JPH0985545A - ワークの高精度位置決め方法及び装置 - Google Patents

ワークの高精度位置決め方法及び装置

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JPH0985545A
JPH0985545A JP23869995A JP23869995A JPH0985545A JP H0985545 A JPH0985545 A JP H0985545A JP 23869995 A JP23869995 A JP 23869995A JP 23869995 A JP23869995 A JP 23869995A JP H0985545 A JPH0985545 A JP H0985545A
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JP
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work
urging
along
precision positioning
positioning
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JP23869995A
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Masatoshi Morita
昌寿 森田
Takeshi Baba
剛 馬場
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】タクトタイムが長くなることなく、正確に位置
決めできるワークの高精度位置決め方法を提供する。 【解決手段】校正プレートにより2台のカメラの位置関
係を校正した後、ヒータボード102上に描かれたヒー
タ112a〜eの長手方向の中心位置と、オリフィスプ
レート108上に開口している吐出口106a〜eの中
心とを天板ワークを左右に動かすことで精度良く位置決
めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークをある部材
に組み付ける際に、その位置決めを高精度に行なうため
のワークの高精度位置決め方法及び装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から各種のワークの高精度位置決め
方法が提案されているが、例えば、特開平6−9144
6号公報には以下の方法が開示されている。即ち、ワー
クをX方向位置決め突起に向かって付勢した後にY方向
位置決め突起に向かって付勢することにより、ワークは
組立用治具に対して、かなり正確に位置決めされる。し
かし、このときワークに働くX方向の付勢力によりワー
クとX方向位置決め突起の間に摩擦力が働き、この摩擦
力のために、ワークにY方向の付勢力が働いても、ワー
クが完全にY方向位置決め突起に突き当たらない場合が
ある。そのため、一旦、X方向への付勢力を解除して、
ワークとX方向位置決め突起の間の摩擦力を消失させ、
Y方向の付勢力によりワークを確実にY方向位置決め突
起に当接させる。このとき、ワークがX方向位置決め突
起から僅かに離れることがあるので、再びワークにX方
向の付勢力を作用させて、ワークを確実にX方向位置決
め突起に当接させる。このような動作により、ワーク
は、X方向位置決め突起とY方向位置決め突起に確実に
当接することとなり、組立治具に対して再現性良く高精
度に位置決めできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、位置決めをする時、ワークに対してその片側
から押すことで位置決めを行っていたが、この位置決め
方法では、所定の移動量を一度に送り出す場合、Y、Z
方向の付勢を解除してしまうと、ワークに蓄積された歪
みにより、ワークがX方向に飛び出すことがあるため、
一度に所定の移動量を移動させるのではなく、僅かずつ
その片側から送り出す必要がありタクトタイムが長くな
る原因となっていた。
【0004】また、ワークを所定の移動量だけ送り出す
時に、押し出し機構とワークとが確実に当接せず、実際
にはワークを所定の移動量だけ送り出せない場合があ
り、位置決め精度が悪化する原因となっていた。本発明
は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、タクトタイムが長くなることなく、
正確に位置決めできるワークの高精度位置決め方法及び
装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明のワークの高精度位置決め
方法は以下の特徴を有する。即ち、基準となる第1のワ
ークに対して、X方向とそれに直交するY方向の2方向
に関して第2のワークを高精度に位置決めして取り付け
るためのワークの高精度位置決め方法において、前記第
1のワークをX方向に沿ってその両側から付勢して、治
具上に固定する第1の工程と、前記第2のワークを第1
のワーク上に配置させ、該第2のワークをX方向に沿っ
てその両側から付勢しつつ、Y方向に沿って付勢して該
Y方向の位置決めを行なうと共に、該第2のワークの第
1のワークに対する取り付け位置のX方向の相対的なズ
レ量を算出する第2の工程と、前記第2のワークを付勢
した状態で、前記ズレ量分だけ第2のワークを移動さ
せ、前記Y方向の付勢力を一旦解除した後、X方向の付
勢力を解除する第3の工程とを具備する。
【0006】また、水平方向に沿った第1の基準面と前
記第1の基準面に直交する垂直方向に沿った第2の基準
面とを有する第1のワークと、前記第1と第2の基準面
に当接する第3の基準面を有する第2のワークとを、該
第1と第2の基準面の交差する交線方向に沿って前記第
2のワークを相対的に移動させることにより高精度に位
置決めして取り付けるためのワークの高精度位置決め方
法において、前記第2のワークを第1のワーク上に配置
させ、該第2のワークを交線方向に沿ってその両側から
付勢した状態で、該第2のワークの第1のワークに対す
る取り付け位置の交線方向の相対的なズレ量分だけ第2
のワークを移動させる。
【0007】また、本発明のワークの高精度位置決め装
置は以下の構成を有する。即ち、基準となる第1のワー
クに対して、X方向とそれに直交するY方向の2方向に
関して第2のワークを高精度に位置決めして取り付ける
ためのワークの高精度位置決め装置において、前記第1
のワークをX方向に沿ってその両側から付勢して、治具
上に固定する第1の付勢手段と、前記第2のワークを第
1のワーク上に配置させ、該第2のワークをX方向に沿
ってその両側から付勢しつつ、Y方向に沿って付勢して
該Y方向の位置決めを行なう第2の付勢手段と、前記第
2のワークの第1のワークに対する取り付け位置のX方
向の相対的なズレ量を算出する算出手段と、前記第2の
ワークを付勢した状態で、前記ズレ量分だけ第2のワー
クを移動させ、前記Y方向の付勢力を一旦解除した後、
X方向の付勢力を解除する第3の付勢手段とを具備す
る。
【0008】また、水平方向に沿った第1の基準面と前
記第1の基準面に直交する垂直方向に沿った第2の基準
面とを有する第1のワークと、前記第1と第2の基準面
に当接する第3の基準面を有する第2のワークとを、該
第1と第2の基準面の交差する交線方向に沿って前記第
2のワークを相対的に移動させることにより高精度に位
置決めして取り付けるためのワークの高精度位置決め装
置において、前記第2のワークを第1のワーク上に配置
させ、該第2のワークを交線方向に沿ってその一方側か
ら付勢して、該第2のワークの第1のワークに対する取
り付け位置の交線方向の相対的なズレ量分だけ第2のワ
ークを移動させる該法線方向に移動可能なクランプ手段
と、前記第2のワークを交線方向に沿ってその他方側か
ら付勢すると共に、前記クランプ手段の付勢力に抗して
反対方向から付勢するバネを有する押し出し手段とを具
備する。
【0009】以上のように、本発明に係わるワークの高
精度位置決め方法及び装置によれば、 第2のワークを左右、両方向から付勢することによ
り、第2のワークをクランプした状態で、X方向に1度
にそのズレ量分だけ移動させることができタクトが短縮
される。
【0010】第2のワークを左右、両方向からクラン
プした状態でその付勢力を解除するので、解除時にワー
クが飛ぶことをさけることができる。 第2のワークを一方向からクランプするクランプ手段
と、このクランプ手段の付勢力に抗して反対方向から付
勢するバネにより付勢される押し出し手段とを設けたの
で、クランプ手段と第2のワークとを確実に当接させる
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、添付の図面を参照して詳細に説明する。尚、以下
では、ワークの高精度位置決め方法の実施形態を、イン
クジェット方式の記録ヘッドの組立に適用した場合につ
いて説明するが、本発明は以下の例に限定されず、例え
ば、電子部品や機械部品、その他高精度の位置決めを要
する部品等にも適用できる。 [インクジェットカートリッジ150及びヘッドノズル
100の説明]まず、インクジェット用ヘッドの組立装
置10により組み立てられるヘッドノズル100を搭載
したインクジェットカートリッジ150の概略構造を、
図1乃至図4を参照して説明する。
【0012】このインクジェットカートリッジ150
は、図1に示すように、インクタンク152とヘッドノ
ズル100とから概略構成されている。また、このヘッ
ドノズル100は、図2及び図3に示すように、ベース
板101と、このベース板101上に位置決めされ、イ
ンク加熱用のヒータ112が形成されたヒータボード1
02と、このヒータボード102上に位置決めされ、複
数のインク流路を夫々区分するための隔壁や各インク流
路へインクを分配するための共通液室及びこの共通液室
にインクを供給するための円筒状のインク受け口118
等を備えた天板104と、この天板104の前面に一体
的に取り付けられ、各インク流路に夫々対応した吐出口
106を複数有するオリフィスプレート108とから構
成されている。
【0013】この天板104とオリフィスプレート10
8が一体的に構成された天板ワークのL形部分とヒータ
ボードのL形部分が重なりあうことで、Y、Z方向の位
置が決まる(図5参照)。以後、天板ワークは、天板1
04とオリフィスプレート108が一体的に構成された
ワークを意味するものとする。また、天板ワークの吐出
口106は溝106aの中心に合うように形成されてい
る。(図6参照) なお、この実施形態においては、これらの吐出口106
は、長さ約4.5mmに渡り等間隔に配設されており、
ヒータボード102上には、図4に示したように吐出口
106間の間隔と同じ間隔でヒータ112が形成されて
いる。そして、この間隔の配設により、このヘッドノズ
ル100の印字密度は、約360dpi(dotts per inch)
という高精度になっている。
【0014】<組立装置の構成>次に、組立装置の構成
を説明する。図7は、本実施形態の組立装置の一部とし
て組立ステーション20の構成を部分的に示した平面図
である。尚、その他の部分の構成については、[従来の
技術]で説明した特開平6−91446号公報に開示さ
れているのでその詳細な説明は省略する。
【0015】さて、図7において、クランプ治具24の
前方には、天板104のオリフィスプレート108に形
成された吐出口106の位置を見るための前方撮影用C
CDカメラ36の対物レンズ36a(以下、前方カメラ
と略称する)が配置されている。また、クランプ治具2
4の上方には、ヒータボード102の位置を上方から見
るための上方撮影用CCDカメラ37の対物レンズ37
a(以下、上方カメラと略称する)が配置されている。
また、この対物レンズ36aの左側の架台上の位置に
は、天板104の位置をヒータボード102に対して位
置決めするための位置調整機構38が配置されている。
この位置調整機構38は、前述したように、架台上に配
置され、x軸に沿って移動可能にされたステージ44
と、このステージ44に取り付けられた調整棒42とか
ら構成されている。
【0016】また、対物レンズ36aの右側の位置に
は、調整棒42に対して天板104を突き当てるための
押し付け機構39が配置されている。この押し付け機構
39は、架台上に配置されたy方向に摺動するy方向ス
ライドテーブル260と、このy方向スライドテーブル
260上に配置されたx方向に摺動するx方向スライド
テーブル262と、このx方向スライドテーブル262
に取り付けられた板バネ264とから構成されている。
従って、板バネ264は、これらx方向スライドテーブ
ル262とy方向スライドテーブル260によりxy方
向に移動可能であり、インデックステーブル14が回転
する時には、図示のように、クランプ治具24から離れ
た位置に退避している。そして、インデックステーブル
14が停止して組立ステーション20に対応した位置に
クランプ治具24が位置決めされた後、板バネ264
は、まずy方向(図中上方向)に移動され、クランプ治
具24上の天板104の右脇の位置まで移動される。そ
して、板バネ264は、そこからx方向(左方向)に移
動されて、天板104を図中右側から左側に向かって押
していき、天板104の左側の端面を調整棒42の先端
部に押し当てる。位置調整機構38は、調整棒42を右
方向に微小量移動させて(例えば、分解能0.1μ
m)、天板104をヒータボード102に対してx方向
に沿って微小量移動可能となっている。
【0017】また、ヒータボード102上に載置された
天板104をヒータボード102上にクランプするため
の自重式の上部押圧部材82と、天板104を前から押
し付けるバネ性を有する前部押圧部材84とがクランプ
治具24に備えられている。そして、上部押圧部材82
と前押さえ部材84とは、インデックステーブル14の
外部、すなわち架台上に配置された不図示の第1駆動機
構と第2駆動機構とにより夫々駆動される。
【0018】前部押圧部材84は、2点間を移動するア
クチュエータ(不図示)によりオリフィスプレート10
8を押えつけたり、離したりする。また、上部押圧部材
82も同様に2点間を移動するアクチュエータ(不図
示)によりオリフィスプレート108を上から押えつけ
たり、離したりする。押さえ付ける際には、ベース板1
01をクランプ治具24上で固定し、その上にオリフィ
スプレート108を乗せ、前部押圧部材82、上部押圧
部材84を用いて前方向(+Y方向)と上方向(+Z方
向)からオリフィスプレート108を押えつける。この
ように、オリフィスプレート108は、前方向及び上方
向の動きが規制され、横方向(X方向)のみ移動が可能
となる。
【0019】<クランプ治具の説明>次に、インデック
ステーブル14上に配置されているクランプ治具24の
構造について図7を参照して説明する。なお、ここで説
明の便宜上、x軸,y軸,z軸を図7に示すように規定
するものとする。図7において、クランプ治具24の基
台であるベースプレート202は、インデックステーブ
ル14の上面に固定されている。ベースプレート202
の上面には、略直方体状の治具本体204が固定されて
おり、この治具本体204の上面にヒータボード102
(天板104の下部に位置しているため図示されていな
い)が取り付けられたベース板101がクランプされる
ようになされている。治具本体204の上面には、ベー
ス板101を治具本体204に対して位置決めするため
の3本の位置決めピン206a,206b,206cが
配置されている。
【0020】ベースプレート202上の治具本体204
の左右の位置には、支柱208,210(不図示)が立
設されている。これら2本の支柱の内、支柱208の上
面には、ベース板101をx軸に沿う方向に付勢し、位
置決めピン206a,206bに押し付けるためのx方
向クランプレバー212が水平面内で回動可能に取り付
けられている。このx方向クランプレバー212は、ベ
ースプレート202上に立設された支持基板(不図示)
に取り付けられたエアシリンダ216により、上方から
見て反時計回転方向に回動するように駆動され、ベース
板101を位置決めピン206a,206bに押し付け
る。そして、x方向クランプレバー212は、不図示の
バネにより時計回転方向に回動するように付勢されてお
り、エアシリンダ216が動作していない状態(ピスト
ンロッドが引き込まれた状態)においては、その背面が
エアシリンダ216のピストンロッドの先端部に当接
し、位置決めされている。
【0021】また、支柱210の上面には、ベース板1
01をy軸に沿う方向に付勢し、位置決めピン206c
に押し付けるためのy方向クランプレバー214が水平
面内で回動可能に取り付けられている。このy方向クラ
ンプレバー214は、ベースプレート202上に立設さ
れた支持基板(不図示)に取り付けられたエアシリンダ
220により、上方から見て反時計回転方向に回動する
ように駆動され、ベース板101を位置決めピン206
cに押し付けるようにされている。そして、y方向クラ
ンプレバー214は、不図示のバネにより時計回転方向
に回動する様に付勢されており、エアシリンダ220が
動作していない状態(ピストンロッドが引き込まれた状
態)においては、その背面がエアシリンダ220のピス
トンロッドの先端部に当接し、位置決めされている。
【0022】また、治具本体204の両脇の位置には、
夫々z方向クランプレバー224a,224bが、不図
示の回転軸を中心に垂直面内で回転可能に取り付けられ
ている。これらのz方向クランプレバー224a,22
4bの後端部には、ベースプレート202上に取り付け
られたエアシリンダ(不図示)のピストンロッドの先端
部が接続されている。従って、エアシリンダのピストン
ロッドが引き込まれる方向に動作されると、z方向クラ
ンプレバー224a,224bの先端部が上昇し、ベー
ス板101は、治具本体204に対してアンクランプ状
態となる。また、エアシリンダのピストンロッドが押し
だされる方向に動作されると、z方向クランプレバー2
24a,224bの先端部が下降し、ベース板101が
治具本体204上に押し付けられてクランプされる。
【0023】また、治具本体204の後方には、z方向
クランプレバー224cが、不図示の回転軸により垂直
面内で回転可能に取り付けられている。このz方向クラ
ンプレバー224cの後端部には、ベースプレート20
2上に取り付けられたエアシリンダ(不図示)のピスト
ンロッドの先端部が接続されている。従って、エアシリ
ンダのピストンロッドが引き込まれる方向に動作される
と、z方向クランプレバー224cの先端部が上昇し、
アンクランプ状態となる。また、エアシリンダのピスト
ンロッドが押しだされる方向に動作されると、z方向ク
ランプレバー224cの先端部が下降し、ベース板10
1が治具本体204上に押し付けられてクランプされ
る。
【0024】<制御回路構成>次に、上述のクランプ治
具や位置調整機構や押し出し機構を制御する制御回路に
ついて説明する。図12は、本実施形態の組立装置の制
御回路構成を示すブロック図である。図12において、
CPUを有するコンピュータ又はシーケンサ50は、画
像信号等を受けて天板ワークの移動量等を演算すると共
に、装置全体を制御する。モニタ51は、装置の駆動状
態や制御状況を表示するために設けられる。AD変換ボ
ード52は、CCDカメラ36、37により撮影され、
画像処理装置53でアナログ信号にされた画像データを
デジタル信号に変換し、コンピュータ50にデジタル信
号を送信する。I/Oボード54は、クランプ治具を駆
動するエアシリンダ等の電磁弁を制御する。
【0025】<位置決め方法の概略>次に、本実施形態
の位置決め方法を図3を参照して説明する。本実施形態
の位置決め方法では、後述する位置決めの前段階におい
て、校正プレートにより2台のカメラの位置関係を校正
した後、ヒータボード102上に描かれたヒータ112
の長手方向の位置(ヒータの中心線)と、オリフィスプ
レート108上に開口している吐出口106の中心とを
天板ワークを左右に動かすことで精度良く(例えば、誤
差±1μm以内で)位置決めする。
【0026】<位置決めの前段階>次に、位置決めの前
段階の手順を説明する。 まず、前方カメラ36及び上方カメラ37で校正プレ
ートを撮影する。この校正プレートは、図8に示すよう
に、所定の位置に溝290cが形成されており、上方カ
メラ37では縦溝が見え、前方カメラ36では凹状に見
える。
【0027】次に、撮影した画像から前方及び上方カ
メラ36、37のx方向における相対位置を測定する。 更に、上方カメラで撮影した画像から溝290cの中
心値Xup、前方カメラで撮影した画像から凹部の中心値
Xfrontを算出し、記憶する。 での算出結果に基づいて前方及び上方カメラ36、
37の位置関係を校正する。
【0028】<校正プレート>本実施形態では、所定の
サイクル毎に、前述のように2つのカメラ36、37の
校正作業を行う。以下に、この校正作業に用いられる校
正プレートについて説明する。図8は、校正プレートの
構造を示した斜視図である。
【0029】校正プレート290は、ベース板101と
同形状に形成された本体290aと、この本体290a
上に形成された校正部290bとから構成されている。
校正部290bは、ヒータボード102と略同形状に形
成されており、ヒータボード102のヒータ112に対
応する位置に溝部290cが形成されている。この溝部
290cのエッジ部分を前方カメラ36と上方カメラ3
7で撮影することにより、これらのカメラ36、37の
位置の校正が行われる。校正プレート290は、通常イ
ンデックステーブル14外の待機位置に配置されてお
り、所定の校正サイクル毎に、この待機位置からNCオ
ートハンド(不図示)によりインデックステーブル14
上のクランプ治具24上に運ばれる。校正プレート29
0の本体290aは、ベース板101と同形状に形成さ
れているので、校正プレート290は、ベース板101
と全く同様にクランプ治具24上にクランプされる。そ
して、インデックステーブル14が回転してクランプ治
具24が周期的に移動する間に、カメラ36、37の校
正作業が行われる。インデックステーブル14が1回転
して、クランプ治具24が元の位置に戻ると、校正プレ
ート290は元の待機位置へと戻される。
【0030】<位置決め方法の具体例>図9は、本実施
形態の位置決め方法の具体例を説明する図である。ま
た、図10は、本実施形態の位置決め手順を説明するフ
ローチャートである。以下に、図9(a)〜(g)、図
10を参照して本実施形態の位置決め方法の具体例を説
明する。尚、以下では、位置決めの前段階は終了したも
のとする。
【0031】図10において、ステップS2では、ヒー
タボード102を載置したベース板101をクランプ治
具24上に固定する。ステップS4では、上方カメラ3
7によりヒータボード102のヒータ112を撮影し、
ヒータ112のx方向の中心値XHBを測定する。その
後、ステップS6では、ヒータボード102上に天板ワ
ークを置き、前部押圧部材84及び上部押圧部材82を
駆動し、Y、Z方向に沿って付勢する(図9(a)参
照)。
【0032】次に、ステップS8では、位置調整機構3
8を所定の位置(位置調整機構38が天板ワークに当接
する位置)へ移動させる(図9(b)参照)。次に、ス
テップS10では、押し付け機構39(バネにより天板
ワークを付勢する機構)を駆動し、天板ワークを付勢す
る(図9(c)参照)。こうして、天板ワークは左右方
向から挾まれて、位置調整機構38に確実に突き当た
り、その移動量が直接天板ワークに伝達される。
【0033】その後、ステップS12では、上部押圧部
材82を下方に移動して、天板ワークをZ方向に付勢す
る。その後、ステップS14では、前部押圧部材84を
天板ワークの方向(+Y方向)に移動し、天板ワークを
Y方向に付勢する。ステップS16では、ステップS1
2、14の状態で、前方カメラ36でオリフィスプレー
ト104を撮影し、吐出口106の中心のX座標の値X
opを算出する。
【0034】ステップS18では、ヒータボード102
の目標の載置位置へ天板ワークを移動する距離として下
記の式から移動量Xiを算出する。 Xi=XHB+(Xf−Xup)−Xop ステップS20で、移動量Xiが所定の値(例えば、3
μm)未満の場合(ステップS20でNO)、後述する
ステップS28に進む(図9(g)参照)。
【0035】一方、ステップS20で、移動量Xiが所
定の値(例えば、3μm)未満でない場合(ステップS
20でYES)、ステップS22に進み、ステージ44
をXiだけ移動させ、天板ワークを移動量Xiだけ移動す
る(図9(d)参照)。上記図9(d)に示す状態で
は、天板ワークと前部押圧部材84及び上部押圧部材8
2との間に生じる摩擦力により、X方向の力が付加され
前部押圧部材84及び上部押圧部材82に歪を生じ、こ
のままでX方向の付勢を解除すると天板ワークは元の状
態に戻るようにX方向に移動してしまう恐れがある。
【0036】このX方向への移動を防止するために、ス
テップS24では、上部押圧部材82はそのままで、前
部押圧部材84を天板ワークから離す。こうすれば、天
板ワークとの摩擦により前部押圧部材84に蓄積された
歪は除去できる。しかる後に、再度オリフィスプレート
104に前部押圧部材38を当接させる(図9
(e))。
【0037】同様な手順で、ステップS26では、前部
押圧部材84はそのままで、上部押圧部材82を天板ワ
ークから離し、上部押圧部材82に蓄積された歪を除去
した後に、再度天板ワークに上部押圧部材82を当接さ
せる。その後、ステップS28では、前部押圧部材84
及び上部押圧部材82を天板ワークに当接させた状態
で、バネで付勢される押し付け機構39を天板ワークか
ら離す(図9(f))。
【0038】ステップS30では、位置調整機構38を
少なくとも天板ワークから離れるまで移動させる(図9
(g))。こうして、本実施形態の位置決めは終了す
る。ステップS32では、位置決めされた天板ワークは
接着剤又はバネ等に固定された後、前部押圧部材84及
び上部押圧部材82が離され、組み立ての終了した製品
が完成する。
【0039】尚、上記実施形態では、位置調整機構38
及び押し付け機構39を離す順序は、上記のように、押
し付け機構39を離してから位置調整機構38を離す順
序に限る。なぜならば、位置調整機構38を先に離す
と、押し付け機構39側に蓄積された付勢力がオリフィ
スプレート104に作用し、オリフィスプレートが動い
てしまうからである。
【0040】本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で、上
記実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のワークの
高精度位置決め方法及び装置によれば、前記第2のワー
クを第1のワーク上に配置させ、該第2のワークをX方
向に沿ってその両側から付勢しつつ、Y方向に沿って付
勢して該Y方向の位置決めを行なうと共に、該第2のワ
ークの第1のワークに対する取り付け位置のX方向の相
対的なズレ量を算出する第2の工程と、前記第2のワー
クを付勢した状態で、前記ズレ量分だけ第2のワークを
移動させ、前記Y方向の付勢力を一旦解除した後、X方
向の付勢力を解除する第3の工程とを具備することを特
徴とするワークの高精度位置決め方法。
【0042】第2のワークの第1のワークに対する取り
付け位置のX方向の相対的なズレ量を算出できるので、
位置決めの際、ワークを一度にそのズレ量分だけ移動さ
せることができ、従来に比べてタクトタイムの短縮が可
能となる。また、第2のワークを左右、両方向からクラ
ンプした状態でその付勢力を解除するので、第2のワー
クに蓄積された付勢力を除去する時に、ワークが跳ね上
がったりして移動することを防止できる。
【0043】また、位置決めの際、第2のワークを一度
にそのズレ量分だけ移動させればよいので、装置の位置
決めに要する動作回数が減り、タクトタイムが短縮し、
装置の耐久性が向上する。また、第2のワークを一方向
からクランプするクランプ手段と、このクランプ手段の
付勢力に抗して反対方向から付勢するバネにより付勢さ
れる押し出し手段とを設けたので、クランプ手段と第2
のワークとを確実に当接させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェットカートリッジの概略構造を示し
た斜視図である。
【図2】ヘッドノズルの部分の構造を示した斜視図であ
る。
【図3】ヘッドノズルの部分の構造を示した分解斜視図
である。
【図4】ヒータボードの構造を示した平面図である。
【図5】図2に示すヘッドノズル部分の側面図である。
【図6】図2に示すヘッドノズル部分のA−A断面図で
ある。
【図7】本実施形態の組立装置の一部の構成を部分的に
示した平面図である。
【図8】校正部品の構造を示した斜視図である。
【図9】本実施形態の位置決め手順を示す図である。
【図10】本実施形態の位置決め手順を示すフローチャ
ートである。
【図11】本実施形態の位置決め手順を示すフローチャ
ートである。
【図12】本実施形態の組立装置の制御回路構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
10 組立装置 14 インデックステーブル 20 組立ステーション 24 クランプ治具 36 前方カメラ 37 上方カメラ 38 位置調整機構 39 押し付け機構 42 調整棒 44 ステージ 82 上部押圧部材 84 前部押圧部材 100 ヘッドノズル 101 ベース板 102 ヒータボード 104 天板 106 吐出口 108 オリフィスプレート 112 ヒータ 118 インク受け口 150 インクジェットカートリッジ 152 インクタンク 202 ベース板 204 治具本体 206a、206b、206c 位置決めピン 212 x方向クランプレバー 214 y方向クランプレバー 216 エアシリンダ 220 エアシリンダ 224a、224b、224c z方向クランプレバー 260 y方向スライドテーブル 262 x方向スライドテーブル 264 板バネ 290 校正部品

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準となる第1のワークに対して、X方
    向とそれに直交するY方向の2方向に関して第2のワー
    クを高精度に位置決めして取り付けるためのワークの高
    精度位置決め方法において、 前記第1のワークをX方向に沿ってその両側から付勢し
    て、治具上に固定する第1の工程と、 前記第2のワークを第1のワーク上に配置させ、該第2
    のワークをX方向に沿ってその両側から付勢しつつ、Y
    方向に沿って付勢して該Y方向の位置決めを行なうと共
    に、該第2のワークの第1のワークに対する取り付け位
    置のX方向の相対的なズレ量を算出する第2の工程と、 前記第2のワークを付勢した状態で、前記ズレ量分だけ
    第2のワークを移動させ、前記Y方向の付勢力を一旦解
    除した後、X方向の付勢力を解除する第3の工程とを具
    備することを特徴とするワークの高精度位置決め方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の工程において、前記第2のワ
    ークをY方向に沿って付勢すると共に、該第2のワーク
    をX方向及びY方向に直交するZ方向から付勢する第4
    の工程を更に具備し、前記第3の工程では、該Z方向か
    ら第2のワークを付勢した状態で、前記ズレ量分だけ第
    2のワークを移動させることを特徴とする請求項1に記
    載のワークの高精度位置決め方法。
  3. 【請求項3】 前記第3の工程では、前記Y方向の付勢
    力を一旦解除した後、前記Z方向の付勢力を一旦解除す
    ることを特徴とする請求項2に記載のワークの高精度位
    置決め方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の工程では、前記Y方向の付勢
    力を一旦解除した後、再度Y方向に沿って付勢すること
    を特徴とする請求項1に記載のワークの高精度位置決め
    方法。
  5. 【請求項5】 前記第3の工程では、前記Z方向の付勢
    力を一旦解除した後、再度Z方向に沿って付勢すること
    を特徴とする請求項3に記載のワークの高精度位置決め
    方法。
  6. 【請求項6】 前記ワークとは、インクジェット方式の
    記録ヘッドであることを特徴とする請求項1に記載のワ
    ークの高精度位置決め方法。
  7. 【請求項7】 水平方向に沿った第1の基準面と前記第
    1の基準面に直交する垂直方向に沿った第2の基準面と
    を有する第1のワークと、前記第1と第2の基準面に当
    接する第3の基準面を有する第2のワークとを、該第1
    と第2の基準面の交差する交線方向に沿って前記第2の
    ワークを相対的に移動させることにより高精度に位置決
    めして取り付けるためのワークの高精度位置決め方法に
    おいて、 前記第2のワークを第1のワーク上に配置させ、該第2
    のワークを交線方向に沿ってその両側から付勢した状態
    で、該第2のワークの第1のワークに対する取り付け位
    置の交線方向の相対的なズレ量分だけ第2のワークを移
    動させることを特徴とするワークの高精度位置決め方
    法。
  8. 【請求項8】 前記第2のワークを、前記第1と第2の
    基準面の夫々の法線方向に沿って付勢した状態で、前記
    ズレ量分だけ第2のワークを移動させることを特徴とす
    る請求項7に記載のワークの高精度位置決め方法。
  9. 【請求項9】 前記第2のワークを移動した後、前記
    夫々の法線方向の付勢力を一旦解除した後、再度法線方
    向に沿って付勢することを特徴とする請求項8に記載の
    ワークの高精度位置決め方法。
  10. 【請求項10】 前記ワークとは、インクジェット方式
    の記録ヘッドであることを特徴とする請求項7に記載の
    ワークの高精度位置決め方法。
  11. 【請求項11】 基準となる第1のワークに対して、X
    方向とそれに直交するY方向の2方向に関して第2のワ
    ークを高精度に位置決めして取り付けるためのワークの
    高精度位置決め装置において、 前記第1のワークをX方向に沿ってその両側から付勢し
    て、治具上に固定する第1の付勢手段と、 前記第2のワークを第1のワーク上に配置させ、該第2
    のワークをX方向に沿ってその両側から付勢しつつ、Y
    方向に沿って付勢して該Y方向の位置決めを行なう第2
    の付勢手段と、 前記第2のワークの第1のワークに対する取り付け位置
    のX方向の相対的なズレ量を算出する算出手段と、 前記第2のワークを付勢した状態で、前記ズレ量分だけ
    第2のワークを移動させ、前記Y方向の付勢力を一旦解
    除した後、X方向の付勢力を解除する第3の付勢手段と
    を具備することを特徴とするワークの高精度位置決め装
    置。
  12. 【請求項12】 前記第2のワークをY方向に沿って付
    勢すると共に、該第2のワークをX方向及びY方向に直
    交するZ方向から付勢する第4の付勢手段を更に具備
    し、前記第3の付勢手段は、該Z方向から第2のワーク
    を付勢した状態で、前記ズレ量分だけ第2のワークを移
    動させることを特徴とする請求項11に記載のワークの
    高精度位置決め装置。
  13. 【請求項13】 水平方向に沿った第1の基準面と前記
    第1の基準面に直交する垂直方向に沿った第2の基準面
    とを有する第1のワークと、前記第1と第2の基準面に
    当接する第3の基準面を有する第2のワークとを、該第
    1と第2の基準面の交差する交線方向に沿って前記第2
    のワークを相対的に移動させることにより高精度に位置
    決めして取り付けるためのワークの高精度位置決め装置
    において、 前記第2のワークを第1のワーク上に配置させ、該第2
    のワークを交線方向に沿ってその一方側から付勢して、
    該第2のワークの第1のワークに対する取り付け位置の
    交線方向の相対的なズレ量分だけ第2のワークを移動さ
    せる該法線方向に移動可能なクランプ手段と、 前記第2のワークを交線方向に沿ってその他方側から付
    勢すると共に、前記クランプ手段の付勢力に抗して反対
    方向から付勢するバネを有する押し出し手段とを具備す
    ることを特徴とするワークの高精度位置決め装置。
JP23869995A 1995-09-18 1995-09-18 ワークの高精度位置決め方法及び装置 Withdrawn JPH0985545A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2025170442A1 (ko) * 2024-02-08 2025-08-14 주식회사 엘지에너지솔루션 다이 코터를 조립하는 장치 및 다이 코터를 조립하는 방법

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