JPH098832A - 多重伝送方法 - Google Patents

多重伝送方法

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Publication number
JPH098832A
JPH098832A JP15170395A JP15170395A JPH098832A JP H098832 A JPH098832 A JP H098832A JP 15170395 A JP15170395 A JP 15170395A JP 15170395 A JP15170395 A JP 15170395A JP H098832 A JPH098832 A JP H098832A
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JP
Japan
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frame
data
transmission
node
multiplex transmission
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Application number
JP15170395A
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English (en)
Inventor
Eiji Ichii
英司 一井
Hiroo Morigami
博夫 森上
Nobukazu Nobutoki
宜和 信時
Hiroaki Sakamoto
裕昭 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Mazda Motor Corp filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常のデータ伝送用フレームに送信要求用の
データを格納して、伝送路のトラフィック量を削減す
る。 【構成】 伝送路MBを介してノード1〜5が相互に接
続され、各ノードは自己に接続された負荷SW1〜SW
5等からのデータに基づいて作成された固有データを、
伝送路を介して他のノードにフレーム送信するととも
に、伝送路上のフレームを受信し、受信フレームが自己
宛の場合に受信フレームのデータを予め定められた手順
で処理し、ノードのうちの送信ノードは、受信ノードに
対して自己固有のデータのフレーム送信を要求する多重
伝送方法において、送信ノードは、自己固有のデータ
と、オン状態の送信要求を示す送信要求ビットとを含ん
だフレームを送信し、受信ノードからの固有データの返
送を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共通の伝送路に接続さ
れてフレームのデータ伝送を行う多重伝送方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の多重伝送方法を用いたシ
ステムにおいて、多重伝送装置(以下、「ノード」とい
う。)は、ツイストペア電線等からなる伝送路に接続さ
れて多重通信ネットワークを構築しており、伝送方式と
しては、例えばCSMA/CD(Carrier Sense Multiple Acces
s/Collision Detection)伝送方式を用いて、例えば自動
車内のデータの多重伝送を行うローカルエリアネットワ
ーク(LAN)等に使用されている。
【0003】上記ノード30は、図8に示すように、バ
スインターフェース回路31を介して伝送路MBに接続
され、伝送路MB上の他のノード(図示せず)との間で
データをフレーム構成で伝送している。ノード30にお
いて、通信制御回路32は、入力回路34を介して入力
ポート33へ入力されたスイッチSWや図示しないセン
サ等の入力データに基づいてフレームの送信データを生
成し、バスインターフェース回路31を介して伝送路M
Bへ送出する。
【0004】また、通信制御回路32は、伝送路MBの
フレームをバスインターフェース回路31を介して受信
し、受信フレームにエラーがないかどうかをチェックす
るとともに、識別子ビット列をチェックする等でして、
データを自ノードに接続された負荷(モータM、ランプ
R)に出力すべきフレームかどうかを判断している。そ
して、出力すべきフレームの場合には、通信制御回路3
2は、出力ラッチ35へ上記データを出力し、出力回路
36を介してモータM、ランプR等を駆動していた。ま
た、ノード30では、外部のバッテリから電源が供給さ
れ、電源回路37により内部へ例えば5Vの電源電圧が
供給される。
【0005】上記多重伝送システムでは、例えば電源が
投入された直後等のシステム立ち上がり時に、自ノード
が制御している負荷が初期状態としてどのような状態に
あるかを知る必要があった。そこで、各ノードは、自ノ
ードが必要とするデータを他のノードから受け取るため
にデータ要求用フレームを送信する。そして、上記デー
タ要求用フレームを受信したノードが、送信元のノード
にフレームを返送することにより、初期状態を確定して
いた。
【0006】このような伝送方式の一つには、例えば上
記データ要求を行うノードが自ノードの要求するデータ
に対応した識別子ビット列を含んで構成されたデータ要
求用フレームを送信することにより、他ノードからのデ
ータを要求するものがある。上記データ要求用フレーム
を受信したノードは、受信フレームの識別子ビット列を
チェックして、上記識別子ビット列に対応したデータビ
ット列をフレーム構成にして返送していた。
【0007】なお、データ要求を行うノードは、自ノー
ドが要求するデータに対応した識別子でデータ要求用フ
レームを送信するため、データ要求用フレームと通常の
データ伝送用フレームの構成を同じにした場合には、自
ノードのデータ要求用フレームであるのか、他ノードか
らの返送フレームであるのかが区別できないので、例え
ばデータ要求用フレームにはデータビット列を含まない
ようにする等、通常のデータ伝送用フレームと構成を変
える必要があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記多重伝
送方法では、他ノードからのデータが必要となった時に
は、通常のフレームとは異なるデータ要求用フレームを
送信しなければならないので、システム立ち上がり時に
は、伝送路のトラフィック量が増大するという問題点が
あった。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、通常のデータ伝送用フレームに送信要求用のデータ
を格納して、伝送路のトラフィック量を削減することが
できる多重伝送方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、伝送路を介して複数のノードが相互に
接続され、該各ノードは例えばノードの入力ポートに接
続された負荷(スイッチやセンサ等)からのデータやこ
のデータに基づいて作成された自己に固有のデータを、
前記伝送路を介して他の少なくとも一つの多重ノードに
フレーム構成で送信するとともに、前記伝送路上のフレ
ームを受信し、該受信フレームが自己宛の場合に該受信
フレームのデータを予め定められた手順で処理し、前記
ノードのうちの第1のノード(送信ノード)は他の第2
のノード(受信ノード)に自己固有のデータを含んだフ
レーム送信を要求する多重伝送方法において、前記送信
ノードは、システムの立ち上がり時に前記受信ノードに
対して受信ノード固有のデータの送信要求を行う際に、
前記自己固有のデータと、前記送信要求を示すデータと
を少なくとも含んだフレームを送信し、前記受信ノード
は、自己宛のフレームを受信すると、該フレームの送信
要求を示すデータの内容に応じて、自己固有のデータを
フレーム送信する。
【0011】請求項6では、前記送信要求を示すデータ
は、前記送信フレームを構成する領域のうち、例えば識
別子やコントロールデータ領域等の所定領域の全部又は
一部のビット領域に格納されて送信される。
【0012】
【作用】送信ノードは、システムの立ち上がり時に、自
己固有のデータと、オン状態の送信要求を示すデータ
(送信要求ビット)とを含んだフレームを送信し、受信
ノードからの固有のデータの返送を可能にすることによ
り、他ノードへのデータ送信とともに、自ノードのデー
タ取得が可能になる。
【0013】請求項6では、送信要求ビットを従来から
設けられている識別子やコントロールデータ領域内に格
納し、フレーム長の増加を防止する。
【0014】
【実施例】本発明に係る実施例を図1乃至図7の図面に
基づき説明する。図1は、本発明に係る多重伝送方法を
用いたシステムの構成の一例を示す構成図である。図1
を参照すると、多重伝送システムは、複数のノード1〜
5と、各ノード1〜5が接続される伝送路MBとから構
成されている。これらノードは、後述するバスインター
フェース回路を介して伝送路MBに接続され、この伝送
路MB上の他のノードとの間で、フレーム構成のデータ
を伝送している。なお、本発明に係る多重伝送システム
において、伝送路のトポロジーは、バス型、リング型、
又はスター型等のどのようなものでも応用可能である。
【0015】本発明に係る多重伝送システムの具体的な
ものとしては、例えば自動車内の電気系統の制御に用い
られ、スイッチ、センサ及びアクチュエータがそれぞれ
の配置場所からハーネス(自動車内の電線)を介して適
切なノードに接続されて構成されるものがある。すなわ
ち、インストルメントパネル(以下、「インパネ」とい
う。)ノード1は、メータ類ME1の近隣に配設され、
例えばエンジンノード4からの車速センサS1からのデ
ータによりメータME1を駆動し、ドアノード5からの
ドアスイッチSW1のオン/オフ信号により、このメー
タME1内のインジケータランプを点灯させている。ま
た、このインパネノード1には、パワーウインドウモー
タM1を駆動するためのパワーウインドウスイッチSW
2が接続されている。
【0016】フロントノード2は、車両の前面に配設さ
れ、カウルノード3からのヘッドランプスイッチSW
3、ターンシグナルスイッチSW4のオン/オフ信号に
より、車両前面のヘッドランプR1、ターンシグナルラ
ンプR2を駆動している。カウルノード3は、カウル部
の近隣に配設され、ヘッドランプスイッチSW3、ター
ンシグナルスイッチSW4及びドアロックモータM2を
駆動させるためのドアロックスイッチSW5が接続され
ている。
【0017】エンジンノード4は、エンジンの近隣に配
設され、車速センサS1が接続されてエンジン・トラン
スミッションの制御を行っている。この制御は、車速セ
ンサS1等のデータに基づいてノード内のマイコンが行
っている。また、エンジンノード4は、車速センサS1
のデータをコード化して、インパネノード1に送信する
等、センサのデータを各ノードと伝送している。
【0018】ドアノード5は、ドアの近隣に配設され、
ドアスイッチSW1、パワーウインドウモータM1及び
ドアロックモータM2が接続されている。このドアスイ
ッチSW1は、ドアが開いている時にオンになり、この
オン信号は、ドアノード5からインパネノード1内のイ
ンジケータランプを点灯させる信号として送信される。
また、ドアノード5は、インパネノード1からのパワー
ウインドウスイッチSW2のオン/オフ信号により、パ
ワーウインドウモータM1が駆動され、ウインドウの上
げ下げを行う。また、ドアノード5は、カウルノード3
からのドアロックスイッチSW5のオン/オフ信号によ
り、ドアロックモータM2が駆動され、ドアがロック・
ロック解除される。
【0019】上述した多重伝送システムでは、通常一つ
のノードに物理アドレスが、一対一で対応しており、こ
の実施例では、このアドレスを4ビットのデータ(A
3,A2,A1,A0)で割り付けており、例えばイン
パネノード1には、アドレス0(0000)、フロント
ノード2には、アドレス4(0100)、カウルノード
3には、アドレス8(1000)、エンジンノード4に
は、アドレス12(1100)、ドアノード5には、ア
ドレス15(1111)を割り付けるものとする。な
お、アドレスの割り付けは、この実施例のものに限ら
ず、システムとして最適に割り付けられれば、他のもの
でも設定可能である。
【0020】図2は、この伝送路MBを介してノード間
で伝送されるデータフレームのフォーマットの一例を示
す図である。図2を参照すると、このデータフレーム
は、フレームの始まりを示すSOF(Start Of Frame)
と、複数のノードが同時に伝送路MBにデータを送信し
た時に、その優先順位を決定するプライオリティ(PR
I)と、後に続く各データ(DATA)の内容を示す識別子
(ID)と、データ長を示すデータが含まれるコントロ
ールデータ領域(CONT)と、CONTで示される長
さ(可変長)のデータ領域である例えば各8ビット毎の
DATA1〜DATA4と、エラーチェックコードのC
RCと、データの終了を示すEOD(EndOf Data )
と、全てのノードからビット対応で受信確認信号(以
下、「ACK信号」という。)を返送させるための例え
ば24ビットのACK信号領域と、登録された全ノード
からACK信号が返送されてデータ伝送が終了したこと
を示す1ビットのACK確定ビット領域と、フレームの
終了を示すEOF(End Of Frame)とから構成されてい
る。
【0021】このようなノードには、以下の図3及び図
5に示す2種類の構成のものが考えられる。図3を参照
すると、第1の実施例のノード10は、データの入出力
制御機能をハードウェアで実現し、マイクロコンヒュー
タ(マイコン)を不要としたものである。このノード1
0は、バスインターフェース回路11、通信制御回路1
2、入力回路13、入力ポート14、出力回路15、出
力ポート16、ポート制御部17、送信データを格納す
る送信バッファメモリ(以下、「送信バッファ」とい
う。)18、受信したデータを格納する受信バッファ1
9とから構成されている。
【0022】入力回路13は、負荷である例えば各種ス
イッチSWや図示しないセンサ等からの入力信号を、パ
ラレル信号として取り込んで、入力ポート14に出力し
ている。ポート制御部17は、入力ポート14に入力さ
れる各種入力信号が示す値を監視しており、この値の一
部又は全部が変化すると、この入力信号の値を通信制御
回路12に送る。通信制御回路12は、この入力信号の
値を入力データとして送信バッファ18に格納し、その
データに基づくフレームを生成して、バスインターフェ
ース回路11を介して伝送路MBに送信する。なお、こ
こでは、入力ポート14は、8ビットづつの入力ポート
Aと入力ポートBの16ビット構成とする。また、上述
した場合に、例えば入力ポートの接続端子が、入力回路
を介して接続される負荷の数より多くて余ってしまう時
がある。このような時には、余った入力ポートの接続端
子をグランド又は電源接続させているが、本実施例にお
いては、この余った入力ポートの接続端子からの入力信
号も、負荷からの入力信号として取り込むものとする。
【0023】このように生成される具体的な送信フレー
ムでは、図4(a)に示すように、入力ポート14の各ビ
ットを、送信フレームのデータ領域の各ビットと一対一
で対応させている。すなわち、この例では、入力ポート
Aのビット7〜0の各ビットがDATA3のビット7〜
0に、入力ポートBのビット7〜0の各ビットがDAT
A4のビット7〜0にそれぞれ対応している。
【0024】また、通信制御回路12は、伝送路MB上
の信号をバスインターフェース回路11を介して受信す
る。そして、スタートビットを検出することで受信フレ
ームが伝送路に送信されていることを認識し、このデー
タを一旦受信バッファ19に格納させる。受信フレーム
を認識すると、通信制御回路12は、CONT及びID
により受信フレームが自ノードに必要なものであるか否
か判断する。ここで、この受信フレームが自ノードに必
要なもので、受信をエラーなく完了した場合には、受信
バッファ19に取り込まれたデータをポート制御回路1
7に送る。
【0025】ポート制御回路17は、このデータをそれ
ぞれ対応した出力ポート16へ出力し、出力回路15を
介して所望の負荷、例えばモータM、ランプR等に出力
し、この負荷を駆動させる。なお、ここで、出力ポート
16は、8ビットづつの出力ポートAと出力ポートBの
16ビット構成とする。このように受信される具体的な
受信フレームでは、図4(b)に示すように、出力ポート
16の各ビットを、受信フレームのデータ領域の各ビッ
トと一対一で対応させている。すなわち、この例では、
出力ポートAのビット7〜0の各ビットがDATA3の
ビット7〜0に、出力ポートBのビット7〜0の各ビッ
トがDATA4のビット7〜0にそれぞれ対応してい
る。
【0026】このノード10では、通信制御回路12、
入力ポート14、出力ポート16及びポート制御回路1
7は、一つの通信ICで構成されたものを例にしてい
る。このノード10は、通信制御のためのマイコンを持
たないノード(以下、「I/Oノード」という。)なの
で、送信フレーム及び受信フレームは、アドレス設定用
入力端子等から入力する値を読み込んで、簡単に生成で
きるものが望ましい。具体的には、プライオリティは、
アドレス設定用入力端子の値により決定し、送信フレー
ム、受信フレームのIDも各ノードの物理アドレス等で
決定し、専用の設定端子を設けないことで、端子数を減
らし、通信制御回路12の規模を小さくしている。
【0027】また、送信フレームのIDと受信フレーム
のIDを同じにすると、自ノードの送信フレームと他ノ
ードの送信フレームとの区別がつかない。このため、自
ノードの送信データを受信して負荷を駆動してしまうこ
とが考えられるので、例えばIDの最終ビットの論理値
を変える等を行い、送信時にフレームに挿入するID
と、受信すべきデータであることを判断するIDを異な
るものとしている。
【0028】つまり、図4を参照すると、フレームのI
Dは、8ビットのデータであり、IDの0ビット目を、
図4(a)の送信フレームでは論理“0”、図4(b)の受信
フレームでは論理“1”に設定している。また、IDの
4〜1ビット目に、それぞれアドレス値のA3,A2,
A1,A0が対応している。IDの7〜5ビット目は、
例えば全て論理“1”に固定して、I/Oノードの送受
信フレームであることを区別するようなものが考えられ
る。
【0029】I/Oノードは、マイコンを持たないの
で、メータ等の複雑な制御を行うノードではなく、スイ
ッチのオン/オフデータの入力やランプを点灯させるた
めの信号出力等の制御機能が不要な入出力専用のノード
として使用することが適している。図1においては、フ
ロントノード2、エンジンノード4が、このI/Oノー
ドに該当する。
【0030】図5を参照すると、第2の実施例のノード
20は、バスインターフェース回路21、通信制御回路
22、入力回路23、入力ポート24、出力回路25、
出力ポート26、CPUコア27、送信バッファ28、
受信バッファ29とから構成されている。このノード2
0では、通信制御回路22、入力ポート24、出力ポー
ト26及びCPUコア27は、一つの通信ICで構成さ
れている。
【0031】CPUコア27は、入力ポート24を介し
てスイッチSWの信号を読み込み、通信制御回路22へ
データとして送出している。そして、CPUコア27か
ら送信開始信号が入力すると、通信制御回路22は、こ
のデータをフレーム形式で、バスインターフェース回路
21に送出している。また、通信制御回路22は、伝送
路MBからバスインターフェース回路21を介してフレ
ームを受信すると、そのフレーム内のデータを受信バッ
ファ29に格納させて、CPUコア27へフレーム受信
したことを報知する。この報知を受けたCPUコア27
は、受信バッファ29に格納されたデータを取り込み、
フレーム内のCONT及びIDにより、このフレームが
自ノードに必要なものであるかどうか判断する。ここ
で、CPUコア27は、自ノードに必要なフレームの受
信をエラーなく完了した場合には、受信データに従っ
て、出力回路25に接続された負荷の制御を行ってい
る。
【0032】このようなマイコンにより通信制御を行う
ノード(以下、「Basicノード」という。)20では、
自ノードの送信フレーム又は受信フレームに対応するI
Dを、ノード立ち上がり時等に初期設定としてマイコン
のRAM等に専用の記憶領域を設けて記憶させておくこ
とが可能である。これにより、Basicノード20は、複
数のフレーム、すなわち異なったIDのフレームで通信
が可能となり、送受信の信号数を多くでき、複数のメー
タ等を制御する制御機能が必要となるノードに使用する
ことが適している。図1においては、インパネノード
1、カウルノード3及びドアノード5が、このBasicノ
ードに該当する。
【0033】次に、図1に示した多重伝送システムにお
ける送受信フレームの具体例を図6に示す。なお、この
多重伝送システムでは、上述したごとくインパネノード
1、カウルノード3及びドアノード5を、図5に示した
構成のBasicノードとし、フロントノード2、エンジン
ノード4を、図3に示した構成のI/Oノードとする。
【0034】エンジンノード4では、エンジン・トラン
スミッションの複雑な制御を行うが、このような制御は
専用のマイコンで行うことがある。その場合には、図3
に示した入力回路13及び出力回路15の代わりに、マ
イコンを負荷と通信ICの間に接続させた入出力制御用
のI/Oノードとして構成が可能である。詳しく説明す
ると、このI/Oノードは、入力ポートの変化に応じて
フレーム送信する通信制御回路により構成されているた
め、空いている入力ポートをマイコンの出力ポートに接
続し、フレームを送信する場合には、マイコンが自己の
出力ポートを変化させることにより、フレーム送信を可
能にする。この場合、マイコンは、入力ポート14の入
力ポート値を任意に変化させることができるので、デー
タの送信間隔は、自由に設定可能である。なお、このI
/Oノードにおいて、車速センサS1のデータは、車速
センサS1から出力されるパルスの周期をマイコンが計
算し、その値をここでは4ビットのデータにコード化し
て通信ICの入力ポート14へ入力させて送信するもの
を例にする。また、I/Oノードの出力ポートをマイコ
ンの入力ポートに接続し、通信制御回路が伝送路から受
信したデータを出力すると、マイコンはそのデータに基
づいてエンジン・トランスミッションの制御を行う。
【0035】図6を参照すると、(a)は、カウルノード
3がフロントノード2に送信するフレームで、DATA
3の第6ビット目にヘッドランプスイッチSW3のデー
タ、第5ビット目にターンシグナルスイッチSW4のデ
ータを対応させている。このフレームは、I/Oノード
であるフロントノード2の受信フレームであるので、図
4で説明したように、IDは、“11101001”と
なる。
【0036】図6(b)は、エンジンノード4がインパネ
ノード1に送信するフレームで、DATA3の第6ビッ
ト目から第3ビット目までの4ビットにコード化された
車速センサS1のデータを対応させている。この車速セ
ンサS1の信号は、メータME1を駆動させるための信
号であり、車速は、連続した信号であるので、頻繁に例
えば数100ms間隔でサイクリック送信される必要が
ある。このフレームは、I/Oノードであるエンジンノ
ード4の送信フレームであるので、図4に説明したよう
に、IDは“11111000”となる。
【0037】図6(c)は、カウルノード3がエンジンノ
ード4に送信するフレームで、DATA3の第6ビット
目にヘッドランプスイッチSW3のデータを対応させて
いる。このフレームは、I/Oノードであるエンジンノ
ード4の受信フレームであるので、図4で説明したよう
に、IDは“11111001”となる。図6(d)は、
カウルノード3がドアノード5に送信するフレームで、
DATA3の第7ビット目にドアロックスイッチSW5
のデータを対応させている。このフレームは、Basicノ
ード間の送受信フレームであるが、ここではIDに受信
ノードであるドアノード5のアドレス値を挿入して、
“00011111”としている。ドアノード5では、
このIDのフレームは、自ノードに必要なフレームなの
で、予めマイコンのRAMにこのIDを記憶させてい
る。
【0038】図6(e)は、インパネノード1がドアノー
ド5に送信するフレームで、DATA3の第6ビット目
にパワーウインドウスイッチSW2のデータを対応させ
ている。このパワーウインドウスイッチSW2のデータ
は、ドアロックスイッチSW5のデータと同様に、ドア
制御系の信号であるので、このフレームのIDは、図6
(d)のフレームと同様“00011111”としてい
る。
【0039】なお、インパネノード1とカウルノード3
は、同じIDのフレームを送信するため、このフレーム
では、DATA1に、データの有効・無効を示す有効・
無効ビット機能(以下、「V/I」という。)を導入し
ている。このV/Iは、DATA3の各ビットにDAT
A1の各ビットを対応させている。すなわち、このV/
Iでは、DATA3の制御に必要なビットに対応したD
ATA1のビットの論理値を“0”とし、DATA3の
制御に無関係なビットに対応したDATA1のビットの
論理値を“1”として、受信ノードでフレームのどのデ
ータビットが制御用であるかを判断できるようにしたも
のである。
【0040】図6(d)のフレームでは、第7ビット目
は、制御に必要なデータであるが、第6ビット目は、無
関係なデータであるので、DATA1の第7ビット目を
論理“0”、第6ビット目を論理“1”としている。ま
た、図6(e)のフレームでは、第6ビット目は、制御に
必要なデータであるが、第7ビット目は、無関係なデー
タであるので、DATA1の第7ビット目を論理
“1”、第6ビット目を論理“0”としている。
【0041】このV/Iを導入しない場合には、例えば
インパネノード1がパワーウインドウスイッチSW2の
オン信号を送信して、ウインドウを開いている時に、カ
ウルノード3がドアロックスイッチSW5のオフ信号を
送信することが考えられる。この場合、カウルノード3
は、パワーウインドウスイッチSW2のデータを持たな
いため、図6(d)のフレームにおけるDATA3の第6
ビット目のデータは、正しい値で送信されているとは限
らない。にもかかわらず、ドアノード5は、このカウル
ノード3の送信フレームのIDも、受信ノードである自
ノードを示すIDであるため、この送信フレームに基づ
いて制御を行う。そのため、この開いているウインドウ
が閉じられてしまうことが発生しうる。そこで、これら
の信号に対して異なるIDを割り付ける必要が生じる。
【0042】従って、この実施例のように、V/Iを導
入すれば、カウルノード3からドアロックスイッチSW
5を送信する時に、DATA3の第6ビット目を無効に
指定すれば、同じIDでフレームを送信しても誤動作を
防ぐことができる。図6(f)は、ドアノード5がインパ
ネノード1に送信するフレームで、DATA3の第7ビ
ット目にドアスイッチSW1のデータを対応させてい
る。このフレームは、Basicノード間の送受信フレーム
であるが、ここでは、IDに受信ノードであるインパネ
ノード1のアドレス値を挿入して、“0000000
1”としている。インパネノード1では、このIDのフ
レームは、自ノードに必要なフレームなので、予めマイ
コンのRAMにこのIDを記憶させている。
【0043】上記多重伝送システムでは、ヘッドランプ
のように、イグニッションスイッチがオフでも動作する
機能においては問題ないが、例えばエンジン制御やメー
タのように、イグニッションスイッチがオフでは動作し
ない機能においては、システムの立ち上がり時に各ノー
ドは、制御する負荷がどのような状態にあるべきかわか
らない。
【0044】そこで、この実施例では、フレーム内の特
定ビットを送信要求用ビットとして定め、送信ノード
は、データを送信するだけの場合には、上記送信要求用
ビットをオフにしてフレーム(以下、「ノーマルフレー
ム」という。)を送信し、他ノードからデータを要求す
る場合には、上記送信要求用ビットをオンにしたフレー
ム(以下、「送信要求フレーム」という。)を送信する
ようにした。
【0045】ここで、送信要求用ビットは、フレーム内
の特定の1ビットとして、その論理値でオン、オフを判
定させるものでも、複数のビットの組み合わせ、例えば
フレーム内の所定領域であるCONT内の複数ビットの
論理値の組み合わせによりオンと判定させるものでも構
わない。なお、フレームを構成するその他の領域は、ノ
ーマルフレーム及び送信要求フレームともに、同じよう
に設定されている。
【0046】上記I/OノードとBasicノードとの通信
で、I/Oノードが送信要求フレームを送信する例で説
明する。I/Oノードは、システムの立ち上がり時に、
送信要求フレームを送信する。上記システムの立ち上が
り時には、例えば各ノードの電源立ち上がり時、リセッ
ト解除時又は低消費電力モード解除時がある。低消費電
力モードとは、イグニッションスイッチがオフの間は消
費電流を少なくしてバッテリの負荷を減らすために動作
を停止してスイッチ信号等の入力変化だけを監視してい
るモードである。
【0047】ここで、上記多重伝送システムにおける送
信フレームの具体例について説明する。I/Oノードで
あるエンジンノード4は、図7に示すように、CONT
領域内の8ビットデータのうち、上位3ビットの論理値
の組み合わせによりこのフレームが送信要求フレームで
あることを判定させている。本実施例においては、エン
ジンノード4は、システム立ち上がり時にエンジン制御
用のデータが必要であるため、カウルノード3にヘッド
ランプスイッチのデータを要求する送信要求フレームを
送信する。つまり、エンジンノード4が送信するノーマ
ルフレームは、図7(a)に示すように、CONT領域内
の上位3ビットの論理値は、“011”であるが、送信
要求フレームでは、図7(b)に示すように、上位3ビッ
トを“101”として送信する。すなわち、エンジンノ
ード4は、送信要求フレームを送信する際には送信要求
ビットをオンするだけで、図6(b)のフレームと同様
に、DATA3の第3〜第6ビットに車速センサのデー
タを入れた送信要求フレームを送信することができる。
【0048】Basicノードであるカウルノード3は、伝
送路のフレームのCONT領域及びIDをチェックし
て、論理値の組み合わせによってエンジンノード4から
の送信要求フレームであることを確認する。なお、カウ
ルノード3では、IDが“11111000”の場合に
は、そのフレームのデータは無視する設定にする。カウ
ルノード3は、エンジンノード4の送信する図7(b)に
示す送信要求フレームのデータ要求には応えるので、図
6(c)に示すフレームを返送する。
【0049】一方、Basicノードであるインパネノード
1では、IDが“11111000”のフレームを受信
した場合には、そのフレームのデータは有効にするが、
送信要求ビットがオンでもフレームの返送はしないよう
に設定する。従って、本実施例では、エンジンノードか
らの送信要求フレームのDATA領域には、エンジンノ
ードが通常送信するデータが入っているので、送信要求
フレームの他にデータを送信するフレームを送信する必
要がなくデータ伝送の効率を向上させることができる。
【0050】なお、上記実施例では、CONT領域の特
定ビットで送信要求ビットの指定を行ったが、Basicノ
ード間での通信の場合には、特定のIDの時を送信要求
フレームとするように予め設定することも可能である。
その具体例を図7(c)の送信要求フレームの他の例を用
いて説明する。カウルノード3とインパネノード1で
は、図7(c)に示すIDが“00011110”のフレ
ームを受信した場合には、ドアノード5からの送信要求
フレームであることを認識し、それぞれ図6(d),(e)の
フレームを返送する。この場合は、データの有効・無効
を示すV/Iを用いることによって、一つの送信要求フ
レームで複数のノードに送信要求することが可能とな
り、さらにデータ伝送の効率を向上させることができ
る。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、伝送
路を介して複数の多重伝送装置が相互に接続され、該各
多重伝送装置は自己に固有のデータを、前記伝送路を介
して他の少なくとも一つの多重伝送装置にフレーム構成
で送信するとともに、前記伝送路上のフレームを受信
し、該受信フレームが自己宛の場合に該受信フレームの
データを予め定められた手順で処理し、前記多重伝送装
置のうちの第1の多重伝送装置は、他の第2の多重伝送
装置に自己固有のデータを含んだフレーム送信を要求す
る多重伝送方法において、前記第1の多重伝送装置は、
システムの立ち上がり時に前記第2の多重伝送装置に対
して該第2の多重伝送装置固有のデータの送信要求を行
う際に、前記自己固有のデータと、前記送信要求を示す
データとを少なくとも含んだフレームを送信し、前記第
2の多重伝送装置は、自己宛のフレームを受信すると、
該フレームの送信要求を示すデータの内容に応じて、自
己固有のデータをフレーム送信するので、通常のデータ
伝送用フレームに送信要求用のデータを格納して、伝送
路のトラフィック量を削減することができる。
【0052】請求項6では、前記送信要求を示すデータ
は、前記送信フレームを構成する領域のうち、所定領域
の全部又は一部のビット領域に格納されて送信されるの
で、フレーム長の増加を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多重伝送方法を用いる多重伝送シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したノード間で伝送されるデータフレ
ームのフォーマットの一例を示す構成図である。
【図3】本発明に係るノードの第1実施例の構成を示す
構成ブロック図である。
【図4】図2に示したデータフレームの具体例を示す構
成図である。
【図5】本発明に係るノードの第2実施例の構成を示す
構成ブロック図である。
【図6】図1に示したノード間で送受信される各データ
フレームの一部を示す構成図である。
【図7】同じく図1に示したノード間で送受信されるノ
ーマルフレームと送信要求フレームの一部を示す構成図
である。
【図8】従来のノードの構成を示す構成ブロック図であ
る。
【符号の説明】
10,20,30 多重伝送装置(ノード) 11,21,31 バスインターフェース回路 12,22,32 通信制御回路 13,23,34 入力回路 14,24,33 入力ポート 15,25,36 出力回路 16,26 出力ポート 17 ポート制御回路 18,28 送信バッファメモリ 19,29 受信バッファメモリ 27 CPUコア MB 伝送路
フロントページの続き (72)発明者 信時 宜和 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 坂本 裕昭 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路を介して複数の多重伝送装置が相
    互に接続され、該各多重伝送装置は自己に固有のデータ
    を、前記伝送路を介して他の少なくとも一つの多重伝送
    装置にフレーム構成で送信するとともに、前記伝送路上
    のフレームを受信し、該受信フレームが自己宛の場合に
    該受信フレームのデータを予め定められた手順で処理
    し、前記多重伝送装置のうちの第1の多重伝送装置は、
    他の第2の多重伝送装置に自己固有のデータを含んだフ
    レーム送信を要求する多重伝送方法において、 前記第1の多重伝送装置は、前記第2の多重伝送装置に
    対して該第2の多重伝送装置固有のデータの送信要求を
    行う際に、前記自己固有のデータと、前記送信要求を示
    すデータとを少なくとも含んだフレームを送信し、 前記第2の多重伝送装置は、自己宛のフレームを受信す
    ると、該フレームの送信要求を示すデータの内容に応じ
    て、自己固有のデータをフレーム送信することを特徴と
    する多重伝送方法。
  2. 【請求項2】 前記多重伝送装置に固有のデータは、該
    多重伝送装置に接続された負荷からのデータ又は該負荷
    からのデータに基づいて作成されたデータの少なくとも
    1つからなることを特徴とする請求項1に記載の多重伝
    送方法。
  3. 【請求項3】 前記送信要求を行う送信フレームは、シ
    ステムの立ち上がり時に送信することを特徴とする請求
    項1に記載の多重伝送方法。
  4. 【請求項4】 前記システムの立ち上がり時は、前記多
    重伝送装置の電源立ち上がり時、リセット解除時又は低
    消費電力モード解除時であることを特徴とする請求項3
    に記載の多重伝送方法。
  5. 【請求項5】 前記送信フレームは、該フレーム内のデ
    ータの有効又は無効を示す情報を含んでいることを特徴
    とする請求項1に記載の多重伝送方法。
  6. 【請求項6】 前記送信要求を示すデータは、前記送信
    フレームを構成する領域のうち、所定領域の全部又は一
    部のビット領域に格納されて送信されることを特徴とす
    る請求項1に記載の多重伝送方法。
  7. 【請求項7】 前記所定領域は、前記送信フレーム内の
    データ長を示すデータが格納されている領域からなるこ
    とを特徴とする請求項6に記載の多重伝送方法。
  8. 【請求項8】 前記所定領域は、前記送信フレーム内の
    各データの内容を示すデータが格納されている領域から
    なることを特徴とする請求項6に記載の多重伝送方法。
JP15170395A 1995-06-19 1995-06-19 多重伝送方法 Pending JPH098832A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007096919A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Kddi Corp 通信システムおよび通信端末

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