JPH0986029A - 賦形版、化粧シート及び細線パターンを作成するための画像処理装置 - Google Patents
賦形版、化粧シート及び細線パターンを作成するための画像処理装置Info
- Publication number
- JPH0986029A JPH0986029A JP7250501A JP25050195A JPH0986029A JP H0986029 A JPH0986029 A JP H0986029A JP 7250501 A JP7250501 A JP 7250501A JP 25050195 A JP25050195 A JP 25050195A JP H0986029 A JPH0986029 A JP H0986029A
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- Japan
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- pattern
- block
- fine line
- decorative sheet
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 木目柄や抽象柄を有する化粧シートに対し
て、照り、及び照りの移動感を所望の通りに発現させる
ことができるエンボス加工のためのエンドレス状の細線
パターンを作成する。 【構成】 エンドレス状のブロックパターンを作成し、
各ブロックに仮想基準点を設定する。一方、細線パター
ンをビットマップデータとして作成し、その細線パター
ンにも仮想基準点を設定する。そして、各ブロックに細
線パターンを割り付けるに際しては、細線パターンの仮
想基準点と各ブロックの仮想基準点を一致させて、細線
パターンを当該ブロックの形状に切り出し、エンドレス
状のブロックパターンの当該ブロック位置に貼り付け
る。
て、照り、及び照りの移動感を所望の通りに発現させる
ことができるエンボス加工のためのエンドレス状の細線
パターンを作成する。 【構成】 エンドレス状のブロックパターンを作成し、
各ブロックに仮想基準点を設定する。一方、細線パター
ンをビットマップデータとして作成し、その細線パター
ンにも仮想基準点を設定する。そして、各ブロックに細
線パターンを割り付けるに際しては、細線パターンの仮
想基準点と各ブロックの仮想基準点を一致させて、細線
パターンを当該ブロックの形状に切り出し、エンドレス
状のブロックパターンの当該ブロック位置に貼り付け
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木目柄や、石目柄
等のいわゆる抽象柄を有する建材化粧シート(以下、単
に化粧シートと称す)に対して、照り、即ち光沢、及び
照りの移動感を発現させるために行う細線パターンの凹
凸模様を形成するための加工に係り、特にその加工を施
すための賦形版、賦形版によって細線パターンからなる
凹凸模様を形成した化粧シート、及びその細線パターン
を作成するための画像処理装置に関する。
等のいわゆる抽象柄を有する建材化粧シート(以下、単
に化粧シートと称す)に対して、照り、即ち光沢、及び
照りの移動感を発現させるために行う細線パターンの凹
凸模様を形成するための加工に係り、特にその加工を施
すための賦形版、賦形版によって細線パターンからなる
凹凸模様を形成した化粧シート、及びその細線パターン
を作成するための画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】木目柄を有する化粧シートに対して、天
然木目が有する照り、及び照りの移動感を発現させるた
めに、化粧シートに図23に示すような波状曲線群から
なるパターン(以下、細線パターンと称す)をエンボス
加工することが行われている(この点に関して、例えば
特開平5−294100号公報、特開平4−52181
号公報、「材料」Vol.43,No.485,pp.147-151,Feb.1994
を参照)。
然木目が有する照り、及び照りの移動感を発現させるた
めに、化粧シートに図23に示すような波状曲線群から
なるパターン(以下、細線パターンと称す)をエンボス
加工することが行われている(この点に関して、例えば
特開平5−294100号公報、特開平4−52181
号公報、「材料」Vol.43,No.485,pp.147-151,Feb.1994
を参照)。
【0003】なお、本明細書において、エンボス加工
は、複数種類の波状曲線で構成される細線パターンより
なる凹凸模様を化粧シートに形成するための加工全般を
指すものとする。従って、化粧シートに対して波状曲線
で構成される細線パターンよりなる凹凸模様を形成する
ことができる版は全てエンボス版であり、そのエンボス
版がどのようにして製造されるかは問わない。また、以
下においてはエンボス版を賦形版と称することもある。
は、複数種類の波状曲線で構成される細線パターンより
なる凹凸模様を化粧シートに形成するための加工全般を
指すものとする。従って、化粧シートに対して波状曲線
で構成される細線パターンよりなる凹凸模様を形成する
ことができる版は全てエンボス版であり、そのエンボス
版がどのようにして製造されるかは問わない。また、以
下においてはエンボス版を賦形版と称することもある。
【0004】さて、特開平4−52181号公報には、
図24に示すように、ブロック化された領域に細線パタ
ーンを配置することが示されており、この手法は木目柄
の化粧シートに対してだけではなく、石目柄や砂目柄等
の抽象柄の化粧シートに対しても行われるようになって
きている。なお、以下においてはこのようなエンボス加
工をブロック化エンボス加工と称することにする。
図24に示すように、ブロック化された領域に細線パタ
ーンを配置することが示されており、この手法は木目柄
の化粧シートに対してだけではなく、石目柄や砂目柄等
の抽象柄の化粧シートに対しても行われるようになって
きている。なお、以下においてはこのようなエンボス加
工をブロック化エンボス加工と称することにする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ブロック化エンボス加工には種々の問題があるが、その
ような問題を説明する前に、まず従来の化粧シートに対
するブロック化エンボス加工の工程について説明する。
ブロック化エンボス加工には種々の問題があるが、その
ような問題を説明する前に、まず従来の化粧シートに対
するブロック化エンボス加工の工程について説明する。
【0006】エンボス加工を施すには、エンボス版を作
成する必要があるが、そのためにはまず細線パターン
と、エンドレス状のブロックパターンを作成する。
成する必要があるが、そのためにはまず細線パターン
と、エンドレス状のブロックパターンを作成する。
【0007】細線パターンは、X−Yプロッタによりフ
ィルムに細線パターンを描画し、その描画した細線パタ
ーンを光学的に所定の倍率に縮小して作成する。このよ
うに縮小を行うのは次のような理由による。即ち、特開
平4−52181号公報によればエンボス加工によって
化粧シートに形成される溝の間隔は 0.1〜 100μm程
度、また特開平5−294100号公報によれば溝、及
びその間隔は 1〜1000μm程度であり、更に本発明者等
の研究によれば溝、及びその間隔は数十μm程度である
のが望ましいのであるが、このようなエンボス加工を行
うための細線パターンをX−Yプロッタで原寸大で描画
することは非常に難しいために、まずX−Yプロッタで
大きく描画し、それを縮小するのである。従って、縮小
の倍率は描画された各波状曲線の線幅、及びその間隔が
これらの値になるように定められることになる。このよ
うにして作成されたフィルムをマスタフィルムと称す。
ィルムに細線パターンを描画し、その描画した細線パタ
ーンを光学的に所定の倍率に縮小して作成する。このよ
うに縮小を行うのは次のような理由による。即ち、特開
平4−52181号公報によればエンボス加工によって
化粧シートに形成される溝の間隔は 0.1〜 100μm程
度、また特開平5−294100号公報によれば溝、及
びその間隔は 1〜1000μm程度であり、更に本発明者等
の研究によれば溝、及びその間隔は数十μm程度である
のが望ましいのであるが、このようなエンボス加工を行
うための細線パターンをX−Yプロッタで原寸大で描画
することは非常に難しいために、まずX−Yプロッタで
大きく描画し、それを縮小するのである。従って、縮小
の倍率は描画された各波状曲線の線幅、及びその間隔が
これらの値になるように定められることになる。このよ
うにして作成されたフィルムをマスタフィルムと称す。
【0008】一方、エンドレス状のブロックパターンを
適宜な方法により作成する。図25にその例を示すが、
このようなブロックパターンは手作業によっても容易に
作成することができる。そして、図に示すようにブロッ
ク分けされた領域に対してID番号を付ける(以下、こ
れを領域IDと称す)。
適宜な方法により作成する。図25にその例を示すが、
このようなブロックパターンは手作業によっても容易に
作成することができる。そして、図に示すようにブロッ
ク分けされた領域に対してID番号を付ける(以下、こ
れを領域IDと称す)。
【0009】ここでエンドレス状のブロックパターンと
は、当該ブロックパターンを縦横にリピートしたとき、
即ち縦横に隙間なく配置したときに隣接するブロックの
パターンの輪郭が段差なく連続するようになされている
ブロックパターンをいう。
は、当該ブロックパターンを縦横にリピートしたとき、
即ち縦横に隙間なく配置したときに隣接するブロックの
パターンの輪郭が段差なく連続するようになされている
ブロックパターンをいう。
【0010】例えば、図25に示すブロックパターンは
縦横にそれぞれ2回リピートすると図26に示すように
なるが、隣接するブロックパターンの間で各ブロックの
輪郭が段差なく、連続しているので、このブロックパタ
ーンはエンドレスであるということができる。
縦横にそれぞれ2回リピートすると図26に示すように
なるが、隣接するブロックパターンの間で各ブロックの
輪郭が段差なく、連続しているので、このブロックパタ
ーンはエンドレスであるということができる。
【0011】なお、図25において、「1」という領域
IDは左上、左下、右上、右下の4つのブロックに対し
て付されているが、これは、これらのブロックがそれぞ
れ単独のブロックではなく、図26から明らかなよう
に、縦横にリピートしたときにこれらの4つのブロック
が合成されて一つの完全なブロックとなるからである。
逆にいえば、図26の中央に位置している「1」で示さ
れている完全なブロックは4つに分割されて、図25に
示すブロックパターンの四隅に配置されているのであ
る。図25において「2」という領域IDが付されてい
るブロック、「3」という領域IDが付されているブロ
ックについても同じである。
IDは左上、左下、右上、右下の4つのブロックに対し
て付されているが、これは、これらのブロックがそれぞ
れ単独のブロックではなく、図26から明らかなよう
に、縦横にリピートしたときにこれらの4つのブロック
が合成されて一つの完全なブロックとなるからである。
逆にいえば、図26の中央に位置している「1」で示さ
れている完全なブロックは4つに分割されて、図25に
示すブロックパターンの四隅に配置されているのであ
る。図25において「2」という領域IDが付されてい
るブロック、「3」という領域IDが付されているブロ
ックについても同じである。
【0012】そこで、本明細書においては、作成された
ブロックパターンにおいて、リピートされたときに隣接
するブロックパターンのブロックと合成されて完全なブ
ロックを形成するブロックを分割ブロックと称し、図2
5の「4」、「5」、「6」で示すブロックのようにブ
ロックパターン内において単独で完全なブロックを形成
しているブロック、及びブロックパターンがリピートさ
れた結果、分割ブロックが合成されて形成された完全な
ブロックを完全ブロックと称することにする。また、完
全ブロックと分割ブロックとを区別する必要がない場合
には単にブロックと称する。従って、図25に示すブロ
ックパターンでは、「1」、「2」、「3」で示すブロ
ックは分割ブロックであり、「4」、「5」、「6」で
示すブロックは完全ブロックである。また、図26の中
央に位置している「1」で示されているブロックも完全
ブロックである。
ブロックパターンにおいて、リピートされたときに隣接
するブロックパターンのブロックと合成されて完全なブ
ロックを形成するブロックを分割ブロックと称し、図2
5の「4」、「5」、「6」で示すブロックのようにブ
ロックパターン内において単独で完全なブロックを形成
しているブロック、及びブロックパターンがリピートさ
れた結果、分割ブロックが合成されて形成された完全な
ブロックを完全ブロックと称することにする。また、完
全ブロックと分割ブロックとを区別する必要がない場合
には単にブロックと称する。従って、図25に示すブロ
ックパターンでは、「1」、「2」、「3」で示すブロ
ックは分割ブロックであり、「4」、「5」、「6」で
示すブロックは完全ブロックである。また、図26の中
央に位置している「1」で示されているブロックも完全
ブロックである。
【0013】なお、このエンドレス状のブロックパター
ンのサイズは、エンボス版の版材のサイズの整数分の1
とするのがよい。このようにすれば後述するエンドレス
細線パターンを単純に縦横にリピートするだけでエンボ
ス版の版材のサイズの細線パターンを容易に作成するこ
とができるからである。例えば、エンボス版用の版材と
して幅及び円周が共に 930mmのシリンダを用いるもの
とすると、ブロックパターンのサイズは 310× 310mm
とすればよい。
ンのサイズは、エンボス版の版材のサイズの整数分の1
とするのがよい。このようにすれば後述するエンドレス
細線パターンを単純に縦横にリピートするだけでエンボ
ス版の版材のサイズの細線パターンを容易に作成するこ
とができるからである。例えば、エンボス版用の版材と
して幅及び円周が共に 930mmのシリンダを用いるもの
とすると、ブロックパターンのサイズは 310× 310mm
とすればよい。
【0014】次に、ブロックパターンの各ブロックに対
して細線パターンを割り付けるが、そのためにはまず図
27に示す細線パターン割り付けテーブルを設定する。
この細線パターン割り付けテーブルは、それぞれの領域
IDのブロックに対してどのような細線パターンを割り
付けるかを設定するためのものであり、デザイナ等によ
て適宜設定される。
して細線パターンを割り付けるが、そのためにはまず図
27に示す細線パターン割り付けテーブルを設定する。
この細線パターン割り付けテーブルは、それぞれの領域
IDのブロックに対してどのような細線パターンを割り
付けるかを設定するためのものであり、デザイナ等によ
て適宜設定される。
【0015】ところで、ブロックパターンに割り付ける
細線パターンは最小限4種類あればよい。4種類の細線
パターンがあれば隣接するブロックに対して互いに異な
る細線パターンを割り当てることができることは数学の
4色問題の類推から明らかである。
細線パターンは最小限4種類あればよい。4種類の細線
パターンがあれば隣接するブロックに対して互いに異な
る細線パターンを割り当てることができることは数学の
4色問題の類推から明らかである。
【0016】従って、上記の細線パターンの作成の工程
において4種類の細線パターンを作成してもよいことは
勿論であるが、ブロック化エンボス加工においては、互
いに異なる細線パターンを用いるよりも、一つの細線パ
ターンを作成し、それを回転させたパターンを用いるの
がよいことが知られている。
において4種類の細線パターンを作成してもよいことは
勿論であるが、ブロック化エンボス加工においては、互
いに異なる細線パターンを用いるよりも、一つの細線パ
ターンを作成し、それを回転させたパターンを用いるの
がよいことが知られている。
【0017】そこで、ここでは作成した細線パターンを
回転角度 0°の基準細線パターンとし、それを45°回転
させたパターン、−45°回転させたパターン、及び90°
回転させたパターンの4種類のパターンを用いることに
する。回転方向は反時計回りを正方向とする。これらの
4種類の細線パターンは、絵柄としては同じであるが回
転角度が異なるので、互いに異なる細線パターンである
ということにする。なお、図27においては、領域ID
が1のブロックに対しては回転角度 0°の基準細線パタ
ーンが割り当てられ、領域IDが2のブロックに対して
は基準細線パターンを90°回転した細線パターンが割り
当てられていることを示している。その他の領域につい
ても同様である。
回転角度 0°の基準細線パターンとし、それを45°回転
させたパターン、−45°回転させたパターン、及び90°
回転させたパターンの4種類のパターンを用いることに
する。回転方向は反時計回りを正方向とする。これらの
4種類の細線パターンは、絵柄としては同じであるが回
転角度が異なるので、互いに異なる細線パターンである
ということにする。なお、図27においては、領域ID
が1のブロックに対しては回転角度 0°の基準細線パタ
ーンが割り当てられ、領域IDが2のブロックに対して
は基準細線パターンを90°回転した細線パターンが割り
当てられていることを示している。その他の領域につい
ても同様である。
【0018】そして、作業者は、細線パターン割り付け
テーブルに基づいて、ピールコート等を用いて、手作業
によって各ブロックに対応するマスクを作成し、マスタ
フィルムとマスクを用いて写真技術によって、それぞれ
のブロックに対応した細線パターンのフィルムを作成し
て、それらのフィルムを合成焼き付けして合成細線パタ
ーンを有するフィルムを作成する。
テーブルに基づいて、ピールコート等を用いて、手作業
によって各ブロックに対応するマスクを作成し、マスタ
フィルムとマスクを用いて写真技術によって、それぞれ
のブロックに対応した細線パターンのフィルムを作成し
て、それらのフィルムを合成焼き付けして合成細線パタ
ーンを有するフィルムを作成する。
【0019】例をあげて説明すると次のようである。い
ま、例えば、図28に示す細線パターンを作成して基準
細線パターンとし、また図25に示すブロックパターン
を作成し、細線パターン割り付けテーブルが図27に示
すようであるとすると、このとき、作業者は、図29
(A)に示すように、領域IDが1のブロックに対応す
る箇所を切り抜いたマスクを作成し、そのマスクを用い
てマスタフィルム上の基準細線パターンをマスキングす
ることによって、図29(B)に示すように領域IDが
1のブロック内のみに基準細線パターンの絵柄が写って
いるフィルムを作成する。これが領域IDが1の細線パ
ターンフィルムである。
ま、例えば、図28に示す細線パターンを作成して基準
細線パターンとし、また図25に示すブロックパターン
を作成し、細線パターン割り付けテーブルが図27に示
すようであるとすると、このとき、作業者は、図29
(A)に示すように、領域IDが1のブロックに対応す
る箇所を切り抜いたマスクを作成し、そのマスクを用い
てマスタフィルム上の基準細線パターンをマスキングす
ることによって、図29(B)に示すように領域IDが
1のブロック内のみに基準細線パターンの絵柄が写って
いるフィルムを作成する。これが領域IDが1の細線パ
ターンフィルムである。
【0020】また、図27の細線パターン割り付けテー
ブルにおいては、領域IDが3のブロックと、領域ID
が5のブロックには同じ回転角度を有する細線パターン
が割り付けられているので、これらのブロックに対して
は図30(A)に示すように、領域IDが3のブロック
及び領域IDが5のブロックに対応する箇所を切り抜い
たマスクを作成し、そのマスクを用いて基準細線パター
ンを−45°回転させた細線パターンをマスキングする。
これによって、図30(B)に示すように領域IDが3
のブロックと、領域IDが5のブロックとに回転角度が
−45°の細線パターンの絵柄が写っているフィルムを作
成する。
ブルにおいては、領域IDが3のブロックと、領域ID
が5のブロックには同じ回転角度を有する細線パターン
が割り付けられているので、これらのブロックに対して
は図30(A)に示すように、領域IDが3のブロック
及び領域IDが5のブロックに対応する箇所を切り抜い
たマスクを作成し、そのマスクを用いて基準細線パター
ンを−45°回転させた細線パターンをマスキングする。
これによって、図30(B)に示すように領域IDが3
のブロックと、領域IDが5のブロックとに回転角度が
−45°の細線パターンの絵柄が写っているフィルムを作
成する。
【0021】以下同様にして、図31(A)に示すよう
に領域IDが2のブロック内のみに基準細線パターンを
90°回転させた細線パターンの絵柄が写っているフィル
ム、そして図31(B)に示すように、領域IDが4の
ブロックと、領域IDが6のブロックとに基準細線パタ
ーンを45°回転させた細線パターンの絵柄が写っている
フィルムを作成する。
に領域IDが2のブロック内のみに基準細線パターンを
90°回転させた細線パターンの絵柄が写っているフィル
ム、そして図31(B)に示すように、領域IDが4の
ブロックと、領域IDが6のブロックとに基準細線パタ
ーンを45°回転させた細線パターンの絵柄が写っている
フィルムを作成する。
【0022】このようにして、それぞれの領域IDのブ
ロックに対応した細線パターンの絵柄を有するフィルム
が作成される。
ロックに対応した細線パターンの絵柄を有するフィルム
が作成される。
【0023】そして、次に作業者はこのようにして得た
フィルムを合成焼き付けして合成された細線パターン
(以下、これを合成細線パターンと称す)を有するフィ
ルムを作成する。上述した例の場合には、例えば図32
に示すような合成細線パターンを有するフィルムが得ら
れる。
フィルムを合成焼き付けして合成された細線パターン
(以下、これを合成細線パターンと称す)を有するフィ
ルムを作成する。上述した例の場合には、例えば図32
に示すような合成細線パターンを有するフィルムが得ら
れる。
【0024】その後、このフィルム上の合成細線パター
ンを縦横にリピートしてエンボス版の版材のサイズの細
線パターンの絵柄を有する製版フィルムを作成し、その
製版フィルムを用いて周知の手法によってエンボス版用
の版材に凹凸を形成してエンボス版を作成し、そのエン
ボス版を用いて化粧シートにエンボス加工を施す。
ンを縦横にリピートしてエンボス版の版材のサイズの細
線パターンの絵柄を有する製版フィルムを作成し、その
製版フィルムを用いて周知の手法によってエンボス版用
の版材に凹凸を形成してエンボス版を作成し、そのエン
ボス版を用いて化粧シートにエンボス加工を施す。
【0025】なお、例えばX−Yプロッタで描画された
各波状曲線の部分が化粧シートにおいては溝を形成する
ものとすると、波状曲線が描画されないスペースの部分
はエンボス加工された化粧シートにおいては溝でない部
分、即ち凸部を形成することになるが、以下においては
当該凸部を土手と称することにする。
各波状曲線の部分が化粧シートにおいては溝を形成する
ものとすると、波状曲線が描画されないスペースの部分
はエンボス加工された化粧シートにおいては溝でない部
分、即ち凸部を形成することになるが、以下においては
当該凸部を土手と称することにする。
【0026】以上のようにしてエンボス版、及び化粧シ
ートが作成されるのであるが、上記の工程において重要
なことは、リピートによって形成された完全ブロック内
においては細線パターンを構成する各波状曲線が段差な
く滑らかに連続することである。
ートが作成されるのであるが、上記の工程において重要
なことは、リピートによって形成された完全ブロック内
においては細線パターンを構成する各波状曲線が段差な
く滑らかに連続することである。
【0027】即ち、分割ブロックはリピートされた場合
に一つの完全ブロックとなるのであるから、当該完全ブ
ロック内では細線パターンは段差なく連続している必要
があり、従って、分割ブロックに割り付けられた細線パ
ターンの各波状曲線は、リピートされた場合に隣接する
分割ブロックに割り付けられた細線パターンの波状曲線
と段差なく連続するものである必要がある。つまり、合
成細線パターンはエンドレス状である必要があるのであ
る。
に一つの完全ブロックとなるのであるから、当該完全ブ
ロック内では細線パターンは段差なく連続している必要
があり、従って、分割ブロックに割り付けられた細線パ
ターンの各波状曲線は、リピートされた場合に隣接する
分割ブロックに割り付けられた細線パターンの波状曲線
と段差なく連続するものである必要がある。つまり、合
成細線パターンはエンドレス状である必要があるのであ
る。
【0028】しかし、上述した手法によって得られた合
成細線パターンは一般的にはエンドレス状にはならな
い。このことは容易に理解できる事項である。なぜな
ら、細線パターンを構成する波状曲線の形状と、エンド
レス状のブロックパターンの各ブロックのサイズや形状
は、それぞれ別個に、任意に設定されるものであり、し
かも各ブロックに細線パターンのどの部分のパターンを
割り付けるかも全く任意に行われるから、合成細線パタ
ーンは一般的にはエンドレス状にはならないのである。
成細線パターンは一般的にはエンドレス状にはならな
い。このことは容易に理解できる事項である。なぜな
ら、細線パターンを構成する波状曲線の形状と、エンド
レス状のブロックパターンの各ブロックのサイズや形状
は、それぞれ別個に、任意に設定されるものであり、し
かも各ブロックに細線パターンのどの部分のパターンを
割り付けるかも全く任意に行われるから、合成細線パタ
ーンは一般的にはエンドレス状にはならないのである。
【0029】例えば、図29(B)に示す細線パター
ン、即ち図25において領域IDが1となされたブロッ
クに割り付けられた細線パターンを縦横それぞれ2回リ
ピートすると図33(A)に示すようになる。そして、
図中aで示す部分は完全ブロックを形成している箇所で
あるので、当該箇所においては細線パターンの各波状曲
線は段差なく連続している必要がある。
ン、即ち図25において領域IDが1となされたブロッ
クに割り付けられた細線パターンを縦横それぞれ2回リ
ピートすると図33(A)に示すようになる。そして、
図中aで示す部分は完全ブロックを形成している箇所で
あるので、当該箇所においては細線パターンの各波状曲
線は段差なく連続している必要がある。
【0030】ところが、図33(A)のaで示す箇所を
拡大して示すと図33(B)に示すようであり、各分割
ブロックに割り付けられた細線パターンの波状曲線は、
図中波線で示すリピート時の接続部において段差を生じ
ており、連続していない。
拡大して示すと図33(B)に示すようであり、各分割
ブロックに割り付けられた細線パターンの波状曲線は、
図中波線で示すリピート時の接続部において段差を生じ
ており、連続していない。
【0031】しかし、このような合成細線パターンに基
づいてエンボス版を作成し、化粧シートにブロック化エ
ンボス加工を施すと、その化粧シートにおいては波状曲
線が不連続となっている箇所において光の反射にむらが
生じ、その結果、照り及びその移動の態様が意図したも
のと異なってしまうことがあるという問題があることが
判明した。
づいてエンボス版を作成し、化粧シートにブロック化エ
ンボス加工を施すと、その化粧シートにおいては波状曲
線が不連続となっている箇所において光の反射にむらが
生じ、その結果、照り及びその移動の態様が意図したも
のと異なってしまうことがあるという問題があることが
判明した。
【0032】これが従来のブロック化エンボス加工にお
ける一つの重要な問題である。従って、本発明の一つの
目的は、ブロック化エンボス加工を施した化粧シートに
おいて、光の反射にむらがなく、照り、及びその移動を
意図した通りに発現させることができるようにすること
にあり、そのための賦形版、そしてエンボス加工を施し
た化粧シート、及びエンボス加工を行うための合成細線
パターンを作成するための画像処理装置を提供するもの
である。
ける一つの重要な問題である。従って、本発明の一つの
目的は、ブロック化エンボス加工を施した化粧シートに
おいて、光の反射にむらがなく、照り、及びその移動を
意図した通りに発現させることができるようにすること
にあり、そのための賦形版、そしてエンボス加工を施し
た化粧シート、及びエンボス加工を行うための合成細線
パターンを作成するための画像処理装置を提供するもの
である。
【0033】また、基準細線パターンは上述したように
X−Yプロッタで描画されるので、描画される各波状曲
線の線幅は一定であり、従って一つの波状曲線と次の波
状曲線との間のスペースの間隔は場所によって異なるこ
とになる。例えば、図23に示す細線パターンにおいて
は図中Aで示す箇所では波状曲線は粗になっているので
スペースは広いが、Bで示す箇所では波状曲線は密にな
っているのでスペースは狭くなっている。
X−Yプロッタで描画されるので、描画される各波状曲
線の線幅は一定であり、従って一つの波状曲線と次の波
状曲線との間のスペースの間隔は場所によって異なるこ
とになる。例えば、図23に示す細線パターンにおいて
は図中Aで示す箇所では波状曲線は粗になっているので
スペースは広いが、Bで示す箇所では波状曲線は密にな
っているのでスペースは狭くなっている。
【0034】しかし、このように細線パターンの波状曲
線間のスペースが変化している場合には、波状曲線の粗
密に基づいてモアレが発生することがあり、従ってこの
ような細線パターンを用いてブロック化エンボス加工を
施した場合には、化粧シートにおいては当該モアレによ
って光の反射にむらが生じ、その結果、照り及びその移
動の態様が意図したものと異なってしまうことがあるこ
とが判明した。
線間のスペースが変化している場合には、波状曲線の粗
密に基づいてモアレが発生することがあり、従ってこの
ような細線パターンを用いてブロック化エンボス加工を
施した場合には、化粧シートにおいては当該モアレによ
って光の反射にむらが生じ、その結果、照り及びその移
動の態様が意図したものと異なってしまうことがあるこ
とが判明した。
【0035】これが従来のエンボス加工におけるもう一
つの重要な問題である。従って、本発明の一つの目的
は、合成細線パターンをリピートしたパターンに基づい
てブロック化エンボス加工を施した化粧シートにおい
て、光の反射にむらがなく、照り、及びその移動を意図
した通りに発現させることができるようにすることにあ
る。
つの重要な問題である。従って、本発明の一つの目的
は、合成細線パターンをリピートしたパターンに基づい
てブロック化エンボス加工を施した化粧シートにおい
て、光の反射にむらがなく、照り、及びその移動を意図
した通りに発現させることができるようにすることにあ
る。
【0036】また、従来においてはマスクの作成、ある
いは合成細線パターンを作成する場合の合成焼き付け、
そしてエンボス版を作成するための製版フィルムを得る
場合の合成細線パターンのリピート等は全て手作業によ
って行われているので、高い寸法精度が得られないばか
りか、非常な熟練が要求されるという問題がある。
いは合成細線パターンを作成する場合の合成焼き付け、
そしてエンボス版を作成するための製版フィルムを得る
場合の合成細線パターンのリピート等は全て手作業によ
って行われているので、高い寸法精度が得られないばか
りか、非常な熟練が要求されるという問題がある。
【0037】寸法精度の問題は、X−Yプロッタでフィ
ルムに描画した細線パターンを光学的に縮小する際にも
生じる。即ち、細線パターンを縮小する際に当該光学系
の収差等によって細線パターンが歪んでしまい、高い寸
法精度が得られないのである。このような細線パターン
の歪みは光学系の周辺部で特に顕著である。
ルムに描画した細線パターンを光学的に縮小する際にも
生じる。即ち、細線パターンを縮小する際に当該光学系
の収差等によって細線パターンが歪んでしまい、高い寸
法精度が得られないのである。このような細線パターン
の歪みは光学系の周辺部で特に顕著である。
【0038】従って本発明の他の目的は、高い寸法精度
の合成細線パターンを、熟練者を要さず、容易に作成で
きる画像処理装置を提供することにある。
の合成細線パターンを、熟練者を要さず、容易に作成で
きる画像処理装置を提供することにある。
【0039】
【課題を解決するための手段】ブロック化エンボス加工
した化粧シートにおいて、光の反射にむらがなく、照
り、及びその移動を意図した通りに発現させることがで
きるようにするためには、まず、合成細線パターンがエ
ンドレス状である必要があることは上述したところから
明らかである。
した化粧シートにおいて、光の反射にむらがなく、照
り、及びその移動を意図した通りに発現させることがで
きるようにするためには、まず、合成細線パターンがエ
ンドレス状である必要があることは上述したところから
明らかである。
【0040】そこで、本発明の賦形版、即ちエンボス版
は、請求項1記載のように、化粧シートに対して照り、
及び照りの移動を発現させるための細線パターンに基づ
いて凹凸が形成されてなる賦形版であって、当該凹凸の
パターンは、エンドレス状にブロック分けされたそれぞ
れの領域に予め対応付けられている細線パターンが割り
付けられた合成細線パターンが縦横に所定の回数リピー
トされたパターンを有しており、且つ前記リピートによ
って一つの完全ブロックを形成する領域においては当該
領域に割り付けられた細線パターンが連続していること
を特徴とする。
は、請求項1記載のように、化粧シートに対して照り、
及び照りの移動を発現させるための細線パターンに基づ
いて凹凸が形成されてなる賦形版であって、当該凹凸の
パターンは、エンドレス状にブロック分けされたそれぞ
れの領域に予め対応付けられている細線パターンが割り
付けられた合成細線パターンが縦横に所定の回数リピー
トされたパターンを有しており、且つ前記リピートによ
って一つの完全ブロックを形成する領域においては当該
領域に割り付けられた細線パターンが連続していること
を特徴とする。
【0041】ここで、請求項2記載のように、各ブロッ
ク分けされた領域内において、細線パターンに基づいて
形成された凸部の幅と凹部の幅の比率は場所によらず所
定の比率になされていることが望ましい。
ク分けされた領域内において、細線パターンに基づいて
形成された凸部の幅と凹部の幅の比率は場所によらず所
定の比率になされていることが望ましい。
【0042】これは、ブロック化エンボス加工を施した
化粧シートにおいては、溝の幅と土手の幅との比を常に
一定の比率、望ましくは1:1とするのがよいことを本
発明者等が研究の結果見い出したことに基づいている。
これによれば、細線パターンを構成する各波状曲線の線
幅は一定ではなく、図23のAで示すような波状曲線が
粗である部分では波状曲線の線幅は太くなり、同図のB
で示すような波状曲線が密である部分では波状曲線の線
幅は細いものとなる。
化粧シートにおいては、溝の幅と土手の幅との比を常に
一定の比率、望ましくは1:1とするのがよいことを本
発明者等が研究の結果見い出したことに基づいている。
これによれば、細線パターンを構成する各波状曲線の線
幅は一定ではなく、図23のAで示すような波状曲線が
粗である部分では波状曲線の線幅は太くなり、同図のB
で示すような波状曲線が密である部分では波状曲線の線
幅は細いものとなる。
【0043】同様に、本発明の化粧シートは請求項3記
載のように、波状曲線からなる細線パターンよりなる凹
凸模様が形成されてなる化粧シートであって、当該凹凸
のパターンは、エンドレス状にブロック分けされたそれ
ぞれの領域に予め対応付けられている細線パターンが割
り付けられた合成細線パターンが縦横に所定の回数リピ
ートされたパターンを有し、且つ前記リピートによって
一つの完全ブロックを形成する領域においては当該領域
に割り付けられた細線パターンが連続していることを特
徴とする。
載のように、波状曲線からなる細線パターンよりなる凹
凸模様が形成されてなる化粧シートであって、当該凹凸
のパターンは、エンドレス状にブロック分けされたそれ
ぞれの領域に予め対応付けられている細線パターンが割
り付けられた合成細線パターンが縦横に所定の回数リピ
ートされたパターンを有し、且つ前記リピートによって
一つの完全ブロックを形成する領域においては当該領域
に割り付けられた細線パターンが連続していることを特
徴とする。
【0044】そして、ここで、請求項4記載のように、
各ブロック分けされた領域内において、細線パターンに
基づいて形成された溝の幅と土手の幅の比率は場所によ
らず所定の比率になされていることが望ましいものであ
り、この所定の比率は、望ましくは1対1である。
各ブロック分けされた領域内において、細線パターンに
基づいて形成された溝の幅と土手の幅の比率は場所によ
らず所定の比率になされていることが望ましいものであ
り、この所定の比率は、望ましくは1対1である。
【0045】次に、高い精度を有する合成細線パターン
を作成するための手段についてであるが、従来高い精度
が得られなかったのはフィルムに描画した細線パターン
を縮小したり、種々の工程が作業者の手作業によって行
われていたためであり、電子的な画像処理技術を用いて
合成細線パターンが作成できればこの問題を解決するこ
とができる。
を作成するための手段についてであるが、従来高い精度
が得られなかったのはフィルムに描画した細線パターン
を縮小したり、種々の工程が作業者の手作業によって行
われていたためであり、電子的な画像処理技術を用いて
合成細線パターンが作成できればこの問題を解決するこ
とができる。
【0046】そこで、本発明の画像処理装置は、請求項
5記載のように、エンドレス状にブロック分けされたそ
れぞれの領域に予め対応付けられた細線パターンを割り
付けるに際して、細線パターンに設定されている仮想基
準位置を各完全ブロックに設定されている仮想基準位置
に一致させて当該ブロックの輪郭データによって当該ブ
ロック外部をマスクする画像処理手段を備えることを特
徴とする。
5記載のように、エンドレス状にブロック分けされたそ
れぞれの領域に予め対応付けられた細線パターンを割り
付けるに際して、細線パターンに設定されている仮想基
準位置を各完全ブロックに設定されている仮想基準位置
に一致させて当該ブロックの輪郭データによって当該ブ
ロック外部をマスクする画像処理手段を備えることを特
徴とする。
【0047】これによれば合成細線パターンの作成は画
像処理手段によって自動的に行われるので、従来のよう
に手作業を行う必要はなく、高精度の合成細線パターン
を容易に作成することができる。
像処理手段によって自動的に行われるので、従来のよう
に手作業を行う必要はなく、高精度の合成細線パターン
を容易に作成することができる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、木目柄
や抽象柄を有する化粧シートの作成工程を説明すること
によって発明の実施の形態を説明する。
や抽象柄を有する化粧シートの作成工程を説明すること
によって発明の実施の形態を説明する。
【0049】図1は本発明に係る画像処理装置の構成例
を示す図であり、図中、1は画像処理部、2は表示部、
3は入力部、4は記憶部を示す。
を示す図であり、図中、1は画像処理部、2は表示部、
3は入力部、4は記憶部を示す。
【0050】画像処理部1は以下に述べる画像処理を行
うと共に、当該画像処理装置の動作を統括して管理する
ものであり、CPU及びその周辺回路で構成される。
うと共に、当該画像処理装置の動作を統括して管理する
ものであり、CPU及びその周辺回路で構成される。
【0051】表示部2はカラーCRT等の表示装置で構
成されている。入力部3はキーボード、マウス等によっ
て構成されている。記憶部4は作成した細線パターン、
合成細線パターン等を記憶するためのものである。
成されている。入力部3はキーボード、マウス等によっ
て構成されている。記憶部4は作成した細線パターン、
合成細線パターン等を記憶するためのものである。
【0052】次に、化粧シートの作成工程に沿って、オ
ペレータの操作、画像処理装置の動作、エンボス版の製
造方法及び化粧シートの製造方法等について説明する。
ペレータの操作、画像処理装置の動作、エンボス版の製
造方法及び化粧シートの製造方法等について説明する。
【0053】図2は化粧シートの作成工程を示すフロー
チャートであり、まず、エンドレス状ブロックパターン
の作成、細線パターン割り付けテーブルの作成、及び細
線パターンの作成を行う。これらはどのような順序で行
ってもよいのであるが、ここでは最初にエンドレス状ブ
ロックパターンを作成し(ステップS1)、次に細線パ
ターン割り付けテーブルを作成し、(ステップS2)、
次いで細線パターンの作成(ステップS3)を行うもの
とする。
チャートであり、まず、エンドレス状ブロックパターン
の作成、細線パターン割り付けテーブルの作成、及び細
線パターンの作成を行う。これらはどのような順序で行
ってもよいのであるが、ここでは最初にエンドレス状ブ
ロックパターンを作成し(ステップS1)、次に細線パ
ターン割り付けテーブルを作成し、(ステップS2)、
次いで細線パターンの作成(ステップS3)を行うもの
とする。
【0054】さて、作業者はエンドレス状ブロックパタ
ーンを入力する(ステップS1)。このエンドレス状ブ
ロックパターンの入力は、表示部2の画面上で図形の作
成と同様な手法により作成することができるが、その他
の手法を用いて作成してもよく、作成の手法はどのよう
であってもよい。
ーンを入力する(ステップS1)。このエンドレス状ブ
ロックパターンの入力は、表示部2の画面上で図形の作
成と同様な手法により作成することができるが、その他
の手法を用いて作成してもよく、作成の手法はどのよう
であってもよい。
【0055】エンドレス状ブロックパターンのサイズは
エンボス版の版材のサイズの整数分の1とし、原寸大で
作成する。即ち、エンボス版用の版材として幅及び円周
が共に 930mmのシリンダを用いるものとすると、ブロ
ックパターンは例えば 310×310mmの原寸大で作成す
ればよい。
エンボス版の版材のサイズの整数分の1とし、原寸大で
作成する。即ち、エンボス版用の版材として幅及び円周
が共に 930mmのシリンダを用いるものとすると、ブロ
ックパターンは例えば 310×310mmの原寸大で作成す
ればよい。
【0056】次に、各ブロックに対して領域IDを付す
と共に、各完全ブロックに対して仮想基準点を設定す
る。この仮想基準点の設定は、画像処理部1が自動的に
行うようにすればよいが、作業者が手動で行ってもよ
い。
と共に、各完全ブロックに対して仮想基準点を設定す
る。この仮想基準点の設定は、画像処理部1が自動的に
行うようにすればよいが、作業者が手動で行ってもよ
い。
【0057】自動で行う場合には、例えば、画像処理部
1に全ての完全ブロックを認識させ、それらの完全ブロ
ックに外接する矩形の中心を仮想基準点とする処理を行
わせればよい。
1に全ての完全ブロックを認識させ、それらの完全ブロ
ックに外接する矩形の中心を仮想基準点とする処理を行
わせればよい。
【0058】手動で行う場合には、いま例えば、図25
に示すエンドレス状ブロックパターンが作成され、図に
示すように領域IDが付されたとすると、図3に示すよ
うに作成されたエンドレス状ブロックパターンを表示部
2の画面に表示すると共に、「領域ID1の仮想基準点
を入力して下さい」等の仮想基準点の入力を要求するメ
ッセージを表示し、その画面においてマウス等によって
画面上の位置を入力できるようにすればよい。
に示すエンドレス状ブロックパターンが作成され、図に
示すように領域IDが付されたとすると、図3に示すよ
うに作成されたエンドレス状ブロックパターンを表示部
2の画面に表示すると共に、「領域ID1の仮想基準点
を入力して下さい」等の仮想基準点の入力を要求するメ
ッセージを表示し、その画面においてマウス等によって
画面上の位置を入力できるようにすればよい。
【0059】以上のようにして全ての領域IDに対して
それぞれ一つの仮想基準点が設定される。そして、ここ
では仮想基準点は図4に示すように設定されたとする。
図4(A)によれば、領域IDが1である完全ブロック
に対してはP1 で示す位置に仮想基準点が設定されてい
る。例えばこの仮想基準点P1 が手動で入力されたもの
とすると、作業者は図3に示す画面において、領域ID
が1であるブロックの中の左下の分割ブロック内に仮想
基準点を入力したことになる。
それぞれ一つの仮想基準点が設定される。そして、ここ
では仮想基準点は図4に示すように設定されたとする。
図4(A)によれば、領域IDが1である完全ブロック
に対してはP1 で示す位置に仮想基準点が設定されてい
る。例えばこの仮想基準点P1 が手動で入力されたもの
とすると、作業者は図3に示す画面において、領域ID
が1であるブロックの中の左下の分割ブロック内に仮想
基準点を入力したことになる。
【0060】また、図4(B)によれば、領域IDが2
である完全ブロックに対してはP2で示す位置に仮想基
準点が設定されている。例えばこの仮想基準点P2 が手
動で入力されたものとすると、作業者は図3に示す画面
において、領域IDが2であるブロックの中の下側の分
割ブロック内に仮想基準点を入力したことになる。
である完全ブロックに対してはP2で示す位置に仮想基
準点が設定されている。例えばこの仮想基準点P2 が手
動で入力されたものとすると、作業者は図3に示す画面
において、領域IDが2であるブロックの中の下側の分
割ブロック内に仮想基準点を入力したことになる。
【0061】同様に、図4(C)によれば領域IDが3
である完全ブロックに対してはP3で示す位置に仮想基
準点が設定され、領域IDが4,5,6である完全ブロ
ックに対しては、それぞれ図4(D),(E),(F)
のP4 ,P5 ,P6 で示す位置に仮想基準点が設定され
ている。
である完全ブロックに対してはP3で示す位置に仮想基
準点が設定され、領域IDが4,5,6である完全ブロ
ックに対しては、それぞれ図4(D),(E),(F)
のP4 ,P5 ,P6 で示す位置に仮想基準点が設定され
ている。
【0062】なお、図4においては仮想基準点は全て完
全ブロックの内部に設定されているが、この仮想基準点
は後述するように各ブロックに対して細線パターンを割
り付ける際に用いられるだけであるので、所望の任意の
位置に設定可能であり、従って完全ブロックの外部に設
定してもよい。
全ブロックの内部に設定されているが、この仮想基準点
は後述するように各ブロックに対して細線パターンを割
り付ける際に用いられるだけであるので、所望の任意の
位置に設定可能であり、従って完全ブロックの外部に設
定してもよい。
【0063】そして、このように仮想基準点が設定され
ると、画像処理部1は、分割ブロックと仮想基準点の位
置関係を定める。このとき、分割ブロックと仮想基準点
との位置関係は、後述するように、完全ブロックを構成
する分割ブロックを合成した状態で決定する。
ると、画像処理部1は、分割ブロックと仮想基準点の位
置関係を定める。このとき、分割ブロックと仮想基準点
との位置関係は、後述するように、完全ブロックを構成
する分割ブロックを合成した状態で決定する。
【0064】これは次のようなことである。即ち、上述
したように仮想基準点は完全ブロックに対して一つ設定
されるのであるが、この仮想基準点は各ブロックに対し
て細線パターンを割り付ける場合に用いるものであるの
で、分割される完全ブロック、即ち分割ブロックが合成
されて形成される完全ブロックについては各分割ブロッ
クと仮想基準点の位置関係が重要になり、この分割ブロ
ックと仮想基準点の位置関係がずれると合成細線パター
ンがエンドレス状にならなくなるからである。
したように仮想基準点は完全ブロックに対して一つ設定
されるのであるが、この仮想基準点は各ブロックに対し
て細線パターンを割り付ける場合に用いるものであるの
で、分割される完全ブロック、即ち分割ブロックが合成
されて形成される完全ブロックについては各分割ブロッ
クと仮想基準点の位置関係が重要になり、この分割ブロ
ックと仮想基準点の位置関係がずれると合成細線パター
ンがエンドレス状にならなくなるからである。
【0065】そこで、画像処理部1は、仮想基準点が設
定されると、分割ブロックが合成されて形成される完全
ブロックについては、その完全ブロックの各分割ブロッ
クと設定された仮想基準点の位置関係を定めるのであ
る。
定されると、分割ブロックが合成されて形成される完全
ブロックについては、その完全ブロックの各分割ブロッ
クと設定された仮想基準点の位置関係を定めるのであ
る。
【0066】図5はその例を示す図であり、図25のエ
ンドレス状ブロックパターンの領域IDが1の完全ブロ
ックに対して図4(A)に示すように仮想基準点P1 が
設定された場合の各分割ブロックと仮想基準点P1 の位
置関係を示す図であり、図5(A)はエンドレス状ブロ
ックパターンの左下の分割ブロックと仮想基準点P1の
位置関係を示し、同図(B)は右下の分割ブロックと仮
想基準点P1 の位置関係を示し、同図(C)は右上の分
割ブロックと仮想基準点P1 の位置関係を示し、同図
(D)は左上の分割ブロックと仮想基準点P1 の位置関
係を示している。
ンドレス状ブロックパターンの領域IDが1の完全ブロ
ックに対して図4(A)に示すように仮想基準点P1 が
設定された場合の各分割ブロックと仮想基準点P1 の位
置関係を示す図であり、図5(A)はエンドレス状ブロ
ックパターンの左下の分割ブロックと仮想基準点P1の
位置関係を示し、同図(B)は右下の分割ブロックと仮
想基準点P1 の位置関係を示し、同図(C)は右上の分
割ブロックと仮想基準点P1 の位置関係を示し、同図
(D)は左上の分割ブロックと仮想基準点P1 の位置関
係を示している。
【0067】同様にして、領域IDが2の各分割ブロッ
クに対しても仮想基準点P2 との位置関係が定められ、
領域IDが3の各分割ブロックに対しても仮想基準点P
3 との位置関係が定められることは当然である。
クに対しても仮想基準点P2 との位置関係が定められ、
領域IDが3の各分割ブロックに対しても仮想基準点P
3 との位置関係が定められることは当然である。
【0068】以上のようにしてエンドレス状ブロックパ
ターンの作成の工程が終了すると、次に作業者は細線パ
ターン割り付けテーブルを作成する(ステップS2)。
ここでは図6に示すようなテーブルが作成されたものと
する。図6によれば、各領域IDのブロックに割り付け
る細線パターンの回転角度と、その表示色が書き込まれ
ている。この表示色の設定は、後に作成する合成細線パ
ターンを表示部2の画面上に表示する際に、細線パター
ンの回転角度に応じた色で表示するために行うものであ
る。
ターンの作成の工程が終了すると、次に作業者は細線パ
ターン割り付けテーブルを作成する(ステップS2)。
ここでは図6に示すようなテーブルが作成されたものと
する。図6によれば、各領域IDのブロックに割り付け
る細線パターンの回転角度と、その表示色が書き込まれ
ている。この表示色の設定は、後に作成する合成細線パ
ターンを表示部2の画面上に表示する際に、細線パター
ンの回転角度に応じた色で表示するために行うものであ
る。
【0069】なお、この細線パターン割り付けテーブル
はその都度入力部3を操作して作成してもよいし、予め
固定的に作成しておいたものを用いてもよい。
はその都度入力部3を操作して作成してもよいし、予め
固定的に作成しておいたものを用いてもよい。
【0070】次に、作業者は細線パターンの作成の工程
を行う(ステップS3)。この細線パターンの作成の工
程においては、図7に示すように作業者は、細線パター
ンを作成する基準となる二つの基準波状曲線の形状、画
像寸法、画像の解像度、描画する波状曲線の本数Mを設
定する(ステップS20)。
を行う(ステップS3)。この細線パターンの作成の工
程においては、図7に示すように作業者は、細線パター
ンを作成する基準となる二つの基準波状曲線の形状、画
像寸法、画像の解像度、描画する波状曲線の本数Mを設
定する(ステップS20)。
【0071】ここで、二つの基準波状曲線は、細線パタ
ーンを作成する基準となる波状曲線であり、作業者はこ
の二つの基準波状曲線の形状を入力部3により設定する
のである。この二つの基準波状曲線の形状を設定する方
法としては種々の手法が考えられるが、ここでは予め関
数の形式を定義しておき、その周期、振幅を等のパラメ
ータを作業者が設定する方法を採用するものとする。
ーンを作成する基準となる波状曲線であり、作業者はこ
の二つの基準波状曲線の形状を入力部3により設定する
のである。この二つの基準波状曲線の形状を設定する方
法としては種々の手法が考えられるが、ここでは予め関
数の形式を定義しておき、その周期、振幅を等のパラメ
ータを作業者が設定する方法を採用するものとする。
【0072】画像寸法については、作成する細線パター
ンのサイズW,Hを入力部3により数値入力する。な
お、サイズW,Hのサイズの単位は任意に定めることが
できるが、ここではmmとする。
ンのサイズW,Hを入力部3により数値入力する。な
お、サイズW,Hのサイズの単位は任意に定めることが
できるが、ここではmmとする。
【0073】この細線パターンの画像寸法W,Hは任意
に設定できることは当然であるが、エンドレス状ブロッ
クパターンのサイズと同程度でよい。従って、例えば上
述したようにエンドレス状ブロックパターンのサイズを
310× 310mmとするときには、W=H= 310(mm)
とすればよい。この程度のサイズであれば細線パターン
のデータ量も比較的小さく、短時間で作成できるので、
取り扱いも容易であり、細線パターンの手直し等に対し
ても速やかに対応することができる。
に設定できることは当然であるが、エンドレス状ブロッ
クパターンのサイズと同程度でよい。従って、例えば上
述したようにエンドレス状ブロックパターンのサイズを
310× 310mmとするときには、W=H= 310(mm)
とすればよい。この程度のサイズであれば細線パターン
のデータ量も比較的小さく、短時間で作成できるので、
取り扱いも容易であり、細線パターンの手直し等に対し
ても速やかに対応することができる。
【0074】また、画像の解像度(ドット/mm)、及
び描画する波状曲線の本数Mについても入力部3により
数値入力する。
び描画する波状曲線の本数Mについても入力部3により
数値入力する。
【0075】さて、いま作業者が画像寸法W,H、画像
の解像度d、描画する波状曲線の本数Mを設定したとす
ると、次に作業者は二つの基準波状曲線の形状を決定す
るためのパラメータを設定する。
の解像度d、描画する波状曲線の本数Mを設定したとす
ると、次に作業者は二つの基準波状曲線の形状を決定す
るためのパラメータを設定する。
【0076】ここで、二つの基準波状曲線の形状を定義
するためにどのような関数を用いるかは任意であるが、
ここでは二つの基準波状曲線はそれぞれ次の式のように
三角関数の組み合わせで定義されているものとする。
するためにどのような関数を用いるかは任意であるが、
ここでは二つの基準波状曲線はそれぞれ次の式のように
三角関数の組み合わせで定義されているものとする。
【0077】
【数1】
【0078】この(1) ,(2) 式において、A11,B11,
C11,A12,B12,C12,A13,B13,C13は一つの基
準波状曲線の形状を決定するためのパラメータであり、
A21,B21,C21,A22,B22,C22,A23,B23,C
23はもう一つの基準波状曲線の形状を決定するためのパ
ラメータである。
C11,A12,B12,C12,A13,B13,C13は一つの基
準波状曲線の形状を決定するためのパラメータであり、
A21,B21,C21,A22,B22,C22,A23,B23,C
23はもう一つの基準波状曲線の形状を決定するためのパ
ラメータである。
【0079】従って、作業者はこれらのパラメータの値
を入力部3から数値入力することによって二つの基準波
状曲線の形状を定めることができる。この二つの基準波
状曲線の形状を全く同じものとすることができることは
当然であるが、一般にはこれらの二つの基準波状曲線の
形状は異ならせた方が望ましいものである。
を入力部3から数値入力することによって二つの基準波
状曲線の形状を定めることができる。この二つの基準波
状曲線の形状を全く同じものとすることができることは
当然であるが、一般にはこれらの二つの基準波状曲線の
形状は異ならせた方が望ましいものである。
【0080】このようにして波状曲線を生成するために
必要な設定が終了すると、画像処理部1は細線パターン
の生成の処理を開始する(ステップS21)。このステ
ップでは、画像処理部1は、まず二つの基準波状曲線の
形状を決定し、その二つの基準波状曲線を、ワークメモ
リ等の所定のメモリ上に、間隔Hを隔てて、原寸大のビ
ットマップパターンとして描画する。なお、このときの
基準波状曲線の線幅は1ドットでよい。
必要な設定が終了すると、画像処理部1は細線パターン
の生成の処理を開始する(ステップS21)。このステ
ップでは、画像処理部1は、まず二つの基準波状曲線の
形状を決定し、その二つの基準波状曲線を、ワークメモ
リ等の所定のメモリ上に、間隔Hを隔てて、原寸大のビ
ットマップパターンとして描画する。なお、このときの
基準波状曲線の線幅は1ドットでよい。
【0081】その概念を図8を用いて説明する。図8に
おいては、二つの基準波状曲線P,Qが書き込まれてお
り、それらの基準線の間隔はH×dドットとなされてい
る。そして、画像の解像度がdであるから、曲線が走る
方向のドット数はW×dとなる。例えば、いまW=H=
310mm、d= 100ドット/mmとすると、当該メモリ
上の曲線が走る方向のドット数は31000ドットとなる。
また、二つの基準波状曲線P,Qの基準線の間のドット
数も同様に 31000ドットとなる。
おいては、二つの基準波状曲線P,Qが書き込まれてお
り、それらの基準線の間隔はH×dドットとなされてい
る。そして、画像の解像度がdであるから、曲線が走る
方向のドット数はW×dとなる。例えば、いまW=H=
310mm、d= 100ドット/mmとすると、当該メモリ
上の曲線が走る方向のドット数は31000ドットとなる。
また、二つの基準波状曲線P,Qの基準線の間のドット
数も同様に 31000ドットとなる。
【0082】さて、画像処理部1は二つの基準波状曲線
P,Qに基づいてM本の波状曲線を生成するのである
が、そのときの動作は次のようである。
P,Qに基づいてM本の波状曲線を生成するのである
が、そのときの動作は次のようである。
【0083】まず、画像処理部1は曲線が走る方向につ
いてdドット毎に区切り、その区切り位置において基準
波状曲線P,Qの間を 2M等分する。そして次に、基準
波状曲線P,Q間の分割した区間の奇数番目の区間また
は偶数番目の区間を、区切り位置を中心として幅dドッ
トの範囲を塗り潰す。
いてdドット毎に区切り、その区切り位置において基準
波状曲線P,Qの間を 2M等分する。そして次に、基準
波状曲線P,Q間の分割した区間の奇数番目の区間また
は偶数番目の区間を、区切り位置を中心として幅dドッ
トの範囲を塗り潰す。
【0084】例えばいま、理解を容易にするために二つ
の基準波状曲線P,Qに基づいて3本の波状曲線を作成
するものとすると、画像処理部1は、図9(A)に示す
ように曲線が走る方向の各区切り位置i(i=1,2,…,W)
において基準波状曲線P,Qの間を 6等分する。そし
て、いま分割した区間の奇数番目の区間を塗り潰すもの
とすると、画像処理部1は図9(B)の黒の矩形で示す
領域を塗り潰す。
の基準波状曲線P,Qに基づいて3本の波状曲線を作成
するものとすると、画像処理部1は、図9(A)に示す
ように曲線が走る方向の各区切り位置i(i=1,2,…,W)
において基準波状曲線P,Qの間を 6等分する。そし
て、いま分割した区間の奇数番目の区間を塗り潰すもの
とすると、画像処理部1は図9(B)の黒の矩形で示す
領域を塗り潰す。
【0085】以上の処理を全ての区切り位置iについて
行うことによって、短時間で、定義された二つの基準波
状曲線P,Qの間に、基準波状曲線Pの形状からもう一
つの基準波状曲線Qの形状まで滑らかに形状が変化する
M本の波状曲線を生成することができる。
行うことによって、短時間で、定義された二つの基準波
状曲線P,Qの間に、基準波状曲線Pの形状からもう一
つの基準波状曲線Qの形状まで滑らかに形状が変化する
M本の波状曲線を生成することができる。
【0086】しかもこの細線パターンにおいては塗り潰
しによって描画される波状曲線の線幅と、塗り潰されな
いスペースの幅の比率は、位置によらず1対1、あるい
は略1対1となる。
しによって描画される波状曲線の線幅と、塗り潰されな
いスペースの幅の比率は、位置によらず1対1、あるい
は略1対1となる。
【0087】このようにして、画像寸法 310× 310m
m、画像の解像度 100ドット/mm、波状曲線の本数25
00本の細線パターンを良好に作成することができること
が確認されている。
m、画像の解像度 100ドット/mm、波状曲線の本数25
00本の細線パターンを良好に作成することができること
が確認されている。
【0088】なお、生成された各波状曲線は、図9Bに
示されるように、塗り潰された矩形領域の繋がりで構成
されるので段差を有するものではあるが、実際の波状曲
線のピッチは 120μm程度、従って生成される各波状曲
線の線幅は60μm程度であるので、この段差が目立つこ
とは全くなく、何の問題もない。
示されるように、塗り潰された矩形領域の繋がりで構成
されるので段差を有するものではあるが、実際の波状曲
線のピッチは 120μm程度、従って生成される各波状曲
線の線幅は60μm程度であるので、この段差が目立つこ
とは全くなく、何の問題もない。
【0089】なお、以上においては曲線が走る方向につ
いてdドット毎に区切り、各区切り位置において基準波
状曲線間を 2M等分し、その奇数番目または偶数番目の
区間を塗り潰すようにしたが、曲線が走る方向の各ドッ
ト位置において基準波状曲線間を 2M等分し、その奇数
番目または偶数番目の区間のドットを塗り潰すようにし
てもよい。これによれば生成される波状曲線をより滑ら
かなものとすることができる。
いてdドット毎に区切り、各区切り位置において基準波
状曲線間を 2M等分し、その奇数番目または偶数番目の
区間を塗り潰すようにしたが、曲線が走る方向の各ドッ
ト位置において基準波状曲線間を 2M等分し、その奇数
番目または偶数番目の区間のドットを塗り潰すようにし
てもよい。これによれば生成される波状曲線をより滑ら
かなものとすることができる。
【0090】以上のようにして細線パターンを作成する
と、画像処理部1は作成した細線パターンを表示部2に
表示する(ステップS22)。このとき、画像処理部1
は、細線パターンが表示部2の表示領域に収まるよう
に、細線パターンの波状曲線及びビットマップデータの
ドットを間引く処理を行う。
と、画像処理部1は作成した細線パターンを表示部2に
表示する(ステップS22)。このとき、画像処理部1
は、細線パターンが表示部2の表示領域に収まるよう
に、細線パターンの波状曲線及びビットマップデータの
ドットを間引く処理を行う。
【0091】例えば、いま、作成した細線パターンの画
像寸法が 310× 310mm、画像の解像度が 100ドット/
mm、波状曲線の本数が2500本とすると、メモリ上のド
ット数は 31000× 31000ドットとなるが、表示部2のド
ット数が1000×1000である場合には少なくともドット数
を 1/31に間引く必要がある。しかし、単純にドットの
間引きを行うと2500本の波状曲線はモアレになって判別
できなくなるので、表示に際しては画像処理部1は波状
曲線をも 1/31に間引いて表示するようにするのであ
る。その細線パターンの表示例を図10に示す。
像寸法が 310× 310mm、画像の解像度が 100ドット/
mm、波状曲線の本数が2500本とすると、メモリ上のド
ット数は 31000× 31000ドットとなるが、表示部2のド
ット数が1000×1000である場合には少なくともドット数
を 1/31に間引く必要がある。しかし、単純にドットの
間引きを行うと2500本の波状曲線はモアレになって判別
できなくなるので、表示に際しては画像処理部1は波状
曲線をも 1/31に間引いて表示するようにするのであ
る。その細線パターンの表示例を図10に示す。
【0092】作業者は表示された細線パターンを観察し
て、望ましいものでなかった場合には再度ステップS2
0からやり直しとなるが、望ましいものであった場合に
は当該細線パターンの格納を入力部3から指示する。こ
のとき作業者は当該細線パターンを登録するためのファ
イル名を入力する必要があることは当然である。
て、望ましいものでなかった場合には再度ステップS2
0からやり直しとなるが、望ましいものであった場合に
は当該細線パターンの格納を入力部3から指示する。こ
のとき作業者は当該細線パターンを登録するためのファ
イル名を入力する必要があることは当然である。
【0093】これにより、画像処理部1はステップS2
3の処理を実行する。この処理ではまず生成した原寸大
の細線パターンのビットマップデータをメモリ上から切
り出す。このときの切り出し範囲は、曲線が走る方向に
は波状曲線が生成されたW×dドットの範囲であり、そ
れと直交する方向には生成された波状曲線の先端より大
きめの範囲とする。この余裕をどの程度もたせるかは任
意であるが 1cm相当分程度でよい。これが回転角度 0
°の基準細線パターンとなる。
3の処理を実行する。この処理ではまず生成した原寸大
の細線パターンのビットマップデータをメモリ上から切
り出す。このときの切り出し範囲は、曲線が走る方向に
は波状曲線が生成されたW×dドットの範囲であり、そ
れと直交する方向には生成された波状曲線の先端より大
きめの範囲とする。この余裕をどの程度もたせるかは任
意であるが 1cm相当分程度でよい。これが回転角度 0
°の基準細線パターンとなる。
【0094】次に、画像処理部1は切り出した細線パタ
ーンのビットマップデータに仮想基準点を設定して記憶
部4に格納する。この仮想基準点は当該切り出した細線
パターンの中心に設定するようにすればよい。なお、こ
の細線パターンに対する仮想基準点の設定は作業者が手
動で行うようにしてもよいことは当然である。
ーンのビットマップデータに仮想基準点を設定して記憶
部4に格納する。この仮想基準点は当該切り出した細線
パターンの中心に設定するようにすればよい。なお、こ
の細線パターンに対する仮想基準点の設定は作業者が手
動で行うようにしてもよいことは当然である。
【0095】そしていま、図11に示すように切り出さ
れた細線パターンに対して仮想基準点Pが設定されたも
のとする。なお、図11に示す細線パターンにおいては
波状曲線の線幅とスペース幅との比率は1対1にはなっ
ていないが、ここでは図11に示す細線パターンが作成
されたものとする。
れた細線パターンに対して仮想基準点Pが設定されたも
のとする。なお、図11に示す細線パターンにおいては
波状曲線の線幅とスペース幅との比率は1対1にはなっ
ていないが、ここでは図11に示す細線パターンが作成
されたものとする。
【0096】以上のようにして図2のステップS3まで
の工程が終了すると、次に合成細線パターンの作成の工
程に入る(ステップS4)。この工程では、画像処理部
1に対して合成細線パターンの処理を実行させる。
の工程が終了すると、次に合成細線パターンの作成の工
程に入る(ステップS4)。この工程では、画像処理部
1に対して合成細線パターンの処理を実行させる。
【0097】この処理において、画像処理部1は、細線
パターンの仮想基準点と、ブロックの仮想基準点とを一
致させた状態で細線パターンを当該ブロックの形状に切
り出し、エンドレス状ブロックパターンの当該ブロック
の位置に貼り付ける処理を全てのブロックに対して行
う。
パターンの仮想基準点と、ブロックの仮想基準点とを一
致させた状態で細線パターンを当該ブロックの形状に切
り出し、エンドレス状ブロックパターンの当該ブロック
の位置に貼り付ける処理を全てのブロックに対して行
う。
【0098】例えば、いま領域IDが4のブロックに対
して細線パターンの割り付けを行うものとすると、まず
画像処理部1は細線パターン割り付けテーブルを参照し
て細線パターンの回転角度を求めるが、図6の細線パタ
ーン割り付けテーブルでは当該ブロックには回転角度が
45°の細線パターンを割り付けるように設定されている
ので、この場合には画像処理部1は基準細線パターンを
45°回転させ、その状態において図12(A)に示すよ
うに細線パターンの仮想基準点Pと当該ブロックの仮想
基準点P4 とを一致させて、当該ブロックの形状に細線
パターンを切り出す。
して細線パターンの割り付けを行うものとすると、まず
画像処理部1は細線パターン割り付けテーブルを参照し
て細線パターンの回転角度を求めるが、図6の細線パタ
ーン割り付けテーブルでは当該ブロックには回転角度が
45°の細線パターンを割り付けるように設定されている
ので、この場合には画像処理部1は基準細線パターンを
45°回転させ、その状態において図12(A)に示すよ
うに細線パターンの仮想基準点Pと当該ブロックの仮想
基準点P4 とを一致させて、当該ブロックの形状に細線
パターンを切り出す。
【0099】これによって、この場合には図12(B)
に示すような細線パターンが切り出されるが、画像処理
部1はその切り出した細線パターンをエンドレス状ブロ
ックパターンの当該ブロックの位置に貼り付ける。
に示すような細線パターンが切り出されるが、画像処理
部1はその切り出した細線パターンをエンドレス状ブロ
ックパターンの当該ブロックの位置に貼り付ける。
【0100】以上はエンドレス状ブロックパターンにお
いて、それ自体で完全ブロックとなされているブロック
に関する細線パターンの切り出しについての説明である
が、エンドレス状ブロックパターンにおいて分割ブロッ
クとなされているブロックについても同様である。
いて、それ自体で完全ブロックとなされているブロック
に関する細線パターンの切り出しについての説明である
が、エンドレス状ブロックパターンにおいて分割ブロッ
クとなされているブロックについても同様である。
【0101】例えば、いまエンドレス状ブロックパター
ンにおいて右上に配置されている領域IDが1の分割ブ
ロックに対して細線パターンの割り付けを行うものとす
ると、まず画像処理部1は細線パターン割り付けテーブ
ルを参照して細線パターンの回転角度を求めるが、図6
の細線パターン割り付けテーブルでは当該ブロックには
回転角度が 0°の基準細線パターンを割り付けるように
設定されているので、この場合には画像処理部1は基準
細線パターンの状態において図13に示すように細線パ
ターンの仮想基準点Pと当該ブロックの仮想基準点P1
とを一致させて、当該ブロックの形状に細線パターンを
切り出す。
ンにおいて右上に配置されている領域IDが1の分割ブ
ロックに対して細線パターンの割り付けを行うものとす
ると、まず画像処理部1は細線パターン割り付けテーブ
ルを参照して細線パターンの回転角度を求めるが、図6
の細線パターン割り付けテーブルでは当該ブロックには
回転角度が 0°の基準細線パターンを割り付けるように
設定されているので、この場合には画像処理部1は基準
細線パターンの状態において図13に示すように細線パ
ターンの仮想基準点Pと当該ブロックの仮想基準点P1
とを一致させて、当該ブロックの形状に細線パターンを
切り出す。
【0102】これによって、この場合には図14(A)
に示すような細線パターンが切り出されるが、画像処理
部1はその切り出した細線パターンをエンドレス状ブロ
ックパターンの右上の位置に貼り付ける。
に示すような細線パターンが切り出されるが、画像処理
部1はその切り出した細線パターンをエンドレス状ブロ
ックパターンの右上の位置に貼り付ける。
【0103】同様にして、エンドレス状ブロックパター
ンにおいて領域IDが1である右下の分割ブロックの位
置には図14(B)の細線パターンが貼り付けられ、領
域IDが1である左下の分割ブロックの位置には図14
(C)の細線パターンが貼り付けられ、領域IDが1で
ある左上の分割ブロックの位置には図14(D)の細線
パターンが貼り付けられる。
ンにおいて領域IDが1である右下の分割ブロックの位
置には図14(B)の細線パターンが貼り付けられ、領
域IDが1である左下の分割ブロックの位置には図14
(C)の細線パターンが貼り付けられ、領域IDが1で
ある左上の分割ブロックの位置には図14(D)の細線
パターンが貼り付けられる。
【0104】これらの分割ブロックに貼り付けられた細
線パターンを合成すると図15(A)に示すようにな
り、それを拡大すると同図(B)に示すようであるが、
この合成された細線パターンにおいては波状曲線が段差
なく連続していることが分かる。つまり、上述した手法
によって分割ブロックに割り付けた細線パターンはエン
ドレス状になっているのである。
線パターンを合成すると図15(A)に示すようにな
り、それを拡大すると同図(B)に示すようであるが、
この合成された細線パターンにおいては波状曲線が段差
なく連続していることが分かる。つまり、上述した手法
によって分割ブロックに割り付けた細線パターンはエン
ドレス状になっているのである。
【0105】このことは、図14(A)〜(D)に示す
細線パターンが、図16に示すように、細線パターンの
仮想基準点Pと領域IDが1のブロックの仮想基準点P
1 とを一致させて、当該完全ブロックの形状に切り出し
た細線パターンを各分割ブロックの形状に分割した細線
パターンと同じであることからも容易に理解できるとこ
ろである。
細線パターンが、図16に示すように、細線パターンの
仮想基準点Pと領域IDが1のブロックの仮想基準点P
1 とを一致させて、当該完全ブロックの形状に切り出し
た細線パターンを各分割ブロックの形状に分割した細線
パターンと同じであることからも容易に理解できるとこ
ろである。
【0106】従って、以上の処理を全てのブロックに対
して行うことによってエンドレス状の合成細線パターン
が作成されることが分かる。
して行うことによってエンドレス状の合成細線パターン
が作成されることが分かる。
【0107】そして、画像処理部1は合成細線パターン
を作成すると、それを表示部2の画面上に表示する(ス
テップS5)。このとき、画像処理部1は図6の細線パ
ターン割り付けテーブルを参照して各ブロックの細線パ
ターンの表示色を決定する。図6によれば、画像処理部
1は、領域IDが1のブロックに割り付けた細線パター
ンについてはシアンCで表示し、領域IDが2のブロッ
クに割り付けた細線パターンについてはマゼンタMで表
示し、領域IDが3のブロック及び領域IDが5のブロ
ックに割り付けた細線パターンについてはシアンCで表
示し、領域IDが4のブロック及び領域IDが6のブロ
ックに割り付けた細線パターンについてはイエローYで
表示する。
を作成すると、それを表示部2の画面上に表示する(ス
テップS5)。このとき、画像処理部1は図6の細線パ
ターン割り付けテーブルを参照して各ブロックの細線パ
ターンの表示色を決定する。図6によれば、画像処理部
1は、領域IDが1のブロックに割り付けた細線パター
ンについてはシアンCで表示し、領域IDが2のブロッ
クに割り付けた細線パターンについてはマゼンタMで表
示し、領域IDが3のブロック及び領域IDが5のブロ
ックに割り付けた細線パターンについてはシアンCで表
示し、領域IDが4のブロック及び領域IDが6のブロ
ックに割り付けた細線パターンについてはイエローYで
表示する。
【0108】従って、作業者はこの画面を観察すること
によって、各ブロックに設定した通りの回転角度の細線
パターンが割り付けられているかどうかを容易に確認す
ることができる。
によって、各ブロックに設定した通りの回転角度の細線
パターンが割り付けられているかどうかを容易に確認す
ることができる。
【0109】以上のようにして合成細線パターンを作成
すると、次に、エンボス版の版材のサイズの細線パター
ンを作成する(ステップS6)。この処理は、画像処理
部1のリピートの処理を起動させ、合成細線パターンを
縦横にそれぞれ所定回数リピートさせることによって行
うことができる。例えば、合成細線パターンのサイズが
310× 310mmであるとすると、縦横にそれぞれ3回リ
ピートすることによって、幅及び円周が共に 930mmの
版材用シリンダのサイズの細線パターンを作成すること
ができる。
すると、次に、エンボス版の版材のサイズの細線パター
ンを作成する(ステップS6)。この処理は、画像処理
部1のリピートの処理を起動させ、合成細線パターンを
縦横にそれぞれ所定回数リピートさせることによって行
うことができる。例えば、合成細線パターンのサイズが
310× 310mmであるとすると、縦横にそれぞれ3回リ
ピートすることによって、幅及び円周が共に 930mmの
版材用シリンダのサイズの細線パターンを作成すること
ができる。
【0110】以上の工程が完了すると、次に、エンボス
版を作成する(ステップS7)。この工程においては、
まずレーザビームによりエンボス版用の版材にパターン
を直接描画露光する描画装置にステップS6で作成した
版材サイズの細線パターンのビットマップデータをセッ
トする。なお、このとき描画装置がビットマップデータ
を直接受け付けるものである場合には、版材サイズの細
線パターンのビットマップデータをそのままセットすれ
ばよいが、ランレングス等所定の形式で圧縮されたデー
タしか受け付けないものである場合には、版材サイズの
細線パターンのビットマップデータを当該所定の形式に
よって圧縮する必要があることは当然である。
版を作成する(ステップS7)。この工程においては、
まずレーザビームによりエンボス版用の版材にパターン
を直接描画露光する描画装置にステップS6で作成した
版材サイズの細線パターンのビットマップデータをセッ
トする。なお、このとき描画装置がビットマップデータ
を直接受け付けるものである場合には、版材サイズの細
線パターンのビットマップデータをそのままセットすれ
ばよいが、ランレングス等所定の形式で圧縮されたデー
タしか受け付けないものである場合には、版材サイズの
細線パターンのビットマップデータを当該所定の形式に
よって圧縮する必要があることは当然である。
【0111】また、当該描画装置が、ステップS7の処
理、即ち合成細線パターンから版材サイズの細線パター
ンを作成する処理を行う機能を有している場合には、合
成細線パターンのデータを描画装置にセットして、上述
した処理を行ってもよい。
理、即ち合成細線パターンから版材サイズの細線パター
ンを作成する処理を行う機能を有している場合には、合
成細線パターンのデータを描画装置にセットして、上述
した処理を行ってもよい。
【0112】さて、図17に示すように、エンボス版の
材料となる版材40の表面にはレジスト膜50を形成す
る。なお、図17は版材の一部の断面を示している。以
下においても同様である。
材料となる版材40の表面にはレジスト膜50を形成す
る。なお、図17は版材の一部の断面を示している。以
下においても同様である。
【0113】ここでは版材40としては銅板からなるシ
リンダを用いるものとするが、平板状のものであっても
よい。また、版材40としては銅板を用いるのが通常で
あるが、エンボス版としての機能を果たすのに適した材
質のものであれば、どのようなものを用いてもかまわな
い。しかし、後述するように当該版材40に対しては細
線パターンを描画露光した後にエッチング工程を行うの
で、銅や鉄等の金属が好ましい。
リンダを用いるものとするが、平板状のものであっても
よい。また、版材40としては銅板を用いるのが通常で
あるが、エンボス版としての機能を果たすのに適した材
質のものであれば、どのようなものを用いてもかまわな
い。しかし、後述するように当該版材40に対しては細
線パターンを描画露光した後にエッチング工程を行うの
で、銅や鉄等の金属が好ましい。
【0114】また、レジスト膜50は、後のエッチング
工程における保護膜として機能するものであれば、どの
ようなレジスト剤を用いてもよいが、レーザビームを用
いて直接描画露光するのに適したレジスト剤を使用する
ことが望ましい。
工程における保護膜として機能するものであれば、どの
ようなレジスト剤を用いてもよいが、レーザビームを用
いて直接描画露光するのに適したレジスト剤を使用する
ことが望ましい。
【0115】一般に、レジスト剤には、露光部分が硬化
するネガ型と、露光部分が現像によって溶出するポジ型
とがあるが、いずれの型を用いてもよい。なお、ここで
はネガ型レジストを用いた場合について説明する。
するネガ型と、露光部分が現像によって溶出するポジ型
とがあるが、いずれの型を用いてもよい。なお、ここで
はネガ型レジストを用いた場合について説明する。
【0116】続いて、合成細線パターンのデータを用い
てレジスト膜50を直接露光する。ここではネガ型のレ
ジストを用いているため、細線パターンのデータにおけ
る波状曲線の部分のみが露光されるように、露光用レー
ザビームの走査を制御する。なお、ポジ型のレジストを
用いた場合には、逆に、細線パターンのデータのスペー
スの部分のみを露光する。
てレジスト膜50を直接露光する。ここではネガ型のレ
ジストを用いているため、細線パターンのデータにおけ
る波状曲線の部分のみが露光されるように、露光用レー
ザビームの走査を制御する。なお、ポジ型のレジストを
用いた場合には、逆に、細線パターンのデータのスペー
スの部分のみを露光する。
【0117】この露光工程によって、レジスト膜50
は、図18に示すように、露光部51と未露光部52と
に分かれることになる。このレジストを温湯によって現
像すると、未露光部52は溶出して除去され、図19に
示すように、硬化した露光部51だけが残る。
は、図18に示すように、露光部51と未露光部52と
に分かれることになる。このレジストを温湯によって現
像すると、未露光部52は溶出して除去され、図19に
示すように、硬化した露光部51だけが残る。
【0118】次に、残存した露光部51を保護膜とし
て、表面からエッチングを行う。ここでは、腐蝕液とし
て、塩化第二銅水溶液を用いた。これにより、版材40
の表面露出部分が腐蝕除去され、版材40は、図20に
おいて41で示すように形状が変化することになる。
て、表面からエッチングを行う。ここでは、腐蝕液とし
て、塩化第二銅水溶液を用いた。これにより、版材40
の表面露出部分が腐蝕除去され、版材40は、図20に
おいて41で示すように形状が変化することになる。
【0119】エッチング工程完了後、残存レジスト層で
ある露光部51を剥離除去する。これによって図21に
示すように、波状曲線に相当する凸部が形成された版材
41が得られる。この版材41では、凸部の幅と凹部の
幅とは約1対1になっていることは上述したところから
当然である。
ある露光部51を剥離除去する。これによって図21に
示すように、波状曲線に相当する凸部が形成された版材
41が得られる。この版材41では、凸部の幅と凹部の
幅とは約1対1になっていることは上述したところから
当然である。
【0120】以上のようにしてエンボス版が得られる
が、次にこのエンボス版を用いて化粧シートに対してエ
ンボス加工を施す(ステップS8)。
が、次にこのエンボス版を用いて化粧シートに対してエ
ンボス加工を施す(ステップS8)。
【0121】エンボス加工を施すに際しては、予め木目
柄や抽象柄を印刷した化粧シートを用意する。なお、木
目印刷、あるいは抽象柄の印刷については周知であるの
で、説明は省略する。
柄や抽象柄を印刷した化粧シートを用意する。なお、木
目印刷、あるいは抽象柄の印刷については周知であるの
で、説明は省略する。
【0122】ここで化粧シートの材料について付言する
と次のようである。当該化粧シートはエンボス加工に適
した基材でなければならないことは当然であるが、この
ような基材としては、通常、熱可塑性樹脂からなる板、
シートあるいはフィルムが広く知られており、例えば、
ポリエチレン等のポリオレフィン樹脂、ポリ塩化ビニル
等のビニル系樹脂、ポリメタアクリル酸メチル等のアク
リル樹脂、等からなるシートやフィルムが一般的に用い
られる。
と次のようである。当該化粧シートはエンボス加工に適
した基材でなければならないことは当然であるが、この
ような基材としては、通常、熱可塑性樹脂からなる板、
シートあるいはフィルムが広く知られており、例えば、
ポリエチレン等のポリオレフィン樹脂、ポリ塩化ビニル
等のビニル系樹脂、ポリメタアクリル酸メチル等のアク
リル樹脂、等からなるシートやフィルムが一般的に用い
られる。
【0123】こうして用意した化粧シートに対して、ス
テップS7で作成したエンボス版41を用いたエンボス
加工を行う。即ち、化粧シートに対して、熱や圧力を加
えることにより、エンボス版上の凹凸構造を化粧シート
上に賦形する加工を行う。このような加工を行う装置と
しては、ロールエンボス機(輪転式エンボス機)等が知
られている。
テップS7で作成したエンボス版41を用いたエンボス
加工を行う。即ち、化粧シートに対して、熱や圧力を加
えることにより、エンボス版上の凹凸構造を化粧シート
上に賦形する加工を行う。このような加工を行う装置と
しては、ロールエンボス機(輪転式エンボス機)等が知
られている。
【0124】ここではエンボス版はシリンダ状であるの
でロールエンボス機を用いてロールエンボス法によりエ
ンボス加工を行うが、この際には、シリンダ状のエンボ
ス版表面の凹凸形状を加工対象となる化粧シートに熱圧
で賦形する。化粧シートに対する加熱加圧条件は、この
化粧シートの熱圧的挙動によって異なるが、ごく一般的
な熱可塑性樹脂を材料として用いた場合、軟化点または
熱変形温度と融点または溶融温度との間の範囲で、適当
な温度に加熱し、エンボス版を化粧シートに押圧して賦
形し、冷却することにより形状を固定すればよい。
でロールエンボス機を用いてロールエンボス法によりエ
ンボス加工を行うが、この際には、シリンダ状のエンボ
ス版表面の凹凸形状を加工対象となる化粧シートに熱圧
で賦形する。化粧シートに対する加熱加圧条件は、この
化粧シートの熱圧的挙動によって異なるが、ごく一般的
な熱可塑性樹脂を材料として用いた場合、軟化点または
熱変形温度と融点または溶融温度との間の範囲で、適当
な温度に加熱し、エンボス版を化粧シートに押圧して賦
形し、冷却することにより形状を固定すればよい。
【0125】しかる後、エンボス版を化粧シートから離
型する。加熱方式としては、赤外線照射、温風吹き付
け、加熱ローラからの伝導熱、誘電加熱など、種々の方
法が公知である。
型する。加熱方式としては、赤外線照射、温風吹き付
け、加熱ローラからの伝導熱、誘電加熱など、種々の方
法が公知である。
【0126】なお、当該細線パターンのエンボス加工
は、木目柄や抽象柄の印刷が施されている面に対して行
ってもよく、またその反対側の面に対して行ってもよ
い。
は、木目柄や抽象柄の印刷が施されている面に対して行
ってもよく、またその反対側の面に対して行ってもよ
い。
【0127】図22に化粧シートの拡大断面図を示す。
図22において、60は化粧シートを示し、61は木目
柄印刷及び/または木目エンボス加工が施された面を示
している。この合成細線パターンのエンボス加工によっ
て賦形される溝63と土手64の幅の比率は、曲線の並
び方向において略1対1であることは明らかである。
図22において、60は化粧シートを示し、61は木目
柄印刷及び/または木目エンボス加工が施された面を示
している。この合成細線パターンのエンボス加工によっ
て賦形される溝63と土手64の幅の比率は、曲線の並
び方向において略1対1であることは明らかである。
【0128】なお、当該合成細線パターンのエンボス加
工を木目柄の印刷が施された面の反対側の面に対して行
った場合には、当該合成細線パターンのエンボス加工を
行った後に、アルミニウム蒸着等によって光反射層を形
成してもよい。
工を木目柄の印刷が施された面の反対側の面に対して行
った場合には、当該合成細線パターンのエンボス加工を
行った後に、アルミニウム蒸着等によって光反射層を形
成してもよい。
【0129】以上によって化粧シートが作成される。な
お、化粧シート表面に耐摩耗性や耐薬品性をもたせる場
合には、上塗り塗装を施してもよいことは当然である。
このような上塗り剤としては種々のものが公知である。
例えば、イソシアネート等の硬化剤を用いた2液硬化型
のポリウレタンやポリエステル等の熱硬化性樹脂や、紫
外線硬化型あるいは電子線硬化型のウレタンアクリレー
ト等の樹脂を結合剤として用いた上塗り剤を用いること
ができる。上塗り剤の塗装工程としては、グラビアコー
ト、スプレーコート等の方法が知られている。
お、化粧シート表面に耐摩耗性や耐薬品性をもたせる場
合には、上塗り塗装を施してもよいことは当然である。
このような上塗り剤としては種々のものが公知である。
例えば、イソシアネート等の硬化剤を用いた2液硬化型
のポリウレタンやポリエステル等の熱硬化性樹脂や、紫
外線硬化型あるいは電子線硬化型のウレタンアクリレー
ト等の樹脂を結合剤として用いた上塗り剤を用いること
ができる。上塗り剤の塗装工程としては、グラビアコー
ト、スプレーコート等の方法が知られている。
【0130】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく
種々の変形が可能である。
たが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく
種々の変形が可能である。
【0131】例えば、賦形版の製造方法としては、本出
願人が先に特開平4−14448号で提案した方法、即
ち、電離放射線硬化樹脂を細線パターンによる凹凸を形
成したロールに流し込んで硬化させ、細線パターンによ
る凹凸を賦形する方法を用いてもよく、特にこの方法に
よれば、細線パターンによる凹凸をより高精度に賦形す
ることができる。
願人が先に特開平4−14448号で提案した方法、即
ち、電離放射線硬化樹脂を細線パターンによる凹凸を形
成したロールに流し込んで硬化させ、細線パターンによ
る凹凸を賦形する方法を用いてもよく、特にこの方法に
よれば、細線パターンによる凹凸をより高精度に賦形す
ることができる。
【0132】また、以上の説明ではエンボス版としてシ
リンダを用いるものとしたが、平板状のものであっても
よい。そしてその場合には平版プレス機を用いてエンボ
ス加工を行えばよい。
リンダを用いるものとしたが、平板状のものであっても
よい。そしてその場合には平版プレス機を用いてエンボ
ス加工を行えばよい。
【0133】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、ブロッ
ク化エンボス加工された化粧シートにおいて、細線パタ
ーンの波状曲線の溝と土手の幅の比率を位置によらず所
定の比率とすることができるので、照り、及びその移動
を良好に発現させることができる。
ク化エンボス加工された化粧シートにおいて、細線パタ
ーンの波状曲線の溝と土手の幅の比率を位置によらず所
定の比率とすることができるので、照り、及びその移動
を良好に発現させることができる。
【0134】また、エンドレス状ブロックパターン及び
版材サイズの細線パターンは原寸大のビットマップデー
タとして作成し、そのビットマップデータを用いてエン
ボス版の版材に露光するようにしたので、従来のように
写真技術を用いる必要はなく、寸法精度が高いエンボス
版を作成することができ、エンボス版の品質を大幅に向
上させることが可能となる。
版材サイズの細線パターンは原寸大のビットマップデー
タとして作成し、そのビットマップデータを用いてエン
ボス版の版材に露光するようにしたので、従来のように
写真技術を用いる必要はなく、寸法精度が高いエンボス
版を作成することができ、エンボス版の品質を大幅に向
上させることが可能となる。
【0135】また、細線パターンの作成、合成細線パタ
ーンの作成等は誰でもが容易に行うことができるので、
作業負担を大幅に改善することができる。
ーンの作成等は誰でもが容易に行うことができるので、
作業負担を大幅に改善することができる。
【図1】 本発明に係る画像処理装置の構成例を示す図
である。
である。
【図2】 化粧シートの作成工程を示すフローチャート
である。
である。
【図3】 エンドレス状ブロックパターンのブロックに
仮想基準点を設定するための手法の例を説明するための
図である。
仮想基準点を設定するための手法の例を説明するための
図である。
【図4】 図25に示すエンドレス状ブロックパターン
において各完全ブロックに仮想基準点を設定した例を示
す図である。
において各完全ブロックに仮想基準点を設定した例を示
す図である。
【図5】 図4(A)に示す場合において、各分割ブロ
ックと仮想基準点の位置関係の例を示す図である。
ックと仮想基準点の位置関係の例を示す図である。
【図6】 細線パターン割り付けテーブルの構造例を示
す図である。
す図である。
【図7】 図2のステップS3の細線パターンの作成の
工程を示すフローチャートである。
工程を示すフローチャートである。
【図8】 基準波状曲線の例を示す図である。
【図9】 基準波状曲線に基づいて波状曲線を生成する
ための手法を説明するための図である。
ための手法を説明するための図である。
【図10】 作成した細線パターンの表示例を示す図で
ある。
ある。
【図11】 細線パターンに仮想基準点を設定した状態
を示す図である。
を示す図である。
【図12】 細線パターンの切り出しを説明するための
図である。
図である。
【図13】 細線パターンの切り出しを説明するための
図である。
図である。
【図14】 図25の領域IDが1の各分割ブロックに
よって細線パターンを切り出した例を示す図である。
よって細線パターンを切り出した例を示す図である。
【図15】 図14の各細線パターンを合成した図であ
る。
る。
【図16】 図14の各細線パターンがエンドレス状に
なっていることを説明するための図である。
なっていることを説明するための図である。
【図17】 エンボス版の作成工程において、エンボス
版の版材にレジストを塗布した状態を示す断面図であ
る。
版の版材にレジストを塗布した状態を示す断面図であ
る。
【図18】 エンボス版の作成工程において、版材に細
線パターンを露光した状態を示す断面図である。
線パターンを露光した状態を示す断面図である。
【図19】 エンボス版の作成工程において、細線パタ
ーンの露光の後に現像した状態を示す断面図である。
ーンの露光の後に現像した状態を示す断面図である。
【図20】 エンボス版の作成工程において、版材をエ
ッチングした場合の状態を示す断面図である。
ッチングした場合の状態を示す断面図である。
【図21】 最終的に得られたエンボス版の状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図22】 木目柄あるいは抽象柄の印刷を施した面の
裏面に細線パターンのエンボス加工を施して作成した化
粧シートの断面を示す図である。
裏面に細線パターンのエンボス加工を施して作成した化
粧シートの断面を示す図である。
【図23】 細線パターンの例を示す図である。
【図24】 ブロック化エンボス加工を説明するための
図である。
図である。
【図25】 ブロックパターンの例を示す図である。
【図26】 図25に示すブロックパターンがエンドレ
ス状になっていることを説明するための図である。
ス状になっていることを説明するための図である。
【図27】 細線パターン割り付けテーブルを説明する
ための図である。
ための図である。
【図28】 細線パターンの例を示す図である。
【図29】 図25のブロックパターンにおいて、領域
IDが1のブロック内のみに基準細線パターンの絵柄が
写っているフィルムを作成するための手法を説明するた
めの図である。
IDが1のブロック内のみに基準細線パターンの絵柄が
写っているフィルムを作成するための手法を説明するた
めの図である。
【図30】 図25のブロックパターンにおいて、領域
IDが3と5のブロック内に基準細線パターンを−45°
回転させた絵柄が写っているフィルムを作成するための
手法を説明するための図である。
IDが3と5のブロック内に基準細線パターンを−45°
回転させた絵柄が写っているフィルムを作成するための
手法を説明するための図である。
【図31】 図25のブロックパターンにおいて、領域
IDが2のブロック内のみに基準細線パターンを90°回
転させた絵柄が写っているフィルム、及び領域IDが4
と6のブロック内に基準細線パターンを45°回転させた
絵柄が写っているフィルムを示す図である。
IDが2のブロック内のみに基準細線パターンを90°回
転させた絵柄が写っているフィルム、及び領域IDが4
と6のブロック内に基準細線パターンを45°回転させた
絵柄が写っているフィルムを示す図である。
【図32】 従来の合成細線パターンの例を示す図であ
る。
る。
【図33】 従来の合成細線パターンがエンドレス状に
なっていないことを説明するための図である。
なっていないことを説明するための図である。
1…画像処理部、2…表示部、3…入力部、4…記憶
部。
部。
フロントページの続き (72)発明者 橋爪 家治 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 河合 直樹 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 有吉 俊雄 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 岡本 優 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 助川 佳夫 埼玉県入間郡三芳町竹間沢311 株式会社 大日本トータルプロセス建材内
Claims (5)
- 【請求項1】化粧シートに対して照り、及び照りの移動
を発現させるための細線パターンに基づいて凹凸が形成
されてなる賦形版であって、 当該凹凸のパターンは、 エンドレス状にブロック分けされたそれぞれの領域に予
め対応付けられている細線パターンが割り付けられた合
成細線パターンが縦横に所定の回数リピートされたパタ
ーンを有しており、且つ前記リピートによって一つの完
全ブロックを形成する領域においては当該領域に割り付
けられた細線パターンが連続していることを特徴とする
賦形版。 - 【請求項2】各ブロック分けされた領域内において、細
線パターンに基づいて形成された凸部の幅と凹部の幅の
比率は場所によらず所定の比率になされていることを特
徴とする請求項1記載の賦形版。 - 【請求項3】波状曲線からなる細線パターンよりなる凹
凸模様が形成されてなる化粧シートであって、 当該凹凸のパターンは、 エンドレス状にブロック分けされたそれぞれの領域に予
め対応付けられている細線パターンが割り付けられた合
成細線パターンが縦横に所定の回数リピートされたパタ
ーンを有し、且つ前記リピートによって一つの完全ブロ
ックを形成する領域においては当該領域に割り付けられ
た細線パターンが連続していることを特徴とする化粧シ
ート。 - 【請求項4】各ブロック分けされた領域内において、細
線パターンに基づいて形成された溝の幅と土手の幅の比
率は場所によらず所定の比率になされていることを特徴
とする請求項3記載の化粧シート。 - 【請求項5】エンドレス状にブロック分けされたそれぞ
れの領域に予め対応付けられた細線パターンを割り付け
るに際して、細線パターンに設定されている仮想基準位
置を各完全ブロックに設定されている仮想基準位置に一
致させて当該ブロックの輪郭データによって当該ブロッ
ク外部をマスクする画像処理手段を備えることを特徴と
する画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7250501A JPH0986029A (ja) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | 賦形版、化粧シート及び細線パターンを作成するための画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7250501A JPH0986029A (ja) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | 賦形版、化粧シート及び細線パターンを作成するための画像処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0986029A true JPH0986029A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17208825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7250501A Pending JPH0986029A (ja) | 1995-09-28 | 1995-09-28 | 賦形版、化粧シート及び細線パターンを作成するための画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0986029A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006187915A (ja) * | 2005-01-05 | 2006-07-20 | Dainippon Printing Co Ltd | 木目の異方性反射面を表現したエンボスシートの製造方法および製造装置 |
| JP2009541828A (ja) * | 2006-06-20 | 2009-11-26 | ベネツケ−カリコ・アーゲー | 3次元構造化表面を生成するための方法 |
-
1995
- 1995-09-28 JP JP7250501A patent/JPH0986029A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006187915A (ja) * | 2005-01-05 | 2006-07-20 | Dainippon Printing Co Ltd | 木目の異方性反射面を表現したエンボスシートの製造方法および製造装置 |
| JP2009541828A (ja) * | 2006-06-20 | 2009-11-26 | ベネツケ−カリコ・アーゲー | 3次元構造化表面を生成するための方法 |
| JP4871392B2 (ja) * | 2006-06-20 | 2012-02-08 | ベネツケ−カリコ・アーゲー | 3次元構造化表面を生成するための方法 |
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