JPH0985840A - 形状記憶樹脂発泡体の製造方法 - Google Patents
形状記憶樹脂発泡体の製造方法Info
- Publication number
- JPH0985840A JPH0985840A JP24591495A JP24591495A JPH0985840A JP H0985840 A JPH0985840 A JP H0985840A JP 24591495 A JP24591495 A JP 24591495A JP 24591495 A JP24591495 A JP 24591495A JP H0985840 A JPH0985840 A JP H0985840A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin foam
- resin
- foam
- thickness
- endless belts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】施工時は厚みの薄い発泡体であるが、施工後に
厚みが回復して、優れたシール性や断熱性を発現する形
状記憶樹脂発泡体を効率よく生産できる製造方法を提供
する。 【解決手段】樹脂発泡体10を、樹脂の軟化点未満に温
度設定し且つ間隙を該樹脂発泡体の厚みに調節した二つ
のエンドレスベルト7,7間に導入する第1の工程、該
樹脂発泡体10を二つのエンドレスベルト8,8間に挟
んだ状態で厚み方向に徐々に圧縮する第2の工程、及び
二つのエンドレスベルト9,9間に挟んだ状態で冷却し
樹脂発泡体10内の発泡ガスを液化する第3の工程を連
続して行う。
厚みが回復して、優れたシール性や断熱性を発現する形
状記憶樹脂発泡体を効率よく生産できる製造方法を提供
する。 【解決手段】樹脂発泡体10を、樹脂の軟化点未満に温
度設定し且つ間隙を該樹脂発泡体の厚みに調節した二つ
のエンドレスベルト7,7間に導入する第1の工程、該
樹脂発泡体10を二つのエンドレスベルト8,8間に挟
んだ状態で厚み方向に徐々に圧縮する第2の工程、及び
二つのエンドレスベルト9,9間に挟んだ状態で冷却し
樹脂発泡体10内の発泡ガスを液化する第3の工程を連
続して行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、形状記憶樹脂発泡
体の製造方法に関する。
体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅用断熱材として、継ぎ目のシ
ール及び断熱を目的として折半屋根の裏地や、壁断熱を
目的として内壁と外壁の間に、熱可塑性樹脂発泡体が利
用されている。上記熱可塑性樹脂発泡体は、断熱性やシ
ール性を確保する目的には優れた性能を示すが、施工が
難しく、例えば、断熱材として折半屋根の裏地に使用す
る場合は、一定の厚みを有する発泡体同士を貼り合わせ
ると、発泡体同士の接合部が厚くなり施工が難しくなる
という問題点があった。これに対して厚みの薄い発泡体
を使用すると、所定の断熱効果が得られないという問題
点があった。
ール及び断熱を目的として折半屋根の裏地や、壁断熱を
目的として内壁と外壁の間に、熱可塑性樹脂発泡体が利
用されている。上記熱可塑性樹脂発泡体は、断熱性やシ
ール性を確保する目的には優れた性能を示すが、施工が
難しく、例えば、断熱材として折半屋根の裏地に使用す
る場合は、一定の厚みを有する発泡体同士を貼り合わせ
ると、発泡体同士の接合部が厚くなり施工が難しくなる
という問題点があった。これに対して厚みの薄い発泡体
を使用すると、所定の断熱効果が得られないという問題
点があった。
【0003】また、壁の隙間に断熱材として挟み込む場
合でも、隙間形状が一定したところでは施工に問題はな
いが、例えば、壁の隙間が変化して一定の寸法でない場
所や配管が通過している場所では、施工が複雑で難しく
なるという問題点があった。
合でも、隙間形状が一定したところでは施工に問題はな
いが、例えば、壁の隙間が変化して一定の寸法でない場
所や配管が通過している場所では、施工が複雑で難しく
なるという問題点があった。
【0004】従来より、隙間用のシール材として、連続
気泡発泡体の気泡壁を含浸処理法によりクロルパラフィ
ン等で被覆し発泡体を圧着したものが用いられてきた。
この圧縮発泡体では、気泡壁は互いに付着し合っている
が、この付着は発泡体の復帰(回復)力によって剥がさ
れ、発泡体は徐々に復帰して出発構造になる。しかし、
このシール材は、上記の如く連続気泡発泡体を含浸処理
し、次いで圧縮したものであるので、十分な封隙作用を
有するものではなかった。
気泡発泡体の気泡壁を含浸処理法によりクロルパラフィ
ン等で被覆し発泡体を圧着したものが用いられてきた。
この圧縮発泡体では、気泡壁は互いに付着し合っている
が、この付着は発泡体の復帰(回復)力によって剥がさ
れ、発泡体は徐々に復帰して出発構造になる。しかし、
このシール材は、上記の如く連続気泡発泡体を含浸処理
し、次いで圧縮したものであるので、十分な封隙作用を
有するものではなかった。
【0005】そこで、発泡体に液体非透過性の層を設け
ることによって、圧縮変形後徐々に元の形に復元するシ
ール材が提案されている(特公平3−55621、特開
平1−193465、特開平1−216169号各公
報)。
ることによって、圧縮変形後徐々に元の形に復元するシ
ール材が提案されている(特公平3−55621、特開
平1−193465、特開平1−216169号各公
報)。
【0006】しかし、このシール材は、(1)含浸処理
されなければならず手間がかかる、(2)含浸されたク
ロルパラフィン等が発泡体から流出し、特に温度が高い
環境で使用する場合は流出が著しい、(3)含浸処理し
てあるので断熱性能が低く、断熱材としては使用できな
い、などの問題点を有していた。
されなければならず手間がかかる、(2)含浸されたク
ロルパラフィン等が発泡体から流出し、特に温度が高い
環境で使用する場合は流出が著しい、(3)含浸処理し
てあるので断熱性能が低く、断熱材としては使用できな
い、などの問題点を有していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
の解決するためになされ、その目的は、施工時は厚みの
薄いため施工が容易であり、施工後に厚みが回復して、
優れたシール性や断熱性を発現する形状記憶樹脂発泡体
を効率よく生産できる製造方法を提供することにある。
の解決するためになされ、その目的は、施工時は厚みの
薄いため施工が容易であり、施工後に厚みが回復して、
優れたシール性や断熱性を発現する形状記憶樹脂発泡体
を効率よく生産できる製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の形状記憶樹脂発
泡体の製造方法は、樹脂発泡体を、樹脂の軟化点未満に
温度設定し且つ間隙を該樹脂発泡体の厚みに調節した二
つのエンドレスベルト間に導入する第1の工程、該樹脂
発泡体を二つのエンドレスベルト間に挟んだ状態で厚み
方向に徐々に圧縮する第2の工程、及び二つのエンドレ
スベルト間に挟んだ状態で冷却し樹脂発泡体内の発泡ガ
スを液化する第3の工程を連続して行うことを特徴とす
るものである。
泡体の製造方法は、樹脂発泡体を、樹脂の軟化点未満に
温度設定し且つ間隙を該樹脂発泡体の厚みに調節した二
つのエンドレスベルト間に導入する第1の工程、該樹脂
発泡体を二つのエンドレスベルト間に挟んだ状態で厚み
方向に徐々に圧縮する第2の工程、及び二つのエンドレ
スベルト間に挟んだ状態で冷却し樹脂発泡体内の発泡ガ
スを液化する第3の工程を連続して行うことを特徴とす
るものである。
【0009】本発明で使用される樹脂発泡体としては、
特に制限はなく、押し出し発泡により成形したもの、圧
力容器内の溶融樹脂中に発泡剤を圧入した後常圧下にお
き発泡させたもの等が挙げられる。また、樹脂発泡体と
しては、製造直後の発泡セル内に発泡ガスを内蔵した状
態で、発泡ガスがまだ空気と置換されていないものが好
ましい。
特に制限はなく、押し出し発泡により成形したもの、圧
力容器内の溶融樹脂中に発泡剤を圧入した後常圧下にお
き発泡させたもの等が挙げられる。また、樹脂発泡体と
しては、製造直後の発泡セル内に発泡ガスを内蔵した状
態で、発泡ガスがまだ空気と置換されていないものが好
ましい。
【0010】上記樹脂発泡体に用いられる樹脂として
は、発泡性を有するものであれば特に制限はなく、例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピ
レン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリブテ、塩素化
ポリエチレンなどのオレフィン系樹脂;ポリスチレン、
スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体、スチレン−
イソプレン−スチレン共重合体などのスチレン系樹脂;
ポリメチルアクリレート、ポリメチルメタクリレート、
エチレン−エチルアクリレート共重合体などのアクリル
系樹脂;ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデンなどの塩
化ビニル系樹脂;6−ナイロン、66−ナイロン、12
−ナイロンなどのアミド系樹脂;ポリエチレンテレフタ
レート、ポリブチレンテレフタレートなどのエステル系
樹脂;ABS樹脂、ポリカーボネート、ポリアセター
ル、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテ
ルケトン、ポリエーテルイミド、ケイ素樹脂、熱可塑性
ポリウレタン、各種エラストマーなどが挙げられる。こ
れらの中で、特に、柔軟性のあるポリエチレンやポリプ
ロピレンが好ましい。
は、発泡性を有するものであれば特に制限はなく、例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピ
レン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリブテ、塩素化
ポリエチレンなどのオレフィン系樹脂;ポリスチレン、
スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体、スチレン−
イソプレン−スチレン共重合体などのスチレン系樹脂;
ポリメチルアクリレート、ポリメチルメタクリレート、
エチレン−エチルアクリレート共重合体などのアクリル
系樹脂;ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデンなどの塩
化ビニル系樹脂;6−ナイロン、66−ナイロン、12
−ナイロンなどのアミド系樹脂;ポリエチレンテレフタ
レート、ポリブチレンテレフタレートなどのエステル系
樹脂;ABS樹脂、ポリカーボネート、ポリアセター
ル、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテ
ルケトン、ポリエーテルイミド、ケイ素樹脂、熱可塑性
ポリウレタン、各種エラストマーなどが挙げられる。こ
れらの中で、特に、柔軟性のあるポリエチレンやポリプ
ロピレンが好ましい。
【0011】上記樹脂発泡体に用いられる発泡剤として
は、物理型発泡剤及び熱分解型発泡剤が使用可能であ
る。上記物理型発泡剤としては、発泡剤から発生するガ
スの樹脂に対する透過係数が空気のそれよりも高いガス
(例えば炭酸ガス等)となるものが好ましい。また、発
泡剤の沸点又は昇華点としては、樹脂の軟化点よりも低
いものが好ましい。ここで軟化点とは、非晶性樹脂では
ガラス転移点(Tg)をいい、結晶性樹脂では融点(T
m)をいう。
は、物理型発泡剤及び熱分解型発泡剤が使用可能であ
る。上記物理型発泡剤としては、発泡剤から発生するガ
スの樹脂に対する透過係数が空気のそれよりも高いガス
(例えば炭酸ガス等)となるものが好ましい。また、発
泡剤の沸点又は昇華点としては、樹脂の軟化点よりも低
いものが好ましい。ここで軟化点とは、非晶性樹脂では
ガラス転移点(Tg)をいい、結晶性樹脂では融点(T
m)をいう。
【0012】上記物理型発泡剤としては、例えば、ブタ
ン(沸点:−0.5℃)、ペンタン(36℃)、ヘキサ
ン(69℃)等の脂肪族炭化水素;ベンゼン(80.1
℃)等の芳香族炭化水素;アセトン(56℃)等のケト
ン系炭化水素;メタノール(64℃)、エタノール(7
8℃)等のアルコール系炭化水素;1,1−ジクロロ−
1−フルオロエタン(32℃)、2,2−ジクロロ−
1,1,1−トリフルオロエタン(27.5℃)、1,
1,1,2−テトラフルオロエタン(−26.3℃)、
モノクロロジフルオロエタン(−9.7℃)、モノクロ
ロジフルオロメタン(−40.8℃)等のハロゲン化炭
化水素の他、炭酸ガス(昇華点:−78.5℃)、窒素
ガス(−195.8℃)などが挙げられ、これらは単独
で使用されてもよく、2種以上が併用されてもよい。
ン(沸点:−0.5℃)、ペンタン(36℃)、ヘキサ
ン(69℃)等の脂肪族炭化水素;ベンゼン(80.1
℃)等の芳香族炭化水素;アセトン(56℃)等のケト
ン系炭化水素;メタノール(64℃)、エタノール(7
8℃)等のアルコール系炭化水素;1,1−ジクロロ−
1−フルオロエタン(32℃)、2,2−ジクロロ−
1,1,1−トリフルオロエタン(27.5℃)、1,
1,1,2−テトラフルオロエタン(−26.3℃)、
モノクロロジフルオロエタン(−9.7℃)、モノクロ
ロジフルオロメタン(−40.8℃)等のハロゲン化炭
化水素の他、炭酸ガス(昇華点:−78.5℃)、窒素
ガス(−195.8℃)などが挙げられ、これらは単独
で使用されてもよく、2種以上が併用されてもよい。
【0013】上記物理型発泡剤のうち、常温付近の沸点
又は昇華点を有するものが温度制御し易く、特に、1,
1−ジクロロ−1−フルオロエタン(32℃)、2,2
−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロエタン(27.
5℃)、ペンタン(36℃)が好ましい。
又は昇華点を有するものが温度制御し易く、特に、1,
1−ジクロロ−1−フルオロエタン(32℃)、2,2
−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロエタン(27.
5℃)、ペンタン(36℃)が好ましい。
【0014】上記熱分解型発泡財としては、発泡剤から
でるガスの樹脂に対する透過係数が空気のそれより高い
ガス(例えば、重炭酸ナトリウムから発生する炭酸ガス
等)が好ましい。
でるガスの樹脂に対する透過係数が空気のそれより高い
ガス(例えば、重炭酸ナトリウムから発生する炭酸ガス
等)が好ましい。
【0015】本発明で使用される樹脂組成物には、上記
樹脂に、気泡核形成剤、酸化防止剤、顔料、難燃剤等が
添加されていてもよい。
樹脂に、気泡核形成剤、酸化防止剤、顔料、難燃剤等が
添加されていてもよい。
【0016】上記気泡核形成剤としては、炭酸カルシウ
ム、タルク、クレー、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、カ
ーボンブラック、二酸化珪素、酸化チタン、クエン酸、
重曹、オルトホウ酸と滑石、脂肪酸のアルカリ土類金属
塩等が挙げられる。
ム、タルク、クレー、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、カ
ーボンブラック、二酸化珪素、酸化チタン、クエン酸、
重曹、オルトホウ酸と滑石、脂肪酸のアルカリ土類金属
塩等が挙げられる。
【0017】上記酸化防止剤としては、一般に用いられ
ているものであれば特に限定されず、テトラキス〔メチ
レン(3、5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシハイド
ロシンナメート)〕メタン、チオジプロピレン酸ジラウ
リル、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキ
シ−5−t−ブチルフェニル)ブタン等が挙げられる。
ているものであれば特に限定されず、テトラキス〔メチ
レン(3、5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシハイド
ロシンナメート)〕メタン、チオジプロピレン酸ジラウ
リル、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキ
シ−5−t−ブチルフェニル)ブタン等が挙げられる。
【0018】上記難燃剤としては、ヘキサブロモフェニ
ルエーテル、デカブロモジフェニルエーテル等の臭素系
化合物;ポリリン酸アンモニウム、トリメチルフォスフ
ェート、トリエチルフォスフェート等の含リン酸系化合
物;メラミン誘導体;無機系難燃剤などが挙げられ、こ
れらは単独で使用されてもよく、2種以上が併用されて
もよい。
ルエーテル、デカブロモジフェニルエーテル等の臭素系
化合物;ポリリン酸アンモニウム、トリメチルフォスフ
ェート、トリエチルフォスフェート等の含リン酸系化合
物;メラミン誘導体;無機系難燃剤などが挙げられ、こ
れらは単独で使用されてもよく、2種以上が併用されて
もよい。
【0019】本発明の製造方法は、以下に説明する第1
〜第3の工程からなり、例えば、図1に示すような製造
装置が使用される。この製造装置は、加熱ゾーン1、圧
縮ゾーン2、冷却ゾーン3から構成され、加熱ゾーン
1、圧縮ゾーン2には加熱用ヒーター4、5が、冷却ゾ
ーン3には冷却ブロアー6がそれぞれ設けられている。
〜第3の工程からなり、例えば、図1に示すような製造
装置が使用される。この製造装置は、加熱ゾーン1、圧
縮ゾーン2、冷却ゾーン3から構成され、加熱ゾーン
1、圧縮ゾーン2には加熱用ヒーター4、5が、冷却ゾ
ーン3には冷却ブロアー6がそれぞれ設けられている。
【0020】第1の工程では、樹脂発泡体10を加熱ゾ
ーン1に設けられた二つのエンドレスベルト7、7間に
導入し矢印方向へ搬送する。エンドレスベルト7、7の
間隙は、樹脂発泡体10の厚さとなるように調節し、加
熱用ヒーター4によってベルト温度を樹脂の軟化点未
満、好ましくは発泡剤の沸点以上に設定する。
ーン1に設けられた二つのエンドレスベルト7、7間に
導入し矢印方向へ搬送する。エンドレスベルト7、7の
間隙は、樹脂発泡体10の厚さとなるように調節し、加
熱用ヒーター4によってベルト温度を樹脂の軟化点未
満、好ましくは発泡剤の沸点以上に設定する。
【0021】第2工程では、樹脂発泡体10を、圧縮ゾ
ーン2に設けられた二つのエンドレスベルト8、8間に
導入し矢印方向へ搬送する。エンドレスベルト7、7の
間隙は、徐々に縮小するように設定されており、移動に
伴って樹脂発泡体10の厚みを徐々に圧縮する。
ーン2に設けられた二つのエンドレスベルト8、8間に
導入し矢印方向へ搬送する。エンドレスベルト7、7の
間隙は、徐々に縮小するように設定されており、移動に
伴って樹脂発泡体10の厚みを徐々に圧縮する。
【0022】第3工程では、樹脂発泡体10を、冷却ゾ
ーン3に設けられた二つのエンドレスベルト9、9間に
導入し、冷却ブロアー6によって冷却しながら矢印方向
へ搬送する。冷却された樹脂発泡体10は装置外でロー
ル状に巻き取る。第3工程での冷却温度は、発泡剤の沸
点未満に設定し、発泡セル内の発泡ガスを液化する。
ーン3に設けられた二つのエンドレスベルト9、9間に
導入し、冷却ブロアー6によって冷却しながら矢印方向
へ搬送する。冷却された樹脂発泡体10は装置外でロー
ル状に巻き取る。第3工程での冷却温度は、発泡剤の沸
点未満に設定し、発泡セル内の発泡ガスを液化する。
【0023】上記製造装置は、樹脂発泡体を成形する押
出機の直後に連続して設置してもよく、別ラインとして
設置してもよい。上記エンドレスベルトに使用される材
質としては、一般にスチールベルトが挙げられる。加熱
方法としては、赤外線パネルヒーター、加熱ブロワーが
挙げられる。
出機の直後に連続して設置してもよく、別ラインとして
設置してもよい。上記エンドレスベルトに使用される材
質としては、一般にスチールベルトが挙げられる。加熱
方法としては、赤外線パネルヒーター、加熱ブロワーが
挙げられる。
【0024】(作用)本発明の製造方法では、樹脂発泡
体を、加熱ゾーンで発泡剤の沸点以上に加熱することに
よって発泡剤を気化した状態で、圧縮ゾーンで厚み方向
に徐々に圧縮荷重を加えることにより、効率的に厚みを
薄くすることができ、次いで、発泡剤の沸点未満に冷却
することにより、発泡剤が液化し圧縮状態を保持するこ
とができる。
体を、加熱ゾーンで発泡剤の沸点以上に加熱することに
よって発泡剤を気化した状態で、圧縮ゾーンで厚み方向
に徐々に圧縮荷重を加えることにより、効率的に厚みを
薄くすることができ、次いで、発泡剤の沸点未満に冷却
することにより、発泡剤が液化し圧縮状態を保持するこ
とができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、実施例により本発明を具体
的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではな
い。 (実施例1)樹脂として、低密度ポリエチレン(三菱油
化社製「ユカロンZC30」、融点109℃、MI=
2.8)100重量部、酸化防止剤(アデカアーガス社
製「Mark−328」) 重量部及び気泡核形成剤と
してタルク(日本タルク社製「MS」) 重量部を配合
した樹脂組成物を、ホッパーからベントタイプのスクリ
ュー式押出機(口径φ65mm、L/D=35)に供給
し、ベント孔から発泡剤として1,1−ジクロロ−1−
フルオロエタンを15g/分でプランジャーポンプから
圧入して130℃で混練した後、押出量10kg/時の
割合で押し出し成形して、10mm(厚み)×500m
m(幅)の樹脂発泡体(発泡倍率30倍)を得た。
的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではな
い。 (実施例1)樹脂として、低密度ポリエチレン(三菱油
化社製「ユカロンZC30」、融点109℃、MI=
2.8)100重量部、酸化防止剤(アデカアーガス社
製「Mark−328」) 重量部及び気泡核形成剤と
してタルク(日本タルク社製「MS」) 重量部を配合
した樹脂組成物を、ホッパーからベントタイプのスクリ
ュー式押出機(口径φ65mm、L/D=35)に供給
し、ベント孔から発泡剤として1,1−ジクロロ−1−
フルオロエタンを15g/分でプランジャーポンプから
圧入して130℃で混練した後、押出量10kg/時の
割合で押し出し成形して、10mm(厚み)×500m
m(幅)の樹脂発泡体(発泡倍率30倍)を得た。
【0026】上記で得られた樹脂発泡体を、図1に示す
製造装置に導入し、表1に示す条件で厚み方向に圧縮し
て、4mm厚の形状記憶樹脂発泡体を得た。尚、樹脂発
泡体の搬送速度は2m/分、全工程に要した生産時間は
2分であり、生産速度は20kg/時であった。
製造装置に導入し、表1に示す条件で厚み方向に圧縮し
て、4mm厚の形状記憶樹脂発泡体を得た。尚、樹脂発
泡体の搬送速度は2m/分、全工程に要した生産時間は
2分であり、生産速度は20kg/時であった。
【0027】
【表1】
【0028】(比較例1)実施例1と同様にして得られ
た10mm(厚み)×500mm(幅)の樹脂発泡体
を、60℃のオーブン中で2分間加熱した後、25℃の
圧縮プレス(加圧面積:500mm×500mm)で4
mm厚となるまで圧縮して2分間加熱し、次いで、1分
30秒間冷却して形状記憶樹脂発泡体を得た。尚、プレ
スの開閉時間及び発泡体セット時間等で1分30秒間を
要し、全工程に要する生産時間は5分間、生産速度は1
kg/時であった。
た10mm(厚み)×500mm(幅)の樹脂発泡体
を、60℃のオーブン中で2分間加熱した後、25℃の
圧縮プレス(加圧面積:500mm×500mm)で4
mm厚となるまで圧縮して2分間加熱し、次いで、1分
30秒間冷却して形状記憶樹脂発泡体を得た。尚、プレ
スの開閉時間及び発泡体セット時間等で1分30秒間を
要し、全工程に要する生産時間は5分間、生産速度は1
kg/時であった。
【0029】上記実施例び比較例で得られた形状記憶樹
脂発泡体につき、折半屋根の裏地として貼りつけた後厚
みの回復率及び回復厚みを測定し、表2に示した。
脂発泡体につき、折半屋根の裏地として貼りつけた後厚
みの回復率及び回復厚みを測定し、表2に示した。
【0030】
【表2】
【0031】
【発明の効果】本発明の形状記憶樹脂発泡体の製造方法
は、上述の構成であり、施工時は厚みの薄いため施工が
が容易であり、施工後に厚みが回復して優れたシール性
及び断熱性を発揮する発泡体を、生産効率よく提供す
る。従って、本発明の製造方法はによって得られる樹脂
発泡体は、折半屋根の裏地や、壁断熱を目的として内壁
と外壁の間に好適に使用することができる。
は、上述の構成であり、施工時は厚みの薄いため施工が
が容易であり、施工後に厚みが回復して優れたシール性
及び断熱性を発揮する発泡体を、生産効率よく提供す
る。従って、本発明の製造方法はによって得られる樹脂
発泡体は、折半屋根の裏地や、壁断熱を目的として内壁
と外壁の間に好適に使用することができる。
【図1】本発明の製造方法で使用される製造装置の一例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
1 加熱ゾーン 2 圧縮ゾーン 3 冷却ゾーン 4,5 加熱ヒーター 6 冷却ブロワー 7,8,9 エンドレスベルト 10 樹脂発泡体
Claims (1)
- 【請求項1】 樹脂発泡体を、樹脂の軟化点未満に温度
設定し且つ間隙を該樹脂発泡体の厚みに調節した二つの
エンドレスベルト間に導入する第1の工程、該樹脂発泡
体を二つのエンドレスベルト間に挟んだ状態で厚み方向
に徐々に圧縮する第2の工程、及び二つのエンドレスベ
ルト間に挟んだ状態で冷却し樹脂発泡体内の発泡ガスを
液化する第3の工程を連続して行うことを特徴とする形
状記憶樹脂発泡体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24591495A JPH0985840A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 形状記憶樹脂発泡体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24591495A JPH0985840A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 形状記憶樹脂発泡体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0985840A true JPH0985840A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17140719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24591495A Withdrawn JPH0985840A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 形状記憶樹脂発泡体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0985840A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6583194B2 (en) | 2000-11-20 | 2003-06-24 | Vahid Sendijarevic | Foams having shape memory |
-
1995
- 1995-09-25 JP JP24591495A patent/JPH0985840A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6583194B2 (en) | 2000-11-20 | 2003-06-24 | Vahid Sendijarevic | Foams having shape memory |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5863960A (en) | Extruded, open-cell microcellular alkenyl aromatic polymer foams, process for making and articles made therefrom | |
| CN103370197B (zh) | 生产多层塑料薄膜的方法 | |
| ES2203637T3 (es) | Espuma extruida de celdilla abierta y procedimiento de fabricacion. | |
| US3960631A (en) | Method of making a liner construction | |
| KR100318708B1 (ko) | 열등급의카본블랙을함유하는플라스틱구조물 | |
| US4097319A (en) | Method of manufacturing a composite foamed polyolefin sheet | |
| PL323815A1 (en) | Method of making cellular polystyrene sheets of essentially open cells, foamed polystyren sheet and polystyrene tray made threof | |
| JP3474568B2 (ja) | 耐火性の熱可塑性複合構造物 | |
| US5869544A (en) | Extruded, open-cell microcellular alkenyl aromatic polymer forms, process for making, and articles made therefrom | |
| EP1263850B1 (en) | Extruded foam product with reduced surface defects | |
| MXPA02005370A (es) | Producto de espuma extruida. | |
| US5688832A (en) | Low molecular weight alkenyl aromatic polymer foam | |
| JP2668812B2 (ja) | 熱成形に適したポリプロピレン系発泡シ−ト | |
| JP3167233B2 (ja) | 熱可塑性樹脂発泡体の製造方法 | |
| JPH06510247A (ja) | 絶縁性プラスチック複合構造体 | |
| JP3006378B2 (ja) | 車両用内装成型品及びその製造方法 | |
| JPH0971675A (ja) | 発泡体及びその製造方法 | |
| JP2634263B2 (ja) | オレフィン系樹脂連続気泡発泡体の製造方法 | |
| EP0748350B1 (en) | Low molecular weight alkenyl aromatic polymer foam | |
| JPH09131741A (ja) | 発泡体の製造方法 | |
| JPH09262921A (ja) | 真空成形用積層発泡体 | |
| JPH10156855A (ja) | 熱可塑性樹脂発泡体の製造方法 | |
| JPH08271138A (ja) | 断熱箱体とそのリサイクル利用の前処理方法 | |
| JP2008238442A (ja) | 熱可塑性樹脂製発泡成形体の製造方法 | |
| JPS60112418A (ja) | 断熱材被覆パイプの製造法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040326 |