JPH0987439A - ポリエチレン組成物 - Google Patents
ポリエチレン組成物Info
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- JPH0987439A JPH0987439A JP24908595A JP24908595A JPH0987439A JP H0987439 A JPH0987439 A JP H0987439A JP 24908595 A JP24908595 A JP 24908595A JP 24908595 A JP24908595 A JP 24908595A JP H0987439 A JPH0987439 A JP H0987439A
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Abstract
に優れたフィルムを与えるポリエチレン組成物を提供す
る。 【解決手段】 (A)密度が0.945〜0.980g
/cm3 の範囲にある高密度ポリエチレン98〜50重
量%、 (B)(イ)シクロペンタジエニル骨格を有する配位子
を含む周期律表第IV族の遷移金属化合物の少なくとも
1種含む触媒の存在下にエチレンと炭素数3〜20のα
−オレフィンを共重合させることにより得られる (ロ)密度 0.86〜0.945g/cm3 未満、 (ハ)メルトフロレート 0.01〜50g/10分、 (ニ)分子量分布Mw/Mn 1.5〜4.5、 (ホ)組成分布パラメーターCb 1.01〜1.2 であるエチレンの共重合体2〜50重量%を含むポリエ
チレン組成物。
Description
好で衝撃強度、引き裂き強度が改良されたフィルム、シ
ートを得るに好適なポリエチレン組成物に関する。
ルムは、透明性、引張強度、引き裂き強度が優れ、適度
な柔軟性があり、ブロッキングせず、かつ、そのフィル
ムから製造された包装袋に内容物を入れてチャックやホ
ックなどで封緘したのち開封する際にフィルムが伸びて
変型しないこと、すなわちフィルムの降伏点強度が高い
ことなどが要求される。一般のポリエチレンでは、中低
圧法で重合される高密度ポリエチレンは、高結晶のため
降伏点が高い利点はあるが、柔軟性、引き裂き強度が不
足し透明性が劣る欠点がある。
る手段として、高密度ポリエチレンに、透明性、柔軟
性、引き裂き強度を付与するために高圧法低密度ポリエ
チレンないし中低圧法直鎖状低密度ポリエチレンをブレ
ンドすることが一般に行われている。しかし、高圧法低
密度ポリエチレンを高密度ポリエチレンにブレンドした
場合強度が低下し、チーグラー系触媒などによる直鎖状
低密度ポリエチレンを添加した場合、透明性の改良が不
十分であったり、フィルム表面のべたつきによるブロッ
キング性が問題視され、これらの点の解決が望まれてい
た。
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、高密度ポリエチレ
ンに特定の触媒で重合されたエチレン・α−オレフィン
重合体を添加することにより、降伏点強度や成形性を低
下させることなく、透明性、引き裂き強度、ヒートシー
ル特性が改良され、さらにブロッキングが少なく、しか
も外観の優れたフィルム、シートを与える組成物が得ら
れることを見いだし本発明に到達した。すなわち、本発
明は、 (A)密度が0.945〜0.980g/cm3 の範囲
にある高密度ポリエチレン98〜50重量%、 (B)(イ)シクロペンタジエニル骨格を有する配位子
を含む周期律表第IV族の遷移金属化合物を少なくとも
1種含む触媒の存在下にエチレンと炭素数3〜20のα
−オレフィンを共重合させることにより得られる(ロ)
密度0.86〜0.945g/cm3 未満、(ハ)メル
トフロレート0.01〜50g/10分、(ニ)分子量
分布Mw/Mn1.5〜4.5、(ホ)組成分布パラメ
ーターCbが1.01〜1.2であるエチレンの共重合
体2〜50重量%、からなることを特徴とするエチレン
・α−オレフィン共重合体組成物である。
でいう密度が0.945〜0.980g/cm3 の範囲
にある高密度ポリエチレン(A)とは、いわゆるチーグ
ラー型触媒または遷移金属酸化物型触媒あるいは類似の
触媒と有機金属触媒の存在下、エチレン単独もしくはエ
チレンと10モル%以下のα−オレフィンとを中、低圧
で重合して得られる重合体あるいはこれらの混合物など
である。このα−オレフィンとしては、具体的にはプロ
ピレン、1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、1−
ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、
などが挙げられる。
共重合体はエチレンと炭素数3〜20のα−オレフィン
より選ばれた一種以上との共重合体である。この炭素3
〜20のα−オレフィンとしては、好ましくは炭素数3
〜12のものであり、具体的にはプロピレン、1−ブテ
ン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オ
クテン、1−デセン、1−ドデセン、などが挙げられ
る。また、これらのα−オレフィンの含有量は、合計で
通常30モル%以下、好ましくは20モル%以下の範囲
で選択されることが望ましい。
合体を製造する触媒である(イ)シクロペンタジエニル
骨格を有する配位子を含む周期律表第IV族の遷移金属
化合物のシクロペンタジエニル骨格とは、シクロペンタ
ジエニル基、置換シクロペンタジエニル基等である。置
換シクロペンタジエニル基としては、炭素数1〜10の
炭化水素基、シリル基、シリル置換アルキル基、シリル
置換アリール基、シアノ基、シアノアルキル基、シアノ
アリール基、ハロゲン基、ハロアルキル基、ハロシリル
基等から選ばれた少なくとも1種の置換基を有する置換
シクロペンタジエニル基等である。該置換シクロペンタ
ジエニル基の置換基は2個以上有していてもよく、また
係る置換基同士が互いに結合して環を形成してもよい。
は、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラ
ルキル基等が挙げられ、具体的には、メチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
イソブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、ペン
チル基、ヘキシル基、オクチル基、2−エチルヘキシル
基、デシル基等のアルキル基;シクロペンチル基、シク
ロアルキル基等のシクロアルキル基;フェニル基、トリ
ル基等のアリール基;ベンジル基、ネオフィル基等のア
ラルキル基等が例示される。これらの中でもアルキル基
が好ましい。置換シクロペンタジエニル基の好適なもの
としては、メチルシクロペンタジエニル基、エチルシク
ロペンタジエニル基、n−ヘキシルシクロペンタジエニ
ル基、1,3−ジメチルシクロペンタジエニル基、1,
3−n−ブチルメチルシクロペンタジエニル基、1,3
−n−プロピルメチルエチルシクロペンタジエニル基な
どが具体的に挙げられる。本発明の置換シクロペンタジ
エニル基としては、これらの中でも炭素数3以上のアル
キル基が置換したシクロペンタジエニル基が好ましく、
特に1,3−置換シクロペンタジエニル基が好ましい。
置換基同士すなわち炭化水素同士が互いに結合して1ま
たは2以上の環を形成する場合の置換シクロペンタジエ
ニル基としては、インデニル基、炭素数1〜8の炭化水
素基(アルキル基等)等の置換基により置換された置換
インデニル基、ナフチル基、炭素数1〜8の炭化水素基
(アルキル基等)等の置換基により置換された置換ナフ
チル基、炭素数1〜8の炭化水素基(アルキル基等)等
の置換基により置換された置換フルオレニル基等が好適
なものとして挙げられる。
する配位子を含む周期律表第IV族の遷移金属化合物の
遷移金属としては、ジルコニウム、チタン、ハフニウム
等が挙げられ、特にジルコニウムが好ましい。該遷移金
属化合物は、シクロペンタジエニル骨格を有する配位子
としては通常1〜3個を有し、また2個以上有する場合
は架橋基により互いに結合していてもよい。なお、係る
架橋基としては炭素数1〜4のアルキレン基、アルキル
シランジイル基、シランジイル基などが挙げられる。
てシクロペンタジエニル骨格を有する配位子以外の配位
子としては、代表的なものとして、水素、炭素数1〜2
0の炭化水素基(アルキル基、アルケニル基、アリール
基、アルキルアリール基、アラルキル基、ポリエニル基
等)、ハロゲン、メタアルキル基、メタアリール基など
が挙げられる。
る。ジアルキルメタロセンとして、ビス(シクロペンタ
ジエニル)チタニウムジメチル、ビス(シクロペンタジ
エニル)チタニウムジフェニル、ビス(シクロペンタジ
エニル)ジルコニウムジメチル、ビス(シクロペンタジ
エニル)ジルコニウムジフェニル、ビス(シクロペンタ
ジエニル)ハフニウムジメチル、ビス(シクロペンタジ
エニル)ハフニウムジフェニルなどがある。モノアルキ
ルメタロセンとしては、ビス(シクロペンタジエニル)
チタニウムメチルクロライド、ビス(シクロペンタジエ
ニル)チタニウムフェニルクロライド、ビス(シクロペ
ンタジエニル)ジルコニウムメチルクロライド、ビス
(シクロペンタジエニル)ジルコニウムフェニルクロラ
イドなどがある。またモノシクロペンタジエニルチタノ
センであるペンタメチルシクロペンタジエニルチタニウ
ムトリクロライド、ペンタエチルシクロペンタジエニル
チタニウムトリクロライド)、ビス(ペンタメチルシク
ロペンタジエニル)チタニウムジフェニルなどが挙げら
れる。
ウム化合物としては、ビス(インデニル)チタニウムジ
フェニルまたはジクロライド、ビス(メチルシクロペン
タジエニル)チタニウムジフェニルまたはジクロライ
ド、ジアルキル、トリアルキル、テトラアルキルまたは
ペンタアルキルシクロペンタジエニルチタニウム化合物
としては、ビス(1,2−ジメチルシクロペンタジエニ
ル)チタニウムジフェニルまたはジクロライド、ビス
(1,2−ジエチルシクロペンタジエニル)チタニウム
ジフェニルまたはジクロライドまたは他のジハライド錯
体、シリコン、アミンまたは炭素連結シクロペンタジエ
ン錯体としてはジメチルシリルジシクロペンタジエニル
チタニウムジフェニルまたはジクロライド、メチレンジ
シクロペンタジエニルチタニウムジフェニルまたはジク
ロライド、他のジハライド錯体が挙げられる。
ルシクロペンタジエニルジルコニウムトリクロライド、
ペンタエチルシクロペンタジエニルジルコニウムトリク
ロライド、ビス(ペンタメチルシクロペンタジエニル)
ジルコニウムジフェニル、アルキル置換シクロペンタジ
エンとしては、ビス(エチルシクロペンタジエニル)ジ
ルコニウムジメチル、ビス(メチルシクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジメチル、ビス(n−ブチルシクロペ
ンタジエニル)ジルコニウムジメチル、それらのハロア
ルキルまたはジハライド錯体、ジアルキル、トリアルキ
ル、テトラアルキルまたはペンタアルキルシクロペンタ
ジエンとしてはビス(ペンタメチルシクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジメチル、ビス(1,2−ジメチルシ
クロペンタジエニル)ジルコニウムジメチル、およびそ
れらのジハライド錯体、シリコン、炭素連結シクロペン
タジエン錯体としては、ジメチルシリルジシクロペンタ
ジエニルジルコニウムジメチルまたはジハライド、メチ
レンジシクロペンタジエニルジルコニウムジメチルまた
はジハライド、メチレンジシクロペンタジエニルジルコ
ニウムジメチルまたはジハライドなどが挙げられる。
クロペンタジエニル)ハフニウムジクロライド、ビス
(シクロペンタジエニル)ハフニウムジメチル、ビス
(シクロペンタジエニル)バナジウムジクロライドなど
が挙げられる。
化合物の例として、下記一般式で示されるシクロペンタ
ジエニル骨格を有する配位子とそれ以外の配位子および
遷移金属原子が環を形成するものも挙げられる。
格を有する配位子、Xは水素、ハロゲン、炭素数1〜2
0のアルキル基、アリールシリル基、アリールオキシ
基、アルコキシ基、アミド基、シリルオキシ基等を表
し、Yは−O−,−S−,−NR−,−PR−またはO
R,SR,NR2 ,PR2 からなる群から選ばれる2価
中性リガンド、ZはSiR2 ,CR2 ,SiR2 SiR
2 ,CR2 CR2 ,CR=CR,SiR2 CR2 ,BR
2 ,BRからなる群から選ばれる2価基を示す。ただ
し、Rは水素または炭素数1〜20のアルキル基、アリ
ール基、シリル基、ハロゲン化アルキル基、ハロゲン化
アリール基、またはY,ZまたはYとZの双方からの2
個またはそれ以上のR基は縮合環系を形成するものであ
る。Mは周期律表第IV族の遷移金属原子を表す。
−ブチルアミド)(テトラメチルシクロペンタジエニ
ル)−1,2−エタンジイルジルコニウムジクロライ
ド、(t−ブチルアミド)(テトラメチルシクロペンタ
ジエニル)−1,2−エタンジイルチタンジクロライ
ド、(メチルアミド)(テトラメチルシクロペンタジエ
ニル)−1,2−エタンジイルジルコニウムジクロライ
ド、(メチルアミド)(テトラメチルシクロペンタジエ
ニル)−1,2−エタンジイルチタンジクロライド、
(エチルアミド)(テトラメチルシクロペンタジエニ
ル)メチレンタンジクロライド、(t−ブチルアミド)
ジメチル(テトラメチルシクロペンタジエニル)シラン
チタンジクロライド、(t−ブチルアミド)ジメチル
(テトラメチルシクロペンタジエニル)シランジルコニ
ウムジベンジル、(ベンジルアミド)ジメチル(テトラ
メチルシクロペンタジエニル)シランチタンジクロライ
ド、(フェニルホスフィド)ジメチル(テトラメチルシ
クロペンタジエニル)シランチタンジクロライドなどが
挙げられる。
表第IV族の遷移金属化合物を重合触媒として有効にな
しうる、または触媒的に活性化された状態のイオン性電
荷を均衡させうるものをいう。本発明において用いられ
る助触媒としては、有機アルミニウムオキシ化合物のベ
ンゼン可溶のアルミノキサンやベンゼン不溶の有機アル
ミニウムオキシ化合物、ホウ素化合物、酸化ランタンな
どのランタノイド塩、酸化スズ等が挙げられる。これら
の中でもアルミノキサンが最も好ましい。
に担持して使用されてもよい。該担体としては無機また
は有機化合物の多孔質酸化物が好ましく、具体的にはS
iO 2 ,Al2 O3 ,MgO,ZrO2 ,TiO2 ,B
2 O3 ,CaO,ZnO,BaO,ThO2 等またはこ
れらの混合物が挙げられ、SiO2 −Al2 O3 ,Si
O2 −V2 O5 ,SiO2 −TiO2 ,SiO2 −Mg
O,SiO2 −Cr2O3 等が挙げられる。
ルアルミニウム、トリイソプロピルアルミニウム等のト
リアルキルアルミニウム;ジアルキルアルミニウムハラ
イド;アルキルアルミニウムセスキハライド;アルキル
アルミニウムジハライド;アルキルアルミニウムハイド
ライド、有機アルミニウムアルコキサイド等が挙げられ
る。
共重合体の製造方法は、前記触媒の存在下、実質的に溶
媒の存在しない気相重合法、スラリー重合法、溶液重合
法等で製造され、実質的に酸素、水等を断った状態で、
ブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化
水素、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の脂環族
炭化水素等に例示される不活性炭化水素溶媒の存在下ま
たは不存在下で製造される。重合条件は特に限定されな
いが、重合温度は通常15〜350℃、好ましくは20
〜200℃、さらに好ましくは50〜110℃であり、
重合圧力は低中圧法の場合通常常圧〜70kg/cm2
G、好ましくは常圧〜20kg/cm2 Gであり、高圧
法の場合通常1500kg/cm2 G以下が望ましい。
重合時間は低中圧法の場合通常3分〜10時間、好まし
くは5分〜5時間程度が望ましい。高圧法の場合、通常
1分〜30分、好ましくは2分〜20分程度が望まし
い。また、重合は一段重合法はもちろん、水素濃度、モ
ノマー濃度、重合圧力、重合温度、触媒等の重合条件が
互いに異なる2段階以上の多段重合法など特に限定され
るものではない。
エチレン・α−オレフィン共重合体は、従来のチーグラ
ー型触媒やフィリップス型触媒(以下総称してチーグラ
ー型触媒という)で得られるこれらのエチレン・α−オ
レフィン共重合体とは性状が異なるものである。すなわ
ち、上記触媒で得られる本発明の特定の(B)エチレン
・α−オレフィン共重合体は、触媒の活性点が均一であ
るため分子量分布が狭くなることと、組成分布が狭くな
るものである。このため短鎖分岐が効率良く融点を低下
させるため、密度の割には、融点が低くなる。このため
低温でのヒートシール強度が強く、短鎖分岐量が極めて
多い成分や低分子量成分が少ないため樹脂表面へのにじ
み出しが少なく(低溶出性)、また抗ブロッキング性も
良好であり、しかも強度、透明性も優れたものである。
共重合体の(a)密度は、0.860〜0.945g/
cm3 、好ましくは0.88〜0.945g/cm3 、
より好ましくは0.90〜0.93g/cm3 の範囲で
ある。密度が0.86未満では抗ブロッキング性が劣
り、0.945を超えると透明性、耐衝撃性が十分でな
い。
体の(b)MFRは0.01〜50g/10min、好
ましくは0.1〜20g/10min、さらに好ましく
は0.5〜10g/10minの範囲にあることが望ま
しい。
体の分子量分布(c)Mw/Mnの算出方法は、ゲルパ
ーミエイションクロマトグラフィー(GPC)により重
量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)を求め、
この比Mw/Mnを求めるものである。本発明のエチレ
ン・α−オレフィン共重合体のMw/Mnは1.5〜
4.5であり、好ましくは1.8〜4.0の範囲にある
ことが望ましい。
体の(d)組成分布パラメーターCbは1.01〜1.
20である必要がある。この値が1.2を超える場合
は、低温ヒートシール特性、透明性、抗ブロッキング
性、透明性、強度が劣る。
重合体の組成分布パラメーターCbの測定法は下記の通
りである。
ベンゼン(ODCB)に試料濃度が0.2重量%となる
ように135℃で加熱溶解する。この加熱溶液を、けい
藻土(セライト545)を充填したカラムに移送し充満
後0.1℃/minで25℃まで冷却し、試料をセライ
ト表面に析出沈着する。次に、このカラムにODCBを
一定流量で流しながら、カラム温度を5℃きざみに12
0℃まで段階的に昇温しながら、各温度において、試料
を溶解した溶液を採取する。この溶液を冷却後メタノー
ルで試料を再沈後、ろ過、乾燥し、各溶出温度における
試料を得る。この分別された試料の重量分率および分岐
度(炭素数1000個あたりの分岐数)を測定する。分
岐度の測定は13C−NMRにより求める。
した各フラクションについては次のような、分岐度の補
正を行う。すなわち、溶出温度に対して測定した分岐度
をプロットし、相関関係を最小自乗法で直線に近似し、
検量線を作成する。この近似の相関係数は十分大きい。
この検量線により求めた値を各フラクションの分岐度と
する。なお、溶出温度95℃以上で採取したフラクショ
ンについては溶出温度と分岐度に必ずしも直線関係が成
立しないのでこの補正は行わない。
i を、溶出温度5℃当たりの分岐度bi の変化量(bi
−bi-1 )で割って相対濃度ci を求め、分岐度に対し
て相対濃度をプロットし、組成分布曲線を得る。この組
成分布曲線を一定の幅で分割し、次式より組成分布パラ
メーターCbを算出する。
の相対濃度と分岐度である。組成分布パラメーターCb
は試料の組成が均一である場合に1.0となり、組成分
布が広がるに従って値が大きくなる。
の組成分布を記述する方法は多くの提案がなされてい
る。例えば特開昭60−88016号では、試料を溶剤
分別して得た各分別試料の分岐数に対して、累積重量分
率が特定の分布(対数正規分布)をすると仮定して数値
処理を行い、重量平均分岐度(Cw)と数平均分岐度
(Cn)の比を求めている。この近似計算は、試料の分
岐数と累積重量分率が対数正規分布からずれると精度が
下がり、市販のLLDPEについて測定を行うと相関係
数R2 はかなり低く、値の精度は充分でない。このCw
/Cnと本発明のCbとは、定義および測定方法が異な
る。
体(B)の製造方法は、気相法、スラリー法、溶液法等
で製造され、一段重合法、多段重合法など特に限定され
るものではないが、物性と経済性等のバランスの点から
気相法で製造されることが望ましい。
(A)成分が95〜50重量%、(B)成分は5〜50
重量%からなる組成物である。エチレン・α−オレフィ
ン共重合体(B)の量が5重量%未満では透明性、耐衝
撃性、耐引き裂き性などが改良されず、一方50重量%
を越えると降伏点強度、剛性、耐熱性が低下するので好
ましくない。
前記高密度ポリエチレン(A)および特定の触媒により
重合されたエチレン・α−オレフィン共重合体(B)を
前記範囲で種々公知の方法、たとえばヘンシェルミキサ
ー、Vブレンダー、リボンブレンダー、タンブラーミキ
サーなどで混合する方法、あるいは混合後、一軸押出
機、二軸押出機、ニーダー、バンバリーミキサーなどで
溶融混練後、造粒あるいは粉砕する方法を取り得る。
用いられる際に特に有効なものである。これらフィルム
あるいはシートは従来公知のすべての方法で成形できる
ものであるが、衣料、寝具の包装袋、ごみ袋、ショッピ
ングバッグ、規格袋、クリーニング袋等に使用される厚
さ約5〜200μmのフィルムは空冷式あるいは水冷式
のインフレーション成形法が好ましく用いられる。本発
明の組成物の成形は、通常使用されているフルフライト
型スクリューではなく、発熱を抑えたスクリューを用い
ることが望ましい。また、冷却が充分におこなえるエア
ーリングを取り付けるとフィルムが急冷され透明なもの
が得られるため好ましい。また、広幅の厚さ50〜50
0μm程度のフィルムあるいはシート成形の場合にはT
−ダイによりキャストフィルム成形法が好ましく用いら
れる。
酸化防止剤、りん系酸化防止剤、チオエーテル系の酸化
防止剤を添加することによって、高温、高速成形時の熱
劣化によるフィッシュアイ生成、着色等を防止できる。
また紫外線吸収剤、ヒンダードアミン化合物などの光安
定剤を添加することによって、その耐候性を改善するこ
とができる。
て、シリカやタルクなどからなる抗ブロッキング剤、滑
剤、重金属不活性剤、造核剤、金属石鹸、顔料、充填
剤、可塑剤、エポキシ化合物、発泡剤、難燃剤、加工助
剤、極性基含有ポリオレフィン等を包含させることがで
きる。
るが、本発明はこれらによって限定されるものではな
い。なお行った試験法を以下に示す。
で均一化した後、切断してチップ状とし、これを180
℃でプレス成形しシートを得た。 引張衝撃試験 :ASTM D1822に準拠した。
重合)攪拌機を付したステンレス製オートクレーブを窒
素置換し、精製トルエンを入れた。次いで、ブテン−1
を添加し、更にビス(n−ブチルシクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジクロライド(Zrとして0.02m
モル)メチルアルモキサン[MAO](MAO/Zr=
500[モル比])の混合溶液を加えた後、80℃に昇
温した。次にエチレンを張り込み重合を開始した。エチ
レンを連続的に重合しつつ全圧を維持しながら1時間重
合を行った。なお、後述の実施例に必要な量はこれらの
重合を繰り返し製造した。得られたエチレン・ブテン−
1共重合体の物性は以下の通りであった。 試料B−1 試料B−2 (ロ) 密度 (g/cm3 ) : 0.920 0.920 (ハ) MFR (g/10分) : 2.0 4.5 (ニ) 分子量分布(Mw/Mn): 2.3 2.1 (ホ) Cb : 1.03 1.04 融点 (℃) : 110 110
加剤を次に示す。 成分(A):高密度ポリエチレン(HDPE)(密度
0.950g/cm3 、MFR=0.9g/10分、商
品名:日石スタフレンE809(M) 、日本石油化学(株)
製) 成分(B):前記B1、B2 B3:チーグラー触媒による直鎖状低密度ポリエチレン
(密度0.921g/cm3 、MFR=2.0g/10
分、商品名:日石リニレックスBF334 、日本石油化学
(株)製) B4:高圧ラジカル重合による低密度ポリエチレン(密
度0.924g/cm3 、MFR=0.25g/10
分、商品名:日石レクストロンF102、日本石油化学
(株)製)
ので、表1に示した成分を加えペレット化し前記の条件
でインフレーション成形を行いフィルムを得た。得られ
たフィルムについて前記の方法で各種試験を行った。そ
の結果を表1に併せて示した。
(B)のB1、B2の代わりに直鎖状低密度ポリエチレ
ンB3を用いる以外は実施例1、2と同様に行った。結
果を表1に示す。
(B)のB1、B2の代わりに高圧法低密度ポリエチレ
ンB4を用いる以外は実施例1、2と同様に行った。結
果を表1に示す。
りに高密度ポリエチレンを単独で用いる以外は実施例
1、2と同様に行った。結果を表1に示す。
に、特定の触媒で重合された分子量分布が狭く、組成分
布が適度に広いエチレン・α−オレフィン共重合体を配
合することにより、高い強度を保ったまま、透明性、柔
軟性、衝撃強度などが改良されたフィルムを得るのに適
した組成物が得られる。
Claims (1)
- 【請求項1】 (A)密度が0.945〜0.980g
/cm3 の範囲にある高密度ポリエチレン98〜50重
量%、 (B)(イ)シクロペンタジエニル骨格を有する配位子
を含む周期律表第IV族の遷移金属化合物を少なくとも
1種含む触媒の存在下にエチレンと炭素数3〜20のα
−オレフィンを共重合させることにより得られる (ロ)密度 0.86〜0.945g/cm3 未満、 (ハ)メルトフロレート 0.01〜50g/10分、 (ニ)分子量分布Mw/Mn 1.5〜4.5、 (ホ)組成分布パラメーターCb 1.01〜1.2 であるエチレンの共重合体2〜50重量%を含むことを
特徴とするポリエチレン組成物。
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| JP24908595A JP3576289B2 (ja) | 1995-09-27 | 1995-09-27 | ポリエチレン組成物 |
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| Publication Number | Publication Date |
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| JPH0987439A true JPH0987439A (ja) | 1997-03-31 |
| JP3576289B2 JP3576289B2 (ja) | 2004-10-13 |
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| JP (1) | JP3576289B2 (ja) |
-
1995
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