- 【請求項1】 トリクロロエチレン含有排気中のトリク
ロロエチレンを、織布に担持した光触媒により分解して
該排気を浄化することを特徴とするトリクロロエチレン
含有排気処理方法。 - 【請求項2】 前記光触媒は酸化チタンであることを特
徴とする請求項1記載のトリクロロエチレン含有排気処
理方法。 - 【請求項3】 前記光触媒をTi−O−Si結合層を介
して酸化珪素を含む無機質繊維からなる織布に担持させ
たものであることを特徴とする請求項2記載のトリクロ
ロエチレン含有排気処理方法。 - 【請求項4】 トリクロロエチレン含有排気を通過させ
る容器内に、織布に担持した光触媒を配置すると共に該
光触媒に光を照射するための光源を備えたことを特徴と
するトリクロロエチレン含有排気処理装置。 - 【請求項5】 前記光触媒は酸化チタンであることを特
徴とする請求項4記載のトリクロロエチレン含有排気処
理装置。 - 【請求項6】 前記光触媒をTi−O−Si結合層を介
して酸化珪素を含む無機質繊維からなる織布に担持させ
たものであることを特徴とする請求項5記載のトリクロ
ロエチレン含有排気処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7266286A JPH0985052A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | トリクロロエチレン含有排気処理方法並びに処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7266286A JPH0985052A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | トリクロロエチレン含有排気処理方法並びに処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0985052A true JPH0985052A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17428847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7266286A Pending JPH0985052A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | トリクロロエチレン含有排気処理方法並びに処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0985052A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000017687A (ko) * | 1999-04-30 | 2000-04-06 | 최수현 | SOx/NOx동시처리또는단일성분분리처리용광촉매박막형광화학반응시스템 |
| JP2002102656A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-04-09 | Nippon Muki Co Ltd | 光触媒構造体を用いた有機物分解方法並びに分解装置 |
| US6884399B2 (en) | 2001-07-30 | 2005-04-26 | Carrier Corporation | Modular photocatalytic air purifier |
-
1995
- 1995-09-20 JP JP7266286A patent/JPH0985052A/ja active Pending
Cited By (5)
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