JPH0988653A - 変速ショック軽減装置 - Google Patents
変速ショック軽減装置Info
- Publication number
- JPH0988653A JPH0988653A JP7272017A JP27201795A JPH0988653A JP H0988653 A JPH0988653 A JP H0988653A JP 7272017 A JP7272017 A JP 7272017A JP 27201795 A JP27201795 A JP 27201795A JP H0988653 A JPH0988653 A JP H0988653A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shift
- automatic transmission
- torque
- exhaust brake
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディーゼルエンジン11の燃焼状態を変化さ
せることなく自動変速機12の入力回転を一時的にトル
クダウンして、変速ショックを有効に低減できる変速シ
ョック軽減装置を提供する。 【解決手段】 ディーゼルエンジン11に併設された補
助ブレーキ装置である排気ブレーキ23を作動させて変
速中の自動変速機12の入力回転をトルクダウンさせ
る。タービンセンサ28と車速センサ20の出力からギ
ヤ比Gを求めて変速開始時期と変速完了時期を判断す
る。変速開始時期と変速完了時期まで、1速−2速、2
速−3速と言った変速形態とスロットル開度TVOに対
応させた作動量BDが排気ブレーキ23に設定される。
ディーゼルエンジン11の出力から排気ブレーキ23の
抵抗に相当するトルクを差し引いたトルクが自動変速機
12に入力される。
せることなく自動変速機12の入力回転を一時的にトル
クダウンして、変速ショックを有効に低減できる変速シ
ョック軽減装置を提供する。 【解決手段】 ディーゼルエンジン11に併設された補
助ブレーキ装置である排気ブレーキ23を作動させて変
速中の自動変速機12の入力回転をトルクダウンさせ
る。タービンセンサ28と車速センサ20の出力からギ
ヤ比Gを求めて変速開始時期と変速完了時期を判断す
る。変速開始時期と変速完了時期まで、1速−2速、2
速−3速と言った変速形態とスロットル開度TVOに対
応させた作動量BDが排気ブレーキ23に設定される。
ディーゼルエンジン11の出力から排気ブレーキ23の
抵抗に相当するトルクを差し引いたトルクが自動変速機
12に入力される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン側から自
動変速機に入力されるトルクを変速中に一時的に低下さ
せることによって、自動変速機の変速動作に伴う車体の
変速ショックを軽減させる変速ショック軽減装置に関す
る。
動変速機に入力されるトルクを変速中に一時的に低下さ
せることによって、自動変速機の変速動作に伴う車体の
変速ショックを軽減させる変速ショック軽減装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】排気タービンを搭載した自動車、搭載物
を含めた車両総重量が大きいトラック車両、高速道路の
使用頻度が高い大型バス等では、エンジンブレーキの効
果が不足しがちでサービスブレーキの消耗が大きいか
ら、排気ブレーキ装置やリターダ装置が装備される。サ
ービスブレーキは、ブレーキペダルの踏み込み量に応じ
た圧力で車輪の回転を摩擦拘束する。エンジンブレーキ
は、アクセルペダルの踏み込み量を減少させた際に、エ
ンジンの圧縮抵抗を利用して車輪側からエンジンに伝達
される駆動力を相殺する。これらに対して、排気ブレー
キ装置やリターダ装置では、マイコン回路等で制御して
半自動的に作動させることにより、自動車の運転状態に
応じて制動力を変化させることも可能である。
を含めた車両総重量が大きいトラック車両、高速道路の
使用頻度が高い大型バス等では、エンジンブレーキの効
果が不足しがちでサービスブレーキの消耗が大きいか
ら、排気ブレーキ装置やリターダ装置が装備される。サ
ービスブレーキは、ブレーキペダルの踏み込み量に応じ
た圧力で車輪の回転を摩擦拘束する。エンジンブレーキ
は、アクセルペダルの踏み込み量を減少させた際に、エ
ンジンの圧縮抵抗を利用して車輪側からエンジンに伝達
される駆動力を相殺する。これらに対して、排気ブレー
キ装置やリターダ装置では、マイコン回路等で制御して
半自動的に作動させることにより、自動車の運転状態に
応じて制動力を変化させることも可能である。
【0003】リターダ装置は、自動車の駆動力伝達系の
回転に負荷をかけてエネルギーを奪い取る装置であっ
て、永久磁石や電磁石を用いて電磁気的な制動力を発生
させる渦電流式と、オイルポンプで循環されるオイルの
流路抵抗を変化させて制動力を発生させる流体式が実用
化されている。
回転に負荷をかけてエネルギーを奪い取る装置であっ
て、永久磁石や電磁石を用いて電磁気的な制動力を発生
させる渦電流式と、オイルポンプで循環されるオイルの
流路抵抗を変化させて制動力を発生させる流体式が実用
化されている。
【0004】排気ブレーキ装置は、エンジンの排気経路
に設けた弁体と、この弁体の駆動機構とで構成される。
排気経路の流路面積を弁体で遮断する(絞り込む)こと
によって大きな回転抵抗を形成してエンジンブレーキ効
果を増大させる。特開平2−258462号公報には、
弁体の開度を中間値に調整して制動力のレベルを連続的
に変更可能とした排気ブレーキ装置が示される。しか
し、通常の排気ブレーキ装置では、細かく制動力を加減
したり、一定の制動力を維持させることはせず、専ら作
動/非作動(ON/OFF)の2ポジションで利用され
ている。
に設けた弁体と、この弁体の駆動機構とで構成される。
排気経路の流路面積を弁体で遮断する(絞り込む)こと
によって大きな回転抵抗を形成してエンジンブレーキ効
果を増大させる。特開平2−258462号公報には、
弁体の開度を中間値に調整して制動力のレベルを連続的
に変更可能とした排気ブレーキ装置が示される。しか
し、通常の排気ブレーキ装置では、細かく制動力を加減
したり、一定の制動力を維持させることはせず、専ら作
動/非作動(ON/OFF)の2ポジションで利用され
ている。
【0005】ところで、変速動作の開始から完了までの
期間、自動変速機に入力されるエンジン出力を一時的に
低下させることにより、自動変速機の変速動作に伴う車
体の変速ショックを軽減する技術が特開昭64−454
4号公報や特開平5−312059号公報に示されてい
る。
期間、自動変速機に入力されるエンジン出力を一時的に
低下させることにより、自動変速機の変速動作に伴う車
体の変速ショックを軽減する技術が特開昭64−454
4号公報や特開平5−312059号公報に示されてい
る。
【0006】特開昭64−4544号公報では、自動変
速機の変速機構の入力軸の回転速度(トルクコンバータ
ーのタービン軸による)と変速機構の出力軸の回転速度
(車速センサによる)を検知して、エンジン出力を低下
させ始める時期とエンジン出力を元に戻す時期を正確に
求めている。変速機構の入出力軸の回転速度から算出し
たギヤ比の変化点を見出だすことにより、変速機構のク
ラッチやブレーキの掛け変えに伴う過渡的な変速ショッ
クの発生時期と完了時期を正確に推定し、エンジン出力
を低下/復元させるタイミングの誤りによる不必要なシ
ョックの発生を回避している。
速機の変速機構の入力軸の回転速度(トルクコンバータ
ーのタービン軸による)と変速機構の出力軸の回転速度
(車速センサによる)を検知して、エンジン出力を低下
させ始める時期とエンジン出力を元に戻す時期を正確に
求めている。変速機構の入出力軸の回転速度から算出し
たギヤ比の変化点を見出だすことにより、変速機構のク
ラッチやブレーキの掛け変えに伴う過渡的な変速ショッ
クの発生時期と完了時期を正確に推定し、エンジン出力
を低下/復元させるタイミングの誤りによる不必要なシ
ョックの発生を回避している。
【0007】一方、特開平5−312059号公報に示
される変速ショック軽減装置は、自動変速機に入力され
る回転のトルクレベルを変化させるために、エンジンの
燃料噴射時間、エンジンの点火時期、エンジンの吸入空
気量、エンジンに併設されたコンプレッサやターボチャ
ージャーの負荷量のうちの1つを変化させるものであっ
て、燃料がレギュラーガソリンの場合とプレミアムガソ
リンの場合とでエンジン出力の一時的な低下量を異なら
せることにより、燃料が異なっても同じように変速ショ
ックを有効に軽減させている。
される変速ショック軽減装置は、自動変速機に入力され
る回転のトルクレベルを変化させるために、エンジンの
燃料噴射時間、エンジンの点火時期、エンジンの吸入空
気量、エンジンに併設されたコンプレッサやターボチャ
ージャーの負荷量のうちの1つを変化させるものであっ
て、燃料がレギュラーガソリンの場合とプレミアムガソ
リンの場合とでエンジン出力の一時的な低下量を異なら
せることにより、燃料が異なっても同じように変速ショ
ックを有効に軽減させている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】自動変速機に連結され
たエンジンがディーゼルエンジンの場合、エンジンの出
力を一時的に低下させる制御がガソリンエンジンの場合
に比較して困難であるという問題がある。ディーゼルエ
ンジンでは、燃料噴射量や点火時期や吸入空気量を変化
させた場合に、ガソリンエンジンのような素早い応答と
再現性のある大きなトルクの調整幅が得られない。ま
た、エンストが起こり易くなったり、シリンダー内の燃
焼状態が変化して窒素酸化物や排気微粒子の排出量が増
大する可能性がある。
たエンジンがディーゼルエンジンの場合、エンジンの出
力を一時的に低下させる制御がガソリンエンジンの場合
に比較して困難であるという問題がある。ディーゼルエ
ンジンでは、燃料噴射量や点火時期や吸入空気量を変化
させた場合に、ガソリンエンジンのような素早い応答と
再現性のある大きなトルクの調整幅が得られない。ま
た、エンストが起こり易くなったり、シリンダー内の燃
焼状態が変化して窒素酸化物や排気微粒子の排出量が増
大する可能性がある。
【0009】また、変速ショックは、車体重量や車速や
路面の傾斜等の走行状態によって変化するから、走行状
態に応じて細かくトルクダウン量を定めたり、変速の開
始から終了までの1秒以内の時間の中でトルクダウン量
を変化させることが考えられる。この場合、ガソリンエ
ンジンの場合であっても、トルクダウンの応答性や再現
性が不足することになる。何故なら、エンジンシリンダ
ー内の燃焼状態は様々な条件の微妙なバランスの上に成
り立っているから、エンジンでトルクダウン量をきめ細
かく制御することには限界があり、熱的(温度的)な安
定性を損なわせてトルクダウン量が大きく変動する可能
性がある。従って、場合によって変速ショックが大きく
現れたり、トルクダウン自体が不愉快なショックとなる
場合もある。
路面の傾斜等の走行状態によって変化するから、走行状
態に応じて細かくトルクダウン量を定めたり、変速の開
始から終了までの1秒以内の時間の中でトルクダウン量
を変化させることが考えられる。この場合、ガソリンエ
ンジンの場合であっても、トルクダウンの応答性や再現
性が不足することになる。何故なら、エンジンシリンダ
ー内の燃焼状態は様々な条件の微妙なバランスの上に成
り立っているから、エンジンでトルクダウン量をきめ細
かく制御することには限界があり、熱的(温度的)な安
定性を損なわせてトルクダウン量が大きく変動する可能
性がある。従って、場合によって変速ショックが大きく
現れたり、トルクダウン自体が不愉快なショックとなる
場合もある。
【0010】本発明は、エンジンの運転状態を変化させ
ることなく自動変速機の入力回転を一時的にトルクダウ
ンして、変速ショックを有効に低減できる変速ショック
軽減装置を提供することを目的としている。
ることなく自動変速機の入力回転を一時的にトルクダウ
ンして、変速ショックを有効に低減できる変速ショック
軽減装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、自動
変速機の入力トルクを変更する入力トルク変更手段と、
自動変速機における変速の開始を検知する変速検知手段
と、前記変速検知手段により前記変速の開始が検知され
たら、前記入力トルク変更手段を作動させて変速中に前
記入力トルクを低下させるトルクダウン制御手段とを有
する変速ショック軽減装置において、前記入力トルク変
更手段を、エンジンに併設されて車体に補助的な制動力
を作用させる排気ブレーキまたはリターダ装置としたも
のである。
変速機の入力トルクを変更する入力トルク変更手段と、
自動変速機における変速の開始を検知する変速検知手段
と、前記変速検知手段により前記変速の開始が検知され
たら、前記入力トルク変更手段を作動させて変速中に前
記入力トルクを低下させるトルクダウン制御手段とを有
する変速ショック軽減装置において、前記入力トルク変
更手段を、エンジンに併設されて車体に補助的な制動力
を作用させる排気ブレーキまたはリターダ装置としたも
のである。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の構成におけ
る入力トルク変更手段を排気ブレーキとし、前記トルク
ダウン制御手段は、スロットル開度に応じて前記排気ブ
レーキの作動量を決定する排気ブレーキ作動量決定手段
を含むものである。
る入力トルク変更手段を排気ブレーキとし、前記トルク
ダウン制御手段は、スロットル開度に応じて前記排気ブ
レーキの作動量を決定する排気ブレーキ作動量決定手段
を含むものである。
【0013】
【作用】請求項1の変速ショック軽減装置では、排気ブ
レーキやリターダ装置に発生させた制動力のトルクをエ
ンジンの出力トルクから差し引いたトルクが自動変速機
に入力される。エンジンに併設されたこれらの補助ブレ
ーキ装置を利用してトルクダウンさせるから、エンジン
自体の運転状態を変化させる必要がない。排気ブレーキ
やリターダ装置は、本来の補助的な制動力を出力させる
場合と同様の操作を通じて、エンジンの運転状態を変化
させる場合に比較して、はるかに再現性と応答性に優れ
た幅広いトルクダウン量を実現できる。
レーキやリターダ装置に発生させた制動力のトルクをエ
ンジンの出力トルクから差し引いたトルクが自動変速機
に入力される。エンジンに併設されたこれらの補助ブレ
ーキ装置を利用してトルクダウンさせるから、エンジン
自体の運転状態を変化させる必要がない。排気ブレーキ
やリターダ装置は、本来の補助的な制動力を出力させる
場合と同様の操作を通じて、エンジンの運転状態を変化
させる場合に比較して、はるかに再現性と応答性に優れ
た幅広いトルクダウン量を実現できる。
【0014】請求項2の変速ショック軽減装置では、排
気ブレーキが、通常のON/OFF2ポジションに加え
て中間段階の作動量も設定可能に構成されている。排気
ブレーキによる大きな制動力の範囲がトルクダウンの範
囲として利用される。補助ブレーキ装置としての排気ブ
レーキは、アクセルペダルの踏み込みが解放されてスロ
ットル開度が低下した状態でのみ作動されるが、トルク
ダウンを実行させる場合には、アクセルペダルが踏み込
まれてスロットル開度がそれなりに高い状態でも作動さ
れる。スロットル開度が高いとエンジンの出力トルクが
高いから自動変速機を通じた変速ショックも大きくな
る。そこで、スロットル開度が低い場合よりも大きなト
ルクダウン量となるように排気ブレーキの作動量が設定
される。
気ブレーキが、通常のON/OFF2ポジションに加え
て中間段階の作動量も設定可能に構成されている。排気
ブレーキによる大きな制動力の範囲がトルクダウンの範
囲として利用される。補助ブレーキ装置としての排気ブ
レーキは、アクセルペダルの踏み込みが解放されてスロ
ットル開度が低下した状態でのみ作動されるが、トルク
ダウンを実行させる場合には、アクセルペダルが踏み込
まれてスロットル開度がそれなりに高い状態でも作動さ
れる。スロットル開度が高いとエンジンの出力トルクが
高いから自動変速機を通じた変速ショックも大きくな
る。そこで、スロットル開度が低い場合よりも大きなト
ルクダウン量となるように排気ブレーキの作動量が設定
される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1〜図3を参照して実施例の補
助ブレーキ装置を説明する。図1は補助ブレーキ装置の
構成の説明図、図2は排気ブレーキによるトルクダウン
のタイムチャート、図3はトルクダウン制御のフローチ
ャートである。
助ブレーキ装置を説明する。図1は補助ブレーキ装置の
構成の説明図、図2は排気ブレーキによるトルクダウン
のタイムチャート、図3はトルクダウン制御のフローチ
ャートである。
【0016】図1に示されるように、ディーゼルエンジ
ン11には、補助ブレーキ装置として排気ブレーキ23
とリターダ装置13が併設されている。渦電流式のリタ
ーダ装置13は、補助ブレーキ制御装置32から供給さ
れる電流レベルに応じた制動力をディーゼルエンジン1
1の出力軸に出力する。ディーゼルエンジン11の出力
トルクからリターダ装置13の制動トルクを差し引いた
トルクが自動変速機12に入力される。
ン11には、補助ブレーキ装置として排気ブレーキ23
とリターダ装置13が併設されている。渦電流式のリタ
ーダ装置13は、補助ブレーキ制御装置32から供給さ
れる電流レベルに応じた制動力をディーゼルエンジン1
1の出力軸に出力する。ディーゼルエンジン11の出力
トルクからリターダ装置13の制動トルクを差し引いた
トルクが自動変速機12に入力される。
【0017】ディーゼルエンジン11の排気経路に配置
された排気ブレーキ23は、エアシリンダ24によって
駆動され、排気経路の流路面積を絞り込んでディーゼル
エンジン11の排気圧力を高めることにより、排気行程
におけるディーゼルエンジン11の回転抵抗を増大させ
る。ディーゼルエンジン11の出力トルクからこの回転
抵抗に相当するトルクを差し引いたトルクが自動変速機
12に入力される。
された排気ブレーキ23は、エアシリンダ24によって
駆動され、排気経路の流路面積を絞り込んでディーゼル
エンジン11の排気圧力を高めることにより、排気行程
におけるディーゼルエンジン11の回転抵抗を増大させ
る。ディーゼルエンジン11の出力トルクからこの回転
抵抗に相当するトルクを差し引いたトルクが自動変速機
12に入力される。
【0018】補助ブレーキ制御装置32が電磁弁25を
ONさせると、エアタンク26からエアシリンダ24へ
圧縮空気が供給されて排気ブレーキ23が作動する。エ
アシリンダ24には、ピストンの押し出し量を複数段階
に設定可能とした図示しないストローク調整機構が付設
されている。補助ブレーキ制御装置32は、このストロ
ーク調整機構を制御して、排気ブレーキ23を作動させ
た際の排気経路の流路面積を複数段階に調整可能であ
る。補助ブレーキ制御装置32が電磁弁25をOFFさ
せると、エアシリンダ24の圧縮空気が排出されて排気
経路の流路面積が開放状態となる。
ONさせると、エアタンク26からエアシリンダ24へ
圧縮空気が供給されて排気ブレーキ23が作動する。エ
アシリンダ24には、ピストンの押し出し量を複数段階
に設定可能とした図示しないストローク調整機構が付設
されている。補助ブレーキ制御装置32は、このストロ
ーク調整機構を制御して、排気ブレーキ23を作動させ
た際の排気経路の流路面積を複数段階に調整可能であ
る。補助ブレーキ制御装置32が電磁弁25をOFFさ
せると、エアシリンダ24の圧縮空気が排出されて排気
経路の流路面積が開放状態となる。
【0019】ディーゼルエンジン11の出力回転は、自
動変速機12で変速されてプロペラ軸16からディファ
レンシャル機構14を介して後輪15へと伝達される。
ディーゼルエンジン11の出力は、運転者がアクセルペ
ダル17を踏み込んで加減するスロットルバルブ18の
スロットル開度TVOに応じて変化する。スロットルバ
ルブ18に設けられたスロットルセンサ22は、スロッ
トル開度TVOに応じたアナログ電圧信号を出力する。
動変速機12で変速されてプロペラ軸16からディファ
レンシャル機構14を介して後輪15へと伝達される。
ディーゼルエンジン11の出力は、運転者がアクセルペ
ダル17を踏み込んで加減するスロットルバルブ18の
スロットル開度TVOに応じて変化する。スロットルバ
ルブ18に設けられたスロットルセンサ22は、スロッ
トル開度TVOに応じたアナログ電圧信号を出力する。
【0020】自動変速機12に設けた車速センサ20
は、車速に応じた周波数の電圧信号を出力する。タービ
ンセンサ28は、自動変速機12のトルクコンバーター
の出力軸の回転速度に応じた周波数の電圧信号を出力す
る。インヒビタスイッチ21は、運転者がセレクトレバ
ー19を操作して設定した変速モードに対応したコード
信号を出力する。変速モードは、通常走行で選択される
Dレンジ、エンジンブレーキや急加速が必要な際に選択
される2速レンジと1速度レンジ、中立のNレンジとP
レンジ、後退する際に選択されるRレンジである。
は、車速に応じた周波数の電圧信号を出力する。タービ
ンセンサ28は、自動変速機12のトルクコンバーター
の出力軸の回転速度に応じた周波数の電圧信号を出力す
る。インヒビタスイッチ21は、運転者がセレクトレバ
ー19を操作して設定した変速モードに対応したコード
信号を出力する。変速モードは、通常走行で選択される
Dレンジ、エンジンブレーキや急加速が必要な際に選択
される2速レンジと1速度レンジ、中立のNレンジとP
レンジ、後退する際に選択されるRレンジである。
【0021】自動変速機コントロールユニット31は、
スロットルセンサ22の出力に基づいてスロットル開度
TVO、車速センサ20の出力に基づいて車速VSPと
出力回転数NS、タービンセンサ28の出力に基づいて
タービン回転数NTをそれぞれ演算する。自動変速機コ
ントロールユニット31は、インヒビタスイッチ21を
通じて設定された変速モードを識別して変速マップを選
択し、刻々のスロットル開度TVOと車速VSPを変速
マップに照合して変速時期を判断し、自動変速機12の
電磁弁SVを作動させて自動変速機12に必要な変速段
を設定する。自動変速機コントロールユニット31は、
タービン回転数NTと出力回転数NSから刻々のギヤ比
Gを計算し、ギヤ比Gの変化から変速開始時期と変速終
了時期を識別する。そして、変速開始から変速終了まで
の1秒程の時間の中で、自動変速機12の油圧レベルを
段階的に調整して、変速に伴うクラッチやブレーキの掛
け変えを円滑に実行させる。
スロットルセンサ22の出力に基づいてスロットル開度
TVO、車速センサ20の出力に基づいて車速VSPと
出力回転数NS、タービンセンサ28の出力に基づいて
タービン回転数NTをそれぞれ演算する。自動変速機コ
ントロールユニット31は、インヒビタスイッチ21を
通じて設定された変速モードを識別して変速マップを選
択し、刻々のスロットル開度TVOと車速VSPを変速
マップに照合して変速時期を判断し、自動変速機12の
電磁弁SVを作動させて自動変速機12に必要な変速段
を設定する。自動変速機コントロールユニット31は、
タービン回転数NTと出力回転数NSから刻々のギヤ比
Gを計算し、ギヤ比Gの変化から変速開始時期と変速終
了時期を識別する。そして、変速開始から変速終了まで
の1秒程の時間の中で、自動変速機12の油圧レベルを
段階的に調整して、変速に伴うクラッチやブレーキの掛
け変えを円滑に実行させる。
【0022】補助ブレーキ制御装置32は、自動変速機
コントロールユニット31を通じて刻々のスロットル開
度TVO、車速VSP、ギヤ比G、自動変速機12に対
する出力状態を含む各種情報を得る。補助ブレーキ制御
装置32は、車室内に設けられた補助ブレーキスイッチ
27がONされた状態で運転者がアクセルペダル17の
踏み込みを解放すると、排気ブレーキ装置23とリター
ダ装置13を作動させて、ディーゼルエンジン11自体
のエンジンブレーキ効果に追加される制動力を発生させ
て、車体に大きな減速力を作用させる。
コントロールユニット31を通じて刻々のスロットル開
度TVO、車速VSP、ギヤ比G、自動変速機12に対
する出力状態を含む各種情報を得る。補助ブレーキ制御
装置32は、車室内に設けられた補助ブレーキスイッチ
27がONされた状態で運転者がアクセルペダル17の
踏み込みを解放すると、排気ブレーキ装置23とリター
ダ装置13を作動させて、ディーゼルエンジン11自体
のエンジンブレーキ効果に追加される制動力を発生させ
て、車体に大きな減速力を作用させる。
【0023】補助ブレーキ制御装置32は、自動変速機
12の変速動作中に補助ブレーキスイッチ27のON/
OFFとは無関係に排気ブレーキ23を作動させて、変
速動作に伴う車体の変速ショックを軽減する。補助ブレ
ーキ制御装置32は、自動変速機12で変速の判断がな
されると、1速−2速、2速−3速と言った変速形態の
区別とスロットル開度TVOのレベルとに対応させたト
ルクダウン量QDを決定する、また、トルクダウン量Q
Dに対応する排気ブレーキ23の作動量BDを求める。
補助ブレーキ制御装置32は、自動変速機コントロール
ユニット31が変速開始時期を検知すると同時に排気ブ
レーキ23を作動量BDまで作動させ、自動変速機コン
トロールユニット31が変速終了時期を検知すると同時
に排気ブレーキ23の作動を解除させる。
12の変速動作中に補助ブレーキスイッチ27のON/
OFFとは無関係に排気ブレーキ23を作動させて、変
速動作に伴う車体の変速ショックを軽減する。補助ブレ
ーキ制御装置32は、自動変速機12で変速の判断がな
されると、1速−2速、2速−3速と言った変速形態の
区別とスロットル開度TVOのレベルとに対応させたト
ルクダウン量QDを決定する、また、トルクダウン量Q
Dに対応する排気ブレーキ23の作動量BDを求める。
補助ブレーキ制御装置32は、自動変速機コントロール
ユニット31が変速開始時期を検知すると同時に排気ブ
レーキ23を作動量BDまで作動させ、自動変速機コン
トロールユニット31が変速終了時期を検知すると同時
に排気ブレーキ23の作動を解除させる。
【0024】自動変速機コントロールユニット31が2
速の状態に自動変速機12の電磁弁SVを作動させた後
も、図2に示されるように、自動変速機12の内部でク
ラッチやブレーキの掛け替えが実際に開始されるまで、
自動変速機12のギヤ比Gは1速の状態のままである。
そして、クラッチやブレーキの掛け替えが実際に開始さ
れるとクラッチやブレーキのすべり過程を通じて次第に
ギヤ比Gが低下し、2速の状態に締結完了した時点で2
速のギヤ比Gとなる。このとき、変速ショックFはギヤ
比Gの変化に伴って車体に作用する加速度であるから、
トルクダウンを実行しなければ、ギヤ比Gの変化する過
程で破線FNで示すように現れる。そこで、実施例で
は、自動変速機コントロールユニット31がギヤ比Gの
変化から検知した変速開始から変速終了までの間、排気
ブレーキ23を作動量BDだけ作動させて、エンジン1
1から自動変速機12に入力されるトルクQをトルクダ
ウン量QDだけ低下させることによって、変速ショック
Fを実線FBのレベルにまで低下させている。
速の状態に自動変速機12の電磁弁SVを作動させた後
も、図2に示されるように、自動変速機12の内部でク
ラッチやブレーキの掛け替えが実際に開始されるまで、
自動変速機12のギヤ比Gは1速の状態のままである。
そして、クラッチやブレーキの掛け替えが実際に開始さ
れるとクラッチやブレーキのすべり過程を通じて次第に
ギヤ比Gが低下し、2速の状態に締結完了した時点で2
速のギヤ比Gとなる。このとき、変速ショックFはギヤ
比Gの変化に伴って車体に作用する加速度であるから、
トルクダウンを実行しなければ、ギヤ比Gの変化する過
程で破線FNで示すように現れる。そこで、実施例で
は、自動変速機コントロールユニット31がギヤ比Gの
変化から検知した変速開始から変速終了までの間、排気
ブレーキ23を作動量BDだけ作動させて、エンジン1
1から自動変速機12に入力されるトルクQをトルクダ
ウン量QDだけ低下させることによって、変速ショック
Fを実線FBのレベルにまで低下させている。
【0025】図3を参照して補助ブレーキ制御装置32
における変速時のトルクダウン制御を説明する。ステッ
プ112では、自動変速機コントロールユニット31か
らトルクダウン要求がなされているか否かが識別され
る。自動変速機コントロールユニット31は、変速の必
要を判断すると、変速形態、車速VSPのレベルや変動
状態、貨物搭載量等からトルクダウンの要否を判断し
て、必要と判断した場合にトルクダウン要求を出力す
る。トルクダウン要求が有る場合にはステップ113へ
進み、トルクダウン要求が無い場合には以下の処理がバ
イパスされる。
における変速時のトルクダウン制御を説明する。ステッ
プ112では、自動変速機コントロールユニット31か
らトルクダウン要求がなされているか否かが識別され
る。自動変速機コントロールユニット31は、変速の必
要を判断すると、変速形態、車速VSPのレベルや変動
状態、貨物搭載量等からトルクダウンの要否を判断し
て、必要と判断した場合にトルクダウン要求を出力す
る。トルクダウン要求が有る場合にはステップ113へ
進み、トルクダウン要求が無い場合には以下の処理がバ
イパスされる。
【0026】ステップ113では、自動変速機コントロ
ールユニット31から変速形態とスロットル開度TVO
を読み込み、ステップ114では、変速形態とスロット
ル開度TVOに応じたトルクダウン量QDが決定され
る。変速は、スロットル開度TVOと車速VSPが1対
1に対応する変速線上で行われるから、トルクダウン量
QDは、車速VSPに応じて設定されることにもなる。
ールユニット31から変速形態とスロットル開度TVO
を読み込み、ステップ114では、変速形態とスロット
ル開度TVOに応じたトルクダウン量QDが決定され
る。変速は、スロットル開度TVOと車速VSPが1対
1に対応する変速線上で行われるから、トルクダウン量
QDは、車速VSPに応じて設定されることにもなる。
【0027】ステップ115では、自動変速機コントロ
ールユニット31が変速中か否かを識別する。図2に破
線で示したように、ギヤ比Gから見た変速開始から変速
終了までの期間に該当するか否かが識別され、該当して
いればステップ117へ進んで排気ブレーキ23を作動
させ、該当していなければステップ116ヘ進む。ステ
ップ116では、変速終了か否かが識別され、変速終了
の場合には排気ブレーキ23の作動が解除される。
ールユニット31が変速中か否かを識別する。図2に破
線で示したように、ギヤ比Gから見た変速開始から変速
終了までの期間に該当するか否かが識別され、該当して
いればステップ117へ進んで排気ブレーキ23を作動
させ、該当していなければステップ116ヘ進む。ステ
ップ116では、変速終了か否かが識別され、変速終了
の場合には排気ブレーキ23の作動が解除される。
【0028】実施例の補助ブレーキ装置によれば、排気
ブレーキ23を作動させて変速時のトルクダウンを実行
するから、トルクダウンを行わない場合に比較して、変
速時間を短く設定しても車体の変速ショックが有効に軽
減される。変速時間を短く完了すれば、円滑できびきび
とした運転感覚が確保され、自動変速機12のクラッチ
やブレーキの寿命も伸びる。また、燃料供給量や噴射時
期等を変化させず、シリンダーや給気の温度条件を一定
に保持してディーゼルエンジン11の運転状態を終始最
良の状態に維持できるから、ディーゼルエンジン11の
エンストや乱調を引き起こしたり、燃費や排気ガスの状
態を悪化させる心配が無い。また、自動変速機12のギ
ヤ比Gの変化から変速開始/変速完了を正確に判断する
から、排気ブレーキ23の作動/作動解除が実際の変速
期間とずれることによる不必要なショックが発生しな
い。
ブレーキ23を作動させて変速時のトルクダウンを実行
するから、トルクダウンを行わない場合に比較して、変
速時間を短く設定しても車体の変速ショックが有効に軽
減される。変速時間を短く完了すれば、円滑できびきび
とした運転感覚が確保され、自動変速機12のクラッチ
やブレーキの寿命も伸びる。また、燃料供給量や噴射時
期等を変化させず、シリンダーや給気の温度条件を一定
に保持してディーゼルエンジン11の運転状態を終始最
良の状態に維持できるから、ディーゼルエンジン11の
エンストや乱調を引き起こしたり、燃費や排気ガスの状
態を悪化させる心配が無い。また、自動変速機12のギ
ヤ比Gの変化から変速開始/変速完了を正確に判断する
から、排気ブレーキ23の作動/作動解除が実際の変速
期間とずれることによる不必要なショックが発生しな
い。
【0029】また、変速時のトルクダウンに関連付けて
ディーゼルエンジン11を制御する必要が無く、既存の
補助ブレーキ装置の構成をそのまま利用してトルクダウ
ンを実現するから以下の利点がある。 (1)ディーゼルエンジン11にトルクダウンのための
新たな機器を搭載する必要が無い。 (2)ディーゼルエンジン11のコントローラと自動変
速コントロールユニット31の間にトルクダウン制御の
ための配線を設ける必要が無い。 (3)排気ブレーキ23はディーゼルエンジン11の出
力回転に対する大きな抵抗力を発生できるから、高いス
ロットル開度TVOや空荷や短い変速時間に対応する大
きな変速ショックでも相殺可能である。
ディーゼルエンジン11を制御する必要が無く、既存の
補助ブレーキ装置の構成をそのまま利用してトルクダウ
ンを実現するから以下の利点がある。 (1)ディーゼルエンジン11にトルクダウンのための
新たな機器を搭載する必要が無い。 (2)ディーゼルエンジン11のコントローラと自動変
速コントロールユニット31の間にトルクダウン制御の
ための配線を設ける必要が無い。 (3)排気ブレーキ23はディーゼルエンジン11の出
力回転に対する大きな抵抗力を発生できるから、高いス
ロットル開度TVOや空荷や短い変速時間に対応する大
きな変速ショックでも相殺可能である。
【0030】実施例では、自動変速機コントロールユニ
ット31から独立させた補助ブレーキ制御装置32を使
用したが、補助ブレーキ制御装置32の機能を自動変速
機コントロールユニット31に含めて実行させてもよ
い。この場合は、自動変速機コントロールユニット31
と補助ブレーキ制御装置32の間の配線や通信は不要と
なり、情報交換が不要となる分、処理プログラムも簡単
化される。また、排気ブレーキ23の代わりにリターダ
装置13から制動力を出力させて変速時のトルクダウン
を実現させてもよい。リターダ装置13は、排気ブレー
キ23よりも高い応答性と再現性で制動力を設定可能で
あるから、変速中の各段階できめ細かくトルクダウン量
を変化させたり、過去のトルクダウン量と実測した変速
ショックのデータで次回のトルクダウンパターンを修正
させる学習制御を実行することも可能となる。また、ギ
ヤ比Gによらず、エンジン回転数NEの変化等から変速
開始/変速完了の時期を識別してもよく、特開平5−3
12059号公報に示されるように、燃料の種類に応じ
て排気ブレーキ23の作動量BDを異ならせてもよい。
ット31から独立させた補助ブレーキ制御装置32を使
用したが、補助ブレーキ制御装置32の機能を自動変速
機コントロールユニット31に含めて実行させてもよ
い。この場合は、自動変速機コントロールユニット31
と補助ブレーキ制御装置32の間の配線や通信は不要と
なり、情報交換が不要となる分、処理プログラムも簡単
化される。また、排気ブレーキ23の代わりにリターダ
装置13から制動力を出力させて変速時のトルクダウン
を実現させてもよい。リターダ装置13は、排気ブレー
キ23よりも高い応答性と再現性で制動力を設定可能で
あるから、変速中の各段階できめ細かくトルクダウン量
を変化させたり、過去のトルクダウン量と実測した変速
ショックのデータで次回のトルクダウンパターンを修正
させる学習制御を実行することも可能となる。また、ギ
ヤ比Gによらず、エンジン回転数NEの変化等から変速
開始/変速完了の時期を識別してもよく、特開平5−3
12059号公報に示されるように、燃料の種類に応じ
て排気ブレーキ23の作動量BDを異ならせてもよい。
【0031】なお、実施例では、排気ブレーキ23が発
明の入力トルク変更手段、ステップ113、114が発
明のトルクダウン量決定手段、ステップ115が発明の
変速検知手段、ステップ117がトルクダウン制御手段
にそれぞれ相当する。
明の入力トルク変更手段、ステップ113、114が発
明のトルクダウン量決定手段、ステップ115が発明の
変速検知手段、ステップ117がトルクダウン制御手段
にそれぞれ相当する。
【0032】
【発明の効果】請求項1の変速ショック軽減装置によれ
ば、補助ブレーキ装置の制動力によって自動変速機の入
力回転をトルクダウンさせるから、エンジンの運転状態
を変化させることなく、また、新たなトルクダウン専用
の装置を設けることなく、トルクダウンを実現して変速
ショックを有効に軽減できる。エンジンの運転状態を変
化させないで済むから、エンジンのエンストや乱調を引
き起こすことが無く、排気ガスの状態や燃費に悪影響を
及ぼすことも無い。排気ブレーキやリターダ装置は、微
妙な変数が複雑に交錯したバランスの上に成り立つエン
ジンの燃焼状態を変化させる制御に比較すれば、トルク
ダウン量の再現性や制御性や応答性に優れるから、トル
クダウン制御による変速ショックの軽減が現実的とな
り、実用的かつ有効に実現できる。
ば、補助ブレーキ装置の制動力によって自動変速機の入
力回転をトルクダウンさせるから、エンジンの運転状態
を変化させることなく、また、新たなトルクダウン専用
の装置を設けることなく、トルクダウンを実現して変速
ショックを有効に軽減できる。エンジンの運転状態を変
化させないで済むから、エンジンのエンストや乱調を引
き起こすことが無く、排気ガスの状態や燃費に悪影響を
及ぼすことも無い。排気ブレーキやリターダ装置は、微
妙な変数が複雑に交錯したバランスの上に成り立つエン
ジンの燃焼状態を変化させる制御に比較すれば、トルク
ダウン量の再現性や制御性や応答性に優れるから、トル
クダウン制御による変速ショックの軽減が現実的とな
り、実用的かつ有効に実現できる。
【0033】請求項2の変速ショック軽減装置によれ
ば、排気ブレーキによる大きな抵抗力の範囲でトルクダ
ウンを実行できるから、変速時間を短く設定した場合の
大きな変速ショックでも相殺できる。また、リターダ装
置に比較して、軽量小型な装置とわずかなう消費電力で
大きなトルクダウンが得られ、トルクダウン量を制御す
るための制御装置も簡単で済む。
ば、排気ブレーキによる大きな抵抗力の範囲でトルクダ
ウンを実行できるから、変速時間を短く設定した場合の
大きな変速ショックでも相殺できる。また、リターダ装
置に比較して、軽量小型な装置とわずかなう消費電力で
大きなトルクダウンが得られ、トルクダウン量を制御す
るための制御装置も簡単で済む。
【図1】補助ブレーキ装置の構成の説明図である。
【図2】排気ブレーキによるトルクダウンのタイムチャ
ートである。
ートである。
【図3】排気ブレーキによるトルクダウン制御のフロー
チャートである。
チャートである。
11 ディーゼルエンジン 12 自動変速機 13 リターダ装置 14 ディファレンシャル機構 15 後輪 16 プロペラ軸 17 アクセルペダル 18 スロットルバルブ 19 セレクトレバー 20 車速センサ 21 インヒビタスイッチ 22 スロットルセンサ 23 排気ブレーキ 24 シリンダー 25、SV 電磁弁 26 エアタンク 27 補助ブレーキスイッチ 28 タービンセンサ 31 自動変速機コントロールユニット 32 補助ブレーキ制御装置
Claims (2)
- 【請求項1】 自動変速機の入力トルクを変更する入力
トルク変更手段と、 自動変速機における変速の開始を検知する変速検知手段
と、 前記変速検知手段により前記変速の開始が検知された
ら、前記入力トルク変更手段を作動させて変速中に前記
入力トルクを低下させるトルクダウン制御手段とを有す
る変速ショック軽減装置において、 前記入力トルク変更手段は、エンジンに併設されて車体
に補助的な制動力を作用させる排気ブレーキまたはリタ
ーダ装置であることを特徴とする変速ショック軽減装
置。 - 【請求項2】 前記入力トルク変更手段を排気ブレーキ
とし、 前記トルクダウン制御手段は、スロットル開度に応じて
前記排気ブレーキの作動量を決定する排気ブレーキ作動
量決定手段を含むことを特徴とする請求項1記載の変速
ショック軽減装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7272017A JPH0988653A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 変速ショック軽減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7272017A JPH0988653A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 変速ショック軽減装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0988653A true JPH0988653A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17507978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7272017A Withdrawn JPH0988653A (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 変速ショック軽減装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0988653A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100593106B1 (ko) * | 1999-12-29 | 2006-06-26 | 두산인프라코어 주식회사 | 자동변속기 제어방법 및 장치 |
| CN1312392C (zh) * | 2004-02-12 | 2007-04-25 | 上海交通大学 | 灵活燃料发动机低排放燃烧系统 |
| US7267634B2 (en) | 2004-04-08 | 2007-09-11 | Komatsu Ltd. | Drive device for working vehicle and method of controlling the drive of working vehicle |
| CN121184497A (zh) * | 2025-11-26 | 2025-12-23 | 洛阳创达机械有限公司 | 一种防爆液力缓速器及控制方法 |
-
1995
- 1995-09-26 JP JP7272017A patent/JPH0988653A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100593106B1 (ko) * | 1999-12-29 | 2006-06-26 | 두산인프라코어 주식회사 | 자동변속기 제어방법 및 장치 |
| CN1312392C (zh) * | 2004-02-12 | 2007-04-25 | 上海交通大学 | 灵活燃料发动机低排放燃烧系统 |
| US7267634B2 (en) | 2004-04-08 | 2007-09-11 | Komatsu Ltd. | Drive device for working vehicle and method of controlling the drive of working vehicle |
| CN121184497A (zh) * | 2025-11-26 | 2025-12-23 | 洛阳创达机械有限公司 | 一种防爆液力缓速器及控制方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5863277A (en) | Idle speed control for internal combustion engines | |
| EP0636817B1 (en) | Failure detecting system and method for automatic transmission | |
| CA1217835A (en) | Electronic control method for vehicles | |
| JP2750071B2 (ja) | 可変動力ドライブトレインエンジン制御方法及びシステム | |
| JP3471149B2 (ja) | 補助ブレーキ装置 | |
| US20020086772A1 (en) | Engine automatic stop-restart control responsive to braking force | |
| US5902210A (en) | Method and apparatus for controlling a vehicle | |
| JP3397523B2 (ja) | 車両用自動変速機の変速制御装置 | |
| EP1522449B1 (en) | Acceleration control device | |
| JPH1089114A (ja) | 車両の出力制御装置 | |
| EP0939252B1 (en) | Lock-up control system for vehicle drivetrain with torque converter | |
| JP2001233196A (ja) | 車両用制動制御装置 | |
| US5913746A (en) | System for adjusting the gear ratio of a continuously variable transmission | |
| US5551932A (en) | Engine idle control during braking with lockup clutch being released | |
| JPH07144625A (ja) | 車両の停車・発進制御装置 | |
| JPH09119328A (ja) | エンジン出力制御装置 | |
| US5893816A (en) | Engine idle rotation speed controller | |
| JP2003083130A (ja) | 車両の制御装置 | |
| JPH0579364A (ja) | 可変気筒制御装置 | |
| JPH0988653A (ja) | 変速ショック軽減装置 | |
| JP2910581B2 (ja) | 車両用定速走行制御装置 | |
| JP4826179B2 (ja) | ディーゼルエンジンのアイドル回転速度制御方法及びアイドル回転速度制御装置 | |
| JP2861574B2 (ja) | 電磁クラッチ付内燃機関の制御装置 | |
| JP3498414B2 (ja) | 自動変速機のロックアップクラッチ制御装置 | |
| KR100308970B1 (ko) | 자동차 정속 주행 시스템의 제어 방법 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |