JPH0986172A - 自動車用ドアガードバー - Google Patents
自動車用ドアガードバーInfo
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- JPH0986172A JPH0986172A JP24600195A JP24600195A JPH0986172A JP H0986172 A JPH0986172 A JP H0986172A JP 24600195 A JP24600195 A JP 24600195A JP 24600195 A JP24600195 A JP 24600195A JP H0986172 A JPH0986172 A JP H0986172A
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Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 強度や剛性が低下することがなく、しかも強
度特性は場所により適宜調節可能で、溶接工程を必要と
せず、成形容易な、低コストで軽量な自動車用ドアガー
ドバーを提供すること。 【解決手段】 ビーム部の全長若しくは一部に長手軸線
に沿って伸延された少なくとも2つの円管状部分を形成
し、ビーム部の円管状部分がドア空間内に上下に位置す
るように配置したことを特徴とする。
度特性は場所により適宜調節可能で、溶接工程を必要と
せず、成形容易な、低コストで軽量な自動車用ドアガー
ドバーを提供すること。 【解決手段】 ビーム部の全長若しくは一部に長手軸線
に沿って伸延された少なくとも2つの円管状部分を形成
し、ビーム部の円管状部分がドア空間内に上下に位置す
るように配置したことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の側面衝突
時に自動車ドアが室内側へ大きく変形したり破損する等
の事態を防止し、乗員の安全性を確保する自動車用ドア
ガードバーに関する。
時に自動車ドアが室内側へ大きく変形したり破損する等
の事態を防止し、乗員の安全性を確保する自動車用ドア
ガードバーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の安全性に対する要求の高
まりにともなって自動車用ドアも高い剛性、強度を有
し、衝撃吸収性にも優れたものが要求されるようになっ
ている。このような安全対策が施された自動車用ドア
は、ドアパネルにより形成されるドア空間内に、車両の
前後方向に伸延するように、高い剛性、強度を有しかつ
軽量な高張力鋼材からなる自動車用ドアガードバーが取
付けられている。
まりにともなって自動車用ドアも高い剛性、強度を有
し、衝撃吸収性にも優れたものが要求されるようになっ
ている。このような安全対策が施された自動車用ドア
は、ドアパネルにより形成されるドア空間内に、車両の
前後方向に伸延するように、高い剛性、強度を有しかつ
軽量な高張力鋼材からなる自動車用ドアガードバーが取
付けられている。
【0003】このドアガードバーは、従来から種々のも
のが提案されているが、主として、図12に示すよう
に、中央のビーム部1をパイプ材を使用し、その両端に
端部ブラケット2,2を溶接したものや、図13に示す
ように、1本のパイプ状ビーム部1の両端に端部ブラケ
ット2,2を有するものを1枚の板材をプレス成形する
ことによって一体的に成形したもの(特開平4−23
8,725号公報参照)、図14に示すように、全長に
わたり断面コ字状をした山3を1個あるいは複数有する
波形状プレート4にパッチ5を有する当板6をスポット
溶接等により接合したもの(特開平5−213,127
号公報参照)等がある。
のが提案されているが、主として、図12に示すよう
に、中央のビーム部1をパイプ材を使用し、その両端に
端部ブラケット2,2を溶接したものや、図13に示す
ように、1本のパイプ状ビーム部1の両端に端部ブラケ
ット2,2を有するものを1枚の板材をプレス成形する
ことによって一体的に成形したもの(特開平4−23
8,725号公報参照)、図14に示すように、全長に
わたり断面コ字状をした山3を1個あるいは複数有する
波形状プレート4にパッチ5を有する当板6をスポット
溶接等により接合したもの(特開平5−213,127
号公報参照)等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、自動車用ド
アのドア空間内には、ウィンドガラスを収納する空間を
形成しなければならないのみでなく、このウィンドガラ
スを昇降させる駆動機構も設けなければならないので、
自動車用ドアガードバーを設置することができるスペー
スは極めて挟小となり、このような挟小なスペース内で
自動車用ドアガードバーに必要な強度や剛性を持たせる
ためには、ビーム部が1本のパイプ状をしたものでは高
強度の材料を使用する必要があり、コスト高となる虞れ
がある。
アのドア空間内には、ウィンドガラスを収納する空間を
形成しなければならないのみでなく、このウィンドガラ
スを昇降させる駆動機構も設けなければならないので、
自動車用ドアガードバーを設置することができるスペー
スは極めて挟小となり、このような挟小なスペース内で
自動車用ドアガードバーに必要な強度や剛性を持たせる
ためには、ビーム部が1本のパイプ状をしたものでは高
強度の材料を使用する必要があり、コスト高となる虞れ
がある。
【0005】また、1本のパイプによりビーム部を形成
すれば、ビーム部が全長にわたり一定の断面形状となる
ので、端部近辺で過剰な材料が生じたり、ビーム部の長
手方向の強度特性を場所により変更することが難しいも
のとなる。なお、この1本のパイプ状ビーム部に焼き入
れ処理を施したものもあるが、このようにすれば、強度
的には向上するものの、焼き入れ時に反りが発生しやす
いという問題もある。
すれば、ビーム部が全長にわたり一定の断面形状となる
ので、端部近辺で過剰な材料が生じたり、ビーム部の長
手方向の強度特性を場所により変更することが難しいも
のとなる。なお、この1本のパイプ状ビーム部に焼き入
れ処理を施したものもあるが、このようにすれば、強度
的には向上するものの、焼き入れ時に反りが発生しやす
いという問題もある。
【0006】さらに、全長にわたり断面コ字状をした山
を1個あるいは複数有する波形状のプレートにパッチを
有する当板をスポット溶接等により接合したものは、パ
ッチを含む複合部材を接合する構造となり、しかも面倒
な溶接工程が必要となることから、製品としては高価と
なるという不具合がある。
を1個あるいは複数有する波形状のプレートにパッチを
有する当板をスポット溶接等により接合したものは、パ
ッチを含む複合部材を接合する構造となり、しかも面倒
な溶接工程が必要となることから、製品としては高価と
なるという不具合がある。
【0007】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、強度や剛性が低下することがなく、しか
も強度特性は場所により適宜調節可能で、溶接工程を必
要とせず、成形容易な、低コストで軽量な自動車用ドア
ガードバーを提供することを目的とする。
たものであり、強度や剛性が低下することがなく、しか
も強度特性は場所により適宜調節可能で、溶接工程を必
要とせず、成形容易な、低コストで軽量な自動車用ドア
ガードバーを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に記載の発明に係る自動車用ドアガードバーは、自
動車用ドアのドアパネルにより形成されるドア空間内に
前後方向に伸延するように設けられ、該ドアパネルに連
結される端部ブラケットと、該端部ブラケット間に設け
られたビーム部とを1枚のプレートにプレス成形を施す
ことにより成形してなる自動車用ドアガードバーにおい
て、前記ビーム部の全長若しくは一部に長手軸線に沿っ
て伸延された少なくとも2つの円管状部分を形成し、こ
れら円管状部分が前記ドア空間内に上下に位置するよう
に取付けたことを特徴とする。請求項2に記載の発明
は、前記ビーム部の円管状部分を長手方向中央部に所定
長さ形成したことを特徴とする。請求項3に記載の発明
は、前記ビーム部の円管状部分相互間を中間連結部によ
り一体的に連結したことを特徴とする。請求項4に記載
の発明は、前記ビーム部における円管状部分の長手方向
端部から前記端部ブラケットに向かって伸延する部分を
該ビーム部の厚みを漸減するようにしたことを特徴とす
る。請求項5に記載の発明は、前記ビーム部における前
記円管状部分の内部若しくは外部に接するように補強部
材を設けたことを特徴とする。請求項6に記載の発明
は、前記補強部材が、前記中間連結部を加圧することに
より形成したエンボス部によりビーム部と固着されるよ
うにしたことを特徴とする。
項1に記載の発明に係る自動車用ドアガードバーは、自
動車用ドアのドアパネルにより形成されるドア空間内に
前後方向に伸延するように設けられ、該ドアパネルに連
結される端部ブラケットと、該端部ブラケット間に設け
られたビーム部とを1枚のプレートにプレス成形を施す
ことにより成形してなる自動車用ドアガードバーにおい
て、前記ビーム部の全長若しくは一部に長手軸線に沿っ
て伸延された少なくとも2つの円管状部分を形成し、こ
れら円管状部分が前記ドア空間内に上下に位置するよう
に取付けたことを特徴とする。請求項2に記載の発明
は、前記ビーム部の円管状部分を長手方向中央部に所定
長さ形成したことを特徴とする。請求項3に記載の発明
は、前記ビーム部の円管状部分相互間を中間連結部によ
り一体的に連結したことを特徴とする。請求項4に記載
の発明は、前記ビーム部における円管状部分の長手方向
端部から前記端部ブラケットに向かって伸延する部分を
該ビーム部の厚みを漸減するようにしたことを特徴とす
る。請求項5に記載の発明は、前記ビーム部における前
記円管状部分の内部若しくは外部に接するように補強部
材を設けたことを特徴とする。請求項6に記載の発明
は、前記補強部材が、前記中間連結部を加圧することに
より形成したエンボス部によりビーム部と固着されるよ
うにしたことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明は、自動車用ドアガード
バーをプレス加工により成形する場合に、ビーム部の全
長若しくは一部に少なくとも2つの円管状部分を形成す
れば、強度特性が1本パイプ状のビーム部より大幅に向
上することになり、より低い強度の材料、つまり安価な
材料を使用しても所望の強度を維持でき、これによりガ
ードバーの製造が安価にできる。なお、プレス成形品で
あるため、自動車用ドアガードバー全体重量も軽量化で
きる。また、自動車用ドアのドア空間は、種々の理由か
ら挟小となっていても、上下方向には比較的余裕スペー
スが存在するので、円管状部分をドア空間内に上下に配
置すれば、ドア空間内の余裕スペースを利用してガード
バーを収納でき、ビーム部の強度特性が低下させること
なく収納できる。請求項2に記載の発明は、円管状部分
を長手方向中央部に所定長さ形成したので、最も強度が
必要となるビーム部の長手方向中央部の強度特性が向上
する。請求項3に記載の発明は、少なくとも2つの円管
状部分を一体的に中間連結部により連結しているので、
強度のある円管状部分が上下方向に広がり、より安全性
の高いものが得られることになる。しかも、プレス成形
する場合に中間連結部が存在していれば、複数の円管状
部分の成形が容易となり、プレス成形時の成形性が向上
する。請求項4に記載の発明は、ビーム部における円管
状部分の長手方向端部から伸延する部分の厚みを漸減す
る構成としたので、自動車用ドアガードバーをドア空間
内において両端支持した場合には、ビーム部が全長にわ
たり一定の断面形状とならず、長手方向中央部分が太く
なり、ビーム部の中央部の円管状部分から次第に断面形
状が変化し、中央部分は所望の強度を有し、端部に近づ
くにともなって強度が変化するように成形でき、強度や
剛性の面で優れたものとなり、しかも、端部近辺で過剰
な材料が生じることもなく、場合によっては、ビーム部
の長手方向の強度特性を場所により変更することも可能
となる。請求項5に記載の発明では、ビーム部における
円管状部分の内部若しくは外部に接するように補強部材
を設けたので、自動車用ドアガードバーを両端支持して
取付けたとき、最も強度や剛性が必要な中央部分の強度
等をさらに高めることができる。請求項6に記載の発明
では、補強部材とビーム部とを連結する場合、プレス成
形時に中間連結部の一部を加圧してエンボス部を形成
し、このエンボス部により補強部材とビーム部とを連結
するようにしたので、溶接によらず補強部材とビーム部
とを連結することができ、溶接歪が生じることもないの
で、精度的にも優れた、成形作業性のよい自動車用ドア
ガードバーとなる。
バーをプレス加工により成形する場合に、ビーム部の全
長若しくは一部に少なくとも2つの円管状部分を形成す
れば、強度特性が1本パイプ状のビーム部より大幅に向
上することになり、より低い強度の材料、つまり安価な
材料を使用しても所望の強度を維持でき、これによりガ
ードバーの製造が安価にできる。なお、プレス成形品で
あるため、自動車用ドアガードバー全体重量も軽量化で
きる。また、自動車用ドアのドア空間は、種々の理由か
ら挟小となっていても、上下方向には比較的余裕スペー
スが存在するので、円管状部分をドア空間内に上下に配
置すれば、ドア空間内の余裕スペースを利用してガード
バーを収納でき、ビーム部の強度特性が低下させること
なく収納できる。請求項2に記載の発明は、円管状部分
を長手方向中央部に所定長さ形成したので、最も強度が
必要となるビーム部の長手方向中央部の強度特性が向上
する。請求項3に記載の発明は、少なくとも2つの円管
状部分を一体的に中間連結部により連結しているので、
強度のある円管状部分が上下方向に広がり、より安全性
の高いものが得られることになる。しかも、プレス成形
する場合に中間連結部が存在していれば、複数の円管状
部分の成形が容易となり、プレス成形時の成形性が向上
する。請求項4に記載の発明は、ビーム部における円管
状部分の長手方向端部から伸延する部分の厚みを漸減す
る構成としたので、自動車用ドアガードバーをドア空間
内において両端支持した場合には、ビーム部が全長にわ
たり一定の断面形状とならず、長手方向中央部分が太く
なり、ビーム部の中央部の円管状部分から次第に断面形
状が変化し、中央部分は所望の強度を有し、端部に近づ
くにともなって強度が変化するように成形でき、強度や
剛性の面で優れたものとなり、しかも、端部近辺で過剰
な材料が生じることもなく、場合によっては、ビーム部
の長手方向の強度特性を場所により変更することも可能
となる。請求項5に記載の発明では、ビーム部における
円管状部分の内部若しくは外部に接するように補強部材
を設けたので、自動車用ドアガードバーを両端支持して
取付けたとき、最も強度や剛性が必要な中央部分の強度
等をさらに高めることができる。請求項6に記載の発明
では、補強部材とビーム部とを連結する場合、プレス成
形時に中間連結部の一部を加圧してエンボス部を形成
し、このエンボス部により補強部材とビーム部とを連結
するようにしたので、溶接によらず補強部材とビーム部
とを連結することができ、溶接歪が生じることもないの
で、精度的にも優れた、成形作業性のよい自動車用ドア
ガードバーとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図面に示す実施
の形態に基づき説明する。 (実施の形態1)図1は自動車用ドアの正面概略図、図
2は図1の2−2線に沿う断面図、図3は図1の3−3
線に沿う断面相当図であり、図3aは端部ブラケットが
直状に形成された例を、また図3bは端部ブラケットの
一方が折曲された例を示すものであり、図4は本発明の
実施の形態1に係る自動車用ドアガードバーの斜視図、
図5は図4の5−5線に沿う断面図、図6は図4の側面
図、図7は図4の7−7線に沿う断面図である。
の形態に基づき説明する。 (実施の形態1)図1は自動車用ドアの正面概略図、図
2は図1の2−2線に沿う断面図、図3は図1の3−3
線に沿う断面相当図であり、図3aは端部ブラケットが
直状に形成された例を、また図3bは端部ブラケットの
一方が折曲された例を示すものであり、図4は本発明の
実施の形態1に係る自動車用ドアガードバーの斜視図、
図5は図4の5−5線に沿う断面図、図6は図4の側面
図、図7は図4の7−7線に沿う断面図である。
【0011】図1〜3において、自動車用ドア10は、
アウタードアパネル11とインナードアパネル12とを
合体して形成したものであり、両ドアパネル11,12
により区画形成されたドア空間13内には、ウィンドガ
ラス14を収納するための空間15や、該ウィンドガラ
ス14を昇降させる駆動機構16等のほかに、自動車用
ドアガードバー20も収納されている。
アウタードアパネル11とインナードアパネル12とを
合体して形成したものであり、両ドアパネル11,12
により区画形成されたドア空間13内には、ウィンドガ
ラス14を収納するための空間15や、該ウィンドガラ
ス14を昇降させる駆動機構16等のほかに、自動車用
ドアガードバー20も収納されている。
【0012】この自動車用ドアガードバー20は、側面
衝突時における乗員の安全性を確保するために、上下方
向の幅は相当大きいものが好ましく、前後方向長さもド
ア空間13の前後方向全長にわたって伸延されているこ
とが好ましい。したがって、ドアガードバー20は、図
3aに示すように、前記ドア空間13の前後方向全長に
わたって伸延されたビーム部21を有しており、このビ
ーム部21の両端に設けられた端部ブラケット22,2
2によりアウタードアパネル11とインナードアパネル
12間に溶接等の固着手段で固着されている。ただ、自
動車によっては、ドアロック機構17をドアのリヤー側
Rに取付ける関係上、図3bに示すように、リヤー側の
端部ブラケット22が折曲されているものもある。な
お、図3中「Fr」は、フロント側を示すものである。
衝突時における乗員の安全性を確保するために、上下方
向の幅は相当大きいものが好ましく、前後方向長さもド
ア空間13の前後方向全長にわたって伸延されているこ
とが好ましい。したがって、ドアガードバー20は、図
3aに示すように、前記ドア空間13の前後方向全長に
わたって伸延されたビーム部21を有しており、このビ
ーム部21の両端に設けられた端部ブラケット22,2
2によりアウタードアパネル11とインナードアパネル
12間に溶接等の固着手段で固着されている。ただ、自
動車によっては、ドアロック機構17をドアのリヤー側
Rに取付ける関係上、図3bに示すように、リヤー側の
端部ブラケット22が折曲されているものもある。な
お、図3中「Fr」は、フロント側を示すものである。
【0013】本実施の形態1の自動車用ドアガードバー
20は、図4に示すように、1枚のプレートにプレス加
工を施すことにより、前記ドアパネル11,12に連結
される端部ブラケット22,22及びビーム部21を成
形している。プレス成形によりドアガードバー20を形
成すれば、全体を軽量化でき好ましいものが得られるこ
とになる。
20は、図4に示すように、1枚のプレートにプレス加
工を施すことにより、前記ドアパネル11,12に連結
される端部ブラケット22,22及びビーム部21を成
形している。プレス成形によりドアガードバー20を形
成すれば、全体を軽量化でき好ましいものが得られるこ
とになる。
【0014】本実施の形態1のビーム部21は、図4,
5に示すように、長手方向の一部、つまり中央部分に、
断面半円状の2つの円管状部分23,23が形成され、
これら円管状部分23,23を中間連結部24が連結し
た形状、つまり断面形状がいわゆる眼鏡状に成形されて
いる。
5に示すように、長手方向の一部、つまり中央部分に、
断面半円状の2つの円管状部分23,23が形成され、
これら円管状部分23,23を中間連結部24が連結し
た形状、つまり断面形状がいわゆる眼鏡状に成形されて
いる。
【0015】ドアガードバー20をプレス加工により成
形する場合に、ビーム部21の長手方向中央部に2つの
円管状部分23,23を形成すれば、最も強度が必要と
なるビーム部21の長手方向中央部の強度特性が、1本
パイプ状のビーム部より大幅に向上することになり、よ
り低い強度の材料、つまり全体を安価な材料で形成して
も所望の強度を維持でき、製造が安価にできる。
形する場合に、ビーム部21の長手方向中央部に2つの
円管状部分23,23を形成すれば、最も強度が必要と
なるビーム部21の長手方向中央部の強度特性が、1本
パイプ状のビーム部より大幅に向上することになり、よ
り低い強度の材料、つまり全体を安価な材料で形成して
も所望の強度を維持でき、製造が安価にできる。
【0016】また、本実施の形態1のドアガードバー2
0は、軸方向中央部分から端部ブラケット22,22に
向かって伸延する部分は、前述した円管状ではなく、図
6に示すように、ビーム部21の厚みtを漸減するよう
に形成されている。この部分の断面形状は、図7に示す
ように2つの断面U字状部分25,25を中間連結部2
4が連結した形状である。
0は、軸方向中央部分から端部ブラケット22,22に
向かって伸延する部分は、前述した円管状ではなく、図
6に示すように、ビーム部21の厚みtを漸減するよう
に形成されている。この部分の断面形状は、図7に示す
ように2つの断面U字状部分25,25を中間連結部2
4が連結した形状である。
【0017】このようにビーム部1が全長にわたり一定
の断面形状でなく、端部近辺の厚みtを薄くすれば、両
端を支持した場合には、ビーム部21の長手方向中央部
分が太く、中央部から端部にかけて次第に断面形状が変
化することになり、中央部分は所望の強度を有し、端部
に近づくにしたがって強度が変化することになり、側面
衝突時における乗員の安全性を確保するために強度や剛
性の面で優れたものとなる。しかも、端部近辺で過剰な
材料が生じることがない。
の断面形状でなく、端部近辺の厚みtを薄くすれば、両
端を支持した場合には、ビーム部21の長手方向中央部
分が太く、中央部から端部にかけて次第に断面形状が変
化することになり、中央部分は所望の強度を有し、端部
に近づくにしたがって強度が変化することになり、側面
衝突時における乗員の安全性を確保するために強度や剛
性の面で優れたものとなる。しかも、端部近辺で過剰な
材料が生じることがない。
【0018】したがって、使用の形態によっては、ビー
ム部21の長手方向の強度特性を場所により適宜変更す
ることも可能となり、例えば、車種ごとに異なるドアガ
ードバーを使用する場合等には、円管状部分23の長さ
を調節することのみで所望の強度を有するドアガードバ
ーとすることができる。
ム部21の長手方向の強度特性を場所により適宜変更す
ることも可能となり、例えば、車種ごとに異なるドアガ
ードバーを使用する場合等には、円管状部分23の長さ
を調節することのみで所望の強度を有するドアガードバ
ーとすることができる。
【0019】なお、このビーム部21の円管状部分23
を形成するには、図8に示すような工程順に行なうこと
ができる。図8a〜eは同実施の形態1の成形状態を工
程別に示す要部断面図である。
を形成するには、図8に示すような工程順に行なうこと
ができる。図8a〜eは同実施の形態1の成形状態を工
程別に示す要部断面図である。
【0020】まず、図8aに示すように、平坦なプレー
トPを上下のプレス型(図示せず)間に設置し、中央に
中間連結部24を形成する。次に、図8bに示すよう
に、中間連結部24以外の平坦な部分Paの先端を所定
の半径で90°程度カールさせる。
トPを上下のプレス型(図示せず)間に設置し、中央に
中間連結部24を形成する。次に、図8bに示すよう
に、中間連結部24以外の平坦な部分Paの先端を所定
の半径で90°程度カールさせる。
【0021】このカール部26と中間連結部24との中
間を、図8cに示すように、90°に折り曲げた後に、
図8dに示すように、底片27を平坦にし、図8eに示
すように、カール部26をさらにカールさせ、先端が中
間連結部24と接触する程度まで加圧すれば、ドアガー
ドバー20を形成することができる。
間を、図8cに示すように、90°に折り曲げた後に、
図8dに示すように、底片27を平坦にし、図8eに示
すように、カール部26をさらにカールさせ、先端が中
間連結部24と接触する程度まで加圧すれば、ドアガー
ドバー20を形成することができる。
【0022】この結果、溶接作業を行なうことなく、円
管状部分23を有するビーム部21を形成することがで
き、完成した製品に溶接歪が生じることがなく、精度及
び成形作業性のよいガードバーが得られる。
管状部分23を有するビーム部21を形成することがで
き、完成した製品に溶接歪が生じることがなく、精度及
び成形作業性のよいガードバーが得られる。
【0023】このようにして形成された自動車用ドアガ
ードバー20を自動車用ドアの内部空間13に取付ける
には、両方の端部ブラケット21,21をビスあるいは
溶接によりアウタードアパネル11とインナードアパネ
ル12との間に固着し、両端支持状態とする。
ードバー20を自動車用ドアの内部空間13に取付ける
には、両方の端部ブラケット21,21をビスあるいは
溶接によりアウタードアパネル11とインナードアパネ
ル12との間に固着し、両端支持状態とする。
【0024】この場合、前記ビーム部21の円管状部分
23が該ドア空間13内において上下となるように配置
する。前述したように挟小な内部空間13であっても、
上下方向には比較的余裕スぺースが存在しているので、
円管状部分23を上下配置とすれば、1本のパイプによ
り構成したものに比し、強度や剛性が著しく高まり、比
較的幅広の自動車用ドアガードバー20であっても確実
に内部空間内に収納することができる。
23が該ドア空間13内において上下となるように配置
する。前述したように挟小な内部空間13であっても、
上下方向には比較的余裕スぺースが存在しているので、
円管状部分23を上下配置とすれば、1本のパイプによ
り構成したものに比し、強度や剛性が著しく高まり、比
較的幅広の自動車用ドアガードバー20であっても確実
に内部空間内に収納することができる。
【0025】前記自動車用ドアガードバー20を有する
自動車が側面衝突を受けた場合には、その衝撃は、自動
車のドアパネル11,12自体が緩衝機能を発揮してこ
れに対抗し、乗員にまで伝達される事態を防止するが、
このドアパネル11,12によっても抗しきれない衝撃
は、主としてドアガードバー20により緩衝する。
自動車が側面衝突を受けた場合には、その衝撃は、自動
車のドアパネル11,12自体が緩衝機能を発揮してこ
れに対抗し、乗員にまで伝達される事態を防止するが、
このドアパネル11,12によっても抗しきれない衝撃
は、主としてドアガードバー20により緩衝する。
【0026】衝撃がドアガードバー20にまで伝わった
場合における当該ドアガードバー20の変形モードは、
まず、図5に破線で示すように、衝撃を受けた円管状部
分23の内端23aが中間連結部24の上面24aで滑
るように移動し、初期変形を起こす。
場合における当該ドアガードバー20の変形モードは、
まず、図5に破線で示すように、衝撃を受けた円管状部
分23の内端23aが中間連結部24の上面24aで滑
るように移動し、初期変形を起こす。
【0027】次に、円管状部分23が押し潰され、そし
て溝状に伸延されている中間連結部24が変形すること
になり、ドアガードバー20全体の変形が生じることに
なる。つまり、本実施の形態1のドアガードバー20
は、その構造から積極的に初期変形させた後に、全体変
形に移行するという段階的変形モードとなり、種々の衝
撃に対する吸収能力を調節可能となる。
て溝状に伸延されている中間連結部24が変形すること
になり、ドアガードバー20全体の変形が生じることに
なる。つまり、本実施の形態1のドアガードバー20
は、その構造から積極的に初期変形させた後に、全体変
形に移行するという段階的変形モードとなり、種々の衝
撃に対する吸収能力を調節可能となる。
【0028】(実施の形態2)また、本発明では、下記
実施の形態2のように前記衝撃吸収能力を局部的に高め
ることも可能である。図9は本発明の実施の形態2に係
る自動車用ドアガードバーの斜視図、図10は図9の1
0−10線に沿う断面図である。
実施の形態2のように前記衝撃吸収能力を局部的に高め
ることも可能である。図9は本発明の実施の形態2に係
る自動車用ドアガードバーの斜視図、図10は図9の1
0−10線に沿う断面図である。
【0029】本実施の形態2に係る自動車用ドアガード
バー20aは、ビーム部21の長手方向全長にわたり円
管状部分23を形成し、該円管状部分23の中央部分の
外部に接するように補強部材30を取付けたものであ
る。
バー20aは、ビーム部21の長手方向全長にわたり円
管状部分23を形成し、該円管状部分23の中央部分の
外部に接するように補強部材30を取付けたものであ
る。
【0030】このドアガードバー20aも、ビーム部2
1の円管状部分23,23相互間に該円管状部分23と
一体的に形成された中間連結部24を有している。特
に、本実施の形態2のように円管状部分23に補強部材
30を取付けるようにした場合には、中間連結部24が
有れば、プレス成形により補強部材30を円管状部分2
3に取付ける作業が極めて簡単になる。
1の円管状部分23,23相互間に該円管状部分23と
一体的に形成された中間連結部24を有している。特
に、本実施の形態2のように円管状部分23に補強部材
30を取付けるようにした場合には、中間連結部24が
有れば、プレス成形により補強部材30を円管状部分2
3に取付ける作業が極めて簡単になる。
【0031】つまり、ドアガードバー20aを、図8a
〜eに示す工程順に成形した後に、このドアガードバー
20aに補強部材30を形成するプレートを外接するよ
うに添着し、前記ドアガードバー20aを成形した上下
のプレス型間に設置し、同様にプレス成形する。
〜eに示す工程順に成形した後に、このドアガードバー
20aに補強部材30を形成するプレートを外接するよ
うに添着し、前記ドアガードバー20aを成形した上下
のプレス型間に設置し、同様にプレス成形する。
【0032】この場合、ビーム部21と補強部材30の
それぞれ重合した中間連結部24及び24aを前記上下
のプレス型に形成された凹凸部により加圧し、エンボス
部31を形成すれば、中間連結部24及び24aを上下
両面から支持でき、エンボス部31の形成が容易とな
り、簡単に円管状部分23の外部に補強部材30が固着
されたドアガードバー20aを形成することができる。
それぞれ重合した中間連結部24及び24aを前記上下
のプレス型に形成された凹凸部により加圧し、エンボス
部31を形成すれば、中間連結部24及び24aを上下
両面から支持でき、エンボス部31の形成が容易とな
り、簡単に円管状部分23の外部に補強部材30が固着
されたドアガードバー20aを形成することができる。
【0033】この結果、溶接作業を行なうことなく、円
管状部分23の外部に補強部材30が固着されたビーム
部21を有するガードバー20aを形成することができ
るので、完成した製品に溶接歪が生じることがなく、精
度及び成形作業性のよいガードバーが得られる。そし
て、補強部材30が固着されたビーム部21を有するガ
ードバー20aは、前記したガードバー20に比し、補
強部材30が固着されているだけ衝撃吸収能力を局部的
に高めることができることになる。
管状部分23の外部に補強部材30が固着されたビーム
部21を有するガードバー20aを形成することができ
るので、完成した製品に溶接歪が生じることがなく、精
度及び成形作業性のよいガードバーが得られる。そし
て、補強部材30が固着されたビーム部21を有するガ
ードバー20aは、前記したガードバー20に比し、補
強部材30が固着されているだけ衝撃吸収能力を局部的
に高めることができることになる。
【0034】本発明は、上述した実施例に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内で種々に
改変することができる。
のではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内で種々に
改変することができる。
【0035】例えば、前述した自動車用ドアガードバー
20は、図5に示すように、ビーム部21の2つの円管
状部分23の内端23aが中間連結部24の上面24a
に当接するように形成されているが、図11に示す各実
施の形態のように構成しても良い。
20は、図5に示すように、ビーム部21の2つの円管
状部分23の内端23aが中間連結部24の上面24a
に当接するように形成されているが、図11に示す各実
施の形態のように構成しても良い。
【0036】図11aに示す実施の形態は、円管状部分
23の内端23aにフランジ部23bを設け、このフラ
ンジ部23aが中間連結部24の上面24aに当接する
ように構成したものであり、また、図11bに示す実施
の形態は、中間連結部24のないものであり、円管状部
分23の内端23aが相互に当接したものである。
23の内端23aにフランジ部23bを設け、このフラ
ンジ部23aが中間連結部24の上面24aに当接する
ように構成したものであり、また、図11bに示す実施
の形態は、中間連結部24のないものであり、円管状部
分23の内端23aが相互に当接したものである。
【0037】これら図11a及び図11bに示す実施の
形態のものでは、前述した初期変形量が零に設定できる
ものとなっている。
形態のものでは、前述した初期変形量が零に設定できる
ものとなっている。
【0038】図11cに示す実施の形態は、円管状部分
23の内端23aが中間連結部24の側辺部分24bに
当接するようにカールしたものであり、この内端23a
と中間連結部24の上面24aとの間にわずかな隙間s
が生じるようにしている。前記実施の形態1,2では、
初期変形時に、円管状部分23の内端23aが中間連結
部24の上面24aに沿って移動するが、本実施の形態
では、円管状部分23の内端23aが中間連結部24の
側辺部分に沿って移動することにより初期変形を行なっ
ており、より小さな衝撃に対してこれを吸収する機能を
有するものとなっている。
23の内端23aが中間連結部24の側辺部分24bに
当接するようにカールしたものであり、この内端23a
と中間連結部24の上面24aとの間にわずかな隙間s
が生じるようにしている。前記実施の形態1,2では、
初期変形時に、円管状部分23の内端23aが中間連結
部24の上面24aに沿って移動するが、本実施の形態
では、円管状部分23の内端23aが中間連結部24の
側辺部分に沿って移動することにより初期変形を行なっ
ており、より小さな衝撃に対してこれを吸収する機能を
有するものとなっている。
【0039】図11dに示す実施の形態は、中間連結部
24と円管状部分23が平坦となるようにしたものであ
り、本実施の形態も、初期変形時に、円管状部分23の
内端23aが中間連結部24の上面24aに沿って移動
することにより行なうものである。
24と円管状部分23が平坦となるようにしたものであ
り、本実施の形態も、初期変形時に、円管状部分23の
内端23aが中間連結部24の上面24aに沿って移動
することにより行なうものである。
【0040】図11eに示す実施の形態は、円管状部分
23が中間連結部24の側辺部分24bに当接するとと
もにその内端23aが中間連結部24と円管状部分23
との角部25に当接するようにしたものである。本実施
の形態では、初期変形に対する抵抗力がかなり大きなも
のとなる。
23が中間連結部24の側辺部分24bに当接するとと
もにその内端23aが中間連結部24と円管状部分23
との角部25に当接するようにしたものである。本実施
の形態では、初期変形に対する抵抗力がかなり大きなも
のとなる。
【0041】また、前記実施の形態では、補強部材30
は、円管状部分23の外部に接するように設けられてい
るが、この補強部材30は、円管状部分23の内部に接
するように設けても良い。この場合も前記外接の場合と
同様に、板材を2枚重ねとし、プレス装置を用いて成形
すればよい。
は、円管状部分23の外部に接するように設けられてい
るが、この補強部材30は、円管状部分23の内部に接
するように設けても良い。この場合も前記外接の場合と
同様に、板材を2枚重ねとし、プレス装置を用いて成形
すればよい。
【0042】さらに、前記エンボス部31は、中間連結
部24を加圧することにより形成しているが、円管状部
分23が短いような場合にはエンボス部31の形成が容
易となるので、補強部材30の端部に形成し、補強部材
30とビーム部21とを固着するようにしても良い。
部24を加圧することにより形成しているが、円管状部
分23が短いような場合にはエンボス部31の形成が容
易となるので、補強部材30の端部に形成し、補強部材
30とビーム部21とを固着するようにしても良い。
【0043】なお、前記実施の形態では、2つの円管状
部分23をビーム部21に形成したものであるが、本発
明は、これのみに限定されるものではなく、3つあるい
は4つ等複数の円管状部分23をビーム部21に形成し
てもよいことは言うまでもない。
部分23をビーム部21に形成したものであるが、本発
明は、これのみに限定されるものではなく、3つあるい
は4つ等複数の円管状部分23をビーム部21に形成し
てもよいことは言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載の発明では、ビーム部の全長若しくは一部に少なくと
も2つの円管状部分を形成すれば、強度特性が1本パイ
プ状のビーム部より大幅に向上することになり、より低
い強度の材料、つまり安価な材料を使用しても所望の強
度を維持でき、これによりガードバーの製造が安価にで
き、しかもプレス成形であるため、自動車用ドアガード
バー全体重量を軽量化できる。また、円管状部分をドア
空間内に上下に配置すれば、ビーム部の強度特性が低下
することなくガードバーを収納できる。請求項2に記載
の発明は、円管状部分を長手方向中央部に所定長さ形成
したので、最も強度が必要となるビーム部の長手方向中
央部の強度特性が向上する。請求項3に記載の発明は、
中間連結部により最も強度のあるビーム部が上下方向に
広がり、より安全性の高いものが得られ、しかも、プレ
スの成形性が向上する。請求項4に記載の発明は、ドア
ガードバーを両端支持した場合に、中央部分が所望の強
度を有し、端部に近づくにともなって強度が変化するよ
うに成形でき、強度や剛性の面で優れたものとなり、し
かも、端部近辺で過剰な材料が生じることもなく、場合
によっては、ビーム部の長手方向の強度特性を場所によ
り変更することも可能となる。請求項5に記載の発明で
は、補強部材によりドアガードバーの中央部分の強度等
をさらに高まる。請求項6に記載の発明では、溶接によ
らず補強部材とビーム部とを連結でき、精度的にも優れ
た、成形作業性のよいドアガードバーとなる。
載の発明では、ビーム部の全長若しくは一部に少なくと
も2つの円管状部分を形成すれば、強度特性が1本パイ
プ状のビーム部より大幅に向上することになり、より低
い強度の材料、つまり安価な材料を使用しても所望の強
度を維持でき、これによりガードバーの製造が安価にで
き、しかもプレス成形であるため、自動車用ドアガード
バー全体重量を軽量化できる。また、円管状部分をドア
空間内に上下に配置すれば、ビーム部の強度特性が低下
することなくガードバーを収納できる。請求項2に記載
の発明は、円管状部分を長手方向中央部に所定長さ形成
したので、最も強度が必要となるビーム部の長手方向中
央部の強度特性が向上する。請求項3に記載の発明は、
中間連結部により最も強度のあるビーム部が上下方向に
広がり、より安全性の高いものが得られ、しかも、プレ
スの成形性が向上する。請求項4に記載の発明は、ドア
ガードバーを両端支持した場合に、中央部分が所望の強
度を有し、端部に近づくにともなって強度が変化するよ
うに成形でき、強度や剛性の面で優れたものとなり、し
かも、端部近辺で過剰な材料が生じることもなく、場合
によっては、ビーム部の長手方向の強度特性を場所によ
り変更することも可能となる。請求項5に記載の発明で
は、補強部材によりドアガードバーの中央部分の強度等
をさらに高まる。請求項6に記載の発明では、溶接によ
らず補強部材とビーム部とを連結でき、精度的にも優れ
た、成形作業性のよいドアガードバーとなる。
【図1】 自動車用ドアの正面概略図である。
【図2】 図1の2−2線に沿う断面図である。
【図3】 図1の3−3線に沿う断面相当図であり、図
3aは端部ブラケットが直状に形成された例を、また図
3aは端部ブラケットの一方が折曲された例を示す図で
ある。
3aは端部ブラケットが直状に形成された例を、また図
3aは端部ブラケットの一方が折曲された例を示す図で
ある。
【図4】 本発明の実施の形態1の斜視図である。
【図5】 図4の5−5線に沿う断面図である。
【図6】 図4の側面図である。
【図7】 図4の7−7線に沿う断面図である。
【図8】 同実施の形態1の成形状態を工程別に示す要
部断面図である。
部断面図である。
【図9】 本発明の実施の形態2の斜視図である。
【図10】 図9の10−10線に沿う断面図である。
【図11】 本発明の他の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図12】 従来のドアガードバーを示す図である。
【図13】 従来の他のドアガードバーを示す図であ
る。
る。
【図14】 従来のさらに他のドアガードバーを示す図
である。
である。
10…自動車用ドア、 11,12…ドアパネ
ル、13…ドア空間、 20…自動車用ドア
ガードバー、21…ビーム部、 22…端部
ブラケット、23…円管状部分、 24…中間
連結部、30…補強部材、 31…エンボス
部、t…ビーム部の厚み。
ル、13…ドア空間、 20…自動車用ドア
ガードバー、21…ビーム部、 22…端部
ブラケット、23…円管状部分、 24…中間
連結部、30…補強部材、 31…エンボス
部、t…ビーム部の厚み。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
Claims (6)
- 【請求項1】 自動車用ドア(10)のドアパネル(11,12)
により形成されるドア空間(13)内に前後方向に伸延する
ように設けられ、該ドアパネル(11,12)に連結される端
部ブラケット(22,22) と、該端部ブラケット(22,22) 間
に設けられたビーム部(21)とを1枚のプレートにプレス
成形を施すことにより成形してなる自動車用ドアガード
バー(20)において、 前記ビーム部(21)の全長若しくは一部に長手軸線に沿っ
て伸延された少なくとも2つの円管状部分(23,23)を形
成し、これら円管状部分(23,23)が前記ドア空間(13)内
に上下に位置するように取付けたことを特徴とする自動
車用ドアガードバー。 - 【請求項2】 前記ビーム部(21)は、前記円管状部分(2
3,23)を長手方向中央部に所定長さ形成したことを特徴
とする請求項1に記載の自動車用ドアガードバー。 - 【請求項3】 前記ビーム部(21)は、前記円管状部分(2
3,23)相互間を中間連結部(24)により一体的に連結した
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用ドア
ガードバー。 - 【請求項4】 前記ビーム部(21)は、前記円管状部分(2
3,23)の長手方向端部から前記端部ブラケット(22,22)
に向かって伸延する部分を該ビーム部(21)の厚み(t)を
漸減するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3の
いずれかに記載の自動車用ドアガードバー。 - 【請求項5】 前記ビーム部(21)は、前記円管状部分(2
3,23)の内部若しくは外部に接するように補強部材(30)
を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに
記載の自動車用ドアガードバー。 - 【請求項6】 前記補強部材(30)は、前記中間連結部(2
4)を加圧することにより形成したエンボス部(31)により
前記ビーム部(21)と固着されるようにしたことを特徴と
する請求項5に記載の自動車用ドアガードバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24600195A JPH0986172A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 自動車用ドアガードバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24600195A JPH0986172A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 自動車用ドアガードバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0986172A true JPH0986172A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17141995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24600195A Withdrawn JPH0986172A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 自動車用ドアガードバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0986172A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002012032A (ja) * | 2000-07-03 | 2002-01-15 | Om Kogyo Kk | 自動車ドア補強材 |
| DE10128198A1 (de) * | 2001-06-11 | 2002-12-19 | Benteler Automobiltechnik Gmbh | Platine als Halbzeug für einen Seitenaufprallträger und Seitenaufprallträger für ein Kraftfahrzeug |
| EP1880779A1 (en) * | 2003-03-28 | 2008-01-23 | Shape Corporation | Low-profile high-strength vehicle door beam |
| CN107303973A (zh) * | 2016-04-18 | 2017-10-31 | 南通中集特种运输设备制造有限公司 | 用于集装箱或者厢式车箱体的箱门及具有其的箱体 |
| WO2024009811A1 (ja) * | 2022-07-04 | 2024-01-11 | 日本製鉄株式会社 | 自動車ドア用衝撃吸収部材、自動車ドア、ブランク、及び、自動車ドア用衝撃吸収部材の製造方法 |
-
1995
- 1995-09-25 JP JP24600195A patent/JPH0986172A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002012032A (ja) * | 2000-07-03 | 2002-01-15 | Om Kogyo Kk | 自動車ドア補強材 |
| US6591577B2 (en) * | 2000-07-03 | 2003-07-15 | Om Corporation | Automobile door reinforcing member |
| DE10128198A1 (de) * | 2001-06-11 | 2002-12-19 | Benteler Automobiltechnik Gmbh | Platine als Halbzeug für einen Seitenaufprallträger und Seitenaufprallträger für ein Kraftfahrzeug |
| US6663169B2 (en) | 2001-06-11 | 2003-12-16 | Benteler Automobiltechnik Gmbh & Co. Kg | Semi-finished flat blank for a side impact beam, and side impact beam for a motor vehicle |
| DE10128198C2 (de) * | 2001-06-11 | 2003-12-24 | Benteler Automobiltechnik Gmbh | Seitenaufprallträger für ein Kraftfahrzeug und Platine als Halbzeug für einen Seitenaufprallträger |
| EP1880779A1 (en) * | 2003-03-28 | 2008-01-23 | Shape Corporation | Low-profile high-strength vehicle door beam |
| CN107303973A (zh) * | 2016-04-18 | 2017-10-31 | 南通中集特种运输设备制造有限公司 | 用于集装箱或者厢式车箱体的箱门及具有其的箱体 |
| WO2024009811A1 (ja) * | 2022-07-04 | 2024-01-11 | 日本製鉄株式会社 | 自動車ドア用衝撃吸収部材、自動車ドア、ブランク、及び、自動車ドア用衝撃吸収部材の製造方法 |
| JPWO2024009811A1 (ja) * | 2022-07-04 | 2024-01-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |