JPH0987952A - メルトブロー不織布の製造方法及び装置 - Google Patents

メルトブロー不織布の製造方法及び装置

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JPH0987952A
JPH0987952A JP7242808A JP24280895A JPH0987952A JP H0987952 A JPH0987952 A JP H0987952A JP 7242808 A JP7242808 A JP 7242808A JP 24280895 A JP24280895 A JP 24280895A JP H0987952 A JPH0987952 A JP H0987952A
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die
filament
nonwoven fabric
resin
filaments
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Kazuhiro Masumoto
一弘 舛本
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不織布の物性を種々変えることができるよう
にする。 【解決手段】 個々にダイ温度を制御可能な二つのダイ
12,22を用意し、第1ダイ12から第1の樹脂のフ
ィラメントを発射し、第2ダイ22から第2の樹脂のフ
ィラメントを発射する。第2の樹脂のフィラメント52
の飛翔軌道を第1の樹脂のフィラメント51の飛翔軌道
に直交させ、両樹脂のフィラメント51,52を空中で
混紡し、混紡したフィラメント51,52をネットコン
ベア30のネットベルト34で捕集しウェブ55を形成
して、その後、ウェブ55をエンボスロール40でボン
ディングすると共にエンボス加工して不織布60を製造
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メルトブロー不織
布の製造方法と製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】不織布の製造方法の一つにメルトブロー
法がある。従来のメルトブロー法では、単一の樹脂から
なるフィラメントを一つのダイあるいは平行に配された
多数のダイから同一角度でコレクターに発射し、コレク
ターでフィラメントを捕集してウェブを形成している。
この従来のメルトブロー法では、繊維状態で異なる性質
(例えば、嵩高性、引張強度、通気度、耐熱性、結晶化
度など)を付与するには限りがあった。
【0003】一方、米国特許第3981650号公報及
び特開平6−166945号公報には、二つの異なった
性質を有するフィラメントからメルトブロー不織布を得
る方法が開示されている。ここに開示された方法では、
同一ダイ内に別々の樹脂流路を設けて、各流路内に別々
に異種の樹脂を押し出し、ダイから各樹脂をフィラメン
トにして樹脂毎に分離した状態で発射し、コレクターで
混紡したフィラメントを捕集しウェブを形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このメ
ルトブロー法では、ダイの構造が非常に複雑になり、設
計製作が難しく、装置のコストが高いという欠点があ
る。
【0005】又、使用する樹脂の融点に差があってその
融点差が大きい場合には、ダイ内での溶融粘度を融点の
高い樹脂に合わせるためダイ温度を高める必要がある
が、そのようにダイ温度を制御した状態で融点に差があ
る二種類の樹脂を紡糸すると、高粘度の樹脂は繊維径が
太くなり、低粘度の樹脂は繊維径が細くなり過ぎてショ
ットと呼ばれるポリマー玉が生じたり、フィラメントが
飛翔中にちぎれて舞散るフライ現象が発生して、製品の
品質低下を招く原因となる。
【0006】又、融点差が非常に大きいと、低融点樹脂
に劣化が生じ、連続安定生産性に欠ける等の欠点があ
る。更に、三種類以上のフィラメントを混紡することは
極めて困難であった。
【0007】本発明はこのような従来の技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、使用する樹脂の融点差の大
小に拘わらず二種以上の異種の樹脂を簡単に混紡するこ
とができ、且つ連続安定生産にも好適なメルトブロー不
織布の製造方法及び製造装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、以下の手段を採用した。本出願のメルトブ
ロー不織布の製造方法の発明は、第1のダイから第1の
フィラメントを発射し、第2のダイから第2のフィラメ
ントをその飛翔軌道が前記第1のフィラメントの飛翔軌
道に対して交差するように発射し、両フィラメントをそ
の飛翔途中で混紡し、混紡したフィラメントをコレクタ
ーで捕集してウェブを形成するようにしたことを特徴と
している。
【0009】この製造方法の発明においては、前記第1
のフィラメントの飛翔軌道と第2のフィラメントの飛翔
軌道とがなす挟角を70〜110度の範囲とするのが好
ましい(請求項2に対応)。
【0010】特に好ましくは、前記第1のフィラメント
の飛翔軌道と第2のフィラメントの飛翔軌道とをほぼ直
交させるのがよい(請求項3に対応)。
【0011】又、第3のダイから第3のフィラメントを
発射して、飛翔している第1のフィラメントあるいは第
2のフィラメントに交差せしめて混紡し、混紡したフィ
ラメントをコレクターで捕集し、三種混紡のウェブに形
成することも可能である。同様にして、4種以上のフィ
ラメントを混紡することも可能である。
【0012】本出願のメルトブロー不織布の製造装置
は、第1のフィラメントを発射せしめる第1のダイと、
第2のフィラメントを発射せしめる第2のダイと、両フ
ィラメントを捕集するコレクターとを備え、第1のダイ
と第2のダイは両ダイから発射された両フィラメントが
飛翔途中で合流するように設置されており、コレクター
は両フィラメントの合流点の下流に設置されていること
を特徴としている。
【0013】この製造装置の発明においては、前記第1
のダイをその発射方向がコレクターの捕集面に対してほ
ぼ直交するように設置し、第2のダイをその発射方向が
第1のダイの発射方向に対してほぼ直交するように設置
せしめることが可能である(請求項5に対応)。
【0014】その場合、第1のダイからコレクターまで
の距離(図2においてX1)は30〜100cmとする
のがよく、第2のダイから合流点までの距離(図2にお
いてY1)は5〜50 cmとするのがよく、合流点か
らコレクターまでの距離(図2においてX2)は10〜
70cmとするのがよい。
【0015】コレクターは例えばネットコンベアで構成
することができるが、これに限るものではない。この製
造装置の発明では、使用する樹脂毎にダイが分離されて
いるので、それぞれの樹脂がダイ内で最適な溶融粘度に
なるように各ダイを別々に温度制御することができる。
【0016】〈本発明の原材料〉本発明で使用される樹
脂は熱可塑性樹脂であり、具体的には、ポリプロピレ
ン、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度
ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ナイロン、
ポリエチレンテレフタレート、ポリ4−メチルペンテン
−1等である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
1及び図2の図面に基いて説明する。図1は本発明のメ
ルトブロー不織布の製造装置の概略構成図である。
【0018】この製造装置は2つの樹脂を混紡して不織
布にするものであり、第1押出機11、第1ダイ12、
第2押出機21、第2ダイ22、ネットコンベア(コレ
クター)30、エンボスロール40、とを備えている。
【0019】第1の樹脂は第1押出機11で溶融されて
第1ダイ12に供給され、第1ダイ12のキャピラリー
(図示せず)からフィラメント51として発射され、キ
ャピラリー周辺から吹き出す高温高速のガスによって細
分化され前方に吹き飛ばされる。一方、第2の樹脂は第
2押出機21で溶融されて第2ダイ22に供給され、第
2ダイ12のキャピラリー(図示せず)からフィラメン
ト52として発射され、キャピラリー周辺から吹き出す
高温高速のガスによって細分化され前方に吹き飛ばされ
る。
【0020】キャピラリー周辺から吹き出されるガスは
キャピラリーから遠ざかるにしたがって温度が降下し、
速度も低下する。そのために飛翔するフィラメント5
1,52は徐々に冷却固化せしめられる。
【0021】第1ダイ12及び第2ダイ22は、各ダイ
内で各樹脂が所望の溶融粘度になるようにそれぞれ独立
に温度制御がされている。
【0022】ネットコンベア30は、第1ダイ12のキ
ャピラリーから前方に所定寸法離れた位置に設置されて
いる。ネットコンベア30は、駆動ロール31及び2つ
の従動ロール32,33に無端体のネットベルト34を
張設して構成されており、ネットベルト34が所定の速
度で一方向(図1において時計回り方向)に走行するよ
うになっている。
【0023】ネットベルト34において従動ロール3
2,33間に張設されている部分はフィラメント51,
52の捕集面36になっており、ネットコンベア30
は、捕集面36が、第1ダイ12から発射された第1の
樹脂のフィラメント51の飛翔軌道に対して直交して位
置するように設置されている。
【0024】前記第2押出機21及び第2ダイ22は第
1ダイ12とネットコンベア30との間に設置されてお
り、第2ダイ22は、第2ダイ22から発射された第2
の樹脂のフィラメント52の飛翔軌道と、第1の樹脂の
フィラメント52の飛翔軌道とが直交するように設置さ
れている。
【0025】又、この第2押出機21及び第2ダイ22
は図示しないリフト装置に支持されており、リフト装置
によって水平(図1においてX方向)移動及び垂直(図
1においてY方向)移動可能になっていて、位置を変更
することができるようになっている。
【0026】第2ダイ22から発射された第2の樹脂の
フィラメント52はその飛翔の途中で、第1ダイ12か
ら発射されて飛翔する第1の樹脂のフィラメント51に
交差して混入し、これによって両樹脂のフィラメント5
1,52が飛翔途中で互いに交差した状態に混紡され、
混紡されたフィラメント51,52は第1の樹脂の飛翔
軌道の延長上を飛翔して、ネットコンベア30のネット
ベルト34における捕集面36で捕集されウェブ55と
なる。
【0027】ネットベルト34上で形成されたウェブ5
5は図示しない引き取り器(バキューム)によって引き
取られるようになっており、駆動ロール31と押さえロ
ール35とで押さえられた直後にネットベルト34から
分離し、エンボスロール40及び受けロール41との間
を通過する際にボンデイングされると共にエンボス加工
され、不織布60が完成する。
【0028】エンボスロール40の表面温度(以下、エ
ンボス温度と称す)をいかなる温度に制御するかによっ
て、不織布60の物性が変わる。例えば嵩高性、通気性
を高めたい場合にはエンボス温度を低融点側樹脂に適し
た温度に制御し、強度を高めたい場合には高融点側樹脂
に適した温度に制御する。
【0029】
【実施例】本出願人は、前述構成のメルトブロー不織布
の製造装置を用い、第1及び第2の樹脂材料を変えたり
エンボス温度を変える等、種々の条件を設定してしてメ
ルトブロー不織布を製造した。以下にその実施例を説明
する。
【0030】尚、図2は、第1ダイ12、第2ダイ2
2、ネットコンベア30における捕集面36との相互位
置関係を示す図である。以下に示す各実施例では、第1
ダイ12のキャピラリー先端からネットベルト34の捕
集面36までの距離X1と、第2ダイ22から第1の樹
脂の飛翔軌道の中心G1と第2の樹脂の飛翔軌道の中心
2との交点Pまでの距離Y1と、交点Pから捕集面36
までの距離X2と、第1の樹脂の飛翔軌道の中心G1と第
2の樹脂の飛翔軌道の中心G2とがなす挟角αと、不織
布60の引き取り速度Vと、不織布60の目付Wを全て
同一条件とした。具体的には、X1=60cm、X2=1
5cm、Y1=30cm、α=90度、V=6m/mi
n.、W=40g/m2とした。
【0031】〔実施例1〕初めに、第1の樹脂及び第2
の樹脂に同材質の樹脂を用いて不織布を製造した。
【0032】実施例1では、第1の樹脂及び第2の樹脂
としてHIMONT社製のポリプロピレン(商品名「V
ALTEC」融点161゜C、結晶化温度112°C)
を用い、第1ダイ12と第2ダイ22のダイ温度を共に
210°Cに設定し、エンボス温度をT=120゜Cに
設定して行った。
【0033】図4は実施例1で製造された不織布60の
エンボス加工後の断面図であり、図3に示すように不織
布60の引き取り方向に沿って切ったA−A断面図であ
る。実施例1の場合には、第1の樹脂としてのポリプロ
ピレンのフィラメント51a及び第2の樹脂としてのポ
リプロピレンのフィラメント51a′はいずれも融着
し、擦っても起毛せず、嵩高くならなかった。
【0034】〔実施例2〕実施例2では、第1の樹脂と
して実施例1と同じポリプロピレン(商品名「VALT
EC」融点161゜C、結晶化温度112°C)を用
い、第2の樹脂としてNYLON−66(融点255°
C、結晶化温度208°C)を用い、第1ダイ12のダ
イ温度を210°C、第2ダイ22のダイ温度を340
°C、エンボス温度をT=120゜Cに設定して行っ
た。
【0035】図5は実施例2で製造された不織布60の
断面図であり、実施例1の図4に相当する断面図であ
る。
【0036】実施例2の場合には、第1の樹脂であるポ
リプロピレンのフィラメント51aは融着し、第2の樹
脂であるNYLON−66のフィラメント52aは融着
せず、擦れば起毛して嵩高性が増した。ここで、「嵩高
性が増す」とは、嵩密度(g/cc)が低下することで
あり、起毛が生じれば嵩密度は低下し、嵩高性が増える
こととなる。
【0037】又、実施例2で製造された不織布は、引張
強度及び通気度についても実施例1の不織布よりも大き
かった。
【0038】〔実施例3〕実施例3では、第1の樹脂と
して実施例1と同じポリプロピレン(融点161゜C、
結晶化温度112°C)を用い、第2の樹脂としてポリ
エチレンテレフタレート(融点255°C、結晶化温度
160°C)を用い、第1ダイ12のダイ温度を210
°C、第2ダイ22のダイ温度を330°C、エンボス
ロール温度Tを実施例1と同じ120°Cに設定して行
った。
【0039】図6は実施例3で製造された不織布60の
断面図であり、実施例1の図4に相当する断面図であ
る。
【0040】実施例3の場合には、第1の樹脂であるポ
リプロピレンのフィラメント51aは完全に融着し、第
2の樹脂であるポリエチレンテレフタレートのフィラメ
ント52bは融着せず、擦れば起毛してより実施例2よ
りも更に嵩高性が増した。又、実施例3で製造された不
織布は、引張強度及び通気度についても実施例1の不織
布よりも大きかった。
【0041】〔実施例4〕実施例4では、第1の樹脂と
して実施例1と同じポリプロピレン(融点161°C、
結晶化温度112°C)を用い、第2の樹脂としてポリ
エチレン(融点130°C、結晶化温度110°C)を
用い、第1ダイ12のダイ温度を210°C、第2ダイ
22のダイ温度を200°C、エンボスロール温度Tを
実施例1と同じ120°Cに設定して行った。
【0042】図7は実施例4で製造された不織布60の
断面図であり、実施例1の図4に相当する断面図であ
る。
【0043】実施例4の場合には、第1の樹脂であるポ
リプロピレンのフィラメント51aは完全に融着し、第
2の樹脂であるポリエチレンのフィラメント52cも融
着しており、したがって擦っても嵩高性は変化しなかっ
た。又、実施例4で製造された不織布は、引張強度につ
いては実施例1の場合よりも若干小さく、通気度につい
ては実施例1の場合よりも若干大きかった。
【0044】〔実施例5〕実施例5では、第1の樹脂と
して実施例1と同じポリプロピレン(融点161°C、
結晶化温度112°C)を用い、第2の樹脂として三井
石油化学工業株式会社製ポリ4−メチルペンテン−1
(商品名「TPX」融点230°C、結晶化温度209
°C)を用い、第1ダイ12のダイ温度を210°C、
第2ダイ22のダイ温度を330°C、エンボスロール
温度Tを実施例1と同じ120°Cに設定して行った。
【0045】図8は実施例5で製造された不織布60の
断面図であり、実施例1の図4に相当する断面図であ
る。
【0046】実施例5の場合には、第1の樹脂であるポ
リプロピレンのフィラメント51aは融着し、第2の樹
脂であるポリ4−メチルペンテン−1のフィラメント5
2dは融着せず、擦れば起毛して嵩高性が増した。又、
実施例5で製造された不織布は、引張強度及び通気度に
ついても実施例1の不織布よりも大きかった。
【0047】〔実施例6〕実施例6はエンボスロール温
度Tの条件だけが実施例5と相違する。即ち、実施例6
ではエンボスロール温度Tを160°Cに設定した。樹
脂については実施例5と全く同じであり、第1の樹脂に
は実施例1と同じポリプロピレン(融点161°C、結
晶化温度112°C)、第2の樹脂には三井石油化学工
業株式会社製ポリ4−メチルペンテン−1(商品名「T
PX」融点230°C、結晶化温度209°C)を用い
た。又、ダイ温度についても実施例5と同じであり、第
1ダイ12のダイ温度を210°C、第2ダイ22のダ
イ温度を330°Cとした。
【0048】図9は実施例6で製造された不織布60の
断面図であり、実施例1の図4に相当する断面図であ
る。
【0049】実施例6の場合には、第1の樹脂であるポ
リプロピレンのフィラメント51aは融着し、第2の樹
脂であるポリ4−メチルペンテン−1のフィラメント5
2dは強固にボンディングしており、擦っても起毛せ
ず、したがって嵩高性に変化はなかった。しかしなが
ら、実施例6で製造された不織布は、引張強度について
は実施例1の不織布に比して3倍以上も大きく、通気度
についても実施例1の不織布よりも大きかった。
【0050】表1は、各実施例で製造された不織布の嵩
高性、引張強度、通気度を比較したものであり、実施例
1で製造された不織布の各物性を基準値「1」とした。
尚、この表1では、ポリプロピレンをPP、ポリエチレ
ンテレフタレートをPET、ポリエチレンをPE、ポリ
4−メチルペンテン−1をTPX、と表示している。
【0051】
【表1】
【0052】
【発明の効果】本発明のメルトブロー不織布の製造方法
によれば、二種以上の異種の樹脂からなるフィラメント
を簡単に混紡することができ、製造される不織布に種々
の物性を付与することができ、しかも、連続安定生産が
可能であるという優れた効果が奏される。
【0053】又、本発明のメルトブロー不織布の製造装
置は前記メルトブロー不織布の製造方法の実施に極めて
好適であり、この製造装置によれば、構造が簡単で、製
造コストが安いという優れた効果が奏される。
【0054】又、この製造装置においては、使用する樹
脂毎にダイを分離しているので、それぞれの樹脂がダイ
内で最適な溶融粘度になるように各ダイを別々に温度制
御することによって、各樹脂のフィラメントを一定の安
定した品質に形成することができ、その結果、安定した
品質の不織布を製造することができるという優れた効果
が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるメルトブロー不織布の製造装置
における一実施の形態の概略構成図である。
【図2】メルトブロー不織布の製造装置の主要構成要素
の位置関係を示す図である。
【図3】不織布の断面図における断面の方向を説明する
ための図である。
【図4】実施例1における不織布の断面図である。
【図5】実施例2における不織布の断面図である。
【図6】実施例3における不織布の断面図である。
【図7】実施例4における不織布の断面図である。
【図8】実施例5における不織布の断面図である。
【図9】実施例6における不織布の断面図である。
【符号の説明】
12 第1ダイ 22 第2ダイ 30 ネットコンベア(コレクター) 36 捕集面 51 第1のフィラメント 52 第2のフィラメント 55 ウェブ 60 不織布 G1 第1のフィラメントの飛翔軌道の中心 G2 第2のフィラメントの飛翔軌道の中心 α 両フィラメントの飛翔軌道がなす挟角

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のダイから第1のフィラメントを発
    射し、第2のダイから第2のフィラメントをその飛翔軌
    道が前記第1のフィラメントの飛翔軌道に対して交差す
    るように発射し、両フィラメントをその飛翔途中で混紡
    し、混紡したフィラメントをコレクターで捕集してウェ
    ブを形成するようにしたことを特徴とするメルトブロー
    不織布の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のフィラメントの飛翔軌道と第
    2のフィラメントの飛翔軌道とがなす挟角が70〜11
    0度の範囲であることを特徴とする請求項1に記載のメ
    ルトブロー不織布の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第1のフィラメントの飛翔軌道と第
    2のフィラメントの飛翔軌道とがほぼ直交することを特
    徴とする請求項1に記載のメルトブロー不織布の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 第1のフィラメントを発射せしめる第1
    のダイと、第2のフィラメントを発射せしめる第2のダ
    イと、両フィラメントを捕集するコレクターとを備え、
    第1のダイと第2のダイは両ダイから発射された両フィ
    ラメントが飛翔途中で合流するように設置されており、
    コレクターは両フィラメントの合流点の下流に設置され
    ていることを特徴とするメルトブロー不織布の製造装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1のダイはその発射方向がコレク
    ターの捕集面に対してほぼ直交するように設置されてお
    り、第2のダイはその発射方向が第1のダイの発射方向
    に対してほぼ直交するように設置されていることを特徴
    とする請求項4に記載のメルトブロー不織布の製造装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112753319A (zh) * 2020-12-31 2021-05-07 江苏盛佳德新材料有限公司 绿植平台生产设备
JP2021090692A (ja) * 2019-12-12 2021-06-17 花王株式会社 不織布の製造方法

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