JPH0987313A - 遷移金属錯体、その製造方法、該遷移金属錯体を含有するオレフィン重合用触媒、およびオレフィン重合体の製造方法 - Google Patents

遷移金属錯体、その製造方法、該遷移金属錯体を含有するオレフィン重合用触媒、およびオレフィン重合体の製造方法

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JPH0987313A
JPH0987313A JP8185081A JP18508196A JPH0987313A JP H0987313 A JPH0987313 A JP H0987313A JP 8185081 A JP8185081 A JP 8185081A JP 18508196 A JP18508196 A JP 18508196A JP H0987313 A JPH0987313 A JP H0987313A
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博晶 片山
Masaaki Namikawa
正明 並河
Akio Imai
昭夫 今井
Akira Miyashita
晃 宮下
Takeshi Watanabe
毅 渡辺
Hirobumi Jiyouhouji
博文 常法寺
Yoshiaki Oda
佳明 織田
Shusuke Hanaoka
秀典 花岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オレフィン重合の工業プロセスにおいて効率
的な反応温度で高活性で飽和炭化水素溶媒に可溶な錯体
を提供し、その錯体を含有する高活性なオレフィン重合
用触媒と、それを用いたオレフィン重合体の製造方法を
提供する。 【解決手段】 一般式(1) で示される遷移金属錯体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遷移金属錯体およ
びその製造方法ならびにそれを含む重合触媒およびそれ
を用いる重合体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】既に、メタロセン錯体を用いるオレフィ
ン重合体の製造法については多くの報告がなされてい
る。例えば、特開昭58−19309号公報において、
メタロセン錯体とアルミノキサンを用いたオレフィン重
合体の製造方法に関して報告されている。このビス(シ
クロペンタジエニル)ジルコニウムジクロライド及びメ
チルアルミノキサンを用いた触媒でオレフィン重合を行
うと、得られるオレフィン重合体の分子量が低いという
問題があった。この問題を改良するために、WO87/
02370号公報において、少なくとも2個の水酸基を
有する有機化合物と遷移金属化合物との反応物を用いる
ことが報告されている。しかし、その報告にある2,
2’−チオビス(6−tert−ブチル−4−メチルフ
ェノキシ)チタンジクロライド及びメチルアルミノキサ
ンを用いた系においても、特開平5−230133号公
報に記載の2,2’−チオビス(6−tert−ブチル
−4−メチルフェノキシ)チタンジクロライド、トリイ
ソブチルアルミニウム及びトリフェニルメタンテトラキ
ス(ペンタフルオロフェニル)ホウ素を用いた系におい
ても、分子量は改良されるものの、その活性は工業的観
点からは低いという問題点があった。また、既知のメタ
ロセン錯体、例えば、エチレンビス(インデニル)ジル
コニウムジクロライド、イソプロピリデン(シクロペン
タジエニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロライ
ド、ジメチルシリル(tert−ブチルアミド)(テト
ラメチルシクロペンタジエニル)チタニウムジクロライ
ドなどは、芳香族炭化水素溶媒には可溶であるが、飽和
炭化水素溶媒には不溶であるという問題がるため、かか
る錯体を含む重合触媒は飽和炭化水素系溶媒を用いて重
合体を製造することができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような状
況に鑑み、工業的観点で重要なオレフィン重合の工業プ
ロセスにおいて効率的な反応温度で高活性で、飽和炭化
水素溶媒に可溶な錯体を提供し、その錯体を含有する高
活性なオレフィン重合用触媒と、それを用いたオレフィ
ン重合体の製造方法を提供することを目的とするもので
ある。
【0004】本発明者らは上記の目的を達成するため
に、遷移金属錯体及びオレフィン重合用触媒について鋭
意研究を続けてきた。その結果、ヘテロ原子を置換基に
持つ芳香環とシクロペンタジエニル環を共有結合基で連
結した配位子を持つ、飽和炭化水素溶媒に可溶な遷移金
属錯体を発見し、本発明を完成させるに至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、一般
式(1) (式中、M1 は元素の周期律表の第4族の遷移金属原子
を示し、Aは元素の周期律表の第16族の原子を示し、
Bは元素の周期律表の第14族の原子を示す。Cp1
シクロペンタジエン形アニオン骨格を有する基である。
1 、X2 、R1、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 はそ
れぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、ハロゲン原子で
置換されていてもよい炭素原子数1〜20のアルキル
基、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素原子数7
〜20のアラルキル基、ハロゲン原子で置換されていて
もよい炭素原子数6〜20のアリール基、ハロゲン原子
で置換されていてもよい炭素原子数1〜20の置換シリ
ル基、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素原子数
1〜20のアルコキシ基、ハロゲン原子で置換されてい
てもよい炭素原子数7〜20のアラルキルオキシ基、ハ
ロゲン原子で置換されていてもよい炭素原子数6〜20
のアリールオキシ基または炭素原子数2〜20の2置換
アミノ基を示す。R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6
は任意に結合して環を形成していてもよい。)で示され
る遷移金属錯体(以下、化合物〔1〕と称する。)およ
びそれを含む重合触媒を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
〔遷移金属錯体〕化合物〔1〕において、M1 で示され
る遷移金属原子とは、元素の周期律表(IUPAC無機
化学命名法改定版1989)の第4族の遷移金属原子で
あり、例えばチタン原子、ジルコニウム原子、ハフニウ
ム原子などが挙げられる。
【0007】Aとして示される元素の周期律表の第16
族の原子としては、例えば酸素原子、硫黄原子、セレン
原子などが挙げられ、好ましくは酸素原子である。
【0008】Bとして示される元素の周期律表の第14
族の原子としては、例えば炭素原子、ケイ素原子、ゲル
マニウム原子などが挙げられる。
【0009】置換基Cp1 として示されるシクロペンタ
ジエン形アニオン骨格を有する基としては、例えばη5
−シクロぺンタジエニル基、η5 −メチルシクロペンタ
ジエニル基、η5 −ジメチルシクロペンタジエニル基、
η5 −トリメチルシクロペンタジエニル基、η5 −テト
ラメチルシクロペンタジエニル基、η5 −エチルシクロ
ぺンタジエニル基、η5 −n−プロピルシクロペンタジ
エニル基、η5 −イソプロピルシクロペンタジエニル
基、η5 −n−ブチルシクロペンタジエニル基、η5
sec−ブチルシクロペンタジエニル基、η5 −ter
t−ブチルシクロぺンタジエニル基、η5 −n−ペンチ
ルシクロぺンタジエニル基、η5 −ネオペンチルシクロ
ぺンタジエニル基、η5 −n−ヘキシルシクロぺンタジ
エニル基、η5 −n−オクチルシクロぺンタジエニル
基、η5 −フェニルシクロぺンタジエニル基、η5 −ナ
フチルシクロぺンタジエニル基、η5 −トリメチルシリ
ルシクロぺンタジエニル基、η5 −トリエチルシリルシ
クロぺンタジエニル基、η5 −tert−ブチルジメチ
ルシリルシクロぺンタジエニル基、η5 −インデニル
基、η5 −メチルインデニル基、η5 −ジメチルインデ
ニル基、η5 −エチルインデニル基、η5 −n−プロピ
ルインデニル基、η5 −イソプロピルインデニル基、η
5 −n−ブチルインデニル基、η5 −sec−ブチルイ
ンデニル基、η5 −tert−ブチルインデニル基、η
5 −n−ペンチルインデニル基、η5 −ネオペンチルイ
ンデニル基、η5 −n−ヘキシルインデニル基、η5
n−オクチルインデニル基、η5 −n−デシルインデニ
ル基、η5 −フェニルインデニル基、η5 −メチルフェ
ニルインデニル基、η5 −ナフチルインデニル基、η5
−トリメチルシリルインデニル基、η5 −トリエチルシ
リルインデニル基、η5 −tert−ブチルジメチルシ
リルインデニル基、η5 −テトラヒドロインデニル基、
η5 −フルオレニル基、η5 −メチルフルオレニル基、
η5 −ジメチルフルオレニル基、η5 −エチルフルオレ
ニル基、η5 −ジエチルフルオレニル基、η5 −n−プ
ロピルフルオレニル基、η5 −ジ−n−プロピルフルオ
レニル基、η5 −イソプロピルフルオレニル基、η5
ジイソプロピルフルオレニル基、η5 −n−ブチルフル
オレニル基、η5 −sec−ブチルフルオレニル基、η
5 −tert−ブチルフルオレニル基、η5 −ジ−n−
ブチルフルオレニル基、η5 −ジ−sec−ブチルフル
オレニル基、η5 −ジ−tert−ブチルフルオレニル
基、η5 −n−ペンチルフルオレニル基、η5 −ネオペ
ンチルフルオレニル基、η5−n−ヘキシルフルオレニ
ル基、η5 −n−オクチルフルオレニル基、η5 −n−
デシルフルオレニル基、η5 −n−ドデシルフルオレニ
ル基、η5 −フェニルフルオレニル基、η5 −ジ−フェ
ニルフルオレニル基、η5 −メチルフェニルフルオレニ
ル基、η5 −ナフチルフルオレニル基、η5 −トリメチ
ルシリルフルオレニル基、η5 −ビス−トリメチルシリ
ルフルオレニル基、η5 −トリエチルシリルフルオレニ
ル基、η5 −tert−ブチルジメチルシリルフルオレ
ニル基などが挙げられ、好ましくはη5 −シクロペンタ
ジエニル基、η5 −メチルシクロペンタジエニル基、η
5 −tert−ブチルシクロペンタジエニル基、η5
テトラメチルシクロペンタジエニル基、η5 −インデニ
ル基、η5 −フルオレニル基などである。
【0010】置換基X1 、X2 、R1 、R2 、R3 、R
4 、R5 、R6 におけるハロゲン原子としてはフッ素原
子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子などが例示され
る。
【0011】置換基X1 、X2 、R1 、R2 、R3 、R
4 、R5 、R6 における炭素原子数1〜20のアルキル
基としては、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル
基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル
基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、ネオペンチ
ル基、アミル基、n−ヘキシル基、n−オクチル基、n
−デシル基、n−ドデシル基、n−ペンタデシル基、n
−エイコシル基などが挙げられ、好ましくはメチル基、
エチル基、イソプロピル基、tert−ブチル基、アミ
ル基である。
【0012】これらのアルキル基はいずれもフッ素原
子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子などのハロゲン原
子で置換されていてもよい。ハロゲン原子で置換された
炭素原子数1〜20のアルキル基としては、例えばフル
オロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチ
ル基、クロロメチル基、ジクロロメチル基、トリクロロ
メチル基、ブロモメチル基、ジブロモメチル基、トリブ
ロモメチル基、ヨードメチル基、ジヨードメチル基、ト
リヨードメチル基、フルオロエチル基、ジフルオロエチ
ル基、トリフルオロエチル基、テトラフルオロエチル
基、ペンタフルオロエチル基、クロロエチル基、ジクロ
ロエチル基、トリクロロエチル基、テトラクロロエチル
基、ペンタクロロエチル基、ブロモエチル基、ジブロモ
エチル基、トリブロモエチル基、テトラブロモエチル
基、ペンタブロモエチル基、パーフルオロプロピル基、
パーフルオロブチル基、パーフルオロペンチル基、パー
フルオロヘキシル基、パーフルオロオクチル基、パーフ
ルオロドデシル基、パーフルオロペンタデシル基、パー
フルオロエイコシル基、パークロロプロピル基、パーク
ロロブチル基、パークロロペンチル基、パークロロヘキ
シル基、パークロロクチル基、パークロロドデシル基、
パークロロペンタデシル基、パークロロエイコシル基、
パーブロモプロピル基、パーブロモブチル基、パーブロ
モペンチル基、パーブロモヘキシル基、パーブロモクチ
ル基、パーブロモドデシル基、パーブロモペンタデシル
基、パーブロモエイコシル基などが挙げられる。
【0013】置換基X1 、X2 、R1 、R2 、R3 、R
4 、R5 、R6 における炭素原子数7〜20のアラルキ
ル基としては、例えばベンジル基、(2−メチルフェニ
ル)メチル基、(3−メチルフェニル)メチル基、(4
−メチルフェニル)メチル基、(2,3−ジメチルフェ
ニル)メチル基、(2,4−ジメチルフェニル)メチル
基、(2,5−ジメチルフェニル)メチル基、(2,6
−ジメチルフェニル)メチル基、(3,4−ジメチルフ
ェニル)メチル基、(4,6−ジメチルフェニル)メチ
ル基、(2,3,4−トリメチルフェニル)メチル基、
(2,3,5−トリメチルフェニル)メチル基、(2,
3,6−トリメチルフェニル)メチル基、(3,4,5
−トリメチルフェニル)メチル基、(2,4,6−トリ
メチルフェニル)メチル基、(2,3,4,5−テトラ
メチルフェニル)メチル基、(2,3,4,6−テトラ
メチルフェニル)メチル基、(2,3,5,6−テトラ
メチルフェニル)メチル基、(ペンタメチルフェニル)
メチル基、(エチルフェニル)メチル基、(n−プロピ
ルフェニル)メチル基、(イソプロピルフェニル)メチ
ル基、(n−ブチルフェニル)メチル基、(sec−ブ
チルフェニル)メチル基、(tert−ブチルフェニ
ル)メチル基、(n−ペンチルフェニル)メチル基、
(ネオペンチルフェニル)メチル基、(n−ヘキシルフ
ェニル)メチル基、(n−オクチルフェニル)メチル
基、(n−デシルフェニル)メチル基、(n−デシルフ
ェニル)メチル基、(n−テトラデシルフェニル)メチ
ル基、ナフチルメチル基、アントラセニルメチル基など
が挙げら、好ましくはベンジル基である。これらのアラ
ルキル基はいずれもフッ素原子、塩素原子、臭素原子、
ヨウ素原子などのハロゲン原子で置換されていてもよ
い。
【0014】置換基X1 、X2 、R1 、R2 、R3 、R
4 、R5 、R6 における炭素原子数6〜20のアリール
基としては、例えばフェニル基、2−トリル基、3−ト
リル基、4−トリル基、2,3−キシリル基、2,4−
キシリル基、2,5−キシリル基、2,6−キシリル
基、3,4−キシリル基、3,5−キシリル基、2,
3,4−トリメチルフェニル基、2,3,5−トリメチ
ルフェニル基、2,3,6−トリメチルフェニル基、
2,4,6−トリメチルフェニル基、3,4,5−トリ
メチルフェニル基、2,3,4,5−テトラメチルフェ
ニル基、2,3,4,6−テトラメチルフェニル基、
2,3,5,6−テトラメチルフェニル基、ペンタメチ
ルフェニル基、エチルフェニル基、n−プロピルフェニ
ル基、イソプロピルフェニル基、n−ブチルフェニル
基、sec−ブチルフェニル基、tert−ブチルフェ
ニル基、n−ペンチルフェニル基、ネオペンチルフェニ
ル基、n−ヘキシルフェニル基、n−オクチルフェニル
基、n−デシルフェニル基、n−ドデシルフェニル基、
n−テトラデシルフェニル基、ナフチル基、アントラセ
ニル基などが挙げられ、好ましはフェニル基である。こ
れらのアリール基はいずれもフッ素原子、塩素原子、臭
素原子、ヨウ素原子などのハロゲン原子で置換されてい
てもよい。
【0015】置換基X1 、X2 、R1 、R2 、R3 、R
4 、R5 、R6 における置換シリル基とは炭化水素基で
置換されたシリル基であって、ここで炭化水素基として
は、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ
プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、ter
t−ブチル基、イソブチル基、n−ペンチル基、n−ヘ
キシル基、シクロヘキシル基などの炭素原子数1〜10
のアルキル基、フェニル基などのアリール基などが挙げ
られる。かかる炭素原子数1〜20の置換シリル基とし
ては、例えばメチルシリル基、エチルシリル基、フェニ
ルシリル基などの炭素原子数1〜20の1置換シリル
基、ジメチルシリル基、ジエチルシリル基、ジフェニル
シリル基などの炭素原子数2〜20の2置換シリル基、
トリメチルシリル基、トリエチルシリル基、トリ−n−
プロピルシリル基、トリイソプロピルシリル基、トリ−
n−ブチルシリル基、トリ−sec−ブチルシリル基、
トリ−tert−ブチルシリル基、トリ−イソブチルシ
リル基、tert−ブチル−ジメチルシリル基、トリ−
n−ペンチルシリル基、トリ−n−ヘキシルシリル基、
トリシクロヘキシルシリル基、トリフェニルシリル基な
どの炭素原子数3〜20の3置換シリル基などが挙げら
れ、好ましくはトリメチルシリル基、tert−ブチル
ジメチルシリル基、トリフェニルシリル基である。これ
らの置換シリル基はいずれもその炭化水素基がフッ素原
子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子などのハロゲン原
子で置換されていてもよい。
【0016】置換基X1 、X2 、R1 、R2 、R3 、R
4 、R5 、R6 における炭素原子数1〜20のアルコキ
シ基としては、例えばメトキシ基、エトキシ基、n−プ
ロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、se
c−ブトキシ基、tert−ブトキシ基、n−ペントキ
シ基、ネオペントキシ基、n−ヘキソキシ基、n−オク
トキシ基、n−ドデソキシ基、n−ペンタデソキシ基、
n−イコソキシ基などが挙げられ、好ましくはメトキシ
基、エトキシ基、tert−ブトキシ基である。これら
のアルコキシ基はいずれもフッ素原子、塩素原子、臭素
原子、ヨウ素原子などのハロゲン原子で置換されていて
もよい。
【0017】置換基X1 、X2 、R1 、R2 、R3 、R
4 、R5 、R6 における炭素原子数7〜20のアラルキ
ルオキシ基としては、例えばベンジルオキシ基、(2−
メチルフェニル)メトキシ基、(3−メチルフェニル)
メトキシ基、(4−メチルフェニル)メトキシ基、
(2,3−ジメチルフェニル)メトキシ基、(2,4−
ジメチルフェニル)メトキシ基、(2,5−ジメチルフ
ェニル)メトキシ基、(2,6−ジメチルフェニル)メ
トキシ基、(3,4−ジメチルフェニル)メトキシ基、
(3,5−ジメチルフェニル)メトキシ基、(2,3,
4−トリメチルフェニル)メトキシ基、(2,3,5−
トリメチルフェニル)メトキシ基、(2,3,6−トリ
メチルフェニル)メトキシ基、(2,4,5−トリメチ
ルフェニル)メトキシ基、(2,4,6−トリメチルフ
ェニル)メトキシ基、(3,4,5−トリメチルフェニ
ル)メトキシ基、(2,3,4,5−テトラメチルフェ
ニル)メトキシ基、(2,3,4,6−テトラメチルフ
ェニル)メトキシ基、(2,3,5,6−テトラメチル
フェニル)メトキシ基、(ペンタメチルフェニル)メト
キシ基、(エチルフェニル)メトキシ基、(n−プロピ
ルフェニル)メトキシ基、(イソプロピルフェニル)メ
トキシ基、(n−ブチルフェニル)メトキシ基、(se
c−ブチルフェニル)メトキシ基、(tert−ブチル
フェニル)メトキシ基、(n−ヘキシルフェニル)メト
キシ基、(n−オクチルフェニル)メトキシ基、(n−
デシルフェニル)メトキシ基、(n−テトラデシルフェ
ニル)メトキシ基、ナフチルメトキシ基、アントラセニ
ルメトキシ基などが挙げられ、好ましくはベンジルオキ
シ基である。これらのアラルキルオキシ基はいずれもフ
ッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子などのハロ
ゲン原子で置換されていてもよい。
【0018】置換基X1 、X2 、R1 、R2 、R3 、R
4 、R5 、R6 におけるアリールオキシ基としては、例
えばフェノキシ基、2−メチルフェノキシ基、3−メチ
ルフェノキシ基、4−メチルフェノキシ基、2,3−ジ
メチルフェノキシ基、2,4−ジメチルフェノキシ基、
2,5−ジメチルフェノキシ基、2,6−ジメチルフェ
ノキシ基、3,4−ジメチルフェノキシ基、3,5−ジ
メチルフェノキシ基、2,3,4−トリメチルフェノキ
シ基、2,3,5−トリメチルフェノキシ基、2,3,
6−トリメチルフェノキシ基、2,4,5−トリメチル
フェノキシ基、2,4,6−トリメチルフェノキシ基、
3,4,5−トリメチルフェノキシ基、2,3,4,5
−テトラメチルフェノキシ基、2,3,4,6−テトラ
メチルフェノキシ基、2,3,5,6−テトラメチルフ
ェノキシ基、ペンタメチルフェノキシ基、エチルフェノ
キシ基、n−プロピルフェノキシ基、イソプロピルフェ
ノキシ基、n−ブチルフェノキシ基、sec−ブチルフ
ェノキシ基、tert−ブチルフェノキシ基、n−ヘキ
シルフェノキシ基、n−オクチルフェノキシ基、n−デ
シルフェノキシ基、n−テトラデシルフェノキシ基、ナ
フトキシ基、アントラセノキシ基などの炭素数6〜20
のアリールオキシ基などが挙げられる。これらのアリー
ルオキシ基はいずれもフッ素原子、塩素原子、臭素原
子、ヨウ素原子などのハロゲン原子で置換されていても
よい。
【0019】置換基X1 、X2 、R1 、R2 、R3 、R
4 、R5 、R6 における炭素原子数2〜20の2置換ア
ミノ基とは2つの炭化水素基で置換されたアミノ基であ
って、ここで炭化水素基としては、例えばメチル基、エ
チル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル
基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、イソブチ
ル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、シクロヘキシ
ル基などの炭素原子数2〜20のアルキル基、フェニル
基などのアリール基などが挙げられる。かかる炭素原子
数1〜10の2置換アミノ基としては、例えばジメチル
アミノ基、ジエチルアミノ基、ジ−n−プロピルアミノ
基、ジイソプロピルアミノ基、ジ−n−ブチルアミノ
基、ジ−sec−ブチルアミノ基、ジ−tert−ブチ
ルアミノ基、ジ−イソブチルアミノ基、tert−ブチ
ルイソプロピルアミノ基、ジ−n−ヘキシルアミノ基、
ジ−n−オクチルアミノ基、ジ−n−デシルアミノ基、
ジフェニルアミノ基、ビストリメチルシリルアミノ基、
ビス−tert−ブチルジメチルシリルアミノ基などが
挙げられ、好ましくはジメチルアミノ基、 ジエチルアミ
ノ基である。
【0020】置換基R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R
6 は任意に結合して環を形成していてもよい。
【0021】置換基X1 、X2 として好ましくはハロゲ
ン原子、アルキル基、アラルキル基であり、さらに好ま
しくはハロゲン原子である。R1 として好ましくはハロ
ゲン原子で置換されていてもよい炭素原子数1〜20の
アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素
原子数7〜20のアラルキル基、ハロゲン原子で置換さ
れていてもよい炭素原子数6〜20のアリール基、ハロ
ゲン原子で置換されていてもよい炭素原子数1〜20の
置換シリル基である。
【0022】かかる化合物〔1〕としては、例えばメチ
レン(シクロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2
−フェノキシ)チタニウムジクロライド、メチレン(シ
クロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フ
ェノキシ)チタニウムジクロライド、メチレン(シクロ
ペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル
−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、メチレン
(シクロペンタジエニル)(3−フェニル−2−フェノ
キシ)チタニウムジクロライド、メチレン(シクロペン
タジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−
5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライ
ド、メチレン(シクロペンタジエニル)(3−トリメチ
ルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジ
クロライド、メチレン(シクロペンタジエニル)(3−
tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チ
タニウムジクロライド、メチレン(シクロペンタジエニ
ル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノ
キシ)チタニウムジクロライド、
【0023】メチレン(メチルシクロペンタジエニル)
(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタニウムジク
ロライド、メチレン(メチルシクロペンタジエニル)
(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタニウム
ジクロライド、メチレン(メチルシクロペンタジエニ
ル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノ
キシ)チタニウムジクロライド、メチレン(メチルシク
ロペンタジエニル)(3−フェニル−2−フェノキシ)
チタニウムジクロライド、メチレン(メチルシクロペン
タジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−
5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライ
ド、メチレン(メチルシクロペンタジエニル)(3−ト
リメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニ
ウムジクロライド、メチレン(メチルシクロペンタジエ
ニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フ
ェノキシ)チタニウムジクロライド、メチレン(メチル
シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−
クロロ−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、
【0024】メチレン(tert−ブチルシクロペンタ
ジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタ
ニウムジクロライド、メチレン(tert−ブチルシク
ロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェ
ノキシ)チタニウムジクロライド、メチレン(tert
−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチ
ル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロラ
イド、メチレン(tert−ブチルシクロペンタジエニ
ル)(3−フェニル−2−フェノキシ)チタニウムジク
ロライド、メチレン(tert−ブチルシクロペンタジ
エニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−
メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、メ
チレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3
−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チ
タニウムジクロライド、メチレン(tert−ブチルシ
クロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メ
トキシ−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、メ
チレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3
−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チ
タニウムジクロライド、
【0025】メチレン(テトラメチルシクロペンタジエ
ニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタニウ
ムジクロライド、メチレン(テトラメチルシクロペンタ
ジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)
チタニウムジクロライド、メチレン(テトラメチルシク
ロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチ
ル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、メチレ
ン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−フェニ
ル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、メチレ
ン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−ter
t−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキ
シ)チタニウムジクロライド、メチレン(テトラメチル
シクロペンタジエニル)(3−トリメチルシリル−5−
メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、メ
チレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−t
ert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタ
ニウムジクロライド、メチレン(テトラメチルシクロペ
ンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−
2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、
【0026】メチレン(トリメチルシリルシクロペンタ
ジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタ
ニウムジクロライド、メチレン(トリメチルシリルシク
ロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェ
ノキシ)チタニウムジクロライド、メチレン(トリメチ
ルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチ
ル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロラ
イド、メチレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニ
ル)(3−フェニル−2−フェノキシ)チタニウムジク
ロライド、メチレン(トリメチルシリルシクロペンタジ
エニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−
メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、メ
チレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3
−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チ
タニウムジクロライド、メチレン(トリメチルシリルシ
クロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メ
トキシ−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、メ
チレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3
−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チ
タニウムジクロライド、
【0027】メチレン(フルオレニル)(3,5−ジメ
チル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、メチ
レン(フルオレニル)(3−tert−ブチル−2−フ
ェノキシ)チタニウムジクロライド、メチレン(フルオ
レニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フ
ェノキシ)チタニウムジクロライド、メチレン(フルオ
レニル)(3−フェニル−2−フェノキシ)チタニウム
ジクロライド、メチレン(フルオレニル)(3−ter
t−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキ
シ)チタニウムジクロライド、メチレン(フルオレニ
ル)(3−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノ
キシ)チタニウムジクロライド、メチレン(フルオレニ
ル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェ
ノキシ)チタニウムジクロライド、メチレン(フルオレ
ニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェ
ノキシ)チタニウムジクロライド、
【0028】イソプロピリデン(シクロペンタジエニ
ル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタニウム
ジクロライド、イソプロピリデン(シクロペンタジエニ
ル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタニ
ウムジクロライド、イソプロピリデン(シクロペンタジ
エニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フ
ェノキシ)チタニウムジクロライド、イソプロピリデン
(シクロペンタジエニル)(3−フェニル−2−フェノ
キシ)チタニウムジクロライド、イソプロピリデン(シ
クロペンタジエニル)(3−tert−ブチルジメチル
シリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジク
ロライド、イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)
(3−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキ
シ)チタニウムジクロライド、イソプロピリデン(シク
ロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メト
キシ−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、イソ
プロピリデン(シクロペンタジエニル)(3−tert
−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタニウムジ
クロライド、
【0029】イソプロピリデン(メチルシクロペンタジ
エニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタニ
ウムジクロライド、イソプロピリデン(メチルシクロペ
ンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキ
シ)チタニウムジクロライド、イソプロピリデン(メチ
ルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5
−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、
イソプロピリデン(メチルシクロペンタジエニル)(3
−フェニル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライ
ド、イソプロピリデン(メチルシクロペンタジエニル)
(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−
2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、イソプロピ
リデン(メチルシクロペンタジエニル)(3−トリメチ
ルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジ
クロライド、イソプロピリデン(メチルシクロペンタジ
エニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−
フェノキシ)チタニウムジクロライド、イソプロピリデ
ン(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブ
チル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタニウムジクロ
ライド、
【0030】イソプロピリデン(tert−ブチルシク
ロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキ
シ)チタニウムジクロライド、イソプロピリデン(te
rt−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−
ブチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、イ
ソプロピリデン(tert−ブチルシクロペンタジエニ
ル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノ
キシ)チタニウムジクロライド、イソプロピリデン(t
ert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−フェニル
−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、イソプロ
ピリデン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)
(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−
2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、イソプロピ
リデン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3
−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チ
タニウムジクロライド、イソプロピリデン(tert−
ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル
−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタニウムジクロラ
イド、イソプロピリデン(tert−ブチルシクロペン
タジエニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2
−フェノキシ)チタニウムジクロライド、
【0031】イソプロピリデン(テトラメチルシクロペ
ンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)
チタニウムジクロライド、イソプロピリデン(テトラメ
チルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−
2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、イソプロピ
リデン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−t
ert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニ
ウムジクロライド、イソプロピリデン(テトラメチルシ
クロペンタジエニル)(3−フェニル−2−フェノキ
シ)チタニウムジクロライド、イソプロピリデン(テト
ラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチ
ルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタ
ニウムジクロライド、イソプロピリデン(テトラメチル
シクロペンタジエニル)(3−トリメチルシリル−5−
メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、イ
ソプロピリデン(テトラメチルシクロペンタジエニル)
(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキ
シ)チタニウムジクロライド、イソプロピリデン(テト
ラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチ
ル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタニウムジクロラ
イド、
【0032】イソプロピリデン(トリメチルシリルシク
ロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキ
シ)チタニウムジクロライド、イソプロピリデン(トリ
メチルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−
ブチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、イ
ソプロピリデン(トリメチルシリルシクロペンタジエニ
ル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノ
キシ)チタニウムジクロライド、イソプロピリデン(ト
リメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−フェニル
−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、イソプロ
ピリデン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)
(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−
2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、イソプロピ
リデン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3
−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チ
タニウムジクロライド、イソプロピリデン(トリメチル
シリルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル
−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタニウムジクロラ
イド、イソプロピリデン(トリメチルシリルシクロペン
タジエニル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2
−フェノキシ)チタニウムジクロライド、
【0033】イソプロピリデン(フルオレニル)(3,
5−ジメチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライ
ド、イソプロピリデン(フルオレニル)(3−tert
−ブチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、
イソプロピリデン(フルオレニル)(3−tert−ブ
チル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロ
ライド、イソプロピリデン(フルオレニル)(3−フェ
ニル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、イソ
プロピリデン(フルオレニル)(3−tert−ブチル
ジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニ
ウムジクロライド、イソプロピリデン(フルオレニル)
(3−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキ
シ)チタニウムジクロライド、イソプロピリデン(フル
オレニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2
−フェノキシ)チタニウムジクロライド、イソプロピリ
デン(フルオレニル)(3−tert−ブチル−5−ク
ロロ−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、
【0034】ジフェニルメチレン(シクロペンタジエニ
ル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタニウム
ジクロライド、ジフェニルメチレン(シクロペンタジエ
ニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタ
ニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(シクロペン
タジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2
−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジフェニルメ
チレン(シクロペンタジエニル)(3−フェニル−2−
フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジフェニルメチ
レン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル
ジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニ
ウムジクロライド、ジフェニルメチレン(シクロペンタ
ジエニル)(3−トリメチルシリル−5−メチル−2−
フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジフェニルメチ
レン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル
−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタニウムジクロラ
イド、ジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)
(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキ
シ)チタニウムジクロライド、
【0035】ジフェニルメチレン(メチルシクロペンタ
ジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタ
ニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(メチルシク
ロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェ
ノキシ)チタニウムジクロライド、ジフェニルメチレン
(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチ
ル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロラ
イド、ジフェニルメチレン(メチルシクロペンタジエニ
ル)(3−フェニル−2−フェノキシ)チタニウムジク
ロライド、ジフェニルメチレン(メチルシクロペンタジ
エニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−
メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジ
フェニルメチレン(メチルシクロペンタジエニル)(3
−トリメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チ
タニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(メチルシ
クロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メ
トキシ−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジ
フェニルメチレン(メチルシクロペンタジエニル)(3
−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チ
タニウムジクロライド、
【0036】ジフェニルメチレン(tert−ブチルシ
クロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノ
キシ)チタニウムジクロライド、ジフェニルメチレン
(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−te
rt−ブチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライ
ド、ジフェニルメチレン(tert−ブチルシクロペン
タジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2
−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジフェニルメ
チレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3
−フェニル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライ
ド、ジフェニルメチレン(tert−ブチルシクロペン
タジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−
5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライ
ド、ジフェニルメチレン(tert−ブチルシクロペン
タジエニル)(3−トリメチルシリル−5−メチル−2
−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジフェニルメ
チレン(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3
−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)
チタニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(ter
t−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブ
チル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタニウムジクロ
ライド、
【0037】ジフェニルメチレン(テトラメチルシクロ
ペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキ
シ)チタニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(テ
トラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブ
チル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジフ
ェニルメチレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)
(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキ
シ)チタニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(テ
トラメチルシクロペンタジエニル)(3−フェニル−2
−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジフェニルメ
チレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−t
ert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェ
ノキシ)チタニウムジクロライド、ジフェニルメチレン
(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−トリメチ
ルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジ
クロライド、ジフェニルメチレン(テトラメチルシクロ
ペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メトキ
シ−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジフェ
ニルメチレン(テトラメチルシクロペンタジエニル)
(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキ
シ)チタニウムジクロライド、
【0038】ジフェニルメチレン(トリメチルシリルシ
クロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノ
キシ)チタニウムジクロライド、ジフェニルメチレン
(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−te
rt−ブチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライ
ド、ジフェニルメチレン(トリメチルシリルシクロペン
タジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2
−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジフェニルメ
チレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3
−フェニル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライ
ド、ジフェニルメチレン(トリメチルシリルシクロペン
タジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−
5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライ
ド、ジフェニルメチレン(トリメチルシリルシクロペン
タジエニル)(3−トリメチルシリル−5−メチル−2
−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジフェニルメ
チレン(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3
−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)
チタニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(トリメ
チルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブ
チル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタニウムジクロ
ライド、
【0039】ジフェニルメチレン(フルオレニル)
(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタニウムジク
ロライド、ジフェニルメチレン(フルオレニル)(3−
tert−ブチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロ
ライド、ジフェニルメチレン(フルオレニル)(3−t
ert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニ
ウムジクロライド、ジフェニルメチレン(フルオレニ
ル)(3−フェニル−2−フェノキシ)チタニウムジク
ロライド、ジフェニルメチレン(フルオレニル)(3−
tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フ
ェノキシ)チタニウムジクロライド、ジフェニルメチレ
ン(フルオレニル)(3−トリメチルシリル−5−メチ
ル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジフェ
ニルメチレン(フルオレニル)(3−tert−ブチル
−5−メトキシ−2−フェノキシ)チタニウムジクロラ
イド、ジフェニルメチレン(フルオレニル)(3−te
rt−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタニウ
ムジクロライドなどや、これらの化合物のチタニウムを
ジルコニウム、ハフニウムに変更した化合物、クロライ
ドをブロミド、アイオダイド、ジメチルアミド、ジエチ
ルアミド、n−ブトキシド、イソプロポキシドに変更し
た化合物、(シクロペンタジエニル)を(ジメチルシク
ロペンタジエニル)、(トリメチルシクロペンタジエニ
ル)、(n−ブチルシクロペンタジエニル)、(ter
t−ブチルジメチルシリルシクロペンタジエニル)、
(インデニル)に変更した化合物、3,5−ジメチル−
2−フェノキシを2−フェノキシ、3−メチル−2−フ
ェノキシ、3,5−ジ−tert−ブチル−2−フェノ
キシ、3−フェニル−5−メチル−2−フェノキシ、3
−tert−ブチルジメチルシリル−2−フェノキシ、
3−トリメチルシリル−2−フェノキシに変更した化合
物、メチレンをジエチルメチレンに変更した化合物など
といった一般式(1)におけるBが炭素原子である遷移
金属錯体ならびに
【0040】ジメチルシリル(シクロペンタジエニル)
(2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジメチル
シリル(シクロペンタジエニル)(3−メチル−2−フ
ェノキシ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリル
(シクロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フ
ェノキシ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリル
(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2
−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリ
ル(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−
5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライ
ド、ジメチルシリル(シクロペンタジエニル)(3,5
−ジ−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタニウム
ジクロライド、ジメチルシリル(シクロペンタジエニ
ル)(5−メチル−3−フェニル−2−フェノキシ)チ
タニウムジクロライド、ジメチルシリル(シクロペンタ
ジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5
−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、
ジメチルシリル(シクロペンタジエニル)(5−メチル
−3−トリメチルシリル−2−フェノキシ)チタニウム
ジクロライド、ジメチルシリル(シクロペンタジエニ
ル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェ
ノキシ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリル(シ
クロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−ク
ロロ−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジメ
チルシリル(シクロペンタジエニル)(3,5−ジアミ
ル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、
【0041】ジメチルシリル(メチルシクロペンタジエ
ニル)(2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジ
メチルシリル(メチルシクロペンタジエニル)(3−メ
チル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジメ
チルシリル(メチルシクロペンタジエニル)(3,5−
ジメチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、
ジメチルシリル(メチルシクロペンタジエニル)(3−
tert−ブチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロ
ライド、ジメチルシリル(メチルシクロペンタジエニ
ル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノ
キシ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリル(メチ
ルシクロペンタジエニル)(3,5−ジ−tert−ブ
チル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジメ
チルシリル(メチルシクロペンタジエニル)(5−メチ
ル−3−フェニル−2−フェノキシ)チタニウムジクロ
ライド、ジメチルシリル(メチルシクロペンタジエニ
ル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチ
ル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジメチ
ルシリル(メチルシクロペンタジエニル)(5−メチル
−3−トリメチルシリル−2−フェノキシ)チタニウム
ジクロライド、ジメチルシリル(メチルシクロペンタジ
エニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−
フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリル
(メチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチ
ル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタニウムジクロラ
イド、ジメチルシリル(メチルシクロペンタジエニル)
(3,5−ジアミル−2−フェノキシ)チタニウムジク
ロライド、
【0042】ジメチルシリル(n−ブチルシクロペンタ
ジエニル)(2−フェノキシ)チタニウムジクロライ
ド、ジメチルシリル(n−ブチルシクロペンタジエニ
ル)(3−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロ
ライド、ジメチルシリル(n−ブチルシクロペンタジエ
ニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタニウ
ムジクロライド、ジメチルシリル(n−ブチルシクロペ
ンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェノキ
シ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリル(n−ブ
チルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−
5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライ
ド、ジメチルシリル(n−ブチルシクロペンタジエニ
ル)(3,5−ジ−tert−ブチル−2−フェノキ
シ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリル(n−ブ
チルシクロペンタジエニル)(5−メチル−3−フェニ
ル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジメチ
ルシリル(n−ブチルシクロペンタジエニル)(3−t
ert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェ
ノキシ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリル(n
−ブチルシクロペンタジエニル)(5−メチル−3−ト
リメチルシリル−2−フェノキシ)チタニウムジクロラ
イド、ジメチルシリル(n−ブチルシクロペンタジエニ
ル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェ
ノキシ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリル(n
−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチ
ル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタニウムジクロラ
イド、ジメチルシリル(n−ブチルシクロペンタジエニ
ル)(3,5−ジアミル−2−フェノキシ)チタニウム
ジクロライド、
【0043】ジメチルシリル(tert−ブチルシクロ
ペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタニウムジクロ
ライド、ジメチルシリル(tert−ブチルシクロペン
タジエニル)(3−メチル−2−フェノキシ)チタニウ
ムジクロライド、ジメチルシリル(tert−ブチルシ
クロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノ
キシ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリル(te
rt−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−
ブチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジ
メチルシリル(tert−ブチルシクロペンタジエニ
ル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノ
キシ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリル(te
rt−ブチルシクロペンタジエニル)(3,5−ジ−t
ert−ブチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロラ
イド、ジメチルシリル(tert−ブチルシクロペンタ
ジエニル)(5−メチル−3−フェニル−2−フェノキ
シ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリル(ter
t−ブチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブ
チルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チ
タニウムジクロライド、ジメチルシリル(tert−ブ
チルシクロペンタジエニル)(5−メチル−3−トリメ
チルシリル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライ
ド、ジメチルシリル(tert−ブチルシクロペンタジ
エニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−
フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリル
(tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3−te
rt−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタニウ
ムジクロライド、ジメチルシリル(tert−ブチルシ
クロペンタジエニル)(3,5−ジアミル−2−フェノ
キシ)チタニウムジクロライド、
【0044】ジメチルシリル(テトラメチルシクロペン
タジエニル)(2−フェノキシ)チタニウムジクロライ
ド、ジメチルシリル(テトラメチルシクロペンタジエニ
ル)(3−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロ
ライド、ジメチルシリル(テトラメチルシクロペンタジ
エニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタニ
ウムジクロライド、ジメチルシリル(テトラメチルシク
ロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−2−フェ
ノキシ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリル(テ
トラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブ
チル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロ
ライド、ジメチルシリル(テトラメチルシクロペンタジ
エニル)(3,5−ジ−tert−ブチル−2−フェノ
キシ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリル(テト
ラメチルシクロペンタジエニル)(5−メチル−3−フ
ェニル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジ
メチルシリル(テトラメチルシクロペンタジエニル)
(3−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−
2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジメチルシ
リル(テトラメチルシクロペンタジエニル)(5−メチ
ル−3−トリメチルシリル−2−フェノキシ)チタニウ
ムジクロライド、ジメチルシリル(テトラメチルシクロ
ペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メトキ
シ−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジメチ
ルシリル(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−
tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタ
ニウムジクロライド、ジメチルシリル(テトラメチルシ
クロペンタジエニル)(3,5−ジアミル−2−フェノ
キシ)チタニウムジクロライド、
【0045】ジメチルシリル(トリメチルシリルシクロ
ペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタニウムジクロ
ライド、ジメチルシリル(トリメチルシリルシクロペン
タジエニル)(3−メチル−2−フェノキシ)チタニウ
ムジクロライド、ジメチルシリル(トリメチルシリルシ
クロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−2−フェノ
キシ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリル(トリ
メチルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−
ブチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジ
メチルシリル(トリメチルシリルシクロペンタジエニ
ル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノ
キシ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリル(トリ
メチルシリルシクロペンタジエニル)(3,5−ジ−t
ert−ブチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロラ
イド、ジメチルシリル(トリメチルシリルシクロペンタ
ジエニル)(5−メチル−3−フェニル−2−フェノキ
シ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリル(トリメ
チルシリルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブ
チルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チ
タニウムジクロライド、ジメチルシリル(トリメチルシ
リルシクロペンタジエニル)(5−メチル−3−トリメ
チルシリル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライ
ド、ジメチルシリル(トリメチルシリルシクロペンタジ
エニル)(3−tert−ブチル−5−メトキシ−2−
フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリル
(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)(3−te
rt−ブチル−5−クロロ−2−フェノキシ)チタニウ
ムジクロライド、ジメチルシリル(トリメチルシリルシ
クロペンタジエニル)(3,5−ジアミル−2−フェノ
キシ)チタニウムジクロライド、
【0046】ジメチルシリル(インデニル)(2−フェ
ノキシ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリル(イ
ンデニル)(3−メチル−2−フェノキシ)チタニウム
ジクロライド、ジメチルシリル(インデニル)(3,5
−ジメチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライ
ド、ジメチルシリル(インデニル)(3−tert−ブ
チル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジメ
チルシリル(インデニル)(3−tert−ブチル−5
−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、
ジメチルシリル(インデニル)(3,5−ジ−tert
−ブチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、
ジメチルシリル(インデニル)(5−メチル−3−フェ
ニル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジメ
チルシリル(インデニル)(3−tert−ブチルジメ
チルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウム
ジクロライド、ジメチルシリル(インデニル)(5−メ
チル−3−トリメチルシリル−2−フェノキシ)チタニ
ウムジクロライド、ジメチルシリル(インデニル)(3
−tert−ブチル−5−メトキシ−2−フェノキシ)
チタニウムジクロライド、ジメチルシリル(インデニ
ル)(3−tert−ブチル−5−クロロ−2−フェノ
キシ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリル(イン
デニル)(3,5−ジアミル−2−フェノキシ)チタニ
ウムジクロライド、
【0047】ジメチルシリル(フルオレニル)(2−フ
ェノキシ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリル
(フルオレニル)(3−メチル−2−フェノキシ)チタ
ニウムジクロライド、ジメチルシリル(フルオレニル)
(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタニウムジク
ロライド、ジメチルシリル(フルオレニル)(3−te
rt−ブチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライ
ド、ジメチルシリル(フルオレニル)(3−tert−
ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジク
ロライド、ジメチルシリル(フルオレニル)(3,5−
ジ−tert−ブチル−2−フェノキシ)チタニウムジ
クロライド、ジメチルシリル(フルオレニル)(5−メ
チル−3−フェニル−2−フェノキシ)チタニウムジク
ロライド、ジメチルシリル(フルオレニル)(3−te
rt−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノ
キシ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリル(フル
オレニル)(5−メチル−3−トリメチルシリル−2−
フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジメチルシリル
(フルオレニル)(3−tert−ブチル−5−メトキ
シ−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジメチ
ルシリル(フルオレニル)(3−tert−ブチル−5
−クロロ−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、
ジメチルシリル(フルオレニル)(3,5−ジアミル−
2−フェノキシ)チタニウムジクロライド、ジメチルシ
リル(テトラメチルシクロペンタジエニル)(1−ナフ
トキシ−2−イル)チタンジクロライドなどや、これら
の化合物の(シクロペンタジエニル)を(ジメチルシク
ロペンタジエニル)、(トリメチルシクロペンタジエニ
ル)、(エチルシクロペンタジエニル)、(n−プロピ
ルシクロペンタジエニル)、(イソプロピルシクロペン
タジエニル)、(sec−ブチルシクロペンタジエニ
ル)、(イソブチルシクロペンタジエニル)、(ter
t−ブチルジメチルシリルシクロペンタジエニル)、
(フェニルシクロペンタジエニル)、(メチルインデニ
ル)、(フェニルインデニル)に変更した化合物、2−
フェノキシを3−フェニル2−フェノキシ、3−トリメ
チルシリル−2−フェノキシ、3−tert−ブチルジ
メチルシリル−2−フェノキシに変更した化合物、ジメ
チルシリルをジエチルシリル、ジフェニルシリル、ジメ
トキシシリルに変更した化合物、チタニウムをジルコニ
ウム、ハフニウムに変更した化合物、クロリドをブロミ
ド、アイオダイド、ジメチルアミド、ジエチルアミド、
n−ブトキシド、イソプロポキシドに変更した化合物と
いった一般式(1)におけるBが炭素原子以外の元素の
周期律表の第14族の原子である遷移金属錯体が挙げら
れる。
【0048】化合物〔1〕は、一般式(10) (式中、Y4 はハロゲン原子を示す。R1 、R2
3 、R4 はそれぞれ前記と同じ意味を示す。)で示さ
れるハロゲン化アリール化合物(以下、化合物〔10〕
と称する。)を出発原料とする下記の3工程もしくは4
工程からなる方法によって製造することができる。
【0049】
【0050】化合物〔10〕において置換基Y4 として
示されるハロゲン原子としては、例えば塩素原子、臭素
原子、ヨウ素原子などが挙げられる。
【0051】かかる化合物〔10〕としては、例えば2
−ブロモフェノール、2−ブロモ−6−メチルフェノー
ル、2−ブロモ−4,6−ジメチルフェノール、2−ブ
ロモ−6−tert−ブチルフェノール、2−ブロモ−
6−tert−ブチル−4−メチルフェノール、2−ブ
ロモ−4,6−ジ−tert−ブチルフェノール、2−
ブロモ−6−トリメチルシリルフェノール、2−ブロモ
−4−メチル−6−トリメチルシリルフェノール、2−
ブロモ−6−tert−ブチルジメチルシリルフェノー
ル、2−ブロモ−6−tert−ブチルジメチルシリル
−4−メチルフェノール、2−ブロモ−6−フェニルフ
ェノール、2−ブロモ−4−メチル−6−フェニルフェ
ノール4,6−ジアミル−2−ブロモフェノール、2−
ブロモ−6−tert−ブチル−4−メトキシフェノー
ル、2−ブロモ−6−tert−ブチル−4−クロロフ
ェノールおよび上記各化合物のブロモをクロロ、アイオ
ドに変更した化合物などが挙げられる。
【0052】以下、各工程について詳細に説明する。 〔工程3〕 一般式(2) (式中、Cp2 はシクロペンタジエン骨格を有する基を
示し、R7 はハロゲン原子で置換されていてもよい炭化
水素基または3置換シリル基を示す。A、B、R 1 、R
2 、R3 、R4 、R5 、R6 はそれぞれ前記と同じ意味
を示す。)で示される置換シクロペンタジエニル化合物
(以下、化合物〔2〕と称する。)および塩基を反応さ
せたのち、一般式(3) (式中、X3 、X4 はそれぞれ独立にそれぞれ独立に水
素原子、ハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されていて
もよい炭素原子数1〜20のアルキル基、アラルキル
基、アリール基、置換シリル基、アルコキシ基、アラル
キルオキシ基もしくはアリールオキシ基、または炭素原
子数2〜20の2置換アミノ基を示す。M1、X1 、X
2 はそれぞれ前記と同じ意味を示す。)で示される遷移
金属化合物(以下、化合物〔3〕と称する。)を反応さ
せて化合物〔1〕を製造する工程。
【0053】化合物〔2〕において置換基Cp2 で示さ
れるシクロペンタジエン骨格を有する基としては、例え
ばシクロぺンタジエニル基、メチルシクロペンタジエニ
ル基、ジメチルシクロペンタジエニル基、トリメチルシ
クロペンタジエニル基、テトラメチルシクロペンタジエ
ニル基、エチルシクロぺンタジエニル基、n−プロピル
シクロペンタジエニル基、イソプロピルシクロペンタジ
エニル基、n−ブチルシクロペンタジエニル基、sec
−ブチルシクロペンタジエニル基、tert−ブチルシ
クロぺンタジエニル基、n−ペンチルシクロぺンタジエ
ニル基、ネオペンチルシクロぺンタジエニル基、n−ヘ
キシルシクロぺンタジエニル基、n−オクチルシクロぺ
ンタジエニル基、フェニルシクロぺンタジエニル基、ナ
フチルシクロぺンタジエニル基、トリメチルシリルシク
ロぺンタジエニル基、トリエチルシリルシクロぺンタジ
エニル基、tert−ブチルジメチルシリルシクロぺン
タジエニル基、インデニル基、メチルインデニル基、ジ
メチルインデニル基、エチルインデニル基、n−プロピ
ルインデニル基、イソプロピルインデニル基、n−ブチ
ルインデニル基、sec−ブチルインデニル基、ter
t−ブチルインデニル基、n−ペンチルインデニル基、
ネオペンチルインデニル基、n−ヘキシルインデニル
基、n−オクチルインデニル基、n−デシルインデニル
基、フェニルインデニル基、メチルフェニルインデニル
基、ナフチルインデニル基、トリメチルシリルインデニ
ル基、トリエチルシリルインデニル基、tert−ブチ
ルジメチルシリルインデニル基、テトラヒドロインデニ
ル基、フルオレニル基、メチルフルオレニル基、ジメチ
ルフルオレニル基、エチルフルオレニル基、ジエチルフ
ルオレニル基、n−プロピルフルオレニル基、ジ−n−
プロピルフルオレニル基、イソプロピルフルオレニル
基、ジイソプロピルフルオレニル基、n−ブチルフルオ
レニル基、sec−ブチルフルオレニル基、tert−
ブチルフルオレニル基、ジ−n−ブチルフルオレニル
基、ジ−sec−ブチルフルオレニル基、ジ−tert
−ブチルフルオレニル基、n−ペンチルフルオレニル
基、ネオペンチルフルオレニル基、n−ヘキシルフルオ
レニル基、n−オクチルフルオレニル基、n−デシルフ
ルオレニル基、n−ドデシルフルオレニル基、フェニル
フルオレニル基、ジ−フェニルフルオレニル基、メチル
フェニルフルオレニル基、ナフチルフルオレニル基、ト
リメチルシリルフルオレニル基、ビス−トリメチルシリ
ルフルオレニル基、トリエチルシリルフルオレニル基、
tert−ブチルジメチルシリルフルオレニル基などが
挙げられ、好ましくはシクロペンタジエニル基、メチル
シクロペンタジエニル基、tert−ブチルシクロペン
タジエニル基、テトラメチルシクロペンタジエニル基、
フルオレニル基、インデニル基などである。
【0054】置換基R7 として示される炭化水素基とし
てはメチル基、エチル基、プロピル基、ヘキシル基、デ
シル基などの炭素原子数1〜10のアルキル基、ビニル
基、アリル基、プロペニル基、2−メチル−2−プロペ
ニル基、ホモアリル基、ヘキセニル基、デセニル基など
の炭素原子数2〜10のアルケニル基、メトキシメチル
基、メトキシエトキシメチル基などのアルコキシアルキ
ル基、ベンジル基、(4−メチルフェニル)メチル基、
(2,4,6−トリメチルフェニル)メチル基などの炭
素原子数7〜12のアラルキル基などが例示される。こ
れらの炭化水素基はいずれもハロゲン原子で置換されて
いてもよく、ハロゲン原子で置換された炭化水素基とし
ては、例えば2−クロロ−2−プロペニル基などが挙げ
られる。3置換シリル基としてはトリメチルシリル基、
トリエチルシリル基、トリ−n−プロピルシリル基、ト
リイソプロピルシリル基、トリ−n−ブチルシリル基、
トリ−sec−ブチルシリル基、トリ−tert−ブチ
ルシリル基、トリ−イソブチルシリル基、tert−ブ
チル−ジメチルシリル基、トリ−n−ペンチルシリル
基、トリ−n−ヘキシルシリル基、トリシクロヘキシル
シリル基、トリフェニルシリル基などが例示される。か
かる置換基R7 の中でも、収率よく化合物〔1〕を製造
し得る点でアルケニル基、特にアリル基が好ましい。
【0055】かかる化合物〔2〕としては、例えば2−
[(シクロペンタ−1,4−ジエニル)メチル]−1−
メトキシベンゼン、2−[(シクロペンタ−1,4−ジ
エニル)メチル]−1−メトキシ−4,6−ジメチルベ
ンゼン、2−tert−ブチル−6−[(シクロペンタ
−1,4−ジエニル)メチル]−1−メトキシ−4−メ
チルベンゼン、6−[(シクロペンタ−1,4−ジエニ
ル)メチル]−1−メトキシ−2−フェニルベンゼン、
1−tert−ブチルジメチルシリル−3−[(シクロ
ペンタ−1,4−ジエニル)メチル]−2−メトキシ−
5−メチルベンゼン、3−[(シクロペンタ−1,4−
ジエニル)メチル]−2−メトキシ−5−メチル−1−
トリメチルシリルベンゼン、2−tert−ブチル−6
−[(シクロペンタ−1,4−ジエニル)メチル]−
1,4−ジメトキシベンゼン、3−tert−ブチル−
1−クロロ−5−[(シクロペンタ−1,4−ジエニ
ル)メチル]−4−メトキシベンゼン、2−tert−
ブチル−6−[(シクロペンタ−1,4−ジエニル)メ
チル]−1−メトキシベンゼン、
【0056】2−[1−(シクロペンタ−1,4−ジエ
ニル)−1−メチル−エチル]−1−メトキシベンゼ
ン、2−[1−(シクロペンタ−1,4−ジエニル)−
1−メチル−エチル]−1−メトキシ−4,6−ジメチ
ルベンゼン、6−tert−ブチル−2−[1−(シク
ロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]
−1−メトキシ−4−メチルベンゼン、6−[1−(シ
クロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチ
ル]−1−メトキシ−2−フェニルベンゼン、1−te
rt−ブチルジメチルシリル−3−[1−(シクロペン
タ−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]−2−
メトキシ−5−メチルベンゼン、3−[1−(シクロペ
ンタ−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]−2
−メトキシ−5−メチル−1−トリメチルシリルベンゼ
ン、6−tert−ブチル−2−[1−(シクロペンタ
−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]−1,4
−ジメトキシベンゼン、5−tert−ブチル−1−ク
ロロ−3−[1−(シクロペンタ−1,4−ジエニル)
−1−メチル−エチル]−4−メトキシベンゼン、6−
tert−ブチル−2−[1−(シクロペンタ−1,4
−ジエニル)−1−メチル−エチル]−1−メトキシベ
ンゼン、
【0057】1−メトキシ−2−[1−(4−メチル−
シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチ
ル]ベンゼン、1−メトキシ−4,6−ジメチル−2−
[1−(4−メチル−シクロペンタ−1,4−ジエニ
ル)−1−メチル−エチル]ベンゼン、6−tert−
ブチル−1−メトキシ−4−メチル−2−[1−(4−
メチル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メチ
ル−エチル]ベンゼン、1−メトキシ−6−[1−(4
−メチル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メ
チル−エチル]−2−フェニルベンゼン、1−tert
−ブチルジメチルシリル−2−メトキシ−5−メチル−
3−[1−(4−メチル−シクロペンタ−1,4−ジエ
ニル)−1−メチル−エチル]ベンゼン、2−メトキシ
−5−メチル−3−[1−(4−メチル−シクロペンタ
−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]−1−ト
リメチルシリルベンゼン、6−tert−ブチル−1,
4−ジメトキシ−2−[1−(4−メチル−シクロペン
タ−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]ベンゼ
ン、5−tert−ブチル−1−クロロ−4−メトキシ
−3−[1−(4−メチル−シクロペンタ−1,4−ジ
エニル)−1−メチル−エチル]ベンゼン、6−ter
t−ブチル−1−メトキシ−2−[1−(4−メチル−
シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチ
ル]ベンゼン、
【0058】2−[1−(4−tert−ブチル−シク
ロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]
−1−メトキシベンゼン、2−[1−(4−tert−
ブチル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メチ
ル−エチル]−1−メトキシ−4、6−ジメチルベンゼ
ン、6−tert−ブチル−2−[1−(4−tert
−ブチル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メ
チル−エチル]−1−メトキシ−4−メチルベンゼン、
6−[1−(4−tert−ブチル−シクロペンタ−
1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]−1−メト
キシ−2−フェニルベンゼン、1−tert−ブチルジ
メチルシリル−3−[1−(4−tert−ブチル−シ
クロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチ
ル]−2−メトキシ−5−メチルベンゼン、3−[1−
(4−tert−ブチルシクロペンタ−1,4−ジエニ
ル)−1−メチル−エチル]−2−メトキシ−5−メチ
ル−1−トリメチルシリルベンゼン、6−tert−ブ
チル−2−[1−(4−tert−ブチル−シクロペン
タ−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]−1,
4−ジメトキシベンゼン、5−tert−ブチル−1−
クロロ−3−[1−(4−tert−ブチル−シクロペ
ンタ−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]−4
−メトキシベンゼン、6−tert−ブチル−2−[1
−(4−tert−ブチル−シクロペンタ−1,4−ジ
エニル)−1−メチル−エチル]−1−メトキシベンゼ
ン、
【0059】1−メトキシ−2−[1−(2,3,4,
5−テトラメチル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)
−1−メチル−エチル]ベンゼン、1−メトキシ−4,
6−ジメチル−2−[1−(2,3,4,5−テトラメ
チル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メチル
−エチル]ベンゼン、6−tert−ブチル−1−メト
キシ−4−メチル−2−[1−(2,3,4,5−テト
ラメチル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メ
チル−エチル]ベンゼン、1−メトキシ−2−フェニル
−6−[1−(2,3,4,5−テトラメチル−シクロ
ペンタ−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]ベ
ンゼン、1−tert−ブチルジメチルシリル−2−メ
トキシ−5−メチル−3−[1−(2,3,4,5−テ
トラメチル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−
メチル−エチル]ベンゼン、2−メトキシ−5−メチル
−3−[1−(2,3,4,5−テトラメチル−シクロ
ペンタ−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]−
1−トリメチルシリルベンゼン、6−tert−ブチル
−1,4−ジメトキシ−2−[1−(2,3,4,5−
テトラメチル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1
−メチル−エチル]ベンゼン、5−tert−ブチル−
1−クロロ−4−メトキシ−3−[1−(2,3,4,
5−テトラメチル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)
−1−メチル−エチル]ベンゼン、6−tert−ブチ
ル−1−メトキシ−2−[1−(2,3,4,5−テト
ラメチル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メ
チル−エチル]ベンゼン、
【0060】1−メトキシ−2−[1−(3−トリメチ
ルシリル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メ
チル−エチル]ベンゼン、1−メトキシ−4,6−ジメ
チル−2−[1−(3−トリメチルシリル−シクロペン
タ−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]ベンゼ
ン、6−tert−ブチル−1−メトキシ−4−メチル
−2−[1−(3−トリメチルシリル−シクロペンタ−
1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]ベンゼン、
1−メトキシ−2−フェニル−6−[1−(3−トリメ
チルシリル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−
メチル−エチル]ベンゼン、1−tert−ブチルジメ
チルシリル−2−メトキシ−5−メチル−3−[1−
(3−トリメチルシリル−シクロペンタ−1,4−ジエ
ニル)−1−メチル−エチル]ベンゼン、2−メトキシ
−5−メチル−1−トリメチルシリル−3−[1−(3
−トリメチルシリル−シクロペンタ−1,4−ジエニ
ル)−1−メチル−エチル]ベンゼン、6−tert−
ブチル−1,4−ジメトキシ−2−[1−(3−トリメ
チルシリル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−
メチル−エチル]ベンゼン、5−tert−ブチル−1
−クロロ−4−メトキシ−3−[1−(3−トリメチル
シリル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メチ
ル−エチル]ベンゼン、6−tert−ブチル−1−メ
トキシ−2−[1−(3−トリメチルシリル−シクロペ
ンタ−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]ベン
ゼン、
【0061】2−[1−(シクロペンタ−1,4−ジエ
ニル)−1−エチル−プロピル]−1−メトキシベンゼ
ン、2−[1−(シクロペンタ−1,4−ジエニル)−
1−エチル−プロピル]−1−メトキシ−4、6−ジメ
チルベンゼン、6−tert−ブチル−2−[1−(シ
クロペンタ−1,4−ジエニル)−1−エチル−プロピ
ル]−1−メトキシ−4−メチルベンゼン、6−[1−
(シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−エチル−プ
ロピル]−1−メトキシ−2−フェニルベンゼン、1−
tert−ブチルジメチルシリル−3−[1−(シクロ
ペンタ−1,4−ジエニル)−1−エチル−プロピル]
−2−メトキシ−5−メチルベンゼン、3−[1−(シ
クロペンタ−1,4−ジエニル)−1−エチル−プロピ
ル]−2−メトキシ−5−メチル−1−トリメチルシリ
ルベンゼン、6−tert−ブチル−2−[1−(シク
ロペンタ−1,4−ジエニル)−1−エチル−プロピ
ル]−1,4−ジメトキシベンゼン、5−tert−ブ
チル−1−クロロ−3−[1−(シクロペンタ−1,4
−ジエニル)−1−エチル−プロピル]−4−メトキシ
ベンゼン、6−tert−ブチル−2−[1−(シクロ
ペンタ−1,4−ジエニル)−1−エチル−プロピル]
−1−メトキシベンゼン、
【0062】2−[1−(シクロペンタ−1,4−ジエ
ニル)−1,1−ジフェニルメチル]−1−メトキシベ
ンゼン、2−[1−(シクロペンタ−1,4−ジエニ
ル)−1,1−ジフェニルメチル]−1−メトキシ−
4、6−ジメチルベンゼン、6−tert−ブチル−2
−[1−(シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1,1
−ジフェニルメチル]−1−メトキシ−4−メチルベン
ゼン、2−[1−(シクロペンタ−1,4−ジエニル)
−1,1−ジフェニルメチル]−1−メトキシ−6−フ
ェニルベンゼン、1−tert−ブチルジメチルシリル
−3−[1−(シクロペンタ−1,4−ジエニル)−
1,1−ジフェニルメチル]−2−メトキシ−5−メチ
ルベンゼン、3−[(シクロペンタ−1,4−ジエニ
ル)−1,1−ジフェニルメチル]−2−メトキシ−5
−メチル−1−トリメチルシリルベンゼン、6−ter
t−ブチル−2−[(シクロペンタ−1,4−ジエニ
ル)−1,1−ジフェニルメチル]−1,4−ジメトキ
シベンゼン、5−tert−ブチル−1−クロロ−3−
[(シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1,1−ジフ
ェニルメチル]−4−メトキシベンゼン、6−tert
−ブチル−2−[(シクロペンタ−1,4−ジエニル)
−1,1−ジフェニルメチル]−1−メトキシベンゼ
ン、
【0063】1−アリロキシ−2−[(シクロペンタ−
1,4−ジエニル)メチル]ベンゼン、1−アリロキシ
−2−[(シクロペンタ−1,4−ジエニル)メチル]
−4,6−ジメチルベンゼン、1−アリロキシ−2−t
ert−ブチル−6−[(シクロペンタ−1,4−ジエ
ニル)メチル]−4−メチルベンゼン、1−アリロキシ
−6−[(シクロペンタ−1,4−ジエニル)メチル]
−2−フェニルベンゼン、2−アリロキシ−1−ter
t−ブチルジメチルシリル−3−[(シクロペンタ−
1,4−ジエニル)メチル]−5−メチルベンゼン、2
−アリロキシ−3−[(シクロペンタ−1,4−ジエニ
ル)メチル]−5−メチル−1−トリメチルシリルベン
ゼン、1−アリロキシ−2−tert−ブチル−6−
[(シクロペンタ−1,4−ジエニル)メチル]−4−
メトキシベンゼン、4−アリロキシ−3−tert−ブ
チル−1−クロロ−5−[(シクロペンタ−1,4−ジ
エニル)メチル]ベンゼン、1−アリロキシ−2−te
rt−ブチル−6−[(シクロペンタ−1,4−ジエニ
ル)メチル]ベンゼン、
【0064】1−アリロキシ−2−[1−(シクロペン
タ−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]ベンゼ
ン、1−アリロキシ−2−[1−(シクロペンタ−1,
4−ジエニル)−1−メチル−エチル]−4,6−ジメ
チルベンゼン、1−アリロキシ−6−tert−ブチル
−2−[1−(シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1
−メチル−エチル]−4−メチルベンゼン、1−アリロ
キシ−6−[1−(シクロペンタ−1,4−ジエニル)
−1−メチル−エチル]−2−フェニルベンゼン、2−
アリロキシ−1−tert−ブチルジメチルシリル−3
−[1−(シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メ
チル−エチル]−5−メチルベンゼン、2−アリロキシ
−3−[1−(シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1
−メチル−エチル]−5−メチル−1−トリメチルシリ
ルベンゼン、1−アリロキシ−6−tert−ブチル−
2−[1−(シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−
メチル−エチル]−4−メトキシベンゼン、4−アリロ
キシ−5−tert−ブチル−1−クロロ−3−[1−
(シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メチル−エ
チル]ベンゼン、1−アリロキシ−6−tert−ブチ
ル−2−[1−(シクロペンタ−1,4−ジエニル)−
1−メチル−エチル]ベンゼン、
【0065】1−アリロキシ−2−[1−(4−メチル
−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メチル−エ
チル]ベンゼン、1−アリロキシ−4,6−ジメチル−
2−[1−(4−メチル−シクロペンタ−1,4−ジエ
ニル)−1−メチル−エチル]ベンゼン、1−アリロキ
シ−6−tert−ブチル−4−メチル−2−[1−
(4−メチル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1
−メチル−エチル]ベンゼン、1−アリロキシ−6−
[1−(4−メチル−シクロペンタ−1,4−ジエニ
ル)−1−メチル−エチル]−2−フェニルベンゼン、
2−アリロキシ−1−tert−ブチルジメチルシリル
−5−メチル−3−[1−(4−メチル−シクロペンタ
−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]ベンゼ
ン、2−アリロキシ−5−メチル−3−[1−(4−メ
チル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メチル
−エチル]−1−トリメチルシリルベンゼン、1−アリ
ロキシ−6−tert−ブチル−4−メトキシ−2−
[1−(4−メチル−シクロペンタ−1,4−ジエニ
ル)−1−メチル−エチル]ベンゼン、4−アリロキシ
−5−tert−ブチル−1−クロロ−3−[1−(4
−メチル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メ
チル−エチル]ベンゼン、1−アリロキシ−6−ter
t−ブチル−2−[1−(4−メチル−シクロペンタ−
1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]ベンゼン、
【0066】1−アリロキシ−2−[1−(4−ter
t−ブチル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−
メチル−エチル]ベンゼン、1−アリロキシ−2−[1
−(4−tert−ブチル−シクロペンタ−1,4−ジ
エニル)−1−メチル−エチル]−4,6−ジメチルベ
ンゼン、1−アリロキシ−6−tert−ブチル−2−
[1−(4−tert−ブチル−シクロペンタ−1,4
−ジエニル)−1−メチル−エチル]−4−メチルベン
ゼン、1−アリロキシ−6−[1−(4−tert−ブ
チル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メチル
−エチル]−2−フェニルベンゼン、2−アリロキシ−
1−tert−ブチルジメチルシリル−3−[1−(4
−tert−ブチル−シクロペンタ−1,4−ジエニ
ル)−1−メチル−エチル]−5−メチルベンゼン、2
−アリロキシ−3−[1−(4−tert−ブチルシク
ロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]
−5−メチル−1−トリメチルシリルベンゼン、1−ア
リロキシ−6−tert−ブチル−2−[1−(4−t
ert−ブチル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−
1−メチル−エチル]−4−メトキシベンゼン、4−ア
リロキシ−5−tert−ブチル−1−クロロ−3−
[1−(4−tert−ブチル−シクロペンタ−1,4
−ジエニル)−1−メチル−エチル]ベンゼン、1−ア
リロキシ−6−tert−ブチル−2−[1−(4−t
ert−ブチル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−
1−メチル−エチル]ベンゼン、
【0067】1−アリロキシ−2−[1−(2,3,
4,5−テトラメチル−シクロペンタ−1,4−ジエニ
ル)−1−メチル−エチル]ベンゼン、1−アリロキシ
−4,6−ジメチル−2−[1−(2,3,4,5−テ
トラメチル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−
メチル−エチル]ベンゼン、1−アリロキシ−6−te
rt−ブチル−4−メチル−2−[1−(2,3,4,
5−テトラメチル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)
−1−メチル−エチル]ベンゼン、1−アリロキシ−2
−フェニル−6−[1−(2,3,4,5−テトラメチ
ル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メチル−
エチル]ベンゼン、2−アリロキシ−1−tert−ブ
チルジメチルシリル−5−メチル−3−[1−(2,
3,4,5−テトラメチル−シクロペンタ−1,4−ジ
エニル)−1−メチル−エチル]ベンゼン、2−アリロ
キシ−5−メチル−3−[1−(2,3,4,5−テト
ラメチル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メ
チル−エチル]−1−トリメチルシリルベンゼン、1−
アリロキシ−6−tert−ブチル−4−メトキシ−2
−[1−(2,3,4,5−テトラメチル−シクロペン
タ−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]ベンゼ
ン、4−アリロキシ−5−tert−ブチル−1−クロ
ロ−3−[1−(2,3,4,5−テトラメチル−シク
ロペンタ−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]
ベンゼン、1−アリロキシ−6−tert−ブチル−2
−[1−(2,3,4,5−テトラメチル−シクロペン
タ−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]ベンゼ
ン、
【0068】1−アリロキシ−2−[1−(3−トリメ
チルシリル−シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1−
メチル−エチル]ベンゼン、1−アリロキシ−4,6−
ジメチル−2−[1−(3−トリメチルシリル−シクロ
ペンタ−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]ベ
ンゼン、1−アリロキシ−6−tert−ブチル−4−
メチル−2−[1−(3−トリメチルシリル−シクロペ
ンタ−1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]ベン
ゼン、1−アリロキシ−2−フェニル−6−[1−(3
−トリメチルシリル−シクロペンタ−1,4−ジエニ
ル)−1−メチル−エチル]ベンゼン、2−アリロキシ
−1−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチル−
3−[1−(3−トリメチルシリル−シクロペンタ−
1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]ベンゼン、
2−アリロキシ−5−メチル−1−トリメチルシリル−
3−[1−(3−トリメチルシリル−シクロペンタ−
1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]ベンゼン、
1−アリロキシ−6−tert−ブチル−4−メトキシ
−2−[1−(3−トリメチルシリル−シクロペンタ−
1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]ベンゼン、
4−アリロキシ−5−tert−ブチル−1−クロロ−
3−[1−(3−トリメチルシリル−シクロペンタ−
1,4−ジエニル)−1−メチル−エチル]ベンゼン、
1−アリロキシ−6−tert−ブチル−2−[1−
(3−トリメチルシリル−シクロペンタ−1,4−ジエ
ニル)−1−メチル−エチル]ベンゼン、
【0069】1−アリロキシ−2−[1−(シクロペン
タ−1,4−ジエニル)−1−エチル−プロピル]ベン
ゼン、1−アリロキシ−2−[1−(シクロペンタ−
1,4−ジエニル)−1−エチル−プロピル]−4、6
−ジメチルベンゼン、1−アリロキシ−6−tert−
ブチル−2−[1−(シクロペンタ−1,4−ジエニ
ル)−1−エチル−プロピル]−4−メチルベンゼン、
1−アリロキシ−6−[1−(シクロペンタ−1,4−
ジエニル)−1−エチル−プロピル]−2−フェニルベ
ンゼン、2−アリロキシ−1−tert−ブチルジメチ
ルシリル−3−[1−(シクロペンタ−1,4−ジエニ
ル)−1−エチル−プロピル]−5−メチルベンゼン、
2−アリロキシ−3−[1−(シクロペンタ−1,4−
ジエニル)−1−エチル−プロピル]−5−メチル−1
−トリメチルシリルベンゼン、1−アリロキシ−6−t
ert−ブチル−2−[1−(シクロペンタ−1,4−
ジエニル)−1−エチル−プロピル]−4−メトキシベ
ンゼン、4−アリロキシ−5−tert−ブチル−1−
クロロ−3−[1−(シクロペンタ−1,4−ジエニ
ル)−1−エチル−プロピル]−ベンゼン、1−アリロ
キシ−6−tert−ブチル−2−[1−(シクロペン
タ−1,4−ジエニル)−1−エチル−プロピル]ベン
ゼン、
【0070】1−アリロキシ−2−[1−(シクロペン
タ−1,4−ジエニル)−1,1−ジフェニルメチル]
ベンゼン、1−アリロキシ−2−[1−(シクロペンタ
−1,4−ジエニル)−1,1−ジフェニルメチル]−
4、6−ジメチルベンゼン、1−アリロキシ−6−te
rt−ブチル−2−[1−(シクロペンタ−1,4−ジ
エニル)−1,1−ジフェニルメチル]−4−メチルベ
ンゼン、1−アリロキシ−2−[1−(シクロペンタ−
1,4−ジエニル)−1,1−ジフェニルメチル]−6
−フェニルベンゼン、2−アリロキシ−1−tert−
ブチルジメチルシリル−3−[1−(シクロペンタ−
1,4−ジエニル)−1,1−ジフェニルメチル]−5
−メチルベンゼン、2−アリロキシ−3−[(シクロペ
ンタ−1,4−ジエニル)−1,1−ジフェニルメチ
ル]−5−メチル−1−トリメチルシリルベンゼン、1
−アリロキシ−6−tert−ブチル−2−[(シクロ
ペンタ−1,4−ジエニル)−1,1−ジフェニルメチ
ル]−4−メトキシベンゼン、4−アリロキシ−5−t
ert−ブチル−1−クロロ−3−[(シクロペンタ−
1,4−ジエニル)−1,1−ジフェニルメチル]ベン
ゼン、1−アリロキシ−6−tert−ブチル−2−
[(シクロペンタ−1,4−ジエニル)−1,1−ジフ
ェニルメチル]ベンゼンなどや、これらの化合物のメト
キシもしくはアリロキシを、エトキシ、ベンジルオキ
シ、トリメチルシリルオキシ、tert−ブチルジメチ
ルシリルオキシ、メトキシメトキシに変更した化合物、
シクロペンタ−1,4−ジエニルをジメチルシクロペン
タ−1,4−ジエニル、トリメチルシクロペンタ−1,
4−ジエニル、n−ブチルシクロペンタ−1,4−ジエ
ニル、tert−ブチルジメチルシリルシクロペンタ−
1,4−ジエニル、インデニル、フルオレニルに変更し
た化合物、1−メトキシベンゼンを1−メトキシ−6−
メチルベンゼン、1−メトキシ−4,6−ジ−tert
−ブチルベンゼン、1−メトキシ−4−メチル−6−フ
ェニルベンゼン、1−tert−ブチルジメチルシリル
−2−メトキシベンゼン、2−メトキシ−1−トリメチ
ルシリルベンゼンに変更した化合物などといった一般式
(2a) (式中、Cp2 、A、R1 、R2 、R3 、R4 、R5
6 、R7 はそれぞれ前記と同じ意味を示す。)で示さ
れる置換シクロペンタジエニル化合物(以下、化合物
〔2a〕と称する。)ならびに
【0071】(シクロペンタ−1,3−ジエニル)(2
−メトキシフェニル)ジメチルシラン、(シクロペンタ
−1,3−ジエニル)(2−メトキシ−3−メチルフェ
ニル)ジメチルシラン、(シクロペンタ−1,3−ジエ
ニル)(2−メトキシ−3,5−ジメチルフェニル)ジ
メチルシラン、(3−tert−ブチル−2−メトキシ
フェニル)(シクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチ
ルシラン、(3−tert−ブチル−2−メトキシ−5
−メチルフェニル)(シクロペンタ−1,3−ジエニ
ル)ジメチルシラン、(3,5−ジ−tert−ブチル
−2−メトキシフェニル)(シクロペンタ−1,3−ジ
エニル)ジメチルシラン、(シクロペンタ−1,3−ジ
エニル)(2−メトキシ−5−メチル−3−フェニルフ
ェニル)ジメチルシラン、(シクロペンタ−1,3−ジ
エニル)(2−メトキシ−5−メチル−3−トリメチル
シリルフェニル)ジメチルシラン、(3−tert−ブ
チルジメチルシリル−2−メトキシ−5−メチルフェニ
ル)(シクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシラ
ン、(3,5−ジアミル−2−メトキシフェニル)(シ
クロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(3
−tert−ブチル−2,5−ジメトキシフェニル)
(シクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシラン、
(5−tert−ブチル−3−クロロ−6−メトキシフ
ェニル)(シクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチル
シラン、(2−メトキシフェニル)(メチルシクロペン
タ−1,3−ジエニル)ジメチルシラン、
【0072】(2−メトキシ−3−メチルフェニル)
(メチルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシ
ラン、(2−メトキシ−3,5−ジメチルフェニル)
(メチルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシ
ラン、(3−tert−ブチル−2−メトキシフェニ
ル)(メチルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチ
ルシラン、(3−tert−ブチル−2−メトキシ−5
−メチルフェニル)(メチルシクロペンタ−1,3−ジ
エニル)ジメチルシラン、(3,5−ジ−tert−ブ
チル−2−メトキシフェニル)(メチルシクロペンタ−
1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−メトキシ−
5−メチル−3−フェニルフェニル)(メチルシクロペ
ンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−メト
キシ−5−メチル−3−トリメチルシリルフェニル)
(メチルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシ
ラン、(3−tert−ブチルジメチルシリル−2−メ
トキシ−5−メチルフェニル)(メチルシクロペンタ−
1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(3,5−ジアミ
ル−2−メトキシフェニル)(メチルシクロペンタ−
1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(3−tert−
ブチル−2,5−ジメトキシフェニル)(メチルシクロ
ペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(5−t
ert−ブチル−3−クロロ−6−メトキシフェニル)
(メチルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシ
ラン、
【0073】(2−メトキシフェニル)(2,3,4,
5−テトラメチルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジ
メチルシラン、(2−メトキシ−3−メチルフェニル)
(2,3,4,5−テトラメチルシクロペンタ−1,3
−ジエニル)ジメチルシラン、(2−メトキシ−3,5
−ジメチルフェニル)(2,3,4,5−テトラメチル
シクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシラン、
(3−tert−ブチル−2−メトキシフェニル)
(2,3,4,5−テトラメチルシクロペンタ−1,3
−ジエニル)ジメチルシラン、(3−tert−ブチル
−2−メトキシ−5−メチルフェニル)(2,3,4,
5−テトラメチルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジ
メチルシラン、(3,5−ジ−tert−ブチル−2−
メトキシフェニル)(2,3,4,5−テトラメチルシ
クペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−
メトキシ−5−メチル−3−フェニルフェニル)(2,
3,4,5−テトラメチルシクロペンタ−1,3−ジエ
ニル)ジメチルシラン、(2−メトキシ−5−メチル−
3−トリメチルシリルフェニル)(2,3,4,5−テ
トラメチルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチル
シラン、(3−tert−ブチルジメチルシリル−2−
メトキシ−5−メチルフェニル)(2,3,4,5−テ
トラメチルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチル
シラン、(3,5−ジアミル−2−メトキシフェニル)
(2,3,4,5−テトラメチルシクロペンタ−1,3
−ジエニル)ジメチルシラン、(3−tert−ブチル
−2,5−ジメトキシフェニル)(2,3,4,5−テ
トラメチルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチル
シラン、(5−tert−ブチル−3−クロロ−6−メ
トキシフェニル)(2,3,4,5−テトラメチルシク
ロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシラン、
【0074】(tert−ブチルシクロペンタ−1,3
−ジエニル)(2−メトキシフェニル)ジメチルシラ
ン、(tert−ブチルシクロペンタ−1,3−ジエニ
ル)(2−メトキシ−3−メチルフェニル)ジメチルシ
ラン、(tert−ブチルシクロペンタ−1,3−ジエ
ニル)(2−メトキシ−3,5−ジメチルフェニル)ジ
メチルシラン、(tert−ブチルシクロペンタ−1,
3−ジエニル)(3−tert−ブチル−2−メトキシ
フェニル)ジメチルシラン、(tert−ブチルシクロ
ペンタ−1,3−ジエニル)(3−tert−ブチル−
2−メトキシ−5−メチルフェニル)ジメチルシラン、
(tert−ブチルシクロペンタ−1,3−ジエニル)
(3,5−ジ−tert−ブチル−2−メトキシフェニ
ル)ジメチルシラン、(tert−ブチルシクロペンタ
−1,3−ジエニル)(2−メトキシ−5−メチル−3
−フェニルフェニル)ジメチルシラン、(tert−ブ
チルシクロペンタ−1,3−ジエニル)(2−メトキシ
−5−メチル−3−トリメチルシリルフェニル)ジメチ
ルシラン、(tert−ブチルシクロペンタ−1,3−
ジエニル)(3−tert−ブチルジメチルシリル−2
−メトキシ−5−メチルフェニル)ジメチルシラン、
(3,5−ジアミル−2−メトキシフェニル)(ter
t−ブチルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチル
シラン、(tert−ブチルシクロペンタ−1,3−ジ
エニル)(3−tert−ブチル−2,5−ジメトキシ
フェニル)ジメチルシラン、(5−tert−ブチル−
3−クロロ−6−メトキシフェニル)(tert−ブチ
ルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシラン、
【0075】(2−メトキシフェニル)(トリメチルシ
リルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシラ
ン、(2−メトキシ−3−メチルフェニル)(トリメチ
ルシリルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシ
ラン、(2−メトキシ−3,5−ジメチルフェニル)
(トリメチルシリルシクロペンタ−1,3−ジエニル)
ジメチルシラン、(3−tert−ブチル−2−メトキ
シフェニル)(トリメチルシリルシクロペンタ−1,3
−ジエニル)ジメチルシラン、(3−tert−ブチル
−2−メトキシ−5−メチルフェニル)(トリメチルシ
リルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシラ
ン、
【0076】(3,5−ジ−tert−ブチル−2−メ
トキシフェニル)(トリメチルシリルシクロペンタ−
1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−メトキシ−
5−メチル−3−フェニルフェニル)(トリメチルシリ
ルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシラン、
(2−メトキシ−5−メチル−3−トリメチルシリルフ
ェニル)(トリメチルシリルシクロペンタ−1,3−ジ
エニル)ジメチルシラン、(3−tert−ブチルジメ
チルシリル−2−メトキシ−5−メチルフェニル)(ト
リメチルシリルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメ
チルシラン、(3,5−ジアミル−2−メトキシフェニ
ル)(トリメチルシリルシクロペンタ−1,3−ジエニ
ル)ジメチルシラン、(3−tert−ブチル−2,5
−ジメトキシフェニル)(トリメチルシリルシクロペン
タ−1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(5−ter
t−ブチル−3−クロロ−6−メトキシフェニル)(ト
リメチルシリルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメ
チルシラン、
【0077】(インデン−1−イル)(2−メトキシフ
ェニル)ジメチルシラン、(インデン−2−イル)(2
−メトキシフェニル)ジメチルシラン、(インデン−1
−イル)(2−メトキシ−3−メチルフェニル)ジメチ
ルシラン、(インデン−2−イル)(2−メトキシ−3
−メチルフェニル)ジメチルシラン、(インデン−1−
イル)(2−メトキシ−3,5−ジメチルフェニル)ジ
メチルシラン、(インデン−2−イル)(2−メトキシ
−3,5−ジメチルフェニル)ジメチルシラン、(3−
tert−ブチル−2−メトキシフェニル)(インデン
−1−イル)ジメチルシラン、(3−tert−ブチル
−2−メトキシフェニル)(インデン−2−イル)ジメ
チルシラン、(3−tert−ブチル−2−メトキシ−
5−メチルフェニル)(インデン−1−イル)ジメチル
シラン、(3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−
メチルフェニル)(インデン−2−イル)ジメチルシラ
ン、(3,5−ジ−tert−ブチル−2−メトキシフ
ェニル)(インデン−1−イル)ジメチルシラン、
(3,5−ジ−tert−ブチ ル−2−メトキシフェ
ニル)(インデン−2−イル)ジメチルシラン、(イン
デン−1−イル)(2−メトキシ−5−メチル−3−フ
ェニルフェニル)ジメチルシラン、(インデン−2−イ
ル)(2−メトキシ−5−メチル−3−フェニルフェニ
ル)ジメチルシラン、(インデン−1−イル)(2−メ
トキシ−5−メチル−3−トリメチルシリルフェニル)
ジメチルシラン、(インデン−2−イル)(2−メトキ
シ−5−メチル−3−トリメチルシリルフェニル)ジメ
チルシラン、(3−tert−ブチルジメチルシリル−
2−メトキシ−5−メチルフェニル)(インデン−1−
イル)ジメチルシラン、(3−tert−ブチルジメチ
ルシリル−2−メトキシ−5−メチルフェニル)(イン
デン−2−イル)ジメチルシラン、(3,5−ジアミル
−2−メトキシフェニル)(インデン−1−イル)ジメ
チルシラン、(3,5−ジアミル−2−メトキシフェニ
ル)(インデン−2−イル)ジメチルシラン、(3−t
ert−ブチル−2,5−ジメトキシフェニル)(イン
デン−1−イル)ジメチルシラン、(3−tert−ブ
チル−2,5−ジメトキシフェニル)(インデン−2−
イル)ジメチルシラン、(5−tert−ブチル−3−
クロロ−6−メトキシフェニル)(インデン−1−イ
ル)ジメチルシラン、(5−tert−ブチル−3−ク
ロロ−6−メトキシフェニル)(インデン−2−イル)
ジメチルシラン、
【0078】(9H−フルオレン−9−イル)(2−メ
トキシフェニル)ジメチルシラン、(9H−フルオレン
−9−イル)(2−メトキシ−3−メチルフェニル)ジ
メチルシラン、(9H−フルオレン−9−イル)(2−
メトキシ−3,5−ジメチルフェニル)ジメチルシラ
ン、(3−tert−ブチル−2−メトキシフェニル)
(9H−フルオレン−9−イル)ジメチルシラン、(3
−tert−ブチル−2−メトキシ−5−メチルフェニ
ル)(9H−フルオレン−9−イル)ジメチルシラン、
(3,5−ジ−tert−ブチル−2−メトキシフェニ
ル)(9H−フルオレン−9−イル)ジメチルシラン、
(9H−フルオレン−9−イル)(2−メトキシ−5−
メチル−3−フェニルフェニル)ジメチルシラン、(9
H−フルオレン−9−イル)(2−メトキシ−5−メチ
ル−3−トリメチルシリルフェニル)ジメチルシラン、
(3−tert−ブチルジメチルシリル−2−メトキシ
−5−メチルフェニル)(9H−フルオレン−9−イ
ル)ジメチルシラン、(3,5−ジアミル−2−メトキ
シフェニル)(9H−フルオレン−9−イル)ジメチル
シラン、(3−tert−ブチル−2,5−ジメトキシ
フェニル)(9H−フルオレン−9−イル)ジメチルシ
ラン、(5−tert−ブチル−3−クロロ−6−メト
キシフェニル)(9H−フルオレン−9−イル)ジメチ
ルシラン、
【0079】(2−アリロキシフェニル)(シクロペン
タ−1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−アリロ
キシ−3−メチルフェニル)(シクロペンタ−1,3−
ジエニル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3,5
−ジメチルフェニル)(シクロペンタ−1,3−ジエニ
ル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3−tert
−ブチルフェニル)(シクロペンタ−1,3−ジエニ
ル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3−tert
−ブチル−5−メチルフェニル)(シクロペンタ−1,
3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−
3,5−ジ−tert−ブチルフェニル)(シクロペン
タ−1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−アリロ
キシ−5−メチル−3−フェニルフェニル)(シクロペ
ンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−アリ
ロキシ−5−メチル−3−トリメチルシリルフェニル)
(シクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシラン、
(2−アリロキシ−3−tert−ブチルジメチルシリ
ル−5−メチルフェニル)(シクロペンタ−1,3−ジ
エニル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3,5−
ジアミルフェニル)(シクロペンタ−1,3−ジエニ
ル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3−tert
−ブチル−5−メトキシフェニル)(シクロペンタ−
1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(6−アリロキシ
−5−tert−ブチル−3−クロロフェニル)(シク
ロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシラン、
【0080】(2−アリロキシフェニル)(メチルシク
ロペンタ1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−ア
リロキシ−3−メチルフェニル)(メチルシクロペンタ
1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ
−3,5−ジメチルフェニル)(メチルシクロペンタ
1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ
−3−tert−ブチルフェニル)(メチルシクロペン
タ1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−アリロキ
シ−3−tert−ブチル−5−メチルフェニル)(メ
チルシクロペンタ1,3−ジエニル)ジメチルシラン、
(2−アリロキシ−3,5−ジ−tert−ブチルフェ
ニル)(メチルシクロペンタ1,3−ジエニル)ジメチ
ルシラン、(2−アリロキシ−5−メチル−3−フェニ
ルフェニル)(メチルシクロペンタ1,3−ジエニル)
ジメチルシラン、(2−アリロキシ−5−メチル−3−
トリメチルシリルフェニル)(メチルシクロペンタ1,
3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3
−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチルフェニ
ル)(メチルシクロペンタ1,3−ジエニル)ジメチル
シラン、(2−アリロキシ−3,5−ジアミルフェニ
ル)(メチルシクロペンタ1,3−ジエニル)ジメチル
シラン、(2−アリロキシ−3−tert−ブチル−5
−メトキシフェニル)(メチルシクロペンタ1,3−ジ
エニル)ジメチルシラン、(6−アリロキシ−5−te
rt−ブチル−3−クロロフェニル)(メチルシクロペ
ンタ1,3−ジエニル)ジメチルシラン、
【0081】(2−アリロキシフェニル)(2,3,
4,5−テトラメチルシクロペンタ−1,3−ジエニ
ル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3−メチルフ
ェニル)(2,3,4,5−テトラメチルシクロペンタ
−1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−アリロキ
シ−3,5−ジメチルフェニル)(2,3,4,5−テ
トラメチルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチル
シラン、(2−アリロキシ−3−tert−ブチルフェ
ニル)(2,3,4,5−テトラメチルシクロペンタ−
1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ
−3−tert−ブチル−5−メチルフェニル)(2,
3,4,5−テトラメチルシクロペンタ−1,3−ジエ
ニル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3,5−ジ
−tert−ブチルフェニル)(2,3,4,5−テト
ラメチルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシ
ラン、(2−アリロキシ−5−メチル−3−フェニルフ
ェニル)(2,3,4,5−テトラメチルシクロペンタ
−1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−アリロキ
シ−5−メチル−3−トリメチルシリルフェニル)
(2,3,4,5−テトラメチルシクロペンタ−1,3
−ジエニル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3−
tert−ブチルジメチルシリル−5−メチルフェニ
ル)(2,3,4,5−テトラメチルシクロペンタ−
1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ
−3,5−ジアミルフェニル)(2,3,4,5−テト
ラメチルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシ
ラン、(2−アリロキシ−3−tert−ブチル−5−
メトキシフェニル)(2,3,4,5−テトラメチルシ
クロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(6
−アリロキシ−5−tert−ブチル−3−クロロフェ
ニル)(2,3,4,5−テトラメチルシクロペンタ−
1,3−ジエニル)ジメチルシラン、
【0082】(2−アリロキシフェニル)(tert−
ブチルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシラ
ン、(2−アリロキシ−3−メチルフェニル)(ter
t−ブチルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチル
シラン、(2−アリロキシ−3,5−ジメチルフェニ
ル)(tert−ブチルシクロペンタ−1,3−ジエニ
ル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3−tert
−ブチルフェニル)(tert−ブチルシクロペンタ−
1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ
−3−tert−ブチル−5−メチルフェニル)(te
rt−ブチルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチ
ルシラン、(2−アリロキシ−3,5−ジ−tert−
ブチルフェニル)(tert−ブチルシクロペンタ−
1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ
−5−メチル−3−フェニルフェニル)(tert−ブ
チルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシラ
ン、(2−アリロキシ−5−メチル−3−トリメチルシ
リルフェニル)(tert−ブチルシクロペンタ−1,
3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3
−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチルフェニ
ル)(tert−ブチルシクロペンタ−1,3−ジエニ
ル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3,5−ジア
ミルフェニル)(tert−ブチルシクロペンタ−1,
3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3
−tert−ブチル−5−メトキシフェニル)(ter
t−ブチルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチル
シラン、(6−アリロキシ−5−tert−ブチル−3
−クロロフェニル)(tert−ブチルシクロペンタ−
1,3−ジエニル)ジメチルシラン、
【0083】(2−アリロキシフェニル)(トリメチル
シリルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシラ
ン、(2−アリロキシ−3−メチルフェニル)(トリメ
チルシリルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチル
シラン、(2−アリロキシ−3,5−ジメチルフェニ
ル)(トリメチルシリルシクロペンタ−1,3−ジエニ
ル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3−tert
−ブチルフェニル)(トリメチルシリルシクロペンタ−
1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ
−3−tert−ブチル−5−メチルフェニル)(トリ
メチルシリルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチ
ルシラン、(2−アリロキシ−3,5−ジ−tert−
ブチルフェニル)(トリメチルシリルシクロペンタ−
1,3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ
−5−メチル−3−フェニルフェニル)(トリメチルシ
リルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチルシラ
ン、(2−アリロキシ−5−メチル−3−トリメチルシ
リルフェニル)(トリメチルシリルシクロペンタ−1,
3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3
−tert−ブチルジメチルシリル−5−メチルフェニ
ル)(トリメチルシリルシクロペンタ−1,3−ジエニ
ル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3,5−ジア
ミルフェニル)(トリメチルシリルシクロペンタ−1,
3−ジエニル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3
−tert−ブチル−5−メトキシフェニル)(トリメ
チルシリルシクロペンタ−1,3−ジエニル)ジメチル
シラン、(6−アリロキシ−5−tert−ブチル−3
−クロロフェニル)(トリメチルシリルシクロペンタ−
1,3−ジエニル)ジメチルシラン、
【0084】(2−アリロキシフェニル)(インデン−
1−イル)ジメチルシラン、(2−アリロキシフェニ
ル)(インデン−2−イル)ジメチルシラン、(2−ア
リロキシ−3−メチルフェニル)(インデン−1−イ
ル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3−メチルフ
ェニル)(インデン−2−イル)ジメチルシラン、(2
−アリロキシ−3,5−ジメチルフェニル)(インデン
−1−イル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3,
5−ジメチルフェニル)(インデン−2−イル)ジメチ
ルシラン、(2−アリロキシ−3−tert−ブチルフ
ェニル)(インデン−1−イル)ジメチルシラン、(2
−アリロキシ−3−tert−ブチルフェニル)(イン
デン−2−イル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−
3−tert−ブチル−5−メチルフェニル)(インデ
ン−1−イル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3
−tert−ブチル−5−メチルフェニル)(インデン
−2−イル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3,
5−ジ−tert−ブチルフェニル)(インデン−1−
イル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3,5−ジ
−tert−ブチルフェニル)(インデン−2−イル)
ジメチルシラン、(2−アリロキシ−5−メチル−3−
フェニルフェニル)(インデン−1−イル)ジメチルシ
ラン、(2−アリロキシ−5−メチル−3−フェニルフ
ェニル)(インデン−2−イル)ジメチルシラン、(2
−アリロキシ−5−メチル−3−トリメチルシリルフェ
ニル)(インデン−1−イル)ジメチルシラン、(2−
アリロキシ−5−メチル−3−トリメチルシリルフェニ
ル)(インデン−2−イル)ジメチルシラン、(2−ア
リロキシ−3−tert−ブチルジメチルシリル−5−
メチルフェニル)(インデン−1−イル)ジメチルシラ
ン、(2−アリロキシ−3−tert−ブチルジメチル
シリル−5−メチルフェニル)(インデン−2−イル)
ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3,5−ジアミル
フェニル)(インデン−1−イル)ジメチルシラン、
(2−アリロキシ−3,5−ジアミルフェニル)(イン
デン−2−イル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−
3−tert−ブチル−5−メトキシフェニル)(イン
デン−1−イル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−
3−tert−ブチル−5−メトキシフェニル)(イン
デン−2−イル)ジメチルシラン、(6−アリロキシ−
5−tert−ブチル−3−クロロフェニル)(インデ
ン−1−イル)ジメチルシラン、(6−アリロキシ−5
−tert−ブチル−3−クロロフェニル)(インデン
−2−イル)ジメチルシラン、
【0085】(2−アリロキシフェニル)(9H−フル
オレン−9−イル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ
−3−メチルフェニル)(9H−フルオレン−9−イ
ル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3,5−ジメ
チルフェニル)(9H−フルオレン−9−イル)ジメチ
ルシラン、(2−アリロキシ−3−tert−ブチルフ
ェニル)(9H−フルオレン−9−イル)ジメチルシラ
ン、(2−アリロキシ−3−tert−ブチル−5−メ
チルフェニル)(9H−フルオレン−9−イル)ジメチ
ルシラン、(2−アリロキシ−3,5−ジ−tert−
ブチルフェニル)(9H−フルオレン−9−イル)ジメ
チルシラン、(2−アリロキシ−5−メチル−3−フェ
ニルフェニル)(9H−フルオレン−9−イル)ジメチ
ルシラン、(2−アリロキシ−5−メチル−3−トリメ
チルシリルフェニル)(9H−フルオレン−9−イル)
ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3−tert−ブ
チルジメチルシリル−5−メチルフェニル)(9H−フ
ルオレン−9−イル)ジメチルシラン、(2−アリロキ
シ−3,5−ジアミルフェニル)(9H−フルオレン−
9−イル)ジメチルシラン、(2−アリロキシ−3−t
ert−ブチル−5−メトキシフェニル)(9H−フル
オレン−9−イル)ジメチルシラン、(6−アリロキシ
−5−tert−ブチル−3−クロロフェニル)(9H
−フルオレン−9−イル)ジメチルシラン、(1−アリ
ロキシナフタレン−2−イル)ジメチル(1,2,3,
4テトラメチルシクロペンタジエニル)シランなどや、
これらの化合物のメトキシまたはアリロキシをベンジル
オキシ、エトキシ、トリメチルシリルオキシ、tert
−ブチルジメチルシリルオキシ、メトキシメトキシに変
更した化合物、ジメチルシランをジエチルシラン、ジフ
ェニルシラン、ジメトキシシランに変更した化合物、シ
クロペンタジエニルをジメチルシクロペンタジエニル、
トリメチルシクロペンタジエニル、n−プロピルシクロ
ペンタジエニル、イソプロピルシクロペンタジエニル、
n−ブチルシクロペンタジエニル、イソブチルシクロペ
ンタジエニル、sec−ブチルシクロペンタジエニル、
tert−ブチルジメチルシリルシクロペンタジエニ
ル、フェニルシクロペンタジエニル、メチルインデニル
に変更した化合物、2−メトキシフェニルを3−フェニ
ル−2−メトキシフェニル、3−トリメチルシリル−2
−メトキシフェニル、3−tert−ブチルジメチルシ
リル−2−メトキシフェニルに変更した化合物などとい
った一般式(2b) (式中、B’は炭素原子以外の元素の周期律表の第14
族の元素を示し、A、Cp2 、R1 、R2 、R3
4 、R5 、R6 、R7 はそれぞれ前記と同じ意味を示
す。)で示される置換シクロペンタジエニル化合物(以
下、化合物〔2b〕と称する。)が挙げられる。
【0086】これらの化合物〔2〕には、その置換基C
2 におけるシクロペンタジエン骨格の置換基の位置や
二重結合の位置の相違に由来する複数の異性体が存在す
ることもあるが、本発明における化合物〔2〕にはこれ
ら全ての異性体が含まれる。
【0087】化合物〔3〕において置換基X3 、X4
して示される水素原子、ハロゲン原子、ハロゲン原子で
置換されていてもよい炭素原子数1〜20のアルキル
基、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素原子数7
〜20のアラルキル基、ハロゲン原子で置換されていて
もよい炭素原子数6〜20のアリール基、ハロゲン原子
で置換されていてもよい炭素原子数1〜20の置換シリ
ル基、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素原子数
1〜20のアルコキシ基、ハロゲン原子で置換されてい
てもよい炭素原子数1〜20のアラルキルオキシ基、ハ
ロゲン原子で置換されていてもよい炭素原子数1〜20
のアリールオキシ基、炭素原子数2〜20の2置換アミ
ノ基としては、化合物〔1〕において置換基X1 、X2
として前記したと同様のものがそれぞれ挙げられる。
【0088】かかる化合物〔3〕としては、例えば四塩
化チタン、四臭化チタン、四ヨウ化チタンなどのハロゲ
ン化チタン、テトラキス(ジメチルアミノ)チタン、ジ
クロロビス(ジメチルアミノ)チタン、トリクロロ(ジ
メチルアミノ)チタニウム、テトラキス(ジエチルアミ
ノ)チタンなどのアミドチタン、テトライソプロポキシ
チタン、テトラ−n−ブトキシチタン、ジクロロジイソ
プロポキシチタン、トリクロロイソプロポキシチタンな
どのアルコキシチタンおよび上記各化合物のチタンをジ
ルコニウム、ハフニウムに変更した化合物などが挙げら
れ、その使用量は化合物〔2〕に対して通常0.5〜3
モル倍、好ましくは0.7〜1.5モル倍の範囲であ
る。
【0089】塩基としては、例えばメチルリチウム、エ
チルリチウム、n−ブチルリチウム、sec−ブチルリ
チウム、tert−ブチルリチウム、リチウムトリメチ
ルシリルアセチリド、リチウムアセチリド、トリメチル
シリルメチルリチウム、ビニルリチウム、フェニルリチ
ウム、アリルリチウムなどの有機リチウム化合物といっ
た有機アルカリ金属化合物などが挙げられ、その使用量
は化合物〔2〕に対して通常0.5〜5モル倍の範囲で
ある。
【0090】また、塩基と共にアミン化合物を用いるこ
ともできる。かかるアミン化合物としては、例えばメチ
ルアミン、エチルアミン、n−プロピルアミン、イソプ
ロピルアミン、n−ブチルアミン、tert−ブチルア
ミン、n−オクチルアミン、n−デシルアミン、アニリ
ン、エチレンジアミンなどの第1級アミン化合物、ジメ
チルアミン、ジエチルアミン、ジ−n−プロピルアミ
ン、ジ−n−プロピルアミン、ジ−n−ブチルアミン、
ジ−tert−ブチルアミン、ジ−n−オクチルアミ
ン、ジ−n−デシルアミン、ピロリジン、ヘキサメチル
ジシラザン、ジフェニルアミンなどの第2級アミン化合
物、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリ−n−
プロピルアミン、トリ−n−ブチルアミン、ジイソプロ
ピルエチルアミン、トリ−n−オクチルアミン、トリ−
n−デシルアミン、トリフェニルアミン、N,N−ジメ
チルアニリン、N,N,N’,N’−テトラメチルエチ
レンジアミン、N−メチルピロリジン、4−ジメチルア
ミノピリジンなどの第3級アミン化合物が挙げられる。
かかるアミン化合物の使用量は塩基に対して通常10モ
ル倍以下、好ましくは0.5〜10モル倍、さらに好ま
しくは1〜3モル倍の範囲である。
【0091】反応は通常、反応に対して不活性な溶媒中
で行われる。かかる溶媒としては、例えばベンゼン、ト
ルエンなどの芳香族炭化水素系溶媒、ヘキサン、ヘプタ
ンなどの脂肪族炭化水素系溶媒、ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、1,4−ジオキサンなどのエーテル
系溶媒、ヘキサメチルホスホリックアミド、ジメチルホ
ルムアミドなどのアミド系溶媒、アセトニトリル、プロ
ピオニトリル、アセトン、ジエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン、シクロヘキサノンなどの極性溶媒、ジク
ロロメタン、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロ
ロベンゼンなどのハロゲン系溶媒といった非プロトン性
溶媒などが挙げられる。かかる溶媒はそれぞれ単独もし
くは2種以上を混合して用いられ、その使用量は化合物
〔2〕に対して通常1〜200重量倍、好ましくは3〜
50重量倍の範囲である。
【0092】本工程は通常、溶媒に化合物〔2〕および
塩基を加えたのち化合物〔3〕を加えることによって行
うことができる。化合物〔2〕および塩基を加えた後に
固体が析出することがあるが、この場合には、反応系か
ら取り出した該固体を前記と同様の溶媒に加え、次いで
化合物〔3〕を加えてもよい。また、溶媒に化合物
〔2〕、塩基および化合物〔3〕を同時に加えてもよ
い。反応温度は通常−100℃以上溶媒の沸点以下、好
ましくは−80〜100℃の範囲である。反応系は遮光
されていることが化合物〔1〕の収率の点で好ましい。
【0093】得られた反応混合物から通常の方法、例え
ば生成した沈殿を濾別後、濾液を濃縮して化合物〔1〕
を析出させたのち、これを濾取する方法などによって目
的の化合物〔1〕を得ることができる。
【0094】上記の〔工程1〕に用いる化合物〔2〕に
は、前記したように化合物〔2a〕と化合物〔2b〕と
があるが、化合物〔2a〕は以下に示すとおり、〔工程
2〕を経て製造することができる。
【0095】〔工程2〕 一般式(9) (式中、A、R1 、R2 、R3 、R4 、R7 、Y4 はそ
れぞれ前記と同じ意味を示す。)で示されるハロゲン化
アリール化合物(以下、化合物
〔9〕と称する。)およ
び有機アルカリ金属塩もしくは金属マグネシウムを反応
させたのち一般式(4) (式中、Cp3 はシクロペンタジエニリデン骨格を有す
る基を示し、R5 、R6はそれぞれ前記と同じ意味を示
す。)で示されるシクロペンタジエニリデン化合物(以
下、化合物〔4〕と称する。)を反応させ、次いで水を
反応させて化合物〔2a〕を製造する工程。
【0096】化合物
〔9〕としては1−ブロモ−2−メ
トキシベンゼン、1−ブロモ−3−メチル−2−メトキ
シベンゼン、1−ブロモ−3,5−ジメチル−2−メト
キシベンゼン、1−ブロモ−3−tert−ブチル−2
−メトキシベンゼン、1−ブロモ−3−tert−ブチ
ル−2−メトキシ−5−メチルベンゼン、1−ブロモ−
3,5−ジ−tert−ブチル−2−メトキシベンゼ
ン、1−ブロモ−2−メトキシ−3−フェニルベンゼ
ン、1−ブロモ−2−メトキシ−5−メチル−3−フェ
ニルベンゼン、1−ブロモ−2−メトキシ−3−トリメ
チルシリルベンゼン、1−ブロモ−2−メトキシ−5−
メチル−3−トリメチルシリルベンゼン、1−ブロモ−
3−tert−ブチルジメチルシリル−2−メトキシベ
ンゼン、1−ブロモ−3−tert−ブチルジメチルシ
リル−2−メトキシ−5−メチルベンゼン、1−ブロモ
−3−tert−ブチル−2,5−ジメトキシベンゼ
ン、1−ブロモ−3−tert−ブチル−5−クロロ−
2−メトキシベンゼン、3,5−ジアミル−1−ブロモ
−2−メトキシベンゼン、
【0097】2 −アリロキシ−1 −ブロモベンゼン、2
−アリロキシ−1 −ブロモ−3 −メチルベンゼン、2 −
アリロキシ−1 −ブロモ−3,5−ジメチルベンゼン、
2 −アリロキシ−1 −ブロモ−3 −tert−ブチルベ
ンゼン、2 −アリロキシ−1 −ブロモ−3 −tert−
ブチル−5 −メチルベンゼン、2 −アリロキシ−1 −ブ
ロモ−3,5−ジ−tert−ブチルベンゼン、2 −ア
リロキシ−1−ブロモ−3−フェニルベンゼン、2−ア
リロキシ−1−ブロモ−5−メチル−3−フェニルベン
ゼン、2−アリロキシ−1−ブロモ−3−トリメチルシ
リルベンゼン、2−アリロキシ−1−ブロモ−5−メチ
ル−3−トリメチルシリルベンゼン、2−アリロキシ−
1−ブロモ−3−tert−ブチルジメチルシリルベン
ゼン、2−アリロキシ−1−ブロモ−3−tert−ブ
チルジメチルシリル−5−メチルベンゼン、2−アリロ
キシ−1−ブロモ−3−tert−ブチル−5−メトキ
シベンゼン、2−アリロキシ−1−ブロモ−3−ter
t−ブチル−5−クロロベンゼン、2−アリロキシ−
3,5−ジアミル−1−ブロモベンゼン、1−アリロキ
シ−2−ブロモナフタレンなどが例示される。また、メ
トキシもしくはアリロキシをベンジルオキシ、エトキ
シ、tert−ブチルジメチルシリルオキシ、トリメチ
ルシリルオキシ、メトキシメトキシに変更した化合物、
ブロモをクロロ、アイオドに変更した化合物も同様に例
示できる。
【0098】化合物〔4〕において置換基Cp3 として
示されるシクロペンタジエニリデン骨格を有する基とし
ては、例えばシクロぺンタジエニリデン基、メチルシク
ロペンタジエニリデン基、ジメチルシクロペンタジエニ
リデン基、トリメチルシクロペンタジエニリデン基、テ
トラメチルシクロペンタジエニリデン基、エチルシクロ
ぺンタジエニリデン基、n−プロピルシクロペンタジエ
ニリデン基、イソプロピルシクロペンタジエニリデン
基、n−ブチルシクロペンタジエニリデン基、sec−
ブチルシクロペンタジエニリデン基、tert−ブチル
シクロぺンタジエニリデン基、n−ペンチルシクロぺン
タジエニリデン基、ネオペンチルシクロぺンタジエニリ
デン基、n−ヘキシルシクロぺンタジエニリデン基、n
−オクチルシクロぺンタジエニリデン基、フェニルシク
ロぺンタジエニリデン基、ナフチルシクロぺンタジエニ
リデン基、トリメチルシリルシクロぺンタジエニリデン
基、トリエチルシリルシクロぺンタジエニリデン基、t
ert−ブチルジメチルシリルシクロぺンタジエニリデ
ン基、インデニリデン基、メチルインデニリデン基、ジ
メチルインデニリデン基、エチルインデニリデン基、n
−プロピルインデニリデン基、イソプロピルインデニリ
デン基、n−ブチルインデニリデン基、sec−ブチル
インデニリデン基、tert−ブチルインデニリデン
基、n−ペンチルインデニリデン基、ネオペンチルイン
デニリデン基、n−ヘキシルインデニリデン基、n−オ
クチルインデニリデン基、n−デシルインデニリデン
基、フェニルインデニリデン基、メチルフェニルインデ
ニリデン基、ナフチルインデニリデン基、トリメチルシ
リルインデニリデン基、トリエチルシリルインデニリデ
ン基、tert−ブチルジメチルシリルインデニリデン
基、テトラヒドロインデニリデン基、フルオレニリデン
基、メチルフルオレニリデン基、ジメチルフルオレニリ
デン基、エチルフルオレニリデン基、ジエチルフルオレ
ニリデン基、n−プロピルフルオレニリデン基、ジ−n
−プロピルフルオレニリデン基、イソプロピルフルオレ
ニリデン基、ジイソプロピルフルオレニリデン基、n−
ブチルフルオレニリデン基、sec−ブチルフルオレニ
リデン基、tert−ブチルフルオレニリデン基、ジ−
n−ブチルフルオレニリデン基、ジ−sec−ブチルフ
ルオレニリデン基、ジ−tert−ブチルフルオレニリ
デン基、n−ペンチルフルオレニリデン基、ネオペンチ
ルフルオレニリデン基、n−ヘキシルフルオレニリデン
基、n−オクチルフルオレニリデン基、n−デシルフル
オレニリデン基、n−ドデシルフルオレニリデン基、フ
ェニルフルオレニリデン基、ジ−フェニルフルオレニリ
デン基、メチルフェニルフルオレニリデン基、ナフチル
フルオレニリデン基、トリメチルシリルフルオレニリデ
ン基、ビス−トリメチルシリルフルオレニリデン基、ト
リエチルシリルフルオレニリデン基、tert−ブチル
ジメチルシリルフルオレニリデン基などが挙げられ、好
ましくはシクロペンタジエニリデン基、メチルシクロペ
ンタジエニリデン基、tert−ブチルシクロペンタジ
エニリデン基、テトラメチルシクロペンタジエニリデン
基、インデニリデン基、フルオレニリデン基などであ
る。
【0099】かかる化合物〔4〕としては、例えば5−
メチリデン−シクロペンタ−1,3−ジエン、2−te
rt−ブチル−5−メチリデン−シクロペンタ−1,3
−ジエン、2−メチル−5−メチリデン−シクロペンタ
−1,3−ジエン、2−tert−ブチルジメリルシリ
ル−5−メチリデン−シクロペンタ−1,3−ジエン、
2−トリメチルシリル−5−メチリデン−シクロペンタ
−1,3−ジエン、5−イソプロピリデン−シクロペン
タ−1,3−ジエン、2−tert−ブチル−5−イソ
プロピリデン−シクロペンタ−1,3−ジエン、2−メ
チル−5−イソプロピリデン−シクロペンタ−1,3−
ジエン、2−tert−ブチルジメリルシリル−5−イ
ソプロピリデン−シクロペンタ−1,3−ジエン、2−
トリメチルシリル−5−イソプロピリデン−シクロペン
タ−1,3−ジエン、5−(1−エチルプロピリデン)
−シクロペンタ−1,3−ジエン、2−tert−ブチ
ル−5−(1−エチルプロピリデン)−シクロペンタ−
1,3−ジエン、2−メチル−5−(1−エチルプロピ
リデン)−シクロペンタ−1,3−ジエン、2−ter
t−ブチルジメリルシリル−5−(1−エチルプロピリ
デン)−シクロペンタ−1,3−ジエン、2−トリメチ
ルシリル−5−(1−エチルプロピリデン)−シクロペ
ンタ−1,3−ジエン、5−ジフェニルメチリデン−シ
クロペンタ−1,3−ジエン、2−tert−ブチル−
5−ジフェニルメチリデン−シクロペンタ−1,3−ジ
エン、2−メチル−5−ジフェニルメチリデン−シクロ
ペンタ−1,3−ジエン、2−tert−ブチルジメリ
ルシリル−5−ジフェニルメチリデン−シクロペンタ−
1,3−ジエン、2−トリメチルシリル−5−ジフェニ
ルメチリデン−シクロペンタ−1,3−ジエンなどが挙
げられる。化合物〔4〕の使用量は化合物
〔9〕に対し
て通常は0.5〜3モル倍、好ましくは0.7〜1.5
モル倍の範囲である。
【0100】有機アルカリ金属化合物としては、例えば
メチルリチウム、エチルリチウム、n−ブチルリチウ
ム、sec−ブチルリチウム、tert−ブチルリチウ
ム、リチウムトリメチルシリルアセチリド、リチウムア
セチリド、トリメチルシリルメチルリチウム、ビニルリ
チウム、フェニルリチウム、アリルリチウムなど有機リ
チウム化合物などが挙げられる。かかる有機アルカリ金
属化合物もしくは金属マグネシウムの使用量は化合物
〔9〕に対して通常0.5〜5モル倍の範囲であり、有
機アルカリ金属化合物の使用量は0.9〜2.2モル倍
の範囲、金属マグネシウムの使用量は0.9〜1.2モ
ル倍の範囲であることがそれぞれ好ましい。
【0101】反応は通常、反応に対して不活性な溶媒中
で行われる。かかる溶媒としては、例えばベンゼン、ト
ルエンなどの芳香族炭化水素系溶媒、ヘキサン、ヘプタ
ンなどの脂肪族炭化水素系溶媒、ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、1,4−ジオキサンなどのエーテル
系溶媒、ヘキサメチルホスホリックアミド、ジメチルホ
ルムアミドなどのアミド系溶媒、アセトニトリル、プロ
ピオニトリル、アセトン、ジエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン、シクロヘキサノンなどの極性溶媒、ジク
ロロメタン、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロ
ロベンゼンなどのハロゲン系溶媒といった非プロトン性
溶媒などが挙げられる。かかる溶媒はそれぞれ単独もし
くは2種以上を混合して用いられ、その使用量は化合物
〔9〕に対して通常1〜200重量倍、好ましくは3〜
50重量倍の範囲である。
【0102】本工程は通常、溶媒に化合物
〔9〕および
有機アルカリ金属化合物もしくは金属マグネシウムを加
え、次いで化合物〔4〕を加えたのち水もしくは酸性水
溶液を加えることにより行うことができるが、溶媒に化
合物
〔9〕、化合物〔4〕および有機アルカリ金属化合
物もしくは金属マグネシウムを同時に加えたのち水もし
くは酸性水溶液を加えてもよい。反応温度は通常−10
0℃以上溶媒の沸点以下であり、有機アルカリ金属化合
物を用いる場合は−80〜40℃の範囲であることが、
金属マグネシウムを用いる場合は10〜100℃の範囲
であることがそれぞれ好ましい。酸性水溶液としては、
例えば塩化アンモニウム水溶液、塩酸などが挙げられ
る。水もしくは酸性水溶液の使用量は用いた化合物
〔9〕に対して通常1〜200重量倍、好ましくは3〜
50重量倍の範囲である。
【0103】なお、金属マグネシウムを用いる場合、開
始剤を併用することによって、反応を速やかに開始する
ことができる。かかる開始剤としては、例えば臭素、ヨ
ウ素などの分子状ハロゲン、ヨウ化メチル、ヨウ化エチ
ル、臭化エチルなどのアルキルハロゲン化物、1,2−
ジクロロエタン、1,2−ジブロモエタンなどのアルキ
ルジハロゲン化物などが挙げられ、その使用量は金属マ
グネシウムに対して通常0.00001〜0.1モル倍
の範囲である。
【0104】得られた反応混合物を有機層と水層とに分
液して、有機層として化合物〔2a〕の溶液を得る。先
の反応において水と相溶性の溶媒を用いた場合や先の反
応における溶媒の使用量が少ないために有機層と水層と
を容易に分液できない場合には、該反応混合物にトルエ
ン、酢酸エチル、クロロベンゼンなどの水に不溶の有機
溶媒を加えた後に分液すればよい。
【0105】化合物〔2a〕は、かくして得られる溶液
のまま次の〔工程3〕に用いられてもよいし、該溶液か
ら取り出されたのち次の〔工程3〕に用いられてもよ
い。化合物〔2a〕の溶液から化合物〔2a〕を取り出
すには、例えば該溶液を水洗し、乾燥後、溶媒を留去す
ればよい。かくして得られた化合物〔2a〕は、さらに
再結晶、蒸留、カラムクロマトグラフ処理などの方法に
よって精製されてもよい。
【0106】なお、溶媒に化合物
〔9〕および有機アル
カリ金属化合物もしくは金属マグネシウムを加え、次い
で化合物〔4〕を加えた後、または溶媒に化合物
〔9〕、化合物〔4〕および有機アルカリ金属化合物も
しくは金属マグネシウムを加えた後に固体が析出した場
合には、反応系から取り出した該固体を〔工程3〕にお
いて使用し得る溶媒に加えたのち化合物〔3〕を加える
ことによって、化合物〔1〕を製造することもできる。
【0107】上記の〔工程2〕に用いる化合物
〔9〕は
以下に示すとおり、〔工程1〕を経て製造することがで
きる。 〔工程1〕 化合物〔10〕および一般式(11) R7 5 (11) (式中、Y5 はハロゲン原子を示し、R7 は前記と同じ
意味を示す。)で示されるハロゲン化物(以下、化合物
〔11〕と称する。)を塩基の存在下に反応させて化合
〔9〕を製造する工程。
【0108】化合物〔11〕において置換基Y5 で示さ
れるハロゲン原子としては塩素原子、臭素原子、ヨウ素
原子などが挙げられる。
【0109】かかる化合物〔11〕としては、例えばメ
チルブロマイド、エチルブロマイド、ビニルブロマイ
ド、アリルブロマイド、2−クロロ−2−プロペニルブ
ロマイド、2−ブロモ−2−プロペニルブロマイド、2
−メチル−2−プロペニルブロマイド、ホモアリルブロ
マイド、ヘキセニルブロマイド、デセニルブロマイドお
よび上記各化合物のブロマイドをクロライド、イオダイ
ドに変更した化合物などが挙げられる。化合物〔11〕
の使用量は化合物〔10〕に対して通常0.5〜5モル
倍、好ましくは0.9〜3.3モル倍の範囲である。
【0110】塩基としては、例えば水酸化リチウム、炭
酸リチウム、炭酸水素リチウム、水素化リチウム、リチ
ウムメトキシド、リチウムエトキシド、水酸化ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、水素化ナト
リウム、ナトリウムメトキシド、水酸化カリウム、炭酸
カリウム、炭酸水素カリウム、水素化カリウム、カリウ
ムメトキシド、カリウムエトキシドなどの無機塩基、メ
チルアミン、エチルアミン、n−プロピルアミン、イソ
プロピルアミン、n−ブチルアミン、tert−ブチル
アミン、n−オクチルアミン、n−デシルアミン、アニ
リン、エチレンジアミンなどの第1級アミン化合物、ジ
メチルアミン、ジエチルアミン、ジ−n−プロピルアミ
ン、ジ−n−プロピルアミン、ジ−n−ブチルアミン、
ジ−tert−ブチルアミン、ジ−n−オクチルアミ
ン、ジ−n−デシルアミン、ピロリジン、ヘキサメチル
ジシラザン、ジフェニルアミンなどの第2級アミン化合
物、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリ−n−
プロピルアミン、トリ−n−ブチルアミン、ジイソプロ
ピルエチルアミン、トリ−n−オクチルアミン、トリ−
n−デシルアミン、トリフェニルアミン、N,N−ジメ
チルアニリン、N,N,N’,N’−テトラメチルエチ
レンジアミン、N−メチルピロリジン、4−ジメチルア
ミノピリジンなどの第3級アミン化合物といったアミン
化合物、メチルリチウム、エチルリチウム、n−ブチル
リチウム、sec−ブチルリチウム、tert−ブチル
リチウム、リチウムトリメチルシリルアセチリド、リチ
ウムアセチリド、トリメチルシリルメチルリチウム、ビ
ニルリチウム、フェニルリチウム、アリルリチウムなど
有機リチウム化合物といった有機アルカリ金属化合物な
どが挙げられ、その使用量は化合物〔10〕に対して通
常0.5〜3モル倍、好ましくは0.9〜1.5モル倍
の範囲である。
【0111】反応に際して触媒を用いてもよい。かかる
触媒としては、例えばベンジルトリメチルアンモニウム
クロライド、ベンジルトリエチルアンモニウムクロライ
ド、ベンジルトリ−n−プロピルアンモニウムクロライ
ド、ベンジルトリ−n−ブチルアンモニウムクロライ
ド、テトラメチルアンモニウムクロライド、テトラエチ
ルアンモニウムクロライド、テトラ−n−プロピルアン
モニウムクロライド、テトラ−n−ブチルアンモニウム
クロライドおよび上記各化合物のクロライドをブロマイ
ド、アイオダイドに変更した化合物などの4級アンモニ
ウム塩などが挙げられ、その使用量は化合物〔10〕に
対して通常0.00001〜0.5モル倍、好ましくは
0.0001〜0.1モル倍の範囲である。
【0112】反応は通常、反応に対して不活性な溶媒中
で行われ、かかる溶媒としては、例えばベンゼン、トル
エン、キシレンなどの芳香族炭化水素系溶媒、ヘキサ
ン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水素系溶媒、ジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサンなど
のエーテル系溶媒、ヘキサメチルホスホリックアミド、
ジメチルホルムアミドなどのアミド系溶媒、アセトニト
リル、プロピオニトリル、アセトン、ジエチルケトン、
メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンなどの極性
溶媒、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロベンゼ
ン、ジクロロベンゼンなどのハロゲン系溶媒といった非
プロトン性溶媒やメタノール、エタノール、イソプロパ
ノール、n−ブタノールなどのアルコール系溶媒といっ
たプロトン性溶媒などが挙げられる。これらの溶媒はそ
れぞれ単独もしくは2種以上を混合して用いられ、その
使用量は化合物〔10〕に対して通常1〜200重量
倍、好ましくは5〜30重量倍の範囲である。
【0113】本工程は、例えば溶媒に塩基を加えたのち
化合物〔10〕を加え、次いで化合物〔11〕を加える
ことによって行うことができ、触媒を用いる場合には溶
媒に塩基および触媒を加えたのち化合物〔10〕を加
え、次いで化合物〔11〕を加えればよい。反応温度は
通常−100℃以上溶媒の沸点以下、好ましくは0〜1
00℃の範囲である。
【0114】得られた反応混合物に水を加えたのち有機
層と水層とに分液して、有機層として化合物
〔9〕の溶
液を得る。先の反応において水と相溶性の溶媒を用いた
場合や先の反応における溶媒の使用量が少ないために有
機層と水層とを容易に分液できない場合には、該反応混
合物にトルエン、酢酸エチル、クロロベンゼンなどの水
に不溶の有機溶媒を加えた後に分液すればよい。
【0115】化合物
〔9〕は、このようにして得られた
溶液のまま次の工程に用いてもよいが、通常は該溶液か
ら取り出して用いられる。化合物
〔9〕の溶液から化合
〔9〕を取り出すには、例えば該溶液を水洗し乾燥
後、溶媒を留去すればよい。かくして得られた化合物
〔9〕は、さらに再結晶、蒸留、カラムクロマトグラフ
処理などの方法によって精製されてもよい。
【0116】一方、化合物〔2b〕は以下に示すとおり
〔工程5〕を経て製造することができる。 〔工程5〕 一般式(5) (式中、Y1 はハロゲン原子を示し、A、B’、R1
2 、R3 、R4 、R5、R6 、R7 はそれぞれ前記と
同じ意味を示す。)で示されるハライド化合物(以下、
化合物〔5〕と称する。)および一般式(6) M2 Cp2 (6) (式中、M2 はアルカリ金属原子を示し、Cp2 は前記
と同じ意味を示す。)で示されるシクロペンタジエニル
金属塩(以下、化合物〔6〕と称する。)を反応さ せ
て化合物〔2b〕を製造する工程。
【0117】化合物〔5〕において置換基Y1 として示
されるハロゲン原子としては塩素原子、臭素原子、ヨウ
素原子などが例示される。
【0118】かかる化合物〔5〕としてはクロロ(2−
メトキシフェニル)ジメチルシラン、クロロ(2−メト
キシ−3−メチルフェニル)ジメチルシラン、クロロ
(2−メトキシ−3,5−ジメチルフェニル)ジメチル
シラン、(3−tert−ブチル−2−メトキシフェニ
ル)クロロジメチルシラン、(3−tert−ブチル−
2−メトキシ−5−メチルフェニル)クロロジメチルシ
ラン、(3,5−ジ−tert−ブチル−2−メトキシ
フェニル)クロロジメチルシラン、クロロ(2−メトキ
シ−3−フェニルフェニル)ジメチルシラン、クロロ
(2−メトキシ−5−メチル−3−フェニルフェニル)
ジメチルシラン、(3−tert−ブチルジメチルシリ
ル−2−メトキシフェニル)クロロジメチルシラン、
(3−tert−ブチルジメチルシリル−2−メトキシ
−5−メチルフェニル)クロロジメチルシラン、クロロ
(2−メトキシ−3−トリメチルシリルフェニル)ジメ
チルシラン、クロロ(2−メトキシ−5−メチル−3−
トリメチルシリルフェニル)ジメチルシラン、(3,5
−ジアミル−2−メトキシフェニル)クロロジメチルシ
ラン、(3−tert−ブチル−2,5−ジメトキシフ
ェニ)クロロジメチルシラン、(3−tert−ブチル
−5−クロロ−2−メトキシフェニル)クロロジメチル
シラン、
【0119】(2−アリロキシ−フェニル)クロロジメ
チルシラン、(2−アリロキシ−3−メチルフェニル)
クロロジメチルシラン、(2−アリロキシ−3,5−ジ
メチルフェニル)クロロジメチルシラン、(2−アリロ
キシ−3−tert−ブチルフェニル)クロロジメチル
シラン、(2−アリロキシ−3−tert−ブチル−5
−メチルフェニル)クロロジメチルシラン、(2−アリ
ロキシ−3,5−ジ−tert−ブチルフェニル)クロ
ロジメチルシラン、(2−アリロキシ−3−フェニルフ
ェニル)クロロジメチルシラン、(2−アリロキシ−5
−メチル−3−フェニルフェニル)クロロジメチルシラ
ン、(2−アリロキシ−3−tert−ブチルジメチル
シリルフェニル)クロロジメチルシラン、(2−アリロ
キシ−3−tert−ブチルジメチルシリル−4−メチ
ルフェニル)クロロジメチルシラン、(2−アリロキシ
−3−トリメチルシリルフェニル)クロロジメチルシラ
ン、(2−アリロキシ−5−メチル−3−トリメチルシ
リルフェニル)クロロジメチルシラン、(2−アリロキ
シ−3,5−ジアミルフェニル)クロロジメチルシラ
ン、(2−アリロキシ−3−tert−ブチル−5−メ
トキシフェニル)クロロジメチルシラン、(2−アリロ
キシ−3−tert−ブチル−5−クロロフェニル)ク
ロロジメチルシラン、(1−アリロキシナフタレン−2
−イル)クロロジメチルシランなどが例示される。ま
た、メトキシまたはアリロキシをベンジルオキシ、エト
キシ、トリメチルシリルオキシ、tert−ブチルジメ
チルシリルオキシ、メトキシメトキシに変更した化合
物、クロロジメチルシランをクロロジエチルシラン、ク
ロロジフェニルシラン、クロロジメトキシシラン、ブロ
モジメチルシラン、ジメチルヨードシランに変更した化
合物も同様に例示できる。
【0120】化合物〔6〕において置換基M2 として示
されるアルカリ金属としてはリチウム、カリウム、ナト
リウムなどが例示される。
【0121】かかる化合物〔6〕としては、例えばシク
ロペンタジエニルリチウム、メチルシクロペンタジエニ
ルリチウム、ジチルシクロペンタジエニルリチウム、ト
リメチルシクロペンタジエニルリチウム、テトラメチル
シクロペンタジエニルリチウム、エチルシクロペンタジ
エニルリチウム、n−プロピルシクロペンタジエニルリ
チウム、イソプロピルシクロペンタジエニルリチウム、
tert−ブチルシクロペンタジエニルリチウム、n−
ブチルシクロペンタジエニルリチウム、sec−ブチル
シクロペンタジエニルリチウム、イソブチルシクロペン
タジエニルリチウム、ジ−tert−ブチルシクロペン
タジエニルリチウム、n−ヘキシルシクロペンタジエニ
ルリチウム、フェニルシクロペンタジエニルリチウム、
トリメチルシリルシクロペンタジエニルリチウム、te
rt−ブチルジメチルシリルシクロペンタジエニルリチ
ウム、インデニルリチウム、メチルインデニルリチウ
ム、フェニルインデニルリチウム、フルオレニルリチウ
ム、
【0122】シクロペンタジエニルナトリウム、メチル
シクロペンタジエニルナトリウム、テトラメチルシクロ
ペンタジエニルナトリウム、tert−ブチルシクロペ
ンタジエニルナトリウム、n−ブチルシクロペンタジエ
ニルナトリウム、トリメチルシリルシクロペンタジエニ
ルナトリウム、tert−ブチルジメチルシリルシクロ
ペンタジエニルナトリウム、インデニルナトリウム、フ
ルオレニルナトリウム、
【0123】シクロペンタジエニルカリウム、メチルシ
クロペンタジエニルカリウム、テトラメチルシクロペン
タジエニルカリウム、tert−ブチルシクロペンタジ
エニルカリウム、n−ブチルシクロペンタジエニルカリ
ウム、トリメチルシリルシクロペンタジエニルカリウ
ム、tert−ブチルジメチルシリルシクロペンタジエ
ニルカリウム、インデニルカリウム、フルオレニルカリ
ウムなどが挙げられる。化合物〔6〕の使用量は化合物
〔5〕に対して通常0.5〜3モル倍、好ましくは0.
9〜1.1モル倍の範囲である。
【0124】反応は通常、反応に対して不活性な溶媒中
で行われる。かかる溶媒としては、例えばベンゼン、ト
ルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素系溶媒、ヘキサ
ン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水素系溶媒、ジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサンなど
のエーテル系溶媒、ヘキサメチルホスホリックアミド、
ジメチルホルミアミドなどのアミド系溶媒、ジクロロメ
タン、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベン
ゼンなどのハロゲン系溶媒といった非プロトン性溶媒な
どが挙げられる。これらの溶媒はそれぞれ単独もしくは
2種以上を混合して用いられ、その使用量は化合物
〔5〕に対して通常1〜200重量倍、好ましくは5〜
30重量倍の範囲である。
【0125】本工程は、例えば溶媒中で化合物〔5〕お
よび化合物〔6〕を混合することによって行うことがで
きる。反応温度は通常−100℃以上溶媒の沸点以下で
あり、好ましくは−80〜35℃の範囲である。
【0126】得られた反応混合物に水または塩化アンモ
ニウム水溶液もしくは塩酸などの酸性水溶液などを加え
たのち、有機層と水層とに分液し、有機層として化合物
〔2b〕の溶液を得る。先の反応において水と相溶性の
溶媒を用いた場合や先の反応における溶媒の使用量が少
ないために有機層と水層とを容易に分液できない場合に
は、該反応混合物にトルエン、酢酸エチル、クロロベン
ゼンなどの水に不溶の有機溶媒を加えた後に分液すれば
よい。
【0127】化合物〔2b〕は、このようにして得られ
た溶液のまま次の〔工程3〕に用いられてもよいし、該
溶液から取り出したのち用いてもよい。化合物〔2b〕
の溶液から化合物〔2b〕を取り出すには、例えば該溶
液を水洗し、乾燥後、溶媒を留去すればよい。かくして
得られた化合物〔2b〕は、さらに再結晶、蒸留、カラ
ムクロマトグラフ処理などの方法によって精製されても
よい。
【0128】上記の〔工程5〕において用いる化合物
〔5〕は以下に示すとおり〔工程4〕を経て製造するこ
とができる。 〔工程4〕 化合物
〔9〕および一般式(7) (式中、Y2 はハロゲン原子を示し、B’、R5
6 、Y1 はそれぞれ前記と同じ意味を示す。)で示さ
れるジハライド化合物(以下、化合物〔7〕と称す
る。)を有機アルカリ金属化合物もしくは金属マグネシ
ウムの存在下に反応させて化合物〔5〕を製造する工
程。
【0129】化合物
〔9〕は前記したとおり、〔工程
1〕を経て製造することができる。その場合、得られた
化合物
〔9〕は分液によって有機層として得た溶液のま
ま用いてもよいし、該溶液から取り出して用いてもよ
い。
【0130】化合物〔7〕において置換基Y2 として示
されるハロゲン原子としては、例えば塩素原子、臭素原
子、ヨウ素原子など挙げられる。
【0131】かかる化合物〔7〕としてはジクロロジメ
チルシラン、ジクロロジフェニルシラン、ジクロロジエ
チルシラン、ジクロロジ−n−プロピルシラン、ジクロ
ロジメトキシシラン、ジアリルジクロロシラン、ジクロ
ロジビニルシラン、ジクロロメチルビニルシラン、ジク
ロロジベンジルシラン、ジクロロクロロメチルメチルシ
ラン、ジブロモジメチルシラン、ジヨードジメチルシラ
ンなどが例示される。化合物〔7〕の使用量は化合物
〔9〕に対して通常0.5〜50モル倍、好ましくは
0.9〜5モル倍の範囲である。
【0132】有機アルカリ金属化合物としてはメチルリ
チウム、エチルリチウム、n−ブチルリチウム、sec
−ブチルリチウム、tert−ブチルリチウム、リチウ
ムトリメチルシリルアセチリド、リチウムアセチリド、
トリメチルシリルメチルリチウム、ビニルリチウム、フ
ェニルリチウム、アリルリチウムなど有機リチウム化合
物などの有機リチウム化合物などが例示される。かかる
有機アルカリ金属化合物もしくは金属マグネシウムの使
用量は化合物
〔9〕に対して通常0.5〜5モル倍、好
ましくは0.9〜2.2モル倍の範囲である。
【0133】反応は通常、反応に対して不活性な溶媒中
で行われ、かかる溶媒としては、例えばベンゼン、トル
エン、キシレンなどの芳香族炭化水素系溶媒、ヘキサ
ン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水素系溶媒、ジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサンなど
のエーテル系溶媒、ヘキサメチルホスホリックアミド、
ジメチルホルミアミドなどのアミド系溶媒、アセトニト
リル、プロピオニトリル、アセトン、ジエチルケトン、
メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンなどの極性
溶媒、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロベンゼ
ン、ジクロロベンゼンなどのハロゲン系溶媒といった非
プロトン性溶媒などが挙げられる。かかる溶媒はそれぞ
れ単独もしくは2種以上を混合して用いられ、その使用
量は化合物
〔9〕に対して通常1〜200重量倍、好ま
しくは5〜30重量倍の範囲である。
【0134】本工程は、例えば溶媒に化合物
〔9〕およ
び有機アルカリ金属化合物もしくは金属マグネシウムを
加え、次いで化合物〔7〕を加えることによって行われ
てもよいし、溶媒に化合物
〔9〕、化合物〔7〕および
有機アルカリ金属化合物もしくは金属マグネシウムを同
時に加えることによって行うこともできる。反応温度は
−100℃以上溶媒の沸点以下であり、有機アルカリ金
属化合物を用いる場合は−80〜40℃の範囲、金属マ
グネシウムを用いる場合は10〜100℃の範囲である
ことがそれぞれ好ましい。
【0135】なお、金属マグネシウムを用いる場合、開
始剤を併用することによって、反応を速やかに開始する
ことができる。かかる開始剤としては、例えば臭素、ヨ
ウ素などの分子状ハロゲン、ヨウ化メチル、ヨウ化エチ
ル、臭化エチルなどのアルキルハロゲン化物、1,2−
ジクロロエタン、1,2−ジブロモエタンなどのアルキ
ルジハロゲン化物などが挙げられ、その使用量は金属マ
グネシウムに対して通常0.00001〜0.1モル倍
の範囲である。
【0136】かくして得られる化合物〔5〕は、得られ
た反応混合物のまま次の〔工程5〕に用いてもよいが、
該反応混合物を濃縮して得た残渣として用いてもよい
し、該反応混合物から取り出して用いてもよい。反応混
合物から化合物〔5〕を取り出すには、例えば該反応混
合物を濃縮して得た残渣をトルエンなどの芳香族炭化水
素系溶媒、ヘキサン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水素系
溶媒などの疎水性溶媒に溶解し、不溶分を濾別したのち
溶媒留去すればよい。かくして得られた化合物〔5〕
は、さらに再結晶、蒸留、カラムクロマトグラフ処理な
どの方法によって精製されてもよい。
【0137】また、化合物〔2b〕は以下に示すとお
り、〔工程6〕を経て製造することもできる。
【0138】〔工程6〕 化合物
〔9〕および一般式(8) (式中、Y3 はハロゲン原子を示し、B’、Cp2 、R
5 、R6 はそれぞれ前記と同じ意味を示す。)で示され
るハライド化合物(以下、化合物〔8〕と称する。)を
有機アルカリ金属化合物もしくは金属マグネシウムの存
在下に反応させて化合物〔2b〕を製造する工程。
【0139】化合物
〔9〕は、前記したとおり〔工程
1〕を経て製造することができる。その場合、得られた
化合物
〔9〕は分液によって有機層として得た溶液のま
ま用いてもよいし、該溶液から取り出して用いてもよ
い。
【0140】化合物〔8〕において置換基Y3 として示
されるハロゲン原子としては、例えば塩素原子、臭素原
子、ヨウ素原子などが挙げられる。
【0141】かかる化合物〔8〕としては、例えばクロ
ロ(シクロぺンタジエニル)ジメチルシラン、クロロジ
メチル(メチルシクロペンタジエニル)シラン、クロロ
ジメチル(テトラメチルシクロペンタジエニル)シラ
ン、クロロジメチル(テトラメチルシクロペンタジエニ
ル)シラン、クロロ(tert−ブチルシクロぺンタジ
エニル)ジメチルシラン、クロロジメチル(トリメチル
シリルシクロぺンタジエニル)シラン、(インデン−1
−イル)クロロジメチルシラン、(インデン−2−イ
ル)クロロジメチルシラン、クロロ(9H−フルオレン
−9−イル)ジメチルシランなどが挙げられる。また、
これらの化合物のシクロペンタジエニルをジメチルシク
ロペンタジエニル、n−ブチルシクロペンタジエニル、
sec−ブチルシクロペンタジエニル、tert−ブチ
ルジメチルシリルシクロペンタジエニル、トリメチルシ
クロペンタジエニル、エチルシクロペンタジエニル、n
−プロピルシクロペンタジエニル、イソプロピルシクロ
ペンタジエニル、イソブチルシクロペンタジエニル、フ
ェニルシクロペンタジエニル、メチルインデン−1−イ
ルまたはメチルインデン−2−イルに置き換えた化合
物、ジメチルをジエチル、ジフェニル、ジメトキシに置
き換えた化合物、クロロをブロモ、ヨードに置き換えた
化合物も同様に例示できる。かかる化合物〔8〕の使用
量は化合物
〔9〕に対して通常0.5〜3モル倍、好ま
しくは0.9〜1.2モル倍の範囲である。
【0142】有機アルカリ金属化合物としてはメチルリ
チウム、エチルリチウム、n−ブチルリチウム、sec
−ブチルリチウム、tert−ブチルリチウム、リチウ
ムトリメチルシリルアセチリド、リチウムアセチリド、
トリメチルシリルメチルリチウム、ビニルリチウム、フ
ェニルリチウム、アリルリチウムなどの有機リチウム化
合物などが例示される。有機アルカリ金属塩もしくは金
属マグネシウムの使用量は化合物
〔9〕に対して通常
0.5〜5モル倍であり、有機アルカリ金属化合物の使
用量は0.9〜2.2モル倍の範囲、金属マグネシウム
の使用量は0.9〜1.2モル倍の範囲であることがそ
れぞれ好ましい。
【0143】反応は通常、反応に対して不活性な溶媒中
で行われる。かかる溶媒としては、例えばベンゼン、ト
ルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素系溶媒、ヘキサ
ン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水素系溶媒、ジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサンなど
のエーテル系溶媒、ヘキサメチルホスホリックアミド、
ジメチルホルミアミドなどのアミド系溶媒、アセトニト
リル、プロピオニトリル、アセトン、ジエチルケトン、
メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンなどの極性
溶媒、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロベンゼ
ン、ジクロロベンゼンなどのハロゲン系溶媒といった非
プロトン性溶媒などが挙げられる。これらの溶媒はそれ
ぞれ単独もしくは2種以上を混合して用いられ、その使
用量は化合物
〔9〕に対して通常1〜200重量倍、好
ましくは5〜30重量倍の範囲である。
【0144】本工程は、例えば溶媒に化合物
〔9〕およ
び有機アルカリ金属塩もしくは金属マグネシウムを加え
たのち、化合物〔8〕を加えることにより行うこともで
き、溶媒に化合物
〔9〕、化合物〔8〕および有機アル
カリ金属塩もしくは金属マグネシウムを同時に加えるこ
とにより行うこともできる。反応温度は通常−100℃
以上溶媒の沸点以下であり、有機アルカリ金属化合物を
用いる場合は−78℃〜40℃の範囲、金属マグネシウ
ムを用いる場合は10〜100℃の範囲であることがそ
れぞれ好ましい。
【0145】なお、金属マグネシウムを用いる場合、開
始剤を併用することによって反応を速やかに開始するこ
とができる。かかる開始剤としては、例えば臭素、ヨウ
素などの分子状ハロゲン、ヨウ化メチル、ヨウ化エチ
ル、臭化エチルなどのアルキルハロゲン化物、1,2−
ジクロロエタン、1,2−ジブロモエタンなどのアルキ
ルジハロゲン化物などが挙げられ、その使用量は金属マ
グネシウムに対して通常0.00001〜0.1モル倍
の範囲である。
【0146】得られた反応混合物に水または塩化アンモ
ニウム水溶液もしくは塩酸などの酸性水溶液を加えたの
ち、有機層と水層とに分液し、有機層として化合物〔2
b〕の溶液を得る。先の反応において水と相溶性の溶媒
を用いた場合や先の反応における溶媒の使用量が少ない
ために有機層と水層とを容易に分液できない場合には、
該反応混合物にトルエン、酢酸エチル、クロロベンゼン
などの水に不溶の有機溶媒を加えた後に分液すればよ
い。
【0147】化合物〔2b〕は、このようにして得られ
た溶液のまま次の〔工程3〕に用いてもよいし、該溶液
から取り出したのち用いてもよい。化合物〔2b〕の溶
液から化合物〔2b〕を取り出すには、例えば該溶液を
水洗し、乾燥後、溶媒を留去すればよい。かくして得ら
れた化合物〔2b〕は、さらに再結晶、蒸留、カラムク
ロマトグラフ処理などの方法によって精製されてもよ
い。
【0148】〔有機アルミニウム化合物(A)〕本発明
において用いる化合物(A)としては、公知の有機アル
ミニウム化合物が使用できる。好ましくは、(A1)一
般式 E1 a AlZ3-a で示される有機アルミニウム化
合物、(A2)一般式 {−Al(E2 )−O−}b
示される構造を有する環状のアルミノキサン、及び(A
3)一般式 E3 {−Al(E3)−O−}c AlE3
2 で示される構造を有する線状のアルミノキサン(但
し、E1 、E2 、E3 は、炭素数1〜8の炭化水素基で
あり、全てのE1 、全てのE 2 及び全てのE3 は同じで
あっても異なっていても良い。Zは水素原子又はハロゲ
ン原子を表し、全てのZは同じであっても異なっていて
も良い。aは0<a≦3の数で、bは2以上の整数を、
cは1以上の整数を表す。)のうちのいずれか、あるい
はそれらの2〜3種の混合物を例示することができる。
【0149】一般式 E1 a AlZ3-a で示される有機
アルミニウム化合物(A1)の具体例としては、トリメ
チルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリプロ
ピルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリ
ヘキシルアルミニウム等のトリアルキルアルミニウム;
ジメチルアルミニウムクロライド、ジエチルアルミニウ
ムクロライド、ジプロピルアルミニウムクロライド、ジ
イソブチルアルミニウムハクロライド、ジヘキシルアル
ミニウムクロライド等のジアルキルアルミニウムクロラ
イド;メチルアルミニウムジクロライド、エチルアルミ
ニウムジクロライド、プロピルアルミニウムジクロライ
ド、イソブチルアルミニウムジクロライド、ヘキシルア
ルミニウムジクロライド等のアルキルアルミニウムジク
ロライド;ジメチルアルミニウムハイドライド、ジエチ
ルアルミニウムハイドライド、ジプロピルアルミニウム
ハイドライド、ジイソブチルアルミニウムハイドライ
ド、ジヘキシルアルミニウムハイドライド等のジアルキ
ルアルミニウムハイドライド等を例示することができ
る。好ましくは、トリアルキルアルミニウムであり、よ
り好ましくは、トリエチルアルミニウム、トリイソブチ
ルアルミニウムである。
【0150】一般式 {−Al(E2 )−O−}b で示
される構造を有する環状のアルミノキサン(A2)、一
般式 E3 {−Al(E3 )−O−}c AlE3 2 で示
される構造を有する線状のアルミノキサン(A3)にお
ける、E2 、E3 の具体例としては、メチル基、エチル
基、ノルマルプロピル基、イソプロピル基、ノルマルブ
チル基、イソブチル基、ノルマルペンチル基、ネオペン
チル基等のアルキル基を例示することができる。bは2
以上の整数であり、cは1以上の整数である。好ましく
は、E2 及びE3 はメチル基、イソブチル基であり、b
は2〜40、cは1〜40である。
【0151】上記のアルミノキサンは各種の方法で作ら
れる。その方法については特に制限はなく、公知の方法
に準じて作ればよい。例えば、トリアルキルアルミニウ
ム(例えば、トリメチルアルミニウムなど)を適当な有
機溶剤(ベンゼン、脂肪族炭化水素など)に溶かした溶
液を水と接触させて作る。また、トリアルキルアルミニ
ウム(例えば、トリメチルアルミニウムなど)を結晶水
を含んでいる金属塩(例えば、硫酸銅水和物など)に接
触させて作る方法が例示できる。
【0152】〔化合物B〕本発明において化合物(B)
としては、(B1)一般式BQ1 2 3 で表されるホ
ウ素化合物、(B2)一般式Z+ (BQ1 2
3 4 - で表されるホウ素化合物、(B3)一般式
(L−H)+ (BQ1 2 3 4 - で表されるホウ
素化合物のいずれかを用いる。
【0153】一般式 BQ1 2 3 で表されるホウ素
化合物(B1)において、Bは3価の原子価状態のホウ
素原子であり、Q1 〜Q3 はハロゲン原子、1〜20個
の炭素原子を含む炭化水素基、1〜20個の 炭素原子
を含むハロゲン化炭化水素基、1〜20個の炭素原子を
含む置換シリル基、1〜20個の炭素原子を含むアルコ
キシ基または2〜20個の炭素原子を含む2置換アミノ
基であり、それらは同じであっても異なっていても良
い。好ましいQ1 〜Q3 はハロゲン原子、1〜20個の
炭素原子を含む炭化水素基、1〜20個の炭素原子を含
むハロゲン化炭化水素基である。
【0154】ルイス酸(B1)の具体例としては、トリ
ス(ペンタフルオロフェニル)ボラン、トリス(2,
3,5,6−テトラフルオロフェニル)ボラン、トリス
(2,3,4,5−テトラフルオロフェニル)ボラン、
トリス(3,4,5−トリフルオロフェニル)ボラン、
トリス(2,3,4−トリフルオロフェニル)ボラン、
フェニルビス(ペンタフルオロフェニル)ボラン等が挙
げられるが、最も好ましくは、トリス(ペンタフルオロ
フェニル)ボランである。
【0155】一般式Z+ (BQ1 2 3 4 - で表
されるホウ素化合物(B2)において、Z+ は無機また
は有機のカチオンであり、Bは3価の原子価状態のホウ
素原子であり、Q1 〜Q4 は上記の(B1)におけるQ
1 〜Q3 と同様である。
【0156】一般式 Z+ (BQ1 2 3 4 -
表される化合物の具体例としては、無機のカチオンであ
るZ+ には、フェロセニウムカチオン、アルキル置換フ
ェロセニウムカチオン、銀陽イオンなどが、有機のカチ
オンであるZ+ には、トリフェニルメチルカチオンなど
が挙げられる。(BQ1 2 3 4 - には、テトラ
キス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、テトラキス
(2,3,5,6−テトラフルオロフェニル)ボレー
ト、テトラキス(2,3,4,5−テトラフルオロフェ
ニル)ボレート、テトラキス(3,4,5−トリフルオ
ロフェニル)ボレート、テトラキス(2,2,4ートリ
フルオロフェニル)ボレート、フェニルビス(ペンタフ
ルオロフェニル)ボレ−ト、テトラキス(3,5−ビス
トリフルオロメチルフェニル)ボレートなどが挙げられ
る。
【0157】これらの具体的な組み合わせとしては、フ
ェロセニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボ
レート、1,1’−ジメチルフェロセニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレート、銀テトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニルメ
チルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
トリフェニルメチルテトラキス(3,5−ビストリフル
オロメチルフェニル)ボレートなどを挙げることができ
るが、最も好ましくは、トリフェニルメチルテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレートである。
【0158】また、一般式(L−H)+ (BQ1 2
3 4 - で表されるホウ素化合物(B3)NIおいて
は、Lは中性ルイス塩基であり、(L−H)+ はブレン
ステッド酸であり、Bは3価の原子価状態のホウ素原子
であり、Q1 〜Q4 は上記の(B1)におけるQ1 〜Q
3 と同様である。
【0159】一般式(L−H)+ (BQ1 2
3 4 - で表される化合物の具体例としては、ブレン
ステッド酸である(L−H)+ には、トリアルキル置換
アンモニウム、N,N−ジアルキルアニリニウム、ジア
ルキルアンモニウム、トリアリールホスホニウムなどが
挙げられ、(BQ1 2 3 4 - には、前述と同様
のものが挙げられる。
【0160】これらの具体的な組み合わせとしては、ト
リエチルアンモニウムテトラキス(ペンタフルオロフェ
ニル)ボレート、トリプロピルアンモニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリ(ノルマル
ブチル)アンモニウムテトラキス(ペンタフルオロフェ
ニル)ボレート、トリ(ノルマルブチル)アンモニウム
テトラキス(3,5−ビストリフルオロメチルフェニ
ル)ボレート、N,N−ジメチルアニリニウムテトラキ
ス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、N,N−ジエ
チルアニリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、N,N−2,4,6−ペンタメチルアニ
リニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト、N,N−ジメチルアニリニウムテトラキス(3,5
−ビストリフルオロメチルフェニル)ボレート、ジイソ
プロピルアンモニウムテトラキス(ペンタフルオロフェ
ニル)ボレート、ジシクロヘキシルアンモニウムテトラ
キス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリフェニ
ルホスホニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)
ボレート、トリ(メチルフェニル)ホスホニウムテトラ
キス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリ(ジメ
チルフェニル)ホスホニウムテトラキス(ペンタフルオ
ロフェニル)ボレートなどを挙げることができるが、最
も好ましくは、トリ(ノルマルブチル)アンモニウムテ
トラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、もしく
は、N,N−ジメチルアニリニウムテトラキス(ペンタ
フルオロフェニル)ボレートである。
【0161】本発明においては、一般式(1)で表され
る遷移金属錯体及び化合物(A)、あるいはさらに化合
物(B)を、重合時に任意の順序で投入し使用すること
ができるが、またそれらの任意の化合物の組合せを予め
接触させて得られた反応物を用いても良い。
【0162】各触媒成分の使用量は、化合物(A)/遷
移金属錯体のモル比が0.1〜10000で、好ましく
は5〜2000、化合物(B)/遷移金属錯体のモル比
が0.01〜100で、好ましくは0.5〜10の範囲
にあるように、各成分を用いることが望ましい。各触媒
成分を溶液状態で使う場合の濃度については、一般式
(1)で表される遷移金属錯体が、0.0001〜5ミ
リモル/リットルで、好ましくは、0.001〜1ミリ
モル/リットル、化合物(A)が、Al原子換算で、
0.01〜500ミリモル/リットルで、好ましくは、
0.1〜100ミリモル/リットル、化合物(B)は、
0.0001〜5ミリモル/リットルで、好ましくは、
0.001〜1ミリモル/リットルの範囲にあるよう
に、各成分を用いることが望ましい。
【0163】本発明において、重合に使用するモノマー
は、炭素原子数2〜20個からなるオレフィン、ジオレ
フィン等のいずれをも用いることができ、同時に2種類
以上のモノマーを用いることもできる。かかるモノマー
を以下に例示するが、本発明は下記化合物に限定される
べきものではない。かかるオレフィンの具体例として
は、エチレン、プロピレン、ブテン−1、ペンテン−
1、ヘキセン−1、ヘプテン−1、オクテン−1、ノネ
ン−1、デセン−1、5−メチル−2−ペンテン−1、
ビニルシクロヘキセン等が例示される。ジオレフィン化
合物としては、炭化水素化合物の共役ジエン、非共役ジ
エンが挙げられ、かかる化合物の具体例としては、非共
役ジエン化合物の具体例として、1,5−ヘキサジエ
ン、1,4−ヘキサジエン、1,4−ペンタジエン、
1,7−オクタジエン、1,8−ノナジエン、1,9−
デカジエン、4−メチル−1,4−ヘキサジエン、5−
メチル−1,4−ヘキサジエン、7−メチル−1,6−
オクタジエン、5−エチリデン−2−ノルボルネン、ジ
シクロペンタジエン、5−ビニル−2−ノルボルネン、
5−メチル−2−ノルボルネン、ノルボルナジエン、5
−メチレン−2−ノルボルネン、1,5−シクロオクタ
ジエン、5,8−エンドメチレンヘキサヒドロナフタレ
ン等が例示され、共役ジエン化合物の具体例としては、
1,3−ブタジエン、イソプレン、1,3−ヘキサジエ
ン、1,3−オクタジエン、1,3−シクロオクタジエ
ン、1,3−シクロヘキサジエン等を例示することがで
きる。
【0164】共重合体を構成するモノマーの具体例とし
ては、エチレンとプロピレン、エチレンとブテン−1、
エチレンとヘキセン−1、プロピレンとブテン−1等、
およびそれらにさらに5−エチリデン−2−ノルボルネ
ンを使用する組み合わせ等が例示されるが、本発明は、
上記化合物に限定されるべきものではない。
【0165】本発明では、モノマーとして芳香族ビニル
化合物も用いることができる。芳香族ビニル化合物の具
体例としては、スチレン、o−メチルスチレン、m−メ
チルスチレン、p−メチルスチレン、o,p−ジメチル
スチレン、o−エチルスチレン、m−エチルスチレン、
p−エチルスチレン、o−クロロスチレン、p−クロロ
スチレン、α−メチルスチレン、ジビニルベンゼン等が
挙げられる。
【0166】重合方法も、特に限定されるべきものでは
ないが、例えば、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタ
ン、オクタン等の脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエン
等の芳香族炭化水素、又はメチレンジクロライド等のハ
ロゲン化炭化水素を溶媒として用いる溶媒重合、又はス
ラリー重合、ガス状のモノマー中での気相重合等が可能
であり、また、連続重合、回分式重合のどちらでも可能
である。
【0167】重合温度は、−50℃〜200℃の範囲を
取り得るが、特に、−20℃〜100℃の範囲が好まし
く、重合圧力は、常圧〜60kg/cm2 Gが好まし
い。重合時間は、一般的に、目的とするポリマーの種
類、反応装置により適宜決定されるが、1分間〜20時
間の範囲を取ることができる。また、本発明は共重合体
の分子量を調節するために水素等の連鎖移動剤を添加す
ることもできる。
【0168】
【実施例】以下、実施例及び比較例によって本発明をさ
らに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。実施例における重合体の性質は、下記の方
法によって測定した。
【0169】(1)極限粘度[η1 ]:得られた共重合
体100mgを、135℃のテトラリン50mlに溶解
させ、135℃に保持された湯浴中にセットされた、ウ
ベローデ型粘度計を用い、当該サンプルが溶解したテト
ラリン溶液の落下速度から求めた。
【0170】(2)極限粘度[η2 ]:得られた共重合
体300mgを100mlのキシレンに溶解し、約3m
g/ml濃度として、次いで当該溶液を1/2、1/
3、1/5にキシレンにより希釈し、3水準の濃度の試
料を調製した。測定は、70℃に保持された油浴中にセ
ットされた、ウベローデ型粘度計を用い、当該サンプル
が溶解したキシレン溶液の落下速度から求めた。
【0171】(3)共重合体中のα−オレフィン含有
量:得られたポリマー中のα−オレフィン含量は、赤外
吸収スペクトルから求めた。尚、測定並びに計算は、文
献(赤外吸収スペクトルによるポリエチレンのキャラク
タリゼーション、高山、宇佐美等著。又は、Die Makrom
oleculare Chemie, 177, 461(1976) McRae, M. A. ,Mad
ams W. F. )記載の方法に準じ、α−オレフィン由来の
特性吸収例えば、1375cm-1(プロピレン)、77
2cm-1を利用して実施した。短鎖分岐度(SCB)
は、1000炭素当たりの短鎖分岐数として表した。
【0172】(4)共重合体中のジオレフィン含有量:
共重合体中にジオレフィンが存在する場合には、(3)
同様に赤外吸収スペクトルにより、使用したジオレフィ
ン由来の特性ピークを利用し定量を実施した。例えば、
5−エチリデン−2−ノルボルネン(ENB)を使用し
た場合には、1688cm-1(ENBの2重結合由来の
ピーク)のピークを利用し定量を実施した。
【0173】(5)共重合体の融点:セイコーSSC−
5200を用いて、以下の条件により求めた。 昇温:40℃から150℃(10℃/分)、5分間保持 冷却:150℃から10℃(5℃/分)、10分間保持 測定:10℃から160℃(5℃/分)
【0174】(6)分子量及び分子量分布:ゲル・パー
ミュエーション・クロマトグラフ(ウォーターズ社製
150,C)を用い、以下の条件により求めた。 カラム:TSK gel GMH−HT 測定温度:145℃ 設定 測定濃度:10mg/10ml−オルトジクロルベンゼ
【0175】(7)配位子及び錯体の構造: 1H−NM
R測定(Bruker社製 AM−400)により確認
した。
【0176】実施例1 (1)遷移金属錯体の合成 (1−1)1−ブロモ−3−tert−ブチル−5−メ
チル−2−フェノールの合成 窒素雰囲気下、撹拌機を備えた500ml4つ口フラス
コ中で、2−tert−ブチル−5−メチル−2−フェ
ノール20.1g(123mmol)をトルエン150
mlに溶かし、続いてtert−ブチルアミン25.9
ml(18.0g、246mmol)を加えた。この溶
液を−70℃に冷却し、そこへ臭素10.5ml(3
2.6g、204mmol)をシリンジで、ゆっくり加
えた。この溶液を−70℃に保ち、2時間撹拌した。そ
の後、室温まで昇温し、1回につき、10%希塩酸10
0mlを加えて、3回洗浄した。洗浄後得られる有機層
を、無水硫酸ナトリウムを用いて乾燥させ、エバポレー
ターを使用して溶媒を除去した。橙色のオイルが残っ
た。この橙色のオイルをシリカゲルカラム(ワコーゲル
C−100)を通し、ヘキサンで展開し、留分の溶媒を
除去することによって精製した。精製された無色のオイ
ル18.4g(75.7mmol)を得た。その 1H−
NMR(CD2 Cl2 溶媒)のデータを以下に示す。 δ 1.32(s,9H)、2.19(s,6H)、
6.98(s,1H)、7.11(s,1H) この 1H−NMRデータから、得られた無色のオイルを
1−ブロモ−3−tert−ブチル−5−メチル−2−
フェノールと同定した。収率は、62%であった。
【0177】(1−2)1−ブロモ−3−tert−ブ
チル−2−メトキシ−5−メチルベンゼンの合成 窒素雰囲気下、撹拌機を備えた100ml4つ口フラス
コ中で、上記(1−1)で合成した1−ブロモ−3−t
ert−ブチル−5−メチル−2−フェノール13.9
g(57.2mmol)をアセトニトリル40mlに溶
かし、続いて水酸化カリウム3.8g(67.9mmo
l)を加えた。さらに、ヨウ化メチル17.8ml(4
0.6g、286mmol)をシリンジでゆっくり加
え、12時間撹拌を続けた。その後、エバポレーターで
溶媒を除去し、残さにヘキサン40mlを加え、ヘキサ
ン可溶分を抽出した。抽出は3回繰り返した。抽出分か
ら溶媒を除去し、淡黄色のオイル13.8g(53.7
mmol)を得た。その 1H−NMR(CD2 Cl2
媒)のデータを以下に示す。 δ 1.31(s,9H)、2.20(s,3H)、
3.81(s,3H)、7.02(s,1H)、7.1
8(s,1H) この 1H−NMRデータから、得られた淡黄色のオイル
を1−ブロモ−3−tert−ブチル−2−メトキシ−
5−メチルベンゼンと同定した。収率は、94%であっ
た。
【0178】(1−3)2−シクロペンタジエニル−2
−(3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−メチル
フェニル)プロパンの合成 窒素雰囲気下、撹拌機を備えた100ml4つ口フラス
コ中で、上記(1−2)で合成した1−ブロモ−3−t
ert−ブチル−2−メトキシ−5−メチルベンゼン
4.61g(17.9mmol)を乾燥ジエチルエーテ
ル10mlに溶かし、−70℃に冷却した。そこへ、 n
BuLi 18.0mol(1.62mol/リットル
濃度のn BuLi/ヘキサン溶液11.1ml)をゆっ
くり加え、 −70℃で2時間撹拌を続けた。さらに、
この反応液に、ジエチルエーテル10mlに6,6−ジ
メチルフルベン1.91g(18.0mmol)を溶か
した溶液を加え、その後、ゆっくり室温まで昇温した。
続いて、5wt%希塩酸を25ml加えた。この反応溶
液にヘキサン30mlを加え、ヘキサン可溶分を抽出し
た。この抽出は3回繰り返した。抽出分を無水硫酸ナト
リウムで乾燥し、エバポレーターで溶媒を除去した。黄
色のオイルが残った。この黄色のオイルをシリカゲルカ
ラム(ワコーゲルC−100)を通し、ヘキサンで展開
し、留分の溶媒を除去することによって精製した。精製
された淡黄色のオイル3.0gを得た。その 1H−NM
R(CD2 Cl2 溶媒)のデータを以下に示す。 δ 1.48(s,9H)、1.71(s,6H)、
2.26(s,3H)、3.26(s,3H)、6.0
7〜6.62(m,5H)、7.22〜7.28(m、
2H) この 1H−NMRデータから、得られた黄色のオイルを
2−シクロペンタジエニル−2−(3−tert−ブチ
ル−2−メトキシ−5−メチルフェニル)プロパンと同
定した。収率は、60%であった。
【0179】(1−4):2−(シクロペンタジエニ
ル)(リチウム)−2−(3−tert−ブチル−2−
メトキシ−5−メチルフェニル)プロパンと推定される
白色固体の合成 窒素雰囲気下、撹拌機を備えた50ml4つ口フラスコ
中で、上記(1−3)で合成した、2−シクロペンタジ
エニル−2−(3−tert−ブチル−2−メトキシ−
5−メチルフェニル)プロパン0.28g(0.99m
mol)をヘキサン20mlに溶かし、−70℃に冷却
した。そこへ、 nBuLi 1.09mol(1.62
mol/リットル濃度の nBuLi/ヘキサン溶液0.
67ml)をゆっくり加えた。その後、ゆっくり室温ま
で昇温した。白色の固体が析出した。これを濾過し、1
回につきヘキサン10mlを用いて3回洗浄し、減圧乾
燥し、2−(シクロペンタジエニル)(リチウム)−2
−(3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−メチル
フェニル)プロパンと推定される白色固体0.28gを
得た。収率は97%であった。
【0180】(1−5)イソプロピリデン(シクロペン
タジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2
−フェノキシ)チタニウムジクロライドの合成 窒素雰囲気下、撹拌機を備えた50ml4つ口フラスコ
中で、上記(1−4)で合成した、2−(シクロペンタ
ジエニル)(リチウム)−2−(3−tert−ブチル
−2−メトキシ−5−メチルフェニル)プロパンと推定
される白色固体0.20g(2.3mmol)をヘキサ
ン10mlに加え、−70℃に冷却した。そこへ、Ti
Cl4 0.077ml(0.13g、0.70mmo
l)を、シリンジでゆっくり加えた。その後、ゆっくり
室温まで昇温した。溶液が、茶褐色に変化し、暗橙色の
固体が析出した。これを濾過して、溶液と固体とに分
け、固体から1回につきヘキサン10mlで、飽和炭化
水素溶媒であるヘキサンに可溶な成分を3回抽出した。
これらのヘキサン溶液をまとめ、10mlまで濃縮し、
その濃縮液を−20℃で冷却、12時間静置した。黄色
の固体が析出した。これを濾過し、減圧乾燥した。この
黄色の固体の 1H−NMR(CD2 Cl2 溶媒)のデー
タを以下に示す。 δ 1.33(s,9H)、1.51(s,6H)、
2.30(s,3H)、6.06(t,2H)、6.9
2(t,2H)、6.99(s,1H)、7.19
(s,1H) この 1H−NMRデータから、得られた黄色の固体を下
記構造式のイソプロピリデン(シクロペンタジエニル)
(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキ
シ)チタニウムジクロライドと同定した。収率は、34
%であった。
【0181】(2)重合 内容積3リットルの撹拌機付きオートクレーブを真空乾
燥してアルゴンで置換後溶媒としてトルエン1リット
ル、α−オレフィンとしてヘキセン−1を20ml仕込
み、反応器を80℃まで昇温した。昇温後、エチレン圧
を12kg/cm 2 に調節しながらフィードし、系内が
安定した後、トリイソブチルアルミニウム0.5mmo
lを投入し、続いてイソプロピリデン(シクロペンタジ
エニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フ
ェノキシ)チタニウムジクロライド2.0μmolを投
入し、続いてトリフェニルメチルテトラキス(ペンタフ
ルオロフェニル)ボレート6.0μmolを投入した。
80℃に温度を調節しながら、30分間重合を行った。
重合の結果、SCB=22.8、[η]=1.13、分
子量(Mw)=64000、分子量分布(Mw/Mn)
=2.0、融点が96.1℃であるエチレン−ヘキセン
−1共重合体を、チタニウム1molあたり、1時間当
たり、4.0×107 g製造した。
【0182】実施例2 (1)重合 内容積0.4リットルの撹拌機付きオートクレーブを真
空乾燥してアルゴンで置換後、溶媒としてトルエン19
5ml、α−オレフィンとしてヘキセン−1を5ml仕
込み、反応器を60℃まで昇温した。昇温後、エチレン
圧を6kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内が
安定した後、トリイソブチルアルミニウム0.25mm
olを投入し、続いて実施例(1)で合成したイソプロ
ピリデン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブ
チル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロ
ライド1.0μmolを投入し、さらにトリフェニルメ
チルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート
3.0μmolを投入した。60℃に温度を調節しなが
ら、30分間重合を行った。重合の結果、SCB=3
2.8、[η]=0.98、分子量(Mw)=9500
0、分子量分布(Mw/Mn)=2.8、融点が11
0.5℃であるエチレン−ヘキセン−1共重合体を、チ
タニウム1molあたり、1時間当たり、4.0×10
7 g製造した。
【0183】実施例3 (1)重合 内容積0.4リットルの撹拌機付きオートクレーブを真
空乾燥してアルゴンで置換後、溶媒としてトルエン19
5ml、α−オレフィンとしてヘキセン−1を5ml仕
込み、反応器を60℃まで昇温した。昇温後、エチレン
圧を6kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内が
安定した後、トリエチルアルミニウム0.25mmol
を投入し、続いて実施例(1)で合成したイソプロピリ
デン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル
−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライ
ド1.0μmolを投入し、さらにトリフェニルメチル
テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート3.0
μmolを投入した。60℃に温度を調節しながら、6
0分間重合を行った。重合の結果、SCB=18.0、
[η]=1.20、融点が120.8℃であるエチレン
−ヘキセン−1共重合体を、チタニウム1molあた
り、1時間当たり、9.9×105 g製造した。
【0184】実施例4 (1)重合 内容積0.4リットルの撹拌機付きオートクレーブを真
空乾燥してアルゴンで置換後、溶媒としてトルエン17
0ml、α−オレフィンとしてヘキセン−1を30ml
仕込み、反応器を60℃まで昇温した。昇温後、エチレ
ン圧を6kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内
が安定した後、メチルアルミノキサン(東ソーアクゾ社
製 MMAO−3A)をそのアルミニウム原子の量にし
て5.0mmolを投入し、続いて実施例(1)で合成
したイソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(3−
tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタ
ニウムジクロライド1.0μmolを投入した。60℃
に温度を調節しながら、60分間重合を行った。重合の
結果、SCB=28.6、融点が82.3℃であるエチ
レン−ヘキセン−1共重合体を、チタニウム1molあ
たり、1時間当たり、7.7×105 g製造した。
【0185】実施例5 (1)重合 内容積0.4リットルの撹拌機付きオートクレーブを真
空乾燥してアルゴンで置換後、溶媒としてトルエン17
0ml、α−オレフィンとしてヘキセン−1を30ml
仕込み、反応器を60℃まで昇温した。昇温後、エチレ
ン圧を6kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内
が安定した後、メチルアルミノキサン(東ソーアクゾ社
製 MMAO−3A)をそのアルミニウム原子の量にし
て0.5mmolを投入し、続いて実施例(1)で合成
したイソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(3−
tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタ
ニウムジクロライド1.0μmolとメチルアルミノキ
サンをそのアルミニウム原子の量にして0.5mmol
を予め予備接触させた後、オートクレーブへ投入した。
60℃に温度を調節しながら、60分間重合を行った。
重合の結果、SCB=32.4、[η]=1.99、融
点が82.0℃であるエチレン−ヘキセン−1共重合体
を、チタニウム1molあたり、1時間当たり、5.5
×105 g製造した。
【0186】実施例6 (1)遷移金属錯体の合成 (1−1)1−ブロモ−2−メトキシベンゼンの合成 窒素雰囲気下、撹拌機を備えた50ml4つ口フラスコ
中で、1−ブロモ−2−フェノール1.03g(5.9
2mmol)をアセトニトリル20mlに溶かし、続い
て水酸化カリウム0.51g(9.07mmol)を加
えた。さらに、ヨウ化メチル1.90ml(4.33
g、30.5mmol)をシリンジでゆっくり加え、1
2時間撹拌を続けた。その後、エバポレーターで溶媒を
除去し、残さにヘキサン20mlを加え、ヘキサン可溶
分を抽出した。抽出は3回繰り返した。抽出分から溶媒
を除去し、淡黄色のオイル0.97gを得た。収率は、
89%であった。その 1H−NMR(CD2 Cl2
媒)のデータを以下に示す。 δ 3.89(s,3H)、6.7〜7.7(m,4
H) この 1H−NMRデータから、得られた淡黄色のオイル
を1−ブロモ−2−メトキシベンゼンと同定した。
【0187】(1−2)2−(シクロペンタジエニル)
−2−(2−メトキシフェニル)プロパンの合成 窒素雰囲気下、撹拌機を備えた100ml4つ口フラス
コ中で、上記(1−1)で合成した、1−ブロモ−2−
メトキシベンゼン4.50g(24.1mmol)を乾
燥ジエチルエーテル20mlに溶かし、−70℃に冷却
し、そこへ、 nBuLi 24.0mol(1.62m
ol/リットル濃度の nBuLi/ヘキサン溶液14.
8ml)をゆっくり加え、−70℃で2時間撹拌を続け
た。さらに、この反応液に、ジエチルエーテル10ml
に溶かした6,6−ジメチルフルベン2.64g(2
4.9mmol)を加え、その後、ゆっくり室温まで昇
温した。白色の固体が析出したのでこれを濾過した。こ
の白色固体を、1回につきヘキサン10mlを用いて3
回洗浄し、減圧乾燥した。白色粉末4.0gを得た。こ
の白色粉末の少量を希塩酸で加水分解し、得られらた有
機物の 1H−NMR(C6 6 溶媒)データは以下のと
おりであった。 δ1.66(s,3H)、1.75(s,3H)、3.
26(s,3H)、5.9〜7.5(m,9H) この 1H−NMRデータから、加水分解して得られた有
機物を2−シクロペンタジエニル−2−(1−メトキシ
フェニル)プロパンと同定し、従って白色粉末を2−
(シクロペンタジエニル)(リチウム)−2−(2−メ
トキシフェニル)プロパンと推定した。収率は75%で
あった。
【0188】(1−3)イソプロピリデン(シクロペン
タジエニル)(2−フェノキシ)チタニウムジクロライ
ドの合成 窒素雰囲気下、撹拌機を備えた50ml4つ口フラスコ
中で、上記(1−2)で合成した、2−(シクロペンタ
ジエニル)(リチウム)−2−(2−メトキシフェニ
ル)プロパンと推定された白色粉末0.20g(0.9
2mmol)をヘキサン15mlに加え、−70℃に冷
却し、そこへ、TiCl4 0.10ml(0.17g、
0.91mmol)をヘキサン5mlに溶かした溶液
を、シリンジでゆっくり加えた。その後、ゆっくり室温
まで昇温した。溶液が茶色に変化し、褐色の固体が析出
した。これを濾過して、溶液と固体とに分け、固体から
1回につきヘキサン10mlで、飽和炭化水素溶媒であ
るヘキサンに可溶な成分を3回抽出した。これらのヘキ
サン溶液をまとめ、10mlまで濃縮し、その濃縮液を
−20℃で冷却、12時間静置した。黄色の固体が析出
した。これを濾過し、減圧乾燥し、0.10gの黄色の
固体を得た。この黄色の固体の 1H−NMR(CD2
2 溶媒)のデータを以下に示す。 δ 1.62(s,6H)、6.17(t,2H)、
6.80(d,1H)、7.00(t,2H)、7.2
0(t,1H)、7.21(t,1H)、7.58
(d,1H) さらに、13C−NMR(CD2 Cl2 溶媒)のデータを
以下に示す。 δ 29.8,37.3,114.9,119.8,1
22.4,125.6,126.7,127.8,13
6.5,143.8,162.7 この 1H−NMRデータ及び13C−NMRデータから、
得られた黄色の固体を下記構造式のイソプロピリデン
(シクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)チタニウ
ムジクロライドと同定した。
【0189】(2)重合 内容積0.4リットルの撹拌機付きオートクレーブを真
空乾燥してアルゴンで置換後、溶媒としてトルエン19
5ml、α−オレフィンとしてヘキセン−1を5ml仕
込み、反応器を60℃まで昇温した。昇温後、エチレン
圧を6kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内が
安定した後、トリイソブチルアルミニウム0.25mm
olを投入し、続いて上記の(1)で合成したイソプロ
ピリデン(シクロペンタジエニル)(2−フェノキシ)
チタニウムジクロライド2.0μmolを投入し、続い
てトリフェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェ
ニル)ボレート6.0μmolを投入した。60℃に温
度を調節しながら、60分間重合を行った。重合の結
果、SCB=28.1、[η]=1.08であるエチレ
ン−ヘキセン−1共重合体を、チタニウム1molあた
り、1時間当たり、1.8×106 g製造した。
【0190】実施例7 (1)重合 内容積0.4リットルの撹拌機付きオートクレーブを真
空乾燥してアルゴンで置換後、溶媒としてトルエン19
5ml、α−オレフィンとしてヘキセン−1を5ml仕
込み、反応器を60℃まで昇温した。昇温後、エチレン
圧を6kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内が
安定した後、トリイソブチルアルミニウム0.15mm
olを投入し、続いて実施例6(1)で合成したイソプ
ロピリデン(シクロペンタジエニル)(2−フェノキ
シ)チタニウムジクロライド2.0μmolとトリイソ
ブチルアルミニウム0.1mmolを予め予備接触させ
た後、オートクレーブへ投入した。60℃に温度を調節
しながら、60分間重合を行った。重合の結果、SCB
=29.0であるエチレン−ヘキセン−1共重合体を、
チタニウム1molあたり、1時間当たり、3.3×1
6 g製造した。
【0191】実施例8 (1)重合 内容積0.4リットルの撹拌機付きオートクレーブを真
空乾燥してアルゴンで置換後、溶媒としてトルエン17
0ml、α−オレフィンとしてヘキセン−1を30ml
仕込み、反応器を60℃まで昇温した。昇温後、エチレ
ン圧を30kg/cm2 に調節しながらフィードし、系
内が安定した後、メチルアルミノキサン(東ソーアクゾ
社製 MMAO−3A)をそのアルミニウム原子の量に
して2.0mmolを投入し、続いて実施例6(1)で
合成したイソプロピリデン(シクロペンタジエニル)
(2−フェノキシ)チタニウムジクロライド2.0μm
olを投入した。60℃に温度を調節しながら、20分
間重合を行った。重合の結果、SCB=7.0、融点が
123.7℃であるエチレン−ヘキセン−1共重合体
を、チタニウム1molあたり、1時間当たり、2.3
×105 g製造した。
【0192】比較例1 (1)重合 内容積400mlの撹拌機付きオートクレーブを真空乾
燥してアルゴンで置換後、溶媒としてトルエン170m
l、α−オレフィンとして、ヘキセン−1を30ml仕
込み、反応器を80℃まで昇温した。昇温後、エチレン
圧を6kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内が
安定した後、トリエチルアルミニウム0.25mmol
を投入し、続いてWO87/02370号公報及び特開
平5−230133号公報に記載の方法により合成した
2,2’−チオビス(6−tert−ブチル−4−メチ
ルフェノキシ)チタニウムジクロライド5.0μmol
を投入し、続いてトリフェニルメチルテトラキス(ペン
タフルオロフェニル)ボレート15.0μmolを投入
した。80℃に温度を調節しながら60分間重合を行っ
た。重合の結果、SCB=26.1、[η1 ]=3.7
8、融点が116.8℃であるエチレン−ヘキセン−1
共重合体を、チタニウム1molあたり、2.9×10
4 g製造した。
【0193】実施例9 1,5−ジメチル−3−(1―シクロペンタジエニル−
1−メチル−エチル)−2−メトキシベンゼンの合成 2―ブロモ−4,6―ジメチルアニソール(10.32
g)の無水エーテル溶液(100ml)に、−78℃で
n−ブチルリチウムの1.69Mヘキサン溶液(56.
8ml)を滴下し、その後2時間かけて室温まで昇温さ
せ、得られた黄色溶液を−78℃に冷却した。該溶液に
5−イソプロピリデン−シクロペンタ−1,3−ジエン
(5.87ml)を滴下し、12時間かけて室温に昇温
させ、更に室温で1時間攪拌した。反応混合物に塩化ア
ンモニウム水溶液を加えた後、水層と有機層とを分け
た。トルエンを用いて該水層からトルエン可溶分を抽出
した後、上記有機層とトルエン溶液とを合わせて得た有
機溶液を飽和食塩水で洗浄し、更に無水硫酸ナトリウム
で乾燥させた。前記有機溶液から溶媒を減圧下に留去し
た後、残さをシリカゲルカラムクリマトグラフィーで処
理し、黄色オイル状の1,5−ジメチル−3−(1―シ
クロペンタジエニル−1−メチル−エチル)−2−メト
キシベンゼンを異性体の混合物として取得した(2.5
6g、収率22%)。1 H NMR(CDCl 3 ) δ1.58 (s, 6 H), 2.22 (s, 3 H),
2.28(s, 3 H), 2.81-2.97 (2 H, 2.81: m; 2.97: m),
3.26-3.29 (3 H, 3.26: m; 3.29: m), 6.08-6.48(m, 3
H), 6.86 (d, 1 H, J = 1 Hz), 6.87 (d, 1 H, J = 1 H
z) マススペクトル(EI, m/e)242, 227, 211, 19
6, 177, 162, 149, 136,119, 105, 91, 81, 65
【0194】実施例10 イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(3,5−
ジメチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロリドの合
成 1,5−ジメチル−3−(1―シクロペンタジエニル−
1−メチル−エチル)−2−メトキシベンゼン(0.7
27g)のヘキサン溶液(10mL)に、0℃でn−ブ
チルリチウムの1.69Mヘキサン溶液(1.95m
L)を滴下し、室温まで昇温させ12時間攪拌した。得
られた混合物に、遮光下に−50℃で四塩化チタン
(0.33mL)を加え、2時間かけて室温まで昇温さ
せ、更に室温で12時間攪拌した。得られたスラリーを
ろ過し、濾液を濃縮して粗生成物を得た。これをヘキサ
ンから再結晶し、イソプロピリデン(シクロペンタジエ
ニル)(3,5−ジメチル−2−フェノキシ)チタニウ
ムジクロリドのオレンジ色結晶を得た(0.15g、収
率14%)。1 H NMR(C6 D 6 ) δ0.99(s, 6 H), 2.18 (s, 3 H), 2.
29 (s, 3 H), 5.46 (t,2H, J = 3 Hz), 6.30 (t, 2 H,
3 Hz), 6.65 (d, 1 H, J = 2 Hz), 6.95 (d, 1H, J = 2
Hz)
【0195】実施例11 1−フェニル−3−(1―シクロペンタジエニル−1−
メチル−エチル)−2−メトキシベンゼンの合成 2―ブロモ−6―フェニルアニソール(14.00g)
の無水エーテル溶液(100ml)に、−78℃でn−
ブチルリチウムの1.69Mヘキサン溶液(63.9m
l)を滴下し、その後2時間かけて室温に昇温させ、得
られた黄色溶液を−78℃に冷却した。該溶液に5−イ
ソプロピリデン−シクロペンタ−1,3−ジエン(6.
51ml)を滴下し、12時間かけて室温に昇温させた
後、更に室温で1時間攪拌した。反応混合物に塩化アン
モニウム水溶液を加え、水層と有機層とを分けた。トル
エンを用いて該水層からトルエン可溶分を抽出した後、
前記有機層とトルエン溶液とを合わせて得た有機溶液を
飽和食塩水で洗浄し、更に無水硫酸ナトリウムで乾燥さ
せた。前記有機溶液から溶媒を減圧下に留去した後、残
さをシリカゲルカラムクロマトグラフィーで処理し、黄
色オイル状の1−フェニル−3−(1―シクロペンタジ
エニル−1−メチル−エチル)−2−メトキシベンゼン
を異性体の混合物として取得した(6.60g、収率4
3%)1 H NMR(CDCl 3 ) δ1.66(s, 6 H), 2.82-2.96 (m, 5
H), 6.07-6.45 (m, 3 H), 7.05-7.60 (m, 8 H) マススペクトル(EI, m/e ) 290, 275, 260, 210, 18
3, 165, 152, 115, 91, 77
【0196】実施例12 イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(3−フェ
ニル−2−フェノキシ)チタニウムジクロリドの合成 1−フェニル−3−(1―シクロペンタジエニル−1−
メチル−エチル)−2−メトキシベンゼン(1.45
g)のヘキサン溶液(20mL)に、0℃でn−ブチル
リチウムの1.69Mヘキサン溶液(3.08mL)を
滴下し、室温まで昇温させ12時間攪拌した。得られた
混合物に、遮光下に−50℃で四塩化チタン(0.55
mL)を加え、室温まで昇温させ12時間攪拌した。得
られたスラリーをろ過し、濾液を濃縮し、粗生成物を得
た。これをヘキサンから再結晶して、イソプロピリデン
(シクロペンタジエニル)(3−フェニル−2−フェノ
キシ)チタニウムジクロリドのオレンジ色結晶を得た
(0.46g、収率23%)。 1 H NMR(C6 D 6 ) δ1.20 (s, 6 H), 5.39 (t, 2 H, J
= 3 Hz), 6.26 (t, 2 H, J= 3 Hz), 7.00-7.20 (m, 5
H), 7.26 (dd, 1 H, J = 2 and 8 Hz), 7.40 (t,1 H, J
= 8 Hz), 7.75 (dd, 1 H, 2 and 8 Hz)
【0197】実施例13 1−tert−ブチル−3−[1―(3−tert−ブチルシク
ロペンタジエニル)−1−メチル−エチル]−2−メト
キシ−5−メチルベンゼンの合成 2―ブロモ−6―tert−ブチル−4−メチルアニソール
(3.86g)の無水エーテル溶液(30ml)に、−
78℃でn−ブチルリチウムの1.69Mヘキサン溶液
(17.8ml)を滴下し、その後2時間かけて室温に
昇温させた。得られた黄色溶液を、−78℃に冷却し、
該溶液に2−tert−ブチル−5−イソプロピリデン−シ
クロペンタ−1,3−ジエン(2.43g)の無水エー
テル溶液(10ml)を滴下し、12時間かけて室温に
昇温させ、更に室温で1時間攪拌した。反応混合物に塩
化アンモニウム水溶液を加え、水層と有機層とを分け
た。トルエンを用いて該水層からトルエン可溶分を抽出
した後、前記有機層とトルエン溶液とを合わせて得た有
機溶液を飽和食塩水で洗浄し、更に無水硫酸ナトリウム
で乾燥させた。前記有機溶液から溶媒を減圧下に留去し
た後、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィーで処
理し、黄色オイル状の1−tert−ブチル−3−[1―
(3−tert−ブチルシクロペンタジエニル)−1−メチ
ル−エチル]−2−メトキシ−5−メチルベンゼンを異
性体の混合物として取得した(1.80g、収率35
%)。1 H NMR(CDCl 3 ) δ1.06-1.19 (m, 15H), 1.37-1.38
(9 H; 1.37: s; 1.38: s), 2.31 (s, 3 H), 2.76-2.90
(2 H; 2.76: m; 2.90: m), 3.24-3.26 (3 H; 3.24: s;
3.26: s), 5.72-6.26 (m, 2 H), 7.06 (d, 1 H, J = 1
Hz), 7.10 (d, 1H, J = 1 Hz)
【0198】実施例14 イソプロピリデン(3−tert−ブチルシクロペンタジエ
ニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキ
シ)チタニウムジクロリドの合成 1−tert−ブチル−3−[1―(3−tert−ブチルシク
ロペンタジエニル)−1−メチル−エチル]−2−メト
キシ−5−メチルベンゼン(0.202g)のヘキサン
溶液(3mL)に、0℃でn−ブチルリチウムの1.6
3Mヘキサン溶液(0.55mL)を滴下し、室温まで
昇温させ12時間攪拌した。得られた混合物に、遮光下
に−50℃で四塩化チタン(0.066ml)を加え、
2時間かけて室温まで昇温させ、更に室温で12時間攪
拌した。得られたスラリーをろ過し、濾液を濃縮し、粗
生成物を得た。これをヘキサンから再結晶し、イソプロ
ピリデン(3−tert−ブチルシクロペンタジエニル)
(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チ
タニウムジクロリドのオレンジ色結晶を得た(0.04
0g、収率15%)。1 H NMR(C6 D 6 ) δ1.27 (s, 3 H), 1.35 (s, 9 H),
1.40 (s, 3 H), 1.64 (s, 9H), 2.27 (s, 3 H), 5.01
(t, 1 H, J = 3 Hz), 6.41 (t, 1 H, J = 3 Hz),6.52
(t, 1 H, J = 3 Hz), 7.11 (d, 1 H, J = 2 Hz), 7.14
(d, 1 H, J = 2 Hz)
【0199】実施例15 1−tert−ブチル−3−[1―(3−メチルシクロペン
タジエニル)−1−メチル−エチル]−2−メトキシ−
5−メチルベンゼンの合成 窒素雰囲気下に、2―ブロモ−6―tert−ブチル−4−
メチルアニソール(20.97g)の無水エーテル溶液
(300ml)に、−78℃でn−ブチルリチウムの
1.69Mヘキサン溶液(100ml)を滴下し、その
後1時間かけて室温に昇温させ、得られた黄色溶液を−
78℃に冷却した。該溶液に2−メチル−5−イソプロ
ピリデン−シクロペンタ−1,3−ジエン(9.78
g)の無水エーテル溶液(20ml)を滴下し、12時
間かけて室温に昇温させ、更に室温で1時間攪拌した。
反応混合物に塩化アンモニウム水溶液を加え、水層と有
機層とを分けた。トルエンを用いて該水層からトルエン
可溶分を抽出した後、前記有機層とトルエン溶液とを合
わせて得た有機溶液を飽和食塩水で洗浄し、更に無水硫
酸ナトリウムで乾燥させた。前記有機溶液から溶媒を減
圧下に留去した後、残さをシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで処理し、黄色オイル状の1−tert−ブチル−
3−[1―(3−メチルシクロペンタジエニル)−1−
メチル−エチル]−2−メトキシ−5−メチルベンゼン
を異性体の混合物として取得した(3.27g、収率1
3%)1 H NMR(CDCl 3 ) δ1.37-1.39 (9 H; 1.37: s; 1.38:
s; 1.39: s), 1.59-1.61(6 H; 1.56: s; 1.60: s; 1.6
1: s), 1.98 (m, 3 H), 2.30 (s, 3 H), 2.70-2.84 (m,
2 H), 3.30-3.35 (3 H; 3.30: s; 3.31: s; 3.35: s),
5.75-6.19 (m, 2H), 7.02-7.08(m, 2 H) マススペクトル(EI,m/e)298, 283, 267, 241,
227, 219, 189, 179, 161, 147, 121, 105, 91, 57
【0200】実施例16 イソプロピリデン(3−メチルシクロペンタジエニル)
(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チ
タニウムジクロリドの合成 1−tert−ブチル−3−[1―(3−メチルシクロペン
タジエニル)−1−メチル−エチル]−2−メトキシ−
5−メチルベンゼン(0.298g)のヘキサン溶液
(10mL)に、0℃でn−ブチルリチウムの1.56
Mヘキサン溶液(0.96mL)を滴下し、室温まで昇
温させ12時間攪拌した。得られた混合物に、遮光下に
−50℃で四塩化チタン(0.11mL)を加え、3時
間かけて室温まで昇温させ、更に室温で12時間攪拌し
た。得られたスラリーをろ過し、濾液を濃縮して、イソ
プロピリデン(3−メチルシクロペンタジエニル)(3
−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニ
ウムジクロリドのオレンジ色オイルを得た(0.10
g、収率25%)。1 H NMR(C6 D 6 ) δ1.38 (s, 3 H), 1.41 (s, 3 H),
1.68 (s, 9 H), 2.24 (s, 3 H), 2.27 (s, 3 H), 5.34
(t, 1 H, J = 3 Hz), 5.72 (t, 1 H, J = 3 Hz),6.23
(t, 1 H, J = 3 Hz), 7.13 (d, 1 H, J = 1 Hz), 7.14
(d, 1 H, J = 1 Hz)
【0201】実施例17 1−tert−ブチルジメチルシリル−3−(1―シクロペ
ンタジエニル−1−メチル−エチル)−2−メトキシ−
5−メチルベンゼンの合成 窒素雰囲気下に、2―ブロモ−6―tert−ブチルジメチ
ルシリル−4−メチルアニソール(6.00g)の無水
エーテル溶液(80ml)に、−78℃でn−ブチルリチ
ウムの1.60Mヘキサン溶液(24.0ml)を滴下
し、その後2時間かけて室温に昇温させ、得られた黄色
溶液を−78℃に冷却した。該溶液に5−イソプロピリ
デン−シクロペンタ−1,3−ジエン(2.43g)の
無水エーテル溶液(10ml)を滴下し、12時間かけ
て室温に昇温させ、更に室温で1時間攪拌した。反応混
合物に塩化アンモニウム水溶液を加え、水層と有機層と
を分けた。トルエンを用いて該水層からトルエン可溶分
を抽出した後、前記有機層とトルエン溶液とを合わせて
得た有機溶液を飽和食塩水で洗浄し、更に無水硫酸ナト
リウムで乾燥させた。前記有機溶液から溶媒を減圧下に
留去した後、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーで処理し、黄色オイル状の1−tert−ブチルジメチル
シリル−3−(1―シクロペンタジエニル−1−メチル
−エチル)−2−メトキシ−5−メチルベンゼンを異性
体の混合物として取得した(2.80g、収率43%)1 H NMR(CDCl 3 ) δ0.30 (s, 6 H), 0.79 (s, 9 H),
1.61 (s, 3 H), 1.62 (s, 3 H), 2.31 (s, 3 H), 2.80
(d, 1 H, J = 2 Hz), 2.95 (d, 1 H, J = 2 Hz),3.19
(s, 3 H), 6.10-6.40 (m, 3 H), 7.09 (d, 1 H, J = 2
Hz), 7.19 (d, 1H, J = 2 Hz)
【0202】実施例18 イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(3−tert
−ブチルジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキ
シ)チタニウムジクロリドの合成 1−tert−ブチルジメチルシリル−3−(1―シクロペ
ンタジエニル−1−メチル−エチル)−2−メトキシ−
5−メチルベンゼン(1.25g)のヘキサン溶液(3
0mL)に、0℃でn−ブチルリチウムの1.69Mヘ
キサン溶液(3.25mL)を滴下し、室温まで昇温さ
せ12時間攪拌した。得られた混合物に、遮光下に−5
0℃で四塩化チタン(0.41mL)を加え、3時間か
けて室温まで昇温させ、更に室温で12時間攪拌した。
得られたスラリーをろ過し、濾液を濃縮し、粗生成物を
得た。これをヘキサンから再結晶させて、イソプロピリ
デン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチルジメ
チルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウム
ジクロリドのオレンジ色結晶を得た(0.40g、収率
26%)。1 H NMR(C6 D 6 ) δ0.65 (s, 6 H), 1.10 (s, 9 H),
1.23 (s, 6 H), 2.25 (s, 3 H), 5.56 (t, 2 H, J = 3
Hz), 6.31 (t, 2 H, J = 3 Hz), 7.20 (d, 1 H,J = 2 H
z), 7.28 (d, 1 H, J = 2 Hz)
【0203】実施例20 イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(3−t−
ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジク
ロライドの合成 実施例1の(1−4)と同様にして得た白色固体(0.
51g、1.7mmol)のヘキサン溶液(25ml)
に、−70℃で四塩化チタン(0.18ml、1.6m
mol)を加えた。その後、3時間かけて室温まで昇温
し、更に室温で12時間攪拌した。溶液が茶褐色に着色
し、暗橙色の固体が析出した。反応混合物を濾過して固
体を取り出し、ヘキサン(120ml)を用いて該固体
からでヘキサン可溶分を抽出した。得られたヘキサン溶
液を合わせた後、30mlまで濃縮し、−20℃まで冷
却し、12時間静置した。析出した黄色結晶を濾取し、
これを減圧下に乾燥して黄色針状晶のイソプロピリデン
(シクロペンタジエニル)(3−t−ブチル−5−メチ
ル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライドを得た
(0.40g、収率64%)。1 H NMR(CD2 Cl2 ) δ1.33(s, 9 H), 1.51(s, 6H), 2.30
(s, 3H), 6.06(t, J=2.7Hz, 2H), 6.92(t, J=2.7Hz, 2
H), 6.99(s, 1H), 7.19(s, 1H) マススペクトル(CI、m/e)386
【0204】実施例21 (2−アリロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェ
ニル)クロロジメチルシランの合成 2−アリロキシ−1−ブロモ−3−tert−ブチル−5−
メチルベンゼン(3.40g)のヘキサン溶液(25m
l)中に、−10℃で、n−ブチルリチウムの1. 66
Mヘキサン溶液(7. 46ml)を滴下し、−10℃に
て30分間攪拌した。上で得られた混合物中にジクロロ
ジメチルシラン(1. 75g)を1分間で滴下し、室温
まで昇温後、2時間攪拌し、その後減圧下に溶媒と余剰
のジクロロジメチルシランを留去した。残さにヘキサン
(10ml)を加えて濾過し、濾液から減圧下に溶媒を
留去して、うすい黄色オイル(純度80%)として(2
−アリロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェニ
ル)クロロジメチルシラン(3.50g、収率78%)
を得た。 マススペクトル(EI, m/e) 296,281,2
53,245,220,205,189,161,14
5,128,115,93,75,41
【0205】実施例22 (2−アリロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェ
ニル)ジメチル(2,3,4,5−テトラメチルシクロ
ペンタジエニル)シランの合成 テトラメチルシクロペンタジエン(1. 55g)のテト
ラヒドロフラン溶液(50ml)中に、−10℃にてn
−ブチルリチウムの1. 66Mヘキサン溶液(7. 87
ml)を滴下し、室温まで昇温し、3時間攪拌した後、
−10℃に冷却した。上で得た混合物中に、−10℃に
冷却した(2−アリロキシ−3−tert−ブチル−5−メ
チルフェニル)クロロジメチルシラン(純度80%,
3. 50g)のテトラヒドロフラン溶液(25ml)を
1分間で滴下した。得られた混合物を室温まで昇温後、
20時間攪拌した。反応混合物に水(50ml)を加
え、水層と有機層とを分けた。該有機層を塩化アンモニ
ウム飽和水溶液(50ml)で洗浄し、溶媒を留去し
て、うすい黄色オイル(純度58%)として(2−アリ
ロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェニル)ジメ
チル(2,3,4,5−テトラメチルシクロペンタジエ
ニル)シラン(4. 52g、収率72%)を得た。1 H NMR(CDCl3) δ0.13(s, 6H), 1.42(s, 9H),
1.69(s, 6H), 1.79(s, 6H), 2.28(s, 3H), 3.42(s, 1
H), 4.40(dt, 2H, J=2, 2Hz), 5.28(dq, 1H, J =2, 1
1Hz), 5.54(dq, 1H, J=2, 17Hz), 5.99(ddt, 1H, J =
2, 11,17Hz), 7.03(d, 1H, J=2Hz), 7.17(d, 1H, J =
2Hz) マススペクトル (EI, m/e) 382, 341, 261, 162, 1
21, 41
【0206】実施例23 (2−アリロキシ−3 −tert−ブチル−5−メチルフェ
ニル)ジメチル(2,3,4,5 −テトラメチルシクロペンタ
ジエニル)シランの合成 2−アリロキシ−1−ブロモ−3−tert−ブチル−5−
メチルベンゼン(33.98g)のテトラヒドロフラン
溶液(500ml)に、−78℃でn−ブチルリチウム
の1. 56Mヘキサン溶液(76. 92ml)を滴下
し、1時間撹拌した。ジクロロジメチルシラン(10
0. 0g)の−78℃のヘキサン溶液(200ml)中
に、上で得た混合物を、温度を−20℃以下に保ちなが
ら30分かけて滴下した。その後、混合物を2時間かけ
て室温に昇温し、更に1時間撹拌した後、減圧下に溶媒
と余剰のジクロロジメチルシランを留去した。得られた
混合物をテトラヒドロフラン(200ml)に溶解し、
この溶液中に、テトラメチルシクロペンタジエン(1
4. 67g)のテトラヒドロフラン溶液(400ml)
とn−ブチルリチウムの1. 56Mヘキサン溶液(7
6. 92ml)から調製したテトラメチルシクロペンタ
ジエニルリチウムの溶液を、−78℃で30分間かけて
滴下し、2時間かけて室温に昇温後、さらに12時間撹
拌した。次いで、反応混合物に塩化アンモニウム水溶液
を加え、水層と有機層とを分けた。ヘキサンを用いて該
水層中のヘキサン可溶分を抽出した後、前記有機層と該
ヘキサン溶液とを合わせて得た有機溶液を飽和食塩水で
洗浄し、更に無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。前記有
機溶液から溶媒を留去した後、残さをシリカゲルカラム
クロマトグラフィ−(溶媒:ヘキサン)で処理し、無色
オイル状の(2−アリロキシ−3−tert−ブチル−5−
メチルフェニル)ジメチル(2,3,4,5−テトラメ
チルシクロペンタジエニル)シランを取得した(24.
4g、収率53%)。
【0207】実施例24 (2−アリロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェ
ニル)ジメチル(2,3,4,5−テトラメチルシクロ
ペンタジエニル)シランの合成 マグネシウム(0. 80g)、ヨウ素(0. 05g)及
びテトラヒドロフラン(200ml)の混合物中に、室
温にて2−アリロキシ−1−ブロモ−3−tert−ブチル
−5−メチルベンゼン(0. 10g)を加え、50℃に
て1時間攪拌した。上で得た混合物中に、2−アリロキ
シ−1−ブロモ−3−tert−ブチル−5−メチルベンゼ
ン(8. 10g)とジクロロジメチルシラン(10. 9
g)とを含有するトルエン溶液(20ml)を、60℃
にて6時間かけて滴下し、更に1時間攪拌した。得られ
た混合物から減圧下に溶媒と余剰のジクロロジメチルシ
ランを留去し、残さにテトラヒドロフラン(100m
l)を加え、−78℃に冷却した。得られた混合物中
に、−78℃でテトラメチルシクロペンタジエルリチウ
ム(3. 71g)のテトラヒドロフラン懸濁液(100
ml)を5分間で加え、2時間かけて室温まで昇温し、
更に15時間攪拌した。反応混合物に水(100ml)
を加え、水層と有機層とを分けた。該有機層から溶媒を
留去して、うすい黄色オイル(純度45%)として(2
−アリロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェニ
ル)ジメチル(テトラメチルシクロペンタジエニル)シ
ラン(9. 70g、収率39%)を得た。
【0208】実施例25 ジメチルシリル(テトラメチルシクロペンタジエニル)
(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チ
タニウムジクロライドの合成 (2−アリロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェ
ニル)ジメチル(2,3,4,5−テトラメチルシクロ
ペンタジエニル)シラン(0. 96g)とトリエチルア
ミン(0. 70ml)とを含有するクロロベンゼン溶液
(10ml)に、−78℃で、n −ブチルリチウムの
1. 56Mヘキサン溶液(1. 61ml)を滴下し、そ
の後、2時間かけて室温まで昇温し、更に6時間撹拌し
た。得られた混合物を−78℃に冷却し、四塩化チタニ
ウム(0. 276ml)のクロロベンゼン溶液(3m
l)を加えた。得られた混合物を、遮光下に室温まで3
時間かけて昇温し、1時間撹拌後、更に1時間かけて1
20℃まで昇温し、35時間撹拌した。反応混合物を濾
過し、濾液から溶媒を留去して赤褐色固体を得た。この
固体をヘキサン−トルエン混合溶媒より再結晶して、ジ
メチルシリル(テトラメチルシクロペンタジエニル)
(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チ
タニウムジクロライドの赤色針状結晶(0. 58g、収
率50%)を得た。
【0209】実施例26 ジメチルシリル(テトラメチルシクロペンタジエニル)
(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チ
タニウムジクロライドの合成 (2−アリロキシ−3−tert−ブチル−5 −メチルフェ
ニル)ジメチル(2,3,4,5−テトラメチルシクロ
ペンタジエニル)シラン(0. 28g)のトルエン溶液
(8ml)中に、−78℃にて、n −ブチルリチウムの
1. 56Mヘキサン溶液(0. 70ml)を滴下し、次
いで、2時間かけて室温まで昇温し、更に12時間撹拌
した。得られた混合物を−78℃に冷却し、四塩化チタ
ニウム(0. 080ml)のクロロベンゼン溶液(2m
l)を加えた。得られた混合物を、遮光下に3時間かけ
て室温まで昇温し、1時間撹拌後、更に1時間かけて9
0℃まで昇温し、10時間撹拌した。反応混合物を濾過
し、濾液から溶媒を留去して赤褐色固体を得た。この固
体をヘキサン−トルエン混合溶媒より再結晶して、ジメ
チルシリル(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3
−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニ
ウムジクロライドの赤色針状結晶(0. 14g、収率4
2%)を得た。
【0210】実施例27 (シクロペンタジエニル)(2−メトキシ−3,5−ジ
メチルフェニル)ジメチルシランの合成 2−ブロモ−4, 6−ジメチルアニソ−ル(6. 45
g)のテトラヒドロフラン溶液(100ml)に、−7
8℃でn−ブチルリチウムの1. 60Mヘキサン溶液
(37. 5ml)を滴下し、その後2時間かけて室温に
昇温した。ジメチルジクロロシラン(19. 36g)の
−78℃のヘキサン溶液(200ml)に、上で得られ
た混合物を10分かけて滴下した。次いで、2時間かけ
て室温に昇温し、更に1時間撹拌した後、減圧下に溶媒
と余剰のジメチルジクロロシランを留去した。得られた
混合物をテトラヒドロフラン(300ml)に溶解さ
せ、この溶液中にシクロペンタジエニルナトリウムの
2. 0Mテトラヒドロフラン溶液(15.0ml)を−
78℃で滴下し、次いで2時間かけて室温に昇温した
後、更に12時間撹拌した。反応混合物に塩化アンモニ
ウム水溶液を加え、水層と有機層とを分けた。ヘキサン
を用いて該水層からヘキサン可溶分を抽出した後、前記
有機層とヘキサン溶液とを合わせて得た有機溶液を飽和
食塩水で洗浄し、更に無水硫酸ナトリウムで乾燥させ
た。減圧下に前記有機溶液から溶媒を留去後、残さをシ
リカゲルカラムクロマトグラフィ−(展開液:ヘキサ
ン)で処理し、無色オイル状の(シクロペンタジエニ
ル)(2−メトキシ−3,5−ジメチルフェニル)ジメ
チルシラン(4. 30g、収率33%)を取得した。1 H NMR(CDCl3 ) δ0.17(s, 6H), 2.05(s, 3H), 2.31
(s, 3H), 3.65 〜3.80(m, 2H), 3.77(s, 3H), 5.98〜6.
45(m, 3H), 7.12(d, 1H, J=3Hz), 7.22(d, 1H,J =3H
z)
【0211】実施例28 (3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−メチルフェニ
ル)(シクロペンタジエニル)ジフェニルシランの合成 1−ブロモ−3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−メ
チルベンゼン(7. 72g)のテトラヒドロフラン溶液
(200ml)に、−78℃でn−ブチルリチウムの
1. 60Mヘキサン溶液(37. 5ml)を滴下し、そ
の後2時間かけて室温に昇温した。ジフェニルジクロロ
シラン(7. 60g)の−78℃のヘキサン溶液(20
0ml)中に、上で得られた混合物を15分かけて滴下
した。次いで、2時間かけて室温に昇温し、更に1時間
撹拌した後、減圧下に溶媒を留去した。得られた混合物
をテトラヒドロフラン(300ml)に溶解させ、この
溶液中に、シクロペンタジエニルナトリウムの2. 0M
テトラヒドロフラン溶液(15. 0ml)を−78℃で
滴下し、2時間かけて室温に昇温後、更に12時間撹拌
した。反応混合物にに塩化アンモニウム水溶液を加え、
水層と有機層とを分けた。ヘキサンを用いて該水層から
ヘキサン可溶分を抽出した後、前記有機層とヘキサン溶
液とを合わせて得た有機溶液を飽和食塩水で洗浄し、更
に無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。減圧下に前記有機
溶液から溶媒を留去後、残さをシリカゲルカラムクロマ
トグラフィ−(展開液:ヘキサン)で処理し、無色オイ
ル状の(3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−メチル
フェニル)(シクロペンタジエニル)ジフェニルシラン
(3. 59g、収率28%)を取得した。 1H NMR (CDCl3) δ 1.38(s, 9H), 2.21(s,
3H), 3.21(s, 3H), 4.17(d, 1H, J =6Hz), 4.60(d, 1
H, J =14Hz), 6.35 〜6.78(m, 3H), 6.98(d, 1H,J=2H
z), 7.01(d, 1H, J =2Hz) , 7.20 〜7.68(m, 10H) マススペクトル (EI, m/e) 424, 359, 283, 183, 105
【0212】実施例29 (3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−メチルフェニ
ル)ジメチル(メチルシクロペンタジエニル)シランの
合成 1−ブロモ−3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−メ
チルベンゼン(23.16g)のテトラヒドロフラン溶
液(400ml)に、−78℃でn−ブチルリチウムの
1. 60Mヘキサン溶液(112. 5ml)を滴下し、
その後2時間かけて室温に昇温した。ジメチルジクロロ
シラン(58. 1g)の−78℃のヘキサン溶液(20
0ml)中に、上で得られた混合物を30分かけて滴下
した。次いで、2時間かけて室温に昇温し、更に1時間
撹拌した後、減圧下に溶媒と余剰のジクロロジメチルシ
ランを留去した。得られた混合物をテトラヒドロフラン
(200ml)に溶解し、この溶液中に、メチルシクロ
ペンタジエン(7. 21g)のテトラヒドロフラン溶液
(400ml)とn−ブチルリチウムの1. 60Mヘキ
サン溶液(57. 69ml)とから調製したメチルシク
ロペンタジエニルリチウムの溶液を−78℃で滴下し
た。得られた混合物を2時間かけて室温に昇温した後、
更に12時間撹拌した。反応混合物に塩化アンモニウム
水溶液を加え、水層と有機層とを分けた。ヘキサンを用
いて該水層からヘキサン可溶分を抽出した後、前記有機
層とヘキサン溶液とを合わせて得た有機溶液を飽和食塩
水で洗浄し、更に無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。減
圧下に前記有機溶液から溶媒を留去した後、残さをシリ
カゲルカラムクロマトグラフィ−(展開液:ヘキサン)
で処理し、無色オイル状の(3−tert−ブチル−2−メ
トキシ−5−メチルフェニル)ジメチル(メチルシクロ
ペンタジエニル)シラン(18. 05g)を異性体の混
合物として収率64%で取得した。1 H NMR(CDCl3 ) δ0.16-0.49(6H; 0.16: s; 0.18:
s; 0.48: s; 0.49: s), 1.39-1.42(9H; 1.39: s; 1.42:
s), 2.04-2.08(3H; 2.04: s; 2.08: s), 2.31-2.32(3
H; 2.31: s; 2.32: s), 2.97-3.05(m, 1H), 3.61-3.78
(3H; 3.61: s;3.78:s), 5.98-6.73(m, 3H), 6.82(d, 1
H, J =2Hz), 7.20(d, 1H, J =2Hz)
【0213】実施例30 (tert−ブチルシクロペンタジエニル)(3 −t ert
−ブチル−2 −メトキシ−5 −メチルフェニル)ジメチ
ルシランの合成 1−ブロモ−3−t−ブチル−2−メトキシ−5−メチ
ルベンゼン(23. 16g)のテトラヒドロフラン溶液
(400ml)に、−78℃でn−ブチルリチウムの
1. 60Mヘキサン溶液(112. 5ml)を滴下し、
その後2時間かけて室温に昇温した。ジメチルジクロロ
シラン(58. 1g)の−78℃のヘキサン溶液(20
0ml)中に、上で得られた混合物を30分かけて滴下
した。その後、混合物を2時間かけて室温に昇温し、更
に1時間撹拌した後、減圧下に溶媒と余剰のジクロロジ
メチルシランを留去した。得られた混合物をテトラヒド
ロフラン(200ml)に溶解し、この溶液中に、tert
−ブチルシクロペンタジエン(11. 00g)のテトラ
ヒドロフラン溶液(400ml)とn−ブチルリチウム
の1. 60Mヘキサン溶液(57. 69ml)とから調
製したtert−ブチルシクロペンタジエニルリチウムの溶
液を−78℃で30分間かけて滴下し、2時間かけて室
温に昇温後、更に12時間撹拌した。反応混合物に塩化
アンモニウム水溶液を加え、水層と有機層とを分けた。
ヘキサンを用いて該水層からヘキサン可溶分を抽出した
後、前記有機層とヘキサン溶液とを合わせて得た有機溶
液を飽和食塩水で洗浄し、更に無水硫酸ナトリウムで乾
燥させた。減圧下に前記有機溶液から溶媒を留去後、残
さをシリカゲルカラムクロマトグラフィ−(展開液:ヘ
キサン)で処理し、無色オイル状の(3−tert−ブチル
−2−メトキシ−5−メチルフェニル)ジメチル(メチ
ルシクロペンタジエニル)シラン(18. 94g)を異
性体の混合物として収率59%で取得した。1 H NMR(CDCl3 ) δ0.08-0.43(6H; 0.08: s; 0.13:
s; 0.42: s; 0.43: s), 1.12-1.13(9H; 1.12: s; 1.13:
s), 1.33-1.36(9H; 1.33: s; 1.36: s), 2.22-2.25(3
H; 2.22: s; 2.25: s), 2.97-3.61(1H; 2.97: s; 3.61:
s) 3.71(3H,s), 5.99-6.70(m, 3H), 7.05(d, 1H, J =
2Hz), 7.13(d, 1H, J =2Hz)
【0214】実施例31 (3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−メチルフェニ
ル)(1H−インデン−1−イル)ジメチルシランの合
成 1−ブロモ−3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−メ
チルベンゼン(23.16g)のテトラヒドロフラン溶
液(400ml)に、−78℃でn−ブチルリチウムの
1. 60Mヘキサン溶液(112. 5ml)を滴下し、
その後2時間かけて室温に昇温した。ジメチルジクロロ
シラン(58. 10g)の−78℃のヘキサン溶液(2
00ml)中に、上で得られた混合物を30分かけて滴
下した。その後、混合物を2時間かけて室温に昇温し、
更に1時間撹拌した後、減圧下に溶媒と余剰のジクロロ
ジメチルシランを留去した。得られた混合物をテトラヒ
ドロフラン(200ml)に溶解し、この溶液中に、イ
ンデン(10. 45g)のテトラヒドロフラン溶液(4
00ml)とn−ブチルリチウムの1. 60Mヘキサン
溶液(57. 69ml)とから調製したインデニルリチ
ウムの溶液を、−78℃で15時間かけて滴下し、2時
間かけて室温に昇温した後、更に12時間撹拌した。反
応混合物に塩化アンモニウム水溶液を加え、水層と有機
層とを分けた。ヘキサンを用いて、該水層中のヘキサン
可溶分を抽出した後、前記有機層とヘキサン溶液とを合
わせて得た有機溶液を飽和食塩水で洗浄し、更に無水硫
酸ナトリウムで乾燥させた。減圧下に前記有機溶液から
溶媒を留去した後、残さをシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィ−(展開液:ヘキサン)で処理し、無色オイル状
の(3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−メチルフェ
ニル)(1H−インデン−1−イル)ジメチルシラン
(23. 63g)を収率75%で取得した。 1H NMR (CDCl3) δ 0.03(s, 3H), 0.14(s, 3
H), 1.44(s, 9H), 2.29(s, 3H), 3.45(d, 1H, J =1H
z), 3.81(s, 3H), 6.57(dd, 1H, J =2, 5Hz), 6.89(d
d, 1H, J =2, 5Hz), 7.03(d, 1H, J=2Hz), 7.20(d, 1
H, J =2Hz), 7.04〜7.50(m, 4H)
【0215】実施例32 (3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−メチルフェニ
ル)(9H−フルオレン−9−イル)ジメチルシランの
合成 1−ブロモ−3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−メ
チルベンゼン(7. 72g)のテトラヒドロフラン溶液
(100ml)に、−78℃でn−ブチルリチウムの
1. 60Mヘキサン溶液(37. 5ml)を滴下し、そ
の後2時間かけて室温に昇温し、更に3時間攪拌した。
ジクロロジメチルシラン(19. 36g)の−78℃の
ヘキサン溶液(100ml)溶液中に、上で得た混合物
を10分かけて滴下した。2時間かけて室温に昇温し、
更に1時間撹拌し、減圧下に溶媒と余剰のジクロロジメ
チルシランを留去した。得られた混合物をテトラヒドロ
フラン(150ml)に溶解させ、この溶液中にフルオ
レン(4. 99g)のテトラヒドロフラン溶液(100
ml)とn−ブチルリチウムの1. 60Mヘキサン溶液
(18. 25ml)から調製したフルオレニルリチウム
の溶液を−78℃で滴下し、2時間かけて室温に昇温し
た後、更に12時間撹拌した。。次いで、反応混合物に
塩化アンモニウム水溶液を加え、水層と有機層とを分け
た。ヘキサンを用いて該水層からヘキサン可溶分をヘキ
サンで抽出した後、前記の有機層とヘキサン溶液とを合
わせて得た有機溶液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥させた。減圧下に前記有機溶液から溶媒
を留去した後、残さをテトラヒドロフラン−ヘキサン混
合溶媒から再結晶して、無色結晶の(3−tert−ブチル
−2−メトキシ−5−メチルフェニル)(9H−フルオ
レン−9−イル)ジメチルシラン(6.82g)を収率
57%で取得した。 1H NMR (CDCl3) δ 0.21(s, 6H), 1.50(s, 9
H), 2.33(s, 3H), 3.82(s, 3H), 4.40(s, 1H), 6.99(d,
1H, J=2Hz), 7.29(d, 1H, J =2Hz) , 7.12 〜7.38
(m, 6H), 7.82(d, 2H, J=8Hz)
【0216】実施例33 (3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−メチルフェニ
ル)(9H−フルオレン−9−イル)ジフェニルシラン
の合成 1−ブロモ−3−t−ブチル−2−メトキシ−5−メチ
ルベンゼン(5. 24g)のテトラヒドロフラン溶液
(100ml)に、−78℃でn−ブチルリチウムの
1. 60Mヘキサン溶液(25. 0ml)を滴下し、そ
の後2時間かけて室温に昇温した。ジフェニルジクロロ
シラン(5. 06g)の−78℃のヘキサン溶液(10
0ml)中に、上で得られた混合物を10分かけて滴下
した。次いで、2時間かけて室温に昇温し、更に1時間
撹拌した後、減圧下に溶媒を留去した。得られた混合物
をテトラヒドロフラン(150ml)に溶解し、−78
℃でフルオレン(3. 32g)テトラヒドロフラン溶液
(100ml)とn−ブチルリチウムの1. 60Mヘキ
サン溶液(12. 5ml)とから調製したフルオレニル
リチウムの溶液を滴下し、2時間かけて室温に昇温した
後、更に12時間撹拌した。反応混合物に塩化アンモニ
ウム水溶液を加え、水層と有機層とに分けた。ヘキサン
を用いて該水層からヘキサン可溶分を抽出した後、前記
有機層とヘキサン溶液とを合わせて得た有機溶液を飽和
食塩水で洗浄し、更に無水硫酸ナトリウムで乾燥させ
た。減圧下に前記有機溶液から溶媒を留去した後、残さ
をペンタンから再結晶して無色結晶の(3−tert−ブチ
ル−2−メトキシ−5−メチルフェニル)(9H−フル
オレン−9−イル)ジフェニルシラン(4. 31g、収
率40%)を取得した。 1H NMR (CDCl3) δ 1.46(s, 9H), 2.23(s, 3
H), 3.39(s, 3H), 4.92(s, 1H), 7.00(dt, 2H, J=1, 7
Hz), 7.10(d, 1H, J=1Hz) , 7.14(d, 4H,J =8Hz) ,
7.19(d, 1H, J=1Hz) , 7.21 〜7.30(m, 10H), 7.52(d,
2H, J =8Hz) マススペクトル (EI, m/e) 524, 359, 282, 177, 1
65, 77
【0217】実施例34 (3−tert−ブチル−2−メトキシメチルオキシ−5−
メチルフェニル)ジメチル(2,3,4,5−テトラメ
チルシクロペンタジエニル)シランの合成 1−ブロモ−3−t−ブチル−2−メトキシメチルオキ
シ−5−メチルベンゼン(11. 48g)のテトラヒド
ロフラン溶液(300ml)に、−78℃で、n−ブチ
ルリチウムの1. 60Mヘキサン溶液(25. 0ml)
を滴下し、1時間撹拌した。ジメチルジクロロシラン
(5. 16g)の−78℃のヘキサン溶液(200m
l)中に、上で得られた混合物を、−20℃以下の温度
で30分かけて滴下した。その後、2時間かけて室温に
昇温し、更に1時間撹拌した後、減圧下に溶媒を留去し
た。得られた混合物をテトラヒドロフラン(200m
l)に溶解し、この溶液に、テトラメチルシクロペンタ
ジエン(4. 88g)のテトラヒドロフラン溶液(30
0ml)とn−ブチルリチウムの1. 60Mヘキサン溶
液(25. 0ml)とから調製したテトラメチルシクロ
ペンタジエニルリチウムの溶液を−78℃で滴下し、そ
の後、2時間かけて室温に昇温した後、更に12時間撹
拌した。反応混合物に塩化アンモニウム水溶液を加え、
水層と有機層とを分けた。ヘキサンを用いて該水層から
ヘキサン可溶分を抽出した後、前記有機層とヘキサン溶
液とを合わせて得た有機溶液を飽和食塩水で洗浄し、更
に無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。減圧下に前記有機
溶液から溶媒を留去した後、残さをシリカゲルカラムク
ロマトグラフィ−(展開液:ヘキサン)で処理し、無色
オイル状の(3−tert−ブチル−2−メトキシメチルオ
キシ−5−メチルフェニル)ジメチル(2,3,4,5
−テトラメチルシクロペンタジエニル)シラン(5. 6
0g)を収率36%で取得した。1 H NMR(CDCl3 ) δ 0.13(s, 6H), 1.39(s, 9H), 1.6
9(s, 6H), 1.78(s, 6H),2.29(s, 3H), 3.43(s, 1H), 4.
40(dd, 2H, J=2, 2Hz), 5.27(ddd, 1H, J=2, 2, 9H
z), 5.53(ddd, 1H, J =2, 2, 17Hz), 6.03(ddddd, 1H,
J=2, 2, 2,9, 17Hz), 7.03(d, 1H, J =2Hz), 7.17
(d, 1H, J =2Hz)
【0218】実施例35 (2−ベンジロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフ
ェニル)ジメチル(2,3,4,5−テトラメチルシク
ロペンタジエニル)シランの合成 2− ベンジロキシ−1−ブロモ−3−t−ブチル−5
−メチルベンゼン(29. 30g)のテトラヒドロフラ
ン溶液(300ml)に、−78℃でn−ブチルリチウ
ムの1. 56Mヘキサン溶液(51. 28ml)を滴下
し、1時間撹拌した。ジメチルジクロロシラン(10
0. 0g)をヘキサン溶液(150ml)に溶かした−
78℃の溶液中に、上で得られた混合物を−20℃以下
の温度で30分かけて滴下した。次いで室温まで昇温
し、更に1時間撹拌した後、減圧下に溶媒と余剰のジク
ロロジメチルシランを留去した。得られた混合物をテト
ラヒドロフラン(200ml)に溶解し、この溶液中
に、−78℃でテトラメチルシクロペンタジエン(9.
78g)のテトラヒドロフラン溶液(500ml)とn
−ブチルリチウムの1. 56Mヘキサン溶液(51. 2
8ml)とから調製したテトラメチルシクロペンタジエ
ニルリチウムの溶液を滴下し、2時間かけて室温に昇温
した後、更に12時間撹拌した。反応混合物に塩化アン
モニウム水溶液を加え、水層と有機層とを分けた。ヘキ
サンを用いて該水層からヘキサン可溶分をで抽出した
後、前記有機層とヘキサン溶液とを合わせて得た有機溶
液を飽和食塩水で洗浄し、更に無水硫酸ナトリウムで乾
燥させた。減圧下に前記有機溶液から溶媒を留去した
後、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィ−(展開
液:ヘキサン)で処理して、無色オイル状の(2−ベン
ジロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェニル)ジ
メチル(2,3,4,5−テトラメチルシクロペンタジ
エニル)シラン(17.6g、収率51%)を取得し
た。 1H NMR (CDCl3) δ 0.01(s, 6H), 1.33(s, 9
H), 1.52(s, 6H), 1.67(s, 6H), 2.24(s, 3H), 3.32(s,
1H), 4.94(s, 2H), 6.99(d, 1H, J =2Hz), 7.13(d, 1
H, J =2Hz), 7.21(dd, 2H, J=7,7Hz), 7.29(dt, 1H,
J=1, 7Hz),7.40(dd, 2H, J=1, 7Hz) マススペクトル (EI, m/e) 432, 341, 311, 295,
255, 91, 57
【0219】実施例36 (2−tert−ブチルジメチルシリルオキシ−3−tert−
ブチル−5−メチルフェニル)ジメチル(2,3,4,
5−テトラメチルシクロペンタジエニル)シランの合成 3−tert−ブチル−2−tert−ブチルジメチルシリルオ
キシ−1−ブロモ−5−メチルベンゼン(0.715
g)のテトラヒドロフラン溶液(10ml)を−78℃
に冷却し、n−ブチルリチウムのヘキサン溶液(1.2
8ml)を加え、そのまま1時間攪拌を続けた。得られ
た混合物に(2,3,4,5−テトラメチル−シクロペ
ンタジエニル)ジメチルシリルクロリド(0.429
g)を加え、室温で10時間攪拌を続けた。反応混合物
に飽和塩化アンモニウム水溶液(10ml)を加え、水
層と有機層とに分けた。酢酸エチルを用いて該水層から
酢酸エチル可溶分を抽出した。前記有機層と酢酸エチル
溶液とを合わせて得た有機溶液を無水硫酸ナトリウムで
乾燥した後、溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(展開液:ヘキサン)で処理して、黄
色オイル状の(2−tert−ブチルジメチルシリルオキシ
−3−tert−ブチル−5−メチルフェニル)ジメチル
(2,3,4,5−テトラメチルシクロペンタジエニ
ル)シラン(0.30g、収率34%)を得た。1 H NMR (CDCl 3 ) δ 0.21 (s, 12 H), 0.67 (s, 9
H), 1.38 (s, 9 H), 1.85(s, 6 H), 2.10 (s, 6 H),
2.28 (s, 3 H), 3.32 (s, 1 H), 6.91 (d, 1 H, J= 2 H
z), 7.05 (d, 1 H, J = 2 Hz) マススペクトル(EI, m/e ) 456, 399, 326, 223, 17
8, 147, 133, 105, 57, 41
【0220】実施例37 (2−アリロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェ
ニル)ジメチル(シクロペンタジエニル)シランの合成 2−アリロキシ−1−ブロモ−3−tert−ブチル−5−
メチルベンゼン(17. 00g)のテトラヒドロフラン
溶液(200ml)に、−78℃でn−ブチルリチウム
の1. 66Mヘキサン溶液(36. 2ml)を滴下し、
1時間撹拌した。ジメチルジクロロシラン(50. 0
g)がヘキサン(100ml)に溶かされた−78℃の
溶液中に、上で得られた混合物を−20℃未満の温度で
15分かけて滴下した。次いで、得られた混合物を2時
間かけて室温に昇温し、更に1時間撹拌した後、減圧下
に溶媒と過剰のジクロロジメチルシランを留去した。得
られた混合物をテトラヒドロフラン(75ml)に溶解
し、−78℃でシクロペンタジエニルナトリウムの2M
テトラヒドロフラン溶液(30ml)を滴下し、2時間
かけて室温に昇温した後、更に12時間撹拌した。反応
混合物に塩化アンモニウム水溶液を加え、水層と有機層
とを分けた。ヘキサンを用いて該水層からヘキサン可溶
分を抽出した後、前記有機層とヘキサン溶液とを合わせ
て得た有機溶液を飽和食塩水で洗浄し、更に無水硫酸ナ
トリウムで乾燥させた。減圧下に前記有機溶液から溶媒
を留去した後、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィ−(展開液:ヘキサン)で処理し、無色オイル状の
(2−アリロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェ
ニル)ジメチル(シクロペンタジエニル)シラン(7.
3g、収率37%)を取得した。 1H NMR (CDCl3) δ 0.19(s, 6H), 1.45(s, 9H),
2.36(s, 3H), 3.11(s,1H), 4.43(dt, 2H , J=2, 5H
z), 5.31(dq, 1H , J=2, 11Hz), 5.57(dq,1H , J=2,
17Hz), 6.07(ddt, 1H , J=5, 11, 17Hz),6.40 〜6.70
(m, 4H),7.16(d, 1H, J=2Hz), 7.22(d, 1H, J =2Hz) マススペクトル (EI, m/e) 326, 311, 285, 220, 41
【0221】実施例38 ジメチルシリル(シクロペンタジエニル)(3−tert−
ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジク
ロライドの合成 (2−アリロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェ
ニル)ジメチル(シクロペンタジエニル)シラン(1.
62g)のトルエン溶液(15ml)に、−78℃でn
−ブチルリチウムの1. 66Mヘキサン溶液(2. 99
ml)を滴下した。次いで、2時間かけて室温まで昇温
し、更に12時間撹拌した。得られた混合物を−78℃
に冷却し、四塩化チタニウム(0. 545ml)のトル
エン溶液(5ml)を加えた。得られた混合物を、遮光
下に2時間かけて室温まで昇温し、更に12時間撹拌し
た。反応混合物を濾過し、濾液から減圧下に溶媒を留去
して赤褐色固体を得た。この固体をヘキサン−トルエン
混合溶媒から再結晶して、赤色針状結晶のジメチルシリ
ル(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−
メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド
(0. 72g、収率36%)を得た。 1H NMR (C6D6 ) δ 0.27(s, 6H), 1.63(s, 9
H), 2.21(s, 3H), 6.09(t, 2H, J =2Hz), 6.65(t, 2H,
J =2Hz) , 7.08(d, 1H, J=2Hz), 7.21(d, 1H,J =2H
z)
【0222】実施例39 (2−アリロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェ
ニル)ジメチル(tert−ブチルシクロペンタジエニル)
シランの合成 2−アリロキシ−1−ブロモ−3−t−ブチル−5−メ
チルベンゼン(17.00g)のテトラヒドロフラン溶
液(200ml)に、−78℃でn−ブチルリチウムの
1. 66Mヘキサン溶液(36. 2ml)を滴下し、1
時間撹拌した。ジメチルジクロロシラン(50. 0g)
がヘキサン(100ml)に溶かされた−78℃の溶液
の中に、上で得られた混合物を−20℃以下の温度で1
5分かけて滴下した。次いで、2時間かけて室温に昇温
し、更に1時間撹拌した後、減圧下に溶媒と過剰のジジ
クロロメチルシランを留去した。得られた混合物をテト
ラヒドロフラン(75ml)に溶解し、この溶液中に−
78℃で、5−イソプロピリデンシクロペンタ−1,3
−ジエン(6. 37g)のテトラヒドロフラン溶液(2
50ml)と1. 05Mのメチルリチウム−エ−テル溶
液(57. 2ml)とから調製したtert−ブチルシクロ
ペンタジエニルリチウムの溶液を滴下し、次いで2時間
かけて室温に昇温し、更に12時間撹拌した。反応混合
物に塩化アンモニウム水溶液を加え、水層と有機層とを
分けた。ヘキサンを用いて該水層からヘキサン可溶分を
抽出した後、前記有機層とヘキサン溶液とを合わせて得
た有機溶液を飽和食塩水で洗浄し、更に無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥させた。減圧下に前記有機溶液から溶媒を留
去した後、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィ−
(展開液:ヘキサン)で処理し、無色オイル状の(2−
アリロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェニル)
ジメチル(tert−ブチルシクロペンタジエニル)シラン
(6. 58g、収率29%)を異性体の混合物として取
得した。 1H NMR (CDCl3) δ 0.17-0.55(6H; 0.17: s; 0.
22: s; 0.54: s; 0.55:s), 1.22-1.23(9H; 1.22: s; 1.
23: s), 1.43-1.46(9H; 1.43: s; 1.46:s), 2.34-2.36
(3H; 2.34: s; 2.36: s), 3.08-3.76(1H; 3.08: s; 3.7
6: s),4.27-4.60(m, 2H), 5.30-5.62(m, 2H), 6.08-6.1
2(m, 1H), 6.20-6.60 (m,3H), 7.17(d, 1H, J =2Hz),
7.23(d, 1H, J =2Hz) マススペクトル (EI, m/e) 382, 325, 261, 203, 17
2, 41
【0223】実施例40 ジメチルシリル(3−tert−ブチルシクロペンタジエニ
ル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキ
シ)チタニウムジクロライドの合成 (2−アリロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェ
ニル)ジメチル(tert−ブチルシクロペンタジエニル)
シラン(1. 53g)のトルエン溶液(15ml)に、
−78℃でn −ブチルリチウムの1. 66Mヘキサン溶
液(2. 41ml)を滴下しし、次いで2時間かけて室
温まで昇温し、更に12時間撹拌した。得られた混合物
を−78℃に冷却し、四塩化チタニウム(0. 440m
l)のトルエン溶液(5ml)を加えた。得られた混合
物を遮光下に2時間かけて室温まで昇温し、更に12時
間撹拌した。反応混合物を濾過し、濾液から溶媒を留去
して赤褐色固体を得た。この固体をヘキサン−トルエン
混合溶媒より再結晶して、オレンジ色結晶としてジメチ
ルシリル(3−tert−ブチルシクロペンタジエニル)
(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チ
タニウムジクロライド(0. 09g、収率5%)を得
た。 1H NMR (C6D6) δ 0.36(s, 3H), 0.40(s, 3
H), 1.38(s, 9H), 1.65(s,9H), 2.24(s, 3H), 5.73(dd,
1H, J =2, 3Hz), 6.79(dd, 1H, J =2, 3Hz), 6.82(d
d, 1H, J =2, 3Hz) , 7.15(d, 1H, J =2Hz) , 7.25
(d, 1H, J=2Hz)
【0224】実施例41 (2−アリロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェ
ニル)ジメチル(メチルシクロペンタジエニル)シラン
の合成 2−アリロキシ−1−ブロモ−3−tert−5−メチルベ
ンゼン(5. 6g)のテトラヒドロフラン溶液(50m
l)に、−78℃でn−ブチルリチウムの1.65Mヘ
キサン溶液(12. 5ml)を滴下し、−78℃で1.
5時間攪拌した。ジクロロジメチルシラン(12. 1
g)の−78℃のヘキサン溶液(25ml)中に、上で
得られた混合物を3分間で滴下した。次いで、2時間か
けて室温まで昇温し、更に24時間攪拌した後、減圧下
で溶媒とジクロロジメチルシランを留去した。得られた
混合物にテトラヒドロフラン(50ml)を加え、更に
−78℃でリチウムメチルシクロペンタジエニド(3.
0g)のテトラヒドロフラン溶液(30ml)を1分間
で加え、2時間かけて室温まで昇温し、更に3時間攪拌
した。反応混合物に水(40ml)を加え、水層と有機
層とに分けた。有機層から溶媒を留去し、得られた残さ
をシリカゲルカラムで処理して、(2−アリロキシ−3
−tert−ブチル−5−メチルフェニル)ジメチル(メチ
ルシクロペンタジエニル)シランのの異性体混合物のう
すい黄色オイル(2. 5g、純度90%)を得た。目的
物の収率は33%であった。 1H−NMR(C6D6) δ 0.08-0.09(3H; 0.08:
s; 0.09: s), 0.39-0.41(3H; 0.39: s; 0.41: s), 1.32
-1.51(9H; 1.32: s; 1.36: s; 1.39: s; 1.51: s), 1.9
6-2.03(3H; 1.96: s; 1.99: s; 2.03: s), 2.24-2.27(3
H; 2.24:s; 2.27:s), 2.90-3.68(1H; 2.90: s; 2.98:
s; 3.68: s), 4.17-4.50(2H;4.17: m; 4.33: s; 4.50:
d, J=5Hz), 5.22(d, 1H, J=10Hz), 5.48(d, 1H,J=17H
z), 5.79-5.98(m, 1H), 6.14(d, 1H, J=10Hz), 6.38(d,
1H), 7.07-7.16(m, 3H) マススペクトル(EI, m/e) 340, 325, 2
98, 283, 245,221, 205, 189, 15
9, 145, 120, 91, 75, 61, 41
【0225】実施例42 ジメチルシリル(メチルシクロペンタジエニル)(3−
tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウ
ムジクロライドの合成 (2−アリロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェ
ニル)ジメチル(メチルシクロペンタジエニル)シラン
(0. 75g)のヘキサン溶液(10ml)に、−78
℃でn−ブチルリチウムの1. 66Mヘキサン溶液
(2. 1ml)を滴下した。次いで2時間かけて室温ま
で昇温し、更に12時間攪拌した。得られた混合物にト
ルエン(25ml)を加え、室温にて四塩化チタニウム
(0. 40g)を加え、遮光下、75℃で24時間攪拌
した。反応混合物を濾過し、濾液から溶媒を留去して、
黒色タールを得た。ヘキサン(5ml)を用いてこのタ
ールからヘキサン可溶分を抽出し、得られたヘキサン溶
液から溶媒を留去して、ジメチルシリル(メチルシクロ
ペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル
−2−フェノキシ)チタニウムジクロライドの赤黒色タ
ール(0. 3g、収率33%)を異性体混合物として得
た。 1H−NMRデータ(C6D6) δ 0.24-0.34(6H;
0.24: s; 0.32: s; 0.33:s; 0.34: s), 1.58-1.64(9H;
1.58: s;1.59: s; 1.62: s; 1.69: s), 2.15-2.26(6H;
2.15: s; 2.19: s; 2.21: s; 2.24: s; 2.26: s), 5.81
(s, 1H), 6.14(t,1H, J=2Hz), 6.46(t, 1H, J=2Hz), 7.
12(d, 1H, J=1Hz), 7.24(d, 1H, J=1Hz)
【0226】実施例43 (2−アリロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェ
ニル)(インデニル)ジメチルシランの合成 2−アリロキシ−1−ブロモ−3−tert−ブチル−5−
メチルベンゼン(18. 9g)のテトラヒドロフラン溶
液(150ml)に、−78℃でn−ブチルリチウムの
1. 65Mヘキサン溶液(40. 4ml)を滴下し、−
78℃にて2時間攪拌した。ジクロロジメチルシラン
(12. 1g)の−78℃のヘキサン溶液(80ml)
に、上で得られた混合物を5分間で滴下し、次いで2時
間かけて室温まで昇温し、24時間攪拌した後、減圧下
に溶媒とジクロロジメチルシランを留去した。得られた
混合物にテトラヒドロフラン150mlを加えて−78
℃に冷却し、インデニルリチウム(8. 2g)のテトラ
ヒドロフラン溶液(100ml)を3分間で加え、2時
間かけて室温まで昇温し、5時間攪拌した。反応混合物
に水(100ml)を加え、水層と有機層とを分けた。
該有機層から溶媒を留去して得られたオイルをシリカゲ
ルカラムで処理し、(2−アリロキシ−3−tert−ブチ
ル−5−メチルフェニル)(インデニル)ジメチルシラ
ンの異性体混合物の黄色オイル(11. 0g、純度94
%)を得た。目的物の収率は43%であった。 1H−NMR(C6D6) δ 0.09(s, 3H), 0.55(s,
3H), 1.32-1.41(9H;1.32: s; 1.41: s), 2.28-2.29(3H;
2.28: s; 2.29: s), 3.40(s, 1H), 4.03(s, 1H), 4.15
(t, 1H, J=2Hz), 4.39(dd, 2H, J=2.2Hz), 5.05-5.24(1
H, 5.05: s; 5.08: s; 5.18: s; 5.24: d, J=9Hz), 5.5
1(d, 1H, J=17Hz), 5.69-6.08(m, 1H), 6.54(dd, 1H, J
=2.6Hz), 6.80-7.50(m, 5H) マススペクトル(EI, m/e) 340, 325, 2
98, 283, 245,221, 205, 189, 15
9, 145, 120, 91, 75, 61, 41
【0227】実施例44 ジメチルシリル(インデニル)(3−tert−ブチル−5
−メチル−2−フェニキシ)チタニウムジクロライドの
合成 (2−アリロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェ
ニル)(インデニル)ジメチルシラン(2. 2g)のト
ルエン溶液(20ml)に、室温にてトリエチルアミン
(1. 50g)を加え、−30℃に冷却し、n−ブチル
リチウムの1.66Mヘキサン溶液(4. 8ml)を滴
下した。室温まで昇温し、12時間攪拌した。得られた
混合物に、室温にて四塩化チタニウム(1. 35g)を
滴下し、遮光下に95℃で, 24時間攪拌した。反応混
合物を濾過し、更に固形物をトルエン(15ml)で洗
浄し、濾液から溶媒を留去して赤黒色オイル(2. 9
g)を得た。このオイルにペンタン(10ml)を加
え、不溶分を減圧乾燥して、赤褐色粉末のジメチルシリ
ル(インデニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2
−フェニキシ)チタニウムジクロライド(0. 25g、
収率11%)を得た。 1H−NMR(C6D6) δ 0.45(s, 3H), 0.50(s,
3H), 1.44(s, 9H), 2 .27(s, 3H), 6.69-6.75(m, 2H),
6.78-6.80(1H; 6.79: d, J=1Hz; 6.80: d,J=1Hz), 6.92
-6.98(m, 1H), 7.15(s, 1H), 7.23(dd, 2H, J=2.6Hz),
7.57(dt, 1H, J=9.1Hz)
【0228】実施例45 (2−アリロキシ−3−tert−ブチル−5−メチルフェ
ニル) ジメチル(9H−フルオレン−9−イル)シラン
の合成 2−アリロキシ−1−ブロモ−3−t−ブチル−5−メ
チルベンゼン(17.00g)のテトラヒドロフラン溶
液(200ml)に、−78℃でn−ブチルリチウムの
1. 66Mヘキサン溶液(36. 2ml)を滴下し、1
時間撹拌した。ジメチルジクロロシラン(50. 0g)
がヘキサン(100ml)に溶かされた−78℃の溶液
に、上で得られた混合物を−20℃未満の温度で15分
かけて滴下した。2時間かけて室温に昇温し、更に1時
間撹拌した後、減圧下に溶媒と余剰のジクロロジメチル
シランを留去した。得られた混合物をテトラヒドロフラ
ン(75ml)に溶解し、この溶液に−78℃で、フル
オレン(9. 97g)のテトラヒドロフラン溶液(25
0ml)と1. 66Mのn−ブチルリチウム−ヘキサン
溶液(36. 2ml)から調製したフルオレニルリチウ
ムを滴下し、次いで2時間かけて室温に昇温した後、更
に12時間撹拌した。反応混合物に塩化アンモニウム水
溶液を加え、水層と有機層とを分けた。ヘキサンを用い
て該水層からヘキサン可溶分を抽出した後、前記有機層
とヘキサン溶液とを合わせて得た有機溶液を飽和食塩水
で洗浄し、更に無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。減圧
下に前記有機溶液から溶媒を留去した後、残さをシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィ−(展開液:ヘキサン)で
処理し、無色オイル状の(2−アリロキシ−3−tert−
ブチル−5−メチルフェニル) ジメチル(9H−フルオ
レン−9−イル)シラン(12. 04g、収率47%)
を取得した。 1 H NMR (CDCl3) δ 0.10(s, 6H), 1.56(s, 9H),
2.40(s, 3H), 4.51(s,1H),4.52(dt, 2H , J =2, 4H
z), 5.37(dq, 1H , J=2, 8Hz), 5.63(dq, 1H , J=2,
17Hz), 6.14(ddt, 1H , J=4, 8, 17Hz), 7.08(d, 1H,
J=2Hz), 7.23(d,1H, J =2Hz),7.23(dd, 2H, J =7, 8
Hz) ,7.39(dd, 2H, J =7, 8Hz) ,7.40(d,2H, J=7Hz)
,7.92(d, 2H, J =8Hz)
【0229】実施例46 2−アリロキシ−1−ブロモ−3. 5−ジメチルベンゼ
ンの合成 2−ブロモ−4,6−ジメチルフェノ−ル(88. 02
g)がアセトニトリル(500ml)に溶かされている
0℃の溶液に水酸化カリウム(30. 0g)を加え、2
時間撹拌した。得られた青色溶液にアリルブロマイド
(100g)を10℃以下で滴下し、室温に昇温した
後、更に6時間撹拌した。反応混合物に塩化アンモニウ
ム水溶液を加え、水層と有機層とに分けた。ヘキサンを
用いて該水層からヘキサン可溶分を抽出した後、前記有
機層とヘキサン溶液とを合わせて得た有機溶液を飽和食
塩水で洗浄し、更に無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。
減圧下に前記有機溶液から溶媒を留去した後、残さをシ
リカゲルカラムクロマトグラフィ−(展開液:ヘキサ
ン)で処理し、無色オイル状の2−アリロキシ−1−ブ
ロモ−3. 5−ジメチルベンゼン(85. 73g、収率
81%)を取得した。 1H NMR (CDCl3) δ 2.24(s, 3H), 2.27(s, 3
H), 4.40(dt, 2H, J=1, 6Hz), 5.27(dq, 1H, J =1, 1
0Hz), 5.43(dq, 1H, J=2, 17Hz), 6.13(ddt,1H, J=6,
10, 17Hz),6.91(dd, 1H, J =1, 1Hz), 7.19(dd, 1H,
J =1, 1Hz)
【0230】実施例47 (2−アリロキシ−3,5−ジメチルフェニル)ジメチ
ル(2,3,4,5−テトラメチルシクロペンタジエニ
ル)シランの合成 2−アリロキシ−1−ブロモ−3, 5−ジメチルベンゼ
ン(24. 10g)のテトラヒドロフラン溶液(200
ml)に、−78℃でn−ブチルリチウムの1. 66M
ヘキサン溶液(60. 24ml)を滴下し、20分撹拌
した。ジクロロジメチルシラン(100. 0g)がヘキ
サン(100ml)に溶かされた−78℃の溶液に、上
で得られた混合物を、−20℃未満の温度で30分かけ
て滴下し、次いで、室温に昇温し、更に1時間撹拌した
後に、減圧下に溶媒と過剰のジクロロジメチルシランを
留去した。得られた混合物をテトラヒドロフラン(20
0ml)に溶解し、この溶液に−78℃で、テトラメチ
ルシクロペンタジエン(12. 22g)のテトラヒドロ
フラン溶液(400ml)とn−ブチルリチウムの1.
66Mヘキサン溶液(60. 24ml)とから調製した
テトラメチルシクロペンタジエニルリチウムの溶液を滴
下し、2時間かけて室温に昇温した後、更に12時間撹
拌した。反応混合物に塩化アンモニウム水溶液を加え、
水層と有機層とに分けた。ヘキサンを用いて該水層から
ヘキサン可溶分を抽出した後、前記有機層とヘキサン溶
液とを合わせて得た有機溶液を飽和食塩水で洗浄し、更
に無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。減圧下に前記有機
溶液から溶媒を留去した後、残さをシリカゲルカラムク
ロマトグラフィ−(展開液:ヘキサン)で処理し、無色
オイル状の(2−アリロキシ−3,5−ジメチルフェニ
ル)ジメチル(2,3,4,5−テトラメチルシクロペ
ンタジエニル)シラン(18. 8g、収率56%)を取
得した。 1H NMR(CDCl3) δ 0.10(s, 6H), 1.70(s, 6H),
1.80(s, 6H), 2.27(s, 3H), 2.28(s, 3H), 3.40(s, 1
H), 4.41(dt, 2H, J=2, 5Hz), 5.28(dq, 1H, J =2, 1
1Hz), 5.41(dq, 1H, J=2, 17Hz), 6.12(ddt, 1H, J =
5,11, 17Hz),6.94(d, 1H, J =2Hz), 7.02(d, 1H, J =
2Hz) マススペクトル (EI, m/e) 340, 299, 219, 178, 41
【0231】実施例48 2−アリロキシ−1−ブロモ−3−tert−ブチル−5−
メチルベンゼンの合成 2−ブロモ−4−メチル−6−tert−ブチルフェノ−ル
(43. 8g)がアセトニトリル(250ml)に溶か
された0℃の溶液に、水酸化カリウム(13.2g)を
加え、2時間撹拌した。得られた青色溶液にアリルブロ
マイド(65g)を10℃以下で滴下し、室温に昇温後
さらに6時間撹拌した。反応混合物に塩化アンモニウム
水溶液を加え、水層と有機層とを分けた。ヘキサンを用
いて該水層からヘキサン可溶分を抽出した後、前記有機
層とヘキサン溶液とを合わせて得た有機溶液を飽和食塩
水で洗浄し、更に無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。減
圧下に前記有機溶液から溶媒を留去した後、残さをシリ
カゲルカラムクロマトグラフィ−(展開液:ヘキサン)
で処理して、無色オイル状の2−アリロキシ−1−ブロ
モ−3−tert−ブチル−5−メチルベンゼン(46. 0
7g、収率90%)を取得した。 1H NMR(CDCl3) δ 1.38(s, 9H), 2.27(s, 3H),
4.57(dt, 2H, J=2,5Hz), 5.29(dq, 1H, J=2, 11Hz),
5.49(dq, 1H, J=2, 17Hz), 6.13(ddt, 1H, J =5, 11,
17Hz), 7.07(d, 1H, J =2Hz), 7.25(d, 1H, J =2Hz)
【0232】実施例49 2−アリロキシ−1−ブロモ−3−tert−ブチル−5−
メチルベンゼンの合成 85%水酸化カリウム(76.61g)とメチルイソブ
チルケトン(1000ml)との混合物に、2−ブロモ−
6−tert−ブチル−4−メチルフェノール(230.9
8g)を10℃で2時間かけて加え、その後25℃で1
時間攪拌を続けた。得られた濃青の混合物に、10℃で
臭化アリル(133.07g)を加え、その後25℃で
12時間攪拌を続けた。反応混合物に水(500ml)
を加え、水層と有機層に分けた。該有機層を、飽和食塩
水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。該有機層
から溶媒を減圧下に留去した後、残さを蒸留して、無色
オイルの2−アリロキシ−1−ブロモ−3−tert−ブチ
ル−5−メチルベンゼン(245.25g、収率91
%)を得た。 沸点 74−75℃(0.08mmHg)1 H NMR (CDCl 3 ) δ1.38(s, 9 H), 2.27 (s, 3 H),
4.57 (dt, 2 H, J = 2, 5Hz), 5.29(dq, 1 H, J = 2, 1
1 Hz), 5.49 (dq, 1 H, J = 2, 17 Hz), 6.13(ddt, 1
H, J = 5, 11, 17 Hz), 7.07 (d, 1 H, J = 2 Hz), 7.2
5 (d, 1 H,J = 2 Hz) マススペクトル(EI, M/e) 282, 269, 241, 226, 203,
162, 147, 122, 91,41
【0233】実施例50 2−アリロキシ−1−ブロモ−3−tert−ブチル−5−
メチルベンゼンの合成 85%水酸化カリウム(1.82g)とテトラ−n−ブ
チルアンモニウムブロミド(0.040g)とトルエン
との混合物(30ml)に、攪拌下、50℃で、2−ブ
ロモ−6−t−ブチル−4−メチルフェノール(6.0
8g)と臭化アリル(3.38g)を滴下した。その
後、50℃で3時間攪拌を続けた。25℃に冷却した
後、反応混合物に水を加え、水層と有機層とに分けた。
該有機層を、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥させた。ガスクロマトグラフィーによる内部標準
法分析により、2−アリロキシ−1−ブロモ−3−tert
−ブチル−5−メチルベンゼンが、用いた2−ブロモ−
6−t−ブチル−4−メチルフェノールに基づいた収率
93%で生成したことが分かった。
【0234】実施例51 2−アリロキシ−1−ブロモ−3−tert−ブチル−5−
メトキシベンゼンの合成 85%水酸化カリウム(4.57g)とメチルイソブチ
ルケトン(30ml)との混合物に、2−ブロモ−6−te
rt−ブチル−4−メチトキシフェノール(16.02
g)を10℃で加え、その後25℃で1時間攪拌した。
得られた濃青液に、10℃で臭化アリル(8.47g)
を加え、その後25℃で12時間攪拌した。反応混合物
に水を加え、水層と有機層とに分けた。得られた有機層
を、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥さ
せた。該有機層から溶媒を減圧下に留去した後、残さを
蒸留し、薄黄色オイル状の2−アリロキシ−1−ブロモ
−3−tert−ブチル−5−メトキシベンゼン(15.8
0g、収率85%)を得た。 沸点 115−117℃(0.8mmHg)1 H NMR (CDCl 3 ) δ1.38(s, 9 H), 3.76 (s, 3 H),
4.55 (dt, 2 H, J = 2, 5Hz), 5.29(dq, 1 H, J = 2, 1
1 Hz), 5.48 (dq, 1 H, J = 2, 17 Hz), 6.13(ddt, 1
H, J = 5, 9, 17 Hz), 6.86 (d, 1 H, J = 3 Hz), 6.95
(d, 1 H, J= 3 Hz) マススペクトル(EI, m/e )300, 257, 178, 138, 91,
44
【0235】実施例52 (2−アリロキシ−3−tert−ブチル−5−メトキシフ
ェニル)ジメチル(2,3,4,5−テトラメチル−シ
クロペンタジエニル)シランの合成 2−アリロキシ−1−ブロモ−3−tert−ブチル−5−
メトキシベンゼン(8.98g)のヘキサン溶液(90
ml)に、−78℃でn−ブチルリチウムの1.66M
ヘキサン溶液(18.07ml)を滴下し、−30℃に
昇温させ1時間撹拌した。得られた混合物を−78℃に
冷却後、ジクロロジメチルシラン(4.26g)を加
え、2時間かけて25℃に昇温させ、更に3時間撹拌し
た。その後、減圧下に溶媒と余剰のジクロロジメチルシ
ランを留去した。得られた混合物をテトラヒドロフラン
(50ml)に溶解し、その溶液を−78℃で、テトラ
メチルシクロペンタジエニルリチウム(3.84g)の
テトラヒドロフラン溶液(100ml)に滴下し、2時
間かけて室温に昇温後、更に12時間撹拌した。反応混
合物に塩化アンモニウム水溶液を加え、水層と有機層と
を分けた。ヘキサンを用いて該水層からヘキサン可溶分
を抽出した後、前記有機層とヘキサン溶液とを合わせて
得た有機溶液を飽和食塩水で洗浄し、更に無水硫酸ナト
リウムで乾燥させた。減圧下に前記有機溶液から溶媒を
留去した後、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
−(展開液:ヘキサン)で処理し、無色オイル状の(2
−アリロキシ−3−tert−ブチル−5−メトキシフェニ
ル)ジメチル(2,3,4,5−テトラメチルシクロペ
ンタジエニル)シラン(5.00g、収率42%)を取
得した。1 H NMR (CDCl 3 ) δ0.14 (s, 6 H), 1.39(s, 9 H),
1.70(s, 6 H), 1.78 (s,6H), 3.42 (s, 1 H), 3.80 (s,
3 H), 4.39 (dt, 2 H, J = 2, 2 Hz), 5.27(dq,1 H, J
= 2, 11 Hz), 5.53 (dq, 1 H, J = 2, 17 Hz), 6.03
(ddt, 1 H, J = 2, 11, 17 Hz), 6.75 (d, 1 H, J = 3
Hz), 6.93 (d, 1 H, J = 3 Hz) マススペクトル(EI, m/e) 399, 261, 236, 221, 162, 1
47, 75
【0236】実施例53 ジメチルシリル(テトラメチルシクロペンタジエニル)
(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チ
タニウムジクロライドの合成 (3−tert−ブチル−2−アリロキシ−5−メチルフェ
ニル)ジメチル(2,3,4,5−テトラメチルシクロ
ペンタジエニル)シラン(117.5g、純度85%)
のヘキサン溶液(1170ml)に、室温にてn−ブチ
ルリチウムの1. 66Mヘキサン溶液(340ml)を
滴下し、12時間攪拌した。反応液の上澄みを除去した
後、室温にてトルエン(1400ml)及び四塩化チタ
ニウム(61g)を加え、遮光下で95℃, 10時間攪
拌した。反応混合物を濾過し、固形物をトルエン(50
0ml)で洗浄した。得られた濾液と洗液とを合わせた
後、溶媒を留去し、赤黒色タールを得た。このタールに
トルエン(250ml)及びヘキサン(1150ml)
を加え、65℃に加熱して溶解し、−20℃にて24時
間静置した。析出物を濾別し、ヘキサン(80ml)で
洗浄し、減圧乾燥し、赤色固体を得た。これをトルエン
(240ml)とヘキサン(720ml)との混合溶媒
から再結晶して、赤色針状結晶のジメチルシリル(テト
ラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−
5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド
(29.1g、収率22.6%)を得た。
【0237】実施例54 (3,5−ジ−tert−ブチル−2−トリメチルシロキシ
フェニル)クロロジメチルシランの合成 1−ブロモ−3,5−ジ−tert−ブチル−2−トリメチ
ルシロキシベンゼン(39.0g)がテトラヒドロフラ
ン(100ml)に溶かされた−70℃の溶液に、n−
ブチルリチウムの1.68Mヘキサン溶液(71.4m
l)を滴下し、−70℃で2時間撹拌を続けた。ジクロ
ロジメチルシラン(66.1ml)がテトラヒドロフラ
ン(70ml)に溶かされた−70℃の溶液に、上で得
られた混合物を滴下し、その後、2時間かけて室温まで
昇温した。反応混合物から溶媒を留去し、残さから、ヘ
キサン(70ml)を用いてヘキサン可溶分を抽出し
た。得られたヘキサン溶液から溶媒を留去し、淡黄色の
(3,5−ジ−tert−ブチル−2−トリメチルシロキシ
フェニル)クロロジメチルシラン(40.0g、収率9
9%)を得た。 1 H−NMR(CDCl3) δ 0.34(s,9
H)、0.60(s,6H)、1.28(s,9H)、
1.41(s,9H)、7.25(d,J=2.6H
z,1H)、7.38(d,J=2.6Hz,1H) マススペクトル(EI、m/e) 370、355、3
13、247、167
【0238】実施例55 (3,5−ジ−tert−ブチル−2−トリメチルシロキシ
フェニル)シクロペンタジエニルジメチルシランの合成 シクロペンタジエニルリチウム(2.20g)の−70
℃のテトラヒドロフラン溶液(100ml)に、(3,
5−ジ−tert−ブチル−2−トリメチルシロキシフェニ
ル)クロロジメチルシラン(9.83g)のテトラヒド
ロフラン溶液(50ml)を滴下した。その後、2時間
かけて室温まで昇温し、更に室温で12時間攪拌した。
反応混合物から溶媒を留去し、残さから、ヘキサンを用
いてヘキサン可溶分を抽出した。得られたヘキサン溶液
から溶媒を留去し、淡黄色の(3,5−ジ−tert−ブチ
ル−2−トリメチルシロキシフェニル)シクロペンタジ
エニルジメチルシラン(10.43g、収率98%)を
得た。 1 H−NMR(CDCl3) δ 0.28(s,6
H)、0.35(s,9H)、1.29(s、9H)、
1.42(s,9H)、6.57(s,1H)、7.2
2(s,1H)、7.24(s,2H)、7.34
(s,1H)、7.39(s,2H) マススペクトル(EI, m/e ) 400, 385, 326, 311, 29
8, 247, 215
【0239】実施例56 (3,5−ジ−tert−ブチル−2−トリメチルシロキシ
フェニル)ジメチル(トリメチルシリルシクロペンタジ
エニル)シランの合成 (トリメチルシリルシクロペンタジエニル)リチウム
(0.85g)の−70℃のテトラヒドロフラン溶液
(20ml)に、(3,5−ジ−tert−ブチル−2−ト
リメチルシロキシフェニル)クロロジメチルシラン
(1.86g)のテトラヒドロフラン溶液(15ml)
溶液を滴下した。その後、2時間かけて室温まで昇温
し、更に室温で12時間攪拌した。反応混合物から溶媒
を留去し、残さから、ヘキサンを用いてヘキサン可溶分
を抽出した。得られたヘキサン溶液から溶媒を留去し、
淡黄色オイル状の(3,5−ジ−tert−ブチル−2−ト
リメチルシロキシフェニル)ジメチル(トリメチルシリ
ルシクロペンタジエニル)シラン(2.0g、収率84
%)を得た。 1H NMR(CDCl 3 ) δ 0.11(s, 9H), 0.30(s, 9H), 0.37
(s, 6H), 1.31(s, 9H), 1.33(s, 9H), 6.45(m, 1H), 7.
25(s, 1H), 7.28(m, 2H), 7.37(s, 1H), 7.41(s,1H) マススペクトル(EI, m/e )472, 457, 417, 397, 382,
369, 327, 310, 147, 73
【0240】実施例57 (3−tert−ブチル−5−メチル−2−トリメチルシロ
キシフェニル)クロロジメチルシランの合成 1−ブロモ−3−tert−ブチル−5−メチル−2−トリ
メチルシロキシベンゼン(24.18g)およびテトラ
ヒドロフラン(180ml)からなる−60゜Cの混合
物に、n−ブチルリチウムの1.6Mヘキサン溶液(5
4.2ml)を30分かけて滴下し、更に得られた混合
物を−40゜Cにて3.75時間保温した。ジクロロジ
メチルシラン(49.5g)とテトラヒドロフラン(1
80ml)とからなる−60゜Cの溶液中に、上で得ら
れた混合物を滴下した。得られた溶液を2時間かけて室
温まで昇温し、更に15時間撹拌し、その後、溶媒及び
余剰のジクロロジメチルシランを減圧下に留去した。ヘ
キサンを用いて、上で得られた混合物からヘキサン可溶
分を抽出し、得られたヘキサン溶液から減圧下に溶媒を
留去して、白色粉末の(3−tert−ブチル−5−メチル
−2−トリメチルシロキシフェニル)クロロジメチルシ
ラン(24.7g、収率98%)を得た。 1 H−NMR(CDCl3)δ 0.35(s,9
H)、0.62(s,6H)、1.42(s,9H)、
2.28(s,3H)7.06(s,1H)、7.19
(s,1H) マススペクトル(EI, m/e )328, 313, 271, 205, 167,
93, 73
【0241】実施例58 (3−tert−ブチル−5−メチル−2−トリメチルシロ
キシフェニル)ジメチル(トリメチルシリルシクロペン
タジエニル)シランの合成 (トリメチルシリルシクロペンタジエニル)リチウム
(1.43g)のテトラヒドロフラン溶液(20ml)
に、−70℃で、(3−tert−ブチル−5−メチル−2
−トリメチルシロキシフェニル)クロロジメチルシラン
(2.59g)とテトラヒドロフラン(15ml)とを
含有する溶液を滴下し、その後、2時間かけて室温まで
昇温し、更に室温で12時間攪拌した。反応混合物から
減圧下に溶媒を留去し、ヘキサンを用いて残さからヘキ
サン可溶分を抽出した。得られたヘキサン溶液から溶媒
を留去し、淡黄色オイル状の(3−tert−ブチル−5−
メチル−2−トリメチルシロキシフェニル)ジメチル
(トリメチルシリルシクロペンタジエニル)シラン
(2.9g、収率86%)を得た。 1 H−NMR(CDCl3) δ 0.14(s,9
H)、0.25(s,9H)、0.34(s,6H)、
1.28(s,9H)、1.42(s,3H)、6.45
(s,1H)、7.23(s,1H)、7.25(s,
2H)、7.34(s,1H)、7.39(s.1H) マススペクトル(CI,m/e) 430
【0242】実施例59 (3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−メチルフェニ
ル)ジメチル(シクロペンタジエニル)シランの合成 (3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−メチルフェニ
ル)クロロジメチルシラン(5.0g)、テトラヒドロ
フラン(35ml)、及びヘキサン(35ml)からな
る溶液中に、−35゜Cにてシクロペンタジエニルリチ
ウム(1.45g)を添加した。得られた混合物を2時
間かけて室温まで昇温させ、室温にて更に10時間撹拌
を続けた。得られた白色懸濁液から減圧下に溶媒を留去
し、ヘキサンを用いて残さからヘキサン可溶分を抽出
し、得られたヘキサン溶液から減圧下に溶媒を留去し
て、黄色オイル状の(3−tert−ブチル−2−メトキシ
−5−メチルフェニル)ジメチル(シクロペンタジエニ
ル)シラン(5.07g、収率91%)を得た。 1 H−NMR(CDCl3) δ 0.22(s,6
H)、1.35(s,9H)、2.26(s.3H)、
3.56(s,3H)、5.25(s,1H)、5.8
4(br,1H)、5.87(br,1H)、6.99
(br,2H)、7.08(s,1H)、7.16
(s,1H) マススペクトル(EI, m/e )300, 255, 205, 179, 161,
89
【0243】実施例60 (3−tert−ブチル−5−メチル−2−トリメチルシロ
キシフェニル)ジメチル(シクロペンタジエニル)シラ
ンの合成 (3−tert−ブチル−5−メチル−2−トリメチルシロ
キシフェニル)クロロジメチルシラン(2.5g)及び
テトラヒドロフラン(10ml)からなる溶液を、シク
ロペンタジエニルリチウム(0.56g)とテトラヒド
ロフラン(20ml)からなる溶液中に、−40゜Cに
て滴下した。得られた混合物を2時間かけて室温まで昇
温し、さらに室温にて10時間撹拌した。反応混合物か
ら減圧下に溶媒を留去し、更にヘキサンを用いて残差か
らヘキサン可溶分を抽出し、得られたヘキサン溶液から
減圧下に溶媒を留去して、淡黄色オイル状の(3−tert
−ブチル−5−メチル−2−トリメチルシロキシフェニ
ル)ジメチル(シクロペンタジエニル)シラン(2.5
g、収率92%)を得た。 マススペクトル(EI, m/e )358, 284, 269, 213, 205,
147, 95, 73
【0244】実施例61 (3−tert−ブチル−5−メチル−2−トリメチルシロ
キシフェニル)ジメチル(2,3,4,5−テトラメチ
ルシクロペンタジエニル)シランの合成 1−ブロモ−3−tert−ブチル−5−メチル−2−トリ
メチルシロキシベンゼン(1.54g)及びテトラヒド
ロフラン(15ml)からなる溶液中に、−55゜C
で、n−ブチルリチウムの1.6Mヘキサン溶液(3.
15ml)を10分間かけて滴下した。得られた混合物
を−45゜Cにて45分保温した後に、該混合物中に、
クロロジメチル(テトラメチルシクロペンタジエニル)
シラン(1.0g)及びテトラヒドロフラン(5ml)
からなる溶液を滴下し、2時間かけて室温まで昇温し
た。室温にて13日間攪拌した後、減圧下に反応混合物
から溶媒を留去した。得られた混合物からヘキサンを用
いてヘキサン可溶分を抽出し、得られたヘキサン溶液を
−40゜Cにて一晩静置し、生成した白色固体を乾燥し
て、淡黄色オイル状の(3−tert−ブチル−5−メチル
−2−トリメチルシロキシフェニル)ジメチル(2,
3,4,5−テトラメチルシクロペンタジエニル)シラ
ン(0.97g、収率48%)を得た。 1 H−NMR(CDCl3) δ 0.01(s,6
H)、0.42(s,9H)、1.50(s,9H)、
2.01(s,6H)、2.10(s,6H)、2.3
3(s,3H)、3.59(s,1H)、7.11
(s,1H)、7.23(s,1H)
【0245】実施例62 (3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−メチルフェニ
ル)クロロジメチルシランの合成 テトラヒドロフラン(31.5ml)、ヘキサン(13
9ml)及び3−tert−ブチル−1−ブロモ−2−メト
キシ−5−メチルベンゼン(45g)からなる溶液に、
−40゜Cで、n−ブチルリチウムの1.6Mヘキサン
溶液(115ml)を20分かけて滴下した。得られた
混合物を−40゜Cにて1時間保温した後、テトラヒド
ロフラン(31.5ml)を滴下した。ジクロロジメチ
ルシラン(131g)及びヘキサン(306ml)から
なる溶液中に、ー40゜Cで、上で得た混合物を滴下し
た。得られた混合物を室温まで2時間かけて昇温し、更
に室温にて12時間撹拌した。反応混合物から減圧下に
て溶媒及び余剰のジクロロジメチルシランを留去し、残
さからヘキサンを用いてヘキサン可溶分を抽出し、得ら
れたヘキサン溶液から溶媒を留去して、淡黄色オイル状
の(3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−メチルフェ
ニル)クロロジメチルシラン(41.9g、収率84
%)を得た。 1 H−NMR(CDCl3) δ 0.68(s,6
H)、1.32(s,9H)、2.23(s,3H)、
3.70(s,3H)、7.20(s,1H)、7.2
1(s,1H) マススペクトル(EI, m/e )270, 255, 219, 189, 145,
128, 109, 93
【0246】実施例63 (3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−メチルフェニ
ル)ジメチル(2,3,4,5−テトラメチルシクロペ
ンタジエニル)シランの合成 (3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−メチルフェニ
ル)クロロジメチルシラン(5.24g)及びテトラヒ
ドロフラン(50ml)からなる溶液中に、−35゜C
にて、テトラメチルシクロペンタジエニル リチウム
(2.73g)を添加し、2時間かけて室温まで昇温
し、更に室温にて10時間撹拌した。得られた反応混合
物から減圧下に溶媒を留去し、残さから、ヘキサンを用
いてヘキサン可溶分を抽出し、得られたヘキサン溶液か
ら減圧下に溶媒を留去して、黄色オイル状の(3−tert
−ブチル−2−メトキシ−5−メチルフェニル)ジメチ
ル(2,3,4,5−テトラメチルシクロペンタジエニ
ル)シラン(6.69g、収率97%)を得た。 1 H−NMR(C6D6) δ 0.31(s,6
H)、1.49(s,9H)、1.81(s,6H)、
1.89(s,6H)、2.22(s,3H)、3.6
0(s,3H)、5.23(s,3H)、7.23(b
r,2H) マススペクトル(EI, m/e )356, 299, 235, 205, 179,
161, 89
【0247】実施例64 ジメチルシリル(テトラメチルシクロペンタジエニル)
(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チ
タニウムジクロライドの合成 (3−tert−ブチル−2−メトキシ−5−メチル−フェ
ニル)ジメチル(テトラメチルシクロペンタジエニル)
シラン(10.04g)とトルエン(100ml)とト
リエチルアミン(6.30g)とからなる溶液に、−7
0℃で、n−ブチルリチウムの1.63Mヘキサン溶液
(19.0ml)を滴下し、その後、2時間かけて室温
まで昇温し、更に室温で12時間保温した。窒素雰囲気
下に0℃で、四塩化チタニウム(4.82g)のトルエ
ン溶液(50ml)に、上で得られた混合物を滴下し、
その後、1時間かけて室温まで昇温した後、10時間加
熱還流した。反応混合物を濾過し、濾液から溶媒を留去
し、残さをトルエン−ヘキサン混合溶媒から再結晶し
て、橙色柱状結晶のジメチルシリル(テトラメチルシク
ロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−
2−フェノキシ)チタニウムジクロライド(3.46
g、収率27%)を得た。 1 H−NMR(CDCl3) δ 0.57(s,6
H)、1.41(s,9H)、2.15(s,6H)、
2.34(s,6H)、2.38(s,3H)、7.1
5(s,1H)、7.18(s,1H) 13C−NMR(CDCl3) δ 1.25、14.
48、16.28、22.47、31.25、36.2
9、120.23、130.62、131.47、13
3.86、135.50、137.37、140.8
2、142.28、167.74 マススペクトル(CI、m/e)458
【0248】実施例65 内容積3リットルの撹袢機付きオートクレーブを真空乾
燥してアルゴンで置換後、溶媒としてトルエン1リット
ル、α−オレフィンとしてヘキセン−1を20ml仕込
み、反応器を80℃まで昇温した。昇温後、エチレン圧
を12kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内が
安定した後、トリイソブチルアルミニウム1.0mmo
lを投入し、続いて実施例18で合成したイソプロピリ
デン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル
ジメチルシリル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニ
ウムジクロライド2.0μmolを投入し、続いてトリ
フェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)
ボレート6.0μmolを投入した。80℃に温度を調
節しながら、30分間重合を行った。重合の結果、SC
B=25.0、[η1 ]=0.77、分子量(Mw)=
35000、分子量分布(Mw/Mn)=2.1、融点
が94.2℃であるエチレン−ヘキセン−1共重合体
を、チタニウム1mol当たり、1時間当たり、2.6
5×107 g製造した。
【0249】実施例66 内容積0.4リットルの撹袢機付きオートクレーブを真
空乾燥してアルゴンで置換後、溶媒としてトルエン19
8ml、α−オレフィンとしてヘキセン−1を2ml仕
込み、反応器を60℃まで昇温した。昇温後、エチレン
圧を6kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内が
安定した後、トリイソブチルアルミニウム0.25mm
olを投入し、続いて実施例10で合成したイソプロピ
リデン(シクロペンタジエニル)(3,5−ジメチル−
2−フェノキシ)チタニウムジクロライド1.0μmo
lを投入し、続いてトリフェニルメチルテトラキス(ペ
ンタフルオロフェニル)ボレート3.0μmolを投入
した。60℃に温度を調節しながら、10分間重合を行
った。重合の結果、SCB=14.7、[η1 ]=1.
67、分子量(Mw)=120000、分子量分布(M
w/Mn)=11.3、融点が110.6℃であるエチ
レン−ヘキセン−1共重合体を、チタニウム1mol当
たり、1時間当たり、2.65×107 g製造した。
【0250】実施例67 内容積0.4リットルの撹袢機付きオートクレーブを真
空乾燥してアルゴンで置換後、溶媒としてトルエン19
8ml、α−オレフィンとしてヘキセン−1を2ml仕
込み、反応器を60℃まで昇温した。昇温後、エチレン
圧を6kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内が
安定した後、トリイソブチルアルミニウム0.25mm
olを投入し、続いて実施例12で合成したイソプロピ
リデン(シクロペンタジエニル)(3−フェニル−2−
フェノキシ)チタニウムジクロライド1.0μmolを
投入し、続いてトリフェニルメチルテトラキス(ペンタ
フルオロフェニル)ボレート3.0μmolを投入し
た。60℃に温度を調節しながら、10分間重合を行っ
た。重合の結果、SCB=18.7、[η1 ]=0.6
2、分子量(Mw)=27000、分子量分布(Mw/
Mn)=6.7、融点が106.0℃であるエチレン−
ヘキセン−1共重合体を、チタニウム1mol当たり、
1時間当たり、8.82×106 g製造した。
【0251】実施例68 内容積0.4リットルの撹袢機付きオートクレーブを真
空乾燥してアルゴンで置換後、溶媒としてヘキサン19
8ml、α−オレフィンとしてヘキセン−1を2ml仕
込み、反応器を60℃まで昇温した。昇温後、エチレン
圧を6kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内が
安定した後、トリイソブチルアルミニウム0.25mm
olを投入し、続いて実施例14で合成したイソプロピ
リデン(3−tert−ブチルシクロペンタジエニル)
(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキ
シ)チタニウムジクロライド1.0μmolを投入し、
続いてトリフェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロ
フェニル)ボレート3.0μmolを投入した。60℃
に温度を調節しながら、10分間重合を行った。重合の
結果、SCB=32.0、[η1 ]=1.34、分子量
(Mw)=69000、分子量分布(Mw/Mn)=
1.9、融点が82.7℃であるエチレン−ヘキセン−
1共重合体を、チタニウム1mol当たり、1時間当た
り、1.75×108 g製造した。
【0252】実施例69 内容積0.4リットルの撹袢機付きオートクレーブを真
空乾燥してアルゴンで置換後、溶媒としてシクロヘキサ
ン185ml、α−オレフィンとしてヘキセン−1を1
5ml仕込み、反応器を180℃まで昇温した。昇温
後、エチレン圧を25kg/cm2 に調節しながらフィ
ードし、系内が安定した後、トリイソブチルアルミニウ
ム0.25mmolを投入し、続いて実施例64で合成
したジメチルシリル(テトラメチルシクロペンタジエニ
ル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノ
キシ)チタニウムジクロライド1.0μmolを投入
し、続いてN,N−ジメチルアニリニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレート3.0μmolを
N,N−ジメチルアニリニウムテトラキス(ペンタフル
オロフェニル)ボレートのトルエン溶液として投入し
た。180℃に温度を調節しながら、2分間重合を行っ
た。重合の結果、SCB=33.6、[η1 ]=1.0
3、分子量(Mw)=51000、分子量分布(Mw/
Mn)=2.0、融点が87.4℃であるエチレン−ヘ
キセン−1共重合体を、チタニウム1mol当たり、2
分当たり、3.36×106 g製造した。
【0253】実施例70 内容積3リットルの撹袢機付きオートクレーブを真空乾
燥してアルゴンで置換後、溶媒としてヘキサン1リット
ル、α−オレフィンとしてヘキセン−1を10ml仕込
み、反応器を80℃まで昇温した。昇温後、エチレン圧
を6kg/cm 2 に調節しながらフィードし、系内が安
定した後、トリイソブチルアルミニウム1.0mmol
を投入し、続いて実施例1(1)で合成したイソプロピ
リデン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチ
ル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロラ
イド0.5μmolを投入し、続いてN,N−ジメチル
アニリニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボ
レート3.0μmolを投入した。80℃に温度を調節
しながら、30分間重合を行った。重合の結果、SCB
=27.7、[η1 ]=0.99、分子量(Mw)=4
6000、分子量分布(Mw/Mn)=1.7、融点が
93.4℃であるエチレン−ヘキセン−1共重合体を、
チタニウム1mol当たり、1時間当たり、1.60×
107 g製造した。
【0254】実施例71 内容積3リットルの撹袢機付きオートクレーブを真空乾
燥してアルゴンで置換後、溶媒としてヘキサン1リット
ル、α−オレフィンとしてヘキセン−1を20ml仕込
み、反応器を80℃まで昇温した。昇温後、エチレン圧
を12kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内が
安定した後、トリエチルアルミニウム0.5mmolを
投入し、続いて実施例1(1)で合成したイソプロピリ
デン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル
−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライ
ド2.0μmolを投入し、続いてトリフェニルメチル
テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート6.0
μmolを投入した。80℃に温度を調節しながら、3
0分間重合を行った。重合の結果、SCB=21.8、
[η1 ]=1.06、分子量(Mw)=52000、分
子量分布(Mw/Mn)=1.8、融点が99.5℃で
あるエチレン−ヘキセン−1共重合体を、チタニウム1
mol当たり、1時間当たり、1.52×107 g製造
した。
【0255】実施例72 内容積3リットルの撹袢機付きオートクレーブを真空乾
燥してアルゴンで置換後、溶媒としてトルエン1リット
ル、α−オレフィンとしてヘキセン−1を20ml仕込
み、反応器を80℃まで昇温した。昇温後、エチレン圧
を12kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内が
安定した後、トリフェニルメチルテトラキス(ペンタフ
ルオロフェニル)ボレート12.0μmolを投入し、
続いてトリイソブチルアルミニウム0.5mmolを投
入し、その後、事前にトリイソブチルアルミニウム0.
5mmolと2分間プレ接触させた実施例1(1)で合
成したイソプロピリデン(シクロペンタジエニル)(3
−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チ
タニウムジクロライド2.0μmolを投入した。80
℃に温度を調節しながら、40分間重合を行った。重合
の結果、SCB=25.8、[η1 ]=1.18、分子
量(Mw)=60000、分子量分布(Mw/Mn)=
1.9、融点が94.9℃であるエチレン−ヘキセン−
1共重合体を、チタニウム1mol当たり、1時間当た
り、2.27×107 g製造した。
【0256】実施例73 内容積3リットルの撹袢機付きオートクレーブを真空乾
燥してアルゴンで置換後、溶媒としてトルエン1リット
ル、α−オレフィンとしてヘキセン−1を20ml仕込
み、反応器を80℃まで昇温した。昇温後、エチレン圧
を12kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内が
安定した後、トリイソブチルアルミニウム1.0mmo
lを投入し、続いて窒素下、室温でヘキサン溶液として
1ケ月間保存しておいた実施例1(1)で合成したイソ
プロピリデン(シクロペンタジエニル)(3−tert
−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジ
クロライド2.0μmolを投入し、続いてトリフェニ
ルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト6.0μmolを投入した。80℃に温度を調節しな
がら、30分間重合を行った。重合の結果、SCB=2
4.8、[η1 ]=1.18、分子量(Mw)=610
00、分子量分布(Mw/Mn)=1.9、融点が9
6.3℃であるエチレン−ヘキセン−1共重合体を、チ
タニウム1mol当たり、1時間当たり、3.51×1
7 g製造した。
【0257】実施例74 内容積3リットルの撹袢機付きオートクレーブを真空乾
燥してアルゴンで置換後、溶媒としてトルエン1リット
ル、α−オレフィンとしてヘキセン−1を20ml仕込
み、反応器を80℃まで昇温した。昇温後、エチレン圧
を12kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内が
安定した後、トリイソブチルアルミニウム1.0mmo
lを投入し、続いて実施例1(1)で合成したイソプロ
ピリデン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブ
チル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロ
ライド2.0μmolを投入し、続いてトリフェニルメ
チルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート
1.0μmolを投入した。80℃に温度を調節しなが
ら、30分間重合を行った。重合の結果、SCB=2
3.3、[η1 ]=1.24、分子量(Mw)=670
00、分子量分布(Mw/Mn)=1.7、融点が9
6.7℃であるエチレン−ヘキセン−1共重合体を、チ
タニウム1mol当たり、1時間当たり、2.00×1
7 g製造した。
【0258】実施例75 内容積3リットルの撹袢機付きオートクレーブを真空乾
燥してアルゴンで置換後、溶媒としてトルエン1リット
ル、α−オレフィンとしてヘキセン−1を20ml仕込
み、反応器を40℃まで昇温した。昇温後、エチレン圧
を12kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内が
安定した後、トリイソブチルアルミニウム1.0mmo
lを投入し、続いて実施例1(1)で合成したイソプロ
ピリデン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブ
チル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロ
ライド2.0μmolを投入し、続いてトリフェニルメ
チルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート
6.0μmolを投入した。40℃に温度を調節しなが
ら、10分間重合を行った。重合の結果、SCB=1
4.8、[η1 ]=1.93、分子量(Mw)=110
000、分子量分布(Mw/Mn)=2.1、融点が1
03.8℃であるエチレン−ヘキセン−1共重合体を、
チタニウム1mol当たり、1時間当たり、1.27×
108 g製造した。
【0259】実施例76 内容積3リットルの撹袢機付きオートクレーブを真空乾
燥してアルゴンで置換後、溶媒としてヘキサン1リット
ル、α−オレフィンとしてヘキセン−1を10ml仕込
み、水素100mmHgを加え、反応器を80℃まで昇
温した。昇温後、エチレン圧を6kg/cm2 に調節し
ながらフィードし、系内が安定した後、トリイソブチル
アルミニウム1.0mmolを投入し、続いて実施例6
4で合成したジメチルシリル(テトラメチルシクロペン
タジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2
−フェノキシ)チタニウムジクロライド2.0μmol
を投入し、続いてN,N−ジメチルアニリニウムテトラ
キス(ペンタフルオロフェニル)ボレート3.0μmo
lを投入した。80℃に温度を調節しながら、30分間
重合を行った。重合の結果、SCB=27.2、
[η1 ]=1.69、分子量(Mw)=99000、分
子量分布(Mw/Mn)=1.9、融点が83.1℃で
あるエチレン−ヘキセン−1共重合体を、チタニウム1
mol当たり、1時間当たり、1.50×107 g製造
した。
【0260】実施例77 内容積3リットルの撹袢機付きオートクレーブを真空乾
燥してアルゴンで置換後、溶媒としてヘキサン1リット
ル、α−オレフィンとしてヘキセン−1を20ml仕込
み、水素200mmHgを加え、反応器を80℃まで昇
温した。昇温後、エチレン圧を12kg/cm2 に調節
しながらフィードし、系内が安定した後、トリイソブチ
ルアルミニウム0.75mmolを投入し、続いて実施
例64で合成したジメチルシリル(テトラメチルシクロ
ペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル
−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド0.5μm
olを投入し、続いてN,N−ジメチルアニリニウムテ
トラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート1.5μ
molを投入した。80℃に温度を調節しながら、30
分間重合を行った。重合の結果、SCB=26.8、
[η1 ]=2.22、分子量(Mw)=140000、
分子量分布(Mw/Mn)=1.6、融点が85.6℃
であるエチレン−ヘキセン−1共重合体を、チタニウム
1mol当たり、1時間当たり、2.00×107 g製
造した。
【0261】実施例78 内容積3リットルの撹袢機付きオートクレーブを真空乾
燥してアルゴンで置換後、溶媒としてヘキサン1リット
ル、α−オレフィンとしてヘキセン−1を20ml仕込
み、水素100mmHgを加え、反応器を80℃まで昇
温した。昇温後、エチレン圧を12kg/cm2 に調節
しながらフィードし、系内が安定した後、トリイソブチ
ルアルミニウム0.75mmolを投入し、続いて実施
例64で合成したジメチルシリル(テトラメチルシクロ
ペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル
−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド1.0μm
olを投入し、続いてN,N−ジメチルアニリニウムテ
トラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート2.0μ
molを投入した。80℃に温度を調節しながら、30
分間重合を行った。重合の結果、SCB=24.7、
[η1 ]=2.77、分子量(Mw)=170000、
分子量分布(Mw/Mn)=1.8、融点が87.4℃
であるエチレン−ヘキセン−1共重合体を、チタニウム
1mol当たり、1時間当たり、3.60×107 g製
造した。
【0262】実施例79 内容積3リットルの撹袢機付きオートクレーブを真空乾
燥してアルゴンで置換後、溶媒としてヘキサン1リット
ル、α−オレフィンとしてヘキセン−1を10ml仕込
み、水素100mmHgを加え、反応器を80℃まで昇
温した。昇温後、エチレン圧を6kg/cm2 に調節し
ながらフィードし、系内が安定した後、トリイソブチル
アルミニウム1.0mmolを投入し、続いて実施例6
4で合成したジメチルシリル(テトラメチルシクロペン
タジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2
−フェノキシ)チタニウムジクロライド0.5μmol
を投入し、続いてトリフェニルメチルテトラキス(ペン
タフルオロフェニル)ボレート3.0μmolを投入し
た。80℃に温度を調節しながら、30分間重合を行っ
た。重合の結果、SCB=25.2、[η1 ]=1.8
0、分子量(Mw)=110000、分子量分布(Mw
/Mn)=1.8、融点が84.8℃であるエチレン−
ヘキセン−1共重合体を、チタニウム1mol当たり、
1時間当たり、4.00×107 g製造した。
【0263】実施例80 内容積3リットルの撹袢機付きオートクレーブを真空乾
燥してアルゴンで置換後、溶媒としてヘキサン1リット
ル、α−オレフィンとしてヘキセン−1を20ml仕込
み、反応器を80℃まで昇温した。昇温後、エチレン圧
を12kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内が
安定した後、トリイソブチルアルミニウム1.0mmo
lを投入し、続いて実施例64で合成したジメチルシリ
ル(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−ter
t−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウム
ジクロライド2.0μmolを投入し、続いてトリフェ
ニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ
ート6.0μmolを投入した。80℃に温度を調節し
ながら、30分間重合を行った。重合の結果、SCB=
24.5、[η1 ]=4.06、融点が84.9℃であ
るエチレン−ヘキセン−1共重合体を、チタニウム1m
ol当たり、1時間当たり、3.88×107 g製造し
た。
【0264】実施例81 内容積3リットルの撹袢機付きオートクレーブを真空乾
燥してアルゴンで置換後、溶媒としてトルエン1リット
ル、α−オレフィンとしてヘキセン−1を20ml仕込
み、反応器を80℃まで昇温した。昇温後、エチレン圧
を12kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内が
安定した後、トリエチルアルミニウム1.0mmolを
投入し、続いて実施例64で合成したジメチルシリル
(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert
−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジ
クロライド2.0μmolを投入し、続いてトリフェニ
ルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト6.0μmolを投入した。80℃に温度を調節しな
がら、30分間重合を行った。重合の結果、SCB=2
5.8、[η1 ]=2.97、融点が85.9℃である
エチレン−ヘキセン−1共重合体を、チタニウム1mo
l当たり、1時間当たり、1.87×107 g製造し
た。
【0265】実施例82 内容積3リットルの撹袢機付きオートクレーブを真空乾
燥してアルゴンで置換後、溶媒としてトルエン1リット
ル、α−オレフィンとしてヘキセン−1を20ml仕込
み、反応器を80℃まで昇温した。昇温後、エチレン圧
を12kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内が
安定した後、トリイソブチルアルミニウム1.0mmo
lを投入し、続いて実施例64で合成したジメチルシリ
ル(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−ter
t−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウム
ジクロライド1.0μmolを投入し、続いてトリフェ
ニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレ
ート6.0μmolを投入した。80℃に温度を調節し
ながら、30分間重合を行った。重合の結果、SCB=
27.2、[η1 ]=4.27、融点が84.1℃であ
るエチレン−ヘキセン−1共重合体を、チタニウム1m
ol当たり、1時間当たり、8.70×107 g製造し
た。
【0266】実施例83 内容積0.4リットルの撹袢機付きオートクレーブを真
空乾燥してアルゴンで置換後、溶媒としてトルエン19
8ml、α−オレフィンとしてヘキセン−1を2ml仕
込み、反応器を60℃まで昇温した。昇温後、エチレン
圧を6kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内が
安定した後、メチルアルモキサン(東ソー・アクゾ社製
PMAO)1.0mmolを投入し、続いて実施例64
で合成したジメチルシリル(テトラメチルシクロペンタ
ジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−
フェノキシ)チタニウムジクロライド1.0μmolを
投入し、続いてトリフェニルメチルテトラキス(ペンタ
フルオロフェニル)ボレート3.0μmolを投入し
た。60℃に温度を調節しながら、10分間重合を行っ
た。重合の結果、SCB=28.3、[η1 ]=3.0
1、融点が80.6℃であるエチレン−ヘキセン−1共
重合体を、チタニウム1mol当たり、1時間当たり、
2.76×107 g製造した。
【0267】実施例84 内容積0.4リットルの撹袢機付きオートクレーブを真
空乾燥してアルゴンで置換後、溶媒としてトルエン19
8ml、α−オレフィンとしてヘキセン−1を2ml仕
込み、反応器を60℃まで昇温した。昇温後、エチレン
圧を6kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内が
安定した後、トリイソブチルアルミニウム0.25mm
olを投入し、続いて実施例64で合成したジメチルシ
リル(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−te
rt−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウ
ムジクロライド1.0μmolを投入し、続いてトリス
(ペンタフルオロフェニル)ボラン3.0μmolを投
入した。60℃に温度を調節しながら、10分間重合を
行った。重合の結果、SCB=25.4、[η1 ]=
4.45、融点が85.2℃であるエチレン−ヘキセン
−1共重合体を、チタニウム1mol当たり、1時間当
たり、6.48×106 g製造した。
【0268】実施例85 内容積0.4リットルの撹袢機付きオートクレーブを真
空乾燥してアルゴンで置換後、溶媒としてヘキサン19
8ml、α−オレフィンとしてヘキセン−1を2ml仕
込み、反応器を60℃まで昇温した。昇温後、エチレン
圧を6kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内が
安定した後、メチルアルモキサン(東ソー・アクゾ社製
MMAOtype3A、トルエン溶液)1.0mmol
を投入し、続いて実施例64で合成したジメチルシリル
(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−tert
−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジ
クロライド1.0μmolを投入し、続いてトリフェニ
ルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト3.0μmolを投入した。60℃に温度を調節しな
がら、10分間重合を行った。重合の結果、SCB=2
4.7、[η1 ]=1.74、分子量(Mw)=100
000、分子量分布(Mw/Mn)=2.5、融点が9
3.8℃であるエチレン−ヘキセン−1共重合体を、チ
タニウム1mol当たり、1時間当たり、1.29×1
7 g製造した。
【0269】実施例86 内容積0.4リットルの撹袢機付きオートクレーブを真
空乾燥してアルゴンで置換後、溶媒としてヘキサン19
8ml、α−オレフィンとしてヘキセン−1を2ml仕
込み、反応器を60℃まで昇温した。昇温後、エチレン
圧を6kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内が
安定した後、イソブチルアルモ キサン(東ソー・アク
ゾ社製PBAO)1.0mmolを投入し、続いて実施
例64で合成したジメチルシリル(テトラメチルシクロ
ペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル
−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド1.0μm
olを投入し、続いてトリフェニルメチルテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレート3.0μmolを
投入した。60℃に温度を調節しながら、10分間重合
を行った。重合の結果、SCB=35.0、[η1 ]=
3.51、融点が74.1℃であるエチレン−ヘキセン
−1共重合体を、チタニウム1mol当たり、1時間当
たり、3.67×107 g製造した。
【0270】実施例87 メチルアルモキサンのトルエン溶液(東ソー・アクゾ社
製PMAO)を減圧下で溶媒を除去、乾燥させた。乾燥
された固体のメチルアルモキサンを改めてトルエンに溶
解した。内容積0.4リットルの撹袢機付きオートクレ
ーブを真空乾燥してアルゴンで置換後、溶媒としてトル
エン198ml、α−オレフィンとしてヘキセン−1を
2ml仕込み、反応器を60℃まで昇温した。昇温後、
エチレン圧を6kg/cm2 に調節しながらフィード
し、系内が安定した後、上記の様に、処理し、乾燥、再
溶解したメチルアルモキサンのトルエン溶液1.0mm
olを投入し、続いて実施例64で合成したジメチルシ
リル(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−te
rt−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウ
ムジクロライド1.0μmolを投入し、続いてトリフ
ェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボ
レート3.0μmolを投入した。60℃に温度を調節
しながら、10分間重合を行った。重合の結果、SCB
=33.8、[η1 ]=3.54、融点が75.6℃で
あるエチレン−ヘキセン−1共重合体を、チタニウム1
mol当たり、1時間当たり、3.21×107 g製造
した。
【0271】実施例88 内容積0.4リットルの撹袢機付きオートクレーブを真
空乾燥してアルゴンで置換後、溶媒としてトルエン19
8ml、α−オレフィンとしてヘキセン−1を2ml仕
込み、反応器を60℃まで昇温した。昇温後、エチレン
圧を6kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内が
安定した後、トリイソブチルアルミニウム0.25mm
olを投入し、続いて実施例64で合成したジメチルシ
リル(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−te
rt−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウ
ムジクロライド1.0μmolを投入し、続いてN,N
−ジメチルアニリニウムテトラキス(ペンタフルオロフ
ェニル)ボレート3.0μmolを投入した。60℃に
温度を調節しながら、10分間重合を行った。重合の結
果、SCB=31.4、[η1 ]=4.17、融点が8
3.0℃であるエチレン−ヘキセン−1共重合体を、チ
タニウム1mol当たり、1時間当たり、3.56×1
7 g製造した。
【0272】実施例89 内容積0.4リットルの撹袢機付きオートクレーブを真
空乾燥してアルゴンで置換後、溶媒としてヘキサン19
8ml、α−オレフィンとしてヘキセン−1を2ml仕
込み、反応器を60℃まで昇温した。昇温後、エチレン
圧を6kg/cm2 に調節しながらフィードし、系内が
安定した後、トリイソブチルア ルミニウム0.25m
molを投入し、続いて実施例64で合成したジメチル
シリル(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−t
ert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニ
ウムジクロライド1.0μmolを投入し、続いてN,
N−ジメチルアニリニウムテトラキス(ペンタフルオロ
フェニル)ボレート3.0μmolを投入した。60℃
に温度を調節しながら、10分間重合を行った。重合の
結果、SCB=29.0、[η1 ]=3.64、融点が
80.9℃であるエチレン−ヘキセン−1共重合体を、
チタニウム1mol当たり、1時間当たり、3.17×
107 g製造した。
【0273】実施例90 還流管、3本の滴下ロート、温度計、モノマー吹き込み
管の装着された2リットルのガラス製セパラブルフラス
コを十分に窒素置換した後に、ヘキサン1リットルを仕
込み、エチレンガスを8リットル/分、プロピレンガス
を2リットル/分の速度で、吹き込み管を通して供給を
開始し、更に外部水浴ジャケットにより内温を30℃に
制御しながら、各ガスが十分に飽和しているのを確認し
た後、滴下ロートから、トリイソブチルアルミニウム
0.25mmol(1mmol/mlヘキサン溶液)、
ヘキサンに溶解した実施例1(1)で合成したジメチル
シリル(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−t
ert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニ
ウムジクロライド0.001mmol、トルエンに溶解
したトリフェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフ
ェニル)ボレート0.005mmolの順に触媒を添加
することにより、重合を開始した。30分経過後10m
lのエタノールを添加し、重合を停止した。重合停止
後、ポリマーを含有するヘキサン溶液を減圧濃縮した
後、1リットルのエタノール溶媒中に添加することによ
り、ポリマーを析出させた。析出ポリマーは、80℃に
おいて1昼夜真空乾燥を行った。その結果、5.6gの
ポリマ−が得られた。分析の結果、ポリマー中にはプロ
ピレン単位が57.8wt%、エチレン単位が42.2
wt%含有されており、また、ポリマーの極限粘度[η
2 ]は5.64dl/gであった。
【0274】実施例91 実施例90のエチレンとプロピレンの重合において、5
−エチリデン−2−ノルボルネン(ENB)を8mmo
l添加した以外は、実施例90と同様に重合を実施し
た。その結果、1.7gのポリマーが得られた。分析の
結果、ポリマー中にはプロピレン単位が39.7wt
%、エチレン単位が53.5wt%、ENB単位が6.
75wt%含有されており、また、ポリマーの極限粘度
[η2 ]は5.64dl/gであった。
【0275】実施例92 実施例90のエチレンとプロピレンの重合において、プ
ロピレンの代わりにブテン−1を0.06リットル/分
の速度で供給し、ジメチルシリル(テトラメチルシクロ
ペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−メチル
−2−フェノキシ)チタニウムジクロライドを0.00
02mmol、トリフェニルメチルテトラキス(ペンタ
フルオロフェニル)ボレートを0.001mmol使用
した以外は、実施例90と同様に重合を実施した。その
結果、1.7gのポリマーが得られた。分析の結果、ポ
リマー中にはブテン−1単位が9.3wt%、エチレン
単位が90.7wt%含有されており、また、ポリマー
の極限粘度[η2 ]は5.99dl/gであった。
【0276】実施例93 電磁式撹袢翼、温度計、触媒添加器の装着された内容積
2リットルのステンレス製オートクレーブを十分に窒素
で置換した後、トルエン800ml、プロピレン32
g、ENB16mmol、エチレン50gを仕込んだ。
次いで外部温水ジャケットにより、内温を60℃に調整
し、温度が安定した後触媒添加器より、トリイソブチル
アルミニウム0.50mmol、ヘキサンに溶解した実
施例1(1)で合成したジメチルシリル(テトラメチル
シクロペンタジエニル)(3−tert−ブチル−5−
メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロライド0.
001mmol、トルエンに溶解したトリフェニルメチ
ルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート0.
015mmolの順に添加して重合を開始した。重合開
始後1時間が経過した時点で、10mlのエタノールを
添加し重合を停止した。重合停止後未反応のモノマーを
パージした後、ポリマーの溶解したトルエン溶液を回収
し、加熱濃縮した後約1リットルのエタノールに添加し
てポリマーを析出させた。析出したポリマーは、真空乾
燥機中で1昼夜乾燥を行なった結果、53.2gのポリ
マーが得られた。分析の結果、ポリマーの組成は、プロ
ピレン単位が30.8wt%、エチレン単位が66.7
wt%、ENB単位が2.5wt%であった。また、極
限粘度[η2 ]は5.98dl/gであった。
【0277】実施例94 実施例93の重合において、ENBを使用せず、ジメチ
ルシリル(テトラメチルシクロペンタジエニル)(3−
tert−ブチル−5−メチル−2−フェノキシ)チタ
ニウムジクロライドを0.0005mmolとした以外
は、実施例93と同様に重合を行った。その結果、4
0.6gのポリマーが得られた。分析の結果、ポリマー
の組成は、プロピレン単位が32.4wt%、エチレン
単位が67.6wt%であった。また、極限粘度
[η2 ]は5.21dl/gであった。
【0278】実施例95 実施例94の重合において、、プロピレンの代わりにブ
テン−1を120.0g、エチレンを59.0gとし、
トリフェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレートを0.002mmolとし、更に保圧エチ
レンの吸収量が3.0gになった時点で重合を停止した
事以外は、実施例94と同様にエチレンとブテン−1の
重合を行った。その結果、3.45gのポリマーが得ら
れた。分析の結果、ポリマーの組成は、ブテン−1単位
が53.5wt%、エチレン単位が46.5wt%であ
った。また、極限粘度[η2 ]は1.46dl/gであ
った。
【0279】実施例96 実施例95の重合において、ブテン−1を15.0g、
エチレンを43.0g、トリフェニルメチルテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレートを0.003mm
ol使用し、更に重合温度を80℃とした以外は、実施
例95と同様にエチレンとブテン−1の重合を行った。
その結果、3.47gのポリマーが得られた。分析の結
果、ポリマーの組成は、ブテン−1単位が12.0wt
%、エチレン単位が88.0wt%であった。また、極
限粘度[η2 ]は3.37dl/gであった。
【0280】実施例97 実施例95の重合において、エチレンを56g、ブテン
−1を56gとし、更にENBを8mmol使用し、ま
た、ジメチルシリル(テトラメチルシクロペンタジエニ
ル)(3−tert−ブチル−5−メチル−2−フェノ
キシ)チタニウムジクロライドを0.002mmol、
トリフェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレートを0.0025mmol、トリイソブチル
アルミニウムを1.00mmolとした以外は、実施例
95と同様に重合を行った。その結果、10.65gの
ポリマーが得られた。分析の結果、ポリマーの組成は、
ブテン−1単位が26.7wt%、エチレン単位が7
1.8wt%、ENB単位が1.46wt%であった。
また、極限粘度[η2 ]は2.08dl/gであった。
【0281】実施例98 還流管、3本の滴下ロート、温度計、モノマー吹き込み
管の装着された2リットルのガラス製セパラブルフラス
コを十分に窒素置換した後に、トルエン1リットルを仕
込み、エチレンガスを8リットル/分、プロピレンガス
を2リットル/分の速度で、吹き込み管を通して供給を
開始し、更に、外部水浴ジャケットにより内温を30℃
に制御しながら、各ガスが十分に飽和しているの確認し
た後、滴下ロートから、トリイソブチルアルミニウム
0.10mmol(1mmol/mlヘキサン溶液)、
ヘキサンに溶解した実施例1(1)で合成したイソプロ
ピリデン(シクロペンタジエニル)(3−tert−ブ
チル−5−メチル−2−フェノキシ)チタニウムジクロ
ライド0.002mmol、トルエンに溶解した、トリ
フェニルメチルテトラキス(ペンタフルオロフェニル)
ボレート0.010mmolの順に触媒を添加すること
により、重合を開始した。30分経過後10mlのエタ
ノールを添加し、重合を停止した。重合停止後、ポリマ
ーを含有するヘキサン溶液を減圧濃縮した後、1リット
ルのエタノール溶媒中に添加することにより、ポリマー
を析出させ、析出ポリマーは、80℃において1昼夜真
空乾燥を行った。その結果、15.4gのポリマ−が得
られた。分析の結果、ポリマー中にはプロピレン単位
が、49.0wt%,エチレン単位が51.0wt%含
有されており、また、ポリマーの極限粘度[η2 ]は
0.50dl/gであった。
【0282】実施例99 実施例98のエチレンとプロピレンの重合において、エ
チレンの供給速度を7リットル/分に、プロピレンの供
給速度を1リットル/分に変更し、5−エチリデン−2
−ノルボルネン(ENB)を4mmol添加した以外
は、実施例98と同様に重合を実施した。その結果、
6.6gのポリマーが得られた。分析の結果、ポリマー
中にはプロピレン単位が、39.0wt%、エチレン単
位が59.3wt%、ENB単位が1.75wt%含有
されており、また、ポリマーの極限粘度[η2 ]は1.
35dl/gであった。
【0283】実施例100 実施例98のエチレンとプロピレンの重合において、プ
ロピレンの代わりにブテン−1を0.11リットル/分
の速度で供給した以外は、実施例98と同様に重合を実
施した。その結果、4.2gのポリマーが得られた。分
析の結果、ポリマー中にはブテン−1単位が9.2wt
%、エチレン単位が90.8wt%含有されており、ま
た、ポリマーの極限粘度[η2 ]は1.70dl/gで
あった。
【0284】実施例101 実施例100のエチレンとブテン−1の重合において、
重合温度を60℃とし、ブテン−1の供給速度を0.1
3リットル/分とした以外は、実施例100と同様に重
合を実施した。その結果、10.6gのポリマーが得ら
れた。分析の結果、ポリマー中にはブテン−1単位が
9.2wt%、エチレン単位が90.8wt%含有され
ており、また、ポリマーの極限粘度[η2 ]は1.11
dl/gであった。
【0285】実施例102 実施例100のエチレンとブテン−1の重合において、
トリイソブチルアルミニウムの代わりに、トリメチルア
ルミニウムを使用した以外は、実施例100と同様に重
合を実施した。その結果、4.8gのポリマーが得られ
た。分析の結果、ポリマー中にはブテン−1単位が1
1.4wt%、エチレン単位が88.6wt%含有され
ており、また、ポリマーの極限粘度[η2 ]は0.87
dl/gであった。
【0286】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ヘテロ原子を置換基に持つ芳香環とシクロペンタジエニ
ル環を共有結合基で連結した配位子を持つ、飽和炭化水
素溶媒に可溶な錯体、及び該錯体を含有する、工業的に
有効な温度において高活性なオレフィン重合用触媒が得
られる。また該触媒を用いて、高分子量で、組成分布の
狭いオレフィン重合体、特に線状低密度ポリエチレン、
エチレン−α−オレフィン共重合体ゴムおよびエチレン
−α−オレフィン−非共役ジエン共重合体ゴムを効率よ
く製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の理解を助けるためのフローチ
ャート図である。本フローチャート図は、本発明の実施
態様の代表例であり、本発明は、何らこれに限定される
ものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮下 晃 埼玉県上尾市小泉84−90 (72)発明者 渡辺 毅 千葉県市原市姉崎海岸5の1 住友化学工 業株式会社内 (72)発明者 常法寺 博文 千葉県市原市姉崎海岸5の1 住友化学工 業株式会社内 (72)発明者 織田 佳明 大阪府高槻市塚原2丁目10番1号 住友化 学工業株式会社内 (72)発明者 花岡 秀典 大阪府高槻市塚原2丁目10番1号 住友化 学工業株式会社内

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) (式中、M1 は元素の周期律表の第4族の遷移金属原子
    を示し、Aは元素の周期律表の第16族の原子を示し、
    Bは元素の周期律表の第14族の原子を示す。Cp1
    シクロペンタジエン形アニオン骨格を有する基である。
    1 、X2 、R1、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 はそ
    れぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、ハロゲン原子で
    置換されていてもよい炭素原子数1〜20のアルキル
    基、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素原子数7
    〜20のアラルキル基、ハロゲン原子で置換されていて
    もよい炭素原子数6〜20のアリール基、ハロゲン原子
    で置換されていてもよい炭素原子数1〜20の置換シリ
    ル基、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素原子数
    1〜20のアルコキシ基、ハロゲン原子で置換されてい
    てもよい炭素原子数7〜20のアラルキルオキシ基、ハ
    ロゲン原子で置換されていてもよい炭素原子数6〜20
    のアリールオキシ基または炭素原子数2〜20の2置換
    アミノ基を示す。R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6
    は任意に結合して環を形成していてもよい。)で示され
    る遷移金属錯体。
  2. 【請求項2】一般式(1)におけるAが酸素原子である
    ことを特徴とする請求項1に記載の遷移金属錯体。
  3. 【請求項3】一般式(1)におけるR1 がハロゲン原子
    で置換されていてもよい炭素原子数1〜20のアルキル
    基、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素原子数7
    〜20のアラルキル基、ハロゲン原子で置換されていて
    もよい炭素原子数6〜20のアリール基またはハロゲン
    原子で置換されていてもよい炭素原子数1〜20の置換
    シリル基であることを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の遷移金属錯体。
  4. 【請求項4】一般式(1)におけるX1 、X2 がそれぞ
    れ独立にハロゲン原子、ハロゲン原子で置換されていて
    もよい炭素原子数1〜20のアルキル基、ハロゲン原子
    で置換されていてもよい炭素原子数7〜20のアラルキ
    ル基またはハロゲン原子で置換されていてもよい炭素原
    子数6〜20のアリール基であることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載の遷移金属錯体。
  5. 【請求項5】一般式(2) (式中、Cp2 はシクロペンタジエン骨格を有する基を
    示し、R7 はハロゲン原子で置換されていてもよい炭化
    水素基または3置換シリル基を示す。A、B、R 1 、R
    2 、R3 、R4 、R5 、R6 はそれぞれ前記と同じ意味
    を示す。)で示される置換シクロペンタジエニル化合物
    および塩基を反応させたのち、一般式(3) (式中、X3 、X4 はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲ
    ン原子、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素原子
    数1〜20のアルキル基、ハロゲン原子で置換されてい
    てもよい炭素原子数7〜20のアラルキル基、ハロゲン
    原子で置換されていてもよい炭素原子数6〜20のアリ
    ール基、ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素原子
    数1〜20の置換シリル基、ハロゲン原子で置換されて
    いてもよい炭素原子数1〜20のアルコキシ基、ハロゲ
    ン原子で置換されていてもよい炭素原子数1〜20のア
    ラルキルオキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよ
    い炭素原子数1〜20のアリールオキシ基または炭素原
    子数2〜20の2置換アミノ基を示す。M1 、X1 、X
    2 はそれぞれ前記と同じ意味を示す。)で示される遷移
    金属化合物を反応させることを特徴とする請求項1に記
    載の遷移金属錯体の製造方法。
  6. 【請求項6】一般式(2)で示される置換シクロペンタ
    ジエニル化合物を下記〔I〕〜〔III〕のいずれかに
    記載の方法によって製造することを特徴とする請求項5
    に記載の遷移金属錯体の製造方法。 〔I〕一般式(9) (式中、Y4 はハロゲン原子を示す。A、R1 、R2
    3 、R4 、R7 はそれぞれ前記と同じ意味を示す。)
    で示されるハロゲン化アリール化合物および有機アルカ
    リ金属塩もしくは金属マグネシウムを反応させたのち一
    般式(4) (式中、Cp3 はシクロペンタジエニリデン骨格を有す
    る基を示し、R5 、R6はそれぞれ前記と同じ意味を示
    す。)で示されるシクロペンタジエニリデン化合物を反
    応させ、次いで水を反応させる方法。 〔II〕一般式(9)で示されるハロゲン化アリール化
    合物および一般式(7) (式中、Y1 、Y2 はそれぞれハロゲン原子を示し、
    B’は炭素原子以外の第14族の原子を示す。R5 、R
    6 はそれぞれ前記と同じ意味を示す。)で示されるジハ
    ライド化合物を有機アルカリ金属化合物もしくは金属マ
    グネシウムの存在下に反応させて一般式(5) (式中、A、B’、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R
    6 、R7 、Y1 はそれぞれ前記と同じ意味を示す。)で
    示されるハライド化合物を得、次いで該ハライド化合物
    および一般式(6) M2 Cp2 (6) (式中、M2 はアルカリ金属原子を示し、Cp2 は前記
    と同じ意味を示す。)で示されるシクロペンタジエニル
    金属塩を反応させる方法。 〔III〕一般式(9)で示されるハロゲン化アリール
    化合物および一般式(8) (式中、Y3 はハロゲン原子を示し、B’、Cp2 、R
    5 、R6 はそれぞれ前記と同じ意味を示す。)で示され
    るハライド化合物を有機アルカリ金属化合物もしくは金
    属マグネシウムの存在下に反応させる方法。
  7. 【請求項7】一般式(9)で示されるハロゲン化アリー
    ル化合物を、一般式(10) (式中、A、R1 、R2 、R3 、R4 、Y4 はそれぞれ
    前記と同じ意味を示す。)で示されるハロゲン化アリー
    ル化合物および一般式(11) R7 5 (11) (式中、Y5 はハロゲン原子を示し、R7 は前記と同じ
    意味を示す。)で示されるハロゲン化物を塩基の存在下
    に反応させて製造することを特徴とする請求項6に記載
    の遷移金属錯体の製造方法。
  8. 【請求項8】一般式(2)で示される置換シクロペンタ
    ジエニル化合物。
  9. 【請求項9】一般式(9)で示されるハロゲン化アリー
    ル化合物および有機アルカリ金属塩もしくは金属マグネ
    シウムを反応させたのち一般式(4)で示されるシクロ
    ペンタジエニリデン化合物を反応させ、次いで水を反応
    させることを特徴とする一般式(2a) (式中、A、Cp2 、R1 、R2 、R3 、R4 、R5
    6 、R7 はそれぞれ前記と同じ意味を示す。)で示さ
    れる置換シクロペンタジエニル化合物の製造方法。
  10. 【請求項10】一般式(9)で示されるハロゲン化アリ
    ール化合物を、一般式(10)で示されるハロゲン化ア
    リール化合物および一般式(11)で示されるハロゲン
    化物を塩基の存在下に反応させて製造することを特徴と
    する請求項9に記載の置換シクロペンタジエニル化合物
    の製造方法。
  11. 【請求項11】一般式(5)で示されるハライド化合物
    および一般式(6)で示されるシクロペンタジエニル金
    属塩を反応させることを特徴とする一般式(2b) (式中、A、B’、Cp2 、R1 、R2 、R3 、R4
    5 、R6 、R7 はそれぞれ前記と同じ意味を示す。)
    で示される置換シクロペンタジエニル化合物の製造方
    法。
  12. 【請求項12】一般式(5)で示されるハライド化合物
    を、一般式(9)で示されるハロゲン化アリール化合物
    および一般式(7)で示されるジハライド化合物を有機
    アルカリ金属化合物もしくは金属マグネシウムの存在下
    に反応させて製造することを特徴とする請求項11に記
    載の置換シクロペンタジエニル化合物の製造方法。
  13. 【請求項13】一般式(9)で示されるハロゲン化アリ
    ール化合物を、一般式(10)で示されるハロゲン化ア
    リール化合物および一般式(11)で示されるハロゲン
    化物を塩基の存在下に反応させて製造することを特徴と
    する請求項12に記載の置換シクロペンタジエニル化合
    物の製造方法。
  14. 【請求項14】一般式(9)で示されるハロゲン化アリ
    ール化合物および一般式(8)で示されるハライド化合
    物を有機アルカリ金属化合物もしくは金属マグネシウム
    の存在下に反応させて製造することを特徴とする一般式
    (2b)で示される置換シクロペンタジエニル化合物の
    製造方法。
  15. 【請求項15】一般式(9)で示されるハロゲン化アリ
    ール化合物を、一般式(10)で示されるハロゲン化ア
    リール化合物および一般式(11)で示されるハロゲン
    化物を塩基の存在下に反応させて製造することを特徴と
    する請求項14に記載の置換シクロペンタジエニル化合
    物の製造方法。
  16. 【請求項16】一般式(5)で示されるハライド化合
    物。
  17. 【請求項17】一般式(9)で示されるハロゲン化アリ
    ール化合物および一般式(7)で示されるジハライド化
    合物を有機アルカリ金属化合物もしくは金属マグネシウ
    ムの存在下に反応させることを特徴とする請求項16に
    記載のハライド化合物の製造方法。
  18. 【請求項18】一般式(9)で示されるハロゲン化アリ
    ール化合物を、一般式(10)で示されるハロゲン化ア
    リール化合物および一般式(11)で示されるハロゲン
    化物を塩基の存在下に反応させて製造することを特徴と
    する請求項17に記載の製造方法。
  19. 【請求項19】一般式(9)で示されるハロゲン化アリ
    ール化合物(ただしR7 はアルケニル基を示す。)。
  20. 【請求項20】一般式(10)で示されるハロゲン化ア
    リール化合物および一般式(11)で示されるハロゲン
    化物(ただしR7 はアルケニル基を示す。)を塩基の存
    在下に反応させることを特徴とする請求項19に記載の
    ハロゲン化アリール化合物の製造方法。
  21. 【請求項21】請求項1〜4のいずれかに記載する遷移
    金属錯体、及び下記化合物(A)よりなることを特徴と
    するオレフィン重合用触媒。 (A)下記化合物(A1)〜(A3)のいずれか、ある
    いはそれらの2〜3種の混合物(A1)一般式 E1 a
    AlZ3-a で示される有機アルミニウム化合物(A2)
    一般式 {−Al(E2 )−O−}b で示される構造を
    有する環状のアルミノキサン(A3)一般式 E3 {−
    Al(E3 )−O−}c AlE3 2 で示される構造を有
    する線状のアルミノキサン(但し、E1 〜E3 は炭素原
    子数1〜8の炭化水素基であり、全てのE1 、全てのE
    2 及び全てのE3 は同じであっても異なっていても良
    い。Zは水素原子又はハロゲン原子を表し、全てのZは
    同じであっても異なっていても良い。aは0<a≦3の
    数で、bは2以上の整数を、cは1以上の整数を表
    す。)
  22. 【請求項22】請求項1〜4のいずれかに記載する遷移
    金属錯体、下記化合物(A)及び(B)よりなることを
    特徴とするオレフィン重合用触媒。 (A)下記化合物(A1)〜(A3)のいずれか、ある
    いはそれらの2〜3種の混合物(A1)一般式 E1 a
    AlZ3-a で示される有機アルミニウム化合物(A2)
    一般式 {−Al(E2 )−O−}b で示される構造を
    有する環状のアルミノキサン(A3)一般式 E3 {−
    Al(E3 )−O−}c AlE3 2 で示される構造を有
    する線状のアルミノキサン(但し、E1 〜E3 は炭素原
    子数1〜8の炭化水素基であり、全てのE1 、全てのE
    2 及び全てのE3 は同じであっても異なっていても良
    い。Zは水素原子又はハロゲン原子を表し、全てのZは
    同じであっても異なっていても良い。aは0<a≦3の
    数で、bは2以上の整数を、cは1以上の整数を表
    す。) (B)下記化合物(B1)〜(B3)のいずれか(B
    1)一般式 BQ1 2 3 で表されるホウ素化合物、
    (B2)一般式 Z+ (BQ1 2 3 4 - で表さ
    れるホウ素化合物、(B3)一般式(L−H)+ (BQ
    1 2 3 4 - で表されるホウ素化合物(但し、B
    は3価の原子価状態のホウ素原子であり、Q1 〜Q4
    ハロゲン原子、炭素原子数1〜20の炭化水素基、炭素
    原子数1〜20のハロゲン化炭化水素基、炭素原子数1
    〜20の置換シリル基、炭素原子数1〜20のアルコキ
    シ基または炭素原子数2〜20の2置換アミノ基であ
    り、それらは同じであっても異なっていてもよい。)
  23. 【請求項23】化合物(A)がトリエチルアルミニウ
    ム、トリイソブチルアルミニウム又はメチルアルミノキ
    サンであることを特徴とする請求項21または22に記
    載のオレフィン重合用触媒。
  24. 【請求項24】請求項21〜23のいずれかに記載のオ
    レフィン重合触媒を用いることを特徴とするオレフィン
    重合体の製造方法。
  25. 【請求項25】オレフィン重合体がエチレン−α−オレ
    フィン共重合体であることを特徴とする請求項24記載
    のオレフィン重合体の製造方法。
  26. 【請求項26】オレフィン重合体がエチレン−α−オレ
    フィン共重合体ゴムであることを特徴とする請求項24
    記載のオレフィン重合体の製造方法。
  27. 【請求項27】オレフィン重合体がエチレン−α−オレ
    フィン−非共役ジエン共重合体ゴムであることを特徴と
    する請求項24記載のオレフィン重合体の製造方法。
JP18508196A 1995-07-14 1996-07-15 遷移金属錯体からなるオレフィン重合用触媒成分、該触媒成分を含有するオレフィン重合用触媒、およびオレフィン重合体の製造方法 Expired - Fee Related JP3378436B2 (ja)

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