JPH0987557A - イオンインキ - Google Patents

イオンインキ

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JPH0987557A
JPH0987557A JP7269441A JP26944195A JPH0987557A JP H0987557 A JPH0987557 A JP H0987557A JP 7269441 A JP7269441 A JP 7269441A JP 26944195 A JP26944195 A JP 26944195A JP H0987557 A JPH0987557 A JP H0987557A
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ink
ionic
ion
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water
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JP7269441A
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Inventor
Akinobu Fujiwara
昭信 藤原
Masayuki Matsuda
昌幸 松田
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】本発明は、イオン伝導物質を含有し、かつ透明
なイオンインキを提供することを目的とする。 【構成】イオン物質、吸水剤、保湿剤、拡散防止剤、坊
カビ剤、分散剤をビヒクルに溶解若しくは分散させ、か
つ遊離水を有するイオンインキ。 【効果】情報の読み取り損じや誤読を防止することが出
来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報カ−ド、情報検索
カ−ド、ゲ−ム機器用料金カ−ド、POSシステム、F
Aシステム、荷札、印刷物、宛名、各種料金表、有価証
券、入場券、出版物、暗号情報、展示会用料金カ−ド、
CD・CD−ROM・DVD等と組合わさった出版物の
分野に属する。
【0002】
【従来の技術】周知のごとく、今日の社会は高度な科学
技術の発展に支えられるところが大で、マルチメディア
を主体とする情報化、流通、自動化なくしてはもはや成
り立たない社会構造となっている。
【0003】これらを支える自動認識技術には、バ−コ
−ド、デ−タキャリア、マシンビジョン、OCR、磁気
ストライプ、音声認識等多様なものが実用化されてい
る。しかし、これらは技術的には有る程度社会のニ−ズ
を充足するも、情報容量不足、コスト的に高価、操作性
および携帯性に劣るなどありこれらの改善、改良が切望
されていた。
【0004】これらを解決する最も重要なキイテクノロ
ジ−はデ−タ−の記録方法とこれの検出方法にある。こ
れら記録、検出技術に要求される条件は非常に過酷で、
あらゆる環境に対して安定に作動しなければならないと
されている。たとえば、極寒の寒冷地や砂漠などの高温
地、赤道直下の高温高湿地でもミスがあってはならな
い。また、暗所や塵あいの多い所、狭い場所でも使用で
きることが実用的には必要である。更に又、金券類につ
いては偽造、改ざんされないよう予防措置がなされてい
ることが必要とされている。 整理番号=MP07−10
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの問題を解決す
るために特開昭48−101836「オプチカルファイ
バを用いた光学的読み取り装置」、特開昭47−455
37「浮出しを有するカ−ドの読み取り方法及び読取
器」、特開昭54−54049「電気抵抗的印刷装
置」、特開 3 −278987「記録剤、記録材、記
録読出方法および装置」、特開 4−338598「記
録体及び記録体の記録方法」、特開昭60−83184
「バ−コ−ド読み取り方法」等の工夫・発明が多数なさ
れていた。
【0006】以上の問題を解決するために、本発明は小
型、低コストで暗所、高湿高温な劣悪な環境下でも精度
良く正確にデ−タ−コ−ドを検出し読み取ることのでき
る接触型読み取り方法及び記録方法に最適なイオンイン
キを提供する事を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するためデ−タ−コ−ドを電解質を含むインキで記録
し、これを電池の陰極、陽極からなるセンサ−で電解質
で記録されたデ−タ−コ−ドに接触する。これにより生
成した起電力を検出しデ−タ−を読み取るものである。
【0008】本発明のデ−タ−の記録は、水溶性または
油性の電解質を適当なバインダ−で希釈し、紙、合成
紙、合成樹脂、セラミックス、皮革、布類、木類、ガラ
ス、生物等に一定のル−ルに従ってコ−ド化されたデ−
タ−を塗布、印刷、貼付もしくは刻印することによって
なされる。
【0009】従来実用化されているデ−タ−コ−ドの書
き込み・読み取りは磁気記録、電気エネルギ−、熱エネ
ルギ−、光エネルギ−、音波エネルギ−、遠赤外エネル
ギ−、電磁気エネルギ−、紫外線エネルギ−、放射線エ
ネルギ−等様々なエネルギ−を外部から与え、それに対
する反射、反応、磁力変化等を検出することにより記録
整理番号=MP07−10
4 された情報を検出し読み取っていたが、本発明は、外部
から何らのエネルギ−も付与されることなく情報信号を
読み出すことの出来るエネルギ−内蔵型センサ−に適用
されるイオン伝導物質を含有するイオンインキを提供す
るものである。
【0010】従来は、汚れ、キズ、外部環境例えば明
暗、高温、湿度その他外部環境に左右されるところが大
であった。その原因の大半は、出力信号エネルギ−が小
さいことにあった。
【0011】これら諸々の問題解決は出力信号エネルギ
−を大きくすることによって可能であると本発明者等
は、古来からエネルギ−の缶詰として良く知られている
電池の原理を逆に情報の書き込み/讀み取りに応用する
方法を発明(特開平7−175877)し、当該書き込
み/讀み取りに最も適したイオンインキを本発明は提供
するものである。
【0012】また、情報の記録読みだしのほとんどは極
めて薄い紙、プラスチックなどを基材としたテ−プやカ
−ドで行われている場合が多い。したがって、情報の記
録は非常に薄いことが要求される。
【0013】本発明は、通常の生活環境の乾燥程度(最
低でも10%)でもイオン伝導性を有するインキがあれ
ばこのインキで様々な形状で情報を印刷し、これをポテ
ンシオメ−タ−に接続されたアノ−ド電極とカソ−ド電
極とをこの情報に押し当てるとアノ−ドとカソ−ドのイ
オン化傾向により発生する電位差を測定すれば可能であ
ると考えて為されたものである。
【0014】本発明の完成には乾燥(最低でも10%)
した状態でもイオン伝導性を有するイオン伝導インクの
開発が必須であった。多数の組成を試みた結果、実施例
1および実施例2に示すインキはイオン伝導度 整理番号=MP07−10
5 が大きく且つ無色透明なインキとして実用的インキであ
ることが判った。
【0015】また、証券などの金券等では偽造、改変等
に対する予防措置として種々工夫されているが究極的解
決方法は未だ確立されていないし、永遠の課題である。
それにもかかわらず予防措置を施す場合透明であること
は非常に有利である。
【0016】透明のものを用いると目視では簡単にコ−
ドのル−ルを解読することが不可能であることからセキ
ュリティ上からも有利であり且つ実用的な方法である。
また、着色した情報マ−クを記録したいときはインキに
着色材を混合すればよくいかようにでも対応が可能であ
る。
【0017】本発明の、実施例1〜実施例14に記載し
たイオン伝導インキは印刷された状態で目視出来ない無
色透明であった。これに顔料を添加する事によって様々
な色に着色することが出来る。したがって、カラフルな
情報を記録するとか、無色透明な情報マ−クを記録する
など様々な応用に利用する事が出来る。
【0018】以下に本発明のイオンインキに備えるべき
必要条件と問題点に付いて説明する。イオン伝導電解質
を含むイオン伝導インクにより情報を記録し、これをア
ノ−ド電極およびカソ−ド電極をそれぞれの端子とする
センサ−端子をイオン伝導インクにに接触して電池回路
を形成し、これによって生ずる電位を情報信号として検
出する方法に用いられる本発明のイオンインキは、現在
流通しているあらゆる印刷物たとえば、CD、CD−R
OM、DVDと組み合わせられる目次・索引・説明諸、
カ−ド、本、キップ、新聞、週刊誌、伝票、その他の用
途に適用できる。、
【0019】様々な環境、色々な使用形態に耐え充分に
その機能を発揮し、情報の読み取り損じがあってはなら
ない。印刷された後のイオンインキは、透明でかつ重量
当たり0.1〜15%の遊離水 整理番号=MP06−10
6 を保持することが要求される。
【0020】このインキに要求される条件を以下に述べ
る。 1.イオンインキのベ−スは、バインダ−,ビヒクル,
安定剤,イオンインキの可溶性,保水能力を有するもの
であること。イオンインキのバインダ−効果と保水効果
を兼ねた物質として通称コロイダルシリカ即ち水性シリ
カゾルをイオンインキのベ−スとして使用する。このベ
−スにLi+ ,Ca++ ,Na+ ,Mg++ などの金属イオ
ン、Cl- ,OH- ,SO4--などの陰イオンと保水(吸
湿)性の強い物質をコロイダルシリカがゲル化すること
なく溶解し、これらの塩類が結晶化しなければイオンイ
ンキとして使用できる。
【0021】なを、インキのバインダ−として有機バイ
ンダ−(PVAやポリエチレンオキサイドなど)を使用
した場合、紙に印刷した後に印刷面にイオンを含まない
若しくはイオン濃度の極薄い高分子膜が形成されイオン
検出が妨害され起電力検出が阻害されると言う問題が分
かった。印刷物を乾燥する工程でも遊離イオンがインキ
の表面にまで均一に分散(拡散)していなければならな
い。
【0022】2.陽イオンとしては、Li+,Ca++
Na+,Mg++などの無害で分子量の小さな陽イオンを
有する塩類であること。
【0023】3.陰イオンとしては、Cl-,OH-,B
4 -,ClO3 -,ClO4 -,SO4 --などの陰イオンを
有する塩類であること。
【0024】4.インキのイオンがイオン伝導するため
には、印刷された乾燥状態のインキに少なくとも0.1
重量以上、望ましくは1重量%以上の遊離水を常に保持
することが必要である。ただし、印刷された後の乾燥状
態のインキに15重量%以上の 整理番号=MP07−10
7 水が存在すると湿り過ぎて印刷物として不適格である。
さらに、各企業で電池用に開発されている固体電解質お
よび高分子電解質は、印刷すると吸湿性が強いため、空
気中で紙がベタつき実用にならない。
【0025】印刷されたイオンインキに遊離水を常に保
持させる(重量当たり0.1〜10%)には、空気中か
ら水分を吸水する給水物質が必要である。この目的に合
致する吸水物質には塩化亜鉛(ZnCl2)、塩化マグ
ネシュウム、過塩素酸マグネシュウム(Mg(Cl
42)、塩化カルシュウムなど使用できるが、塩化マ
グネシュウム、塩化カルシュウムなどは湿度が30%以
下になると遊離の水を放出し、結晶水のみとなるケ−ス
があるので用途に向いたものをを適切に選択することが
必要である。
【0026】なを、印刷された後のイオンインキに情報
信号読み取りセンサ−の端子(陽極、陰極)を接触させ
たとき、電位を発生するのに必要なイオンインキ中の水
の量はインキにたいして重量で1〜5%あれば充分であ
った。
【0027】しかし、センサ−の感度を上げると0.1
%の水でも検出できるが信号とノイズとの比(S/N)
が小さくなる。しかし、人間が住む自然界での相対湿度
は10%以下になることは無いと言われているので、通
常の使用状態では1%以上保持されている。
【0028】印刷された後のイオンインキに、インキの
重量当たり0.1〜15%の遊離水を保持するようにす
るには、空気中の水分を吸水することも必要であるが、
吸水した水分を一定量だけ保持する保湿剤が必要であ
る。しかし、これが多すぎると、イオンインキで書いた
コ−ドパタ−ンがボケて情報を誤読する危険がある。
【0029】拡散防止剤と合せて用いることによりこれ
を防止する効果が高まる。吸湿剤(保 整理番号=MP07−10
8 水剤ともなり得る)として具体的には、ZnCl2、M
g(ClO42、LiClO4,MgCl2、CaC
2、など。(イオン物質としても使える)塩化亜鉛
(ZnCl2)の代わりに、重金属を使用しないでMg
(ClO42(過塩素酸マグネシュウム)を使用しても
良い。さらにポリアクリル酸、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、尿素、ポリプロピレングリコ−ル、ポリエチレング
リコ−ル、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウムなど
が使用できる。
【0030】5.このインキで印刷されたとき、現在実
用化されている通常の印刷スピ−で印刷出きるようなに
インキは乾燥すること。
【0031】6.使用温度は人間の住む北極、南極から
砂漠での使用が可能でなければならないので−50℃〜
+50℃の範囲で正常にイオン伝導し使用できなければ
ならい。
【0032】7.情報信号である電位を大きくし、S/
N比を大きくすること。電位を大きくするには内部イン
ピ−ダンスを小さくすることで可能となる。内部インピ
−ダンスを小さくするには、極限当量イオン電導度を大
きくすることが必要である。極限当量イオン電導度を大
きくするには、極限当量イオン電導度の大きいイオン物
質を選択すると共にイオン物質の添加量を増やすことで
ある。
【0033】さらに、イオン物質の条件としては、水の
存在でイオンになること、出来るだけイオンの輸率が大
きいこと、そしてイオン半径が小さいこと、イオン半径
が小さいほどイオンの移動が容易となる。
【0034】さらにまた、ビヒクルなど高分子物質のな
かでもイオンが移動しやすいこと、水や高分子物質の存
在で結晶化しにくいこと、ビヒクルに均一に溶けるか分
散するものであることの等の条件を満たすものとして、
塩化リチウム、過塩素酸マグネシュウム、過塩素酸リチ
ウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、塩化カリウ
ム、整理番号=MP07−109 塩化ルビジュムなどがある。
【0035】8.印刷物に水が掛かったときに簡単にイ
オンが流失すると水が掛かった後、イオンが拡散し、コ
−ド間が滲んで接触し情報が狂ってしまい本発明の目的
が達せられなくなるのでイオン拡散防止剤を含有させる
必要がある。ニジミ防止、イオン拡散防止剤としては、
SBラテックス、2M−515A、2M−45A(武田
薬品工業株式会社)、メラミンホルムアルデヒド樹脂な
どが使用できた。
【0036】9.長時間様々な環境において使用される
ことからカビの発生を防止するために防カビ剤、防腐剤
を添加する必要があり、これにはホルマリン、プロピオ
ン酸ナトリウム、デヒドロ酢酸ナトリウムがある。
【0037】10.保存中にイオン物質がゲル化しない
ようにするために防ゲル化剤、粘度安定剤を添加するこ
とも必要となる。具体的には、チオシアン化アンモニウ
ム、チオシアン化ナトリウム、フェノ−ル、ブチルアル
コ−ルがある。
【0038】11.分散剤として、トリメチロ−ルメラ
ミン、テトラソジュウムパイロホスフエ−ト、トリブチ
ルホスフエ−トを、消泡剤として、オクチルアルコ−
ル、トリブチルホスフエ−ト、センカアンチホ−ム(日
本薬化・商品名)などを添加する必要がある。
【0039】したがって、手で触った感じではサラサラ
した感じでありながら、イオンがイオン伝導するに必要
な遊離の水は必要とするところが非常に技術的に難しい
所である。
【0040】さらに本インキに必要なのはイオン物質を
出来るだけ沢山含有させたいことであ 整理番号=MP07−10
10 る。しかし、通常使用されている印刷用インキのビヒク
ルにはイオン物質は溶解しにくい上に、均一に分散させ
て混合することも難しい。
【0041】長時間かけて混合しても一見均一に分散し
たかに見えても数日間放置して置くと沈降したり不均一
になる。したがって、必要な量のイオン物質を溶解する
新たなビヒクルを見いださなければならなかった。
【0042】一般に、ビヒクルは印刷するときのインキ
の基本ベ−スで油性、水性があるが、本発明のイオンイ
ンキのビヒクルは水性の樹脂であれば良い。このビヒク
ルの役割は、イオン物質の溶解、水分の保持、紙への密
着性、イオン物質、吸水物質などの添加物を分散、固
定、保持するものとして重要である。
【0043】このビヒクルの組成の一例を記載する。コ
ロイダルシリカ、ポリビニルアルコ−ル、ポリビニルピ
ロリドン、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、ポリ酢酸エマルジョン、アクリルエマルジョン、
膠、アラビアゴム、デンプン、デキストリン、カルボキ
シルメチルセルロ−ズ、ヒアルロン酸ナトリウムなどが
ある。
【0044】さらにまた、電池用の固体電解質および高
分子電解質が本発明のインキとして使用できないのは、
これら電池用の固体電解質および高分子電解質は密閉さ
れた電池容器の中で使用することを前提とされているた
め空気中に晒すと、空気中の酸素で成分が酸化し、イオ
ン物質が結晶化しイオン伝導を示さなくなるため本発明
の目的には合わない。
【0045】本発明の情報を記録するためのイオン伝導
インキの具体的な組成を実施例1〜実施例14に示す。
【0046】
【実施例】
整理番号=MP07−10
11
【実施例1】 イオンインキ組成 (重量比) 1.10重量%ポリビニルアルコ−ル(商品名PVA)、重合度1200 ・・・・8% 2.プロピレングリコ−ル(CH3CH(OH)CH2OH) ・・・0.5% 3.過塩素酸リチュウム(LiClO4) ・・・・22 % 4.塩化亜鉛(ZnCl2) ・・・・4 % 5.尿素(H2NCONH2) ・・・1.5% 6.95%エチルアルコ−ル(C25OH) ・・・30% 7.水 ・・・32%
【0047】
【実施例2】 イオンインキ組成 (重量比) 1.10重量%ポリビニルアルコ−ル(商品名PVA)、重合度1200 ・・・・8% 2.プロピレングリコ−ル(CH3CH(OH)CH2OH) ・・・0.5% 3.Mg(ClO42(過塩素酸マグネシュウム) ・・・22% 4.塩化亜鉛(ZnCl2) ・・・・7 % 5.尿素(H2NCONH2) ・・・1.5% 6.95%エチルアルコ−ル(C25OH) ・・・30% 7.水 ・・・32%
【0048】
【実施例3】 イオンインキ組成 (重量比) 1.10重量%ポリビニルアルコ−ル(商品名PVA)、重合度1200 ・・・・8% 2.プロピレングリコ−ル(CH3CH(OH)CH2OH) ・・・0.5% 整理番号=MP07−10
12 3.Mg(ClO42(過塩素酸マグネシュウム) ・・・22% 4.塩化亜鉛(ZnCl2) ・・・・4 % 5.尿素(H2NCONH2) ・・・1.5% 6.95%エチルアルコ−ル(C25OH) ・・・30% 7.水 ・・・32% 8.デヒドロ酢酸ナトリウム(防腐剤) ・・・0.05%
【0049】
【実施例4】 イオンインキ組成 (重量比) 1.10重量%ポリビニルアルコ−ル(商品名PVA)、重合度1200 ・・・・8% 2.プロピレングリコ−ル(CH3CH(OH)CH2OH) ・・・0.5% 3.Mg(ClO42(過塩素酸マグネシュウム) ・・・22% 4.塩化マグネシュウム(MgCl2) ・・・・4 % 5.尿素(H2NCONH2) ・・・1.5% 6.95%エチルアルコ−ル(C25OH) ・・・30% 7.水 ・・・32%
【0050】
【実施例5】 イオンインキ組成 (容量比) 1.コロイダルシリカ (株)日産化学:商品名「スノ−テックスNo.20」を HClでPHを3〜4にしたもの・・・ 100ml 2.過塩素酸リチュウム(LiClO4)10%水溶液 ・・・50m l 3.Mg(ClO42 過塩素酸マグネシュウム10%水溶液 ・・・50ml 整理番号=MP07−10
13
【0051】
【実施例6】 イオンインキ組成 (容量比) 1.コロイダルシリカ (株)日産化学:商品名「スノ−テックスNo.20」を HClでPHを3〜4にしたもの・・・ 100ml 2.過塩素酸リチュウム(LiClO4)10%水溶液 ・・・50m l 3.Mg(ClO42 過塩素酸マグネシュウム10%水溶液 ・・・50ml 4.デヒドロ酢酸ナトリウム(防腐剤) ・・・1ml
【0052】
【実施例7】 イオンインキ組成 (容量比) 1.コロイダルシリカ (株)日産化学:商品名「スノ−テックスNo.20」を HClでPHを3〜4にしたもの・・・ 100ml 2.ホウフッ化リチュウム(LiBF4)15%水溶液 ・・・50m l 3.ポリエチレンオキサイド(重合度10,000) 5%水溶液 ・・・50ml 4.デヒドロ酢酸ナトリウム(防腐剤) ・・・1ml
【0053】
【実施例8】 イオンインキ組成 (容量比) 1.コロイダルシリカ (株)日産化学:商品名「スノ−テックスNo.20」を HClでPHを3〜4にしたもの・・・ 100ml 2.ホウフッ化リチュウム(LiBF4)15%水溶液 ・・・50m l 整理番号=MP07−10
14 3.Mg(ClO42 過塩素酸マグネシュウム10%水溶液 ・・・50ml 4.ポリエチレンオキサイド(重合度10,000) 5%水溶液 ・・・50ml 5.デヒドロ酢酸ナトリウム(防腐剤) ・・・1ml
【0054】
【実施例9】 イオンインキ組成 (容量比) 1.コロイダルシリカ (株)米国デュポン製:商品名「Cataloid SN」を HClでPHを2〜4にしたもの・・・ 100ml 2.過塩素酸リチュウム(LiClO4)20%水溶液 ・・・50m l 3.Mg(ClO42(過塩素酸マグネシュウム10%水溶液)・・50ml 4.デヒドロ酢酸ナトリウム(防腐剤) ・・・1ml
【0055】
【実施例10】 イオンインキ組成 (容量比) 1.コロイダルシリカ (株)米国デュポン製:商品名「Cataloid SN」を HClでPHを2〜4にしたもの・・・ 100ml 2.過塩素酸リチュウム(LiClO4)20%水溶液 ・・・50m l 3.Mg(ClO42(過塩素酸マグネシュウム10%水溶液)・・50ml
【0056】
【実施例11】 イオンインキ組成 (容量比) 1.コロイダルシリカ (株)米国デュポン製:商品名「Cataloid SN」を 整理番号=MP07−10
15 HClでPHを2〜4にしたもの・・・ 100ml 2.CaCl2、20%水溶液 ・・・50ml 3.Mg(ClO42(過塩素酸マグネシュウム10%水溶液)・・50ml
【0057】
【実施例12】 イオンインキ組成 (容量比) 1.コロイダルシリカ (株)米国デュポン製:商品名「Cataloid SN」を HClでPHを2〜4にしたもの ・・・100ml 2.CaCl2、20%水溶液 ・・・50m l 3.過塩素酸リチュウム(LiClO4)20%水溶液 ・・・50m l
【0058】
【実施例13】 イオンインキ組成 (容量比) 1.コロイダルシリカ (株)米国デュポン製:商品名「Cataloid SN」を HClでPHを2〜4にしたもの・・・ 100ml 2.尿素、 ・・・5g 3.Mg(ClO42(過塩素酸マグネシュウム10%水溶液)・・50ml 4.デヒドロ酢酸ナトリウム(防腐剤) ・・・1ml
【0059】
【実施例14】 イオンインキ組成 (容量比) 1.コロイダルシリカ (株)米国デュポン製:商品名「Cataloid SN」を HClでPHを2〜4にしたもの・・・ 100ml 2.尿素、 ・・・5g 整理番号=MP07−10
16 3.Mg(ClO42(過塩素酸マグネシュウム10%水溶液)・・50ml 4.CaCl2、20%水溶液 ・・・50m l 5.デヒドロ酢酸ナトリウム(防腐剤) ・・・1ml
【0060】上記の実施例1〜実施例14のイオンイン
キの評価は、実施例1〜実施例14のイオンインキで上
質紙に印刷したサンプルを、室内で自然乾燥した後、A
g/Al電極センサ−(センサ−端子断面積:銀1.5
mmφ)をインキ塗布面に当て電位(入力インピ−ダン
ス10MΩで測定)およびイオン伝導度を測定した結果
を下記に示す。また、イオン伝導度σは、このインキを
上質紙に塗布して常温(23℃、Rh=50%)で一昼
夜乾燥させたものの値である。
【0061】サンプル 起電力(mv) イオン伝導度σ(S・Cm-1 実施例1 80〜150mv 4.53×10-4 実施例2 65〜100mv 4.53×10-6 実施例3 70〜120mv 4.37×10-6 実施例4 100〜200mv 7.30×10-6 実施例5 150〜300mv 8.95×10-5 実施例6 150〜300mv 2.50×10-5 実施例7 200〜400mv 4.23×10-5 実施例8 200〜350mv 6.74×10-4 実施例9 150〜250mv 5.53×10-4 実施例10 200〜300mv 6.55×10-5 実施例11 150〜200mv 2.34×10-5 実施例12 150〜250mv 3.05×10-5 実施例13 100〜200mv 1.89×10-5 実施例14 100〜250mv 4.12×10-5 整理番号=MP07−10
17
【0062】上記の結果によると実施例1〜実施例4の
ポリビニルアルコ−ル系と較べてシリカゲル系は1桁か
ら2桁イオン伝導度及び起電力も大きい。コロイダルシ
リカは乾燥するとシリカゾルに変化するが、水性シリカ
ゾルには次のような性質がある。 (1)半永久的に安定であり、高濃度(50%)ででも
流動性を示す。 (2)粒子が非結晶質で、乾燥したり800℃で焼成し
ても結晶化しない。粒子は無色透明なので、被覆物の特
徴を損なうことが少ない。 (3)粒子が非常に微細(数〜数mμ)なために単位重
量あたりの表面積が大きい。 (4)30%程度までの濃度のゾルは数cp程度の粘度
しかないために、水が浸透できる所には殆ど浸透する。
そのため他の物質との分散性が非常に良い。 (5)ゾルから水分を蒸発させることによりコロイド粒
子は物質の凹部に強固に付着し、粒子同士もシロキサン
結合で強固な結合を作るために非常に良いバインダ−に
なる。 このため、これを基材とするインキで紙に印刷した場合
サラサラとベタつかずかつ一定の湿度を安定(10%〜
30%)に保持するため安定に起電力を検出することが
出きる。
【0063】(株)日産化学:商品名「スノ−テックス
No.20」とCataloid−SN(市販品:デュ
ポン社商標)は特に良好な結果であった。Catalo
id−SNSiO2は濃度が20%で酸性領域で安定化
させた品種であり、とくに酸性領域での用途および有機
溶媒、電解質との混合に適している。このように多くの
条件に合致したイオンインキを開発することは容易なも
のではないが、このインキはあらゆる分野に応用され極
めて工業的に有効なものである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 5/80 G11B 5/80

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イオン伝導電解質を含むイオン伝導イン
    キにより情報を記録し、アノ−ド電極およびカソ−ド電
    極をそれぞれの端子とするセンサ−端子をこれに接触し
    て電池回路を形成し、これによって生じた電位を情報信
    号として検出し情報を記録・読み出す方法において、当
    該方法に用いるイオンインキはコロイダルシリカを基材
    としてこれに電解質を含有させたことを特徴とするイオ
    ンインキ。
  2. 【請求項2】請求項1のイオンインキにおいて、印刷さ
    れた後のイオンインキ重量当たり1%以上の遊離水を常
    に保持するよう空中の水分を吸水する吸水物質および/
    または保湿剤を含有することを特徴とするイオンイン
    キ。
  3. 【請求項3】請求項1のイオンインキにおいて、印刷さ
    れた後のイオンインキは透明なイオン伝導インキである
    ことを特徴とするイオンインキ。
  4. 【請求項4】請求項1のイオンインキに含有するイオン
    物質は、水若しくはビヒクルに均一に分散若しくは溶解
    することを特徴とするイオンインキ。
  5. 【請求項5】請求項1のイオンインキにおいて、印刷さ
    れた後のイオンインキと外部の水との接触によりイオン
    インキ内のイオン物質が流失するのを防止するイオン拡
    散防止剤を含有することを特徴とするイオンインキ。
  6. 【請求項6】請求項1のイオンインキには、防腐剤、粘
    度安定剤、防ゲル化剤、分散剤および消泡剤剤を含有す
    ることを特徴とするイオンインキ。
  7. 【請求項7】請求項1のイオンインキにおいて、特に透
    明であることを特徴とするイオンインキ。
  8. 【請求項8】電解質をコロイダルシリカに溶解する際、
    PHを調節して溶解することを特徴とするイオンインキ
    の製造方法。
  9. 【請求項9】請求項1のイオンインキにより印刷された
    出版物。 整理番号=MP07−10
JP7269441A 1995-09-23 1995-09-23 イオンインキ Pending JPH0987557A (ja)

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