JPH0986366A - 車両挙動制御装置 - Google Patents

車両挙動制御装置

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JPH0986366A
JPH0986366A JP24794895A JP24794895A JPH0986366A JP H0986366 A JPH0986366 A JP H0986366A JP 24794895 A JP24794895 A JP 24794895A JP 24794895 A JP24794895 A JP 24794895A JP H0986366 A JPH0986366 A JP H0986366A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コストの増加を招くことなく、非制動時の制動
力制御における制動力発生の応答性を向上させる。 【解決手段】横加速度YG ,ヨーレートψ,車速Vをも
とに横滑り角βを算出し、この横滑り角βとこれをもと
に算出した横滑り角変化速度dβ/dtとから車両状態
判断量VTを求め、車両状態判断量VTがモータ駆動開
始のしきい値VTm以上となったとき、切換弁22F1
〜22R2 を作動してマスタシリンダ8と各ホイールシ
リンダとの間を遮断し、モータ36を駆動して作動油圧
を昇圧する。車両状態判断量VTが制御開始のしきい値
VTs以上となった時点で所定のインレットバルブ及び
アウトレットバルブを作動する。このとき、しきい値V
Tmをしきい値VTsよりも、作動油圧の昇圧に要する
時間に応じた分だけ小さい値に設定しておき、車両状態
判断量VTがしきい値VTs以上となる時点までに作動
油圧を昇圧させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両挙動が安定
するように制動力を発生するようにした車両挙動制御装
置に関し、特に、非対称な路面状況やカーブを走行中に
おける車両挙動を安定させることの可能な車両挙動制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、加速中の旋回走行時等のような、
非制動時に駆動輪の空転の発生を防止するために、ブレ
ーキペダルの状態に関係なく駆動輪に制動力を与えるよ
うにした車両挙動制御装置としては、例えば、特開平4
−193658号公報に記載のものが知られていて、こ
の従来の装置では、アンチスキッド制御用のポンプ等の
液圧ユニットの他に、制動力制御用に新たに液圧ユニッ
トを設けている。そして、車両の横滑り角(前記公報で
はスリップ角)をもとに目標スリップ率を設定してこれ
をもとに目標ブレーキ液圧を設定し、これに応じたブレ
ーキ液圧を発生させることによって、適正なスリップ状
態にさせる制動力を発生させて車両挙動を安定させるよ
うにしている。そして、ブレーキペダルの操作を伴わな
い非制動中には、マスタシリンダと液圧ユニットとを切
り換えて、液圧ユニットからの制動液圧を制御して目標
ブレーキ液圧に調整し、これを制動用シリンダに供給す
ることによって制動力を発生させ、駆動輪の空転の発生
等を防止し、車両挙動を安定させるようにしている。
【0003】また、例えば、油圧源として油圧ブースタ
を用い、この油圧ブースタを制御することによって制動
力を与える装置も考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、制動力制御用に新たに液圧ユニットを設ける場
合、或いは、油圧ブースタを設ける場合には、新たに部
品を追加することになるので、コストの増加、或いは、
設置箇所を確保しなければらない等の問題がある。
【0005】そのため、これら油圧ユニット,油圧源等
を新たに設けることなく、アンチスキッド制御装置に用
いられているポンプを制動力制御にも共用する方法が考
えられる。しかしながら、この場合には、制動力制御に
よって制動力発生の指示がなされた後にこの指示をうけ
てポンプを駆動するようになるため、制動液圧が所定の
圧力に昇圧されるまでに時間がかかってしまい、その結
果、図15に示すように、モータが作動してからホイー
ルシリンダ圧PW/C の上昇が開始するまでに無駄時間が
発生してしまい、十分な応答性を得るためには、高性能
なポンプ等を用いなければならず、やはりコストアップ
を招いてしまうという未解決の課題がある。
【0006】そこで、この発明は、上記従来の未解決の
課題に着目してなされたものであり、大幅なコストアッ
プを招くことなく、制動力制御における制動力発生指示
から実際に制動力が発生するまでの無駄時間の発生を防
止し、応答性をより向上させることのできる車両挙動制
御装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る車両挙動制御装置は、車両挙動に応
じて制動用シリンダに供給される作動流体の圧力を制御
し、前記制動用シリンダで所定の制動力を発生させて車
両挙動を安定させる車両挙動制御装置において、車両挙
動を安定させるために前記制動力を発生させる必要があ
る時点よりも前の時点で、予め前記作動流体を昇圧する
ようにしたことを特徴としている。
【0008】また、請求項2に係る車両挙動制御装置
は、制動用シリンダに接続されたブレーキ配管内の作動
流体を駆動信号に応じて昇圧するポンプと、前記ブレー
キ配管に設けられ且つ前記制動用シリンダに供給される
作動流体の圧力を制御信号に応じて制御する制御弁と、
車両挙動を検出する車両挙動検出手段と、当該車両挙動
検出手段の検出値に基づき車両状態判断量を求める車両
状態判断量検出手段と、当該車両状態判断量検出手段で
検出した車両状態判断量に基づいて車両挙動が安定する
ように前記ポンプ及び制御弁に対して前記駆動信号,制
御信号を出力する制御手段と、を備え、前記制御手段
は、前記車両状態判断量検出手段が求めた車両状態判断
量が第1の基準値以上であるときに前記制御用シリンダ
が制動状態となるように前記制御弁に前記制御信号を出
力する制御弁制御手段と、前記車両状態判断量検出手段
が求めた車両状態判断量が前記第1の基準値よりも小さ
い第2の基準値以上であるときに前記ブレーキ配管内の
作動流体が昇圧するように前記ポンプに前記駆動信号を
出力するポンプ制御手段と、を備えることを特徴として
いる。
【0009】また、請求項3に係る車両挙動制御装置
は、請求項1又は2記載の車両挙動検出手段は、車速,
操舵状態,横加速度,ヨーレート及びマスタシリンダ圧
のうちの少なくとも何れか1つを前記車両挙動として検
出するようにした。また、請求項4に係る車両挙動制御
装置は、請求項1乃至3の何れかに記載の車両状態判断
量検出手段は、前記車両挙動検出手段が検出した車両挙
動から算出される車両の横滑り角及び横滑り角変化量に
基づいて車両状態判断量を求めるようにした。
【0010】また、請求項5に係る車両挙動制御装置
は、請求項1乃至3の何れかに記載の車両状態判断量検
出手段は、前記車両挙動検出手段が検出した車両挙動か
ら算出される目標ヨーレートと実際のヨーレートとの偏
差に基づいて車両状態判断量を求めるようにした。さら
に、請求項6に係る車両挙動制御装置は、請求項2乃至
5の何れかに記載の作動流体は作動油であって、前記第
2の基準値は、前記作動油の油温の低下に応じて減少す
るようにした。
【0011】よって、請求項1に係る車両挙動制御装置
によれば、例えば、車両挙動に基づいて制動力を発生さ
せる必要がある時点を予測し、この制動力を発生させる
必要がある時点よりも前の時点で、予め作動流体を昇圧
する。したがって、実際に制動力を発生させる時点では
すでに作動流体は昇圧しているから、制動用シリンダが
従来よりもより素早く作動する。
【0012】また、請求項2に係る車両挙動制御装置に
よれば、車両挙動から算出された車両状態判断量が、例
えば、制動力を発生させる必要があるとみなされる値と
して設定した第1の基準値以上となった時点で制御弁の
制御が開始される。しかし、車両状態判断量が、第1の
基準値よりも小さい値であり且つ作動流体の昇圧に要す
る時間に応じて設定された第2の基準値以上となった時
点でポンプが駆動されてブレーキ配管内の作動流体が昇
圧される。したがって、制御弁の制御が開始された時点
では、すでに作動流体は昇圧しているから、制動用シリ
ンダが従来よりも、より素早く作動するようになる。
【0013】また、請求項3に係る車両挙動制御装置に
よれば、車両挙動として、車速,操舵状態,横加速度,
ヨーレート及びマスタシリンダ圧のうちの少なくとも何
れか1つが検出される。また、請求項4に係る車両挙動
制御装置によれば、車両挙動検出手段が検出した車両挙
動から求められる車両の横滑り角及び横滑り角変化量に
基づいて車両状態判断量が検出される。
【0014】また、請求項5に係る車両挙動制御装置に
よれば、車両挙動検出手段が検出した車両挙動から求め
られる目標ヨーレートと実際のヨーレートとの偏差に基
づいて車両状態判断量が検出される。さらに、請求項6
に係る車両挙動制御装置によれば、作動流体が作動油で
ある場合には油温の低下に応じて作動油の粘性が高くな
り、その結果、昇圧時間が長くなるが、第2の基準値は
油温の低下に応じて減少するように設定されるから、油
温が低下した分、より早い段階でポンプの駆動が開始さ
れて作動油の昇圧が開始される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明における車両挙動
制御装置の概略構成を示すブロック図である。なお、油
圧系の機能構成は各車輪について同一であるので、ここ
では任意の車輪10に対して制動力制御を行う場合につ
いて説明する。
【0016】この車両挙動制御装置の油圧系は、ブレー
キペダル6の踏み込み状態に応じた作動油圧を出力する
マスタシリンダ8と、車輪10に対応するホイールシリ
ンダ(制動用シリンダ)11とが配管L1 を介して接続
されている。そして、この配管L1 の途中に、切換弁2
2が設けられ、この切換弁22のホイールシリンダ11
側にホイールシリンダ11への供給圧を制御する制御弁
32が接続されている。さらに、配管L1 の切換弁22
と制御弁32との間には、バイパス用の配管L 2 が接続
され、この配管L2 には、例えばポンプ等から構成され
る昇圧部39が設けられている。
【0017】前記切換弁22としては、例えば通常開状
態の2位置切り換え弁が適用でき、後述のコントローラ
20からの制御信号に応じて、マスタシリンダ8と制御
弁32との間を連通又は遮断状態にできるようになって
いる。また、前記制御弁32は、後述のコントローラ2
0からの制御信号に応じて作動し、通常、切換弁22と
ホイールシリンダ11とを連通状態に制御し、前記制御
信号に応じて切換弁22とホイールシリンダ11との間
を遮断状態にすると共に、ホイールシリンダ11に供給
される作動油圧を指定された油圧に制御するようになっ
ている。
【0018】そして、前記昇圧部39は、後述のコント
ローラ20からの駆動信号に応じて作動し、制御弁32
の上流側の作動油圧を昇圧できるようになっている。前
記コントローラ20(制御手段)は、例えば、ヨーレー
トセンサ、横加速度センサ、車輪速センサ等の車両挙動
を検出するセンサ1(車両挙動検出手段)で検出した車
両挙動情報をもとに、例えば、横滑り角等の車両状態判
断量を求め、この車両状態判断量の大きさに応じて前記
切換弁22を開閉制御すると共に、制御弁32及び昇圧
部39を制御するようになっている。
【0019】次に、上記実施の形態の動作を、コントロ
ーラ20の車両挙動制御処理の処理手順を示す図2のフ
ロチャートに基づいて説明する。この車両挙動制御処理
は、予め設定した一定時間毎の割り込みによって実行さ
れる。そして、コントローラ20では、まず、センサ1
で検出した横加速度、ヨーレート等の車両挙動情報をも
とに、車両状態判断量を求め、この車両状態判断量の大
きさに応じて車両挙動を安定させるために制動力を発生
させる必要性があるか否かを予測することによって、作
動油圧を昇圧する必要があるか否かを判定する(ステッ
プS1)。そして、車両が平坦路を直進走行している場
合等、車両状態判断量が小さく制動力を発生させる必要
性がないと予測される場合には、そのまま処理を終了す
る。よって、例えば、車両が平坦路を直進走行している
状態では、横滑り角等の車両状態判断量は小さいから、
制動力を発生させる必要はないものと判定する。
【0020】なお、通常状態では、切換弁22は開状態
であり、制御弁32は切換弁22とホイールシリンダ1
1との間を連通状態に制御しているから、マスタシリン
ダ8とホイールシリンダ11とが連通状態となり、この
状態でブレーキペダル6が操作された場合には、この踏
み込み状態に応じたマスタシリンダ圧が作動油圧とな
り、ホイールシリンダ11からマスタシリンダ圧に応じ
た制動力が車輪に与えられるようになっている。
【0021】そして、例えば、車両が加速中に旋回する
等によって、横加速度、或いはヨーレートが増大し、車
両状態判断量が増大した場合には、制動力を発生させる
必要性があるものとして、切換弁22を閉状態とする制
御信号を出力すると共に、制御弁32を制御して切換弁
22とホイールシリンダ11との間を遮断状態とした
後、昇圧部39を駆動させる。これによって、昇圧部3
9が作動して作動油圧の昇圧が開始され、制御弁32の
上流側の作動油圧が昇圧される(ステップS2,ポンプ
制御手段)。
【0022】この状態から横加速度等がさらに増加して
車両状態判断量が増加し、制動力を発生させる必要があ
ると判断された時点で(ステップS3)、制御弁32を
制御して、ホイールシリンダ11に供給される作動油圧
を所定の圧力に制御する(ステップS4,制御弁制御手
段)。これによって、ホイールシリンダ11から作動油
圧に応じた制動力が発生される。
【0023】このように、本実施の形態にあっては、予
め制動力を発生させる必要があるか否かを予測し、制動
力を発生させる必要があると予測された時点で作動油圧
の昇圧を開始することによって、実際に制動力を発生さ
せる必要があると判断された時点ではすでに作動油圧が
昇圧されているようにしたから、制御弁32の制御を開
始する時点から直ちにホイールシリンダ圧PW/C が増圧
されることになる。よって、図3に一点鎖線で示すよう
な従来の制動力制御での無駄時間の発生が回避され、図
3に実線で示すようにホイールシリンダ圧PW/C の応答
性が向上するのである。
【0024】
【実施例】次に、本発明を、図示実施例に基づいてさら
に詳細に説明する。図4は、本発明における車両挙動制
御装置の油圧系の回路図を示したものである。この油圧
系は、ブレーキペダル6と、このブレーキペダル6にブ
ースタ7を介して接続されるマスタシリンダ8と、リザ
ーバ9と、前左側〜後右側の車輪10FL〜10RRに
対するディスク式ブレーキのシリンダボディ内に設けら
れた制動用シリンダとしてのホイールシリンダ11FL
〜11RRとを含んで構成される。
【0025】そして、前輪側のホイールシリンダ11F
L及び11FRと、マスタシリンダ8とは、途中で2つ
に分岐する配管LF1 を介して接続され、分岐した一方
の配管LF2 にホイールシリンダ11FLが接続され、
他方の配管LF3 にホイールシリンダ11FRが接続さ
れている。そして、配管LF1 の分岐点とマスタシリン
ダ8との間に切換弁22F1 が設けられ、この切換弁2
2F1 をバイパスする配管LF4 には、切換弁22F1
のホイールシリンダ11FL及び11FR側の作動油圧
が所定圧以上となることを回避するためのリリーフ弁2
3Fが設けられている。
【0026】ここで、切換弁22F1 は、通常開状態で
ある電磁式2ポート2位置切換弁であって、後述するコ
ントローラ20から供給される制御信号I1 に応じて、
マスタシリンダ8と配管LF2 及びLF3 との間を連通
又は遮断状態にできるようになっている。つまり、切換
弁22F1 は、そのソレノイドに、電流ONの制御信号
1 が供給されたときに閉状態となり、電源OFFの制
御信号I1 が供給されたときに開状態となるようになっ
ている。
【0027】前記配管LF2 及びLF3 には、インレッ
トバルブ33FL及び33FRがそれぞれ設けられ、配
管LF2 のインレットバルブ33FLのホイールシリン
ダ11FL側には、リザーバ35Fへのバイパス用の配
管LF6 が設けられている。同様に、配管LF3 のイン
レットバルブ33FRのホイールシリンダ11FR側に
は、リザーバ35Fへのバイパス用の配管LF7 が設け
られている。そして、これら配管LF6 及びLF7 は実
際には、リザーバ35Fとモータ36によって駆動され
るポンプ37Fとを接続する配管LF5 に接続されてい
る。また、これら配管LF6 及びLF7 には、それぞれ
アウトレットバルブ34FL及び34FRがそれぞれ設
けられている。
【0028】そして、ポンプ37Fの吐出側と蓄圧用の
ダンパ室38Fとが配管LF8 を介して接続され、この
配管LF8 と前記配管LF1 の分岐点との間にパイパス
用の配管LF9 が設けられている。また、前記配管LF
1 のマスタシリンダ8及び切換弁22F1 間とポンプ3
7Fの吸引側との間に、バイパス用の配管LF10が形成
され、この配管LF10には、切換弁22F2 が設けられ
ている。
【0029】ここで、切換弁22F2 は、通常閉状態で
ある電磁式2ポート2位置切換弁であって、後述するコ
ントローラ20から供給される制御信号I2 に応じて、
マスタシリンダ8とポンプ37Fの吸引側とを連通又は
遮断状態にできるようになっている。つまり、切換弁2
2F2 のソレノイドに、電流ONの制御信号I2 が供給
されたときに開状態となり、電流OFFの制御信号I2
が供給されたときに閉状態となるようになっている。
【0030】また、前記インレットバルブ33FL及び
33FRは、通常開状態である電磁式の2ポート2位置
切換弁であって、後述するコントローラ20から供給さ
れる制御信号I5 ,I6 に応じて、配管LF1 とホイー
ルシリンダ11FL及び11FR間をそれぞれ連通又は
遮断状態にできるようになっている。つまり、インレッ
トバルブ33FL,33FRのソレノイドに、電流ON
の制御信号I5 ,I6が供給されたときに閉状態とな
り、電流OFFの制御信号I5 ,I6 が供給されたとき
に開状態となるようになっている。
【0031】また、前記アウトレットバルブ34FL及
び34FRは、通常閉状態である電磁式の2ポート2位
置切換弁であって、後述するコントローラ20から供給
される制御信号I9 ,I10に応じて、ホイールシリンダ
11FL及び11FRとリザーバ35Fとの間をそれぞ
れ連通又は遮断状態にできるようになっている。つま
り、アウトレットバルブ34FL,34FRのソレノイ
ドに、電流ONの制御信号I9 ,I10が供給されたとき
に開状態となり、電流OFFの制御信号I9 ,I 10が供
給されたときに閉状態となるようになっている。
【0032】そして、インレットバルブ33FL及び3
3FR,アウトレットバルブ34FL及び34FR、リ
ザーバ35F,ポンプ37F及びダンパ室38Fで、前
輪側のホイールシリンダ11FL及び11FRのホイー
ルシリンダ圧を制御する前輪側アクチュエータ21Fを
構成している。そして、通常状態では、切換弁22
1 ,インレットバルブ33FL及び33FRが開状
態、切換弁22F2 ,アウトレットバルブ34FL及び
34FRが閉状態であることから、マスタシリンダ8と
各ホイールシリンダ11FL及び11FRが連通状態と
なって、ブレーキペダル6の踏み込み状態に応じたマス
タシリンダ圧が各ホイールシリンダ11FL及び11F
Rに供給されて、これに応じた制動力を発生するように
なっている。
【0033】そして、各車輪のスリップ率に基づき必要
に応じて、前輪側アクチュエータ21Fを制御すること
によって、各ホイールシリンダ11FL及び11FRの
制動力を制御するアンチスキッド制御を行うようになっ
ている。すなわち、インレットバルブ33FL及び33
FRを開状態、アウトレットバルブ34FL及び34F
Rを閉状態とすれば、ブレーキペダル6の踏み込み量に
応じたマスタシリンダ8の作動油圧が切換弁22F1
インレットバルブ33FLを介してホイールシリンダ1
1FLに供給されて、ホイールシリンダ11FLのシリ
ンダ圧が上昇し、同様に、作動油圧が切換弁22F2
インレットバルブ33FRを介してホイールシリンダ1
1FRに供給されて、このシリンダ圧が上昇する(増圧
モード)。
【0034】そして、インレットバルブ33FL及び3
3FRを閉状態,アウトレットバルブ34FL及び34
FRを開状態とすれば、ホイールシリンダ11FL及び
11FR内の作動油がリザーバ35Fに回収されて、ホ
イールシリンダ11FL及び11FRのシリンダ圧が下
降する(減圧モード)。また、インレットバルブ33F
L及び33FR,アウトレットバルブ34FL及び34
FRを共に閉状態とすれば、ホイールシリンダ11FL
及び11FRの作動油が閉じ込められて、シリンダ圧が
保持される(保持モード)。
【0035】そして、アンチスキッド制御中、モータ3
6を駆動することによって、ポンプ37Fが駆動されて
リザーバ35Fの作動油がくみ上げられ、ダンパ室38
Fで蓄圧されてインレットバルブ33FL及び33FR
の上流側に戻される。そして、インレットバルブ33F
L及び33FRが開状態のときには、上流側に戻された
作動油がマスタシリンダ8からの作動油と共にホイール
シリンダ11FL及び11FRに供給される。また、イ
ンレットバルブ33FL及び33FRが閉状態となり、
インレットバルブ33FL及び33FRの上流側の作動
油圧が所定圧よりも増加すると、作動油がその圧力増加
分に応じてリリーフ弁23Fを介して切換弁22F1
上流側に戻されるようになっている。
【0036】一方、ブレーキペダル6の踏み込みを行わ
ない状態、すなわち、非制動時において、後述の車両挙
動制御処理による制動力発生指示があったときには、切
換弁22F1 を閉状態,切換弁22F2 を開状態,イン
レットバルブ33FL及び33FR,アウトレットバル
ブ34FL及び34FRを閉状態とすることによって、
マスタシリンダ8とホイールシリンダ11FL及び11
FRとの間が遮断状態となり、マスタシリンダ8とポン
プ37Fの吸引側とが連通状態となる。
【0037】そして、この状態で、モータ36を駆動し
てポンプ37Fを作動させることによって、リザーバ3
5Fの作動油がくみ上げられると共に、リザーバ9の作
動油がマスタシリンダ8、切換弁22F2 を介してポン
プ37Fによりくみ上げられて増圧され、インレットバ
ルブ33FL及び33FRの上流側の作動油圧が増加す
る。次に、この状態から、インレットバルブ33FL及
び33FRを開状態とすることによって、ホイールシリ
ンダ11FL及び11FRのシリンダ圧が上昇する。さ
らに、この状態から、インレットバルブ33FL及び3
3FRを閉状態とした後、アウトレットバルブ34FL
及び34FRを開状態とすることによってホイールシリ
ンダ圧が減少するようになっている。
【0038】一方、後輪側のホイールシリンダ11RL
及び11RRも、上述の前輪側のホイールシリンダ11
FL及び11FRと同様に、切換弁22R1 ,22
2 ,リリーフ弁23R及び後輪側アクチュエータ21
Rによって制御され、切換弁22R1 ,22R2 が切換
弁22F1 ,22F2 にそれぞれ対応し、リリーフ弁2
3Rが23Fに対応し、後輪側アクチュエータ21Rが
前輪側アクチュエータ21Fに対応している。また、後
輪側アクチュエータ21Rを構成するインレットバルブ
33RL,33RRが33FL,33FRにそれぞれ対
応し、アウトレットバルブ34RL,34RRが34F
L,34FRにそれぞれ対応し、リザーバ35Rが35
Fに対応し、ポンプ37Rが37Fに対応し、ダンパ室
38Rが38Fに対応している。そして、各配管LR1
〜LR10がLF1 〜LF10にそれぞれ対応している。
【0039】なお、モータ36は、制御前輪側及び後輪
側アクチュエータ21F,21Rで共用するようになっ
ていて、後述するコントローラ20から供給される駆動
信号IM に応じて作動するようになっている。図5は、
本発明における車両挙動制御装置の制御系のブロック図
を示したものであって、この制御系は、各車輪10FL
〜10RRの車輪速度を検出するための車輪速センサ1
2FL〜12RRと、図示しないステアリングホイール
の操舵角を検出する操舵角センサ13と、ヨーレートを
検出するヨーレートセンサ14と、車体の横方向に作用
する横加速度を検出する横加速度センサ15と、外気温
度を検出する外気温センサ16と、マスタシリンダ8の
流体圧力を検出するマスタシリンダ圧センサ17と、ブ
レーキペダル6の踏み込み状態を検出するブレーキスイ
ッチ18と、これら各センサの検出信号に基づき、車両
挙動制御処理を実行するコントローラ20とから構成さ
れている。
【0040】前述の車輪速センサ12FL〜12RRの
それぞれは、例えば、各車輪に連動する所定位置に設け
られた電磁ピックアップで構成され、車輪の回転数に比
例した周波数の交流電圧信号VwFL〜VwRRを出力す
る。また、操舵角センサ13は、例えば、図示しないス
テアリングホイールが中立位置にあるときに零の電圧,
この中立状態から右切りしたときに操舵角に応じた負の
電圧,中立位置から左切りしたときに操舵角に応じた正
の電圧となる操舵角検出値δを出力する。また、ヨーレ
ートセンサ14は、例えば、圧電振動ジャイロで構成さ
れ、旋回時等に車両に作用するヨー運動のヨーレート
(回転角速度)に対応したヨーレート検出値ψを出力す
る。横加速度センサ15は、例えば、直進走行状態で
零,直進走行状態から右操舵した右旋回状態で横加速度
に応じた正の電圧値となり、反対に左旋回状態で横加速
度に応じた負の電圧値となる横加速度検出値YG を出力
する。外気温センサ16は、外気の温度〔℃〕を測定
し、例えば気温に応じた電圧信号でなる外気温度検出値
OUT を出力する。マスタシリンダ圧センサ17は、例
えば、配管LF1 のマスタシリンダ8よりに設けられ、
マスタシリンダ8の作動油圧を検出し、圧力に応じた例
えば電圧信号でなるマスタシリンダ圧PM/C を出力す
る。ブレーキスイッチ18は、例えば、ブレーキペダル
6の操作時にオンとなって論理値「1」,非操作時にオ
フとなって論理値「0」となるブレーキスイッチ信号B
Sを出力する。そして、これら各センサの出力信号はコ
ントローラ20に入力されるようになっている。
【0041】また、コントローラ20は、少なくとも演
算処理装置と記憶装置と入出力インタフェース回路とを
備えたマイクロコンピュータと、マイクロコンピュータ
の入力側及び出力側に設けられたA/D変換器,D/A
変換器等の信号変換器と、モータ36を駆動するモータ
駆動回路と、等を備えて形成されている。そして、前記
各種センサからの検出信号を入力し、予め記憶している
処理プログラム及び特性図に基づいて所定の処理を実行
し、処理中の所定の情報を所定の記憶領域に格納すると
共に、前記各切換弁22F1 〜22R2 ,インレットバ
ルブ33FL〜33RR及びアウトレットバルブ34F
L〜34RRへの制御信号I1 〜I12を設定して出力
し、また、前記モータ36への駆動信号IM を形成して
これを出力する。
【0042】ここで、切換弁22F1 〜22R2 ,イン
レットバルブ33FL〜33RR及びアウトレットバル
ブ34FL〜34RRが制御弁に対応し、車輪速センサ
12FL〜12RR,操舵角センサ13,ヨーレートセ
ンサ14,横加速度センサ15及びマスタシリンダ圧セ
ンサ17が車両挙動検出手段に対応し、各配管LF1
LF10,LR1 〜LR10がブレーキ配管に対応し、作動
油が作動流体に対応している。
【0043】次に、上記実施の形態の動作を、コントロ
ーラ20における車両挙動制御処理の処理手順を示すフ
ローチャートである図6に基づいて説明する。この車両
挙動制御処理は、予め設定した一定時間毎の割り込みに
よって実行される。まず、各種センサからの検出信号、
すなわち、各車輪速VwFL〜VwRR,操舵角検出値δ,
ヨーレート検出値ψ,横加速度検出値YG ,外気温度検
出値TOUT,マスタシリンダ圧PM/C をそれぞれ読み込
む(ステップS11)。
【0044】そして、例えば通常アンチスキッド制御で
行っているような各車輪速VwFL〜VwRRのうちの最大
値を最も実際の車速に近いものとみなし車速Vとして設
定する(ステップS12)。次に、ステップS13で車
速Vと各輪の車輪速及び車輪の加速度等よりスリップ制
御が必要であるか否かを判断し、必要である場合にはス
テップS34に移行してアンチスキッド制御処理を行
い、必要でない場合にはステップS14に移行する。
【0045】このステップS14では、ステップS12
で設定した車速Vと、ステップS11で読み込んだヨー
レート検出値ψ及び横加速度検出値YG とに基づいて車
体横滑り角βを算出する(ステップS14)。具体的に
は、次式(1)にしたがって、横速度Vyの変化量ΔV
yを算出し、次に、(2)式から横速度Vy(n)を算
出し、さらに、(3)式から横滑り角βを算出するよう
になっている。なお、X(n)は今回の車両挙動制御処
理実行時における項目Xの検出値を表し、X(n−1)
は前回の処理実行時における項目Xの検出値を表すもの
とする。また、ΔTはサンプリング周期とする。また、
算出した横速度Vy(n)を所定の記憶領域に格納する
ものとする。
【0046】 ΔVy=YG (n)−ψ(n)・V(n) ……(1) Vy(n)=Vy(n−1)+ΔVy・ΔT ……(2) β=Vy(n)/V(n) ……(3) 次に、算出した車体横滑り角βを微分処理して車体横滑
り角βの変化速度dβ/dtを算出し、車体横滑り角β
と算出した変化速度dβ/dtとをもとに次式(4)か
ら車両状態判断量VTを算出する(ステップS15 車
両状態判断量検出手段)。なお、(4)式中のk1及び
k2は、チューニングによって設定される定数である。
【0047】 VT=k1・β+k2・dβ/dt ……(4) そして、算出した車両状態判断量VTの絶対値が予め設
定したモータ駆動開始のしきい値VTm(第2の基準
値)以上であるか否かを判定する(ステップS16)。
ここで、しきい値VTmは、制御開始のしきい値VTs
(第1の基準値)とリードタイムΔVTとの差(VTm
=VTs−ΔVT)によって決定される値である。前述
の制御開始のしきい値VTsは、図7の特性図に示すよ
うに、車速V及び操舵角δの増加に応じて増加するよう
に設定される値である。その理由は、旋回時には操舵角
δが増加するに応じて横滑り角は増加し、また、同じ旋
回半径であれば横滑り角は車速Vが増加するに応じて増
加するため、当然に発生する横滑り角に応じてしきい値
VTsを増加させ、車両挙動制御処理による制動力の発
生開始時期を遅らせる必要があるからである。
【0048】また、リードタイムΔVTは、図8の特性
図に示すように、油温Tfが上昇するにつれて減少する
ように設定されている。したがって、しきい値VTm
は、油温Tfが減少するにつれて、より小さな値とな
る。なお、ここでは、油温Tfを、外気温検出値TOUT
とイグニッションスイッチがオン状態となってからの経
過時間Ttとをもとに図9の特性図から推定している。
この図9の特性図は、イグニッションスイッチがオン状
態となった時点での油温を外気温センサ16の外気温検
出値TOUT としたとき、経過時間Ttの増加に応じて外
気温検出値TOUT から定数ΔTの傾きで増加するように
設定されている。このとき、予め設定した推定油温の最
大値TfMAX 以上にならないようになっている。すなわ
ち、推定油温の最大値TfMAX とTOUT +ΔT・Ttと
の何れか小さい方が、推定油温Tfとして設定されるよ
うになっている。
【0049】前記ステップS16では、車両が平坦路を
定速直進走行しているとすると、車両状態判断量VTは
略零となり、VTm>VTであることから、モータの駆
動制御を行う必要はないものとして、処理を終了する
(通常ブレーキ状態)。一方、この平坦路を定速直進走
行している状態から、ブレーキペダル6を操作しない状
態で右旋回走行状態となった場合、コントローラ20で
は、上記と同様に処理を行って、ステップS11で各セ
ンサからの検出信号を読み込み、ステップS12で車体
速Vを設定する。そして、スリップ制御が不必要なので
ステップS14,S15にて車体横滑り角βを算出し、
車両状態判断量VTを算出する。
【0050】このとき、車両が旋回状態に入ったことか
ら、車両にヨー運動が発生する。そのため、ヨーレート
検出値ψ及び横加速度検出値YG が増加する。よって、
横滑り角βが増加し、横滑り角βに基づいて算出される
車両状態判断量VTの絶対値がモータ制御のしきい値V
Tm以上となったものとすると(ステップS16)、次
に、車両挙動制御を行うか否かの判断を行う。すなわ
ち、車両状態判断量VTが制御開始のしきい値VTs以
上である場合に車両挙動制御を開始し、ステップS30
へ移行する(ステップS17)。一方、車両状態判断量
VTが制御開始のしきい値VTsより小さい場合にはス
テップS18に移行し、制動中であるか否かを判断し、
制動中である場合には通常ブレーキ状態とし、非制動中
の場合はステップS19に移行し、昇圧操作のみを行っ
て制動操作は行わない作動待ちの状態を設定する。そし
て、ステップS33に移行して、設定された各信号を出
力する。
【0051】前記作動待ちの状態とは、インレットバル
ブとアウトレットバルブとを閉状態とし、切換弁22F
1 ,22R1 を閉状態、切換弁22F2 ,22R2 を開
状態とし、モータ36を駆動している状態である。よっ
て、マスタシリンダ8と各ホイールシリンダ11FL〜
11RRとの間が遮断され、また、各ホイールシリンダ
11FL〜11RRのシリンダ圧が保持される。そし
て、モータ36が駆動されてポンプ37F及び37Rが
作動することから、リザーバ35F及び35Rの作動油
がポンプ37F及び37Rによってくみ上げれることに
より、インレットバルブ33FL〜33RRの上流側の
作動油圧が増圧される。しかしながら、この状態では、
インレットバルブ33FL〜33RRは閉状態であるの
で、各車輪10FL〜10RRに対して制動力は発生し
ない。
【0052】一方、ステップS17で、VT≧VTsと
なって車両挙動制御開始となると、ステップS30で、
まず、目標制御差圧DP* を、図10に示す特性図に基
づいて設定する。この図10は、車両状態判断量VTと
目標制御差圧DP* との対応を表したものであって、車
両状態判断量VTが制御開始のしきい値VTs以上とな
ったときに目標制御差圧DP* が所定の傾きで、予め設
定した目標制御差圧DP* の上限値DP* LIM まで増加
するように設定されている。そして、モータ制御のしき
い値VTmは零から制御開始のしきい値VTsまでの間
の不感帯領域内に位置するようになっている。
【0053】そして、車両状態判断量VTがVTm<V
T<VTsの間は、車両状態判断量VT(この場合、車
両のヨー運動)が小さく、制動力を発生させる必要はな
いものとして、目標制御差圧DP* はDP* =0に設定
される。次いで、この目標制御差圧DP* が横加速度検
出値YG ,ヨーレート検出値ψ,横滑り角β,操舵角δ
等に基づいて決定される旋回外輪の目標ホイールシリン
ダ圧PW/C * として設定され(ステップS31)、次
に、ブレーキ液圧制御処理(ステップS32)を実行し
て各制御弁への制御信号I1 〜I12を設定する。
【0054】このブレーキ液圧制御処理では、図11の
フローチャートに示すように、まず、切換弁22F1
22R2 について、切換弁22F1 及び22R1 を閉状
態、切換弁22F2 及び22R2 を開状態とする制御信
号I1 〜I4 を設定する(ステップS21)。次に、前
回処理実行時に所定の記憶領域に格納した後述の開弁時
間ZT及び目標ホイールシリンダ圧PW/C * とに基づい
て現在のホイールシリンダ圧PW/C を推定する(ステッ
プS23)。すなわち、開弁時間ZTに伴う推定増圧量
ΔPIN C と、前回の目標ホイールシリンダ圧PW/C *
を加算した値を現在のホイールシリンダ圧PW/C として
設定する。制御開始時は、マスタシリンダ圧PM/C とホ
イールシリンダ圧PW/C とが同じであるので、現在のホ
イールシリンダ圧PW/C=PM/C (センサ検出値)とす
る。
【0055】次に、ステップS31で設定した目標ホイ
ールシリンダ圧PW/C * とステップS23で推定した現
在のホイールシリンダ圧PW/C との差(ΔP* =PW/C
* −PW/C )から目標増減圧量ΔP* を算出する(ステ
ップS24)。そして、算出した目標増減圧量ΔP*
応じて、各ホイールシリンダ11FL〜11RRに対す
る増圧/減圧/保持のモード判断を行う(ステップS2
5)。そして、目標増減圧量ΔP* がΔP* >0である
場合には増圧モード、ΔP* <0である場合には減圧モ
ード、ΔP* =0である場合には保持モードとしてそれ
ぞれ設定する。
【0056】そして、増圧モードの場合には、まずイン
レットバルブ33i(i=FL〜RR)の開弁時間ZT
を算出する(ステップS26)。この開弁時間ZTの算
出方法としては、例えば、予め記憶している図12に示
すアクチュエータの特性図をもとに、ステップS23で
推定したホイールシリンダ圧PW/C に基づいて設定す
る。
【0057】図12は、開弁時間ZT(ZT=5mse
c)における、マスタシリンダ圧P M/C 及びホイールシ
リンダ圧PW/C の変化に対する推定増圧量ΔPINC を表
したものであって、推定増圧力ΔPINC はマスタシリン
ダ圧PM/C の増加に応じて増加するようになっている。
なお、ブレーキペダルを踏み込んでいない場合には、マ
スタシリンダ圧PM/C は零であるため、制御中はアキュ
ムレータ圧がマスタシリンダ圧の代わりとなる。このア
キュムレータ圧はポンプ作動後の時間により推定する。
【0058】ここで、開弁時間ZTは、制御周期T(例
えば50msec)中に、インレットバルブを開弁して
いる時間を表している。そして、ZT=50である場合
には、連続して増圧を行うことを表している。そして、
まず、開弁時間ZTの初期値をZT=5msecとし
て、図12の特性図から、推定増圧量ΔPINC を算出す
る。そして、算出した推定増圧量ΔPIN C と、ステップ
S24で算出した目標増減圧量ΔP* との差ΔP(n)
(ΔP(n)=ΔP* −ΔPINC )を算出する。
【0059】そして、このΔP(n)がΔP(n)>0
である場合には、現在の開弁時間ZTでは目標のホイー
ルシリンダ圧まで増圧されないものとして、開弁時間Z
Tを例えば、5msec増加させて開弁時間ZTを更新
する。このとき、開弁時間ZTの更新は、開弁時間ZT
が制御周期Tに等しくないときのみ行うものとする。開
弁時間ZTと制御周期TとがZT=Tである場合には、
制御周期Tを開弁時間ZTとして設定する。
【0060】一方、ΔP(n)がΔP(n)<0である
場合には、現在の開弁時間ZTで十分に目標とするホイ
ールシリンダ圧を得ることができるものとして、現在の
開弁時間ZT(n)よりも1つ前の開弁時間ZT(n−
1)、すなわち、現在の開弁時間ZT(n)よりも5m
sec短い開弁時間に対する推定増圧量ΔPINC (n−
1)と目標増減圧量ΔP* との差ΔP(n−1)と、現
在のΔP(n)とを比較し、差ΔPが小さい方の開弁時
間ZTを選択する。すなわち、|ΔP(n)|≧|ΔP
(n−1)|の場合は前回の開弁時間ZT(n−1)を
選択する。これは、目標増圧量ΔP* に対し1つ前の開
弁時間ZT(n−1)を選択した方が、目標増圧量ΔP
* により近い値を設定することができるからである。逆
に、|ΔP(n)|<|ΔP(n−1)|の場合には、
今回の開弁時間ZT(n)を開弁時間ZTとして設定す
る。
【0061】このようにして、インレットバルブ33i
の開弁時間ZTを設定した後、アウトレットバルブ34
iを閉状態にする制御信号を設定し(ステップS2
7)、ブレーキ液圧制御処理を終了する。一方、ステッ
プS25の処理で減圧モードとして判定した場合には、
アウトレットバルブ34iの開弁時間GTを設定する
(ステップS28)。この開弁時間GTの算出方法は、
上述のインレットバルブ33iの開弁時間ZTの算出と
同様であって、この場合には、図13に示すアクチュエ
ータの特性図をもとに算出する。この特性図は、開弁時
間GT(GT=5msec)における、ホイールシリン
ダ圧PW/C に対する推定減圧量ΔPDEC を表したもので
ある。
【0062】ここで開弁時間GTは前記インレットバル
ブ33iの開弁時間ZTと同様に、図13の特性図か
ら、まず、開弁時間GT=5msecにおける推定減圧
量ΔP DEC を算出し、この推定減圧量ΔPDEC と、ステ
ップS24で算出した目標増減圧量ΔP* との差ΔP
(n)(ΔP(n)=ΔP* −ΔPDEC )を算出する。
そして、このΔP(n)がΔP(n)>0である場合に
は、現在の開弁時間GTでは目標のホイールシリンダ圧
まで減圧されないものとして、開弁時間GTを例えば、
5msec増加させてして開弁時間GTを更新する。そ
して、ΔP(n)がΔP(n)<0である場合には、現
在の開弁時間GTで十分に目標とするホイールシリンダ
圧に減圧することができるものとして、現在の開弁時間
GT(n)よりも1つ前の開弁時間GT(n−1)に対
する推定減圧量ΔPDEC (n−1)と目標増減圧量ΔP
* との差ΔP(n−1)と、現在のΔP(n)とを比較
し差ΔPが小さい方の開弁時間GTを開弁時間ZTとし
て設定する。
【0063】そして、このようにして開弁時間GTを設
定すると、次に、インレットバルブ33iを閉状態とす
る制御信号を設定し(ステップS29)、ブレーキ液圧
制御処理を終了する。そして、ステップS25の処理で
保持モードとして判定した場合には、ステップS22a
の処理を実行し、インレットバルブ33i及びアウトレ
ットバルブ34iを共に閉状態とする制御信号を設定
し、ブレーキ液圧制御処理を終了する。
【0064】そして、このようにして各制御弁に対する
制御信号の設定が終了すると、ブレーキ液圧制御処理を
終了して図6のフローチャートに戻り、設定した開弁時
間GT,ZTに応じて各制御信号I1 〜I12を各制御弁
に出力すると共に、モータ36を駆動する駆動信号IM
を出力する(ステップS33)。よって、これら制御信
号I1 〜I12及び駆動信号IM に応じて各弁及びモータ
36が駆動されて、増圧/減圧/保持モードに応じてホ
イールシリンダ圧が制御され、所定のホイールシリンン
ダ圧となるから、これによって、各ホイールシリンダ1
1FL〜11RRが作動することによって旋回外輪に制
動力が発生する。よって、旋回走行時の、車両の旋回に
伴うヨー運動が抑制されて良好な車両挙動を維持するこ
とができる。
【0065】なお、ステップS16〜ステップS33が
制御手段に対応し、ステップS16がポンプ制御手段に
対応し、ステップS17〜ステップS33が制御弁制御
手段に対応している。また、図2におけるステップS1
が図6のステップS16に相当し、図2のステップS2
が図16のステップS17に相当している。したがっ
て、上記実施の形態によれば、車両の横滑り角に応じた
車両状態判断量VTをもとに、制動力を発生させる必要
性の有無を予測し、制動力発生の必要性があると予測さ
れた時点で予めモータ36を駆動してインレットバルブ
33FL〜33RRの上流側の作動油圧を昇圧してお
き、実際に制動力発生の指示が行われたときに、インレ
ットバルブ33FL〜33RRを作動させるようになっ
ているため、すでに昇圧された作動油圧がホイールシリ
ンダ11FL〜11RRに供給されるから、より早い時
点で目標とするホイールシリンダ圧に一致させることが
でき、応答性を向上させることができる。
【0066】図14は、操舵角δの変化に対する、車体
横滑り角β、目標制御差圧DP* 、実際に発生した発生
差圧DPを表したものであって、目標制御差圧DP*
追従して、ほぼ同時点で同圧の発生差圧DPが発生し、
一点鎖線で示す従来の場合に比較して、応答性がより向
上していると共に、車体横滑り角βが抑制されているこ
とがわかる。
【0067】また、作動油圧の立ち上がりの遅れは、油
温が低く、粘性が高くなったときに特に問題となるが、
上記実施の形態では、モータの駆動開始のしきい値VT
mを油温に応じて設定するようにしているから、油温の
変化に追従して的確な時点でモータを開始することがで
き、油温の変化に係わらず制動力を発生させる時点まで
に、確実に作動油圧を所定の圧力に昇圧することができ
る。
【0068】また、従来のアンチスキッド制御処理によ
って使用するポンプ、モータを共用しているので、新た
にポンプ等の油圧ユニットを設ける必要がない。よっ
て、新たな部品の追加に伴う配置箇所を確保する必要が
なく、また、作動音が増加することもなく、さらに、低
コストで実現することができる。また、制御開始のしき
い値VTsを車速,操舵角に応じて変化させるようにし
ているから、車両の走行状態に応じて的確な制動力を発
生させることができ、車両挙動の安定性をより向上させ
ることができる。
【0069】なお、上記実施の形態では、車両状態判断
量VTを横滑り角βに基づいて設定した場合について説
明したが、これに限らず、例えば、良好な回頭性能を得
ることの可能な、車速と操舵角とに基づいて設定される
目標ヨーレートψ* と、検出したヨーレート検出値ψと
の偏差又はこの偏差の変化速度等に応じて車両状態判断
量VTを設定することも可能である。
【0070】また、上記実施の形態では、旋回走行時の
車両挙動制御処理に基づく制動力制御について説明した
が、車体の横滑り角、或いはヨーレートに基づく車両状
態判断量VTによって制動力制御を行っているから、例
えば、左右輪に対する路面状況が異なる路面を直進走行
する場合等においても、車両挙動の安定性を向上させる
ことができるのはいうまでもない。
【0071】また、上記実施の形態では、油温Tfを、
外気温検出値TOUT とイグニッションスイッチがオン状
態となった時点からの経過時間Ttとから推定した場合
について説明したが、これに限らず、例えば、油温セン
サを設けて、直接油温を測定するようにすることも可能
であり、また、これらセンサを用いず、イグニッション
スイッチがオン状態となった時点からの結果時間のみに
基づいて油温を推定するようにすることも可能であり、
このようにすることによってコスト低減を図ることがで
きる。
【0072】また、上記実施の形態では、作動流体とし
て作動油を用いた場合について説明したが、これに限ら
ず、例えば、他の液体又は空気等の気体を適用すること
も可能である。また、上記実施の形態では、横加速度を
横加速度センサによって検出するようにした場合につい
て説明したが、これに限らず、例えば、車速及び操舵角
に基づいて横加速度を算出するようにしてもよい。同様
に、ヨーレートをヨーレートセンサで検出するようにし
た場合について説明したが、例えば、横加速度及び車速
等に基づいて推定するようにしてもよい。
【0073】また、上記実施の形態では、コントローラ
20をマイクロコンピュータで構成した場合について説
明したが、これに限らず、比較回路,演算回路,論理回
路等の電子回路を組み合わせて構成するようにしてもよ
い。また、上記実施の形態では、ディスク式ブレーキを
適用した場合について説明したが、これに限らず、ドラ
ム式ブレーキを適用することも可能である。
【0074】さらに、上記実施の形態では、作動油圧を
インレットバルブ及びアウトレットバルブの開閉時間を
調整することによって制御するようにした場合について
説明したが、これに限らず、例えば、電磁ソレノイドに
供給される励磁電流に応じた作動油圧を出力するように
した圧力制御弁を用いることも可能である。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
挙動制御装置によれば、制御弁の制御が開始されて制動
力を発生させる必要がある時点で、すでに作動流体が昇
圧されている状態となるようにしたから、制動用シリン
ダの作動圧を目標の圧力に一致させるのに要する時間を
短縮することができる。よって、応答性を向上させるこ
とができると共に、大幅なコスト増加を招くことなく実
現することができる。
【0076】特に、請求項6の場合には、作動流体が作
動油である場合には油温の低下に応じて昇圧時間が長く
なるが、第2の基準値は油温の低下に応じて減少するよ
うに設定することによって、油温変化に係わらず、確実
に応答性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における車両挙動制御装置の実施の形態
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明における車両挙動制御装置の実施の形態
の処理手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明における制動力発生指示に伴うホイール
シリンダ圧PW/C の変化状態を表す説明図である。
【図4】本発明における車両挙動制御装置の油圧系の一
例を示す構成図である。
【図5】本発明における車両挙動制御装置の制御系の一
例を示すブロック図である。
【図6】コントローラでの車両挙動制御処理の処理手順
の一例を示すフローチャートである。
【図7】車速V及び操舵角δと制御開始のしきい値VT
sとの対応を表す特性図である。
【図8】油温TfとリードタイムΔVTとの対応を表す
特性図である。
【図9】イグニッションスイッチをオン状態とした時点
からの経過時間に対する推定油温の変化状態を表した特
性図である。
【図10】車両状態判断量VTと目標制御差圧DP*
の対応を表す特性図である。
【図11】コントローラでのブレーキ液圧制御処理の処
理手順を示すフローチャートである。
【図12】ホイールシリンダ圧PW/C 及びマスタシリン
ダ圧PM/C と推定増圧量ΔPINCとの対応を表す特性図
である。
【図13】ホイールシリンダ圧PW/C と推定減圧量ΔP
DEC との対応を表す特性図である。
【図14】本発明における操舵角δの操作に伴う、車体
横滑り角β,目標制御差圧DP*,実際の発生差圧DP
の変化状態を示す説明図である。
【図15】従来の制動力発生指示に伴うホイールシリン
ダ圧PW/C の変化状態を表す説明図である。
【符号の説明】
6 ブレーキペダル 8 マスタシリンダ 10FL〜10RR 車輪 11FL〜11RR ホイールシリンダ 12FL〜12RR 車輪速センサ 13 操舵角センサ 14 ヨーレートセンサ 15 横加速度センサ 16 外気温センサ 17 マスタシリンダ圧センサ 18 ブレーキスイッチ 20 コントローラ 21F 前輪側アクチュエータ 21R 後輪側アクチュエータ 22F1 〜22R2 切換弁 33FL〜33RR インレットバルブ 34FL〜34RR アウトレットバルブ 36 モータ 37F,37R ポンプ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両挙動に応じて制動用シリンダに供給
    される作動流体の圧力を制御し、前記制動用シリンダで
    所定の制動力を発生させて車両挙動を安定させる車両挙
    動制御装置において、車両挙動を安定させるために前記
    制動力を発生させる必要がある時点よりも前の時点で、
    予め前記作動流体を昇圧するようにしたことを特徴とす
    る車両挙動制御装置。
  2. 【請求項2】 制動用シリンダに接続されたブレーキ配
    管内の作動流体を駆動信号に応じて昇圧するポンプと、
    前記ブレーキ配管に設けられ且つ前記制動用シリンダに
    供給される作動流体の圧力を制御信号に応じて制御する
    制御弁と、車両挙動を検出する車両挙動検出手段と、当
    該車両挙動検出手段の検出値に基づき車両状態判断量を
    求める車両状態判断量検出手段と、当該車両状態判断量
    検出手段で検出した車両状態判断量に基づいて車両挙動
    が安定するように前記ポンプ及び制御弁に対して前記駆
    動信号,制御信号を出力する制御手段と、を備え、前記
    制御手段は、前記車両状態判断量検出手段が求めた車両
    状態判断量が第1の基準値以上であるときに前記制御用
    シリンダが制動状態となるように前記制御弁に前記制御
    信号を出力する制御弁制御手段と、前記車両状態判断量
    検出手段が求めた車両状態判断量が前記第1の基準値よ
    りも小さい第2の基準値以上であるときに前記ブレーキ
    配管内の作動流体が昇圧するように前記ポンプに前記駆
    動信号を出力するポンプ制御手段と、を備えることを特
    徴とする車両挙動制御装置。
  3. 【請求項3】 前記車両挙動検出手段は、車速,操舵状
    態,横加速度,ヨーレート及びマスタシリンダ圧のうち
    の少なくとも何れか1つを前記車両挙動として検出する
    請求項1又は2記載の車両挙動制御装置。
  4. 【請求項4】 前記車両状態判断量検出手段は、前記車
    両挙動検出手段が検出した車両挙動から算出される車両
    の横滑り角及び横滑り角変化量に基づいて車両状態判断
    量を求める請求項1乃至3の何れかに記載の車両挙動制
    御装置。
  5. 【請求項5】 前記車両状態判断量検出手段は、前記車
    両挙動検出手段が検出した車両挙動から算出される目標
    ヨーレートと実際のヨーレートとの偏差に基づいて車両
    状態判断量を求める請求項1乃至3の何れかに記載の車
    両挙動制御装置。
  6. 【請求項6】 前記作動流体は作動油であって、前記第
    2の基準値は、前記作動油の油温の低下に応じて減少す
    るようになっている請求項2乃至5の何れかに記載の車
    両挙動制御装置。
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